JPH10212910A - バルブタイミング調整装置 - Google Patents
バルブタイミング調整装置Info
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- JPH10212910A JPH10212910A JP2966097A JP2966097A JPH10212910A JP H10212910 A JPH10212910 A JP H10212910A JP 2966097 A JP2966097 A JP 2966097A JP 2966097 A JP2966097 A JP 2966097A JP H10212910 A JPH10212910 A JP H10212910A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vane
- housing
- valve timing
- adjusting device
- timing adjusting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/34—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
- F01L1/344—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
- F01L1/3442—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear using hydraulic chambers with variable volume to transmit the rotating force
- F01L2001/3445—Details relating to the hydraulic means for changing the angular relationship
- F01L2001/34479—Sealing of phaser devices
Landscapes
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 摩擦負荷が少なくかつ安定するシール部材を
備えたバルブタイミング調整装置を得る。 【解決手段】 カムシャフト17はプーリスプロケット
22の中心を貫通している。プーリスプロケット22に
ボルト34によりハウジング30を取り付ける。ベーン
ロータ40はハウジング30内の一定角度範囲で回転可
能である。プーリスプロケット22とキャップ32は、
ベーンロータ40の両側面をそれぞれ閉密する。六角穴
付ボルト46はベーンロータ40を介してカムシャフト
17と螺合している。ベーン42の先端の溝部48はベ
ーンロータ40の軸方向全体にわたって延びており、シ
ール部材50は溝部48に対し一定のクリアランスを有
している。シール部材50の先端は丸みが付いている。
備えたバルブタイミング調整装置を得る。 【解決手段】 カムシャフト17はプーリスプロケット
22の中心を貫通している。プーリスプロケット22に
ボルト34によりハウジング30を取り付ける。ベーン
ロータ40はハウジング30内の一定角度範囲で回転可
能である。プーリスプロケット22とキャップ32は、
ベーンロータ40の両側面をそれぞれ閉密する。六角穴
付ボルト46はベーンロータ40を介してカムシャフト
17と螺合している。ベーン42の先端の溝部48はベ
ーンロータ40の軸方向全体にわたって延びており、シ
ール部材50は溝部48に対し一定のクリアランスを有
している。シール部材50の先端は丸みが付いている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば内燃機関に
用いられるベーン油圧モータ式のバルブタイミング調整
装置に関する。
用いられるベーン油圧モータ式のバルブタイミング調整
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバルブタイミング調整装置は、例
えばカムシャフトとクランクシャフトとの回転運動の位
相を変えることにより、カムに同調するバルブの開閉タ
イミングを調節する。このようなバルブタイミング調整
装置において、カムシャフトは複数のベーンが放射状に
設けられたベーンロータに固定されており、このベーン
ロータはクランクシャフトに同調して回転するハウジン
グに対して所定の角度だけ回動可能に設けられる。ベー
ンとハウジングからなる油圧室にはベーンロータの内部
から油が供給される。油圧室の油量、即ち油圧を変化さ
せることにより、ベーンのハウジング内における相対位
