JPH10222857A - 光ヘッド - Google Patents

光ヘッド

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JPH10222857A
JPH10222857A JP6580398A JP6580398A JPH10222857A JP H10222857 A JPH10222857 A JP H10222857A JP 6580398 A JP6580398 A JP 6580398A JP 6580398 A JP6580398 A JP 6580398A JP H10222857 A JPH10222857 A JP H10222857A
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movable body
focusing
coil
tracking
lens
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Masami Ninomiya
雅己 二宮
Norio Shimizu
徳生 清水
Tetsuo Komino
鉄男 小美野
Kazumasa Ishikawa
和正 石川
Yoichi Matsumoto
洋一 松本
Shiyouhei Kobayashi
章兵 小林
Toru Musha
徹 武者
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記録媒体の情報を読み取る小型軽量な光ヘッド
を提供する。 【解決手段】 レンズ1が固定された支持部材2をレン
ズ光軸を含む仮想平面で第1の部分と第2の部分とに分
けたとき、第2の部分にフォーカシングコイル15とト
ラッキングコイル16,17の両コイルを結合するとと
もにフォーカシング方向に突き抜けた空隙部2dを設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光学式記録
ディスクに記録した情報を再生したりするための光ヘッ
ドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、情報が記録された記録媒体へレン
ズからの収束光を照射してその反射光に基づき情報を読
み取るに際し、レンズを記録媒体の媒体面にほぼ垂直な
フォーカシング方向と媒体面にほぼ並行で情報トラック
を横切るトラッキング方向に駆動する駆動機構を備える
光ヘッドは既知であり、例えば特開昭59−10473
3号公報に記載されている。この既知の光ヘッドでは対
物レンズを配置した可動体とベースとをフォーカシング
方向及びトラッキング方向に直交する方向に延在するフ
ォーカシング用板ばねとトラッキング用板ばねとを設
け、フォーカシング用板ばねの一端を対物レンズ可動体
に結合し他を中継部材に固定すると共にトラッキング用
板ばねの一端を中継部材に固定し他端をベースに固定し
て対物レンズをフォーカシング方向及びトラッキング方
向に移動可能に支持している。そして、対物レンズが配
置された可動体(符号2の筒状部と符号10のボビン部
10との結合体)のトラッキング方向の両側にトラッキ
ングコイルを結合すると共に、対物レンズの光軸を取り
囲むように可動体にフォーカシングコイルを巻回し、フ
ォーカシングコイル及びトラッキングコイルに駆動電流
を供給してフォーカシング制御及びトラッキング制御を
行うように構成されている。
【0003】一方、特開昭56−119944号の第6
〜8図には、磁界発生手段として永久磁石やヨークをベ
ースに固定すると共に、レンズを配置した可動体(符号
56のボビン)にフォーカシングコイルとトラッキング
コイルとを一体的に結合し、磁界発生手段から発した磁
束をフォーカシングコイルとトラッキングコイルへ差し
向けるようにした構成が説明されている。
【0004】しかし、前述の特開昭59−104733
号並びに特開昭56−119944号公報開示の構成
は、いずれもレンズ光軸周りを巻回するフォーカシング
コイルが配置されている。この様に、光を通過させない
コイルがレンズ光軸周りを巻回するように配置したので
は光ヘッドの組み立てが複雑となる欠点がある。かかる
欠点を解決したものに、実開昭58−118541号の
第4〜6図に開示したものがある。この第4〜6図に
は、フォーカシング方向とトラッキング方向の両方向に
直角な方向に関するレンズが配置された可動体の一方の
端部にフォーカシングコイルとトラッキングコイルとを
