JPH10215799A - 田七人参入りプロポリス - Google Patents

田七人参入りプロポリス

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JPH10215799A
JPH10215799A JP9053753A JP5375397A JPH10215799A JP H10215799 A JPH10215799 A JP H10215799A JP 9053753 A JP9053753 A JP 9053753A JP 5375397 A JP5375397 A JP 5375397A JP H10215799 A JPH10215799 A JP H10215799A
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Motohei Ogino
元平 荻野
Asako Aisaka
麻紗子 相坂
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SHIYABURON KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な製造工程で、原塊の直接利用困難なプ
ロポリスの利用性を高上させ、その高い薬的効果と田七
人参のより有効な薬的効果とを相乗的に高め、プロポリ
スを健康補助食品としての価値をより一層高めることが
できる田七人参入りプロポリスを提供すること。 【解決手段】 15gのプロポリス原塊を粉砕して、1
5gの田七人参粉末を混合させて調製することにより、
田七人参入りプロポリスとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、殺菌作用などの
種々の薬的効果のあるプロポリスまたはプロポリスエキ
スに中華人民共和国の雲南省にのみ採集され、中華人民
共和国において古来より種々の薬的効果が認められてい
る田七人参を添加した田七人参入りプロポリに関する。
【0002】
【従来の技術】プロポリスは、種々の薬的効果を有する
ことから、健康食品および医療分野において近時大きく
クローズ・アップされている。このプロポリスは、蜜蜂
が樹木の芽やつぼみなどから集めた樹脂成分や花粉を蜜
蜂自身が咽頭線から分泌されるバロチンと称されるホル
モンと混ぜ合わせて膠状の物質にしたものである。この
プロポリスを蜜蜂が巣の補修時に六角形の隣接する単房
間の隙間を埋め合わせて接着する接着剤として使用する
とともに、各単房の内壁面に塗り付けることによって、
プロポリスに含まれる揮発成分を巣内の空気と混合させ
て巣内に殺菌作用を及ぼし、バクテリヤあるいはウイル
スが巣内に侵入するのを防止したり、さらには、その含
有成分のヤニ(脂)類と蝋類による撥水性で雨滴などの
巣への漏水を防止するために、使用しているものと推察
される。
【0003】プロポリスの含有成分は、株式会社ヘルス
研究所発行、「星崎東明」、「福島賢治」共著「プロポ
リスの薬効」の11ページ〜12ページに、転載されて
いるドイツのキール大学のハーブステン博士が発表して
いるプロポリスの成分における調査結果によれば、
(1).ヤニ類、樹脂・・・・・・・・約50〜55
%,(2).ロウ類・・・・・・・・・・・約30%,
(3).精油(エーテル)・・・・・・約8〜10%,
(4).花粉などのエステル類・・・・約5〜18%,
であり、その他の細かな成分は蛋白質、糖質、ミネラ
ル、ビタミン、フラボノイドなどの何十種類という多種
多様の有効成分がバランスよく含まれていることが上記
「プロポリスの薬効」に記載されている。このフラボノ
イドが特に後述する医学的効果の源泉であると、専門家
により推察されている。
【0004】このような成分を有するプロポリスは、褐
色の固形の形態をなしており、歴史的にも、数千年にわ
たり、薬効が期待されて、各種各様の形態で使用されて
きた。プロポリスの薬効を期待した古来の使用例の一例
として、たとえば、一世紀の古代ローマの将軍であり、
植物学者でもあったプリニウス(23〜79)が著した
大百科全書「博物誌」に外用薬として用い、筋肉に刺さ
