JPH10213771A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JPH10213771A
JPH10213771A JP1572397A JP1572397A JPH10213771A JP H10213771 A JPH10213771 A JP H10213771A JP 1572397 A JP1572397 A JP 1572397A JP 1572397 A JP1572397 A JP 1572397A JP H10213771 A JPH10213771 A JP H10213771A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つ以上の光ビームを出力可能なレーザダイ
オードを用いた光走査装置において、光量及び光量可変
範囲の変更を容易に行う。 【解決手段】 解像度切換信号によって600dpiに
解像度が切り換えられると、抵抗値切換スイッチ146
がオフとなり、モニタ電流Isはモニタ電流検出抵抗R
aに流れない。一方、解像度300dpiの場合には、
抵抗値切換スイッチ146がオンとなり、モニタ電流I
sは、モニタ電流検出抵抗Ra、Rbの合成抵抗に印加
する。ここでVroff=Vronならば抵抗値切換ス
イッチ146がオフのときに合成抵抗が小さくなる。こ
の結果、600dpiの場合に、LDチップの光量は3
00dpiの2倍の光量となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光走査装置に関
し、特に、入力されるデータに応じた光ビームを、走査
しながら感光材料へ照射する光走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、1光源のレーザ光(以下Single B
eam と略す)による光走査装置では、一般に、レーザ光
を、例えば、スキャナモータのような駆動手段の回転駆
動により高速回転するポリゴンミラーによって偏向させ
て、走査しながら感光材料へ照射している。このような
光走査装置では、解像度に応じてスキャナモータの回転
数を切り換えることによって、処理能力を低下させず
に、解像度の切り換えを行ってきた。このようなSingle
Beam を出力するレーザダイオード(以下、LDと略
す)を Single BeamLDという。
【0003】一方、近年の高速化、高解像度化の要求
は、スキャナモータの増速では対応できないところまで
きている。このため、1走査期間に同時に複数のレーザ
光を照射する方法が提案されている。この同時に複数の
レーザ光を出力可能なLDには複数のLDチップが備え
られており、複数のLDチップを点灯することによって
複数のレーザ光(以下、Multi Beamと略す) を出力する
ことができる。このような複数のLDチップを点灯可能
なLDをMulti BeamLDという。しかし、MultiBeamL
Dを使用して解像度の切り換えを行う場合には、LDチ
ップの配置間隔が一定であるため、スキャナモータの回
転数を変えただけでは希望の解像度を得ることができな
い。これを解消するために、照射するレーザ光の本数を
複数/単数(Multi /Single)に切り換える必要が生じ
た。
【0004】Multi BeamLDに関した解像度切り換え特
許としては特開平1−299042号がある。この特許
に係る画像形成装置では、走査密度を切り換えるとき
に、使用するレーザ発光源の数を切り換えるようになっ
ている。これにより、走査密度に応じて複数のレーザ発
光源を切り換えて、ポリゴンミラーの回転数を1万回転
以下に抑えることができる。従って、ポリゴンミラー及
びスキャナモータのコストアップを防止して、小型化が
可能となる。
【0005】ところで、一般に単位時間あたりの感光材
料の必要光量は、プロセススピードとスキャン長との積
で決まる。スキャン長は、同一の感光材料ならば大きく
変更されないため、従来の Single BarmLDでは、解像
度が変化してもプロセススピードが変わらなければ光量
を大きく変化させる必要がない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、N個の
LDを有するMulti BeamLDを使用し、解像度の切り換
えをMulti/Single点灯の切り換えによって行う場合に
は、Single点灯はMulti 点灯のN倍の光量が必要とな
る。一般のLD電流駆動素子(以下、LD DRIVER ;LD
Dと略す)では光量可変範囲は決まっており、Multi/Si
ngle点灯の両方に対応できる光量可変範囲は有していな
い。光量が対応する量でない場合には、必要な光量にな
るまで照射時間を調整する必要があり、処理の高速化を
図ることできない。
【0007】本発明は、上記事実を考慮して成されたも
のであり、光量可変範囲の変更を容易に行うことができ
る光走査装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、入力されるデータに応じた光ビームを、走査しなが
ら感光材料へ照射する光走査装置において、2つ以上の
光ビームを出力可能なLDと、解像度の切り換えに応じ
て、前記LDの光ビームの数を切り換えるビーム数切換
手段と、切り換えられた解像度に応じて、前記LDの光
量可変範囲を切り換える光量切換手段と、を有すること
を特徴としている。
【0009】この発明によれば、解像度の切り換えに応
じて、LDの光ビームの数を切り換え、切り換えられた
解像度に応じて、光量切換手段によってLDの光量可変
範囲を切り換えることができるので、解像度に応じた光
ビームの数に基づいて、容易に光量可変範囲を変更する
ことができる。
【0010】従って、解像度の切り換えをビーム数の切
り換えによって行う画像形成装置であっても、容易に光
量可変範囲を変更させることができ、これにより、高
速、高解像度化に対応することができる。
【0011】なお、光量可変範囲の変更には、通常、光
