JPH10221308A - 鉄骨破断部の検出方法及び装置並びに探触子 - Google Patents

鉄骨破断部の検出方法及び装置並びに探触子

Info

Publication number
JPH10221308A
JPH10221308A JP9027130A JP2713097A JPH10221308A JP H10221308 A JPH10221308 A JP H10221308A JP 9027130 A JP9027130 A JP 9027130A JP 2713097 A JP2713097 A JP 2713097A JP H10221308 A JPH10221308 A JP H10221308A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
echo
distance
probe
wave
waveform
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9027130A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Morita
耕次 森田
Yukio Hayashi
幸雄 林
Masahiro Nagata
匡宏 永田
Kenji Udagawa
建志 宇田川
Yasushi Ikegaya
靖 池ケ谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON CHOONPA SHIKEN KK
Kajima Corp
Nippon Steel Corp
Original Assignee
NIPPON CHOONPA SHIKEN KK
Kajima Corp
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON CHOONPA SHIKEN KK, Kajima Corp, Nippon Steel Corp filed Critical NIPPON CHOONPA SHIKEN KK
Priority to JP9027130A priority Critical patent/JPH10221308A/ja
Publication of JPH10221308A publication Critical patent/JPH10221308A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • G—PHYSICS
    • G01—MEASURING; TESTING
    • G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00—Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04—Wave modes and trajectories
    • G01N2291/048—Transmission, i.e. analysed material between transmitter and receiver

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】耐火被膜に覆われた鉄骨で、一部の耐火被覆の
除去のみで、破断部を非破壊により容易に検出する。 【解決手段】耐火被覆材6で覆われた鉄骨建造物の破断
予想位置の基準点A1 、A2 から距離L1 、L2 離れた
鉄骨表面の耐火被覆を、全幅に亘って剥離して測定面2
5を形成する。測定面25に探触子15を押し当て、破
断予想位置に向けて表面SH波を発信する。該部で受信
した反射波を探傷器20からパソコン21に転送する。
パソコン21で、転送された調査波形22を、典型的な
超音波波形(実験値)23a、23bと比較する
(a)。調査波形22が波形23bであれば破断部あり
(b)、波形23aであれば破断部なし(c)を判定で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄骨構造の建造
物で鉄骨破断部の検出方法及びこの検出方法に使用する
装置、並びに探触子に関する。
【0002】
【従来の技術】阪神淡路大震災を契機に既存建物の鉄骨
の破断箇所の検出方法が切望されているが、鉄骨表面に
は一般に耐火被覆材が付着しており、耐火被覆材が付い
たままで、破断箇所を非破壊的に検出する有効な手段は
なかった。その為、破断のおそれのある部分の耐火被覆
材を大量に除去し、目視で亀裂の有無を検出することも
成されている。
【0003】また、他に、 『被災鉄骨造の非接触損傷調査方法に関する研究』 倉持 貢他、日本建築学会 学術講演梗概集 1996年度大会(近畿)22218 が提案されている。
【0004】この技術は、電磁誘導法を用い鉄骨表層部
に励起されたうず電流が亀裂が存在することによって変
化し、コイルで受信された信号の振幅・位相が変化する
ことにより亀裂を発見する技術である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術の内、
耐火被服材を除去し、目視で亀裂を確認する場合、検査
を実施するまで大きなコストと時間とを必要とし、更に
検査完了後の復帰も大規模なものとなる問題点があっ
た。また、目視による場合には、微細な亀裂は発見でき
ない問題点があった。
【0006】また、前記『被災鉄骨造の非接触損傷調査
方法に関する研究』の方法では、電磁誘導法を用いるた
めリフトオフ(コイルと鉄骨との導体間の距離の変化)
の影響が亀裂からの信号より大きく、亀裂とその要因
(距離の変化、取り付けれられている他の部材等)によ
り信号の変化を弁別することが困難となる問題点があっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】然るにこの発明は、表面
SH波を使用して探傷したので、前記問題点を解決し
た。
【0008】前記における表面SH波とは、横波振動子
を用いてクサビを介して鋼材中に、90度の屈折角で伝
搬する横波をいう。表面SH波では鋼材表面を垂直に振
動させる成分がないため、表面が塗装膜や耐火被膜等で
覆われていてもそれらに超音波のエネルギーが吸収され
ず、比較的(SV波に比べて)遠方まで伝搬する。
【0009】本発明では、表面SH波による探傷法であ
るが、検出すべき亀裂までの距離は約500mm〜200
0mm程度と考えられる。その為、探触子の周波数は0.
5〜2.0MHz で振動子のサイズは10×10mm〜20
×20mm程度の大きさを必要とする。
【0010】一般に表面SH波探傷法では、振動子−ア
クリルシュー−接触媒質−鋼(検査対象)と全て横波で
超音波を伝搬させる為に、かなり粘性の高い接触媒質を
使用することが必要である。この場合、接触媒質の層が
十分に薄くならなければ安定したエコー高さが得られ
ず、従来のSH波探触子では、振動子のサイズを大きく
した場合(10×10mm、20×20mm程度)、エコー
が安定せず、1箇所の測定に20分程度を要していた。
【0011】そこで、この発明の探触子では、アクリル
シューの超音波が透過する部分に格子状のスリットを入
れることによって、探触子の周波数0.5〜2.0MHz
で、サイズ10×10mm〜20×20mm程度の振動子で
も10秒以下で測定が可能となった。
【0012】即ちこの発明は、耐火被覆材で覆われた鉄
骨建造物の破断予想位置から所定距離離れた鉄骨表面の
耐火被覆を、所定面積宛て剥離して測定面を形成し、該
測定面から前記破断予想位置に向けて表面SH波を発信
し、該部で受信した反射波を実験値と比較して、破断部
の有無を検出することを特徴とした鉄骨破断部の検出方
法である。また、前記において表面SH波の発信は、鉄
骨構造物の全幅に亘り所定ピッチ毎に行うこととした検
出方法である。また、前記において、表面SH波は0.