っているトゲやあらゆる物質を抜き取り、腫れを引か
せ、硬結(筋肉が固くなる)をやわらげ、筋肉痛を治
し、不治にも思われる傷を全治させる(第22巻五十
章)旨が株式会社現代書林発行、「荻野元平」著、「斉
藤卓也」監修「『超薬』プロポリス」に記載されてい
る。
【0005】プロポリスに含有されている微量成分の中
でも、特に薬理的に注目されているのが、フラボノイド
類であり、フラボノイドと総称されるフラボノール、フ
ラバノン、アントシアジン、カルコンなどの約2000
種類もある。フラボノイドの人間の体に対する作用の概
要は、前記著書「『超薬』プロポリス」の記載内容を転
載すれば、次の(A)〜(E)項に列挙する5項目にま
とめることができる。 (A).細胞膜を強化し、細胞の働きを活性化する。 (B).癌や各種のウイルスに侵されにくい強い結合組
織を作る。 (C).活性酸素などの合成や作用を抑制し、発癌物質
の生成を抑制する。 (D).抗アレルギー、鎮痛、止血、消炎作用を発揮す
る。 (E).生態の免疫機能を活性化し、細菌などに対する
抵抗力を高める。
【0006】このうち前記(A)項の細胞膜の強化と細
胞の活性化に関しては、フラボノイドが体内に入ると、
ビタミンPの作用を呈すると言われ、ビタミンPはビタ
ミンCの不足により血管がもろくなり、血液中の蛋白質
やビタミンが血管の外部から漏洩し、尿に混入されるの
を防止するとともに、血行をよくする作用を行う。
【0007】また、(B)項の抗癌、抗ウイルスおよび
(C)項の抗癌、抗アレルギーに関しては、フラボノイ
ドによりビタミンCが活性化され、その活性化作用によ
りビタミンCが活性酸素などの発癌性の物質の合成を抑
制するとともに、細胞間の接合機能を有するコラーゲン
を強化し、癌の発生や増殖を抑制する作用を行う。
【0008】土記(D)項の抗アレルギー、鎮痛、止
血、炎症作用に関しては、前述のビタミンCによる発癌
性の物質の合成の抑制とコラーゲンの強化作用の相乗作
用により、これらの抗アレルギー、鎮痛、止血、炎症に
効果があると考えられている。
【0009】さらに、上記(E)項の免疫機能の活性化
と抗細菌力に関しては、プロポリス中のフラボノイドの
物質的な特徴は、蜜蜂が単に樹木から集めたフラボノイ
ドをそのまま取り込んで、プロポリスを作っているので
はなく、蜜蜂自身の唾液と樹木から集めたフラボノイド
とを混ぜ合わせることによって、多糖類を分解して、独
特の物質を作っており、この物質により免疫機能の活性
化と抗細菌力を持つものとして、医学、薬学界でも高評
価が得られている。
【0010】プロポリスはこのように、多種多様の成分
を含有し、その成分が蜜蜂の養蜂地区と環境によって大
きく影響を受け、その結果、プロポリスの作用も異なっ
てくるという特徴がある。蜜蜂がプロポリスを作る樹木
の中でも、最も良質のプロポリスの原料となるのはユー
カリの樹液であることが知られている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、プロポリ
スは含有成分も多種多様であり、薬的効果も多様にわた
り、非常に有用な物質であるが、異なる産地で採集され
るプロポリスの含有成分が異なることと、飲用する人の
体調や体質の違いから、人によっては、薬的効果が現れ
ない場合も間々あるのが実情である。現在日本で市販さ
れているプロポリス製品には、液状、粒状、顆粒状、の
三種類であるが、体内への吸収を促進させて薬的効果を
高めるために、その原料となるプロポリス原液を得るに
は、プロポリスの原塊からアルコールあるいは水を溶媒
として使用してエキスを抽出して直接飲用に供したり、
あるいはこのエキスに糖類を混ぜて、コロイド状に加工
して飲用に供するようにしている。
【0012】しかし、このようにプロポリス原塊をアル
コールにより抽出したエキスをさらに糖類に混ぜてコロ
イド状にする手間を要する割りには、薬的効果の面で飲
用者によるばらつきが改善されないばかりか、人によっ
てはさらに薬的効果が低下するといった、扱いの難しい
面に加えて、有用な薬的効果が十分に得られないという
課題がある。
