JPH10211341A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH10211341A
JPH10211341A JP9016720A JP1672097A JPH10211341A JP H10211341 A JPH10211341 A JP H10211341A JP 9016720 A JP9016720 A JP 9016720A JP 1672097 A JP1672097 A JP 1672097A JP H10211341 A JPH10211341 A JP H10211341A
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技制御に関する不正行為を極力抑制するこ
とが可能な遊技機を提供することである。 【解決手段】 パチンコ遊技機のCPU53bにおい
て、ROM53cに記憶された正規の演算内容を実行す
ることにより、遊技制御プログラムのデータを利用して
セキュリティコードを求め、そのセキュリティコードと
セキュリティコード記憶部54bに記憶されている正規
のセキュリティコードとを比較することにより、遊技プ
ログラムが正規のものであるか否かを判断するセキュリ
ティチェックを行なう。そのセキュリティチェックに用
いられる正規の演算内容および正規のセキュリティコー
ドの情報が、パチンコ遊技機に設けられたセキュリティ
変更回路79において複数種類の対応する演算内容およ
びセキュリティコードから選択され、ROM53cおよ
びセキュリティコード記憶部54bに新たに書込まれる
ことにより、正規の演算内容および正規のセキュリティ
コードが変更される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機、
コイン遊技機あるいはスロットマシン等で代表される遊
技機に関し、詳しくは、制御用プログラムを記憶してい
るメモリ等のプログラム記憶手段と、該プログラム記憶
手段に記憶されている制御用プログラムにしたがって動
作するCPU等のプロセッサとを有する遊技機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の遊技機として一般的に知
られているものに、遊技制御を行なうための遊技制御プ
ログラムを記憶しているROM等のプログラム記憶手段
と、該プログラム記憶手段に記憶されている遊技制御用
プログラムにしたがって動作するCPU等のプロセッサ
とを有する遊技機がある。その遊技機においては、プロ
セッサが遊技制御プログラムを実行することにより、遊
技制御が行なわれていた。
【0003】このような遊技機においては、不正行為者
により遊技制御プログラムが不正に改造(改ざん)さ
れ、そのように不正改造された遊技制御プログラムが実
行されることにより、不正行為者が不正な利益を得る不
正行為が行なわれる場合があった。
【0004】これに対し、そのような不正行為を防いで
遊技制御プログラムのセキュリティを高めるために、従
来の遊技機においては、次のような対策がなされてい
た。すなわち、遊技制御プログラムに対応して、セキュ
リティコードと、遊技制御プログラムに所定の演算を施
しコード化するセキュリティコード演算プログラムとを
予め定めておき、それらを用いて、遊技制御プログラム
が正規のプログラムであるか否かのセキュリティチェッ
クを行なう方法が行なわれている。
【0005】そのセキュリティチェック方法について具
体的に説明すると次の通りである。遊技制御プログラム
は、大量のデータにより構成されている。セキュリティ
コード演算プログラムは、遊技制御プログラムを構成す
るデータのうちの所定のデータを用いて所定の演算を行
ない、コード化するプログラムである。したがって、1
つのセキュリティコード演算プログラムが実行される
と、遊技制御プログラムが正規のプログラムである限
り、必ず1つのコードとなり、これが別に記憶している
正規のセキュリティコードと一致するのである。このた
め、セキュリティコード演算プログラムが実行された場
合に出されたコードが正規のセキュリティコードと一致
しなければ、遊技制御プログラムが正規のものではない
不正なプログラムであると判断できる。
【0006】したがって、セキュリティコードと、セキ
ュリティコード演算プログラムとを用いるセキュリティ
チェック方法によれば、セキュリティコード演算プログ
ラムを実行してセキュリティコードを求め、そのセキュ
リティコードと、正規の遊技制御プログラムから得られ
るセキュリティコードとが一致するか否かを判断するこ
とにより、遊技制御プログラムが正規のものであるか否
かをチェックすることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
なセキュリティチェックを行なう従来の遊技機において
は、次のような問題があった。前述したセキュリティチ
ェックを行なう場合、不正行為者によりセキュリティコ
ード演算プログラムが解読されてしまうと、そのセキュ
リティコード演算プログラムの実行により正規のセキュ
リティコードが求められ得るような不正な遊技制御プロ
グラムを不正行為者が新たに作成するおそれがあった。
そのような新たな不正改造プログラムが作成されると、
前述したようなセキュリティチェックを行なうだけで
は、遊技制御プログラムの不正改造を発見することがで
きなくなる。このため、従来の遊技機では、必ずしも遊
技制御プログラムの不正改造を抑止することができなか
った。
【0008】本発明はかかる実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、遊技制御に関する不正行為を極
力抑制することが可能な遊技機を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、制御用プログラムを記憶しているプログラム記憶手
段と、該プログラム記憶手段に記憶されている制御用プ
ログラムにしたがって動作するプロセッサとを有する遊
技機であって、正規の前記制御用プログラムを所定の変
換用データにしたがった所定のアルゴリズムにより変換
したときに得られるプログラム変換データを格納してお
くためのプログラム変換データ格納手段と、前記所定の
変換用データを格納しておくための変換用データ格納手
段と、前記正規の制御用プログラムと前記プログラム変
換データとの間に、前記変換用データ格納手段に格納さ
れている変換用データにしたがった前記所定のアルゴリ
ズムに基づいた所定の相関関係があることを利用して、
前記プログラム記憶手段に記憶されている前記制御用プ
ログラムと前記プログラム変換データ格納手段に格納さ
れているプログラム変換データとの間に前記所定の相関
関係があるか否かを判別して、前記プログラム記憶手段
に記憶されている前記制御用プログラムの適否を判定す
る適否判定手段と、複数種類の前記変換用データおよび
前記プログラム変換データのうちから前記適否判定手段
における制御用プログラムの適否の判定に用いられる変
換用データおよび当該変換用データに対応するプログラ
ム変換データを選択するデータ選択手段と、前記適否判
定手段における制御用プログラムの適否の判定に用いら
れる前記変換用データ格納手段の格納データを前記デー
タ選択手段により選択された変換用データに変更すると
ともに、前記適否判定手段における制御用プログラムの
適否の判定に用いられる前記プログラム変換データ格納
手段の格納データを、前記データ選択手段により選択さ
れかつ前記選択された変換用データに対応するプログラ
ム変換データに変更するデータ変更手段とを含むことを
特徴とする。
【0010】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記プログラム記憶手段に記
憶されている前記制御用プログラムと前記プログラム変
換データ格納手段に格納されているプログラム変換デー
タとの間に前記所定の相関関係がないと前記適否判定手
段により判定された場合に、前記プロセッサを不能動化
する不能動化手段をさらに含むことを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、プログラム
変換データ格納手段に、正規の制御用プログラムを所定
の変換用データにしたがった所定のアルゴリズムにより
変換したときに得られるプログラム変換データが格納さ
れる。変換用データ格納手段の働きにより、所定の変換
用データが格納される。適否判定手段の働きにより、正
規の制御用プログラムとプログラム変換データとの間
に、変換用データ格納手段に格納されている変換用デー
タにしたがった所定のアルゴリズムに基づいた所定の相
関関係があることを利用して、プログラム記憶手段に記
憶されている制御用プログラムとプログラム変換データ
格納手段に格納されているプログラム変換データとの間
に所定の相関関係があるか否かを判別して、プログラム
記憶手段に記憶されている制御用プログラムの適否が判
定される。データ選択手段の働きにより、複数種類の変
換用データおよびプログラム変換データのうちから適否
判定手段における制御用プログラムの適否の判定に用い
られる変換用データおよび当該変換用データに対応する
プログラム変換データが選択される。データ変更手段の
働きにより、適否判定手段における制御用プログラムの
適否の判定に用いられる変換用データ格納手段の格納デ
ータがデータ選択手段により選択された変換用データに
変更されるとともに、適否判定手段における制御用プロ
グラムの適否の判定に用いられるプログラム変換データ
格納手段の格納データが、データ選択手段により選択さ
れかつ前記選択された変換用データに対応するプログラ
ム変換データに変更される。これにより、制御用プログ
ラムの適否の判断に用いられる正規の制御用プログラム
とプログラム変換データとの間の所定の相関関係が変更
される。このように、変換用データを用いて、制御用プ
ログラムとプログラム変換データ格納手段に格納されて
いるプログラム変換データとの間に所定の相関関係があ
るか否かを判別することにより、制御用プログラムの適
否が判定されるが、その適否の判断に用いられる変換用
データおよび当該変換用データに対応するプログラム変
換データが複数種類の変換用データおよびプログラム変
換データのうちから選択されることにより変更され得
る。
【0012】制御用プログラムの適否の判定の具体的な
例としては、たとえば、プログラム記憶手段に記憶され
ている制御用プログラムを変換用データにより変換して
得られるデータがプログラム変換データ格納手段に格納
されているプログラム変換データと一致するか否かの判
断、プログラム記憶手段に記憶されている制御用プログ
ラムを変換用データにより変換して得られるデータがプ
ログラム変換データ格納手段に格納されているプログラ
ム変換データと所定の関係を有するか否かの判断、およ
び、変換用データに基づいて、プログラム記憶手段に記
憶されている制御用プログラムからプログラム変換デー
タ格納手段に格納されているプログラム変換データが特
定できるか否かの判断等の各種の適否判定処理が含まれ
る。
【0013】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、次のように作用する。
不能動化手段の働きにより、プログラム記憶手段に記憶
されている制御用プログラムとプログラム変換データ格
納手段に格納されているプログラム変換データとの間に
所定の相関関係がないと適否判定手段により判定された
場合に、プロセッサが不能動化される。このように、制
御用プログラムとプログラム変換データ格納手段に格納
されているプログラム変換データとの間に所定の相関関
係がない場合には、プロセッサが不能動化されるので、
遊技機の制御が行なえなくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、以下の実施の形態において
は、遊技機の一例として、パチンコ遊技機を示すが、本
発明に含まれる遊技機は、パチンコ遊技機に限らず、コ
イン遊技機またはスロットマシン等のその他の遊技機に
も適用可能である。すなわち、本発明は、制御用プログ
ラムを記憶しているプログラム記憶手段と、該プログラ
ム記憶手段に記憶されている制御用プログラムにしたが
って動作するプロセッサとを有する遊技機であれば、す
べてのものに適用可能である。
【0015】第1実施形態 図1は、パチンコ遊技機34と、カードユニット35と
を示す全体正面図である。
【0016】パチンコ遊技機34には、遊技者が打玉の
打込を操作するための打球操作ハンドル44が設けられ
ている。この打球操作ハンドル44を遊技者が操作する
ことにより、打玉が1個ずつ発射される。発射された打
玉は、外レールと内レールとの間に形成された誘導路に
よって遊技領域3に導かれる。
【0017】遊技領域3の中央には、複数種類の画像を
変動表示するための可変表示装置4が設けられている。
可変表示装置4の下方には、始動口10と、可変入賞球
装置11とが設けられている。可変表示装置4は、本実
施の形態の場合にはCRTより構成されており、左,
中,右の3つの可変表示部および背景・キャラクタ表示
部等の画像を表示可能な画像表示部5を有している。こ
こで、キャラクタとは、可変表示装置4に表示される人
間,動物,あるいは物等を表わす映像をいう。なお、可
変表示装置4は、CRTの表示装置に限らず、LCD表
示装置(液晶表示装置)、プラズマ表示装置、または、
マトリックスLED表示装置等のその他の画像表示装置
を用いてもよい。また、可変表示装置4は、そのような
画像表示装置に限らず、回転ドラム式、複数の図柄が付
されたベルトが巡回することにより表示状態が変化する
いわゆるベルト式、リーフ式、複数の図柄が付された回
転円板が回転することにより表示状態が変化するいわゆ
るディスク式等の機械式の表示装置で構成されてもよ
い。
【0018】また、可変入賞球装置11の左側の通称
「袖部」と呼ばれる位置には、いわゆる電動チューリッ
プからなる可変始動口装置(普通電役)14が設けられ
ている。遊技領域4の左右には、それぞれサイドランプ
22,サイドランプ23が設けられている。サイドラン
プ22にはランプ32が設けられており、サイドランプ
23にはランプ31が設けられている。さらに可変表示
装置4の上部には入賞口7が設けられている。また、遊
技領域3の右下の「袖部」の位置には、入賞口20が設
けられている。
【0019】可変入賞球装置11には、遊技領域3の前
後方向に所定範囲で傾動可能な開閉板12が設けられて
いる。可変入賞球装置11は、大当りが発生している場
合以外においては開閉板12を閉成状態にし、打玉が入
賞不可能な遊技者にとって不利な第2の状態となってい
る。一方、可変始動口装置(普通電役)14の始動口1
5または可変入賞球装置11の上部に設けられた始動口
10に打玉が入賞し、始動玉検出器26または29が打
玉を検出することにより可変表示装置4の画像表示部5
上に表示される3つの可変表示部において、3つの図柄
の変動表示(可変表示)が行なわれる(以下、それぞれ
の図柄を特に「特別図柄」という)。それらの特別図柄
は、左特別図柄、中特別図柄、および右特別図柄により
構成される。特別図柄の変動表示が停止したとき、3つ
