JPH10210062A - クレジットベースの流れ制御を伴うイーサネットネットワーク - Google Patents

クレジットベースの流れ制御を伴うイーサネットネットワーク

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JPH10210062A
JPH10210062A JP114298A JP114298A JPH10210062A JP H10210062 A JPH10210062 A JP H10210062A JP 114298 A JP114298 A JP 114298A JP 114298 A JP114298 A JP 114298A JP H10210062 A JPH10210062 A JP H10210062A
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port
packet
ethernet
brep
relay device
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JP114298A
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Simoni Ben-Michael
ベン マイケル シモーニ
Shuki Perlman
パールマン シューキ
Efraim Kugman
クーグマン エフライム
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Original Assignee
Digital Equipment Corp
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クレジットベースの流れ制御を伴うイーサネ
ットネットワークを提供する。 【解決手段】 イーサネット型コンピュータネットワー
クは中継装置を使用し、そして中継装置は、中継装置に
おけるパケットの損失を最小にするためにクレジットベ
ースの流れ制御を行う。中継装置は、第1のイーサネッ
ト衝突ドメインのソースワークステーションからパケッ
トを受け取りそしてそのパケットを第2のイーサネット
衝突ドメインの行先ワークステーションへ送信するため
の手段を有する。又、中継装置は、これがソースワーク
ステーションとのクレジットベースの流れ制御を確立す
るようにする手段と、ソースとのクレジットベースの流
れ制御に応答して、中継装置がソースワークステーショ
ンへクレジットを送信するようにする手段とを有する。
更に、中継装置は、ソースワークステーションがクレジ
ットを受信するのに応答して、ソースワークステーショ
ンが多数のパケットを中継装置へ送信するようにする手
段を有し、上記パケットの数がクレジットの値により制
限される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、コンピュ
ータネットワークの流れ制御に係り、より詳細には、イ
ーサネットCSMA/CDコンピュータネットワークに
おける流れ制御に係る。
【0002】
【従来の技術】ANSI/IEEE802.3「衝突検
出(CSMA/CD)アクセス方法及び物理的レイヤ仕
様によるキャリア感知多重アクセス(Carrier Sense Mul
tipleAccess with Collision Detection (CSMA/CD) Acc
ess Method and Physical Layer Specifications)」、
1988年、1989年;IEEE802.3b、c、
d及びe、1989年版「衝突検出を伴うキャリア感知
多重アクセスの補足(Supplements to Carrier Sense Mu
ltiple Access with Collision Detection) 」;ISO
/IEC8802−3、ANSI/IEEE規格80
2.3、CSMA/CD「衝突検出アクセス方法及び物
理的レイヤ仕様によるキャリア感知多重アクセス(Carri
er Sense Multiple Access with Collision Detection
Access Method and Physical Layer Specification
s)」;IEEE規格802.3u−1995年「媒体ア
クセス制御(MAC)パラメータ、物理的レイヤ、中間
取付ユニット、及び100Mb/s動作用の中継装置、
タイプ100BASE−T(Media Access Control (MA
C) Parameters, Physical Layer, Medium Attachment U
nits,and Repeater for 100Mb/s Operation, Type 100B
ASE-T)」、第21−30章;及びIEEE規格902.
9「ローカル及びメトロポリタンエリアネットワーク(L
ocal and Metropolitan Area Networks)」、ISLAN
15−TのIEEE規格仕様のような規格に規定された
イーサネットプロトコルを用いたコンピュータネットワ
ークが今日一般的となっている。
【0003】イーサネット型コンピュータネットワーク
に接続されたステーションは、ネットワークにデータパ
ケットを送信することが要求される。イーサネット型コ
ンピュータネットワークに接続されたステーションの通
常の動作中に、送信プロセスは、第1に、ステーション
が別のステーションへの送信のために媒体を聴取し、第
2に、聴取の時間に媒体が無音である場合は、ステーシ
ョンが送信を開始し、第3に、送信中に、ステーション
が媒体を聴取し続け、そして媒体から受け取ったデータ
を、媒体へ送信しているデータと比較し、第4に、送信
されるデータが媒体から受け取ったデータと一致しない
場合には、ステーションが衝突事象との一致の欠落と解
釈して送信を終了し、第5に、ステーションが指定の時
間周期を待機しそして媒体へのデータパケットの送信を
再び試みる、というものである。
【0004】第1ステーションの送信中に第2ステーシ
ョンがその送信を開始するために衝突が生じる。特に、
2つの異なるステーションがほぼ同時に送信を開始する
よう決定したときに衝突が生じる。第1のステーション
は、媒体を聴取し、それがクリアであると分かり、それ
故、送信を開始する。又、第2のステーションは、媒体
を聴取し始め、そして聴取の時間が第1ステーションが
送信を開始した時間に充分接近していて第1送信の第1
ビットが第2ステーションへ伝播するに充分な時間がな
い場合には、それがクリアであると分かる。それ故、第
2のステーションは、媒体がクリアであると分かり、送
信を開始する。数マイクロ秒後に、第1ステーションか
らのビットが第2ステーションに到着する。次いで、第
2ステーションは、衝突を検出し、その送信を終了し、
そして再び送信を試みるまで所定の時間インターバルだ
け待機する。又、第2の送信の開始からのビットが第1
ステーションの位置に到達し、従って、第1ステーショ
ンが衝突を検出する。次いで、第1ステーションは、そ
の送信を終了し、そのデータパケットを送信するための
その後の試みを開始するまで所定の時間インターバルだ
け待機する。第1ステーション及び第2ステーションが
異なる長さの時間インターバルだけ待機する場合には、
その両者は、新たな送信を首尾良く開始することにな
る。2つのステーションが同じ長さの時間インターバル
だけ待機する場合には、衝突が繰り返されることにな
る。又、ビジーのネットワークにおいては、第3のステ
ーションが送信を開始し、最初の2つのステーションの
いずれかと衝突し又は別のステーションと衝突すること
になる。
【0005】イーサネット型コンピュータネットワーク
は、種々のデータレートを使用している。古いシステム
は、約4メガビット/秒のデータ送信レートを使用す
る。新たなシステムは、約10メガビット/秒のデータ
送信レートを使用する。近代的なシステムは、約100
メガビット/秒のデータ送信レートを使用する。イーサ
ネット型CSMA/CDコンピュータネットワークの多
数の実施形態では、中継装置が使用される。中継装置
は、上記のANSI/IEEE規格802.3b、c、
d及びe、1989年版の第9章に記載されている。中
継装置は、入力ポートを経てイーサネットデータパケッ
トを受け取り、そして出力ポートを経てデータパケット
を送信する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】中継装置を使用する際
の問題は、例えば、100メガビット/秒の高いデータ
レートでパケットを受け取り、そして例えば、10メガ
ビット/秒の低いデータレートでパケットを中継するこ
とである。高いデータレートで到着したデータパケット
を低いデータレートで供給しながら中継するためには、
中継装置が全ての受信したデータパケットを保持するに
充分なバッファを有していなければならない。中継装置
のバッファが満杯である場合には、到来するパケットが
単に無視されることになる。次いで、プロトコルによっ
ては、送信ステーションは、パケットを単に失うことに
なる。行先ステーションからACKメッセージを受信し
ない場合に送信ステーションによるパケットの再送信を
必要とするプロトコルにおいては、送信ステーション
が、ACKが受け取られないパケットの送信を繰り返す
ことになる。プロトコルがACKを必要としない場合に
は、バッファが満杯であるために中継装置において無視
されたパケットが単純に失われる。
【0007】高いデータレートを用いたイーサネットネ
ットワークから低いデータレートを用いたイーサネット
ネットワークへデータパケットを送信することが必要と
されるイーサネットネットワークの中継装置の動作にお
ける問題は、送信ステーションが一連のデータパケット
を送信しそして中継装置のバッファメモリの量を限定す
ることが要望されるときに、スループットを効率的に維
持することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、その広い形態
において、請求項1に記載のネットワーク中継装置、及
び請求項10に記載の中継装置の動作方法に関する。
【0009】以下に述べるように、イーサネット型コン
ピュータネットワークは、中継装置を使用し、そして中
継装置は、中継装置におけるパケットの損失を最小にす
るためにクレジットベースの流れ制御を実施する。中継
装置は、第1のイーサネット衝突ドメインのソースワー
クステーションからパケットを受け取りそしてそのパケ
ットを第2のイーサネット衝突ドメインの行先ワークス
テーションへ送信するための手段を有する。又、中継装
置は、ソースワークステーションとのクレジットベース
の流れ制御を確立するための中継装置の手段と、そのソ
ースワークステーションとのクレジットベースの流れ制
御の確立に応答して、中継装置がソースワークステーシ
ョンへクレジットを送信するようにする手段とを有す
る。更に、中継装置は、ソースワークステーションがク
レジットを受け取るのに応答して、ソースワークステー
ションが多数のパケットを中継装置へ送信するようにす
る手段を備え、上記パケットの数は、上記クレジットの
値により制限される。
【0010】中継装置は、独立したイーサネットローカ
ルエリアネットワークに各々接続された複数のポートを
備え、各々の独立したイーサネットローカルエリアネッ
トワークは、独立した衝突ドメインである。更に、中継
装置は、各ポートの受信バッファと、各ポートの送信バ
ッファと、第1のイーサネットローカルエリアネットワ
ークの第1ワークステーションと第2のイーサネットロ
ーカルエリアネットワークの第2ワークステーションと
の間に全二重通信を確立するための手段と、第1ワーク
ステーションと中継装置との間に第1のクレジットベー
スの流れ制御を確立する手段と、第2ワークステーショ
ンと中継装置との間に第2のクレジットベースの流れ制
御を確立する手段とを備えている。第1及び第2のクレ
ジットベースの流れ制御は、上記受信バッファ及び送信
バッファのオーバーフローを防止する。第1のイーサネ
ットローカルエリアネットワークは、第1のビットレー
トで動作し、そして第2のイーサネットローカルエリア
ネットワークは、第2のビットレートで動作し、第1の
ビットレートは、第2のビットレートと異なる。
【0011】中継装置は、独立したイーサネットローカ
ルエリアネットワークに各々接続された複数のポートを
備え、各々の独立したイーサネットローカルエリアネッ
トワークは、独立した衝突ドメインであり、更に、各ポ
ートの受信バッファと、各ポートの送信バッファとを備
えている。又、中継装置は、第1のイーサネットローカ
ルエリアネットワークの第1ワークステーションと第2
のイーサネットローカルエリアネットワークの第2ワー
クステーションとの間に半二重通信を確立するための手
段と、第1ワークステーションと中継装置との間に第1
のクレジットベースの流れ制御を確立する手段と、第2
ワークステーションと中継装置との間に第2のクレジッ
トベースの流れ制御を確立する手段とを備え、第1及び
第2のクレジットベースの流れ制御は、上記受信バッフ
ァ及び送信バッファのオーバーフローを防止する。第1
のイーサネットローカルエリアネットワークは、第1ビ
ットレートで動作し、そして第2のイーサネットローカ
ルエリアネットワークは、第2ビットレートで動作し、
第1のビットレートは、第2のビットレートと異なる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照し、本発明
の好ましい実施形態を詳細に説明する。一般的なネットワーク接続 図1には、コンピュータネットワーク101が設置され
たビルディング100が示されている。ビルディング1
00は、本発明を良好に例示するために、透明な壁を通
して見えるネットワーク要素と、庭木150と、地平線
152と共に、三次元の透過表示で示されている。ビル
ディング100の輪郭も示され、内部のフロアが透過表
示で示されている。ネットワークは、ハブ102、10
4、106、108により相互接続される。ハブは、1
つ以上の半導体バッファ中継チップ(BREPチップ)
で構成され、その各々は、以下に詳細に述べるように、
バッファ式中継器構造を有し、そしてスイッチエンジン
により相互接続される。ハブは、多数のローカルエリア
ネットワークLANをサポートすることができる。各L
ANは、個別のイーサネット衝突ドメインである。トラ
フィックは、ハブによりLANとLANとの間で切り換
えられる。
【0013】例えば、ワイドエリアネットワークは、電
柱112に張られたケーブルとして示されたケーブル1
10としてビルディングに入る。ケーブル110は、ル
ータ114に取り付けられる。ケーブル110は、例え
ば、多数の光ファイバの束であってもよいし、同軸ケー
ブルであってもよいし、電話線であってもよいし、或い
はワイドエリアネットワーク接続のための便利な物理的
媒体であってもよい。ルータ114は、ハブ108のポ
ートに接続される。
【0014】第2のワイドエリアネットワーク接続は、
ビルディング100のルーフ122に配置されたアンテ
ナ120を経てビルディングに入る。アンテナ120
は、ルータ124に接続される。アンテナ120は、衛
星と通信してもよいし、マイクロ波送信経路のリンクで
あってもよいし、赤外線ネットワークのリンクであって
もよいし、又は通信経路の他の便利な物理的具現体であ
ってもよい。ルータ124は、ハブ102のポートに接
続される。
【0015】ビルディングのコンピュータネットワーク
101は、ルータ114及び124と、ハブ102、1
04、106及び108と、ハブに接続された多数のネ
ットワークステーション130と、中継装置140に接
続されたワークステーション141、142及び143
とを備えている。ビルディングのネットワークは、ルー
タを経、アンテナ120及びケーブル110を経て、例
えば、ワイドエリアネットワークに接続される。更に、
例えば、ビルディングネットワーク101は、ブリッ
ジ、ATMスイッチ、等々を含んでもよい。ネットワー
クは、これら要素の各々を接続するケーブルを含む。
【0016】中継装置140は、ハブ104のポートに
接続されて示されている。ワークステーション141、
142、143、144は、中継装置140のポートに
接続されて示されている。中継装置140、ハブ104
の対応ポート及びそれに接続されたワークステーション
141、142、143、144は、CSMA/CD標
準のもとで単一の衝突ドメインを形成する。
【0017】図2は、ハブ202の内部アーキテクチャ
ーのブロック図である。ハブは、SREP中継装置とも
称する交換型中継装置である。SREP中継装置は、B
REPチップとも称する半導体バッファ中継チップを使
用する。半導体バッファ中継チップ(BREPチップ)
204A、204B、204C、204(N−1)、2
04Nは、ハブ202のためのイーサネットポートを形
成する。例えば、各BREPチップは、4つのイーサネ
ットポートを与える。例えば、BREPチップ204A
は、イーサネットポート204A−1、204A−2、
204A−3、204A−4を有する。これらのイーサ
ネットポートの各々は、例えば、10メガビット/秒又
は100メガビット/秒で動作するように調整できる。
同様に、例えば、ハブ202のBREPチップ204
A、204B・・・204Nの各々は、図2に示すよう
に、4つのイーサネットポートを有する。
【0018】例えば、BREPチップ204Aの各ポー
ト204A−1、204A−2、204A−3、204
A−4は、参考としてここに取り上げるISO/IEC
8802−3規格としても知られているANSI/IE
EE規格802.3の第5版1996−07−29に基
づいて動作する独立した衝突ドメインである。10メガ
ビット/秒及び100メガビット/秒で動作するネット
ワークのアーキテクチャーは、IEEE802.3、即
ちISO8802−3CSMA/CD規格の図29.1
及び29.2に示されている。即ち、各ポートは、衝突
検出(CSMA/CD)アクセス方法でキャリア感知多
重アクセスを与え、そして各ポートは、独立した衝突ド
メインを与える。
【0019】例えば、BREPチップの各ポートにより
与えられる独立したLANが図2に示されている。BR
EPチップ204Aにおいては、イーサネットポート2
04A−1、204A−2及び204A−4にワークス
テーションが接続される。イーサネットポート204A
−2は、イーサネット中継装置205に接続され、そし
てイーサネット中継装置205は、PC1・・・PCN
として示された複数のワークステーションに接続され
る。BREPチップ204Bは、ポート204B−1、
204B−3及び204B−4がワークステーションに
接続され、そしてポート204B−2がイーサネット中
継装置206に接続されて示されている。次いで、イー
サネット中継装置206は、記号PC1−PCNで指示
された複数のワークステーションに接続される。例え
ば、BREPチップ204Cは、イーサネットポート2
04C−1、204C−2及び204C−3ではワーク
ステーションに接続され、そしてイーサネットポート2
04C−4ではルータ207に接続されて示されてい
る。次いで、ルータ207は、ネットワーククラウド2
07−1で示されたようにワイドエリアネットワークに
接続される。同様に、BREPチップ204(N−1)
は、4つのワークステーションに接続される。最後に、
例えば、BREPチップ204Nは、第1、第2及び第
3ポートではワークステーションに接続される一方、ポ
ート254ではイーサネット中継装置208に接続され
て示されている。イーサネット中継装置208は、次い
で、記号PC1−PCNで示された複数のワークステー
ションに接続される。ハブ202の各BREPチップの
各イーサネットポートは、上記の独立した衝突ドメイン
に接続され、即ちあるときは単一のワークステーション
に接続され、又、あるときは、イーサネット中継装置2
05、206、208として示されたイーサネット中継
装置に接続され、次いで、複数のワークステーションに
接続され、そしてあるときは、ネットワーククラウド2
07−1で示されたワイドエリアネットワークに接続す
るルータ207のようなルータに接続される。
【0020】又、BREPチップは、例えば、10メガ
ビット/秒で動作するか又は100メガビット/秒で動
作するために物理的レイヤ(Phy)デバイスに接続す
ることのできる媒体独立インターフェイス(MII)ポ
ート又は記号ポートも有している。或いは又、BREP
チップは、例えば、100メガビット/秒で動作するた
めに記号Phyデバイスに接続することもできる。PH
Yデバイスは、受信動作のために1ビットデータ経路を
そして送信動作のために1ビットデータ経路を使用する
物理的媒体に接続される。
【0021】従って、BREPチップは、適用規格、例
えば標準規格IEEE802.3、即ちISO8802
−3CSMA/CDローカルエリアネットワーク規格に
規定されたように種々の物理的レイヤデバイスに接続さ
れる。BREPチップの内部アーキテクチャーは、各イ
ーサネットポートが他のイーサネットポートと独立する
ように構成される。各イーサネットポートは、長方形2
10、212、214、216によりBREPチップ2
04Aに対して指示された送信バッファ及び受信バッフ