置が制御され、バルブの開閉タイミングが調節される。
えばカムシャフトとクランクシャフトとの回転運動の位
相を変えることにより、カムに同調するバルブの開閉タ
イミングを調節する。このようなバルブタイミング調整
装置において、カムシャフトは複数のベーンが放射状に
設けられたベーンロータに固定されており、このベーン
ロータはクランクシャフトに同調して回転するハウジン
グに対して所定の角度だけ回動可能に設けられる。ベー
ンとハウジングからなる油圧室にはベーンロータの内部
から油が供給される。油圧室の油量、即ち油圧を変化さ
せることにより、ベーンのハウジング内における相対位
置が制御され、バルブの開閉タイミングが調節される。
【0003】ベーンとハウジングとから形成される油圧
室の気密性を保持するために、ベーンとベーンロータと
の摺動面にはベーンシールが設けられる。ベーンシール
は例えば圧縮代を有するようにOリングをベーンロータ
に焼き付けて、組付けられる。
室の気密性を保持するために、ベーンとベーンロータと
の摺動面にはベーンシールが設けられる。ベーンシール
は例えば圧縮代を有するようにOリングをベーンロータ
に焼き付けて、組付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、装置を低油圧
で駆動する場合、このような構成ではベーンシールによ
る摩擦負荷が大きいため、動作速度が遅くなったり動か
なくなったりする恐れがある。また、公差により摩擦負
荷が変化し、動作速度が安定しないという問題がある。
で駆動する場合、このような構成ではベーンシールによ
る摩擦負荷が大きいため、動作速度が遅くなったり動か
なくなったりする恐れがある。また、公差により摩擦負
荷が変化し、動作速度が安定しないという問題がある。
【0005】本発明は、この様な問題点に鑑みてなされ
たものであり、ベーンの摩擦負荷を小さくし、かつ回転
動作を安定させるベーンシールを備えたバルブタイミン
グ調整装置を提供することである。
たものであり、ベーンの摩擦負荷を小さくし、かつ回転
動作を安定させるベーンシールを備えたバルブタイミン
グ調整装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるバルブタイ
ミング調整装置は、カムシャフトに回転を伝達する回転
伝達部材と、回転伝達部材に取り付けられたハウジング
と、ハウジング内に設けられ、ハウジングに対して相対
移動可能なベーンを有し、カムシャフトと一体的に回動
するベーンロータとを備え、ベーンのハウジングに対向
する面に溝部が形成され、この溝部に所定のクリアラン
スをもってシール部材が設けられることを特徴としてい
る。
ミング調整装置は、カムシャフトに回転を伝達する回転
伝達部材と、回転伝達部材に取り付けられたハウジング
と、ハウジング内に設けられ、ハウジングに対して相対
移動可能なベーンを有し、カムシャフトと一体的に回動
するベーンロータとを備え、ベーンのハウジングに対向
する面に溝部が形成され、この溝部に所定のクリアラン
スをもってシール部材が設けられることを特徴としてい
る。
【0007】バルブタイミング調整装置において、好ま
しくは、溝部が長方形断面を有し、ベーンの摺動面の軸
方向全体にわたって形成される。
しくは、溝部が長方形断面を有し、ベーンの摺動面の軸
方向全体にわたって形成される。
【0008】バルブタイミング調整装置において、好ま
しくは、シール部材に丸みが形成される。
しくは、シール部材に丸みが形成される。
【0009】バルブタイミング調整装置において、好ま
しくは、クリアランスが、ベーンロータの径方向と、周
方向に対してそれぞれ設けられる。
しくは、クリアランスが、ベーンロータの径方向と、周
方向に対してそれぞれ設けられる。
【0010】バルブタイミング調整装置において、好ま
しくは、ベーンロータが、中心にカムシャフトを嵌合す
るための円筒穴を有し、ベーンがこの円筒穴から外側に
向かって、径方向に延びている。
しくは、ベーンロータが、中心にカムシャフトを嵌合す
るための円筒穴を有し、ベーンがこの円筒穴から外側に
向かって、径方向に延びている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるバルブタイミ
ング調整装置の実施形態について添付図面を参照して説
明する。
ング調整装置の実施形態について添付図面を参照して説
明する。
【0012】図1は内燃機関のバルブの開閉機構を示す
図である。バルブ10はシリンダヘッド14に対しA方
向に進退可能であり、一方の端部10aがラッパ状に広
がり、静止状態で吸・排気通路12を塞ぐように設けら
