JPH10223538A - 縦型熱処理装置 - Google Patents

縦型熱処理装置

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Publication number
JPH10223538A
JPH10223538A JP3996597A JP3996597A JPH10223538A JP H10223538 A JPH10223538 A JP H10223538A JP 3996597 A JP3996597 A JP 3996597A JP 3996597 A JP3996597 A JP 3996597A JP H10223538 A JPH10223538 A JP H10223538A
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JP
Japan
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reaction tube
gas
exhaust
manifold
tube
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JP3996597A
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English (en)
Inventor
Toshimitsu Shibata
利光 柴田
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Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縦型熱処理装置を用いて半導体ウエハの表面
にCVD処理により例えば薄膜を形成するにあたり、パ
ーティクルの発生を抑えること。 【解決手段】 下端部が開口している縦型の単一の反応
管2を用い、この反応管の下端部に設けられたマニホ−
ルド4に、処理ガスを供給するためのインジェクタ42
と排気管44とを接続する。マニホ−ルド4の内周面を
空間を介して覆うと共に、ウエハボ−ト5の昇降領域を
囲むように筒状部材61を設ける。この筒状部材61の
上下両縁部にリング体62a,62bを設けて、リング
体62aには排気孔63を形成し、マニホ−ルド4の内
周面との間に排気空間Sが形成されたカバ−6を構成す
る。反応管2内の気相状態の反応生成物を排気孔63か
ら排気空間Sを介して排気すると、前記反応生成物は当
該排気空間S内で凝固し、この空間S内に閉じ込められ
るのでパーティクルの発生が抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被処理基板に化学
的気相反応により薄膜を形成するための縦型熱処理装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハにポリシリコン膜などの薄
膜を形成する手法の一つとして減圧CVD(Chemical V
apor Deposition)法があり、この方法を実施するバッ
チ炉としては、大気の巻き込みが少ないなどの理由から
縦型熱処理装置が主流になりつつある。従来の縦型熱処
理装置について図13(a)を参照しながら説明する
と、この装置は横型熱処理装置の構造を受け継ぎ、反応
管として二重管が用いられている。反応管1はマニホ−
ルド10の上に設けられていて、上端が閉じられると共
に下端が開口している外管1aと、この外管1a内に設
けられ両端が開口している内管1bとからなり、この反
応管1の周囲には加熱炉11が設けられている。
【0003】このような装置では、多数枚の半導体ウエ
ハ(以下ウエハという)Wをウエハボート12に棚状に
保持させて反応管1内に搬入し、反応管1内を外管1a
と内管1bとの間から排気管13により排気して所定の
減圧雰囲気に維持しながら、ガス供給管14を介して処
理ガスを内管1bの下方側から導入し、所定の処理温度
600℃に制御して、処理ガスの化学気相反応によりウ