【0013】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、プロポリスエキスを糖類などを利
用してコロイド状にしたり、田七人参を凍結や乾燥させ
る必要もなくなり、製造工程が簡単で、原塊の直接利用
困難なプロポリスの利用性を高めつつ、プロポリスの高
い薬的効果と田七人参のより有効な薬的効果を相乗的に
高め、今までにない効率の高い薬的効果が得られ、プロ
ポリスを健康補助食品としての価値をより一層高めるこ
とができる田七人参入りプロポリスを提供することを目
的とする。
【0014】また、この発明は、上記目的に加えて、プ
ロポリスと田七人参とを互いに安全に効率よく摂取する
こができ、液状、顆粒状、粒状、カプセル状などの各種
形態に加工してプロポリスの体内での薬的効果の持続時
間を任意に可変することができる田七人参入りプロポリ
スを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の田七人参入りプロポリスは、プロポリス
に田七人参を添加したことを特徴とする。
【0016】また、この発明の別の発明の田七人参入り
プロポリスは、プロポリスエキスに田七人参を添加した
ことを特徴とする。
【0017】この発明のさらに別の発明の田七人参入り
プロポリスは、プロポリスエキスに田七人参エキスを調
合したことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の田七人参入りプ
ロポリスの第1の実施の形態について説明する。この第
1の実施の形態においては、プロポリスに田七人参を添
加した田七人参入りプロポリスとしたものである。具体
的には、15gの殺菌作用などの強いプロポリス原塊を
エキス化することなく、直接粉砕化して15gの田七人
参末を混合することにより、田七人参入りプロポリスを
調製する。すなわち、粉砕化したプロポリスと粉末化し
た田七人参とを同量混合させて調製したものである。
【0019】ここで、使用されるプロポリス原塊の薬的
効果は、プロポリス原塊の含有成分であるフラボノイド
が人間の体に対する上述の(A)〜(E)項に列挙した
薬的効果をそのまま生かせながら、田七人参の薬的効果
が加わるとともに、両者の薬的効果が相乗され、単にプ
ロポリス原塊の薬的効果と田七人参の薬的効果との和に
止まらずに、その和プラスアルファ(+α)の薬的効果
が得られる。
【0020】ここで、上述の(A)〜(E)項に列挙し
た薬的効果をさらに、細分化して列挙すると、次の
(a)〜(j)項の10項目に分けることができる。 (a).抗菌、殺菌作用、 プロポリスによる抗菌、殺菌作用は最も古くから知ら
れ、利用されてきたものであり、その作用の及ぶ範囲は
広く、多くのバクテリアや細菌群に対する薬効が認めら
れており、抗生物質でも退治することの難しい耐性を有
する黄色ブドウ菌の感染が原因で起こるMRSA院内感
染の予防や治療に効果があるとの体験談が伝聞されてお
り、また、ウイルスを原因として起こるB型、C型肝炎
の治癒、改善の対談が非常に多く聞かれる。
【0021】(b).鎮痛作用、 プロポリスは別名天然のアスピリンと称され、頭痛の原
因になるプロスタグランジンが体内で作られるのをプロ
ポリスにより抑制する作用があり、その結果、鎮痛作用
を呈することになると推察されている。また、プロポリ
スは天然の物質であるから、化学的に合成された鎮痛剤
のように、副作用や習慣性が伴いがちであるようなこと
もない。
【0022】(c).抗炎症作用、 充血、腫れ、発熱、痛みなどを起こす炎症を伴う病気の
改善に対して、プロポリスは炎症の原因となる体内物質
の生成抑制に直接関わり、かつ血行不良の改善などのよ
うに、炎症の原因を解消する作用を持っていると推察さ
れることから、特に効果が高い。
【0023】(d).免疫活性化作用、 ウイルスや細菌など病原体に対する抵抗力が人によって
異なり、このため、これらの病原体が体内に侵入して
も、抵抗力の強い人は感染しないか、軽症で済む場合が
多々見聞される。これは白血球やマクロファージが病原
体を駆逐する作用によるものであり、白血球の一つであ
るリンパ球が関与する免疫反応によるものであるが、こ