学部材の劣化等に応じて行われる光量調整範囲以外の光
量の変更をいい、光量調整範囲を越えた光量に変更する
場合や、光量調整範囲と異なる範囲を設定する場合が含
まれる。
【0012】請求項2に記載の発明は、入力されるデー
タに応じた光ビームを、走査しながら感光材料へ照射す
る光走査装置において、2つ以上の光ビームを出力可能
なLDと、回転駆動することによって、前記LDからの
光ビームを前記感光材料に向けて偏向させる光ビーム偏
向手段と、解像度の切り換えに応じて、前記光ビーム偏
向手段の回転数を切り換える回転数切換手段と、解像度
の切り換えに応じて、前記LDの光ビームの数を切り換
えるビーム数切換手段と、切り換えられた解像度に応じ
て、前記LDの光量可変範囲を切り換える光量切換手段
と、を有することを特徴としている。
【0013】この発明によれば、解像度の切り換えに応
じて、ビーム数及び光ビーム偏向手段の回転数が併用し
て切り換えられ、光量切換手段が切り換えられた解像度
に応じてLDの光量可変範囲を切り換えることできるの
で、解像度を多数の段階で切換可能にすることができる
と共に、解像度に応じた光ビームの数及び光ビーム偏向
手段の回転数に基づいて容易に光量可変範囲を変更する
ことができる。
【0014】従って、解像度の切り換えをビーム数の切
り換えと光ビーム偏向手段の回転数の切り換えによって
行う画像形成装置であっても、容易に光量可変範囲を変
更することができる。また、解像度の切り換えを、ビー
ム数と光ビーム偏向手段の回転数とを併用して切り換え
ることにより、解像度の切り換えを細かく行うことがで
きる。
【0015】また、光ビーム偏向手段の回転数を変更す
るだけでなく、ビーム数を切り換えて解像度を切り換え
るので、光ビーム偏向手段の回転数を速くすることな
く、高速、高解像度化に対応することができ、騒音、温
昇を防止して高い信頼性の光走査装置を実現することが
できる。
【0016】従って、駆動手段の駆動による光ビーム偏
向手段の回転数だけに頼らず、複数のビームを切り換え
て解像度を変化させる画像形成装置の光量可変範囲を変
更することができる。
【0017】請求項3に係る発明は、前記光量切換手段
が、前記LDの発光光量を調整する光量調整手段を含
み、該光量調整手段の検出感度を、解像度に応じたビー
ム数に対応させて切り換えることにより、光量可変範囲
を変化させることを特徴としている。
【0018】この発明によれば、ビーム数に応じて光量
調整手段の検出感度を切り換えることにより光量可変範
囲の変更を行うので、例えばビーム数が変更されると、
これに応じて容易にLDの光量可変範囲が変更される。
ここで、光量調整手段は、LDから出力された光ビーム
の光量を一定値に維持させるために調整することができ
るため、光量調整手段の検出感度を切り換えることによ
り、切り換えられる前の光量と同一の光量となるように
LDの出力が制御され、この結果、容易に光量を正確に
N倍変更することができる。これにより、特別な装置を
設けることなく簡単に且つ確実に光ビームの光量可変範
囲を変更することができる。なお、光量可変範囲の変更
に伴って、光量を一定値に調整するための光量調整範囲
を変更することもできる。
【0019】このとき、請求項9に記載の発明のよう
に、光量調整手段の検出感度の切り換えをビーム数切換
手段と連動させることもできる。これによって、ビーム
数切換手段によってビーム数が変更されて光量可変範囲
が変更された場合には、光量調整手段の検出感度が連動
して切り換えられて、このビーム数に応じた出力感度に
簡単にすることができる。
【0020】請求項4に係る発明は、前記光量切換手段
が、前記LDの光路上に挿入されて前記LDの透過光量
を調整する光量調整フィルタを含み、該光量調整フィル
タは、解像度に応じて切り換えられたビーム数に対応す
る光ビームの透過量となるように透過率を調整すること
により、光量可変範囲を変化させることを特徴としてい
る。
【0021】この発明によれば、光量調整フィルタが、
ビーム数の応じた光ビームの透過量となるように透過率
を切り換えるので、解像度に応じてビーム数が変更され
ると、これに伴って光量調整フィルタの透過率が切り換
えられる。これにより、解像度に応じた調整後の光量の
光ビームにすることができる。従って複雑な制御を用い
ることなく容易に光量可変範囲を調整することができ
る。
【0022】請求項5に係る発明は、解像度の切り換え
に応じて、前記光ビームの走査開始を検知する同期検知
センサの増幅率を切り換える同期検知センサ増幅切換手
段を有することを特徴としている。
【0023】この発明によれば、同期検知センサの増幅
率が解像度に応じて切り換えられるので、例えば、解像
度に応じて高速に走査される光ビームであっても、増幅
率を上げることによって、確実に光ビームが検知可能に
することができる。
【0024】このとき、請求項9に記載の発明のよう
に、同期検知センサ増幅手段をビーム数切換手段と連動
させることもできる。これによって、ビーム数切換手段
によってビーム数が変更されて光量可変範囲が変更され
た場合には、連動して適切な動作範囲の同期検知センサ
となって、このビーム数に応じた光量の光ビームを確実
に検知することができる。
【0025】また、請求項6に係る発明のように、前記
同期検知センサの作動時では、前記同期検知センサによ
って検知可能な光ビームの数を増やすこともできる。
【0026】これによれば、例えば、同期検知センサに
入射する光量が少なくなる光ビーム偏向手段の高速回転
時に、同期検知期間のみ光ビーム数を多くして、同期検
知センサに入射する光量を多くすることができる。この
結果、光ビーム偏向手段が高速回転していても、確実に
同期検知センサが光ビームを検知することができる。
【0027】請求項7に係る発明は、解像度の切り換え
に応じて、前記LDからの光ビームのビーム径を切り換
えるビーム径切換手段を有することを特徴としている。
【0028】これによれば、光ビームのビーム径が解像