ァを有する。これら送信バッファ及び受信バッファは、
特に、図18及び19に関連して以下に詳細に説明す
る。図2及び3にはスペースが充分でないために、単一
の長方形を使用して、「送信及び受信」バッファを示
す。受信機能について述べるときには、長方形は、受信
バッファを指す。送信機能について述べるときには、長
方形は、送信バッファを指す。個々の「送信及び受信」
バッファは、図18及び19を参照して詳細に説明す
る。
【0022】イーサネットポート204A−1に関連し
たデータは、「送信及び受信」バッファ210に記憶さ
れる。イーサネットポート204A−2に関連したデー
タは「送信及び受信」バッファ212に記憶される。イ
ーサネットポート204A−3に関連したデータは、
「送信及び受信」バッファ214に記憶される。イーサ
ネットポート204A−4に関連したデータは、「送信
及び受信」バッファ216に記憶される。「送信及び受
信」バッファに記憶されたデータは、その関連イーサネ
ットポートを経て送信されるのを待機するか、又はイー
サネットポートから受信されている。
【0023】BREPチップの各イーサネットポート
は、4つのセグメントポートのいずれか1つに関連する
ことができるが、特定の時間に1つだけである。例え
ば、イーサネットポート204A−1は、それに関連し
たセグメントポート220を有する。イーサネットポー
ト204A−2は、それに関連したセグメントポート2
22を有する。イーサネットポート204A−3は、そ
れに関連したセグメントポート224を有する。イーサ
ネットポート204A−4は、それに関連したセグメン
トポート226を有する。セグメントポートの各々は、
例えば、8ビット巾である。BREPチップの各セグメ
ントポートは、他のセグメントポートと独立している。
【0024】ハブ202は、例えば、4つのセグメント
バス230、232、234、236を含む。これらセ
グメントバスの各々は、例えば、8ビット巾のデータ経
路を有する。セグメントバスには、多数のBREPセグ
メントポートを取り付けることができる。各BREPチ
ップポートは、BREPチップにより受け取られたマネ
ージメントメッセージに応答してBREPチップ内の制
御によりいずれか1つのセグメントバスに関連される。
セグメントバス230、232、234及び236への
アクセスは、裁定機構(図示せず)により制御される。
各セグメントバスのための8ビット巾のデータ経路に加
えて、セグメントバスは、裁定機構を動作するための裁
定ライン(図示せず)と、セグメントバスに沿ってデー
タ転送を行うためのクロックライン(図示せず)も備え
ている。
【0025】BREPチップ204Aの「送信及び受
信」バッファ210、212、214及び216と、他
のBREPチップ各々の同等の「送信及び受信」バッフ
ァは、それらの各イーサネットポートとそれらの各セグ
メントバス230、232、234、236とのイーサ
ネット衝突ドメイン間にバッファ作用を与える。上記し
たように、BREPチップ204Aのバッファ210、
212、214、216は、図2においては、図示明瞭
化のために単一の長方形として示されているが、各バッ
ファは、図18及び19を参照して詳細に示すように、
送信バッファ及び受信バッファの両方を有している。例
えば、イーサネットポート204A−1に受け取ったデ
ータは、「送信及び受信」バッファ210の受信部分に
書き込まれる。「送信及び受信」バッファ210の受信
部分から放出されたデータは、セグメントポート220
を経てセグメントバス236へ送られる。それと対応的
に、別のBREPチップによってセグメントバス236
に送られたデータは、「送信及び受信」バッファ210
の送信部分へ書き込まれ、そしてその後、「送信及び受
信」バッファ210の送信部分から放出されたデータ
は、イーサネットポート204A−1を経てそのイーサ
ネットポート204A−1に取り付けられたイーサネッ
ト衝突ドメインへ送られる。
【0026】データは、BREPチップがフィルタ能力
を有するので、セグメントバス上の送信者から「送信及
び受信」バッファ210の送信部分へと書き込まれても
「よい」。フィルタ能力は、関連するイーサネットポー
トのイーサネット衝突ドメイン即ちLANに存在する行
先アドレスを有するパケットのみをセグメントバスから
その送信待ち行列にロードする能力をBREPチップに
与える。例えば、セグメントバス230は、セグメント
ポート222及びセグメントポート224においてBR
EPチップ204Aのセグメントポートに、セグメント
ポート204B−S1においてBREPチップ204B
に、セグメントポート204C−S1及びセグメントポ
ート204C−S3においてBREPチップ204C
に、そして4つの全セグメントポート204(N−1)
−SPにおいてBREPチップ204(N−1)に取り
付けられて示されており、そして最後に、例えば、セグ
メントバス230は、そのセグメントポート204N−
3においてBREPチップ204Nに接続される。
【0027】セグメントバス232、234及び236
は、例えば、BREPチップ204Nを経てBREPチ
ップ204Aの種々のポートに接続される。データは、
ハブ202の内部クロック(図示せず)により制御され
るレートで各セグメントバスに送られる。しかしなが
ら、セグメントバス230は、BREPチップを経て、
10メガビット/秒で動作する独立したイーサネット衝
突ドメインであるLANに接続される。セグメントバス
232、234及び236は、100メガビット/秒で
動作するイーサネット衝突ドメインに接続される。
【0028】行先アドレスを有するメッセージが、ソー
ス衝突ドメインに接続された同じセグメントバスから行
先衝突ドメインに到達し得るように、そのメッセージを
転送することについて以下に説明する。メッセージは、
第1の衝突ドメインから受信BREPチップイーサネッ
トポートに受け取られ、そしてメッセージは、受信バッ
ファに記憶される。次いで、受信バッファは、対応する
セグメントバスへ排出され、そのセグメントバスに取り
付けられた全てのBREPチップセグメントポートへ送
られる。データは、セグメントバスに取り付けられた全
てのセグメントポートにより検出される。データは、フ
ィルタされた後に、セグメントポートの送信バッファへ
ロードされ、そしてフィルタ動作により許されたBRE
Pチップのポートのみによりロードされる。パケットを
BREPチップのポートの送信バッファへロードする
と、パケットはそのポートの送信待ち行列に入れられ
る。フィルタ動作は、パケットの行先アドレスに基づい
て1つ以上のBREPチップセグメントポートによりパ
ケットをロードできるようにし、即ち独特の行先アドレ
スがあり、パケットがマルチキャストパケットであり、
又は例えば、パケットがブロードキャストパケットであ
る。パケットの受信は、BREPチップによるアドレス
フィルタ動作をベースとする。パケットを受け取る送信
バッファから放出されたパケットは、関連するイーサネ
ットポートを経てそのイーサネットLANへ送信され
る。
【0029】例えば、BREPスイッチ204Aのため
のポート及びバッファ接続について以下に説明する。各
イーサネットポート204A−1、204A−2、20
4A−3、204A−4は、その関連セグメントポート
共に、次のように動作する。イーサネットポート204
A−1は、「送信及び受信バッファ」210に接続さ
れ、「送信及び受信」バッファ210は、セグメントポ
ート220に接続され;イーサネットポート204A−
2は、「送信及び受信バッファ」212に接続され、
「送信及び受信」バッファ212は、セグメントポート
222に接続され;イーサネットポート204A−3
は、「送信及び受信バッファ」214に接続され、「送
信及び受信」バッファ214は、セグメントポート22
4に接続され;そしてイーサネットポート204A−4
は、「送信及び受信バッファ」216に接続され、「送
信及び受信」バッファ216は、セグメントポート22
6に接続される。
【0030】セグメントポートは、次いで、例えば、セ
グメントバス230、232、234、236に次のよ
うに接続される。セグメントポート220は、セグメン
トバス236に接続され;セグメントポート222は、
セグメントバス230に接続され;セグメントポート2
24は、セグメントバス230に接続され;そしてセグ
メントポート226は、セグメントバス232に接続さ
れる。この特定の例では、セグメントバス234は、B
REPチップ204Aのいずれのセグメントポートにも
接続されないが、BREPチップ204B、204C及
び204Nのセグメントポートに接続される。
【0031】セグメントバス230、232、234、
236は、それに関連したイーサネットポート及び外部
イーサネット衝突ドメイン235が動作するところのメ
ガビット/秒(10又は100)で表示される。又、対
応するスイッチエンジンポートは、対応するイーサネッ
ト衝突ドメイン235が動作するところのメガビット/
秒(10又は100)で表示される。ハブ202の動作
の説明に基づき、イーサネットパケットを第1セグメン
トバスから第2セグメントバスへ転送する機構について
以下に説明する。第1セグメントバスから第2セグメン
トバスへのイーサネットパケットの転送は、スイッチエ
ンジン240により行われる。スイッチエンジン240
は、例えば、4つのポート242、246、248、2
50を有するものとして示されている。セグメントバス
230は、スイッチエンジンポート246に接続されて
示されている。セグメントバス232は、スイッチエン
ジンポート250に接続されて示されている。
【0032】又、セグメントバス232は、セグメント
ポート226においてBREPチップ204Aに接続さ
れ;セグメントポート204B−S4においてBREP
チップ204Bに接続され;セグメントポート204C
−S4においてBREPチップ204Cに接続され;そ
してセグメントポート204N−S4においてBREP
チップ204Nに接続される。例えば、イーサネットポ
ート204A−2に取り付けられた衝突ドメインから発
せられてイーサネットポート204A−2においてBR
EPチップ204Aに入るイーサネットパケットは、最
初に、受信バッファ212に記憶される。記憶されたパ
ケットは、次いで、受信バッファ212からセグメント
バス230へ引き出され、ポート246においてスイッ
チエンジン240に入る。ポート246から、パケット
は、例えば、スイッチエンジン240によりスイッチエ
ンジンポート250へと切り換えられ、次いで、セグメ
ントバス232へと切り換えられる。セグメントバス2
32から、イーサネットパケットは、セグメントバス2
32に取り付けられたBREPチップの全てのセグメン
トポート(例えば、BREPチップ204Nのセグメン
トポート204N−4を含む)へ送られる。パケット行
先アドレスがコンピュータにおいてイーサネットポート
254に接続されたイーサネット衝突ドメインに配置さ
れると仮定すれば、パケットは、送信バッファ252に
記憶される。送信バッファ252から、パケットは、イ
ーサネットポート254を経てイーサネット中継装置2
08へ送信される。イーサネット中継装置208から、
パケットは、PC1、PC2・・・PCNへ送られる。
パケットの行先アドレスを有するワークステーション、
例えば、PC1が、そのとき、パケットを受け取る。
【0033】例えば、セグメントバス230は、図2に
おいては10メガビット/秒で動作するように示されて
いる。セグメントバス230は、セグメントポート22
2及びセグメントポート224においてBREPチップ
204Aに接続され;セグメントポート204B−1に
おいてBREPチップ204Bに接続され;セグメント
ポート204C−1及びセグメントポート204C−3
においてBREPチップ204Cに接続され;4つの全
セグメントポート204(N−1)PにおいてBREP
チップ204(N−1)に接続され;そして最後に、セ
グメントポート204N−3においてBREPチップ2
04Nに接続される。従って、これらのセグメントポー
トの1つに対応するイーサネットポートに取り付けられ
たイーサネット衝突ドメインである各ローカルエリアネ
ットワーク(LAN)は、イーサネットポート204A
−2に取り付けられた上記LANを含み10メガビット
/秒で動作される。スイッチエンジンポート250は、
セグメントバス232と同様に、10メガビット/秒で
動作するように示されている。従って、セグメントバス
232に取り付けられた対応するセグメントポートを有
するイーサネットポートに取り付けられた全てのLAN
は、そのイーサネットポート254においてBREPチ
ップ204Nに取り付けられたLANを含み100メガ
ビット/秒で動作する。従って、中継装置208に取り
付けられたワークステーションPC1ないしPCNは、
イーサネットポート254においてBREPチップ20
4Nに取り付けられたイーサネットLANを100メガ
ビット/秒で動作する。
【0034】「送信及び受信」バッファ252と、「送
信及び受信」バッファ212は、異なる動作ビットレー
トを有するLAN間にイーサネットパケットを転送でき
るようにする。次いで、パケットは、イーサネットポー
ト204A−2におけるBREPチップ204Aのイー
サネットLANからイーサネットポート254における
BREPチップ252の行先へ、そしてその逆方向にも
トレースされる。例えば、パケットがイーサネットポー
ト204A−2に接続された10メガビット/秒のLA
Nから発生されるときには、受信バッファ212が10
メガビット/秒のレートで満たされる。パケットは、セ
グメントバスレートで受信バッファ212から引き出さ
れ、そしてパケットは、スイッチエンジンポート246
においてスイッチエンジン240に入る。パケットは、
スイッチエンジン240によりスイッチエンジンポート
246からスイッチエンジンポート250へと切り換え
られる。スイッチエンジンポート250において、パケ
ットは、セグメントバスクロックレートでセグメントバ
ス232を経てBREPチップ204Nの送信バッファ
252へ搬送される。送信バッファ252に完全なパケ
ットが記憶される。送信バッファ252は、次いで、イ
ーサネットポート254を経ての送信により100メガ
ビット/秒のレートで100メガビット/秒のLANへ
引き出され、そこで、中継装置208へ送られる。パケ
ットは、中継装置208により、100メガビット/秒
のビットレートで、中継装置208に取り付けられたワ
ークステーションPC1−PCNへ中継される。
【0035】中継装置208に接続されたPC2のよう
なワークステーションから発せられるイーサネットパケ
ットの場合、パケットは、100メガビット/秒のビッ
トレートでBREPチップ204Nの受信バッファ25
2へ記憶される。次いで、スイッチエンジン240は、
イーサネットポート204A−2に行先アドレスを有す
るイーサネットパケットに対し、そのポート250から
ポート246への接続を与える。データは、BREPチ
ップ204NからBREPチップ204Aの送信バッフ
ァ212へバスクロックレートで送られる。次いで、パ
ケットがBREPチップ204Aのイーサネットポート
204A−2を経てイーサネット中継装置205へ送り
出されるときに、送信バッファ212は、低い10メガ
ビット/秒のレートで排出される。
【0036】スイッチ型中継装置202の内部アーキテ
クチャーを説明すると、スイッチ型中継装置202に入
るパケットであって、対応する入力セグメントポートに
接続されたセグメントバスによりパケットを送ることに
よって到達し得る行先アドレスを有するパケットは、ス
イッチエンジン240により切り換えられる必要がな
い。即ち、単一のセグメントバスは、入力イーサネット
ポートのセグメントポートに接続されると共に、出て行
くイーサネットポートのセグメントポートにも接続され
る。しかしながら、これに対して、BREPチップに入
るイーサネットパケットであって、パケットの行先アド
レスに到達しない第1セグメントバスを経て送られるイ
ーサネットパケットについては、スイッチエンジン24
0は、そのイーサネットパケットを、対応するイーサネ
ットポートを経てそれと通信する所要の行先アドレスを
もつ装置を有するセグメントバスへ切り換える。
【0037】図3には、4つのハブを含む更に複雑なネ
ットワーク300が示されている。例えば、図3に示す
ネットワークは、図1のビルディングネットワーク10
1として働くことができる。ネットワーク300のトポ
ロジーについて以下に説明する。ネットワーク300の
トポロジーを参照すれば、ハブ302は、リンク303
によりハブ304に接続されると共に、ハブ302は、
リンク305によってハブ306にも接続される。ハブ
306は、リンク307によってハブ308に接続され
る。リンク303、305及び307は、何らかの便利
な送信媒体でよい。例えば、リンク303、305、3
07は、ねじれ対、光ファイバリンク、電話リンク接
続、又は同軸ケーブル等々でよい。
【0038】各ハブに接続されたネットワークは、ハブ
302、304、306、308の種々のイーサネット
ポートへの中継装置の接続により示されたように、複雑
である。例えば、イーサネット中継装置312は、ハブ
302のポート314へ接続される。イーサネット中継
装置312は、ワークステーション316、・・・31
8により例示された複数のワークステーションに接続さ
れる。又、中継装置320は、ハブ302のポート32
2に接続される。中継装置320は、次いで、複数のワ
ークステーション323、・・・324に接続される。
更に、ポート326は、ルータ328に接続される。ル
ータ328は、次いで、ネットワーククラウド330に
より例示されたワイドエリアネットワークに接続され
る。
【0039】更に、一例として、中継装置332は、ハ
ブ304のポート324に接続される。中継装置332
は、次いで、複数のワークステーション334、・・・
336に接続される。更に、一例として、ハブ306
は、イーサネットポート341において中継装置340
に接続される。中継装置340は、次いで、複数のワー
クステーション342、・・・344に接続される。ハ
ブ308は、ポート346において中継装置348に接
続される。中継装置348は、次いで、複数のワークス
テーション349、・・・350に接続される。ハブ3
08は、ポート352において中継装置354に接続さ
れる。中継装置354は、複数のワークステーション3
74・・・375に接続される。又、一例として、ハブ
308は、ルータ360に接続される。例えば、ルータ
360は、次いで、ネットワーククラウド362により
示された更に別のワイドエリアネットワークに接続され
る。
【0040】図3は、種々の装置に接続されたポートを
有するハブ302、304、306及び308を例示し
ている。例えば、ハブ302は、複数の独立したワーク
ステーション370に接続される。参照番号370は、
種々のハブ302、304、306及び308に取り付
けられた独立したワークステーションを指示するのに使
用される。各独立したワークステーション370は、図
2について上記したように異なる衝突ドメインにある。
独立したワークステーションに接続されるのに加えて、
ハブ302、304、306、308は、中継装置31
2、320、340、332、348及び354と、ル
ータ328、360とを含む種々の装置に接続される。
ハブは、他のハブに接続され、例えば、ハブ302は、
リンク303を経てハブ304に接続され、ハブ302
は、リンク305を経てハブ306に接続され、そして
ハブ306は、リンク307を経てハブ308に接続さ
れる。
【0041】ネットワーク300の動作の一例として、
データパケットは、ソースステーションから行先ステー
ションへトレースされる。例えば、中継装置312を経
てハブ302に接続されたワークステーション316
は、ポート352において中継装置354を経てハブ3
08に接続されたワークステーション374の行先アド
レスを有するメッセージを送信する。ワークステーショ
ン316は、データパケットを中継装置312に送信す
る。この例では、説明上、中継装置312、320、3
32、340、348及び354が次のように動作し、
即ち中継装置が1つのポートを経てパケットを受け取り
そしてそのパケットを他の全てのポートに送出すると仮
定する。従って、例えば、ワークステーション316に
より送信されたパケットは、中継装置312により受け
取られ、そして中継装置312は、パケットを送出し、
そのパケットは、ハブ302のポート314に受信され
る。受信の際に、パケットは、BREPチップ378の
受信バッファ376に書き込まれる。受信バッファ37
6は、セグメントバス379を経て引き出される。セグ
メントバス379は、スイッチエンジン382のスイッ
チエンジンポート380に接続される。スイッチエンジ
ン382は、パケットの行先アドレスを解読しそしてそ
れに応じてパケットをそのポート384に切り換える。
ポート384から、BREPチップ385は、パケット
をそのセグメントポート386にロードする。セグメン
トポート386から、パケットは、送信バッファ387
へ書き込まれる。送信バッファ387は、リンク305
へのパケットの送信により引き出される。リンク305
