JPH10217873A - インシュレーター - Google Patents
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- JPH10217873A JPH10217873A JP9039997A JP3999797A JPH10217873A JP H10217873 A JPH10217873 A JP H10217873A JP 9039997 A JP9039997 A JP 9039997A JP 3999797 A JP3999797 A JP 3999797A JP H10217873 A JPH10217873 A JP H10217873A
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Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の課題は、インシュレーター材料として
使用されているガラス繊維を、作業環境を悪化させない
他の繊維に置き換えることにある。 【解決手段】ガラス繊維に代えて作業環境を悪化させな
いフェノール樹脂繊維を用い、該繊維を熱可塑性繊維お
よび/または熱硬化性樹脂等の結着剤によって結着する
と共に所定形状に成形する。
使用されているガラス繊維を、作業環境を悪化させない
他の繊維に置き換えることにある。 【解決手段】ガラス繊維に代えて作業環境を悪化させな
いフェノール樹脂繊維を用い、該繊維を熱可塑性繊維お
よび/または熱硬化性樹脂等の結着剤によって結着する
と共に所定形状に成形する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば自動車のエン
ジンルームカバーやフードサイレンサー等に使用される
インシュレーターに関するものである。
ジンルームカバーやフードサイレンサー等に使用される
インシュレーターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のインシュレーターとしては、従
来ガラス繊維をフェノール樹脂によって結着したものが
使用されていた。
来ガラス繊維をフェノール樹脂によって結着したものが
使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のインシュレ
ーターにあっては、ガラス繊維を使用するために、ガラ
ス繊維小片が散乱して作業者の皮膚を刺激し、作業環境
を悪化させると言う問題点がある。また結着剤として熱
硬化性樹脂であるフェノール樹脂を使用しているので、
スクラップの再利用が困難であった。
ーターにあっては、ガラス繊維を使用するために、ガラ
ス繊維小片が散乱して作業者の皮膚を刺激し、作業環境
を悪化させると言う問題点がある。また結着剤として熱
硬化性樹脂であるフェノール樹脂を使用しているので、
スクラップの再利用が困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、フェノール樹脂繊維を結
着剤によって結着すると共に所定形状に成形したインシ
ュレーターを提供するものである。
を解決するための手段として、フェノール樹脂繊維を結
着剤によって結着すると共に所定形状に成形したインシ
ュレーターを提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に使用されるフェノール樹
脂繊維はフェノール樹脂硬化物を繊維状にしたものであ
って、市販品としてはカイノール繊維(日本カイノール
株式会社 商品名)がある。該フェノール樹脂繊維は熱
硬化性樹脂の特性を有しており、したがって耐熱性、耐
油性、剛性に富み、しかも難燃性である。
脂繊維はフェノール樹脂硬化物を繊維状にしたものであ
って、市販品としてはカイノール繊維(日本カイノール
株式会社 商品名)がある。該フェノール樹脂繊維は熱
硬化性樹脂の特性を有しており、したがって耐熱性、耐
油性、剛性に富み、しかも難燃性である。
【0006】本発明では、上記フェノール樹脂繊維の結
着剤として、熱可塑性繊維および/または熱硬化性樹脂
が使用される。該熱可塑性繊維としては通常融点130
〜180℃の範囲のものが使用され、例えばポリエチレ
ン繊維、ポリプロピレン繊維、低融点ポリエステル繊
維、低融点ポリアミド繊維等が例示される。該熱硬化性
樹脂としてはウレタン樹脂、メラミン樹脂、フェノール
樹脂、熱硬化型アクリル樹脂、尿素樹脂、エポキシ樹
脂、熱硬化型ポリエステル等が例示される。
着剤として、熱可塑性繊維および/または熱硬化性樹脂
