JPH10222003A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10222003A
JPH10222003A JP3567797A JP3567797A JPH10222003A JP H10222003 A JPH10222003 A JP H10222003A JP 3567797 A JP3567797 A JP 3567797A JP 3567797 A JP3567797 A JP 3567797A JP H10222003 A JPH10222003 A JP H10222003A
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JP
Japan
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fixing
transfer material
pressure value
image forming
forming apparatus
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JP3567797A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Saito
哲雄 斉藤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、熱及び圧力に未定着現像剤を転写
材に定着する画像形成装置において、定着動作が為され
たときに、画像光沢度の維持された高品質なプリント画
像を形成することができる画像形成装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 定着ローラ115と、加圧ローラ116
と、該該定着ローラ115及び該加圧ローラ116の各
々を加熱する加熱手段とを有している画像形成装置にお
いて、単一定着動作中の熱伝導による上記定着ローラ1
15及び上記加圧ローラ116の各々の表面温度の低下
を補うよう、単一定着動作開始から所定時間後に、該加
圧ローラ116から該定着ローラ115に加えられてい
る加圧値を所定の加圧値に変更させる加圧値変更装置2
を備えている画像形成装置により達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱及び圧力にて定着
動作を為す画像形成装置において、特に、定着動作中に
て、加圧部材から定着部材に加えられる加圧値を変更す
ることのできる画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置として、図14に示
されている画像形成装置100が知られている。
【0003】上記画像形成装置100の本体101に
は、感光ドラム102と、レーザスキャナ装置103
と、給紙カセット112と、定着装置114とが備えら
れている。
【0004】上記本体101に備えられた感光ドラム1
02は、該本体101に回動可能に軸支されており、該
本体101に設けられた駆動手段(図示せず)により所
定の周速度でR1方向に駆動されるようになっている。
【0005】上記感光ドラム102の周囲には、帯電ロ
ーラ104と、現像装置105と、転写ドラム106
と、該感光ドラム102の表面の汚れを除去するクリー
ニング装置107とが設けられている。
【0006】上記感光ドラム102の周囲に設けられた
帯電ローラ104は、該感光ドラム102に所定の電荷
を付与して該感光ドラム102の表面を所定の電位に設
定するようになっている。
【0007】一方、上記本体101に備えられたレーザ
スキャナ装置103は、プリントアウトされる画像(図
示せず)の画像情報に基づいて、所定のレーザLaを感
光ドラム102に向けてON、OFFするようになって
いる。
【0008】よって、上記レーザスキャナ装置103か
ら照射されたレーザLaは、感光ドラム102の表面上
の帯電領域に露光して静電潜像を該感光ドラムの表面上
に形成する。
【0009】上記感光ドラム102の周囲に設けられた
現像装置105は、本体101に回動可能に軸支されて
いると共に、現像剤たるマゼンダ、シアン、イエロー、
ブラックのトナーの各々を収容しているトナー容器10
5Bk,105M,105C,105Yを備えている。
【0010】上記現像装置105に備えられたトナー容
器105Bk,105M,105C,105Yは、各
々、感光ドラム102に対向した現像位置でトナーを静
電潜像に付与して顕像(トナー像)にすると共に、該現
像位置と下述する現像退避位置のうちのいずれか一方に
位置するよう移動可能にて上記現像装置105に支持さ
れている。
【0011】ここで、上記現像退避位置とは、現像位置
から離れた、トナー容器105Bk,105M,105
C,105Yが現像動作を停止するべく退避するための
位置である。
【0012】尚、上記画像形成装置100においては、
上記現像位置と感光ドラム102の表面との最短距離が
300μmに採られている。
【0013】上記感光ドラム102の周囲に設けられて
いる転写ドラム106は、本体101に回動可能に軸支
されている。
【0014】上記転写ドラム106の周囲には、吸着ロ
ーラ108と、転写クリーナユニット109と、分離爪
110と、除電ローラ111とが設けられている。
【0015】上記転写ドラム106の周囲に設けられた
吸着ローラ108は、本体101に回動可能に軸支され
ている。
【0016】又、上記吸着ローラ108は、転写ドラム
106へ離接可能に本体101に支持されてもいる。
【0017】上記吸着ローラ108は、プリントアウト
時において、記録紙Pが下述する巻付位置に搬送されて
くるまでに、予め転写ドラム106の表面を所定の電位
に帯電するようになっている。
【0018】ここで、上記巻付位置とは、吸着ローラ1
08と転写ドラム106とが互いに当接する位置であ
る。
【0019】又、上記吸着ローラ108は、記録紙Pが
上記巻付位置に搬送されてきたときに、転写ドラム10
6の表面と逆極性になるよう該記録紙Pを所定の電位に
帯電させるようにもなっている。
【0020】よって、上記巻付位置に搬送されてきた記
録紙Pは、転写ドラム106との間に生じた静電引力に
より該転写ドラム106の表面に巻き付けられる。
【0021】上記転写ドラム106の周囲に備えられた
転写クリーナユニット109は、転写動作が為されるこ
とにより該転写ドラム106の表面上に残留したトナー
や紙片等の汚れを除去するようになっている。
【0022】上記転写ドラム106の周囲に備えられた
分離爪110は、転写動作終了時に、記録紙Pを該転写
ドラム106から分離するようになっている。
【0023】上記転写ドラム106の周囲に備えられた
除電ローラ111は、転写動作終了時に、該転写ドラム
106の表面に残留している電荷を除電するようになっ
ている。
【0024】尚、上記画像形成装置100においては、
例えば、感光ドラム102の外径を40Φ、転写ドラム
106の外径を164Φに各々形成すると共に、プロセ
ススピードを103mm/secに設定することによ
り、フルカラー画像プリントアウト時のスループットが
3ppmに実現されている。
【0025】上記本体101に備えられた給紙カセット
112は、所定サイズの記録紙Pを予め収容しており、
プリントアウト時には、本体101に回動可能に軸支さ
れている給紙ローラ113により上記記録紙Pが取り出
されるようになっている。
【0026】上記給紙カセット112から上記巻付位置
に渡って、搬送路Ruが延びている。
【0027】よって、上記給紙カセット112に収容さ
れている記録紙Pは、搬送路Ruを介して該給紙カセッ
ト112から上記巻付位置へと搬送されることになる。
【0028】上記給紙カセット112から上記巻付位置
に渡って延びた搬送路Ruには、レジストローラ対11
7と、先端センサ118とが備えられている。
【0029】上記搬送路Ruに備えられたレジストロー
ラ対117は、該搬送路Ruに回動可能に軸支されてお
り、搬送途中の記録紙Pの向きを転写に適切な向きに修
正するようになっている。
【0030】上記搬送路Ruに備えられた先端センサ1
18は、レジストローラ対117の記録紙Pの搬送方向
の下流側に位置して設けられている。
【0031】上記先端センサ118は、搬送途中の記録
紙Pの先端部の一部が該先端センサ118を通過し終え
