JPH10216080A - 内視鏡用画像処理装置 - Google Patents

内視鏡用画像処理装置

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JPH10216080A
JPH10216080A JP9021788A JP2178897A JPH10216080A JP H10216080 A JPH10216080 A JP H10216080A JP 9021788 A JP9021788 A JP 9021788A JP 2178897 A JP2178897 A JP 2178897A JP H10216080 A JPH10216080 A JP H10216080A
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graph
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signal
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Hiroshi Takasugi
啓 高杉
Katsuichi Imaizumi
克一 今泉
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 別体の測定器を用いることなく内視鏡画像よ
りICG濃度等の生体内色素に相関する情報を得られる
ようにし、診断時の負担を軽減すると共に診断能を向上
させる。 【解決手段】 内視鏡で得られた画像信号を処理する画
像処理装置1は、入力される内視鏡画像より画像のコン
トラスト値を求めて簡易的にICG濃度に相関する値を
算出するコントラスト算出手段2と、このICG濃度に
相関する値の時系列グラフを作成するグラフ作成手段3
と、作成された簡易的なICG消失曲線のグラフを内視
鏡画像に合成させて出力するグラフ合成手段4と、を有
して構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡画像に対し
て視認性の向上などのために所定の画像処理を行う内視
鏡用画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、赤外光を照射して観察を行う
赤外観察時において、血管などのコントラストを上げる
ために、赤外領域の波長光を特異的に吸収する肝機能検
査薬(以下、ICGと記載する)を静脈注入して観察す
ることが行われている。ICGを静脈注入することによ
ってICGを含む血管での吸収が大きくなり、血管の走
行状態を黒く明瞭に観察することが可能である。
【0003】また、赤外光は、可視光に比べて粘膜を透
過する特性を持っているため、粘膜内部を走行する血管
を観察することが可能である。ある病変部では、血液の
循環が悪くなるためICGの消失率が正常粘膜とは異な
り、緩やかな変化を示す場合がある。このため、参考と
して、別体のICG濃度測定器を用いて、ICGの消失
曲線を観測することが行われている。このようなICG
濃度測定器には、特開平2−80036号公報に記載さ
れているような装置が用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の装置のように、別体のICG濃度測定器を用い
るには、患者の手指に測定センサを取り付けなければな
らず、患者の負担が増大していた。また、ICGの消失
曲線が表示されるモニタは、内視鏡画像が表示されるモ
ニタとは異なるため、観察者は2つのモニタを交互に観
察しなければならず、観察者にとっても負担が増大する
という問題点があった。
【0005】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、別体の測定器を用いることなく内視鏡画像より
ICG濃度等の生体内に存在する色素または生体内に注
入した色素に相関する情報を得ることができ、診断時の
負担を軽減すると共に診断能を向上させることが可能な
内視鏡用画像処理装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による内視鏡用画
像処理装置は、内視鏡で得られた画像信号を処理する画
像処理装置において、前記画像信号より入力された画像
のコントラスト値を算出するコントラスト算出手段と、
前記コントラスト算出手段の出力に基づき前記コントラ
スト値の時間的変化情報を得るコントラスト値変化情報
取得手段と、を具備したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図5は本発明の第1実
施形態に係り、図1は内視鏡用画像処理装置の構成を示
すブロック図、図2はコントラスト算出手段の構成を示
すブロック図、図3はコントラスト値の時系列グラフを
示す説明図、図4はグラフ作成手段及びグラフ合成手段
の構成を示すブロック図、図5はICG濃度に関する時
系列グラフを合成した内視鏡画像の表示例を示す説明図
である。
【0008】本実施形態の画像処理装置1は、赤外内視
鏡に接続される内視鏡用画像処理装置であり、生体内に
静脈注入されたICGに相関する濃度値を算出し、この
濃度値をもとにしてICG消失曲線を作成し、内視鏡画
像に合成する機能を有している。
【0009】画像処理装置1は、入力された内視鏡画像
のコントラスト値を算出するコントラスト算出手段2、
前記コントラスト値の時間変化情報を得てグラフを作成