結合する構成が説明されている。当該公報第5図には、
レンズ直下にフォーカシング方向に縦長の直方体形状の
箱体を配置し、レンズと箱体とで光学系(符号20)を
構成させている。この光学系20の側面にボビン(符号
21)に巻回したフォーカシングコイル(符号22)が
固定されており、光学系の箱体内部に光学部材が配置さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実開昭58−
118541号に開示の構成では、レンズ直下に大きな
重量が作用しており、しかもフォーカシング駆動の駆動
力の作用線(駆動中心)が第4、5図に向かって2種類
のコイル(符号22,23)、ボビン(符号21)並び
に光学系(符号20)の結合体から成る移動体の左端部
(マグネット25に対向するフォーカシングコイル面)
のみで発生するため、移動体の重心位置とフォーカシン
グ駆動力の作用線(駆動中心)位置とが極端に離れた関
係となる。この結果、実開昭58−118541号に開
示の構成では、フォーカシング駆動時に移動体の重心位
置を支点として回転モーメントが発生し、フォーカシン
グ駆動は安定性に欠いたものになる欠点がある。
【0006】又、光を通過させるレンズと光を通過させ
ないコイルを可動体の一方の部分と他方の部分とにそれ
ぞれ分けて配置することにより、光ヘッドの組み立てを
容易にしたものが、特開昭59−201238号公報に
開示されている。この特開昭59−201238号公報
には、記録媒体へ向かう光が通過する開放部を可動体で
あるボビン(符号51)とアーム(符号30)との一体
構造物のアーム(符号30)部分に形成すると共に対物
レンズ(符号27)を上記一体構造物に配置し、更にフ
ォーカシングコイル(符号32)とトラッキングコイル
(符号33)とを上記一体構造物に結合し、磁石(符号
53)から発した磁束をフォーカシングコイル(符号3
2)とトラッキングコイル(符号33)とに差し向ける
ようにしたレンズ駆動装置が開示されている。ここで、
フォーカシング方向に向かって可動体であるボビン(符
号51)とアーム(符号30)との一体構造物を見たと
き、このボビンの中央部に細長状のシャフト(符号3
4)に高精度で係合する軸受部が設置されている。当該
ボビンの記録媒体の媒体面に対向する上面に着目すると
当該上面にはフォーカシング方向に突き抜けた空隙部が
無い(ボビン51の上面にはフォーカシング方向の貫通
孔からなる軸受が形成されているが、当該軸受にはシャ
フト34が隙間無くぴったりと接するように配置されて
いるから当該軸受は空隙部ではない)ため、シャフトを
用いた構成の場合であっても、係る構成ではボビン、ア
ーム、フォーカシングコイル、トラッキングコイル、対
物レンズ等の結合体である移動体の重量が大となり、結
果として特開昭59−201238号公報開示の構成で
は制御駆動の良好な応答性が期待できない欠点がある。
【0007】本発明は上述した欠点を解決した光ヘッド
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の光ヘッドは、情
報が記録された記録媒体へレンズからの収束光を照射し
その反射光に基づき前記情報を読み取るに際し、前記記
録媒体へ向かう光が通過する開放部を可動体(レンズと
一体となって動く部材をいい、当該可動体が複数個の部
材の結合体から成るか単一の部材から成るかは限定され
ない)に形成すると共に前記レンズを前記可動体に配置
し、フォーカシング方向である第1の方向に前記レンズ
を駆動させるフォーカシングコイルとトラッキング方向
である第2の方向に前記レンズを駆動させるトラッキン
グコイルとを前記可動体に結合し、前記フォーカシング
コイルと前記トラッキングコイルに磁束を差し向けるよ
うにした光ヘッドにおいて、前記可動体は前記レンズの
光軸を含み(「前記レンズの光軸を含み」とは、前記レ
ンズの光軸が後述の分割用仮想平面に含まれることを言
う)前記第1の方向と前記第2の方向の両方向に直角な
第3の方向に垂直な分割用仮想平面で分割される可動体
第1部分と可動体第2部分との2つの部分を有し、前記
可動体第2部分に前記第1の方向に突き抜けた空隙部
(第1の方向に向かって見たとき、可動体第2部分の互
いに離間して配置された一方の部分と他方の部分との間
に観察されるフォーカシング方向に突き抜けた空間部分
を言う。空隙部の数は限定されない。特開昭59−20
1238号公報開示のように、可動体であるボビン51