エハWに薄膜例えばポリシリコン膜を形成する。
【0004】ところで半導体デバイスの集積度が増大し
ており、このため薄膜の膜厚について高い精度が要求さ
れ、これに伴いプロセス時において高い温度安定性が要
求されているが、上述のような装置では、内管1bの管
壁の両側に空間が形成されているので熱容量が大きく、
熱効率が低い。このため温度リカバリー(ウエハWを搬
入した後反応管内を昇温し、ウエハW表面の温度が安定
するまでの時間)が長くなっている。
【0005】この問題はウエハサイズの大口径化に伴っ
て反応管が大型になると、より顕在化していくと考えら
れる。また上述のポリシリコン膜の成膜処理の際には、
ポリシリコン膜が外管1aや内管1bに付着するが、こ
のポリシリコン膜は反射率が大きいため、反応管に付着
すると加熱部11からの輻射熱が遮られて、より加熱効
率が低下してしまう。このようなことから本発明者は二
重管構造の反応管1よりも熱容量が小さく加熱効率がよ
い単管構造の反応管を用いた縦型熱処理装置に着目して
いる。
【0006】二重管構造の反応管を単純に単管構造に転
化した装置を考えると、図13(b)のような構造とな
る。即ち反応管15は上端が閉じられると共に下端が開
口しており、ガス供給管16はマニホ−ルド10の下部
側から突入し、先端部が反応管15内部の上部側に位置
するように設けられている。その他の構成は二重管構造
の反応管を用いた縦型熱処理装置と同様である。このよ
うな縦型熱処理装置では、マニホ−ルド10に接続され
た排気管13により反応管15内を排気し、反応管15
の上部側から供給された処理ガスを下部側へ向けて通流
させて、所定のポリシリコン膜の成膜処理が行われる。
【0007】
【発明を解決しようとする課題】ところで上述の単管構
造の反応管15を用いた縦型熱処理装置では、マニホ−
ルド10と反応管15との接合部分にはOリング17が
介在されており、このOリング17は樹脂製であって例
えば200℃以上の温度では変質してしまうことから、
マニホ−ルド10部分は200℃以下の温度となるよう
に冷却されている。
【0008】上述の成膜処理の際には、処理ガスや気相
状態の反応生成物は排気管13より外部へ排気されてい
くが、マニホ−ルド10は上述のように冷却されている
ので、この領域で反応生成物が固体状態に変化し、マニ
ホ−ルド10の内周面特に図示しない排気口近傍の内壁
に付着する。そして反応生成物はプロセス中に徐々に堆
積していき、この堆積量が多くなると、反応生成物がマ
ニホ−ルド10の内壁から剥がれ、パーティクルとな
る。このためウエハボ−ト12が反応管15内にロ−
ド、アンロ−ドされるときにはこの横を通過するので、
ウエハボ−ト12に搭載されているウエハがここで発生
したパーティクルにより汚染されてしまうと考えられ
る。
【0009】本発明の目的は、被処理基板の表面にCV
D処理により薄膜を形成するにあたり、パーティクルの
発生を抑えることができる縦型熱処理装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、下端部が開口
している縦型の単一の反応管と、この反応管の下端部に
設けられ、排気管が接続された筒状のマニホ−ルドと、
前記反応管の周囲を取り囲むように設けられた加熱部
と、複数の被処理基板を棚状に保持し、前記反応管の下
方側から搬入する保持具と、反応管の内部に処理ガスを
供給するためのガス供給管と、を備え、被処理基板に化
学的気相反応により薄膜を形成する縦型熱処理装置にお
いて、前記マニホ−ルドの内周面を空間を介して覆うと
共に、保持具の昇降領域を囲むように設けられた筒状部
材を設け、前記反応管内のガスを前記筒状部材に形成さ
れた空間を介して前記排気管により排気することを特徴
とする。
【0011】この際筒状部材の上縁部とマニホ−ルド又
は反応管の内周面との間に排気孔を形成し、この場合反
応管内のガスは、この排気孔から前記空間を経て排気管
より排気される。また前記筒状部材の内周面に沿って、
下から上に向けて不活性ガスを通流させるための不活性
ガス供給管を設けるようにしてもよい。
