JPH10212683A - 濾過材の製造方法 - Google Patents
濾過材の製造方法Info
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- JPH10212683A JPH10212683A JP1486397A JP1486397A JPH10212683A JP H10212683 A JPH10212683 A JP H10212683A JP 1486397 A JP1486397 A JP 1486397A JP 1486397 A JP1486397 A JP 1486397A JP H10212683 A JPH10212683 A JP H10212683A
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Abstract
の製造コストを低減させる。 【解決手段】 0.03〜0.1重量%の原料濃度を有
する抄紙原料を抄紙機ワイヤパートのワイヤ6上に供給
しつつ、0.3〜1mの吸引距離でサクションボックス
3にて強制吸引脱水を行って抄紙する。抄紙後の濾過材
Wを熱風乾燥炉7で水分比率が20〜60重量%になる
まで非接触状態にて予備乾燥させる。予備乾燥後の濾過
材Wを金属製ドライヤ8にて接触式で乾燥させ、さらに
後処理として樹脂材料を含浸させる。
Description
る内燃機関用のオイルフィルタやエアフィルタ等として
用いられる濾過材の製造方法に関し、さらに詳しくは厚
み方向に連続した密度勾配を有する濾過材の製造方法に
関する。
過材の製造方法として例えば特公昭53−17687号
公報のほか特開平7−299315号公報に記載されて
いるものがある。
類以上の抄紙原料を各原料が互いに層状で流動する如く
流出せしめるとともに、各原料の相隣り合う層との境界
部に原料相互の混合区域を生ぜしめ、この状態でワイヤ
上に供給しつつ抄紙することを基本としている。
料中の水分を所定の脱水力にて強制脱水してワイヤ上に
堆積する繊維密度を高密度に形成する一方、第2段階で
より弱い減圧脱水にてワイヤ上への繊維の堆積につれて
トップサイドの厚み方向に紙層を低密度に形成し、鉄板
ドライヤによる乾燥に先立って、熱風を紙層のトップサ
イドより吹き付けるとともにワイヤサイドより吸引して
予備乾燥させるようにしている。
は、互いに密度の異なる抄紙原料を二種類以上用意する
必要があり、必然的に原料調合工程が製造上二系統必要
となるため、コストアップを招く結果となって好ましく
ない。
で済むものの、強制脱水のためのサクションボックスを
二系統に分ける必要があり、前者と同様にしてコストア
ップを招くことになる。
れたもので、とりわけ厚み方向で連続した密度勾配を有
する濾過材を安価に製造できるようにした方法を提供し
ようとするものである。
は、0.03〜0.1重量%の原料濃度を有する抄紙原
料を抄紙機ワイヤパートのワイヤ上に供給しつつ0.3
〜1mの距離で強制吸引脱水を行って抄紙する抄紙工程
と、抄紙後の濾過材を熱風環境下で水分比率が20〜6
0重量%になるまで非接触状態にて乾燥させる予備乾燥
工程と、予備乾燥後の濾過材を金属製ドライヤにて接触
式で乾燥させる乾燥工程とを含むことを特徴としてい
る。
の発明における乾燥後の濾過材に樹脂材料を含浸させる
工程を含むものであることを特徴としている。
2に記載の発明における抄紙原料は、細化学繊維を25
〜70重量%とするとともに残部を天然繊維として、そ
れらと水とを混合したものであることを特徴としてい
る。
の発明における細化学繊維は1.0デニール以下のポリ
エステル繊維であることを特徴としている。
いずれかに記載の発明における樹脂材料の含浸量が濾過
材を構成する繊維重量の25〜50%であることを特徴
としている。
強制吸引しているワイヤ上に低濃度の抄紙原料が供給さ
れるため、均一で高密度の層が急速に形成される一方、
その形成された層の濾過抵抗の増大により、さらにその
層の上に形成される脱水力を弱めることになり、結果的
に上層になるほど低密度の層となる。つまり、厚み方向
においてその下層から上層側になるにしたがって連続的
に繊維密度が低くなるような密度勾配をもった構造とな
る。