の特別図柄の組合せが予め定められた特定の組合せとな
って大当りが発生すると、可変入賞球装置11は上記第
2の状態から、打玉が入賞可能な遊技者にとって有利な
第1の状態となり、開閉板11が開成状態となる。な
お、大当りが発生する遊技状態を特に特定遊技状態とい
う。
【0020】可変入賞球装置11の前記第1の状態は、
開閉板12が開成状態となった後に、30秒が経過する
か、または、可変入賞球装置11の大入賞口に打玉が1
0個入賞するかのうちのいずれか早い方の条件が成立し
たことにより終了する。すなわち、上記条件が成立した
とき開閉板12が閉成状態となり、可変入賞球装置11
が遊技者にとって不利な第2の状態となる。大入賞口に
入賞した打玉は、可変入賞球装置11の大入賞口内部に
設けられた入賞玉検出器(図2に示される入賞玉検出器
28)により検出される。
【0021】大入賞口の内側の左側部分には、通常「V
ポケット」と呼ばれる特定領域が設けられている。大入
賞口に入った打玉がこの特定領域に入賞すれば、その特
定入賞玉がVポケットに設けられた特定玉検出器(図2
に示される特定玉検出器27)により検出される。特定
入賞玉が検出されると、その回の可変入賞球装置11の
遊技者にとって有利な第1の状態が終了するのを待っ
て、再度、可変入賞球装置11を前記第1の状態に駆動
制御する繰返し継続制御が行なわれる。この繰返し継続
制御により可変入賞球装置11は最高16回連続して前
記第1の状態となる。なお、大入賞口に入った打玉の個
数は、個数表示器24に逐次表示される。繰返し継続制
御の終了後、遊技者にとって有利な第1の状態から遊技
者にとって不利な第2の状態となる。
【0022】始動口10または始動口15に打玉が入賞
していわゆる始動入賞が発生したことをきっかけとし
て、可変表示装置4の可変表示が開始されるが、この可
変表示がなされている最中に発生した始動入賞は記憶さ
れて、その始動記憶の個数が始動記憶表示器6の点灯に
より遊技者に報知される。始動記憶がある場合には、可
変表示の停止後に、再びその始動記憶に基づいた可変表
示が開始される。始動記憶の上限は、4個に定められて
いる。
【0023】遊技領域3には、通過口13が設けられて
おり、打玉がこの通過口13を通過すると、その旨が通
過玉検出器30により検出されて、可変始動口装置14
に設けられた可変表示器17における図柄(以下、可変
表示器17に表示される図柄を普通図柄という)の可変
表示が開始される。そして、その可変停止結果が予め定
められた図柄になれば、可変始動口装置14の左右の可
動片16が開成して、打玉が始動口15に入賞しやすい
状態となる。可変表示器17の可変表示が行なわれてい
る最中に打玉が通過口13を通過すれば、その通過数が
通過記憶表示器18に表示される。この通過玉の記憶の
上限は4個に定められている。また、打玉が通過口13
を通過することを、特に普通図柄の始動通過と呼び、通
過記憶表示器18に表示される通過玉の記憶を特に普通
図柄の始動通過記憶と呼ぶ。
【0024】始動記憶表示器6に表示される始動入賞記
憶数が上限値に達している場合には、それ以上始動入賞
が発生しても、その入賞は記憶されずに無効となる。同
様に通過記憶表示器18に表示される通過玉記憶数(普
通図柄の始動通過記憶数)が上限値に至っている場合に
発生する普通図柄の始動通過は記憶されることなく無効
となる。そのため、それらの始動入賞または普通図柄の
始動通過に基づいた特別図柄または普通図柄の可変表示
は行なわれない。始動入賞記憶数が上限値に至っている
状態において発生した始動入賞を特に無効始動入賞と呼
び、始動入賞した打玉を無効始動入賞玉と呼ぶ。これに
対して、始動入賞記憶数が上限値に達していない状態に
おいて発生した始動入賞を特に有効始動入賞と呼び、始
動入賞した打玉を特に有効始動入賞玉と呼ぶ。
【0025】このパチンコ遊技機34の可変表示装置4
の可変表示中においては、特別表示が実行される場合が
ある。ここで、特別表示とは、3つ以上の可変表示部の
うちの一部の表示結果がまだ導出表示されていない段階
で、少なくとも2つの可変表示部の表示結果が特定の表
示態様(大当りとなる特別図柄の組合せ)となる条件を
満たしている旨を示す表示をいう。その特別表示には、
リーチ表示および同期変動表示が含まれる。
【0026】ここで、リーチとは、表示状態が変化可能
な可変表示装置を有し、該可変表示装置が時期を異なら
せて複数の表示結果を導出表示し、該複数の表示結果が
予め定められた特定の表示態様の組合せとなった場合
に、遊技状態が遊技者にとって有利な特定遊技状態とな
る遊技機において、前記複数の表示結果の一部がまだ導
出表示されていない段階で、既に導出表示されている表
示結果が前記特定の表示態様の組合せとなる条件を満た
している表示状態をいう。また、別の表現をすれば、リ
ーチとは、表示状態が変化可能な可変表示部を複数有す
る可変表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示
態様の組合せになった場合に、遊技状態が遊技者にとっ
て有利な特定遊技状態となる遊技機において、前記可変
表示装置の表示結果がまだ導出表示されていない段階
で、前記特定の表示態様の組合せが表示されやすい可変
表示態様になったと遊技者に思わせるための表示態様を
いう。そして、たとえば、前記特定の表示態様の組合せ
が揃った状態を維持しながら複数の前記可変表示部によ
る可変表示を行なう状態もリーチ表示状態に含まれる。
さらにリーチの中には、それが出現すると、通常のリー
チに比べて、大当りが発生しやすいものがある。このよ
うな特定のリーチをスーパーリーチという。
【0027】また、同期変動表示とは、少なくとも2つ
の可変表示部が、特定の表示態様(大当りが発生する図
柄の組合せ)となる条件を満たした表示態様(たとえば
同じ特別図柄が揃った態様)でその少なくとも2つの可
変表示部が同期して変動する状態をいう。
【0028】可変表示装置4の左右にはワープ入口と名
付けられた、打玉を案内する通路8が設けられている。
このワープ入口8に進入した打玉は、始動入賞口10の
上方に設けられたワープ出口9まで案内されて、再度遊
技領域3内に放出されて落下する。可変入賞球装置11
の左右には、入賞口21が設けられている。その他、遊
技領域3には風車19が設けられている。
【0029】発射された打玉が、いずれの入賞口にも入
賞しなかった場合には、アウト口25に進入して、打玉
が回収される。
【0030】カードユニット35には、カード利用可表
示ランプ47が設けられており、このカード利用可表示
ランプ47が点灯または点滅しているときにのみこのカ
ードユニット35が使用可能な状態となっている。この
カードユニット35は、遊技機設置島に設置されている
複数台のパチンコ遊技機34の間に挿入された状態で設
置されており、左右どちらのパチンコ遊技機に接続され
ているかが連結台方向表示器49により表示される。そ
して、遊技者が共通カードをカード挿入口50から挿入
する。すると、その共通カードに記録されているカード
残高が読取られる。そして、遊技者が貸玉操作を行なう
ことにより、予め定められた入力設定されている貸出単
位額分が残高より減額されるとともに、その貸出単位額
分の貸玉が上皿39内に貸出される。なお、共通カード
とは、共通カードシステムに加盟している遊技場であれ
ば全国ごとの遊技場であっても共通して使用できる遊技
機専用のプリペイドカードのことである。
【0031】カードユニット35には端数スイッチ48
が設けられており、この端数表示スイッチ48を押圧操
作することにより、たとえばカード残高、カード挿入前
の残高、エラーが発生した場合のエラーコードなどの情
報をパチンコ遊技機の情報表示器(図示省略)に表示可
能である。図中51はカードユニット錠であり、このカ
ードユニット錠51に所定のキーを挿入して解錠操作す
ることにより、カードユニット35の前面側を開成でき
るように構成されている。パチンコ遊技機34には、そ
の開閉が自在であるガラス枠37が設けられており、こ
のガラス枠37に設けられたガラス板からは遊技領域3
が視認可能となっている。遊技者が打球操作ハンドル4
4を回動操作することにより、上皿39内に貯留されて
いる打玉が1つずつ遊技領域3内に打込まれる。
【0032】遊技領域3の上部の左右には、ステレオ音
の効果音を発生するためのスピーカ36,36が設けら
れている。
【0033】上皿39の下方には、上皿玉抜レバー40
を操作することにより上皿39から排出される打玉を貯
留しておくための下皿41が設けられており、下皿41
に貯留された打玉は下皿玉抜レバー42を操作すること
により排出できる。なお、図中38は前面枠を開閉でき
ないようにするための鍵であり、43は遊技者が使用す
る灰皿である。また、遊技領域3を囲むようにして枠ラ
ンプ45が設けられている。46はLEDにより構成さ
れるランプであり、大当りが発生したときなどに点滅ま
たは点灯して遊技効果を高めるのに使用される。
【0034】次に、パチンコ遊技機34の遊技上の特徴
点についてさらに詳細に説明する。可変表示装置4の可
変表示部で可変表示される特別図柄が所定の組合せで停
止表示されたとき、大当りが発生するが、大当りとなる
特別図柄の組合せの中には高確率(確率変動)状態を発
生させる特別の組合せが含まれている。この組合せを特
に確率変動図柄の組合せと呼ぶ。遊技が高確率状態にあ
る場合には、通常状態に比べて大当りが発生する確率が
高く調整されている。また、可変表示器17における普
通図柄の可変表示結果が当りとなる確率も高く調整され
ている。
【0035】本実施の形態に示すパチンコ遊技機34で
は、確率変動図柄の組合せに基づいて大当りが発生し
て、所定回数の繰返し継続制御がすべて終了した後に1
回目の確率変動が生じ、さらに、その後大当りが発生し
て、所定回数の繰返し継続制御がすべて終了した後に2
回目の確率変動が生じる。1回目または2回目の確率変
動時に発生した大当りが確率変動図柄の組合せによるも
のである場合には、その大当り以降、改めて1回目、2
回目の確率変動が生じる。すなわち、確率変動図柄の組
合せにより大当りとなった場合には、その大当り以降、
少なくとも大当りが2回発生するまでの間、繰返し継続
制御が行なわれていない遊技者にとって不利な第2の状
態において高確率状態となる。2回目の確率変動が発生
しているときまでに大当りとなった図柄の組合せが確率
変動図柄の組合せでなかった場合、大当りに伴う繰返し
継続制御終了後、確率変動の生じていない状態に戻る。
【0036】また、このパチンコ遊技機34では前述し
た2回目の高確率状態中に大当りが発生して、所定の繰
返し継続制御が終了して確率の変動していない状態に戻
った際、普通図柄表示器17における普通図柄の変動時
間(可変表示時間)を短縮する制御(以下、変動時間短
縮制御)が行なわれる。変動時間短縮制御は、前述した
大当り状態の終了後、可変表示装置が60回の可変表示
をするまで継続される。このような変動時間短縮制御が
行なわれると、可動片16が頻繁に開くため、大当りが
発生する確率は向上していなくとも短時間で大当りが発
生しやすくなり、遊技者に有利な状態となる。このよう
に、大当りが発生する確率を直接向上させることなく、
短期間のうちに大当りが発生しやすくなるように調整さ
れた遊技状態を特に普電開放向上状態と呼ぶ。さらに、
普電開放向上状態でも高確率状態でもなく、また大当り
状態(特定遊技状態)でもない状態を特に通常状態と呼
ぶ。
【0037】普通図柄の変動時間(可変表示時間)は通
常状態においては30秒、変動時間短縮制御がなされる
普電開放向上状態においては5秒になる。
【0038】なお、パチンコ遊技機34では、大当りが
発生する確率を直接向上させることなく、短期間のうち
に大当りが発生しやすくなるように調整された普電開放
向上状態を構成するのに変動時間短縮制御が行なわれる
ように構成したが、その他の手段を用いることも可能で
ある。たとえば、可変始動口装置14への始動入賞を容
易にするために、普通図柄の可変停止結果に基づいて開
成する可動片16の開成時間が長くなるように制御する
開成時間延長制御がなされるように構成したり、あるい
は、可動片16の開成回数が多く(たとえば通常状態は
1回に対して普電開放向上状態は2回となるようにす
る)なるように制御する開成回数増加制御がなされるよ
うに構成したりすることが考えられる。あるいは、変動
時間短縮制御と開成時間延長制御と開成回数増加制御と
を組合せて普電開放向上状態を構成してもよい。
【0039】さらに本実施の形態に示すパチンコ遊技機
34において大当りとなる特別図柄の組合せを構成する
図柄の中に、「ラッキーナンバー」と呼ばれる特定の図
柄が含まれている。通常、大当りが発生することにより
獲得した賞球は、一旦景品などに交換しなければなら
ず、したがってその賞球を直接遊技に使用することはで
きない。しかしながら、ラッキーナンバーで大当りが発
生した場合には、獲得した賞球を直接遊技に使用するこ
とが可能となる。このようなラッキーナンバーで大当り
が発生して特定遊技状態に移行することを特にラッキー
スタートと呼ぶ。
【0040】次に、パチンコ遊技機34の遊技制御に用
いられる制御回路について説明する。図2および図3
は、遊技制御用の制御回路の構成を示すブロック図であ
る。
【0041】図2および図3を参照して、制御回路は、
基本回路66、入力回路67、LED回路68、ソレノ
イド回路69、アドレスデコード回路70、定期リセッ
ト回路71、初期リセット回路72、情報出力回路7
3、電飾信号回路74、CRT回路75、ランプ回路7
6、電源回路77、セキュリティ変更回路79を含む。
【0042】基本回路66は、制御用プログラムに従っ
てパチンコ遊技機の各種機器を制御する。基本回路66
の内部には、遊技制御用プログラムなどの各種データを
記憶している各種ROM、その遊技制御用プログラムに
従う遊技制御動作を行なうためのCPU、CPUのワー
ク用メモリとして機能するRAM、および、クロック信
号(クロックパルス)を発生するクロック回路等の各種
回路が含まれている。なお、基本回路66の内部構成に
ついては、ここでは図示を省略し、後述する図4におい
て詳細に説明する。
【0043】入力回路67は、始動口10に入賞した打
玉を検出するための始動玉検出器26と、大入賞口の特
定領域に入賞した打玉を検出するための特定玉検出器2
7と、可変入賞球装置11の大入賞口に入賞した打玉を
検出するための入賞玉検出器28と、可変始動口装置1
4に入賞した打玉を検出するための始動玉検出器29
と、通過口13を通過した打玉を検出するための通過玉
検出器30とそれぞれ接続される。入力回路67は、各
検出器から出力される検出信号を基本回路66へ送信す
る。LED回路68には、個数表示器24の個数表示L
ED、始動記憶表示器6のLED、可変表示器17の普
通図柄を表示するためのLED、通過記憶表示器18の
LEDと接続される。LED回路68は、基本回路66
から出力される制御信号に応じて、上記各LEDの点灯
状態を制御する。
【0044】ソレノイド回路69は、可変入賞球装置1
1の開閉板12を駆動するためのソレノイド74、およ
び可変始動口装置14の可動片16を駆動するためのソ