【0012】また本発明は、縦型の反応管と、複数の被
処理基板を棚状に保持し、前記反応管の下方側から搬入
する保持具と、反応管内のガスを下部側から排気するた
めの排気管と、を備え、被処理基板に化学的気相反応に
より薄膜を形成する縦型熱処理装置において、保持具の
上端よりも高い位置にガス供給口が開口している処理ガ
ス供給部と、前記保持具の天板の上に設けられたガス整
流部材と、を備えたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に用い
られる縦型熱処理装置を示す図である。図中2は反応管
であり、この反応管2は上端が閉じ下端が開口している
縦型の単一の石英管により構成されている。この反応管
2の周囲にはこれを取り囲むように加熱炉3が配設さ
れ、この加熱炉3は断熱体31の内周面に加熱部をなす
抵抗発熱体よりなるヒータ32を設けて構成される。
【0014】反応管2の下部側には金属製のマニホール
ド4が設けられており、反応管2の下端のフランジ部が
マニホールド4とベースプレート40との間に挟まれた
状態で固定されていて、反応管のフランジ部とマニホ−
ルド4との接合部分にはOリング41が介在されてい
る。
【0015】マニホールド4にはガス供給管であるイン
ジェクタ42が突入して設けられ、このインジェクタ4
2はL字型に屈曲されて後述のウエハボ−トに沿って伸
び、ウエハボ−トの頂部よりも高い位置にて逆J字型に
屈曲されて、先端がウエハボートの頂部のほぼ中央であ
って、前記頂部よりも少し高い位置に位置するように設
けられている。更にマニホールド4に形成された排気口
43には排気管44が接続されている。このようなマニ
ホ−ルド4は図示しない冷却手段により例えば200℃
に冷却されており、冷却手段は例えばマニホ−ルド4の
内部に形成された冷却水流路とこの流路を流れる冷却水
とにより構成される。
【0016】前記反応管2内には多数枚例えば150枚
のウエハWが棚状に即ち各々ほぼ水平な状態で上下に間
隔をおいて保持具であるウエハボート5に載置されてお
り、このウエハボート5は蓋体51の上に断熱体である
保温筒52を介して保持されている。蓋体51はウエハ
ボート5を反応管2内に搬入、搬出するためのボートエ
レベータ53の上に搭載されており、上限位置にあると
きにはマニホールド4の下端開口部を閉じる役割をもっ
ている。
【0017】反応管2とマニホ−ルド4の内部には、マ
ニホ−ルド4の内周面を空間を介して覆うためのカバ−
6が設けられている。このカバ−6は例えば石英製であ
り、図2(a)に示すように、ウエハボ−ト5の昇降領
域を囲む円形の筒状部材61の上下両縁にリング体62
a,62bを鍔状に設けて構成されている。
【0018】上部側のリング体62aは、後述する化学
的気相反応により生成した反応生成物が気相状態で存在
する領域例えば反応管2の下部付近の領域に位置し、そ
の外周面が例えば反応管2の内面に接合するように設け
られている。またリング体62bの外周面は、排気口4
3の下方側であって、例えば不活性ガス供給管64の上
方側のマニホ−ルド4の内周面に接合するように設けら
れていて、リング体62bの底面がマニホ−ルド4の内
周面から突出した突状部にて支持されるように構成され
ている。
【0019】筒状部材61はウエハボ−ト5の反応管2
内の昇降路を囲むように配置され、ウエハボ−ト5が搬
入されたときに保温筒52の外周囲を覆うように設けら
れている。このように前記リング体62a,62bと筒
状部材61とにより排気口43が覆われ、マニホ−ルド
4の内側にカバ−6で囲まれた閉鎖領域である排気空間
Sが形成される。
【0020】上部側のリング体62aには前記インジェ
クタ42が突入して設けられていると共に、例えば図2
(b)に示すように、反応管2の内部領域と前記排気空
間Sとの間を通気するための複数の排気孔63が周方向
に均等な間隔で形成されている。またマニホ−ルド4の
下部側には、リング体62bの下面側と蓋体51との間
に例えば不活性ガス供給管64が突入して設けられてい
る。