が使用される。該熱可塑性繊維としては通常融点130
〜180℃の範囲のものが使用され、例えばポリエチレ
ン繊維、ポリプロピレン繊維、低融点ポリエステル繊
維、低融点ポリアミド繊維等が例示される。該熱硬化性
樹脂としてはウレタン樹脂、メラミン樹脂、フェノール
樹脂、熱硬化型アクリル樹脂、尿素樹脂、エポキシ樹
脂、熱硬化型ポリエステル等が例示される。
【0007】本発明では、上記フェノール樹脂繊維に他
の合成繊維および/または天然繊維が混合されてもよ
い。本発明に使用される他の合成繊維としては高融点ポ
リエステル繊維、高融点ポリアミド繊維、アクリル繊
維、ウレタン繊維、ポリ塩化ビニリデン繊維、アセテー
ト繊維等が例示され、天然繊維としてはパルプ、木綿、
羊毛、麻繊維、竹繊維、ヤシ繊維等が例示される。本発
明において望ましい他の合成繊維としては、融点250
〜280℃の高融点ポリエステル繊維がある。該合成繊
維と天然繊維とは併用されてもよく、該合成繊維および
/または天然繊維の使用量はフェノール樹脂繊維100
重量部に対して100重量部以下にすることが望まし
い。該合成繊維および/または天然繊維の使用量が上記
範囲を越えると、フェノール樹脂繊維による難燃性や耐
熱性が低下する。
の合成繊維および/または天然繊維が混合されてもよ
い。本発明に使用される他の合成繊維としては高融点ポ
リエステル繊維、高融点ポリアミド繊維、アクリル繊
維、ウレタン繊維、ポリ塩化ビニリデン繊維、アセテー
ト繊維等が例示され、天然繊維としてはパルプ、木綿、
羊毛、麻繊維、竹繊維、ヤシ繊維等が例示される。本発
明において望ましい他の合成繊維としては、融点250
〜280℃の高融点ポリエステル繊維がある。該合成繊
維と天然繊維とは併用されてもよく、該合成繊維および
/または天然繊維の使用量はフェノール樹脂繊維100
重量部に対して100重量部以下にすることが望まし
い。該合成繊維および/または天然繊維の使用量が上記
範囲を越えると、フェノール樹脂繊維による難燃性や耐
熱性が低下する。
【0008】本発明において、上記フェノール樹脂繊維
あるいは上記フェノール樹脂繊維と他の合成繊維および
/または天然繊維に対する結着剤の添加量は、上記フェ
ノール樹脂繊維100重量部に対して熱可塑性繊維の場
合は通常10〜40重量部、熱硬化性樹脂の場合は通常
5〜20重量部である。該熱可塑性繊維と熱硬化性樹脂
とは、上記添加量の範囲内で併用されてもよい。
あるいは上記フェノール樹脂繊維と他の合成繊維および
/または天然繊維に対する結着剤の添加量は、上記フェ
ノール樹脂繊維100重量部に対して熱可塑性繊維の場
合は通常10〜40重量部、熱硬化性樹脂の場合は通常
5〜20重量部である。該熱可塑性繊維と熱硬化性樹脂
とは、上記添加量の範囲内で併用されてもよい。
【0009】上記フェノール樹脂繊維と熱可塑性繊維お
よび/または熱硬化性樹脂との混合物、あるいは上記フ
ェノール樹脂繊維と他の合成繊維および/または天然繊
維との混合繊維と、熱可塑性繊維および/または熱硬化
性樹脂との混合物はマット状の原反とされるが、該原反
の目付は通常300〜500g/m2 とされ、該原反は
二層あるいはそれ以上積層されてもよい。該原反はその
まゝあるいはニードルパンチングを行なった後成形され
る。
よび/または熱硬化性樹脂との混合物、あるいは上記フ
ェノール樹脂繊維と他の合成繊維および/または天然繊
維との混合繊維と、熱可塑性繊維および/または熱硬化
性樹脂との混合物はマット状の原反とされるが、該原反
の目付は通常300〜500g/m2 とされ、該原反は
二層あるいはそれ以上積層されてもよい。該原反はその
まゝあるいはニードルパンチングを行なった後成形され
る。
【0010】結着剤として熱可塑性繊維を使用した場合
には、該マット状の原反を該熱可塑性繊維の融点以上の
温度に加熱し、該熱可塑性繊維を軟化溶融した上で所定
の形状に冷間成形する。該冷間成形としては例えばプレ
ス成形や真空成形が適用される。上記冷間成形における
成形圧によって該熱可塑性繊維の軟化溶融物は該フェノ
ール樹脂繊維を結着する。他の合成繊維として例えば高
融点ポリエステル繊維のような高融点熱可塑性繊維を併
用した場合は、成形の際の加熱温度は該低融点熱可塑性
繊維の融点以上、該高融点熱可塑性繊維の融点以下に設
定する。結着剤として熱硬化性樹脂を使用した場合に
は、該マット状の原反を該熱硬化性樹脂の硬化温度以上
の温度で熱成形する。該熱成形としては例えばプレス成
形が適用される。
には、該マット状の原反を該熱可塑性繊維の融点以上の
温度に加熱し、該熱可塑性繊維を軟化溶融した上で所定
の形状に冷間成形する。該冷間成形としては例えばプレ