レノイド75を制御するための回路である。ソレノイド
回路69は、基本回路66から出力される制御信号に応
答して、所定のタイミングでソレノイド74およびソレ
ノイド75を作動させる。なお、ソレノイド74の作動
タイミングに合わせて、LED回路68に設けられてい
る飾りLED33が点灯する。また、ソレノイド75の
動作に合せて、LED回路68に設けられているランプ
(LED)31,32が点滅する。
【0045】アドレスデコード回路70は、基本回路6
6から送られてきたアドレス信号をデコードし、基本回
路66の内部に含まれるROM、RAM、I/Oポート
などのいずれか1つを選択するための信号を出力する回
路である。
【0046】定期リセット回路71は、基本回路66に
対し、定期的(たとえば2msecごと)にリセットパ
ルスを与え、所定のゲーム制御用プログラムを先頭から
繰返し実行させるための回路である。
【0047】初期リセット回路72は、電源投入時に基
本回路66をリセットするための回路である。初期リセ
ット回路72から送られてきた初期リセットパルスに応
答して、基本回路66はパチンコ遊技機を初期化する。
【0048】情報出力回路73は、基本回路66から与
えられるデータ信号に基づいて、各種遊技情報を、ホス
トコンピュータであるホール用管理コンピュータ等に対
して出力する。その遊技情報には、有効始動情報、大当
り情報および確率変動情報が含まれる。ここで、有効始
動情報とは、始動口10または15に入賞した打玉の入
賞個数のうち実際に可変表示装置4における図柄の可変
表示の始動に使用された個数を示すための情報である。
大当り情報とは、大当りの発生を示すための情報であ
る。確率変動情報とは、高確率状態(確率向上状態)の
発生に関する情報である。
【0049】電飾信号回路74は、遊技機に設けられた
複数種類の電飾(図示省略)の点灯状態を制御する電飾
用基板(図示省略)へランプ制御データD0〜D3を送
信する。ランプ制御データD0〜D3は、電飾の点灯状
態を制御するためのデータであり、大当り時、あるいは
高確率状態などにおける電飾の点灯状態を指定する。な
お、ランプ制御データコモンは共通線信号である。
【0050】CRT回路75は、基本回路66から出力
される制御信号に従って、可変表示装置4に含まれる画
像表示装置であるCRT表示器55を駆動制御するため
の回路である。CRT回路75からCRT表示器55に
送信される信号の中には、コマンド信号としてのCD0
〜CD7と、初期化信号であるINTとが含まれる。さ
らに、CRT回路75とCRT表示器55とを接続する
信号線には、電源供給のための+5V線と、+12V線
と、グランド信号線であるGND線とがある。
【0051】ランプ回路76は、枠ランプ45、LED
46と接続される。ランプ回路76は、基本回路66か
ら出力される制御信号に応じて、上記各ランプの点灯状
態を制御する。
【0052】電源回路77は、AC24Vの交流電源に
接続され、+30V、+12V、+5V、+12.5V
の複数種類の直流電圧を各回路に供給するための回路で
ある。なお、電源回路77から発生される+30Vの直
流電圧は画像表示装置(CRT表示器)55へ出力され
る。また、電源回路77から発生される+12.5Vの
直流電圧は、遊技制御用プログラムの書込のために、後
述するプログラム書込回路103へ出力される。
【0053】前述したCRT表示器55は、表示制御基
板(図示せず)を含む。この表示制御基板には、画像表
示部5に表示される画像の表示制御を行なうための画像
表示制御回路と、左右のスピーカ36,36から出力す
る効果音等の音の制御を行なうための音制御回路とを含
む制御回路が形成されている。
【0054】セキュリティ変更回路79は、基本回路6
6において実行される遊技制御プログラムのセキュリテ
ィのチェックの処理のために用いられるセキュリティコ
ードおよびセキュリティコード演算プログラムを変更す
るための回路である。
【0055】ここで、セキュリティコードとは、パチン
コ遊技機34の遊技制御プログラムの不正改造等の不正
行為を防ぎ、パチンコ遊技機34の管理のセキュリティ
を高めるために設定されたコード情報をいう。このセキ
ュリティコードは、セキュリティコード演算プログラム
の実行により演算によって導出することが可能なように
設定される。パチンコ遊技機34が動作する場合には、
パチンコ遊技機34の電源投入時にセキュリティコード
演算プログラムの実行により演算によって導出されたセ
キュリティコードが予め定められた正規のセキュリティ
コードと一致するか否かが判断され、一致する場合にの
みパチンコ遊技機34の制御動作が許可される。
【0056】セキュリティコード演算プログラムは、セ
キュリティコードを演算によって導出するためのプログ
ラム(命令情報)である。セキュリティコード演算プロ
グラムが実行されると、遊技制御プログラムを構成する
データを用いて所定の演算が行なわれ、その演算結果と
してセキュリティコードと同一のコードが導出される。
言い換えると、正規のセキュリティコードと正規の遊技
制御プログラムとの間には、セキュリティコード演算プ
ログラムにしたがった所定のアルゴリズムに基づいた所
定の相関関係がある。したがって、セキュリティコード
演算プログラムと、演算結果として導出されるコードと
の間には、1対1の対応関係(所定の相関関係)があ
る。後述するように、このセキュリティコード演算プロ
グラムの実行により、パチンコ遊技機34の遊技制御プ
ログラムのセキュリティチェックが行なわれる。
【0057】このため、遊技制御プログラムが正規の遊
技制御プログラムであり、かつ、セキュリティコード演
算プログラムが正規のセキュリティコード演算プログラ
ムであれば、必ず正規のセキュリティコードが導出され
るのである。逆に、遊技制御プログラムおよびセキュリ
ティコード演算プログラムの少なくとも一方が正規のプ
ログラムでない場合には、正規のセキュリティコードが
導出されない。したがって、セキュリティコード演算プ
ログラムと、それにより導出されるべき正規のセキュリ
ティコードとを予め定めておくことにより、正規のセキ
ュリティコードと一致しないコードが得られた場合に
は、不正行為がなされたものと判断することができる。
【0058】セキュリティ変更回路79から基本回路6
6には、変更すべきセキュリティコードの情報およびセ
キュリティコード演算プログラムの情報が与えられる。
基本回路66は、セキュリティコードおよびセキュリテ
ィコード演算プログラムを記憶しており、基本回路66
から新たなセキュリティコードおよびセキュリティコー
ド演算プログラムを受けた場合に、記憶しているセキュ
リティコードおよびセキュリティコード演算プログラム
を、基本回路66から受けた新たなセキュリティコード
およびセキュリティコード演算プログラムに変更する。
なお、以下の説明においては、セキュリティコード演算
プログラムを演算内容情報と呼ぶ。
【0059】次に、基本回路66およびセキュリティ変
更回路79を詳細に説明する。図4は、第1実施形態に
よるパチンコ遊技機34の基本回路66およびセキュリ
ティ変更回路79の構成を示すブロック図である。図4
を参照して、基本回路66およびセキュリティ変更回路
79等の遊技制御に関連する回路は、遊技制御基板52
上に形成されている。
【0060】セキュリティ変更回路79は、1チップマ
イコン80および書込回路78を含む。さらに、1チッ
プマイコン(1チップマイクロコンピュータ)80は、
CPU80a、ROM80b、および、RAM80cを
含む。ROM80bには、CPU80aの基本的な動作
を実行させるためのプログラムである基本動作プログラ
ムが書換え不可能に記憶されている。さらに、ROM8
0bには、対応関係にある正規のセキュリティコードお
よび正規の演算内容情報(セキュリティコード演算プロ
グラム)が複数種類(複数組)書換え不可能に記憶され
ている。基本回路66は、ROM54および1チップマ
イコン(1チップマイクロコンピュータ)53を含む。
さらに、ROM54は、ROMにより構成される遊技制
御プログラム記憶部54aおよびROMにより構成され
るセキュリティコード記憶部54bを含む。さらに、1
チップマイコン53は、RAM53a、CPU53b、
ROM53c、および、クロック回路53dを含む。
【0061】ROM54は、2つのROM(遊技制御プ
ログラム記憶部54aを構成するROM,セキュリティ
コード記憶部54bを構成するROM)が1チップ上に
一体化された構成のROMである。遊技制御プログラム
記憶部54aを構成するROMは、EEPROM等の記
憶データを電気的に書換え可能なROM、または、ワン
タイムROM等の記憶データを一度書込むと、その記憶
データを書換えられないROMよりなる。また、セキュ
リティコード記憶部54bを構成するROMは、EEP
ROM等の記憶データを電気的に書換え可能なROMよ
りなる。
【0062】また、ROM53cは、少なくともその一
部分(演算内容情報を記憶する部分)がEEPROM等
の記憶データを電気的に書換え可能なROMよりなり、
CPU53bの基本的な動作を実行させるためのプログ
ラムである基本動作プログラムと、入力書込回路78か
ら与えられる演算内容情報(セキュリティコード演算プ
ログラム)とを記憶する。
【0063】セキュリティ変更回路79は、次のような
動作を行なう。基本回路66により実行される遊技制御
において始動入賞が発生すると、基本回路66のCPU
53bからセキュリティ変更回路79のCPU80aに
変更条件成立信号が与えられる。その変更条件成立信号
は、セキュリティコード記憶部54bに記憶されている
セキュリティコードと、ROM53cに記憶されている
演算内容情報(セキュリティコード演算プログラム)と
を変更する(書換える)条件が成立したことを示す信号
であり、始動入賞の発生に応答して出力される。
【0064】次に、1チップマイコン80の基本的な動
作を説明する。CPU80aがROM80bからプログ
ラム等のデータを読出す場合には、CPU53bからR
OM80bへアドレスデータが与えらえる。そして、そ
のアドレスデータにより指定されたアドレスの記憶デー
タがROM80bから読出される。また、CPU80a
が動作を行なう場合、RAM80cが作業領域として用
いられる。CPU80aがRAM80cにデータを書込
む場合は、CPU80aからROM80bへアドレスデ
ータおよび書込むデータが与えられる。そして、そのア
ドレスデータにより指定されたRAM80cのアドレス
にデータが書込まれる。また、CPU80aがRAM8
0cからデータを読出す場合は、CPU80aからRA
M80cへアドレスデータが与えらえる。そして、その
アドレスデータにより指定されたアドレスの記憶データ
がRAM80cから読出される。
【0065】1チップマイコン80においては、CPU
80aが、ROM80bに記憶されている基本動作プロ
グラムを読出し、その基本動作プログラムを実行する。
その実行にしたがって、次のような処理が行なわれる。
まず、変更条件成立信号を受けたことに応答して、複数
組のセキュリティコードおよび演算内容情報のうちから
1組のセキュリティコードおよび演算内容情報を選択す
る。その選択は次のように行なわれる。RAM80c内
に構成されたカウンタの値を無限ループで常時加算させ
る。さらに、そのカウンタがとり得る値の範囲内で、そ
のカウンタの値と、その値に応じて選択するセキュリテ
ィコードおよび演算内容情報とを予め関連付けておく。
そして、変更条件成立信号を受けたことに応答して、そ
の内部カウンタの値を抽出し、その抽出した値に対応し
て、複数組のセキュリティコードおよび演算内容情報の
うちからセキュリティコードおよび演算内容情報を1組
選択する。前述した無限ループで加算するカウンタの加
算とは、たとえば、後述する図7の割込み待ち状態のと
きにクロック信号(クロックパルス)に基づいて行なわ
れる加算をいう。
【0066】このように選択されたセキュリティコード
および演算内容情報は、ROM80bから読出され、C
PU80aに読込まれる。そのセキュリティコードおよ
び演算内容情報は、1チップマイコン80から書込回路
78に与えられ、後に、基本回路66のCPU53bに
より実行されるセキュリティチェックのための新たなセ
キュリティコードおよび演算内容情報として用いられ
る。CPU80aの詳細な動作は、図5を用いて後述す
る。
【0067】書込回路78は、ハードウェア回路により
構成されており、所定周期のタイミングパルスと、1チ
ップマイコン80から与えられたセキュリティコードお
よび演算内容情報とを基本回路66に与える。具体的
に、書込回路78は、セキュリティコードをセキュリテ
ィコード記憶部54bへ与え、セキュリティコード記憶
部54bに記憶されているセキュリティコードを新たな
セキュリティコードに書換える。さらに、書込回路78
は、演算内容情報(セキュリティコード演算プログラ
ム)をROM53cへ与え、ROM53cに記憶されて
いる演算内容情報を新たな演算内容情報(セキュリティ
コード演算プログラム)に書換える。
【0068】さらに、書込回路78は、セキュリティコ
ードおよび演算内容情報の書換えの実行中にタイミング
パルスをCPU53bに与える。そのようなタイミング
パルスを受けたことに基づいて、CPU53bは、セキ
ュリティコードおよび演算内容情報の書換えが行なわれ
たことを認識する。書込回路78の詳細な動作は、図6
を用いて後述する。
【0069】次に、基本回路66の動作を説明する。基
本回路66において、CPU53bは、基本動作プログ
ラムに基づいて実行される基本的な動作として、次のよ
うな動作を行なう。CPU53bは、クロック回路53
dから与えられるクロック信号(クロックパルス)を動
作の基本タイミングとして用いて動作し、また、そのク
ロック信号を他のIC、たとえば、ROM54等にも与
える。したがって、そのクロック信号の供給を停止した
場合には、ROM54の動作が停止され、その結果、遊
技制御プログラムを読出すことが不可能となり遊技制御
が不能動化される。
【0070】電源投入時に、CPU53bは、ROM5
3に記憶されている基本動作プログラムを読出し、その
基本動作プログラムを実行することにより次のような動
作を行なう。すなわち、CPU53bは、基本動作プロ
グラムを実行することにより、後述する図7に示される
ようなセキュリティチェックに関する処理と、前述した
ような遊技制御に関する処理とを行なう。
【0071】それらの処理においては、ROM53cか
ら演算内容情報が読出されるとともに、セキュリティコ
ード記憶部54bから正規のセキュリティコードが読出
される。そして、演算内容情報が実行され、その実行の
際に、遊技制御プログラム記憶部54aから遊技制御プ
ログラムが読出されることにより遊技制御プログラムに
関するセキュリティチェックが行なわれる。そして、セ
キュリティチェックの結果、遊技制御プログラムが正規
のプログラムであると判断された場合には、遊技制御が
行なわれる。
【0072】CPU53bがROM53cからプログラ
ム等のデータを読出す場合には、CPU53bからRO
M53cへアドレスデータが与えらえる。そして、その