5〜2MHz 程度、測定距離は500〜2500mm程度と
することが望ましい。
【0013】また、表面SH波探触子を超音波探傷器に
接続すると共に、該超音波探傷器と、データを取り込み
かつ処理する機能を有するコンピューターに接続したこ
とを特徴とする鉄骨破断部の検出装置である。また、表
面SH波探触子は、破断予想位置から測定面までの距離
に応じて、異なる機能のものを選択して使用する検出装
置である。更に、下端部にアクリルシューを有する探触
子において、該アクリルシューの下面に、超音波の進行
方向及びこれに直角な方向に格子状の溝を形成したこと
を特徴とする探触子である。
【0014】また、この方法に使用する比較すべき実験
値は、以下の実験例1〜3その他により蓄積した。
【0015】
【実験例1】図4〜図15に基づき実験例1を説明す
る。
【0016】表面SH波斜角探触子で破断部をどの程度
検出できるかについて実験的検討を行った。
【0017】まず0.5mの平板試験体における超音波
の距離特性の測定と溶接試験体における模型欠陥の検出
を行った。
【0018】(1)実験方法
【0019】 試験体 (1) 平板試験片(図4)TYPE H圧延肌のままで、
裏面に放電加工によるスリット1a(長さ10mm、深さ
0.5mm)、表面にφ4×4の平底穴2を形成してある
(図4(a)(b))。 TYPE S 圧延肌のままで、放電加工により裏面にスリット1c
(長さ10mm、深さ2mm)、表面にスリット1b(長さ
10mm、深さ1mm)を形成してある(図4(a)
(c))。 (2) 溶接試験体(図5) TP−16N(無欠陥、t=16) 図5中、3は裏当て金(9×25mm)、溶接部4は開先
角度35°である。 TP−19N(無欠陥、t=19) TP−16F0(人工欠陥、食違い0、t=16) スリット1a、1b、のこによる垂直切断5a(長さ2
5mm貫通)、斜め切断5b(長さ25mm貫通)を形成し
てある。 TP−19F0(人工欠陥、食違い0、t=19) TP−16F+3(人工欠陥、食違い+3、t=16) TP−19F+3(人工欠陥、食違い+3、t=19) TP−16F−3(人工欠陥、食違い−3、t=16) TP−19F−3(人工欠陥、食違い−3、t=19)
【0020】 使用装置等 (1) 斜角探触子:ジャパンプローブ製 表面SH波探触子:0.5Z20×20SH90 表面SH波探触子:2Z10×10SH90 表面SH波探触子:2Z10×5SH90 表面SH波探触子:2Z5×5SH90 表面SH波探触子:5Z10×5SH90 表面SH波探触子:5Z5×5SH90 (2) 超音波探傷器 クラウトクレーマー製 デジタル探傷器USD15 (3) 接触媒質:ソニコートSHN−95
【0021】 実験項目 〈実験1−1〉表面SH波の距離特性 平板試験片で、平底穴・スリット・端面と探触子の距離
を変化させた場合のエコーの変化。 〈実験1−2〉溶接試験体の人工欠陥検出 溶接試験体において、食違い0mmの無欠陥試験体と食違
い0mm、−3mm、+3mmの人工欠陥試験体の超音波波形
(Aスコープ波形)の比較。
【0022】 実験方法 〈実験1−1〉表面SH波の距離特性 試験片の人工傷(φ4×4及びノッチ)から50mmの位
置に接触媒質(SHN−95)を塗布し、表面SH波斜
角探触子を多少の前後・左右・首振り走査を行い最大エ
コーを求め約2kgの荷重を加えエコー高さが安定してか
らエコー高さが80%になる探傷器のゲイン値を読みと
った。また、深さ2mmのスリット及び試験片の端面から
のエコーについても同様の測定を行った。 〈実験1−2〉溶接試験体の人工欠陥検出 試験体の直交する溶接部から500mmの位置に接触媒質
(SHN−95)を塗布し、表面SH波斜角探触子を多
少の前後・左右・首振り走査を行い最大エコーを求め約
2kgの荷重を加えエコー高さが安定してからエコー高さ
が80%になる探傷器のゲイン値を読みとった(図7
(a)(b))。
【0023】(2)実験結果及び考察
【0024】〈実験1−1〉表面SH波の距離特性 周波数0.5MHz 〜5MHz の表面SH波探触子におい
て、反射源をφ4×4の人工傷とした場合の探触子の距
離とエコー高さを図8(a)に示す。
【0025】周波数が2MHz 及び5MHz の場合は、周波
数及び振動子サイズが変化しても距離が200mm程度ま
では距離振幅特性はあまり変わらないが距離が200mm
を超えると2MHz のでは距離振幅特性の傾斜が緩くな
る。周波数0.5MHz の場合は2MHz 及び5MHz と明ら
かに異なるが、エコー高さが安定するまで2kgの荷重を
加えてから15分程度の時間を要したり、人工傷からの
反射波が明確に確認できなかったりして測定できない点
が多かった。とくに、距離が150mm以下の場合は明確
な反射波が得られなかった(振動子サイズ5×5の場合
エコーの立上がり時間が最も短かった)。
【0026】周波数0.5MHz の場合の反射源の種類に
よる距離振幅特性の変化を図8(b)に示す。反射源が
端面の場合のように大きい場合、距離振幅特性の傾斜は
緩くなり、距離が大きくなっても反射波が十分に得られ
るものと推定される。
【0027】それに対して、小さなスリットや平底穴の
場合、距離振幅特性の傾斜はきつく、距離が大きくなる
と反射波が十分に得られ無くなるものと推定される。
【0028】〈実験1−2〉溶接試験体の破断部の検出 表面SH波探触子(2Z5×5A90−SH)におい
て、得られた超音波波形(Aスコープ波形)から探触子
の位置毎のエコーのエコー高さ及びビーム路程を読みと
り、3次元のグラフを作成した結果を図9及び図10に
示す。
【0029】無欠陥の試験体の場合でもスカラップ及び
溶接部形状等の原因による反射波が得られ、とくに板厚
19mmの場合はエコーも多くエコー高さも比較的高い。
【0030】人工欠陥を入れた試験体の場合、ノコによ
る切断部からのエコーが明確に確認され、放電加工によ
るアンダーカットの模型欠陥やスカラップからのエコー
や溶接形状部からのエコーと識別される。これは、溶接
部に3mm程度の食違いがある場合でも食違いがない場合
でも大差が無い。
【0031】(3)まとめ
【0032】実験1−1の結果から、500mm離れた位
置からの破断部の調査において、破断部の面積が大きい
場合、他の小さな欠陥や反射源(スカラップを含む)か
らのエコーより破断部のエコー高さが大きくなるものと
期待される。つまり、反射源が大きい場合の距離振幅特
性の傾きは緩くなり、反射源が小さい場合は距離振幅特
性の傾きはきつくなり、距離が大きくなると小さい反射
源からのエコー高さは相対的に小さくなるものと推定さ
れるからである。
【0033】そのことから、表面SH波探傷法により、
破断面のような大きな反射源からのエコーは小さなアン
ダーカットや溶接部形状等からエコーと弁別できるもの
と期待される。
【0034】また、実験1−2の結果から、実際の形状
の溶接部において、図9及び図10に示すように、破断
部(ノコによる長さ25mmの切断部)からのエコーと放
電加工による小さなスリット(アンダーカットの模型欠
陥)やスカラップ等からのエコーが明確に識別され、か
つ破断部のエコー高さが他のエコーと比較して高い。こ
のことから、適正なエコー高さの閾値を定めることによ
って、破断部を検出することが可能である。
【0035】そこで、エコー高さの閾値を75dBと
し、それ未満のエコー高さを消去したグラフを図11及
び図12に示す。このグラフによると、無欠陥溶接部で
は、全くエコーが検出されず、人工傷の溶接部では破断
部のみのエコーが検出された(試験体t=16食違い+
3(裏当て金側)のX位置160mmの場合のノコ位置と
一致しない2個のエコーについても切断に起因したエコ
ーと思われる)。
【0036】以上のことから、破断部を遠距離から検出
する方法について以下のように考えられる。
【0037】(1) 超音波探傷試験によって遠距離からの
