JPH1021121A - マイクロコンピュータ装置 - Google Patents
マイクロコンピュータ装置Info
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- JPH1021121A JPH1021121A JP8186835A JP18683596A JPH1021121A JP H1021121 A JPH1021121 A JP H1021121A JP 8186835 A JP8186835 A JP 8186835A JP 18683596 A JP18683596 A JP 18683596A JP H1021121 A JPH1021121 A JP H1021121A
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- monitoring circuit
- output
- lower limit
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 動作異常監視回路からリセット信号が出力さ
れるにあたって、その出力タイミングに狂いが生じてい
る場合に、それを直ちに診断可能とする。 【解決手段】 本体プログラムの一巡実行ループ中に挿
入されたオンオフ一対のポート操作命令により前記本体
プログラムの実行に連動してオンオフ操作される状態信
号送出用の出力ポートと、パワーオンリセット回路若し
くは動作異常監視回路から出力されるリセット信号を受
け付けるためのリセット端子とを備え、前記リセット端
子にリセット信号が受け付けられるのに応答して強制的
にイニシャライズプログラムを実行するようにしたマイ
クロコンピュータ装置であって、前記イニシャライズプ
ログラムには、前記動作異常監視回路から設計された上
下限値内のタイミングでリセット信号が出力されること
を診断するための診断処理が含まれている。
れるにあたって、その出力タイミングに狂いが生じてい
る場合に、それを直ちに診断可能とする。 【解決手段】 本体プログラムの一巡実行ループ中に挿
入されたオンオフ一対のポート操作命令により前記本体
プログラムの実行に連動してオンオフ操作される状態信
号送出用の出力ポートと、パワーオンリセット回路若し
くは動作異常監視回路から出力されるリセット信号を受
け付けるためのリセット端子とを備え、前記リセット端
子にリセット信号が受け付けられるのに応答して強制的
にイニシャライズプログラムを実行するようにしたマイ
クロコンピュータ装置であって、前記イニシャライズプ
ログラムには、前記動作異常監視回路から設計された上
下限値内のタイミングでリセット信号が出力されること
を診断するための診断処理が含まれている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータ装置に係り、特に、動作異常監視回路(ウオッチド
ッグタイマ回路等と称される)から設計された上下限値
内のタイミングでリセット信号が出力されることを診断
する機能を備えたマイクロコンピュータ装置に関する。
ータ装置に係り、特に、動作異常監視回路(ウオッチド
ッグタイマ回路等と称される)から設計された上下限値
内のタイミングでリセット信号が出力されることを診断
する機能を備えたマイクロコンピュータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマイクロコンピュータ装
置には、プログラムの暴走などの動作異常が発生した場
合を考慮して、動作異常監視対策が施されている。すな
わち、マイクロコンピュータ装置側には、本体プログラ
ムの一巡実行ループ中に挿入されたオンオフ一対のポー
ト操作命令により前記本体プログラムの実行に連動して
オンオフ操作される状態信号送出用の出力ポートと、パ
ワーオンリセット回路若しくは動作異常監視回路から出
力されるリセット信号を受付る為のリセット端子とが設
けられる一方、マイクロコンピュータ装置の外部には、
前記出力ポートから、想定される動作異常時の内容に相
当する状態信号が出力されるのに応じて計時動作を開始
し、そのような内容の状態信号が規定時間継続した場合
には、前記マイクロコンピュータ装置のリセット端子に
対して所定のリセット信号を出力する動作異常監視回路
が設けられている。
置には、プログラムの暴走などの動作異常が発生した場
合を考慮して、動作異常監視対策が施されている。すな
わち、マイクロコンピュータ装置側には、本体プログラ
ムの一巡実行ループ中に挿入されたオンオフ一対のポー
ト操作命令により前記本体プログラムの実行に連動して
オンオフ操作される状態信号送出用の出力ポートと、パ
ワーオンリセット回路若しくは動作異常監視回路から出
力されるリセット信号を受付る為のリセット端子とが設
けられる一方、マイクロコンピュータ装置の外部には、
前記出力ポートから、想定される動作異常時の内容に相
当する状態信号が出力されるのに応じて計時動作を開始
し、そのような内容の状態信号が規定時間継続した場合
には、前記マイクロコンピュータ装置のリセット端子に
対して所定のリセット信号を出力する動作異常監視回路
が設けられている。
【0003】そして、マイクロコンピュータ装置側で
は、前記リセット端子にリセット信号が受付けられるの
に応答して強制的にイニシャライズプログラムを実行
し、このイニシャライズプログラムにおいて必要な処理
を実行することによりプログラムの暴走などの動作異常
を停止させ、制御対象負荷を保護している。
は、前記リセット端子にリセット信号が受付けられるの
に応答して強制的にイニシャライズプログラムを実行
し、このイニシャライズプログラムにおいて必要な処理
を実行することによりプログラムの暴走などの動作異常
を停止させ、制御対象負荷を保護している。
【0004】ところで、このような動作異常監視回路を
備えたマイクロコンピュータ装置であっても、動作異常
監視回路それ自体が故障してリセット信号が発せられな
ければ、動作異常発生時においてマイクロコンピュータ
装置側に必要な措置をとらせることはできない。
備えたマイクロコンピュータ装置であっても、動作異常
監視回路それ自体が故障してリセット信号が発せられな
ければ、動作異常発生時においてマイクロコンピュータ
装置側に必要な措置をとらせることはできない。
【0005】そこで、従来、上述のイニシャライズプロ
グラム中には、動作異常監視回路の状態を診断するため
の診断処理が含まれている。この診断処理は、出力ポー
トから想定される動作異常時の内容に相当する模擬状態
信号を送出する模擬状態信号送出処理と、前記模擬状態
信号の送出に続いて、予め決められた状態フラグ領域
に、動作異常監視回路の診断中である旨を示すキーワー
ドを書き込み、その後、上述のリセット端子にリセット
信号が到来することを待機する処理と、イニシャライズ
プログラムの起動直後における状態フラグ領域の内容を
参照し、それが故障診断中である旨を示すキーワードで
あれば、動作異常監視回路からリセット信号が到来して
イニシャライズプログラムが起動されたものと認識し
て、状態フラグ領域の内容を運用中である旨を示すキー
ワードに書き替えた後、本体プログラムへの移行を許容
する処理とから構成されている。
グラム中には、動作異常監視回路の状態を診断するため
の診断処理が含まれている。この診断処理は、出力ポー
トから想定される動作異常時の内容に相当する模擬状態
信号を送出する模擬状態信号送出処理と、前記模擬状態
信号の送出に続いて、予め決められた状態フラグ領域
に、動作異常監視回路の診断中である旨を示すキーワー
ドを書き込み、その後、上述のリセット端子にリセット
信号が到来することを待機する処理と、イニシャライズ
プログラムの起動直後における状態フラグ領域の内容を
参照し、それが故障診断中である旨を示すキーワードで
あれば、動作異常監視回路からリセット信号が到来して
イニシャライズプログラムが起動されたものと認識し
て、状態フラグ領域の内容を運用中である旨を示すキー
ワードに書き替えた後、本体プログラムへの移行を許容
する処理とから構成されている。
【0006】このような診断処理によれば、出力ポート
から模擬状態信号を送出した後、動作異常監視回路から
リセット信号が到来しなければ、本体プログラムへの移
行は許容されないため、動作異常監視回路が故障した状
態で本体プログラムへの移行が行われる虞はなくなる。
から模擬状態信号を送出した後、動作異常監視回路から
リセット信号が到来しなければ、本体プログラムへの移
行は許容されないため、動作異常監視回路が故障した状
態で本体プログラムへの移行が行われる虞はなくなる。
【0007】尚、本体プログラムの実行中に、プログラ
ムの暴走などの何等かの動作異常が発生した場合には、
イニシャライズプログラムの起動直後における状態フラ
グ領域の内容は運用中を示すキーワードとなっている
為、その場合にはプログラム実行動作を停止させるなど
の動作異常時の対策を適切にとることができる。
ムの暴走などの何等かの動作異常が発生した場合には、
イニシャライズプログラムの起動直後における状態フラ
グ領域の内容は運用中を示すキーワードとなっている
為、その場合にはプログラム実行動作を停止させるなど
の動作異常時の対策を適切にとることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の診断処理にあっては、想定される動作異常時
の内容に相当する模擬状態信号を出力ポートから送出し
た後、イニシャライズプログラム起動直後の状態フラグ
領域の内容が故障診断中を示すキーワードでありさえす
れば、無条件で本体プログラムへの移行を許容するよう
な構成となっていたため、動作異常監視回路から出力さ
れるリセット信号のタイミングが、設計された上下限値
を大きく外れていたことにより、本体プログラムが正常
に動作しているにも拘らず、それがリセット信号の到来
により中断されてイニシャライズプログラムが実行され
てしまったり、或いは動作異常が発生しているにも拘ら
ず、長時間リセット信号が到来しないことにより、イニ
シャライズプログラムが起動されないと言った不都合が
発生する虞れがあった。
うな従来の診断処理にあっては、想定される動作異常時
の内容に相当する模擬状態信号を出力ポートから送出し
た後、イニシャライズプログラム起動直後の状態フラグ
領域の内容が故障診断中を示すキーワードでありさえす
れば、無条件で本体プログラムへの移行を許容するよう
な構成となっていたため、動作異常監視回路から出力さ
れるリセット信号のタイミングが、設計された上下限値
を大きく外れていたことにより、本体プログラムが正常
に動作しているにも拘らず、それがリセット信号の到来
により中断されてイニシャライズプログラムが実行され
てしまったり、或いは動作異常が発生しているにも拘ら
ず、長時間リセット信号が到来しないことにより、イニ
シャライズプログラムが起動されないと言った不都合が
発生する虞れがあった。
【0009】即ち、この種の動作異常監視回路から出力
されるリセット信号のタイミングは、規定の上下限値内
に収まるように予め設計されているのであるが、当初か
ら回路素子に不良が存在したり、或いは回路素子に経年
劣化などが生ずると、リセット信号の出力タイミングに
狂いが生じ、その結果予め設計された上下限値を外れて
リセット信号が出力されるものと推定される。特に、こ
の種の出力タイミングの狂いは、上限側若しくは下限側
のいずれに生ずるかは予測が困難であり、そのためこの
種の動作異常監視回路の動作を診断するにあたっては、
予め設計された上下限値内のタイミングでリセット信号
が確実に出力されていることを診断することが要望され
てる。
されるリセット信号のタイミングは、規定の上下限値内
に収まるように予め設計されているのであるが、当初か
ら回路素子に不良が存在したり、或いは回路素子に経年
劣化などが生ずると、リセット信号の出力タイミングに
狂いが生じ、その結果予め設計された上下限値を外れて
リセット信号が出力されるものと推定される。特に、こ
の種の出力タイミングの狂いは、上限側若しくは下限側
のいずれに生ずるかは予測が困難であり、そのためこの
種の動作異常監視回路の動作を診断するにあたっては、
予め設計された上下限値内のタイミングでリセット信号
が確実に出力されていることを診断することが要望され
てる。
【0010】この発明は、従来のマイクロコンピュータ
装置における以上の問題点を解決するためになされたも
のであり、その目的とするところは、動作異常監視回路
からリセット信号が出力されるものの、その出力タイミ
ングに狂いが生じているような場合には、その旨を直ち
に診断可能として、その診断結果に基づき、本体プログ
ラムの実行中に誤ってイニシャライズプログラムが起動
されたり、或いは本体プログラムが暴走しているにも拘
らず、長時間に亘りイニシャライズプログラムが起動さ
れないといった不都合を未然に防止することが可能なマ
イクロコンピュータ装置を提供することにある。
装置における以上の問題点を解決するためになされたも
のであり、その目的とするところは、動作異常監視回路
からリセット信号が出力されるものの、その出力タイミ
ングに狂いが生じているような場合には、その旨を直ち
に診断可能として、その診断結果に基づき、本体プログ
ラムの実行中に誤ってイニシャライズプログラムが起動
されたり、或いは本体プログラムが暴走しているにも拘
らず、長時間に亘りイニシャライズプログラムが起動さ
れないといった不都合を未然に防止することが可能なマ
イクロコンピュータ装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1に記
載の発明は、本体プログラムの一巡実行ループ中に挿入
されたオンオフ一対のポート操作命令により前記本体プ
ログラムの実行に連動してオンオフ操作される状態信号
送出用の出力ポートと、パワーオンリセット回路若しく
は動作異常監視回路から出力されるリセット信号を受け
付けるためのリセット端子とを備え、前記リセット端子
にリセット信号が受け付けられるのに応答して強制的に
イニシャライズプログラムを実行するようにしたマイク
ロコンピュータ装置であって、前記イニシャライズプロ
グラムには、前記動作異常監視回路から設計された上下
限値内のタイミングでリセット信号が出力されることを
診断するための診断処理が含まれていることを特徴とす
るマイクロコンピュータ装置にある。
載の発明は、本体プログラムの一巡実行ループ中に挿入
されたオンオフ一対のポート操作命令により前記本体プ
ログラムの実行に連動してオンオフ操作される状態信号
送出用の出力ポートと、パワーオンリセット回路若しく
は動作異常監視回路から出力されるリセット信号を受け
付けるためのリセット端子とを備え、前記リセット端子
にリセット信号が受け付けられるのに応答して強制的に
イニシャライズプログラムを実行するようにしたマイク
ロコンピュータ装置であって、前記イニシャライズプロ
グラムには、前記動作異常監視回路から設計された上下
限値内のタイミングでリセット信号が出力されることを
診断するための診断処理が含まれていることを特徴とす
るマイクロコンピュータ装置にある。
【0012】ここで、『状態信号送出用の出力ポート』
は、1個若しくは2個以上設けることができる。動作異
常監視回路として、在来の周期監視型のものが採用され
る場合には、出力ポートの数は1個で足りる。これに対
して、本出願人が先に開発(未公開)しているタイミン
グずれ監視型の動作異常監視回路の場合には、少なくと
も2個以上の出力ポートが必要となるであろう。
は、1個若しくは2個以上設けることができる。動作異
常監視回路として、在来の周期監視型のものが採用され
る場合には、出力ポートの数は1個で足りる。これに対
して、本出願人が先に開発(未公開)しているタイミン
グずれ監視型の動作異常監視回路の場合には、少なくと
も2個以上の出力ポートが必要となるであろう。
【0013】尚、『本体プログラム』とあるのは、例え
ば、当該マイクロコンピュータ装置に組み込まれた本来
の制御プログラム等のことを意味しており、例えば車両
用アンチロックブレーキシステム(ABS)制御用の8
ビットマイクロコンピュータなどの場合であれば、当該
ABS制御用のプログラムがこれに相当する。また、
『本体プログラムの一巡実行ループ中に挿入されたオン
オフ一対のポート操作命令』とあるのは、この種のプロ
グラムは制御周期監視用タイマを用いて一定周期で繰り
返し実行されるのが通例であるから、そのような実行ル
ープ中にポート操作命令が含まれていることを意味して
いる。ここで、このような『ポート操作命令』は、一対
のポートオン命令とポートオフ命令とから構成されてお
り、通常それら一対のポート操作命令は本体プログラム
を挟んでその前後に配置されている。もっとも、この発
明ではそのように本体プログラムを挟んでその前後に一
対の命令を挿入する場合だけではなく、ポート操作命令
を二対以上設け、それらを適宜本体プログラム中に適当
な間隔を隔てて挿入する場合も含まれるであろう。そし
て、このようにポート操作命令を配置して、本体プログ
ラムの実行状態に連動して出力ポートをオンオフ操作す
ることにより、本体プログラムが正常に動作しているか
動作異常を発生しているかを正確に表示する状態信号を
出力ポートから外部へと送出することができる。
ば、当該マイクロコンピュータ装置に組み込まれた本来
の制御プログラム等のことを意味しており、例えば車両
用アンチロックブレーキシステム(ABS)制御用の8
ビットマイクロコンピュータなどの場合であれば、当該
ABS制御用のプログラムがこれに相当する。また、