から、パケットは、BREPチップ391の受信バッフ
ァ390へ書き込まれる。受信バッファ390から引き
出されたパケットは、セグメントバス392に送られ
る。このパケットは、スイッチエンジン394のスイッ
チエンジンポート393にロードされる。スイッチエン
ジン394は、パケットの行先アドレスを解読し、パケ
ットをそのポート395へ切り換える。ポート395か
ら、パケットは、セグメントバス396へ送られる。B
REPチップ397は、パケットをそのセグメントポー
ト398にロードし、そこで、パケットは、送信バッフ
ァ399に書き込まれる。送信バッファ399は、ポー
ト400を経てリンク307へ至るパケットの送信によ
って引き出される。リンク307は、パケットをBRE
Pチップ402へ伝送し、そこで、パケットは、BRE
Pチップ402の受信バッファ404に書き込まれる。
受信バッファ404は、セグメントバス406へのパケ
ットの送出により引き出される。セグメントバス406
は、次いで、BREPチップ410のセグメントポート
408へと接続される。BREPチップ410は、パケ
ットの行先アドレスに応答して、パケットをそのセグメ
ントポート408にロードし、そしてパケットは、BR
EPチップ410の送信バッファ412へ書き込まれ
る。BREPチップ410の送信バッファ412から引
き出されたパケットは、イーサネットポート352を経
て送信され、そしてパケットは、中継装置354により
受信される。中継装置354は、それに接続された全て
のワークステーションにパケットを送信し、そしてパケ
ットは、意図された行先ワークステーション374によ
り受け取られる。
【0042】ハブポートに接続された装置の自動認識 ハブのBREPチップのポートにより、そのポートに接
続された装置の形式を自動的に検出することについて、
以下に説明する。図4には、イーサネット標準ANSI
/IEEE規格802.3、第5版、1966−07−
29(ISO/IEC8802−3でもある)に記載さ
れた形式の標準的なイーサネットパケットが示されてい
る。前段部分450は、7バイトフィールドである。フ
ィールドSFD452は、1バイトフィールドである。
フィールドDA454は、パケットの行先アドレスフィ
ールドであり、行先ワークステーションのアドレスを保
持する6バイトフィールドである。フィールドSA45
6は、パケットのソースアドレスフィールドであり、ソ
ースワークステーションのアドレスを保持する6バイト
フィールドである。
【0043】フィールド「長さ」458は、パケットの
データフィールドの長さを与え、0から1500(十
進)までの長さを指示するIEEE802.3パケット
フォーマットにおける2バイトフィールドである。「イ
ーサネットフォーマット」において、長さフィールド4
58は、「値」>1500(十進)を有するプロトコル
形式フィールドである。データフィールド460は、可
変長さのフィールドであり、その長さは、IEEE80
2.3フォーマットのフィールド458における数によ
り指定される。
【0044】PADフィールド459は、全て0であっ
て、パケット長さを強制的に64バイトにするものであ
り、データがパケットを64バイト長さにするのに不充
分であるときに存在する。従って、PADフィールド
は、0ないし46バイトの長さである。長さフィールド
458は、PADを除くデータの長さを指定する。FC
S462は、フレーム制御シーケンスフィールドであ
り、長さが4バイトである。
【0045】イーサネット規格に基づいて構成された装
置により認識される最小パケットサイズは、64バイト
である。64バイト未満のパケットは、「ラント」パケ
ットと称する。イーサネット規格に基づいて構成された
装置は、通常は、ラントパケットを破棄するように設計
される。ラントパケットの検出及び拒絶は、装置により
エラーとして報告されない。というのは、例えば、半二
重イーサネットにおける衝突のようなラントパケットの
形成を招く多数の事象シーケンスがあるからである。装
置は、それが検出したラントパケットを単に破棄する。
【0046】図5には、BREPチップのポートに取り
付けられた装置の形式を自動的に検出するのに使用する
ための制御パケット500が示されている。この制御パ
ケットのフィールドは、7バイトフィールドである前段
フィールド502を含む。フィールドSFZ504は、
1バイトフィールドである。フィールドSFZ504
は、図7ないし13を参照して以下に詳細に説明する。
フィールドSFZ504は、本発明の好ましい実施形態
においては、受信パケットがBREPチップの能力を有
するデバイスから到来したことをBREPチップが確認
できるようにする。
【0047】DAフィールド、即ち行先アドレスフィー
ルド454は、制御パケットの行先アドレスに標準的パ
ケットの行先アドレスが使用されるので、図4のDAフ
ィールドと同じ参照番号で示される。ソースアドレスフ
ィールド456は、イーサネット規格に規定されたよう
に制御パケットが標準的なソースアドレスを使用するの
で、図4のソースアドレスフィールドSAと同じ参照番
号で示されている。長さ/形式フィールド506は、本
発明の好ましい実施形態では、イーサネットフォーマッ
トを用いた形式フィールドとして使用される。この形式
フィールドは、プログラム可能であり、従って、特殊な
形式値が制御フレームを通常のフレームと区別する。
【0048】OpCodeフィールド510は、BRE
Pチップの受信ポートにより確認されたオペレーション
コードを保持し、長さが2バイトである。OpCode
フィールドは、プログラム可能であり、本発明の好まし
い実施形態の場合に、次のテーブルのオペレーションコ
ードが使用される。フィールド510のオペレーション
コードのテーブルは、次の通りである。 05 クレジット流れ制御を伴う半二重 06 クレジット流れ制御を伴う全二重 15 クレジット流れ制御を伴う半二重で、最大パケッ
ト=4Kバイト 16 クレジット流れ制御を伴う全二重で、最大パケッ
ト=4Kバイト 25 クレジット流れ制御を伴う半二重で、圧縮された
データをもつ(1518最大パケット) 60 クレジット流れ制御を伴う全二重で、圧縮された
データをもつ(4Kバイト最大パケット) 制御パケットのためのオペレーションコードのテーブル
【0049】クレジットフィールド512は、BREP
チップを有する第1のハブと、そのBREPチップのポ
ートに接続された第2のハブとの間に確立できるクレジ
ットベースの流れ制御機構に使用するためのクレジット
を保持し、上記第2のハブはBREPチップを使用す
る。パッディングフィールド514は、制御パケットを
64バイトの長さにするに充分なバイトを含む。従っ
て、パッディングフィールド514は、42バイトを含
む。FCSフィールド462、即ちフレーム制御シーケ
ンスフィールドは、図4に示す標準的なパケットと同じ
参照番号で示されている。というのは、フレーム制御シ
ーケンスフィールドの使用は、イーサネット規格に基づ
くからである。
【0050】図6は、制御パケット500のフィールド
を示すテーブルである。制御パケットにおいては、全バ
イト数が64であり、そして制御パケットの長さが充分
であってラントパケットとならないよう確保するために
42バイトのパッディングが使用される。図7ないし1
3には、標準的パケットの前段部フィールド450及び
SFDフィールド452(図4に示す)の内容と、制御
パケット500の前段部フィールド502及びSFZフ
ィールド504の内容とが示されている。図4からのこ
れらフィールドの内容が図7ないし13に詳細に示され
ている。
【0051】図7には、標準的な前段部(プリアンブ
ル)702が示されている。又、図7には、標準的なS
FD452バイトもフィールド704に示されている。
標準的な前段部702は、10101010ビットパタ
ーンをもつ7つの同じバイトで構成される。更に、図7
に示すように、標準的なSFDバイトは、101010
11である。イーサネット規格に基づいて構成された装
置は、標準的前段部の少なくとも7つのバイト、即ち5
6個の繰り返される「10」記号と、それに続く単一の
SFDバイトとを受け取ると、行先アドレスフィールド
454がSFDバイトの「11」内容の直後に続くこと
を確認する。
【0052】図8に示す本発明の好ましい実施形態で
は、制御パケット708の前段部706が、図7に示す
標準的前段部702と同じである。しかしながら、図8
にフィールド710として示されたSFZバイト504
は、次の通りである。10101000BREPチップ
は、標準的前段部702の少なくとも56ビットの繰り
返しの「10」を受け取った後に、SFZバイト710
を確認するように設計される。BREPチップのイーサ
ネットポートによりSFZバイトが受け取られたことが
検出されると、BREPチップは、パケットを制御パケ
ットとして解釈する。
【0053】制御パケットの受信は、BREPチップの
ポートに接続されたワイヤの他端が次いで別のBREP
チップポートに接続されたことを保証する。この保証
は、イーサネット規格に基づいて構成された装置は制御
パケットを送給しないという点から得られる。制御パケ
ットにSFZバイトが存在することは、イーサネット規
格に基づいて構成された装置がそのパケットを「パケッ
ト」として解釈しないようにするのに充分である。イー
サネット規格に基づいて構成された装置は、標準的前段
部に続く「11」シーケンスを必要とする。フィールド
710の「00」シーケンスの存在は、パケットを受信
したと装置が検出するのを防止する。更に、図3を参照
すれば、BREPチップのポートは、多数の異なる形式
の装置を取り付けられることが明らかである。例えば、
中継装置312、320、340、332、348、3
54がBREPチップのポートに取り付けられて示され
ており、ルータ328、360がBREPチップのポー
トに取り付けられて示されており、そして2つのBRE
Pチップが例えばリンク303、305及び307によ
り互いに接続されて示されている。更に、多数のワーク
ステーション370がBREPチップのポートに直結さ
れて示されている。
【0054】ブリッジ、ルータ又はスイッチングハブ等
の送給装置は、SFZフィールドを有するパケットを送
給せず、そしてワークステーションは、SFZフィール
ドを有するパケットを送信しない。従って、BREPチ
ップの受信ポートが、標準的前段部702に続くSFZ
710バイトの検出により制御パケットの存在を検出す
ると、その受信BREPチップポートは、それが例えば
リンク303、305又は307により別のBREPチ
ップポートに接続されたと決定する。高級な中継装置の
設計では、パケットを送給する前にSFDパターンにつ
いてパケットがチェックされる。例えば、中継装置の機
能は、規格IEEE802.3u、第27章、第27.
3項、特に、第27.3.1.3.1及び第27.3.
1.3.2に記載されている。第27章の中継装置は、
「受信した事象」に応答し、そしてSFDシーケンスを
含む前段部を有する出力を発生する。第27章の中継装
置が、常に、パケットの中継の前にSFDシーケンスを
探す場合には、第27章の中継装置は、パケットヘッダ
にSFZバイトを有するパケットを中継しない。
【0055】しかしながら、簡単な中継装置の設計は、
いずれのパターンに対してもビットをチェックせずに他
の全てのポートからビットを送信することにより1つの
ポートで受け取った全てのビットを単に中継するだけで
ある。このような簡単な中継装置は、BREPチップを
用いたネットワークから排除しなければならない。とい
うのは、というのは、このような簡単な中継装置は、S
FZパターンを有するパケットを中継するからである。
SFZパターンを有するパケットを中継する中継装置
は、ケーブルで接続されるかどうか決定するためにSF
Zパターンを使用する2つのBREPポートを混同す
る。
【0056】BREPチップの受信ポートによりそれが
別のBREPチップのポートに接続されたことを検出す
ると、BREPチップは、SFZシーケンスを含むパケ
ットのフィールドを解読する。BREPチップの受信ポ
ートは、次いで、フィールド510をオペレーションコ
ードとして解読し、そしてフィールド512を受信側B
REPチップと送信側BREPチップとの間のクレジッ
トベースの流れ制御の動作のためのクレジット含有フィ
ールドとして解読する。
【0057】BREPチップの受信ポートが、それが別
のBREPチップのポートに接続されたと決定すると、
受信側チップは、その決定に基づいて処置をとることが
できる。実行し得る処置は、例えば、受信ポートと送信
ポートとの間の全二重送信を確立し;クレジットを送信
するためにフィールド512を使用することによってク
レジットベースの流れ制御を確立し;イーサネット規格
により許された標準的なイーサネットパケットよりも長
い余分な長パケットの使用を確立すること等を含む。
【0058】本発明の別の実施形態に対する別の制御パ
ケットは、図9、10、11、12及び13に示す。例
えば、図9には、本発明の第1の別の実施形態が示され
ている。図9には、標準的な前段部712が示されてい
る。しかしながら、異なるSFZバイトが使用され、S
FZバイト714は、00101010である。BRE
P受信チップの受信ポートは、標準的な前段部の存在
と、それに続くSFZバイト714を検出することによ
り、制御パケット500を検出する。
【0059】図10に示すように、標準的な前段部71
6がある。しかしながら、異なるSFZバイトが使用さ
れ、このSFZバイト718は、10001010であ
る。BREP受信チップの受信ポートは、標準的な前段
部の存在と、それに続くSFZバイト718を検出する
ことにより、制御パケット500を検出する。図11に
は、前段部720が標準的なものでなくそしてSFDバ
イトが標準的なSFDバイトである本発明の第3の別の
実施形態が示されている。非標準的な前段部720にお
いては、第7のバイト774が非標準的である。バイト
774は、10100010である。BREP受信チッ
プの受信ポートは、バイト774を有する非標準的前段
部の存在と、それに続く標準的SFDバイト772とを
検出することにより、制御パケット500を検出する。
【0060】図12には、非標準的な前段部775の第
6バイト776が非標準的であるような本発明の第4の
別の実施形態が示されている。バイト776は、101
00010である。又、SFZバイト778も、非標準
的で、10101000である。BREP受信チップの
受信ポートは、非標準的な前段部バイト776の存在
と、それに続く非標準的なSFZバイト778とを検出
することにより制御パケット500を検出する。図13
には、非標準的な第5バイト782を有する非標準的な
前段部780を用いた本発明の第5の別の実施形態が示
されている。又、非標準的なSFZバイト784も使用
される。BREP受信チップの受信ポートは、非標準的
な前段部780の存在とSFZバイト784とを検出す
ることにより制御パケット500を検出する。
【0061】種々の非標準的前段部及びSFZバイト
は、2つの「1」記号を「11」として配するようなビ
ットの組合せの使用を回避する。というのは、受信側装
置は、「11」対を標準的SFDバイトの最後の2つの
ビットとして解釈してしまうからである。このような誤
った解釈を行った後に、受信側装置は、標準的フォーマ
ットではSFDバイトの「11」対に続く行先バイトで
始めて、パケットの受信を開始する。このようにして受
け取られるパケットは、完全にスプリアスなものとな
る。従って、「11」の組合せは、非標準的な前段部又
は非標準的なSFZバイトでは使用されない。
【0062】導入ビットシーケンス 前段部450及びスタートフレームデリミッタフィール
ド452より成る導入ビットシーケンスについて更に詳
細に説明する。規格ISO/IEC8802−3:(1
996E)、ANSI/IEEE規格802.3、19
96版により確立されたフレームフォーマットは、次の
通りである。 <フレーム間><前段部><sfd><データ><ef
d> 本発明の説明は、次の新たな項の導入により簡単化され
る。 <導入ビットシーケンス>この<導入ビットシーケンス
>は、2つのシーケンスである。 <前段部><sfd> <導入ビットシーケンス>の用語を用いると、フレーム
フォーマットは、次のようになる。 <フレーム間><導入ビットシーケンス><データ><
efd>
【0063】この導入ビットシーケンスは、規格ISO
/IEC8802−3:(1996E)、ANSI/I
EEE規格802.3、1996版によれば、前段部及
びsfdバイトを含む。前段部は、「1010101
0」の少なくとも7つのバイトである。sfdバイト
は、パターン「10101011」である。本発明につ
いて説明すれば、本発明の好ましい実施形態は、sfd
バイトに取って代わるsfzバイトを使用する。例え
ば、好ましい実施形態では、sfzは「1010100
0」の1つのバイトである。
【0064】<導入ビットシーケンス>における多数の
非標準的ビットパターンを本発明の別の実施形態として
使用することができる。例えば、sfdシーケンスに取
って代わる非標準的パターンを使用することができ、s
fdを次の1つと置き換えることができる。 「10101000」 「10100010」 「10001010」 「10000010」
【0065】本発明の更に別の実施形態としては、非標
準的な前段部を使用することができる。非標準的な前段
部を使用する際の唯一の物理的な制約は、本発明の装置
が、前段部のビットを使用するところの内部機能を実行
できることである。即ち、唯一の物理的な要件は、充分
な「10」・・・繰り返しパターンがあって、本発明の
装置がそのシーケンスを検出し、そしてISO/IEC
8802−3:(1996E)、ANSI/IEEE規
格802.3、1996版の要件を遂行することであ
る。その一部は、次の通りである。「DTEは、システ
ムの要件を満足するために少なくとも56ビットの前段
部を供給する必要がある。システムコンポーネントは、
前段部のビットを使用し、それらの機能を実行する。供
給される前段部ビットの数は、各システム要素にその機
能を適切に実施するための充分な数のビットが与えられ
るよう確保する。」
【0066】要約すれば、導入ビットシーケンスは、受
信側装置が到来するパケットに初期化するために必要と
される。規格の第4.2.5項、第7.2.3.3項、
及び第22.2.3.2.1項に定義された前段部は、
「10101010」の7つのバイトである。非標準的
前段部を用いた本発明の別の実施形態は、前段部の7つ
のバイトのいずれか1つに対する次の別々のパターンの
いずれかを含むことができる。 「10001010」 「10100010」 「10101000」 等々
【0067】上記のように、受信側装置を初期化する所
要の機能を実行すると共に、非標準的な導入ビットシー
ケンスとして働いて、受信側装置に制御パケットが受信
されたことを通知し、そして受信側装置を惑わすことの
ある繰り返しの「11」パターンを回避する多数の非標
準的ビットシーケンスが存在する。
【0068】制御パケット長さ 制御パケット長さは、64バイトの最小許容パケット長
さとして選択されており、従って、イーサネット規格に
合致する装置の受信ポートにより制御パケットの一部分
を受け取らねばならない場合に、その一部分がラントパ
ケットになる。上記したように、ラントパケットは、そ
れを受信する装置により拒絶される。従って、制御パケ
ットのデータフィールドにおいて制御パケットの導入ビ
ットシーケンスがランダムに発生すると、ラントパケッ
トが発生し、このラントパケットは、それを受け取るイ
ーサネット規格に合致する装置であってBREPチップ
のイーサネットポートを含む装置によって拒絶されるこ
とになる。
【0069】中継装置のハードウェアの説明 受信バッファ及び送信バッファの両方を有する中継チッ
プについて説明する。このチップは、受信バッファ及び
送信バッファであるために、バッファ型中継チップ又は
BREPチップと称する。ここに説明する本発明を組み
込んだチップの一例は、デジタルイクイップメント社の
製品であるデジタルセミコンダクタ21340 10/
100Mb/sイーサネットスイッチ型中継チップであ
る。
【0070】表示規定 バス接続に使用される表示法は、次の通りである。かぎ
かっこは、BREPチップの4つの高速イーサネットポ
ートの1つを表す。例えば、REQ〔2〕は、BREP
チップの高速イーサネットポート番号2に対するREQ
信号である。三角かっこは、2つ以上の信号のバスに対
するビットサブスクリプトを示す。例えば、DATA<
7>は、DATA<7:0>バスの最上位ビットであ
る。パケットは、物理的媒体からBREP MACの1
つに受け取られる。パケットは、BREP MACの1
つにより高速イーサネットの物理的な側に送信される。
BREP MACの1つは、受け取ったパケットをロー
カルバスを経て他のMACに向けて送給する。他のMA
Cは、この送給されたパケットをローカルバスからそれ
らのTX FIFOへロードする。
【0071】用語の定義 BP − バックプレッシャー。 MAC − 媒体アクセス制御。 IPG − パケット間ギャップ:パケットとパケット
との間の時間ギャップである。例えば、IPGは、0.
