JPH10219910A - 屋根の構築方法 - Google Patents
屋根の構築方法Info
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- JPH10219910A JPH10219910A JP9024082A JP2408297A JPH10219910A JP H10219910 A JPH10219910 A JP H10219910A JP 9024082 A JP9024082 A JP 9024082A JP 2408297 A JP2408297 A JP 2408297A JP H10219910 A JPH10219910 A JP H10219910A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 裏面に枠組材を一体化した屋根パネルの取付
け作業を屋根上面から効率よく行うことができ、施工工
数、人件費の削減が可能な屋根の構築方法を提供する。 【解決手段】 野地板等のパネル材3の裏面に屋根の骨
組の一部を構成する枠組材2を一体化してなる屋根パネ
ル4,5,6を、大棟1a、隅木梁7および下部フレー
ム10外周部上端間に取り付け、寄棟形式等の屋根を構
築する。屋根パネル4,5の隅木梁7への接合位置につ
いては、パネル材3の端部を枠組材2より突出させてお
き、パネル材3の端部を隅木梁7に屋根上面側から架設
する。隣り合う屋根パネルどうしの接合位置について
は、一方の屋根パネルのパネル材3の端部を枠組材2よ
り突出させ、他方の屋根パネルの枠組材2をパネル材3
の端部より突出させておき、屋根パネル4,5,6を順
次屋根上面側から端部どうしを互いに係合させながら架
設して行く。
け作業を屋根上面から効率よく行うことができ、施工工
数、人件費の削減が可能な屋根の構築方法を提供する。 【解決手段】 野地板等のパネル材3の裏面に屋根の骨
組の一部を構成する枠組材2を一体化してなる屋根パネ
ル4,5,6を、大棟1a、隅木梁7および下部フレー
ム10外周部上端間に取り付け、寄棟形式等の屋根を構
築する。屋根パネル4,5の隅木梁7への接合位置につ
いては、パネル材3の端部を枠組材2より突出させてお
き、パネル材3の端部を隅木梁7に屋根上面側から架設
する。隣り合う屋根パネルどうしの接合位置について
は、一方の屋根パネルのパネル材3の端部を枠組材2よ
り突出させ、他方の屋根パネルの枠組材2をパネル材3
の端部より突出させておき、屋根パネル4,5,6を順
次屋根上面側から端部どうしを互いに係合させながら架
設して行く。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、住宅等の屋根に
適用される屋根の構築方法に関するものである。
適用される屋根の構築方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平5−287833号公報には、現
場における多量の部材の組付け作業を減少させることが
でき、作業性がよく、安全性、経済性の高い屋根構造と
して、屋根トラス等を介して支持、固定した母屋等梁材
に、予め木枠組に屋根下張り板を貼着して作成した屋根
木枠組パネルを屋根勾配に沿って固定するものが開示さ
れている。
場における多量の部材の組付け作業を減少させることが
でき、作業性がよく、安全性、経済性の高い屋根構造と
して、屋根トラス等を介して支持、固定した母屋等梁材
に、予め木枠組に屋根下張り板を貼着して作成した屋根
木枠組パネルを屋根勾配に沿って固定するものが開示さ
れている。
【0003】また、特開平5−79115号公報には、
鉄骨フレームを備えた屋根パネルを鉄骨トラスへ取り付
ける場合において、鉄骨トラスの上方に突出する取付け
部に対し、隣接する一対の屋根パネルのフレーム部分を
屋根下面からボルトで同時に接合することで、接合作業
における工数を減少させ、施工時間を短縮する構造が開
示されている。
鉄骨フレームを備えた屋根パネルを鉄骨トラスへ取り付
ける場合において、鉄骨トラスの上方に突出する取付け
部に対し、隣接する一対の屋根パネルのフレーム部分を
屋根下面からボルトで同時に接合することで、接合作業