『本体プログラムの一巡実行ループ中に挿入されたオン
オフ一対のポート操作命令』とあるのは、この種のプロ
グラムは制御周期監視用タイマを用いて一定周期で繰り
返し実行されるのが通例であるから、そのような実行ル
ープ中にポート操作命令が含まれていることを意味して
いる。ここで、このような『ポート操作命令』は、一対
のポートオン命令とポートオフ命令とから構成されてお
り、通常それら一対のポート操作命令は本体プログラム
を挟んでその前後に配置されている。もっとも、この発
明ではそのように本体プログラムを挟んでその前後に一
対の命令を挿入する場合だけではなく、ポート操作命令
を二対以上設け、それらを適宜本体プログラム中に適当
な間隔を隔てて挿入する場合も含まれるであろう。そし
て、このようにポート操作命令を配置して、本体プログ
ラムの実行状態に連動して出力ポートをオンオフ操作す
ることにより、本体プログラムが正常に動作しているか
動作異常を発生しているかを正確に表示する状態信号を
出力ポートから外部へと送出することができる。
【0014】『リセット端子』とは、この種のマイクロ
コンピュータ装置に通常1個備えられているものであ
り、一般に、このリセット端子に外部からリセット信号
が供給されると、マイクロコンピュータ装置の内部では
アドレスカウンタを強制的に特定のアドレスに飛ばすこ
とにより、そのアドレスに記録されたイニシャライズプ
ログラムを実行可能となる。もっとも、ここでいうリセ
ット端子は、そのような特定の内部動作を起動するもの
に限られるものではなく、要するにそのリセット端子に
リセット信号が到来することによって、強制的に何等か
のイニシャライズプログラムが実行されるものであれば
良い。
コンピュータ装置に通常1個備えられているものであ
り、一般に、このリセット端子に外部からリセット信号
が供給されると、マイクロコンピュータ装置の内部では
アドレスカウンタを強制的に特定のアドレスに飛ばすこ
とにより、そのアドレスに記録されたイニシャライズプ
ログラムを実行可能となる。もっとも、ここでいうリセ
ット端子は、そのような特定の内部動作を起動するもの
に限られるものではなく、要するにそのリセット端子に
リセット信号が到来することによって、強制的に何等か
のイニシャライズプログラムが実行されるものであれば
良い。
【0015】また、『パワーオンリセット回路』とは、
この種のマイクロコンピュータを電源投入時にリセット
するために広く用いられているものであり、電源投入に
応答してリセット信号を出力するように構成されてい
る。
この種のマイクロコンピュータを電源投入時にリセット
するために広く用いられているものであり、電源投入に
応答してリセット信号を出力するように構成されてい
る。
【0016】また、『動作異常監視回路』とは、一般に
はウオッチドッグタイマ回路などと称されているもので
あり、その動作異常監視アルゴリズムについては種々の
ものが知られている。最も一般的なものは、状態信号を
構成するパルス列の周期を監視するものであり、この周
期が規定値を越えると、所定のリセット信号を出力する
ものである。もっとも、ここでいう動作異常監視回路に
は、その他様々な動作異常監視アルゴリズムを有するも
のを採用できる。例えば、本出願人が先に開発(未公
開)している動作異常監視回路の場合であれば、特定の
2個の出力ポートから出力される2系統の状態信号相互
間におけるタイミングずれを監視し、そのタイミングず
れが規定値を越える状態が一定時間継続すると、所定の
リセット信号を出力するものである。
はウオッチドッグタイマ回路などと称されているもので
あり、その動作異常監視アルゴリズムについては種々の
ものが知られている。最も一般的なものは、状態信号を
構成するパルス列の周期を監視するものであり、この周
期が規定値を越えると、所定のリセット信号を出力する
ものである。もっとも、ここでいう動作異常監視回路に
は、その他様々な動作異常監視アルゴリズムを有するも
のを採用できる。例えば、本出願人が先に開発(未公
開)している動作異常監視回路の場合であれば、特定の
2個の出力ポートから出力される2系統の状態信号相互
間におけるタイミングずれを監視し、そのタイミングず
れが規定値を越える状態が一定時間継続すると、所定の
リセット信号を出力するものである。
【0017】一般に、この種のマイクロコンピュータ装
置においては、前記リセット端子にリセット信号が受付
けられるのに応答して強制的にイニシャライズプログラ
ムを実行する。ここで、『イニシャライズプログラム』
とは、例えば、各種カウンタやフラグ等をリセットし
て、本体プログラムへの移行準備を整えるものであり、
後に詳細に説明するように、本発明における診断処理
は、このイニシャライズプログラム中に含まれる。
置においては、前記リセット端子にリセット信号が受付
けられるのに応答して強制的にイニシャライズプログラ
ムを実行する。ここで、『イニシャライズプログラム』
とは、例えば、各種カウンタやフラグ等をリセットし
て、本体プログラムへの移行準備を整えるものであり、
後に詳細に説明するように、本発明における診断処理
は、このイニシャライズプログラム中に含まれる。
【0018】本発明で新たに適用された『診断処理』
は、動作異常監視回路から設計された通りの上下限値内
のタイミングでリセット信号が出力されることを診断す
る点において、単にリセット信号の出力有無のみを診断
する従来の動作異常監視回路と顕著に相違する。
は、動作異常監視回路から設計された通りの上下限値内
のタイミングでリセット信号が出力されることを診断す
る点において、単にリセット信号の出力有無のみを診断
する従来の動作異常監視回路と顕著に相違する。
【0019】そして、この請求項1に記載の発明によれ
ば、動作異常監視回路からリセット信号が出力されるも
のの、その出力タイミングに狂いが生じているような場
合には、その旨を直ちに診断可能として、その診断結果
に基づき、本体プログラムの実行中に誤ってイニシャラ
イズプログラムが起動されたり、或いは本体プログラム
が暴走しているにも拘らず、長時間に亘りイニシャライ
ズプログラムが起動されないといった不都合を未然に防
止することが可能となる。
ば、動作異常監視回路からリセット信号が出力されるも
のの、その出力タイミングに狂いが生じているような場
合には、その旨を直ちに診断可能として、その診断結果
に基づき、本体プログラムの実行中に誤ってイニシャラ
イズプログラムが起動されたり、或いは本体プログラム
が暴走しているにも拘らず、長時間に亘りイニシャライ
ズプログラムが起動されないといった不都合を未然に防
止することが可能となる。
【0020】なお、この請求項1の主たる目的とすると
ころは、動作異常監視回路から設計された上下限値内の
タイミングでリセット信号が出力されたか否かを診断す
ることにある。従って、この診断結果に基づく対応処理
は必ずしも要件とされるものではない。即ち、この診断
結果を用いて、従来の診断処理のように、本体プログラ
ムへの移行を制御したり、或いは所謂ダブルマイコンシ
ステムであれば、制御権を他のマイコンに移管したり、
更には特別な異常時対応処理を実行して何らかの対象負
荷にマイコン制御から手動制御に切り替えさせる等様々
な対応をとることが可能となるであろう。
ころは、動作異常監視回路から設計された上下限値内の
タイミングでリセット信号が出力されたか否かを診断す
ることにある。従って、この診断結果に基づく対応処理
は必ずしも要件とされるものではない。即ち、この診断
結果を用いて、従来の診断処理のように、本体プログラ
ムへの移行を制御したり、或いは所謂ダブルマイコンシ
ステムであれば、制御権を他のマイコンに移管したり、
更には特別な異常時対応処理を実行して何らかの対象負
荷にマイコン制御から手動制御に切り替えさせる等様々
な対応をとることが可能となるであろう。
【0021】この出願の請求項2に記載の発明は、前記
診断処理は、前記出力ポートから、想定される動作異常
時の内容に相当する模擬状態信号を送出する模擬状態信
号送出処理と、前記模擬状態信号の送出に続いて、前記
設計上下限値の下限値に相当する時間が到来するのを待
って、あらかじめ決められた状態フラグ領域に、前記設
計上下限値内に収まっていることを意味するキーワード
を書き込み、続いて、前記設計上下限値の上限値に相当
する時間が到来するのを待って、前記状態フラグ領域の
内容を、前記設計上下限値から外れている旨を意味する
内容に書き替える現在時間帯記録処理と、を含み、それ
により、前記リセット信号の到来に応答して強制的に実
行されるイニシャライズプログラムにおいて、前記フラ
グ領域の内容を参照することにより、前記動作異常監視
回路から設計された上下限値内のタイミングでリセット
信号が出力されたことを診断し得るように構成したこと
を特徴とする請求項1に記載のマイクロコンピュータ装
置にある。
診断処理は、前記出力ポートから、想定される動作異常
時の内容に相当する模擬状態信号を送出する模擬状態信
号送出処理と、前記模擬状態信号の送出に続いて、前記
設計上下限値の下限値に相当する時間が到来するのを待
って、あらかじめ決められた状態フラグ領域に、前記設
計上下限値内に収まっていることを意味するキーワード
を書き込み、続いて、前記設計上下限値の上限値に相当
する時間が到来するのを待って、前記状態フラグ領域の
内容を、前記設計上下限値から外れている旨を意味する
内容に書き替える現在時間帯記録処理と、を含み、それ
により、前記リセット信号の到来に応答して強制的に実
行されるイニシャライズプログラムにおいて、前記フラ
グ領域の内容を参照することにより、前記動作異常監視
回路から設計された上下限値内のタイミングでリセット
信号が出力されたことを診断し得るように構成したこと
を特徴とする請求項1に記載のマイクロコンピュータ装
置にある。
【0022】この請求項2に記載の発明における診断処
理には、『模擬状態信号送出処理』と『現在時間帯記録
処理』とが含まれる。ここで、『想定される動作異常時
の内容に相当する模擬状態信号』には、種々の形態が考
えられる。例えば、動作異常監視回路として在来の周期
監視型のものが使用される場合、模擬状態信号として
は、状態信号を構成するパルス列の周期が一定時間以上
長くなったり、或いはその論理値が“H”若しくは
“L”に固定されてしまった状態を意味している。ま
た、動作異常監視回路として、本出願人が先に提案(未
公開)されているタイミングずれ監視型のものが使用さ
れる場合には、模擬状態信号としては、特定の2つの出
力ポートから出力される2系統の状態信号間において論
理不一致の状態が一定時間以上継続するものが想定され
る。
理には、『模擬状態信号送出処理』と『現在時間帯記録
処理』とが含まれる。ここで、『想定される動作異常時
の内容に相当する模擬状態信号』には、種々の形態が考
えられる。例えば、動作異常監視回路として在来の周期
監視型のものが使用される場合、模擬状態信号として
は、状態信号を構成するパルス列の周期が一定時間以上
長くなったり、或いはその論理値が“H”若しくは
“L”に固定されてしまった状態を意味している。ま
た、動作異常監視回路として、本出願人が先に提案(未
公開)されているタイミングずれ監視型のものが使用さ
れる場合には、模擬状態信号としては、特定の2つの出
力ポートから出力される2系統の状態信号間において論
理不一致の状態が一定時間以上継続するものが想定され
る。
【0023】また、『現在時間帯記録処理』において
は、現在時間帯が、設計上下限値の中にあるか、或いは
上限値を越えているかに対応して、それぞれその旨を示
すキーワードが状態フラグ領域に書き込まれる。ここ
で、『状態フラグ領域』は、例えば半導体RAM内の特
定の領域に設けることができる。また、『キーワード』
としては、上下限値内にあるかそれとも上限値を越えて
いるかを示す1ビットのフラグで構成することもできる
が、イニシャライズプログラム起動直後の不定状態と何
等かの特定のキーワードが書き込まれている状態とを確
実に識別させるためには、多ビットのデジタルコードと
することが好ましいであろう。尚、状態フラグ領域に特
定のキーワードを書き込み、或いはそのキーワードを書
き替える処理は、一般的には上書き処理により行われる
が、勿論、予め各キーワード専用の状態フラグ領域を確
保しておき、そのエリアに何等かのデータが書き込まれ
ているかそれとも書き込まれていないかに基づいて、設
計上下限値内に収まっているか、或いは外れているかを
識別可能に構成することもできるであろう。また、『現
在時間帯記録処理』における計時動作は、一巡実行時間
があらかじめ知られている一連の処理を繰り返し実行し
つつ計時動作を行ういわゆるソフトタイマ処理や、所定
のデジタルタイマ回路を起動後、前述した下限値並びに
上限値の到来によるタイマ割り込みを待機するタイマ割
り込み処理等にて実現することができるであろう。
は、現在時間帯が、設計上下限値の中にあるか、或いは
上限値を越えているかに対応して、それぞれその旨を示
すキーワードが状態フラグ領域に書き込まれる。ここ
で、『状態フラグ領域』は、例えば半導体RAM内の特
定の領域に設けることができる。また、『キーワード』
としては、上下限値内にあるかそれとも上限値を越えて
いるかを示す1ビットのフラグで構成することもできる
が、イニシャライズプログラム起動直後の不定状態と何
等かの特定のキーワードが書き込まれている状態とを確
実に識別させるためには、多ビットのデジタルコードと
することが好ましいであろう。尚、状態フラグ領域に特
定のキーワードを書き込み、或いはそのキーワードを書
き替える処理は、一般的には上書き処理により行われる
が、勿論、予め各キーワード専用の状態フラグ領域を確
保しておき、そのエリアに何等かのデータが書き込まれ
ているかそれとも書き込まれていないかに基づいて、設
計上下限値内に収まっているか、或いは外れているかを
識別可能に構成することもできるであろう。また、『現
在時間帯記録処理』における計時動作は、一巡実行時間
があらかじめ知られている一連の処理を繰り返し実行し
つつ計時動作を行ういわゆるソフトタイマ処理や、所定
のデジタルタイマ回路を起動後、前述した下限値並びに
上限値の到来によるタイマ割り込みを待機するタイマ割
り込み処理等にて実現することができるであろう。
【0024】そして、この請求項2に記載の発明によれ
ば、想定される動作異常時の内容に相当する模擬状態信
号を出力ポートから送出させた後、状態フラグ領域の内
容は、設計上下限値を基準とした現在時間帯を順次に示
す内容となるため、その間にリセット信号が到来して、
イニシャライズプログラムが起動されると、状態フラグ
領域の内容はリセット信号が到来した時点のキーワード
が書き残された状態に保存されることとなり、このキー
ワードを参照することによって、逆に、リセット信号が
設計上下限値内のタイミングで到来したか、それとも設
計上下限値を外れたタイミングで到来したかを判定する
ことができる。
ば、想定される動作異常時の内容に相当する模擬状態信
号を出力ポートから送出させた後、状態フラグ領域の内
容は、設計上下限値を基準とした現在時間帯を順次に示
す内容となるため、その間にリセット信号が到来して、
イニシャライズプログラムが起動されると、状態フラグ
領域の内容はリセット信号が到来した時点のキーワード
が書き残された状態に保存されることとなり、このキー
ワードを参照することによって、逆に、リセット信号が
設計上下限値内のタイミングで到来したか、それとも設
計上下限値を外れたタイミングで到来したかを判定する
ことができる。
【0025】なお、この請求項2に記載の発明において
は、模擬状態信号送出から設計下限値時間の到来に至る
間、状態フラグ領域に何らかのキーワードを書き込むこ
とを必ずしも要件とはしていない。これは、電源投入直
後のイニシャライズ処理ではそのような状態フラグ領域
の内容は不定状態となっているであろうし、また運用時
に何らかの原因で動作監視回路が作動したことに基づく
イニシャライズ処理においても、その内容は運用時の開
始直後に特定の内容に書き替えられているであろうか
ら、そのような設計上下限値を外れていることを示す特
別のキーワードを書き込まずとも、設計上下限値内にあ
ることを意味するキーワードが存在するか否かだけに基
づいて、適正なタイミングでリセット信号が到来したこ
とを診断できると考えられるからである。
は、模擬状態信号送出から設計下限値時間の到来に至る
間、状態フラグ領域に何らかのキーワードを書き込むこ
とを必ずしも要件とはしていない。これは、電源投入直
後のイニシャライズ処理ではそのような状態フラグ領域
の内容は不定状態となっているであろうし、また運用時
に何らかの原因で動作監視回路が作動したことに基づく
イニシャライズ処理においても、その内容は運用時の開
始直後に特定の内容に書き替えられているであろうか
ら、そのような設計上下限値を外れていることを示す特
別のキーワードを書き込まずとも、設計上下限値内にあ
ることを意味するキーワードが存在するか否かだけに基
づいて、適正なタイミングでリセット信号が到来したこ
とを診断できると考えられるからである。
【0026】この請求項2の主たる目的とするところ
は、イニシャライズプログラムにおいてフラグ領域の内
容を参照することにより、動作異常監視回路から設計さ
れた上下限値内のタイミングでリセット信号が出力され
たか否かを診断することにある。従って、この診断結果
に基づく対応処理は必ずしも要件とされるものではな
い。即ち、この診断結果を用いて、従来の診断処理のよ