の免疫反応の中心となる白血球やリンパ球などの作用
や、BRM(生物学的応答調節物質)をプロポリスが作
り出す働きを活性化する。これによって、体の病原体に
対する抵抗力を増強する作用がある。
【0024】(e).細胞活性、再生作用、 開腹手術や怪我をしたときに、最初に肉芽細胞が生じ、
時間の経過とともに通常の組織細胞に置き変わっていく
ことによって、傷口が治癒されるが、この場合、肉芽細
胞から組織細胞への置換過程が円滑でないと、傷口が傷
痕として残る場合が多々ある。ところが、開腹手術後や
大怪我をしたときに、プロポリスを飲んでいたら傷口が
早く塞がったり、傷痕が残らずに治癒したとの体験談が
よく聞かれる。この現象は、プロポリスの含有成分に細
胞の活動を活性化する機能があると推考される。また、
プロポリスを飲むことにより、円形脱毛症が治るとか、
白髪が黒髪に変わるとかの現象が現れるのは、プロポリ
スによる細胞の新陳代謝を活発にすることによる結果と
推察される。
【0025】(f).造血作用、 血液が異常となる病気は、貧血の他、赤血球が分解され
る溶血性貧血、ビタミンB16の欠乏による悪性貧血、
造血能力の低下による再生不良性貧血などがあり、この
うち、再生不良性貧血の場合には、赤血球、白血球、血
小板の数が減少し、感染症にかかりやすくなったり、出
血が止まりにくくなったりする症状を現す。また、白血
球の減少は、薬品へのアレルギー反応や、抗癌剤の影
響、放射線被曝などが原因で起こる。このような血液の
異常は体全体に異常誘発したり、既成症状をさらに悪化
させるが、このような場合に、プロポリスを飲むことに
より、プロポリスの細胞活性化作用が骨髄の細胞に及
び、血液の製造に必要な微量元素を供給したり、赤血
球、白血球、リンパ球などの細胞を正常化および活性化
する。
【0026】(g).血管強化、血行改善作用、 最近の医学の研究により、動脈硬化を生じさせる根本原
因は、活性酸素にあることが判明されており、この活性
酸素により変性してしまった低密度リポ蛋白(LDL)
がマクロファージに取り込まれて泡沫細胞を作り、動脈
の内壁に蓄積されて、動脈硬化を起こすことが判明され
ている。プロポリスはこの抗酸化作用により血管自体を
柔軟にし、かつ血管の強化作用を行い、ひいては、血行
改善作用に及ぶと推考されている。
【0027】(h).殺癌作用、 プロポリスの含有成分が癌細胞が分裂して増殖するとき
のみに作用して癌細胞を壊死させる機能を有することが
科学的に立証されている。この作用は活発な増殖作用を
繰り返す癌細胞のみを選択的に死滅またはダメージを与
えるが、正常な細胞に対しては、影響が軽微である特徴
を有する。また、癌の治療法の一つである免疫療法があ
り、インターフェロンやモノクロナール抗体,TNF
(腫瘍壊死因子)のようなBRMが製薬業界で作り出さ
れており、これらの物質を癌患者に投与する免疫療法や
放射線治療と相乗的に作用して、殺癌効果を高める期待
が持たれている。プロポリスが癌細胞の発育を阻止する
といわれるのは、免疫作用を強化することにより、BR
Mと同様に作用するためであるといわれている。
【0028】(i).抗癌剤の副作用軽減作用、 抗癌剤は癌細胞に直接作用して癌細胞に障害を与えるタ
イプと、体の免疫を強化して間接的に抗癌効果を得るB
RMとがあるが、これらはいずれも強力な作用を示す薬
剤であり、癌細胞だけでなく、正常な細胞まで影響を与
えてしまう欠点がある。加えて、抗癌剤を使用する化学
療法では、多剤併用が通常であり、それぞれの抗癌剤が
引き起こす副作用も相乗的なものとなり、患者のQOL
(クオリティ・オブ・ライフ)に深刻な影響を落として
いる。ところが、抗癌剤と併用してプロポリスを飲んで
いると、高い殺癌作用があるという体験談が多くあり、
プロポリスによる副作用の軽減作用は、プロポリスの含
有成分の持つ鎮痛作用や、細胞活性作用、造血作用など
が総合的に働き、全身状態を改善するという考え方が自
然である。
【0029】(j).遺伝子損傷を防御する作用、 損傷を受けた遺伝子は正常な形とは異なった細胞や蛋白
質を生成し、悪性癌や腫瘍を発生させる。この悪性癌や
腫瘍の発生の原因は、細胞の核にある遺伝子DNAに傷