における工数を減少させ、施工時間を短縮する構造が開
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにパネル材
と枠組材とを組み合わせた屋根パネルによる屋根構造は
知られているが、これらの構造、方法においては、現場
において屋根パネルを取り付ける際、屋根パネル等をク
レーン等で屋根面の所定位置にセットする作業者と、屋
根の下面または内部からそれらを接合する作業者が必要
であり、特に屋根下面または内部からの作業は狭小空間
での面倒な作業となる。
と枠組材とを組み合わせた屋根パネルによる屋根構造は
知られているが、これらの構造、方法においては、現場
において屋根パネルを取り付ける際、屋根パネル等をク
レーン等で屋根面の所定位置にセットする作業者と、屋
根の下面または内部からそれらを接合する作業者が必要
であり、特に屋根下面または内部からの作業は狭小空間
での面倒な作業となる。
【0005】本願発明は従来技術における上述のような
課題の解決を図ったものであり、裏面に枠組材を一体化
した屋根パネルの取付け作業を屋根上面から効率よく行
うことができ、施工工数、人件費の削減が可能な屋根の
構築方法を提供することを目的としている。
課題の解決を図ったものであり、裏面に枠組材を一体化
した屋根パネルの取付け作業を屋根上面から効率よく行
うことができ、施工工数、人件費の削減が可能な屋根の
構築方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に係る発
明は、パネル材の裏面に屋根の骨組の一部を構成する枠
組材を一体化してなる屋根パネルを、大棟、隅木梁およ
び下部フレーム外周部上端間に架設し固定する寄棟形式
の屋根の構築方法であって、前記屋根パネルの隅木梁へ
の接合位置については、屋根パネルのパネル材の端部を
枠組材より突出させておき、パネル材の端部を隅木梁の
上面に屋根上面側から架設し、隣り合う屋根パネルどう
しの接合位置については、一方の屋根パネルのパネル材
の端部を枠組材より突出させ、他方の屋根パネルの枠組
材をパネル材の端部より突出させておくことで、屋根パ
ネルを順次屋根上面側から端部どうしを互いに係合させ
ながら架設し、前記各屋根パネルを大棟または隅木梁お
よび前記下部フレーム外周部上端に接合することを特徴
とするものである。
明は、パネル材の裏面に屋根の骨組の一部を構成する枠
組材を一体化してなる屋根パネルを、大棟、隅木梁およ
び下部フレーム外周部上端間に架設し固定する寄棟形式
の屋根の構築方法であって、前記屋根パネルの隅木梁へ
の接合位置については、屋根パネルのパネル材の端部を
枠組材より突出させておき、パネル材の端部を隅木梁の
上面に屋根上面側から架設し、隣り合う屋根パネルどう
しの接合位置については、一方の屋根パネルのパネル材
の端部を枠組材より突出させ、他方の屋根パネルの枠組
材をパネル材の端部より突出させておくことで、屋根パ
ネルを順次屋根上面側から端部どうしを互いに係合させ
ながら架設し、前記各屋根パネルを大棟または隅木梁お
よび前記下部フレーム外周部上端に接合することを特徴
とするものである。
【0007】請求項2は、上記請求項1記載の屋根の構
築方法において、両側の2つの隅木梁で挟まれる範囲の
屋根パネルのうち少なくとも最後に架設される屋根パネ
ルとして、両側の隣り合う屋根パネルまたは隅木梁との
接合位置について、パネル材の端部を枠組材より突出さ
せたものを用いることとしたものである。
築方法において、両側の2つの隅木梁で挟まれる範囲の
屋根パネルのうち少なくとも最後に架設される屋根パネ
ルとして、両側の隣り合う屋根パネルまたは隅木梁との
接合位置について、パネル材の端部を枠組材より突出さ
せたものを用いることとしたものである。
【0008】また、本願の請求項3に係る発明は、パネ
ル材の裏面に屋根の骨組の一部を構成する枠組材を一体
化してなる屋根パネルを、大棟および下部フレーム外周
部上端の大棟と平行する部分との間に架設し固定する切
妻形式の屋根の構築方法であって、隣り合う屋根パネル
どうしの接合位置について、一方の屋根パネルのパネル
材の端部を枠組材より突出させ、他方の屋根パネルの枠
組材をパネル材の端部より突出させておくことで、屋根