うに、本体プログラムへの移行を制御したり、或いは所
謂ダブルマイコンシステムであれば、制御権を他のマイ
コンに移管したり、更には特別な異常時対応処理を実行
して何らかの対象負荷にマイコン制御から手動制御に切
り替えさせる等様々な対応をとることが可能となるであ
ろう。
は、イニシャライズプログラムにおいてフラグ領域の内
容を参照することにより、動作異常監視回路から設計さ
れた上下限値内のタイミングでリセット信号が出力され
たか否かを診断することにある。従って、この診断結果
に基づく対応処理は必ずしも要件とされるものではな
い。即ち、この診断結果を用いて、従来の診断処理のよ
うに、本体プログラムへの移行を制御したり、或いは所
謂ダブルマイコンシステムであれば、制御権を他のマイ
コンに移管したり、更には特別な異常時対応処理を実行
して何らかの対象負荷にマイコン制御から手動制御に切
り替えさせる等様々な対応をとることが可能となるであ
ろう。
【0027】この出願の請求項3に記載の発明は、前記
診断処理は、前記出力ポートから、想定される動作異常
時の内容に相当する模擬状態信号を送出する模擬状態信
号送出処理と、前記模擬状態信号の送出に続いて、前記
設計上下限値の下限値に相当する時間が到来するのを待
って、あらかじめ決められた状態フラグ領域に、前記設
計上下限値内に収まっていることを意味するキーワード
を書き込む現在時間帯記録処理と、前記設計上下限値の
上限値に相当する時間が到来するのを待って、前記動作
異常監視回路の再起動時の内容に相当する模擬状態信号
を送出すると共に、動作異常監視回路の異常時に対応す
る処理を実行する監視回路異常処理と、を含み、それに
より、前記リセット信号の到来に応答して強制的に実行
されるイニシャライズプログラムにおいて、前記フラグ
領域の内容を参照することにより、前記動作異常監視回
路から設計された上下限値内のタイミングでリセット信
号が出力されたことを診断し得るように構成したことを
特徴とする請求項1に記載のマイクロコンピュータ装置
にある。
診断処理は、前記出力ポートから、想定される動作異常
時の内容に相当する模擬状態信号を送出する模擬状態信
号送出処理と、前記模擬状態信号の送出に続いて、前記
設計上下限値の下限値に相当する時間が到来するのを待
って、あらかじめ決められた状態フラグ領域に、前記設
計上下限値内に収まっていることを意味するキーワード
を書き込む現在時間帯記録処理と、前記設計上下限値の
上限値に相当する時間が到来するのを待って、前記動作
異常監視回路の再起動時の内容に相当する模擬状態信号
を送出すると共に、動作異常監視回路の異常時に対応す
る処理を実行する監視回路異常処理と、を含み、それに
より、前記リセット信号の到来に応答して強制的に実行
されるイニシャライズプログラムにおいて、前記フラグ
領域の内容を参照することにより、前記動作異常監視回
路から設計された上下限値内のタイミングでリセット信
号が出力されたことを診断し得るように構成したことを
特徴とする請求項1に記載のマイクロコンピュータ装置
にある。
【0028】この請求項3に記載の発明に含まれる『現
在時間帯記録処理』では、前述の請求項2に記載の発明
に含まれる『現在時間帯記録処理』の場合とは異なり、
設計上下限値の上限値に相当する時間が到来しても、フ
ラグ領域の内容はそのまま維持され、設計上下限値を外
れている旨のキーワードに書き替えられることはない。
その代わりに、この請求項3に記載の発明では、新たに
『監視回路異常処理』が設けられている。そして、この
『監視回路異常処理』では、前記動作異常監視回路の再
起動時の内容に相当する模擬状態信号を送出すると共
に、動作異常監視回路の異常時に対応する処理を実行す
ることとしている。
在時間帯記録処理』では、前述の請求項2に記載の発明
に含まれる『現在時間帯記録処理』の場合とは異なり、
設計上下限値の上限値に相当する時間が到来しても、フ
ラグ領域の内容はそのまま維持され、設計上下限値を外
れている旨のキーワードに書き替えられることはない。
その代わりに、この請求項3に記載の発明では、新たに
『監視回路異常処理』が設けられている。そして、この
『監視回路異常処理』では、前記動作異常監視回路の再
起動時の内容に相当する模擬状態信号を送出すると共
に、動作異常監視回路の異常時に対応する処理を実行す
ることとしている。
【0029】そして、この請求項3に記載の発明によれ
ば、設計上下限値の下限値を外れたタイミングにてリセ
ット信号が到来した場合には、適正時間帯に相当するキ
ーワードが書き込まれていないことにより、イニシャラ
イズ処理にてその旨を確認することができる一方、設計
上下限値の上限値に相当する時間が到来した以降につい
ては、送出される正常時の内容に相当する模擬状態信号
により動作異常監視回路を再リセットした状態にて、所
定の異常時処理を実行することとしているため、設計上
下限値内のタイミングでリセット信号が到来した場合に
限り、フラグ領域の内容はその旨を表すキーワードが書
き残された状態となり、イニシャライズ処理にてその旨
を確認することができる。
ば、設計上下限値の下限値を外れたタイミングにてリセ
ット信号が到来した場合には、適正時間帯に相当するキ
ーワードが書き込まれていないことにより、イニシャラ
イズ処理にてその旨を確認することができる一方、設計
上下限値の上限値に相当する時間が到来した以降につい
ては、送出される正常時の内容に相当する模擬状態信号
により動作異常監視回路を再リセットした状態にて、所
定の異常時処理を実行することとしているため、設計上
下限値内のタイミングでリセット信号が到来した場合に
限り、フラグ領域の内容はその旨を表すキーワードが書
き残された状態となり、イニシャライズ処理にてその旨
を確認することができる。
【0030】この請求項3の主たる目的とするところ
も、イニシャライズプログラムにおいてフラグ領域の内
容を参照することにより、動作異常監視回路から設計さ
れた上下限値内のタイミングでリセット信号が出力され
たか否かを診断することにある。従って、この診断結果
に基づく対応処理は必ずしも要件とされるものではな
い。即ち、この診断結果を用いて、従来の診断処理のよ
うに、本体プログラムへの移行を制御したり、或いは所
謂ダブルマイコンシステムであれば、制御権を他のマイ
コンに移管したり、更には特別な異常時対応処理を実行
して何らかの対象負荷にマイコン制御から手動制御に切
り替えさせる等様々な対応をとることが可能となるであ
ろう。
も、イニシャライズプログラムにおいてフラグ領域の内
容を参照することにより、動作異常監視回路から設計さ
れた上下限値内のタイミングでリセット信号が出力され
たか否かを診断することにある。従って、この診断結果
に基づく対応処理は必ずしも要件とされるものではな
い。即ち、この診断結果を用いて、従来の診断処理のよ
うに、本体プログラムへの移行を制御したり、或いは所
謂ダブルマイコンシステムであれば、制御権を他のマイ
コンに移管したり、更には特別な異常時対応処理を実行
して何らかの対象負荷にマイコン制御から手動制御に切
り替えさせる等様々な対応をとることが可能となるであ
ろう。
【0031】この出願の請求項4に記載の発明は、前記
診断処理に含まれる現在時間帯記録処理は、前記模擬状
態信号の送出とほぼ同時に、前記状態フラグ領域に、前
記設計上下限値から外れていることを意味するキーワー
ドを書き込む処理を含むことを特徴とする請求項2若し
くは請求項3に記載のマイクロコンピュータ装置にあ
る。
診断処理に含まれる現在時間帯記録処理は、前記模擬状
態信号の送出とほぼ同時に、前記状態フラグ領域に、前
記設計上下限値から外れていることを意味するキーワー
ドを書き込む処理を含むことを特徴とする請求項2若し
くは請求項3に記載のマイクロコンピュータ装置にあ
る。
【0032】前述した請求項2若しくは請求項3に記載
の発明とは異なり、この請求項4に記載の発明では、模
擬状態信号送出から設計下限値時間の到来に至る間、状
態フラグ領域に適正時間帯に対応するキーワードとは異
なる何らかのキーワードを積極的に書き込むこととして
いる。
の発明とは異なり、この請求項4に記載の発明では、模
擬状態信号送出から設計下限値時間の到来に至る間、状
態フラグ領域に適正時間帯に対応するキーワードとは異
なる何らかのキーワードを積極的に書き込むこととして
いる。
【0033】そして、この請求項4に記載の発明によれ
ば、イニシャライズプログラムにおいて前記フラグ領域
の内容を参照することにより、前記動作異常監視回路か
ら設計された上下限値内のタイミングでリセット信号が
出力されたことを一層確実に診断することができる。
ば、イニシャライズプログラムにおいて前記フラグ領域
の内容を参照することにより、前記動作異常監視回路か
ら設計された上下限値内のタイミングでリセット信号が
出力されたことを一層確実に診断することができる。
【0034】この出願の請求項5に記載の発明は、前記
状態フラグ領域に、前記模擬状態信号の送出とほぼ同時
に書き込まれるキーワードには前記下限値を外れている
旨が意味づけられており、かつ前記設計上下限値の上限
値の到来により書き替えられる内容は、前記上限値を外
れている旨が意味づけられていることを特徴とする請求
項4に記載のマイクロコンピュータ装置にある。
状態フラグ領域に、前記模擬状態信号の送出とほぼ同時
に書き込まれるキーワードには前記下限値を外れている
旨が意味づけられており、かつ前記設計上下限値の上限
値の到来により書き替えられる内容は、前記上限値を外
れている旨が意味づけられていることを特徴とする請求
項4に記載のマイクロコンピュータ装置にある。
【0035】ここで、『意味づけられており』とは、当
該キーワードが設計上下限値内にあるか或いは外にある
かを示すのみならず、下限値を外れているか若しくは上
限値を外れているかまでをも識別可能とすることを意味
している。
該キーワードが設計上下限値内にあるか或いは外にある
かを示すのみならず、下限値を外れているか若しくは上
限値を外れているかまでをも識別可能とすることを意味
している。
【0036】そして、この請求項5に記載の発明によれ
ば、イニシャライズプログラム中において、状態フラグ
領域の内容を参照することにより、リセット信号が下限
値を外れて出力されたか、或いは上限値を外れて出力さ
れたかまでをも診断することができる。前述と同様に、
この診断結果をどのように利用するかはユーザの使い勝
手によるものであり、またこのフラグ領域の内容を保存
したまま処理を終了し、適当な時点でフラグ領域の内容
を読み出すことにより、動作異常監視回路の故障が例え
ば時定数回路を構成するどの素子に起因するか等を推定
することも可能となる。
ば、イニシャライズプログラム中において、状態フラグ
領域の内容を参照することにより、リセット信号が下限
値を外れて出力されたか、或いは上限値を外れて出力さ
れたかまでをも診断することができる。前述と同様に、
この診断結果をどのように利用するかはユーザの使い勝
手によるものであり、またこのフラグ領域の内容を保存
したまま処理を終了し、適当な時点でフラグ領域の内容
を読み出すことにより、動作異常監視回路の故障が例え
ば時定数回路を構成するどの素子に起因するか等を推定
することも可能となる。
【0037】この出願の請求項6に記載の発明は、前記
診断処理には、前記現在時間帯記録処理の終了に続い
て、前記リセット端子にリセット信号が到来するのを待
つことなく直ちに動作異常監視回路の異常時に対応する
処理を実行する監視回路異常処理が含まれていることを
特徴とする請求項2に記載のマイクロコンビュータ装置
にある。
診断処理には、前記現在時間帯記録処理の終了に続い
て、前記リセット端子にリセット信号が到来するのを待
つことなく直ちに動作異常監視回路の異常時に対応する
処理を実行する監視回路異常処理が含まれていることを
特徴とする請求項2に記載のマイクロコンビュータ装置
にある。
【0038】ここで『前記リセット端子にリセット信号
が到来するのを待つことなく』とあるのは、従来の診断
処理のように、模擬状態信号を出力ポートから送出した
後、ひたすらリセット信号が到来するのを待つのではな
く、既に設計上下限値を外れていることが分かっている
のであるから、直ちに動作監視回路の異常時に対応する
処理を実行することを意味している。
が到来するのを待つことなく』とあるのは、従来の診断
処理のように、模擬状態信号を出力ポートから送出した
後、ひたすらリセット信号が到来するのを待つのではな
く、既に設計上下限値を外れていることが分かっている
のであるから、直ちに動作監視回路の異常時に対応する
処理を実行することを意味している。
【0039】そして、この請求項6に記載の発明によれ
ば、リセット信号が規定の上下限値を外れて到来する場
合のみならず、動作異常監視回路が完全に故障してしま
って、リセット信号が全く発せられなかった場合にも、
直ちに動作監視回路の異常時に対応する処理を実行する
ことが可能となる。
ば、リセット信号が規定の上下限値を外れて到来する場
合のみならず、動作異常監視回路が完全に故障してしま
って、リセット信号が全く発せられなかった場合にも、
直ちに動作監視回路の異常時に対応する処理を実行する
ことが可能となる。
【0040】この出願の請求項7に記載の発明は、前記
イニシャライズプログラムには、前記フラグ領域の記憶
内容を参照した結果として、当該イニシャライズプログ
ラムの起動が、前記診断処理において前記出力ポートか
ら模擬状態信号を送出したことに応答して、前記動作異
常監視回路から設計された上下限値内のタイミングでリ
セット信号が出力された結果であると判定された場合に
は、前記本体プログラムへの移行を許容する一方、前記
パワーオンリセット回路からリセット信号が出力された
結果であると判定された場合には、前記診断処理への移
行を許容する条件分岐処理が、前記診断処理の前処理と
して、含まれていることを特徴とする請求項2若しくは
請求項3に記載のマイクロコンピュータ装置にある。
イニシャライズプログラムには、前記フラグ領域の記憶
内容を参照した結果として、当該イニシャライズプログ
ラムの起動が、前記診断処理において前記出力ポートか
ら模擬状態信号を送出したことに応答して、前記動作異
常監視回路から設計された上下限値内のタイミングでリ
セット信号が出力された結果であると判定された場合に
は、前記本体プログラムへの移行を許容する一方、前記
パワーオンリセット回路からリセット信号が出力された
結果であると判定された場合には、前記診断処理への移
行を許容する条件分岐処理が、前記診断処理の前処理と
して、含まれていることを特徴とする請求項2若しくは
請求項3に記載のマイクロコンピュータ装置にある。
【0041】この『条件分岐処理』では、本体プログラ
ムへ移行すべきか、或いは診断処理へ移行すべきかの制
御が行われる。即ち、前述したように、請求項2若しく
は請求項3に記載の発明によれば、状態フラグ領域の記
憶内容を参照することによって、動作異常監視回路から
設計上下限値内のタイミングでリセット信号が出力され
たか、或いはそれを外れてリセット信号が出力されたか
を判別することができるため、この請求項7に記載の発
明の場合には、その判定結果を用いることにより、診断
処理において動作異常監視回路が正常に動作した場合に
限り本体プログラムへの移行を許容する一方、パワーオ
ンリセット回路からリセット信号が出力された結果であ
ると判定された場合には、未だ診断処理が実行されてい
ないものと判定して、直ちに上述の診断処理を実行させ
るようにしたものである。
ムへ移行すべきか、或いは診断処理へ移行すべきかの制
御が行われる。即ち、前述したように、請求項2若しく
は請求項3に記載の発明によれば、状態フラグ領域の記
憶内容を参照することによって、動作異常監視回路から
設計上下限値内のタイミングでリセット信号が出力され
たか、或いはそれを外れてリセット信号が出力されたか
を判別することができるため、この請求項7に記載の発
明の場合には、その判定結果を用いることにより、診断
処理において動作異常監視回路が正常に動作した場合に
限り本体プログラムへの移行を許容する一方、パワーオ
ンリセット回路からリセット信号が出力された結果であ
ると判定された場合には、未だ診断処理が実行されてい
ないものと判定して、直ちに上述の診断処理を実行させ
るようにしたものである。
【0042】そして、この請求項7に記載の発明によれ
ば、電源投入直後自動的に本発明の診断処理を実行させ
る一方、その診断処理の結果、動作異常監視回路が正常
に動作した場合に限り、本体プログラムへの移行を許容
し、これにより動作異常監視回路におけるリセット信号
出力タイミングの狂いを原因とする誤ったイニシャライ
ズプログラムの実行や、或いは本体プログラムが動作異
常を発生しているにも拘らず、イニシャライズプログラ
ムがなかなか実行されないといった不都合を未然に防止
できるのである。
ば、電源投入直後自動的に本発明の診断処理を実行させ
る一方、その診断処理の結果、動作異常監視回路が正常
に動作した場合に限り、本体プログラムへの移行を許容
し、これにより動作異常監視回路におけるリセット信号
出力タイミングの狂いを原因とする誤ったイニシャライ
ズプログラムの実行や、或いは本体プログラムが動作異
常を発生しているにも拘らず、イニシャライズプログラ
ムがなかなか実行されないといった不都合を未然に防止
できるのである。
【0043】この出願の請求項8に記載の発明は、前記
動作異常監視回路は、互いに独立した複数の動作異常監
視回路を含み、前記イニシャライズプログラムに含まれ