ス成形や真空成形が適用される。上記冷間成形における
成形圧によって該熱可塑性繊維の軟化溶融物は該フェノ
ール樹脂繊維を結着する。他の合成繊維として例えば高
融点ポリエステル繊維のような高融点熱可塑性繊維を併
用した場合は、成形の際の加熱温度は該低融点熱可塑性
繊維の融点以上、該高融点熱可塑性繊維の融点以下に設
定する。結着剤として熱硬化性樹脂を使用した場合に
は、該マット状の原反を該熱硬化性樹脂の硬化温度以上
の温度で熱成形する。該熱成形としては例えばプレス成
形が適用される。
【0011】本発明のインシュレーターには更にアルミ
ニウム箔、ステンレススチール箔等の金属箔が積層され
てもよい。該金属箔の積層は該原反の成形前または成形
後に行なわれる。該原反の成形に真空成形を適用する場
合には該金属箔は成形前に積層する。該金属箔は熱を反
射しまた油がインシュレーターに侵入するのを阻止する
から、インシュレーターの耐熱性および耐油性を向上せ
しめる。該金属箔の厚みは通常10〜50μmとされ
る。
ニウム箔、ステンレススチール箔等の金属箔が積層され
てもよい。該金属箔の積層は該原反の成形前または成形
後に行なわれる。該原反の成形に真空成形を適用する場
合には該金属箔は成形前に積層する。該金属箔は熱を反
射しまた油がインシュレーターに侵入するのを阻止する
から、インシュレーターの耐熱性および耐油性を向上せ
しめる。該金属箔の厚みは通常10〜50μmとされ
る。
【0012】本発明のインシュレーターには更に融点1
30〜180℃の低融点繊維と、融点250〜280℃
の高融点繊維との混合繊維マットや合成繊維および/ま
たは天然繊維を結着剤で結着した繊維マットを積層して
もよい。該低融点繊維と高融点繊維との混合繊維マット
において、低融点繊維と高融点繊維との混合比率は重量
比で10/90〜40/60程度とされる。また該合成
繊維および/または天然繊維を結着剤で結着した繊維マ
ットにおいて、該結着剤としては通常熱硬化性樹脂が使
用され、繊維100重量部に対して該熱硬化性樹脂は通
常5〜35重量部添加される。上記繊維マットは通常目
付300〜1000g/m2 とされ、通常原反の成形前
に積層される。
30〜180℃の低融点繊維と、融点250〜280℃
の高融点繊維との混合繊維マットや合成繊維および/ま
たは天然繊維を結着剤で結着した繊維マットを積層して
もよい。該低融点繊維と高融点繊維との混合繊維マット
において、低融点繊維と高融点繊維との混合比率は重量
比で10/90〜40/60程度とされる。また該合成
繊維および/または天然繊維を結着剤で結着した繊維マ
ットにおいて、該結着剤としては通常熱硬化性樹脂が使
用され、繊維100重量部に対して該熱硬化性樹脂は通
常5〜35重量部添加される。上記繊維マットは通常目
付300〜1000g/m2 とされ、通常原反の成形前
に積層される。
【0013】〔実施例1〕フェノール樹脂繊維70重量
部、低融点ポリエステル繊維(融点170℃)20重量
部、高融点ポリエステル繊維(融点270℃)10重量
部の混合繊維のマット状原反A(目付400g/m2 )
に更に上記低融点ポリエステル繊維30重量部と上記高
融点ポリエステル繊維70重量部の混合繊維のマット状
原反B重ね、該二層マットを220℃に加熱して該低融
点ポリエステル繊維を軟化溶融した上で厚み30μmの
アルミニウム箔を重ね、成形圧3kg/cm2 で所定形状に
冷間成形してインシュレーターを製造した。本実施例の
インシュレーターをエンジンルームカバーとして使用す
る場合には、原反A側をエンジン側とする。
部、低融点ポリエステル繊維(融点170℃)20重量
部、高融点ポリエステル繊維(融点270℃)10重量
部の混合繊維のマット状原反A(目付400g/m2 )
に更に上記低融点ポリエステル繊維30重量部と上記高
融点ポリエステル繊維70重量部の混合繊維のマット状
原反B重ね、該二層マットを220℃に加熱して該低融
点ポリエステル繊維を軟化溶融した上で厚み30μmの
アルミニウム箔を重ね、成形圧3kg/cm2 で所定形状に
冷間成形してインシュレーターを製造した。本実施例の
インシュレーターをエンジンルームカバーとして使用す
る場合には、原反A側をエンジン側とする。
【0014】〔実施例2〕フェノール樹脂繊維80重量
部、融点250℃以上のポリエステル繊維20重量部の
混合繊維に10重量部のフェノール樹脂を添加混合して
目付400g/m2 のマット状原反Aとする。該原反A
には更にポリエステル繊維60重量部、麻繊維40重量
部の混合繊維に15重量部のフェノール樹脂を添加した
