JPH10216347A - 遊技媒体搬送システム - Google Patents

遊技媒体搬送システム

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JPH10216347A
JPH10216347A JP9025050A JP2505097A JPH10216347A JP H10216347 A JPH10216347 A JP H10216347A JP 9025050 A JP9025050 A JP 9025050A JP 2505097 A JP2505097 A JP 2505097A JP H10216347 A JPH10216347 A JP H10216347A
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JP
Japan
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coin
machine
bill
transport
tube
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JP9025050A
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English (en)
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Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
Kazunari Kawashima
一成 川島
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Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技媒体の搬送作業性を向上し、使い勝手を良
くする。 【解決手段】遊技媒体搬送管の遊技媒体が滞留し易い場
所に挿入管を挿入設置し、挿入管を反転可能にしたの
で、挿入管の内壁下部に滞留した遊技媒体が挿入管の内
壁との摩擦抵抗で引き上げられた後に落下し、遊技媒体
が落下した先の挿入管の中心部に空気流が存在している
ので、遊技媒体は、空気流に乗って再び搬送されるよう
になり、遊技媒体の搬送作業性が向上すると共に、遊技
媒体の取り出し作業性が不要になり、使い勝手を良くす
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技場に設置され
た各機器で取り扱う遊技媒体を搬送するための遊技媒体
搬送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技媒体搬送システムとして
は、コインやメダルなどの遊技媒体を搬送管内に導入
し、搬送管内に渦気流などの空気流を生成させて、渦気
流に乗せて遊技媒体を搬送するようなものが提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな遊技媒体搬送システムでは、遊技媒体を直線的に短
距離の搬送路上を搬送する場合には問題がないが、曲が
りがある長距離の搬送路の場合には、遊技媒体を完全に
搬送できないで、遊技媒体の一部が搬送路中の曲がり部
などに滞留してしまい、遊技媒体が滞留した場合には、
搬送作業を中断して、搬送管を取り外して、遊技媒体を
取り出す必要があり、搬送作業性が低下するとともに、
使い勝手が良くないという問題点があった。本発明は、
このような問題点に着目してなされたもので、搬送作業
性を向上するとともに、遊技媒体の取り出し作業を不要
にして使い勝手を良くした遊技媒体搬送システムを提供
することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項に記載され
た事項に存する。 [1] 遊技場に設置された各機器で取り扱う遊技媒体
を搬送するための遊技媒体搬送システムにおいて、遊技
媒体を搬送するための搬送管(1100)と、前記搬送
管(1100)に連結され、搬送媒体を該搬送管(11
00)に導入するための搬送媒体導入機(1400)
と、搬送管(1100)内に空気流を生成して、搬送管
(1100)内に存在する遊技媒体を移動させるための
空気流発生手段(1500)と、いずれかの機器からの
紙幣回収要求を受けて、遊技媒体の搬送制御を行なうた
めの制御システム(CS)とを備え、前記搬送管(11
00)のn箇所に挿入設置され、該n箇所に挿入された
挿入管(1120)を管中心を同心にして反転させて該
挿入管(1120)内に滞留した遊技媒体を搬送管(1
100)内の空気流中に戻すための、滞留防止手段とを
備えたことを特徴とする遊技媒体搬送システム。
【0005】[2] 1項記載の遊技媒体搬送システム
において、前記滞留防止手段は、前記挿入管(112
0)の内壁に遊技媒体を収容するための収容凹部(11
26)を管周方向に少なくとも一つ形成して成ることを
特徴とする。
【0006】[3] 1または2項記載の遊技媒体搬送
システムにおいて、前記滞留防止手段は、前記挿入管
(1120)の管外周部に、周方向に歯部を連設して成
るホイールギヤ(1125)と、該ホイールギヤ(11
25)に噛合し、動力により駆動するピニオン(114
0)とを有することを特徴とする。
【0007】[4] 1、2または3項記載の遊技媒体
搬送システムにおいて、前記空気流発生手段(150
0)は、搬送管(1100)内に渦流を発生させるため
の渦流発生装置であることを特徴とする。
【0008】次に、前記各項に記載された発明の作用に
ついて説明する。
【0009】[1]項記載の遊技媒体搬送システムで
は、制御システム(CS)は機器からの紙幣回収要求を
受けて、遊技媒体の搬送制御を行なう。各機器で取り扱
う遊技媒体は、搬送媒体導入機(1400)により搬送
管(1100)に導入される。このとき、搬送管(11
00)内には空気流発生手段(1500)により空気流
が生成されていて、搬送管(1100)内に存在する遊
技媒体が移動可能になる。
【0010】搬送管(1100)のn箇所には滞留防止
手段が挿入設置されており、そのn箇所は遊技媒体が滞
留し易い場所に選定されている。搬送管(1100)の
挿入管(1120)は管中心を同心にして反転可能にな
っている。挿入管(1120)の下部に遊技媒体が滞留
すると、挿入管(1120)が反転して、遊技媒体が引
き上げられた後に落下して、搬送管(1100)内の空
気流中に戻るようになって、空気流に乗って遊技媒体が
再び搬送されるようになる。
【0011】[2]項記載の遊技媒体搬送システムで
は、挿入管(1120)の内壁の下部に遊技媒体が滞留
した場合に、挿入管(1120)が反転すると、遊技媒
体は挿入管(1120)の内壁との摩擦抵抗によって引
き上げられるが、遊技媒体が引き上げられていくと、遊
技媒体が挿入管(1120)の内壁から受ける反力が減
少していき、それによって摩擦抵抗が減って、遊技媒体
が挿入管(1120)の内壁を滑って、挿入管(112
0)の内壁の下部の原位置に戻るようになる。挿入管
(1120)の内壁には収容凹部(1126)が管周方
向に少なくとも一つ形成してあるので、やがて、遊技媒
体が挿入管(1120)の収容凹部(1126)に収容
され、収容された状態で大きく引き上げられ、やがて、
収容凹部(1126)の凹部口が斜め下方を向くように
なると、遊技媒体が収容凹部(1126)の凹部口から
こぼれるようになる。遊技媒体がこぼれる先である、挿
入管(1120)の中心部には空気流が流れているの
で、こぼれた遊技媒体は、空気流に乗って再び搬送され
る。
【0012】[3]項記載の遊技媒体搬送システムで
は、前記滞留防止手段は、前記挿入管(1120)の管
外周部に、周方向に歯部を連設して成るホイールギヤ
(1125)と、該ホイールギヤ(1125)に噛合
し、動力により駆動するピニオン(1140)とを有す
るので、動力により、ピニオン(1140)およびホイ
−ルギヤを介して、挿入管(1120)が自動的に連続
的にあるいは間欠的に反転可能になり、遊技媒体が搬送
管(1100)に滞留しないようになり、使い勝手がよ
くなる。
【0013】[4]項記載の遊技媒体搬送システムで
は、前記空気流発生手段(1500)は、搬送管(11
00)内に渦流を発生させるための渦流発生装置であ
る。ここで、例えば、渦流発生装置は、渦を発生させる
ための渦発生ユニットと、この渦発生ユニット内の空気
を吸引して空気流を生成するとともに、渦を発生させ
る、例えばブロワーである吸引ユニットとを有してい
る。吸引ユニットを直列に複数台接続すれば、その吸引
力を強力にすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態を説明する。なお、本発明は、以下に述べる形
態に限定されるものではない。本発明は、遊技場に設置
され、紙幣等の被搬送体を、特に、渦状の空気流で搬送
するための搬送システムである。遊技場には、コインゲ
ーム機等の遊技機、例えば、スロットマシンが複数台、
共通の架台に、一列または二列に配置される遊技機島が
複数配置されている。本発明の搬送システムは、これら
の遊技機島ごとに設置することができる。
【0015】図2に示すように、遊技機島1は、架台3
上に4台のスロットマシンである遊技機2を一列に配置
して成る。架台3畳に配置される遊技機2の台数および
列数は、これに限定されない。例えば、架台3上に20
台の遊技機2を10台ずつ二列に配置してもよい。遊技
機島1は、並列に配置されているのが一般的であるが、
これに限定されない。図3に示すように、遊技場用搬送
システムの概要は、被搬送体を搬送するための搬送管T
Bと、搬送管TBのn+1箇所に挿入設置されるn+1
個のノードユニットNU1〜NUnと、各ノードユニッ
トNU1〜NUnの動作を制御するための制御システム
CSとを備えている。
【0016】各ノードユニットNU1〜NUnは、いず
れも、搬送管TB内に空気流が流れるように、搬送管T
Bと連通している。n個のノードユニットNU1〜NU
nには、機能が異なる複数種のユニットが含まれる。第
1の種類は、搬送管TB内に渦巻状の空気流を生成し
て、搬送管TB内に存在する被搬送体を移動させるため
の空気流を生成するための渦流発生用ノードユニットN
Uである。第2の種類は、搬送管TBに対して被搬送体
の導入を行なうための被搬送体導入用ノードユニットN
Uである。第3の種類は、搬送管TBから被搬送体の取
り出しを行なうための少なくとも1つの被搬送体取り出
し用のノードユニットNUである。
【0017】搬送管TBは、その内部に被搬送体が収容
できる断面形状および断面積を有するものが用いられ
る。また、搬送管TBは、被搬送体の種類に応じて、複
数系統に分けることができる。例えば、コイン搬送用お
よび紙幣搬送用の2系統とすることができる。また、コ
インの種類、紙幣の種類によって、さらに細かく分けて
もよい。この制御システムCSでは、NU0を除く、各
ノードユニットNU1〜NUnの状態を示す信号、およ
び、それらが置かれている環境の状態を示す信号を伝達
するための信号線群SLと、各ノードユニットNU1〜
NUnの動作を制御するための指令を送ると共に、各ノ
ードユニットNU1〜NUnにおいて、生じたデータを
読み取るためのバスBLと、信号線群SLを介して読み
取った信号に基づいて、対応するノードユニットNU1
〜NUnの制御を行なうための情報処理を行なう情報処
理装置PSとを有する。前記信号線群SLは、それが接
続される端末ユニットTUに対応して設けられている。
したがって、端末ユニットTU1〜TUnについて信号