る診断処理は、前記複数の動作異常監視回路のそれぞれ
に対応する複数の個別診断処理を含むことを特徴とする
請求項2若しくは請求項3に記載のマイクロコンピュー
タ装置にある。
動作異常監視回路は、互いに独立した複数の動作異常監
視回路を含み、前記イニシャライズプログラムに含まれ
る診断処理は、前記複数の動作異常監視回路のそれぞれ
に対応する複数の個別診断処理を含むことを特徴とする
請求項2若しくは請求項3に記載のマイクロコンピュー
タ装置にある。
【0044】請求項2若しくは請求項3に記載の発明
は、1個の動作異常監視回路を有するマイクロコンピュ
ータのみならず、互いに独立した複数の動作異常監視回
路を含むマイクロコンピュータにも適応が可能である。
このように複数の動作異常監視回路を設けるのは、それ
らの1つが故障しても他の動作異常監視回路によってこ
れをバックアップすることを意図したり、動作異常内容
が様々に存在する場合、特定の動作異常監視アルゴリズ
ムを有する1個の動作異常監視回路ではそれら全ての動
作異常内容に対応できないような場合、これを幾つかの
動作異常監視回路によってそれぞれ受け持たせることを
意図する場合があるからである。
は、1個の動作異常監視回路を有するマイクロコンピュ
ータのみならず、互いに独立した複数の動作異常監視回
路を含むマイクロコンピュータにも適応が可能である。
このように複数の動作異常監視回路を設けるのは、それ
らの1つが故障しても他の動作異常監視回路によってこ
れをバックアップすることを意図したり、動作異常内容
が様々に存在する場合、特定の動作異常監視アルゴリズ
ムを有する1個の動作異常監視回路ではそれら全ての動
作異常内容に対応できないような場合、これを幾つかの
動作異常監視回路によってそれぞれ受け持たせることを
意図する場合があるからである。
【0045】そして、この請求項8に記載の発明では、
それら複数の動作異常監視回路のそれぞれに対して、個
別に診断処理を行おうとするものである。
それら複数の動作異常監視回路のそれぞれに対して、個
別に診断処理を行おうとするものである。
【0046】この出願の請求項9に記載の発明は、前記
複数の個別診断処理のそれぞれには一定の順序付けがな
されており、かつ各診断処理にて使用される前記キーワ
ードには対応する動作異常監視回路に固有な意味付けが
なされており、前記イニシャライズプログラムには、前
記フラグ領域の記憶内容を参照した結果として、当該イ
ニシャライズプログラムの起動が、前記個別診断処理に
おいて前記出力ポートから模擬状態信号を送出したこと
に応答して、前記対応する動作異常監視回路から設計さ
れた上下限値内のタイミングでリセット信号が出力され
た結果であると判定された場合には、次の順位に位置す
る個別診断処理若しくは次の順位に位置する個別診断処
理が存在しなければ前記本体プログラムへの移行を許容
する一方、前記パワーオンリセット回路からリセット信
号が出力された結果であると判定された場合には、前記
診断処理への移行を許容する条件分岐処理が、前記診断
処理の前処理として、含まれていることを特徴とする請
求項8に記載のマイクロコンピュータ装置にある。 前
述のような理由で複数の個別診断処理を設け、複数の動
作異常監視回路に対応する場合、動作異常監視回路のそ
れぞれが専用の状態信号を監視するとは限らない。即
ち、出力ポートの数には限りがあるため、好ましくは、
共通の出力ポートを以て複数の動作異常監視回路に対応
することが好ましい。そのような場合、共通の模擬状態
信号を以て複数の個別診断処理を同時に行わせることは
なかなか困難である。そこで、この請求項9に記載の発
明では、それら複数の動作異常監視回路を幾つかの時間
帯に分けて順次に個別診断処理するものである。そし
て、それら個別診断処理において、全ての処理が正常に
終了した場合に限り、本体プログラムへの移行を許容す
るものである。
複数の個別診断処理のそれぞれには一定の順序付けがな
されており、かつ各診断処理にて使用される前記キーワ
ードには対応する動作異常監視回路に固有な意味付けが
なされており、前記イニシャライズプログラムには、前
記フラグ領域の記憶内容を参照した結果として、当該イ
ニシャライズプログラムの起動が、前記個別診断処理に
おいて前記出力ポートから模擬状態信号を送出したこと
に応答して、前記対応する動作異常監視回路から設計さ
れた上下限値内のタイミングでリセット信号が出力され
た結果であると判定された場合には、次の順位に位置す
る個別診断処理若しくは次の順位に位置する個別診断処
理が存在しなければ前記本体プログラムへの移行を許容
する一方、前記パワーオンリセット回路からリセット信
号が出力された結果であると判定された場合には、前記
診断処理への移行を許容する条件分岐処理が、前記診断
処理の前処理として、含まれていることを特徴とする請
求項8に記載のマイクロコンピュータ装置にある。 前
述のような理由で複数の個別診断処理を設け、複数の動
作異常監視回路に対応する場合、動作異常監視回路のそ
れぞれが専用の状態信号を監視するとは限らない。即
ち、出力ポートの数には限りがあるため、好ましくは、
共通の出力ポートを以て複数の動作異常監視回路に対応
することが好ましい。そのような場合、共通の模擬状態
信号を以て複数の個別診断処理を同時に行わせることは
なかなか困難である。そこで、この請求項9に記載の発
明では、それら複数の動作異常監視回路を幾つかの時間
帯に分けて順次に個別診断処理するものである。そし
て、それら個別診断処理において、全ての処理が正常に
終了した場合に限り、本体プログラムへの移行を許容す
るものである。
【0047】そして、この請求項9に記載の発明によれ
ば、電源投入に応答して、予め決められた順序でそれら
複数の動作異常監視回路に対して順次に診断を行い、全
ての動作異常監視回路が正常なタイミングでリセット信
号を出力することを確認した後、初めて本体プログラム
への移行を可能とすることができる。
ば、電源投入に応答して、予め決められた順序でそれら
複数の動作異常監視回路に対して順次に診断を行い、全
ての動作異常監視回路が正常なタイミングでリセット信
号を出力することを確認した後、初めて本体プログラム
への移行を可能とすることができる。
【0048】この出願の請求項10に記載の発明は、前
記複数の個別診断処理には、周期監視型の動作異常監視
回路に対する個別診断処理とタイミングズレ監視型の動
作異常監視回路に対応する個別診断処理とが含まれてい
ることを特徴とする請求項8若しくは請求項9に記載の
マイクロコンピュータ装置にある。
記複数の個別診断処理には、周期監視型の動作異常監視
回路に対する個別診断処理とタイミングズレ監視型の動
作異常監視回路に対応する個別診断処理とが含まれてい
ることを特徴とする請求項8若しくは請求項9に記載の
マイクロコンピュータ装置にある。
【0049】動作異常監視回路を複数設ける場合、それ
ら動作異常監視回路の監視アルゴリズムを互いに異なら
せることは、多岐に亘る内容の動作異常に対して適切な
対応を図る点で有効である。ここで、在来の周期監視型
の動作異常監視回路に加えて、本発明者等が新たに開発
したタイミングずれ監視型の動作異常監視回路を設ける
ことが最も好ましいと考えられる。即ち、タイミングず
れ監視型の動作異常監視回路では、プログラムが暴走状
態を起こしてポート操作命令が実行されていないにも拘
らず、他の命令がポート操作命令に化けて、その結果予
期せぬタイミングで状態信号中にオンオフタイミングが
生じた場合でも、これを特定の2個の出力ポートから得
られる2系統の状態信号化における論理不一致に基づい
て確実に検出することができる。即ち、このような所謂
命令化けによるオン操作若しくはオフ操作は、予めタイ
ミングずれを与えた2系統の状態信号間におけるタイミ
ングずれとは明らかに相違するから、このタイミングず
れが正常時のタイミングずれと異なることによって、そ
のような命令化けに基づく動作異常を確実に検出するこ
とができる。その結果、2個の出力ポートから互いに一
定のタイミングずれを有する同一周期の状態信号を出力
させておき、それら状態信号のいずれか一方を周期監視
型の動作異常監視回路にて監視するように構成すれば、
2個の出力ポートから得られる2系統の信号のみによっ
て、従来より想定されている動作異常のみならず、新た
に想定された命令化けに基づく動作異常までをも的確に
対応が可能となる。
ら動作異常監視回路の監視アルゴリズムを互いに異なら
せることは、多岐に亘る内容の動作異常に対して適切な
対応を図る点で有効である。ここで、在来の周期監視型
の動作異常監視回路に加えて、本発明者等が新たに開発
したタイミングずれ監視型の動作異常監視回路を設ける
ことが最も好ましいと考えられる。即ち、タイミングず
れ監視型の動作異常監視回路では、プログラムが暴走状
態を起こしてポート操作命令が実行されていないにも拘
らず、他の命令がポート操作命令に化けて、その結果予
期せぬタイミングで状態信号中にオンオフタイミングが
生じた場合でも、これを特定の2個の出力ポートから得
られる2系統の状態信号化における論理不一致に基づい
て確実に検出することができる。即ち、このような所謂
命令化けによるオン操作若しくはオフ操作は、予めタイ
ミングずれを与えた2系統の状態信号間におけるタイミ
ングずれとは明らかに相違するから、このタイミングず
れが正常時のタイミングずれと異なることによって、そ
のような命令化けに基づく動作異常を確実に検出するこ
とができる。その結果、2個の出力ポートから互いに一
定のタイミングずれを有する同一周期の状態信号を出力
させておき、それら状態信号のいずれか一方を周期監視
型の動作異常監視回路にて監視するように構成すれば、
2個の出力ポートから得られる2系統の信号のみによっ
て、従来より想定されている動作異常のみならず、新た
に想定された命令化けに基づく動作異常までをも的確に
対応が可能となる。
【0050】そして、この請求項10に記載の発明で
は、そのような広範囲な動作異常にも対応し得る構成に
おいても、それら動作異常監視回路のリセットタイミン
グの異常を的確に診断することが可能となるのである。
は、そのような広範囲な動作異常にも対応し得る構成に
おいても、それら動作異常監視回路のリセットタイミン
グの異常を的確に診断することが可能となるのである。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施の
形態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。前述
したように、この種のマイクロコンピュータ装置には、
本体プログラムの一巡実行ループ中に挿入されたオンオ
フ一対のポート操作命令により本体プログラムの実行に
連動してオンオフ操作される状態信号送出用の出力ポー
トと、パワーオンリセット回路若しくは動作異常監視回
路から出力されるリセット信号を受付けるためのリセッ
ト端子が備えられており、前記リセット端子にリセット
信号が受付けられるのに応答して強制的にイニシャライ
ズプログラムを実行させることにより、プログラムの暴
走などの動作異常が発生した場合、プログラムの実行を
強制的に停止させて、制御対象負荷を保護するようにし
ている。
形態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。前述
したように、この種のマイクロコンピュータ装置には、
本体プログラムの一巡実行ループ中に挿入されたオンオ
フ一対のポート操作命令により本体プログラムの実行に
連動してオンオフ操作される状態信号送出用の出力ポー
トと、パワーオンリセット回路若しくは動作異常監視回
路から出力されるリセット信号を受付けるためのリセッ
ト端子が備えられており、前記リセット端子にリセット
信号が受付けられるのに応答して強制的にイニシャライ
ズプログラムを実行させることにより、プログラムの暴
走などの動作異常が発生した場合、プログラムの実行を
強制的に停止させて、制御対象負荷を保護するようにし
ている。
【0052】ところで、従来この種のマイクロコンピュ
ータ装置にて想定されている動作異常は、その発生と共
に前述したオンオフ一対のポート操作命令が実行されな
くなり、その結果状態信号の内容が“H”若しくは
“L”に固定されて、それまで繰り返し一定周期で出力
されていたパルスが停止するといった内容のものであ
る。その為、動作異常監視回路に採用された監視アルゴ
リズムとしては、状態信号中のパルス周期を監視し、こ
のパルス周期が予め決められた基準周期を越えたことに
基づいて動作異常の発生を推定し、直ちにリセット信号
を出力するように構成されている。
ータ装置にて想定されている動作異常は、その発生と共
に前述したオンオフ一対のポート操作命令が実行されな
くなり、その結果状態信号の内容が“H”若しくは
“L”に固定されて、それまで繰り返し一定周期で出力
されていたパルスが停止するといった内容のものであ
る。その為、動作異常監視回路に採用された監視アルゴ
リズムとしては、状態信号中のパルス周期を監視し、こ
のパルス周期が予め決められた基準周期を越えたことに
基づいて動作異常の発生を推定し、直ちにリセット信号
を出力するように構成されている。
【0053】ところが、本発明者等の鋭意研究によれ
ば、プログラムの暴走中であっても、状態信号送出用の
出力ポートが予期せぬタイミングでオン若しくはオフさ
れたり、或いはオンオフを繰り返して動作正常時と同様
なパルス列が出力される場合もあり得るとの知見が得ら
れた。これは、プログラムの暴走中に予期せぬタイミン
グでポート操作命令が実際に実行される場合もあろう
が、それ以外にも、別の命令がフェッチ動作の乱れなど
によってポート操作命令に化けて実行された結果、状態
信号送出用の出力ポートが予期せぬタイミングで操作さ
れている場合もあり得るとの知見が得られた。
ば、プログラムの暴走中であっても、状態信号送出用の
出力ポートが予期せぬタイミングでオン若しくはオフさ
れたり、或いはオンオフを繰り返して動作正常時と同様
なパルス列が出力される場合もあり得るとの知見が得ら
れた。これは、プログラムの暴走中に予期せぬタイミン
グでポート操作命令が実際に実行される場合もあろう
が、それ以外にも、別の命令がフェッチ動作の乱れなど
によってポート操作命令に化けて実行された結果、状態
信号送出用の出力ポートが予期せぬタイミングで操作さ
れている場合もあり得るとの知見が得られた。
【0054】そこで、本発明者等は、このような内容の
動作異常にも的確に対応が可能な、新規な動作異常監視
回路を提案している。この新規な動作異常監視回路に採
用された監視アルゴリズムは、特定の2個の出力ポート
から外部へ送出される2系統の状態信号相互間における
オンタイミング若しくはオフタイミングのずれに着目
し、これが基準時間よりも長くなると、直ちにリセット
信号を出力するものである。一方、これに対応してマイ
クロコンピュータ装置側には、本体プログラムの一巡実
行ループ中にオンオフ一対のポート操作命令を2個以上
挿入し、それらポート操作命令の実行時間のずれによ
り、予め決められた2個の出力ポートからそれら実行時
間の相違に基づく一定のタイミングずれを有する2系統
の状態信号を送出するようにしている。そして、1台の
マイクロコンピュータ装置に対して、在来の周期監視型
の動作異常監視回路と本発明者等が新たに提案した新規
な動作異常監視回路等を併設することによって、より一
層信頼性の高いマイクロコンピュータシステムを構成し
ている。
動作異常にも的確に対応が可能な、新規な動作異常監視
回路を提案している。この新規な動作異常監視回路に採
用された監視アルゴリズムは、特定の2個の出力ポート
から外部へ送出される2系統の状態信号相互間における
オンタイミング若しくはオフタイミングのずれに着目
し、これが基準時間よりも長くなると、直ちにリセット
信号を出力するものである。一方、これに対応してマイ
クロコンピュータ装置側には、本体プログラムの一巡実
行ループ中にオンオフ一対のポート操作命令を2個以上
挿入し、それらポート操作命令の実行時間のずれによ
り、予め決められた2個の出力ポートからそれら実行時
間の相違に基づく一定のタイミングずれを有する2系統
の状態信号を送出するようにしている。そして、1台の
マイクロコンピュータ装置に対して、在来の周期監視型
の動作異常監視回路と本発明者等が新たに提案した新規
な動作異常監視回路等を併設することによって、より一
層信頼性の高いマイクロコンピュータシステムを構成し
ている。
【0055】このような高信頼性を有するマイクロコン
ピュータシステムの構成を、図1のブロック図に概略的
に示している。即ち、同図に示されるように、このマイ
クロコンピュータシステムは、マイクロコンピュータ装
置であるCPU1と、在来の周期監視型の動作異常監視
回路である第1の監視回路2と、本発明者等により新た
に提案されたタイミングずれ監視型の動作異常監視回路
である第2の監視回路3とから概略構成されている。
ピュータシステムの構成を、図1のブロック図に概略的
に示している。即ち、同図に示されるように、このマイ
クロコンピュータシステムは、マイクロコンピュータ装
置であるCPU1と、在来の周期監視型の動作異常監視
回路である第1の監視回路2と、本発明者等により新た
に提案されたタイミングずれ監視型の動作異常監視回路
である第2の監視回路3とから概略構成されている。
【0056】CPU1を構成するマイクロコンピュータ
としては、この例では、車両用アンチロックブレーキシ
ステム(以下、ABSという)の制御に用いられる8ビ
ット構成のワンチップマイクロコンピュータが採用され