96マイクロ秒96ビット時間である。 前段部 − フレーム送信の開始に先立つビット流で、
通常は、同期をとれるように意図される。MIIの場合
には、前段部は、7つの連続する「10101010」
として定義される。 SFD − スタートフレームデリミッタ:前段部に続
く一連のビットで、フレームのスタートをマークする。 FCTL − 流れ制御。 パケットは、送信者TX FIFOにロードされる。 HDX − 半二重。 FDX − 全二重。 FIFO − 先入れ先出しバッファ。 FCTL Delay − 流れ制御遅延。 TX − 送信。 RX − 受信。 RX FIFO − 受信FIFOバッファ。 TX FIFO − 送信FIFOバッファ。 クレジット − 各送信者が受信者から受け取る(バイ
トの)数であって、受信RX FIFOにおける空きバ
イトの量を表す数である。
【0072】BREPベースの中継装置は、全パケット
バッファ能力をもつ全特徴MACにより中継装置側で取
り扱われる個別の衝突ドメインへ各々の接続されたセグ
メントを変換することによりネットワーク長さの制約を
排除する。各衝突ドメインはイーサネットローカルエリ
アネットワークLANである。パケットの損失を回避す
るために、BREP MACは、スマートなバックプレ
ッシャーアルゴリズムを実施し、これは、離れたノード
がより多くのノードを送信するのを、BREPバッファ
が手前のものを解放するまで遅延させる。
【0073】更に、BREPは、グループポート及び非
グループポートの組合せをプログラムできる場合にはネ
ットワークのセグメント化をサポートする。BREP
は、PHY媒体独立であり、従って、100BASE−
TX、100BASE−T4、ファイバ又は上記媒体の
混合に対し、中継装置を構成できるようにする。所望の
PHYに対して適切なMACチップが使用される。
【0074】各BREPポートは、種々のレベルの相互
接続をサポートするようにプログラムすることができ
る。これは、全媒体独立インターフェイス(NM)の機
能又は100Base−X物理的コード化サブレイヤ
(PCS)のいずれかをサポートするようにプログラム
することができ、PCSは、4B/5Bエンコーダ/デ
コーダ、フレーマ及びスクランブラー/デスクランブラ
ーを備えている。ネットワークポートに基づき、各BR
EPポートは、10Mbps又は100Mbpsのいず
れかのデータ転送レートで機能するようにプログラムす
ることができるが、同じセグメントのポートが同じデー
タレートを有していなければならないという制約を伴
う。
【0075】この開示の範囲内で遂行される設計の目標
は、次のものを含む。即ち、適切なPHYデバイスを通
るT4、TX及びRX媒体接続をサポートし;ポートと
ポートとの間のデッドロックを回避し;パケットの損失
を非常に僅かな場合のみに減少し;ワイヤ速度で受信及
び送信する能力を有し;ネットワークのセグメント化を
サポートし;そして全二重の流れ制御接続をサポートす
る。上記目標を達成するために、この設計は、例えば、
バッファ型中継装置構成のもとで全てのポート間に完全
な公平さを必ずしも得るものでない。
【0076】この設計内での特徴は、例えば、次のもの
を含む。4つの個別の標準的なMII/記号インターフ
ェイスポートを含む。その各々は、CAT3非シールド
ねじれ対(UTP)、CAT5UTP、シールドねじれ
対(STP)、及びファイバケーブルをサポートする個
別のセグメント(衝突ドメイン)に接続される;100
ベース−TX解決策のコストを著しく減少するためにC
AT5に対してポートごとにスクランブラー及びPCS
を含む;MIIマネージメントファンクションをサポー
トする;10Mbpsのデータレートをもつネットワー
クポートをサポートする;100Mbpsのデータレー
トをもつネットワークポートをサポートする;16個の
BREPチップまでカスケード構成とし、1ボックスに
おいて合計64ポートまでとする1つの拡張ポートを含
む;ポート当たり4KBの受信及び2KBの送信FIF
Oを含む;広範囲な外部裁定機構をオンチップサポート
する;流れ制御動作をサポートする;流れ制御全二重動
作をサポートする;1ユニキャストアドレスフィルタ能
力を含む;改善されたアドレスフィルタ動作に対し外部
CAM接続をサポートする;外部及び内部ループバック
能力を与える;中継装置のMIBをサポートする;管理
及び非管理構成をサポートする;JTAG境界走査をサ
ポートする;そして208ピンQFPパッケージを含
む。
【0077】この設計に使用される信号の記述は、次の
テーブル、即ちテーブル1、テーブル2、テーブル3及
びテーブル4に示される。全部で160本の信号ピンが
使用され、そしてチップパッケージは、208本のピン
を与える。図14には、複数のBREPチップを用いた
スイッチ型中継装置SREPが示されている。多数のセ
グメントバスが示されている。複数のポートを有するス
イッチエンジンが示されている。例えば、図示されたス
イッチエンジンは、3つの100メガビット/秒のポー
トと、1つの10メガビット/秒のポートとを有してい
る。種々のBREPポートが各セグメントバスに取り付
けられて示されている。セグメントバスへのBREPポ
ートの取り付けは、以下に詳細に述べるように、SRE
Pマネージメントユニットによって動的に変更すること
ができる。
【0078】図15には、複数のBREPチップを有
し、1つのセグメントバスがBREPチップの全てのポ
ートに接続された中継装置が示されている。この構成に
おいては、全てのイーサネットLANが、同じデータレ
ート、例えば、10メガビット/秒又は100メガビッ
ト/秒等で動作しなければならない。次いで、セグメン
トバスは、選択されたメガビット/秒のレートで動作す
る。図15の中継装置の構成は、複数のイーサネットL
ANが異なるセグメント上に存在することを必要とせず
にそれらのLANをリンクすることが所望されるときに
便利に使用することができる。中継装置にスイッチエン
ジンを含まないことにより、BREPチップを使用すれ
ば、特定の目的のための安価な中継装置でもよくなる。
【0079】図16は、BREPチップを用いたスイッ
チ型中継装置SREPにおける信号接続を示すシステム
概観図である。複数のBREPチップがBREP1、B
REP2・・・BREPnとして示されている。各BR
EPチップは、MIIポート0、MIIポート1、MI
Iポート2及びMIIポート3で示された4つのポート
を有する。各ポートは、PHYデバイスに接続される。
PHYデバイスは、例えば、ナショナルセミコンダクタ
ー社の製品DP8340を含むと共に、ICSの製品P
HY1890も含む。
【0080】裁定ユニットが示されており、そして各B
REPチップは、それに接続された次の信号ライン、即
ち許可のためのGNTと、要求のためのREQと、送信
FIFOバッファがレディであることを指示するための
TX FIFO RDYと、衝突が検出されたことを指
示するためにCOL SEENとを有する。マネージメ
ントユニットが示されており、そして各BREPチップ
には次の信号ライン、即ちMGMNT PDATA、C
NTL、STRB、及びPKT ABORT Lが接続さ
れる。信号は、更に、テーブル1、テーブル2、テーブ
ル3及びテーブル4に示されている。
【0081】図17には、BREPチップを用いたスイ
ッチ型中継装置SREPにおける信号経路が示されてい
る。これら信号経路は、矢印の経路記号で強調されてい
る。ポートの呼称は、明確に示されている。並列バス1
010は、セグメントバスを支持する。各セグメントバ
スは、8ラインデータバスPDATA<7:0>と、4
ライン制御バスCNTL<1:0>と、ストローブST
RBと、パケットアボートPKT ABORT L制御
ラインとを有する。並列バス1010は、スイッチエン
ジン1012に接続される。スイッチエンジン1012
は、パケットが第1セグメントバスから第2セグメント
バスへ転送されるように第1セグメントバスから第2セ
グメントバスへパケットを橋絡する機能を果たす。
【0082】図18は、BREPチップ1102の内部
構造を示すブロック図である。制御ユニット1110
は、外部バスを経て受け取った信号に応答して、4つの
BREPチップポート1112、1113、1114、
1115の機能を制御する。裁定インターフェイスは、
裁定バス1120を経て接続する。セグメントバスは、
セグメントバスインターフェイス1122を経て接続す
る。マネージメント信号は、マネージメントインターフ
ェイス1124を経て接続する。
【0083】ポート1112は、受信FIFOバッファ
1130及び受信マシン1134を有するブロック図の
形態で示されている。パケットがライン1136を経て
受け取られると、パケットは、先ず、受信マシン113
4により処理される。受信マシン1134から、パケッ
トは、受信FIFO1130のバッファにロードされ
る。制御ユニット1110により許されたときに、受信
FIFOの受信バッファに記憶されたパケットがセグメ
ントバス1122の8ビット巾バスに送られる。
【0084】又、ポート1112も、送信FIFOバッ
ファ1140及び送信マシン1142を有する。制御ユ
ニット1110が許すときには、送信FIFO1140
のバッファが8ビットセグメントバス1122からロー
ドされる。従って、制御ユニット1110により許され
たときには、送信FIFO1140のバッファに記憶さ
れたパケットが送信マシン1142により関連イーサネ
ットドメインのライン1144に送信される。BREP
チップ1102については、他のイーサネットポート1
113、1114及び1115の各々が内部送信FIF
Oバッファ及び内部FIFO受信バッファを有し、そし
てポート1112について述べたように機能する。送信
マシン1144及び受信マシン1134、並びにそれら
の対応部分(図示せず)は、それらの各ポートに対する
媒体アクセス制御(MAC)機能を実施する。
【0085】図19は、BREPチップ1102の内部
構造を示すブロック図である。図19は、図18に示さ
れた構造体に加えて、BREPチップ1102へ送り込
まれる信号の信号呼称を与える。セグメントバス112
2は、次のライン、即ちストローブSTRB1220信
号と、8ビットデータ経路PDATA<7:0>と、4
ライン制御CNTL<3:0>経路と、パケットアボー
ト信号PKT ABORT Lラインとを搬送する。
【0086】裁定インターフェイス1120は、次のラ
イン、即ち4つの要求ラインREQ〔0:3〕と、4つ
の送信FIFOレディラインTX FIFO RDY
〔0:3〕と、4つの衝突シーンラインCOL SEE
N〔0:3〕と、4つの許可ラインGRANT〔0:
3〕と、裁定イネーブルラインARB ENAとを搬送
する。マネージメントインターフェイス1124は、次
のライン、即ちMDOUT、MDIN、MCLX及びM
CSを搬送する。
【0087】受信FIFO及び受信マシンを含むと共に
送信FIFO及び送信マシンを含むポート1112は、
例えば、標準インターフェイス1230を実施するため
の別のものとして示されている。例えば、実施されるイ
ンターフェイスは、10メガビット/秒イーサネット又
は100メガビット/秒イーサネットに使用するための
媒体独立インターフェイス(MII)を含んでもよい。
或いは又、例えば、ポート1112は、100メガビッ
ト/秒イーサネットのための記号インターフェイスを実
施してもよい。図18を参照して上記したように、BR
EPチップ1102の各ポートは、ポートのイーサネッ
ト衝突ドメインのための標準MAC機能を実施する。
【0088】以下のテーブル1、テーブル2、テーブル
3及びテーブル4は、本発明の実施に使用される信号を
説明するものである。#で示されたかラムは、チップに
使用される信号ピンの本数である。 テーブル1 並列インターフェイスピン 信号名 I/O 説明 REQ[3:0] O 外部アービタへのポート[i] 要求信号。RX FIFO[i] 4 が、媒体からパケットを受信したことを指示すると きにアサートされる。ARB ENA がアサートされた ときに駆動される3状態信号。 GNT[3:0] I 外部アービタからの入力で、受信パケットを送給す 4 るためのバス所有権をポート[i] に許可する。 TX FIFO RDY O データバスから新たなパケットをロードできるとき 4 [3:0] にポート[i] によりアサートされる。ARB ENA が アサートされたときに駆動される3状態信号。 COL SEEN O ポート[i] の送信試みの間に衝突が検出されたが、 4 [3:0] ポートのREQ ラインがアサートされないときにポー ト[i] によりアサートされる。 ポート[i] がそのREQ[i]信号をアサートするときに はクリアされる。 ARB ENA がアサートされたときに駆動される3状 態信号。 ARB ENA I BREPアービタイネーブル信号。アサートされると、 1 BREPは、REQ[3:0]、TX FIFO RDY[3:0]を駆動する。 デアサートされると、REQ[3:0]及びTX FIFO RDY [3:0] は3状態となる。 PDATA[3:0] I/O データバス。データは、このバスにおいて100Mbps <7:0> (12.5MHz) で転送される。開始/終了パケットデリ ミッタ情報を含むパケット送給に使用される。PData バスは、全てのBREP間で共用される。非駆動時に、 PDATA バスに現れるパターンは、10101010である。 CNTL[3:0] 制御ライン。サイクルを決定すると共に、次のエン <1:0> コードに基づいてデータラインに現れるデータの意 味を決定する。 CNTL<1:0>PDATA<7:0> −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 11 アイドルモード。 前段部パターンは、デフォールトとしてデータ ラインに送信される。 01 開始デリミッタ。 並列に、許可されたポートは、前段部及びSFD パターンをPDATA<7:0>を駆動する。 00 データ有効。 データパケットは、送給ポートによりデータバ スにおいて駆動される。 10 終了デリミッタ。 データパケット転送が完了すると、許可された ポートは、次のデータを駆動する。 chip id、port id受信状態 CNTLラインは、接続された全てのBREP及びアービタ に対して共通である。非駆動時に、CNTLラインは、 (アイドル)へプルアップされる。 PKT ABORT L I/O パケットアボートビット。 4 [3:0] enable packet abort 制御ビットがセットされた ときだけ(OPM[i]16>) イネーブルされる。 現在ロードされたパケットを送信の前にアボートし なければならないかどうか決定する。 内部アドレスフィルタモードで作用するときは、全 てのポートセグメント間に共用される。非駆動時に は、プルアップされる。 外部CAM と共に作用するときには、入力のみとして 使用され、CAM ロジックにより駆動される。 SRRB[3:0] I/O STRB信号は、許可されたポートによって供給される 4 12.5MHz クロックである。これは、PDATA バスと同 期される。他の全てのBREPデバイスは、この信号を 使用して、PDATA 及びCNTLバスをサンプリングしな ければならない。 全てのBREPデバイス、アービタ及びマネージメント ユニット間に共用される。 DATAバスがアイドル状態にあるときは、STRB信号が '0' にプルダウンされる。 CLK I 25MHz の外部クロック。全てのBREP、アービタ及び 1 外部マネージメントユニットは、このクロックを使 用する。 小計 66 テーブル1の終了
【0089】 テーブル2 マネージメントインターフェイス 信号名 I/O 説明 MDIN I マネージメントデータ入力 − マネージメントコ 1 マンド/データのシリアル入力。 MDIN信号は、接続された全てのBREPに共通である。 MDOUT O マネージメントデータ出力 − マネージメントデ 1 ータ出力のためのシリアル出力。 MDOUT 信号は、接続された全てのBREPに共通である。 非駆動時に、'1' にプルアップされる。 MCS I マネージメントチップセレクト 1 MCLK I マネージメントクロック。クロックの範囲は、0な いし12.5MHz。 小計 4 テーブル2の終了
【0090】 テーブル3 PHYインターフェイス 信号名 I/O 説明 MDIO[3:0] I/O マネージメントデータ入力出力。PHY とBREPとの間 4 に制御及び状態情報を転送するのに使用される。 MDC[3:0] O マネージメントデータクロック − MDIO信号に対 4 するマネージメント情報転送のためのタイミング基 準として使用される。 MII CS I 受信データ。PHY[i]により駆動され、MII CS 16 RXD/SYM RCLK[i] と同期される。 RXD[3:0]<3:0> MII DV[3:0] I/O MII モード:入力ピン - 受信データ有効;PHY[i] 4 /LINK ACTIVITY により駆動される。PCS モード:出力ピン - 受信 [3:0] 又は送信アクティビティのいずれかを指示するLED を与える状態ピン。 MII CS I 受信クロック。MII DV[i] 、MII CS RXD[i]及 4 RCLK/SYM びMII CS ERR[i]を転送するためのタイミング基 RCLK[3:0] 準を与える。 MII CS 受信エラー。PHY[i]により駆動され、エラーが生じ 4 ERR[3:0] たことを指示する。 MII TX O この設計段階において指定済。 4 ER[3:0] 送信コードエラー。 MII CS I 送信クロック。MII TXEN[i] 、MII CS TXD[i] TCLK/SYM 及びTX ER[i] 信号のためのタイミング基準を与え TCLK[3:0] る。 MIL TXEN/ I 受信エラー。PHY[i]により駆動され、エラーが発生 4 SYM TXD<4> したことを指示する。 [3:0] MII TX ER O この設計段階において指定済。 4 [3:0] 送信コードエラー。 MII CS 送信クロック。 - MII TXEN[i] 、MII CS 4 TCLK/SYM TXD[i]及びTX ER[i] 信号のタイミング基準を与え TCLK[3:0] る。 MII TXEN/ MII モード:MII におけるニブルが送信のために与 4 SYM TXD<4> えられたことを指示する。PCS モード:送信データ [3:0] は、4つの送信ラインMII/SYM TXD<3:0>と共に、 5つの並列なデータラインを記号形態で与える。こ のデータは、MIL SYM TCLK信号と同期される。 MII CS O 4データ信号。 16 TXD/SYM RXD<4>[3:0] MII CLSN/ I MII モード:衝突が検出される。 4 SYM RXD<4> PCS モード:受信データは、MIL/SYM RXD<3:0>と [3:0] 共に、5つの並列なデータラインを記号形態で与え る。このデータは、MII/SYM RCLKと同期されねば ならない。 MII CRS/ I MII モード:キャリア感知 - 送信又は受信媒体が SD[3:0] 非アイドルであるときにPHY によりアサートされる。 PCS モード:信号検出指示、PHY デバイスによって 供給。 LINK FAILED I MII モード:入力ピン − リンクフェイル状態が 4 [3:0] 生じたときにPHY デバイスによりアサートされる。 PCS モード:出力ピン − 信号検出アクティビテ ィを指示すると共に、ポートのスクランブラーがロ ックされたことを指示するLED を構成する状態ピン。 このピンがPHY デバイスによりサポートされないと きには、これをVSS に接続しなければならない。 小計 76 テーブル3の終了
【0091】 テーブル4 種々の信号 信号名 I/O 説明 TMS I JTAGテストモードセレクト 1 TCLK I テストクロック 1 TDI I テストデータ入力 1 TDO O テストデータ出力 1 RST I スイッチ型中継装置リセットピン 1 GEP<3:0> I/O 汎用ピン PSE<34:0>/ O エンジニアリングモード:ポストシリコン事象ピン。4 ISOL<3:0> エンジニリアリングの目的で使用される。 このモードのもとでは、これらのピンは、ポートの パケット事象及び動作モードについての指示を与え る。監視モード(デフォールト):ポート分離イン ジケータ。セットされると、適当なポートが分離さ れたことを指示する。(イーサネット区分化、ジャ バー、偽キャリア分離、又はリモートノード識別中 の分離) PSE<0>='1'は、ポート0が分離されたことを示す。 PSE<1>='1'は、ポート1が分離されたことを示す。 PSE<2>='1'は、ポート2が分離されたことを示す。 PSE<3>='1'は、ポート3が分離されたことを示す。 動作モードは、MTC<6>CSR により制御される。 PSE<4> O ポストシリコン事象ピン<4> 5 エンジニアリングの目的で使用される。 小計 14 テーブル4の終了 合計信号数 テーブル1−4 160
【0092】BREP機能の説明 パケットの受信 4つのBREP MACの各々は、4KB Rx FI
FOを備えている。BREPポートは、次の条件の1つ
を満足するときに新たなパケットを受け取ることができ
る。即ち、少なくとも1664バイトが空くか、又はリ
モートの送信者がBREPの流れ制御機構を使用しそし
て新たなパケットを送信するに充分なクレジットを有す
る。
【0093】BREPポートは、6バイトより短い到来
パケットをフィルタする。受信したパケットが18バイ
トのスレッシュホールドに達するか、又は受信が完了す
るや否や、ポートは、アービタによりポーリングされた
ときにこのパケットの送給を開始する機会を要求する。
記憶及び送り動作において、BREPポートは、完全な
パケットが全体的に受け取られた後にパットの送給を開
始する機会を要求する。BREPポートがBREPの流
れ制御機構を使用することができずそして上記条件のい
ずれも満足されず且つBREPが付加的なパケットを受
信できない場合には、BREPポートは、以下に述べる
バックプレッシャーモードに入る。
【0094】BREPポートは、端末ステーションによ
って発生されるか又はそのポートに接続された802.