線群SLが接続される場合には、n群の信号線群SLが
設けられることになる。
【0018】なお、信号線群SLは、端末から出力され
る信号の数に応じて必要な本数の信号線を含む。したが
って、出力する信号の数が異なる端末ユニットTUは、
それらに接続される信号線群SLが含む信号線の数が異
なる。なお、信号線群SLは、規格化して、すべて同本
数の信号線を含むようにしてもよい。図3に示すよう
に、制御システムCSは、それぞれのノードユニットN
U1〜NUnごとに配置された複数の端末ユニットTU
を有する。この端末ユニットTUと情報処理装置PSと
は、信号線群SLおよびバスBLによって接続される。
【0019】この端末ユニットTUは、それぞれのノー
ドユニットNU1〜NUnに関する状態を示す情報、例
えば、被搬送体の搬送要求、被搬送体の搬出要求、被搬
送体の取り込み要求等の各種ステータス情報を、それぞ
れのノードユニットNU1〜NUn対応に設置されてい
るセンサ、スイッチ等(図示省略)から収集し、そのス
テータス情報を情報処理装置PSに信号線群SLを介し
て送る。一方、情報処理装置PSからの指示をバスBL
を介して受取り、それぞれのノードユニットNU1〜N
Unを駆動するための1または2以上のアクチュエータ
(図示省略)の動作を制御する。
【0020】また、ノードユニットによっては、それ自
体の状態を表わすデータが存在する場合がある。また、
ノードユニットが置かれている環境によっては、その状
態を表わすデータが存在する場合がある。例えば、後述
するコイン供給装置におけるコインの供給枚数、紙幣導
入装置に通じている紙幣識別装置における紙幣の取り込
み枚数等のデータについては、端末ユニットTUからバ
スBLを介して情報処理装置PSに送ることができる。
一方、このような端末ユニットTUを設けずに、情報処
理装置PSが直接、情報の収集および動作の制御を行な
うようにすることもできる。例えば、ノードユニットN
U0は、制御システムCSの制御下にはないがユニット
である。このノードユニットNU0は、他のノードユニ
ットNU1〜NUnとは独立して動作し、また、独立に
制御することができるユニットである。例えば、定常的
に動作するような装置がこれに当たる。
【0021】また、端末ユニットTUが設けられている
ノードユニットNU1〜NUnについては、その端末ユ
ニットTUを用いて、設けられていないノードユニット
NU0については、直接、情報の収集および動作の制御
を行なうようにすることもできる。図3に示すように、
ノードユニットNU0は、制御システムの管轄下に置か
ない状態を示した。しかし、すべてのノードユニットN
U0〜NUnを制御システムの管轄下に置くようにして
もよい。
【0022】図3に示すように、説明の便宜上、1のノ
ードユニットNUに1の端末ユニットTUが対応させて
いる。しかし、実際には、遊技場における機器類の配
置、各種信号等の情報の発生状況を考慮すると、複数の
ノードユニットNUについて、1の端末ユニットTUを
対応させることがより好ましい場合がある。例えば、後
述するように、スロットマシンである遊技機2には、複
数のノードユニットNUが設けられているので、これら
をまとめて、1の端末ユニットを対応させることができ
る。このようにすると、遊技機2から得られる情報につ
いて、1の端末に入力すれば足りることとなり、配線が
容易になると共に、情報の一元管理が行なえて便利であ
る。
【0023】以下に、このようなノードユニットNUを
用いた遊技場用搬送システムの実施の形態について、説
明する。図4に示すように、遊技機島ごとに配置される
遊技場用搬送システムの構成は、コインである被搬送体
を搬送する第1の搬送システム1000と、紙幣である
被搬送体を搬送する第2の搬送システム2000を含
む。第1の搬送システム1000と第2の搬送システム
2000とはそれぞれ独立に動作することができる。た
だし、第1の搬送システム1000と第2の搬送システ
ム2000とは、それぞれ共通の制御システムCSで制
御される。もちろん、第1の搬送システム1000と第
2の搬送システム2000とに別個の制御システムを設
けて、それぞれ独立に制御する構成とすることもでき
る。これに限らず、図44に示すように、紙幣搬送シス
テムのみを設けたものであってもよい。本紙幣搬送シス
テムは、第2の搬送システム2000と同様に構成さ
れ、同様に制御され、かつ同様に動作することができ
る。従って、本紙幣搬送システムに相当する部分と、同
じ符号を付すこととし、重複した説明を省略する。
【0024】図4に示すように、搬送システムは、スロ
ットマシンである遊技機2が配置された遊技場に設置さ
れて、遊技機2において取り扱われる遊技媒体および紙
幣を被搬送体として搬送する。より具体的には、第1の
搬送システム1000により、各遊技機2において用い
られるコインを各遊技機2に供給すると共に、各遊技機
2からコインを回収する。また、遊技機島ごとに設けら
れるコイン金庫1600に、必要に応じて、コインを回
収する。一方、第2の搬送システム2000により、各
遊技機2に投入された紙幣を、遊技機2ごとに設けられ
る紙幣金庫2600に回収する。すなわち、第1の搬送
システム1000でコインを搬送し、第2の搬送システ
ム2000で紙幣を搬送する。そのため、搬送管TBと
しては、被搬送体としてコインを搬送するためのコイン
用搬送管1100と、被搬送体として紙幣を搬送するた
めの紙幣用搬送管2100とが存在する。なお、ここで
は、遊技媒体として、コインを用いているが、コインで
はなく、メダル等のトークンを用いてもよい。
【0025】図5に示すように、スロットマシンである
遊技機2は、例えば、ゲームを行なうゲーム実行部10
と、ゲームを実行するためのハンドル15と、ゲームに
用いられるコインを払い出すためのゲーム機ホッパ30
と、紙幣受入部40と、コイン受入部50とを有する。
紙幣受入部40は、例えば、図1、図5および図45〜
図48に示すように、紙幣の投入を受け付ける紙幣投入
ロ41と、投入された紙幣の真偽の判定および金種の判
定を行って、取込可能な紙幣を取り込む紙幣識別器(図
示省略)と、取り込んだ紙幣を内部に案内する案内部4
4とを有する。図36に示すように、紙幣識別部42に
は、取込枚数を計数するためのカウンタ43が設けられ
ている。紙幣識別器42は、金種の情報を出力すると共
に、カウンタ43が計数した取込枚数の情報を出力す
る。
【0026】紙幣受入部40は、投入された紙幣が待機
する待機ステージ46を有している。待機ステージ46
は、その両溝壁46aが矩形状の紙幣の長い方の両縁を
案内すべく溝形状に形成され、待機ステージ46には、
紙幣の長手方向と平行する側の対称線に対応して、待機
ステージ46を上下方向に貫くスリット47が形成され
ている。スリット47のスリット長は、投入されるべき
紙幣の長手方向の最大の長さに対して、待機状態におけ
る紙幣の位置ずれ誤差を考慮して長めに設定されてい
る。また、スリット47のスリット幅は、8〜10mm
程度に設定されている。
【0027】コイン受入部50は、コインの投入ロ51
と、内部に、投入されたコインの真偽および金種の判定
を行って、取込可能なコインを取り込むコイン識別部5
2(図36参照)とを有する。コイン識別部52は、コ
インの取込枚数を計数するカウンタ53(図36参照)
を有する。取り込まれたコインは、図示しないシュート
を介してゲーム機ホッパ30に送られる。このコイン受
入部50においても、金種情報、および、カウンタ53
が計数したコイン枚数を示す情報等を出力することがで
きる。紙幣受入部40およびコイン受入部50とは、そ
れぞれの出力が、当該スロットマシン2に対応する端末
ユニットTUと接続される。
【0028】ゲーム機ホッパ30は、図5に示すよう
に、コインを蓄えるコイン貯溜部31と、ゲーム実行部
10からの払出指示を受けて、蓄えているコインの払出
を行う送り出し部32を有する。送り出し部32には、
コインの送り出し機構、その駆動モータ、および、モー
タの駆動回路とが設けられている(いずれも図示せ
ず)。このゲーム機ホッパ30は、送り出し部32によ
り、コイン貯溜部31に蓄えられているコインを、図示
していない通路を介して押し上げて、ゲーム実行部10
に供給する。このゲーム機ホッパ30が蓄えることがで
きるコインの容量は、少なくとも複数回の払出が可能な
量である。
【0029】このゲーム機ホッパ30は、蓄えているコ
インが容量を超えたとき、オーバーフローしたコイン
を、後述するコイン導入機2400に送るためのオーバ
ーフロー機構60を有している。オーバーフロー機構6
0は、その一部に、排出されるコイン枚数を計数するた
めのカウンタ61を有する。このカウンタ61の出力
は、当該ゲーム機ホッパ30に対応する端末ユニットT
Uに接続され、計数値が、該端末ユニットTUに対して
出力される(図36参照)。なお、コイン受入部50に
投入されたコインを、直接、コイン導入機2700に送
るようにすることもできる。
【0030】このゲーム機ホッパ30には、コインの蓄
積状態を検知するためのコイン蓄積状態検知センサ33
が設けられている。このコイン蓄積状態検知センサ33
は、その出力が端末ユニットTUに接続され、該端末ユ
ニットTUにコイン蓄積状態を示す信号を送る(図36
参照)。このコイン蓄積状態検知センサ33は、例え
ば、マイクロスイッチ等で構成され、ゲーム機ホッパ3
0内に蓄えられているコイン量が予め定めた収容量より
少なくなったとき作動して、コイン量が減少したことを
検知する。端末ユニットTUは、この信号を、対応する
スロットマシン2に対するコイン補給要求信号として取
り込む。
【0031】上記コイン用搬送管1100に設置される
上記複数のノードユニットNUには、上記渦流発生用ユ
ニットNUとして動作する渦流発生装置1500と、上
記被搬送体導入用ユニットNUとして、上記コイン用搬
送管1100内に供給すべきコインを導入するためのコ
イン供給装置(遊技媒体供給装置)1200と、上記被
搬送体取り出し用ノードユニットNUとして、上記コイ
ン用搬送管1100内を搬送されるコインを取り出すた
めの、複数台の分岐機1300とが少なくとも含まれ
る。これらの分岐機1300は、各スロットマシン2に
対して、遊技媒体としてコインを供給するために用いら
れる。また、上記被搬送体導入用ユニットNUとして、
回収すべきコインを上記コイン用搬送管1100内に導
入するためのコイン導入機1400をさらに備える。
【0032】図4に示すように、分岐機1300は、ス
ロットマシン2対応に設置される複数台と、コイン金庫
1600対応に設置される1台と、コイン供給装置12
00対応に設置される1台とが、コイン用搬送管110
0に挿入接続されて配置される。スロットマシン2対応
の分岐機1300は、コイン用搬送管1100からコイ
ンを分岐させて、それぞれ対応するスロットマシン2の
ゲーム機ホッパ30に、コインを補給する。また、コイ
ン金庫1600対応の分岐機1300は、コイン用搬送
管1100からコインを分岐させて、コイン金庫160
0に収容させる。さらに、コイン供給装置1200対応
の分岐機1300は、回収されるコインを空気流から分
離して、コイン供給装置1200に戻す。
【0033】スロットマシン2に設けられる分岐機13
00は、スロットマシン2内に、例えば、図13に示す
ように設置される。すなわち、スロットマシン2の下部
に、ゲーム機ホッパ30が設置され、その後部に、コイ
ンを当該ゲーム機ホッパ30のコイン貯溜部31に案内
する案内部材34が配置されている。このゲーム機ホッ
パ30の後方の上部、すなわち、上記案内部材34の上