するグラフ作成手段3、グラフ作成手段3で作成された
グラフを内視鏡画像に合成するグラフ合成手段4を備え
て構成されている。この構成において、コントラスト算
出手段2によって簡易的にICG濃度に相関する値を算
出し、グラフ作成手段3によってICG濃度に相関する
値の時系列グラフを作成した後、グラフ合成手段4によ
って、前記グラフ作成手段3によって作成された簡易的
なICG消失曲線のグラフを内視鏡画像に合成させて出
力するようになっている。
【0010】コントラスト算出手段2は、入力される内
視鏡画像より画像のコントラスト値を求める。赤外内視
鏡によって得られた画像はモノクロ画像であり、生体内
において赤外光を吸収する色素が少ないため、全体とし
てのっぺりとしたコントラストの低い画像となる。そこ
で、ICGを静脈注入することにより赤外光がICGに
よって吸収されるため、コントラストのついた画像が得
られる。ICGは、肝臓によって分解、排泄されるた
め、静脈注入後、時間が経つにつれて次第に画像のコン
トラストが低くなっていく。本実施形態では、上記のよ
うな現象を利用し、入力される内視鏡画像のコントラス
ト値を算出してコントラスト値の時系列変化をグラフに
することにより、簡易的にICG消失曲線を得るように
している。
【0011】図2にコントラスト算出手段2の構成を示
す。コントラスト算出手段2は、最大値検出回路5、最
小値検出回路6、加算器7、減算器8、除算器9を有し
て構成されている。この構成によって、以下に示す算出
式(1)の演算を行って入力画像のコントラスト値を算
出する。 コントラスト値=(最大値−最小値)/(最大値+最小値) …(1)
【0012】グラフ作成手段3では、コントラスト算出
手段2で算出されたコントラスト値に基づいて時系列グ
ラフを作成する。コントラスト値の時系列グラフの一例
を図3に示す。図3において、縦軸がコントラスト値、
横軸が時間となっており、入力画像より算出されたコン
トラスト値を順次時間軸方向にプロットしていくことで
グラフを作成する。前述したように、ICGを静脈注入
した生体内の赤外光内視鏡画像は、静脈注入後に次第に
ICGが消失していくため、コントラスト値が時間経過
と共に低くなり、前記時系列グラフはICG消失曲線を
示すグラフとなる。
【0013】図4にグラフ作成手段3及びグラフ合成手
段4の構成を示す。グラフ作成手段3は、I/Oポート
10、CPU11、メモリ12、バス14を有して構成
され、グラフ合成手段4は、前記バス14に接続された
VRAM13を有して構成されている。
【0014】I/Oポート10にはコントラスト算出手
段2が接続されており、コントラスト算出手段2よりI
/Oポート10に前記算出されたコントラスト値が入力
され、CPU11によってこのコントラスト値を読み出
すことが可能になっている。I/Oポート10、メモリ
12、VRAM13は、バス14によってCPU11と
接続され、CPU11により動作が制御されるようにな
っている。
【0015】VRAM13には、入力される内視鏡画像
が書き込まれて一時記憶され、このVRAM13に書き
込まれている画像は、CPU11により読み出されて出
力され、モニタ等に表示される。このとき、VRAM1
3に対する画像の書き込み/読み出しはCPU11によ
って制御される。
【0016】前記コントラスト算出手段2によって算出
されたコントラスト値は、CPU11によってI/Oポ
ート10を介して読み出され、メモリ12にその時系列
グラフが作成される。作成されたコントラスト値の時系
列グラフは、観察者によって図示しない指示手段により
グラフ表示指示が行われると、VRAM13に転送され
て書き込まれ、内視鏡画像に合成される。
【0017】前記時系列グラフの書き込み位置は、例え
ば、内視鏡画像内の子画面が表示される位置や患者ID
などの患者データが表示される位置に対応してVRAM
13上に書き込まれる。図5はコントラスト値の時系列
グラフが合成された後の内視鏡画像の一例を示したもの
であり、画面の右側には親画面として内視鏡画像81が
配置され、この内視鏡画像81の左側部の子画面表示領
域に時系列グラフ82が合成された状態で画像表示され
る。
【0018】以上のように、本実施形態の構成によれ
ば、簡易的にICG濃度に相関する値を算出することに
よって、その時系列グラフを作成し、内視鏡画像に合成
することができ、ICG消失曲線を別体のICG濃度測
定器を用いることなくモニタに表示させることが可能で
ある。したがって、測定センサを患者に装着する必要が
ないため、患者の負担を軽減することが可能であり、ま
た、一つのモニタに内視鏡画像とICG消失曲線を表示
して観察できるようにしているので、従来のように複数
のモニタを視線を変えて見たりする必要がなく、観察者
の負担を軽減することが可能であり、診断能が向上す
る。
【0019】なお、本実施形態においては、ICG濃度
に相関する値としてコントラスト値を用いたが、画像の
明るさの平均値を用いてICG濃度に相関する値として
も良い。
【0020】次に、第2実施形態として、観察者によっ
て注目領域を設定し、設定された注目領域のICG消失
曲線を内視鏡画像に合成して表示する画像処理装置の構
成を示す。図6は第2実施形態に係る内視鏡用画像処理
装置の構成を示すブロック図である。
【0021】画像処理装置15は、VRAM16、注目
領域指示手段17、CPU18、メモリ19、バス20
を有して構成されている。VRAM16、注目領域指示