破断部の推定が表面SH波探触子を用い可能である。
【0038】(2) 適切な閾値を定めることによって破断
部からのエコーのみを検出することが可能と思われる。
【0039】(3) 裏当て金側もしくは開先側(表側)か
ら20mmピッチで探傷する事によって破断部の有無の検
出の精度を高められるものと思われる。
【0040】(4) 探触子の距離を500mmより大きくす
る場合、周波数2MHz より周波数の低い探触子が適切と
思われる。
【0041】(5) 振動子のサイズは小さい方(5×5m
m)がエコーが短時間で立ち上がり、最も安定した測定
が行われる。
【0042】(6) デジタル探傷器を用い、超音波波形
(Aスコープ波形)をパソコンに転送し、3次元(X位
置・ビーム路程・エコー高さ)のグラフに整理すること
によって破断部の有無の検出の精度を高められるものと
思われる。
【0043】さらに、破断部の検出限界を確認するた
め、実験1−2で用いた溶接試験体と同型の溶接試験体
に実験1−2と同様な長さ10mmのスリットを入れ追加
の実験を行った。実験方法は実験1−2と同様とし、周
波数2MHz と0.5MHz の探触子を用いた。ただし、探
触子の振動子のサイズは10×10及び20×20と
し、探触子のアクリルシュー部分に全面にわたる溝加工
を行ったものを使用した。
【0044】その結果、図13及び図14に示すよう
に、周波数2MHz の場合、垂直なスリットは検出される
が、開先角度に沿ったスリットは検出されない。さら
に、溶接部形状によるエコーはあまり検出されなかっ
た。
【0045】そのときの超音波波形を図15(a)及び
図15(b)に示す。さらに、実験1−2での超音波波
形を図15(c)及び図15(d)に示す。この超音波
波形からも、実験1−2(スリット長さ25mm)では明
確にスリットが検出されるが、追加実験(スリット長さ
10mm)ではスリットが明確に検出される場合とあまり
明確に検出されなかった場合があった。
【0046】また、周波数0.5MHz では、垂直・斜め
スリットとも検出されず、さらに溶接部の形状によるエ
コー及び試験体端部からのエコーが検出された。追加の
実験から以下のことが明らかになった。
【0047】 表面SH波探触子のアクリルシューに
溝加工を行うことによって、振動子寸法10×10mm及
び20×20mmでも、それほど強い力で押さえつけなく
ても、安定した探傷ができる。
【0048】 周波数 2MHz では長さ25mmの破断部は安定して検出できる
が、破断部の長さが10mmの場合は垂直の破断部以外は
検出できない。
【0049】 周波数が0.5MHz になると長さ10
mmの破断部は検出できない。破断部の長さが10mm程度
で、板厚(16mm)を貫通する破断部の発生は少ないも
のと思われる。そこで、表面SH波探傷法で探触子の距
離に応じた周波数を選定することによって、安定して破
断部を検出できるものと推定される。
【0050】
【実験例2】図16〜図24に基づき実験例2を説明す
る。
【0051】前記実験例1で、表面SH波は500mmの
試験体では十分遠方まで超音波が伝搬し平面状の反射源
を実用的なSN比で検出できることが判明した。
【0052】そこで、2m程度の大型の平板試験片及び
溶接試験体試験体によって、超音波の距離特性及び平面
模型欠陥の検出の実験、さらに、鋼材表面の耐火被覆の
影響をどの程度受けるかについても実験を行った。
【0053】(1)実験方法
【0054】 試験体 (1) 大型試験片 圧延肌のままで、スリット1d(長さ50mm、深さ1.
0mm)を形成し、耐火被覆6を形成してある(図1
6)。 (2) 大型溶接試験体 のこによる垂直切断5a、斜め切断5bを形成してある
(図17)。
【0055】 使用装置等 (1) 斜角探触子:ジャパンプローブ製 表面SH波探触子:0.5Z20×20SH90(アク
リルシューに格子状のスリット加工) 表面SH波探触子:1Z20×20SH90(シュー加
工なし) 表面SH波探触子:2Z20×20SH90(シュー加
工なし) (2) 超音波探傷器 クラウトクレーマー製 デジタル探傷器USD15 三菱電機製 アナログ探傷器FD−650S (3) 接触媒質:ソニコートSHN−95
【0056】 実験項目 〈実験2−1〉スリット及び端面の距離特性 大型試験片で、スリット及び端面と探触子の距離を変化
させた場合のエコーの変化。 〈実験2−2〉溶接試験体の破断部の検出 大型試験体において、破断部と探触子の距離を変化させ
た場合のエコーの比較。 〈実験2−3〉耐火被覆後のエコー変化 大型試験片及び大型試験体に耐火被覆を施工した場合の
エコーの変化。
【0057】 実験方法 〈実験2−1〉スリット及び端面の距離特性 試験片の人工傷(ノッチ)からY距離300mm(0.5
MHz は500mm)の位置に、接触媒質(SHN−95)
を塗布し、表面SH波斜角探触子を多少の前後・左右・
首振り走査を行い最大エコーを求め約2kgの荷重を加え
エコー高さが安定してからエコー高さが80%になる探
傷器のゲイン値を読みとった。その後、探触子位置を5
00mm(0.5MHz は250mm)ピッチで、Y距離18
00mmまで各点で測定を行った(図18)。また、試験
片の端面からのエコーについても同様の測定を行った。
【0058】〈実験2−2〉溶接試験体の破断部の検出 試験体の直交する溶接部からY距離500mmの位置に接
触媒質(SHN−95)を塗布し、表面SH波斜角探触
子を多少の前後・左右・首振り走査を行い最大エコーを
求め約2kgの荷重を加えエコー高さが安定してからエコ
ーの測定を行った。その後、探触子位置を20mmピッチ
で溶接線方向に移動し、裏当て金側及び開先側(表側)
の各点で測定を行った。また、Y距離1000mmについ
ても同様の測定を行った(図19)。
【0059】(2)実験結果及び考察
【0060】〈実験2−1〉スリット及び端面の距離特
性 大型試験片で、スリット及び端面と探触子の距離を変化
させた場合のエコーの変化のグラフを図20(a)
(b)に示す。
【0061】周波数2MHz の探触子を用いた場合、反射
源がスリットでも端面でも短い距離でのエコー高さが低
くさらに距離とともに急激にエコー高さが減少するた
め、探触子と反射源の距離が1300mm程度以上になる
と検出することが困難になる。そのため、周波数2MHz
の探触子の場合は、実用的に探傷が可能な範囲は探触子
と反射源の距離が500mm程度までと考えられる。
【0062】それに対して、0.5MHz 及び1MHz の場
合、短い距離のエコー高さが比較的高く、エコー高さの
距離による低下の程度もそれほど急激ではなく、200
0mm程度まではエコーを検出することができる。
【0063】さらに、0.5MHz 及び1MHz の場合で
も、端面のような大きな反射源とスリットの距離特性
(とくに曲線の傾き)は異なる。これは、表面SH波の
エコー高さの距離特性が振動子のサイズに依存するよう
に反射源のサイズにも依存するためと考えられる。
【0064】0.5MHz と1MHz を比較すると、0.5
MHz の方がより高いエコー高さが得られる。しかし、超
音波波形(Aスコープ波形)を比較すると1MHz は比較
的単純な波形になるが、0.5MHz の場合スリットが反
射源の場合で距離が大きくなるとスリットのエコー自体
いくつものエコーが重ね合わされたものになる(図21
(a)〜(c)参照)。
【0065】〈実験2−2〉溶接試験体の破断部の検出 大型試験体において、破断部と探触子の距離を変化させ
た場合のエコーの比較を行った。
【0066】〈実験2−3〉耐火被覆後のエコー変化 大型試験片で、スリット及び端面と探触子の距離を変化
させた場合のエコーの変化と耐火被覆後の変化のグラフ
を図22に示す。
【0067】周波数0.5MHz 及び1MHz の両方で、耐
火被覆によってエコー高さは低下している。周波数0.