パネルを順次屋根上面側から端部どうしを互いに係合さ
せながら架設し、前記各屋根パネルを大棟および前記下
部フレーム外周部上端に接合することを特徴とするもの
である。
ル材の裏面に屋根の骨組の一部を構成する枠組材を一体
化してなる屋根パネルを、大棟および下部フレーム外周
部上端の大棟と平行する部分との間に架設し固定する切
妻形式の屋根の構築方法であって、隣り合う屋根パネル
どうしの接合位置について、一方の屋根パネルのパネル
材の端部を枠組材より突出させ、他方の屋根パネルの枠
組材をパネル材の端部より突出させておくことで、屋根
パネルを順次屋根上面側から端部どうしを互いに係合さ
せながら架設し、前記各屋根パネルを大棟および前記下
部フレーム外周部上端に接合することを特徴とするもの
である。
【0009】ここで、下部フレームは、例えば建物の居
室部分等、屋根以外の部分の柱、梁等からなる骨組を意
味する。
室部分等、屋根以外の部分の柱、梁等からなる骨組を意
味する。
【0010】請求項1の寄棟形式の屋根の場合は、隅木
梁を設置し、例えば屋根平面上に設置したトラス等の支
持材あるいは大棟と、隅木梁および下部フレーム外周部
上端等に支持される形で、屋根パネルが架設され、固定
される。
梁を設置し、例えば屋根平面上に設置したトラス等の支
持材あるいは大棟と、隅木梁および下部フレーム外周部
上端等に支持される形で、屋根パネルが架設され、固定
される。
【0011】請求項3の切妻形式の屋根の場合も、基本
的には同様であるが、隅木梁がないため、屋根パネルは
屋根平面上に設置したトラス等の支持材あるいは大棟
と、下部フレーム外周部上端の大棟と平行する部分との
間等に架設、固定されることになる。
的には同様であるが、隅木梁がないため、屋根パネルは
屋根平面上に設置したトラス等の支持材あるいは大棟
と、下部フレーム外周部上端の大棟と平行する部分との
間等に架設、固定されることになる。
【0012】屋根を形成する構成部材としては、鋼材ま
たは木材等が用いられ、ネジ、ボルト、釘、溶接等によ
って接合することができるが、材料、接合方法とも特に
限定されない。
たは木材等が用いられ、ネジ、ボルト、釘、溶接等によ
って接合することができるが、材料、接合方法とも特に
限定されない。
【0013】また、本願発明では、屋根平面計画の変化
にかかわらず、できるだけ共通性のある部材(屋根パネ
ル等)が利用できるようにし、屋根パネルどうしの係合
関係により平坦性を維持しつつ、効率よく、施工できる
ようにすることを考慮したものであり、屋根パネルを屋
根の上面側から架設できるようにしている。
にかかわらず、できるだけ共通性のある部材(屋根パネ
ル等)が利用できるようにし、屋根パネルどうしの係合
関係により平坦性を維持しつつ、効率よく、施工できる
ようにすることを考慮したものであり、屋根パネルを屋
根の上面側から架設できるようにしている。
【0014】請求項2は、ある範囲で最後に架設される
屋根パネルについて、上面に位置するパネル材の両端を
枠組材より突出させていることで、屋根上面側からの架
設を容易にしたものである。
屋根パネルについて、上面に位置するパネル材の両端を
枠組材より突出させていることで、屋根上面側からの架
設を容易にしたものである。
【0015】なお、請求項3の切妻形式の屋根の場合、
ある範囲について屋根パネルを一方向に連続的に架設し
て行く場合には、請求項2に規定されるようなパネル材
の両端が突出したものを用いなくても、同一形状の屋根
パネルを容易に架設して行くことができる。しかし、中
間の屋根パネルを後から施工する必要がある場合には、
請求項2の場合と同様、パネル材の両端を突出させた屋
根パネルを用いることもあり得る。
ある範囲について屋根パネルを一方向に連続的に架設し
て行く場合には、請求項2に規定されるようなパネル材
の両端が突出したものを用いなくても、同一形状の屋根
パネルを容易に架設して行くことができる。しかし、中
間の屋根パネルを後から施工する必要がある場合には、
請求項2の場合と同様、パネル材の両端を突出させた屋
根パネルを用いることもあり得る。
【0016】なお、本願発明では、屋根パネル自体、裏
面に枠組材が一体化されており、この枠組材も屋根の骨
組の一部として機能し、屋根全体として、高い耐力を与