3 100Mbps中継装置により中継される通常のパ
ケット、崩壊したパケット、ラントパケット及び短いパ
ケット事象を受け取りそして送給する。BREPポート
は、他のデバイスの送信衝突により発生されたラントフ
レームのみを送給する。送信を試みそして衝突の影響を
受けたときに発生されたラントフレームは転送しない。
1600バイトより長いパケットを検出すると、受信ポ
ートは、残りのバイトをフラッシュし、そして「パケッ
ト長さ」指示でパケットを終わらせる。
【0095】パケットの送信 4つのBREP MACの各々は、2KBの送信FIF
Oを備えている。11バイトより短い長さのロードされ
たラントパケットは、フィルタされるが、リモートノー
ドへ送信されない。TX FIFOが少なくとも16バ
イトのパケットデータをロードし、そしてPKT AB
ORT L信号デアサーションが検出されないか又は終
了パケットが検出されたときには、BREP MAC
は、以下に述べるように、MIIポートを経てパケット
を送信するように試みる。BREPポート〔i〕は、T
FIFO RDY〔i〕をアサートすることにより
新たなパケットをロードできることを指示する。
【0096】BREPポートは、記憶及び送り動作にお
いて、又は少なくとも1664バイトが空きの場合には
カットスルー動作において、新たなパケットをロードす
ることができる。カットスルー動作においては、ポート
は、ロードされたパケットが送信されつつありそして衝
突ウインドウを通過した(衝突を被ることなく64バイ
トが既に送信された)場合に、パケットをロードするこ
とができる。BREPポートのRX FIFOがいっぱ
いでないときには、例えば、標準高速イーサネットプロ
トコルバックオフ限界に代わって、特殊な(プログラム
可能な)バックオフ限界が使用される。
【0097】パケットを送信する間に後で衝突事象が発
生したときには、パケットがアボートされ(打ち切ら
れ)、そしてBREP状態レジスタに事象が報告され
る。ロードされるパケットの最大長さは、1600バイ
トの長さを越えてはならない。1600バイトより大き
な長さでパケットをロードすると、予想し得ない結果招
く。
【0098】パケットの送給 受け取ったパケットを送給(ブロードキャスト)する機
会がポートに許されたときには、送給動作をスタートす
る。先ず、CNTL〔i〕<1:0>ラインのスタート
フレームコードを2サイクルにわたって駆動し、その間
に前段部オクテット及びSFDがPDATAバスに送り
出される。次いで、記憶された受信データをPDATA
〔i〕<7:9>ラインに転送する一方、CNTL
〔i〕<1:0>ラインにデータ有効コードを駆動す
る。最後のデータバイトが転送された後に、送給ポート
は、PDATA〔i〕<7:0>ラインのchip
d、port id、receive packet
status及びreceive packet len
gthを駆動する一方、CNTL<1:0>ラインのE
nd Frameコードを駆動する。
【0099】更に、許可されたポートは、全データ転送
時間中にSTRB〔i〕ラインの12.5MHzクロッ
クを駆動する。行先ポートは、STRBをアサートする
際にPDATA及びCNTLラインをラッチする。他の
ポートの送信FIFOは、送給されたパケットをロード
し、そしてそれらを上記のように後で送信する。PDA
TA、CNTL及びSTRBラインは、BREPチップ
の外部を搬送され、他のBREPチップから及びそれら
へパケットを送給することができる。送給されるパケッ
トのフォーマットは、次の通りである。 CNTL<1:0> PDATA<7:0> スタートフレーム 前段部オクテット スタートフレーム SFD データ有効 データ ・・・ ・・・ 終了フレーム chip id、port id 終了フレーム receive packet status receive packet length
【0100】アドレスフィルタ動作 第1に、内部アドレスフィルタ動作について説明する。
全システム性能を改善するために、BREPポートは、
あるセグメントバスを経て送給されるパケットをフィル
タ除去することができる。パケット行先アドレスをその
イーサネットLANに有しそして同じセグメントバスを
共用する別のBREPポートは、パケットを検出し、そ
してそれをそのイーサネットLANへ、ひいれは、その
リモートノードへ送る。内部アドレスフィルタ機構がイ
ネーブルされた場合には、BREPポートは、簡単な学
習プロセスを使用して、それが1つ以上のリモート端末
ステーションに接続されたかどうか検出すると共に、リ
モートノード接続がまだ有効であるかどうか決定する。
【0101】BREPポートは、そのリモートノードか
ら受け取った最後の有効なソースアドレスをレジスタu
ni address registerに記憶する。
このuni address registerに記憶
されたソースアドレスがまだ有効である間に、BREP
ポートは、その送給されたパケットの行先アドレスフィ
ールドを、それが記憶するアドレスと比較する。送給さ
れたパケットのアドレスが記憶されたアドレスに一致す
る場合には、BREPポートは、PKT ABORT
信号をプルダウンすることにより、同じセグメントを共
用する他のBREPポートに、現在送給されたパケット
をアボートするよう通知する。
【0102】他のBREPポートは、パケット送給が開
始してから最初の16バイトの時間中にPKT ABO
RT L信号のデアサーションを検出したときに、現在
ロードされたパケットを、パケット終了通知が検出され
るまでアボートする。送給されたパケットは、PKT
ABORT L信号を検出するBREPポートにより他
のリモート端末ステーションへ送信されない。最初の1
6バイトの時間の後に、PKT ABORT Lのデア
サーションが検出された場合には、ポートは、現在ロー
ドされたパケットをアボートしてはならず、それが送信
される。
【0103】送給(ブロードキャスト)及びマルチキャ
ストパケットは、PKT ABORT L信号のデアサ
ーションが検出されない限り、常に、リモート端末ノー
ドへ送られる。この内部アドレスフィルタ機構は、Va
lid bit(V bit)及びFlood bit
(F bit)を用いて各ポートにより実施される。パ
ケットのフィルタ動作は、これらビットの状態に基づ
く。
【0104】テーブル5は、V bit及びF bit
の値と、それらの値から生じる動作とを示す。 V bit F bit ポートの動作 0 1 パケットが最初にロードされてから最初の16ビ ット時間内にPKT ABORT L信号が低と 検出されたときに、現在ロードされたパケットの みをフィルタする。 1 1 パケットが最初にロードされてから最初の16ビ ット時間内にPKT ABORT L信号が低と 検出されたときに、現在ロードされたパケットの みをフィルタする。 記憶された行先アドレスフィールドがポートのu ni address register値に一 致するときにPKT ABORT L信号をデア サートする。 1 1 記憶された行先アドレスフィールドがuni a ddress register値に一致すると きにPKT ABORT L信号をデアサートす る。 記憶された行先アドレスフィールドがuni a ddress register値に一致しない ときは、現在ロードされたパケットをフィルタす る。 テーブル5 種々のV bit及びF bitモードのもとでのポートの 振る舞い
【0105】有効ビットの機能 uni address registerに記憶され
たソースアドレスがまだ有効であることを照合するため
に、各BREPポートは、T1タイマー及びValid
bit(V bit)を維持する。有効パケット(有
効長さ及び正しいFCSフィールドをもつイーサネット
又は802.3パケット)が受け取られたときに、T1
タイマーがセットされ、V bitがセットされ、そして
uni address registerがパケット
のソースアドレスフィールドを記憶する。V bitが
セットされた間に、送給されたパケットの行先アドレス
がポートのuni address register
に一致する場合には、ポートは、PKT ABORT
Lピンをプルダウンしなければならない。
【0106】V bitのアサーション及びデアサーシ
ョンのルールを以下のテーブル6に要約する。 現在 次の 遷移 新たな状態に入る間に 状態 状態 条件 実行される動作 X 1 有効アドレス T1タイマーをセットする。 受信 V bit=1 uni address register= 受信したソ ースアドレス もし(uni address register != 受 信した有効ソースアドレス)である場合 には、T2タイマーをセットする。 1 0 T1タイマー V bit=1 経過、又は ポート初期化 テーブル6 V bitの機能
【0107】フラッドビットの機能 各BREPポートは、それが単一の端末ステーションに
接続されたか又は多数の端末ステーションに接続された
かを識別することが必要である。各ポートは、Vali
bitに加えて、T2タイマー及びFlood
it(F bit)を維持する。F bitのアサーシ
ョン及びデアサーションのルールを以下のテーブル7に
示す。 現在 次の 遷移 新たな状態に入る間に 状態 状態 条件 実行される動作 X 1 (uni address register!= F bit=1 有効受信ソースアドレス)又は T1タイマー経過、又はポート 初期化 1 0 T2タイマー経過且つ f bit=0 valid packet received 但し、valid packet received=有効長さ及び正しいF CSをもつイーサネット又は802.3パケット テーブル7 フラッドビット即ちF bitの機能
【0108】図20は、有効ビットV bit、フラッ
ドビットF bit、タイマーT1及びタイマーT2を
セットするためのフローチャートである。ブロック13
02において、システムが初期化される。ブロック13
04において、V bitがクリアされ、そしてF
itがセットされる。ポートに接続されたイーサネット
ローカルエリアネットワークから受け取られたパケット
において有効アドレスが検出された場合には、システム
はブロック1310へ進む。ブロック1310におい
て、V bitがセットされ、F bitがセットさ
れ、タイマーT1がセットされ、タイマーT2がセット
され、そしてuni address regレジスタ
には、ポートに接続されたイーサネットローカルエリア
ネットワークから受け取られたパケットのソースアドレ
スがロードされる。
【0109】次いで、システムはブロック1312へ進
み、ポートに接続されたイーサネットローカルエリアネ
ットワークからの別の有効パケットの受信を待機する。
ブロック1312において、システムは、有効パケット
の受信をチェックし、そしてブロック1316におい
て、タイマーT1を時間経過についてテストする。タイ
マーが時間経過していない場合には、システムはブロッ
ク1312に戻り、有効パケットの受信をチェックし続
ける。タイマーT1が時間経過した場合には、システム
は、経路1318に沿ってブロック1304に戻る。タ
イマーT1の時間経過は、ブロック1310においてレ
ジスタuni address regに記憶されたア
ドレスが尽きたことを意味する。ブロック1312にお
いて有効パケットを検出すると、システムは、ブロック
1320に進む。
【0110】ブロック1320において、タイマーT1
がセットされ、システムはブロック1322へ進む。ブ
ロック1322において、ブロック1312で検出され
たパケットのソースアドレスフィールドが、レジスタu
ni address regの内容、即ちブロック1
306で受け取られたパケットのソースアドレスと比較
される。これらアドレスが一致する場合には、システム
はブロック1324に進み、タイマーT2の時間経過が
チェックされる。T2が時間経過した場合は、システム
が経路1330に沿ってブロック1312へ復帰する。
T2が時間経過しない場合には、システムはブロック1
332へ進む。ブロック1332において、F bit
がクリアされる。次いで、システムは、経路1330に
沿ってブロック1312へ復帰する。
【0111】図20に示すシステムの動作は、次の通り
である。F bitは、ポートが1つのステーションの
みに接続されたことを指示するために「0」にセットで
きるが、F bitは、有効ビットV bitの値が1
に等しいことにより指示されるように、レジスタuni
address regに記憶されたアドレスがまだ
有効であることがタイマーT1で決定された場合にのみ
「0」にセットすることができる。レジスタuni
ddress regに記憶されたリモートノードアド
レスが有効でないときには、V bitの値が「0」で
あり、F bitの値がブロック1304において
「1」にセットされる。
【0112】フィルタ動作におけるポート表示は、次の
通りである。V bitは、uni address
egisterに記憶されたアドレスが有効である場合
を定義し、このアドレスが有効でない(即ちV bit
=0)場合に、ポートは、同じセグメントバスを共用す
る他のポートに、パケットの行先アドレスとポートの記
憶されたソースアドレスとの間に一致があるときにパケ
ットをフィルタ除去することを通知しない。このモード
において、F bitの値は「1」にセットされ、これ
は、ポートが1つ以上の端末ステーションに接続される
と仮定されることを意味する。
【0113】V bitがセットされ(V bit=
1)、記憶されたリモートノードのソースアドレスがま
だ有効であることを意味するときには、ポートは、それ
が1つ以上の端末ステーションに接続されたかどうか識
別するように試みる(中継装置又はバッファ型中継装置
を介して)。ポートは、それが1つのステーションのみ
に接続されたことを検出すると、F bitを「0」に
セットし、さもなくば、F bitの値を「1」に保持
する。ポートが1つのステーションのみに接続されたこ
とを指示するためにF bitが「0」にセットされた
ときには、その1つのステーションの記憶されたアドレ
スがまだ有効であってタイマーT1の時間経過により尽
きていないことを指示するためにV bitの値が
「1」でなければならない。
【0114】F bitが「0」にセットされたいずれ
のポートも、そのポートのレジスタuni addre
ss regに記憶されたアドレスに等しい行先アドレ
スを有するセグメントバスに送給されたパケットを検出
すると、ラインPKT ABORT Lをプルダウン
し、これにより、他のポートに、それらがセグメントバ
スからそれらのイーサネットローカルエリアネットワー
クへパケットを送信する必要がないことを通知する。F
bitが「0」にセットされたポートは、そのイーサ
ネットローカルエリアネットワークに取り付けられた行
先ステーションを有する唯一のポートである。
【0115】外部アドレスフィルタ機能:図21は、ア
ドレスフィルタ動作のための外部内容アドレス式メモリ
CAMとの動作を示すブロック図である。BREPベー
スのシステムは、システム性能を更に改善するためにユ
ーザが外部CAMロジックを取り付けられるようにす
る。外部CAMと作用するときは、内部アドレスフィル
タモード制御ビットがディスエイブルされ(clear
bitがセットされるOPM〔i〕<23>)そ
して外部CAMモード制御ビットがイネーブルされる。
このモードにおいて、PKT ABORT L〔i〕が
外部CAMロジックからBREPセグメントの各々に出
力される。
【0116】CAMは、マネージメントエージェントに
より初期化された後に、パケットがセグメントバス上を
送給される間に行先アドレスフィールドを検出し、そし
てそれをCAMの内容テーブルと比較する。HITが検
出された場合に、CAMロジックは、送給されたパケッ
トのターゲットでないポートへの全てのPKT ABO
RT L〔i〕信号をデアサートする。MISSが検出
された場合には、PKT ABORT L〔i〕信号が
アサートされたままとなり、従って、全てのポートがそ
の送給されたパケットを送信する。BREPのマネージ
メントエージェントは、学習;アドレスの追加及び除去
のようなアドレステーブル管理動作;及びエージングを
実行する。
【0117】バックプレッシャー バックプレッシャーアルゴリズム RX FIFOの1664バイト未満の転送が解放とな
りそしてリモートノードがBREPの流れ制御データ転
送機構を使用できないときには、BREPのポートは、
バックプレッシャーモードに入る。バックプレッシャー
の考え方は、付加的なRxパケットを遅延するために物
理的なリンクにキャリアアクティビティを慎重に発生す
ることである。
【0118】BREPは、物理的なリンクのバックプレ
ッシャー処理のために次の2つの異なるアルゴリズムを
実施する。 1.特殊なBPパケットを用いたBP 2.各受信パケットに対する衝突 2つのBPモードは、排他的である。第1のモードがイ
ネーブルされた場合に、BREPポートがTXパケット
又はその一部分をTX FIFOにロードしている場合
には、このパケットがバックプレッシャー処理に用いら
れる。さもなくば、TX FIFOが空である場合に
は、BREPは、セクション4.5.2にフォーマット
が詳細に示された特殊なBPパケットを発生し、そして
このパケットをバックプレッシャー処理に使用する。
【0119】BREPポートのバックプレッシャーの間
に衝突が起きた場合には、BREPポートは、送信を延
期し、最小のIPGを待機し(0.96マイクロ秒)そ
して送信を再試みする。しかしながら、全バックプレッ
シャープロセス中に、BREPポートは、0のバックオ
フ限界を維持する。これは、リモートノードが、達成し
ようと試みる成功裡な送信を遅延するよう保証する。あ
るポートがBPパケットを送信する間に、TXパケット
がポートにロードされる。この場合に、ポートは、BP
パケットではなくこのTXパケットでバックプレッシャ
ー処理を直ちにスタートしなければならない。それ故、
ポートは、現在送信されたBPパケット(64バイト以
上を除く)を剥離し、そして有効なCRCを添付する。