5MHz の方が影響は少なく、反射源がスリットの場合、
耐火被覆後のエコー高さの変化は距離1000mmではほ
とんどなく、距離1500mmで2dB程度低下してい
る。また、反射源が端面の場合は4〜6dB程度低下し
ており、反射源がスリットの場合と同様に距離が大きく
なると低下の程度が大きくなる(図22)。
【0068】周波数0.5MHz の場合、耐火被覆の前後
の超音波波形(Aスコープ波形)を図23(a)〜
(f)に示す(図15及び図16は試験片の耐火被覆の
関係で反射源の端面がそれぞれ反対側となっている)。
【0069】超音波波形(Aスコープ波形)も耐火被覆
の前後でほとんど変化しておらず、周波数0.5MHz の
場合、距離2000mm程度までは耐火被覆による影響は
小さいものと思われる。
【0070】周波数0.5MHz の場合、大型溶接試験体
の耐火被覆後の探触子位置毎の検出されたエコーのビー
ム路程とエコー高さの関係のグラフを図24(a)
(b)に示す。
【0071】耐火被覆が施工された後でもノコスリット
からのエコーは十分に検出される。また、周波数が低い
ため回折によってノコスリットを迂回した超音波が試験
体端面まで伝搬し、試験体の端面からのエコーが検出さ
れている。
【0072】(3)まとめ 平板試験体の実験結果から、周波数0.5MHz 〜1
MHz の表面SH波探触子を用いると、破断位置まで2m
程度離れた位置から、破断部を検出することが可能であ
る。 平板試験体の実験結果から、周波数0.5MHz の方
がエコーは高く検出される。 溶接試験体の実験結果から、周波数0.5MHz はノ
コスリットのエコーと形状エコーの判別が困難な場合が
ある。 溶接試験体の実験結果から、周波数1.0MHz はノ
コスリットのエコーと形状エコーは分離して検出でき
る。 溶接試験体の実験結果から、周波数2.0MHz は距
離500mmの場合だけ、ノコスリットのエコーと形状エ
コーは分離して検出できる。 耐火被覆によるエコー高さの低下は、距離2000
mm程度までなら、周波数0.5MHz で最大6dB程度、
周波数1MHz で最大10dB程度であり、実際の試験作
業への影響は少ないものと予想される。
【0073】
【実験例3】図25〜図35に基づき実験例3を説明す
る。
【0074】前記実験例1、2で表面SH波は周波数の
選定により、数mまで伝搬し平面状の反射源を実用的な
SN比で検出できることが判明した。更に、鋼材表面の
障害物(仮設溶接部・厚い塗装膜・耐火被覆等)の影響
を比較的受けないことから、被覆材がついた鉄骨の破断
箇所を検出できる可能性がある。そこで、実際の破断面
(脆性的に破断した面)から、平面状の反射源と同様の
エコーが得られるかどうか実験を行った。
【0075】(1)実験方法
【0076】 試験体 (1) 角形鋼管柱7・H型鋼梁8仕口実大試験体(T1−
19) 梁下フランジ全線破断 (2) 角形鋼管柱7・H型鋼梁8仕口実大試験体(T1−
22) 梁上フランジ全線破断 (3) 角形鋼管柱7・H型鋼梁8仕口実大試験体(T2−
19) 梁下フランジき裂長さ8mm (4) 角形鋼管柱7・H型鋼梁8仕口実大試験体(T3−
19) 梁下フランジ全線破断
【0077】 使用装置等 (1) 斜角探触子:ジャパンプローブ製 表面SH波探触子:0.5Z20×20SH90(アク
リルシューに格子状のスリット加工) (2) 超音波探傷器 クラウトクレーマー製 汎用デジタル探傷器 USD1
5 (3) 接触媒質:ソニコート SHN−95
【0078】 実験項目 〈実験3−1〉破断部からのエコーの検出 全線破断部からのエコーと小さなき裂からのエコーの比
較。 〈実験3−2〉破断部と探触子の距離の関係 破断部と探触子の距離を変化させた場合のエコーの比
較。 〈実験3−3〉全線破断部と小さなき裂の判別の精度向
上 超音波Aスコープの波形を比較することによって判定結
果の信頼性が変化するか。
【0079】 実験方法 〈実験3−1〉破断部からのエコーの検出 角形鋼管柱7から500mmの距離に表面SH波探触子を
置き、フランジ幅方向の位置を20mmピッチで変化さ
せ、そのとき検出されるAスコープ波形を記録する。こ
れを、全線破断の試験体及び端部の小さなき裂(長さ8
mm)の試験体について比較する。
【0080】〈実験3−2〉破断部と探触子の距離の関
係 実験3−1と同様な測定を、角形鋼管柱からの探触子の
距離を、500mm、1000mm、2000mmと変化さ
せ、そのとき検出されるAスコープ波形を記録する。こ
れを、全線破断の試験体及び端部の小さなき裂(長さ8
mm)の試験体について比較する。
【0081】〈実験3−3〉全線破断部と小さなき裂の
判別の精度向上 実験3−1及び実験3−2の超音波の波形データ(Aス
コープ波形)をノートパソコンに転送し、角形鋼管柱7
・H形鋼梁8・仕口実大試験体(T1−19)−梁下フ
ランジ全線破断を基準とし、他の3体の試験体の超音波
波形(Aスコープ波形)をパソコンの画面上で比較す
る。
【0082】(2)実験結果及び考察
【0083】〈実験3−1〉破断部からのエコーの検出 各試験体の形状・寸法及びき裂の形状・寸法を図26
(a)〜(d)に示し、それぞれの試験体の距離500
mmで得られた超音波の波形データ(Aスコープ波形)か
ら得られた主要なエコーのX位置(フランジ幅方向の位
置)・W(ビーム路程)とエコー高さのグラフを図27
(a)〜(d)に示す。
【0084】全線破断の試験体の場合、エコーは比較的
狭い範囲に集中し、T1−19、T1−22では距離4
50mm程度より大きなビーム路程ではエコーがほとんど
検出されず、T3−19では距離480mm程度より大き
なビーム路程ではエコーがほとんど検出されなかった。
【0085】これは、全線破断のため、破断部より遠方
には超音波は伝搬せず、破断部での散乱による多重反射
のみが判断部より遠方のエコーとなるためとである。
【0086】一方、小さなき裂の試験体(長さ8mm程度
で深さは板厚を貫通していない)では、エコー高さが全
線破断の場合と比較して10〜20dB低く、溶接部よ
り前方にはとんどエコーが検出されず、溶接部より遠方
に分散した多数のエコーが検出された。
【0087】これは、全線破断と異なり、梁溶接部より
遠方に超音波が伝搬し、梁溶接部の裏当て金部分やダイ
アフラム部の角形鋼管溶接部の裏当て金部分等のエコー
やそれらの多重反射エコーが得られるためである。
【0088】〈実験3−2〉破断部と探触子の距離の関
係 実験3−1と同様な測定を、角形鋼管柱7からの探触子
の距離を、500mm、1000mm、2000mmと変化さ
せ、超音波の波形データ(Aスコープ波形)から得られ
た主要なエコーのX位置(フランジ幅方向の位置)、W
(ビーム路程)とエコー高さのグラフを図28(a)〜
(f)に示す。
【0089】これらのグラフを比較すると、全線破断の
試験体(T1−19、T1−22、T3−19)は、端
部の小さなき裂(長さ8mm)の試験体(T2−19)に
