JPH10220928A - 空気調和機の製造方法 - Google Patents

空気調和機の製造方法

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JPH10220928A
JPH10220928A JP9022323A JP2232397A JPH10220928A JP H10220928 A JPH10220928 A JP H10220928A JP 9022323 A JP9022323 A JP 9022323A JP 2232397 A JP2232397 A JP 2232397A JP H10220928 A JPH10220928 A JP H10220928A
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JP
Japan
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moisture
removing mechanism
indoor unit
component
air conditioner
Prior art date
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Pending
Application number
JP9022323A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironao Numamoto
浩直 沼本
Yukio Watanabe
幸男 渡辺
Shiho Furuya
志保 古谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エステル系、エーテル系オイル使用のセパレ
ート型空気調和機では、製造時の充分な水分管理が必要
であり、作業工程中に水分が室外機本体中へ混入するこ
とを最小限にしなければならなかった。 【解決手段】 製造工程の最終工程において、ダミー室
内機4と接続し、その接続配管経路5中またはダミー室
内機内に水分除去機構を有する装置6あるいは部品を配
置して冷凍サイクル内水分を除去する。水分除去機構を
有する装置あるいは部品はゼオライトを内蔵し、暖房液
ラインに配置される。あるいは分離膜を内蔵して構成さ
れ、ポリイミド膜あるいは炭素膜が選択される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接続配管にて室内
機と室外機を接合されるセパレート型空気調和機の製造
方法、特に水分管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機の製造方法では、室外
機本体に冷媒を注入した後、冷媒の漏れがないことを確
認して、最終工程で製品の特性検査を行うためにダミー
室内機を接続し、検査上で問題がなければ製品完成とし
ていた。製造工程での水分管理方法としては、各作業工
程での水分管理に重点を置きながら製造されてきた。
【0003】また、近年オゾン層の破壊、地球温暖化な
ど環境に対する規制の高揚により、塩素を含まないHF
C(Hydro Fluoro Carbon)を使用
した空気調和機の開発が急がれている。HFC冷媒は塩
素を含まないので従来のHCFC(Hydro Chl
oro Fluoro Carbon)のような潤滑性
は望めない。このため、密閉容器に封入するオイルは、
HFC冷媒と相溶性のあるものが特に要求される。密閉
容器に封入されるオイルは、圧縮機構から密閉容器内に
吐出されてくるHFC冷媒によって撹拌されるし、電動
機の回転子によっても撹拌される。この時、オイルは冷
媒と相溶性があることによって、密閉容器内に吐出され
る冷媒によく随伴し、各機械摺動部の細部にまでよく及
ぶので、オイルポンプによるオイルの供給と相まって、
潤滑性能が向上する。このようなオイルには特開平6−
235570号公報等で知られるようにエステル系ある
いはエーテル系と言った合成油が用いられようとしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記エ
ステル系あるいはエーテル系オイルはともに吸湿し易
く、このようなオイルを使用した圧縮機に関しては従来
よりも充分な管理下のもとで空気調和機(室外機)を製
造することが要求される。
【0005】本発明は、上記従来の製造方法でHFC冷
媒対応空気調和機を製造した場合の問題点を鑑みて、簡
単な方法で製品の充分な水分管理が行える製造方法を提
供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、特性検査前の室外機をダミー室内機と接続
して特性検査を行う際に、配管経路中またはダミー室内
機内に水分除去機構を有する装置あるいは部品を配置
し、同時に製造工程で混入した水分を除去する。このこ