がつくことが判明されている。プロポリスは活性酸素な
ど、遺伝子に悪影響を与える物質の生成を抑制し、細胞
を活性化および強化する作用を行う。
【0030】このように、プロポリスは種々の薬的効果
を有しており、このプロポリス原塊の粉砕に混合して調
製される前記田七人参は、中華人民共和国の南雲省のみ
で採集され、三七人参とも称され、種を蒔いたときから
3年ないし7年後に収穫できるようになることからその
名称が由来されている。7年間も地中で育つ間に周囲の
土の養分を吸収してしまうために、田七人参を収穫した
後の土壌は痩せ細り、数年間は使用不能になるほど、田
七人参は栄養分を吸収し、金に変え難いほど貴重な秘薬
という意味から「金不換」という別名がある。
【0031】このような田七人参の具体的薬的効果に関
しては、田七人参は古来から多くの漢方薬のベースとし
て重用され、今から400年前に中華人民共和国で完成
した「本草綱目」には、すでに「三七人参」に関して、
「止血、止痛作用とともに、血液循環障害を改善する作
用がある」旨の記載がある。この田七人参の含有成分
は、鉄分やビタミンA,カルシウム、蛋白質、脂肪、糖
質などのほかに、12種類のサポニンと大量のゲルマニ
ウムが含まれている。
【0032】これらの含有成分のうち、特に、サポニン
とゲルマニウムに注目する値があり、そのうち、サポニ
ンは遺伝物質であるDNA(デオキシリボ核酸)や蛋白
代謝などの細胞レベルで活力を与える効果をがあると推
考され、抗ストレス、作業能力、性腺発育促進、血糖値
降下、蛋白質の生合能力高揚、副腎皮質ホルモンの分泌
促進、貧血治療、抗癌作用などに効果があることが知ら
れている。つまり、これらの効用は、生体の抵抗力を増
大させ、生体を正常な状態の保持能力であると換言する
ことできる。
【0033】また、ゲルマニウムは、有機化合物となっ
て体内に酸素を供給する機能を有し、その強力な脱水素
能力によって癌細胞を酸化し、癌細胞の活動を停止させ
る機能も有する。さらに、有機ゲルマニウムはインター
フェロンを誘発する機能を有し、このインターフェロン
は脳腫瘍、骨髄腫、成人T細胞白血病、転移性黒色腫な
どの特定の癌に対するかなりの治療効果が確認されてい
る。
【0034】これらのサポニンとゲルマニウムと上記の
各種の含有成分を有する田七人参の総合的な薬的効果
は、田七人参が朝鮮人参と同様にウコギ科の植物である
ことから、朝鮮人参の免疫力を高めたり、栄養剤的な効
能に加えて、田七人参特有の多数の効能を有し、漢方医
学的に分けて、雑誌「わかさが元気」田七人参特集1の
46ページ〜48ページに「健生堂漢方研究会・薬剤師
加藤三千尋氏」が投稿しており、それによれば、次の
(イ)〜(ニ)に列挙する4種に大別することができ
る。
【0035】(イ).「化お」、「お血」作用、 血液の滞留状態を改善して、LDLコレステロールや中
性脂肪を減少させ、狭心症、心筋梗塞、高血圧、冠状動
脈疾患などの予防や治療に効果がある。
【0036】(ロ).「止血」作用、 怪我、特に金痍(刃物などの金属による切り傷)に直接
田七人参粉末をふりかけても、あるいは内服しても効果
があり、同様に、鼻血、下血、内蔵の出血などにも効果
が知られている。
【0037】(ハ).「消腫」作用、 炎症を鎮め、体のむくみや腫れを抑える機能であり、特
に、田七人参は近年肝臓への特異的な消炎作用が注目さ
れ、急性肝炎、慢性肝炎に対してその炎症を鎮静し、血
液中のGOT(グルタミン酸オキザロ酢酸トランスアミ
ナーゼ)、GPT(グルタミン酸焦性ブドウ糖トランス
アミナーゼ)の数値を低下させる機能を有することが知
られている。
【0038】(ニ).「止痛」作用、 切り傷などの外傷の痛みや、赤く腫れて熱をもった「お
でき」などの鎮痛作用、癌などの内蔵にできた腫瘍、リ
ュウマチや間節炎の鎮痛作用も有することが知られてい
る。
【0039】上記のようなそれぞれ固有の薬的効果を有
するプロポリス原塊の粉砕と、田七人参の粉末とを混合
して調製したものを、飲むことにより、プロポリスの薬
的作用と田七人参の薬的作用が相乗され、プロポリス原
塊の粉砕と、田七人参の粉末とを個別に所定時間をおい