比べてどの距離でもエコー高さが高くなっている。特
に、距離2000mmの場合は、小さなき裂の試験体(T
2−19)のエコーは低く(10dB以上小さい)かつ
検出されたエコーの数も著しく少ない。
【0090】また測定距離と検出されたエコー高さの関
係は、平板における端面のエコー高さの距離振幅特性に
近い関係で距離とともに低下する。
【0091】一方、エコーのビーム路程の分布は、距離
500mmの場合、狭い範囲に集まっているが距離が大き
くなると比較的広い範囲に分布するようになる。この場
合、小さなき裂の試験体(T2−19)のエコーは測定
距離が大きくなっても分散することはなく、むしろ距離
500mmの場合の方が比較的広い範囲に多くのエコーが
検出された。
【0092】このことは、全線破断の試験体(T1−1
9、T1−22、T3−19)では、ぜい性的な破面の
場合、破面が板厚方向に対して垂直となるため、直接の
反射波は、端面の反射に近い距離特性となるものと思わ
れる。しかし、フランジの幅方向の割れには多少の蛇行
があるため、直接の反射以外の反射波が重ね合わされ距
離が大きくなると検出されるエコーが分散するものと思
われる。
【0093】小さなき裂の試験体(T2−19)の距離
振幅特性は、全線破断の試験体の距離振幅特性と比べる
と傾きが大きいため(減衰が大きい)、距離が大きくな
るとエコー高さが急激に小さくなり、距離2000mmで
は全線破断の試験体のエコー高さと比較するとかなり小
さなエコー高さになるものと思われる。
【0094】〈実験3−3〉全線破断部と小さなき裂の
判別の精度向上 実験3−1及び実験3−2の超音波の波形データ(Aス
コープ波形)について、角形鋼管柱7・H形鋼梁8仕口
実大試験体(T1−19)−梁下フランジ全線破断を基
準とし、他の3体の試験体の超音波波形(Aスコープ波
形)を比較した結果を図30〜図33に示す。
【0095】全線破断は、基準(図30(a)(b)
(c))と比較すると、試験体T1−22(図31
(a)(b)(c))、T3−19(図33(a)
(b)(c))の何れの場合でもほぼ同様に最初のエコ
ーが高くそれ以降は急激に減衰する単純な波形となって
いる。
【0096】それに対して、試験体T2−19(図32
(a)(b)(c))の場合、必ずしも最初のエコーが
最大値を示さず、それ以降のエコーも単調減少のエコー
とはならず、さらにダイアフラム端部からのエコーが検
出されている。
【0097】これは、全線破断があるとそれ以上遠方に
は超音波が伝搬しないため、割れの蛇行やフランジの縁
による多重反射によって最初のエコーの後に多少のエコ
ーが検出されても、ほぼ単調減少のエコーが検出される
ためである。それに対して、小さなき裂の場合はその部
分での反射は少なく、それ以遠に多くの表面SH波が伝
搬するため、角形鋼管溶接部の形状からのエコーやダイ
アフラム端部からのエコーが検出され、複雑な超音波波
形(Aスコープ)となる。また、角形鋼管溶接部の形状
からのエコーは、破断面から比較すると超音波の反射量
が小さいためエコー高さは全般に低くなり、検出するた
めにはゲインをかなり高める必要がある。
【0098】(3)まとめ
【0099】表面SH波を用い探触子の位置とエコーか
ら、ことによって2m程度までの離れた位置から破断部
を検出できることが明らかになった。全線破断溶接部か
らのエコーは、探触子の距離が500〜2000mmで
は、常に小さなき裂溶接部からのエコーより10〜20
dB程度低くなる。そのため、適切な閾値を設定してグ
ラフ化すると、図34(a)〜(d)に示すように容易
に判別することができる(探触子距離500mmの場合以
外も同様であった)。
【0100】また、検出されたエコーのビーム路程に注
目して、破断の発生が予想される位置よりかなり遠方ま
でのエコーをグラフ化すると図35(a)〜(h)のよ
うになり、全線破断の溶接部と小さなき裂の溶接部を明
確に区分することができる。このようにビーム路程の最
小区分単位を20mmにすると、探触子距離500mm、2
000mmのいずれでも、全線破断部のエコーはほぼ同一
ビーム路程範囲に入りかつ実際の破断位置に集中して検
出される。それに対して、小さなき裂溶接部は、き裂か
らのエコーは溶接部の形状等からのエコーに埋没しほと
んど確認されず、多くの超音波が溶接部−ダイアフラム
を透過しダイアフラムの反対側の端部で反射され、エコ
ーとして明確に検出される。
【0101】また、図30〜図33の超音波波形(Aス
コープ波形)に示すように、全線破断溶接部と小さなき
裂溶接部は異なる波形になる。
【0102】今回の測定方法は、通常行われている超音
波探傷のような方位分解能や距離分解能は得られない
が、測定されたデータをグラフ化したり、超音波波形
(Aスコープ波形)をパソコン上で比較することによっ
て、破断溶接部とほぼ被害のない溶接部を区分すること
ができる。本実験から、その方法を以下に示す。
【0103】 測定した超音波波形(Aスコープ波
形)パソコンに取り込み、波形データからエコー高さと
ビーム路程を読みとる。
【0104】 測定した超音波波形(Aスコープ波
形)を基準となる超音波波形(Aスコープ波形)データ
と比較して判別を行う。その場合、全線破断部は破断位
置近傍のビーム路程で最大エコーが得られ、それより大
きなビーム路程では単調減少のAスコープ波形となる。
【0105】 エコー高さとビーム路程から3軸(ビ
ーム路程・X方向位置・エコー高さ)のグラフを作成
し、最終的な判別を行う。全線破断部はエコー高さが比
較的高く破断位置近傍のビーム路程にエコーが集中し、
小さなき裂部はエコー高さが低く種々のビーム路程のエ
コーが分散して現れるグラフとなる。
【0106】
【実施例1】図2、図3に基づきこの発明の探触子の実
施例を説明する。
【0107】探触子のアクリルシュー11の底面(接触
媒質と接触する面)12に等間隔の格子状の溝13、1
3を形成して(図2(c))、探触子15を構成する
(図2(c))。この探触子15では、アクリルシュー
11の底面12を測定面の接触媒質に押圧した際、接触
媒質が粘性の高い場合であっても、押圧された接触媒質
が溝13、13内に入り、非溝部分14、14の接触媒
質が短時間に所定の薄さ(0.05mm程度以下)に到達
することができる。従って、探触子15のエコーが安定
するまでに要する時間を短縮できる。図中矢示16は超
音波の発信方向である。
【0108】ここで、溝13は振動子サイズ20×20
mmの場合には、例えば、断面を半円形とした場合には、
深さH1 =0.5mm、幅D1 =1mm、隣接する溝13の
隙間I=1 0.5mm程度で等間隔で格子状に形成する
(図3(a))。また、断面V字の場合、深さH2 =
1.0mm、幅D2 =1.6mm、隣接する溝13の間隔I
2=2.4mmとで形成する(図3(b))。
【0109】前記実施例において、底面12の全面に亘
って格子状の溝を設けたが、振動子からの超音波が通過