に形成され且つシャフト34が係合している軸受部は、
第1の方向に向かって見たとき、シャフト34と軸受部
とが隙間なくぴったりと接触し軸受部には第1の方向に
突き抜けた空間部分が認められないから、当該軸受部は
空隙部ではない)を設け、前記フォーカシングコイルと
前記トラッキングコイルの両コイルを前記可動体第2部
分のみに結合し(コイルの大部分が可動体第2部分に結
合されてはいるが、コイルの一部が可動体第2部分から
はみ出て可動体第1部分に結合されている構成であって
も、かかる構成は実質的に可動体第2部分でコイルが結
合されているとみなし「可動体第2部分のみに結合し」
に含める)、前記第3の方向に垂直な第1の仮想平面と
前記第1の方向に垂直な第2の仮想平面とで構成される
L字状仮想面に前記可動体の前記レンズが配置される位
置に近い方の側面と前記可動体の前記媒体面から前記第
1の方向に向かって最も離れた面の両面を接触させた状
態で前記可動体を前記第2の方向に向かって見たとき前
記可動体と前記L字状仮想面とで囲まれた開口(第2の
方向に突き抜けた空間部分を言う)が形成されるように
前記可動体を形成し、前記開放部と前記空隙部とが共通
の一体形成部材(「一体形成部材」とは、中間に結合す
る部分が無い一続きの部材を言う)に設けられるように
し(「前記開放部と前記空隙部とが共通の一体形成部材
に設けられるようにし」とは、可動体が一つの一体形成
部材で構成されるか複数の部材の結合体として構成され
るかは任意であるが、開放部と空隙部に着目したとき両
者は共通の一体形成部材、言い換えると共通の一続きの
部材に形成されている形態になっていることを言う)、
前記可動体第2部分と前記空隙部とを貫き且つ前記第2
の方向に平行な仮想直線群〔可動体第2部分と空隙部
(言い換えると空隙部に該当する空間部分を言う)の両
方を貫く(突き抜ける)と共に前記第2の方向に平行な
多数の直線(直線の長さ寸法には制限がない無限長さ寸
法の直線を言う)を想定したとき、これらの直線を束ね
た束を言う〕に少なくとも(「少なくとも」とは、少な
くともフォーカシングコイルへ磁束を差し向けるための
磁界発生手段は、仮想直線群に交差することを意味す
る)前記フォーカシングコイルへ磁束を差し向けるため
の磁界発生手段(少なくともフォーカシングコイルへ差
し向ける磁束を発生させるのに寄与している磁界発生手
段を言う)が交差する(仮想直線群と磁界発生手段とが
お互いに少なくとも部分的にぶつかるようになっていれ
ば「交差する」に該当する)ように配置されていること
を特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明による光ヘッ
ドの実施の形態を示すものであり、図1は分解斜視図、
図2は一部を断面で示す平面図、図3は断面図である。
【0010】光ディスクのような記録媒体上に光スポッ
トを照射する対物レンズ1を、支持部材2に装着する。
この支持部材2は、例えば軽量な一体成型でつくり、対
物レンズ1、フォーカシングコイル及びトラッキングコ
イルを装着した基板3及びバランサ4を装着する。ここ
で図2において、支持部材2にはフォーカシング方向に
貫通した空隙部2dが形成されている。本例の場合、こ
の空隙部2dは図2の様にフォーカシング方向に向かっ
て見ると、ほぼ長方形の形状をなす2つの貫通孔からな
っている。
【0011】この支持部材2を対物レンズ1の光軸とほ
ぼ平行なフォーカシング方向Fに変位させて光スポット
を記録媒体上に収束させると共に記録媒体上の情報トラ
ック及び光軸とほぼ直交するトラッキング方向Tに変位
させて光スポットが情報トラックに追従するようにする
ために支持部材2を支持機構を介してベース5に連結す
る。本例ではこの支持機構を一対のフォーカシング用板
ばね6及び7と、中継部材8と、一対のトラッキング用
板ばね9及び10とを以て構成する。一対のフォーカシ
ング用板ばね6及び7は、それぞれ2個の脚部6a及び
7aと橋落部6b及び7bとからなる「コの字」状をし
ており、フォーカシング方向下に見て互いに平行に対向
しながら各脚部6a及び7aがフォーカシング方向F及
びトラッキング方向Tに対して直交する方向に延在する
ように各脚部6a及び7aの各端部を4個の押え板11
a〜11dにより支持部材2に固定し、各橋落部6b及
び7bを中継部材8に固定すると共に、各橋落部6b及
び7b上に板12a、12bを固定する。
【0012】また、平板状の一対のトラッキング用板ば