方に、分岐機1300が設置される。この分岐機130
0の分岐通路1360の開口部1360aは、上記案内
部材34内にコインを落下させる位置に置かれる。
【0034】スロットマシン2内に配置された分岐機1
300には、コイン用搬送管1100が接続される。な
お、このスロットマシン2では、上記分岐機1300の
上方に、紙幣用搬送管2100が位置する。上記紙幣用
搬送管2100には、図4に示すように、内部に引き渡
された紙幣を該紙幣用搬送管2100内の渦流によって
搬送し、さらに、上記渦流発生用ユニットNUとして動
作する渦流発生装置2500と、上記被搬送体導入用ノ
ードユニットNUとして、上記紙幣用搬送管2100内
に引き渡すべき紙幣を導入するための、複数台の紙幣導
入機2700と、上記被搬送体取り出し用ノードユニッ
トNUとして、上記紙幣用搬送管2100内から紙幣を
取り出すための紙幣排出機2800とが少なくとも含ま
れる。なお、図4に示す例では、紙幣が、紙幣排出機2
800と、この紙幣排出機2800から最も遠い位置に
ある紙幣導入機2700との間を往復動する構成となっ
ている。そのため、紙幣排出機2800と、この紙幣排
出機2800から最も遠い位置にある紙幣導入機270
0との間を結ぶ紙幣用搬送管2100には、内部に紙幣
が容易に移動できる相対的に大きい直径を有する管が用
いられる。一方、紙幣排出機2800と渦流発生装置2
500との間、および、紙幣排出機2800から最も遠
い位置にある紙幣導入機2700と渦流発生装置250
0との間をそれぞれ結ぶ紙幣用搬送管2100には、渦
流を伝送できる相対的に小さい直径の管が用いられる。
もちろん、すべて大きい直径の管で構成することも可能
である。
【0035】コイン用搬送管1100および紙幣用搬送
管2100は例えば、共に、可撓性のあるプラスチック
製のホースが用いられる。もちろん、このようなホース
には限定されない。ただし、このようなホースを用いる
と、それぞれの搬送管を自由に曲げることができるた
め、配管が容易となる。また、この種のホースは、切断
等の加工も容易であり、また、軽いので、現場で本発明
の搬送システムを設置する際も、工事が容易となる。
【0036】図45に示すように、紙幣用搬送管210
0の搬送経路の一部を構成する吸込パイプ2150は、
各遊技機2の紙幣受入部40に対応して設けられてい
る。吸込パイプ2150の先端には、筒形状の吸込口部
材2160が嵌着され、吸込口部材2160の先端口が
斜め下方に切り込まれている。吸込パイプ2150に対
応して、紙幣搬送管2100の本管側にはパイプ部材2
170が嵌着され、吸込口部材2160に対応して、パ
イプ部材2170の被接続口2180が斜め上方に切り
込まれている。吸込口部材2160の先端口とパイプ部
材2170の被接続口2180との両方の口縁は当接し
て、搬送経路を連続可能にするものであるが、紙幣搬送
管2100に渦流が流れて管内が負圧になると、より密
着するようになっている。
【0037】吸込パイプ2150の両側には、起倒アー
ム2190が配設され、起倒アーム2190の基端部が
回動可能に支持され、起倒アーム2190の先端部が吸
込口部材2160に固着されている。起倒アーム219
0が起立すると、吸込パイプ2150は撓んで、その吸
込口部材2160の先端口が上方へ向いた吸込位置にな
り、起倒アーム2190が倒伏すると、吸込パイプ21
50は復元して、吸込口部材2160の先端口が水平方
向へ向いて被接続口2180に当接して搬送経路が連続
可能になる接続位置になる。紙幣用搬送管2100は可
撓性のあるプラスチック製のホースなどが用いられてい
るため、長期間に渡ってその変形を繰り返しても、経年
変化が少なく、耐久性に優れている。
【0038】上記渦流発生装置1500と2500と
は、基本的には、同一の原理により渦流を発生させる。
そこで、まず、コイン用搬送管1100に渦流を発生さ
せるための渦流発生装置1500について説明し、つい
で、渦流発生装置2500について、相違点を中心に説
明する。
【0039】次に、本発明において用いられる渦流発生
装置1500について、図4、図6、図7〜図9を参照
して説明する。本発明で用いられる渦流発生装置150
0は、図4に示すように、コイン供給装置1200、複
数台の分岐機1300、および、複数台のコイン導入機
1400が挿入接続されているコイン用搬送管におい
て、コインの流れの最下流側に設置される。この渦流発
生装置1500は、渦を発生させるための渦発生ユニッ
ト1510と、この渦発生ユニット1510内の空気を
吸引して空気流を生成すると共に、渦を発生させる吸引
ユニット1570とを有する。
【0040】吸引ユニット1570は、例えば、ブロワ
ーで構成することができる。例えば、ブロワーをl台ま
たは複数台を用いて吸引する構成とすることができる。
例えば、図19に示すように、4台のブロワーを直列に
接続して、強力な吸引を行うようにすることができる。
渦発生ユニット1510は、図6に示すように、渦発生
のための機構を搭載した渦発生ユニット本体1520
に、コイン用搬送管1100と、吸引ユニット1570
に接続するための接続ホース1530とが接続されて、
渦を発生する。
【0041】渦発生ユニット本体1520は、上下面が
密閉された円筒で構成される。渦発生ユニット本体15
20の側周面には、コイン用搬送管を接続するための、
接続パイプ1511が設けられている。この接続パイプ
1511は、渦発生ユニット本体1520の外側に突出
した端部に、上記コイン用搬送管1100が接続され
る。一方、渦発生ユニット本体1520の内側に突出し
た先端側の開口端の一部には、切欠1512が設けられ
ている。この切欠1512は、後述する補助スリット1
523の対向する位置に設けられる。このような位置に
切欠1512を設けた理由は、接続パイプ1511を介
して流入する空気流の一部が、補助スリット1523の
方向に向けて流れるようにするためである。
【0042】渦発生ユニット本体1520の上面152
1には、接続パイプ1511の軸方向と略直交する方向
に、それぞれ形成された二つの矩形状の主スリット15
24が形成されており、二つの主スリット1524の開
口面積の合計は、接続パイプ1511の断面積と略等し
くなっている。また、上面1521の、二つの主スリッ
ト1524が形成された部位には、これらの主スリット
1524を覆うように、箱状の覆い部1525が設けら
れている。覆い部1525の側面には、屈曲性を有する
吸引用ホース1530を接続するための接続パイプ15
27が覆い部1525の側面を貫いて設けられている。
この接続パイプ1527は、覆い部1524の内部と連
通している。なお、覆い部1525と接続パイプ152
7とは、一体物にて形成してもよい。
【0043】また、接続パイプ1511の渦発生ユニッ
ト本体1520内の端部と主スリット1524との間の
上面1521には、連結パイプ1522が当該上面15
21を貫いて設けられている。この連結パイプ1522
は、渦発生ユニット本体1520の内部と連通してい
る。渦発生ユニット本体1520内の連結パイプ152
2の周面には、図7および図8に示すように、矩形状の
補助スリット1523が連結パイプ1522の軸方向に
沿って長く伸びるように設置されている。補助スリット
1523の開口面積は、例えば、接続パイプ1511の
断面積と略等しくなるように設けられる。
【0044】連結パイプ1522の渦発生ユニット本体
1520の外側の端部と、接続パイプ1527に突設さ
れた分岐部1528とは、屈曲性を有する接続ホース1
529で接続されている。以上に述べた吸引用ホース1
530、接続パイプ1527、分岐部1528、覆い部
1525および連結パイプ1522および接続ホース1
529と、吸引用ホース1530の他端に接続される吸
引ユニット1570(図4参照)とで、空気流発生手段
1501が構成される。この空気流発生手段1501
は、主スリット1524および補助スリット1523
と、渦発生ユニット本体1520とを介してコイン用搬
送管1100内の空気を吸引する。これにより、渦の発
生と、空気流の生成とを行う。
【0045】空気流発生手段1501が主スリット15
24および補助スリット1523を介してコイン用搬送
管1100内の空気流を吸引すると、渦発生ユニット本
体1520内での接続パイプ1511からの空気の流れ
に対して、主スリット1524を介して流れる空気流お
よび補助スリット1523を介して流れる空気の流れと
が、それぞれずれて交差することになる。そのため、主
スリット1524および補助スリット1523を介して
流れる空気の流れによって、コイン用搬送管1100内
には略等ピッチの二つの禍流が発生する。
【0046】また、主スリット1524を介して流れる
空気の流れと、補助スリット1523を介して流れる空
気の流れとが交差しているので、コイン用搬送管110
0内に発生した二つの渦流の位相をずらすことができ
る。さらに、補助スリット1523は、接続パイプ15
11の端部の近傍に、接続パイプ1511の中心から遠
ざかる方向にシフトした位置(図6において、接続パイ
プ151lの左側にずれた位置)に配設されているの
で、これによっても、コイン用搬送管1100内に発生
した二つの渦流の位相にずれが生じることになる。
【0047】ところで、搬送管内で生じる空気の渦流
は、渦流の螺旋の移動にしたがって被搬送体を搬送す
る。上述したように、本発明で用いる禍発生ユニット1
510は、コイン用搬送管1100内に、位相がずれ
た、略等ピッチの二つの渦流を発生させる。この結果、
渦流のピッチが小さくなる。これによって、コイン用搬
送管1100内の渦流の密度を高めることができて、搬
送システムの搬送能力を高めることができる。よって、
このような渦発生ユニットを用いることは、コインのよ
うな密度の大きな被搬送体の搬送には適しているといえ
る。
【0048】ところで、本実施形態では、主スリット1
524および補助スリット1523の開口面積を接続パ
イプ1511の断面積と略等しくしているが、主スリッ
ト1524および補助スリット1523の開口面積を接
続パイプ1511の断面積より大きくしてもよく、主ス
リット1524および補助スリット1523の開口面積
を、接続パイプ1511の断面積と比べて、これと略等
しいか、または、それより少し大きくすることにより、
接続パイプ1511から主スリット1524および補助
スリット1523へ空気をスムーズに流すことができ
る。
【0049】なお、接続パイプ1511と、接続パイプ
1527と、覆い部1525と、連結パイプ1522と
は渦発生ユニット本体1520と一体に形成してもよ
い。また、その場合における、その形状も、図6に示す
形状に限定されない、すなわち、矩形状の主スリット1
524および補助スリット1523が形成できれば、任
意の形状に形成してよい。上述した渦発生ユニット15
10は、補助スリット1523を主スリット1524と
略直交する方向に形成している。しかし、本発明で使用
する渦発生ユニットは、これに限定されない。例えば、
図9に示すように、主スリット1524と補助スリット
1523とを同一面上に形成して、渦発生ユニット15
10を構成することもできる。
【0050】この渦発生ユニット1510では、図9に
示すように、渦発生ユニット本体1520の上面152
1に、補助スリット1523と、主スリット1524と
を、接続パイプl511側からこの順に、略平行に配置
して設けている。補助スリット1523は、矩形状に形
成され、接続パイプl511の断面積と略等しい開口面
積を有する。そして、上面1521には、補助スリット