する部分にのみ、格子状の溝13、13を形成すること
もできる(図3(c))。この場合には、他の部分は走
査の安定上から底面12の少なくとも四隅部に非溝部分
14、14を形成し、溝13、13に連通する凹部1
7、17を形成する。
【0110】また前記実施例において、振動子サイズ2
0×20mmの場合には、溝13は前記実施例に限定され
ず、断面半円形の溝13の場合で、深さH1 =0.2〜
1.0mm、幅D1 =0.5〜2.0mm、隣接する溝13
の隙間I1 =0.2〜1.0mmの間で適宜選択して採用
することができる。また同様に、断面深さH2 =0.5
〜1.5mm、幅D2 =0.5〜2.0mm、隣接する溝1
3の間隔I2 =0.5〜3.0mmの間で適宜選択して採
用することもできる。
【0111】
【実施例2】次に、図1、図36〜図38に基づきこの
発明の検査方法及び装置の実施例を説明する。
【0112】(1)使用機器 斜角探触子(ジャパンプローブ製)15 表面SH波探触子:0.5Z20×20A90-SH 表面SH波探触子:1Z20×20A90-SH 表面SH波探触子:2Z10×10A90-SH 超音波探傷器(クラウトクレーマー製 USD15) 接触媒質20(日合アセチレン株式会社製 ソニコー
トSHN−95) ノートパソコン21 データー転送ソフト(USD15-MATE)付き データーベースソフト付き
【0113】 (2)装置の設定 探触子距離500mm以下の場合: 表面SH波探触子:2Z10×10A90-SH 探傷器の設定 設定範囲1000mm 音速3230 m/sec D−DELAY0.0mm P−DELAY 6.69mμsec DAMPING 500Ω POWER 2000pF PRF−MOD aoutlow PRF−VAL 200Hz 周波数2MHz REJECT 0% RECTIF full-w DUAL off 探触子距離500mmを超える場合: 表面SH波探触子:0.5Z20×20A90-SH 又は 1Z20×20A90-SH 探傷器の設定 設定範囲 2500mm 音速 3230 m/sec D−DELAY 0.0mm P−DELAY 20.00mμsec DAMPING 500Ω POWER 2000pF PRF−MOD aoutlow PRF−VAL 200Hz 周波数 0.5MHz 又は1MHz REJECT 0% RECTIF full-w DUAL off
【0114】(3)探傷手順
【0115】建造物の鉄骨図面から探傷部の形状を確
認し、基準点A1 、A2 及び測定面25を定める(図1
(a))。
【0116】測定面25の耐火被膜6を、基準点から
距離L1 、L2 、50〜100mmで探傷部材の全幅に亘
り剥離する(図1(a))。尚、剥離は、梁の場合には
下面のみ、柱の場合には外面のみ行う。
【0117】耐火被覆6を剥離した範囲の測定面25
(鋼材表面)を清掃する。
【0118】測定点Pを20mmピッチで探傷部材の全
幅に亘り、マークする(図36)。
【0119】測定点Pに接触媒質を塗布し、探触子1
5を多少首振り走査を行いながら押しつけ、データーが
安定したら探傷器20にデータを記憶させる。
【0120】ノートパソコン21を操作し、データ転
送ソフトで、探傷器20のデータをノートパソコン21
に取り込む。
【0121】ノートパソコンに取り込んだ測定した超
音波波形(Aスコープ波形)22と、既に保存してある
(事前の実験により作成した)典型的な超音波波形(A
スコープ波形)23とを比較して破断部の有無を推定す
る。この際、調査波形22に並べて、典型的な超音波波
形23の内、健全波形23aと破断部あり波形23bと
を、ノートパソコン21の画面24に同時に表示する
(図1(a)(b)(c)、図37(a)(b))。こ
こで、破断部の有無が概略確認できる。
【0122】ノートパソコン21に取り込んだ超音波
波形(Aスコープ波形)から、探触子15に位置毎のエ
コー高さ及びビーム路程を読取り、X位置−ビーム路程
W−エコー高さ の3次元グラフを作成する。このグラ
フと比較して破断部の有無を推定する(図38(a)
(b))。
【0123】測定結果の超音波波形(Aスコープ波
形)及び作成した3次元グラフを記録して保存する。
【0124】(4) 尚、この探傷法は、梁フランジの
破断部、柱溶接部の破断部、ダイヤフラム溶接部の破断
部などの探傷に最適である。
【0125】
【発明の効果】この探傷法によれば、鉄骨表面の耐火被
覆をごく一部だけ除去することにより、耐火被覆に覆わ
れた溶接部付近の破断部も検出できる効果がある。従っ
て、検査後の耐火被覆の修復も容易となる。
【0126】また、破断予定部の耐火被覆を除去して行
う目視による方法に比べ、検査時間を短縮し、かつ検査
コストの大幅に削減できる効果がある。また、破断予定
部周辺の障害物を避けて、任意の方向から検査できるの
で、従来例に比して適用範囲の制限が少くない効果もあ
る。
【0127】また、この発明の探触子を使用すれば、探
触子の測定面への押圧により接触媒質が溝内に入り、ア
クリルシュー底面で、溝を設けていない部分の接触媒質
を容易に薄く形成させることができるので、検査時間を
更に大幅短縮できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明の測定方法を説明する概略し
た正面図、(b)は破断部がある場合のエコー、(c)
は破断部が無い場合のエコーを夫々表す。
【図2】この発明の実施例の探触子で(a)は使用状態
の平面図、(b)は使用状態の正面図、(c)は拡大底
面図を夫々表す。
【図3】(a)はこの発明の実施例の他の探触子の一部
拡大縦断面図、(b)は同じく一部拡大断面図、(c)
同じく底面図である。
【図4】実験例1の平板試験体で、(a)は正面図、
(b)はTYPE−Hの平面図、(c)はTYPE−Sの平面図
を表す。
【図5】実験例1に使用した溶接試験体で、(a)は無
欠陥の試験体の正面図、(b)は同じく平面図、(c)
は人工的に欠陥を施した試験体の正面図、(d)は同じ
く平面図を表す。
【図6】実験例1の実験1−1の概要を表した正面図で
ある。
【図7】実験例1の実験1−2の概要を表した図で、
(a)は正面図、(b)は平面図である。
【図8】実験例1で、(a)は距離とエコー高さ(周波
数0.5 〜5.0 MHz )の関係を表したグラフ、(b)は反
射源によるエコー高さ(周波数5.0 MHz )の関係を表し
たグラフである。
【図9】実験例1で、探触子の位置毎のビーム路程とエ
コー高さ(材厚16mm)を表した3次元グラフで、(a)
は無欠陥試験体TP-16N(裏当て金側)、(b)はTP-16F
0(裏当て金側)、(c)はTP-16F+3(裏当て金側)、
(d)はTP-16F-3(裏当て金側)、(e)は無欠陥試験
体TP-16N(表側)、(f)はTP-16F0 (表側)、(g)
はTP-16F+3(表側)、(h)はTP-16F-3(表側)、を夫
々表す。
【図10】実験例1で、探触子の位置毎のビーム路程と