るまでに、該記録紙Pの搬送方向に平行な方向の長さを
測定して該記録紙Pのサイズを検知するようになってい
る。
【0032】又、上記先端センサ118は、記録紙Pの
先端部が該先端センサ118を通過し終えるまでに要し
た時間と、画像形成装置100で予め設定されている所
定の通過時間とを比較して、上記記録紙Pの紙詰りの発
生の有無を検知するようにもなっている。
【0033】上記本体101に備えられた定着装置11
4は、定着部材としての定着ローラ115と、加圧部材
としての加圧ローラ116とが、各々回動可能に軸支さ
れている。
【0034】上記定着装置114に回動可能に軸支され
ている定着ローラ115は、本体101に設けられた駆
動手段(図示せず)により所定のプロセススピードで駆
動されるようになっている。
【0035】又、上記定着ローラ115は、アルミニウ
ムにて外径が40Φ、厚みが2.7mmに形成された中
空の芯金部(図示せず)の外周面に、厚み1.25mm
のLTVシリコーンゴムによるシリコーンゴム層(図示
せず)が被覆された構成となっている。
【0036】よって、上記定着ローラ115はトナーの
離型性が向上されている。
【0037】上記定着ローラ115の有する芯金部の中
空部には、該定着ローラ115を加熱するための加熱手
段として、ハロゲンヒータ(図示せず)が設けられてい
る。
【0038】上記定着装置114に回動可能に軸支され
ている加圧ローラ116は、定着ローラ115との間に
所定の幅を有するニップ部(図示せず)が形成されるよ
う該定着ローラ115の下方から該定着ローラ115に
圧接されている。
【0039】よって、上記加圧ローラ116は定着ロー
ラ115の回動に従動するようになっている。
【0040】又、上記加圧ローラ116は、アルミニウ
ムにて外径が39.4Φ、厚みが2.2mmに形成され
た中空の芯金部(図示せず)の外周面に、厚み1.75
mmのLTVシリコーンゴムによるシリコーンゴム層
(図示せず)が被覆された構成となっている。
【0041】上記加圧ローラ116の有する芯金部の中
空部には、該加圧ローラ116を加熱するための加熱手
段として、ハロゲンヒータ(図示せず)が設けられてい
る。
【0042】尚、上記画像形成装置100においては、
定着ローラ115と加圧ローラ116との間に形成され
るニップ部の幅は、例えば6mmに採られている。
【0043】又、上記画像形成装置100において、A
4サイズの記録紙Pへの定着動作開始時の定着ローラ1
15及び加圧ローラ116双方の表面温度は、例えば1
80℃に設定されている。
【0044】上記定着装置114から本体101の外部
に向けて、排紙のための排紙路Tu1,Tu2が延びて
いる。
【0045】よって、定着動作の為された記録紙Pは、
排紙路Tu1,Tu2のうちのいずれか一方を介して本
体101の外部へと排紙されるようになっている。
【0046】以上の構成の画像形成装置100により一
連のプリントアウト過程が以下の要領で行われる。
【0047】上記画像形成装置100に設置された画像
読込装置(図示せず)により読込まれた画像の情報のう
ち、例えばブラックに対応する情報に基づいて、上記画
像形成装置100に設置されたレーザドライバ(図示せ
ず)がレーザスキャナ装置103へ電気信号をON、O
FFする。
【0048】上記電気信号を受けたレーザスキャナ装置
103は、該電気信号のON、OFFに基づいて感光ド
ラム102に向けてレーザLaをON、OFFする。
【0049】一方、感光ドラム102は、帯電ローラ1
04により予め所定の電荷が付与されて所定の電位に帯
電される。
【0050】よって、上記レーザスキャナ装置103か
らONされたレーザLaが、感光ドラム102の表面上
の帯電領域に露光して例えばブラックに対応する静電潜
像を形成する。
【0051】上記静電潜像が形成された感光ドラム10
2は、R1方向に回動する。
【0052】同時に、例えばトナー容器105Bkが、
現像退避位置から現像位置へと移動する。
【0053】よって、上記潜像領域とトナー容器105
Bkとが対向して最短距離300μmまで接近したとき
に、上記静電潜像は、該トナー容器105Bkからブラ
ックのトナーを付与されて顕像(トナー像)になる。
【0054】一方、使用者がプリントアウトを希望する
サイズの記録紙Pは、給紙カセット112から給紙ロー
ラ113により巻き取られた後、搬送路Ruの基端部か
ら上記巻付位置に向けて搬送される。
【0055】上記搬送路Ruにて搬送途中にある記録紙
Pは、レジストローラ対117による向きの修正と、先
端センサ118による一連の検知を受けた後、所定のタ
イミングにて上記巻付位置へと搬送される。
【0056】一方、上記転写ドラム106は、記録紙P
が上記巻付位置に到達するまでに、予め吸着ローラ10
8により所定の電位に帯電される。
【0057】よって、記録紙Pは、上記巻付位置に到達
すると同時若しくは所定時間後に、吸着ローラ113に
より所定の電位に帯電されて、静電吸着により転写ドラ
ム106に巻き付けられる。
【0058】上記転写ドラム106に巻き付けられた記
録紙Pは、該転写ドラム106のR2方向への回動によ
り、感光ドラム102の表面に形成されている顕像領域
と対向して、静電引力によりブラックに基づいたトナー
像が転写される。
【0059】以下、マゼンダ、シアン、イエローの各々
に基づいた転写動作が、上述と同様の要領により為され
る。
【0060】ブラック、マゼンダ、シアン、イエローの
各々に基づいた転写動作により未定着のトナー層が形成
された記録紙Pは、分離爪110により転写ドラム10
6から分離される。
【0061】上記転写ドラム106から分離された記録
紙Pは、定着装置114へと送られる。
【0062】上記転写ドラム106から定着装置114
に送られてきた記録紙Pは、定着ローラ115及び加圧
ローラ116による熱及び加圧で上記未定着トナー層が
溶融し、混色して定着される。
【0063】以上の過程を終えた記録紙Pは、排紙路T
u1又は排紙路Tu2のうちのいずれか一方の経路を経
て本体101の外部に排紙されることにより、一連のプ
リントアウト過程が終了する。
【0064】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記定
着ローラ115及び加圧ローラ116が、共に熱伝導率
の小さいシリコーンゴム層で被覆されているため、ハロ
ゲンヒータから供給された熱が、上記定着ローラ115
及び上記加圧ローラ116の各々の表面にまで熱伝導す
るには、ある程度の時間を要してしまう。
【0065】故に、上記定着ローラ115及び加圧ロー
ラ116の各表面から記録紙Pや、これに担持されてい
る未定着トナー層への熱伝導により、該定着ローラ11
5及び該加圧ローラ115の各々の表面温度が、定着動
作の進むにつれて低下してしまう。
【0066】よって、一般に、画像光沢度は、定着温度
が高くなるにつれて高く、定着温度が低くなるにつれて
低くなるという性質を受けて、一枚の記録紙P上に画像
光沢度の大きく異なる領域が複数箇所形成されてしま
う。
【0067】例えば、単位面積当りの質量である坪量が
80g/m2の記録紙Pに定着動作が為された場合に
は、定着ローラ115及び加圧ローラ116双方の表面
温度は、180℃から170℃に低下してしまう。
【0068】よって、画像光沢度が記録紙P上の中途を
境にして約10%低下するという結果が得られている。
【0069】又、複数枚の記録紙Pへ連続プリントアウ
ト動作が為されるときには、次々に記録紙Pが上記ニッ
プ部へ搬送されてくる。
【0070】このため、熱伝導により定着ローラ115
及び加圧ローラ116双方の表面温度が、例えば一枚目
から5枚目までの記録紙Pへの連続プリントアウト動作
が為されている間は、定着に適した温度である温調温度
に達していないという結果が得られている。
【0071】よって、一枚目から5枚目までの記録紙P
の画像光沢度は、6枚目以降の記録紙Pの画像光沢度に
比べて低いものになってしまう。
【0072】そこで、上記シリコーン層の厚みを薄くし
て定着ローラ115及び加圧ローラ116双方の熱伝導
性を高くするという第一の方法が提案されている。
【0073】又、上記ハロゲンヒータから定着ローラ1
15及び加圧ローラ116双方への熱供給を制御すると
いう第二の方法も提案されている。
【0074】しかしながら、上記第一の方法において
は、図15に示されているように、下述する包み込み効