えることができる。
面に枠組材が一体化されており、この枠組材も屋根の骨
組の一部として機能し、屋根全体として、高い耐力を与
えることができる。
【0017】本願の請求項4は、上記請求項1、2また
は3記載の屋根の構築方法において、前記パネル材と枠
組材からなる一部または全部の屋根パネルについて、パ
ネル材部分に切欠きを設けておき、屋根上面側から前記
切欠き部を通して屋根パネルの接合作業を行い、その
後、前記切欠き部に切欠き閉塞用のパネル材を取り付け
ることを限定したものである。
は3記載の屋根の構築方法において、前記パネル材と枠
組材からなる一部または全部の屋根パネルについて、パ
ネル材部分に切欠きを設けておき、屋根上面側から前記
切欠き部を通して屋根パネルの接合作業を行い、その
後、前記切欠き部に切欠き閉塞用のパネル材を取り付け
ることを限定したものである。
【0018】上記構成により、屋根上面側からの作業が
さらに容易となり、現場作業における安全性の向上、工
期の短縮が図れる。
さらに容易となり、現場作業における安全性の向上、工
期の短縮が図れる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本願の請求項1に係る寄
棟形式の屋根の構築方法の一実施形態における屋根の構
造を示したものである。
棟形式の屋根の構築方法の一実施形態における屋根の構
造を示したものである。
【0020】この例では、図1(a) 、(b) に示されるよ
うに、屋根平面中央部に矩形トラス1、枠組材2の上面
に野地板等のパネル3を貼った三角形の屋根パネル4、
台形の屋根パネル5、長方形の屋根パネル6、平面から
見て斜め方向でかつ傾斜した方向に配する隅木梁7で寄
棟屋根を構成している。
うに、屋根平面中央部に矩形トラス1、枠組材2の上面
に野地板等のパネル3を貼った三角形の屋根パネル4、
台形の屋根パネル5、長方形の屋根パネル6、平面から
見て斜め方向でかつ傾斜した方向に配する隅木梁7で寄
棟屋根を構成している。
【0021】なお、この例で矩形トラス1はその面内方
向が鉛直方向となるように設置されており、その上辺が
屋根の大棟1aを構成している。
向が鉛直方向となるように設置されており、その上辺が
屋根の大棟1aを構成している。
【0022】図1(c) は屋根パネル6(または屋根パネ
ル4,5、以下同様)どうしの係合関係を示したもの
で、隣り合う屋根パネル6どうしの接合位置(図1(a)
のC部分)については、一方(図中右側)の屋根パネル
6のパネル材3の端部を枠組材2より突出させ、他方
(図中左側)の屋根パネル6の枠組材2をパネル材3の
端部より突出させてある。このように構成したことで、
屋根パネル6を順次屋根上面側から端部どうしを互いに
係合させながら架設し、平坦に接合して行くことができ
る。
ル4,5、以下同様)どうしの係合関係を示したもの
で、隣り合う屋根パネル6どうしの接合位置(図1(a)
のC部分)については、一方(図中右側)の屋根パネル
6のパネル材3の端部を枠組材2より突出させ、他方
(図中左側)の屋根パネル6の枠組材2をパネル材3の
端部より突出させてある。このように構成したことで、
屋根パネル6を順次屋根上面側から端部どうしを互いに
係合させながら架設し、平坦に接合して行くことができ
る。
【0023】また、図1(d) は隅棟部の屋根パネル5
(または4、以下同様)の隅木梁7への接合位置(図1
(a) のD部分)を示したもので、この部分では屋根パネ
ル5のパネル端部を枠組材2より突出させ、突出部分を
隅木梁7に載せて係合させながら架設し、接合して行く
ことができる。
(または4、以下同様)の隅木梁7への接合位置(図1
(a) のD部分)を示したもので、この部分では屋根パネ
ル5のパネル端部を枠組材2より突出させ、突出部分を
隅木梁7に載せて係合させながら架設し、接合して行く
ことができる。
【0024】図2は、隅木梁7と接する三角形の屋根パ
ネル4の概略形状を示したもので、パネル材3とその裏
面に一体化した枠組材2とからなる。この例では、隅木
梁7と接する左側の部分においてパネル材3の端部が枠
組材2より外側に突出し、隣接する台形の屋根パネル
(図1参照)と接する右側の部分において枠組材2がパ
