JPH10219652A - 浮力式付着物除去装置 - Google Patents
浮力式付着物除去装置Info
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- JPH10219652A JPH10219652A JP9148142A JP14814297A JPH10219652A JP H10219652 A JPH10219652 A JP H10219652A JP 9148142 A JP9148142 A JP 9148142A JP 14814297 A JP14814297 A JP 14814297A JP H10219652 A JPH10219652 A JP H10219652A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 海洋構造物の杭類に付着している付着物を能
率よく除去する。 【解決手段】 海洋構造物の杭類Pより大径の分離可能
な付着物除去リング1に適数のフロート2を取付け、前
記付着物除去リング1を水面WLに浮上可能に構成し、
該除去リングを波の力(潮の干満、潮流、波の大きさ、
波の形など)により前記杭類Pに接触させることであ
る。前記付着物除去リング1は、前記波の力によってあ
らゆる方向へ自由に動き乍ら、前記杭類Pの付着物を除
去する。前記除去リング1は、水面WLで付着物を除去
するのみならず、水面上方や水中でも付着物を除去し得
るように構成することが可能である。
率よく除去する。 【解決手段】 海洋構造物の杭類Pより大径の分離可能
な付着物除去リング1に適数のフロート2を取付け、前
記付着物除去リング1を水面WLに浮上可能に構成し、
該除去リングを波の力(潮の干満、潮流、波の大きさ、
波の形など)により前記杭類Pに接触させることであ
る。前記付着物除去リング1は、前記波の力によってあ
らゆる方向へ自由に動き乍ら、前記杭類Pの付着物を除
去する。前記除去リング1は、水面WLで付着物を除去
するのみならず、水面上方や水中でも付着物を除去し得
るように構成することが可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海洋構造物(たと
えば、シーバース、人工島、橋梁、その他)の杭類(た
とえば、鋼管杭、H型杭、角型杭、コンクリート杭、脚
部、垂直杭、鉛直杭、斜材、水平材など)等に付着した
付着物除去装置の改良に関する。
えば、シーバース、人工島、橋梁、その他)の杭類(た
とえば、鋼管杭、H型杭、角型杭、コンクリート杭、脚
部、垂直杭、鉛直杭、斜材、水平材など)等に付着した
付着物除去装置の改良に関する。
【0002】
【従来技術と問題点】海洋構造物の杭類のメンテナンス
は、該杭類の表面に付着している付着物(貝殻、藻、
錆、汚泥など)を除去することにより行われている。そ
の付着物除去作業は、現況としては、ケレン棒、ワイヤ
ーブラシなどを用い、人力によって行われている。処が
前記杭類は、配設数が多く(数百本〜数千本)、海上作
業であるため、潮の干満、気象条件に左右される等時間
的制約を受け、多くの作業員、場合によっては潜水夫を
必要とし、その除去作業は工費増大、工期不安定及び不
安全作業などの要因になっている。その他、前記付着物
(殊に貝殻、藻などの海生物)を付着しにくくするた
め、前記杭類に特殊塗料を塗布するとか、或いは前記杭
類にパイルカバーを取付けるとか、種々腐心しているの
であるが、前記付着物(前記海生物類)が付着しなくな
るわけではないため、やはり定期的に除去してやらなけ
ればならない。
は、該杭類の表面に付着している付着物(貝殻、藻、
錆、汚泥など)を除去することにより行われている。そ
の付着物除去作業は、現況としては、ケレン棒、ワイヤ
ーブラシなどを用い、人力によって行われている。処が
前記杭類は、配設数が多く(数百本〜数千本)、海上作
業であるため、潮の干満、気象条件に左右される等時間
的制約を受け、多くの作業員、場合によっては潜水夫を
必要とし、その除去作業は工費増大、工期不安定及び不
安全作業などの要因になっている。その他、前記付着物
(殊に貝殻、藻などの海生物)を付着しにくくするた
め、前記杭類に特殊塗料を塗布するとか、或いは前記杭
類にパイルカバーを取付けるとか、種々腐心しているの
であるが、前記付着物(前記海生物類)が付着しなくな
るわけではないため、やはり定期的に除去してやらなけ
ればならない。
【0003】これらの問題点を解消するための工夫がな
されている。(たとえば、実公昭60−15786号公
報、実開昭56−138932号公報など参照) 前記1番目の刊行物は、分割可能な筒状の浮き体と前記
浮き体から下方向に延設された支柱に固設したリング状
の枠体とから成り、かつ前記浮き体および/または枠体
の内周面に刃部を設けて成るという考案の構成と、上記
構成の浮き体及び刃部と鋼管杭に取付け、潮の干満また
は波浪により水面が上下動すると、浮き体が上下動し、
枠体の刃部および浮き体の刃部が鋼管杭上を摺動し、鋼
管杭の表面に付着している付着物が掻きおとされるとい
う考案の構成とを開示している。前記2番目の刊行物
は、海洋構造物の杭類に嵌装され、その内部に空間を有
しその下方にこの空間と連通する開口とを備えた環状の
本体と、該本体の外周に設けられた翼体と、前記本体の
内周に設けられた研掃材と、海洋構造物の杭類下方に設
けられた気体噴出孔とを有するといった考案の構成、及
び最初に本体を杭類の上部に引き上げておき、中空部に
は水を満たし、本体を自重によって下降させ、この際、
翼体によって左方向(反時計方向)への回転力を与え回
転しつつ下降させる。研掃材も回転しながら杭類表面を
研掃しつつ下降する。本体が着底したら、気体噴出孔か
ら気体を噴出し、開口から中空部に気体を満たせば浮力
により本体が浮上し、再び杭類上部へ戻るという考案の
構成を開示している。
されている。(たとえば、実公昭60−15786号公
報、実開昭56−138932号公報など参照) 前記1番目の刊行物は、分割可能な筒状の浮き体と前記
浮き体から下方向に延設された支柱に固設したリング状
の枠体とから成り、かつ前記浮き体および/または枠体
の内周面に刃部を設けて成るという考案の構成と、上記
構成の浮き体及び刃部と鋼管杭に取付け、潮の干満また
は波浪により水面が上下動すると、浮き体が上下動し、
枠体の刃部および浮き体の刃部が鋼管杭上を摺動し、鋼
管杭の表面に付着している付着物が掻きおとされるとい
う考案の構成とを開示している。前記2番目の刊行物
は、海洋構造物の杭類に嵌装され、その内部に空間を有
しその下方にこの空間と連通する開口とを備えた環状の
本体と、該本体の外周に設けられた翼体と、前記本体の
内周に設けられた研掃材と、海洋構造物の杭類下方に設
けられた気体噴出孔とを有するといった考案の構成、及
び最初に本体を杭類の上部に引き上げておき、中空部に
は水を満たし、本体を自重によって下降させ、この際、
翼体によって左方向(反時計方向)への回転力を与え回
転しつつ下降させる。研掃材も回転しながら杭類表面を
研掃しつつ下降する。本体が着底したら、気体噴出孔か
ら気体を噴出し、開口から中空部に気体を満たせば浮力
により本体が浮上し、再び杭類上部へ戻るという考案の
構成を開示している。
【0004】これら2件の刊行物記載の従来技術は、ど
ちらも杭類の付着物を除去し得るかもしれないが、浮き
体及び除去部材(前者の刃部、後者の研掃材)が潮の干
満、波浪又は浮き体の自重、噴出気体などによって杭類
に沿いて上下動するに過ぎないため、付着物除去作業を
効果的に行い得ない。また、斜杭に対しては、猶のこと
効果を期待し得ない。本発明は、このような事情に着目
してなしたもので、フロートが取付けられた除去部材を
波の力(潮の干満を含む)によって、上下動のみなら
ず、あらゆる方向に動かし、その動きによって前記鋼管
杭等の杭類の付着物を効果的に除去し得るようにするこ
とを目的とする。本発明の他の目的は、構造簡単にして
安価な除去装置を提供することである。
ちらも杭類の付着物を除去し得るかもしれないが、浮き
体及び除去部材(前者の刃部、後者の研掃材)が潮の干
満、波浪又は浮き体の自重、噴出気体などによって杭類
に沿いて上下動するに過ぎないため、付着物除去作業を
効果的に行い得ない。また、斜杭に対しては、猶のこと
効果を期待し得ない。本発明は、このような事情に着目
してなしたもので、フロートが取付けられた除去部材を
波の力(潮の干満を含む)によって、上下動のみなら