れる。バルブ10の他端部10bには、ロッカアーム1
6のバルブ側端部16aが当接している。ロッカアーム
16はロッカシャフト15を支点に回動可能である(図
中、矢印Bで示す)。ロッカアーム16のカム側端部1
6bにはカム18が当接している。カム18はカムシャ
フト17と一体的に一定方向(図中、矢印C)に回転す
る。
図である。バルブ10はシリンダヘッド14に対しA方
向に進退可能であり、一方の端部10aがラッパ状に広
がり、静止状態で吸・排気通路12を塞ぐように設けら
れる。バルブ10の他端部10bには、ロッカアーム1
6のバルブ側端部16aが当接している。ロッカアーム
16はロッカシャフト15を支点に回動可能である(図
中、矢印Bで示す)。ロッカアーム16のカム側端部1
6bにはカム18が当接している。カム18はカムシャ
フト17と一体的に一定方向(図中、矢印C)に回転す
る。
【0013】カムシャフト17の回転時において、カム
18の突部18aがロッカアーム16のカム側端部16
bに当接するときはロッカアーム16が反時計回りに回
動し、ロッカアーム16のバルブ側端部16aによって
バルブ10が押圧され、吸・排気通路12は開かれる。
ロッカアーム16のカム側端部16bがカム18の円周
部18bに当接しているときは、バルブ10は閉じてい
る。従って、カムシャフト17の回転により一定の周期
でバルブ10は開閉する。バルブ10の開閉タイミング
の調整には、カム18の突部18aの位置を変えればよ
く、図示しないバルブタイミング調整装置により行なわ
れる。
18の突部18aがロッカアーム16のカム側端部16
bに当接するときはロッカアーム16が反時計回りに回
動し、ロッカアーム16のバルブ側端部16aによって
バルブ10が押圧され、吸・排気通路12は開かれる。
ロッカアーム16のカム側端部16bがカム18の円周
部18bに当接しているときは、バルブ10は閉じてい
る。従って、カムシャフト17の回転により一定の周期
でバルブ10は開閉する。バルブ10の開閉タイミング
の調整には、カム18の突部18aの位置を変えればよ
く、図示しないバルブタイミング調整装置により行なわ
れる。
【0014】図2には実施形態であるバルブタイミング
調整装置の縦断面図が示され、図3には、バルブタイミ
ング調整装置をキャップ側から見た図であって一部を破
断して示す側面図が示される。バルブタイミング調整装
置20には回転伝達部材であるプーリスプロケット22
が設けられる。このプーリスプロケット22の外周に
は、ベルトあるいはチェーンが架けられ、クランクシャ
フト(図示しない)と同期回転する。このプーリスプロ
ケット22は同軸を有する2つの筒状部材24、26
と、この2つの筒状部材24、26とを連結する環状連
結部材28とを備える。内側の筒状部材24の内周面2
4aにはカムシャフト17が摺動可能に当接している。
調整装置の縦断面図が示され、図3には、バルブタイミ
ング調整装置をキャップ側から見た図であって一部を破
断して示す側面図が示される。バルブタイミング調整装
置20には回転伝達部材であるプーリスプロケット22
が設けられる。このプーリスプロケット22の外周に
は、ベルトあるいはチェーンが架けられ、クランクシャ
フト(図示しない)と同期回転する。このプーリスプロ
ケット22は同軸を有する2つの筒状部材24、26
と、この2つの筒状部材24、26とを連結する環状連
結部材28とを備える。内側の筒状部材24の内周面2
4aにはカムシャフト17が摺動可能に当接している。
【0015】環状連結部材28の端面28aには、断面
が略十字型のハウジング30の一方の側面30aが密着
している。ハウジング30の他方の側面30bはキャッ
プ32により閉密される。ハウジング30は4本のボル
ト34によりキャップ32とともにプーリスプロケット
22に固定される。プーリスプロケット22がハウジン
グ30と当接する面28a、およびキャップ32がハウ
ジング30と当接する面32aにはそれぞれOリング3
6、38が設けられ、ハウジング30から外部へのオイ
ル洩れを防止している。キャップ32の中央はワッシャ
を介したプラグ33により閉密される。
が略十字型のハウジング30の一方の側面30aが密着
している。ハウジング30の他方の側面30bはキャッ
プ32により閉密される。ハウジング30は4本のボル
ト34によりキャップ32とともにプーリスプロケット
22に固定される。プーリスプロケット22がハウジン
グ30と当接する面28a、およびキャップ32がハウ
ジング30と当接する面32aにはそれぞれOリング3
6、38が設けられ、ハウジング30から外部へのオイ
ル洩れを防止している。キャップ32の中央はワッシャ