【0021】次に上述の装置を用いた本発明方法のプロ
セスについて述べる。先ず反応管2内の処理領域の温度
を例えば400℃に設定し、例えば150枚の被処理基
板である12インチサイズのウエハWをウエハボート5
に載せて、ボートエレベータ53を上昇させることによ
り反応管2内に下端開口部から搬入する。
【0022】次いで反応管2内を図示しない真空ポンプ
により排気管44を通じて真空排気すると共に、図3の
点線aで示すようにヒータ32のパワ−を上げてウエハ
W表面を処理温度まで加熱する。ウエハWを反応管2内
に搬入した後の昇温の仕方については、処理温度よりも
少し低い温度までは早い昇温速度で、例えば600℃で
処理する場合、図2の実線bで示すように550℃付近
まではウエハW表面を15℃/分の昇温速度で昇温し、
その後ヒータ32のパワーを下げて昇温速度を落とし、
設定温度である600℃に安定するように温度コントロ
ールを行う。
【0023】ウエハW表面が設定温度(処理温度)例え
ば600℃に安定した後、インジェクタ42の上端(先
端)から反応管2内に処理ガス例えばSiH4 ガスを2
00SCCMの流量で供給し、不活性ガス供給管64か
ら筒状部材61と保温筒52との間にパ−ジガスとして
不活性ガスである窒素ガスを50SCCMの流量で供給
すると共に、反応管2の下方側から排気管44を通じて
真空排気することにより圧力が0.2Torrになるよ
うに制御してSiH4 ガスの化学的気相反応によりウエ
ハWにポリシリコン膜を形成する。
【0024】ところでポリシリコン膜は反応管2の内面
にも付着し、ポリシリコン膜の反射率が大きいことか
ら、プロセスを繰り返し行っていくうちに加熱炉3から
反応管2内に輻射される単位時間当りの熱量が少なくな
ってくる。しかし反応管2は単一の石英管(単管)であ
るから、従来の二重管の場合のようにポリシリコン膜が
内、外の2段に亘って形成されないので、ポリシリコン
膜により遮られる輻射熱が少ない。そして二重管の場合
のような内管の管壁を区画壁として内、外の二重の空間
が形成されないので、熱容量が小さい。従ってヒータ3
2の温度変化に対するウエハWの温度の追従性が良くな
り、温度制御性が良好になる。
【0025】ここで処理領域の昇温速度が早い場合に
は、はじめにヒ−タパワ−を一気に大きくし、ウエハW
が設定温度近くなるとヒ−タパワ−を落として微妙なコ
ントロ−ルを行っており、ウエハWの温度の追従が悪い
とこの段階でウエハWの温度の収束に長い時間がかか
り、設定温度よりも少し低い温度から微妙な温度コント
ロールを行うときに、温度制御性の良し悪しで、その後
の設定温度に安定するまでの時間が左右されるため、反
応管2として単管を用いることにより、この時間が短く
なる。そして温度制御性が良好であることから、設定温
度より少し低い温度に至るまでのウエハWの昇温速度を
早くすることができ、結果として温度リカバリーが早く
なり、高いスループットを得ることができる。
【0026】このように反応管2として単管を用いてC
VD処理を行う手法は、ウエハサイズが8インチ以上で
あって、かつ処理温度範囲が300〜650℃の場合に
非常に有効である。ウエハサイズが6インチ以下の場合
には反応管の熱容量は小さく、ウエハWの温度追従性は
それ程悪くなく、従来の手法でも問題とならない。これ
に対し昇温速度を早めて、ウエハWを反応管2内に搬入
した後昇温を開始してから、ウエハWが設定温度になる
までの時間を20分以内に収め、しかもウエハWの温度
に高い安定性が要求されている場合つまり許容温度範囲
が狭い場合に有効である。
【0027】また上述のプロセスの際、排気管44によ
り排気すると、反応管2内はカバ−6の排気孔63を介
して排気され、これにより処理ガスや化学的気相反応に
より生じた気相状態の反応生成物などの反応管2内のガ
スは図4において実線で示すように、反応管2の内部を
上部側から下方側に向けて流れていく。この際マニホ−
ルド4は既述のように冷却されているが、カバ−6の排
気孔63付近は反応生成物が気相状態で存在する温度領
域であるため、処理ガスや反応生成物は気相状態で排気