手段17、メモリ19は、バス20によってCPU18
と接続されており、CPU18により動作が制御される
ようになっている。
【0022】VRAM16には、入力される内視鏡画像
が書き込まれて一時記憶されるようになっている。この
VRAM16に書き込まれている画像は、CPU18に
より読み出されて出力され、モニタ等に表示される。こ
のとき、VRAM16に対する画像の書き込み/読み出
しはCPU18によって制御される。
【0023】注目領域指示手段17は、キーボードまた
はマウスなどを用いて、観察者が画像内の座標などを指
定することにより、ICGの消失曲線を観察したい注目
領域を指示する手段である。注目領域は、複数の領域を
設定することが可能であり、例えば、病変部と正常粘膜
の2つの領域設定を行うようにする。
【0024】CPU18は、前記注目領域指示手段17
によって指定された座標などを参考にして、注目領域に
含まれる画像データをVRAM16より読み出し、その
領域の画像データの輝度レベルの平均値、すなわち明る
さの平均値を算出する。明るさの平均値は、時間と共に
変化する各画像ごとに算出されてメモリ19に送られ、
その時系列グラフがメモリ19に作成される。作成され
た明るさの平均値の時系列グラフは、図3に示した第1
実施形態のものと同様の形式のグラフである。
【0025】なお、本実施形態では、画像中の注目領域
が動かないように、観察者が内視鏡をなるべく動かさな
いようにして観察を行う必要があるが、動き検出などを
行って観察者が指定した領域を追尾するなどしても良
い。また、複数の注目領域が設定された場合には、例え
ば病変部と正常粘膜の2つの領域が設定された場合は、
2つの領域の時系列グラフをそれぞれ作成するか、病変
部と正常粘膜の明るさの平均値の比を取ってグラフ化す
るかを観察者の設定によって変化させても良い。
【0026】作成された時系列グラフは、観察者のグラ
フ表示指示などによってVRAM16に書き込まれてい
る内視鏡画像に重ねて書き込まれ、モニタ等に出力され
て表示される。前記時系列グラフが表示される位置は、
図5に示した第1実施形態のものと同様に内視鏡画像に
重ならない位置に設定される。
【0027】以上のように、第2実施形態の構成によれ
ば、第1実施形態と同様の効果が得られるだけでなく、
観察者の注目している領域のICG消失曲線が得られる
ため、病変部などのうっ血状態の観察を効率よく行うこ
とが可能となる。また、複数の注目領域を設定して病変
部と正常粘膜におけるICG濃度に相関する値の比をと
り、その時系列グラフを表示することで、病変部と正常
粘膜との血行状態の違いの観察なども効率よく行うこと
が可能である。
【0028】次に、第3実施形態として、生体粘膜の色
調に大きな影響を与えているヘモグロビン(以下、IH
bと記す)色素に相関する値を算出し、病変部と正常粘
膜の時系列変化をモニタ等に表示する画像処理装置の構
成を示す。図7は第3実施形態に係る内視鏡用画像処理
装置の構成を示すブロック図、図8はIHb値の時間変
化グラフを示す説明図である。
【0029】画像処理装置21は、IHb算出部22、
注目領域指示手段23、CPU24、メモリ25、VR
AM26、バス27を有して構成されている。CPU2
4は、IHb算出部22、注目領域指示手段23、メモ
リ25、VRAM26とバス27によって接続され、こ
れらを制御可能となっている。
【0030】IHb算出部22は、入力される内視鏡画
像より画素毎にIHb量の値(IHb値)を求める手段
であり、以下に示す算出式(2)のようにR成分とG成
分の画像間演算にてIHb値を算出する。 IHb=32×Log(R/G) …(2) この演算は、ROM、RAMなどによって実現可能であ
り、各入力値に対応する(2)式の演算結果を記憶させ
ておき、RとGの画像信号を入力してこの入力値に対応
する演算結果の値を読み出すようにすればよい。
【0031】注目領域指示手段23は、キーボードまた
はマウスなどを用いて、観察者が画像内の座標などを指
定することにより、病変部や正常粘膜などのIHb値を
観察したい注目領域を指示する手段である。
【0032】CPU24は、前記注目領域指示手段23
によって指定された座標などを参考にして、観察者によ
って指示された注目領域におけるIHb値をIHb算出
部22より読み出す。IHb値は所定時間毎に読み出さ
れてメモリ25に送られ、この読み出されたIHb値デ
ータを基にして、その時間変化グラフがメモリ25に作
成される。
【0033】IHb値の時間変化を表したグラフの一例
を図8に示す。図8において、縦軸がIHb値、横軸が
時間となっており、入力画像ごとに読み出されたIHb
値を順次時間軸方向にプロットしていくことでグラフを
作成する。作成するグラフは、図8のように病変部と正
常粘膜の各領域におけるIHb値の変化をそれぞれプロ
ットしても良いが、病変部と正常粘膜との比をとりプロ
ットしても良い。
【0034】このようにして作成されたIHb値の時間
変化グラフは、観察者のグラフ表示指示などによってメ
モリ25から読み出され、VRAM26に書き込まれて
いる内視鏡画像との合成が行われる。このとき、VRA
M26には入力される内視鏡画像が一時蓄えられてお
り、合成されるIHb値の時間変化グラフは子画面や患
者データなどが表示される位置に書き込まれ、観察用の
内視鏡画像上にかからないように合成される。時間変化
グラフが合成された内視鏡画像は、VRAM26より出
力され、モニタ等に表示が行われる。