果が得られないために、カラー画像プリントアウトのよ
うにトナー層が記録紙P上に二層以上積層される場合に
は、該記録紙Pの端部でトナー層の定着不良が生じると
いう虞れがある。
【0075】特に、透明な記録紙Pがカラー画像のプリ
ントアウトに用いられたときには、OHP(Over
Head Projector)により該記録紙P上に
形成されたカラー画像をスクリーンに投影すると、スク
リーン上に投影されたカラー画像の一部が暗くなる疑似
輪郭が生じてしまう虞れがある。
【0076】ここで、上記包み込み効果とは、厚いシリ
コーン層が記録紙P上に担持されている未定着トナー像
を包み込むことにより、該未定着トナー像が定着ローラ
115からの熱供給を受ける面積を広げる効果である。
【0077】又、第二の方法においては、定着ローラ1
15は熱伝導率の小さいシリコーンゴム層で被覆されて
いるために、例えば、光沢度の減少の度合い10%分を
補正するためにハロゲンヒータの加熱により該定着ロー
ラ115の表面温度を180℃から188℃に増加せし
めても、これによる効果が現れるには約6秒の時間を要
してしまう。
【0078】一方、上記定着ローラ115のプロセスス
ピードは例えば100mm/秒であるために、定着動作
開始時に上記ニップ部に位置していた記録紙Pの先端部
は、ハロゲンヒータの加熱補正による効果が現れるまで
の間に、600mmも進んでしまう。
【0079】このため、定着ローラ115の表面温度
が、例えば180℃から170℃に低下したと同時に、
ハロゲンヒータが加熱温度を上昇させても、該ハロゲン
ヒータにより供給された熱がシリコーンゴム層の表面に
到達する前に、記録紙Pの終端部が上記ニップ部を通過
してしまう。
【0080】よって、定着動作が為されている間、上記
定着ローラ115の表面温度を維持することができな
い。
【0081】又、上記定着ローラ115をハロゲンヒー
タにより急激に加熱することは、該定着ローラ115の
寿命を縮めてしまうことから望ましくない。
【0082】そこで、本発明は、熱及び圧力にて未定着
現像剤を転写材に定着する画像形成装置において、単一
定着動作及び連続プリントアウト動作が為されたとき
に、画像光沢度の維持された高品質なプリント画像を形
成することができる画像形成装置を提供することを目的
とする。
【0083】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第一の発明
によれば、上記目的は、シート状の転写材の一方の面に
現像剤像を熱にて定着する定着部材と、該転写材の他方
の面に加圧するよう該転写材を介して該定着部材に圧接
する加圧部材と、該定着部材及び該加圧部材の各々を加
熱する加熱手段とを有している画像形成装置において、
一枚の転写材への定着動作たる単一定着動作が為される
間、上記定着部材及び該加圧部材から該転写材への熱伝
導による該定着部材及び該加圧部材の各々の温度の低下
を補うよう、単一定着動作開始から所定時間後に、該加
圧部材から上記定着部材に加えられている加圧値を所定
の加圧値に変更させる加圧値変更手段を備えていること
により達成される。
【0084】又、本出願に係る第二の発明によれば、上
記目的は、上記第一の発明において、定着部材は、回動
しながら転写材に接触して熱による定着動作を為すよう
ロール状に形成された定着ローラであり、加圧値変更手
段による加圧値変更動作は、単一定着動作開始時に定着
動作を為していた該定着ローラの定着部位が一回転し終
えると同時若しくはほぼ同時に為されることにより達成
される。
【0085】更に、本出願に係る第三の発明によれば、
上記目的は、上記第一の発明において、定着部材は、回
動しながら転写材に接触して熱による定着動作を為すよ
うロール状に形成された定着ローラであり、加圧値変更
手段による加圧値変更動作は、単一定着動作開始時に定
着動作を為していた該定着ローラの定着部位が一回転し
終える前後の所定時間にわたって、連続的に為されるこ
とにより達成される。
【0086】又、本出願に係る第四の発明によれば、上
記目的は、上記第一の発明ないし第三の発明のうちの一
つにおいて、加圧値変更手段は、複数枚の転写材に連続
プリントアウトが為されるときに、一枚目から所定の枚
数目までの転写材への連続プリントアウトが為されてい
る間は、加圧部材から定着部材に加えられる加圧値を所
定の加圧値に変更することにより達成される。
【0087】更に、本出願に係る第五の発明によれば、
上記目的は、シート状の転写材の一方の面に現像剤像を
熱にて定着する定着部材と、該転写材の他方の面に加圧
するよう該転写材を介して該定着部材に圧接する加圧部
材と、該定着部材及び該加圧部材の各々を加熱する加熱
手段とを有している画像形成装置において、一枚の転写
材への定着動作たる単一定着動作が為される間、上記定
着部材及び該加圧部材から該転写材への熱伝導による該
定着部材及び該加圧部材の各々の温度の低下を補うよ
う、単一定着動作開始から所定時間後に、該加圧部材か
ら上記定着部材に加えられている加圧値を所定の加圧値
に変更させる加圧値変更手段と、単一定着動作開始時に
加圧部材から定着部材へ加えられる加圧値である初期加
圧値を、転写材の種類に基づいて設定する初期加圧値設
定手段とを備えていることにより達成される。
【0088】又、本出願に係る第六の発明によれば、上
記目的は、上記第五の発明において、初期加圧値設定手
段による初期加圧値の設定は、ニップ部の転写材の搬送
方向の上流に位置した検知位置で該転写材の種類を検知
する検知手段の検知に基づいて該転写材の種類に応じて
為されることにより達成される。
【0089】更に、本出願に係る第七の発明によれば、
上記目的は、上記第六の発明において、検知手段は、転
写材の未定着面の有する光沢度を測定して該転写材の種
類を検知する光沢度センサであることにより達成され
る。
【0090】又、本出願に係る第八の発明によれば、上
記目的は、上記第六の発明において、検知手段は、転写
材の一方の面から他方の面に光を透過させて、該転写材
の透過前後の光の光量を比較して該転写材の種類を検知
する透過度センサであることにより達成される。
【0091】更に、本出願に係る第九の発明によれば、
上記目的は、上記第六の発明において、検知手段は、転
写材の未定着面の有する白色度を測定して該転写材の種
類を検知する白色度センサであることにより達成され
る。
【0092】又、本出願に係る第十の発明によれば、上
記目的は、上記第五ないし上記第九の発明のうちの一つ
において、加圧値変更手段は、複数枚の転写材に連続プ
リントアウトが為されるときに、一枚目から所定の枚数
目までの転写材への連続プリントアウトが為されている
間は、加圧部材から定着部材に加えられる加圧値を所定
の加圧値に変更することにより達成される。
【0093】すなわち、本出願に係る第一の発明におい
ては、単一定着動作中における定着部材及び加圧部材の
各々の温度の低下がもたらす画像光沢度の低下を補うよ
う、加圧値変更手段が、単一定着動作開始から所定時間
後に上記加圧部材から上記定着部材に加わえられている
加圧値を変更するので、画像光沢度が一様に維持された
プリント画像を転写材に形成する。
【0094】又、本出願に係る第二の発明においては、
上記第一の発明の定着部材は定着ローラであり、単一定
着動作開始時に定着動作を行っていた該定着ローラの表
面上の定着部位が一回転し終えると同時に、加圧値変更
手段による加圧値変更動作が為されるので、画像光沢度
が一様に維持されたプリント画像を転写材に形成する。
【0095】更に、本出願に係る第三の発明において
は、上記第一の発明の定着部材は定着ローラであり、単
一定着動作開始時に定着動作を行っていた該定着ローラ
の表面上の定着部位が一回転し終える前後の所定時間に
渡って、加圧値変更手段による加圧値変更動作が連続的
に為されるので、画像光沢度がより一様に維持されたプ
リント画像を転写材に形成する。
【0096】又、本出願に係る第四の発明においては、
上記第一ないし第三の発明のうちの一つの加圧値変更手
段は、一枚目から所定の枚数目までの転写材への連続プ
リントアウト動作が為されている間、加圧部材から定着
部材に加えられる加圧値を所定の加圧値に変更するの
で、複数枚の転写材に渡って一様な画像光沢度が維持さ
れる。
【0097】更に、本出願に係る第五の発明において
は、単一定着動作の開始前に初期加圧値設定手段が、転
写材の種類に対応した初期加圧値を設定するので、好適