ず、あらゆる方向に動かし、その動きによって前記鋼管
杭等の杭類の付着物を効果的に除去し得るようにするこ
とを目的とする。本発明の他の目的は、構造簡単にして
安価な除去装置を提供することである。
【0005】
【目的を達成するための手段】本発明は、前記発明の目
的を達成するため講じた技術的手段は、請求項1は海洋
構造物の杭類より大径の分離可能かつ変形可能な付着物
除去リングに適数のフロートを取付けて該付着物除去リ
ングを水面に浮上可能に構成し、該付着物除去リングを
波の力により海洋構造物の杭類に接触させることを要旨
とする。また、請求項2は海洋構造物の杭類より大径の
分離可能かつ変形可能な付着物除去リングに適数のフロ
ートを取付け該付着物除去リングを水面に浮上可能に構
成し、該付着物除去リング又はフロートに垂設された複
数の吊具毎に適数の補助フロートを取付け、かつ該吊具
の下端部に前記杭類より大径で水中に配置される分離可
能かつ変形可能な下部付着物除去リングを設け、付着物
除去リング及び下部付着物除去リングを波の力により水
面及び水中で夫々海洋構造物の杭類に接触させることを
要旨とする。請求項3は海洋構造物の杭類より大径の分
離可能かつ変形可能な付着物除去リングに適数のフロー
トを取付けて該付着物除去リングを水面に浮上可能に構
成し、該付着物除去リング又はフロートに立設された複
数の支柱上端部に前記杭類よりも大径で水面上方に配置
される分離可能な上部付着物除去リングを設け、かつ前
記付着物除去リング又はフロートに垂設された吊具の下
端部に前記杭類よりも大径で水中に配置される分離可能
な下部付着物除去リングを設け、前記付着物除去リング
を水面で、前記上部付着物除去リングを水面上方で、下
部付着物除去リングを水中で夫々波の力により海洋構造
物の杭類に接触させることを要旨とする。請求項4は適
数のフロートに、海洋構造物の杭類より大径の分離可能
かつ変形可能な付着物除去リングを吊具を介して鉛直状
に吊垂せしめ、前記フロートを水面に浮上させることに
より、前記付着物除去リングを水中で波の力により海洋
構造物の水平材に接触させることを要旨とする。請求項
5は請求項1乃至3いずれか1項記載のフロートが、付
着物除去リングの周方向に対して移動不可能であること
を要旨とする。請求項6は請求項1乃至4いずれか1項
記載のフロートまたは補助フロートを海洋構造物の杭類
に接触する表面を保護部材で覆っていることを要旨とす
る。請求項7は請求項1記載のフロートを付着物除去リ
ングの外側に配設し、そのフロートに付着物除去リング
との取付部を設けていることを要旨とする。請求項8は
請求項2または3記載のフロートを付着物除去リングの
外側に配設し、そのフロートに付着物除去リングとの取
付部を設けていることを要旨とする。請求項9は請求項
7記載のフロートにおいて付着物除去リングと相対する
相対面部分及びその相対面部分に対して背向きとなる面
部分とに少なくとも固形浮遊物用の保護部材を添設し、
該保護部材をフロートを貫通する連結ボルトで連結し、
その保護部材から一体的に付着物除去リングとの取付部
を突設したことを要旨とする。請求項10は請求項8記
載のフロートにおいて付着物除去リングと相対する相対
面部分及びその相対面部分に対して背向きとなる面部分
とに少なくとも固形浮遊物用の保護部材を添設し、該保
護部材をフロートを貫通する連結ボルトで連結し、その
保護部材から一体的に付着物除去リングの取付部を突設
したことを要旨とする。請求項11は請求項10記載の
保護部材または連結ボルトから前記吊具用の吊下具を垂
設していることを要旨とする。請求項12は請求項11
記載の吊下具が吊具の上端部を側方から差し入れる幅狭
なスリットとそのスリットの奥にそのスリットに連通し
て開設した引っ掛け部とを備えていることを要旨とす
る。
的を達成するため講じた技術的手段は、請求項1は海洋
構造物の杭類より大径の分離可能かつ変形可能な付着物
除去リングに適数のフロートを取付けて該付着物除去リ
ングを水面に浮上可能に構成し、該付着物除去リングを
波の力により海洋構造物の杭類に接触させることを要旨
とする。また、請求項2は海洋構造物の杭類より大径の
分離可能かつ変形可能な付着物除去リングに適数のフロ
ートを取付け該付着物除去リングを水面に浮上可能に構
成し、該付着物除去リング又はフロートに垂設された複
数の吊具毎に適数の補助フロートを取付け、かつ該吊具
の下端部に前記杭類より大径で水中に配置される分離可
能かつ変形可能な下部付着物除去リングを設け、付着物
除去リング及び下部付着物除去リングを波の力により水
面及び水中で夫々海洋構造物の杭類に接触させることを
要旨とする。請求項3は海洋構造物の杭類より大径の分
離可能かつ変形可能な付着物除去リングに適数のフロー
トを取付けて該付着物除去リングを水面に浮上可能に構
成し、該付着物除去リング又はフロートに立設された複
数の支柱上端部に前記杭類よりも大径で水面上方に配置
される分離可能な上部付着物除去リングを設け、かつ前
記付着物除去リング又はフロートに垂設された吊具の下
端部に前記杭類よりも大径で水中に配置される分離可能
な下部付着物除去リングを設け、前記付着物除去リング
を水面で、前記上部付着物除去リングを水面上方で、下
部付着物除去リングを水中で夫々波の力により海洋構造
物の杭類に接触させることを要旨とする。請求項4は適
数のフロートに、海洋構造物の杭類より大径の分離可能
かつ変形可能な付着物除去リングを吊具を介して鉛直状
に吊垂せしめ、前記フロートを水面に浮上させることに
より、前記付着物除去リングを水中で波の力により海洋
構造物の水平材に接触させることを要旨とする。請求項
5は請求項1乃至3いずれか1項記載のフロートが、付
着物除去リングの周方向に対して移動不可能であること
を要旨とする。請求項6は請求項1乃至4いずれか1項
記載のフロートまたは補助フロートを海洋構造物の杭類
に接触する表面を保護部材で覆っていることを要旨とす
る。請求項7は請求項1記載のフロートを付着物除去リ
ングの外側に配設し、そのフロートに付着物除去リング
との取付部を設けていることを要旨とする。請求項8は
請求項2または3記載のフロートを付着物除去リングの
外側に配設し、そのフロートに付着物除去リングとの取
付部を設けていることを要旨とする。請求項9は請求項
7記載のフロートにおいて付着物除去リングと相対する
相対面部分及びその相対面部分に対して背向きとなる面
部分とに少なくとも固形浮遊物用の保護部材を添設し、
該保護部材をフロートを貫通する連結ボルトで連結し、
その保護部材から一体的に付着物除去リングとの取付部
を突設したことを要旨とする。請求項10は請求項8記
載のフロートにおいて付着物除去リングと相対する相対
面部分及びその相対面部分に対して背向きとなる面部分
とに少なくとも固形浮遊物用の保護部材を添設し、該保
護部材をフロートを貫通する連結ボルトで連結し、その
保護部材から一体的に付着物除去リングの取付部を突設
したことを要旨とする。請求項11は請求項10記載の
保護部材または連結ボルトから前記吊具用の吊下具を垂
設していることを要旨とする。請求項12は請求項11
記載の吊下具が吊具の上端部を側方から差し入れる幅狭
なスリットとそのスリットの奥にそのスリットに連通し
て開設した引っ掛け部とを備えていることを要旨とす
る。
【0006】
【作用】上記技術的手段によれば下記の作用を奏する。 (請求項1)本浮力式付着物除去装置は水面に浮上した
状態で波の力(潮の干満、潮流、波の大きさ等)によっ
て付着物除去リングがあらゆる方向に向って動きなが
ら、鋼管杭等の杭類に接触して付着物を除去する。 (請求項2)本浮力式付着物除去装置は上下一対の前記
付着物除去リングが水面及び水中で波の力(前記参照)
によってあらゆる方向に向って動きながら、鋼管杭等の
杭類に接触して付着物を除去する。 (請求項3)本浮力式付着物除去装置は付着物除去リン
グが水面で、上部付着物除去リングが水面上方で、下部
付着物除去リングが水中で夫々波の力(前記参照)によ
ってあらゆる方向に向って動きながら、杭類に接触して
付着物を除去する。 (請求項4)本浮力式付着物除去装置は水平な杭類(水
平材、斜材など)に付着物除去リングが接触して付着物
を除去する。 (請求項5)本浮力式付着物除去装置はフロートが付着
物除去リングの周方向に移動しないので、フロートが一
箇所に片寄らない。 (請求項6)本浮力式付着物除去装置はフロートが杭類
或いは固体浮遊物に接触又は衝突しても、保護部材で保