ている。この種のワンチップマイクロコンピュータの内
部には、各種の制御プログラムを予め格納されたROM
と、制御プログラムの実行の際にワーキングエリア等と
して使用されるRAMと、各種のタイマやカウンタ等が
設けられているのが通例である。この例では、説明の便
宜のために、それらの中で、RAM102の内部に設定
された状態フラグ領域102aと、内蔵デジタルタイマ
101のみが図示されている。また、この種のマイクロ
コンピュータには、多数の入出力ポート等が設けられる
のが通例であるが、これについても説明の便宜のため
に、状態信号を外部へ送出するための2個の出力ポート
P1,P2と、外部から与えられるリセット信号を受付
けるためのリセット端子RSTのみが図示されている。
後に詳細に説明するが、ROM内に格納された制御プロ
グラム(本体プログラム)の一巡実行ループ中には、前
述した2つの出力ポートP1,P2から、互いに一定の
タイミングずれを有する一定周期のパルス列を出力する
ための2組のポート操作命令が挿入されている。また、
良く知られているように、この種のマイクロコンピュー
タ装置では、リセット端子RSTがリセット信号を受付
けた場合、例えば内蔵するアドレスカウンタを強制的に
特定のアドレスに飛ばすことにより、予め決められたイ
ニシャライズプログラムを自動的に実行するように構成
されている。
としては、この例では、車両用アンチロックブレーキシ
ステム(以下、ABSという)の制御に用いられる8ビ
ット構成のワンチップマイクロコンピュータが採用され
ている。この種のワンチップマイクロコンピュータの内
部には、各種の制御プログラムを予め格納されたROM
と、制御プログラムの実行の際にワーキングエリア等と
して使用されるRAMと、各種のタイマやカウンタ等が
設けられているのが通例である。この例では、説明の便
宜のために、それらの中で、RAM102の内部に設定
された状態フラグ領域102aと、内蔵デジタルタイマ
101のみが図示されている。また、この種のマイクロ
コンピュータには、多数の入出力ポート等が設けられる
のが通例であるが、これについても説明の便宜のため
に、状態信号を外部へ送出するための2個の出力ポート
P1,P2と、外部から与えられるリセット信号を受付
けるためのリセット端子RSTのみが図示されている。
後に詳細に説明するが、ROM内に格納された制御プロ
グラム(本体プログラム)の一巡実行ループ中には、前
述した2つの出力ポートP1,P2から、互いに一定の
タイミングずれを有する一定周期のパルス列を出力する
ための2組のポート操作命令が挿入されている。また、
良く知られているように、この種のマイクロコンピュー
タ装置では、リセット端子RSTがリセット信号を受付
けた場合、例えば内蔵するアドレスカウンタを強制的に
特定のアドレスに飛ばすことにより、予め決められたイ
ニシャライズプログラムを自動的に実行するように構成
されている。
【0057】周期監視型の動作異常監視回路である第1
の監視回路2は、CPU1のポートP1から出力される
状態信号を入力端子IN1を介して取り込むと共に、そ
の周期を常時監視し、これが予め決められた基準時間を
越えたことに基づいて動作異常の発生を判定し、それに
応答して出力端子OUT1のレベルを“H”から“L”
に立ち下げることによって、CPU1に対してリセット
をかけるように構成されている。
の監視回路2は、CPU1のポートP1から出力される
状態信号を入力端子IN1を介して取り込むと共に、そ
の周期を常時監視し、これが予め決められた基準時間を
越えたことに基づいて動作異常の発生を判定し、それに
応答して出力端子OUT1のレベルを“H”から“L”
に立ち下げることによって、CPU1に対してリセット
をかけるように構成されている。
【0058】本発明者等が新たに開発したタイミングず
れ監視型の動作異常監視回路である第2の監視回路3
は、ポートP1,P2から出力される状態信号をその入
力端子IN21,IN22を介して取り込むと共に、そ
れらのタイミングずれを常時監視し、これが予め決めら
れた基準時間を越えたことに基づいて動作異常の発生を
判定し、これに応答して出力端子OUT2のレベルを
“H”から“L”に立ち下げることによって、CPU1
にリセットをかけるように構成されている。
れ監視型の動作異常監視回路である第2の監視回路3
は、ポートP1,P2から出力される状態信号をその入
力端子IN21,IN22を介して取り込むと共に、そ
れらのタイミングずれを常時監視し、これが予め決めら
れた基準時間を越えたことに基づいて動作異常の発生を
判定し、これに応答して出力端子OUT2のレベルを
“H”から“L”に立ち下げることによって、CPU1
にリセットをかけるように構成されている。
【0059】パワーオンリセット回路4は、電源投入に
応答してCPU1に対してリセットをかけるものであ
り、その内部構成は各種の文献により周知であるから説
明は省略する。
応答してCPU1に対してリセットをかけるものであ
り、その内部構成は各種の文献により周知であるから説
明は省略する。
【0060】尚、抵抗R1は、リセット端子RSTがハ
イインピーダンス状態にある時に、リセットラインを
“H”に引き上げるためのプルアップ抵抗であり、また
抵抗R2,R3は出力ポートP1,P2がハイインピー
ダンス状態にある時に、それらのラインを“H”レベル
に引き上げるためのプルアップ抵抗である。
イインピーダンス状態にある時に、リセットラインを
“H”に引き上げるためのプルアップ抵抗であり、また
抵抗R2,R3は出力ポートP1,P2がハイインピー
ダンス状態にある時に、それらのラインを“H”レベル
に引き上げるためのプルアップ抵抗である。
【0061】次に、第1の監視回路2並びに第2の監視
回路3の具体的な一例の構成を、図2の回路図を参照し
て詳細に説明する。同図に示されるように、周期監視型
の動作異常監視回路である第1の監視回路2は、入力端
子IN1から入力される信号の立ち上がりに応答して微
小幅“H”パルスを出力する微分回路DFと、この微分
回路DFから出力される微小幅“H”パルスに応答して
瞬間的にオンするトランジスタQと、抵抗R4,R5を
介して電源Vccにより充電されると共に、トランジス
タQを介して瞬間的に放電されるコンデンサC1と、演
算増幅器OP1を主体として構成され、コンデンサC1
の充電電圧Vc1を抵抗R6と抵抗R7とで電源電圧V
ccを分圧して得られた閾値電圧Vth1と比較し、そ
の比較結果を出力端子OUT1から外部へと出力するコ
ンパレータCOMP1とから構成されている。即ち、こ
の第1の監視回路2では、ポートP1から出力される状
態信号中に含まれるパルス列の周期が、予め決められた
基準時間よりも短い場合、コンデンサC1の充電電圧V
cは閾値電圧Vth1よりも低く維持されるのに対し、
前述したパルス列の周期が基準時間より長い場合には、
コンデンサC1の充電電圧Vc1は閾値電圧Vth1を
越えることとなり、その結果コンパレータCOMP1が
反転動作して、出力端子OUT1のレベルは“H”から
“L”へと立ち下がり、CPU1にリセットがかかるの
である。
回路3の具体的な一例の構成を、図2の回路図を参照し
て詳細に説明する。同図に示されるように、周期監視型
の動作異常監視回路である第1の監視回路2は、入力端
子IN1から入力される信号の立ち上がりに応答して微
小幅“H”パルスを出力する微分回路DFと、この微分
回路DFから出力される微小幅“H”パルスに応答して
瞬間的にオンするトランジスタQと、抵抗R4,R5を
介して電源Vccにより充電されると共に、トランジス
タQを介して瞬間的に放電されるコンデンサC1と、演
算増幅器OP1を主体として構成され、コンデンサC1
の充電電圧Vc1を抵抗R6と抵抗R7とで電源電圧V
ccを分圧して得られた閾値電圧Vth1と比較し、そ
の比較結果を出力端子OUT1から外部へと出力するコ
ンパレータCOMP1とから構成されている。即ち、こ
の第1の監視回路2では、ポートP1から出力される状
態信号中に含まれるパルス列の周期が、予め決められた
基準時間よりも短い場合、コンデンサC1の充電電圧V
cは閾値電圧Vth1よりも低く維持されるのに対し、
前述したパルス列の周期が基準時間より長い場合には、
コンデンサC1の充電電圧Vc1は閾値電圧Vth1を
越えることとなり、その結果コンパレータCOMP1が
反転動作して、出力端子OUT1のレベルは“H”から
“L”へと立ち下がり、CPU1にリセットがかかるの
である。
【0062】本発明者等が新たに提案したタイミングず
れ監視型の動作異常監視回路である第2の監視回路3
は、入力端子IN21,IN22に供給される2系統の
状態信号相互間における論理不一致状態を検出するため
の排他的論理和回路EーORと、この排他的論理和回路
EーORの出力が“H”の時に抵抗R8を介して充電さ
れ且つ“L”の時にダイオードDを介して瞬時に放電さ
れるコンデンサC2と、演算増幅器OP2により構成さ
れ、前記コンデンサC2の充電電圧Vc2を抵抗R9と
抵抗R10とで電源電圧Vccを分圧することにより得
られた閾値電圧Vthと比較し、その比較結果を出力端
子OUT2から出力するコンパレータCOMPとから構
成されている。そして、ポートP1,P2から出力され
る2系統の状態信号中のタイミングずれが、予め決めら
れた基準時間より短い場合、コンデンサC2の充電電圧
Vcには閾値電圧Vthよりも低く維持されているのに
対し、同タイミングずれが基準時間よりも長くなると、
コンデンサC2の充電電圧Vc2の値は閾値電圧Vth
2よりも高くなり、その結果コンパレータCOMP2が
反転動作して、出力端子OUT2のレベルは“H”から
“L”へと立ち下がり、CPU1にリセットがかかるこ
ととなる。
れ監視型の動作異常監視回路である第2の監視回路3
は、入力端子IN21,IN22に供給される2系統の
状態信号相互間における論理不一致状態を検出するため
の排他的論理和回路EーORと、この排他的論理和回路
EーORの出力が“H”の時に抵抗R8を介して充電さ
れ且つ“L”の時にダイオードDを介して瞬時に放電さ
れるコンデンサC2と、演算増幅器OP2により構成さ
れ、前記コンデンサC2の充電電圧Vc2を抵抗R9と
抵抗R10とで電源電圧Vccを分圧することにより得
られた閾値電圧Vthと比較し、その比較結果を出力端
子OUT2から出力するコンパレータCOMPとから構
成されている。そして、ポートP1,P2から出力され
る2系統の状態信号中のタイミングずれが、予め決めら
れた基準時間より短い場合、コンデンサC2の充電電圧
Vcには閾値電圧Vthよりも低く維持されているのに
対し、同タイミングずれが基準時間よりも長くなると、
コンデンサC2の充電電圧Vc2の値は閾値電圧Vth
2よりも高くなり、その結果コンパレータCOMP2が
反転動作して、出力端子OUT2のレベルは“H”から
“L”へと立ち下がり、CPU1にリセットがかかるこ
ととなる。
【0063】次に、CPU1内のROMに格納されたプ
ログラムの構成を図3のフローチャートを参照しながら
説明する。同図に示されるように、CPU1内のROM
に格納されたプログラムは、システムイニシャライズプ
ログラム部分(ステップ301)と本体プログラムであ
るところの制御プログラム部分(ステップ306)とに
大別される。そして、後に詳細に説明するように、シス
テムイニシャライズ処理プログラム(ステップ301)
には、第1の監視回路2並びに第2の監視回路3から設
計された上下限値内のタイミングでリセット信号が出力
されることを診断するための診断処理が含まれている。
ログラムの構成を図3のフローチャートを参照しながら
説明する。同図に示されるように、CPU1内のROM
に格納されたプログラムは、システムイニシャライズプ
ログラム部分(ステップ301)と本体プログラムであ
るところの制御プログラム部分(ステップ306)とに
大別される。そして、後に詳細に説明するように、シス
テムイニシャライズ処理プログラム(ステップ301)
には、第1の監視回路2並びに第2の監視回路3から設
計された上下限値内のタイミングでリセット信号が出力
されることを診断するための診断処理が含まれている。
【0064】一方、本体プログラム部分である制御プロ
グラム部分(ステップ306)を挟んでその前後にはポ
ートP1オン命令(ステップ303)並びにポートP2
オン命令(ステップ6304)と、ポートP1オフ命令
(ステップ308)並びにポートP2オフ命令(ステッ
プ309)とが互いに1命令実行時間の遅れを以て順次
に実行されるように配置されている。更に、ポートP1
オン命令(ステップ303)並びにポートP2オン命令
(ステップ304)を挟んでその前後には、割り込み禁
止命令(ステップ302)並びに割り込み許可命令(ス
テップ305)とが配置されると共に、ポートP1オフ
命令(ステップ308)並びにポートP2オフ命令(ス
テップ309)を挟んでその前後にも、割り込み禁止命
令(ステップ307)並びに割り込み許可命令(ステッ
プ310)が配置されている。従って、プログラムの実
行中に何らかの割り込み信号が到来したとしても、ポー
トP1オン命令(ステップ303)並びにポートP2オ
ン命令(ステップ304)は必ず1命令実行時間の遅れ
を以て順次に実行されると共に、ポートP1オフ命令
(ステップ308)並びにポートP2オフ命令(ステッ
プ309)についても、割り込み信号の到来に拘らず、
常に1命令実行時間の遅れを以て順次に実行されること
となる。換言すれば、ポートP1並びにポートP2のオ
ンタイミングは必ず1命令実行時間に相当するタイミン
グずれを有することとなると共に、ポートP1並びにポ
ートP2のオフタイミングについても、必ず1命令実行
時間に相当するタイミングずれを有することとなるので
ある。
グラム部分(ステップ306)を挟んでその前後にはポ
ートP1オン命令(ステップ303)並びにポートP2
オン命令(ステップ6304)と、ポートP1オフ命令
(ステップ308)並びにポートP2オフ命令(ステッ
プ309)とが互いに1命令実行時間の遅れを以て順次
に実行されるように配置されている。更に、ポートP1
オン命令(ステップ303)並びにポートP2オン命令
(ステップ304)を挟んでその前後には、割り込み禁
止命令(ステップ302)並びに割り込み許可命令(ス
テップ305)とが配置されると共に、ポートP1オフ
命令(ステップ308)並びにポートP2オフ命令(ス
テップ309)を挟んでその前後にも、割り込み禁止命
令(ステップ307)並びに割り込み許可命令(ステッ
プ310)が配置されている。従って、プログラムの実
行中に何らかの割り込み信号が到来したとしても、ポー
トP1オン命令(ステップ303)並びにポートP2オ
ン命令(ステップ304)は必ず1命令実行時間の遅れ
を以て順次に実行されると共に、ポートP1オフ命令
(ステップ308)並びにポートP2オフ命令(ステッ
プ309)についても、割り込み信号の到来に拘らず、
常に1命令実行時間の遅れを以て順次に実行されること
となる。換言すれば、ポートP1並びにポートP2のオ
ンタイミングは必ず1命令実行時間に相当するタイミン
グずれを有することとなると共に、ポートP1並びにポ
ートP2のオフタイミングについても、必ず1命令実行
時間に相当するタイミングずれを有することとなるので
ある。
【0065】更に、制御プログラム実行処理(ステップ
306)を経由する一巡実行ループ中には、制御周期T
cを管理するタイマ処理(ステップ311)が挿入され
ているため、出力ポートP1並びにP2からは、CPU
1が正常に動作している場合には、1命令実行時間に相
当するタイミングずれを有し且つ制御周期Tcにて定ま
る一定の周期を有する2系統の状態信号が出力されるの
である。
306)を経由する一巡実行ループ中には、制御周期T
cを管理するタイマ処理(ステップ311)が挿入され
ているため、出力ポートP1並びにP2からは、CPU
1が正常に動作している場合には、1命令実行時間に相
当するタイミングずれを有し且つ制御周期Tcにて定ま
る一定の周期を有する2系統の状態信号が出力されるの
である。
【0066】そして、第1の監視回路2に関して予め決
められた基準時間(以下基準時間Trefと言う)の値
は、制御周期Tcを考慮し且つある程度の余裕をみて設
計された所定の下限値とプログラムの暴走許容時間を考
慮しし且つある程度の余裕をみて決定された所定の上限
値との間に納まるように設計されている。同様にして、
第2の監視回路3に関して予め決められた基準時間(以
下、これを基準時間TDrefという)の値は、1命令
実行時間を考慮し且つある程度の余裕をみて決定された
所定の下限値と異常許容時間を考慮し且つある程度の余
裕をみて決定された所定の上限値との間となるように設
計されている。本発明では、これら各監視回路2,3に
関する基準時間Tref,TDrefがそれぞれの上下
限値に納まっているかを的確に診断しようとするもので
ある。
められた基準時間(以下基準時間Trefと言う)の値
は、制御周期Tcを考慮し且つある程度の余裕をみて設
計された所定の下限値とプログラムの暴走許容時間を考
慮しし且つある程度の余裕をみて決定された所定の上限
値との間に納まるように設計されている。同様にして、
第2の監視回路3に関して予め決められた基準時間(以
下、これを基準時間TDrefという)の値は、1命令
実行時間を考慮し且つある程度の余裕をみて決定された
所定の下限値と異常許容時間を考慮し且つある程度の余
裕をみて決定された所定の上限値との間となるように設