な画像光沢度を有するプリント画像が転写材に形成され
る。
【0098】又、本出願に係る第六の発明においては、
上記第五の発明の初期加圧値設定手段は、定着手段と加
圧手段との間に形成されているニップ部の上流に位置し
た検知位置で転写材の種類を検知する検知手段に基づい
て該転写材の種類に応じた初期加圧値を設定するので、
好適な画像光沢度を有するプリント画像が転写材に形成
される。
【0099】又、本出願に係る第七の発明においては、
上記第六の発明の検知手段は、転写材の未定着面の有す
る光沢度を測定することにより該転写材の種類を検知す
る光沢度センサであるので、初期加圧値設定手段は、該
光沢度センサの検知に基づいて転写材の種類に応じた初
期加圧値を設定して、好適な画像光沢度を有するプリン
ト画像が該転写材に形成される。
【0100】又、本出願に係る第八の発明においては、
上記第六の発明の検知手段は、転写材に光を透過させて
上記転写材の透過前後の光の光量を比較することにより
該転写材の種類を検知する透過度センサであるので、初
期加圧値設定手段は、該透過度センサの検知に基づいて
転写材の種類に応じた初期加圧値を設定して、好適な画
像光沢度を有するプリント画像が該転写材に形成され
る。
【0101】更に、本出願に係る第九の発明において
は、上記第六の発明の検知手段は、転写材の未定着面の
有する白色度を測定することにより該転写材の種類を検
知する白色度センサであるので、初期加圧値設定手段
は、該白色度センサの検知に基づいて転写材の種類に応
じた初期加圧値を設定して、好適な画像光沢度を有する
プリント画像が該転写材に形成される。
【0102】又、本出願に係る第十の発明においては、
上記第五ないし第八の発明のうちの一つの加圧値変更手
段は、一枚目から所定の枚数目までの転写材への連続プ
リントアウト動作が為されている間、加圧部材から定着
部材に加えられる加圧値を所定の加圧値に変更するの
で、複数枚の転写材に渡って一様な画像光沢度が維持さ
れる。
【0103】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0104】(第一の実施形態)先ず、本発明の第一の
実施形態の画像形成装置に活用せる定着装置1を図1な
いし図4に基づいて説明する。
【0105】尚、図14に関連して説明した従来の定着
装置114との共通箇所等には同一符号を付して説明を
省略する。
【0106】図1は、上記定着装置1の単一定着動作開
始時の状態を示し、図2は、該定着装置1の単一定着動
作開始から下述する所定時間Ta後の状態を示してい
る。
【0107】ここで、上述した所定時間Taは、定着装
置1の有する定着ローラ115が一回転するのに要する
時間を表している。
【0108】又、図3は、単一定着動作中に加圧ローラ
116から定着ローラ115へ加えられる加圧値である
定着加圧値と、単一定着動作開始からの時間との関係の
一例を示したグラフである。
【0109】尚、図3において、Paは単一定着動作開
始時での定着加圧値を、又、Pbは時間Taでの定着加
圧値を、各々表している。
【0110】上記定着装置1には、図1又は図2に示さ
れているように、単一定着動作中に上記定着加圧値を加
圧ローラ116の有する軸体を介して変更するよう、加
圧値変更手段としての加圧値変更装置2が備えられてい
る。
【0111】上記定着装置1に備えられた加圧値変更装
置2は、カム駆動モータ3と、加圧バネ軸受け4と、加
圧バネ5と、加圧バネ座金6と、カム7と、カム軸8と
を備えている。
【0112】上記加圧値変更装置2に備えられたカム駆
動モータ3は、単一定着動作開始から時間Ta後にカム
軸8を180°回動するようになっている。
【0113】又、上記カム駆動モータ3は、単一定着動
作終了時にもカム軸8を180°回動するようにもなっ
ている。
【0114】本実施形態においては、上記カム駆動モー
タ3の駆動するタイミングの設定は、例えば、下述のご
とく設定されているタイマ(図示せず)等を、定着装置
1を活用せる画像形成装置に備えることにより為され
る。
【0115】すなわち、上記タイマは、単一定着動作開
始と同時に時間を計測するようになっている。
【0116】又、上記タイマは、時間Ta、又は、単一
定着動作の終了に要する時間である時間Tbを計測した
ときに、カム駆動モータ3に下述する駆動指令信号を送
信するようにもなっている。
【0117】ここで、上記駆動指令信号とは、カム駆動
モータ3がカム軸8を180°回動するよう該カム駆動
モータ3に指令する信号である。
【0118】よって、単一定着動作開始から時間Ta、
又は、時間Tb後におけるタイマからカム駆動モータ3
への駆動指令信号の送信により、該カム駆動モータ3の
駆動するタイミングが設定される。
【0119】上記加圧値変更装置2に備えられたカム軸
8は、カム7の中心に対して偏心するよう該カム7に固
定されている。
【0120】故に、上記カム駆動モータ3が駆動するご
とに、カム7がカム軸8を中心に回動して、該カム7に
マウントした加圧バネ座金6が図1の紙面長手方向に上
下動される。
【0121】よって、上記加圧バネ軸受け4と加圧バネ
座金6との間に介在するようこれらに取り付けられた加
圧バネ5が、該加圧バネ座金6の図1の紙面長手方向の
上下動により伸縮して上記加圧バネ軸受け4を紙面長手
方向に上下動させ、これにより、加圧ローラ116が紙
面長手方向に上下動されて上記定着加圧値が変更され
る。
【0122】すなわち、単一定着動作開始から時間Ta
後に、上記カム駆動モータ3が駆動してカム軸8を18
0°回動することにより、図1の状態にあるカム7が該
カム軸8を中心に180°回動して図2に示されている
状態になり、加圧バネ座金6が図1の紙面上方へとシフ
トされる。
【0123】故に、上記加圧バネ5が加圧バネ軸受け4
と加圧バネ座金6との間で縮められるので、該加圧バネ
5から該加圧バネ軸受け4へと加えられている弾性力が
増加して、該加圧バネ軸受け4が図1の紙面上方へとシ
フトされる。
【0124】よって、上記加圧ローラ116が定着ロー
ラ115により強く押し付けられて、図3に示されてい
るように、定着加圧値がPaからPbに増加される。
【0125】そして、単一定着動作終了時である時間T
bに、再びカム駆動モータ3が駆動してカム軸8を18
0°回動することにより、図2の状態にあるカム7が該
カム軸8を中心に180°回動して図1の状態になり、
加圧バネ座金6が図2の紙面下方へとシフトされる。
【0126】故に、上記加圧バネ5は、加圧バネ軸受け
4と加圧バネ座金6との間で縮められている状態が解除
されるので、該加圧バネ5から該加圧バネ軸受け4へと
加えられている弾性力が減少して、該加圧バネ軸受け4
が図2の紙面下方へとシフトされる。
【0127】よって、上記加圧ローラ116から定着ロ
ーラ115への定着加圧値が、図3に示されているごと
くPbからPaに減少されて、定着装置1は次の単一定
着動作に備えられる。
【0128】次に、上記加圧値変更装置2による上記定
着加圧値の増加量の設定について図4に基づいて説明す
る。
【0129】図4は、下述する換算加圧値と画像光沢度
との関係の一例を示したグラフである。
【0130】ここで、上記換算加圧値とは、図4に示さ
れている各々の画像光沢度を、加圧ローラ116から定
着ローラ115への加圧のみで実現するのに要する定着
加圧値である。
【0131】本実施形態においては、上記カム7のサイ
ズ、又は、該カム7と加圧バネ5との組み合わせ等によ
り、定着加圧値Pa,Pbが設定されるようになってい
る。
【0132】そこで、上記定着ローラ115及び加圧ロ
ーラ116双方の表面温度が、単一定着動作開始時に例
えば180℃に設定されており、単一定着動作開始から
時間Ta後に、上記定着ローラ115及び上記加圧ロー
ラ116双方の表面温度が170℃にまで低下するとす
る。
【0133】又、上記定着ローラ115及び加圧ローラ
116双方の表面温度の低下に基づいて、記録紙Pに形
成される複写画像の有する画像光沢度が例えば35%か
ら25%にまで低下するとする。
【0134】尚、上述した諸数値は、加圧値変更装置2
による定着加圧値の増加量の設定動作を説明するための
一例であって、これらに限定されるものではない。
【0135】図4からも分かるように、画像光沢度25
%及び画像光沢度35%の各々を実現できる換算加圧値
は、29kg及び35.5kgである。