次いで、BREPは、ロードされたTXパケットでバッ
クプレッシャー処理を続ける。
【0120】このパケットが送信された後に、BREP
ポートは、付加的なパケットが送信のために準備されな
い限り、BPパケットでのバックプレッシャー処理を再
開する。BREPポートがバックプレッシャーモードを
出ると、公称バックオフを再開する。イーサネットアル
ゴリズムからの唯一の促進は、最大のバックオフ限界が
10ではなくプログラム可能な値であることである。B
Pパケットを送信している間にBREPポートがバック
プレッシャーモードを出る場合には、BPパケット送信
を直ちに停止し(パケット長さ≧64バイト)、それを
良好なCRCでクローズし、そして通常の動作を再開す
る。
【0121】以下のテーブル9及びテーブル9は、FI
FOの状態に基づいてBREPの振る舞いを詳細に示
す。 ローカルBREP ローカルBREP 振る舞いの説明 Rx FIFO Tx FIFO 満杯 空き ローカルBREPは、BPパケットでリモー トノードをバックプレッシャー処理す る。 backoff limit=0 空き 満杯 ローカルBREPは、ロードされたパケッ トを2進指数関数的バックオフルール に基づいて送信する。 満杯 満杯 ローカルBREPは、ロードされたパケッ トをbackoff limit=0 で送信する。 テーブル8 特殊なバックプレッシャーパケットを用いたバック プレッシャーの振る舞い
【0122】以下のテーブル9は、第2のBPモード
(各受信パケットに衝突する)がイネーブルされた場合
のBREPポートの振る舞いを要約するものである。 現在 次の 遷移 新たな状態に入る間に 状態 状態 条件 実行される動作 アイドル 1 BP Mode且つ 96ビット長さのJAM パターン (TX FIFOが空) を送信することにより到来パ 且つ(パケット ケットと衝突する が受信される) アイドル 2 BP Mode且つ ロードされたパケットをバッ (TX FIFOが空 クオフ限界=0で送信する でない) 1 アイドル 完了したJAM パターンの送信 2 アイドル 完了したロード されたパケットの送信 テーブル9 各受信パケットバックプレッシャーモードにおける 衝突状態のもとでのポートの振る舞い
【0123】BPパケットフォーマット 行先アドレス=プログラム可能な値(DAI〔I〕、D
A2〔i〕レジスタにおいてプログラムされる) ソースアドレス=My Source Address
(SA1〔I〕、SA2〔i〕レジスタにおいてプログ
ラムされる) タイプ=BP(プログラム可能な値) 64<長さ<1518バイト
【0124】BPパケットフィルタ動作 BPパケットは、真の情報を含まない。それらは、媒体
ビジーを保持するためにのみ使用される。それ故、リモ
ートBREPポートからこのようなパケットを受信する
BREPポートは、それらをフィルタ除去し、それらを
ピアポートへ送給しない。パケットのフィルタ動作は、
BPパケット形式フィールドに基づいて行われる。
【0125】流れ制御 全体的なシステム性能を改善するために、BREPポー
トは、そのリモートノードが同じ流れ制御を使用できる
ときに独特の流れ制御機構を使用する。BREPの流れ
制御機構は、「クレジットベース」の機構である。クレ
ジットは、特殊な合法的64バイトの流れ制御パケット
において送信される。流れ制御パケットは、ポイント対
ポイントリンクにおいて構成された2つの流れ制御可能
なデバイス間で交換される。これらのパケットは、受信
器のFIFOに使用できるバッファスペースをバイトで
表すクレジット情報を含む。新たな合法的クレジットパ
ケットをリモートノードから受け取ると、ローカル受信
器は、クレジット情報を引き出し、そして送信マシンの
クレジットカウントを更新する。
【0126】送信器は、リモート受信器のクレジット値
をその「バイトカウント」カウンタに保持する。送信器
は、次のいずれかのときに新たなパケットを送信するこ
とが許される。そのバイトカウント値が1608バイト
よりも大きい、又は全長がそのバイトカウント値より短
い完全パケットを記憶する。送信器は、それが送信する
各バイトごとにByte Countを減少する。送信
器は、リモートノードから有効なクレジットパケットを
受信するとそのバイトカウントを更新する。有効なクレ
ジットパケットとは、正しいFCSを有するパケット
で、そのフォーマットは、以下の「流れ制御パケットフ
ォーマット」のセクションで説明する。
【0127】受信器は、新たなクレジットパケットをい
つ発生しそして送信するかを決定するためにリモート送
信器のByte Countをトレースする。リモート
送信器のByte Countを追跡するために、受信
器は、次の2つのカウンタを保持する。 実際のRX FIFO sizeカウンタ:これは、実
際に使用できる受信FIFOを表す。これは、各バイト
を受信するたびに減少され、そして各バイトを取り出す
たびに増加される。 value sentカウンタ:これは、リモート送信
者のbyte countをトレースする。このval
ue sentカウンタには、リモート送信器へ送られ
たクレジット情報である更新された値(RX FIFO
sizeカウンタ − FCTL Delay)がロ
ードされ、そして各バイトが受け取られてRX FIF
Oに記憶されるたびに減少される。 但し、FCTL Delayは、次の遅延を考慮する。
ラウンドトリップ遅延;流れ制御パケット送信遅延(流
れ制御パケット長さ);送信器及びリモート受信器の処
理時間;及びRX FIFO動作のためにとられる内部
余裕。
【0128】受信器は、新たなクレジットパケットを次
の場合に発生する。(value sentカウンタ<
1664バイト)且つ((FIFO sizeカウンタ
− FCTL Delay)>3Kバイト、又は最後
のクレジットパケットが送信されてから0.335秒が
経過した、又は以下の「リモートノード流れ制御識別」
のセクションに述べる識別プロセス中である)。発生さ
れたクレジットパケットは、ロードされたTXパケット
より高い送信の優先順位を有する。
【0129】更に、受信器は、全二重の流れ制御FDX
FCTLモードで作用する間に、TX FIFOが空
であり又はそのロードされたパケットを送信することが
できず且つ(FIFO sizeカウンタ − FCT
DELAY)>value sentカウンタであ
るときに、クレジットパケットを送信する。BREPポ
ートは、リモートノードから流れ制御パケットを受け取
ると、そのクレジット情報を引き出す。BREPポート
は、次いで、これらのパケットをフィルタ除去し、そし
てそれらをセグメントバスを経てそのピアポートへ送給
しない。
【0130】図22には、流れ制御カウンタ間の関係が
示されている。BREPポート11502は、「流れ制
御」の制御下でBREOポート2 1504へパケット
を送信する。BREPポート1 1502は、端末ステ
ーションでもよいし、SREP中継装置でもよいし、又
はBREPポート流れ制御プロトコルを実施するポート
を有する何らかの装置でもよい。クレジットは、「流れ
制御パケット」1506において受信ポート1504か
ら送信ポート1502へ送られ、受信ポート1504へ
送られるパケットの数を制限する。受信ポート1504
の受信FIFO1508は、送信ポート1502の送信
FIFO1510からパケットを受け取り、そして受信
FIFO1508は、それが受け取るパケットを受信S
REP中継装置1516のセグメントバス1512に送
給することにより排出される。
【0131】value sentブロック1520
は、受信FIFO1508のサイズ、受信FIFO15
08に含まれたバイトの数、既に送信されたクレジット
パケット1506に許されたバイトの数、及び送信FI
FO1510から受け取ったバイトの数を追跡し、別の
「流れ制御パケット」1506を送信ポート1502へ
いつ送信できるかを決定する。決定された数のバイトを
受信FIFO1508に送信するために送信FIFO1
510に対する許可と共に別の「流れ制御パケット」1
506を送信できることがvalue sentブロッ
ク1520で決定されると、「流れ制御パケット」15
06が受信ポート1504から送信ポート1502へ送
信される。送信FIFO1510により送信することの
できる決定されたバイト数は、「流れ制御パケット」1
506において情報フィールドCredit Valu
Sentに含まれる。「流れ制御パケット」のフォ
ーマットを以下のテーブルに示す。
【0132】流れ制御パケットのフォーマット 行先アドレス 6バイト ソースアドレス 6バイト 形式 1ワード OpCode 1ワード Credit Value Sent 1ワード パッディング 42バイト FCS 4バイト 流れ制御パケットは、長さが64バイトであり、従っ
て、このパケット長さを形成するためにパッディングは
42バイトにセットされる。
【0133】流れ制御パケットのフィールドは、次のよ
うに定義される。 行先アドレス=プログラム可能な値 ソースアドレス=My Source Address
(プログラム可能な値) 形式: プログラム可能な値 OpCode: プログラム可能な値 Credit Value Sent: バイト
【0134】リモートノードの流れ制御識別 流れ制御の初期化プロセスは、マネージメントユニット
により制御される。流れ制御の自動検出の考え方は、リ
モートノードがBREPの流れ制御動作を実行できるか
どうかチェックすることである。媒体独立のインターフ
ェイスMIIは、規格802.3u、1995年、第2
2章、第37ページから説明されている。100BAS
E−T4規格の媒体独立のインターフェイスMII−T
4は、規格802.3u、1995年、第23章、第8
1ページから説明されている。
【0135】100BASE−TX規格の媒体独立のイ
ンターフェイスMII−TXは、規格802.3u、1
995年、第24章、第157ページ及び第25章、第
193ページから説明されている。ポートのNWay能
力は、IEEE規格802.3u、第28章、第235
ページから自動ネゴシエーションプロトコルとして定義
されている。NWay機能は、リンクの両端に接続され
た2つのノード(ポイント対ポイント接続)がそれらの
間で情報を交換しそして自動構成アルゴリズムを実行で
きるようにする。
【0136】BREPポートは、そのPHYデバイスか
ら次の能力を必要とする。 MII TX PHY: NWay能力 FDX、FCTLサポート IIインターフェイスによるマネージ能力 MII T4 PHY: NWay能力 FCTLサポート MIIインターフェイスによるマネージ能力 TX Symbol PHY: FDXサポート
【0137】BREPポートは、それがローカル媒体独
立インターフェイスの物理的インターフェイスMII
PHYに接続されたことを識別すると、そのリモートノ
ードがNWay能力があるかどうかそしてその形式が
「TX」であるか「T4 PHY」であるかを識別する
よう試みる。リモートノードがNWayサポートされる
ときには、マネージメントユニットは、自動構成プロセ
スにより、リモートノードのFCTL能力について見出
す。リモートノードがFCTLを実行できることを報告
すると、マネージメントユニットは、BREPの動作モ
ードを全二重流れ制御FDX FCTL又は半二重流れ
制御HDX FCTLのいずれかにセットする。次い
で、マネージメントユニットは、流れ制御自動検出を行
うようにBREPに指令する。
【0138】リモートノードがBREPの流れ制御機構
をサポートしない場合には、BREPポートがマネージ
メントユニットに通知し、そしてBREPポートはその
流れ制御初期化プロセスを停止する。マネージメントユ
ニットは、FCTL欠陥を検出すると、BREPポート
がBREPクライエント動作モードで働くよう初期化さ
れた(BREPがBP機構を使用する)ときに、リンク
を半二重HDXとして再確立する。
【0139】図23は、ローカルPHYデバイスがMI
I T4 PHYである場合にリモートノード能力を識
別するのに必要な段階を示すフローチャートである。ブ
ロック1602において、BREPチップ又はSREP
中継装置のマネージメントコードは、リモートポートが
T4ポートであるかどうか決定するテストを行い、もし
そうでなければ、システムは、ブロック1604へ進
み、システムがリモートポートと共に動作できないこと
を指示する。
【0140】リモートポートがT4である場合に、シス
テムは、ブロック1606へ進む。ブロック1606で
は、ポートが流れ制御セッションを設定する必要がある
かどうか決定される。その答えが「イエス」の場合に
は、システムは、ブロック1610へ進む。その答えが
「ノー」の場合には、システムは、ブロック1612へ
進む。ブロック1612は、以下で詳細に説明する。ブ
ロック1602、1604及び1606の機能は、マネ
ージメントコードにより行われる。ブロック1610、
1620、1622、1630及び1644に示された
機能は、BREPチップ内のロジックにより作用され
る。
【0141】ブロック1610では、ポートが流れ制御
パケットを周期的に送信する。周期的な送信は、TBD
スロットにより指示された便利な時間周期を使用する。
ブロック1620では、ポートは、BREPの流れ制御
パケットを受け取ったかどうか決定するためのテストを
行う。その答えが「イエス」である場合には、ポート
は、BREPの流れ制御パケットを受け取っており、次
いで、システムは、ブロック1622へ進み、ポート
は、リモートポートとの半二重流れ制御セッションを設
定する。又、ブロック1622において、HDX FC
TLモードに入り、フラグFCTL Onがセットされ
る。
【0142】ブロック1620において、BREPチッ
プの流れ制御パケットが検出されない場合に、システム
は、ブロック1630へ進む。ブロック1630におい
て、システムは、BREPの流れ制御パケットではない
パケットが受け取られたかどうかテストする。非流れ制
御パケットが受け取られない場合には、システムは、ブ
ロック1610へ復帰する。非流れ制御パケットが受け
取られた場合には、システムは、ブロック1612へ進
む。
【0143】破線で示されたブロック1612内の機能
は、マネージメントコードにより作用される。ブロック
1612において、システムは、ブロック1640に入
る。ブロック1640では、マネージメントコードは、
BREPポートを初期化し、そしてシステムは、ブロッ
ク1642へ進む。ブロック1642では、マネージメ
ントユニットは、リモートポートとの流れ制御を伴わず
にセッションを確立する。次いで、システムは、ブロッ
ク1644へ進み、クライエントポートとのBREPポ
ートセッションが流れ制御なしで確立される。
【0144】図24は、ローカルPHYデバイスがMI
I TX FDX PHYである場合にリモートポート
の能力を識別するのに必要な段階を示すフローチャート
である。ブロック1702において、BREPチップポ
ートは、リモートポートがNWay能力をもつかどうか
決定するためにリモートポートに質問する。リモートポ
ートがNWay能力をもたない場合は、システムはブロ
ック1704へ進み、そこで、図25のプロセスへと進
む。リモートポートがNWay能力をもつ場合には、シ
ステムは、ブロック1706へ進む。ブロック170
2、1704、1706及び1710の機能は、マネー
ジメントコードによって作用される。対照的に、ブロッ
ク1714、1716、1720、1722及び173
4の機能は、BREPチップのロジックにより作用され
る。
【0145】ブロック1706において、リモートポー
トは、それがTX能力をもつかどうか決定するために質
問される。リモートポートがTX能力をもたない場合に
は、システムはブロック1708へ進み、リモートノー
ドがBREPチップポートと作用できないことが決定さ
れる。リモートポートがTX能力をもつことがブロック
1706で決定されると、システムはブロック1710
へ進む。ブロック1710において、BREPは、ポー
トを流れ制御(FCTL)セッション又は全二重(FD
X)セッションとして設定することが望まれるかどうか
決定する。その答えが「ノー」の場合には、システム
は、ブロック1712へ進む。ブロック1712は、以
下で詳細に説明する。
【0146】ブロック1710の答えが「イエス」であ
って、流れ制御又は全二重が所望される場合には、シス
テムは、ブロック1714へ進む。ブロック1714に
おいて、BREPポートは、FCTLパケットとして指
示された流れ制御パケットを周期的に送信する。周期的
とは、各TBDタイムスロットごとにパケットが送信さ
れることである。パケットの送信後に、システムはブロ
ック1716へ進む。ブロック1716では、システム
は、BREPポートの流れ制御パケットが受け取られた
かどうか決定するためにテストを行う。BREPチップ
の流れ制御パケットが受け取られた場合には、システム
は、ブロック1720へ進む。
【0147】ブロック1720において、ポートは、流
れ制御との全二重セッションを設定してそれに入る。
又、ポートは、FDX FCTL modeに入り、そ
してFCTL Onフラグがセットされる。流れ制御パ
ケットが受け取られたことがブロック1716において
見出されない場合には、システムはブロック1722へ
進む。ブロック1722において、流れ制御パケットで
はないパケットが受け取られたかどうか決定するための
テストが行われる。このような非流れ制御パケットが受
け取られない場合には、システムは、ブロック1714
へ復帰する。非流れ制御パケットが実際に受け取られた
場合には、システムは、ブロック1712へ進む。
【0148】破線で示されたブロック1712の機能
は、マネージメントコードにより実行される。ブロック
1712において、システムは、ブロック1730へ進
む。ブロック1730では、システムは、リモートポー
トとの半二重リンクを、流れ制御を使用せずに、形成す
る。ブロック1730から、システムは、ブロック17
32へ進む。ブロック1732では、システムは、マネ
ージメント動作によりポートを始動する。次いで、シス