1523を覆うように覆い部1526が形成される。覆
い部1526には、覆い部1526の内部と外部とを連
通する連結パイプ1522と接続パイプ1527に突設
された分岐部1528とを届曲性を有する接続ホース1
529で接続している。
【0051】このように、図9に示す渦発生ユニット1
510は、主スリット1524と補助スリット1523
とを渦発生ユニット本体1520の上面1521に設け
ているので、上面1521を打抜き加工することによ
り、補助スリット1523を主スリット1524と同じ
工程で製作することができる。そのため、補助スリット
1523の製作を容易に行うことができる。ここで、吸
引用ホース1530、接続パイプ1527、分岐部15
28、覆い部1525、11、接続ホース1529、お
よび、吸引用ホース1530の他端に接続された吸引ユ
ニット1570(図4参照)とで、渦発生ユニット本体
1520を吸引して、渦の発生と、空気流を生成とを行
う空気流発生手段1501が構成される。この空気流発
生手段1501は、主スリット1524および補助スリ
ット1523と、渦発生ユニット本体1520とを介し
て、コイン用搬送管1100内の空気を吸引する。
【0052】空気流発生手段1501が主スリット15
24および補助スリット1523と、渦発生ユニット本
体1520とを介してコイン用搬送管1100内の空気
を吸引すると、渦発生ユニット本体1520内での接続
パイプ1511からの空気の流れに対する、主スリット
1524および補助スリット1523を介して流れる空
気の流れとが、それぞれ交差しているので、主スリット
1524および補助スリット1523を介して流れる空
気の流れによって、コイン用搬送管1100内には略等
ピッチの二つ渦流が発生する。なお、主スリット152
4を流れる空気の流れと補助スリット1523を流れる
空気の流れとは交差していないのでコイン用搬送管11
00内に発生する二つの渦流の位相は略等しくなってい
る。従って、コイン用搬送管1100内に略等位相、略
等ピッチの二つの渦流が発生するので、上述した図6に
示す場合と同様に、渦流の密度を高めることができ、搬
送装置の搬送能力を高めることができる。
【0053】なお、補助スリット1523以外の渦発生
ユニット1510の構成は、図6に示すものと同様であ
るので、その説明は省略する。
【0054】ところで、図9に示す渦発生ユニットで
は、主スリット1524と補助スリット1523を個別
に覆う覆い部1525を設けている。しかし、これに限
定されない。例えば、主スリット1524と補助スリッ
ト1523を覆う一つの覆い部を設け、その覆い部の内
側を壁によって主スリット1524側と補助スリット側
3の二つの部屋に仕切り、主スリット1524側の部屋
に吸引用ホース1530を接続し、補助スリット152
3側の部屋に接続ホース1529を接続してもよい。
【0055】次に、図10および図33を参照して、コ
イン供給装置およびコイン金庫とについて説明する。図
10に示すコイン供給装置1200は、コインを蓄える
コイン貯溜部1210と、蓄えられるコインを送り出す
コイン送り出し部1220とを有する。コイン送り出し
部1220には、送り出されるコインを受け入れるため
の、コイン用搬送管1100のコイン取込口1110が
配置される。コイン送り出し部1220は、図示してい
ない送り出し機構と、図33に示すような、送り出し機
構を駆動するモータ1221と、モータ1221を駆動
する駆動回路1222とを有する。駆動回路1222
は、コイン供給指示信号を受けて、モータ1221を駆
動する。
【0056】コイン供給装置1200は、その上に、コ
イン蓄積状態検知センサ1211とが設けられている。
このコイン蓄積状態検知センサ1211は、コイン貯溜
部1210でのコインの量が予め定めた容量に達してい
るかどうかについて検知する。このセンサ1211は、
具体的には、例えば、マイクロスイッチ、光電スイッチ
等により構成される。また、コイン送り出し部1220
には、送り出すコインの枚数を計数するためのカウンタ
1231が設けられている。コイン蓄積状態検知センサ
1211およびカウンタ1231の出力と、上記駆動回
路の入力とは、それぞれ当該コイン供給装置1200が
対応する端末ユニットTU(図33参照)に接続され
る。
【0057】図10に示すコイン金庫1600は、上記
コイン供給装置1200の次に位置する分岐機1300
によって分岐されたコインを収容する。このコイン金庫
1600には、コイン蓄積状態検知センサ1610が設
けられている。これにより、コイン金庫1600に収容
されているコインの量が予め定められた容量に達したか
どうか検知することができる。このコイン蓄積状態検知
センサ1610は、後述する端末ユニットTUに接続さ
れる(図36参照)。このコイン金庫1600には、当
該コイン金庫1600それ自体を移動可能とするため、
キャスタ1620が設けられている。
【0058】なお、コイン金庫1600には、収容コイ
ンの枚数を計数するためのカウンタを設けることができ
る。このコイン金庫1600対応に設けられている分岐
機1300は、基本的には、後述する、スロットマシン
2に設けられた分岐機1300と同じ構造を有する。従
って、分岐機1300については、後述する。
【0059】分岐機1300は、図11〜13に示すよ
うに、上記コイン用搬送管1100の連通状態を維持す
るための補助流路部1320と、上記コイン用搬送管1
100内を搬送されているコインの移動を妨げると共
に、当該コイン用搬送管1100外に取り出すための進
路切替器1330とを有する。上記進路切替器1330
は、進路切替信号を受けて、切替動作を実行するもので
ある。この進路切替器1330は、常時は、上記コイン
用搬送管1100と直結される主流路部1340と、該
主流路部1340と連通して設けられ、切替時にコイン
用搬送管1100外に取り出されるコインを一時的に保
持するためのコイン保持部(遊技媒体保持部)1360
と、通常時は、上記コイン保持部1360と主流路13
30との連通部1347を覆い、切替時には、主流路1
330内に位置して、コインの搬送を妨げると共に、上
記連通部1347を開放して、コインを上記コイン保持
部1360に分岐させる切替弁1331とを有する。
【0060】補助流路部1320は、例えば、箱型の囲
み部材1321で構成され、上記主流路1340に設け
られた二つの開ロ部1345と1346とを介して主流
路1340と連通する。上記切替弁1331は、主流路
1340におけるコインの流れを中断する状態にある場
合には、それ自体がこの二つの開ロ1345と1346
との間に位置する。従って、コイン用搬送管は、開口部
1345、補助流路部1320および開口部1346と
を介して、連通状態が維持される。なお、開口部134
5には、コインが流れ込むことを防ぐため、格子または
網1322が設けられる。
【0061】主流路1340は、壁面部材1341及び
上面部材1344とで、断面が矩形状となるように構成
される。これは切替弁1331を矩形状として、その構
造の単純化、および、開閉の容易さを図るためである。
上記二つの開口部l345および1346は、この上面
部材1344に設けられている。また、コイン保持部1
360との連通部1347は、この主流路1340の下
面に設けられている。これは、コインが容易に落下でき
るようにするためである。
【0062】上記切替弁1331は、一端側に回動軸1
332を有し、この回動軸1332は、主流路1340
の下面に設けられた軸受け部1343で回動自在に支持
される。一方、切替弁1331の先端側は、斜めに切欠
いてある。また、先端1333側の下面は、主流路13
40の底面部材1342と密接することができる。これ
により、連通部1347をほぼ完全に密閉することが可
能となる。主流路1340の大きさは、搬送すべきコイ
ンの大きさを考慮して定める。図11に示すに二重円の
内側にある円は、コインの大きさにに相当する。一方、
二重円の外側は例えば、トークンの大きさに相当する。
【0063】上記コイン保持部1360は、その下方側
にある開口部1360aに、これを塞いで、コインを一
時的に保持するための開閉可能な蓋体1352を有す
る。すなわち、このコイン保持部1360は、蓋体13
62が開いたとき、保持されているコイン外部に放出さ
れる構造を有する。蓋体1362は、その一端側にばね
1363が取り付けられる。このばね1363は、取付
部1364に取り付けられている。この蓋体1362
は、コイン保持部1360内に溜まったコインの枚数が
ある枚数以上となったときのコインの重量によって、ば
ね1366に抗してあけられる。それによって、コイン
は、落下して放出される。ただし、蓋体1362をコイ
ンの重量によって容易に開くことができるようにするた
めには、ばねの強さを抑える必要がある。ところが、ば
ね1363が弱いと、わずかな枚数のコインがコイン保
持部1360に溜まった状態で蓋体1362があいてし
まうことがおきる。この場合には、コイン用搬送管11
00に外部から空気が吸い込まれるため、コイン供給装
置1200からのコインの吸引搬送が弱くなるおそれが
ある。
【0064】そこで、本実施形態では、コイン用搬送管
1100の負圧を利用して、蓋体1362を吸引するこ
とによって、コイン保持部1360内に溜まったコイン
の重量によっては、蓋体1362が直ちには開かないよ
うにしてある。すなわち、切替弁1331によって、連
通部1347を覆って、コイン保持部1360内にコイ
ン用搬送管1100の吸引力が及ばないようにする。こ
れによって、蓋体1362は、ばね1363がコインの
重量に負けて、開くことになる。なお、蓋体1362
は、コインの落下後は、ばね1363によって、再び閉
じる。ただし、ばねの力を弱く設定してある場合には、
蓋体1362自体の重量との関係で、完全には閉じきれ
ないことがあり得る。この場合には、コイン用搬送管1
100の負圧を利用することによって、ばね1363を
補強して、コイン保持部1360の開口部1360a
を、蓋体1362を完全に閉塞することができる。
【0065】この切替弁1331は、切替弁駆動機構1
350を有する。この切替弁駆動機構1350は、ロー
タリーソレノイド1351、動力伝達機構1352およ
び敢付部材1353を有する。すなわち、回動軸133
2に、動力伝達機構1352を介してロータリーソレノ
イド1351が連結される。ソレノイド1351は取付
部材1353によって切替器1330本体に取り付けら
れている。
【0066】主流路1340の両端には、コイン用搬送
管1100を連結するための搬送管連結部1312と、
分岐機1300自体を固定するための固定部1314と
が設けられる。なお、図12に示す分岐機1300は、
コインの重量でコイン保持部1360の蓋体1362を
開放する構造であるが、本発明は、それに限定されな
い。例えば、図14に示すように、ロータリーソレノイ
ド1366等のアクチュエータを用いて、動力で蓋体1
362を開閉するようにしてもよい。
【0067】次に、コイン用搬送管1100に要所(コ
インが滞留し易い場所)に設置される。滞留防止手段に
ついて、図50〜図52を参照して説明する。コイン用
搬送管1100の要所につなぎ用管1110が挿入設置
されている。
【0068】つなぎ用管1110は、前後端がコイン用
搬送管1100に嵌着されている。つなぎ用管1110
には、挿入管1120が内装されている。つなぎ用管1
110の前端部および後端部において、その内周部に
は、ボールベアリングを間にして外輪部材と内輪部材と
が相互に回動可能に支持されて成るベアリング部材11
