JPH10219977A - 薄畳床及びそれを有する薄畳 - Google Patents
薄畳床及びそれを有する薄畳Info
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- JPH10219977A JPH10219977A JP9026809A JP2680997A JPH10219977A JP H10219977 A JPH10219977 A JP H10219977A JP 9026809 A JP9026809 A JP 9026809A JP 2680997 A JP2680997 A JP 2680997A JP H10219977 A JPH10219977 A JP H10219977A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 畳表の引き締め力による寸法収縮を抑制し、
且つ畳本来の機能を満たす薄畳及び薄畳床を提供するこ
と。 【解決手段】 厚み5〜1mmの単板、合板、密度0.70
〜0.90g/ccの木質系繊維板の1種以上からなる補強板3
の両面に厚み7〜2mmのプラスチック中空成形体4を
固着してなる芯材5と、畳裏部用シート6とで構成され
る総厚み15mm以下の薄畳床1及びこの薄畳床1に畳
表2を取り付けてなる薄畳。上記芯材5の畳表側にクッ
ション紙8を逢着するのが好ましい。
且つ畳本来の機能を満たす薄畳及び薄畳床を提供するこ
と。 【解決手段】 厚み5〜1mmの単板、合板、密度0.70
〜0.90g/ccの木質系繊維板の1種以上からなる補強板3
の両面に厚み7〜2mmのプラスチック中空成形体4を
固着してなる芯材5と、畳裏部用シート6とで構成され
る総厚み15mm以下の薄畳床1及びこの薄畳床1に畳
表2を取り付けてなる薄畳。上記芯材5の畳表側にクッ
ション紙8を逢着するのが好ましい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フローリングに敷き込
んだり、和室洋室間の段差解消のために使用される薄畳
床及びそれを有する薄畳に関するものである。
んだり、和室洋室間の段差解消のために使用される薄畳
床及びそれを有する薄畳に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、住宅の床仕上げにおいては、メン
テナンスの容易さ、かびやダニの発生防止、生活の洋式
化などにより、フローリングと称される木質系のものが
主として使用されているが、畳の風合いを求める声も多
く、フローリングの一角に畳を敷く例が多く見られる。
テナンスの容易さ、かびやダニの発生防止、生活の洋式
化などにより、フローリングと称される木質系のものが
主として使用されているが、畳の風合いを求める声も多
く、フローリングの一角に畳を敷く例が多く見られる。
【0003】その場合、一般の畳はフローリングより厚
いため、敷き込んだ畳とフローリング仕上げとの厚みの
差だけ和室の床高が高くなるため、和室の床組みを下げ
る、または洋室の床組みを上げることがなされている
が、いずれも煩雑である。そのため、畳とフローリング
との段差を効率よく解消するために、薄い畳が要求され
ている。こうした背景の中、厚み25mm以下の、より
好ましくは、厚み18mm以下の、いわゆる薄畳の需要
が大きくなってきている。
いため、敷き込んだ畳とフローリング仕上げとの厚みの
差だけ和室の床高が高くなるため、和室の床組みを下げ
る、または洋室の床組みを上げることがなされている
が、いずれも煩雑である。そのため、畳とフローリング
との段差を効率よく解消するために、薄い畳が要求され
ている。こうした背景の中、厚み25mm以下の、より
好ましくは、厚み18mm以下の、いわゆる薄畳の需要
が大きくなってきている。
【0004】以下、従来の薄畳の構成について説明す
る。薄畳は、薄畳床と畳表を固着させてなるものであ
り、薄畳床としては天然藁からなるもの、インシュレー
ションボードなど木質系繊維板からなるもの、プラスチ
ック段ボールなどプラスチック中空成形体からなるも
の、発泡プラスチックからなるものなどが一般的に使用
されている。そして、かび、ダニの発生防止、吸湿時の
寸法形状の安定性、載荷に対する形状安定性の観点か
ら、適当な芯材の畳表側にプラスチック中空成形体を配
