JPH10217656A - カード製造方法及び製造装置 - Google Patents
カード製造方法及び製造装置Info
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- JPH10217656A JPH10217656A JP2262197A JP2262197A JPH10217656A JP H10217656 A JPH10217656 A JP H10217656A JP 2262197 A JP2262197 A JP 2262197A JP 2262197 A JP2262197 A JP 2262197A JP H10217656 A JPH10217656 A JP H10217656A
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- sheet
- card
- sheets
- manufacturing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 2種以上の長尺シートを貼り合わせてなるカ
ードの製造方法及び製造装置において、カード基体上へ
印刷されたシートを貼り合わせる際に位置ずれ、カール
等の発生を防ぎ、精度よく位置決めできるカード製造方
法及び製造装置の提供。 【解決手段】 少なくとも2種の長尺のシートを貼り合
わせてなるカードの製造方法及び製造装置において、該
シートの1種が幅方向に伸長部を有するシートであるこ
とを特徴とするカード製造方法及び製造装置により達成
される。尚、上記伸長部を有するシートは、伸長部を所
定間隔に設け、位置合わせ用の目印(マーク、孔等)を
検知してスプロケットピン等により位置決めし、他の長
尺シートと貼り合わせるカード製造方法及び製造装置が
好ましい。
ードの製造方法及び製造装置において、カード基体上へ
印刷されたシートを貼り合わせる際に位置ずれ、カール
等の発生を防ぎ、精度よく位置決めできるカード製造方
法及び製造装置の提供。 【解決手段】 少なくとも2種の長尺のシートを貼り合
わせてなるカードの製造方法及び製造装置において、該
シートの1種が幅方向に伸長部を有するシートであるこ
とを特徴とするカード製造方法及び製造装置により達成
される。尚、上記伸長部を有するシートは、伸長部を所
定間隔に設け、位置合わせ用の目印(マーク、孔等)を
検知してスプロケットピン等により位置決めし、他の長
尺シートと貼り合わせるカード製造方法及び製造装置が
好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカード(例えばIC
カード、IDカード等)の製造方法及び製造装置に関
し、詳しくは2種類以上のシートの貼り合わせによって
カードを構成するカード製造方法であって、特にシート
の貼り合わせを精度よく行うカード製造方法及び製造装
置に関する。
カード、IDカード等)の製造方法及び製造装置に関
し、詳しくは2種類以上のシートの貼り合わせによって
カードを構成するカード製造方法であって、特にシート
の貼り合わせを精度よく行うカード製造方法及び製造装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ICカードはカード内にメモリチップを
封入しており、そのデータの外部との授受の仕方の違い
から、(1)カード表面に電気接触端子を露出させてい
る接触タイプと、(2)カード内部にアンテナコイルな
どの電波発信・受信部材が埋め込まれており、電波によ
って信号のやりとりを行う非接触タイプの2つの形式に
大別される。
封入しており、そのデータの外部との授受の仕方の違い
から、(1)カード表面に電気接触端子を露出させてい
る接触タイプと、(2)カード内部にアンテナコイルな
どの電波発信・受信部材が埋め込まれており、電波によ
って信号のやりとりを行う非接触タイプの2つの形式に
大別される。
【0003】接触タイプの場合、内部電気部品と一体に
端子が設けられているので、端子と表面シートと位置関
係は分かりやすく、万一ズレが生じても、表面シートの
端子用開口と端子面の重なり不良から発見しやすい。
端子が設けられているので、端子と表面シートと位置関
係は分かりやすく、万一ズレが生じても、表面シートの
端子用開口と端子面の重なり不良から発見しやすい。
【0004】非接触タイプの場合、表面と内部の電気部
品との位置ズレは少々ならば問題ないが、大きい場合は
致命的な問題となる。
品との位置ズレは少々ならば問題ないが、大きい場合は
致命的な問題となる。
【0005】また表面シートと内部の電気部品との位置
関係は、張り合わせ後には分かりにくく、ズレが大きい
と裁断工程で表面シートのカード端を基準にしてカット