護されて欠け落ち、変形などを防止し、フロートの耐久
性を向上させる。 (請求項7、8)本浮力式付着物除去装置はフロートが
杭類に接触することによる耐久性の劣化を防止すると共
に付着物除去リングの全径を杭類との接触部として有効
利用し併せて径を無駄に大きくしない。 (請求項9、10)本浮力式付着物除去装置はフロート
の取付けが当該フロートに強固に取付けられた保護部材
を付着物除去リングに取付けることで行われ、フロート
が付着物除去リングで擦れて欠け落ちしたり、変形した
りするような不具合を防止する。 (請求項11)本浮力式付着物除去装置は下部付着物除
去リングの重みで付着物除去リングに対してフロートの
安定性を向上させ、ひいては下部付着物除去リングを安
定させることができる。 (請求項12)本浮力式付着物除去装置は吊具の上端部
をスリットから差し入れて引っ掛け部に掛止するだけで
吊具を掛け止めできる。
状態で波の力(潮の干満、潮流、波の大きさ等)によっ
て付着物除去リングがあらゆる方向に向って動きなが
ら、鋼管杭等の杭類に接触して付着物を除去する。 (請求項2)本浮力式付着物除去装置は上下一対の前記
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によってあらゆる方向に向って動きながら、鋼管杭等の
杭類に接触して付着物を除去する。 (請求項3)本浮力式付着物除去装置は付着物除去リン
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ってあらゆる方向に向って動きながら、杭類に接触して
付着物を除去する。 (請求項4)本浮力式付着物除去装置は水平な杭類(水
平材、斜材など)に付着物除去リングが接触して付着物
を除去する。 (請求項5)本浮力式付着物除去装置はフロートが付着
物除去リングの周方向に移動しないので、フロートが一
箇所に片寄らない。 (請求項6)本浮力式付着物除去装置はフロートが杭類
或いは固体浮遊物に接触又は衝突しても、保護部材で保
護されて欠け落ち、変形などを防止し、フロートの耐久
性を向上させる。 (請求項7、8)本浮力式付着物除去装置はフロートが
杭類に接触することによる耐久性の劣化を防止すると共
に付着物除去リングの全径を杭類との接触部として有効
利用し併せて径を無駄に大きくしない。 (請求項9、10)本浮力式付着物除去装置はフロート
の取付けが当該フロートに強固に取付けられた保護部材
を付着物除去リングに取付けることで行われ、フロート
が付着物除去リングで擦れて欠け落ちしたり、変形した
りするような不具合を防止する。 (請求項11)本浮力式付着物除去装置は下部付着物除
去リングの重みで付着物除去リングに対してフロートの
安定性を向上させ、ひいては下部付着物除去リングを安
定させることができる。 (請求項12)本浮力式付着物除去装置は吊具の上端部
をスリットから差し入れて引っ掛け部に掛止するだけで
吊具を掛け止めできる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の浮力式付着物除去装
置の実施の形態を説明すると、符号Pは海洋構造物の杭
類であり、シーバース、人工島、橋梁などを構築してい
る鋼管杭、脚部、コンクリート杭、斜杭等である。また
符号Aは浮力式付着物除去装置である。まず、前記杭類
Pが垂直杭、鉛直杭、斜杭等のように上下方向に向って
構成されている場合を説明する。浮力式付着物除去装置
Aは図1、図2に示すように付着物除去リング1と、そ
の付着物除去リング1に移動不可能に取付けた適数のフ
ロート2とからなっている。
置の実施の形態を説明すると、符号Pは海洋構造物の杭
類であり、シーバース、人工島、橋梁などを構築してい
る鋼管杭、脚部、コンクリート杭、斜杭等である。また
符号Aは浮力式付着物除去装置である。まず、前記杭類
Pが垂直杭、鉛直杭、斜杭等のように上下方向に向って
構成されている場合を説明する。浮力式付着物除去装置
Aは図1、図2に示すように付着物除去リング1と、そ
の付着物除去リング1に移動不可能に取付けた適数のフ
ロート2とからなっている。
【0008】付着物除去リング1は、自由自在に変形可
能の、かつ丈夫で発錆しにくい材質のワイヤー(たとえ
ば、ステンレスワイヤー)で構成し、適数のフロート2
を周方向へ移動不可能に取付けてある。この付着物除去
リング1は、前記杭類Pよりも相当に大径に構成し、該
杭類Pを囲むようにその杭類に取付けて水面WLに浮上
させた際、波の力(潮の干満、潮流、波の大きさ、波の
形など)によってあらゆる方向に大きく自由に、かつ波
の力に順応して自由自在に変形しながら動き得るように
構成する。この付着物除去リング1は、ステンレスワイ
ヤーに適数のフロート2を長さ方向へ移動不可能に取付
けた後、緊結部9で分離可能に緊結し、適数のフロート
2を周方向に移動不可能ならしめてリングに構成してあ
る。
能の、かつ丈夫で発錆しにくい材質のワイヤー(たとえ
ば、ステンレスワイヤー)で構成し、適数のフロート2
を周方向へ移動不可能に取付けてある。この付着物除去
リング1は、前記杭類Pよりも相当に大径に構成し、該
杭類Pを囲むようにその杭類に取付けて水面WLに浮上
させた際、波の力(潮の干満、潮流、波の大きさ、波の
形など)によってあらゆる方向に大きく自由に、かつ波
の力に順応して自由自在に変形しながら動き得るように
構成する。この付着物除去リング1は、ステンレスワイ
ヤーに適数のフロート2を長さ方向へ移動不可能に取付
けた後、緊結部9で分離可能に緊結し、適数のフロート
2を周方向に移動不可能ならしめてリングに構成してあ
る。
【0009】フロート2は発泡合成樹脂(たとえば、発
泡ウレタン樹脂、発泡ポリエチレン樹脂、発泡スチロー
ル樹脂などから選択した一種類)で円柱状に成形し、か
つ径方向中心部に付着物除去リング1を貫挿通するため
の挿通孔11を全長にわたって貫通開穿し、更にフロー
トの本体が海洋構造物の杭類P或いは木材、木片、硬質
合成樹脂片、その他の固体浮遊物(不図示)に接触又は
衝突しやすい表面(周面)を硬質で肉薄い保護部材6で
覆い、かりに前記杭類P或いは前記固体浮遊物(図示せ
ず)に接触又は衝突しても、欠け落ちすることや変形す
ることなどを防止し得るようにして構成してある。
泡ウレタン樹脂、発泡ポリエチレン樹脂、発泡スチロー
ル樹脂などから選択した一種類)で円柱状に成形し、か
つ径方向中心部に付着物除去リング1を貫挿通するため
の挿通孔11を全長にわたって貫通開穿し、更にフロー
トの本体が海洋構造物の杭類P或いは木材、木片、硬質
合成樹脂片、その他の固体浮遊物(不図示)に接触又は
衝突しやすい表面(周面)を硬質で肉薄い保護部材6で
覆い、かりに前記杭類P或いは前記固体浮遊物(図示せ
ず)に接触又は衝突しても、欠け落ちすることや変形す
ることなどを防止し得るようにして構成してある。
【0010】保護部材6は、肉薄いステンレスパイプ
(ステンレスパイプは、ステンレス板を円形管状に丸
め、接合固定(溶接固定)して構成する)もしくは薄肉
のFRPパイプ(FRPの引抜き成形品)などの硬質パ
イプであり、フロート2への取付手段は、それらフロー
トを硬質パイプに圧入又は圧入接着することによって行
われている。
(ステンレスパイプは、ステンレス板を円形管状に丸
め、接合固定(溶接固定)して構成する)もしくは薄肉
のFRPパイプ(FRPの引抜き成形品)などの硬質パ
イプであり、フロート2への取付手段は、それらフロー
トを硬質パイプに圧入又は圧入接着することによって行
われている。
【0011】前記フロート2を移動不可能にする手段は
図3に示すように移動防止具10であり、この移動防止
具10はT字状を呈し、その脚部10-1に付着物除去リ
ング1を貫挿通せしめると共に、該脚部10-1をフロー
ト2の挿通孔11に挿入し、さらに前記移動防止具10
を前記付着物除去リング1にねじ13でねじ止めして付
着物除去リング1に固定することによって、フロート2
が付着物除去リング1の周方向に移動できないようにな
っている。
図3に示すように移動防止具10であり、この移動防止
具10はT字状を呈し、その脚部10-1に付着物除去リ
ング1を貫挿通せしめると共に、該脚部10-1をフロー
ト2の挿通孔11に挿入し、さらに前記移動防止具10
を前記付着物除去リング1にねじ13でねじ止めして付
着物除去リング1に固定することによって、フロート2
が付着物除去リング1の周方向に移動できないようにな
っている。
【0012】緊締部9は図4乃至図7に示す各種の構成