計されている。本発明では、これら各監視回路2,3に
関する基準時間Tref,TDrefがそれぞれの上下
限値に納まっているかを的確に診断しようとするもので
ある。
【0067】次に、図1並びに図2に示される2つの監
視回路2,3の異常時における動作を、図4のタイミン
グチャートを参照しながら説明する。同図に示されるよ
うに、CPU1内においてプログラムが正常に実行され
ている場合、2個の出力ポートP1,P2からは、一定
の周期Tx(=Tc)を有し且つ一定のタイミングずれ
TDx(=1命令実行時間)を有する2系統のパルス列
が出力されている。この状態においては、前述した充電
電圧Vc1,Vc2はそれぞれ閾値電圧Vth1,Vt
h2を越えることはなく、その結果出力端子OUT1,
OUT2の電位は“H”に維持されている。
視回路2,3の異常時における動作を、図4のタイミン
グチャートを参照しながら説明する。同図に示されるよ
うに、CPU1内においてプログラムが正常に実行され
ている場合、2個の出力ポートP1,P2からは、一定
の周期Tx(=Tc)を有し且つ一定のタイミングずれ
TDx(=1命令実行時間)を有する2系統のパルス列
が出力されている。この状態においては、前述した充電
電圧Vc1,Vc2はそれぞれ閾値電圧Vth1,Vt
h2を越えることはなく、その結果出力端子OUT1,
OUT2の電位は“H”に維持されている。
【0068】これに対して、例えば時刻t01において
CPU1に何らかの異常が発生したものとすると、その
異常内容が従来想定されていたパルスの停止を引き起こ
すものであれば、図中一点鎖線l1に示されるように、
出力ポートP1のレベルは“L”に固定され、同時に出
力ポートP2の電位も“L”に固定される。すると、最
新の正常なオン出力が得られた時刻t00から基準時間
Trefが経過した時点において、本来であるならば出
力端子OUT1のレベルは“H”から“L”へと立ち下
がり、この立ち下がりに応答してCPU1にリセットが
かかるところが、本発明者等が新たに経験により得られ
た異常動作の場合、ポートP1から出力される状態信号
中には前述した命令化けに起因する疑似オン出力が時刻
t02において得られる。すると、この疑似オン出力が
得られた時刻t02においてコンデンサc1の充電電圧
Vc1はリセット(放電)されてしまうため、その後基
準時間Trefが経過するまで、出力端子OUT1の電
位は“H”に維持されてしまい、その分だけCPUに対
して遅れてリセットがかかる。
CPU1に何らかの異常が発生したものとすると、その
異常内容が従来想定されていたパルスの停止を引き起こ
すものであれば、図中一点鎖線l1に示されるように、
出力ポートP1のレベルは“L”に固定され、同時に出
力ポートP2の電位も“L”に固定される。すると、最
新の正常なオン出力が得られた時刻t00から基準時間
Trefが経過した時点において、本来であるならば出
力端子OUT1のレベルは“H”から“L”へと立ち下
がり、この立ち下がりに応答してCPU1にリセットが
かかるところが、本発明者等が新たに経験により得られ
た異常動作の場合、ポートP1から出力される状態信号
中には前述した命令化けに起因する疑似オン出力が時刻
t02において得られる。すると、この疑似オン出力が
得られた時刻t02においてコンデンサc1の充電電圧
Vc1はリセット(放電)されてしまうため、その後基
準時間Trefが経過するまで、出力端子OUT1の電
位は“H”に維持されてしまい、その分だけCPUに対
して遅れてリセットがかかる。
【0069】これに対して、図1に示されるマイクロコ
ンピュータシステムの場合、周期監視型の第1の監視回
路2に加えてタイミングずれ監視型の第2の監視回路3
を備えていることにより、疑似オン出力が得られたこと
により時刻T02以降出力ポートP1とP2との間にお
いて論理不一致が生ずると、その後基準時間TDref
が経過した時点で出力端子OUT2の電位は“H”から
“L”に立ち下がり、この立ち下がりに応答してCPU
1に対しリセットをかけることができる(なお、このと
き、図中破線l2に示されるように、OUT1も“H”
から“L”になる)。
ンピュータシステムの場合、周期監視型の第1の監視回
路2に加えてタイミングずれ監視型の第2の監視回路3
を備えていることにより、疑似オン出力が得られたこと
により時刻T02以降出力ポートP1とP2との間にお
いて論理不一致が生ずると、その後基準時間TDref
が経過した時点で出力端子OUT2の電位は“H”から
“L”に立ち下がり、この立ち下がりに応答してCPU
1に対しリセットをかけることができる(なお、このと
き、図中破線l2に示されるように、OUT1も“H”
から“L”になる)。
【0070】即ち、このような疑似オン出力は、何らか
の命令が出力ポートP1をオンさせるべき命令に化けた
ことに起因するものであり、このような命令化けが出力
ポートP2に関するポートオン命令に関しても起こる確
率は極めて希であるから、時刻t02以降、多くの場
合、ポートP1とポートP2の間で必ず論理不一致が生
ずることとなり、それに基づきこのような命令化けに起
因する第1の監視回路2の誤動作を、第2の監視回路3
により補間することが可能となるのである。尚、このよ
うな動作を可能とするためには、ポートP1とポートP
2とは1命令では同時に実行できないように、全く別個
のアドレスに割り当てられることはいうまでもないこと
である。
の命令が出力ポートP1をオンさせるべき命令に化けた
ことに起因するものであり、このような命令化けが出力
ポートP2に関するポートオン命令に関しても起こる確
率は極めて希であるから、時刻t02以降、多くの場
合、ポートP1とポートP2の間で必ず論理不一致が生
ずることとなり、それに基づきこのような命令化けに起
因する第1の監視回路2の誤動作を、第2の監視回路3
により補間することが可能となるのである。尚、このよ
うな動作を可能とするためには、ポートP1とポートP
2とは1命令では同時に実行できないように、全く別個
のアドレスに割り当てられることはいうまでもないこと
である。
【0071】なお、従来より想定されている動作異常
(ポ−トP1から出力される状態信号の値が“H”もし
くは“L”に固定され、かつタイミングズレ時間がTD
ref以内である)に対しては、ポ−トP1から出力さ
れる状態信号の値が“H”もしくは“L”に固定される
と、最新のオン出力(正常オン出力もしくは疑似オン出
力)から周期基準時間Trefが経過した時点におい
て、出力端子OUT1のレベルは図中実線に示されるよ
うに、“H”から“L”へと変化し、この変化に応答し
てCPU1にリセットが掛かる。
(ポ−トP1から出力される状態信号の値が“H”もし
くは“L”に固定され、かつタイミングズレ時間がTD
ref以内である)に対しては、ポ−トP1から出力さ
れる状態信号の値が“H”もしくは“L”に固定される
と、最新のオン出力(正常オン出力もしくは疑似オン出
力)から周期基準時間Trefが経過した時点におい
て、出力端子OUT1のレベルは図中実線に示されるよ
うに、“H”から“L”へと変化し、この変化に応答し
てCPU1にリセットが掛かる。
【0072】ここで、言うまでもないことであるが、図
2に示された第1の監視回路2並びに第2の監視回路3
の具体的な回路構成は、その一例にすぎないものであ
る。すなわち、第1の監視回路2としては、ポートP1
から出力される状態信号のオンタイミング若しくはオフ
タイミングが到来する毎に再起動されて、基準時間(タ
イマ時間)Trefの計時動作を繰り返し、計時完了と
共に出力端子OUT1から“L”を出力するタイマとし
て機能するものであればよく、また第2の監視回路2と
しては、ポートP1並びにポートP2から出力される2
系統の状態信号相互間に論理不一致が生ずる毎に再起動
されて、基準時間(タイマ時間)TDrefの計時動作
を繰り返し、計時完了と共に出力端子OUT2から
“L”を出力するタイマとして機能するものであればよ
い。このような機能を有するタイマに関しては、当業者
であれば様々な具体的な変形例が想起されるであろう。
2に示された第1の監視回路2並びに第2の監視回路3
の具体的な回路構成は、その一例にすぎないものであ
る。すなわち、第1の監視回路2としては、ポートP1
から出力される状態信号のオンタイミング若しくはオフ
タイミングが到来する毎に再起動されて、基準時間(タ
イマ時間)Trefの計時動作を繰り返し、計時完了と
共に出力端子OUT1から“L”を出力するタイマとし
て機能するものであればよく、また第2の監視回路2と
しては、ポートP1並びにポートP2から出力される2
系統の状態信号相互間に論理不一致が生ずる毎に再起動
されて、基準時間(タイマ時間)TDrefの計時動作
を繰り返し、計時完了と共に出力端子OUT2から
“L”を出力するタイマとして機能するものであればよ
い。このような機能を有するタイマに関しては、当業者
であれば様々な具体的な変形例が想起されるであろう。
【0073】また、図2に示される監視回路2,3は、
タイマ回路における計時動作を中心として説明を行う関
係から、当業者には当然に理解されるとして、CPU1
のリセット受付保証時間については配慮されていない。
これについては、例えば第1の監視回路2の場合であれ
ば、例えば、コンパレータCOMP1としてヒステリシ
ス特性を有するものを採用して、リセット端子RSTの
“L”状態がリセット受付保証時間だけ維持されるよう
に構成すればよいであろう。また、第2の監視回路3の
場合であれば、例えば、コンパレータCOMP2として
同様なヒステリシス特性を有するものを採用する一方、
ダイオードDと直列に微小な放電用抵抗を挿入したり、
或いはダイオードDを除去して抵抗8の値を適切に設計
し、これによりリセット端子RSTの“L”状態がリセ
ット受付保証時間だけ維持されるように構成すればよい
であろう。
タイマ回路における計時動作を中心として説明を行う関
係から、当業者には当然に理解されるとして、CPU1
のリセット受付保証時間については配慮されていない。
これについては、例えば第1の監視回路2の場合であれ
ば、例えば、コンパレータCOMP1としてヒステリシ
ス特性を有するものを採用して、リセット端子RSTの
“L”状態がリセット受付保証時間だけ維持されるよう
に構成すればよいであろう。また、第2の監視回路3の
場合であれば、例えば、コンパレータCOMP2として
同様なヒステリシス特性を有するものを採用する一方、
ダイオードDと直列に微小な放電用抵抗を挿入したり、
或いはダイオードDを除去して抵抗8の値を適切に設計
し、これによりリセット端子RSTの“L”状態がリセ
ット受付保証時間だけ維持されるように構成すればよい
であろう。
【0074】次に、このような2台の監視回路2,3を
備えたマイクロコンピュータシステムにおいて、前述し
た基準時間Tref並びにTDrefを診断するための
処理を、図5のフローチャート並びに図6のタイミング
チャートを参照しながら説明する。先に説明したよう
に、図3に示されるシステムイニシャライズ処理(ステ
ップ301)には、図5に示されるような診断処理が含
まれている。この診断処理は、第1の監視回路2並びに
第2の監視回路3から設計された上下限値内のタイミン
グでリセット信号が出力されることを診断するものであ
る。
備えたマイクロコンピュータシステムにおいて、前述し
た基準時間Tref並びにTDrefを診断するための
処理を、図5のフローチャート並びに図6のタイミング
チャートを参照しながら説明する。先に説明したよう
に、図3に示されるシステムイニシャライズ処理(ステ
ップ301)には、図5に示されるような診断処理が含
まれている。この診断処理は、第1の監視回路2並びに
第2の監視回路3から設計された上下限値内のタイミン
グでリセット信号が出力されることを診断するものであ
る。
【0075】図5に示される処理は、(1)パワーオン
リセット回路4からリセット信号が到来した場合、
(2)診断処理の実行中に第1の監視回路若しくは第2
の監視回路からリセット信号が到来した場合、(3)制
御プログラムの実行中に第1の監視回路2若しくは第2
の監視回路3からリセット信号が到来した場合に起動さ
れる。即ち、それらの内のいずれかの原因でプログラム
が起動されると、まず図1に示されるRAM102内の
状態フラグ領域102aに記憶されたキーワードの内容
が判定される(ステップ501)。この判定処理では、
参照されたキーワードの内容が、『other』,『ズ
レOK』,『WD OK』のいずれであるかの判定が行
われる。ここで、キーワード『ズレOK』はタイミング
ずれ監視型の動作異常監視回路である第2の監視回路3
が正常である旨を意味しており、キーワード『WD O
K』は周期監視型の動作異常監視回路である第1の監視
回路2が正常であることを意味しており、キーワード
『othef』はその他全ての場合を含む旨を意味して
いる。従って、電源投入直後のプログラムの起動に際し
ては、状態フラグ領域102aの内容は不定であること
から、『other』との判定が行われ、以後第2の監
視回路3に関する診断処理が実行される(ステップ50
2〜510)。
リセット回路4からリセット信号が到来した場合、
(2)診断処理の実行中に第1の監視回路若しくは第2
の監視回路からリセット信号が到来した場合、(3)制
御プログラムの実行中に第1の監視回路2若しくは第2
の監視回路3からリセット信号が到来した場合に起動さ
れる。即ち、それらの内のいずれかの原因でプログラム
が起動されると、まず図1に示されるRAM102内の
状態フラグ領域102aに記憶されたキーワードの内容
が判定される(ステップ501)。この判定処理では、
参照されたキーワードの内容が、『other』,『ズ
レOK』,『WD OK』のいずれであるかの判定が行
われる。ここで、キーワード『ズレOK』はタイミング
ずれ監視型の動作異常監視回路である第2の監視回路3
が正常である旨を意味しており、キーワード『WD O
K』は周期監視型の動作異常監視回路である第1の監視
回路2が正常であることを意味しており、キーワード
『othef』はその他全ての場合を含む旨を意味して
いる。従って、電源投入直後のプログラムの起動に際し
ては、状態フラグ領域102aの内容は不定であること
から、『other』との判定が行われ、以後第2の監
視回路3に関する診断処理が実行される(ステップ50
2〜510)。
【0076】この第2の監視回路3に対する診断処理で
は、出力ポートP1並びにP2から想定される動作異常
時の内容に相当する模擬状態信号を送出した後、現在時
間帯が、予め設計されたリセット信号出力タイミングの
上限値並びに下限値を基準として、いずれの時間帯にあ
るかを所定の内蔵タイマ101を用いて判定し、その判
定結果に基づいて、該当するキーワードを状態フラグ領
域102aに書き込む処理が実行される。尚、この内蔵
タイマーとしては、一巡実行時間が既知の処理を繰り返
し実行してその積算値に基づいて計時動作を行ういわゆ
るソフトタイマー処理や、この種のプロセッサに内蔵さ
れているデジタルタイマー機能を用いることができるで
あろう。
は、出力ポートP1並びにP2から想定される動作異常
時の内容に相当する模擬状態信号を送出した後、現在時
間帯が、予め設計されたリセット信号出力タイミングの
上限値並びに下限値を基準として、いずれの時間帯にあ
るかを所定の内蔵タイマ101を用いて判定し、その判
定結果に基づいて、該当するキーワードを状態フラグ領
域102aに書き込む処理が実行される。尚、この内蔵
タイマーとしては、一巡実行時間が既知の処理を繰り返
し実行してその積算値に基づいて計時動作を行ういわゆ
るソフトタイマー処理や、この種のプロセッサに内蔵さ
れているデジタルタイマー機能を用いることができるで
あろう。
【0077】即ち、電源断の状態では出力ポートP1並
びにP2のレベルは“H”にプルアップされておりまた
フラグ領域102aの内容は『不定』であるのに対し、
図6に示されるように、時刻t1にパワーオンリセット
信号が到来すると、出力ポートP1並びにP2のレベル
はいずれも“L”となり、その後キーワード書き替え処
理(ステップ502)並びに監視回路リフレッシュ出力
処理(ステップ503)が実行されると、それまで『不
定状態』であった状態フラグ領域102aの内容は設計
下限値を外れていることを示すキーワードである『ズレ
MIN』に書き替えられ、同時に出力ポートP1並びに
P2のレベルはいずれも“H”に操作され、この時出力
ポートP1の“H”への立上がりに応答して、第1の監
視回路2を構成するコンデンサC1がリセット(再起
動)され、第2の監視回路3の診断中に、誤って第1の
監視回路2からリセット出力が発せられないように保証
される。
びにP2のレベルは“H”にプルアップされておりまた
フラグ領域102aの内容は『不定』であるのに対し、
図6に示されるように、時刻t1にパワーオンリセット
信号が到来すると、出力ポートP1並びにP2のレベル
はいずれも“L”となり、その後キーワード書き替え処
理(ステップ502)並びに監視回路リフレッシュ出力
処理(ステップ503)が実行されると、それまで『不
定状態』であった状態フラグ領域102aの内容は設計
下限値を外れていることを示すキーワードである『ズレ
MIN』に書き替えられ、同時に出力ポートP1並びに
P2のレベルはいずれも“H”に操作され、この時出力
ポートP1の“H”への立上がりに応答して、第1の監
視回路2を構成するコンデンサC1がリセット(再起
動)され、第2の監視回路3の診断中に、誤って第1の