【0136】故に、上記定着ローラ115の表面温度が
180℃から170℃に低下したと同時に、すなわち、
単一定着動作の開始から時間Ta後に、定着加圧値が3
5.5kg−29kg=6.5kg増加すれば、プリン
ト画像の画像光沢度を一枚の記録紙Pに渡ってほぼ一様
に維持することができる。
【0137】よって、時間Taに上記加圧ローラ116
から定着ローラ115に加えられる定着加圧値PbがP
a+6.5になるよう、例えばカム7と加圧バネ5とを
組み合わせれば良い。
【0138】以上の構成の加圧値変更装置2により単一
定着動作の開始から時間Ta後に定着加圧値が所定量増
加せしめられるので、定着ローラ115及び加圧ローラ
116の表面温度の低下に基づく画像光沢度の低下が補
われて、ほぼ一様に維持された画像光沢度のプリント画
像を使用者に提供することができる。
【0139】(第二の実施形態)次に、本発明の第二の
実施の形態の画像形成装置に活用せる定着装置9を図5
ないし図8に基づいて説明する。
【0140】尚、図14に関連して説明した従来の定着
装置114と、第一の実施形態の定着装置1との共通箇
所等には同一符号を付して説明を省略する。
【0141】図5は、定着加圧値の変更動作が為されて
いるときの定着装置9の状態を示した図である。
【0142】又、図6は、定着加圧値と単一定着動作開
始からの時間との関係の一例を示したグラフである。
【0143】尚、図6において、Pb´は、単一定着動
作中における定着加圧値の最大値を表している。
【0144】上記定着装置9に備えられた加圧値変更手
段としての加圧値変更装置10は、以下のように設定さ
れているカム駆動モータ11を備えている。
【0145】上記加圧値変更装置10に備えられたカム
駆動モータ11は、第一の実施形態におけるカム駆動モ
ータ3と異なり、時間Taを挟んだ所定期間ΔTの間カ
ム軸8を図5の紙面左右に振動させたてから180度回
動するようになっている。
【0146】又、上記カム駆動モータ11は、単一定着
動作終了時にカム軸8を180°回動するようにもなっ
ている。
【0147】故に、時間Taを挟んだ所定期間ΔTの間
上記カム駆動モータ11が駆動してカム軸8を図5の紙
面左右に振動させることにより、カム7が該カム軸8を
中心に紙面左右に振動して加圧バネ座金6が紙面長手方
向へ上下動されるので、加圧ローラ116が図5の紙面
長手方向へ上下動する。
【0148】よって、図6に示されているように、時間
Taを挟んだ所定期間ΔTの間、上記定着加圧値がPa
とPb´の間を連続して振動するので、定着ローラ11
5及び加圧ローラ116の表面温度の低下に基づく画像
光沢度の低下が所定期間ΔTにわたって連続的に補われ
て、第一実施形態に比べてより一様に維持された画像光
沢度のプリント画像を使用者に提供することができる。
【0149】尚、本実施形態においては、所定期間ΔT
の間、カム駆動モータ11が駆動してカム7を紙面左右
に振動させることにより、定着加圧値を連続的に増加さ
せる方式となっているが、この方式に限定されるもので
はなく、図7及び図8のごとく定着加圧値を変化させる
ようカム駆動モータ11を設定した方式によっても同様
の効果が得ることができる。
【0150】又、加圧値変更手段は、第一の実施形態及
び第二の実施形態において説明された構成の圧力値変更
装置に限定されるものではなく、他の形態として、通電
のON、OFFにて出し入れ可能な出入部を有する電磁
ソレノイドを用いても良い。
【0151】(第三の実施形態)次に、本発明の第三の
実施の形態の画像形成装置12を図9及び図10に基づ
いて説明する。
【0152】尚、図14に関連して説明した従来の画像
形成装置100と、第一の実施形態の定着装置1との共
通箇所等には同一符号を付して説明を省略する。
【0153】上記画像形成装置12は、定着装置13
と、記録紙Pの種類を検知する検知手段としての光沢度
センサ17と、コントローラ18とを備えている。
【0154】上記画像形成装置12に備えられた定着装
置13は、第一の実施形態における定着装置1と同様の
構成に、初期加圧値設定手段としてのプッシュプルソレ
ノイド14等を備えた構成となっている。
【0155】上記定着装置13に備えられたプッシュプ
ルソレノイド14は、ソレノイド本体15と、伸縮部1
6とを備えており、該伸縮部16は該ソレノイド本体1
5に伸縮自在に支持されている。
【0156】上記プッシュプルソレノイド14に備えら
れたソレノイド本体15は、コントローラ18から下述
する伸び指令信号をONされると、該伸び指令信号に基
づいて伸縮部16を図9の紙面上方へ所定の長さ伸ばす
ようになっている。
【0157】ここで、上記伸び指令信号とは、ソレノイ
ド本体15が伸縮部16を図9の紙面上方へ所定の長さ
伸ばすよう該ソレノイド本体15に指令する信号であ
る。
【0158】上記画像形成装置12に備えられた光沢度
センサ17は、発光素子17aと、受光素子17bとを
備えている。
【0159】上記光沢度センサ17に備えられた発光素
子17aは、記録紙Pの定着の為されていない面である
未定着面に向けて所定の光量の光を照射するようになっ
ている。
【0160】上記光沢度センサ17に備えられた受光素
子17bは、上記未定着面から反射されてきた光を受光
するようになっている.又、本実施形態においては、上
記発光素子17aの法線方向と受光素子17bの法線方
向との為す角度は、例えば75°に採られている。
【0161】以上の構成の光沢度センサ17は、発光素
子17aから上記未定着面へ向けて照射された発光量
と、受光素子17bの受光した受光量との比較から該未
定着面の有する光沢度を検知し、この検知に基づいた検
知信号をコントローラ18に送信するようになってい
る。
【0162】ここで、上記光沢度センサ17により為さ
れた以下の四種類の記録紙の未定着面の有する光沢度の
測定結果を表1に示す。
【0163】尚、上記光沢度センサ17による光沢度の
測定に用いられた記録紙Pは、記録紙1〔Xerox4
024(登録商標、坪量=75g/m2)〕、記録紙2
〔ボイスカスケード(登録商標、坪量=80g/
2)〕、記録紙3〔CLC SK(登録商標、坪量=
80g/m2)〕、記録紙4〔Xerox4024(登
録商標、坪量=105g/m2)〕である。
【0164】
【表1】 表1からも分かるように、光沢度7.0%を境にして坪
量80g/m2以下の普通紙と、坪量80g/m2以上の
厚紙とを区別することができる。
【0165】そこで、本実施形態においては、上記画像
形成装置12に備えられたコントローラ18は、予め光
沢度7.0%という値を、光沢度センサ17により検知
された光沢度と比較するうえでの光沢度比較値として予
め記録している。
【0166】尚、上記コントローラ18による光沢度比
較値7.0%の記録は、例えば、所定の情報等を記録す
ることのできるメモリを有するCPU等を該コントロー
ラ18に内蔵させておけば良い。
【0167】又、上記コントローラ18は、光沢度セン
サ17からの検知信号と、光沢度比較値7.0%とを比
較して、該検知信号に基づいた光沢度の値が光沢度比較
値7.0%以上であるときには、厚紙が給紙されたと認
識してソレノイド本体15へ上記伸び指令信号をONす
るようになっている。
【0168】尚、上記コントローラ18からソレノイド
本体15への上記伸び指令信号のON、OFFは、該コ
ントローラ18に各種の記録紙の各々に対応した光沢度
を記録しておき、これらと光沢度センサ17からの検知
信号との比較に基づいて為されても良い。
【0169】以上の構成の定着装置13により、単一定
着動作開始時における定着加圧値である初期加圧値が以
下の要領で為される。
【0170】使用者の選択したサイズの記録紙Pが、搬
送中途に光沢度センサ17により光沢度を検知される。
【0171】上記記録紙Pの光沢度を検知した光沢度セ
ンサ17は、この検知に基づいた検知信号をコントロー
ラ18に送信する。
【0172】上記光沢度センサ17からの検知信号を受
けたコントローラ18は、該検知信号と、該コントロー
ラ18の有する例えばメモリ等に予め記録されている光
沢度比較値7.0%とを比較する。
【0173】次に、上記コントローラ18は、光沢度セ
ンサ17の検知した光沢度が光沢度比較値7.0%以上
であるときには、ソレノイド本体15へ所定の伸び指令
信号をONする。
【0174】上記コントローラ18からの所定の伸び指
令信号を受けたソレノイド本体15は、該伸び指令信号