ね9及び10は、トラッキング方向Tにある角度αを以
て対向しながらフォーカシング方向F及びトラッキング
方向Tとほぼ直交する方向に延在するようにそれぞれの
一端を中継部材8に形成した左右の溝8a及び8bに装
着すると共に他端をベース5と一体に形成したポスト1
3及び14に形成した溝13a及び14aに装着する。
【0013】この様にして対物レンズ1は中継部材8を
介してフォーカシング方向Fおよびトラッキング方向T
に移動可能に支持される。次に対物レンズ1をフォーカ
シング方向F及びトラッキング方向Tへ駆動する駆動機
構について説明する。フォーカシングコイルを「ロの
字」形状をした1個の偏平コイル15で構成し、トラッ
キングコイルも「ロの字」形状をした2個の偏平コイル
16及び17で構成し、フォーカシングコイル15を基
板3の一方の面に装着すると共に、2個のトラッキング
コイル16及び17をトラッキング方向に並べて基板3
の他方の面に装着する。そして、各コイルを装着した基
板3を支持部材2の一部である延在部2Lと延在部2M
(図1参照)のそれぞれに形成した溝2a及び2b間に
フォーカシングコイル15及びトラッキングコイル16
及び17が共にフォーカシング方向F及びトラッキング
方向Tに平行になるように装着する。これらフォーカシ
ングコイル15及びトラッキングコイル16及び17と
共働する磁界を発生する磁界発生手段を、磁性部材より
成るヨーク18と永久磁石19とを以て構成する。ヨー
ク18はフォーカシング方向F及びトラッキング方向T
に平行で互いに対向する2個の脚部18aと18bとを
備え、一方の脚部18aに永久磁石19を固定してヨー
ク18をベース5に固定する。さらに、フォーカシング
コイル15のトラッキング方向Tと平行なコイル部のう
ち一方のコイル部15aだけを永久磁石19とヨーク1
8の脚部18bとが対向する面内に位置させ、各トラッ
キングコイル16及び17のフォーカシング方向Tと平
行なコイル部のうちそれぞれ一方のコイル部16a及び
17aだけを永久磁石19とヨーク18の脚部18bと
が対向する面内に位置させる。ここで図1において、フ
ォーカシング方向Fに向かって見て、支持部材2に支持
部材2の一部である互いに離間した延在部2Lと延在部
2M(図1参照)とが配置されていて、延在部2Lと延
在部2Mとの間に空間部分からなる空隙部2d(図2参
照)が設けられている。この様に構成することにより、
各コイルに駆動電流を供給すればフォーカシングコイル
15のコイル部15aがフォーカシング方向Fに作用す
る力を受け、トラッキングコイル16及び17はコイル
部16a及び17aがトラッキング方向Tに作用する力
を受けることになる。
【0014】今、フォーカシングエラーの大きさ及び方
向に応じた振幅及び極性を有するフォーカシング駆動電
流をフォーカシングコイル15に流すと、このコイルを
通る磁界との相互作用によりフォーカシングコイル1
5、従って支持部材2及び対物レンズ1はフォーカシン
グ方向Fに力を受け、一対のフォーカシング板ばね6及
び7の撓みによってフォーカシング方向に変位し、光ビ
ームを記録媒体上に微小な光スポットとして収束させる
ことができる。この実施の形態の構成の場合では、対物
レンズ1は中継部材8を支点にしてフォーカシング方向
Fに変位するから、対物レンズ1と中継部材8との間に
フォーカシングコイル15を接着すればフォーカシング
コイル15の変位量は中継部材8から対物レンズ1まで
の距離とフォーカシングコイル15までの距離の比によ
りほぼ定まるので、フォーカシングコイル15の変位量
が小さくても対物レンズ1の変位量を大きくすることが
できる。
【0015】尚、この場合中継部材8もフォーカシング
用板ばね6及び7を介してフォーカシング方向の力を受
けるが、トラッキング用板ばね9及び10の主平面はフ
ォーカシング方向Fと平行に配されているためこの方向
には殆ど変形しないので、中継部材8がフォーカシング
方向に変化することはない。一方、情報トラックに対す
る光スポットのずれの大きさ及び方向に応じた振幅及び
極性を有するトラッキング駆動電流を一対のトラッキン
グコイル16及び17に供給すると、磁界との相互作用
によりトラッキングコイル16、17、従って支持部材
2及び対物レンズ1はトラッキング方向Tの力を受け、
トラッキング用板ばね9及び10の撓みによって対物レ
ンズ1はトラッキング方向Tに変位することになる。
【0016】この場合には中継部材8はトラッキング方