とによって、各作業工程での水分管理を従来レベル以上
に厳しくしなくても最後の工程で充分な水分除去が達成
される。
【0007】水分除去機構を有する装置あるいは部品の
方式としては、ゼオライトを内蔵したものを使用するこ
とによって冷凍サイクル内の水分が充分に除去される。
その配置する位置としては暖房液ラインが好ましい。
【0008】また、水分除去機構を有する装置あるいは
部品の方式として、分離膜を内蔵したものを使用するこ
とによって前記装置あるいは部品のメンテナンスが半永
久的に保てる。その分離膜としてはポリイミド膜あるい
は炭素膜が好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】上記の課題を解決するための請求
項1記載の発明は、室内機と室外機の両者を接続配管を
用いて接続して構成する空気調和機において、室外機を
ダミー室内機と接続し、接続配管経路中またはダミー室
内機内に水分除去機構を有する装置あるいは部品を配置
して運転し、冷凍サイクル内水分を除去する。
【0010】請求項2に記載の発明は、水分除去機構を
有する装置あるいは部品がゼオライトを内蔵したもので
ある。このことにより冷凍サイクル内の水分が充分に除
去される。
【0011】請求項3に記載の発明は、水分除去機構を
有する装置あるいは部品が暖房液ラインに配置されたも
のである。このことにより冷凍サイクル内の水分が迅速
に除去される。
【0012】請求項4に記載の発明は、水分除去機構を
有する装置あるいは部品が分離膜を内蔵したものであ
る。このことにより装置あるいは部品のメンテナンスが
半永久的に保てる。
【0013】請求項5に記載の発明は、分離膜がポリイ
ミド膜あるいは炭素膜からなる。このことにより長期耐
久性が保てる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0015】(実施例1)図1は、第1の発明の実施例
を示す空気調和機である。図中、1は圧縮機、2は室外
熱交換器、3は絞り装置、4は室内熱交換機、5は内外
接続配管、6は水分除去機構を有する装置で、1〜3の
構成部品は室外機に内蔵されている。また、室内機は構
成部品の室内熱交換器4にて表している。
【0016】製造工程における特性検査ではダミー室内
機と室外機完成品を内外接続配管5にて接続し、暖房、
冷房、起動、ディアイス等の特性を検査して異常がなけ
れば最終的良品判定を行う。
【0017】この時、本実施例ではエステル系オイルを
使用した圧縮機で、ゼオライトを内蔵してなる水分除去
機構を有する装置を暖房の液ラインに配置して、暖房運
転を連続1時間行うことによって冷凍サイクル内の水分
量は約100mgにすることができた。また、連続2時
間行うことによって冷凍サイクル内の水分量は約50m
gにすることができた。その後に冷房、起動、ディアイ
ス等の特性を検査し、ポンプダウンを行って室外機を内
外接続配管と切り離し最終完成品とした。
【0018】本実施例では製造仕掛かり品を想定して、
圧縮機を開栓後に30℃、85%の条件下で24時間放
置したものを使用した。
【0019】(比較例1)実施例1と同様な圧縮機およ
び条件で製造し、特性検査では従来通り(水分除去機構
を有する装置を配置せず)の暖房、冷房、起動、ディア
イス等の特性検査を行って最終完成品とした。この完成
品について室外機本体内水分を測定した結果、約300
mgであった。
【0020】(実施例2)本実施例では実施例1と同様
な圧縮機および条件で製造し、図1における水分除去機
構を有する装置(ゼオライト内蔵)を暖房ガスラインに
配置して、暖房運転を連続2時間行うことによって冷凍
サイクル内の水分量は約100mgにすることができ
た。また、連続5時間行うことによって冷凍サイクル内
の水分量は約50mgにすることができた。その後に冷
房、起動、ディアイス等の特性を検査し、ポンプダウン
を行って室外機を内外接続配管と切り離し最終完成品と
した。
【0021】実施例1では、ゼオライトを内蔵してなる
水分除去機構を有する装置を暖房の液ラインに配置して
行い、実施例2ではガスラインに配置して行ったが、冷
凍サイクル内水分の除去を目的とするのであれば液ライ
ン、ガスラインともに効果的であった。しかし、水分除
去の速度を考えた場合、ガスラインでゼオライトに水分
吸着させるよりも液ラインで行ったほうが冷媒の流速が
遅いので冷媒が保持している水分をゼオライトへ迅速か
つ効率的に吸着させることができた。また、シリカゲル
を使用して水分除去作用を検討した結果、若干の効果が
確認された。
【0022】(実施例3)実施例1と同様な圧縮機およ
び条件で製造し、図1と同様な冷凍サイクル構成図で、
図中の水分除去機構を有する装置としてポリイミド膜か
らなる分離膜を内蔵したものを使用した。
【0023】本実施例でも実施例1の特性検査と同じよ
うに暖房、冷房、起動、ディアイス等の運転を行って検