30の外輪部材が堅く内嵌している。また、ベアリング
部材1120の内輪部材には挿入管1120が堅く内嵌
している。それにより、つなぎ用管1110に、挿入管
1120がベアリング部材1130を介して回転可能に
支持される。
【0069】つなぎ用管1110の挿通孔1115を通
してピニオン1140がつなぎ用管1110内部に挿入
され、ピニオン1140が挿入管1120の外周部に一
体的に形成されたホイールギヤ1125に噛み合ってい
る。ピニオン1140は駆動モータ1150の出力軸に
固結されている。挿入管1120の内壁には、コインを
収容可能な収容凹部1126が管周方向に4つ形成され
ている。収容凹部1126の両側壁は管中心軸に沿っ
て、挿入管1120の前端部から後端部に渡って延びて
いる。図52に示すように、駆動モータ1150が駆動
すると、ピニオン1140およびホイールギヤ1125
を介して挿入管1120が回転し、挿入管1120内に
滞留するコインがその時点で下方に位置する収容凹部1
126に収容され、収容凹部1126と共に回転する。
収容凹部がある程度回転し、収容凹部1126の凹部口
が水平方向へ向く状態になった場合に、機械の振動など
でコインが収容凹部1126からこぼれようとしても、
収容凹部1126の両側壁にコインが引っかかるように
なってコインが収容凹部1126からこぼれることがな
い。さらに、挿入管1120が回転していき、やがて、
コインが収容された収容凹部1126の凹部口が斜め下
方を向くようになると、収容されたコインが収容凹部1
126の凹部口からこぼれて挿入管1120の中心部に
向かって落下し、挿入管1120の中心部に流れる渦流
中に再び取り込まれ、前方のコイン用搬送管1100の
本管側へ搬送される。
【0070】コインは、コイン用搬送管1100の要所
で一時的に滞留するものの、挿入管1120が回転する
ことで、滞留したコインが渦流に再び取り込まれるの
で、即座に滞留が解消され、結果的にコインがスムーズ
に搬送されることになる。次に、本発明においてコイン
の回収のために用いられるコイン導入機について、図1
6および図17を参照して説明する。
【0071】コイン導入機1400は、コインを導入す
る導入部本体1470と、導入部本体1470から導入
されるコインをコイン用搬送管1100に合流させるた
めの合流部1440とを有する。導入部本体1470
は、開閉可能なシャッタ1471と、該シャッタ147
1で下端を塞いだ状態でコインを一時的に蓄えるコイン
保持部1475と、上記シャッタ動機構1480とを有
する。導入部本体1470は、壁面部材1473を用い
て、筒状に形成され、断面が、概略矩形状、具体的に
は、正方形状をなす構造を有する。壁面部材1473の
うち、シャッタ1471の回動軸1472を回動可能に
支持する部材については、軸受け部1474と、シャッ
タ1471を開いた場合の、当該シャッタ1471の待
避のための切欠部1473aが設けられている。
【0072】シャッタ駆動機構1480は、ロータリー
ソレノイドl481と、動力伝達機構1482と、これ
らを支持する支持部材1483とを有する。ロータリー
ソレノイド1481の駆動力は、動力伝達機構1482
を介して回動軸1472に伝達され、シャッタ1471
は開閉駆動される。シャッタ1471は、上記コイン保
持部1475の下端開口1476を密閉状態で塞ぐ。こ
れにより、コイン用搬送管1100への空気の漏れを防
ぐことができる。
【0073】合流部1440は、壁面部材1446によ
り、断面矩形状、具体的には、断面正方形状の筒形に形
成される。そして、合流部1440の中央の上部に、上
記導入部本体1470が連結される。合流部1440と
導入部本体1470とは、T字形に結合し、内部空間が
連通している。また、合流部1440の両端には、コイ
ン用搬送管1100を連結するための搬送管連結部14
12と、分岐機1300自体を固定するための固定部1
414とが設けられる。
【0074】図18に、コイン導入機1400の他の例
を示す。このコイン導入機1400は、基本的な構造
は、上記図16に示したものと同様である。ただし、図
18に示すコイン導入機1400は、導入部本体149
0の構造が、より簡単化されている。すなわち、この導
入部本体1490は、基本構造が円筒状であり、これに
伴って、シャッタ1491も円盤状の構造を有する。こ
のシャッタ1491は、ロータリーソレノイド等のアク
チュエータを有するシャッタ駆動機構1480で開閉さ
れる。また、合流部1440の構造も、基本的には、図
16に示すものと同じである。ただし、コイン用搬送管
1100との連結部1415の構造が相違する。図18
の例では、連結部1415の内側に、コイン用搬送管1
100の端部が挿入される構造となっている。
【0075】次に、紙幣搬送システム2000を構成す
る要素について、図面を参照して説明する。図4に示す
搬送システムでは、紙幣の搬送に際して、紙幣は、紙幣
導入機2700から紙幣排出機2800に搬送する。
【0076】図19に示す渦流発生装置2500は、渦
発生ユニット2510と、吸引ユニット2570と、上
記渦発生ユニット2510と吸引ユニット2570とを
接続する接続ホース2530とを備える。渦発生ユニッ
ト2510と、吸引ユニット2570とは、それぞれ、
上述したコイン搬送に用いられる渦発生ユニット151
0と、吸引ユニット1570と構成において同じであ
る。
【0077】渦発生ユニット2510は、紙幣排出機2
800側の紙幣用搬送管2100に接続される。具体的
には、渦発生ユニット2510を吸引ユニット2570
に接続する。ここで、渦発生ユニット2510が吸引ユ
ニット2570に接続され、紙幣用搬送管2100内
に、紙幣導入機2700から紙幣排出機2800の方向
に渦流が流れる。これにより、紙幣用搬送管2100内
に、紙幣を移動させることが可能となる。
【0078】図20に示す渦流発生装置2500は、渦
発生ユニット2510と、吸引ユニット2570とを有
する。図20に示す例は、上記した図19の渦流発生ユ
ニットと同じである。次に、紙幣排出機による搬送管2
100から紙幣金庫2600への紙幣の排出について図
21を参照して説明する。図21では、F〜Gまでの段
階を追って変化する様子を示す。まず、段階Fでは、上
述した図28の段階Dと同様の状態にある。すなわち、
段階Fでは、紙幣押し下げバー2741が直線運動機構
2731によって押し下げられ、その先端2741a
が、搬送管2100の下部スリット近傍まで達した状態
である。この状態では、紙幣は、上部スリットの開口幅
による拘束を受けない。従って、それ自身の弾性によっ
て、搬送管2100内で内壁に触れるまで広がった状態
となっている。なお、この段階では、直線運動のストロ
ークは、まだ、下限に達していない。
【0079】段階Gは、紙幣押し下げバー2741が直
線運動機構2731によって押し下げられ、その先端2
741aが、搬送管2100の下部スリットを通過し、
紙幣金庫2600内に達した状態である。紙幣束は、紙
幣金庫内に挿入されつつある。なお、図21に示す紙幣
金庫2600には、蓄積される紙幣束Bを押し上げる部
材2699が設けられている。そのため、紙幣押し下げ
バー2741は、その押し上げ部材2699に抗して紙
幣束を押し下げる。このようにして、紙幣束が紙幣金庫
2600内で、広がることができる深さまで押し下げ
る。この点が、リミットスイッチ2738Bにより検出
されて、ストローク下限信号が端末ユニットに向けて出
力される。
【0080】次に、段階Hは、紙幣押し下げバー274
1が搬送管2100より上方に引き上げた状態である。
この時、紙幣金庫2600では、押し上げ部材2699
が金庫内の紙幣束Bを押し上げた状態にある。以上によ
り、紙幣を搬送するシステムについて説明した。次に、
紙幣導入機または紙幣排出機として使用できる機器の他
の例について、図22〜図25を参照して説明する。な
お、図22に示す装置は、これまでに説明してきた装置
と、シャッタ機構の点で相違し、その他の点で、共通す
る。そこで、相違点を中心として説明する。
【0081】図23に示すように、ステージ2721の
中央部に設けられている開ロ2723に、両開きで、か
つ、回転式のシャッタ2724が示されている。このシ
ャッタ2724は支持板2724bと、これに支持され
る回動板2724aとがある。回動板2724aは、そ
の一辺が回動可能に支持され、かつ、図示しないばねに
よって自己復帰できるようになっている。この例では、
シャッタは、格別の駆動装置を要しない。押し下げバー
により押されることにより、ばねの力に抗して回動して
あく。押し下げバーが上方に退避すると、ばねの力で自
力復帰する。
【0082】次に、本発明の搬送システムの他の実施形
態について、図26〜図28を参照して説明する。
【0083】図26に示す搬送システムは、コインを搬
送する第1のシステムにおいて、コインの回収の仕方
が、上記図4に示すシステムと異なる例である。ここで
は、図4のシステムとの相違点を中心にして説明する。
図26に示す搬送システムは、渦流発生装置1500に
最も近い位置で、回収用のコインの取り込みを行うスロ
ットマシン2において、コイン導入機1400および回
収用の分岐機1300に代えて、コイン導入分岐機17
00を設置したことに特徴がある。このコイン導入分岐
機1700は、それが設置されているスロットマシン2
におけるコインの導入と、当該スロットマシンおよび他
のスロットマシンにおいてコイン用搬送管1100に導
入されたコインをコイン用搬送管1100から分岐し
て、コイン供給装置1200に戻すことを行う。
【0084】コイン導入分岐機1700の具体的な構造
を、図27および図28に示す。このコイン導入分岐機
1700は、その基本的には、図14に示す分岐機13
00と、図16に示すコイン導入機1400とを合成し
た構造を持っている。ただし、分岐機1300の補助流
路部1320の部分に、コイン導入機1400が載る形
となっているため、補助流路部1320を、外部にパイ
プによって設置したものである。
【0085】まず、コイン導入機に相当する部分につい
て説明する。図27および図28に示すように、この部
分は、コイン導入する導入部本体1770と、導入部本
体1770から導入されるコインをコイン用搬送管11
00に合流させるための合流部1740とで構成され
る。導入部本体1770は、開閉可能なシャッタ177
1と該シャッタ1771で下端を塞いだ状態でコインを
一時的に蓄えるコイン保持部1775と、上記シャッタ
駆動機構1780とを有する。導入部本体1770およ
びシャッタ駆動機構1780については、上述した図1
6に示すコイン導入機1400の説明を参照されたい。
【0086】合流部1740は、断面矩形状、具体的に
は、断面正方形状の筒形に形成される。そして、合流部
1740の中央の上部に、上記導入部本体1770が連
結される。また、合流部1740の中央下部に、分岐機
1300の部分が連結される。コイン導入機と分岐機と
は、合流部1740を共用している。この合流部174
0には、補助流路部1720が設けてある。この補助流
路部1720は、一端がコイン供給側に開口(174
5)し、他端が、渦流発生装置側に開口している(17
46)。そして、開口1745には、コインが流れ込ま
ないように、網1745aが装着してある。このコイン
導入分岐機1700は、全体として十字状に結合して形
成されている。
【0087】このコイン導入分岐機1700を使用する
場合は、まず分岐機1300に相当する切替弁1731
を分岐状態に切り替えた後、何れかのコイン導入機から