すると、内部で端部までアンテナが伸びている場合、こ
のアンテナを損傷させてしまう危険性がある。
関係は、張り合わせ後には分かりにくく、ズレが大きい
と裁断工程で表面シートのカード端を基準にしてカット
すると、内部で端部までアンテナが伸びている場合、こ
のアンテナを損傷させてしまう危険性がある。
【0006】本発明は、特に非接触タイプの場合により
好適なものである。
好適なものである。
【0007】ICカードやIDカード等のカード類は、
一般に基体となる長尺シートに保護シートや予め文字や
枠が印刷された長尺シートを貼り合わせてこれを所定の
大きさに切断又は打ち抜くことによって作成される。こ
の場合シワ防止として貼り合わせに際して長尺シートに
張力を与えるので、2枚のシートが異なる材質である場
合に限らず、厚さや保存状態に差がある場合、また張力
のかかり方による差が発生している場合も同様に、長手
方向の伸びが変化し、差が生じる。
一般に基体となる長尺シートに保護シートや予め文字や
枠が印刷された長尺シートを貼り合わせてこれを所定の
大きさに切断又は打ち抜くことによって作成される。こ
の場合シワ防止として貼り合わせに際して長尺シートに
張力を与えるので、2枚のシートが異なる材質である場
合に限らず、厚さや保存状態に差がある場合、また張力
のかかり方による差が発生している場合も同様に、長手
方向の伸びが変化し、差が生じる。
【0008】しかしながら、これら貼り合わせる2種類
以上のシートの材質又は厚さは、その目的によって必ず
しも同一ではなく、長尺シート搬送用ならびに位置決め
用に送り孔を設けてスプロケットピン等によりその位置
を制御しても、環境条件(温度、湿度等)、あるいはシ
ートにかかる張力等により長尺シート材質の伸びが異な
り、上記2種類または同種の2枚の長尺シートを希望の
相対位置に貼り合わせることが困難であり、位置ずれに
よる電気部品と表面シートとのズレが生じ、カード内の
電気部品の配置にばらつきが生じるなどの不良が発生
し、またピッチの異なるものを無理に合わせようとする
とカールがでる等の問題がおこる。さらに大量生産にお
いては内部部品と表面シートとが位置ズレしたまま貼り
合わされてしまう。
以上のシートの材質又は厚さは、その目的によって必ず
しも同一ではなく、長尺シート搬送用ならびに位置決め
用に送り孔を設けてスプロケットピン等によりその位置
を制御しても、環境条件(温度、湿度等)、あるいはシ
ートにかかる張力等により長尺シート材質の伸びが異な
り、上記2種類または同種の2枚の長尺シートを希望の
相対位置に貼り合わせることが困難であり、位置ずれに
よる電気部品と表面シートとのズレが生じ、カード内の
電気部品の配置にばらつきが生じるなどの不良が発生
し、またピッチの異なるものを無理に合わせようとする
とカールがでる等の問題がおこる。さらに大量生産にお
いては内部部品と表面シートとが位置ズレしたまま貼り
合わされてしまう。
【0009】またカードの表面・裏面に相当するシート
に、予め印刷が施されている場合、カード形成時に互い
の位置関係が合っていないと、深刻な不良を生じてしま
う。
に、予め印刷が施されている場合、カード形成時に互い
の位置関係が合っていないと、深刻な不良を生じてしま
う。
【0010】従来このような問題に的確に対処できるカ
ードの製造方法及び製造装置は知られていなかった。
ードの製造方法及び製造装置は知られていなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のような問題に対
して、本発明の課題は、2種類以上の長尺シートを貼り
合わせてなるカードの製造方法及び製造装置において、
カード基体上へ印刷されたシート等を貼り合わせる際に
起こる位置ずれ、カール等の発生を防ぎ、精度よく位置
決めできるカード製造方法及び製造装置を提供すること
にある。
して、本発明の課題は、2種類以上の長尺シートを貼り
合わせてなるカードの製造方法及び製造装置において、
カード基体上へ印刷されたシート等を貼り合わせる際に
起こる位置ずれ、カール等の発生を防ぎ、精度よく位置
決めできるカード製造方法及び製造装置を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、以
下の各手段によって達成される。
下の各手段によって達成される。
【0013】(1)少なくとも2種類のシートを貼り合
わせてなるカードの製造方法において、前記シートのう
ち、少なくとも1つのシートには、長手方向に伸長する
伸長部が所定間隔毎に設けられていることを特徴とする
カードの製造方法。
わせてなるカードの製造方法において、前記シートのう
ち、少なくとも1つのシートには、長手方向に伸長する
伸長部が所定間隔毎に設けられていることを特徴とする