である予備乾燥と接触乾燥である金属製ドライヤによる
乾燥とを行うことになるが、水分比率が20〜60重量
%になるまで予備乾燥を行うことにより、抄紙工程で形
成された密度勾配形状がそのまま保持され、金属製ドラ
イヤによる接触乾燥時にその密度勾配形状が破壊される
のを防ぐことになる。
理として樹脂材料を含浸させることにより、その密度勾
配形状の保形性,保持力が一段とよくなり、例えばフィ
ルタエレメント等として折り加工する場合でもその密度
勾配形状が破壊されることがない。
に、抄紙原料に25〜70重量%のポリエステル等の細
化学繊維が含まれている場合には、抄紙原料の主体であ
る天然繊維(パルプ)がその親水性のために、水分乾燥
時の水の表面張力により収縮して密度勾配形状を破壊し
ようとしても、これに細化学繊維が対抗して、当初から
の密度勾配形状を保持する。
の形態を示す図であって、1は抄紙原料が収容される原
料槽、2は原料供給用のヘッドボックス、3は脱水用の
サクションボックス、4,5はワイヤパートのワイヤ送
りドラム、6はワイヤ、7は熱風乾燥炉、8は熱風乾燥
炉7の後段側に設けられて、複数の鋳鉄ドラム9,9…
によって構成されるドラム式のドライヤである。
細化学繊維を25重量%以上、望ましくは20〜70重
量%とするとともに、残部を天然繊維として、これらを
原料混合槽にて0.1重量%以下、望ましくは0.03
〜0.1重量%となるように水と混合した上で、原料槽
1に供給する。
原料をワイヤパートのワイヤ6上に順次供給し、サクシ
ョンボックス3による吸引距離Lを1m以下、望ましく
は吸引距離Lを0.3〜1mとして、該サクションボッ
クス3にて強制吸引脱水を行いながら抄紙する。そし
て、抄紙後の繊維層がドライヤ8を通過する過程で順次
乾燥されて濾過材Wとなるが、ドライヤ8による乾燥に
先立って、抄紙直後の繊維層(濾過材W)を熱風乾燥炉
7にて水分比率が60重量%以下、望ましくは20〜6
0重量%になるまで非接触にて予備乾燥させる。
過する濾過材Wに対して例えば100〜150℃程度の
熱風を均一に吹き付けることにより行う。
ワイヤ6に濃度が低い抄紙原料が供給されるために、下
層ほど均一で高密度の層が形成されて、その上に形成さ
れる中層または上層側の強制吸引力を弱めることにな
る。これにより、濾過材Wとしては上層ほど低密度の層
となって、結果的には下層側から上層側になるにしたが
って連続的に密度が低くなるような密度勾配を有するこ
とになる。
のように接触式の乾燥形態であるドライヤ8にていきな
り乾燥させると、先に形成された連続的な密度勾配形状
が破壊されてしまうことから、それに先立って熱風乾燥
炉7にて20〜60重量%の水分比率になるまで非接触
にて乾燥させる。
0.1重量%としているのは、それ以上濃くすると、抄
紙原料中の繊維間距離が短くなり、下層部と上層部との
間の脱水力の差が小さくなり、結果的に濾過材Wの厚み
方向での密度差が小さくなってしまうためである。
に、後処理として例えばフェノール樹脂等の樹脂材料を
含浸させる(目付け)。この樹脂材料の含浸は、後工程
での折り加工等に際して密度勾配形状を維持するために
行われるもので、濾過材Wを構成する繊維重量の25%
以上、望ましくは25〜50%の範囲の樹脂目付け量と
する。
り加工等が施されて、例えば内燃機関用のオイルフィル
タ、フューエルフィルタあるいはエアフィルタ等に加工
される。
テル繊維を28重量%、天然繊維(パルプ)を72重量
%それぞれ含むような原料濃度0.07重量%の抄紙原
料を用いて、サクションボックス3による吸引距離Lが
0.75m、予備乾燥後の水分比率が60重量%となる
ような条件のもとで濾過材Wを作製した。その濾過材W
の断面を図3に示す。この時、濾過材Wの下層部分WL
の密度が0.16g/cm3であるのに対して、上層部
分WUではその密度が0.06g/cm3であった。
比率が高いほど、また予備乾燥終了時点の水分比率が小
さいほど、厚み方向での密度勾配が大きくなることが判
明した。
その親水性のために、水分乾燥時の水の表面張力によっ
て収縮して密度勾配形状を破壊しようとするのに対し
て、細化学繊維はパルプほど乾燥収縮せず、結果的に細
化学繊維が当初の密度勾配形状を保持するように機能す
るためである。