に基づいて伸縮部16を所定の長さ図9の紙面上方へ伸
ばす。
【0175】故に、上記定着装置13に備えられた圧力
値変更装置2が紙面上方にシフトされるので、加圧ロー
ラ116から定着ローラ115へ加えられる定着加圧値
が増加されて、厚紙に好適な初期加圧値に設定される。
【0176】よって、高品質なプリント画像を普通紙の
みならず厚紙にも形成することができるという利点を有
する。
【0177】(第四の実施形態)次に、本発明の第四の
実施の形態の画像形成装置19を図11に基づいて説明
する。
【0178】尚、図14に関連して説明した従来の画像
形成装置100と第三の実施形態の定着装置13との共
通箇所等には同一符号を付して説明を省略する。
【0179】上記画像形成装置19は、記録紙Pの種類
を検知する検知手段としての透過度センサ20を備えて
いる。
【0180】上記画像形成装置19に備えられた透過度
センサ20は、発光素子20aと、受光素子20bとを
備えている。
【0181】上記透過度センサ20に備えられた発光素
子20aは、上記未定着面に向けて所定の光量の光を照
射するようになっている。
【0182】上記透過度センサ20に備えられた受光素
子20bは、上記未定着面を透過してきた光を受光する
ようになっている.以上の構成の透過度センサ20は、
発光素子20aから上記未定着面に向けて照射された発
光量と、受光素子20bの受光した受光量との比較から
該未定着面の有する透過度を検知し、この検知に基づい
た検知信号をコントローラ18に送信するようになって
いる。
【0183】ここで、上記透過度センサ20により為さ
れた以下の四種類の記録紙の未定着面の有する透過度の
測定結果を表2に示す。
【0184】尚、上記透過度センサ20による透過度の
測定に用いられた記録紙Pは、記録紙1〔DK(登録商
標、坪量=64g/m2)〕、記録紙2〔Xerox4
024(登録商標、坪量=75g/m2)〕、記録紙3
〔Xerox4024(登録商標、坪量=90g/
2)〕、記録紙4〔Xerox4024(登録商標、
坪量=105g/m2)〕、記録紙5〔銀環(登録商
標、坪量=128g/m2)〕である。
【0185】
【表2】 表2からも分かるように、透過度2.0%を境にして上
記普通紙と上記厚紙とを区別することができる。
【0186】そこで、本実施形態においては、上記画像
形成装置19に備えられたコントローラ18は、透過度
2.0%という値を、透過度センサ20からの検知信号
に基づいた透過度と比較するうえでの透過度比較値とし
て例えば上記メモリ等に予め記録している。
【0187】又、上記コントローラ18は、透過度セン
サ20からの検知信号と透過度比較値2.0%とを比較
して、該検知信号に基づいた透過度の値が透過度比較値
2.0%以下のときには、厚紙が給紙されたと認識して
ソレノイド本体15へ上記伸び指令信号をONするよう
になっている。
【0188】尚、上記コントローラ18からソレノイド
本体15への上記伸び指令信号のON、OFFは、第三
の実施形態において説明したように、該コントローラ1
8に各種の記録紙の各々に対応した透過度を記録してお
き、これらと透過度センサ20からの検知信号との比較
に基づいて為されても良い。
【0189】よって、上記画像形成装置19により、第
三の実施形態と同様の要領にて厚紙に好適である初期加
圧値の設定が為されるので、高品質なプリント画像を普
通紙のみならず厚紙にも形成することができるという利
点を有する。
【0190】(第五の実施形態)次に、本発明の第五の
実施の形態の画像形成装置21を図12に基づいて説明
する。
【0191】尚、図14に関連して説明した従来の画像
形成装置100と、第三の実施形態の画像形成装置13
等との共通箇所等には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0192】上記画像形成装置21は、記録紙Pの種類
を検知する検知手段としての白色度センサ22を備えて
いる。
【0193】上記画像形成装置21に備えられた白色度
センサ22は、発光素子22aと、受光素子22bとを
備えている。
【0194】上記白色度センサ22に備えられた発光素
子22aは、上記未定着面に向けて所定光量の光を照射
するようになっている。
【0195】上記白色度センサ22に備えられた受光素
子22bは、上記未定着面にて反射されてきた光を受光
するようになっている.ところで、光は、完全に白色の
物体に照射されると、白色の物体に全く吸収されずに、
すなわち、光の有するエネルギーに基づいた光量を減少
せずに白色の物体から反射される。
【0196】故に、光の照射される物体が白色に近い色
を有するほど、この物体にて反射された光の光量は、照
射時の光量に近い値を示すことになる。
【0197】よって、以上の構成の透過度センサ22
は、発光素子22aから上記未定着面へ向けて照射され
た発光量と、受光素子22bの受光した受光量との比較
から該未定着面の有する白色度を検知し、この検知に基
づいた検知信号をコントローラ18に送信するようにな
っている。
【0198】ここで、上記白色度センサ22により為さ
れた以下の四種類の記録紙の未定着面の有する白色度の
測定結果を表3に示す。
【0199】尚、上記白色度センサ22による白色度の
測定に用いられた記録紙Pは、記録紙1〔DK(登録商
標、坪量=64g/m2)〕、記録紙2〔Xerox4
024(登録商標、坪量=75g/m2)〕、記録紙3
〔CLC SK(登録商標、坪量=80g/m2)〕、
記録紙4〔Xerox4024(登録商標、坪量=10
5g/m2)〕である。
【0200】
【表3】 表3からも分かるように、白色度84%を境にして上記
普通紙と上記厚紙とを区別することができる。
【0201】そこで、本実施形態においては、上記画像
形成装置21に備えられたコントローラ18は、白色度
84%という値を、白色度センサ22からの検知信号に
基づいた白色度と比較するうえでの白色度比較値として
例えば上記メモリ等に予め記録している。
【0202】又、上記コントローラ18は、白色度セン
サ22からの検知信号と白色度比較値84%とを比較し
て、該検知信号に基づいた白色度の値が白色度比較値8
4%以上のときには、厚紙が給紙されたと認識してソレ
ノイド本体15へ上記伸び指令信号をONするようにな
っている。
【0203】尚、上記コントローラ18からソレノイド
本体15への上記伸び指令信号のON、OFFは、第三
の実施形態等にて説明したように、該コントローラ18
に各種の記録紙の各々に対応した白色度を記録してお
き、これらと白色度センサ22からの検知信号との比較
に基づいて為されても良い。
【0204】よって、上記画像形成装置21により、第
三の実施形態と同様の要領にて厚紙に好適である初期加
圧値の設定が為されるので、高品質なプリント画像を普
通紙のみならず厚紙にも形成することができるという利
点を有する。
【0205】(第六の実施形態)次に、本発明の第六の
実施の形態の画像形成装置により為される連続プリント
アウト動作について図10及び図13に基づいて説明す
る。
【0206】尚、本実施形態における画像形成装置は、
第三の実施形態ないし第五の実施形態で説明された画像
形成装置12,19,21のうちのいずれか一つと同様
の構成となるので、上記画像形成装置の有する諸装置及
び該画像形成装置による単一定着動作過程についての説
明を省略する。
【0207】上記画像形成装置は、使用者により連続プ
リントアウト動作の実行を指令することのできるよう、
例えば、連続プリントアウト動作の実行を指令する機能
を有する連続プリントアウト実行ボタン(図示せず)等
を備えている。
【0208】又、上記画像形成装置は、単一定着動作の
終了に伴い、例えば感光ドラム102や転写ドラム10
6等を例えば時計回りの方向に数回転させる、すなわ
ち、前多回転させることにより、該感光ドラム102や
該転写ドラム106等を所定の電位等に設定して、次な
る単一定着動作に備えるようになっている。
【0209】尚、本実施形態においては、上記感光ドラ
ム102や転写ドラム106等の所定の電位等への設定
は、該感光ドラム102や該転写ドラム106等に上記
前多回転せしめることにより為されているが、該感光ド
ラム102や該転写ドラム106等を反時計回りの方向
に数回転させる、すなわち、後多回転させることによっ
て該感光ドラム102や該転写ドラム106等の所定の
電位等への設定が為されても良い。