コインの導入を行う。これは、このコイン導入分岐機1
700が設置されているスロットマシンにおいても、こ
の順に行う。従って、このコイン導入分岐機1700
は、通常のコイン導入機1400と分岐機1300とを
使用する場合と同様に使用することができる。
【0088】次に、本発明の搬送システムさらに他の実
施形態について、図29および図30を参照して説明す
る。本実施形態は、図4に示す実施形態と比べて、コイ
ン搬送を行う第1の搬送システムにおいて、コインの回
収部分および渦発生ユニットについて相違があるほか
は、格別の相違点はない。そこで、この相違点を中心に
して、説明する。
【0089】図29に示すように、本実施形態では、図
4において用いられていた回収用の分岐機1300が省
略されている。
【0090】そこで、コインをコイン用搬送管1100
から分離するため、分岐機1300に代えて、渦発生ユ
ニット1510に回収ホッパー1540を設けている。
この回収ホッパー1540は、図30に示すように、渦
発生ユニット1510の渦発生ユニット本体1520の
下方に設置されている。これは、渦発生ユニット本体1
520に吸引された渦流が、それまでのコイン用搬送管
1100に比べて断面積がはるかに大きな領域にひきこ
まれるため、そこでは、コインを支持しきれなくなる。
その結果、コインは落下することとなる。落下したコイ
ンは、コイン貯溜部1541に蓄えられ、錘1543の
バランスに打ち勝つだけの重量となったとき、蓋154
4が開いて、コインが排出される。もちろん、錘ではな
く、手動、または、アクチュエータを用いて、蓋154
4を開放するようにしてもよい。
【0091】次に、本発明において用いられる制御シス
テムの構成について、図31〜37を参照して説明す
る。本発明の制御システムは、それ自体独立したシステ
ムとして、搬送システムを制御することができる。ま
た、例えば、図31に示すように、遊技場全体を管理す
るシステムの一部に組み込まれることも可能である。図
31のシステムは、基本的には、島1対応にlの制御シ
ステムCSが構成される。そして、各制御システムCS
は、情報処理装置PSと、これに信号線群SLおよびバ
スBLを介して接続された複数の端末ユニットTUとで
構成される。各制御システムCSの情報処理装置PS
は、情報伝送ラインCLを介して、管理コンピュータM
Cと接続されている。各情報処理装置PSは、それぞれ
が置かれている島において発生した事象についての情
報、例えば、受入コイン金種、受入コイン枚数、払出し
コイン枚数、コイン金庫収容コイン数、受入紙幣枚数、
紙幣金庫収容枚数等の各種情報を、情報伝送ラインCL
を介して管理コンピュータMCに送る。
【0092】情報処理装置PSは、コンピュータシステ
ムによって構成される。この情報処理装置PSは、例え
ば、図32に示すように、中央処理ユニット(CPU)
210と、メモリ220と、インタフェース(I/F)
230と、記億装置240とを備える。インタフェース
230には、上記情報伝送ラインCLと、各端末ユニッ
トと接続される信号線群SLおよびバスBLとが接続さ
れる。このインタフェース230は、情報の伝送を行う
ための通信制御機能を備えている。また、このインタフ
ェース230は、記憶装置等の外部装置との接続が行え
る。
【0093】上記インタフェース230の通信制御機能
としては、端末ユニットTUとのバスBLを介しての通
信の制御と、管理コンピュータMCと情報伝送ラインC
Lを介しての通信の制御とがある。端末ユニットTUと
の通信は、情報処理装置PSがバス権を管理し、情報処
理装置側から、すべての、または、特定の端末ユニット
に対して、電文を送信する。また、情報処理装置PSが
特定の端末ユニットTUに対してデータの送信要求を送
り、これを受けて、特定の端末ユニットは、要求された
データを電文に載せてバスBLを介して情報処理装置P
Sに送る。
【0094】また、インタフェース230は、複数群の
信号線群SLごとに、対応する入力ポート(図示せず)
を有する。すなわち、この入力ポートは、信号線群SL
が接続されている端末ユニットTU対応に存在する。C
PU210は、入力ポートを調べて、情報処理装置が処
理する必要のある信号が入力している場合、その信号の
送信元を示す送信元情報と共に、その信号の内容を示す
情報を、待ち行列の最後尾にリンクする。
【0095】CPU210が入力ポートを調べる際に
は、この待ち行列の内容と対比する。すなわち、現在の
状態が待ち行列にリンクされている内容と同じである場
合には、その入力ポートの信号に変化がないと判定す
る。一方、待ち行列にはリンクされていない信号が入力
している入力ポートについては、その信号の送信元を示
す送信元情報と共に、その信号の内容を示す情報を、待
ち行列の最後尾にリンクする。そして、待ち行列にリン
クされていた信号が、現状では出力されていない状態と
なった入力ポートについては、待ち行列からその信号の
リンクを解除する。これにより、解除された信号が待ち
行列にリンクされた後に、待ち行列にリンクされた信号
についての待ち行列上の順位が繰り上がる。CPU21
0は、この待ち行列の最上位から処理を実行する。従っ
て、この待ち行列は、情報処理装置PSの処理の優先順
位を付与しているともいえる。
【0096】また、CPU210は、入力ポートを調べ
て、特定の端末ユニットについて行った指示に対する応
答の有無を検知する。この場合、応答は、指示の対象と
なった端末ユニットから出るとは限らない。対象が置か
れている環境についての情報は、異なる端末ユニットに
おいて収集される場合がある。なお、入力ポートに入力
された信号を待ち行列にリンクする際、その信号の内
容、および/または、送信元によって、より上位の位置
にリンクすることもできる。すなわち、優先処理を行う
ことができる。
【0097】記憶装置240には、例えば、ハードディ
スク装置が用いられ、この情報処理装置が実行するプロ
グラム、処理するためのデータ、処理済みのデータ等が
格納される。プログラムは、情報伝送ラインCLを介し
て管理コンピュータMCから送られたものを、記憶装置
240に格納する。この他、フロッピディスク、光ディ
スク等の記録媒体に格納されたプログラムをインストー
ルしてもよい。例えば、インタフェース230に、フロ
ッピディスクドライブ装置を接続して、フロッピディス
クに記録されたプログラムを、記憶装置240に格納す
ることができる。また、プログラムを書込んだROM等
の記録媒体を搭載することもできる。
【0098】CPU210は、記億装置240に格納さ
れているプログラムをメモリ220に取り込んで、メモ
リ220上のプログラムを順次実行することにより、後
述するフローチャートが示す処理を実現する。
【0099】次に、端末ユニットTUについて、図33
〜39を参照して説明する。本発明の典型的な実施形態
の一つである図4に示す搬送システムにあっては、端末
ユニットTUは、その接続の態様として、図33〜37
に示すような複数の種類の態様があり得る。なお、図3
8は、図26に示す実施形態に対応したものを示す。図
39は、端末ユニットの他の接続態様を示す。
【0100】図33〜39に示す端末ユニットTUは、
いずれもコンピュータシステムにより構成される。すな
わち、中央処理装置(CPU)110と、メモリ120
と、インタフェース(I/F)130とを有する。メモ
リ120は、その一部にROMが設けられている。この
ROMは、CPUll0が実行するプログラムを格納す
る記憶媒体となっている。もちろん、上述した情報処理
装置PSの場合と同様にハードディスク装置等の記億装
置を別途設けて、これにプログラムを格納するようにし
てもよい。また、プログラムを、フロッピディスク、光
ディスク等に格納しておき、これらを読み取り装置を介
して読み込むようにすることもできる。もちろん、信号
線群SLを介して情報処理装置PSから必要なプログラ
ム、データ等を受け取るようにしてもよい。
【0101】インタフェース130には、上記信号線群
SLが接続される。このインタフェース130は、情報
の伝送を行うための通信制御機能を備えている。また、
このインタフェース130は、記憶装置等との外部装置
の接続が行える。CPU110は、インタフェース13
0を介して入力される各種信号を受け付けて、入力情報
の内容を調ベ、情報処理装置PSに通知する必要のある
情報が存在する場合には、信号線群SLのうち予め定め
た信号線を用いて、通知すべき情報を通知する。例え
ば、信号線群SLを構成する複数本の信号線の各々につ
いて、予め意味を定義して、専用化しておき、事象が発
生したとき、その事象に対応する信号線に信号を載せる
ことで、当該事象の発生を通知することができる。より
具体的には、コイン補給要求、コイン回収要求、紙幣回
収要求等の要求信号を、それぞれ専用の信号線に割り当
て、また、動作の完了報告信号を、さらに別の信号線に
割り当てることができる。
【0102】なお、信号の種類が多数ある場合には、そ
れぞれに専用の信号線を割り当てると、信号線の数が多
くなるという問題がある。そこで、何本かの信号線を用
いて、情報をコード化して送ることもできる。この場
合、エンコーダとデコーダとが必要となるが、少ない信
号線の数で、多くの情報を通知することができる。ま
た、種々のシステムに拡張することも可能である。ここ
では、ここの信号線が事象ごとに割り当てられているも
のとする。
【0103】次に、図33〜39に示される各端末ユニ
ットTUと、対応する機器との接続関係について、それ
ぞれ説明する。図33に示す端末ユニットTUは、コイ
ン供給装置1200に対応して設けられたものである。
すなわち、インタフェース130には、コイン蓄積状態
検知センサ1211と、カウンタ1231と、駆動回路
1222とが接続される。コイン蓄積状態検知センサ1
211からはコインの蓄積状態を示す情報が入力され、
カウンタ1231からはコインの送り出し枚数とが、端
末ユニットTUに入力される。一方、コイン送り出し部
1220の駆動回路1222には情報処理装置PSから
のコイン供給指令が端末ユニットTUを介して送られ
る。駆動回路1222は、コイン供給指令に基づいて、
コイン供給装置1200のコイン送り出し部1220の
モータ1221を駆動させる。カウンタ1231は、コ
イン送り出し部1220によって送り出されるコインの
枚数を計数する。この計数値は、端末ユニットTUに送
られる。端末ユニットTUは、カウンタ1231の出力
を調ベ、予め定めた枚数のコインを送り出したとき、駆
動回路1222にモータ1221の停止を指示すると共
に、供給完了信号を信号線群SLを介して情報処理装置
PSに送る。ここで、“コインの供給処理が終了であ
る”と判断する枚数は、予め定めておく。この枚数は、
例えば、分岐機1300のコイン保持部1360のコイ
ン保持容量を考慮して定めることができる。
【0104】なお、ここでは、端末ユニット自体で、コ
インの供給の終了を判定したが、情報処理装置からの指
示によってコインの供給を終了させるようにしてもよ
い。その場合には、コインの供給の駆動は、コイン供給
指令が解除されるまで続く。
【0105】図34に示す端末ユニットTUは、コイン
金庫およびこれに対応した分岐機について設けられたも
のである。この端末ユニットTUには、分岐機1300
に設けられる詰り検知センサ1301と、切替弁133
1を駆動するためのソレノイド1341を駆動する駆動
回路1359とが接続される。コイン金庫1600に
は、また、コインの蓄積状態を検知するためのコイン蓄
積状態検知センサ1610が接続される。
【0106】図35に示す端末ユニットTUは、コイン