度に応じて変更されるので、解像度が変更されて光量が
変更された場合には、これに伴ってビーム径の最適化が
行われる。この結果、このような光走査装置を用いて画
像を形成する場合であっても、適切な光量及びビーム径
の光ビームによって、仕上がり品質のよい画像を形成す
ることができる。
【0029】このとき、請求項9に記載の発明のよう
に、ビーム径切換手段を、ビーム数切換手段と連動させ
ることができる。これによって、ビーム数切換手段によ
ってビーム数が変更されて光量が変更された場合には、
連動して適切なビーム径に調整された光ビームを出力す
ることができる。
【0030】また、このビーム径切換手段は、請求項8
に係る発明のように、前述したような光量調整フィルタ
と一体化させることができる。例えば、光量調整フィル
タの形状をスリット型とした場合には、光ビームが光量
調整フィルタを透過する際にビーム数に応じた透過率に
よって好適な光量の調整されると共にスリットによって
これに対応した最適なビーム径にすることができる。こ
れにより、部品数を少なくして装置の小型化を図ること
ができる。
【0031】
【発明の実施の形態】図1には、本実施の形態に係る光
走査装置100が示されている。
【0032】光走査装置100には、異なる2つのLD
チップ112A、112B(図2参照)を備えたデュア
ルLD(以下、DLDという)112が備えられてい
る。DLD112は、2つのLDD112A、112B
から、副走査方向に射出角度の異なる2つの光ビームを
出力可能である。なお、図1において2つの光ビームは
紙面手前奥方向に配置されているため重なり合って図示
されている。また、DLD112には、DLD受光素子
(以下、PDと略す)114が備えられており、DLD
112から出力される光ビームの光量を検出する。
【0033】このDLD112の射出側近傍であって、
DLD112からの2つの光ビームの各光軸上には、光
ビーム偏向手段としてのポリゴンミラー102が配置さ
れており、DLD112からの2本のレーザ光が、ポリ
ゴンミラー102の側面の反射面に各々到達する。ポリ
ゴンミラー102は、その側面に所定数(一例として6
つ)の反射面を有する。また、ポリゴンミラー102に
は、スキャナモータ104(図2参照)が接続されてい
る。スキャナモータ104は、ポリゴンミラー102を
その軸102Aを中心に矢印R方向に所定の速度で回転
させ、各反射面への光ビームの入射角を連続的に変化さ
せる。これにより、DLD112からの光ビームは、ポ
リゴンミラー102によって偏向される。
【0034】ポリゴンミラー102で偏向された光ビー
ムの光路上には、一対の結像レンズ106A、106B
からなる光学系106を挟んで、円筒状に成形された感
光ドラム108が回転可能に配置されている。感光ドラ
ム108には図示しない駆動手段が接続され、駆動手段
の駆動力によって、感光ドラム108が一方向に回転す
る。
【0035】図2に示されるように、DLD112は、
コントローラ116を介して、画像処理装置150に接
続されている。画像処理装置150は、コントローラ1
16に画像データを出力する。
【0036】コントローラ116には、光量制御部11
8と、スキャナ回転数制御部134、SOSゲイン制御
部126及びビーム径切換制御部136が備えられてい
る。
【0037】光量制御部118には、光量制御回路12
0が備えられている。光量制御回路120は、LD電流
駆動素子((以下、LDDと略す)122A、122B
を介して、DLD112に接続されている。光量制御回
路120は、画像処理装置150から入力された画像デ
ータを、2走査線分ごとに一時記憶することができる。
【0038】また、LDD122A、122Bは、画像
データに基づいてオン/オフすると共に、光量制御回路
120によって制御された光量のビーム光を出力する。
【0039】光量制御部118には、PD光量制御回路
124が備えられており、光量制御回路120とDLD
112との間に接続されている。PD光量制御回路12
4は、DLD112からのLD光量を検出すると共に、
電流電圧変換すると共に増幅して、光量制御回路120
に出力する。
【0040】光量制御回路120では、PD光量制御回
路124からの出力値を基準値と比較して、規定光量に
なるように光量制御を行う。
【0041】スキャナ回転数制御部134は、スキャナ
モータ104に接続されており、スポリゴンミラー10
2の回転速度を制御する。
【0042】SOSゲイン制御部126は、同期検出セ
ンサ128(以下、SOSセンサ128という)(図1
参照)に接続されている。
【0043】SOSセンサ128は、ポリゴンミラー1
02によって反射偏向された光ビームが走査される主走
査面において、当該ラインの走査開始位置(Start Of S
can;SOS)に収束する光ビームの光路上に配置されて
いる。SOSセンサ128は光量制御回路120に接続
しており、SOSセンサ128によってSOSビームが
検出されると画像書き出しタイミング信号がSOSセン
サ128から光量制御回路120に入力する。光量制御
回路120では、SOSセンサ128から書き出しタイ
ミング信号が入力すると、所定時間経過後に当該ライン
における画像信号の変調を開始する。
【0044】SOSゲイン制御部126には、図5に示
されるように、増幅器130が備えられており、増幅器
130の一方の入力端子側には、SOSセンサ128が
接続されている。他方の入力端子側と、出力端子側との
間には、抵抗Rf、Rgが並列に接続されており、抵抗
Rf側にゲイン切換スイッチ132が接続されている。
ゲイン切換スイッチ132は、コントローラ116のス
キャナ回転数制御部134からの速度切換信号に応じて
オン・オフする。このため、ゲイン切換スイッチ132
がオン・オフに切り換わることにより、抵抗値が変更さ
れる。
【0045】ビーム径切換制御部136は、LDD11
2A、112Bのビーム径切換ドライバ138に接続さ