アドレスデータにより指定されたアドレスの記憶データ
がROM53cから読出される。
【0073】また、遊技制御が行なわれる場合、CPU
53bは、遊技制御プログラム記憶部54aから遊技制
御プログラムを読出し、その遊技制御プログラムを実行
することにより、前述したような内容の遊技制御を行な
う。遊技制御プログラム記憶部54aおよびセキュリテ
ィコード記憶部54bを含むROM54からのデータ
(制御データ)の読出は次のように行なわれる。CPU
53bからROM54へアドレスデータが与えらえる。
そのアドレスデータにより、ROM54内の遊技制御プ
ログラム記憶部54aおよびセキュリティコード記憶部
54bのアドレスが指定される。そして、そのアドレス
データにより指定されたアドレスの記憶データ(制御デ
ータ)がROM54から読出される。その記憶データの
読出しのタイミングは、CPU53bからROM54へ
与えられるクロック信号により規定される。
【0074】また、CPU53bが動作を行なう場合、
RAM53aが作業領域として用いられる。CPU53
bがRAM53aにデータを書込む場合は、CPU53
bからROM53cへアドレスデータおよび書込むデー
タが与えられる。そして、そのアドレスデータにより指
定されたRAM53aのアドレスにデータが書込まれ
る。また、CPU53bがRAM53aからデータを読
出す場合は、CPU53bからRAM53aへアドレス
データが与えらえる。そして、そのアドレスデータによ
り指定されたアドレスの記憶データがRAM53aから
読出される。
【0075】また、CPU53bからクロック回路53
dには、クロック信号停止指令が与えられる場合があ
る。クロック信号停止指令がクロック回路53dに与え
られた場合には、クロック回路53dからROM54へ
のクロック信号の供給が停止され、その結果、ROM5
4が不能動化される。
【0076】基本回路66のCPU53bからセキュリ
ティ変更回路79には、クロック信号が与えられてい
る。セキュリティ変更回路79は、CPU53bから与
えられたクロック信号に基づいて、前述したような動作
を行なう。これにより、セキュリティ変更回路79は、
基本回路66に同期して動作を行なう。
【0077】なお、前述した場合は、セキュリティコー
ドおよび演算内容情報を選択するためのマイクロコンピ
ュータとして、CPU80a、ROM80b、および、
RAM80cが一体的に形成された1チップマイコン8
0を示したが、これに限らず、そのようなマイクロコン
ピュータとしては、CPU80a、ROM80b、およ
び、RAM80cをそれぞれ別体で形成した構成のマイ
クロコンピュータを用いてもよい。
【0078】また、前述した場合は、1チップマイコン
53と、ROM54とが別体で設けられた例を示した
が、それに限らず、1チップマイコン53は、ROM5
4を含んで構成されてもよい。また、前述した場合は、
1チップマイコン53内のCPU53bが遊技制御およ
びセキュリティチェックの両方の処理を行なう例を示し
たが、それに限らず、1チップマイコン53内に遊技制
御用のCPUと、セキュリティチェック用のCPUとの
2種類のCPUとを別体構成で設けてもよい。また、そ
の場合には、1チップマイコン53内に遊技制御用のC
PUにより用いられるRAMと、セキュリティチェック
用のCPUにより用いられるRAMとの2種類のRAM
を別体構成で設けてもよい。
【0079】また、前述した場合は、ROM54が2つ
のROMが一体化して構成された例を示したが、それに
限らず、遊技制御プログラム記憶部54aを構成するR
OMと、セキュリティコード記憶部54bを構成するR
OMとは別体で設けられてもよい。また、ROM54
は、メモリ内の記憶領域(アドレス領域)が部分的に書
換可能な構成にされたメモリにより構成されてもよい。
その場合には、書換不可能な記憶領域に遊技制御プログ
ラムを記憶させ、書換可能な記憶領域にセキュリティコ
ード情報を記憶させればよい。また、同様に、ROM5
3cも、メモリ内の記憶領域(アドレス領域)が部分的
に書換可能な構成にされたメモリにより構成されてもよ
い。その場合には、書換不可能な記憶領域に基本動作プ
ログラムを記憶させ、書換可能な記憶領域に演算内容情
報(セキュリティコード演算プログラム)を記憶させれ
ばよい。
【0080】また、前述した場合は、書込回路78がハ
ードウェア回路で構成された例を示したが、それに限ら
ず、書込回路78は、前述した動作をCPU80aとの
通信により行なうマイクロコンピュータを用いて構成し
てもよい。
【0081】次に、セキュリティ変更回路79における
CPU80aの制御動作を説明する。図5は、第1実施
形態によるCPU80aが実行するセキュリティコード
・演算内容変更制御の処理内容を示すフローチャートで
ある。
【0082】図5を参照して、まず、ステップSA(以
下、単にSAという)1により、セキュリティコードお
よび演算内容情報の変更条件が成立したか否かの判断が
なされる。具体的に、SA1では、始動入賞に基づく変
更条件成立信号を受けた場合に、変更条件が成立したと
判断する。SA1では、変更条件が成立するのを待っ
て、SA2に進む。
【0083】SA2では、無限ループで加算されている
RAM80c内に構成されたカウンタの値を抽出する処
理がなされる。次に、SA3に進み、SA2により抽出
されたカウンタの値に対応するセキュリティコードおよ
び演算内容情報を選択する処理がなされる。次に、SA
4に進み、SA3により選択されたセキュリティコード
をROM80bから読出す処理がなされる。次に、SA
5に進み、SA3により選択された演算内容情報(セキ
ュリティコード演算プログラム)をROM80bから読
出す処理がなされる。
【0084】次に、SA6に進み、SA4により読出さ
れたセキュリティコードを書込回路78に向けて出力す
る処理がなされる。次に、SA7に進み、SA5により
読出された演算内容情報を書込回路78に向けて出力す
る処理がなされる。
【0085】このように、無限ループで加算されている
RAM80c内に構成されたカウンタの値を抽出し、そ
の抽出値に基づいてセキュリティコードおよび演算内容
情報を選択するため、変更するセキュリティコードおよ
び演算内容情報をランダムに選択することができる。
【0086】なお、ここでは、無限ループで加算されて
いるRAM80c内に構成されたカウンタの抽出値に基
づいてセキュリティコードおよび演算内容情報を選択す
る例を示した。しかし、これに限らず、セキュリティコ
ードおよび演算内容情報の選択は、1チップマイコン8
0の外部に乱数発生回路を設け、変更条件成立信号に応
答して、その乱数発生回路から数値を抽出し、その抽出
値に基づいて行なうようにしてもよい。その他に、セキ
ュリティコードおよび演算内容情報の選択は、CPU8
0aが有するリフレッシュレジスタ(クロックパルスに
基づいて常時加算されるカウンタ)から変更条件成立信
号に応答して、数値を抽出し、その抽出値に基づいて行
なうようにしてもよい。すなわち、セキュリティコード
および演算内容情報の選択は、選択のランダム性が確保
できる方法であれば、どのような方法を用いてもよい。
【0087】次に、書込回路78の動作を説明する。図
6は、書込回路78の動作内容を示すフローチャートで
ある。
【0088】図6を参照して、まず、ステップSB(以
下、単にSBという)1により、1チップマイコン80
から出力されるセキュリティコードおよび演算内容情報
の入力があったか否かの判断がなされる。SB1では、
セキュリティコードおよび演算内容情報の入力を待っ
て、SB2に進む。
【0089】SB2では、基本回路66のCPU53b
へのタイミングパルスの出力を開始させる処理がなされ
る。次に、SB3に進み、1チップマイコン80から与
えられたセキュリティコードをセキュリティコード記憶
部54bに新たに書込む処理(書換える処理)がなされ
る。これにより、新たなセキュリティコードの情報がセ
キュリティコード記憶部54bに記憶され、セキュリテ
ィコード記憶部54bに記憶されたセキュリティコード
の情報が書換えられる。このようなセキュリティコード
の書込みは、タイミングパルスが1回目にハイレベルに
立ち上がっている時に行なわれる。
【0090】次に、SB4に進み、演算内容情報(セキ
ュリティコード演算プログラム)をROM53cに新た
に書込む処理がなされる。これにより、新たなセキュリ
ティコード情報がROM53cに記憶され、ROM53
cに記憶された演算内容情報が書換えられる。このよう
な演算内容情報情報の書込みは、タイミングパルスが1
回目に立ち上がりハイレベルになった後に最初にローレ
ベルに立ち下がっている時に行なわれる。演算内容情報
の書込みが終わると、タイミングパルスは再び立ち上り
ハイレベルとなる。
【0091】次に、SB5に進み、タイミングパルスの
出力を停止させる処理がなされる。このようなタイミン
グパルスの出力の停止は、タイミングパルスが2回目に
ハイレベルに立ち上がっている時にセキュリティコード
および演算内容情報の書込みがすべて終了させられる。
タイミングパルスは、セキュリティコードおよび演算内
容情報の書込みが行なわれている場合に出力されるの
で、基本回路66においては、タイミングパルスの入力
に基づいて、セキュリティコードおよび演算内容情報の
書込みが行なわれたことを認識できる。
【0092】次に、基本回路66のCPU53bの制御
動作について説明する。ここでは、遊技制御プログラム
のセキュリティのチェックに関する処理を主に説明す
る。
【0093】図7は、第1実施形態によるCPU53b
の制御動作の内容を示すフローチャートである。CPU
53bは、パチンコ遊技機34の電源が投入されると、
ハードウェア的にROM53cにアクセスするようにな
っており、その際のアクセスにより、ROM53cから
基本プログラムが読出される。そして、その基本プログ
ラムがCPU53bにより実行されることにより、図7
に示された制御動作が実行される。
【0094】図7を参照して、まず、CPU53bのス
テップS(以下、単にSという)1により、パチンコ遊
技機34の電源投入時であるか否かの判断がなされる。
S1により電源投入時ではないと判断された場合は、S
9に進み、遊技制御の処理が実行され、この遊技制御の
処理により、前述したような内容でパチンコ遊技機34
が制御される。
【0095】一方、S1により電源投入時であると判断
された場合は、S2に進み、RAM53aの記憶データ
を初期化する等の各種の初期化を行なうイニシャライズ
処理が行なわれる。
【0096】S2の後、S3に進む。S3では、次のよ
うな処理が行なわれる。ROM53cに記憶された演算
内容(セキュリティコード演算プログラム)が、CPU
53bに読込まれて実行される。その実行がなされる
と、演算内容情報にしたがって、遊技制御プログラム記
憶部54aから遊技制御プログラムがCPU53bに読
込まれ、その遊技制御プログラムを構成するデータを用
いて所定の演算が行なわれる。その演算結果として、セ
キュリティコードが求められる。
【0097】S3の後、S4に進み、セキュリティコー
ド記憶部54bに記憶された正規のセキュリティコード
が読込まれ、その正規のセキュリティコードと、S4に
より求められたセキュリティコードとが比較される。
【0098】次に、S5に進み、S4で比較されたセキ
ュリティコードが一致するか否かの判断がなされる。遊
技制御プログラムが正規のプログラムである場合には、
演算内容(セキュリティコード演算プログラム)にした
がって求められたセキュリティコードが、セキュリティ
コード記憶部54bに記憶された正規のセキュリティコ
ードと一致する。したがって、S4により求められたセ
キュリティコードがセキュリティコード記憶部54bに
記憶された正規のセキュリティコードと一致する場合
は、遊技制御プログラム記憶部54aに記憶されている
遊技制御プログラムが正規のプログラムであると判断で
きる。一方、それらのセキュリティコードが一致しない
場合には、遊技制御プログラム記憶部54aに記憶され
ている遊技制御プログラムが正規のプログラムではない
と判断できる。
【0099】言い換えると、S3〜S5の処理により、
正規のセキュリティコードと正規の遊技制御プログラム
との間に、演算内容(セキュリティコード演算プログラ
ム)にしたがった所定のアルゴリズムに基づいた所定の
相関関係があることを利用して、遊技制御プログラム記
憶部54aに記憶されている制御用プログラムとセキュ
リティコード記憶部54bに記憶されている正規のセキ
ュリティコードとの間に前記所定の相関関係があるか否
かを判別することにより、遊技制御プログラム記憶部5
4aに記憶されている制御用プログラムが正規の遊技制
御プログラムであるか否か判定(セキュリティチェッ
ク)がなされる。
【0100】S5により2つのセキュリティコードが一
致すると判断された場合は、遊技制御プログラムが正規
のプログラムであると判断し、S9に進み、遊技制御が
実行される。この遊技制御の処理により、前述したよう
な内容でパチンコ遊技機34が制御される。S9による
遊技制御の処理は、前述した場合の他、割込み処理時に
実行され、S9による遊技制御の処理が終了すると、割
込み待ち状態となる。
【0101】一方、S5により2つのセキュリティコー
ドが一致しないと判断された場合は、S6に進み、カウ
ンタの値が「1」であるか否かの判断がなされる。
【0102】S6で用いられるカウンタは、S3〜S6
によるセキュリティコードの演算および比較の一連のセ
キュリティチェックの再試行回数をカウントするために
用いられるものであり、初期値が「0」に設定されてい
る。この実施の形態の場合には、S3〜S5によるセキ
ュリティチェックが最大2回実行可能となっており、1
回目のセキュリティチェックによりセキュリティコード
が一致しなくても、再試行時(2回目のセキュリティチ
ェック)に、セキュリティコードが一致すれば、遊技制
御プログラムが正規のプログラムであると判断されるよ
うになっている。1回目のセキュリティチェックが行な
われる時にはカウンタの値が「0」となっており、その
1回目のセキュリティチェックにより、セキュリティコ
ードが一致せず、セキュリティチェックの再試行(2回
目のセキュリティチェック)が行なわれる時にはカウン
タの値が「1」となっている。したがって、このカウン
タの値を判別することにより、セキュリティチェックの
再試行時であるか否かを判断することができる。
【0103】このように、セキュリティチェックを再試
行できるようにしたため、静電気やノイズ等により演算
処理等に軽微なエラーが生じても、再試行時にそのよう
な軽微なエラーが生じなければ、遊技制御プログラムが
正規のプログラムである限り、その遊技制御プログラム
が正規のプログラムであると判断される。したがって、
上記のような軽微なエラーにより、遊技制御プログラム
が正規のプログラムではないと判断される度合いが減少
し、パチンコ遊技機34の稼働率の無用な低下を防ぐこ
とができる。
【0104】S6により、カウンタの値が「1」ではな
いと判断された場合(カウンタの値が「0」である場
合)は、1回目のセキュリティチェック時であるので、