目付600g/m2 のマット状の原反Bが積層され、該
積層物を200℃で熱成形してインシュレーターとす
る。本実施例のインシュレーターをフードサイレンサー
として使用する場合には、原反A側をエンジン側とす
る。
部、融点250℃以上のポリエステル繊維20重量部の
混合繊維に10重量部のフェノール樹脂を添加混合して
目付400g/m2 のマット状原反Aとする。該原反A
には更にポリエステル繊維60重量部、麻繊維40重量
部の混合繊維に15重量部のフェノール樹脂を添加した
目付600g/m2 のマット状の原反Bが積層され、該
積層物を200℃で熱成形してインシュレーターとす
る。本実施例のインシュレーターをフードサイレンサー
として使用する場合には、原反A側をエンジン側とす
る。
【0015】
【発明の効果】本発明のインシュレーターはガラス繊維
を使用していないので、製造工程において作業場の環境
を悪化させることがない。またフェノール樹脂繊維を使
用しているので、耐熱性、耐油性に富み、更に熱可塑性
繊維を結着剤として使用した場合には、成形性が良くか
つ優れた断熱、吸音性が得られ、しかもスクラップは容
易に再利用出来る。また熱硬化性樹脂を結着剤として使
用した場合でもフェノール樹脂繊維に他の合成繊維およ
び/または天然繊維を併用することによって成形性良く
かつ優れた断熱、吸音性が得られる。
を使用していないので、製造工程において作業場の環境
を悪化させることがない。またフェノール樹脂繊維を使
用しているので、耐熱性、耐油性に富み、更に熱可塑性
繊維を結着剤として使用した場合には、成形性が良くか
つ優れた断熱、吸音性が得られ、しかもスクラップは容
易に再利用出来る。また熱硬化性樹脂を結着剤として使
用した場合でもフェノール樹脂繊維に他の合成繊維およ
び/または天然繊維を併用することによって成形性良く
かつ優れた断熱、吸音性が得られる。
Claims (5)
- 【請求項1】フェノール樹脂繊維を結着剤によって結着
すると共に所定形状に成形したことを特徴とするインシ
ュレーター - 【請求項2】該結着剤は熱可塑性繊維および/または熱
硬化性樹脂である請求項1に記載のインシュレーター - 【請求項3】該フェノール樹脂繊維には他の合成繊維お
よび/または天然繊維が混合される請求項1または2に
記載のインシュレーター - 【請求項4】該インシュレーターの片面または両面には
更に金属箔が積層される請求項1または2または3に記
載のインシュレーター - 【請求項5】該インシュレーターの片面または両面には
更に他の繊維層が積層される請求項1または2または3
または4に記載のインシュレーター
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9039997A JPH10217873A (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | インシュレーター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9039997A JPH10217873A (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | インシュレーター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10217873A true JPH10217873A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=12568579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9039997A Withdrawn JPH10217873A (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | インシュレーター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10217873A (ja) |
-
1997
- 1997-02-07 JP JP9039997A patent/JPH10217873A/ja not_active Withdrawn
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| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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