れている。ビーム径切換ドライバ138では、ビーム径
切換制御部136からの信号に応じて駆動し、LDD1
12A、112Bの出力ビームのビーム径を変更する。
【0046】ところで、コントローラ116には、解像
度切換スイッチ140が接続されている。解像度切換ス
イッチ140は、所定の操作によって解像度の切り換え
を実行させる解像度切換信号をコントローラ116に出
力する。ここでは、一例として600dpiと300d
piとで解像度の切り換えを行う。
【0047】コントローラ116では、解像度切換信号
に応じて、DLD112からの出力ビームの本数を変更
する。即ち、解像度300dpiの場合には出力ビーム
を1本とし、解像度600dpiの場合には出力ビーム
を2本とする。これに応じて、駆動するLDD122
A、122Bが選択される。
【0048】また、図3に示されるように、コントロー
ラ116には、解像度切換信号に応じて、出力されるビ
ームの光量を切り換える光量切換回路142が設けられ
ている。光量切換回路142は、PD光量制御部118
及び光量制御回路120によって構成されている。な
お、光量切換回路142は、LDD122A、122B
に各々設けられているが、このうちの一方を例に説明す
る。
【0049】光量切換回路142では、光量制御回路1
20側に、コンパレータ144が備えられている。この
コンパレータ144の入力端子に、基準電圧Vrefと
PD114からのPD光量モニタ電圧Vrとが入力す
る。
【0050】コンパレータ144のPD光量モニタ電圧
Vr入力側には、発光出力検出手段としてのモニタ電流
検出抵抗Ra、Rbの一端が各々接続されている。モニ
タ電流検出抵抗Raの他端側はアースされている。モニ
タ電流検出抵抗Raの他端側は、抵抗値切換スイッチ1
46を介して、モニタ電流検出抵抗Rbの他端側に接続
され、モニタ電流検出抵抗Rbと同様にアースされてい
る。
【0051】モニタ電流検出抵抗Ra、Rbは、連動型
可変抵抗であり、常に同一の抵抗値となるように調整さ
れている。モニタ電流検出抵抗Ra、Rbは、モニタ電
流Isを一定の値に補正する。これにより、LDD11
2A、112Bの閾値電流や微分効率、光学部品の透過
率の違いによってモニタ電流Isが異なる値になること
を防止する。
【0052】抵抗値切換スイッチ146は、DLD11
2の出力ビームの本数、即ち、Single(1本)又はDual
(2本)を切り換える解像度切換信号に応じてオン・オ
フする。ここで、Singleの場合にはオンとなり、Dualの
場合にはオフとなる。
【0053】コンパレータ144の出力端は、LDD1
22A又はLDD122Bに接続され、光量モニタ電圧
Vrと基準電圧Vrefとの比較の結果となる光量制御
信号がLDD122A又はLDD122Bに出力され
る。LDD122A及びLDD122Bは、入力された
光量制御信号に応じた光ビームを出力する。
【0054】なお、LDD122A、122Bには、E
NB信号が入力するようになっており、ENB信号によ
って光量制御されるLDD122A、122Bが選択さ
れる。例えば、解像度を2ビーム時の半分とする場合
に、データをAチャネル及びBチャネルに分割せずに行
い、2ビームの場合の2倍の光量に制御される。
【0055】また、基準電圧Vrefは、感光ドラム1
08の感度劣化等による光量低下の要因に応じて変更可
能であり、これにより、光走査装置100上に設定され
た光量を所定の範囲で変更することができる。
【0056】コントローラ116に入力された解像度切
換信号は、SOSゲイン制御部126、スキャナ回転数
制御部134及びビーム径切換制御部136に入力す
る。SOSゲイン制御部126、スキャナ回転数制御部
134及びビーム径切換制御部136では、各々SOS
センサ128のゲイン、スキャナモータ104の回転数
及びビーム径を、解像度に応じた値に調整するように制
御する。
【0057】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。まず、光走査装置100の概略について説明する。
【0058】光走査装置100では、画像処理装置15
0から入力された2走査線分のデータ「A+B」を光量
制御回路120において一時記憶させた後に、Aチャネ
ル、Bチャネルに分ける。SOSセンサ128から画像
書き出しタイミング信号が入力されると、それぞれデー
タを「A」「B」に分けてLDD122A、122Bに
出力する。LDD122A、122Bでは、光量制御回
路120から指示された光量制御信号に応じて、LDD
112A、112Bを点灯させる。これにより、DLD
112から2本の出力ビームが射出される。このとき、
PD114によってDLD112からの出力ビームの光
量が検出され、後述するように、光量切換回路142に
よって出力ビームの光量が適切な値に調整される。
【0059】DLD112からの出力ビームは、設定さ
れた回転数で所定方向(図1における矢印R方向)に回
転駆動するポリゴンミラー102の側面を照射して、偏
向される。偏向された出力ビームは、光学系106を通
過して、感光ドラム108の感光面を照射する。出力ビ
ームは、ポリゴンミラー102の回転駆動によって、感
光ドラム108の感光面上を所定方向に走査露光する。
【0060】一方、感光ドラム108が、図示しない回
転駆動手段によって回転駆動しているため、出力ビーム
による主走査とは異なる方向に副走査が行われる。
【0061】これにより、主走査及び副走査が行われ
て、感光ドラム108の感光面に画像データに応じた画
像が形成される。
【0062】次に、解像度の切り換えに伴う制御につい
て説明する。光走査装置100には、解像度切換スイッ
チ140が設けられており、所定のキー走査によって解
像度切換信号が出力される。解像度切換信号が出力され
る、出力ビームを1本とするSingleモードと、出力ビー
ムを2本とするDualモードとが選択されて、モードの切
り換えが行われる。
【0063】解像度切換スイッチ140によって解像度