S7に進み、カウンタの値を「1」だけ加算更新し、S
3〜S5によるセキュリティチェックを再試行するため
にS4に戻る。
【0105】一方、S6により、カウンタの値が「1」
であると判断された場合は、セキュリティチェックの再
試行時(2回目のセキュリティチェック時)であるの
で、遊技制御プログラムが正規のプログラムではないと
判断し、S8に進む。S8では、クロック回路53dか
らのクロック信号をROM54に送ることを停止させる
処理がなされる。これにより、遊技制御プログラムが正
規のプログラムではないと決定された場合には、CPU
53bからROM54に供給されるクロック信号が停止
されるので、ROM54が不能動化される。このため、
セキュリティチェックにより、遊技制御プログラムが正
規のプログラムではないと判断された場合は、パチンコ
遊技機34により遊技を行なうことができなくなる。
【0106】したがって、遊技制御プログラムが不正改
造された場合には、その不正改造された遊技制御プログ
ラムによる遊技が行なえないので、不正改造行為者が不
当な利益を得ることを防ぐことができる。また、不正改
造された遊技制御プログラムによる遊技が行なえないの
で、パチンコ遊技機34において遊技が実行可能である
か否かを係員が判断することにより、遊技制御プログラ
ムが不正改造されているパチンコ遊技機34を係員が容
易に特定することができる。
【0107】このようなセキュリティチェックは、電源
投入時に行なわれるので、セキュリティチェックに用い
られるセキュリティコードおよび演算内容情報(セキュ
リティコード演算プログラム)は、その電源投入前の電
源切断時に記憶されていたセキュリティコードおよび演
算内容情報である。すなわち、前回の電源投入時から前
回の電源切断時までに何回かセキュリティコードおよび
演算内容情報が変更され得るが、セキュリティチェック
に用いられるセキュリティコードおよび演算内容情報
は、前回の電源切断時に記憶されていたセキュリティコ
ードおよび演算内容情報である。
【0108】なお、前述したS3〜S5の処理により、
求められたセキュリティコードがセキュリティコード記
憶部54bに記憶された正規のセキュリティコードと一
致するか否かを判断することにより、遊技制御プログラ
ム記憶部54aに記憶されている遊技制御プログラムが
正規のプログラムであるか否かの判定を行なったが、こ
れに限らず、遊技制御プログラムが正規のプログラムで
あるか否かの判定は、少なくとも、遊技制御プログラム
記憶部54aに記憶されている制御用プログラムとセキ
ュリティコード記憶部54bに記憶されている正規のセ
キュリティコードとの間に所定の相関関係があるか否か
を所定の判定用プログラムにより判別することにより行
なう判定方法であれば、どのような判定方法を用いても
よい。
【0109】また、前述したS8の処理においては、セ
キュリティチェックにより、遊技制御プログラムが正規
のプログラムではないと判断された場合は、CPU53
bからROM54に供給されるクロック信号を停止させ
ることによりパチンコ遊技機34による遊技を不能動化
する例を示したが、これに限らず、そのような場合に
は、パチンコ遊技機34への電源の供給を断つ等のその
他の方法によりパチンコ遊技機34による遊技を不能動
化するようにしてもよい。
【0110】また、この第1実施形態においては、始動
入賞が発生した場合に、変更条件成立信号が出力されて
セキュリティコードおよび演算内容情報の変更条件が成
立するという変更条件が不定期に成立する例を示した
が、これに限らず、大当りが発生した場合、または、確
率変動状態が発生した場合等のその他の遊技者等が介入
困難な不定期なタイミングで変更条件成立信号が出力さ
れるようにしてもよい。また、変更条件成立信号は、始
動入賞および大当り等の複数の不定期なタイミングの動
作状態のいずれかが発生した場合に出力されるようにし
てもよい。
【0111】この第1実施形態に示したパチンコ遊技機
34によれば、セキュリティ変更回路79により正規の
セキュリティコードおよび演算内容情報(セキュリティ
コード演算プログラム)が変更され、セキュリティチェ
ックが行なわれるので、遊技制御プログラムの不正改造
を行なうことをきわめて困難にすることができる。すな
わち、たとえ、不正行為者が正規のセキュリティコード
およびその演算内容情報(セキュリティコード演算プロ
グラム)を解読し、遊技制御プログラムの不正改造が発
見されないようなデータにより遊技制御プログラムを不
正改造したとしても、正規のセキュリティコードおよび
その演算内容情報(セキュリティコード演算プログラ
ム)が変更されると、その不正改造された遊技制御プロ
グラムによる遊技が行なえなくなる。このため、不正改
造された遊技制御プログラムによる遊技ができなくなる
ことにより、不正改造行為者に利益がもたらされること
を阻止できるとともに、その遊技制御プログラムの不正
改造が行なわれたことを容易に発見することができる。
【0112】このように、不正行為者がいくら正規のセ
キュリティコードおよびその演算内容情報(セキュリテ
ィコード演算プログラム)を解読して不正行為を行なお
うとしても、正規のセキュリティコードおよびその演算
内容情報(セキュリティコード演算プログラム)が適宜
変更されてしまうため、制御用プログラムの不正改造等
の遊技制御に関する不正行為を行ない難くすることがで
きる。さらに、そのような解読と、その解読後の遊技制
御プログラムの不正改造とが無駄なものになる。したが
って、不正行為者が不正行為による利益を得ることがで
き難くなり、その結果として、不正行為者が不正行為を
行なう意義を失わせることができるとともに、不正行為
者が不正行為を行なう意欲を減退させることができる。
【0113】さらに、セキュリティ変更回路79により
変更される正規のセキュリティコードおよび演算内容情
報(セキュリティコード演算プログラム)は、始動入賞
発生時等の不定期のタイミングにおいて、ランダムに選
択されるため、変更された正規のセキュリティコードお
よびその演算内容情報(セキュリティコード演算プログ
ラム)の予測ができないので、正規のセキュリティコー
ドおよびその演算内容情報を解読する不正行為が行なわ
れることをより一層困難にすることができる。
【0114】なお、この実施の形態では、パチンコ遊技
機34の電源投入時にセキュリティーチェックを行なう
ようにしたが、これに限らず、前述したようなセキュリ
ティーチェックの処理は、所定時間以上打球発射操作が
なされていない時等の電源投入時以外のタイミングで行
なうようにしてもよい。また、前述したようなセキュリ
ティーチェックの処理は、定期的に行なうようにしても
よく、または、不定期で行なうようにしてもよい。
【0115】また、この実施の形態では、セキュリティ
コード演算プログラムの実行により求められたコードが
正規のセキュリティコードと一致するか否かを判断する
ことによりセキュリティチェックを行なう場合を一例と
して示した。しかし、これに限らず、セキュリティコー
ド演算プログラムの実行により求められたコードと、正
規のセキュリティコードとの間に所定の相関関係を予め
定めておき、求められたコードと、正規のセキュリティ
コードとの間に予め定められた相関関係があるか否かを
判断することによりセキュリティチェックを行なっても
よい。
【0116】また、セキュリティコード演算プログラム
を用いてコードを求めずに、セキュリティコード演算プ
ログラムに基づいて、遊技制御プログラムから正規のセ
キュリティコードが特定できるか否かを判断する所定の
セキュリティチェック用プログラムを用いることによ
り、セキュリティチェックを行なうようにしてもよい。
【0117】すなわち、正規の遊技制御プログラムと正
規のセキュリティコードとの間にセキュリティコード演
算プログラムに基づく所定の相関関係があるか否かを判
断することにより、セキュリティチェックを行なうので
あれば、どのようなセキュリティチェック方法を用いて
もよい。
【0118】第2実施形態 次に、第2実施形態を説明する。第2実施形態において
は、前述したようなパチンコ遊技機34においてセキュ
リティコードおよび演算内容情報の変更専用のマイクロ
コンピュータを設けずに、遊技制御用のマイクロコンピ
ュータがセキュリティコードおよび演算内容情報(セキ
ュリティコード演算プログラム)を変更する制御をも行
なう例を説明する。
【0119】図8は、第2実施形態によるパチンコ遊技
機の基本回路66の構成を示すブロック図である。図8
においては、図4と共通する部分に同一の参照符号を付
し、その説明については、重複した説明を繰返し行なわ
ない。
【0120】以下の第2実施形態においては、主に第1
実施形態との相違点を説明する。第2実施形態の場合
は、第1実施形態に示されたようなセキュリティ変更回
路79が設けられていない。したがって、セキュリティ
コードおよび演算内容情報の変更に関する処理は、すべ
て基本回路66内で行なわれる。第2実施形態において
は、基本回路66内でセキュリティコードおよび演算内
容情報の変更に関するすべての処理を行なうために、基
本回路66内に乱数発生回路81が新たに設けられてい
る。
【0121】乱数発生回路81は、乱数を常時発生させ
る回路である。CPU53bは、パチンコ遊技機34に
おいて始動入賞が発生すると、それに応答して、数値送
信指令を乱数発生回路81へ与える。ここで、数値送信
指令は、乱数発生回路81に、数値を抽出してその数値
をCPU53bに送信する旨を指令する情報である。乱
数発生回路81は、数値送信指令を受けると、それに応
答して、乱数発生している数値を抽出し、その数値を示
す数値情報をCPU53bに与える。
【0122】ROM54のセキュリティコード記憶部5
4bには、セキュリティチェックに用いられるセキュリ
ティコードとして、複数種類のセキュリティコードが予
め記憶されている。セキュリティチェックの際には、セ
キュリティコード記憶部54bに記憶されている複数種
類のセキュリティコードのうちから1つのセキュリティ
コードが選択的に読出されてセキュリティチェックに用
いられる。この場合のセキュリティコード記憶部54b
は、第1実施形態と異なり、データの書換えが不可能な
構成のROMにより構成されている。それは、複数種類
のセキュリティコードを予め記憶しているので、セキュ
リティコードの変更の際に、外部から新たにセキュリテ
ィコードを書込む必要がないからである。
【0123】1チップマイコン53のROM53cに
は、セキュリティチェックに用いられる演算内容情報
(セキュリティコード演算プログラム)として、複数種
類の演算内容情報が予め記憶されている。ROM53c
に記憶されている複数種類の演算内容情報は、セキュリ
ティコード記憶部54bに記憶されているセキュリティ
コードと1対1の対応関係があるものになっている。セ
キュリティチェックの際には、ROM53cに記憶され
ている複数種類の演算内容情報のうちから1つのセキュ
リティコードが選択的に読出されてセキュリティチェッ
クに用いられる。そのようにセキュリティチェックのた
めに演算内容情報が選択的に読出される場合には、その
演算内容情報に対応するセキュリティコードがセキュリ
ティコード記憶部54bから選択的に読出されるさら
に、ROM53cには、ROM53cに記憶されている
演算内容情報と、セキュリティコード記憶部54bに記
憶されているセキュリティコードとの対応関係を示すデ
ータが記憶されている。さらに、ROM53cには、乱
数発生回路81から送られてき得る数値情報と、その数
値情報に基づいて選択されるセキュリティコードおよび
演算内容情報との関係を示すデータも記憶されている。
すなわち、乱数発生回路81が発生する数値がとり得る
値の範囲内で、その数値情報と、その数値情報値に応じ
て選択するセキュリティコードおよび演算内容情報の種
類とが予め関連付けておかれる。このデータを用いて、
CPU53bによりセキュリティチェックに用いられる
セキュリティコードおよび演算内容情報が選択される。
【0124】さらに、ROM53cには、セキュリティ
チェックが行なわれる際に読出されるセキュリティコー
ドのセキュリティコード記憶部54bでのアドレス(以
下、セキュリティコード特定アドレスという)を示すデ
ータと、セキュリティチェックが行なわれる際に読出さ
れる演算内容情報のROM53cでのアドレス(以下、
演算内容情報特定アドレスという)を示すデータとがそ
れぞれ書換可能に記憶されている。
【0125】そのようなセキュリティコード特定アドレ
スおよび演算内容情報特定アドレスは、始動入賞に応じ
てセキュリティチェックのために用いられるセキュリテ
ィコードおよび演算内容情報が新たに選択されるごとに
書換えられる。このデータを用いてCPU53bにより
セキュリティチェックに用いられるセキュリティコード
および演算内容情報が読出される。したがって、セキュ
リティコード特定アドレスおよび演算内容情報特定アド
レスの書換えが行なわれることにより、セキュリティチ
ェックに用いられるセキュリティコードおよび演算内容
情報が変更される。
【0126】なお、この第2実施形態では、1チップマ
イコン53と、ROM54とが別体で設けられた例を示
したが、それに限らず、1チップマイコン53は、RO
M54を含んで構成されてもよい。また、1チップマイ
コン53内のCPU53bが遊技制御およびセキュリテ
ィチェックの両方の処理を行なう例を示したが、それに
限らず、1チップマイコン53内に遊技制御用のCPU
と、セキュリティチェック用のCPUとの2種類のCP
Uを別体構成で設けてもよい。また、その場合には、1
チップマイコン53内に遊技制御用のCPUにより用い
られるRAMと、セキュリティチェック用のCPUによ
り用いられるRAMとの2種類のRAMを別体構成で設
けてもよい。
【0127】また、ROM54が2つのROMが一体化
して構成された例を示したが、それに限らず、遊技制御
プログラム記憶部54aを構成するROMと、セキュリ
ティコード記憶部54bを構成するROMとは別体で設
けられてもよい。また、ROM53cは、メモリ内の記
憶領域(アドレス領域)が部分的に書換可能な構成にさ
れたメモリにより構成されてもよい。その場合には、書
換不可能な記憶領域に基本動作プログラムおよび複数種
類の演算内容情報(セキュリティコード演算プログラ
ム)等の書換が不要な情報を記憶させ、書換可能な記憶
領域にセキュリティコード特定アドレスおよび演算内容
情報特定アドレス等の書換が必要な情報を記憶させれば
よい。
【0128】次に、第2実施形態による基本回路66の
CPU53bの制御動作について説明する。ここでは、
遊技制御プログラムのセキュリティチェックに関する処
理を主に説明する。
【0129】図9は、第2実施形態による基本回路66
のCPU53bの制御動作の内容を示すフローチャート
である。図9を参照して、まず、CPU53bのステッ
プSC(以下、単にSCという)1およびSC2によ
り、図7に示したS1およびS2と同様の処理がなされ
る。SC2の後、SC3に進む。SC3では、ROM5
3cから演算内容情報特定アドレスを読出し、その演算
内容情報特定アドレスを読込む処理がなされる。次に、
SC4に進み、ROM53cからセキュリティコード特