監視回路2からリセット出力が発せられないように保証
される。
【0078】その後、異常信号出力処理(ステップ50
4)が実行されると、時刻t3において出力ポートP2
のレベルのみが“L”に操作されて、以後出力ポートP
1と出力ポートP2とで論理不一致の状態が作り出さ
れ、第2の監視回路3内の排他論理和ゲートE−ORの
出力は“H”となり、同時にタイマスタート処理(ステ
ップ505)が実行されて、出力タイミングの設計下限
値であるT1min計時動作が実行される(ステップ5
06)。
4)が実行されると、時刻t3において出力ポートP2
のレベルのみが“L”に操作されて、以後出力ポートP
1と出力ポートP2とで論理不一致の状態が作り出さ
れ、第2の監視回路3内の排他論理和ゲートE−ORの
出力は“H”となり、同時にタイマスタート処理(ステ
ップ505)が実行されて、出力タイミングの設計下限
値であるT1min計時動作が実行される(ステップ5
06)。
【0079】その後、リセット信号出力タイミングの設
計下限値であるT1minの計時が完了すると(ステッ
プ506YES)、キーワード書き替え処理(ステップ
507)が実行されて、状態フラグ領域102aの内容
は設計上下限値内に納まっていることを意味する『ズレ
OK』に書き替えられ、その後リセット信号出力タイミ
ングの上限値であるT1maxの計時動作が開始される
(ステップ508)。ここで、第2の監視回路3が正常
に動作すれば、この設計上限値T1maxの計時中に、
リセット端子RSTには第2の監視回路から出力された
リセット信号が到来し、その結果プログラムの実行は中
断されて、再びイニシャライズプログラムの起動が行わ
れ、その時点で状態フラグ領域102aに書き残されて
いるキーワードの内容が判定される(ステップ50
1)。ここで、第2の監視回路3から設計上下限値内の
タイミングでリセット信号が出力されていれば、キーワ
ード判定処理(ステップ501)の判定結果は、『ズレ
OK』となり、これに基づいて第2の監視回路3が正常
に動作していることを確認することができる。これに対
して、第2の監視回路3に何等かの故障が発生し、その
結果設計下限値を外れたタイミングでリセット信号が出
力されていれば、キーワード判定処理(ステップ50
1)の判定結果は『ズレMIN』(この場合には、『o
ther』と解釈される)となり、再び第2の監視回路
3に関する診断処理が起動される。
計下限値であるT1minの計時が完了すると(ステッ
プ506YES)、キーワード書き替え処理(ステップ
507)が実行されて、状態フラグ領域102aの内容
は設計上下限値内に納まっていることを意味する『ズレ
OK』に書き替えられ、その後リセット信号出力タイミ
ングの上限値であるT1maxの計時動作が開始される
(ステップ508)。ここで、第2の監視回路3が正常
に動作すれば、この設計上限値T1maxの計時中に、
リセット端子RSTには第2の監視回路から出力された
リセット信号が到来し、その結果プログラムの実行は中
断されて、再びイニシャライズプログラムの起動が行わ
れ、その時点で状態フラグ領域102aに書き残されて
いるキーワードの内容が判定される(ステップ50
1)。ここで、第2の監視回路3から設計上下限値内の
タイミングでリセット信号が出力されていれば、キーワ
ード判定処理(ステップ501)の判定結果は、『ズレ
OK』となり、これに基づいて第2の監視回路3が正常
に動作していることを確認することができる。これに対
して、第2の監視回路3に何等かの故障が発生し、その
結果設計下限値を外れたタイミングでリセット信号が出
力されていれば、キーワード判定処理(ステップ50
1)の判定結果は『ズレMIN』(この場合には、『o
ther』と解釈される)となり、再び第2の監視回路
3に関する診断処理が起動される。
【0080】一方、設計上限値に相当するT1maxの
計時中にリセット信号が到来しない場合には(ステップ
508YES)、その計時完了とともに状態フラグ領域
102aの内容は設計上限値を外れていることを意味す
る『ズレMAX』に書き替えられ(ステップ509)、
その後、最早リセット信号の到来を待つことなく、直ち
に第2の監視回路3が故障している場合に対応する所定
の異常処理が実行される(ステップ510)。この監視
回路異常処理(ステップ510)では、プログラムの実
行を強制的に停止させたり、或いは第2の監視回路3が
故障している旨を外部に報知したりする等の適切な非常
対応処理がとられる。
計時中にリセット信号が到来しない場合には(ステップ
508YES)、その計時完了とともに状態フラグ領域
102aの内容は設計上限値を外れていることを意味す
る『ズレMAX』に書き替えられ(ステップ509)、
その後、最早リセット信号の到来を待つことなく、直ち
に第2の監視回路3が故障している場合に対応する所定
の異常処理が実行される(ステップ510)。この監視
回路異常処理(ステップ510)では、プログラムの実
行を強制的に停止させたり、或いは第2の監視回路3が
故障している旨を外部に報知したりする等の適切な非常
対応処理がとられる。
【0081】第2の監視回路3が正常に動作した結果、
第2の監視回路3から設計上下限値内のタイミングでリ
セット信号が出力され、これに応答してシステムイニシ
ャライズ処理(ステップ301)が起動され、その後キ
ーワード判定処理(ステップ501)において『ズレO
K』と判定されると、続いて第1の監視回路2に関する
診断処理(ステップ511〜ステップ519)が起動さ
れる。
第2の監視回路3から設計上下限値内のタイミングでリ
セット信号が出力され、これに応答してシステムイニシ
ャライズ処理(ステップ301)が起動され、その後キ
ーワード判定処理(ステップ501)において『ズレO
K』と判定されると、続いて第1の監視回路2に関する
診断処理(ステップ511〜ステップ519)が起動さ
れる。
【0082】この第1の監視回路2に関する診断処理が
起動されると、リセット信号の内容は時刻t5において
復帰され、同時に出力ポートP1並びにP2のレベルは
“L”に操作され、続いてキーワード書き替え処理(ス
テップ511)、監視回路リフレッシュ出力処理(ステ
ップ512)並びに異常信号出力処理(ステップ51
3)が順次に実行されることによって、時刻t6におい
て、出力ポートP1並びにP2のレベルはいずれも
“H”に操作され、同時に状態フラグ領域102aの内
容は設計下限値を外れていることを意味する『停止MI
N』に書き替えられ、その後内蔵タイマ101が起動さ
れて(ステップ514)、設計下限値に相当するT2m
inの計時動作が行われる(ステップ515)。
起動されると、リセット信号の内容は時刻t5において
復帰され、同時に出力ポートP1並びにP2のレベルは
“L”に操作され、続いてキーワード書き替え処理(ス
テップ511)、監視回路リフレッシュ出力処理(ステ
ップ512)並びに異常信号出力処理(ステップ51
3)が順次に実行されることによって、時刻t6におい
て、出力ポートP1並びにP2のレベルはいずれも
“H”に操作され、同時に状態フラグ領域102aの内
容は設計下限値を外れていることを意味する『停止MI
N』に書き替えられ、その後内蔵タイマ101が起動さ
れて(ステップ514)、設計下限値に相当するT2m
inの計時動作が行われる(ステップ515)。
【0083】その後、設計下限値に相当するT2min
の計時動作が完了すると(ステップ515YES)、状
態フラグ領域102aの内容は設計上下限値内に納まっ
ていることを意味するキーワードである『WD OK』
に書き替えられ(ステップ516)、以後設計上限値で
あるT2maxの計時動作が開始される(ステップ51
7)。
の計時動作が完了すると(ステップ515YES)、状
態フラグ領域102aの内容は設計上下限値内に納まっ
ていることを意味するキーワードである『WD OK』
に書き替えられ(ステップ516)、以後設計上限値で
あるT2maxの計時動作が開始される(ステップ51
7)。
【0084】ここで、第1の監視回路2が正常に動作し
た場合、この設計上限値T2maxの計時動作中に、例
えば時刻t7においてリセット信号が到来するため、そ
の場合にはプログラムの実行は中断されて、システムイ
ニシャライズ処理(ステップ301)が強制的に起動さ
れ、再びキーワード判定処理(ステップ501)が実行
される。この時、状態フラグ領域102aに書き残され
たキーワードは、第1の監視回路が正常に動作したこと
を示すキーワードである『WD OK』となるため、こ
れに基づいて、第1の監視回路2が正常に動作したこと
を診断することができる。これに対して、第1の監視回
路2に何らかの故障が発生して、その設計下限値を外れ
るタイミングでリセット信号が出力されていれば、キー
ワード判定処理(ステップ501)の判定結果は、設計
下限値を外れていることを示す『停止MIN』(ここで
は、『other』として処理される。)となるため、
この判定結果に基づいて再び第2の監視回路3から診断
処理がやり直される。
た場合、この設計上限値T2maxの計時動作中に、例
えば時刻t7においてリセット信号が到来するため、そ
の場合にはプログラムの実行は中断されて、システムイ
ニシャライズ処理(ステップ301)が強制的に起動さ
れ、再びキーワード判定処理(ステップ501)が実行
される。この時、状態フラグ領域102aに書き残され
たキーワードは、第1の監視回路が正常に動作したこと
を示すキーワードである『WD OK』となるため、こ
れに基づいて、第1の監視回路2が正常に動作したこと
を診断することができる。これに対して、第1の監視回
路2に何らかの故障が発生して、その設計下限値を外れ
るタイミングでリセット信号が出力されていれば、キー
ワード判定処理(ステップ501)の判定結果は、設計
下限値を外れていることを示す『停止MIN』(ここで
は、『other』として処理される。)となるため、
この判定結果に基づいて再び第2の監視回路3から診断
処理がやり直される。
【0085】一方、設計上限値に関する計時処理(ステ
ップ517)が完了しても、なおもリセット信号が到来
しない場合には、続いてキーワード書き替え処理(ステ
ップ518)が実行され、状態フラグ領域102aの内
容は設計上限値を外れていることを示す『停止MAX』
に書き替えられ、その後、最早リセット信号の到来を待
つことなく監視回路異常処理(ステップ519)が実行
される。この監視回路異常処理(ステップ519)で
は、前述と同様にして、プログラムの実行を強制的に停
止させたり、或いは外部に対して第1の監視回路2が故
障している旨を報知するなどの適切な処理がとられる。
ップ517)が完了しても、なおもリセット信号が到来
しない場合には、続いてキーワード書き替え処理(ステ
ップ518)が実行され、状態フラグ領域102aの内
容は設計上限値を外れていることを示す『停止MAX』
に書き替えられ、その後、最早リセット信号の到来を待
つことなく監視回路異常処理(ステップ519)が実行
される。この監視回路異常処理(ステップ519)で
は、前述と同様にして、プログラムの実行を強制的に停
止させたり、或いは外部に対して第1の監視回路2が故
障している旨を報知するなどの適切な処理がとられる。
【0086】第2の監視回路3並びに第1の監視回路2
がいずれも正常に動作した結果、キーワード判定処理
(ステップ501)において第1の監視回路2が正常に
動作したことを示すキーワードである『WD OK』と
判定されると、その後診断処理は終了して運用状態に入
ったことを知らせるためにキーワード書き替え処理(ス
テップ520)が実行されて、状態フラグ領域102a
の内容は運用状態にあることを示すキーワードである
『NORMAL』となり、以後本体プログラムである制
御プログラムへの以降が開始される(ステップ52
1)。ここで、制御プログラム(ステップ521)と
は、図3に示される一連の処理(ステップ302〜31
1)を示している。
がいずれも正常に動作した結果、キーワード判定処理
(ステップ501)において第1の監視回路2が正常に
動作したことを示すキーワードである『WD OK』と
判定されると、その後診断処理は終了して運用状態に入
ったことを知らせるためにキーワード書き替え処理(ス
テップ520)が実行されて、状態フラグ領域102a
の内容は運用状態にあることを示すキーワードである
『NORMAL』となり、以後本体プログラムである制
御プログラムへの以降が開始される(ステップ52
1)。ここで、制御プログラム(ステップ521)と
は、図3に示される一連の処理(ステップ302〜31
1)を示している。
【0087】以上詳細に説明した図1並びに図2に示さ
れるマイクロコンピュータシステムにおいては、周期監
視型の動作異常監視回路である第1の監視回路2と本発
明者等が新たに提案したタイミングずれ監視型の動作異
常監視回路である第2の監視回路3とを備えたことによ
り、CPU1に生ずる様々な動作異常に対しても、これ
を的確に判定して、プログラムの暴走に起因する制御負
荷の誤動作を未然に防止することができる。
れるマイクロコンピュータシステムにおいては、周期監
視型の動作異常監視回路である第1の監視回路2と本発
明者等が新たに提案したタイミングずれ監視型の動作異
常監視回路である第2の監視回路3とを備えたことによ
り、CPU1に生ずる様々な動作異常に対しても、これ
を的確に判定して、プログラムの暴走に起因する制御負
荷の誤動作を未然に防止することができる。
【0088】しかも、システムプログラム中に組み込ま
れたシステムイニシャライズプログラム(ステップ30
1)においては、図5に示されるように、第1の監視回
路2に対応する個別診断処理(ステップ511〜51
9)並びに第2の監視回路3に対応する個別診断処理
(ステップ502〜510)を備えて、電源投入直後本
体プログラムへの以降に先立ち、それぞれの監視回路2
並びに3を個別に診断処理し、それらがいずれも正常に
動作することが確認された場合に限り、本体プログラム
である制御プログラムへの以降を許容するようにしてい
る。そのため、より一層信頼性の高いシステムを構成し
ている。
れたシステムイニシャライズプログラム(ステップ30
1)においては、図5に示されるように、第1の監視回
路2に対応する個別診断処理(ステップ511〜51
9)並びに第2の監視回路3に対応する個別診断処理
(ステップ502〜510)を備えて、電源投入直後本
体プログラムへの以降に先立ち、それぞれの監視回路2
並びに3を個別に診断処理し、それらがいずれも正常に
動作することが確認された場合に限り、本体プログラム
である制御プログラムへの以降を許容するようにしてい
る。そのため、より一層信頼性の高いシステムを構成し
ている。
【0089】加えて、各個別診断処理においては対応す
る監視回路から単にリセット信号が出力された否かを確
認するだけではなく、その出力タイミングが設計上下限
値内に納まっているか、外れているかまでをも正確に診
断できるため、本体プログラムである制御プログラムが
正常に実行しているにも拘らず、リセットタイミングが
早すぎることによって、頻繁にシステムイニシャライズ
プログラムが起動されてしまったり、或いは制御プログ
ラムが異常動作を起こしているにも拘らず、リセットタ
イミングが遅すぎることによって、なかなかシステムイ
ニシャライズ処理が起動されないといった不都合につい
ても、これを未然に防止することができる。
る監視回路から単にリセット信号が出力された否かを確
認するだけではなく、その出力タイミングが設計上下限
値内に納まっているか、外れているかまでをも正確に診
断できるため、本体プログラムである制御プログラムが
正常に実行しているにも拘らず、リセットタイミングが
早すぎることによって、頻繁にシステムイニシャライズ
プログラムが起動されてしまったり、或いは制御プログ
ラムが異常動作を起こしているにも拘らず、リセットタ
イミングが遅すぎることによって、なかなかシステムイ
ニシャライズ処理が起動されないといった不都合につい
ても、これを未然に防止することができる。
【0090】尚、以上説明した実施の形態では、単に設
計上下限値を外れていることを示すのみならず、設計下
限値を外れていることを意味するキーワード『ズレMI
N』並びに『停止MIN』や、設計上限値を外れている
ことを示すキーワード『ズレMAX』並びに『停止MA
X』を設けているため、これらのキーワードを保存して
おき、その後に、状態フラグ領域102aから別途読み
出すように構成すれば、各監視回路2,3の異常がどの
ような原因で発生しているかを的確に診断することもで
きる。
計上下限値を外れていることを示すのみならず、設計下
限値を外れていることを意味するキーワード『ズレMI
N』並びに『停止MIN』や、設計上限値を外れている
ことを示すキーワード『ズレMAX』並びに『停止MA
X』を設けているため、これらのキーワードを保存して
おき、その後に、状態フラグ領域102aから別途読み
出すように構成すれば、各監視回路2,3の異常がどの
ような原因で発生しているかを的確に診断することもで
きる。
【0091】また、以上の実施の形態では、設計上下限
値内に納まっていることを示すキーワード(『ズレO
K』並びに『WD OK』)以外の場合には、全てその
他のキーワード(『other』)と判定することによ
って診断処理を最初からやり直すように構成したが、更
に診断結果をより細かく判定することにより、例えば
『ズレMIN』若しくは『停止MIN』に応じて、それ
を示す警報を外部に出力させたり、或いはプログラムを