を切り換えると、設定された出力ビームの本数に応じ
て、スキャナモータ104の回転数が変更される。ここ
で、ビーム数の変更がない場合では、高解像度に切り換
えられると高速となり、低解像度に切り換えられると低
速となる。ビーム数が変更された場合には、使用される
ビーム数に応じて速度を決定する。
【0064】例えば、2ビーム点灯の3/4の解像度に
する場合、LDD112A、112Bのうちの一方を点
灯させて1本の出力ビームとすると共に、スキャナ回転
数制御回路134により、ポリゴンミラー102の回転
数を1.5倍にする。このとき、画像データはAチャネ
ル、Bチャネルに分割せず、ENB信号によって選択さ
れたLDD122A、122Bのいずれかで光量制御さ
れ、光量は2ビームの場合の2倍になるよう光量制御さ
れる。
【0065】これにより、解像度の切り換えと共に、ポ
リゴンミラー102の回転数を設定し、適切なスキャン
速度で感光ドラム108上に画像を形成することができ
る。
【0066】また、解像度切換スイッチ140からの解
像度切換信号に応じてスキャナ回転数が変更されると、
これに伴って、SOSゲイン制御部126がSOSセン
サ128のゲインを調整する。
【0067】図5に示されるように、SOSゲイン制御
部126において、スキャナ回転数が高速/低速で切り
換えられると、これに応じてゲイン切換スイッチ132
が切り換えられる。即ち、低速(slow)の場合にはオンと
なり、高速(fast)の場合にはオフとなる。この結果、低
速時の出力電圧Voutsは、Vouts=(1+Rf
Rg/(Rf+Rg))RhVinとなり、一方、高速
時の出力電圧Voutfは、Voutf=(1+Rg/
Rh)Vinとなる。このとき、高速時の出力電圧Vo
utfは低速時の出力電圧Voutsよりも大きくな
る。
【0068】この結果、スキャン速度が速いときにはS
OSゲインが上がり、遅いときにはSOSゲインが下が
る。これにより、スキャン速度に対応して容易にSOS
ゲインを調整することができる。
【0069】従って、スキャン速度が高速になってSO
Sセンサ128の受光面の入射光量が小さくなっても、
SOSセンサ128の増幅率が大きくなり、SOSセン
サ128で光ビームの1走査を確実に検知することがで
きる。
【0070】なお、スキャナ速度が最も速くなるSingle
モードのときに高解像度に設定した場合には、SOSゲ
インを上げる代わりに書込みに使用していないLDD1
12A、112BのうちのいずれかをSOS期間だけ点
灯させてもよい。これにより、一層確実にSOSセンサ
128で出力ビームを検知することができる。
【0071】次に、解像度切り換えに伴う光量可変範囲
の変更について説明する。画像データが送られたLDD
122A、122Bでは、光量制御回路120から指示
される光量制御信号に応じ、LD122A、122Bを
点灯させる。そのときのLD光量を、DLD112に設
けられたPD114が検知する。PD114で検知され
ると、PD114は発光光量に比例したモニタ電流Is
を出力する。
【0072】ここで、解像度切換信号によって、600
dpi又は300dpiに解像度が切り換えられると、
光量切換回路142は、DLD112から出力される出
力ビームの光量を、検出感度に相当するモニタ電流検出
抵抗値を変更することにより調整する。
【0073】解像度切換信号によって600dpiに解
像度が切り換えられると、光量切換回路142の解像度
切換スイッチ140がオフとなる。
【0074】解像度切換スイッチ140がオフとなる
と、モニタ電流Isはモニタ電流検出抵抗Raに流れな
い。このとき、コンパレータ144の入力電圧が高イン
ピーダンスであるため、PD114のモニタ電流Isは
モニタ電流検出抵抗Rbを流れる。これにより、PD1
14の光量モニタ電圧Vroffの値は、Vroff=
Rb×Isによって求めることができる。この結果、光
量は、得られたVroffを基準電圧Vrefとを比較
することによって調整される。
【0075】一方、解像度300dpiの場合、解像度
切換信号によって、解像度切換スイッチ140がオンと
なる。
【0076】解像度切換スイッチ140がオンとなる
と、モニタ電流Isは、モニタ電流検出抵抗Ra、Rb
の合成抵抗に印加する。このため、光量モニタ電圧Vr
onは、Vron=(Ra×Rb/(Ra+Rb))×
Isによって求めることができる。この結果、光量は、
得られたVronを基準電圧Vrefと比較することに
よって調整される。
【0077】ここで、制御電圧Vron=Vroffと
なるように基準電圧Vrefで調整するため、合成抵抗
が小さくなる解像度切換スイッチ140がオフのときで
は、Vroff=Vronとなるまでモニタ電流Isが
増大される。この結果、LDD112A、122Bの光
量が増大する。従って、600dpiの場合に、モニタ
電流検出抵抗Ra、Rbが同一の抵抗値ならばLDD1
12A、112Bの光量は300dpiの2倍の光量と
なる。
【0078】図4には、光量と制御電圧との関係を示し
たグラフである。ここでX軸方向は光量を変える制御電
圧(Vron、Vroff)、Y軸方向は光量を示して
いる。グラフに示されるように、SingleモードとDualモ
ードとでは、異なる光量可変範囲を有し、同じ制御電圧
を印加した場合、Singleモード時の光量はDualモード時
の倍になる。また、Singleモード時の光量可変範囲(矢
印S参照)と、Dualモード時の光量可変範囲(矢印D参
照)とを切り換えることにより、光走査装置100で
は、より広い光量可変範囲(矢印E参照)を有すること
になる。
【0079】これにより、解像度に合わせた出力ビーム
数に応じて、LDD112A、112Bの光量可変範囲
を容易に変更することができる。この結果、LDD11
2A、112Bは、感光ドラム108の感度の劣化、光
学部品の汚れ、LDD112A、112の劣化による光
量低下等の要因に応じて光走査装置上の設定光量を変更