定アドレスを読出し、そのセキュリティコードアドレス
を読込む処理がなされる。
【0130】次に、SC5に進み、次のような処理が行
なわれる。SC3により読出した演算内容情報特定アド
レスに基づいて、ROM53cに記憶されている演算内
容(セキュリティコード演算プログラム)を選択的に読
出し、その演算内容が、CPU53bに読込まれて実行
される。その実行がなされると、演算内容情報にしたが
って、遊技制御プログラム記憶部54aから遊技制御プ
ログラムがCPU53bに読込まれ、その遊技制御プロ
グラムを構成するデータを用いて所定の演算が行なわれ
る。その演算結果として、セキュリティコードが求めら
れる。
【0131】次に、SC6に進み、SC3により読出し
たセキュリティコード特定アドレスに基づいて、ROM
54bに記憶されている正規のセキュリティコードが選
択的に読出されて読込まれる。さらに、その正規のセキ
ュリティコードと、SC5により求められたセキュリテ
ィコードとが比較される。
【0132】次に、SC7に進む。そして、SC7〜S
C10により、図7に示したSC6〜SC9と同様の処
理がなされる。
【0133】また、SC1により電源投入時であると判
断された場合、または、SC7により2つのセキュリテ
ィコードが一致すると判断された場合は、SC11に進
み、図7に示したS9と同様の遊技制御が実行される。
このSC11による遊技制御の処理は、前述した場合の
他、割込み処理時に実行される。SC11の後に、SC
12に進み、セキュリティコード・演算内容変更制御が
実行される。このセキュリティコード・演算内容変更制
御の内容については、図10を用いて後述する。SC1
2によるセキュリティコード・演算内容変更制御の処理
が終了すると、割込み待ち状態となる。
【0134】次に、図9のSC12に示されたセキュリ
ティコード・演算内容変更制御の内容を説明する。図1
0は、セキュリティコード・演算内容変更制御の処理内
容を示すフローチャートである。
【0135】まず、ステップSC(以下、単にSCとい
う)121により、セキュリティチェックに用いられる
セキュリティコードおよび演算内容情報の変更条件が成
立したか否かの判断がなされる。具体的に、SC121
では、始動入賞が発生した場合に、変更条件が成立した
と判断する。SC121により変更条件が成立していな
いと判断された場合は、このセキュリティコード・演算
内容変更制御の処理が終了する。一方、SC121によ
り変更条件が成立したと判断された場合は、SC122
に進む。
【0136】SC122では、乱数発生回路81に向け
て数値送信指令を出力する処理がなされる。その数値送
信指令を受けた乱数発生回路81は、数値を抽出し、抽
出された数値情報が乱数発生回路81からCPU53b
に送信される。次に、SC123に進み、乱数発生回路
81から数値情報の返信があったか否かの判断がなされ
る。SC123では、数値情報の返信があるのを待っ
て、SC124に進む。
【0137】SC124では、ROM53cに記憶され
ている、数値情報とその数値情報に基づいて選択される
セキュリティコードおよび演算内容情報の種類との関係
を示すデータを用い、受けた数値情報に基づいてセキュ
リティチェックに用いられるセキュリティコードおよび
演算内容情報を選択する処理がなされる。このように、
乱数発生回路81により発生される乱数から抽出した数
値情報に基づいてセキュリティコードおよび演算内容情
報が選択されるため、変更するセキュリティコードおよ
び演算内容情報をランダムに選択することができる。こ
こで、乱数発生回路81により発生した数値は、常にC
PU53bに送信されるようにしてもよい。その場合に
は、CPU53bは、変更条件が成立したときの数値情
報を利用してセキュリティコードおよび演算内容情報を
選択すればよい。
【0138】次に、SC125に進み、SC124によ
り選択されたセキュリティコードに応じて、セキュリテ
ィコード特定アドレスをROM53cに新たに書込む処
理がなされる。次に、SC126に進み、SC124に
より選択された演算内容情報に応じて、演算内容情報特
定アドレスをROM53cに新たに書込む処理(書換え
る処理)がなされる。このようなSC125およびSC
126によるセキュリティコード特定アドレスおよび演
算内容情報特定アドレスの書込みにより、セキュリティ
チェックに用いられるセキュリティコードおよび演算内
容情報が変更される。
【0139】なお、ここでは、CPU53bの外部に設
けられた乱数発生回路81で抽出された数値に基づいて
セキュリティコードおよび演算内容情報を選択する例を
示した。しかし、これに限らず、セキュリティコードお
よび演算内容情報の選択は、RAM53a内に構成され
たカウンタを無限ループで加算させて、そのカウンタの
値を抽出し、その抽出値に基づいてセキュリティコード
および演算内容情報を選択するようにしてもよい。ここ
で、無限ループで加算するカウンタの加算とは、たとえ
ば図9の割込み待ち状態のときにクロック信号(クロッ
クパルス)に基づいて行なわれる加算をいう。その他
に、セキュリティコードおよび演算内容情報の選択は、
CPU80aが有するリフレッシュレジスタから数値を
抽出し、その抽出値に基づいて行なうようにしてもよ
い。すなわち、セキュリティコードおよび演算内容情報
の選択は、選択のランダム性が確保できる方法であれ
ば、どのような方法を用いてもよい。
【0140】また、この第2実施形態では、乱数発生回
路81が数値送信指令に応答して数値情報をCPU53
bに与え、その数値情報に基づいてCPU53bがセキ
ュリティコードおよび演算内容情報を選択し、セキュリ
ティコード特定アドレスおよび演算内容情報特定アドレ
スをROM53cに新たに書込む処理を行なう例を説明
した。しかし、これに限らず、変更条件の成立に応じて
CPU53bから乱数発生回路81にアドレス送信指令
を送り、そのアドレス送信指令に応答して、乱数発生回
路81が、数値情報を抽出した後、その数値情報に基づ
いてセキュリティコードおよび演算内容情報を選択して
セキュリティコード特定アドレスおよび演算内容情報特
定アドレスを求め、そのセキュリティコード特定アドレ
スおよび演算内容情報特定アドレスをCPU53bに与
えるようにしてもよい。すなわち、乱数発生回路81の
側でセキュリティコード特定アドレスおよび演算内容情
報特定アドレスを求め、それらのアドレスをCPU53
bに与え、その後の処理をCPU53bが行なうように
してもよい。
【0141】また、この第2実施形態においては、始動
入賞が発生した場合に、セキュリティコードおよび演算
内容情報の変更条件が成立する例を示したが、これに限
らず、大当りが発生した場合、または、確率変動状態が
発生した場合等のその他の不定期なタイミングで変更条
件が成立するようにしてもよい。また、変更条件は、始
動入賞および大当り等の複数の不定期なタイミングの動
作状態のいずれかが発生した場合に成立するようにして
もよい。
【0142】この第2実施形態に示したパチンコ遊技機
34によれば、基本回路66により、正規のセキュリテ
ィコードおよび演算内容情報(セキュリティコード演算
プログラム)が変更され、セキュリティチェックが行な
われるので、遊技制御プログラムの不正改造を行なうこ
とをきわめて困難にすることができる。すなわち、たと
え、不正行為者が正規のセキュリティコードおよびその
演算内容情報(セキュリティコード演算プログラム)を
解読し、遊技制御プログラムの不正改造が発見されない
ようなデータにより遊技制御プログラムを不正改造した
としても、正規のセキュリティコードおよびその演算内
容情報(セキュリティコード演算プログラム)が変更さ
れると、その不正改造された遊技制御プログラムによる
遊技が行なえなくなる。このため、不正改造された遊技
制御プログラムによる遊技ができなくなることにより、
不正改造行為者に利益がもたらされることを阻止できる
とともに、その遊技制御プログラムの不正改造が行なわ
れたことを容易に発見することができる。
【0143】このように、不正行為者がいくら正規のセ
キュリティコードおよびその演算内容情報(セキュリテ
ィコード演算プログラム)を解読して不正行為を行なお
うとしても、正規のセキュリティコードおよびその演算
内容情報(セキュリティコード演算プログラム)が適宜
変更されてしまうため、制御用プログラムの不正改造等
の遊技制御に関する不正行為を行ない難くすることがで
きる。さらに、そのような解読と、その解読後の遊技制
御プログラムの不正改造とが無駄なものになる。したが
って、不正行為者が不正行為による利益を得ることがで
き難くなり、その結果として、不正行為者が不正行為を
行なう意義を失わせることができるとともに、不正行為
者が不正行為を行なう意欲を減退させることができる。
【0144】さらに、基本回路66により変更される正
規のセキュリティコードおよび演算内容情報(セキュリ
ティコード演算プログラム)は、始動入賞発生時等の不
定のタイミングにおいて、ランダムに選択されるため、
正規のセキュリティコードおよびその演算内容情報(セ
キュリティコード演算プログラム)を解読する不正行為
がより一層行なうことを困難にすることができる。
【0145】さらに、第2実施形態によれば、第1実施
形態に示されたようなセキュリティコードおよび演算内
容情報の変更専用のマイクロコンピュータを設ける必要
がないので、制御回路を簡単化することができる。ま
た、その簡単化により、コストダウンを図ることができ
る。
【0146】なお、この第2実施形態では、パチンコ遊
技機34の電源投入時にセキュリティチェックを行なう
ようにしたが、これに限らず、前述したようなセキュリ
ティチェックの処理は、所定時間以上打球発射操作がな
されていない時等の電源投入時以外のタイミングで行な
うようにしてもよい。また、前述したようなセキュリテ
ィーチェックの処理は、定期的に行なうようにしてもよ
く、または、不定期で行なうようにしてもよい。
【0147】また、この第2実施形態では、セキュリテ
ィコード演算プログラムの実行により求められたコード
が正規のセキュリティコードと一致するか否かを判断す
ることによりセキュリティチェックを行なう場合を一例
として示した。しかし、これに限らず、セキュリティコ
ード演算プログラムの実行により求められたコードと、
正規のセキュリティコードとの間に所定の相関関係を予
め定めておき、求められたコードと、正規のセキュリテ
ィコードとの間に予め定められた相関関係があるか否か
を判断することによりセキュリティチェックを行なって
もよい。
【0148】また、セキュリティコード演算プログラム
を用いてコードを求めずに、セキュリティコード演算プ
ログラムに基づいて、遊技制御プログラムから正規のセ
キュリティコードが特定できるか否かを判断する所定の
セキュリティチェック用プログラムを用いることによ
り、セキュリティチェックを行なうようにしてもよい。
【0149】すなわち、正規の遊技制御プログラムと正
規のセキュリティコードとの間にセキュリティコード演
算プログラムに基づく所定の相関関係があるか否かを判
断することにより、セキュリティチェックを行なうので
あれば、どのようなセキュリティチェック方法を用いて
もよい。
【0150】また、その他、前述した第1実施形態によ
り説明された変形例のうち、第2実施形態によるパチン
コ遊技機34にも支障なく適用可能なものは、すべて第
2実施形態によるパチンコ遊技機34にも適用される。
【0151】第3実施形態 次に、第3実施形態を説明する。第1実施形態および第
2実施形態においては、セキュリティコードおよび演算
内容情報を変更するタイミングが始動入賞等のパチンコ
遊技機34の内部の動作タイミングにより規定される例
を示した。これに対し、第3実施形態においては、セキ
ュリティコードおよび演算内容情報を変更するタイミン
グがパチンコ遊技機34の外部からの情報により規定さ
れる例を説明する。
【0152】図11は、第3実施形態によるパチンコ遊
技機を含む遊技用装置のシステムの全体構成を示すブロ
ック図である。
【0153】遊技店である遊技場200には、セキュリ
ティコード・演算内容送信装置300、中継装置40
0、および、遊技機設置島500が設けられている。中
継装置400および遊技機設置島500は、遊技場20
0内に複数配置されている。さらに、遊技機設置島50
0の各々には、パチンコ遊技機34が複数台集合配置さ
れている。遊技機設置島500においては、複数のパチ
ンコ遊技機34のそれぞれに対応してカードユニット3
5が複数設けられている。遊技場200の外部には、管
理センター100が設けられている。管理センター10
0には、セキュリティコード・演算内容管理装置101
が設けられている。
【0154】管理センター100内のセキュリティコー
ド・演算内容管理装置101と、遊技場200内のセキ
ュリティコード・演算内容送信装置300との間は、電
話回線等の公衆回線により情報通信可能に接続されてい
る。
【0155】管理センター100は、遊技場200と同
様に構成された複数の遊技場(遊技店)を管理する機関
である。この管理センター100は、遊技場200や遊
技機メーカ以外の第三者機関により構成されている。管
理センター100に設けられたセキュリティコード・演
算内容管理装置101は、複数の遊技場200のそれぞ
れと電話回線等の公衆回線により情報通信可能に接続さ
れている。
【0156】セキュリティコード・演算内容管理装置1
01は、管理用のコンピュータよりなり、管理対象の遊
技場200内における各種の情報を管理する。このセキ
ュリティコード・演算内容管理装置101は、管理の一
例として、セキュリティコードおよび演算内容情報の変
更を指令する情報である変更指令を遊技場200内の変
更指令送信装置300へ送信する(図中参照)。変更
指令は、1日毎に送信する等の定期的な送信を行なって
もよく、または、ランダムなタイミングで送信する等の
不定期な送信を行なってもよい。このような変更指令
は、たとえば、パチンコ遊技機34の機種別に送信され
る。そのように送信される変更指令には、情報送信先の
対象となる遊技機の機種を特定する情報が付加されてい
る。また、セキュリティコード・演算内容管理装置10
1は、管理の一例として、各遊技場200内におけるパ
チンコ遊技機34の状態を個別に管理する。また、セキ
ュリティコード・演算内容管理装置101には、管理対
象の各遊技場に設置されているパチンコ遊技機34の機
種、パチンコ遊技機34の台数、パチンコ遊技機34の
遊技制御に用いられる遊技制御プログラム、セキュリテ
ィ管理用の情報、および、パチンコ遊技機34の状態等
の各種管理情報が記憶される。
【0157】変更指令送信装置300では、セキュリテ
ィコード・演算内容管理装置101から送信された変更
指令を受信すると、受信した変更指令に、その変更指令
の適用対象(送信対象)となるパチンコ遊技機34の機
種の情報およびパチンコ遊技機34の台番号の情報を付
加した変更指令を赤外線送信情報として作成する。その
場合における変更指令の適用対象となる機種の判別は、
変更指令に付加されて送信されてきた機種を特定する情
報に基づいて行なわれる。
【0158】変更指令送信装置300は、赤外線を用い