向Tの力を受けるが、フォーカシング用板ばね6,7の
主表面はトラッキング方向Tに延在しているためこの方
向には変位しないのでトラッキング方向の力が中継部材
8、即ちトラッキング用板ばね9及び10に正確に伝わ
ることになる。従って対物レンズはトラッキング駆動電
流に対応してトラッキング方向Tに正確に駆動されるこ
とになる。
【0017】図4はフォーカシング用板ばね6,7及び
トラッキング用板ばね9,10の構造を示す断面図であ
る。本例では板ばねを、ブチルゴムなどの粘弾性シート
21の両面にそれぞれリン青銅などの弾性シート22、
弾性シート23を固定する。この様な板ばねのダンピン
グ特性はフォーカシング及びトラッキング駆動用として
極めて良好なものとなり、所望の周波数領域における共
振を有効に防止することができ、正確な駆動制御を行う
ことができる。
【0018】図3に示すように、対物レンズ1及びこれ
を支持する支持部材2の光軸方向の寸法は小さいので、
例えばこの下方にプリズム20を配置して光源からの光
を対物レンズ1へ向けて反射させたり、記録媒体で反射
され、対物レンズ1を通過した光束を受光器へ向け反射
させることができる。この様に構成すると、光ヘッド全
体の対物レンズ1の光軸方向に関する寸法を著しく小さ
くすることができ、小型化の点で極めて有利である。
【0019】また、対物レンズ1は、対物レンズの支持
部材2とは別体で且つ対物レンズ1と一体となったレン
ズ周囲部1a(対物レンズ1の光軸周りにおいて対物レ
ンズと一体となった部分で、レンズ作用を持たない部分
をいう)を介して対物レンズの支持部材2に固定されて
いる。ここで、レンズ周囲部1aは支持部材2に形成さ
れた例えば円形の貫通穴からなる開放部2cに挿入配置
されている。
【0020】
【発明の効果】本発明の光ヘッドは、情報が記録された
記録媒体へレンズ(例えば前記実施の形態の対物レンズ
1)からの収束光を照射しその反射光に基づき前記情報
を読み取るに際し、前記記録媒体へ向かう光が通過する
開放部(例えば前記実施の形態の開放部2c)を可動体
(例えば前記実施の形態の支持部材2と基板3とバラン
サ4との結合体、又は支持部材2と基板3との結合体
等。当該可動体は複数個の部材の結合体から成るか単一
の部材から成るは限定されない)に形成すると共に前記
レンズを前記可動体に配置し、フォーカシング方向であ
る第1の方向(例えば前記実施の形態のF方向)に前記
レンズを駆動させるフォーカシングコイルとトラッキン
グ方向である第2の方向(例えば前記実施の形態のT方
向)に前記レンズを駆動させるトラッキングコイルとを
前記可動体に結合し、前記フォーカシングコイルと前記
トラッキングコイルに磁束を差し向けるようにした光ヘ
ッドにおいて、前記可動体は前記レンズの光軸を含み前
記第1の方向と前記第2の方向の両方向に直角な第3の
方向に垂直な分割用仮想平面で分割される可動体第1部
分と可動体第2部分との2つの部分を有し、前記可動体
第2部分に前記第1の方向に突き抜けた空隙部(例えば
前記実施の形態の空隙部2d)を設け、前記フォーカシ
ングコイルと前記トラッキングコイルの両コイルを前記
可動体第2部分のみに結合し、前記第3の方向に垂直な
第1の仮想平面と前記第1の方向に垂直な第2の仮想平
面とで構成されるL字状仮想面に前記可動体の前記レン
ズが配置される位置に近い方の側面(前記実施の形態図
3の構成の場合、支持部材2の最も左側の側面)と前記
可動体の前記媒体面から前記第1の方向に向かって最も
離れた面(例えば前記実施の形態図3の構成の場合には
基板3の下面に該当する。仮に当該基板3が無い場合に
は支持部材2自体の下面言い換えると底面となる)の両
面を接触させた状態で前記可動体を前記第2の方向に向
かって見たとき前記可動体と前記L字状仮想面とで囲ま
れた開口が形成されるように前記可動体を形成し、前記
開放部と前記空隙部とが共通の一体形成部材に設けられ
る(例えば前記実施の形態の場合では、開放部2cと空
隙部2dとは支持部材2という共通の一体形成部材に設
けられている)ようにし、前記可動体第2部分と前記空
隙部とを貫き且つ前記第2の方向に平行な仮想直線群に
少なくとも前記フォーカシングコイルへ磁束を差し向け
るための磁界発生手段(例えば前記実施の形態の永久磁
石19,又は永久磁石19とヨーク18との結合体)が
交差するように配置されていることを特徴とするから、
本発明は以下の効果がある。
【0021】先行技術(例えば実開昭58−11854