置したものが主流となっている。
る。薄畳は、薄畳床と畳表を固着させてなるものであ
り、薄畳床としては天然藁からなるもの、インシュレー
ションボードなど木質系繊維板からなるもの、プラスチ
ック段ボールなどプラスチック中空成形体からなるも
の、発泡プラスチックからなるものなどが一般的に使用
されている。そして、かび、ダニの発生防止、吸湿時の
寸法形状の安定性、載荷に対する形状安定性の観点か
ら、適当な芯材の畳表側にプラスチック中空成形体を配
置したものが主流となっている。
【0005】このような薄畳としては、発泡プラスチッ
クを芯材として、プラスチック中空成形体を畳表側に配
置したものが、実開昭63-27636号公報、特開平1-27157
3 号公報などに例示されている。これらの公報のもの
は、特に薄畳とは明記されていないものがあるが、構成
上、厚み25mm以下にすることが可能であるため、薄
畳の一例と考えることができる。
クを芯材として、プラスチック中空成形体を畳表側に配
置したものが、実開昭63-27636号公報、特開平1-27157
3 号公報などに例示されている。これらの公報のもの
は、特に薄畳とは明記されていないものがあるが、構成
上、厚み25mm以下にすることが可能であるため、薄
畳の一例と考えることができる。
【0006】これらの公報のものは、プラスチック中空
成形体の厚み方向の圧縮強さに基づく、載荷に対する形
状安定性及び足当たりのよさといった畳本来の機能に加
え、軽量であること、かび、ダニの発生がないこと、吸
湿しないといった特徴を有している。
成形体の厚み方向の圧縮強さに基づく、載荷に対する形
状安定性及び足当たりのよさといった畳本来の機能に加
え、軽量であること、かび、ダニの発生がないこと、吸
湿しないといった特徴を有している。
【0007】また、木質系繊維板を芯材として、プラス
チック中空成形体を畳表側に配置したものが特開平8-1
58601 号公報に示されている。この公報のものは、畳厚
みが25mm以下と明記してあり、且つ上記畳本来の足
当たりのよさといった機能を有している。
チック中空成形体を畳表側に配置したものが特開平8-1
58601 号公報に示されている。この公報のものは、畳厚
みが25mm以下と明記してあり、且つ上記畳本来の足
当たりのよさといった機能を有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、芯材の主要部分が発泡プラスチックであ
ったり、或いは汎用の畳床用の木質系繊維板(JIS
A5905に規定されるT級インシュレーションボー
ド)であるため、縫い付けた畳表の引き締め力に耐える
ことができず、この方向に寸法収縮が生じる問題を有し
ていた。
来の構成では、芯材の主要部分が発泡プラスチックであ
ったり、或いは汎用の畳床用の木質系繊維板(JIS
A5905に規定されるT級インシュレーションボー
ド)であるため、縫い付けた畳表の引き締め力に耐える
ことができず、この方向に寸法収縮が生じる問題を有し
ていた。
【0009】また、寸法収縮を抑制するために、発泡プ
ラスチックまたは畳床用木質系繊維板の厚みを大きくす
ると、プラスチック成形体の厚みが相対的に薄くなるた
め、その厚み方向の圧縮強さが大きくなり、足当たりが
硬くなる問題も有していた。
ラスチックまたは畳床用木質系繊維板の厚みを大きくす
ると、プラスチック成形体の厚みが相対的に薄くなるた
め、その厚み方向の圧縮強さが大きくなり、足当たりが
硬くなる問題も有していた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の課題を解
決して、厚みを限定した単板、合板、密度0.70〜0.90g/
ccの木質系繊維板の1種以上からなる補強板及びプラス
チック中空成形体とで畳床用芯材を構成することで、畳
表の引き締め力による寸法収縮を抑制し、且つ畳本来の
機能を満たす薄畳及び薄畳床を提供することを目的とす
る。そのため、本発明の請求項1の薄畳床は、厚み5〜
1mmの単板、合板、密度0.70〜0.90g/ccの木質系繊維
板の1種以上からなる補強板の両面に厚み7〜2mmの
プラスチック中空成形体を固着してなる芯材と、畳裏部
用シートとで構成される総厚み15mm以下の薄畳床で
あることを特徴とする。
決して、厚みを限定した単板、合板、密度0.70〜0.90g/