た情報を送受信することが可能であり、作成した変更指
令を赤外線を用いて中継装置400へ向けて送信する
(図中参照)。その変更指令には、変更指令の適用対
象となるパチンコ遊技機34の機種の情報およびパチン
コ遊技機34の台番号の情報が含まれている。
【0159】中継装置400は、赤外線を用いて情報を
送信する送信部と、赤外線を用いた情報を受信する受信
部とを有しており、変更指令送信装置300から送信さ
れた変更指令を受信し、受信した変更指令を遊技場20
0内のパチンコ遊技機34に向けて送信する(図中参
照)。すなわち、中継装置400は、変更指令送信装置
300から送信された変更指令が遊技場200内の各所
へ届くように情報を中継するのである。
【0160】パチンコ遊技機34は、赤外線を用いた情
報を送受信することが可能であり、中継装置400から
送信された変更指令を、後述する情報送受信回路82に
より受信し、受信した変更指令のうち、パチンコ遊技機
34自身の機種および台番号が一致する変更指令のみを
受付ける。そして、パチンコ遊技機34は、変更指令を
受けたことに応じて、セキュリティチェックに用いられ
る正規のセキュリティコード情報および演算内容情報を
変更する。
【0161】また、パチンコ遊技機34は、正規のセキ
ュリティコード情報および演算内容情報を用いてセキュ
リティチェックを行った場合に、そのセキュリティチェ
ックの結果(遊技制御プログラムが正規のものであるか
否かのチェック結果)を示すセキュリティチェック結果
情報を赤外線送信情報に変換して、中継装置400へ向
けて送信する(図中参照)。セキュリティチェック結
果情報には、送信元のパチンコ遊技機34の台番号を特
定する情報も含まれている。中継装置400は、遊技機
34からの赤外線送信情報を中継し、その赤外線送信情
報(セキュリティチェック結果情報)を変更指令送信装
置300へ向けて送信する(図中参照)。
【0162】変更指令送信装置300では、中継装置4
00からセキュリティチェック結果情報を受信すると、
そのセキュリティチェック結果情報を、公衆回線を介し
てセキュリティコード・演算内容管理装置101へ送信
する(図中参照)。セキュリティコード・演算内容管
理装置101では、セキュリティチェック結果情報に含
まれている送信元のパチンコ遊技機34の台番号を特定
する情報に基づいて、そのセキュリティチェック結果情
報の送信元のパチンコ遊技機34の台番号を認識し、そ
のセキュリティチェック結果情報を、そのパチンコ遊技
機34の管理情報に付加する。そのようなセキュリティ
チェック結果情報により遊技制御プログラムが正規のも
のでない旨のチェック結果が示されている場合には、セ
キュリティコード・演算内容管理装置101において、
そのような異常なチェック結果が得られたパチンコ遊技
機34が表示されるとともに、そのような異常なチェッ
ク結果が管理情報として記憶される。
【0163】このように、パチンコ遊技機34のセキュ
リティの管理が、遊技場200の外部に設けられた第三
者機関(管理センター100)により行なわれるので、
パチンコ遊技機34の遊技制御プログラムの不正改造が
発覚しやすくなるようにすることができる。
【0164】なお、変更指令送信装置300と中継装置
400との間の情報通信、および、中継装置400とパ
チンコ遊技機34との間の情報通信は、赤外線を用いて
行なう例を示したが、それに限らず、それらの間の情報
通信は、電波を用いて行なってもよく、または、通信用
配線を用いて行なってもよい。
【0165】また、管理センター100内のセキュリテ
ィコード・演算内容管理装置101と、遊技場200内
の変更指令送信装置300との間の情報通信は、公衆回
線を用いて行なう例を示したが、それに限らず、それら
の間の情報通信は、専用回線を用いて行なってもよく、
または、無線通信を用いて行なってもよい。
【0166】また、前述したような遊技用装置のシステ
ムは、現状で実現されているCR(カードリーダ)機の
システムをバージョンアップすることにより実現しても
よい。具体的には、前述したようなセキュリティチェッ
クに関する機能をCR機のシステムが兼用できるよう
に、CR機のシステムをバージョンアップする。そのよ
うにすれば、図11に示されるような新たなシステムの
導入にともなうコストの過度の増大を抑制することがで
きる。
【0167】次に、第3実施形態によるパチンコ遊技機
34の基本回路66の構成を説明する。図12は、第3
実施形態によるパチンコ遊技機34の基本回路66の構
成を示すブロック図である。図12においては、図8と
共通する部分に同一の参照符号を付し、その説明につい
ては、重複した説明を繰返し行なわない。
【0168】以下の第3実施形態による基本回路66
は、主に第2実施形態との相違点を説明する。第3実施
形態の場合は、情報送受信回路82がさらに設けられて
いる。さらに、第3実施形態の場合は、前述したセキュ
リティチェック結果情報がCPU53bから情報送受信
回路82を介して外部へ送信される。
【0169】情報送受信回路82は、中継装置400か
ら送信された変更指令を受信し、その受信をしたことに
応答して、タイミングパルスおよび数値送信指令を出力
する。タイミングパルスは、CPU53bに与えられ
る。数値送信指令は、乱数発生回路81に与えられる。
CPU53bは、タイミングパルスを受けたことに基づ
いて変更指令が受信されたことを認識する。ここで、数
値送信指令は、乱数発生回路81に対して数値を抽出し
てその数値をCPU53bに送信する旨を指令する情報
である。乱数発生回路81は、情報送受信回路82から
数値送信指令を受けると、それに応答して、乱数発生し
ている数値を抽出し、その数値を示す数値情報をCPU
53bに送信する。
【0170】CPU53bは、乱数発生回路81から数
値情報を受けると、第2実施形態の場合と同様の処理を
行なうことにより、セキュリティチェックに用いられる
セキュリティコードおよび演算内容情報を変更する。さ
らに、CPU53bは、図9に示された制御動作と同様
の処理を実行し、セキュリティチェックを行なう。そし
て、そのセキュリティチェックを行った場合に、そのセ
キュリティチェックの結果を示すセキュリティチェック
結果情報(遊技制御プログラムが正規のものであるか否
かのチェック結果を示す情報)を情報送受信回路82に
与える処理を行なう。このセキュリティチェック結果情
報には、パチンコ遊技機34の台番号を特定する情報も
含まれている。情報送受信回路82では、CPU53b
からセキュリティチェック結果情報を受けた場合に、そ
のセキュリティチェック結果情報を赤外線送信情報に変
換し、その赤外線送信情報を中継装置400に向けて送
信する。
【0171】なお、この第2実施形態では、1チップマ
イコン53と、ROM54とが別体で設けられた例を示
したが、それに限らず、1チップマイコン53は、RO
M54を含んで構成されてもよい。また、1チップマイ
コン53内のCPU53bが遊技制御およびセキュリテ
ィチェックの両方の処理を行なう例を示したが、それに
限らず、1チップマイコン53内に遊技制御用のCPU
と、セキュリティチェック用のCPUとの2種類のCP
Uを別体構成で設けてもよい。また、その場合には、1
チップマイコン53内に遊技制御用のCPUにより用い
られるRAMと、セキュリティチェック用のCPUによ
り用いられるRAMとの2種類のRAMを別体構成で設
けてもよい。
【0172】また、ROM54が2つのROMが一体化
して構成された例を示したが、それに限らず、遊技制御
プログラム記憶部54aを構成するROMと、セキュリ
ティコード記憶部54bを構成するROMとは別体で設
けられてもよい。また、ROM53cは、メモリ内の記
憶領域(アドレス領域)が部分的に書換可能な構成にさ
れたメモリにより構成されてもよい。その場合には、書
換不可能な記憶領域に基本動作プログラムおよび複数種
類の演算内容情報(セキュリティコード演算プログラ
ム)等の書換が不要な情報を記憶させ、書換可能な記憶
領域にセキュリティコード特定アドレスおよび演算内容
情報特定アドレス等の書換が必要な情報を記憶させれば
よい。
【0173】次に、第3実施形態によるパチンコ遊技機
34におけるセキュリティコードおよび演算内容情報の
変更に関する制御動作を説明する。
【0174】第3実施形態による基本回路66のCPU
53bの制御動作の内容は、図9に示された第2実施形
態による基本回路66のCPU53bの制御動作と同様
である。したがって、ここでは、重複した説明を繰返さ
ない。
【0175】次に、第3実施形態によるセキュリティコ
ード・演算内容変更制御の内容を説明する。以下に説明
するセキュリティコード・演算内容変更制御は、第2実
施形態によるセキュリティコード・演算内容変更制御に
対応するものである。図13は、第3実施形態によるセ
キュリティコード・演算内容変更制御の処理内容を示す
フローチャートである。
【0176】まず、ステップSD(以下、単にSDとい
う)1により、乱数発生回路81から送られる数値情報
の入力があったか否かの判断がなされる。SD1により
数値情報の入力がないと判断された場合は、そのままこ
のセキュリティコード・演算内容変更制御が終了する。
一方、SD1により数値情報の入力があったと判断され
た場合は、SD2に進む。そして、SD2〜SD4で
は、図10のSC124〜SC126と同様の処理がな
される。これにより、乱数発生回路81により発生され
る乱数から抽出された数値情報に基づいてセキュリティ
コードおよび演算内容情報が選択され、選択されたセキ
ュリティコードおよび演算内容情報に基づいて、セキュ
リティコード特定アドレスおよび演算内容情報特定アド
レスがROM53cに新たに書込まれる。その結果、第
2実施形態と同様に、セキュリティチェックに用いられ
るセキュリティコードおよび演算内容情報が変更され
る。
【0177】なお、ここでは、CPU53bの外部に設
けられた乱数発生回路81で抽出された数値に基づいて
セキュリティコードおよび演算内容情報を選択する例を
示したが、これに限らず、第2実施形態において前述し
たように、セキュリティコードおよび演算内容情報の選
択は、RAM53a内に構成されたカウンタを無限ルー
プで加算させて、そのカウンタの値を抽出し、その抽出
値に基づいてセキュリティコードおよび演算内容情報を
選択するようにしてもよい。その他に、セキュリティコ
ードおよび演算内容情報の選択は、CPU80aが有す
るリフレッシュレジスタから数値を抽出し、その抽出値
に基づいて行なうようにしてもよい。すなわち、セキュ
リティコードおよび演算内容情報の選択は、選択のラン
ダム性が確保できる方法であれば、どのような方法を用
いてもよい。
【0178】また、第3実施形態では、情報送受信回路
82から与えられる数値送信指令に応答して乱数発生回
路81が数値情報をCPU53bに与え、その数値情報
に基づいてCPU53bがセキュリティコードおよび演
算内容情報を選択し、セキュリティコード特定アドレス
および演算内容情報特定アドレスをROM53cに新た
に書込む処理を行なう例を説明した。しかし、これに限
らず、情報送受信回路82からの数値送信指令に応答し
て、乱数発生回路81が、数値情報を抽出した後、その
数値情報に基づいてセキュリティコードおよび演算内容
情報を選択してセキュリティコード特定アドレスおよび
演算内容情報特定アドレスを求め、そのセキュリティコ
ード特定アドレスおよび演算内容情報特定アドレスをC
PU53bに与えるようにしてもよい。すなわち、乱数
発生回路81の側でセキュリティコード特定アドレスお
よび演算内容情報特定アドレスを求め、それらのアドレ
スをCPU53bに与え、その後の処理をCPU53b
が行なうようにしてもよい。
【0179】また、第3実施形態においては、パチンコ
遊技機34の外部から与えられる変更指令に応じて、遊
技制御用のマイクロコンピュータ(1チップマイコン5
3)がセキュリティコードおよび演算内容情報(セキュ
リティコード演算プログラム)を変更する制御を行なう
例を説明した。
【0180】しかし、これに限らず、第1実施形態に示
されたセキュリティ変更回路79に相当するセキュリテ
ィコードおよび演算内容情報の変更専用のマイクロコン
ピュータと、前述したような情報送受信回路82に相当
する情報送受信回路とをパチンコ遊技機34に設け、そ
のような専用のマイクロコンピュータにより、セキュリ
ティコードおよび演算内容情報(セキュリティコード演
算プログラム)を変更する制御を行なうようにしてもよ
い。その場合には、第3実施形態に示されたような態様
で情報送受信回路がパチンコ遊技機34の外部から変更
指令を受けた場合に、その情報送受信回路が専用のマイ
クロコンピュータに変更指令を受けたことにより変更条
件が成立した旨を示す変更条件成立信号を与える。そし
て、その変更条件成立信号に応じて、専用のマイクロコ
ンピュータが、第1実施形態に示されたような動作を行
なってセキュリティコードおよび演算内容情報(セキュ
リティコード演算プログラム)を変更する。
【0181】また、第3実施形態においては、遊技場2
00の外部から変更指令が出力される例を示したが、こ
れに限らず、変更指令は、遊技場200の内部において
出力されるようにしてもよい。そのように、遊技場20
0の内部において変更指令を出力する場合には、変更指
令を出力する装置を、遊技場200の内部に1台または
複数台設ければよい。変更指令を出力する装置を、遊技
場200の内部に複数台設ける場合には、遊技機設置島
500ごとに変更指令を出力する装置を設けてもよい。
【0182】このように、パチンコ遊技機34の外部か
らの情報によりセキュリティコードおよび演算内容情報
を変更するタイミングが規定されるようにしても、パチ
ンコ遊技機34の内部の動作によりそのタイミングが規
定される場合と同様に、正規のセキュリティコードおよ
び演算内容情報(セキュリティコード演算プログラム)
が変更されるため、不正行為者がいくら正規のセキュリ
ティコードおよびその演算内容情報(セキュリティコー
ド演算プログラム)を解読して不正行為を行なおうとし
ても、正規のセキュリティコードおよびその演算内容情
報(セキュリティコード演算プログラム)が適宜変更さ
れてしまうので、制御用プログラムの不正改造等の遊技
制御に関する不正行為を行ない難くすることができる。
さらに、そのような解読と、その解読後の遊技制御プロ
グラムの不正改造とが無駄なものになる。したがって、
不正行為者が不正行為による利益を得ることができ難く
なり、その結果として、不正行為者が不正行為を行なう
意義を失わせることができるとともに、不正行為者が不
正行為を行なう意欲を減退させることができる。
【0183】また、その他、前述した第1実施形態およ
び第2実施形態により説明された変形例のうち、第3実
施形態によるパチンコ遊技機34にも支障なく適用可能
なものは、すべて第3実施形態によるパチンコ遊技機3
4にも適用される。
【0184】次に、本発明の変形例等の特徴点を列挙す
る。 (1) 図4,図8,図12に示された遊技制御プログ
ラム記憶部54aにより、遊技機(パチンコ遊技機3
4)の制御用プログラム(遊技制御プログラム)を記憶
しているプログラム記憶手段が構成されている。図4,