ネル材3の端部より外側に突出している。
ネル4の概略形状を示したもので、パネル材3とその裏
面に一体化した枠組材2とからなる。この例では、隅木
梁7と接する左側の部分においてパネル材3の端部が枠
組材2より外側に突出し、隣接する台形の屋根パネル
(図1参照)と接する右側の部分において枠組材2がパ
ネル材3の端部より外側に突出している。
【0025】図3(a) 〜(d) は、図1の実施形態におけ
る屋根パネル取付け前までの施工手順を示したものであ
る。
る屋根パネル取付け前までの施工手順を示したものであ
る。
【0026】屋根中央面に配する矩形トラス2を2階
柱・梁等の下部フレーム10に接合金物を介し接合する
(図3(a) 参照)。
柱・梁等の下部フレーム10に接合金物を介し接合する
(図3(a) 参照)。
【0027】下部フレーム10に屋根パネルおよび隅
木梁を接合するため、下部フレーム10の所定位置に接
合金物11を取り付ける(図3(b) 参照)。
木梁を接合するため、下部フレーム10の所定位置に接
合金物11を取り付ける(図3(b) 参照)。
【0028】矩形トラス2と屋根パネルの枠材を接合
するため、矩形トラス2に接合金物12を取り付ける
(図3(c) 参照)。
するため、矩形トラス2に接合金物12を取り付ける
(図3(c) 参照)。
【0029】隅木梁7を隅棟部の所定位置に接合する
(図3(d) 参照)。
(図3(d) 参照)。
【0030】図4は、図3の施工手順に続く、屋根パネ
ル4,5,6の取付け手順の説明図であり、両側の隅木
梁7で挟まれる各範囲について、図中の丸付き数字の順
で屋根パネル4,5,6を取り付けて行く。
ル4,5,6の取付け手順の説明図であり、両側の隅木
梁7で挟まれる各範囲について、図中の丸付き数字の順
で屋根パネル4,5,6を取り付けて行く。
【0031】図中下側の範囲において、最後に取り付け
られるの符号の付いた屋根パネル5については、野地
板等のパネル3の両端が枠組材より外側に突出してお
り、それにより、の符号の付いた屋根パネル6との
符号の付いた屋根パネル4との間に取り付けるにあた
り、屋根上面側から被せるようにして容易に設置するこ
とができる。
られるの符号の付いた屋根パネル5については、野地
板等のパネル3の両端が枠組材より外側に突出してお
り、それにより、の符号の付いた屋根パネル6との
符号の付いた屋根パネル4との間に取り付けるにあた
り、屋根上面側から被せるようにして容易に設置するこ
とができる。
【0032】なお、この範囲について、例えば図の左端
から右端にかけて屋根パネル4,5,6を順番に取り付
けて行くこともできるが、屋根パネル取付けの順番は、
屋根パネルの枚数等に応じ、できるだけ同一形状のパネ
ルを多く利用できるように決めることが望ましい。
から右端にかけて屋根パネル4,5,6を順番に取り付
けて行くこともできるが、屋根パネル取付けの順番は、
屋根パネルの枚数等に応じ、できるだけ同一形状のパネ
ルを多く利用できるように決めることが望ましい。
【0033】図5は、請求項4に係る屋根の構築方法に
用いる切欠き部を有する長方形の屋根パネルの概略形状
の一例を示したものである。
用いる切欠き部を有する長方形の屋根パネルの概略形状
の一例を示したものである。
【0034】この例では、図6に示すような矩形トラス
1と屋根パネル6の枠組材2との接合位置、および柱・
梁等の下部フレーム10と屋根パネル6の枠組材2との
接合位置について、屋根パネル6の野地板等のパネル3
の一部に切欠き13,14を設けることによって屋根上
面から、これら屋根構成部材間の接合を容易に行うこと
ができる。なお、長方形の屋根パネル6の場合について
述べたが、三角の屋根パネル4、台形の屋根パネル5に
も切欠きを設けることができる。
1と屋根パネル6の枠組材2との接合位置、および柱・
梁等の下部フレーム10と屋根パネル6の枠組材2との
接合位置について、屋根パネル6の野地板等のパネル3
の一部に切欠き13,14を設けることによって屋根上
面から、これら屋根構成部材間の接合を容易に行うこと
ができる。なお、長方形の屋根パネル6の場合について
述べたが、三角の屋根パネル4、台形の屋根パネル5に
も切欠きを設けることができる。