テムは、ブロック1734へ進む。ブロック1734で
は、BREPチップは、リモートポートとのセッション
を流れ制御なしに半二重接続として確立する。
【0149】図25は、ローカルPHYデバイスがTX
記号インターフェイスであるか又はリモートノードがN
Way能力をもたないものである場合にリモートノード
能力を識別するのに必要とされる段階を示すフローチャ
ートである。ローカルPHYデバイスが記号インターフ
ェイス(TX FDX能力をもつ)を有するか、又はリ
モートノードがNWay能力をもたないものである場合
に、BREPポートは、次の前段部パターンの7つのバ
イトが先行しそしてSFZパターンが後に続く流れ制御
パケットを送信する。 10101010 10101010 10101010 10101010 10101010 10101010 10101010 SFZパターンは、最後にゼロのパターンを伴う特殊な
スタートフレームデリミッタである。 10101000 このSFZパターンは、BREPポートの流れ制御パケ
ットであるフレームの検出のスタートを指示する。
【0150】BREPノードは、リンク初期化プロセス
中にそのリモートノードからSFZパターンを伴うパケ
ットを受け取ると、そのリモートノードがFDX流れ制
御能力をもつと決定し、そしてFCTL FDXパケッ
ト交換プロトコルへと進む。図25を参照すれば、BR
EPノードは、ブロック1802の始動段階で始まる。
ブロック1802において、モードは「スクランブラー
ロックなし」にセットされ、そしてシステムは、ブロッ
ク1804に進む。ブロック1804では、BREPチ
ップポートは、アイドルストリームをリモートポートへ
送信する。ブロック1806では、ポートは、記号リン
ク及びスクランブラーがリモートポートから到来するア
イドルストリームにロックされるかどうかテストし、も
しそうであれば、システムはブロック1806へ進む。
記号リンク及びスクランブラーがアイドルストリームに
ロックされない場合には、システムはブロック1804
に復帰し、アイドルストリームの送信を続ける。
【0151】ブロック1806において、システムは、
「スクランブラーロック状態」をセットし、そしてシス
テムは、ブロック1808へ進む。ブロック1808に
おいて、マネージメントコードは、非NWayフラグを
セットすると共に、タイマー即ちT Dタイマーもセッ
トする。次いで、システムは、ブロック1810へ進
む。ブロック1810では、システムは、SFZパケッ
トを周期的に送信する。この周期性とは、各TBDタイ
ムスロットごとに一度パケットを送信することである。
ブロック1810から、システムは、ブロック1812
へ進む。
【0152】ブロック1812では、システムは、SF
Zパケットが受信されたかどうかを決定するためのテス
トを行う。SFZパケットが受信されない場合には、シ
ステムは、ブロック1810へ復帰し、SFZパケット
を送信する。SFZパケットが受信された場合には、シ
ステムは、ブロック1814へ進む。ローカルノードに
よりACK指示と共にSFZパケットを受け取ること
は、リモートノードがSFZパケットを受信して識別し
たことを意味する。ローカルノードは、次いで、その相
手がバッファ型中継チップ即ちBREPチップであるこ
とを「知る」。受信したACKパケットのクレジット値
がゼロでない場合には、パケットは、ACK指示を伴う
SFZパケットとして処理される。
【0153】或いは又、受信したSFZパケットのクレ
ジット値がゼロである場合には、パケットは、ACK指
示をもたないものとして処理される。ACK指示をもた
ないSFZパケットを受信することは、リモートノード
が、ローカルノードにより受け取られたパケットを送信
する前にSFZパケットを検出も受信もしなかったこと
を意味する。ブロック1814において、システムは、
ACK確認パケットが受け取られたかどうか決定するた
めにテストを行う。ACKパケットが受け取られた場合
に、システムはブロック1816へ進む。ブロック18
16では、フラグFCTL Onがセットされる。
【0154】ブロック1814の答えが「ノー」であっ
てACKが受け取られていない場合には、システムはブ
ロック1818へ進む。この点において、ローカルノー
ドはリモートノードをBREPチップノードとして識別
しているが、リモートノードは、それがローカルノード
をBREPチップノードとして認識することを指示して
いない。従って、ブロック1818では、ローカルノー
ドは、ACKを伴うSFZパケットを送信し、ここで
は、パケットは、SFZパターンが先行しそしてcre
dit value sent!=「0」を伴う流れ制
御パケットである。次いで、システムは、ブロック18
20へ進む。ブロック1820では、3つのSFZパケ
ットが送信されたかどうかを決定するためのテストが行
われる。それらが送信されなかった場合には、システム
は、ブロック1822へ進む。3つのSFZパケットが
送信された場合には、システムは、ブロック1816へ
進み、FCTL Onフラグがセットされる。
【0155】ブロック1822において、ACKを伴う
SFZパケットが受け取られたかどうか決定するための
テストが行われる。このテストの答えが「イエス」であ
ってACKを伴うSFZパケットが受け取られた場合に
は、システムは、ブロック1816へ進む。このテスト
の答えが「ノー」であってこのようなパケットが受け取
られない場合には、システムは、ブロック1818へ復
帰する。ブロック1816において、フラグFCTL
Onがセットされ、リモートポートとの流れ制御が可能
であることを指示する。ブロック1816から、システ
ムは、ブロック1830へ進む。ブロック1830にお
いて、マネージメントコードは、ブロック1832、1
834及び1835の機能を実行する。ブロック183
2において、ローカルの物理的デバイスが記号インター
フェイスであるかどうか決定される。ローカルの物理的
デバイスが記号インターフェイスである場合には、シス
テムはブロック1835へ進み、マネージメントコード
がモードを全二重にセットする。ローカルの物理的デバ
イスが記号インターフェイスでない場合には、システム
は、ブロック1834へ進み、マネージメントコード
は、物理的デバイスを非流れ制御の半二重として始動さ
せる。
【0156】ブロック1835を出た後に、システム
は、ブロック1840へと進む。このブロック1840
において、BREPチップのハードウェアは、全二重モ
ードが「オン」にセットされたかどうか決定するために
周期的にテストを行う。FDXモードがセットされた場
合には、システムは、ブロック1842へ進む。ブロッ
ク1842において、レジスタByte Countが
クリアされる。次いで、システムは、ブロック1844
へ進む。ブロック1844において、ポートは、クレジ
ット値がactual value sentにセット
された状態で流れ制御パケットをリモートポートへ送信
する。次いで、システムは、ブロック1846へ進む。
ブロック1846では、システムは、流れ制御パケット
が受信されたかどうか決定するためのテストを行う。何
も受信されない場合には、システムは、ブロック184
4へ復帰する。流れ制御パケットが受信された場合に
は、システムは、ブロック1848へ進む。
【0157】ブロック1848において、システムは、
クレジットがactual value sentにセ
ットされた状態で流れ制御パケットFCTLを送信す
る。次いで、システムは、ブロック1850へ進む。ブ
ロック1850において、レジスタon brep
dがクリアされる。次いで、システムは、ブロック18
52へ進む。ブロック1852では、システムは、流れ
制御との全二重接続を確立する。
【0158】図26は、ローカルの物理的PHYデバイ
スが記号インターフェイスPHYであるか又はリモート
ノードがNWay能力をもたない場合にリモートノード
能力を識別するためのマネージメントコードの流れを示
すフローチャートである。ブロック1902において、
ローカルの物理的デバイスが記号インターフェイスであ
ることが決定され、そしてブロック1904において、
ローカルの物理的デバイスがMIIインターフェイスで
ありそしてリモートノードポートの物理的デバイスがN
Way能力をもたないことが決定される。ブロック19
02又はブロック1904から、システムは、ブロック
1906へ進む。
【0159】ブロック1906において、スクランブラ
ーがロックされたかどうかのテストが行われ、そうでな
い場合には、システムは経路1908に沿って復帰し、
テストを繰り返す。スクランブラーがロックされた場合
には、システムは、ブロック1910へ進む。ブロック
1910では、非NWAYフラグがセットされる。又、
タイマーT Dもセットされる。次いで、システムは、ブ
ロック1912へ進む。
【0160】ブロック1912において、フラグFCT
Onがテストされる。このフラグがセットされない
場合には、システムは、ブロック1914へ進む。ブロ
ック1914において、T Dタイマーの経過がテスト
される。タイマーが時間経過している場合には、システ
ムは、ブロック1916へ進む。ブロック1916にお
いて、BREPクライエント接続が流れ制御なしで半二
重にセットされる。T Dタイマーが時間経過しない場合
には、システムはブロック1912へ戻り、フラグFC
TL Onを再びテストする。ブロック1912におい
てフラグFCTL Onがセットされたと決定された場
合には、システムは、ブロック1920へ進む。
【0161】ブロック1920において、ローカルの物
理的デバイスは、それが記号インターフェイスデバイス
であるかどうか決定するためにテストされる。ローカル
の物理的デバイスが記号インターフェイスデバイスでな
い場合には、システムは、ブロック1922へ進む。ブ
ロック1922において、BREPクライエント接続
は、流れ制御なしに半二重にセットされる。ブロック1
920において、ローカルの物理的デバイスが記号イン
ターフェイスであると決定された場合には、システム
は、ブロック1924へ進む。ブロック1924におい
て、ローカルポートは、流れ制御を伴う全二重モードに
セットされる。
【0162】図25及び26において、使用した省略形
は、次のものを含むことに注意されたい。即ち、SFZ
パケットは、credit value sent=
「0」の流れ制御パケット即ちFCTLパケットで、S
FZパターンが先行するものであり、そしてACKを伴
うSFZパケットは、credit value se
nt!=「0」の流れ制御パケット即ちFCTLパケッ
トで、これもSFZパターンが先行するものである。
【0163】以下のテーブル10は、NWAY検出がロ
ーカル及びリモートの両PHYデバイスによりサポート
されるときのBREP流れ制御識別プロセスを示す。 現在 次の 遷移 新たな状態に入る間に 状態 状態 条件 実行される動作 X 1 FCTK検出プロ Byte Count をリセットする セスをイネー credit value sent=0のFCTLパケットの ブルする 送信を中継する HDX で作用するときは、バックオフルール に基づいて送信する FCTL On=1 FCTL id Fail=0 1 2 FCTLパケット 実際の長さをもつFCTLパケットを送信する の受信 流れ制御データ転送機構を用いて通常の動 作を再開する FCTL On=1 FCTL id Fail=0 1 3 非FTCLパケッ FCTL id Fail=1 トの受信 受信パケットを送給しない マネージメント初期化を待機する テーブル10 NWAYがサポートされるときの流れ制御識別プロセス
【0164】Link Failed事象が検出された
後に、マネージメントユニットは、FCTLなしに新た
なリンクを形成するようにBREPポートを再初期化す
るという役目を果たす。マネージメントユニットは、F
CTL id Fail識別を検出すると、FTCLな
しにリンクを再形成しなければならない(BREP−ク
ライエント動作モード)。
【0165】強制FCTLモード BREPチップは、Force FCTL制御ビットを
用いて、全二重流れ制御FDXFCTL又は半二重流れ
制御HDXFCTLのいずれかにリンクを手動構成する
能力を与える。FCTL手動構成が使用されるときに
は、ユーザは、ローカル及びリモートの両ノードが同じ
FCTLアルゴリズムを使用するよう確保しなければな
らず、さもなくば、BREPポートの振る舞いが予想で
きず、システム欠陥を招くことになる。BREPポート
は、Force FCTLモードで作用するように初期
化されると、第1の有効FCTLパケットを受け取るま
で、実際のCredit value sent値をも
つFCTLパケットを送信し続ける。次いで、実際のC
redit value sent値をもつもう1つの
FCTLパケットを送信し、そしてFCTL動作モード
に入る。
【0166】裁定 基本的裁定アルゴリズム アルゴリズム機構は、カスケード接続されたBREPチ
ップの中でどのポートに、その受信パケットをセグメン
トバスに送給する次の機会が許可されたか決定する手段
である。有効な裁定機構は、デッドロックを回避すると
共に、システム設計者がボックスに接続された高速イー
サネットポートの各々に充分な優先順位を割り当てられ
るようにしなければならない。裁定機構に対してオンチ
ップ制約はない。
【0167】裁定ロジックに与えられるフックは、次の
通りである。 ARB ENA: アービタエンティティから出力され
る。BREPは、ARB ENAがアサートされたとき
にREQ〔3:0〕、TX FIFO RDY〔3:
0〕及びCOL SEEN〔3:0」を駆動し、さもな
くば、それらを3状態処理する。 TX FIFO RDY〔i〕: ポート〔i〕が新た
なパケットを送信のためにロードできることを指示する
(そのFIFOが空であるか又は現在送信されたパケッ
トに対して衝突運動を通過したために)。ARB EN
Aがアサートされたときだけ駆動され、さもなくば、3
状態処理される。 REQ〔i〕: ポート〔i〕専用の要求であって、受
信したパケットを送給できるときにアサートされる。A
RB ENAがアサートされたときだけ駆動され、さも
なくば、3状態処理される。 COL SEEN〔i〕: これがセットされると、ポ
ート〔i〕が送信の試み中に衝突を経験し、そしてポー
トのREQラインがデアサートされることを指示する。
ARB ENAがアサートされたときだけ駆動され、さ
もなくば、3状態処理される。 GNT〔i〕: ポート〔i〕専用の許可であって、P
DATA〔i〕、CNTL〔i〕及びSTRB〔i〕ラ
インを現在所有しそして受信パケットを送給できること
をポート〔i〕に通知するためにアービタによりアサー
トされる。
【0168】REQ〔i〕、TX FIFO RDY
〔i〕及びCOL SEEN〔i〕ラインは、アービタ
エンティティのピンの本数を減少するために多数の接続
されたBREPデバイス間でマルチプレクスすることが
できる。この場合、各BREPのARB ENAは、1
つの特定のBREPの裁定信号を選択するのに使用され
る。GNT〔3:0〕信号は、マルチプレクスされな
い。
【0169】基本的な裁定機構は、次の2つのルールを
含む。 1.ポート〔i〕がシステムにおいてREQ〔I〕をア
サートする唯一のものであるが、そのTX FIFO
RDY〔i〕がデアサートされ、その間、他の全てのポ
ートのTX FIFO RDY信号がアサートされる場
合には、アービタは、GNT〔i〕をアサートすること
により、送給の機会を許可する。ポート〔i〕は、パケ
ットをロードできない唯一のポートであるが、ポート
は、それ自身送給されたパケットをロードする必要がな
い。さもなくば、 2.システムの全てのTX FIFO RDY信号がア
サートされた場合は、アービタは、REQがアサートさ
れた次のポートを順番に許可する。
【0170】いずれにせよ、アービタは、他の全てのポ
ートのTX FIFO RDY信号がアサートされない
限りポートを許可してはならない。GNT信号のデアサ
ーション及び次のGNT信号のアサーションは、DAT
A〔i〕及びCNTL〔i〕ラインがパケット送給後に
アイドル状態に復帰した1サイクル(80ナノ秒)後に
生じなければならない。
【0171】CNTL〔i〕ラインが5サイクルの間
(400ナノ秒)アイドル状態に留まるか、又はCNT
L〔i〕ラインがアイドル状態に留まりそしてREQラ
インがデアサートされる場合には、アービタがポートの
GNT〔i〕ラインをアサートした後に、アービタは、
ポートのGNT〔i〕ラインをデアサートし、そしてそ
のREQをアサートした次のポートを順番に許可する。
この裁定機構は、裁定のデッドロックを防止するが、シ
ステムの全てのポート間の絶対的な公平さを保証するも
のではない。
【0172】TX−FIFO−RDY〔i〕信号のアサ
ートの時間 アービタには複数のポートが接続される。アービタは、
他の全てのポートIがTX FIFO RDY〔i〕信
号をアサートしてそれらがパケットを受け入れる準備が
できたことを指示した後にのみ、データパケットをセグ
メントバスに送給し始めるようにポートのGND〔i〕
信号をアサートする。
【0173】送信FIFOレディ信号、即ちTX FI
FO RDY〔i〕は、送信FIFOが次のデータパケ
ットを受け入れる準備ができたことをアービタに知らせ
るためにポートによりアサートされる。TX FIFO
RDY〔i〕信号がアサートされる時間は、セグメン
トバスへのパケットの送給と送給との間の遅延を最小に
するように選択される。例えば、現在送信しているポー
トのFIFOは、送信時間が衝突ウインドウを通過した
後に新たなパケットの受け入れを開始することができ
る。送信時間とは、送信のスタートから測定される時間
を意味する。衝突ウインドウは、衝突が生じる時間の長
さで、これも送信のスタートから測定される。衝突ウイ
ンドウは、IEEE802.3規格により512ビット
時間の固定値として与えられる。それ故、10メガビッ
ト/秒のイーサネットの場合には、衝突ウインドウは、
51.2マイクロ秒であり、そして100メガビット/
秒のイーサネットの場合には、衝突ウインドウは、5.