回収用の分岐機1300に対応して設けられたものであ
る。なお、この端末ユニットTUは、その処理負荷が小
さいので、この処理を他の端末ユニットに兼用させるこ
ともできる。例えば、この分岐機1300が置かれてい
る最も近くにあるスロットマシン2に対応する端末ユニ
ットTU、コイン供給装置1200に対応する端末ユニ
ットTU等に、この処理を行わせるようにすることがで
きる。
【0107】図36に示す端末ユニットTUは、遊技機
対応、すなわち、スロットマシン2に対応して設けられ
たものである。この端末ユニットTUは、スロットマシ
ンごとに設けられる。この端末ユニットTUには、ゲー
ム機ホッパ30に設けられているコイン蓄積状態検知セ
ンサ33と、コイン識別部52の設けられているカウン
タ53と、紙幣識別部42に設けられているカウンタ4
3と、オーバーフロー機構に設けられているカウンタ6
1とが接続される。また、この端末ユニットTUには、
分岐機1300について、詰り検知センサ1301、お
よび、ソレノイド1351の駆動回路1359が接続さ
れる。また、コイン導入機1400について、詰り検知
センサ1401と、ソレノイド1481の駆動回路14
89とが接続される。さらに、紙幣導入機2700につ
いて、紙幣検知センサ2769及び詰り検知センサ27
01と、モータ2731を駆動する紙幣導入用駆動回路
2739と、ソレノイド2751を駆動するシャッタ駆
動回路2759と、ソレノイド2781を駆動するロッ
ク機構2789とが接続される。
【0108】次に、紙幣導入機2700の機械的構造に
ついて説明する。図1および図46〜図48に示すよう
に、紙幣導入機2700は一対の挾持部材を有してお
り、一対の挾持部材は押込みレバー2710と受けレバ
ー2720とからなる。押込みレバー2710および受
けレバー2720は、待機ステージ46上に待機させた
紙幣をその表面側および裏面側から挟んで、紙幣を待機
位置から引渡位置に移動させるものである。押込みレバ
ー2710および受けレバー2720は、水平方向に延
びる同一の回転軸2730を中心にして回動可能に支持
されている。
【0109】押込みレバー2710は、非導入時(図4
6(a)参照)では起立していて、導入時の初期(図4
6(b)参照)では紙幣を長手方向に沿った対称線で曲
げて待機ステージ46のスリット47内に押込むための
ものであり、受けレバー2720は、非導入時および導
入時の初期(図46(a)〜(b)参照)ではスリット
46を下方から臨んだ位置に配され、前記押込みレバー
により曲げられた紙幣の曲げ部を受け止める。押込みレ
バー2710および受けレバー2720は、導入時終期
(図46(c)参照)では、押込みレバー2710が動
力により正転(図46において反時計方向に回転)して
受けレバー2720を付勢力に抗して正転させ、押込み
レバー2710と受けレバー2720とで紙幣を挾持し
た状態で前記引渡位置に移動するものである。引渡位置
では、押込みレバー2710および受けレバー2720
は各先端部が垂下しており、各先端部の下方には、吸込
パイプ2150の吸込口部材2160の先端口が位置し
ている。紙幣を引渡位置に移動すると、受けレバー27
20はロック部材(図示しない)により拘束される。
【0110】紙幣を引き渡す場合は、押込みレバー27
10を僅かに逆転(図46において時計方向に回転)さ
せて、押込みレバー2710と受けレバー2720との
挟む力を弛める。挟む力を弛めると、紙幣は落下し、か
つ、吸込口部材2160内の負圧により吸い込まれて、
吸込口部材2160の先端口を通って、紙幣用搬送管2
100の搬送経路内に導入される。押込みレバー271
0および受けレバー2720をそれぞれ原位置に復帰さ
せるには、再び、押込みレバー2710を正転させて受
けレバー2720を押し込み、受けレバー2720の拘
束を解除した後に、押込みレバー2710を動力により
逆転させていけばよい。押込みレバー2710が逆転す
ると、受けレバー2720は、付勢力により押込みレバ
ー2710に追従して逆転し、スリット47を下方から
臨む原位置に戻り、ストッパ(図示しない)に当接して
原位置に拘束される。
【0111】各紙幣導入機2700の紙幣導入動作およ
び紙幣搬送管2100の各吸込パイプ2150の紙幣吸
込動作は、1ステージ単位で順次行われ、紙幣搬送管2
100内に導入された紙幣は、1ステージ単位で順次搬
送される。図37に示す端末ユニットTUは、紙幣排出
機2800と、渦流発生装置2500対応に設けられた
ものであるこの端末ユニットTUには、紙幣金庫260
0に設けられている紙幣蓄積状態検知センサ2601
と、紙幣識別部42に設けられるカウンタ43とが接続
される。
【0112】また、渦流発生装置2500対応に、方向
切替器2580が接続される。さらに、紙幣排出機28
00について、紙幣検知センサ2769および詰り検知
センサ2701と、モータ2731を駆動する紙幣導入
用駆動回路2739と、ソレノイド2751を駆動する
シャッタ駆動回路2759と、ソレノイド2781を駆
動するロック機構2789とが接続される。図38に示
す端末ユニットTUは、図26に示す搬送システムに設
けられる特定のスロットマシン対応に設けられたもので
ある。すなわち、この特定のスロットマシンは、コイン
回収のためのコイン導入分岐機1700を有する。この
コイン導入分岐機1700が、他のコイン導入機140
0とは、構成が一部異なるため、端末ユニットTUに対
する接続も異なっている。すなわち、図36に示すスロ
ットマシン対応の端末ユニットとは、コイン導入分岐機
1700についての接続が異なる。そこで、相違点につ
いてのみ説明する。コイン導入分岐機について、詰り検
知センサ1401および1701と、ソレノイド178
1の駆動回路1789と、ソレノイド1751の駆動回
路1759とが接続される。
【0113】次に、本発明の搬送システムの動作につい
て、図39〜図43のフローチヤートを参照して説明す
る。まず、以下で述べる搬送システムは、コインを搬送
する第1のシステムおよび紙幣を搬送する第2のシステ
ムとも原則的に、渦流発生装置を常時作動させた状態と
しておく。その上で、各種装置を制御して、目的の被搬
送体を出発位置から目的位置まで搬送する。もちろん、
渦発生装置の動作を、入り切りすることを制御の一部と
して行うようにする制御モードも採用可能である。しか
し、ここでは、常時作動を前提として説明する。
【0114】また、以下で述べる搬送システムは、スロ
ットマシン等の装置からの各種要求信号、状態信号は、
機器ごとに割り当てられる信号線群を用いて、情報処理
装置に送られる。また、情報処理装置からの指示、命令
は、バスBLを介してそれぞれの機器に送られる。もち
ろん、本発明は、このような信号伝送方式に限定される
ものではないが、ここでは、そのようなシステムを前提
として動作説明する。
【0115】図39は、情報処理装置PSの一般的な処
理フローである。ここでは、各種要求の中から、処理す
べき要求を選択する(ステップ101)。この選択は、
予め設定される待ち行列の中から、第1順位のものをピ
ックアップして、その要求について処理する。通常は、
後述するように、情報処理装置が、信号線群SLを介し
て送られる各種要求信号を、原則的には発生順に待ち行
列にリンクして、上位から順次実行する。すなわち、そ
の要求に関する処理すべき内容を抽出し(ステップ10
2)、その内容に対応した処理を実行する(ステップ1
04)。処理の内容としては、例えば、本発明の場合、
コインの補給要求、コインの回収要求、紙幣の回収要求
等が挙げられる。そして、処理が終了であれば、それで
終わり、さらに続行すべき事項がある場合には、再び、
ステップ101に戻って、処理を実行する(ステップ1
05)。
【0116】上記ステップ104における対応処理と
は、例えば、コイン補給要求に対する処理、紙幣の回収
要求に対する処理等が挙げられる。
【0117】ここで、処理対象の選択のために用いられ
る待ち行列の設定について説明する。この待ち行列は、
その順に処理がなされるという点では、優先順位のテー
ブルに相当するともいえる。まず、情報処理装置PS
は、インタフェース230の入力ポートを調べる(ステ
ップ501)。何れかの信号線群中に、何らかの要求信
号が存在するか否か判断する(ステップ503)。要求
信号が存在する場合、当該入力ポートについて、要求元
を示す要求元情報と、要求内容とを読み取る(ステップ
504)。そして、他に未処理の要求がある場合、この
要求信号を待ち行列の最後尾にリンクする(ステップ5
05)。
【0118】ここで、当該要求信号について、予め、何
らかの優先順位が付与されているかどうか調べる(ステ
ップ506)。もし、何らかの優先順位が与えられてい
る場合、待ち行列の再設定を行う(ステップ507)。
以上により、上記図39のステップ101において行う
選択の対象を予め設定することができる。この処理は、
情報処理装置PSが随時行う。
【0119】次に、コイン補給要求の処理について、図
40を参照して説明する。この処理では、情報処理装置
は、コイン補給要求が出され要求元に対して、分岐機1
300の切替弁1331の切替指示を出力する(ステッ
プ201)。この切替指示は、対応する端末ユニットT
Uに対してバスBLを介して送る。これを受けた端末ユ
ニットTUは、分岐機1300の駆動回路1359に対
して、切替弁1331を分岐状態に切り替えるよう指示
する。
【0120】一方、情報処理装置PSは、コイン供給装
置1200に対応する端末ユニットTUに対して、コイ
ンの供給を支持する(ステップ202)。これを受け
て、端末ユニットTUは、駆動回路1222に、モータ
1221を駆動させるよう指示する。その結果、モータ
1221が駆動して、コイン送り出し部1220が作動
して、コインをコイン用搬送管1100に送り出す。す
ると、コイン用搬送管1100内に生じている渦流に載
って、当該コインは、搬送される。そして、切替弁が分
岐に切り替わっている分岐機1300に到達すると、コ
インは、切替弁にぶつかって、それから先への進行を阻
止される。その上、コイン保持部1360に送り込まれ
る。
【0121】この時、コイン供給装置1200では、カ
ウンタ1231が送り出されるコイン数を計数し、その
結果を端末ユニットTUに送る。端末ユニットTUで
は、予め定めた供給枚数に達したか否か判定する。そし
て、予定の枚数送り出すと、駆動回路1222に、モー
タ1221の停止を命じる。そして、コインの供給が終
わったことを示す供給完了信号を信号線群SLを用いて
情報処理装置にPS通知する。情報処理装置PSは、こ
の信号が送られてくることを待ち(ステップ203)、
送られてきたときから、一定時間経過したかどうか監視
する(ステップ204)。この監視は、端末ユニットT
Uで行うようにしてもよい。ここで、一定時間、待つ理
由は、コイン供給装置から分岐機までの間で、コイン用
搬送管1100中を送られるコインの存在を考慮したも
のである。
【0122】一定時間経過した後、情報処理装置PS
は、切替弁を元に戻す指示を先の端末ユニットTUに指
示する(ステップ205)。これにより、コイン補給の
一連の処理が終わる。なお、この後、補給を受けたゲー
ム機ホッパ30において、コインの補給が必要量に満た
なかった場合には、コイン蓄積状態検知センサ33が依
然として、コインが不足していることを検知しているた
め、当該端末ユニットTUからは、コイン補給要求が引
き続き出されることとなる。そのため図39において、
情報処理装置は、再び、処理対象として同じスロットマ
シンを選択することになる。従って、必要量が満たされ