ccの木質系繊維板の1種以上からなる補強板及びプラス
チック中空成形体とで畳床用芯材を構成することで、畳
表の引き締め力による寸法収縮を抑制し、且つ畳本来の
機能を満たす薄畳及び薄畳床を提供することを目的とす
る。そのため、本発明の請求項1の薄畳床は、厚み5〜
1mmの単板、合板、密度0.70〜0.90g/ccの木質系繊維
板の1種以上からなる補強板の両面に厚み7〜2mmの
プラスチック中空成形体を固着してなる芯材と、畳裏部
用シートとで構成される総厚み15mm以下の薄畳床で
あることを特徴とする。
【0011】請求項2の薄畳床は、請求項1の構成にお
いて、上記芯材の畳表側にクッション紙が逢着されるこ
とを特徴とするものである。
いて、上記芯材の畳表側にクッション紙が逢着されるこ
とを特徴とするものである。
【0012】請求項3の薄畳は、畳表と、厚み5〜1m
mの単板、合板、密度0.70〜0.90g/ccの木質系繊維板の
1種以上からなる補強板の両面に厚み7〜2mmのプラ
スチック中空成形体を固着してなる芯材と、畳裏部用シ
ートとで構成される総厚み18mm以下の薄畳であるこ
とを特徴とするものである。
mの単板、合板、密度0.70〜0.90g/ccの木質系繊維板の
1種以上からなる補強板の両面に厚み7〜2mmのプラ
スチック中空成形体を固着してなる芯材と、畳裏部用シ
ートとで構成される総厚み18mm以下の薄畳であるこ
とを特徴とするものである。
【0013】請求項4の薄畳は、請求項3の構成におい
て、上記芯材の畳表側にクッション紙が逢着されること
を特徴とするものである。
て、上記芯材の畳表側にクッション紙が逢着されること
を特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に示すように、本実施の形態
の薄畳1は、薄畳床2と畳表3とからなるものである。
薄畳床2は、図1に示すように、補強板4の両側にプラ
スチック中空成形体5を固着してなる芯材6と、畳裏部
用シート7とで構成されている。薄畳床2の最も下部側
の構成部材、例えば、畳裏側のプラスチック中空成形体
5の框部近傍には、切り欠き8が形成され、畳表3が薄
畳床2の裏面側に回り込んで切り欠き8内に折り込まれ
ている。
に基づいて説明する。図1に示すように、本実施の形態
の薄畳1は、薄畳床2と畳表3とからなるものである。
薄畳床2は、図1に示すように、補強板4の両側にプラ
スチック中空成形体5を固着してなる芯材6と、畳裏部
用シート7とで構成されている。薄畳床2の最も下部側
の構成部材、例えば、畳裏側のプラスチック中空成形体
5の框部近傍には、切り欠き8が形成され、畳表3が薄
畳床2の裏面側に回り込んで切り欠き8内に折り込まれ
ている。
【0015】補強板4は、厚み5〜1mmの単板、合
板、密度0.70〜0.90g/ccの木質系繊維板の1種以上から
なる。畳表側及び畳裏側の各プラスチック中空成形体5
の厚みは、7〜2mmとされる。芯材6は、プラスチッ
ク中空成形体5の厚み方向の圧縮強さに基づく載荷に対
する形状安定性及び足当たりのよさといった畳本来の機
能を有したまま、畳表の引き締め力による寸法収縮を抑
制することができる。これは上記補強板4の密度及び厚
みが上記の通り規定されることで、上記芯材6が畳表3
の引き締め力に対し充分に抵抗できるからである。
板、密度0.70〜0.90g/ccの木質系繊維板の1種以上から
なる。畳表側及び畳裏側の各プラスチック中空成形体5
の厚みは、7〜2mmとされる。芯材6は、プラスチッ
ク中空成形体5の厚み方向の圧縮強さに基づく載荷に対
する形状安定性及び足当たりのよさといった畳本来の機
能を有したまま、畳表の引き締め力による寸法収縮を抑
制することができる。これは上記補強板4の密度及び厚
みが上記の通り規定されることで、上記芯材6が畳表3
の引き締め力に対し充分に抵抗できるからである。
【0016】次に、本発明の具体的な実施例として、表
1に実施例1乃至10を示す。表1に示す厚みの畳表側
のプラスチック中空成形体5(鐘淵化学工業株式会社製
のカネカプラダン)と、単板、合板(JAS(日本農林
規格)1類2級)、木質系繊維板(JIS A5907
適合品)の1種以上からなる補強板4と、畳裏側のプラ
スチック中空成形体5と、表1には示さない畳裏部用シ
ート7(鐘淵化学工業株式会社製のポリプロピレンシー
ト)とを、畳用ビニロン糸(JIS L2501適合