【0035】これらの切欠き13,14部分には、後か
ら切欠き閉塞用のパネル材を取り付ける。
ら切欠き閉塞用のパネル材を取り付ける。
【0036】図7は、他の実施形態として、屋根平面面
積が大きく、屋根高さが高い場合の寄棟形式の屋根にお
いて、屋根パネルの割付けを上部と下部に分ける場合の
パネル配置の一例を示したものである。
積が大きく、屋根高さが高い場合の寄棟形式の屋根にお
いて、屋根パネルの割付けを上部と下部に分ける場合の
パネル配置の一例を示したものである。
【0037】この例では、上辺が大棟となる矩形トラス
1を箱組トラス15の上に立ち上げ、図1の実施形態に
おける3種類の屋根パネル4,5,6に加え、三角形の
上部屋根パネル8と台形の上部屋根パネル9を取り付け
ている。
1を箱組トラス15の上に立ち上げ、図1の実施形態に
おける3種類の屋根パネル4,5,6に加え、三角形の
上部屋根パネル8と台形の上部屋根パネル9を取り付け
ている。
【0038】下部の屋根パネル6の枠組材2と箱組トラ
ス15の接合は、図7(b) に示す方法で接合金具16を
利用して行うことができ、その場合、屋根パネル6と箱
組トラス15を接合するための野地板等のパネル3の切
欠きは不要となる。
ス15の接合は、図7(b) に示す方法で接合金具16を
利用して行うことができ、その場合、屋根パネル6と箱
組トラス15を接合するための野地板等のパネル3の切
欠きは不要となる。
【0039】図8は、本願の請求項3に係る切妻形式の
屋根の構築方法における屋根構造の一実施形態を示した
ものである。
屋根の構築方法における屋根構造の一実施形態を示した
ものである。
【0040】切妻形式の場合、隅木梁がないため、長方
形の屋根パネル6のみで屋根表面が形成され、従って、
屋根パネル6を一方向に連続的に取り付けて行く場合に
は、全て片側でパネル材が突出し、反対側で枠組材が突
出する同一形状の屋根パネル6を使用することができ
る。
形の屋根パネル6のみで屋根表面が形成され、従って、
屋根パネル6を一方向に連続的に取り付けて行く場合に
は、全て片側でパネル材が突出し、反対側で枠組材が突
出する同一形状の屋根パネル6を使用することができ
る。
【0041】以上、各実施形態について屋根平面が矩形
の場合を示したが、本願発明によれば、多種多様な屋根
形状に対しても屋根上面から施工することができる。
の場合を示したが、本願発明によれば、多種多様な屋根
形状に対しても屋根上面から施工することができる。
【0042】
【発明の効果】 請求項1、2に係る寄棟形式の屋根の構築方法におい
ては、屋根パネルの隅木梁への接合位置について、屋根
パネルのパネル材の端部を枠組材より突出させておき、
パネル材の端部を隅木梁の上面に屋根上面側から架設
し、隣り合う屋根パネルどうしの接合位置については、
一方の屋根パネルのパネル材の端部を枠組材より突出さ
せ、他方の屋根パネルの枠組材をパネル材の端部より突
出させておくことで、各屋根パネルを順次屋根上面側か
ら架設して行くことができ、作業工数も削減でき、効率
よく、安全に施工を行うことができる。
ては、屋根パネルの隅木梁への接合位置について、屋根
パネルのパネル材の端部を枠組材より突出させておき、
パネル材の端部を隅木梁の上面に屋根上面側から架設
し、隣り合う屋根パネルどうしの接合位置については、
一方の屋根パネルのパネル材の端部を枠組材より突出さ
せ、他方の屋根パネルの枠組材をパネル材の端部より突
出させておくことで、各屋根パネルを順次屋根上面側か
ら架設して行くことができ、作業工数も削減でき、効率
よく、安全に施工を行うことができる。
【0043】請求項3に係る切妻形式の屋根の構築方
法においても、同様に各屋根パネルを順次屋根上面側か
ら架設して行くことができ、作業工数が削減でき、効率
よく、安全に施工を行うことができる。
法においても、同様に各屋根パネルを順次屋根上面側か
ら架設して行くことができ、作業工数が削減でき、効率
よく、安全に施工を行うことができる。
【0044】請求項4に係る屋根の構築方法において
は、パネル材部分に切欠きを設けておき、屋根上面側か
らこの切欠き部を通して屋根パネルの接合作業を行うこ
とができるため、さらに屋根パネルの取付け作業が容易
になり、施工性が向上する。