がある。順を追って説明すると、図4は、接続管14の
両端から付着物除去リング1の両端末を挿入して対向さ
せ、該接続管14をセットボルト15で前記付着物除去
リング1にボルト止め固定することによって、分離可能
に緊結している。図5は、付着物除去リング1の端末部
を庇14-1を有するソケット14に挿入して圧着し、庇
14-1を重ね合せてセットボルト15で接続して構成す
る。上記圧着部位は、付着物除去リング1及びソケット
14の径方向の対向部位(図5の矢印部位)である。図
6、図7は、付着物除去リング1の端末部をソケット1
4の一端部からソケット14内部に挿入して径方向の対
向部位(図6の矢印部位)から圧着し、該ソケット14
の他端部に固着された接続環16を正面C字形の接続杆
15で分離可能に接続して構成する。図8は前記付着物
除去リング1を分離不可能に緊結する場合の参考例であ
り、この場合には接続管14に挿入された付着物除去リ
ング1の両端末部を径方向の対向部位(図8の矢印部
位)から圧着固定する。前記する図4乃至図7に示す緊
締部9のどれを採用しても良いものである。
がある。順を追って説明すると、図4は、接続管14の
両端から付着物除去リング1の両端末を挿入して対向さ
せ、該接続管14をセットボルト15で前記付着物除去
リング1にボルト止め固定することによって、分離可能
に緊結している。図5は、付着物除去リング1の端末部
を庇14-1を有するソケット14に挿入して圧着し、庇
14-1を重ね合せてセットボルト15で接続して構成す
る。上記圧着部位は、付着物除去リング1及びソケット
14の径方向の対向部位(図5の矢印部位)である。図
6、図7は、付着物除去リング1の端末部をソケット1
4の一端部からソケット14内部に挿入して径方向の対
向部位(図6の矢印部位)から圧着し、該ソケット14
の他端部に固着された接続環16を正面C字形の接続杆
15で分離可能に接続して構成する。図8は前記付着物
除去リング1を分離不可能に緊結する場合の参考例であ
り、この場合には接続管14に挿入された付着物除去リ
ング1の両端末部を径方向の対向部位(図8の矢印部
位)から圧着固定する。前記する図4乃至図7に示す緊
締部9のどれを採用しても良いものである。
【0013】次に図9乃至図11に示す実施の形態を説
明すると、この実施の形態は図1乃至図3、図4乃至図
7の実施の形態とは、フロート2の形状が違うこと、付
着物除去リング1に対するフロート取付け構成が違うこ
となどである。この実施の形態で示すフロート2は、熱
可塑性軟質合成樹脂(たとえば、ポリプロピレン樹脂)
で球形に成形し、かつスペースを隔てて付着物除去リン
グ1への取付部2-1、2-1を同一体に突設させてある。
その取付部2-1、2-1には、付着物除去リング1を貫挿
通するための挿通孔12が貫通開穿されており、付着物
除去リング1を挿通させると共に前記スペースに配置さ
れ同様に挿通孔12を貫通開穿された直管状の移動防止
具10に付着物除去リング1を挿通させた後、その移動
防止具10を前記付着物除去リング1にねじ13でねじ
止めして、付着物除去リング1の外側にフロート2を配
設し、且つそのフロート2が前記実施の形態と同様に付
着物除去リング1の周方向に移動できないように構成し
てある。
明すると、この実施の形態は図1乃至図3、図4乃至図
7の実施の形態とは、フロート2の形状が違うこと、付
着物除去リング1に対するフロート取付け構成が違うこ
となどである。この実施の形態で示すフロート2は、熱
可塑性軟質合成樹脂(たとえば、ポリプロピレン樹脂)
で球形に成形し、かつスペースを隔てて付着物除去リン
グ1への取付部2-1、2-1を同一体に突設させてある。
その取付部2-1、2-1には、付着物除去リング1を貫挿
通するための挿通孔12が貫通開穿されており、付着物
除去リング1を挿通させると共に前記スペースに配置さ
れ同様に挿通孔12を貫通開穿された直管状の移動防止
具10に付着物除去リング1を挿通させた後、その移動
防止具10を前記付着物除去リング1にねじ13でねじ
止めして、付着物除去リング1の外側にフロート2を配
設し、且つそのフロート2が前記実施の形態と同様に付
着物除去リング1の周方向に移動できないように構成し
てある。
【0014】次に図12乃至図15に示す実施の形態を
説明すると、この実施の形態はフロート2を付着物除去
リング1の外側に配設する点は図9乃至図11に示す実
施の形態と同様であるが、フロート2の構成が異なる。
フロート2は発泡合成樹脂(たとえば、発泡ウレタン樹
脂、発泡ポリエチレン樹脂、発泡スチロール樹脂などか
ら選択した一種類)で円柱状に成形してなり、付着物除
去リング1の外側に配設してある。フロート2には少な
くとも付着物除去リング1と相対する相対面部分及びそ
の相対面部分とは逆側の面部分とに薄肉のステンレス
材、FRP材等の保護部材6を表張り、両保護部材6、
6同士をフロート2を貫通する連結ボルト6aで連結
し、その保護部材(詳細には付着物除去リング1と相対
する相対面部分の保護部材)6から前記する付着除去リ
ング1の挿通孔11を貫通開穿した取付部6bを一体的
に突設している。この取付部6bは移動防止具10を使
用した図3と同様な構造で付着除去リング1に固定され
る。この実施の形態において符号3aは後述する吊具3
上端部の吊下具である。
説明すると、この実施の形態はフロート2を付着物除去
リング1の外側に配設する点は図9乃至図11に示す実
施の形態と同様であるが、フロート2の構成が異なる。
フロート2は発泡合成樹脂(たとえば、発泡ウレタン樹
脂、発泡ポリエチレン樹脂、発泡スチロール樹脂などか
ら選択した一種類)で円柱状に成形してなり、付着物除
去リング1の外側に配設してある。フロート2には少な
くとも付着物除去リング1と相対する相対面部分及びそ
の相対面部分とは逆側の面部分とに薄肉のステンレス
材、FRP材等の保護部材6を表張り、両保護部材6、
6同士をフロート2を貫通する連結ボルト6aで連結
し、その保護部材(詳細には付着物除去リング1と相対
する相対面部分の保護部材)6から前記する付着除去リ
ング1の挿通孔11を貫通開穿した取付部6bを一体的
に突設している。この取付部6bは移動防止具10を使
用した図3と同様な構造で付着除去リング1に固定され
る。この実施の形態において符号3aは後述する吊具3
上端部の吊下具である。
【0015】次に図16、図17乃至図20に示す実施
の形態を説明すると、この実施の形態は付着物除去リン
グを上下に並設したものである。フロート2が適数取り
付けられた付着物除去リング1(上側)の構成は図1に
示す構成と同じであり、その付着物除去リング1または
適数のフロート2の全部から吊具3を垂設し、該吊具3
に補助フロート4を長さ方向へ移動不可能に取付け、さ
らに、付着物除去リング1と同じ大きさ(リング径、ワ
イヤ径などが同じ)の下部付着物除去リング5を吊具3
の下端部に取付けて構成されている。
の形態を説明すると、この実施の形態は付着物除去リン
グを上下に並設したものである。フロート2が適数取り
付けられた付着物除去リング1(上側)の構成は図1に
示す構成と同じであり、その付着物除去リング1または
適数のフロート2の全部から吊具3を垂設し、該吊具3
に補助フロート4を長さ方向へ移動不可能に取付け、さ
らに、付着物除去リング1と同じ大きさ(リング径、ワ
イヤ径などが同じ)の下部付着物除去リング5を吊具3
の下端部に取付けて構成されている。
【0016】吊具3は、発錆しにくい材質の長尺部材
(たとえば、ステンレスチェーン、ステンレスワイヤー
など)で構成し、付着物除去リング1又はフロート2の
全部から垂設されている。吊具3のフロート2部分から
の垂設手段は、図16、更に詳しくは前記図3(2点鎖
線)に示すように吊具3の上端部を吊下げリング(図示
せず)でフロート用の移動防止具10に吊下げて構成す
る。尚、吊具3と吊下げリング(図示せず)との連結手
段は、吊具3がステンレスチェーンならば、そのチェー
ン端部のリングを吊下げリングに貫通して引っ掛け、吊
具3がステンレスワイヤーならば、そのワイヤー端部を
吊下げリングに貫通し折返して玉をつくり、この玉の端
部をステンレスワイヤーに緊結又は溶接する。補助フロ
ート4は図3に示すフロート2の構造と同様であり、吊
具3に対する補助フロート4の長さ方向移動防止手段
は、吊具3がステンレスチェーンならば、このチェーン
の長さ方向と交差する方向にピンを溶接して固着したス
トッパー(図示せず)を設けて構成し、吊具3がステン