品)により逢着することで、総厚み15mm以下の薄畳
床を作製した。
1に実施例1乃至10を示す。表1に示す厚みの畳表側
のプラスチック中空成形体5(鐘淵化学工業株式会社製
のカネカプラダン)と、単板、合板(JAS(日本農林
規格)1類2級)、木質系繊維板(JIS A5907
適合品)の1種以上からなる補強板4と、畳裏側のプラ
スチック中空成形体5と、表1には示さない畳裏部用シ
ート7(鐘淵化学工業株式会社製のポリプロピレンシー
ト)とを、畳用ビニロン糸(JIS L2501適合
品)により逢着することで、総厚み15mm以下の薄畳
床を作製した。
【0017】
【表1】
【0018】ついで、この薄畳床2にJAS1級の畳表
3を載せて畳用ビニロン糸(JISL2501適合品)
により框部を逢着した。畳裏部に回り込んだ畳表3は、
その長さだけ畳裏部用シート7及び畳表側のプラスチッ
ク中空成形体5を切り欠き、その中に納まるようにし
た。ついで、図1には示さないが、JAS1級の畳縁を
載せて、畳用ビニロン糸(JIS L2501適合品)
により平刺し、返し縫いを行った。以上の手順により薄
畳床2と畳表3からなる総厚み18mm以下の薄畳1を
作製した。
3を載せて畳用ビニロン糸(JISL2501適合品)
により框部を逢着した。畳裏部に回り込んだ畳表3は、
その長さだけ畳裏部用シート7及び畳表側のプラスチッ
ク中空成形体5を切り欠き、その中に納まるようにし
た。ついで、図1には示さないが、JAS1級の畳縁を
載せて、畳用ビニロン糸(JIS L2501適合品)
により平刺し、返し縫いを行った。以上の手順により薄
畳床2と畳表3からなる総厚み18mm以下の薄畳1を
作製した。
【0019】また、比較例1乃至4として、表1に示す
部材と、表1には示さない畳裏側のプラスチック中空成
形体5、畳裏部用シート7を同様の手順により製畳する
ことで、薄畳床2を作製し、これに畳表3を取り付ける
ことにより、総厚み18mm以下の薄畳を作製した。な
お、比較例3及び4では、補強板4として、単板や合板
に代えて、密度0.03g/ccのプラスチック発泡体を使用し
た。
部材と、表1には示さない畳裏側のプラスチック中空成
形体5、畳裏部用シート7を同様の手順により製畳する
ことで、薄畳床2を作製し、これに畳表3を取り付ける
ことにより、総厚み18mm以下の薄畳を作製した。な
お、比較例3及び4では、補強板4として、単板や合板
に代えて、密度0.03g/ccのプラスチック発泡体を使用し
た。
【0020】上記薄畳を50℃、湿度60%の条件下に
30日間放置した。得られた薄畳1の特性を表2に示
す。なお、測定方法は、JIS A5914に準拠し
た。この表2から明らかなように、本実施例の薄畳1及
び薄畳床2を用いると、畳長辺長さの変位を初め、畳の
厚み変位、反りが問題ないレベルに納まっていることが
分かる。一方、比較例においては、畳長辺長さの変位が
明らかに過大となる。以上より、本実施例の薄畳1及び
薄畳床2を用いることによって、所望の通りに、畳本来
の機能を有したまま、畳表3の引き締め力による寸法収
縮を抑制することが可能な薄畳を得ることができる。
30日間放置した。得られた薄畳1の特性を表2に示
す。なお、測定方法は、JIS A5914に準拠し
た。この表2から明らかなように、本実施例の薄畳1及
び薄畳床2を用いると、畳長辺長さの変位を初め、畳の
厚み変位、反りが問題ないレベルに納まっていることが
分かる。一方、比較例においては、畳長辺長さの変位が
明らかに過大となる。以上より、本実施例の薄畳1及び
薄畳床2を用いることによって、所望の通りに、畳本来
の機能を有したまま、畳表3の引き締め力による寸法収
縮を抑制することが可能な薄畳を得ることができる。
【0021】
【表2】
【0022】次に、本発明の他の実施の形態を説明す
る。図2に示すように、この実施の形態は、上記実施の
形態における芯材6の畳表側のプラスチック中空成形体
5と畳表3との間にクッション紙9を配置したものであ
る。以下、具体的な実施例として、表3に示す実施例1
1乃至15を説明する。
る。図2に示すように、この実施の形態は、上記実施の
形態における芯材6の畳表側のプラスチック中空成形体
5と畳表3との間にクッション紙9を配置したものであ
る。以下、具体的な実施例として、表3に示す実施例1
1乃至15を説明する。