を介したプラグ33により閉密される。
【0016】ハウジング30の内側にはベーンロータ4
0が介装される。ベーンロータ40は中心軸の軸方向に
延び段状に形成された円筒穴44と、この円筒穴44か
ら外側に向かって径方向に延びた4つのベーン42とを
備えている。この円筒穴44には、プーリスプロケット
22側からカムシャフト17が挿入され、キャップ32
側から六角穴付ボルト46が挿入される。六角穴付ボル
ト46はベーンロータ40を介してカムシャフト17と
嵌合しており、これによりベーンロータ40はカムシャ
フト17と一体的に回動する。
0が介装される。ベーンロータ40は中心軸の軸方向に
延び段状に形成された円筒穴44と、この円筒穴44か
ら外側に向かって径方向に延びた4つのベーン42とを
備えている。この円筒穴44には、プーリスプロケット
22側からカムシャフト17が挿入され、キャップ32
側から六角穴付ボルト46が挿入される。六角穴付ボル
ト46はベーンロータ40を介してカムシャフト17と
嵌合しており、これによりベーンロータ40はカムシャ
フト17と一体的に回動する。
【0017】ハウジング30には4つの油圧室60が形
成され、ベーン42によりそれぞれ仕切られる。ベーン
42の左右側面には外部からオイルが出入するための油
穴52、54がそれぞれ設けられ、油圧室60はオイル
により満たされている。なおベーン42は油圧によっ
て、油圧室60に対する相対位置を図3の矢印Dで示す
範囲で適宜移動させることができる。
成され、ベーン42によりそれぞれ仕切られる。ベーン
42の左右側面には外部からオイルが出入するための油
穴52、54がそれぞれ設けられ、油圧室60はオイル
により満たされている。なおベーン42は油圧によっ
て、油圧室60に対する相対位置を図3の矢印Dで示す
範囲で適宜移動させることができる。
【0018】図4はベーン42の先端部の部分拡大図で
ある。ベーン42の先端には軸方向全体にわたって長方
形断面の溝部48が形成される。この溝部48内には、
ベーン42の径方向および周方向に対してクリアランス
を有するシール部材50が設けられる。シール部材50
は、ハウジング30と当接する先端部50aに丸みが形
成されている。油圧室60は、ベーン42およびシール
部材50によって、2つの油圧室62、64に分けられ
る。
ある。ベーン42の先端には軸方向全体にわたって長方
形断面の溝部48が形成される。この溝部48内には、
ベーン42の径方向および周方向に対してクリアランス
を有するシール部材50が設けられる。シール部材50
は、ハウジング30と当接する先端部50aに丸みが形
成されている。油圧室60は、ベーン42およびシール
部材50によって、2つの油圧室62、64に分けられ
る。
【0019】次にバルブの開閉タイミングを調整する構
成および動作を説明する。図5および図6はバルブタイ
ミング調整装置のオイルの道筋を示した図である。図6
(a)は図5のI−I線における部分断面図であり、図
6(b)は図5のII−II線における部分断面図であ
る。
成および動作を説明する。図5および図6はバルブタイ
ミング調整装置のオイルの道筋を示した図である。図6
(a)は図5のI−I線における部分断面図であり、図
6(b)は図5のII−II線における部分断面図であ
る。
【0020】ハウジング30の油圧室60は、ベーン4
2によって2つの油圧室62、64に分けられる。ベー
ン42は、側面に油圧室62に通じる油穴52、油圧室
64に通じる油穴54を備えている。油穴52は六角穴
付ボルト46の中心、カムシャフト17の中心に形成さ
れた第1の油路17aを経て、オイルコントロールバル
ブ70に通じている(図中、実線で示す)。油穴54
は、カムシャフト17の第1の油路17aの外側に形成
された2つの第2の油路17bを経て、オイルコントロ
ールバルブ70に通じている(図中、破線で示す)。
2によって2つの油圧室62、64に分けられる。ベー
ン42は、側面に油圧室62に通じる油穴52、油圧室
64に通じる油穴54を備えている。油穴52は六角穴
付ボルト46の中心、カムシャフト17の中心に形成さ
れた第1の油路17aを経て、オイルコントロールバル
ブ70に通じている(図中、実線で示す)。油穴54
は、カムシャフト17の第1の油路17aの外側に形成
された2つの第2の油路17bを経て、オイルコントロ
ールバルブ70に通じている(図中、破線で示す)。
【0021】油圧室62、64の油圧はオイルコントロ
ールバルブ70により適宜調節される。なおオイルコン
トロールバルブ70は図示しないエンジンコントロール
コンピュータの指令により作動する。
ールバルブ70により適宜調節される。なおオイルコン