カードの製造方法。
【0014】(2)外部から検出可能な目印が、シート
の長手方向に所定間隔毎に設けられていることを特徴と
する上記(1)記載のカードの製造方法。
の長手方向に所定間隔毎に設けられていることを特徴と
する上記(1)記載のカードの製造方法。
【0015】(3)前記シートの貼り合わせを行う前
に、ある目印を検出して、該ある目印と貼り合わせ基準
位置とのズレ量が所定の範囲内か確認し、該ズレ量が前
記所定の範囲を越えている場合は、前記伸長部を伸長さ
せて、前記ある目印と前記貼り合わせ基準位置との位置
合わせを行うことを特徴とする上記(1)又は(2)記
載のカードの製造方法。
に、ある目印を検出して、該ある目印と貼り合わせ基準
位置とのズレ量が所定の範囲内か確認し、該ズレ量が前
記所定の範囲を越えている場合は、前記伸長部を伸長さ
せて、前記ある目印と前記貼り合わせ基準位置との位置
合わせを行うことを特徴とする上記(1)又は(2)記
載のカードの製造方法。
【0016】(4)前記伸長部が設けられているシート
に、長手方向に張力を付加することによって、前記伸長
部を伸長させることを特徴とする上記(3)記載のカー
ドの製造方法。
に、長手方向に張力を付加することによって、前記伸長
部を伸長させることを特徴とする上記(3)記載のカー
ドの製造方法。
【0017】(5)前記伸長部が設けられているシート
の長手方向側端部には所定ピッチでパーフォレーション
が設けられており、該パーフォレーションに係合するス
プロケットを離間させて前記伸長部を伸長させることを
特徴とする(3)記載のカードの製造方法。
の長手方向側端部には所定ピッチでパーフォレーション
が設けられており、該パーフォレーションに係合するス
プロケットを離間させて前記伸長部を伸長させることを
特徴とする(3)記載のカードの製造方法。
【0018】(6)前記カードがICを内蔵することを
特徴とする(1)〜(5)いずれか1項に記載のカード
の製造方法。
特徴とする(1)〜(5)いずれか1項に記載のカード
の製造方法。
【0019】(7)少なくとも2種類のシートを貼り合
わせてなるカードの製造装置において、前記シートのう
ち、少なくとも1つのシートには、シートの長手方向に
伸長する伸長部と、外部から検出可能な目印が、それぞ
れシートの長手方向に所定間隔毎に設けられており、前
記シートの貼り合わせを行う前に、ある目印を検出し
て、該ある目印と貼り合わせ基準位置とのズレ量が所定
の範囲内か確認するズレ量検知手段と、前記伸長部を伸
長させる伸長手段と、前記ズレ量が前記所定の範囲を越
えている場合は、前記伸長手段に前記伸長部を伸長させ
て、前記ある目印と前記貼り合わせ基準位置との位置合
わせを行わせる、位置合わせ制御手段とを有することを
特徴とするカードの製造装置。
わせてなるカードの製造装置において、前記シートのう
ち、少なくとも1つのシートには、シートの長手方向に
伸長する伸長部と、外部から検出可能な目印が、それぞ
れシートの長手方向に所定間隔毎に設けられており、前
記シートの貼り合わせを行う前に、ある目印を検出し
て、該ある目印と貼り合わせ基準位置とのズレ量が所定
の範囲内か確認するズレ量検知手段と、前記伸長部を伸
長させる伸長手段と、前記ズレ量が前記所定の範囲を越
えている場合は、前記伸長手段に前記伸長部を伸長させ
て、前記ある目印と前記貼り合わせ基準位置との位置合
わせを行わせる、位置合わせ制御手段とを有することを
特徴とするカードの製造装置。
【0020】(8)前記シートの貼り合わせを行う位置
の前後に、前記伸長部が設けられているシートに対し、
長手方向に張力を付加する張力付加手段を有することを
特徴とする上記(7)記載のカードの製造装置。
の前後に、前記伸長部が設けられているシートに対し、
長手方向に張力を付加する張力付加手段を有することを
特徴とする上記(7)記載のカードの製造装置。
【0021】(9)前記伸長部が設けられているシート
の長手方向側端部には所定ピッチでパーフォレーション
が設けられており、前記シートの貼り合わせを行う位置
の前後に、前記パーフォレーションに係合する、少なく
とも1対のスプロケットを備え、該1対のスプロケット
を離間させて前記伸長部を伸長させることを特徴とする
上記(7)記載のカードの製造装置。
の長手方向側端部には所定ピッチでパーフォレーション
が設けられており、前記シートの貼り合わせを行う位置
の前後に、前記パーフォレーションに係合する、少なく
とも1対のスプロケットを備え、該1対のスプロケット
を離間させて前記伸長部を伸長させることを特徴とする
上記(7)記載のカードの製造装置。
【0022】以下、本発明について具体的に説明する。
【0023】本発明でいうカードとは、名刺、ネームプ