は、パネル材部分に切欠きを設けておき、屋根上面側か
らこの切欠き部を通して屋根パネルの接合作業を行うこ
とができるため、さらに屋根パネルの取付け作業が容易
になり、施工性が向上する。
【0045】以上により、屋根構成部材を輸送車から
クレーン等で屋根面の所定位置にセットする作業とその
接合作業を屋根上面側から同時に行うことができ、狭小
空間での面倒な作業が解消される。
クレーン等で屋根面の所定位置にセットする作業とその
接合作業を屋根上面側から同時に行うことができ、狭小
空間での面倒な作業が解消される。
【図1】本願の請求項1に係る寄棟形式の屋根の構築方
法の一実施形態を示したもので、(a) は屋根の平面図、
(b) は屋根の鉛直断面図、(c) は屋根パネルどうしの係
合関係を示す断面図、(d) は屋根パネル端部の隅木梁へ
の接合部を示す断面図である。
法の一実施形態を示したもので、(a) は屋根の平面図、
(b) は屋根の鉛直断面図、(c) は屋根パネルどうしの係
合関係を示す断面図、(d) は屋根パネル端部の隅木梁へ
の接合部を示す断面図である。
【図2】隅木梁と接する三角形の屋根パネルの概略形状
を示したもので、(a) は平面図、(b) は正面図である。
を示したもので、(a) は平面図、(b) は正面図である。
【図3】(a) 〜(d) は図1の実施形態における屋根パネ
ル取付け前までの施工手順の一例を示す平面図である。
ル取付け前までの施工手順の一例を示す平面図である。
【図4】屋根パネルの取付け手順の説明のための平面図
と、両側の2つの隅木梁で挟まれる範囲で最後に架設さ
れる屋根パネルの概略形状を示す断面図である。
と、両側の2つの隅木梁で挟まれる範囲で最後に架設さ
れる屋根パネルの概略形状を示す断面図である。
【図5】本願の請求項4に係る屋根の構築方法に用いる
切欠き部を有する長方形の屋根パネルの概略形状の一例
を示したもので、(a) は平面図、(b) は右側面図、(c)
は正面図である。
切欠き部を有する長方形の屋根パネルの概略形状の一例
を示したもので、(a) は平面図、(b) は右側面図、(c)
は正面図である。
【図6】切欠き部からの屋根パネルの接合を説明するた
めの屋根部分の鉛直断面図である。
めの屋根部分の鉛直断面図である。
【図7】(a) は屋根高さが高い場合の寄棟形式の屋根に
おけるパネル配置の一例を示す平面図、(b) はベース部
の屋根パネルの接合方法の一例を示す鉛直断面図であ
る。
おけるパネル配置の一例を示す平面図、(b) はベース部
の屋根パネルの接合方法の一例を示す鉛直断面図であ
る。
【図8】本願の請求項3に係る切妻形式の屋根の構築方
法における屋根構造の一実施形態を示したもので、(a)
は平面図、(b) は大棟と直交する鉛直断面図、(c) は
(b) と直交する方向の鉛直断面図である。
法における屋根構造の一実施形態を示したもので、(a)
は平面図、(b) は大棟と直交する鉛直断面図、(c) は
(b) と直交する方向の鉛直断面図である。
1…矩形トラス、1a…大棟、2…枠組材、3…野地板
等のパネル、4…屋根パネル(三角形)、5…屋根パネ
ル(台形)、6…屋根パネル(長方形)、7…隅木梁、
8…上部屋根パネル(三角形)、9…上部屋根パネル
(台形)、10…下部フレーム、11…接合金物、12
…接合金物、13…切欠き、14…切欠き、15…箱組
トラス、16…接合金具
等のパネル、4…屋根パネル(三角形)、5…屋根パネ
ル(台形)、6…屋根パネル(長方形)、7…隅木梁、
8…上部屋根パネル(三角形)、9…上部屋根パネル
(台形)、10…下部フレーム、11…接合金物、12
…接合金物、13…切欠き、14…切欠き、15…箱組
トラス、16…接合金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山内 宏 大阪市中央区北浜4丁目5番33号 住友金 属工業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 パネル材の裏面に屋根の骨組の一部を構
成する枠組材を一体化してなる屋根パネルを、大棟、隅
木梁および下部フレーム外周部上端間に架設し固定する
寄棟形式の屋根の構築方法であって、前記屋根パネルの