3〜0.1重量%の原料濃度を有する抄紙原料を抄紙機
ワイヤパートのワイヤ上に供給しつつ0.3〜1mの距
離で強制吸引脱水を行って抄紙する処紙工程と、抄紙後
の濾過材を熱風環境下で水分比率が20〜60重量%に
なるまで非接触状態に乾燥させる予備乾燥工程と、予備
乾燥後の濾過材を金属製ドライヤにて接触式で乾燥させ
る乾燥工程とを含むものであるから、一種類の抄紙原料
と一台の抄紙機を用いるのみで、厚み方向で連続した密
度勾配を有する濾過材を製造することができ、生産性の
向上と併せて濾過材のコストダウンを図ることができる
効果がある。
理として樹脂材料を含浸させた場合には、密度勾配形状
の保形性が一段と向上する効果がある。
ば、抄紙原料として天然繊維以外にポリエステル繊維等
の細化学繊維を含んでいることにより、親水性のよい天
然繊維が乾燥収縮して密度勾配形状を破壊しようとして
も、それに細化学繊維が対抗することから、上記の密度
勾配形状の保形性が一段と向上する効果がある。
樹脂含浸量として、濾過材を構成する繊維重量の25〜
50%に設定したことにより、樹脂自体の保形効果のた
めに密度勾配形状の保形性が一段と向上する効果があ
る。
図。
な拡大断面図。
Claims (5)
- 【請求項1】 0.03〜0.1重量%の原料濃度を有
する抄紙原料を抄紙機ワイヤパートのワイヤ上に供給し
つつ0.3〜1mの距離で強制吸引脱水を行って抄紙す
る抄紙工程と、 抄紙後の濾過材を熱風環境下で水分比率が20〜60重
量%になるまで非接触状態にて乾燥させる予備乾燥工程
と、 予備乾燥後の濾過材を金属製ドライヤにて接触式で乾燥
させる乾燥工程と、 を含むことを特徴とする濾過材の製造方法。 - 【請求項2】 乾燥後の濾過材に樹脂材料を含浸させる
工程を含むものであることを特徴とする請求項1記載の
濾過材の製造方法。 - 【請求項3】 前記抄紙原料は、細化学繊維を25〜7
0重量%とするとともに残部を天然繊維として、それら
と水とを混合したものであることを特徴とする請求項1
または2記載の濾過材の製造方法。 - 【請求項4】 前記細化学繊維は1.0デニール以下の
ポリエステル繊維であることを特徴とする請求項3記載
の濾過材の製造方法。 - 【請求項5】 樹脂材料の含浸量が、濾過材を構成する
繊維重量の25〜50%であることを特徴とする請求項
2〜4のいずれかに記載の濾過材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1486397A JPH10212683A (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | 濾過材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1486397A JPH10212683A (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | 濾過材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10212683A true JPH10212683A (ja) | 1998-08-11 |
| JPH10212683A5 JPH10212683A5 (ja) | 2004-12-24 |
Family
ID=11872873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1486397A Pending JPH10212683A (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | 濾過材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10212683A (ja) |
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-
1997
- 1997-01-29 JP JP1486397A patent/JPH10212683A/ja active Pending
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