トロールバルブ70は図示しないエンジンコントロール
コンピュータの指令により作動する。
【0022】オイルコントロールバルブ70から油圧室
62にオイルが供給されると、ベーン42は時計回りに
押圧されてプーリスプロケット22に対し相対的に移動
し、同時にカムシャフト17は時計回りに回転する。従
ってカム18の突部18aの位置が時計回りに進み、バ
ルブ10の開閉のタイミングが早くなる(図1参照)。
反対に、オイルコントロールバルブ70から油圧室64
にオイルが供給されると、ベーン42は反時計回りに相
対移動し、カム18の突部18aの位置が反時計回りに
進み、バルブ10の開閉のタイミングが遅くなる。以上
のようにカムシャフト即ち、カムとクランクシャフトと
の位相を変化させることにより、バルブの開閉タイミン
グの調整が行なわれる。
62にオイルが供給されると、ベーン42は時計回りに
押圧されてプーリスプロケット22に対し相対的に移動
し、同時にカムシャフト17は時計回りに回転する。従
ってカム18の突部18aの位置が時計回りに進み、バ
ルブ10の開閉のタイミングが早くなる(図1参照)。
反対に、オイルコントロールバルブ70から油圧室64
にオイルが供給されると、ベーン42は反時計回りに相
対移動し、カム18の突部18aの位置が反時計回りに
進み、バルブ10の開閉のタイミングが遅くなる。以上
のようにカムシャフト即ち、カムとクランクシャフトと
の位相を変化させることにより、バルブの開閉タイミン
グの調整が行なわれる。
【0023】次にバルブタイミング調整装置の動作を説
明する。エンジンが始動するとクランクシャフトが回転
し、上述したようにベルトなどによりカムシャフトが位
相回転する。ベーンロータ40はカムシャフト17と共
に高速回転するので、シール部材50には遠心力がかか
る。例えば図4に示すように、E方向に回転すると、シ
ール先端部50aはハウジング30の内周面30cに圧
着され、またシール側面50bは溝部側面48aに圧着
される。またこの時、溝部48とシール部材50とのク
リアランスにはオイルが入り込むので、シール部材50
に油圧がかかり、図上方あるいは左方に押圧される。即
ちエンジン駆動時は、ベーン42およびシール部材50
によって、油圧室62と油圧室64はシールされる。
明する。エンジンが始動するとクランクシャフトが回転
し、上述したようにベルトなどによりカムシャフトが位
相回転する。ベーンロータ40はカムシャフト17と共
に高速回転するので、シール部材50には遠心力がかか
る。例えば図4に示すように、E方向に回転すると、シ
ール先端部50aはハウジング30の内周面30cに圧
着され、またシール側面50bは溝部側面48aに圧着
される。またこの時、溝部48とシール部材50とのク
リアランスにはオイルが入り込むので、シール部材50
に油圧がかかり、図上方あるいは左方に押圧される。即
ちエンジン駆動時は、ベーン42およびシール部材50
によって、油圧室62と油圧室64はシールされる。
【0024】シール部材50は、主にベーンロータ40
の回転から生じる遠心力によってハウジング30および
ベーン42に圧着されているので、油圧が低い場合でも
一定の摩擦力でシールする。また径方向に摺動可能なの
で、ハウジング30との摺動面において過大な摩擦力が
かかることはない。
の回転から生じる遠心力によってハウジング30および
ベーン42に圧着されているので、油圧が低い場合でも
一定の摩擦力でシールする。また径方向に摺動可能なの
で、ハウジング30との摺動面において過大な摩擦力が
かかることはない。
【0025】
【発明の効果】本発明によると、ベーンの摩擦負荷を小
さくし、かつ回転動作を安定させるベーンシールを備え
たバルブタイミング調整装置を得ることができる。
さくし、かつ回転動作を安定させるベーンシールを備え
たバルブタイミング調整装置を得ることができる。
【図1】バルブの開閉操作機構を示す図である。
【図2】本発明によるバルブタイミング調整装置の実施
形態を示す縦断面図である。
形態を示す縦断面図である。
【図3】図2に示すバルブタイミング調整装置をキャッ
プ側からみた図であり、一部を破断して示す側面図であ
る。
プ側からみた図であり、一部を破断して示す側面図であ
る。
【図4】図3に示すバルブタイミング調整装置のベーン
先端を拡大して示す図である。
先端を拡大して示す図である。
【図5】図2に示すバルブタイミング調整装置を油路と
共に示す縦断面図である。
共に示す縦断面図である。
【図6】図2に示すバルブタイミング調整装置を油路と
共に示す横断面図である。
共に示す横断面図である。