レート、パスポート、診察カード、テレホンカード、身
分証明書、運転免許証、定期券、キャッシュカード、I
Cカード等を包含するカードであって、一般に手札程度
の大きさであり、かつ多くの場合携帯して使用するもの
である。
レート、パスポート、診察カード、テレホンカード、身
分証明書、運転免許証、定期券、キャッシュカード、I
Cカード等を包含するカードであって、一般に手札程度
の大きさであり、かつ多くの場合携帯して使用するもの
である。
【0024】具体的にICカードを適用した例えば会社
の従業員カードの例について説明する。
の従業員カードの例について説明する。
【0025】ICカードは塩化ビニル樹脂の合成樹脂な
どで作成された基体の一部に設けられた凹部にICモジ
ュールを収容したもので、上述のようにICと外部回路
との電気的な接触の仕方によって接触型と非接触型とが
ある。しかし、接触型のようにカード表面に接触端子が
露出していると、接触面の劣化、接触不良などが起こ
り、ICカードへの電力供給及びデータ信号の入出力が
行われなくなる等の問題が生じる。
どで作成された基体の一部に設けられた凹部にICモジ
ュールを収容したもので、上述のようにICと外部回路
との電気的な接触の仕方によって接触型と非接触型とが
ある。しかし、接触型のようにカード表面に接触端子が
露出していると、接触面の劣化、接触不良などが起こ
り、ICカードへの電力供給及びデータ信号の入出力が
行われなくなる等の問題が生じる。
【0026】そこで非接触に電気信号を授受するための
アンテナコイルで電磁波を発生及び/又は電磁波を受け
る構成を有するICカードが出現している。
アンテナコイルで電磁波を発生及び/又は電磁波を受け
る構成を有するICカードが出現している。
【0027】図1(a)はこのような表面に金属端子の
ないICチップC2を有する非接触型ICカードの1例
を示す平面図である。図において、ICカードC1のR
/W(リード/ライト)のための信号授受部としてアン
テナC3が設けられている。キー情報部C4はICカー
ドC1と他のカードを識別するための属性識別情報で、
例えばICカードC1表面に付されたコード番号であ
る。また文字情報部C5はICカードC1の表面に付さ
れた氏名・職場・発行日などで、画像情報部C6は顔な
どの画像情報である。
ないICチップC2を有する非接触型ICカードの1例
を示す平面図である。図において、ICカードC1のR
/W(リード/ライト)のための信号授受部としてアン
テナC3が設けられている。キー情報部C4はICカー
ドC1と他のカードを識別するための属性識別情報で、
例えばICカードC1表面に付されたコード番号であ
る。また文字情報部C5はICカードC1の表面に付さ
れた氏名・職場・発行日などで、画像情報部C6は顔な
どの画像情報である。
【0028】また、図1(b)はこのようなICカード
の層構成を模式的に示す断面図である。同図において、
1(1a、1b)はカード基体(以下、長尺の場合シー
トともいう)であり、2は受像層、3は接着層、4(4
a、4b)はICチップで、コンデンサ等を含むICチ
ップ4aとアンテナ4bは接着層3に埋め込まれた形に
なっている。5は筆記層を示す。
の層構成を模式的に示す断面図である。同図において、
1(1a、1b)はカード基体(以下、長尺の場合シー
トともいう)であり、2は受像層、3は接着層、4(4
a、4b)はICチップで、コンデンサ等を含むICチ
ップ4aとアンテナ4bは接着層3に埋め込まれた形に
なっている。5は筆記層を示す。
【0029】即ち、上側には受像層2を有するシート1
bと、下側に筆記層5を有し、ICチップ4等を載せた
シート1aを貼り合わせたものである。尚、この上側の
受像層の上にはさらにホットスタンプ層、UV樹脂層
が、本発明の貼り合わせ後のカード上に設けられる。
bと、下側に筆記層5を有し、ICチップ4等を載せた
シート1aを貼り合わせたものである。尚、この上側の
受像層の上にはさらにホットスタンプ層、UV樹脂層
が、本発明の貼り合わせ後のカード上に設けられる。
【0030】ここでこれらのカード基体、受像層、筆記
層に関しては特開平7−88974号に詳細な記載があ
るが、ICカードの基体は通常塩化ビニル貼合基体で形
成されるが、本発明のカード基体(シート)の少なくと
も一部が2軸延伸ポリエステルフィルムであることが好
ましい。またIC部分はUV硬化性樹脂により固定化し
たり、くりぬいた基体を上下の基体で挟み、くりぬいた
穴にIC等を埋め込む形で搭載する等公知の方法も使用
できる。シート材料は塩化ビニルでも良いが、好ましい
態様としては、2軸延伸ポリエステルフィルムあるいは
ABSあるいはポリエステルからなるフィルム/2軸延
伸ポリエステルフィルムである。