強制的に中断させるなどの処理を実行させたり、或いは
それらが規定回数以上繰り返し判定されたことを条件と
して、初めてプログラムの実行を停止させることなど様
々な設計変更が可能であることは、当業者であれば容易
に理解されるであろう。
値内に納まっていることを示すキーワード(『ズレO
K』並びに『WD OK』)以外の場合には、全てその
他のキーワード(『other』)と判定することによ
って診断処理を最初からやり直すように構成したが、更
に診断結果をより細かく判定することにより、例えば
『ズレMIN』若しくは『停止MIN』に応じて、それ
を示す警報を外部に出力させたり、或いはプログラムを
強制的に中断させるなどの処理を実行させたり、或いは
それらが規定回数以上繰り返し判定されたことを条件と
して、初めてプログラムの実行を停止させることなど様
々な設計変更が可能であることは、当業者であれば容易
に理解されるであろう。
【0092】また、以上の実施の形態では、設計上限値
に相当する時間(T1max,T2max)が経過した
場合に(ステップ508YES,ステップ517YE
S)、直ちに状態フラグ領域102aの内容をその旨の
キーワード(#ズレMAX,#停止max)に書き替え
た後に(ステップ509,518)、監視回路異常処理
(510,519)を実行するようにしているが、上記
の監視回路異常処理(510,519)の代わりに、そ
の後ポーズ処理を実行してリセット信号が到来するのを
ひたすら待機し続けるように構成しても良い。すなわ
ち、ひとたび状態フラグ領域102aの内容をその旨の
キーワード(#ズレMAX,#停止max)に書き替え
た後であれば、その後、待機中に設計上限値を超えてリ
セット信号が到来しても、イニシャライズ処理にてキー
ワードを参照すれば、リセット信号が設計上下限値をは
ずれていることを判別できるからである。さらに、上記
のキーワード書き替え処理(ステップ509,518)
を省き、その代わりに、動作異常監視回路(2,3)に
再起動時に相当する模擬状態信号(監視回路2の場合に
は信号P1のLからHへの変化、監視回路3の場合には
信号P1,P2の論理一致状態)を送出してそれらを再
起動させ、その後、監視回路異常処理を実行するように
しても良い。すなわち、動作異常監視回路を再起動すれ
ばその後当分の間リセット信号は到来しないはずである
から、その間にリセット信号に邪魔されることなく監視
回路異常処理を確実に実行完了することができるからで
ある。その結果、設計上限値を越えるタイミングでリセ
ット信号が到来したにも拘わらず、適正範囲にある旨の
キーワード(#ズレOK,#WD OK)が読みとられ
ると言った不都合は生じない。
に相当する時間(T1max,T2max)が経過した
場合に(ステップ508YES,ステップ517YE
S)、直ちに状態フラグ領域102aの内容をその旨の
キーワード(#ズレMAX,#停止max)に書き替え
た後に(ステップ509,518)、監視回路異常処理
(510,519)を実行するようにしているが、上記
の監視回路異常処理(510,519)の代わりに、そ
の後ポーズ処理を実行してリセット信号が到来するのを
ひたすら待機し続けるように構成しても良い。すなわ
ち、ひとたび状態フラグ領域102aの内容をその旨の
キーワード(#ズレMAX,#停止max)に書き替え
た後であれば、その後、待機中に設計上限値を超えてリ
セット信号が到来しても、イニシャライズ処理にてキー
ワードを参照すれば、リセット信号が設計上下限値をは
ずれていることを判別できるからである。さらに、上記
のキーワード書き替え処理(ステップ509,518)
を省き、その代わりに、動作異常監視回路(2,3)に
再起動時に相当する模擬状態信号(監視回路2の場合に
は信号P1のLからHへの変化、監視回路3の場合には
信号P1,P2の論理一致状態)を送出してそれらを再
起動させ、その後、監視回路異常処理を実行するように
しても良い。すなわち、動作異常監視回路を再起動すれ
ばその後当分の間リセット信号は到来しないはずである
から、その間にリセット信号に邪魔されることなく監視
回路異常処理を確実に実行完了することができるからで
ある。その結果、設計上限値を越えるタイミングでリセ
ット信号が到来したにも拘わらず、適正範囲にある旨の
キーワード(#ズレOK,#WD OK)が読みとられ
ると言った不都合は生じない。
【0093】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、動作異常監視回路からリセット信号が出力
されるものの、その出力タイミングに狂いが生じている
ような場合には、その旨を直ちに診断可能として、その
診断結果に基づき、本体プログラムの実行中に誤ってイ
ニシャライズプログラムが起動されたり、或いは本体プ
ログラムが動作異常を起こしているにも拘らず、長時間
に亘りイニシャライズプログラムが起動されないといっ
た不都合を未然に防止することができると言う効果があ
る。
明によれば、動作異常監視回路からリセット信号が出力
されるものの、その出力タイミングに狂いが生じている
ような場合には、その旨を直ちに診断可能として、その
診断結果に基づき、本体プログラムの実行中に誤ってイ
ニシャライズプログラムが起動されたり、或いは本体プ
ログラムが動作異常を起こしているにも拘らず、長時間
に亘りイニシャライズプログラムが起動されないといっ
た不都合を未然に防止することができると言う効果があ
る。
【図1】本発明が適用されたマイクロコンピュータのハ
ードウエア構成を概略的に示すブロック図である。
ードウエア構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】第1の監視回路並びに第2の監視回路の内部構
成をそれぞれ詳細に示す回路図である。
成をそれぞれ詳細に示す回路図である。
【図3】CPU内のROMに格納されたシステムプログ
ラムの構成を示すフローチャートである。
ラムの構成を示すフローチャートである。
【図4】第1の監視回路並びに第2の監視回路の異常動
作発生時における動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。
作発生時における動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。
【図5】第1の監視回路並びに第2の監視回路に対する
個別診断処理の詳細を示すフローチャートである。
個別診断処理の詳細を示すフローチャートである。
【図6】各個別診断処理における出力ポートの信号状態
並びに状態フラグ領域の内容を示すタイムチャートであ
る。
並びに状態フラグ領域の内容を示すタイムチャートであ
る。
1 CPU(マイクロコンピュータ装置) 2 第1の監視回路(周期監視型の動作異常監
視回路) 3 第2の監視回路(タイミングずれ監視型の
動作異常監視回路) 4 パワーオンリセット回路 101 内蔵タイマ 102 RAM 102a 状態フラグ領域 P1,P2 状態信号送出用出力ポート RST リセット端子
視回路) 3 第2の監視回路(タイミングずれ監視型の
動作異常監視回路) 4 パワーオンリセット回路 101 内蔵タイマ 102 RAM 102a 状態フラグ領域 P1,P2 状態信号送出用出力ポート RST リセット端子
フロントページの続き (72)発明者 小島 浩孝 大阪府大阪市中央区城見一丁目4番24号 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 内 (72)発明者 大田 淳朗 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 佐藤 司雄 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 林 達生 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内
Claims (10)
- 【請求項1】 本体プログラムの一巡実行ループ中に挿
入されたオンオフ一対のポート操作命令により前記本体
プログラムの実行に連動してオンオフ操作される状態信
号送出用の出力ポートと、パワーオンリセット回路若し
くは動作異常監視回路から出力されるリセット信号を受
け付けるためのリセット端子とを備え、前記リセット端
子にリセット信号が受け付けられるのに応答して強制的
にイニシャライズプログラムを実行するようにしたマイ
クロコンピュータ装置であって、 前記イニシャライズプログラムには、前記動作異常監視
回路から設計された上下限値内のタイミングでリセット
信号が出力されることを診断するための診断処理が含ま
れていることを特徴とするマイクロコンピュータ装置。 - 【請求項2】 前記診断処理は、 前記出力ポートから、想定される動作異常時の内容に相
当する模擬状態信号を送出する模擬状態信号送出処理
と、 前記模擬状態信号の送出に続いて、前記設計上下限値の
下限値に相当する時間が到来するのを待って、あらかじ
め決められた状態フラグ領域に、前記設計上下限値内に
収まっていることを意味するキーワードを書き込み、続
いて、前記設計上下限値の上限値に相当する時間が到来
するのを待って、前記状態フラグ領域の内容を、前記設
計上下限値から外れている旨を意味する内容に書き替え
る現在時間帯記録処理と、 を含み、 それにより、前記リセット信号の到来に応答して強制的
に実行されるイニシャライズプログラムにおいて、前記
フラグ領域の内容を参照することにより、前記動作異常
監視回路から設計された上下限値内のタイミングでリセ
ット信号が出力されたことを診断し得るように構成した
ことを特徴とする請求項1に記載のマイクロコンピュー
タ装置。 - 【請求項3】 前記診断処理は、 前記出力ポートから、想定される動作異常時の内容に相
当する模擬状態信号を送出する模擬状態信号送出処理
と、 前記模擬状態信号の送出に続いて、前記設計上下限値の
下限値に相当する時間が到来するのを待って、あらかじ
め決められた状態フラグ領域に、前記設計上下限値内に
収まっていることを意味するキーワードを書き込む現在
時間帯記録処理と、 前記設計上下限値の上限値に相当する時間が到来するの
を待って、前記動作異常監視回路の再起動時の内容に相
当する模擬状態信号を送出すると共に、動作異常監視回
路の異常時に対応する処理を実行する監視回路異常処理
と、 を含み、 それにより、前記リセット信号の到来に応答して強制的
に実行されるイニシャライズプログラムにおいて、前記
フラグ領域の内容を参照することにより、前記動作異常
監視回路から設計された上下限値内のタイミングでリセ
ット信号が出力されたことを診断し得るように構成した
ことを特徴とする請求項1に記載のマイクロコンピュー
タ装置。 - 【請求項4】 前記診断処理に含まれる現在時間帯記録
処理は、 前記模擬状態信号の送出とほぼ同時に、前記状態フラグ
領域に、前記設計上下限値から外れていることを意味す
るキーワードを書き込む処理を含むことを特徴とする請
求項2若しくは請求項3に記載のマイクロコンピュータ
装置。 - 【請求項5】 前記状態フラグ領域に、前記模擬状態信
号の送出とほぼ同時に書き込まれるキーワードには前記
下限値を外れている旨が意味づけられており、かつ前記
設計上下限値の上限値の到来により書き替えられる内容
は、前記上限値を外れている旨が意味づけられているこ
とを特徴とする請求項4に記載のマイクロコンピュータ
装置。 - 【請求項6】 前記診断処理には、前記現在時間帯記録
処理の終了に続いて、前記リセット端子にリセット信号
が到来するのを待つことなく直ちに動作異常監視回路の
異常時に対応する処理を実行する監視回路異常処理が含
まれていることを特徴とする請求項2に記載のマイクロ
コンビュータ装置。 - 【請求項7】 前記イニシャライズプログラムには、 前記フラグ領域の記憶内容を参照した結果として、当該
イニシャライズプログラムの起動が、前記診断処理にお
いて前記出力ポートから模擬状態信号を送出したことに
応答して、前記動作異常監視回路から設計された上下限
値内のタイミングでリセット信号が出力された結果であ
ると判定された場合には、前記本体プログラムへの移行
を許容する一方、前記パワーオンリセット回路からリセ
ット信号が出力された結果であると判定された場合に
は、前記診断処理への移行を許容する条件分岐処理が、
前記診断処理の前処理として、含まれていることを特徴
とする請求項2若しくは請求項3に記載のマイクロコン
ピュータ装置。 - 【請求項8】 前記動作異常監視回路は、互いに独立し
た複数の動作異常監視回路を含み、 前記イニシャライズプログラムに含まれる診断処理は、
前記複数の動作異常監視回路のそれぞれに対応する複数
の個別診断処理を含むことを特徴とする請求項2若しく
は請求項3に記載のマイクロコンピュータ装置。 - 【請求項9】 前記複数の個別診断処理のそれぞれには
一定の順序付けがなされており、かつ各診断処理にて使
用される前記キーワードには対応する動作異常監視回路
に固有な意味付けがなされており、 前記イニシャライズプログラムには、 前記フラグ領域の記憶内容を参照した結果として、当該
イニシャライズプログラムの起動が、前記個別診断処理
において前記出力ポートから模擬状態信号を送出したこ
とに応答して、前記対応する動作異常監視回路から設計
された上下限値内のタイミングでリセット信号が出力さ
れた結果であると判定された場合には、次の順位に位置
する個別診断処理若しくは次の順位に位置する個別診断
処理が存在しなければ前記本体プログラムへの移行を許
容する一方、前記パワーオンリセット回路からリセット
信号が出力された結果であると判定された場合には、前
記診断処理への移行を許容する条件分岐処理が、前記診
断処理の前処理として、含まれていることを特徴とする
請求項8に記載のマイクロコンピュータ装置。 - 【請求項10】 前記複数の個別診断処理には、周期監
視型の動作異常監視回路に対する個別診断処理とタイミ
ングズレ監視型の動作異常監視回路に対応する個別診断
処理とが含まれていることを特徴とする請求項8若しく
は請求項9に記載のマイクロコンピュータ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8186835A JPH1021121A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | マイクロコンピュータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8186835A JPH1021121A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | マイクロコンピュータ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1021121A true JPH1021121A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=16195469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8186835A Pending JPH1021121A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | マイクロコンピュータ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1021121A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112335173A (zh) * | 2018-06-15 | 2021-02-05 | 松下知识产权经营株式会社 | 切断电路诊断装置 |
| CN114327986A (zh) * | 2021-12-29 | 2022-04-12 | 苏州浪潮智能科技有限公司 | Frb2 wdt超时时间确定方法、装置、设备及介质 |
-
1996
- 1996-06-27 JP JP8186835A patent/JPH1021121A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112335173A (zh) * | 2018-06-15 | 2021-02-05 | 松下知识产权经营株式会社 | 切断电路诊断装置 |
| CN112335173B (zh) * | 2018-06-15 | 2024-04-05 | 松下知识产权经营株式会社 | 切断电路诊断装置 |
| CN114327986A (zh) * | 2021-12-29 | 2022-04-12 | 苏州浪潮智能科技有限公司 | Frb2 wdt超时时间确定方法、装置、设备及介质 |
| CN114327986B (zh) * | 2021-12-29 | 2023-11-03 | 苏州浪潮智能科技有限公司 | Frb2 wdt超时时间确定方法、装置、设备及介质 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041207 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050207 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050802 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060117 |