隅木梁への接合位置については、屋根パネルのパネル材
の端部を枠組材より突出させておき、パネル材の端部を
隅木梁の上面に屋根上面側から架設し、隣り合う屋根パ
ネルどうしの接合位置については、一方の屋根パネルの
パネル材の端部を枠組材より突出させ、他方の屋根パネ
ルの枠組材をパネル材の端部より突出させておくこと
で、屋根パネルを順次屋根上面側から端部どうしを互い
に係合させながら架設し、前記各屋根パネルを大棟また
は隅木梁および前記下部フレーム外周部上端に接合する
ことを特徴とする屋根の構築方法。 - 【請求項2】 両側の2つの隅木梁で挟まれる範囲の屋
根パネルのうち少なくとも最後に架設される屋根パネル
として、両側の隣り合う屋根パネルまたは隅木梁との接
合位置について、パネル材の端部を枠組材より突出させ
たものを用いる請求項1記載の屋根の構築方法。 - 【請求項3】 パネル材の裏面に屋根の骨組の一部を構
成する枠組材を一体化してなる屋根パネルを、大棟およ
び下部フレーム外周部上端の大棟と平行する部分との間
に架設し固定する切妻形式の屋根の構築方法であって、
隣り合う屋根パネルどうしの接合位置について、一方の
屋根パネルのパネル材の端部を枠組材より突出させ、他
方の屋根パネルの枠組材をパネル材の端部より突出させ
ておくことで、屋根パネルを順次屋根上面側から端部ど
うしを互いに係合させながら架設し、前記各屋根パネル
を大棟および前記下部フレーム外周部上端に接合するこ
とを特徴とする屋根の構築方法。 - 【請求項4】 前記パネル材と枠組材からなる一部また
は全部の屋根パネルについて、パネル材部分に切欠きを
設けておき、屋根上面側から前記切欠き部を通して屋根
パネルの接合作業を行い、その後、前記切欠き部に切欠
き閉塞用のパネル材を取り付けることを特徴とする請求
項1、2または3記載の屋根の構築方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9024082A JPH10219910A (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | 屋根の構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9024082A JPH10219910A (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | 屋根の構築方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10219910A true JPH10219910A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=12128496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9024082A Pending JPH10219910A (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | 屋根の構築方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10219910A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013076299A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Musashi Seiko Co Ltd | 略半球状建築物およびその建築方法ならびに三角形構造体 |
-
1997
- 1997-02-06 JP JP9024082A patent/JPH10219910A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013076299A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Musashi Seiko Co Ltd | 略半球状建築物およびその建築方法ならびに三角形構造体 |
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