て飲んだ場合よりも、より一層の薬的効果が得られ、虚
弱体質や体調の人でも、高い吸収力を得ることができ
る。すなわち、プロポリス原塊の粉砕の薬的効果と、田
七人参の粉末の薬的効果との和プラスαの薬的効果が得
られる。
【0040】具体的には、狭心症などの心臓疾患、高血
圧、高脂血症などの循環器系疾患、脳腫瘍のように治療
が受けにくい部位に腫瘍、肝臓病、皮膚の「くすみ」の
ような症状などに対しては、プロポリス100%の製品
以上にスピィーディに効果を発揮する結果を得ている。
たとえば、蜘蛛膜下出血や脳梗塞のような血管病の発作
を起こし、その後遺症が残っているような場合に、この
第1の実施の形態の田七人参入りプロポリスを飲むこと
により、より早期に言葉がはっきりしてきたり、手足の
しびれ感が取れてくるという顕著な効果を現す事例があ
る。
【0041】このような効果は、プロポリスに田七人参
を混合させることによって細胞の再生を促進し、速やか
な効果を上げる機能が付加されたものと推考される。こ
のように、殺菌作用などの薬的効果のあるプロポリスに
薬的効果の期待できる田七人参を混合調製することによ
り、田七人参自体を凍結したり、乾燥して用いる手間が
省けるとともに、プロポリスも水で抽出して、糖類に混
ぜてコロイド状に加工するような手間が省け、塊状で直
接利用困難なプロポリスと田七人参とを互いに安全に効
率よく摂取することができ、今までにない効率の高い薬
的効果よりプロポリスを健康補助食品としての価値をよ
り一層高めることができる。
【0042】なお、この第1の実施の形態により調製さ
れる田七人参入りプロポリスは粉末状に調製されている
ものであるから、粉末のまま、顆粒状、カプセル、さら
には錠剤に固形化した状態など、携帯、飲用などに適す
るように処理することができる。また、この第1の実施
の形態においては、15gのプロポリス原塊を粉砕した
ものと、15gの田七人参粉末とを混合させて調製した
場合について説明したが、この両者の混合割合は単なる
一例を述べたにすぎないもので、混合比は任意数値でよ
いことはいうまでもない。
【0043】次に、この発明の第2の実施の形態につい
て説明する。この第2の実施の形態では、たとえば、一
例として、プロポリス原塊をアルコールに浸漬してアル
コールを媒体としてプロポリスエキスを抽出する。この
際に使用されるアルコールは純度の高いエタノールアル
コールであり、このようにアルコールを使用するのは、
プロポリスの原塊の80%がワックスや蜂蝋であり、し
たがって、それらを溶かすのにアルコールが最も有効で
あり、さらに、プロポリスの有効成分であるフラボノイ
ドが水に溶けにくく、アルコールにより抽出可能である
からである。このように抽出された16W(ウエイト)
/V(ボリユーム)%の濃度のプロポリスエキス30ミ
リリットルを27gの田七人参粉末に吸着させることに
より、30gの粉体または顆粒が調製されることにな
る。このようにすることにより、上記の第1の実施の形
態の場合と同様に、プロポリス自体の薬的効果と、田七
人参自体の薬的効果に加えて、プラスαの薬的効果が得
られる。
【0044】また、この第2の実施の形態においては、
調製された田七人参入りプロポリスは粉体または顆粒状
になっているから、これらの状態から自由な形状の粒
状、カプセル状に加工可能であり、さらにオイルを加え
て流動性をもたせ、いわゆるソフトカプセルなどの形態
で使用することができる。さらに、プロポリス独特の強
い香りや、ピリピリする風味と田七人参の持つ強い苦み
を、使用者の嗜好に応じて、適宜プロポリスを田七人参
に吸着させる割合を選択して自由に加工することができ
る。
【0045】次に、この発明の第3の実施の形態につい
て説明する。この第3の実施の形態では、前記第2の実
施の形態と同様にして、アルコールを媒体として抽出し
たプロポリスエキスに田七人参エキスを調合した田七人
参入りプロポリスとしたものである。したがって、この
第3の実施の形態での田七人参入りプロポリスは液体に
なっており、瓶などの容器に充填されることになる。こ
の場合、田七人参エキスもアコールで抽出し、そのアル