層に関しては特開平7−88974号に詳細な記載があ
るが、ICカードの基体は通常塩化ビニル貼合基体で形
成されるが、本発明のカード基体(シート)の少なくと
も一部が2軸延伸ポリエステルフィルムであることが好
ましい。またIC部分はUV硬化性樹脂により固定化し
たり、くりぬいた基体を上下の基体で挟み、くりぬいた
穴にIC等を埋め込む形で搭載する等公知の方法も使用
できる。シート材料は塩化ビニルでも良いが、好ましい
態様としては、2軸延伸ポリエステルフィルムあるいは
ABSあるいはポリエステルからなるフィルム/2軸延
伸ポリエステルフィルムである。
【0031】図2は本発明に用いられる長尺シートの1
例を示す斜視図である。同図において21は位置合わせ
用に空けられたスプロケット孔であり、22は個々のカ
ード位置を示すように印刷された位置の目印マークであ
る。
例を示す斜視図である。同図において21は位置合わせ
用に空けられたスプロケット孔であり、22は個々のカ
ード位置を示すように印刷された位置の目印マークであ
る。
【0032】図3はICカードを製造する際の貼り合わ
せ工程の説明図である。同図において、31、32はロ
ール状の基体シートの元巻から出された、31は上側基
体シートであり、32はそれに貼り合わせる下側基体シ
ートである。下側シート元巻内側には目印マークその他
の印刷がある。Mはモーター駆動のスプロケットによる
フィードローラーであり、その他はフリーのローラーで
ある。また、ダンサーローラー(図示せず)を配して張
力を制御している。
せ工程の説明図である。同図において、31、32はロ
ール状の基体シートの元巻から出された、31は上側基
体シートであり、32はそれに貼り合わせる下側基体シ
ートである。下側シート元巻内側には目印マークその他
の印刷がある。Mはモーター駆動のスプロケットによる
フィードローラーであり、その他はフリーのローラーで
ある。また、ダンサーローラー(図示せず)を配して張
力を制御している。
【0033】下記のようにして2枚の長尺シートは貼り
合わされ、カードに切断される。
合わされ、カードに切断される。
【0034】 セットされたロール状の基体シート3
1、32を、フィードローラー33及びスプロケットに
よりローラー間を搬送する。
1、32を、フィードローラー33及びスプロケットに
よりローラー間を搬送する。
【0035】 まず第1の接着剤塗布装置361によ
り2液混合(熱硬化)型接着剤をシート31、32の間
に一定量滴下し、圧延ローラー351により接着剤をシ
ートの互いに対向する面に塗り延ばす。なおヒーターH
は接着剤及び/又はシート材の温度をシート幅方向に均
一に適温にする。
り2液混合(熱硬化)型接着剤をシート31、32の間
に一定量滴下し、圧延ローラー351により接着剤をシ
ートの互いに対向する面に塗り延ばす。なおヒーターH
は接着剤及び/又はシート材の温度をシート幅方向に均
一に適温にする。
【0036】 次に部品371(例えば前記IC埋め
込み部品)を部品供給装置37よりシート32の所定の
位置に置く。
込み部品)を部品供給装置37よりシート32の所定の
位置に置く。
【0037】 次いで第2の接着剤塗布装置362よ
り一定量の接着剤を滴下する。なおICなどの部品の周
辺にはIC部品の凹凸がカード表面に出ないよう十分な
量の封止剤を接着剤と併用することができる。
り一定量の接着剤を滴下する。なおICなどの部品の周
辺にはIC部品の凹凸がカード表面に出ないよう十分な
量の封止剤を接着剤と併用することができる。
【0038】 乾燥機38内部のローラーにより少し
づつ接着剤を圧延し、接着剤厚みを均一化すると共に乾
燥する。
づつ接着剤を圧延し、接着剤厚みを均一化すると共に乾
燥する。
【0039】 切断機39により所望の長さに切断
し、カードとする。
し、カードとする。
【0040】次に図4は本発明でいう伸長部の説明図で
ある。基体シートの少なくとも一方、通常は片方の基体
シートに長手方向に伸長する部分(伸長部と称する)を
設けている。伸長部はカード間の切り落とし部分に設け
られる。
ある。基体シートの少なくとも一方、通常は片方の基体
シートに長手方向に伸長する部分(伸長部と称する)を
設けている。伸長部はカード間の切り落とし部分に設け
られる。
【0041】図4に示すように貼り合わせシートに一定
間隔にスリット状の切り欠き(図4a)、溝(図4
b)、孔(図4c)を設けた。図5のように切り欠き部
が膨らんだり、溝底部の厚さが薄い部分が伸び、また、
丸い孔が楕円形になったりして、他の厚さの厚い部分へ
の張力は影響せず、シートが伸びて、スプロケット孔を
スプロケットピンに無理なくはめ合わせることができ、
他方のシートとの位置ズレを調整できる。
間隔にスリット状の切り欠き(図4a)、溝(図4