【0035】以上のように、第3実施形態の構成によれ
ば、病変部などの注目している領域のIHb色素に関す
る情報をグラフ化して内視鏡画像と合成し、血流の変化
を示すグラフと内視鏡画像とを同一モニタ上に表示する
ことにより、観察者は、一つのモニタ上で病変部と正常
粘膜の血流状態と内視鏡画像とを観察することが可能と
なり、診断能が向上する。また、血流をモニタリングす
るための測定センサを患者に装着する必要がないため、
患者の負担を軽減することが可能である。
【0036】なお、本実施形態においては、ヘモグロビ
ン量に関する時系列グラフを内視鏡画像に合成したが、
ヘモグロビンの酸素飽和度を算出し、前記酸素飽和度の
時系列グラフを内視鏡画像に合成するようにしても良
い。
【0037】次に、第4実施形態として、粘膜の酸素飽
和度を測定するオキシメータのデータを内視鏡画像に合
成して表示する画像処理装置の構成を示す。図9は第4
実施形態に係る内視鏡用画像処理装置の構成を示すブロ
ック図、図10は内視鏡の鉗子口よりオキシメータの測
定プローブを生体粘膜に導いた様子を示す説明図、図1
1は酸素飽和度に関する情報を合成した内視鏡画像の表
示例を示す説明図である。
【0038】画像処理装置28は、データ入力手段3
0、CPU31、VRAM32、メモリ33、バス34
を有して構成されている。CPU31は、データ入力手
段30、メモリ33、VRAM32とバス34によって
接続され、これらを制御可能となっている。また、画像
処理装置28には、粘膜の酸素飽和度を測定するオキシ
メータ29と、被検部位の観察画像を得る内視鏡35と
が接続されている。オキシメータ29は、図10に示す
ように、内視鏡100の鉗子口101から鉗子チャンネ
ル102を介して測定プローブ103を生体内に挿入
し、粘膜に測定プローブ103を密着させて粘膜の酸素
飽和度を測定し、数値化を行って外部に出力する装置で
ある。
【0039】データ入力手段30は、オキシメータ29
から出力される粘膜の酸素飽和度のデータを入力する。
入力された酸素飽和度データは、CPU31によって読
み取られ、メモリ33へ一時記憶される。
【0040】一方、内視鏡装置35によって撮像された
画像は、画像処理装置28に入力され、VRAM32に
一時記憶される。このVRAM32に記憶されている画
像は、CPU18により読み出されて画像処理装置28
から出力され、モニタなどに表示が行われる。
【0041】観察者などによって、粘膜の酸素飽和度を
表示させる指示が図示しない指示手段を用いてなされる
と、CPU31によりメモリ33に記憶されている酸素
飽和度のデータが読み出され、文字データとしてVRA
M32に書き込まれている内視鏡画像データに合成が行
われる。図11は酸素飽和度データが合成された内視鏡
画像の一例を示したものであり、画面の右側には親画面
として内視鏡画像81が配置され、この内視鏡画像81
の左側部の子画面表示領域に粘膜の酸素飽和度データ8
3が合成された状態で同一の表示装置に画像表示され
る。
【0042】以上のように、第4実施形態の構成によれ
ば、別体に設けられたオキシメータによって得られる粘
膜の酸素飽和度のデータを内視鏡画像に合成し、同一の
表示装置に表示を行うことが可能となり、これによって
検査中に内視鏡画像を観察しながら病変部などの酸素飽
和度の情報を同時にモニタすることができるため、診断
能が向上する。
【0043】なお、本実施形態では、内視鏡を介して測
定プローブを生体粘膜に導く場合について説明を行った
が、患者の指先などに測定用のセンサを装着し、血液中
の酸素飽和度を測定するものを用いても良く、オキシメ
ータの代わりにICG濃度測定器を接続すれば同様にし
て内視鏡画像とともにICG濃度の情報が観察可能とな
る。また、粘膜の酸素飽和度を数値データとして内視鏡
画像に合成を行ったが、前述した第1ないし第3実施形
態のように時系列グラフとして表示を行っても良い。
【0044】次に、第5実施形態として、R,G,Bの
各色信号の中から最良のコントラストを持つ信号を選択
し、モノクロ画像を表示する画像処理装置の構成を示
す。図12は第5実施形態に係る内視鏡用画像処理装置
の構成を示すブロック図、図13は画像信号選択手段の
構成を示すブロック図である。
【0045】内視鏡装置においてモノクロ表示を行う場
合は、従来はG信号もしくは輝度信号によるモノクロ画
像を表示するものが一般的であった。このような従来の
モノクロ表示を行う構成では、生体内にどんな色素があ
ろうともG信号などの決まった画像信号要素によるモノ
クロ表示を行うようになっているため、必ずしもコント
ラストが明瞭になった画像を観察できるとは限らない。
例えば、メチレンブルーによる染色剤が生体粘膜に散布
された場合、メチレンブルーの吸収が大きい波長領域は
R領域であるため、G信号や輝度信号によりモノクロ表
示を行うと染色剤の入り込んだ粘膜構造などの見え方は
散布前と散布後の画像を比較してもあまり差が見られ
ず、コントラストの良好なモノクロ画像が得られないと
いう問題点があった。
【0046】また、特公平7−96005号公報には、
観察者がR,G,Bの各色信号のうち一つを選択してモ
ノクロ表示を行うものが開示されているが、この構成で
は、いずれの画像信号要素を選択すればコントラストの
良好なモノクロ画像が得られるかを観察者が判断して指
示する必要があり、操作に手間がかかるという問題点が
あった。
【0047】そこで、本実施形態では、煩雑な操作の必