10 バルブ 17 カムシャフト 18 カム 20 バルブタイミング調整装置 22 プーリスプロケット 30 ハウジング 32 キャップ 40 ベーンロータ 42 ベーン 46 六角穴付ボルト 50 シール部材
Claims (5)
- 【請求項1】 カムシャフトに回転を伝達する回転伝達
部材と、 この回転伝達部材に取り付けられたハウジングと、 このハウジング内に設けられ、前記ハウジングに対して
相対移動可能なベーンを有し、前記カムシャフトと一体
的に回動するベーンロータとを備え、 前記ベーンの前記ハウジングに対向する面に溝部が形成
され、この溝部に所定のクリアランスをもってシール部
材が設けられることを特徴とするバルブタイミング調整
装置。 - 【請求項2】 前記溝部が長方形断面を有し、前記ベー
ンの前記摺動面の軸方向全体にわたって形成されること
を特徴とする請求項1に記載のバルブタイミング調整装
置。 - 【請求項3】 前記シール部材に丸みが形成されること
を特徴とする請求項1に記載のバルブタイミング調整装
置。 - 【請求項4】 前記クリアランスが、前記ベーンロータ
の径方向と、周方向に対してそれぞれ設けられることを
特徴とする請求項1に記載のバルブタイミング調整装
置。 - 【請求項5】 前記ベーンロータが、軸心に前記カムシ
ャフトを嵌合するための円筒穴を有し、前記ベーンがこ
の円筒穴から外側に向かって、径方向に延びていること
を特徴とする請求項1に記載のバルブタイミング調整装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2966097A JPH10212910A (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | バルブタイミング調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2966097A JPH10212910A (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | バルブタイミング調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10212910A true JPH10212910A (ja) | 1998-08-11 |
Family
ID=12282283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2966097A Pending JPH10212910A (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | バルブタイミング調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10212910A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19922194B4 (de) * | 1998-12-07 | 2006-06-29 | Mitsubishi Denki K.K. | Hydro-Stellorgan mit Radschaufeln |
| JP2008232010A (ja) * | 2007-03-20 | 2008-10-02 | Denso Corp | バルブタイミング調整装置 |
| US8042516B2 (en) | 2006-07-25 | 2011-10-25 | Yanmar Co., Ltd. | Method of controlling valve timing of diesel engine |
-
1997
- 1997-01-29 JP JP2966097A patent/JPH10212910A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19922194B4 (de) * | 1998-12-07 | 2006-06-29 | Mitsubishi Denki K.K. | Hydro-Stellorgan mit Radschaufeln |
| US8042516B2 (en) | 2006-07-25 | 2011-10-25 | Yanmar Co., Ltd. | Method of controlling valve timing of diesel engine |
| JP2008232010A (ja) * | 2007-03-20 | 2008-10-02 | Denso Corp | バルブタイミング調整装置 |
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