レスワイヤーならば、付着物除去リング1に設けた移動
防止具10を用いて図3と同様に構成する。
(たとえば、ステンレスチェーン、ステンレスワイヤー
など)で構成し、付着物除去リング1又はフロート2の
全部から垂設されている。吊具3のフロート2部分から
の垂設手段は、図16、更に詳しくは前記図3(2点鎖
線)に示すように吊具3の上端部を吊下げリング(図示
せず)でフロート用の移動防止具10に吊下げて構成す
る。尚、吊具3と吊下げリング(図示せず)との連結手
段は、吊具3がステンレスチェーンならば、そのチェー
ン端部のリングを吊下げリングに貫通して引っ掛け、吊
具3がステンレスワイヤーならば、そのワイヤー端部を
吊下げリングに貫通し折返して玉をつくり、この玉の端
部をステンレスワイヤーに緊結又は溶接する。補助フロ
ート4は図3に示すフロート2の構造と同様であり、吊
具3に対する補助フロート4の長さ方向移動防止手段
は、吊具3がステンレスチェーンならば、このチェーン
の長さ方向と交差する方向にピンを溶接して固着したス
トッパー(図示せず)を設けて構成し、吊具3がステン
レスワイヤーならば、付着物除去リング1に設けた移動
防止具10を用いて図3と同様に構成する。
【0017】また、付着物除去リング1からの吊具3の
垂設手段は図19に示す通りである。この場合には付着
物除去リング1を移動防止具10に貫通圧着(図19の
矢印対向部位が圧着部位)固定し、該移動防止具10の
長さ方向両端部に形成された外向フランジ10-2の外側
において、予め接触ローラー18が回転自在に嵌装され
た金属パイプ19を付着物除去リング1に嵌着して移動
防止具10に固定し、該金属パイプ19の長さ方向片端
部(移動防止具10側端部と反対側の端部)に外向形成
されたストッパーリング19-1によって接触ローラー1
8が付着物除去リング1の長さ方向へ移動するのを防止
し、移動防止具10の吊下具17に吊具3を垂設する
が、この垂設手段は、例えば、図19の移動防止具10
に吊鐶(図示せず)を吊し、その吊鐶に開穿された吊下
孔(図示せず)にシャックル(図示せず)を引っ掛け、
このシャックルに吊具3を引っ掛けて吊すように構成し
ても構わない。吊鐶と吊具3との引っ掛け手段は、前記
する吊下げリングと吊具3との連結手段と同じで差支え
ない。吊具3、移動防止具10、外向フランジ10-2、
金属パイプ19、ストッパーリング19-1などは、発錆
しにくい金属(たとえば、ステンレス)で構成し、移動
防止具10と金属パイプ19との固定手段は、溶接を採
用する。
垂設手段は図19に示す通りである。この場合には付着
物除去リング1を移動防止具10に貫通圧着(図19の
矢印対向部位が圧着部位)固定し、該移動防止具10の
長さ方向両端部に形成された外向フランジ10-2の外側
において、予め接触ローラー18が回転自在に嵌装され
た金属パイプ19を付着物除去リング1に嵌着して移動
防止具10に固定し、該金属パイプ19の長さ方向片端
部(移動防止具10側端部と反対側の端部)に外向形成
されたストッパーリング19-1によって接触ローラー1
8が付着物除去リング1の長さ方向へ移動するのを防止
し、移動防止具10の吊下具17に吊具3を垂設する
が、この垂設手段は、例えば、図19の移動防止具10
に吊鐶(図示せず)を吊し、その吊鐶に開穿された吊下
孔(図示せず)にシャックル(図示せず)を引っ掛け、
このシャックルに吊具3を引っ掛けて吊すように構成し
ても構わない。吊鐶と吊具3との引っ掛け手段は、前記
する吊下げリングと吊具3との連結手段と同じで差支え
ない。吊具3、移動防止具10、外向フランジ10-2、
金属パイプ19、ストッパーリング19-1などは、発錆
しにくい金属(たとえば、ステンレス)で構成し、移動
防止具10と金属パイプ19との固定手段は、溶接を採
用する。
【0018】接触ローラー18は、付着物除去リング1
が海洋構造物の杭類P又は前記固体浮遊物に接触又は衝
突したような場合、該除去リング自体又は該杭類の損傷
を防止するための部材で、付着物除去リング1が前記し
たように前記杭類P又は固体浮遊物に接触又は衝突する
と、接触ローラー18自体が金属パイプ19を中心にし
て軽快に回転し、付着物除去リング1又は前記杭類Pが
損傷しないうちに付着物除去リング1を前記杭類P又は
前記固体浮遊物から離す。この接触ローラー18の材質
は、フロート2、補助フロート4などの浮力低下を防止
するため、軽量にすることが好ましいので、熱可塑性軟
質合成樹脂類(例えば、ポリプロピレン樹脂、ポリエチ
レン樹脂、ナイロン樹脂、その他)から使用に適した樹
脂を選択する。
が海洋構造物の杭類P又は前記固体浮遊物に接触又は衝
突したような場合、該除去リング自体又は該杭類の損傷
を防止するための部材で、付着物除去リング1が前記し
たように前記杭類P又は固体浮遊物に接触又は衝突する
と、接触ローラー18自体が金属パイプ19を中心にし
て軽快に回転し、付着物除去リング1又は前記杭類Pが
損傷しないうちに付着物除去リング1を前記杭類P又は
前記固体浮遊物から離す。この接触ローラー18の材質
は、フロート2、補助フロート4などの浮力低下を防止
するため、軽量にすることが好ましいので、熱可塑性軟
質合成樹脂類(例えば、ポリプロピレン樹脂、ポリエチ
レン樹脂、ナイロン樹脂、その他)から使用に適した樹
脂を選択する。
【0019】下部付着物除去リング5との取付手段を図
20で説明するが、この取付手段は、下部付着物除去リ
ング5に移動防止具10を貫通圧着(矢印の対向部位が
圧着部位)固定し、その移動防止具10に突設された吊
下具17に吊具3の下端部を取付けて構成する。吊具3
と吊下具17との取付手段は、吊具3がステンレスチェ
ーン又はステンレスワイヤーのいずれの場合であって
も、前記吊具3の垂設手段と同じ手段を採用する。
20で説明するが、この取付手段は、下部付着物除去リ
ング5に移動防止具10を貫通圧着(矢印の対向部位が
圧着部位)固定し、その移動防止具10に突設された吊
下具17に吊具3の下端部を取付けて構成する。吊具3
と吊下具17との取付手段は、吊具3がステンレスチェ
ーン又はステンレスワイヤーのいずれの場合であって
も、前記吊具3の垂設手段と同じ手段を採用する。
【0020】次に図21、図22に示す実施の形態を説
明すると、この実施の形態は付着物除去リング1の外側
に配設した適数のフロート2に保護部材6を設け、その
保護部材6から下部付着物除去リング5の吊具3を引っ
掛けたものである。フロート2は前記する図12乃至図
15に示す構成のものであり、そのフロート2の胴部を
縦方向に巻くように薄肉のステンレス材やFRP材等の
保護部材6を添設したり(図21)、同フロート2の胴
部を横方向に巻くように同様に薄肉のステンレス材やF
RP材等の保護部材6を添設し(図22)すると共に、
付着物除去リング1と相対する相対面部分の保護部材6
部分とその相対面部分とは逆側の面部分の保護部材6部
分とをフロート2を貫通する連結ボルト6aで連結し、
そして保護部材6から付着物除去リング1の前記する取
付部6bを一体的に突設し、更に図21においては、そ
の保護部材6から吊具3の上端部を引っ掛ける吊下具3
aを一体に垂設し、図22においては連結ボルト6aに
引っ掛けて吊下具3aを垂設している。吊下具3aは吊
具3の上端部を側方から差し入れる幅狭なスリット3
a’とそのスリット3a’の奥にそのスリット3a’に
連通して開設した引っ掛け部3a”とを備えている(図
12参照)。この吊下具3には吊具3の上端部を構成す
る吊り下リング23を差し込み掛止される。尚、前記す
る図14で示す保護部材6から吊下具3を一体に垂設し
ても、図15で示すように連結ボルト6aに吊下具3a
を引っ掛けても良いものである。
明すると、この実施の形態は付着物除去リング1の外側
に配設した適数のフロート2に保護部材6を設け、その
保護部材6から下部付着物除去リング5の吊具3を引っ
掛けたものである。フロート2は前記する図12乃至図
15に示す構成のものであり、そのフロート2の胴部を
縦方向に巻くように薄肉のステンレス材やFRP材等の
保護部材6を添設したり(図21)、同フロート2の胴
部を横方向に巻くように同様に薄肉のステンレス材やF
RP材等の保護部材6を添設し(図22)すると共に、
付着物除去リング1と相対する相対面部分の保護部材6
部分とその相対面部分とは逆側の面部分の保護部材6部
分とをフロート2を貫通する連結ボルト6aで連結し、
そして保護部材6から付着物除去リング1の前記する取