するための所定の光量可変範囲だけでなく、この解像度
切り換えに伴って更に光量可変範囲を変えることができ
る。このため、光量可変範囲の小さいLDD122A、
112Bでも、大きな光量可変範囲にすることができ
る。
【0080】従って、解像度切換信号に応じてモニタ電
流検出抵抗値を連動させて切り換えることによって、簡
単にLDD112A、112Bの光量可変範囲を変更す
ることができる。
【0081】本実施の形態では2ビームの場合を例に説
明したが、3ビーム以上の場合も連動型抵抗Rの数を増
やすことによって、同様に解像度切換信号に応じて、光
量を変更することができる。N本のビームに対してN個
連動の連動型抵抗を使用すれば、N倍の光量可変範囲に
することができる。
【0082】本実施の形態では、連動型可変抵抗である
モニタ電流検出抵抗Ra、Rbを使用し、解像度切換信
号によってDLD112から出力される出力ビームの光
量を切り換えたが、これに限定されない。
【0083】図6には、他の光量切換回路160が示さ
れている。光量切換回路160は、PD光量制御回路1
62と光量制御回路120から構成されている。PD光
量制御回路162には、電子ボリューム(以下EVRと
略す)164が備えられている。EVR164の一端
は、PD114に接続されており、これにより、モニタ
電流IsがEVR164に印加する。EVR164の他
端は、光量制御回路120のコンパレータ144に接続
されており、これにより、コンパレータ144に光量モ
ニタ電圧Vrが入力する。このEVR164は、外部よ
り印加される電圧に応じて抵抗値を変更する。
【0084】また、EVR164には、ビーム切換スイ
ッチ166が接続されている。ビーム切換スイッチ16
6は、解像度切換信号に応じてオンとなる端子を切り換
えることによって、Singleモード/Dualモードを切り換
える。以下、Singleモードでオンとなる側をSingle側、
Dualモードでオンとなる側をDual側という。
【0085】ビーム切換スイッチ166には、モニタ電
流検出抵抗Rc、Rdが接続されている。モニタ電流検
出抵抗Rcは、ビーム切換スイッチ166のDual側及び
Single側に各々接続されている。一方、モニタ電流検出
抵抗Rdは、一端側でSingle側に接続され、他端側でア
ースされている。モニタ電流検出抵抗Rc、Rdは、同
一の抵抗値となっている。
【0086】ビーム切換スイッチ166のDual側には、
抵抗Reが接続されており、ビーム切換スイッチ166
をDualモードに切り換えた場合に、抵抗Reの値を調整
することによって、EVR164の印加電圧が設定可能
となる。
【0087】このような光量切換回路160を用いた場
合、ビーム切換スイッチ166がDualモードとなると、
モニタ電流検出抵抗Rc、Rdの両方に電圧が印加され
る。
【0088】一方、Singleモードとなると、モニタ電流
検出抵抗Rc、Rdによって分割されるためDualモード
の場合の半分の電圧となる。この電圧がEVR164に
印加すると、EVR164の抵抗値が半分になるため、
モニタ電流Isが2倍になるまで光量が増大される。こ
の結果、光量が2倍の値となる。3ビーム以上の場合も
同様にモニタ電流検出抵抗R及び解像度切換スイッチ1
40の端子の数を増やし、解像度切換信号に応じて、光
量を変更することができる。
【0089】これによって、前記同様に、容易に光量及
び光量可変範囲を変更することができ、解像度を切り換
えても適切な光量の光ビームを出力することができる。
【0090】本実施の形態では、光量切換回路142、
160によってDLD112から出力される光ビームの
光量を調整したが、感光ドラム108を走査露光する光
ビームの光量を調整する方法は、これらの限定されな
い。
【0091】図7及び図8には、他の実施の形態に係る
光走査装置170が示されている。なお、前述した光走
査装置100と同一の作用効果を奏する構成要素につい
ては同一の符号を付して説明を省略する。
【0092】光走査装置170には、DLD112とポ
リゴンミラー102との間に、DLD112から出力さ
れた光ビームの光路上に挿入可能又は光路上から離脱可
能に配置されている。また、光量調整光量調整フィルタ
172は、光ビームの光路近傍であって光が集光してい
る箇所に配置されている。光量調整フィルタ172は、
DLD112から出力された光ビームに対して50%の
透過率を有している。
【0093】図8に示されるように、光走査装置170
のコントローラ176には、PD114によって検出さ
れた光量を所定の値に維持するように光量制御を行うP
D光量制御部180が設けられている。
【0094】また、コントローラ176には、フィルタ
挿入制御部178が設けられており、フィルタ挿入制御
部178は、ドライバ174を介して、光量調整フィル
タ172に接続されている。フィルタ挿入制御部178
は、解像度切換信号に応じてフィルタ挿入信号をドライ
バ174に出力する。また、ドライバ174は、フィル
タ挿入制御部178からの信号に応じて駆動し、光量調
整フィルタ172を移動させる。
【0095】次に、この光走査装置170における光量
調整処理について説明する。コントローラ176に解像
度切換信号が入力すると、解像度切換信号に応じて、Si
ngleモード又はDualモードが選択される。
【0096】ここで、Dualモードでの光量はSingleモー
ドでの光量と比べて、LDD112A、112Bの1個
当たりの光量は半分の光量となる。即ち、2つのLDD
112A、112Bのうちの一方を用いる場合に比べて
両方使用すれば、1個当たり、1/2の光量となる。
【0097】このため、光量をSingleモードで設定し
て、LDD112A、112Bを共に駆動させると共
に、光量調整フィルタ172を光路上に挿入させて、光
ビームの光量を50%にする。
【0098】従って、Singleモードの光量に調整してL
DD112A、112Bを駆動させることによって、L
DD112A、112Bの1個あたりの光量変動を大き