要なくモノクロ画像のコントラストを常に良好に保つこ
とが可能で、診断能を向上させることのできる内視鏡用
画像処理装置の構成例を以下に説明する。
【0048】画像処理装置36は、R,G,Bの各色信
号の中から最良のコントラストを持つ画像信号要素を検
出する画像信号選択手段37と、画像信号選択手段37
からの画像選択信号を基にして最良のコントラストを持
つ画像信号要素をR,G,B全ての信号ラインに出力す
る画像切換手段38とを有して構成されている。
【0049】画像信号選択手段37は、図13に示すよ
うに、粘膜のピットパターン構造などを表す細部信号の
振幅を検出する細部信号検出手段39,40,41と、
細部信号検出手段39〜41の出力を基にコントラスト
が一番良好な画像信号要素を指定する画像選択信号を出
力する比較回路42とを有して構成されている。吸収波
長検出手段としての機能を有する細部信号検出手段39
〜41は、低域空間フィルタ43、減算器44、振幅算
出手段45により構成されている。
【0050】モノクロ画像を表示する際には、画像信号
選択手段37の細部信号検出手段39〜41において、
入力されるR,G,Bの画像信号要素ごとに細部信号が
検出される。細部信号検出手段39〜41では、まず、
低域空間フィルタ43によって被写体の遠近による画像
の明るさの違いが検出される。低域空間フィルタ43
は、メディアンフィルタなどの平滑化フィルタを用いて
周囲の画素を参照し、中心画素の明度信号を算出する。
このようにして求められた明度信号を減算器44によっ
て入力される画像信号より減算すれば、粘膜のピットパ
ターン構造などを表す細部信号を検出することが可能で
ある。
【0051】そして、振幅算出手段45によって、前記
得られた細部信号を基に、この細部信号の最大値より最
小値を減算するなどして細部信号の振幅を算出する。さ
らに、前記振幅算出手段45は、1フィールドまたは1
フレーム分の細部信号の振幅の平均値を計算し、1フィ
ールドまたは1フレームごとに入力される画像信号要素
の振幅として比較回路42に出力する。なお、比較回路
42に出力する画像信号要素の振幅は、前述したものに
限らず、細部信号の振幅の加算値やヒストグラムの最多
頻度値でも良く、また、1フィールドや1フレームでは
なく複数フレームのデータを用いても良い。
【0052】前述のように細部信号検出手段39〜41
においてR,G,Bの各画像信号要素ごとに算出された
振幅は、比較回路42においてR,G,B間で比較さ
れ、振幅が最大である画像信号要素、すなわち、入力画
像の各画像信号要素のうちコントラストが一番良好な画
像信号要素が検出される。そして、前記検出された画像
信号要素を指定する画像選択信号が画像切換手段38に
出力され、画像切換手段38において、入力画像の各画
像信号要素の中で一番コントラストが良好な画像信号要
素がR,G,B全ての信号ラインより出力される。
【0053】以上の構成によって、例えば、入力画像に
おいてヘモグロビン色素による吸収が一番支配的である
場合、G信号のコントラストが一番良好であるため、こ
の信号要素が画像信号選択手段37により検出され、G
信号要素を指定する画像選択信号が出力される。そし
て、画像切換手段38によってG信号がR,G,B全て
の信号ラインに出力され、G信号によるモノクロ画像
が、内視鏡装置に付属している通常のカラー画像が表示
されるモニタとは別体に設けたモニタなどに表示され
る。また、メチレンブルーが生体粘膜上に散布された場
合は、入力画像の信号要素の中で一番コントラストの良
好なR信号が検出されて画像処理装置36のR,G,B
全ての信号ラインより出力され、R信号によるモノクロ
画像がモニタ等に表示される。
【0054】従って、通常の観察を行っている間にメチ
レンブルーなどの染色剤を散布してポリープや癌などの
粘膜構造を観察したい場合などには、第5実施形態の構
成による画像処理装置を用いることにより、常にコント
ラストの良好なモノクロ画像をモニタ上に表示させるこ
とが可能であるため、粘膜構造等の観察が容易になり、
診断能が向上する。また、異なる極大吸収波長を持つ染
色剤を複数用いたような場合でも、観察領域においてコ
ントラストが良好に得られる画像信号要素を検知して表
示するようになっているため、観察者がモノクロ表示を
行う際に最適なコントラストを持つ画像信号要素を選択
する必要がなく、検査中は内視鏡操作や診断に集中する
ことができる。よって、観察者の手を煩わせることなく
常に良好なコントラストのモノクロ画像を得ることが可
能である。
【0055】次に、第6実施形態として、第5実施形態
と同様にR,G,Bの各色信号の中から最良のコントラ
ストを持つ信号を選択してモノクロ画像を表示する画像
処理装置の他の構成を示す。図14は第6実施形態に係
る内視鏡用画像処理装置の構成を示すブロック図、図1
5は画像信号選択手段の構成を示すブロック図、図16
は画像切換手段の構成を示すブロック図である。
【0056】画像処理装置46は、R,G,Bの各色信
号の中から最良のコントラストを持つ画像信号要素を検
出する画像信号選択手段47と、画像信号選択手段47
からの画像選択信号を基にして最良のコントラストを持
つ画像信号要素をR,G,B全ての信号ラインに出力す
る画像切換手段48とを有して構成されている。
【0057】画像信号選択手段47は、図15に示すよ
うに、入力される各画像信号要素のコントラストを算出
するコントラスト算出手段49,50,51と、コント
ラスト算出手段49〜51の出力を基にコントラストが