エコー高さ(材厚19mm)を表した3次元グラフで、
(a)は無欠陥試験体TP-19N(裏当て金側)、(b)は
TP-19F0(裏当て金側)、(c)はTP-19F+3(裏当て金
側)、(d)はTP-19F-3(裏当て金側)、(e)は無欠
陥試験体TP-19N(表側)、(f)はTP-19F0 (表側)、
(g)はTP-19F+3(表側)、(h)はTP-19F-3(表
側)、を夫々表す。
【図11】実験例1で、スリット長さ25mmの破断部の
検出(材厚16mm)を表した3次元グラフで、(a)は無
欠陥試験体TP-16N(裏当て金側)、(b)はTP-16F0
(裏当て金側)、(c)はTP-16F+3(裏当て金側)、
(d)はTP-16F-3(裏当て金側)、(e)は無欠陥試験
体TP-16N(表側)、(f)はTP-16F0 (表側)、(g)
はTP-16F+3(表側)、(h)はTP-16F-3(表側)、を夫
々表す。
【図12】実験例1で、スリット長さ25mmの破断部の
検出(材厚19mm)を表した3次元グラフで、(a)は無
欠陥試験体TP-19N(裏当て金側)、(b)はTP-19F0
(裏当て金側)、(c)はTP-19F+3(裏当て金側)、
(d)はTP-19F-3(裏当て金側)、(e)は無欠陥試験
体TP-19N(表側)、(f)はTP-19F0 (表側)、(g)
はTP-19F+3(表側)、(h)はTP-19F-3(表側)、を夫
々表す。
【図13】実験例1で、2MHzの探触子によるスリット長
さ10mmの破断部の検出を表した3次元グラフで、
(a)はTP-16F0 (裏当て金側)、(b)はTP-16F0
(表側)を表す。
【図14】実験例1で、0.5MHzの探触子によるスリット
長さ10mmの破断部の検出を表した3次元グラフで、
(a)はTP-16F0 (裏当て金側)、(b)はTP-16F0
(表側)を表す。
【図15】実験例1のパルスで、(a)は10mmの破断
部の検出(2Z10×10A90−SH)、(b)は1
0mmの破断部の検出(2Z10×10A90−SH)、
(c)は10mmの破断部の検出(0.5Z20×20A
90−SH)、(d)は25mmの破断部の検出(2Z5
×5A90−SH)を、夫々表す。
【図16】実験例2の大型試験片(2mタイプ)で、
(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は耐火被覆を
施した正面図である。
【図17】実験例2の大型溶接試験体(2mタイプ)
で、(a)は正面図、(b)は平面図である。
【図18】実験例2で、(a)(b)は、破断部からの
エコーの検出を説明する正面図である。
【図19】実験例2で、探触子の距離を変化させた場合
のエコー検出を表す図で、(a)は正面図、(b)は平
面図である。
【図20】実験例2で(a)はスリットからのエコーの
距離特性を示すグラフ、(b)は端面からのエコーの距
離特性を示すグラフである。
【図21】実験例2で、(a)は端面のエコー、(b)
はスリットのエコー、(c)は(b)のエコーの拡大を
表す。
【図22】実験例2で、耐火被覆後のエコー高さ(周波
数0.5MHz )を表すグラフである。
【図23】実験例2で、(a)は耐火被覆後のスリット
からのエコー(距離1500mm)、(b)は耐火被覆後のス
リットからのエコー(距離1000mm)、(c)は耐火被覆
後の端面からのエコー(距離1500mm)、(d)は耐火被
覆前のスリットからのエコー(距離1500mm)、(e)は
耐火被覆前のスリットからのエコー(距離1000mm)、
(f)は耐火被覆後の端面からのエコー(距離1500mm)
を夫々表す。
【図24】実験例2で、探触子位置毎のビーム路程とエ
コー高さを表す3次元グラフで、(a)は距離1500mm、
(b)は距離1000mm、を夫々表す。
【図25】実験例3の実験手順を示す概略した正面図
で、(a)は破断部からのエコーの検出、(b)は探触
子の距離を変化させた場合のエコーの検出を夫々表す。
【図26】実験例3で、試験体の亀裂を表す概略した平
面図で、(a)はT1-19 、(b)はT1-22 、(c)はT2
-19 、(d)はT3-19 を夫々表す。
【図27】実験例3で、試験体毎の探触子のX方向位置
−ビーム路程とエコーの関係を表した3次元グラフで、
(a)はT1-19 、(b)はT1-22 、(c)はT2-19 、
(d)はT3-19 を夫々表す。
【図28】実験例3で、試験体毎距離毎の探触子のX方
向位置−ビーム路程とエコーの関係を表した3次元グラ
フで、(a)はT1-19 の距離500mm、(b)はT2-19
の距離1000mm、(c)はT2-19 の距離2000mm、
(d)はT1-22 の距離500mm、(e)はT1-22 の距離
1000mm、(c)はT2-19 の距離2000mm、(f)
はT1-22 の距離2000mmを夫々表す。
【図29】実験例3で、同じく3次元グラフで、(a)
はT2-19 の距離500mm、(b)はT2-19 の距離100
0mm、(c)はT2-19 の距離2000mm、(d)はT3-1
9の距離500mm、(e)はT3-19 の距離1000mm、
(f)はT3-19 の距離2000mmを夫々表す。
【図30】実験例3で、T1-19 のエコー(基準)で、
(a)は距離500mm・X=20、(b)は距離100
0mm・X=100、(c)は距離2000mm・X=12
0を夫々表す。
【図31】実験例3で、T1-22 のエコー(比較・全線
1)で、(a)は距離500mm・X=60、(b)は距
離1000mm・X=80、(c)は距離2000mm・X
=180を夫々表す。
【図32】実験例3で、T2-19 のエコー(比較・小き
裂)で、(a)は距離500mm・X=120、(b)は
距離1000mm・X=60、(c)は距離2000mm・
X=40を夫々表す。
【図33】実験例3で、T3-19 のエコー(比較・全線
2)で、(a)は距離500mm・X=120、(b)は
距離1000mm・X=20、(c)は距離2000mm・
X=140を夫々表す。
【図34】実験例3で、閾値を10dB変化した場合の
探触子のX方向位置−ビーム路程とエコーの関係を表し
た3次元グラフで、(a)はT1-19 、(b)はT1-22 、
(c)はT2-19 、(d)はT3-19 を夫々表す。
【図35】実験例3で、探触子のX方向位置−ビーム路
程とエコーの関係を表した3次元グラフで、(a)はT1
-19 で距離500mm、(b)はT1-22 で距離500mm、
(c)はT2-19 で距離500mm、(d)はT3-19 で距離
500mm、(e)はT1-19で距離2000mm、(f)はT
1-22 で距離2000mm、(g)はT2-19 で距離200
0mm、(h)はT3-19 で距離2000mmを夫々表す。
【図36】この発明の実施例の測定方法を説明する図で
(a)は一部正面図、(b)は一部平面図である。
【図37】同じく距離2000mmの場合のエコー(0.