b)、孔(図4c)を設けた。図5のように切り欠き部
が膨らんだり、溝底部の厚さが薄い部分が伸び、また、
丸い孔が楕円形になったりして、他の厚さの厚い部分へ
の張力は影響せず、シートが伸びて、スプロケット孔を
スプロケットピンに無理なくはめ合わせることができ、
他方のシートとの位置ズレを調整できる。
【0042】これにより、材質の差、環境条件等による
伸縮等による上下の基体シートのピッチの違いを吸収し
上下の基体シートを同じピッチとして所望の位置に貼り
合わせることができるのである。これら伸長部の形状、
あるいは切り欠き、溝等の深さについてはシートの材
質、厚さ、及びシート上の受像層又は筆記層等あるいは
環境条件等により異なるのでそれらの条件により決めら
れる。
伸縮等による上下の基体シートのピッチの違いを吸収し
上下の基体シートを同じピッチとして所望の位置に貼り
合わせることができるのである。これら伸長部の形状、
あるいは切り欠き、溝等の深さについてはシートの材
質、厚さ、及びシート上の受像層又は筆記層等あるいは
環境条件等により異なるのでそれらの条件により決めら
れる。
【0043】
【実施例】以下、実施例により本発明の効果をさらに具
体的に説明する。
体的に説明する。
【0044】画像パターンの中間に図4に示す伸長部を
上下シートのピッチの短い方に設けた。切り欠きの程度
は材質による基体シートと伸びの差、張力の程度により
調節した。位置ずれの検出の仕方により下記の方法を選
択する。
上下シートのピッチの短い方に設けた。切り欠きの程度
は材質による基体シートと伸びの差、張力の程度により
調節した。位置ずれの検出の仕方により下記の方法を選
択する。
【0045】(1)位置ずれを個々に検出しない方法 貼り合わせ材料の質、厚さ、環境状態によって貼り合わ
せシートの張力を制御する方法であって、材料ロット毎
に張力を設定し、かつ初期のずれ量から制御する張力を
決める。さらに貼り合わされるシートに100枚毎に目
印(マーク、孔等)を施し、この目印を検知して所定の
張力を変化させる。
せシートの張力を制御する方法であって、材料ロット毎
に張力を設定し、かつ初期のずれ量から制御する張力を
決める。さらに貼り合わされるシートに100枚毎に目
印(マーク、孔等)を施し、この目印を検知して所定の
張力を変化させる。
【0046】(2)位置ずれをカード1枚毎に検出し、
張力を制御する方法 貼り合わされる前でシートにローラーや元巻部等で張力
が加えられ保持されている段階で、シートに形成された
目印を検出して、所定の張力を変化させる方法。
張力を制御する方法 貼り合わされる前でシートにローラーや元巻部等で張力
が加えられ保持されている段階で、シートに形成された
目印を検出して、所定の張力を変化させる方法。
【0047】(3)位置ずれ調整を搬送用スプロケット
で行う方法 貼り合わされる前で、シートに形成された孔を用いて、
上下シートを搬送、位置決めするスプロケットローラー
のピンにより機械的に搬送速度を規制し、シートの伸長
部に張力を与え位置ずれを調整する方法。
で行う方法 貼り合わされる前で、シートに形成された孔を用いて、
上下シートを搬送、位置決めするスプロケットローラー
のピンにより機械的に搬送速度を規制し、シートの伸長
部に張力を与え位置ずれを調整する方法。
【0048】尚、本発明は、長尺シートに限らず短尺シ
ートや大判シートにおいても左右上下の引っ張りを調整
することにより実施することができる。上記方法を材
料、環境によって適宜選択することにより、所望の位置
に的確に貼り合わせることができた。
ートや大判シートにおいても左右上下の引っ張りを調整
することにより実施することができる。上記方法を材
料、環境によって適宜選択することにより、所望の位置
に的確に貼り合わせることができた。
【0049】貼り合わせる2つの長尺シートのうち、各
々が同質の素材の場合は薄い方のシートに、各々のシー
ト長手方向の引張弾性が異なる場合は引張弾性が大きい
材料側に、それぞれ伸長部を設け、位置調整のため張力
のかけ方を調整すると、カードとなる部分のシート厚は
変化しにくく、最終的に得られたカードはソリが無く、
また上下シートの印刷位置ズレもなく、仕上がりは良好
であった。
々が同質の素材の場合は薄い方のシートに、各々のシー
ト長手方向の引張弾性が異なる場合は引張弾性が大きい
材料側に、それぞれ伸長部を設け、位置調整のため張力
のかけ方を調整すると、カードとなる部分のシート厚は
変化しにくく、最終的に得られたカードはソリが無く、
また上下シートの印刷位置ズレもなく、仕上がりは良好
であった。
【0050】上面シートに100μmのPETベース、
下面シートにICチップとアンテナを配置した150μ
mのPETベースを用い、これらベースの間にエポキシ