一番良好な画像信号要素を指定する画像選択信号を出力
する比較回路52とを有して構成されている。吸収波長
検出手段としての機能を有するコントラスト算出手段4
9〜51は、最大値検出回路53、最小値検出回路5
4、加算器55、減算器56、除算器57により構成さ
れている。
【0058】モノクロ画像を表示する際には、画像信号
選択手段47のコントラスト算出手段49〜51におい
て、入力されるR,G,Bの各画像信号要素に基づき、
コントラスト値が1フィールドまたは1フレームごとに
算出される。コントラスト算出手段49〜51では、ま
ず、最大値検出回路53によって入力された画像信号要
素における1フィールドまたは1フレームの最大値が検
出される。また、同様に最小値検出回路54によって最
小値が検出される。そして、加算器55によって前記最
大値と最小値の加算を行う一方、減算器56によって前
記最大値から最小値の減算を行う。さらに、除算器57
によって前記減算値を前記加算値により除算する。
【0059】上記構成によって第1実施形態と同様に算
出式(1)の演算が行われ、1フィールドまたは1フレ
ームのコントラスト値が算出される。
【0060】なお、前記コントラスト値は、第5実施形
態と同様に、1フィールドまたは1フレームごとに算出
したものに限らず、複数フレームごとに算出したコント
ラスト値を用いても良い。
【0061】以上の手順によって求められた各画像信号
要素ごとのコントラスト値は、比較回路52によって比
較され、一番コントラストが高い画像信号要素が決定さ
れ、その画像信号要素を指定する情報として画像選択信
号が画像切換手段48に出力される。本実施形態におい
ては、画像選択信号として、例えばコントラストの高い
画像信号要素がRである場合には0、Gである場合には
1、Bである場合には2を出力するが、もちろん、これ
に限られたものではない。
【0062】画像切換手段48は、図16に示すよう
に、モノクロ表示を行うか否かを指示する表示モード信
号を出力する表示モード決定部58と、前記画像選択信
号及び表示モード信号の値に応じて出力が変化するゲー
ト回路59と、ゲート回路59の出力に基づきR,G,
Bの画像信号要素のいずれかを選択するセレクタ60,
61,62とを有して構成されている。
【0063】表示モード決定部58は、観察者が予め画
像処理装置46の図示しないフロントパネルやメニュー
などの操作入力手段によってモノクロ表示を行うか否か
を選択した情報から表示モード信号をゲート回路59の
一方の入力端へ出力する。本実施形態においては、モノ
クロ表示を行う場合は1を出力し、通常のカラー画像を
表示する場合は0を出力する場合について述べる。な
お、これに限らず、前記とは逆の値を出力しても良い。
その場合は、ゲート回路59には表示モード決定部58
からの出力を反転させて入力すればよい。
【0064】ゲート回路59の他方の入力端には、画像
信号選択手段47の比較回路52より出力される画像選
択信号が入力される。そして、ゲート回路59は、観察
者がモノクロ表示を選択した場合にのみ、セレクタ60
〜62へ前記画像選択信号を出力する。
【0065】セレクタ60〜62は、ゲート回路59を
介して入力される画像選択信号に基づいて、R,G,B
の各画像信号要素からコントラストが一番良好な画像信
号要素を選択して出力する。すなわち、画像選択信号が
0の場合にはRを選択して出力し、1の場合にはGを選
択して出力し、2の場合にはBを選択して出力する。
【0066】以上の第6実施形態の構成によれば、第5
実施形態と同様に、入力画像においてコントラストの大
きい画像信号要素を自動的に選択してモノクロ表示を行
うことが可能であり、常に診断能の高い観察を行うこと
が可能となる。また、観察者が予めモノクロ表示を行う
か否かを選択して表示を行うため、モノクロ表示を行い
たくない場合には、常に通常観察しているカラー画像を
表示することが可能である。さらに、表示モードの決定
を検査中に行えるようにすることで、モノクロ画像表示
とカラー画像表示の切り換えが可能であるため、第5実
施形態のように別体のモニタを設けることなく、内視鏡
装置に付属のモニタに画像処理装置46の出力画像を表
示可能である。また、観察者はモノクロ画像とカラー画
像との切り換えについてのみ操作を行えばよいため、余
分な操作を行うことなくコントラストの良好なモノクロ
画像を得ることができる。
【0067】次に、第7実施形態として、モノクロ画像
を表示する際の画像切り換えメッセージを内視鏡画像に
合成して表示する画像処理装置の構成を示す。図17は
第7実施形態に係る内視鏡用画像処理装置の構成を示す
ブロック図、図18は画像切り換えメッセージを合成し
た内視鏡画像の表示例を示す説明図である。
【0068】画像処理装置63は、最大吸収画像要素検
出手段64、I/Oポート65,66、CPU67、V
RAM68、モノクロ画像表示選択スイッチ69、画像
切換手段70、切り換えメッセージ合成手段71、バス
72を有して構成されている。
【0069】最大吸収画像要素検出手段64は、第5実
施形態の画像信号選択手段37または第6実施形態の画
像信号選択手段47を用いることが可能であり、動作も
同様であるためここでは説明を省略する。
【0070】モノクロ画像を表示する際に、最大吸収画
像要素検出手段64によって入力画像において最良のコ
ントラストを持つ画像信号要素が決定されると、I/O
ポート65にその情報が出力される。I/Oポート65