るまで、補給が続くこととなる。なお、このような状態
が連続すると、他の装置に対するサービスができなくな
るという問題がある。そこで、図43において、前述し
たように、ステップ506のように、他のスロットマシ
ン等について、優先順位を与えることで、特定の装置へ
のサービスの集中を防ぐことができる。
【0123】次に、図41に示す、コイン回収処理につ
いて、説明する。この処理では、まず、コイン回収用分
岐機1300に、切替弁の切替を端末ユニットを介して
指示する(ステップ301)。ついで、コイン回収要求
のあったスロットマシンのコイン導入機1400に、シ
ャッタを開く指示を端末ユニットTUを介して送る(ス
テップ302)。そして、上述した分岐機の場合と同じ
理由から、一定時間待った後(ステツプ303)、コイ
ン回収用の分岐機1300に切替弁を元に戻す指示を、
端末ユニットTUを介して送る(ステップ304)。
【0124】これにより、コイン回収の一連の処理が終
わる。次に、図42を参照して、紙幣回収の手順につい
て説明する。まず、情報処理装置PSは、端末ユニット
TUに紙幣の導入を指示する(ステップ405)。端末
ユニットTUは、紙幣の導入を紙幣導入駆動回路273
9に指示する。紙幣の導入の手順は、既に説明したの
で、ここでは繰り返さない。
【0125】情報処理装置PSは、導入が終了したかど
うかを該当する入力ポートの信号を見て調べる(ステッ
プ406)。導入終了の通知を受けると、情報処理装置
PSは、紙幣排出機2800を管轄する端末ユニットT
Uに、紙幣捕捉指示を出す(ステップ408)。情報処
理装置PSは、上記紙幣を捕捉したことを示す信号を受
けると(ステップ410)、端末ユニットTUに紙幣の
排出を指示する(ステップ411)。なお、紙幣排出の
手順は、既に説明したので、ここでは説明を繰り返さな
い。
【0126】情報処理装置PSは、排出が終了したかど
うかを該当する入力ポートの信号を見て調べる。排出終
了の通知を受けると、情報処理装置PSは、紙幣の導入
および排出の処理を終了する(ステップ412)。情報
処理装置PSは、コイン補給、コイン回収、紙幣回収等
の各処理が終わるごとに、図39に示すステップ105
に戻る。そして、次の処理要求を行う。なお、情報処理
装置は、上述した処理のほかに、コインの投入量、紙幣
の投入量等の各種データ等を端末ユニットから収集し
て、管理コンピュータMCに報告することも行う。
【0127】なお、上述した説明では、紙幣用搬送管2
100に流れる空気流を渦流としている例を示した。し
かし、紙幣用搬送管2100の場合には、渦流に限ら
ず、直進流であっても、差し支えない。もちろん、渦流
を用いた場合には、紙幣が搬送管2100の内壁と接触
しにくくなるという効果が期待できる。また、前記実施
の形態では、紙幣金庫2600に紙幣が回収されるもの
を示したが、これに限らず、例えば、事務所内に設置さ
れた渦流発生装置2500内に直接的に紙幣を搬送し
て、渦流発生装置2500内に運ばれた紙幣を、人手に
より回収するようにしてもよい。
【0128】
【発明の効果】本発明にかかる遊技媒体搬送システムに
よれば、遊技媒体搬送管内の遊技媒体が滞留し易い場所
に挿入管を挿入設置し、挿入管を反転可能にしたので、
挿入管の内壁下部に滞留した遊技媒体が挿入管の内壁と
の摩擦抵抗で引き上げられた後に落下し、遊技媒体が落
下した先の挿入管の中心部に空気流が存在しているの
で、遊技媒体は、空気流に乗って再び搬送されるように
なり、遊技媒体の搬送作業性が向上すると共に、遊技媒
体の取り出し作業性が不要になり、使い勝手を良くする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において用いられる紙幣導入機の一例を
示す要部正面図である。
【図2】遊技場における島の構成および配置例を示す平
面図である。
【図3】本発明の遊技場用搬送システムの概要を示すブ
ロック図である。
【図4】本発明の遊技場用搬送システムの第1の実施形
態の構成の概要を示すブロック図である。
【図5】スロットマシンの構成の概要を示す説明図であ
る。
【図6】本発明において用いられる禍発生ユニットの第
1の例を示す斜視図である。
【図7】上記渦発生ユニットに装備される補助スリット
の構成の一例を示す側面図である。
【図8】上記補助スリットを渦発生ユニットの上面に取
り付けるためのフランジの一例を示す平面図である。
【図9】本発明において用いられる禍発生ユニットの第
2の例を示す斜視図である。
【図10】本発明において用いられるコイン供給装置お
よびコイン金庫の一例の概要を示す説明図である。
【図11】本発明において用いられる分岐機の構成の一
例を示す断面図である。
【図12】上記分岐機の切替弁部分の構成を示す断面図
である。
【図13】上記分岐機における切替弁の開閉機構の構成
を示す断面図である。
【図14】上記分岐機の他の例を示す断面図である。
【図15】スロットマシン内での分岐機とゲーム機ホッ
パとの位置関係を示す説明図である。
【図16】コイン用搬送路にコインを導入するためのコ
イン導入機の構成の一例を示す断面図である。
【図17】上記コイン導入機構におけるシャッタの開閉
機構の構成を示す断面図である。
【図18】本発明で用いられるコイン導入機の構成の他
の例を示す断面図である。
【図19】紙幣用搬送管に渦流を発生させるための渦流
発生装置の一例の構成を示す説明図である。
【図20】紙幣用搬送管に渦流を発生させるための渦流
発生装置の他の例の構成を示す説明図である。
【図21】F、GおよびHは、紙幣排出機における紙幣
の排出の過程を示す説明図である。
【図22】本発明において用いられる紙幣導入機の他の
例を示す斜視図である。
【図23】上記紙幣導入機への紙幣の供給状態の一例を
示す斜視図である。
【図24】上記紙幣導入機に設けられるシャッタの構成
の一例を示す斜視図である。
【図25】上記紙幣導入機に設けられるシャッタの動作
の一例を示す斜視図である。
【図26】本発明の被搬送体搬送システムの第2の実施
形態の構成の概要を示すブロック図である。
【図27】上記第2の実施形態において用いられるコイ
ン導入分岐機の構成の一例を示す断面図である。
【図28】上記コイン導入分岐機のシャッタおよび切替
弁の駆動機構の一例を示す断面図である。
【図29】本発明の被搬送体搬送システムの第3の実施
形態の構成の概要を示すブロック図である。
【図30】本実施の形態で用いられる渦発生ユニットの
構成の一例を示す斜視図である。
【図31】本発明で用いられる制御システムの全体構成
の概要を示すブロック図である。
【図32】本発明で用いられる情報処理装置の構成を示
すブロック図である。
【図33】コイン供給装置と、これに対応する端末ユニ
ットとを示すブロック図である。
【図34】コイン金庫および分岐機と、これらに対応す
る端末ユニットを示すブロック図である。
【図35】分岐機とこれに対応する端末ユニットとを示
すブロック図である。
【図36】スロットマシン内の各種機器と、これらに対
応する端末ユニットとを示すブロック図である。
【図37】紙幣排出機と、これに対応する端末ユニット
とを示すブロック図である。
【図38】スロットマシン内の各種機器とこれらに対応
する端末ユニットとを示すブロック図である。
【図39】情報処理システムにおける処理の手順を示す
フローチャートである。
【図40】分岐機の分岐処理動作の手順を示すフローチ
ャートである。
【図41】コイン導入機の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図42】紙幣導入および紙幣排出の手順を示すフロー
チャートである。
【図43】端末ユニットからの各種要求を調べた、処理
順を設定する処理手順を示すフローチャートである。
【図44】図4に示す搬送システムのうち、第2の搬送
システムのみを有する搬送システムの例を示すブロック
図である。
【図45】本発明において用いられる紙幣導入機の一例
を示す要部拡大正面図である。
【図46】本発明において用いられる紙幣導入機の作用
説明図である。
【図47】本発明において用いられる紙幣導入機の作用
説明図である。
【図48】本発明において用いられる紙幣導入機の作用
説明図である。
【図49】本発明において用いられる滞留防止手段の要
部断面図である。
【図50】本発明において用いられる滞留防止手段の配
置説明図である。
【図51】本発明において用いられる滞留防止手段の作
用説明図である。
【図52】本発明において用いられる滞留防止手段の作
用説明図である。
【符号の説明】
CS…制御システム 2…遊技機(スロットマシン) 40…紙幣受入部 46…待機ステージ 47…スリット 1100…コイン用搬送管 1120…挿入管 1125…ホイ−ルギヤ 1126…収容凹部 1140…ピニオン 1400…コイン導入機 2100…紙幣用搬送管 2150…吸込パイプ 2500…渦流発生装置 2700…紙幣導入機 2710…押込みレバー(挾持部材) 2720…受けレバー(挾持部材) 2730…回転軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技場に設置された各機器で取り扱う遊技
    媒体を搬送するための遊技媒体搬送システムにおいて、 遊技媒体を搬送するための搬送管と、 前記搬送管に連結され、搬送媒体を該搬送管に導入する
    ための搬送媒体導入機と、 搬送管内に空気流を生成して、搬送管内に存在する遊技
    媒体を移動させるための空気流発生手段と、 いずれかの機器からの紙幣回収要求を受けて、遊技媒体
    の搬送制御を行なうための制御システムとを備え、 前記搬送管のn箇所に挿入設置され、該n箇所に挿入さ
    れた挿入管を管中心を同心にして反転させて該挿入管内
    に滞留した遊技媒体を搬送管内の空気流中に戻すため
    の、滞留防止手段とを備えたことを特徴とする遊技媒体
    搬送システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の遊技媒体搬送システムにお
    いて、 前記滞留防止手段は、前記挿入管の内壁に遊技媒体を収
    容するための収容凹部を管周方向に少なくとも一つ形成
    して成ることを特徴とする。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の遊技媒体搬送シス
    テムにおいて、 前記滞留防止手段は、前記挿入管の管外周部に、周方向
    に歯部を連設して成るホイールギヤと、該ホイールギヤ
    に噛合し、動力により駆動するピニオンとを有すること
    を特徴とする。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3項記載の遊技媒体搬
    送システムにおいて、 前記空気流発生装置は、搬送管内に渦流を発生させるた
    めの渦流発生装置であることを特徴とする。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008023514A1 (en) 2006-08-24 2008-02-28 Wintec Co., Ltd. Paper sheet conveyance method and paper sheet conveyance method like
US7530440B2 (en) 2002-10-30 2009-05-12 Aruze Corp Gaming machine

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