コール度数はプロポリスエキスを抽出するのに使用する
アルコール度数と同じ度数であることが望ましい。
【0046】次に、この発明の第4の実施の形態につい
て説明する。この第4の実施の形態では、上記第2の実
施の形態と同様に、アルコールにより抽出したプロポリ
スエキスで田七人参根または田七人参粉砕抹から田七人
参エキスを直接抽出して、プロポリスエキスと田七人参
エキスとを所定の割合で調合するようにしたものであ
る。したがって、この第4の実施の形態においても、田
七人参入りプロポリスとしては、液体状であるが、この
場合も上記第3の実施の形態と同様に、プロポリスエキ
スと田七人参エキスとの調合割合は任意に選択されてい
る。このように、田七人参エキスをプロポリスエキスで
抽出することにより、田七人参を凍結や乾燥させる工程
が省け、さらに従来のように、糖類などを利用してコロ
イド状に加工する必要もなくなり、製造工程の簡略化が
可能となり、ひいてはコストの低減化が可能となる。
【0047】
【発明の効果】以上のように、この発明の田七人参入り
プロポリスによれば、プロポリスに田七人参を添加する
ようにしたので、プロポリスエキスを糖類などを利用し
てコロイド状に加工したり、田七人参を凍結したり、乾
燥したりする手間が省け、製造工程の簡略化にともなう
コストの低減化が可能となり、原塊の直接利用困難なプ
ロポリスの利用性を高めることができるとともに、プロ
ポリスの高い薬的効果と田七人参のより有効な薬的効果
とを相乗的に高め、今までにない効率の高い薬的効果が
得られる。したがって、プロポリスを健康補助食品とし
ての価値をより一層高めることができる。
【0048】また、この発明の田七人参入りプロポリス
によれば、プロポリスエキスに田七人参を添加するよう
にしたので、上記効果に加えてプロポリスと田七人参と
を互いに安全に効率よく摂取することができ、顆粒状、
粒状、カプセル状、などの各種形態に加工可能となる。
【0049】さらに、この発明の田七人参入りプロポリ
スによれば、プロポリスエキスに田七人参エキスを調合
したので、上記効果に加えてプロポリスと田七人参とを
互いに安全に効率よく摂取することができ、液体状、顆
粒状、粒状、カプセル状、などのより広範囲の形態に加
工可能となり、プロポリスの体内での薬的効果の持続時
間を任意に可変できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 35/64 ABD A61K 35/64 ABD ABE ABE ABW ABW ABY ABY ADT ADT ADU ADU ADY ADY ADZ ADZ 35/78 ABS 35/78 ABS ABU ABU ACA ACA ADN ADNM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロポリスに田七人参を添加したことを
    特徴とする田七人参入りプロポリス。
  2. 【請求項2】 プロポリスエキスに田七人参を添加した
    ことを特徴とする田七人参入りプロポリス。
  3. 【請求項3】 プロポリスエキスに田七人参エキスを調
    合したことを特徴とする田七人参入りプロポリス。
  4. 【請求項4】 上記田七人参エキスは、上記プロポリス
    エキスで抽出されることを特徴とする請求項3記載の田
    七人参入りプロポリス。
JP9053753A 1997-02-03 1997-02-03 田七人参入りプロポリス Pending JPH10215799A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000143526A (ja) * 1998-11-13 2000-05-23 Asuke Yakuhin Kk 田七人参、霊芝、アガリクス茸を主成分とする糖尿・高血圧・肝機能改善剤およびこれの製造方法
CN104274696A (zh) * 2014-10-15 2015-01-14 高用谋 一种防治心脏病、脑溢血、脑梗的中药及其制备方法

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