はバス72によってCPU67と接続されており、CP
U67は、I/Oポート65を介して前記情報を読み出
し、例えばメチレンブルーによる吸収が大きいRの画像
信号要素が最良のコントラストを持つことが検出される
と、CPU67とバス72を介して接続されているVR
AM68において画像切り換えメッセージを作成して一
時記憶させる。また、CPU67は、I/Oポート66
とバス72を介して接続されており、前記画像切り換え
メッセージを作成すると共に、R画像選択信号をI/O
ポート66を介して画像切換手段70に出力する。
【0071】一方、画像切換手段70は、モノクロ画像
表示選択スイッチ69の指示に従ってモノクロ画像を出
力する。本実施形態では、通常はカラー画像を出力し、
観察者がモノクロ画像表示選択スイッチ69を操作して
モノクロ表示を選択すると、CPU67よりR画像選択
指示がない場合はG画像によるモノクロ画像を出力する
ようになっているが、モノクロ表示が選択された際にC
PU67よりI/Oポート66を介してR画像選択信号
が入力されると、R画像によるモノクロ画像を出力す
る。この画像切換手段70より出力されたカラー画像ま
たはモノクロ画像は、切り換えメッセージ合成手段71
に入力される。
【0072】切り換えメッセージ合成手段71は、生体
粘膜にメチレンブルーが散布された場合など、最大吸収
画像要素検出手段64によってR画像信号要素が最良の
コントラストを持つことが検出され、CPU67によっ
て画像切り換えメッセージが作成されると、画像切換手
段70より入力されるカラー画像とVRAM68より入
力される画像切り換えメッセージとを合成して出力す
る。
【0073】図18は画像切り換えメッセージが合成さ
れた内視鏡画像の一例を示したものであり、画面の右側
には親画面として内視鏡画像81が配置され、この内視
鏡画像81の左側部の子画面表示領域に画像切り換えメ
ッセージ84が合成された状態で画像表示される。この
ように画像切り換えメッセージを合成した画像により、
観察者がモノクロ画像表示選択スイッチ69によってモ
ノクロ画像表示を行うかどうかの選択を促すメッセージ
表示を行う。
【0074】観察者がモノクロ画像表示選択スイッチ6
9を操作し、モノクロ表示が選択されると、画像切換手
段70によって前述したようにR画像によるモノクロ画
像が表示される。また、メチレンブルーが散布されてい
ない場合に観察者がモノクロ表示を選択するとG画像に
よるモノクロ画像が出力される。前記画像切り換えメッ
セージは、観察者がモノクロ画像表示選択スイッチ69
を操作すると切り換えメッセージ合成手段71への入力
が停止され、画像処理装置63から出力される表示画像
より消去される。
【0075】なお、前記画像切り換えメッセージは一定
時間が経つと自動的に消去されるようにしても良い。ま
た、画像切り換えメッセージの形式は図18に示したも
のに限らず、メッセージ画面上で選択を行うメニュー形
式であっても良い。さらに、メチレンブルーを散布する
前に、既にモノクロ画像表示が行われている場合には、
自動的にR画像によるモノクロ画像を表示させたり、R
画像によるモノクロ画像に切り換えるかどうかを観察者
に知らせるメッセージを表示させ、観察者がモノクロ画
像表示選択スイッチ69を操作するとその指示に従って
モノクロ画像の切り換えを行うようにしても良い。
【0076】以上のように、第7実施形態の構成によれ
ば、第5実施形態や第6実施形態と同様の効果を得るこ
とが可能であるとともに、観察者にコントラストの良好
な画像に切り換えるタイミングを知らせることが可能で
あるため、さらに診断能が向上した画像処理装置を提供
することが可能となる。
【0077】[付記] (1) 内視鏡で得られた画像信号を処理する内視鏡用
画像処理装置において、前記画像信号より入力された画
像のコントラスト値を算出するコントラスト算出手段
と、前記コントラスト算出手段の出力に基づき前記コン
トラスト値の時間的変化情報を得るコントラスト値変化
情報取得手段と、を具備したことを特徴とする内視鏡用
画像処理装置。
【0078】(2) 前記コントラスト値変化情報取得
手段により得られたコントラスト値の時間的変化情報を
生体内に存在する色素または生体内に注入した色素に相
関する色素情報として前記画像信号に合成する色素情報
合成手段をさらに備えたことを特徴とする付記1に記載
の内視鏡用画像処理装置。
【0079】(3) 内視鏡で得られた画像信号を処理
する内視鏡用画像処理装置において、前記画像信号より
生体内に存在する色素または生体内に注入した色素に関
する情報を算出する色素情報算出手段と、前記色素情報
算出手段によって得られた色素情報の時系列変化をグラ
フにする色素変化グラフ作成手段と、前記色素変化グラ
フ作成手段によって作成されたグラフを前記画像信号に
合成する色素情報合成手段と、を備えたことを特徴とす
る内視鏡用画像処理装置。
【0080】(4) 前記色素情報算出手段は、肝機能
検査薬(ICG)の濃度に関する情報を算出することを
特徴とする付記3に記載の内視鏡用画像処理装置。
【0081】(5) 前記色素情報算出手段は、ヘモグ
ロビン色素に関する情報を算出することを特徴とする付
記3に記載の内視鏡用画像処理装置。
【0082】(6) 前記色素情報算出手段は、ヘモグ
ロビン色素の酸素飽和度に関する情報を算出することを
特徴とする付記3に記載の内視鏡用画像処理装置。
【0083】(7) 内視鏡装置及び外部測定器と接続