12マイクロ秒である。衝突ウインドウの値は、種々の
ポートに接続されるイーサネット衝突ドメインのトポロ
ジー、ポートに接続されるケーブルの長さ、送信レート
等に基づいて、規格により設定される。送信時間が衝突
ウインドウを通過するまでFIFOのデータをそのまま
保持し、衝突が生じた場合に再送信を行えるようにする
ことが必要である。送信時間が衝突ウインドウを通過し
た後に、後で衝突が生じる場合には規格により再送信は
要求されない。従って、TX FIFO RDY〔i〕
信号は、送信時間が衝突ウインドウを通過するや否や、
アサートされる。
【0174】図27は、典型的なポートの動作を示すタ
イミング図である。線2002は、典型的なポートの送
信の開始を示す。線2004は、衝突ウインドウの終了
を示す。線2006は、信号TX FIFO RDY
〔i〕がポートによりアサートされる時間を示す。衝突
ウインドウの終りと、TX FIFO RDY〔i〕信
号のアサーションとの間の遅延は、例えば、クロックサ
イクルの便利な数として選択できる。1クロックサイク
ルの遅延で充分であると分かっている。
【0175】線2008は、ポート、例えば次の許可信
号GNT〔j〕を受け取ったポートjによるセグメント
バスへの次のデータパケットの送給の開始を指示する。
ポートjは、次いで、その受信FIFOバッファのパケ
ットをセグメントバスに送給し始める。線2010は、
イーサネット衝突ドメインへのポートIの送信の終了を
指示する。ポートJによるセグメントバスへの次のパケ
ットの送給の開始である線2008の事象により指示さ
れた事象と、イーサネット衝突ドメインへのポートIの
送信の終了である線2010の事象との間の時間中に、
ポートIの送信FIFOバッファは、イーサネット衝突
ドメインへの前者の内容の送信によって枯渇化すると共
に、ポートJによりセグメントバスに次のパケットが送
給されることにより充填される。送信FIFOバッファ
のこの同時の充填及び枯渇化は、新たなデータパケット
による送信FIFOバッファの充填が開始する前に衝突
ウインドウが通過するので満足であると共に、送信時間
が衝突ウインドウを通過しているので現在送信している
データが必要とされない。更に、送信時間が衝突ウイン
ドウを通過した後に衝突が生じる場合には、中継装置が
データパケットを再送信する要求は生じない。
【0176】セグメント化されたネットワークの裁定 各々のセグメント化されたネットワークは、それ自身の
アービタを有していなければならない。マネージメント
ユニットは、そのセグメントにおいてグループ編成され
るポートについて各アービタロジックに通知しなければ
ならない。これは、ポートがセグメントに追加されたり
セグメントから除去されたりする場合にアービタロジッ
クを動的に更新しなければならない。マネージメント
は、専用の制御レジスタを用いてアービタロジックを更
新し、この専用の制御レジスタは、アービタネットワー
クセグメントの一部分であるポート番号を保持しなけれ
ばならない。
【0177】ポートがセグメントに追加されるかそこか
ら除去される場合に、アービタは、ポートのTX FI
FO RDY及びREQ信号をサンプリングするか又は
無視し、そしてポートのGNT信号を各々駆動するか又
は3状態処理しなければならない。BREPのARB
ENA信号は、そのポートが異なるセグメントに接続さ
れたときに「1」にセットされねばならない。このセッ
ティングが必要となる理由は、セグメント化を実行しな
がら裁定信号(REQ、TX FIFO RDY)を多
数のBREPデバイス間でマルチプレクスできないから
である。
【0178】捕獲作用の回避 しかしながら、基本的裁定機構は、積極的な又は幸運な
ノードが、そのTX FIFOがいっぱいに保たれる場合
に、それに接続されたBREPポートを多数の連続する
裁定に勝たせるような状態を導くことがある。他のBR
EPポートに接続されたリモートノードは、高いバック
オフ限界値へのバックオフを含む衝突を被り勝ちであ
り、それ故、次の試みにおいて首尾よく送信する機会を
更に減少する。この状態は、イーサネットネットワーク
における捕獲作用として知られている兆候の拡張であ
り、この状態は、あるネットワーク性能低下を招く。
【0179】このような事態になることを回避する1つ
の方法は、アービタのエンティティが「連続的GNTカ
ウンタ」を維持するようにすることである。アービタ
は、同じBREPポートに対し各々の連続するGNTア
サーションにおいてこのカウンタを増加し、そして別の
ポートのGNTがアサートされるときにこれをリセット
する。consecutive GNT cntr
〔i〕が所定のスレッシュホールドに到達しそして別の
ポートのCOL SEEN〔i〕又はREQ〔i〕信号
のアサーションが検出されたときには、アービタは、N
個(プログラム可能な値)のスロット時間の周期中GN
T〔i〕のアサーションを停止する。この周期の終り
に、アービタは、consecutive GNT
ntrをリセットし、そして通常の動作を再開する。
【0180】consecutive GNT cnt
r〔i〕がその所定のスレッシュホールドに到達し、そ
して他のポートのCOL SEEN〔i〕信号のアサー
ションが検出されないときには、アービタは、別のポー
トのCOL SEEN〔i〕信号がアサートされるか又
は許可されたポートがそのREQ信号をデアサートする
まで、要求されたポートを許可し続ける。この機構は、
積極的な又は幸運なノードがシステムに存在するときで
も、他のBREPポートに接続されたステーションがそ
れらのパケットを送信できるようにする機会を増加す
る。
【0181】ネットワークインターフェイス 各BREPポートは、次の動作モードをサポートするよ
うにMII/SYMポート信号を実施する。10Mbp
s又は100MbpsのMIIインターフェイスモー
ド。このモードにおいては、BREPポートは、10B
aseT又は100BaseT PHYを実施するMI
I PHYデバイスと共に使用することができる。BR
EPポート独特の特徴から利益を得そして全システム性
能を改善するために、MIIPHYデバイスは、次の特
徴を実施しなければならない。即ち、自動ネゴシエーシ
ョンを通知するNWAY物理的レイヤリンク;カテゴリ
ー5UTP又はSTPPHYデバイスに対する全二重接
続のサポート。100BaseTX記号インターフェイ
スモード。各BREPポートは、UTP CAT5 P
MDに対するPCSの幾つかの機能を実施する。指定記
号は、5ビット巾であり、mii cs rxd<3:
0>/sym rxd<3:0>及びmii clsn
/sym rxd<4>ラインを経て転送される。送信
記号も、5ビット巾であり、mii cs txd<
3:0>/sym txd<3:0>及びmii tx
en/sym txd<4>ラインを経て転送される。
含まれる機能は、次の通りである。 4/5ビットエンコード及びデコード;ストリーム開始
デリミッタ(SSD)及びストリーム終了デリミッタ
(ESD)検出及び発生;ビット整列;キャリア検出;
衝突検出;記号エラー検出;偽のキャリア検出;スクラ
ンブリング及びデスクランブリング;及びリンクタイマ
ー。
【0182】同じセグメントに混合データレートポート
を接続すると、BREPポートの不適切な振る舞いを招
き、ひいては、データの崩壊を招く。 ハードウェア及びソフトウェアリセット BREPは、次の2つの形式のリセットコマンドに応答
する。RSTピンによるリセット;及びSWR<#>レ
ジスタをセットすることによりトリガーされるポートソ
フトウェアリセット。
【0183】RSTピンは、全てのシステムデバイス
(PHYデバイスを含む)に接続されねばならない。R
STリセットが行われるときには、全てのポートにおけ
る全ての進行中送信及び受信プロセスがアボートされ
る。全てのBREPレジスタ及び状態マシンは、それら
のデフォールト値にリセットされ、そしてマネージメン
トコードにより再初期化されねばならない。ポートの受
信及び送信プロセスは、STOPPED(停止)状態に
入れられる。次々のリセットコマンド(ハードウェア又
はソフトウェア)が発生される。リセットシーケンス
は、例えば、RSTピンのデアサーションの16サイク
ル後にのみ完了される。
【0184】ソフトウェアリセットは、ユーザが選択的
ポートリセットを実行できるようにする。ソフトウェア
リセットコマンドは、ポートの並列インターフェイスが
アイドル状態にあるか又は並列インターフェイスからパ
ケットをロードする場合にのみ発せられる。ポートがデ
ータを送給しそしてマネージメントユニットがソフトウ
ェアリセットを発する場合には、並列インターフェイス
がアイドル状態になるまでリセット動作は遅延される。
【0185】ソフトウェアリセットが行われるときに
は、ポートの送信及び受信プロセスがアボートされる。
ポートのレジスタ及び状態マシンは、それらのデフォー
ルト値にリセットされ、そして受信及び送信プロセスが
STOPPED(状態に入れられる。ポートがリセット
されるときには(SW又はHW)、ポートのリモートノ
ードにおいてLink Failed検出を形成するた
めに、ポートのPHYデバイスもリセットされねばなら
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】設置されたハブを使用するコンピュータネット
ワークを有するビルディングの概略図である。
【図2】ハブのブロック図である。
【図3】ハブを用いたコンピュータネットワークのブロ
ック図である。
【図4】イーサネットパケットのフィールドを示す図で
ある。
【図5】本発明の実施形態の制御パケットのフィールド
を示す図である。
【図6】制御パケットのフィールドを示すテーブルであ
る。
【図7】標準的なデータパケットの導入ビットシーケン
スを示す図である。
【図8】制御パケットの導入ビットシーケンスを示す図
である。
【図9】制御パケットの導入ビットシーケンスを示す図
である。
【図10】制御パケットの導入ビットシーケンスを示す
図である。
【図11】制御パケットの導入ビットシーケンスを示す
図である。
【図12】制御パケットの導入ビットシーケンスを示す
図である。
【図13】制御パケットの導入ビットシーケンスを示す
図である。
【図14】バスの多数のセグメントを有しそしてBRE
Pチップを用いたスイッチ型中継装置のブロック図であ
る。
【図15】1つのセグメントバスが複数のBREPチッ
プに固定布線された中継装置のブロック図である。
【図16】BREPチップを用いたスイッチ型中継装置
のブロック図である。
【図17】BREPチップを用いたスイッチ型中継装置
における信号経路を示すブロック図である。
【図18】オフチップ信号経路を示すBREPチップの
ブロック図である。
【図19】BREPチップのブロック図である。
【図20】内部アドレスフィルタ動作のフローチャート
である。
【図21】アドレスフィルタ動作の目的でBREPチッ
プを用いたシステムへ外部CAMを接続するブロック図
である。
【図22】流れ制御カウンタを示すブロック図である。
【図23】N方自動構成を行うことのできるリンクに対
して半二重の流れ制御を確立するための流れ制御図であ
る。
【図24】N方自動構成を行うことのできるリンクに対
して全二重の流れ制御を確立するための流れ制御図であ
る。
【図25】N方自動構成を行うことのできないリンクに
対して全二重の流れ制御を確立するための流れ制御図で
ある。
【図26】リンクがN方自動構成を行うことのできない
ときに全二重の流れ制御を確立するための管理コード流
れ線図である。
【図27】送信バッファレディ信号のためのタイミング
図である。
【符号の説明】
100 ビルディング 101 コンピュータネットワーク 102、104、106、108 ハブ 114、124 ルータ 130、141、142、143 ワークステーション 140 中継装置 204A・・・204N 半導体バッファ型中継チップ
(BREPチップ) 204A−1・・・204A−4 イーサネットポート 205、206、208 イーサネット中継装置 210、212、214、216 送信及び受信バッフ
ァ 220、222、224、226 セグメントポート 230、232、234、236 セグメントバス 235 イーサネット衝突ドメイン 240 スイッチエンジン 242、246、248、250 スイッチエンジンポ
ート 300 ネットワーク 303、305、307 リンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エフライム クーグマン イスラエル エルサレム 97371 シャウ ル ハーメレック ストリート 63

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のイーサネット衝突ドメインのソー
    スワークステーションからパケットを受け取りそしてそ
    のパケットを第2のイーサネット衝突ドメインの行先ワ
    ークステーションへ送信するための手段と、 上記ソースワークステーションとのクレジットベースの
    流れ制御を確立するための中継装置の手段と、 上記ソースワークステーションとのクレジットベースの
    流れ制御の確立に応答して、中継装置が上記ソースワー
    クステーションにクレジットを送信するようにする手段
    と、 上記ソースワークステーションが上記クレジットを受け
    取るのに応答して、上記ソースワークステーションが多
    数のパケットを中継装置に送信するようにする手段とを
    備え、上記パケットの数は、上記クレジットの値により
    制限されることを特徴とするネットワーク中継装置。
  2. 【請求項2】 選択されたイーサネット衝突ドメイン上
    の衝突を模擬することにより上記選択されたイーサネッ
    ト衝突ドメインにバックプレッシャーを付与する手段を
    更に備えた請求項1に記載の中継装置。
  3. 【請求項3】 選択されたイーサネット衝突ドメイン上
    の衝突を模擬することにより上記選択されたイーサネッ
    ト衝突ドメインに接続されたワークステーションがパケ
    ットを送信するのを防止する手段を更に備えた請求項1
    に記載の中継装置。
  4. 【請求項4】 選択されたイーサネット衝突ドメインに
    接続された中継装置のポートの送信バッファにデータパ
    ケットを入れることにより上記選択されたイーサネット
    衝突ドメイン上の衝突を模擬する手段を更に備えた請求
    項1に記載の中継装置。
  5. 【請求項5】 選択されたイーサネット衝突ドメインに
    接続された中継装置のポートの送信バッファに模擬され
    たデータパケットを入れることにより上記選択されたイ
    ーサネット衝突ドメイン上の衝突を模擬する手段を更に
    備えた請求項1に記載の中継装置。
  6. 【請求項6】 独立したイーサネットローカルエリアネ
    ットワークに各々接続された複数のポートを備え、各々
    の上記独立したイーサネットローカルエリアネットワー
    クは、独立した衝突ドメインであり、更に、 各ポートの受信バッファと、 各ポートの送信バッファと、 第1のイーサネットローカルエリアネットワークの第1
    ワークステーションと第2のイーサネットローカルエリ
    アネットワークの第2ワークステーションとの間に全二
    重通信を確立するための手段と、 上記第1ワークステーションと中継装置との間に第1の
    クレジットベースの流れ制御を確立する手段と、 上記第2ワークステーションと中継装置との間に第2の
    クレジットベースの流れ制御を確立する手段とを備え、
    上記第1及び第2のクレジットベースの流れ制御は、上
    記全二重送信中の上記受信バッファ及び送信バッファの
    オーバーフローを防止することを特徴とする中継装置。
  7. 【請求項7】 上記第1のイーサネットローカルエリア
    ネットワークは、第1のビットレートで動作し、そして
    上記第2のイーサネットローカルエリアネットワーク
    は、第2のビットレートで動作し、上記第1のビットレ
    ートは、上記第2のビットレートと異なる請求項2に記
    載の中継装置。
  8. 【請求項8】 独立したイーサネットローカルエリアネ
    ットワークに各々接続された複数のポートを備え、各々
    の上記独立したイーサネットローカルエリアネットワー
    クは、独立した衝突ドメインであり、更に、 各ポートの受信バッファと、 各ポートの送信バッファと、 第1のイーサネットローカルエリアネットワークの第1
    ワークステーションと第2のイーサネットローカルエリ
    アネットワークの第2ワークステーションとの間に半二
    重通信を確立するための手段と、 上記第1ワークステーションと中継装置との間に第1の
    クレジットベースの流れ制御を確立する手段と、 上記第2ワークステーションと中継装置との間に第2の
    クレジットベースの流れ制御を確立する手段とを備え、
    上記第1及び第2のクレジットベースの流れ制御は、上
    記半二重送信中の上記受信バッファ及び送信バッファの
    オーバーフローを防止することを特徴とする中継装置。
  9. 【請求項9】 上記第1のイーサネットローカルエリア
    ネットワークは、第1のビットレートで動作し、そして
    上記第2のイーサネットローカルエリアネットワーク
    は、第2のビットレートで動作し、上記第1のビットレ
    ートは、上記第2のビットレートと異なる請求項4に記
    載の中継装置。
  10. 【請求項10】 イーサネット中継装置を動作する方法
    において、 第1のイーサネット衝突ドメインのソースワークステー
    ションからパケットを受け取りそしてそのパケットを第
    2のイーサネット衝突ドメインの行先ワークステーショ
    ンへ送信し、 上記ソースワークステーションとのクレジットベースの
    流れ制御を中継装置により確立し、 上記ソースワークステーションとのクレジットベースの
    流れ制御の確立に応答して、中継装置により上記ソース
    ワークステーションにクレジットを送信し、そして上記
    ソースワークステーションが上記クレジットを受け取る
    のに応答して、上記ソースワークステーションにより中
    継装置に多数のパケットを送信し、上記パケットの数
    は、上記クレジットの値により制限されることを特徴と
    する方法。
  11. 【請求項11】 選択されたイーサネット衝突ドメイン
    上の衝突を模擬することにより上記選択されたイーサネ
    ット衝突ドメインにバックプレッシャーを付与する請求
    項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 選択されたイーサネット衝突ドメイン
    上の衝突を模擬することにより上記選択されたイーサネ
    ット衝突ドメインに接続されたワークステーションがパ
    ケットを送信するのを防止する請求項10に記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 選択されたイーサネット衝突ドメイン
    に接続された中継装置のポートの送信バッファにデータ
    パケットを入れることにより上記選択されたイーサネッ
    ト衝突ドメイン上の衝突を模擬する請求項10に記載の
    方法。
  14. 【請求項14】 選択されたイーサネット衝突ドメイン
    に接続された中継装置のポートの送信バッファに模擬さ
    れたデータパケットを入れることにより上記選択された
    イーサネット衝突ドメイン上の衝突を模擬する請求項1
    0に記載の方法。
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