系接着剤と、ICチップの周辺部のみフィラーの多い樹
脂を挟み込んでカードとして貼り合わせる場合、約12
m相当の長尺シートから200枚分のカードを作成する
と、溝無しのとき約3mmの位置ズレが生じた。しかし
溝(伸長部)を設け、位置ズレの修正を行った場合は、
位置ズレは0.1mm以内に収まった。
下面シートにICチップとアンテナを配置した150μ
mのPETベースを用い、これらベースの間にエポキシ
系接着剤と、ICチップの周辺部のみフィラーの多い樹
脂を挟み込んでカードとして貼り合わせる場合、約12
m相当の長尺シートから200枚分のカードを作成する
と、溝無しのとき約3mmの位置ズレが生じた。しかし
溝(伸長部)を設け、位置ズレの修正を行った場合は、
位置ズレは0.1mm以内に収まった。
【0051】特にICカードのように、しかも非接触I
Cカードのように外表面からICチップやアンテナが見
えない場合、しかもアンテナが使用周波数に合わせるた
め特に中周波数帯(数百Hz)に対応させようとする場
合、アンテナの輪の大きさを大きくする必要があり、カ
ードの裁断時にカード表面・絵柄・フォームと内部の部
品が所定位置からずれているとアンテナを切ってしまう
危険性がある。従ってより精度良く表面シートと部品と
の対応を保持するためシート搬送の精度を上げると共に
周囲温度・湿度等によって不測の変化がシートに発生し
て他方のシートの位置関係(カード単位の)が保たれる
ように伸び縮みに対する緩衝帯として伸長部を設けるこ
とが有効である。
Cカードのように外表面からICチップやアンテナが見
えない場合、しかもアンテナが使用周波数に合わせるた
め特に中周波数帯(数百Hz)に対応させようとする場
合、アンテナの輪の大きさを大きくする必要があり、カ
ードの裁断時にカード表面・絵柄・フォームと内部の部
品が所定位置からずれているとアンテナを切ってしまう
危険性がある。従ってより精度良く表面シートと部品と
の対応を保持するためシート搬送の精度を上げると共に
周囲温度・湿度等によって不測の変化がシートに発生し
て他方のシートの位置関係(カード単位の)が保たれる
ように伸び縮みに対する緩衝帯として伸長部を設けるこ
とが有効である。
【0052】また伸長部を設けずに位置合わせを搬送速
度や張力のみで変化させようとした場合、カード部分の
シートに応力が所定以上にかかってしまい、他方の貼り
合わせシートとの応力のバランスが変化し、カールして
しまうか、経年と共にカールしやすくなるので、内部の
ICへの機械的負担を増やさないためにも、応力を吸収
する伸長部を形成することは、長尺シート貼り合わせに
よるカード製造方法及び製造装置において有効である。
度や張力のみで変化させようとした場合、カード部分の
シートに応力が所定以上にかかってしまい、他方の貼り
合わせシートとの応力のバランスが変化し、カールして
しまうか、経年と共にカールしやすくなるので、内部の
ICへの機械的負担を増やさないためにも、応力を吸収
する伸長部を形成することは、長尺シート貼り合わせに
よるカード製造方法及び製造装置において有効である。
【0053】
【発明の効果】本発明により、2種以上の長尺シートを
貼り合わせてなるカードの製造方法において、カード基
体上へ印刷されたシートを貼り合わせる際に位置ずれ、
カール等の発生を防ぎ、精度よく位置決めできるカード
製造方法及び製造装置を提供することができた。
貼り合わせてなるカードの製造方法において、カード基
体上へ印刷されたシートを貼り合わせる際に位置ずれ、
カール等の発生を防ぎ、精度よく位置決めできるカード
製造方法及び製造装置を提供することができた。
【図1】(a) ICカードの平面図。 (b) ICカードの層構成を示す断面図。
【図2】長尺シートの1例を示す斜視図。
【図3】2種の長尺シートを貼り合わせる工程の説明
図。
図。
【図4】本発明の伸長部各種の説明図。
【図5】本発明の伸長部が伸長した状態を示す図。
C1 ICカード C2 ICチップ C3 R/Wアンテナ C4 キー情報部 C5 文字情報部 C6 画像情報部 1 カード基体 2 受像層 3 接着層 4 ICチップ(アンテナ、コンデンサ等を含む) 5 筆記層 21 スプロケット孔 22 目印マーク 31 ロール状上側基体シート 32 ロール状下側基体シート 33 フィードローラー 351,352 圧延ローラー 361,362 接着剤塗布装置 37 部品供給装置 371 部品 38 乾燥機 39 切断機
Claims (9)
- 【請求項1】 少なくとも2種類のシートを貼り合わせ
てなるカードの製造方法において、前記シートのうち、
少なくとも1つのシートには、長手方向に伸長する伸長
部が所定間隔毎に設けられていることを特徴とするカー