【0023】
【表3】
【0024】表3に示す厚みのクッション紙(丸三製紙
株式会社製のMFシート)、単板、合板(JAS1類2
級)、木質系繊維板(JIS A5907適合品)の1
種以上、プラスチック中空成形体(鐘淵化学工業株式会
社製のカネカプラダン)、畳裏部用シート(鐘淵化学工
業株式会社製のポリプロピレンシート)を畳用ビニロン
糸(JIS L2501適合品)により逢着すること
で、厚み5〜1mmの単板、合板、密度0.70〜0.90g/cc
の木質系繊維板の1種以上からなる補強板の両面に厚み
7〜2mmのプラスチック中空成形体を固着してなる芯
材と、畳裏部用シートとで構成され、且つ畳表側にクッ
ション紙が逢着される総厚み15mm以下の薄畳床を作
製した。
株式会社製のMFシート)、単板、合板(JAS1類2
級)、木質系繊維板(JIS A5907適合品)の1
種以上、プラスチック中空成形体(鐘淵化学工業株式会
社製のカネカプラダン)、畳裏部用シート(鐘淵化学工
業株式会社製のポリプロピレンシート)を畳用ビニロン
糸(JIS L2501適合品)により逢着すること
で、厚み5〜1mmの単板、合板、密度0.70〜0.90g/cc
の木質系繊維板の1種以上からなる補強板の両面に厚み
7〜2mmのプラスチック中空成形体を固着してなる芯
材と、畳裏部用シートとで構成され、且つ畳表側にクッ
ション紙が逢着される総厚み15mm以下の薄畳床を作
製した。
【0025】ついで、この薄畳床2にJAS1級の畳表
3を載せて、畳用ビニロン糸(JIS L2501適合
品)により框部を逢着した。畳裏部に回り込んだ畳表3
は、その長さだけ畳裏部用シート7及び畳裏側のプラス
チック中空成形体5を切り欠き、その中に納まるように
した。ついで、図2には示さないJAS1級の畳縁を載
せて、畳用ビニロン糸(JIS L2501適合品)に
より、平刺し、返し縫いを行うことにより、総厚み18
mm以下の薄畳を作製した。
3を載せて、畳用ビニロン糸(JIS L2501適合
品)により框部を逢着した。畳裏部に回り込んだ畳表3
は、その長さだけ畳裏部用シート7及び畳裏側のプラス
チック中空成形体5を切り欠き、その中に納まるように
した。ついで、図2には示さないJAS1級の畳縁を載
せて、畳用ビニロン糸(JIS L2501適合品)に
より、平刺し、返し縫いを行うことにより、総厚み18
mm以下の薄畳を作製した。
【0026】また、比較例5乃至9として、表3に示す
部材を、実施例1と同様の手順で逢着して得られる芯材
6の畳表側に合成ゴム系接着剤(コニシ株式会社製KH
15)によりクッション紙9(丸三製糸株式会社製のM
Fシート)を接着することで、総厚み15mm以下の薄
畳床2を作製した。
部材を、実施例1と同様の手順で逢着して得られる芯材
6の畳表側に合成ゴム系接着剤(コニシ株式会社製KH
15)によりクッション紙9(丸三製糸株式会社製のM
Fシート)を接着することで、総厚み15mm以下の薄
畳床2を作製した。
【0027】ついで、実施例11乃至15と同様の手順
により、上記薄畳床2に畳表3を取り付けることによ
り、総厚み18mm以下の薄畳を作製した。また、クッ
ション紙9を配置していない比較例として、表2中の実
施例1、実施例2のデータを転用した。
により、上記薄畳床2に畳表3を取り付けることによ
り、総厚み18mm以下の薄畳を作製した。また、クッ
ション紙9を配置していない比較例として、表2中の実
施例1、実施例2のデータを転用した。
【0028】上記薄畳を50℃、湿度60%の条件下に
30日間放置した。得られた薄畳1の特性を表4に示
す。なお、測定方法は、JIS A5914に準拠し
た。この表4から明らかなように、本実施例の薄畳1及
び薄畳床2を用いると、畳長辺長さの変位が問題ないレ
ベルに納まっており、且つ足当たりの指標となる局部圧
縮変位が適切な範囲となることが分かる。一方、比較例
においては、クッション紙9を接着したものについて
は、局部圧縮変位は、適切な範囲にあるものの、反りが
過大となることが分かる。
30日間放置した。得られた薄畳1の特性を表4に示
す。なお、測定方法は、JIS A5914に準拠し
た。この表4から明らかなように、本実施例の薄畳1及
び薄畳床2を用いると、畳長辺長さの変位が問題ないレ
ベルに納まっており、且つ足当たりの指標となる局部圧