く切り換える必要がなく、また、光量調整フィルタ17
2を光ビームの光路上に挿入・離脱させるだけで容易に
光量を調節することができる。
【0099】なお、光量調整フィルタ172を用いて光
量調整を行う場合には、光量可変範囲の幅及び光量調整
範囲を、光量調整フィルタ172によって調整された光
量に応じて変更することもできる。
【0100】図9には、光量調整フィルタ172の他の
例が示されている。光量調整フィルタ172は、図9
(A)及び図9(B)に示されるように、複数の異なる
フィルタ180によって1組の光量調整フィルタ18
2、184を構成させてもよい。このようなフィルタ1
80の枚数は、光源の数に応じて適宜決定することがで
きる。また、このような1組の光量調整フィルタ18
2、184の形態に応じて、光ビームの光路上への挿入
・離脱形態を適宜変更することができる。なお、図9
(A)に示される光量調整フィルタ182では、軸18
1周りに矢印M方向に回転することによって、各フィル
タ180が出力ビームの光路上に挿入される。また、図
9(B)に示される光量調整フィルタ184では、軸1
85周りに矢印L方向に回転することによって、各フィ
ルタ180が出力ビームの光路上に挿入される。
【0101】また図8(C)に示されるように、フィル
タ180とスリット188とを併用させた光量調整フィ
ルタ186であってもよい。これによって、フィルタ1
80を用いて光量を調整すると共に、スリット188を
用いてビーム径を解像度に応じて容易に変更することが
できる。この光量調整フィルタ186では、矢印K方向
に移動することによって、出力ビームの光路上に各フィ
ルタ180が挿入される。なお、光走査装置170で
は、光量調整フィルタ172の配置位置をDLD112
とポリゴンミラー102との間としたが、これに限定さ
れない。挿入場所はLD近傍の光が集光しているところ
がフィルターを小さくでき経済的であるが、DLD11
2と感光ドラム108との間であれば配置することがで
きる。また、このようなフィルタによる透過率の変更
は、光ビームの光路上へフィルタをメカ的に挿入するよ
うにしても、液晶等を使用して電気的に変更してもよ
い。
【0102】本実施の形態におけるコントローラ116
には、例えばページごとのように一区切りとなる画像の
形成中において解像度の変更を禁止する解像度切換禁止
手段を設けることができる。
【0103】解像度切り換え中は、スキャナモータの回
転速度が不定のため、SOS周期も不定となる。このよ
うな状態では正確に同期させることができず、また、正
常に作動しているにも拘わらず、回転異常検知が作動し
たり、同一用紙上に2つの画像を出力してしまう。この
解像度切換禁止手段は、同一ページ内で解像度切り換え
を行うと、異なった解像度の画像が同一用紙上に存在し
てしまうことを禁止することができる。また、設けるこ
ともできる。
【0104】また、本実施の形態におけるコントローラ
116、176には、解像度切り換え中においてDLD
112による光ビームの出力を禁止するビーム出力禁止
手段と解像度切換中のときにSOS検知を禁止するSO
S検知禁止手段とを、各々又はこれら両方を備えること
ができる。
【0105】解像度切り換えはスキャナモータ回転数の
変更を伴うことが多く、変更に時間を要する。このた
め、ビーム出力禁止手段及びSOS検知禁止手段は、こ
のような無効な時間での光ビームの出力及びSOS検知
を各々禁止して、この期間にLD発光を行うことによる
感光ドラム108の疲労、トナーの浪費を防止すること
ができる。
【0106】なお、上記解像度切換禁止手段及びSOS
検知禁止手段に応じて、解像度変更要求があった場合に
は、LDD112A、112Bを消灯させ、解像度変更
工程が終了した後にLDD112A、112Bを点灯さ
せることができる。
【0107】本実施の形態では、2つのLDD112
A、112Bを備えたDLD112の場合を例に説明し
たが、3個以上のビームを有するMulti BeamLDであっ
ても同様に行うことができる。
【0108】本実施の形態では、解像度の切り換えを、
DLD112から出力される光ビーム数及びスキャナモ
ータ104の回転数を併用して行っているが、光ビーム
数のみで解像度を切換可能な場合であっても、前記同様
の効果を得ることができる。
【0109】また、本実施の形態では解像度切換信号に
応じてビーム数が切り換えられ、これに応じた光量の切
換処理等を連動して行ったが、これに限定されない。例
えば、ビーム数の切り換えと解像度の切り換えとを別個
に行い、ビーム数の切り換えのみに応じて光量の切換処
理等を行ってもよい。
【0110】
【発明の効果】本発明によれば、ビーム数を切り換える
ことによって解像度を変化させる光走査装置であって
も、容易に光量可変範囲を変更させることができるの
で、光ビーム偏向手段の回転数を速くすることなく、高
速、高解像度化に対応することができ、光ビーム偏向手
段の回転数上昇に伴う騒音、温度上昇を防止することが
できる。また、光ビーム偏向手段の回転数とビーム数と
を併用して解像度を切換可能な光走査装置であっても、
容易に光量可変範囲を変更させることができ、細かい解
像度の切換段階に応じて適切な光量可変範囲に容易に変
更することができる。
【0111】また、同期検知センサの増幅率を解像度に
応じて切り換えることによって、同期検知センサが確実
に光ビームを検知できるようにすることができ、また、
光量可変範囲を変更させることにより生じる同期検知セ
ンサの誤動作を防止できる。
【0112】さらに、ビーム径切換手段を有することに
よって、出力ビームのビーム径を解像度に応じて変更す
ることができ、光量に応じた適切なビーム径の光ビーム
を出力させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る光走査装置の概略図
である。
【図2】本実施の形態に係る光走査装置のブロック図で
ある。
【図3】本実施の形態に係る光量切換回路の回路図であ