ドの製造方法。 - 【請求項2】 外部から検出可能な目印が、シートの長
手方向に所定間隔毎に設けられていることを特徴とする
請求項1記載のカードの製造方法。 - 【請求項3】 前記シートの貼り合わせを行う前に、あ
る目印を検出して、該ある目印と貼り合わせ基準位置と
のズレ量が所定の範囲内か確認し、該ズレ量が前記所定
の範囲を越えている場合は、前記伸長部を伸長させて、
前記ある目印と前記貼り合わせ基準位置との位置合わせ
を行うことを特徴とする請求項1又は2記載のカードの
製造方法。 - 【請求項4】 前記伸長部が設けられているシートに、
長手方向に張力を付加することによって、前記伸長部を
伸長させることを特徴とする請求項3記載のカードの製
造方法。 - 【請求項5】 前記伸長部が設けられているシートの長
手方向側端部には所定ピッチでパーフォレーションが設
けられており、該パーフォレーションに係合するスプロ
ケットを離間させて前記伸長部を伸長させることを特徴
とする請求項3記載のカードの製造方法。 - 【請求項6】 前記カードがICを内蔵することを特徴
とする請求項1〜5いずれか1項記載のカードの製造方
法。 - 【請求項7】 少なくとも2種類のシートを貼り合わせ
てなるカードの製造装置において、前記シートのうち、
少なくとも1つのシートには、シートの長手方向に伸長
する伸長部と、外部から検出可能な目印が、それぞれシ
ートの長手方向に所定間隔毎に設けられており、前記シ
ートの貼り合わせを行う前に、ある目印を検出して、該
ある目印と貼り合わせ基準位置とのズレ量が所定の範囲
内か確認するズレ量検知手段と、前記伸長部を伸長させ
る伸長手段と、前記ズレ量が前記所定の範囲を越えてい
る場合は、前記伸長手段に前記伸長部を伸長させて、前
記ある目印と前記貼り合わせ基準位置との位置合わせを
行わせる、位置合わせ制御手段とを有することを特徴と
するカードの製造装置。 - 【請求項8】 前記シートの貼り合わせを行う位置の前
後に、前記伸長部が設けられているシートに対し、長手
方向に張力を付加する張力付加手段を有することを特徴
とする請求項7記載のカードの製造装置。 - 【請求項9】 前記伸長部が設けられているシートの長
手方向側端部には所定ピッチでパーフォレーションが設
けられており、前記シートの貼り合わせを行う位置の前
後に、前記パーフォレーションに係合する、少なくとも
1対のスプロケットを備え、該1対のスプロケットを離
間させて前記伸長部を伸長させることを特徴とする請求
項7記載のカードの製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2262197A JPH10217656A (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | カード製造方法及び製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2262197A JPH10217656A (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | カード製造方法及び製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10217656A true JPH10217656A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=12087911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2262197A Pending JPH10217656A (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | カード製造方法及び製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10217656A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014188809A1 (ja) * | 2013-05-23 | 2014-11-27 | 日東電工株式会社 | 封止シート貼付け方法 |
-
1997
- 1997-02-05 JP JP2262197A patent/JPH10217656A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014188809A1 (ja) * | 2013-05-23 | 2014-11-27 | 日東電工株式会社 | 封止シート貼付け方法 |
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