査する。この時、暖房運転を連続3時間行うことによっ
て冷凍サイクル内の水分量は約100mgにすることが
できた。また、連続7時間行うことによって冷凍サイク
ル内の水分量は約50mgにすることができた。その後
に冷房、起動、ディアイス等の特性を検査し、ポンプダ
ウンを行って室外機を内外接続配管と切り離し最終完成
品とした。
【0024】実施例3では分離膜を使用して冷凍サイク
ルから大気中に水分(水蒸気)の排出を行ったが、これ
は冷媒の有する圧力と気体の選択的な分離透過作用を利
用した水分除去方式である。したがって、ゼオライトの
ように水分吸着作用が飽和したら新品のゼオライトと交
換する必要性はなく、分離膜の耐久劣化および詰まり等
で水分(水蒸気)の分離透過特性が低下してきた場合に
だけ交換が必要となった。
【0025】また、実施例3ではポリイミド膜からなる
分離膜を使用したが、炭素膜を使用しても同様な効果が
得られた。ここでいう炭素膜とは、有機高分子(ポリイ
ミド、ポリピロロン等)を不活性気体中で500〜10
00℃の熱処理を行って得られるもの、あるいはグラッ
シーカーボンをプラズマ処理して得られるものである。
【0026】分離膜の場合、高耐圧特性が要求されるの
で水分除去装置を配置する場所によって材質の選定が必
要である。また、効率的な水分除去を行うためには中空
糸モジュールのような有効な構成が望ましい。厳しい耐
圧条件に対応させるためには、硬質な支持体を併用し、
その上層部に分離膜を形成させても良い。
【0027】実施例1〜3では、エステル系オイルにつ
いて本発明の効果が明らかとなったが、エーテル系オイ
ルに対しても水分除去機構を有する装置を配置すること
によって、ほぼ同様な効果が得られた。
【0028】また、実施例1〜3では水分除去機構を有
する装置を接続配管経路中に配置した場合について示し
たが、ダミー室内機内に水分除去機構を有する部品を配
置しても同様な効果が得られた。しかし、この場合には
水分除去機構を有する部品をメンテナンスする場合に多
少煩雑さを伴った。
【0029】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
1記載の発明は、室内機と室外機の両者を接続配管を用
いて接続して構成する空気調和機において、室外機をダ
ミー室内機と接続し、接続配管経路中またはダミー室内
機内に水分除去機構を有する装置あるいは部品を配置し
て運転し、冷凍サイクル内水分を除去するもので、水分
管理の厳しいHFC冷媒に対しても作業工程管理は従来
レベルに留め、特性検査時の運転によって完成品内の水
分量を低減できた。
【0030】また、請求項2、3記載の発明は、水分除
去機構を有する装置あるいは部品としてゼオライトを内
蔵したものを使用することによって充分な効果を示し
た。また、装置あるいは部品を暖房液ラインに配置する
ことによって迅速かつ効率的に冷凍サイクル内水分を除
去できた。
【0031】また、請求項4記載の発明は、水分除去機
構を有する装置あるいは部品として分離膜を内蔵したも
のを使用することによって充分な水分低減効果を示し、
メンテナンスも半永久的となった。
【0032】また、請求項5記載の発明は、分離膜とし
ては高圧にも耐久性のあるポリイミド膜あるいは炭素膜
が好ましかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1によって行われる空気調和機
の製造方法での特性検査工程を示す冷凍サイクル構成図
【符号の説明】
1 圧縮機 2 室外熱交換機 3 絞り装置 4 室内熱交換機 5 内外接続配管 6 水分除去機構を有する装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内機と室外機の両者を接続配管を用い
    て接続して構成する空気調和機において、前記室外機を
    ダミー室内機と接続し、接続配管経路中または前記ダミ
    ー室内機内に水分除去機構を有する装置あるいは部品を
    配置して運転し、冷凍サイクル内水分を除去することを
    特徴とする空気調和機の製造方法。
  2. 【請求項2】 水分除去機構を有する装置あるいは部品
    がゼオライトを内蔵したものであることを特徴とする請
    求項1記載の空気調和機の製造方法。
  3. 【請求項3】 水分除去機構を有する装置あるいは部品
    が暖房液ラインに配置されることを特徴とする請求項2
    記載の空気調和機の製造方法。
  4. 【請求項4】 水分除去機構を有する装置あるいは部品
    が分離膜を内蔵したものであることを特徴とする請求項
    1記載の空気調和機の製造方法。
  5. 【請求項5】 分離膜がポリイミド膜あるいは炭素膜か
    らなることを特徴とする請求項4記載の空気調和機の製
    造方法。
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