され、前記内視鏡装置で得られた画像信号を処理する内
視鏡用画像処理装置において、前記外部測定器によって
測定された測定データを入力するデータ入力手段と、前
記データ入力手段より入力された測定データを前記画像
信号に合成する外部測定データ合成手段と、を備えたこ
とを特徴とする内視鏡用画像処理装置。
【0084】(8) 前記外部測定器は、前記測定デー
タとしてヘモグロビン色素の酸素飽和度を測定すること
を特徴とする付記7に記載の内視鏡用画像処理装置。
【0085】(9) 前記外部測定器は、前記測定デー
タとしてICG濃度を測定することを特徴とする付記7
に記載の内視鏡用画像処理装置。
【0086】(10) 前記外部測定データ合成手段
は、前記測定データとして数値データを前記画像信号に
合成することを特徴とする付記7に記載の内視鏡用画像
処理装置。
【0087】(11) 前記外部測定データ合成手段
は、前記測定データとして時系列データを前記画像信号
に合成することを特徴とする付記7に記載の内視鏡用画
像処理装置。
【0088】(12) 内視鏡で得られた画像信号を処
理する内視鏡用画像処理装置において、前記画像信号よ
り生体内に存在する色素または生体内に注入した色素に
よる吸収の大きい波長領域を検出する吸収波長検出手段
と、前記吸収波長検出手段の出力に基づき、表示を行う
波長領域の画像信号を選択する表示画像選択手段と、を
備えたことを特徴とする内視鏡用画像処理装置。
【0089】(13) 前記吸収波長検出手段は、前記
画像信号におけるヘモグロビン色素による吸収の大きい
波長領域を検出することを特徴とする付記12に記載の
内視鏡用画像処理装置。
【0090】(14) 前記吸収波長検出手段は、前記
画像信号におけるメチレンブルーによる吸収の大きい波
長領域を検出することを特徴とする付記12に記載の内
視鏡用画像処理装置。
【0091】(15) 前記表示画像選択手段は、観察
者の指示によって表示画像の選択を行うことを特徴とす
る付記12に記載の内視鏡用画像処理装置。
【0092】(16) 前記表示画像選択手段は、観察
者に画像選択の指示を仰ぐメッセージを表示した後に表
示画像の選択を行うことを特徴とする付記12に記載の
内視鏡用画像処理装置。
【0093】(17) 前記吸収波長検出手段は、前記
画像信号より求められるコントラスト値によって前記色
素による吸収の大きい波長領域を検出することを特徴と
する付記12に記載の内視鏡用画像処理装置。
【0094】(18) 前記吸収波長検出手段は、前記
画像信号における細部信号の振幅に基づいて前記色素に
よる吸収の大きい波長領域を検出することを特徴とする
付記12に記載の内視鏡用画像処理装置。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、別
体の測定器を用いることなく内視鏡画像よりICG濃度
等の生体内に存在する色素または生体内に注入した色素
に相関する情報を得ることができ、診断時の負担を軽減
すると共に診断能を向上させることが可能な内視鏡用画
像処理装置を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る内視鏡用画像処理
装置の構成を示すブロック図
【図2】コントラスト算出手段の構成を示すブロック図
【図3】コントラスト値の時系列グラフを示す説明図
【図4】グラフ作成手段及びグラフ合成手段の構成を示
すブロック図
【図5】ICG濃度に関する時系列グラフを合成した内
視鏡画像の表示例を示す説明図
【図6】第2実施形態に係る内視鏡用画像処理装置の構
成を示すブロック図
【図7】第3実施形態に係る内視鏡用画像処理装置の構
成を示すブロック図
【図8】IHb値の時間変化グラフを示す説明図
【図9】第4実施形態に係る内視鏡用画像処理装置の構
成を示すブロック図
【図10】内視鏡の鉗子口よりオキシメータの測定プロ
ーブを生体粘膜に導いた様子を示す説明図
【図11】酸素飽和度に関する情報を合成した内視鏡画
像の表示例を示す説明図
【図12】第5実施形態に係る内視鏡用画像処理装置の
構成を示すブロック図
【図13】第5実施形態の画像信号選択手段の構成を示
すブロック図
【図14】第6実施形態に係る内視鏡用画像処理装置の
構成を示すブロック図
【図15】第6実施形態の画像信号選択手段の構成を示
すブロック図
【図16】第6実施形態の画像切換手段の構成を示すブ
ロック図
【図17】第7実施形態に係る内視鏡用画像処理装置の
構成を示すブロック図
【図18】画像切り換えメッセージを合成した内視鏡画
像の表示例を示す説明図
【符号の説明】
1…画像処理装置 2…コントラスト算出手段 3…グラフ作成手段 4…グラフ合成手段 5…最大値検出回路 6…最小値検出回路 7…加算器 8…減算器 9…除算器 11…CPU 12…メモリ 13…VRAM 81…内視鏡画像 82…時系列グラフ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡で得られた画像信号を処理する内
    視鏡用画像処理装置において、 前記画像信号より入力された画像のコントラスト値を算
    出するコントラスト算出手段と、 前記コントラスト算出手段の出力に基づき前記コントラ
    スト値の時間的変化情報を得るコントラスト値変化情報
    取得手段と、 を具備したことを特徴とする内視鏡用画像処理装置。
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