【0210】更に、上記画像形成装置は、連続プリント
アウト中には、上記前多回転による感光ドラム102や
転写ドラム106等への設定が為されずに、複数枚の記
録紙に対して次々に転写動作や定着動作等を為すように
もなっている。
【0211】又、上記画像形成装置は、例えば上記前多
回転による感光ドラム102や転写ドラム106等への
設定が為されているか否かを検知するよう設けられた検
知手段(図示せず)の検知に基づいて、連続プリントア
ウト動作が実行中であるか否かを判別するようにもなっ
ている。
【0212】ところで、上記画像形成装置において、上
記定着加圧値を一定に維持した状態で連続プリントアウ
ト動作が為された場合、定着ローラ115の表面から記
録紙への熱伝導や、該定着ローラ115の外周面を被覆
しているシリコーンゴム層の有する熱伝導率が小さいこ
とを受けて、該定着ローラ115の表面温度が所定温度
に達するのにある程度の時間を要してしまう。
【0213】このため、一枚目から数枚目、例えば五枚
目までの記録紙に対しては、定着ローラ115の表面温
度が定着に適した温度である温調温度に達していない状
態にて、定着動作が為されてしまう。
【0214】故に、一枚目から数枚目、例えば五枚目ま
での記録紙に形成されるプリント画像の画像光沢度は、
六枚目以降の記録紙に形成されるプリント画像の画像光
沢度、例えば40%、よりも、例えば10%低下すると
いう結果が得られている。
【0215】よって、上記画像形成装置は、連続プリン
トアウト実行ボタン(図示せず)からの連続プリントア
ウト動作の実行指令を受けた際に、上記前多回転による
感光ドラム102や転写ドラム106等への設定が為さ
れているときには、上記定着加圧値を圧力値変更装置2
により所定量、例えば37−35.5=1.5kg、増
加するようにもなっている。
【0216】又、上記画像形成装置は、複数枚の記録紙
への連続プリントアウト動作が、一枚目から所定の枚数
目、例えば六枚目に入いったときには、一枚目から五枚
目までの記録紙に加えられていた定着加圧値を圧力値変
更装置2により所定量、例えば37−35.5=1.5
kg、減少するようにもなっている。
【0217】次に、上記画像形成装置における連続プリ
ントアウト動作の要領について図13に基づいて説明す
る。
【0218】図13は、上記画像形成装置における連続
プリントアウト動作の要領を示すフローチャートであ
る。
【0219】先ず、上記画像形成装置の電源を入れる
(ステップ200)。
【0220】次に、使用者が例えば連続プリントアウト
実行ボタンを押すことにより、上記画像形成装置による
連続プリントアウトの実行が指令される(ステップ20
1)。
【0221】連続プリントアウト実行指令の為された画
像形成装置は、連続プリントアウトの終了した記録紙の
枚数を表示するよう該画像形成装置に設けられた枚数カ
ウンタを0にリセットする(ステップ202)。
【0222】次に、上記画像形成装置は、感光ドラム1
02や転写ドラム106等が前多回転していることを検
知する(ステップ203)。
【0223】上記感光ドラム102や転写ドラム106
等の前多回転を検知した画像形成装置は、定着加圧値を
所定値増加させる(ステップ204)。
【0224】よって、定着加圧値を所定値増加された定
着装置12により、一枚目の記録紙に対する定着動作が
為される(ステップ205)。
【0225】以下、二枚目から五枚目まで記録紙に対し
ては、一枚目の記録紙に加えられた定着加圧値にて定着
動作が為される(ステップ206)。
【0226】次に、六枚目の記録紙への定着動作が為さ
れる前に、定着加圧値を増加される前の値に戻す(ステ
ップ207,ステップ208)。
【0227】以下、七枚目以降の記録紙に対しては、六
枚目の記録紙に加えられた定着加圧値にて定着動作が為
される(ステップ209)。
【0228】よって、連続プリントアウト動作の為され
た全ての記録紙にわたって、一様な画像光沢度を維持す
ることができて、使用者に高品質な連続プリント画像を
提供することができる。
【0229】
【発明の効果】以上説明してきたように、本出願に係る
第一の発明によれば、単一定着動作中における定着部材
及び加圧部材の各々の温度の低下がもたらす画像光沢度
の低下を補うよう、加圧値変更手段が、単一定着動作開
始から所定時間後に上記加圧部材から上記定着部材に加
わえられている加圧値を変更するので、画像光沢度の一
様に維持された高品質なプリント画像を使用者に提供す
ることができる。
【0230】又、本出願に係る第二の発明によれば、上
記第一の発明の定着部材は定着ローラであり、単一定着
動作開始時に定着動作を行っていた該定着ローラの表面
上の定着部位が一回転し終えると同時に、加圧値変更手
段による加圧値変更動作が為されるので、画像光沢度の
一様に維持された高品質なプリント画像を使用者に提供
することができる。
【0231】更に、本出願に係る第三の発明によれば、
上記第一の発明の定着部材は定着ローラであり、単一定
着動作開始時に定着動作を行っていた該定着ローラの表
面上の定着部位が一回転し終える前後の所定時間に渡っ
て、加圧値変更手段による加圧値変更動作が連続的に為
されるので、画像光沢度のより一様に維持されたより高
品質なプリント画像を使用者に提供することができる。
【0232】又、本出願に係る第四の発明によれば、上
記第一ないし第三の発明のうちの一つの加圧値変更手段
は、一枚目から所定の枚数目までの転写材への連続プリ
ントアウト動作が為されている間、加圧部材から定着部
材に加えられる加圧値を所定の加圧値に変更して、定着
手段及び加圧手段の温度が所定温度に立ち上がるまでに
為される定着動作による画像光沢度の低下を補うので、
複数枚の転写材に渡って一様な画像光沢度が維持され
て、高品質なプリント画像を使用者に提供することがで
きる。
【0233】更に、本出願に係る第五の発明によれば、
単一定着動作の開始前に初期加圧値設定手段が、転写材
の種類に応じた初期加圧値を設定するので、該転写材に
好適な初期加圧値で定着が為されて、高品質な画像光沢
度を有するプリント画像を使用者に提供することができ
る。
【0234】又、本出願に係る第六の発明によれば、上
記第五の発明の初期加圧値設定手段は、定着手段と加圧
手段との間に形成されているニップ部の上流に位置した
検知位置で転写材の種類を検知する検知手段に基づいて
該転写材の種類に応じた初期加圧値を設定するので、該
転写材に好適な定着が為されて、高品質な画像光沢度を
有するプリント画像を使用者に提供することができる。
【0235】更に、本出願に係る第七の発明によれば、
上記第六の発明の検知手段は、転写材の未定着面の有す
る光沢度を測定することにより該転写材の種類を検知す
る光沢度センサであり、初期加圧値設定手段は、該光沢
度センサの検知に基づいて該転写材の種類に応じて該転
写材に好適な初期加圧値を設定するので、該転写材に好
適な定着が為されて、高品質な画像光沢度を有するプリ
ント画像を使用者に提供することができる。
【0236】又、本出願に係る第八の発明によれば、上
記第六の発明の検知手段は、転写材に光を透過させて上
記転写材の透過前後の光の光量を比較することにより該
転写材の種類を検知する透過度センサであり、初期加圧
値設定手段は、該透過度センサの検知に基づいて該転写
材の種類に応じて該転写材に好適な初期加圧値を設定す
るので、該転写材に好適な定着が為されて、高品質な画
像光沢度を有するプリント画像を使用者に提供すること
ができる。
【0237】更に、本出願に係る第九の発明によれば、
上記第六の発明の検知手段は、転写材の未定着面の有す
る白色度を測定することにより該転写材の種類を検知す
る白色度センサであり、初期加圧値設定手段は、該白色
度センサの検知に基づいて該転写材の種類に対応して該
転写材に好適な初期加圧値を設定するので、該転写材に
好適な初期加圧値で定着が為されて、高品質画像光沢度
を有するプリント画像を使用者に提供することができ
る。
【0238】又、本出願に係る第十の発明においては、
上記第五ないし第八の発明のうちの一つの加圧値変更手
段は、一枚目から所定の枚数目までの転写材への連続プ
リントアウト動作が為されている間、加圧部材から定着
部材に加えられる加圧値を所定の加圧値に変更して、定
着手段及び加圧手段の温度が所定温度に立ち上がるまで
に為される定着動作による画像光沢度の低下を補うの
で、複数枚の転写材にわたって一様な画像光沢度が維持