る。
【図4】本実施の形態に係る光走査装置における制御電
圧と光量との関係の例を示すグラフである。
【図5】本実施の形態に係る光走査装置のSOSゲイン
制御部の回路図である。
【図6】本実施の形態に係る他の光量切換回路の回路図
である。
【図7】本発明の実施の形態に係る他の光走査装置の概
略図である。
【図8】本実施の形態に係る他の光走査装置のブロック
図である。
【図9】(A)は、本実施の形態に係る光量調整フィル
タの概略斜視図、(B)は本実施の形態に係る他の光量
調整フィルタの概略平面図、(C)は本実施の形態の係
る他の光量調整フィルタの概略平面図である。
【符号の説明】
100 光走査装置 102 ポリゴンミラー(光ビーム偏向手段) 104 スキャナモータ(駆動手段) 108 感光ドラム(感光材料) 112 DLD(レーザダイオード) 114 PD(発光出力検出手段) 116 コントローラ 118 光量制御部 120 光量制御回路(ビーム数切換手段) 122 LDD 124 PD光量制御回路 126 SOSゲイン制御部 128 SOSセンサ(同期検知センサ) 134 スキャナ回転数制御部 136 ビーム径切換制御部 142 光量切換回路(光量切換手段) 160 光量切換回路(光量切換手段) 162 PD光量制御回路 172 光量調整フィルタ(光量切換手段) 178 フィルタ挿入制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03G 15/043 G03G 15/04 120 15/04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されるデータに応じた光ビームを、
    走査しながら感光材料へ照射する光走査装置において、 2つ以上の光ビームを出力可能なレーザダイオードと、 解像度の切り換えに応じて、前記レーザダイオードの光
    ビームの数を切り換えるビーム数切換手段と、 切り換えられた解像度に応じて、前記レーザダイオード
    の光量可変範囲を切り換える光量切換手段と、 を有することを特徴とする光走査装置。
  2. 【請求項2】 入力されるデータに応じた光ビームを、
    走査しながら感光材料へ照射する光走査装置において、 2つ以上の光ビームを出力可能なレーザダイオードと、 回転駆動することによって、前記レーザダイオードから
    の光ビームを前記感光材料に向けて偏向させる光ビーム
    偏向手段と、 解像度の切り換えに応じて、前記光ビーム偏向手段の回
    転数を切り換える回転数切換手段と、 解像度の切り換えに応じて、前記レーザダイオードの光
    ビームの数を切り換えるビーム数切換手段と、 切り換えられた解像度に応じて、前記レーザダイオード
    の光量可変範囲を切り換える光量切換手段と、 を有することを特徴とする光走査装置。
  3. 【請求項3】 前記光量切換手段が、前記レーザダイオ
    ードの発光光量を調整する光量調整手段を含み、該光量
    調整手段の検出感度を、解像度に応じたビーム数に対応
    させて切り換えることにより、光量可変範囲を変化させ
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光走
    査装置。
  4. 【請求項4】 前記光量切換手段が、前記レーザダイオ
    ードの光路上に挿入されて前記レーザダイオードの透過
    光量を調整する光量調整フィルタを含み、該光量調整フ
    ィルタは、解像度に応じて切り換えられたビーム数に対
    応する光ビームの透過量となるように透過率を調整する
    ことにより、光量可変範囲を変化させることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載の光走査装置。
  5. 【請求項5】 解像度の切り換えに応じて、前記光ビー
    ムの走査開始を検知する同期検知センサの増幅率を切り
    換える同期検知センサ増幅切換手段を有することを特徴
    とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の光
    走査装置。
  6. 【請求項6】 前記同期検知センサの作動時では、前記
    同期検知センサによって検知可能な光ビームの数を増や
    すことを特徴とする請求項5に記載の光走査装置。
  7. 【請求項7】 解像度の切り換えに応じて、前記レーザ
    ダイオードからの光ビームのビーム径を切り換えるビー
    ム径切換手段を有することを特徴とする請求項1乃至請
    求項6のいずれか1項に記載の光走査装置。
  8. 【請求項8】 前記ビーム径切換手段が、前記レーザダ
    イオードの光路上に挿入されて前記レーザダイオードの
    透過光量を調整すると共に、解像度に応じて切り換えら
    れたビーム数に対応する光ビームの透過量となるように
    透過率を調整する光量調整フィルタと、一体化されてい
    ることを特徴とする請求項7に記載の光走査装置。
  9. 【請求項9】 前記レーザダイオードのビーム数切換手
    段の切り換えと連動して、前記光量調整手段の検知感度
    の切り換え、前記光量調整フィルタの切り換え、前記同
    期検知センサの増幅率切り換え、又は前記光ビームのビ
    ーム径の切り換えを行うことを特徴とする請求項3、
    4、5又は7に記載の光走査装置。
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US6825863B2 (en) 2002-03-29 2004-11-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with end of operating lifetime controller
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