付部6bを一体的に突設し、更に図21においては、そ
の保護部材6から吊具3の上端部を引っ掛ける吊下具3
aを一体に垂設し、図22においては連結ボルト6aに
引っ掛けて吊下具3aを垂設している。吊下具3aは吊
具3の上端部を側方から差し入れる幅狭なスリット3
a’とそのスリット3a’の奥にそのスリット3a’に
連通して開設した引っ掛け部3a”とを備えている(図
12参照)。この吊下具3には吊具3の上端部を構成す
る吊り下リング23を差し込み掛止される。尚、前記す
る図14で示す保護部材6から吊下具3を一体に垂設し
ても、図15で示すように連結ボルト6aに吊下具3a
を引っ掛けても良いものである。
【0021】次に前記鋼管杭等の杭類が水面又は水中に
構成されている水平材(たとえば、垂直杭を継いでいる
水平梁、同様な斜材等)の場合を図23乃至図25で説
明する。
構成されている水平材(たとえば、垂直杭を継いでいる
水平梁、同様な斜材等)の場合を図23乃至図25で説
明する。
【0022】図23は水面に水平材Pが露出している場
合の対応であり、前記した図1の付着物除去リング1と
同じ構成になっている。
合の対応であり、前記した図1の付着物除去リング1と
同じ構成になっている。
【0023】図24は水中(たとえば、水面下6〜10
m位の深さ位置)において垂直杭を継ぐ水中梁が構成さ
れている場合の対応例であり、付着物除去リング1はフ
ロート2、フロート用の移動防止具10などを取り去っ
たリングだけの構成であり、ステンレスワイヤー、ステ
ンレスチェーンなどを緊結部(図示せず:前記する緊締
部9と同じ構成)で分離可能に緊結して構成している。
フロート2自体は、前記図1のフロート2と同じ構成で
あり、そのフロート2の表面を覆う保護部材6自体も図
1の保護部材6と同じ構成であり、フロート2と保護部
材6との関連構成も同じである。フロート2に付着物除
去リング1を鉛直状に吊垂せしめる手段は、該除去リン
グ1及び保護部材6に夫々吊下具17を固設し、それら
の吊下具17をステンレスロッドからなる吊具3で接続
して構成するが、その接続手段は、吊具3の両端部に構
成した連結鐶をシャックル(図示せず)、正面C字形の
接続杆(図示せず)又は接続鐶(図示せず)で吊下具1
7の吊下孔に接続して構成し、フロート2を水面WLに
浮上させると、付着物除去リング1が水中に吊下げられ
るように構成しても構わないものである。
m位の深さ位置)において垂直杭を継ぐ水中梁が構成さ
れている場合の対応例であり、付着物除去リング1はフ
ロート2、フロート用の移動防止具10などを取り去っ
たリングだけの構成であり、ステンレスワイヤー、ステ
ンレスチェーンなどを緊結部(図示せず:前記する緊締
部9と同じ構成)で分離可能に緊結して構成している。
フロート2自体は、前記図1のフロート2と同じ構成で
あり、そのフロート2の表面を覆う保護部材6自体も図
1の保護部材6と同じ構成であり、フロート2と保護部
材6との関連構成も同じである。フロート2に付着物除
去リング1を鉛直状に吊垂せしめる手段は、該除去リン
グ1及び保護部材6に夫々吊下具17を固設し、それら
の吊下具17をステンレスロッドからなる吊具3で接続
して構成するが、その接続手段は、吊具3の両端部に構
成した連結鐶をシャックル(図示せず)、正面C字形の
接続杆(図示せず)又は接続鐶(図示せず)で吊下具1
7の吊下孔に接続して構成し、フロート2を水面WLに
浮上させると、付着物除去リング1が水中に吊下げられ
るように構成しても構わないものである。
【0024】上述のように構成された付着物除去リング
1に水中梁Pを貫通せしめ、フロート2を水面に浮上さ
せれば、そのフロートが前記波の力であらゆる方向に向
って動くと同時に、水中の付着物除去リング1が不規則
に動いて水中梁Pに接触し、前記付着物を除去する。処
で、吊具3としてロッドを使用する目的は、その吊具全
体をステンレスワイヤーの如き屈撓性を有する長い部材
で構成すると、波が最下位に下がった際、吊具3が緩ん
で水中梁Pに又はステンレスワイヤー同志で絡み合う心
配があるので、このような絡み合いを防止することにあ
る。
1に水中梁Pを貫通せしめ、フロート2を水面に浮上さ
せれば、そのフロートが前記波の力であらゆる方向に向
って動くと同時に、水中の付着物除去リング1が不規則
に動いて水中梁Pに接触し、前記付着物を除去する。処
で、吊具3としてロッドを使用する目的は、その吊具全
体をステンレスワイヤーの如き屈撓性を有する長い部材
で構成すると、波が最下位に下がった際、吊具3が緩ん
で水中梁Pに又はステンレスワイヤー同志で絡み合う心
配があるので、このような絡み合いを防止することにあ
る。
【0025】図25は前記する図24の吊具3が短いス
テンレスロッドと短いステンレスワイヤーとで構成され
ることであり、図示例は、吊具3の上部がステンレスロ
ッド、下部がステンレスワイヤーで構成されていること
を示す。吊具3相互の接続手段、その吊具3と吊下具1
7との接続手段などは、図24と同じ構成である。
テンレスロッドと短いステンレスワイヤーとで構成され
ることであり、図示例は、吊具3の上部がステンレスロ
ッド、下部がステンレスワイヤーで構成されていること
を示す。吊具3相互の接続手段、その吊具3と吊下具1
7との接続手段などは、図24と同じ構成である。
【0026】このように吊具3を短い部材の接続で構成
する目的は、吊具3同士の絡み合いを防止するためであ
る。
する目的は、吊具3同士の絡み合いを防止するためであ
る。
【0027】更に、図26の実施の形態を説明すると、
この実施の形態は付着物除去リング1又はフロート2に
複数の支柱7を立設し、下部付着物除去リング5の他に
その支柱7上端部に上部付着物除去リング8を設け、水
面や水中のみならず、水面上方でも付着物を除去し得る
ように構成したことである。
この実施の形態は付着物除去リング1又はフロート2に
複数の支柱7を立設し、下部付着物除去リング5の他に
その支柱7上端部に上部付着物除去リング8を設け、水
面や水中のみならず、水面上方でも付着物を除去し得る
ように構成したことである。
【0028】支柱7を付着物除去リング1に立設する手
段は、支柱7をステンレスで成形して下端部を上記付着
物除去リング1に溶接固着し、支柱7の上端部にステン
レスの上部付着物除去リング8を溶接固着して支柱7、
上部付着物除去リング8を付着物除去リング1に配設す
る。支柱7をフロート2に立設する手段は、該フロート
を保護部材で覆っていないので、そのフロートを損傷し
ない固定手段(たとえば、接着、その他)を採用する。
段は、支柱7をステンレスで成形して下端部を上記付着
物除去リング1に溶接固着し、支柱7の上端部にステン
レスの上部付着物除去リング8を溶接固着して支柱7、
上部付着物除去リング8を付着物除去リング1に配設す
る。支柱7をフロート2に立設する手段は、該フロート
を保護部材で覆っていないので、そのフロートを損傷し
ない固定手段(たとえば、接着、その他)を採用する。
【0029】ところで付着物除去リング1、下部付着物
除去リング5、上部付着物除去リング8は、いずれも発
錆しにくい材質(たとえば、ステンレスワイヤー)で断
面角形又は断面円形(真円形、長円形、楕円形など全て
の円形を含む。図示せず)に構成し、ステンレスの吊具
3、ステンレスの支柱7などに溶接固着し得るようにす
る。
除去リング5、上部付着物除去リング8は、いずれも発
錆しにくい材質(たとえば、ステンレスワイヤー)で断
面角形又は断面円形(真円形、長円形、楕円形など全て
の円形を含む。図示せず)に構成し、ステンレスの吊具
3、ステンレスの支柱7などに溶接固着し得るようにす
る。
【0030】尚、図27を説明すると、この実施の形態
は付着物除去リング1とフロート2との取付手段のさら
なる他の実施の形態を示し、図27(a)は前記する取
付部2-1を鐶で構成して保護部材6に溶接固着した例で
ある。また、図27(b)は保護部材6に吊下部材18
を固設した例である。なお、図17の保護部材6は、ス
テンレスで成形し、取付部2-1を構成している鐶及び吊
下部材17もステンレスで成形している。
は付着物除去リング1とフロート2との取付手段のさら
なる他の実施の形態を示し、図27(a)は前記する取
付部2-1を鐶で構成して保護部材6に溶接固着した例で
ある。また、図27(b)は保護部材6に吊下部材18
を固設した例である。なお、図17の保護部材6は、ス
テンレスで成形し、取付部2-1を構成している鐶及び吊
下部材17もステンレスで成形している。