されて、高品質なプリント画像を使用者に提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態の定着装置の単一定着
動作開始時における状態を示している。
【図2】図1の定着装置の単一定着動作開始から所定時
間後における状態を示している。
【図3】本発明の第一の実施形態の加圧値変更装置によ
る定着加圧値の変更動作を示すグラフである。
【図4】換算加圧値と画像光沢度との関係を示すグラフ
である。
【図5】本発明の第二の実施形態の定着装置の単一定着
動作開始から所定時間後における状態を示している。
【図6】本発明の第二の実施形態の加圧値変更装置によ
る定着加圧値の変更動作を示すグラフである。
【図7】本発明の第二の実施形態の加圧値変更装置によ
る定着加圧値の変更動作を示すグラフである。
【図8】本発明の第二の実施形態の加圧値変更装置によ
る定着加圧値の変更動作を示すグラフである。
【図9】本発明の第三の実施形態の定着装置の単一定着
動作開始から所定時間後における状態を示している。
【図10】図9の定着装置を活用せる画像形成装置の概
略構成を示している。
【図11】本発明の第四の実施形態の画像形成装置の概
略構成を示している。
【図12】本発明の第五の実施形態の画像形成装置の概
略構成を示している。
【図13】本発明の第六の実施形態の画像形成装置によ
り為される連続プリントアウト動作の要領を示すフロー
チャートである。
【図14】従来の画像形成装置の概略構成を示してい
る。
【図15】厚み効果を説明している図である。
【符号の説明】
2 加圧値変更装置(加圧値変更手段) 10 加圧値変更装置(加圧値変更手段) 14 プッシュプルソレノイド(初期加圧値設定手段) 17 光沢度センサ(検知手段) 20 透過度センサ(検知手段) 22 白色度センサ(検知手段)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の転写材の一方の面に現像剤像
    を熱にて定着する定着部材と、該転写材の他方の面に加
    圧するよう該転写材を介して該定着部材に圧接する加圧
    部材と、該定着部材及び該加圧部材の各々を加熱する加
    熱手段とを有している画像形成装置において、一枚の転
    写材への定着動作たる単一定着動作が為される間、上記
    定着部材及び該加圧部材から該転写材への熱伝導による
    該定着部材及び該加圧部材の各々の温度の低下を補うよ
    う、単一定着動作開始から所定時間後に、該加圧部材か
    ら上記定着部材に加えられている加圧値を所定の加圧値
    に変更させる加圧値変更手段を備えていることを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 定着部材は、回動しながら転写材に接触
    して熱による定着動作を為すようロール状に形成された
    定着ローラであり、加圧値変更手段による加圧値変更動
    作は、単一定着動作開始時に定着動作を為していた該定
    着ローラの定着部位が一回転し終えると同時若しくはほ
    ぼ同時に為されることとする請求項1に記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 定着部材は、回動しながら転写材に接触
    して熱による定着動作を為すようロール状に形成された
    定着ローラであり、加圧値変更手段による加圧値変更動
    作は、単一定着動作開始時に定着動作を為していた該定
    着ローラの定着部位が一回転し終える前後の所定時間に
    わたって、連続的に為されることとする請求項1に記載
    の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 加圧値変更手段は、複数枚の転写材に連
    続プリントアウトが為されるときに、一枚目から所定の
    枚数目までの転写材への連続プリントアウトが為されて
    いる間は、加圧部材から定着部材に加えられる加圧値を
    所定の加圧値に変更することとする請求項1ないし請求
    項3のうちの一項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 シート状の転写材の一方の面に現像剤像
    を熱にて定着する定着部材と、該転写材の他方の面に加
    圧するよう該転写材を介して該定着部材に圧接する加圧
    部材と、該定着部材及び該加圧部材の各々を加熱する加
    熱手段とを有している画像形成装置において、一枚の転
    写材への定着動作たる単一定着動作が為される間、上記
    定着部材及び該加圧部材から該転写材への熱伝導による
    該定着部材及び該加圧部材の各々の温度の低下を補うよ
    う、単一定着動作開始から所定時間後に、該加圧部材か
    ら上記定着部材に加えられている加圧値を所定の加圧値
    に変更させる加圧値変更手段と、単一定着動作開始時に
    加圧部材から定着部材へ加えられる加圧値である初期加
    圧値を、転写材の種類に基づいて設定する初期加圧値設
    定手段とを備えていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 初期加圧値設定手段による初期加圧値の
    設定は、ニップ部の転写材の搬送方向の上流に位置した
    検知位置で該転写材の種類を検知する検知手段の検知に
    基づいて該転写材の種類に応じて為されることとする請
    求項5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 検知手段は、転写材の未定着面の有する
    光沢度を測定して該転写材の種類を検知する光沢度セン
    サであることとする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 検知手段は、転写材の一方の面から他方
    の面に光を透過させて、該転写材の透過前後の光の光量
    を比較して該転写材の種類を検知する透過度センサであ
    ることとする請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 検知手段は、転写材の未定着面の有する
    白色度を測定して該転写材の種類を検知する白色度セン
    サであることとする請求項6に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 加圧値変更手段は、複数枚の転写材に
    連続プリントアウトが為されるときに、一枚目から所定
    の枚数目までの転写材への連続プリントアウトが為され
    ている間は、加圧部材から定着部材に加えられる加圧値
    を所定の加圧値に変更することとする請求項4ないし請
    求項10のうちの一項に記載の画像形成装置。
JP3567797A 1997-02-05 1997-02-05 画像形成装置 Pending JPH10222003A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007079182A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
US7292797B2 (en) 2004-03-02 2007-11-06 Seiko Epson Corporation Toner quantity measuring device, method of measuring toner quantity and image forming apparatus
EP2423740A2 (en) 2003-02-25 2012-02-29 Bridgestone Corporation Image display panel and image display device
JP2016009143A (ja) * 2014-06-26 2016-01-18 株式会社リコー 画像形成装置、定着制御方法及びプログラム
JP2018159836A (ja) * 2017-03-23 2018-10-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置及び画像形成方法

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