1号)に比較して、極めて簡単な構成で、レンズが配置
された可動体、フォーカシングコイル、トラッキングコ
イル等の結合体からなる移動体の重心位置とフォーカシ
ング駆動力の作用線(駆動中心)位置とを近づけたりあ
るいは一致させたりすることが容易となり、又、移動体
の重量が軽量となるため、安価で高精度なフォーカシン
グ駆動が期待できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図である。
【図2】第1の実施の形態の断面図である。
【図3】第1実施の形態の形態の断面図である。
【図4】板ばねの構成を示す断面図である。
【符号の説明】 1 対物レンズ 2 対物レンズの支持部材 5 ベース 15 フォーカシングコイル 16,17 トラッキングコイル 18 ヨーク 19 永久磁石 20 プリズム
フロントページの続き (72)発明者 石川 和正 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番地2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 松本 洋一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番地2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小林 章兵 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番地2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 武者 徹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番地2号 オ リンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報が記録された記録媒体へレンズから
    の収束光を照射しその反射光に基づき前記情報を読み取
    るに際し、前記記録媒体へ向かう光が通過する開放部を
    可動体に形成すると共に前記レンズを前記可動体に配置
    し、フォーカシング方向である第1の方向に前記レンズ
    を駆動させるフォーカシングコイルとトラッキング方向
    である第2の方向に前記レンズを駆動させるトラッキン
    グコイルとを前記可動体に結合し、前記フォーカシング
    コイルと前記トラッキングコイルに磁束を差し向けるよ
    うにした光ヘッドにおいて、 前記可動体は前記レンズの光軸を含み前記第1の方向と
    前記第2の方向の両方向に直角な第3の方向に垂直な分
    割用仮想平面で分割される可動体第1部分と可動体第2
    部分との2つの部分を有し、前記可動体第2部分に前記
    第1の方向に突き抜けた空隙部を設け、前記フォーカシ
    ングコイルと前記トラッキングコイルの両コイルを前記
    可動体第2部分のみに結合し、前記第3の方向に垂直な
    第1の仮想平面と前記第1の方向に垂直な第2の仮想平
    面とで構成されるL字状仮想面に前記可動体の前記レン
    ズが配置される位置に近い方の側面と前記可動体の前記
    媒体面から前記第1の方向に向かって最も離れた面の両
    面を接触させた状態で前記可動体を前記第2の方向に向
    かって見たとき前記可動体と前記L字状仮想面とで囲ま
    れた開口が形成されるように前記可動体を形成し、前記
    開放部と前記空隙部とが共通の一体形成部材に設けられ
    るようにし、前記可動体第2部分と前記空隙部とを貫き
    且つ前記第2の方向に平行な仮想直線群に少なくとも前
    記フォーカシングコイルへ磁束を差し向けるための磁界
    発生手段が交差するように配置されていることを特徴と
    する光ヘッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009283129A (ja) * 2009-08-31 2009-12-03 Pioneer Electronic Corp レンズ駆動装置
WO2023025254A1 (zh) * 2021-08-25 2023-03-02 宁波舜宇光电信息有限公司 对焦驱动组件和摄像模组

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