【0031】また、前記する連結ボルト6aはフロート
2を貫通して保護部材6と同一体になるものでも良いも
のである。
2を貫通して保護部材6と同一体になるものでも良いも
のである。
【0032】
【発明の効果】本発明は、叙述のように構成したので次
の効果を発揮する。 (請求項1)付着物除去リングが水面に浮上した状態で
波の力であらゆる方向に向って自由に動きながら海洋構
造物の杭類に接触して付着物を除去する。従って、従来
技術のように浮き体及び除去部材が単調な上下動を繰返
して前記杭類の付着物を除去するのに比し、該付着物を
短期間に能率よく除去できる。 (請求項2)付着物除去リングを水面で、下部付着物除
去リングを水中で夫々海洋構造物の杭類に接触させて付
着物を除去するから、前記2つの付着物除去リングが波
の力によってあらゆる方向に自由に動きながら前記杭類
の付着物を除去することとなり、さらに能率よく前記く
杭類の付着物を除去し得る。 (請求項3)付着物除去リングが水面で、上部付着物除
去リングが水面上方で、下部付着物除去リングが水中で
夫々波の力であらゆる方向に向って自由に動きながら、
海洋構造物の杭類の付着物を除去するから、猶一層能率
的に除去することができる。 (請求項4)付着物除去リングが水面に浮上した状態で
波の力であらゆる方向に向って自由に動きながら海洋構
造物の水平状の杭類に接触して付着物を除去することが
できる。 (請求項5)フロートが付着物除去リングの一か所に片
寄らないから、付着物除去リングが不自然な傾斜姿勢に
なって付着物除去機能を低下させるような心配が起き
ず、該リングが常に適正な浮上姿勢を保持して付着物を
能率よく除去する。 (請求項6)フロートが海洋構造物の杭類又は固体浮遊
物に接触又は衝突しても、保護部材で保護されているを
もって、欠け落ちること、変形することなどが防止さ
れ、このことによって浮力低下を招くようなことが起き
ず、付着物除去機能が低下しない。 (請求項7、8)フロートを付着物除去リングの外側に
配設して杭類との接触を防止しているから、フロートの
耐久性の劣化を抑制した上に付着物除去リングの径を必
要限度まで小径にしてしかもその全域を除去部として有
効利用でき、付着物の除去がより能率的に行える。 (請求項9、10)フロートの保護部材をフロートを貫
通する連結ボルトで連結しているから、例えば保護部材
をフロートに接着した場合のように固着の信頼性が長期
の使用によって低減するような虞れが無く、耐久性をよ
り向上できる。 (請求項11)しかも、その保護部材または連結ボルト
から下部付着物除去リング用の吊具の上端部を掛止した
場合には吊具及び下部付着物除去リングの重みがフロー
トに集中してフロートを安定させるように作用するか
ら、フロートの付着物除去リングに対する片寄りを防止
する上で更に有効であるし、下部付着物除去リングも自
ずと安定し、能率的な付着物除去に寄与する。 (請求項12)その上、吊具はその上端部をスリットか
ら差し入れるだけで簡単にセットすることができる。 以上のように、構造簡素、メンテナンス簡単、しかも付
着物の除去が能率的に行える浮力式付着物除去装置を安
価に提供することができた。
の効果を発揮する。 (請求項1)付着物除去リングが水面に浮上した状態で
波の力であらゆる方向に向って自由に動きながら海洋構
造物の杭類に接触して付着物を除去する。従って、従来
技術のように浮き体及び除去部材が単調な上下動を繰返
して前記杭類の付着物を除去するのに比し、該付着物を
短期間に能率よく除去できる。 (請求項2)付着物除去リングを水面で、下部付着物除
去リングを水中で夫々海洋構造物の杭類に接触させて付
着物を除去するから、前記2つの付着物除去リングが波
の力によってあらゆる方向に自由に動きながら前記杭類
の付着物を除去することとなり、さらに能率よく前記く
杭類の付着物を除去し得る。 (請求項3)付着物除去リングが水面で、上部付着物除
去リングが水面上方で、下部付着物除去リングが水中で
夫々波の力であらゆる方向に向って自由に動きながら、
海洋構造物の杭類の付着物を除去するから、猶一層能率
的に除去することができる。 (請求項4)付着物除去リングが水面に浮上した状態で
波の力であらゆる方向に向って自由に動きながら海洋構
造物の水平状の杭類に接触して付着物を除去することが
できる。 (請求項5)フロートが付着物除去リングの一か所に片
寄らないから、付着物除去リングが不自然な傾斜姿勢に
なって付着物除去機能を低下させるような心配が起き
ず、該リングが常に適正な浮上姿勢を保持して付着物を
能率よく除去する。 (請求項6)フロートが海洋構造物の杭類又は固体浮遊
物に接触又は衝突しても、保護部材で保護されているを
もって、欠け落ちること、変形することなどが防止さ
れ、このことによって浮力低下を招くようなことが起き
ず、付着物除去機能が低下しない。 (請求項7、8)フロートを付着物除去リングの外側に
配設して杭類との接触を防止しているから、フロートの
耐久性の劣化を抑制した上に付着物除去リングの径を必
要限度まで小径にしてしかもその全域を除去部として有
効利用でき、付着物の除去がより能率的に行える。 (請求項9、10)フロートの保護部材をフロートを貫
通する連結ボルトで連結しているから、例えば保護部材
をフロートに接着した場合のように固着の信頼性が長期
の使用によって低減するような虞れが無く、耐久性をよ
り向上できる。 (請求項11)しかも、その保護部材または連結ボルト
から下部付着物除去リング用の吊具の上端部を掛止した
場合には吊具及び下部付着物除去リングの重みがフロー
トに集中してフロートを安定させるように作用するか
ら、フロートの付着物除去リングに対する片寄りを防止
する上で更に有効であるし、下部付着物除去リングも自
ずと安定し、能率的な付着物除去に寄与する。 (請求項12)その上、吊具はその上端部をスリットか
ら差し入れるだけで簡単にセットすることができる。 以上のように、構造簡素、メンテナンス簡単、しかも付
着物の除去が能率的に行える浮力式付着物除去装置を安
価に提供することができた。
【図1】 本発明付着物除去装置の一例を示す正面図。
【図2】 図1の平面図。
【図3】 図1のフロート部分の拡大断面図。
【図4】 緊締部の一例を示す部分拡大正面図で一部切
欠して示す。
欠して示す。
【図5】 緊締部の他例を示す部分拡大正面図で一部切
欠して示す。
欠して示す。
【図6】 緊締部の別の例を示す部分拡大正面図で一部
切欠して示す。
切欠して示す。
【図7】 緊締部の更に他の例を示す部分拡大正面図で
一部切欠して示す。
一部切欠して示す。
【図8】 緊締部の参考例の部分拡大正面図で一部切欠
して示す。
して示す。
【図9】 本発明付着物除去装置の他例を示す正面図。
【図10】図9の平面図。
【図11】図10の要部の拡大平面図で一部切欠して示
す。
す。
【図12】本発明付着物除去装置の別例を示す正面図。
【図13】図12の平面図。
【図14】図12におけるフロート部分の拡大斜視図。
【図15】図14の(X)−(X)線拡大断面図。
【図16】本発明付着物除去装置の別例を示す正面図で
フロート部分から吊具を垂設している状態を示す。
フロート部分から吊具を垂設している状態を示す。
【図17】本発明付着物除去装置の更に他の例を示す正
面図で、フロート部分と付着物除去リングから吊具を垂
設している状態を示す。
面図で、フロート部分と付着物除去リングから吊具を垂
設している状態を示す。
【図18】図17の平面図。
【図19】図18における接触ローラ部分の部分拡大正
面図で一部切欠して示す。
面図で一部切欠して示す。
【図20】下部付着物除去リングと吊具との連結部分の
部分拡大正面図で一部切欠して示す。
部分拡大正面図で一部切欠して示す。
【図21】前記する図12の付着物除去装置におけるフ
ロート部分の変形例を示す拡大斜視図。
ロート部分の変形例を示す拡大斜視図。
【図22】前記する図12の付着物除去装置におけるフ
ロート部分の他の変形例を示す拡大斜視図。
ロート部分の他の変形例を示す拡大斜視図。
【図23】水平材(水平梁)用の本発明付着物除去装置
の一例を示す正面図。
の一例を示す正面図。
【図24】水平材(水平梁)用の本発明付着物除去装置
の別例を示す正面図。
の別例を示す正面図。
【図25】水平材(水平梁)用の本発明付着物除去装置
の更に他例を示す正面図。
の更に他例を示す正面図。
【図26】立設する複数の支柱上端部に上部付着物除去
リングを設けた本発明付着物除去装置の一例を示す正面