縮変位が適切な範囲となることが分かる。一方、比較例
においては、クッション紙9を接着したものについて
は、局部圧縮変位は、適切な範囲にあるものの、反りが
過大となることが分かる。
【0029】
【表4】
【0030】この原因は、クッション紙9と芯材6とが
強固に固着され、いわゆる遊びがないために、紙の吸湿
による変形が畳の反りに反映されないものと思われる。
また、クッション紙9を配置していないもの(比較例1
0、11)は、局部圧縮変位が過小であり、足当たりが
硬いものであることが分かる。以上より、本実施例の薄
畳1及び薄畳床2を用いることによって、畳本来の機能
を有したまま、畳表3の引き締め力による寸法収縮を抑
制可能な薄畳を得ることができる。
強固に固着され、いわゆる遊びがないために、紙の吸湿
による変形が畳の反りに反映されないものと思われる。
また、クッション紙9を配置していないもの(比較例1
0、11)は、局部圧縮変位が過小であり、足当たりが
硬いものであることが分かる。以上より、本実施例の薄
畳1及び薄畳床2を用いることによって、畳本来の機能
を有したまま、畳表3の引き締め力による寸法収縮を抑
制可能な薄畳を得ることができる。
【0031】前記表1等に示した木質系繊維板として
は、JIS A5907に指定されるハードボードな
ど、汎用のものを使用できる。また、プラスチック中空
成形体5の樹脂主としては、ポリプロピレン、ポリエチ
レンなど、汎用の熱可塑性樹脂を使用することができ
る。
は、JIS A5907に指定されるハードボードな
ど、汎用のものを使用できる。また、プラスチック中空
成形体5の樹脂主としては、ポリプロピレン、ポリエチ
レンなど、汎用の熱可塑性樹脂を使用することができ
る。
【0032】上記プラスチック中空成形体5の中空構造
しては、マルチウエブ構造、多数の円柱状中央突起を形
成した樹脂シートを平滑な樹脂シートで挟むものなどが
使用可能である。上記樹脂シートの厚みは、1.5〜
0.3mmが好適である。上記中央突起を平滑な樹脂シ
ートで挟む場合、挟み込まれた箇所が密閉型のものでも
開放型でもよい。湿気排出の観点から、通気性がある開
放型が好ましい。
しては、マルチウエブ構造、多数の円柱状中央突起を形
成した樹脂シートを平滑な樹脂シートで挟むものなどが
使用可能である。上記樹脂シートの厚みは、1.5〜
0.3mmが好適である。上記中央突起を平滑な樹脂シ
ートで挟む場合、挟み込まれた箇所が密閉型のものでも
開放型でもよい。湿気排出の観点から、通気性がある開
放型が好ましい。
【0033】表3中のクッション紙9としては、クラフ
ト紙、クラフト伸張紙、ターポリン紙、パラフィン紙、
ポリエチレン紙、塩化ビニリデン紙など、包装材の原料
となるものが好適に使用できる。厚みは、足当たりの観
点から4mm以下が好ましい。クラフト紙では、2mm
以下のものが好適である。
ト紙、クラフト伸張紙、ターポリン紙、パラフィン紙、
ポリエチレン紙、塩化ビニリデン紙など、包装材の原料
となるものが好適に使用できる。厚みは、足当たりの観
点から4mm以下が好ましい。クラフト紙では、2mm
以下のものが好適である。
【0034】また、薄畳の縫い糸としては、ビニロン畳
糸のほか、ポリエチレン畳糸、ポリプロピレン畳糸、ポ
リエステル畳糸など、汎用のものが使用可能である。ま
た、薄畳の畳縫いとしては、通常の畳と同一の方法が使
用できる。
糸のほか、ポリエチレン畳糸、ポリプロピレン畳糸、ポ
リエステル畳糸など、汎用のものが使用可能である。ま
た、薄畳の畳縫いとしては、通常の畳と同一の方法が使
用できる。
【0035】畳裏部用シート7としては、ポリプロピレ
ンシート、クラフト紙、これらの組合せなど、汎用のも
のが使用可能である。また、畳表3や畳縁としては、J
AS1級品に加え、塩化ビニル、ポリプロピレンなどの
合成樹脂製のものも使用可能である。畳表3の取り付け
方法としては、通常の畳と同一の方法が使用できる。た
だし、畳表3の巻き込みのための框下部を切り欠く場合
には、強度、剛性を保持する観点から、切り欠き8の長
さを框辺から50mm以下とすることが好適である。
ンシート、クラフト紙、これらの組合せなど、汎用のも
のが使用可能である。また、畳表3や畳縁としては、J
AS1級品に加え、塩化ビニル、ポリプロピレンなどの
合成樹脂製のものも使用可能である。畳表3の取り付け
方法としては、通常の畳と同一の方法が使用できる。た