図8,図12に示されたセキュリティコード記憶部54
bにより、正規の制御用プログラムを所定の変換用デー
タ(演算内容)にしたがった所定のアルゴリズムにより
変換したときに得られるプログラム変換データ(セキュ
リティコード)を格納しておくためのプログラム変換デ
ータ格納手段が構成されている。これらプログラム記憶
手段およびプログラム変換データ格納手段は、一体的に
設けられていてもよく(図4,図8,図12のROM5
4参照)、または、別体で設けられていてもよい。
【0185】(2) 図4,図8,図12に示されたR
OM53cにより、所定の変換用データ(演算内容情
報)を格納しておくための変換用データ格納手段が構成
されている。図4,図8,図12に示されたCPU53
bにより、正規の制御用プログラムとプログラム変換デ
ータとの間に、変換用データ格納手段に格納されている
変換用データにしたがった所定のアルゴリズムに基づい
た所定の相関関係があることを利用して、プログラム記
憶手段に記憶されている制御用プログラムとプログラム
変換データ格納手段に格納されているプログラム変換デ
ータとの間に所定の相関関係があるか否かを判別して、
プログラム記憶手段に記憶されている制御用プログラム
の適否を判定する適否判定手段が構成されている(図7
のS4,S5、図9のSC6,SC7)。この適否判定
手段は、前記変換用データ格納手段に格納されている変
換用データにしたがった所定のアルゴリズムにより前記
プログラム記憶手段に記憶されている制御用プログラム
を変換したプログラム変換データと、前記プログラム変
換データ格納手段に格納されているプログラム変換デー
タとが一致するか否かを判別することにより、前記制御
用プログラムの適否を判定するようにしてもよい。
【0186】(3) 図4に示されたCPU80a,図
8および図12に示されたCPU80aにより、複数種
類の変換用データおよびプログラム変換データのうちか
ら適否判定手段における制御用プログラムの適否の判定
に用いられる変換用データおよび当該変換用データに対
応するプログラム変換データを選択するデータ選択手段
が構成されている。図4に示された書込回路78,図8
および図12に示されたCPU80aにより、適否判定
手段における制御用プログラムの適否の判定に用いられ
る変換用データ格納手段の格納データをデータ選択手段
により選択された変換用データに変更するとともに、適
否判定手段における制御用プログラムの適否の判定に用
いられるプログラム変換データ格納手段の格納データ
を、データ選択手段により選択されかつ前記選択された
変換用データに対応するプログラム変換データに変更す
るデータ変更手段が構成されている(図6のSB3,S
B4、図10のSC125,SC126、図13のSD
3,SD4参照)。データ選択手段は、前記遊技機の内
部で規定される所定の制御タイミング(始動入賞,大当
り)に応答して、制御用プログラムの適否の判定に用い
られる変換用データおよび当該変換用データに対応する
プログラム変換データを選択してもよい(第1および第
2実施形態参照)。
【0187】(4) 前記データ選択手段は、前記遊技
機の外部(セキュリティコード・演算内容管理装置10
1)で規定されるタイミング(変更指令の受信)に応答
して、制御用プログラムの適否の判定に用いられる変換
用データおよび当該変換用データに対応するプログラム
変換データを選択してもよい(第3実施形態参照)。
【0188】(5) 前記遊技機の外部に、前記データ
選択手段による選択タイミングを規定する情報を供給す
るデータ供給手段を設けてもよい。
【0189】(6) 前記データ供給手段は、遊技場
(遊技場200)の外部に設けられてもよく、遊技場
(遊技場200)の内部に設けられてもよい。
【0190】(7) 前記データ供給手段を遊技場(遊
技場200)の外部に設ける場合には、遊技場(遊技場
200)内に、前記データ供給手段から前記遊技機へ供
給される前記変換用データおよび前記プログラム変換デ
ータを中継する中継手段(中継装置400)が設けられ
てもよい。
【0191】(8) 前記変換用データ格納手段が、1
つの変換用データを格納し、前記プログラム変換データ
格納手段が、1つのプログラム変換データを格納しても
よい。その場合には、前記データ変更手段は、前記変換
用データ格納手段に格納されている変換用データを前記
データ選択手段により選択された変換用データに書換
え、かつ、前記プログラム変換データ格納手段に格納さ
れているプログラム変換データを、前記データ選択手段
により選択されかつ前記選択された変換用データに対応
するプログラム変換データに書換えることにより、制御
用プログラムの適否の判定に用いられる変換用データ格
納手段の格納データおよびプログラム変換データ格納手
段の格納データを変更する(第1実施形態参照)。
【0192】(9) 前記変換用データ格納手段が、複
数種類の変換用データを予め格納し、前記プログラム変
換データ格納手段が、変換用データ格納手段に格納され
ている複数種類の変換用データのそれぞれに対応する複
数種類のプログラム変換データを予め格納してもよい。
その場合、前記適否判定手段は、前記データ選択手段に
よって選択され、前記データ変更手段によって変更され
た変換用データおよびプログラム変換データを前記変換
用データおよび前記変換用データ格納手段からそれぞれ
選択的に読出し、その選択的に読出した変換用データお
よびプログラム変換データを制御用プログラムの適否の
判定に用いてもよい(第2および第3実施形態参照)。
【0193】
【課題を解決するための手段の具体例】
(1) 図4,図8,図12に示された遊技制御プログ
ラム記憶部54aにより、制御用プログラム(遊技制御
プログラム)を記憶しているプログラム記憶手段が構成
されている。図4,図8,図12に示されたCPU53
bにより、プログラム記憶手段に記憶されている制御用
プログラムにしたがって動作するプロセッサが構成され
ている。図1に示されたパチンコ遊技機34により、遊
技機が構成されている。図4,図8,図12に示された
セキュリティコード記憶部54bにより、正規の制御用
プログラムを所定の変換用データ(演算内容情報)にし
たがった所定のアルゴリズムにより変換したときに得ら
れるプログラム変換データ(セキュリティコード)を格
納しておくためのプログラム変換データ格納手段が構成
されている。図4,図8,図12に示されたROM53
cにより、所定の変換用データ(演算内容)を格納して
おくための変換用データ格納手段が構成されている。図
4,図8,図12に示されたCPU53bにより、正規
の制御用プログラムとプログラム変換データとの間に、
変換用データ格納手段に格納されている変換用データに
したがった所定のアルゴリズムに基づいた所定の相関関
係があることを利用して、プログラム記憶手段に記憶さ
れている制御用プログラムとプログラム変換データ格納
手段に格納されているプログラム変換データとの間に所
定の相関関係があるか否かを判別して、プログラム記憶
手段に記憶されている制御用プログラムの適否を判定す
る適否判定手段が構成されている(図8のS5,S6、
図9のSC6,SC7参照)。図4に示されたCPU8
0a,図8および図12に示されたCPU80aによ
り、複数種類の変換用データおよびプログラム変換デー
タのうちから適否判定手段における制御用プログラムの
適否の判定に用いられる変換用データおよび当該変換用
データに対応するプログラム変換データを選択するデー
タ選択手段が構成されている。図4に示された書込回路
78,図8および図12に示されたCPU80aによ
り、適否判定手段における制御用プログラムの適否の判
定に用いられる変換用データ格納手段の格納データをデ
ータ選択手段により選択された変換用データに変更する
とともに、適否判定手段における制御用プログラムの適
否の判定に用いられるプログラム変換データ格納手段の
格納データを、データ選択手段により選択されかつ前記
選択された変換用データに対応するプログラム変換デー
タに変更するデータ変更手段が構成されている(図6の
SB3,SB4、図10のSC125,SC126、図
13のSD3,SD4参照)。
【0194】(2) 図4,図8,図12に示されたC
PU53bにより、前記プログラム記憶手段に記憶され
ている前記制御用プログラムと前記プログラム変換デー
タ格納手段に格納されているプログラム変換データとの
間に前記所定の相関関係がないと前記適否判定手段によ
り判定された場合に、前記プロセッサを不能動化する不
能動化手段が構成されている(図7のS8、図9のSC
10参照)。
【0195】
【課題を解決するための手段の具体例の効果】請求項1
に関しては、変換用データを用いて、制御用プログラム
とプログラム変換データ格納手段に格納されているプロ
グラム変換データとの間に所定の相関関係があるか否か
を判別することにより、制御用プログラムの適否が判定
される。そのような変換用データおよび当該変換用デー
タに対応するプログラム変換データが、複数種類の変換
用データおよびプログラム変換データのうちから選択さ
れ、制御用プログラムの適否の判定に用いられる変換用
データ格納手段の格納データおよびプログラム変換デー
タ格納手段の格納データが、選択された変換用データお
よび当該変換用データに対応するプログラム変換データ
にそれぞれ変更され得る。このため、不正行為者がいく
ら変換用データおよびプログラム変換データを解読して
不正行為を行なおうとしても、それらのデータが変更さ
れ得るので、制御用プログラムの不正改造等の遊技制御
に関する不正行為を行ない難くすることができる。さら
に、そのような解読と、その解読後の制御用プログラム
の不正改造とが無駄なものになる。したがって、不正行
為者が不正行為による利益を得ることができ難くなり、
その結果として、不正行為者が不正行為を行なう意義を
失わせることができるとともに、不正行為者が不正行為
を行なう意欲を減退させることができる。これらの結
果、遊技制御に関する不正行為を極力抑制することがで
きる。請求項2に関しては、請求項1に関する効果に加
えて、次のような効果を得ることができる。すなわち、
制御用プログラムと格納されているプログラム変換デー
タとの間に所定の相関関係がないと判定された場合にプ
ロセッサが不能動化されるため、不正行為者による不正
行為が行なわれた場合には、遊技機が動作しなくなるの
で、遊技制御に関する不正行為をさらに抑制することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機とカードユニットとを示す全体正面図で
ある。
【図2】遊技機に用いられる制御回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】遊技機に用いられる制御回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図4】基本回路およびセキュリティ変更回路の構成を
示すブロック図である。
【図5】第1実施形態によるパチンコ遊技機のセキュリ
ティコード・演算内容変更制御の処理内容を示すフロー
チャートである。
【図6】書込回路の動作内容を示すフローチャートであ
る。
【図7】第1実施形態によるパチンコ遊技機の基本回路
のCPUの制御動作の内容を示すフローチャートであ
る。
【図8】第2実施形態によるパチンコ遊技機の基本回路
の構成を示すブロック図である。
【図9】第2実施形態による基本回路のCPUの制御動
作の内容を示すフローチャートである。
【図10】セキュリティコード・演算内容変更制御の処
理内容を示すフローチャートである。
【図11】遊技用装置の全体の概略を示すシステムブロ
ック図である。
【図12】第3実施形態によるパチンコ遊技機の基本回
路の構成を示すブロック図である。
【図13】第3実施形態によるセキュリティコード・演
算内容変更制御の処理内容を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
34はパチンコ遊技機、66は基本回路、53,80は
1チップマイコン、53b,CPU80aはCPU、5
3c,80b,54はROM,54aは遊技制御プログ
ラム記憶部、54bはセキュリティコード記憶部、53
dはクロック回路、79はセキュリティ変更回路、78
は書込回路、81は乱数発生回路、82は情報送受信回
路、100は管理センター、101はセキュリティコー
ド・演算内容管理装置101、400は中継装置、20
0は遊技場である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御用プログラムを記憶しているプログ
    ラム記憶手段と、該プログラム記憶手段に記憶されてい
    る制御用プログラムにしたがって動作するプロセッサと
    を有する遊技機であって、 正規の前記制御用プログラムを所定の変換用データにし
    たがった所定のアルゴリズムにより変換したときに得ら
    れるプログラム変換データを格納しておくためのプログ
    ラム変換データ格納手段と、 前記所定の変換用データを格納しておくための変換用デ
    ータ格納手段と、 前記正規の制御用プログラムと前記プログラム変換デー
    タとの間に、前記変換用データ格納手段に格納されてい
    る変換用データにしたがった前記所定のアルゴリズムに
    基づいた所定の相関関係があることを利用して、前記プ
    ログラム記憶手段に記憶されている前記制御用プログラ
    ムと前記プログラム変換データ格納手段に格納されてい
    るプログラム変換データとの間に前記所定の相関関係が
    あるか否かを判別して、前記プログラム記憶手段に記憶
    されている前記制御用プログラムの適否を判定する適否
    判定手段と、 複数種類の前記変換用データおよび前記プログラム変換
    データのうちから前記適否判定手段における制御用プロ
    グラムの適否の判定に用いられる変換用データおよび当
    該変換用データに対応するプログラム変換データを選択
    するデータ選択手段と、 前記適否判定手段における制御用プログラムの適否の判
    定に用いられる前記変換用データ格納手段の格納データ
    を前記データ選択手段により選択された変換用データに
    変更するとともに、前記適否判定手段における制御用プ
    ログラムの適否の判定に用いられる前記プログラム変換
    データ格納手段の格納データを、前記データ選択手段に
    より選択されかつ前記選択された変換用データに対応す
    るプログラム変換データに変更するデータ変更手段とを
    含むことを特徴とする、遊技機。
  2. 【請求項2】 前記プログラム記憶手段に記憶されてい
    る前記制御用プログラムと前記プログラム変換データ格
    納手段に格納されているプログラム変換データとの間に
    前記所定の相関関係がないと前記適否判定手段により判
    定された場合に、前記プロセッサを不能動化する不能動
    化手段をさらに含むことを特徴とする、請求項1記載の
    遊技機。
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