図。
リングを設けた本発明付着物除去装置の一例を示す正面
図。
【図27】フロートの更なる変形例を示す。
P…海洋構造物の杭類 1…付着物除去リング 2…フロート 3…吊具 4…補助フロート 5…下部付着物除去リング 6…保護部材 7…支柱 8…上部付着物除去リング 6…保護部材 6a…連結ボルト 3a…吊下具 3a’…スリット 3a”…引っ掛け部 6b…取付部
Claims (12)
- 【請求項1】 海洋構造物の杭類より大径の分離可能か
つ変形可能な付着物除去リングに適数のフロートを取付
けて前記付着物除去リングを水面に浮上可能に構成し、
該付着物除去リングを波の力により海洋構造物の杭類に
接触させることを特徴とする浮力式付着物除去装置。 - 【請求項2】 海洋構造物の杭類より大径の分離可能か
つ変形可能な付着物除去リングに適数のフロートを取付
けて該付着物除去リングを水面に浮上可能に構成し、該
付着物除去リング又はフロートに垂設された複数の吊具
毎に適数の補助フロートを取付け、かつ該吊具の下端部
に前記杭類より大径で水中に配置される分離可能かつ変
形可能な下部付着物除去リングを設け、付着物除去リン
グ及び下部付着物除去リングを波の力により水面及び水
中で夫々海洋構造物の杭類に接触させることを特徴とす
る浮力式付着物除去装置。 - 【請求項3】 海洋構造物の杭類より大径の分離可能か
つ変形可能な付着物除去リングに適数のフロートを取付
けて該付着物除去リングを水面に浮上可能に構成し、該
付着物除去リング又はフロートに立設された複数の支柱
上端部に前記杭類よりも大径で水面上方に配置される分
離可能な上部付着物除去リングを設け、かつ前記付着物
除去リング又はフロートに垂設された吊具の下端部に前
記杭類よりも大径で水中に配置される分離可能な下部付
着物除去リングを設け、前記付着物除去リングを水面
で、前記上部付着物除去リングを水面上方で、下部付着
物除去リングを水中で夫々波の力により海洋構造物の杭
類に接触させることを特徴とする浮力式付着物除去装
置。 - 【請求項4】 適数のフロートに、海洋構造物の杭類よ
り大径の分離可能かつ変形可能な付着物除去リングを吊
具を介して鉛直状に吊垂せしめ、前記フロートを水面に
浮上させることにより、前記付着物除去リングを水中で
波の力により海洋構造物の水平材に接触させることを特
徴とする浮力式付着物除去装置。 - 【請求項5】 フロートが、付着物除去リングの周方向
に対して移動不可能であることを特徴とする請求項1乃
至3いずれか1項記載の浮力式付着物除去装置。 - 【請求項6】 フロートまたは補助フロートを海洋構造
物の杭類に接触する表面を保護部材で覆っていることを
特徴とする請求項1乃至4いずれか1項記載の浮力式付
着物除去装置。 - 【請求項7】 フロートを付着物除去リングの外側に配
設し、そのフロートに付着物除去リングとの取付部を設
けていることを特徴とする請求項1項記載の浮力式付着
物除去装置。 - 【請求項8】 フロートを付着物除去リングの外側に配
設し、そのフロートに付着物除去リングとの取付部を設
けていることを特徴とする請求項2または3記載の浮力
式付着物除去装置。 - 【請求項9】 少なくともフロートの付着物除去リング
と相対する相対面部分及びその相対面部分とは逆側の面
部分とに固形浮遊物用の保護部材を添設し、該保護部材
をフロートを貫通する連結ボルトで連結し、その保護部
材から一体的に付着物除去リングとの取付部を突設した
ことを特徴とする請求項7記載の浮力式付着物除去装
置。 - 【請求項10】 少なくともフロートの付着物除去リン
グと相対する相対面部分及びその相対面部分とは逆側の
面部分とに固形浮遊物用の保護部材を添設し、該保護部
材をフロートを貫通する連結ボルトで連結し、その保護
部材から一体的に付着物除去リングとの取付部を突設し
たことを特徴とする請求項8記載の浮力式付着物除去装
置。 - 【請求項11】 前記保護部材または連結ボルトから前
記吊具用の吊下具を垂設していることを特徴とする請求
項10記載の浮力式付着物除去装置。 - 【請求項12】 前記吊下具は吊具の上端部を側方から
差し入れる幅狭なスリットとそのスリットの奥にそのス
リットに連通して開設した引っ掛け部とを備えているこ
とを特徴とする請求項11記載の浮力式付着物除去装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9148142A JPH10219652A (ja) | 1996-12-06 | 1997-06-05 | 浮力式付着物除去装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-326713 | 1996-12-06 | ||
| JP32671396 | 1996-12-06 | ||
| JP9148142A JPH10219652A (ja) | 1996-12-06 | 1997-06-05 | 浮力式付着物除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10219652A true JPH10219652A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=26478457
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9148142A Pending JPH10219652A (ja) | 1996-12-06 | 1997-06-05 | 浮力式付着物除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10219652A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006102573A (ja) * | 2004-10-01 | 2006-04-20 | Ecoguard Systems Ltd | 水中構造物の付着物清掃装置 |
| WO2008123761A1 (en) * | 2007-04-06 | 2008-10-16 | Iev International Limited | Durable apparatus for the prevention of marine growth by ocean waves and currents |
| JP2011080872A (ja) * | 2009-10-07 | 2011-04-21 | Daiho Sangyo Kk | 低温液化ガス容器の液面表示機構 |
| CN102528622A (zh) * | 2011-12-29 | 2012-07-04 | 枣庄矿业集团新安煤业有限公司 | 钢管自动除锈机 |
| KR20180035475A (ko) * | 2016-09-29 | 2018-04-06 | 삼성중공업 주식회사 | 파울링 제거 장치 |
-
1997
- 1997-06-05 JP JP9148142A patent/JPH10219652A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006102573A (ja) * | 2004-10-01 | 2006-04-20 | Ecoguard Systems Ltd | 水中構造物の付着物清掃装置 |
| US7222578B2 (en) | 2004-10-01 | 2007-05-29 | Ecoguard Systems Ltd. | Apparatus for removing attachments deposited on underwater structure |
| WO2008123761A1 (en) * | 2007-04-06 | 2008-10-16 | Iev International Limited | Durable apparatus for the prevention of marine growth by ocean waves and currents |
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| KR20180035475A (ko) * | 2016-09-29 | 2018-04-06 | 삼성중공업 주식회사 | 파울링 제거 장치 |
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