だし、畳表3の巻き込みのための框下部を切り欠く場合
には、強度、剛性を保持する観点から、切り欠き8の長
さを框辺から50mm以下とすることが好適である。
【0036】
【発明の効果】本発明の請求項1の薄畳床は、厚み5〜
1mmの単板、合板、密度0.70〜0.90g/ccの木質系繊維
板の1種以上からなる補強板の両面に厚み7〜2mmの
プラスチック中空成形体を固着してなる芯材と、畳裏部
用シートとで構成される総厚み15mm以下の薄畳床で
あるから、厚み方向の寸法収縮が生じにくくなるととも
に、圧縮強さが小さくなって、足当たりが良好になる利
点がある。
1mmの単板、合板、密度0.70〜0.90g/ccの木質系繊維
板の1種以上からなる補強板の両面に厚み7〜2mmの
プラスチック中空成形体を固着してなる芯材と、畳裏部
用シートとで構成される総厚み15mm以下の薄畳床で
あるから、厚み方向の寸法収縮が生じにくくなるととも
に、圧縮強さが小さくなって、足当たりが良好になる利
点がある。
【0037】請求項2の薄畳床は、請求項1の構成にお
いて、上記芯材の畳表側にクッション紙を逢着したもの
であるから、足当たりが一層柔らかくなる利点がある。
いて、上記芯材の畳表側にクッション紙を逢着したもの
であるから、足当たりが一層柔らかくなる利点がある。
【0038】請求項3の薄畳は、畳表と、厚み5〜1m
mの単板、合板、密度0.70〜0.90g/ccの木質系繊維板の
1種以上からなる補強板の両面に厚み7〜2mmのプラ
スチック中空成形体を固着してなる芯材と、畳裏部用シ
ートとで構成される総厚み18mm以下の薄畳であるか
ら、厚み方向の寸法収縮が生じにくくなるとともに、圧
縮強さが小さくなって、足当たりが良好になる利点があ
る。
mの単板、合板、密度0.70〜0.90g/ccの木質系繊維板の
1種以上からなる補強板の両面に厚み7〜2mmのプラ
スチック中空成形体を固着してなる芯材と、畳裏部用シ
ートとで構成される総厚み18mm以下の薄畳であるか
ら、厚み方向の寸法収縮が生じにくくなるとともに、圧
縮強さが小さくなって、足当たりが良好になる利点があ
る。
【0039】請求項4の薄畳は、請求項3の構成におい
て、上記芯材の畳表側にクッション紙を逢着したもので
あるから、足当たりが一層良好になる利点がある。
て、上記芯材の畳表側にクッション紙を逢着したもので
あるから、足当たりが一層良好になる利点がある。
【図1】本発明の実施の形態における薄畳を示す概略垂
直断面図。
直断面図。
【図2】本発明の他の実施の形態における薄畳を示す概
略垂直断面図。
略垂直断面図。
1 薄畳 2 薄畳床 3 畳表 4 補強板 6 芯材 7 畳裏部用シート 9 クッション紙
Claims (4)
- 【請求項1】 厚み5〜1mmの単板、合板、密度0.70
〜0.90g/ccの木質系繊維板の1種以上からなる補強板の
両面に厚み7〜2mmのプラスチック中空成形体を固着
してなる芯材と、畳裏部用シートとで構成される総厚み
15mm以下の薄畳床。 - 【請求項2】 上記芯材の畳表側にクッション紙が逢着
される請求項1記載の薄畳床。 - 【請求項3】 畳表と、厚み5〜1mmの単板、合板、
密度0.70〜0.90g/ccの木質系繊維板の1種以上からなる
補強板の両面に厚み7〜2mmのプラスチック中空成形
体を固着してなる芯材と、畳裏部用シートとで構成され
る総厚み18mm以下の薄畳。 - 【請求項4】 上記芯材の畳表側にクッション紙が逢着
される請求項3記載の薄畳。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9026809A JPH10219977A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 薄畳床及びそれを有する薄畳 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9026809A JPH10219977A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 薄畳床及びそれを有する薄畳 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10219977A true