5MHz )で(a)は全線破断部、(b)は健全部を夫々
表す。
【図38】同じく距離1000mmの場合(0.5MHz )
のX位置−ビーム路程−エコー高さの3次元のグラフで
(a)は全線破断部、(b)は健全部を夫々表す。
【符号の説明】
1a、1b、1c、1d スリット 2 平穴 5a、5b 切断 6 耐火被覆 11 アクリルシュー 12 底面(アクリルシュー) 13 格子状溝 15 探触子 20 探傷器 21 ノートパソコン 22 検査時エコー 23 典型的エコー 23a 健全(典型的エコー) 23b 判断部あり(典型的エコー) 25 測定面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 幸雄 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 永田 匡宏 東京都千代田区大手町2−6−3 新日本 製鐵株式会社内 (72)発明者 宇田川 建志 神奈川県相模原市渕野辺5−10−1 株式 会社日鐵テクノリサーチ内 (72)発明者 池ケ谷 靖 横浜市青葉区あざみ野南2−4−7 日本 超音波試験株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐火被覆材で覆われた鉄骨建造物の破断
    予想位置から所定距離離れた鉄骨表面の耐火被覆を、所
    定面積宛て剥離して測定面を形成し、該測定面から前記
    破断予想位置に向けて表面SH波を発信し、該部で受信
    した反射波を実験値と比較して、破断部の有無を検出す
    ることを特徴とした鉄骨破断部の検出方法。
  2. 【請求項2】 表面SH波の発信は、鉄骨構造物の全幅
    に亘り所定ピッチ毎に行う請求項1記載の鉄骨破断部の
    検出方法。
  3. 【請求項3】 表面SH波探触子を超音波探傷器に接続
    すると共に、該超音波探傷器に、探傷器からのデータを
    取り込みかつ処理する機能を有するコンピューターに接
    続したことを特徴とする鉄骨破断部の検出装置。
  4. 【請求項4】 表面SH波探触子は、破断予想位置から
    測定面までの距離に応じて、異なる機能のものを選択し
    て使用する請求項3記載の鉄骨破断部の検出装置。
  5. 【請求項5】 下端部にアクリルシューを有する探触子
    において、該アクリルシューの下面に、超音波の進行方
    向及びこれに直角な方向に格子状の溝を形成したことを
    特徴とする探触子。
JP9027130A 1997-02-10 1997-02-10 鉄骨破断部の検出方法及び装置並びに探触子 Withdrawn JPH10221308A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9027130A JPH10221308A (ja) 1997-02-10 1997-02-10 鉄骨破断部の検出方法及び装置並びに探触子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9027130A JPH10221308A (ja) 1997-02-10 1997-02-10 鉄骨破断部の検出方法及び装置並びに探触子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10221308A true JPH10221308A (ja) 1998-08-21

Family

ID=12212483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9027130A Withdrawn JPH10221308A (ja) 1997-02-10 1997-02-10 鉄骨破断部の検出方法及び装置並びに探触子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10221308A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003270215A (ja) * 2002-03-20 2003-09-25 Hitachi Kenki Fine Tech Co Ltd 超音波映像検査装置とその焦点位置検出方法
WO2007030378A1 (en) * 2005-09-07 2007-03-15 The Boeing Company Inspection system for inspecting a structure and associated method
JP2008089317A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Hitachi Ltd 超音波探触子
US7480037B2 (en) 2005-12-02 2009-01-20 The Boeing Company System for projecting flaws and inspection locations and associated method
US9052294B2 (en) 2006-05-31 2015-06-09 The Boeing Company Method and system for two-dimensional and three-dimensional inspection of a workpiece

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003270215A (ja) * 2002-03-20 2003-09-25 Hitachi Kenki Fine Tech Co Ltd 超音波映像検査装置とその焦点位置検出方法
WO2007030378A1 (en) * 2005-09-07 2007-03-15 The Boeing Company Inspection system for inspecting a structure and associated method
GB2444222A (en) * 2005-09-07 2008-05-28 Boeing Co Inspection system for inspecting a structure and associated method
GB2444222B (en) * 2005-09-07 2009-08-12 Boeing Co Inspection system for inspecting a structure and associated method
US7480037B2 (en) 2005-12-02 2009-01-20 The Boeing Company System for projecting flaws and inspection locations and associated method
US9052294B2 (en) 2006-05-31 2015-06-09 The Boeing Company Method and system for two-dimensional and three-dimensional inspection of a workpiece
JP2008089317A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Hitachi Ltd 超音波探触子

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Dixon et al. A laser–EMAT system for ultrasonic weld inspection
Shan et al. Surface‐breaking fatigue crack detection using laser ultrasound
CN103969341B (zh) 奥氏体不锈钢管对接环焊缝超声波检测特种探头
Bustamante et al. Hybrid laser and air-coupled ultrasonic defect detection of aluminium and CFRP plates by means of Lamb mode
CN101490543A (zh) 超声波探伤装置和方法
JPH05333000A (ja) 超音波探傷装置
JP2004301613A (ja) Sh波による管検査方法
JPH10221309A (ja) 溶接部の判別方法及び不溶着部の測定方法並びに溶接部の検査装置
JP3241519B2 (ja) 超音波探傷方法および装置
JP2002243703A (ja) 超音波探傷装置
Gauthier et al. EMAT generation of horizontally polarized guided shear waves for ultrasonic pipe inspection
JPH1194806A (ja) 鋼材端部表面又は側面の超音波探傷方法
Bond Basic inspection methods (Pulse-echo and transmission methods)
Hesse et al. Defect detection in rails using ultrasonic surface waves
JP2007263956A (ja) 超音波探傷方法および装置
US6158285A (en) EMAT inspection of welds in thin steel plates of dissimilar thicknesses
JP4636967B2 (ja) 超音波探傷方法
Chiou et al. Ultrasonic detection of cracks below bolts in aircraft skins
Choi et al. Imaging and sizing of surface defects using synthetic aperture focusing of laser-generated surface waves
JPH0332746B2 (ja)
KR100441757B1 (ko) 용접부에 대한 초음파 다중 스캐닝 탐상장치
RU1797043C (ru) Способ ультразвуковой дефектоскопии изделий с контролем качества акустического контакта
JP3298085B2 (ja) 超音波探傷方法及び装置
JPH0338525B2 (ja)
Sun et al. Mode conversions of Lamb waves for inspection of disbonds

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040511