JPH10219977A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=12203628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9026809A Pending JPH10219977A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 薄畳床及びそれを有する薄畳 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10219977A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017066769A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 大建工業株式会社 | 畳およびその製造方法 |
| JP2017066780A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 大建工業株式会社 | 長尺畳およびその製造方法 |
| JP2018104898A (ja) * | 2016-12-22 | 2018-07-05 | 株式会社カネカ | 薄畳 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06317003A (ja) * | 1993-05-06 | 1994-11-15 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 合成畳 |
| JPH07247658A (ja) * | 1994-03-03 | 1995-09-26 | Sekisui Seikei Kogyo Kk | 薄 畳 |
| JPH08158601A (ja) * | 1994-12-06 | 1996-06-18 | Keiji Iwamoto | 畳 床 |
| JPH0941629A (ja) * | 1995-07-31 | 1997-02-10 | Kunieda:Kk | 薄畳及びその製造方法 |
| JPH0941631A (ja) * | 1995-07-31 | 1997-02-10 | Kunieda:Kk | 薄畳用芯材、畳床及び薄畳 |
-
1997
- 1997-02-10 JP JP9026809A patent/JPH10219977A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06317003A (ja) * | 1993-05-06 | 1994-11-15 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 合成畳 |
| JPH07247658A (ja) * | 1994-03-03 | 1995-09-26 | Sekisui Seikei Kogyo Kk | 薄 畳 |
| JPH08158601A (ja) * | 1994-12-06 | 1996-06-18 | Keiji Iwamoto | 畳 床 |
| JPH0941629A (ja) * | 1995-07-31 | 1997-02-10 | Kunieda:Kk | 薄畳及びその製造方法 |
| JPH0941631A (ja) * | 1995-07-31 | 1997-02-10 | Kunieda:Kk | 薄畳用芯材、畳床及び薄畳 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017066769A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 大建工業株式会社 | 畳およびその製造方法 |
| JP2017066780A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 大建工業株式会社 | 長尺畳およびその製造方法 |
| JP2018104898A (ja) * | 2016-12-22 | 2018-07-05 | 株式会社カネカ | 薄畳 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040113 |