孔63を介して前記排気空間S内に排気される。
【0028】さらに筒状部材61と保温筒52の間の領
域には不活性ガス供給管64により、不活性ガス例えば
窒素(N2 )ガスがパ−ジガスとして図4に鎖線で示す
ように下方側から上方側に向けて保温筒52の外面及び
筒状部材61の内面に沿って流れているので、この領域
には処理ガス等は流れ込みにくい。
【0029】ここで既述のようにマニホ−ルド4はOリ
ングの変質を抑えるために例えば200℃に冷却されて
おり、排気空間Sは気相状態の反応生成物が凝固する温
度よりも低くなっている。従ってこの空間Sに排気孔6
3から気相状態で吸引された反応生成物は、ここで凝固
して固体状態になり、例えばカバ−6の内面やマニホ−
ルド4の内壁面に付着する。そしてプロセス中、反応生
成物はこれら付着した面に徐々に堆積していくが、この
反応生成物はこの排気空間S内に閉じ込められているの
で、パーティクルとして反応管2の内部に飛散すること
はなく、反応生成物の堆積が原因となるパーティクルの
発生が防止される。
【0030】このようにパーティクルは、ウエハボ−ト
5の昇降領域の外側で閉じ込められるので、反応管2内
にウエハボ−ト5がロ−ド、アンロ−ドされるときに、
ウエハボ−ト5に搭載されているウエハWがパーティク
ルにより汚染されることが防止される。
【0031】また筒状部材61とマニホ−ルド4の内周
面の間には排気空間Sが形成されているので、筒状部材
61の内周面はマニホ−ルド4の内周面よりも温度が高
く、このため筒状部材61の内周面には反応生成物が付
着しにくい。
【0032】さらに排気空間Sには、リング体62aに
形成された排気孔63から処理ガス等が排気されていく
ので、処理ガス等は筒状部材61の内周面側には入り込
みにくく、しかも筒状部材61と保温筒52との間の領
域には、既述のように窒素ガスが通流していて処理ガス
等が入り込みにくくなっている。このように処理ガス等
は筒状部材61の内周面や保温筒52の外周面に沿って
流れにくいので、これらの面へ付着する反応生成物の量
は極めて少なくなる。従ってこの領域に堆積する反応生
成物が原因となるウエハWのパーティクル汚染の程度も
かなり小さくなる。
【0033】さらにカバ−6が設けられていることによ
り反応管2内におけるガスの流れを均一にすることがで
きる。つまり反応管2内を排気管44により排気する際
には、反応管2内はカバ−6に形成された排気孔63を
介して排気されることになるが、この排気孔63は例え
ばリング体62aに均等に配設されているため、処理ガ
ス等は反応管2の断面においてほぼ均一に分散してい
く。従って処理ガスがウエハWの面内において均一に供
給されるので、成膜されるポリシリコン膜の膜厚の面内
均一性を向上させることができる。
【0034】上述の実施の形態では、カバ−6を図5に
示すように構成してもよい。この図に示すカバ−6は、
筒状部材61の上縁にリング体62aが鍔状に設けられ
ており、筒状部材61の下端側がマニホ−ルド4の内周
面から突出した突状部にて支持されるように構成されて
いる。その他の構成は図1に示すカバ−6と同様であ
る。
【0035】またこれらカバ−6に形成される排気孔6
3は、例えば図6に示すように形成してもよい。図6
(a)に示す例は、排気管が接続されている側と反対側
に排気孔63を多く設けるようにした例である。このよ
うにすると排気管が接続されている側では1つの排気孔
63の排気の程度は大きいが排気孔63の数が少なく、
一方排気管が接続されている側と反対側では1つの排気
孔63の排気の程度は小さいが排気孔63の数が多いの
で、排気管が接続されている側とその反対側で排気の程
度を揃えることができ、処理ガスのガス流れをより均一
にすることができる。なお排気管が接続されている側と
反対側の排気孔63の大きさを大きくすることにより、
排気の程度を制御するようにしてもよい。さらに図6
(b)に示すように、排気孔63はスリット状に形成し
てもよい。
【0036】さらに筒状部材61を例えばア−ム等によ
り反応管2又はマニホ−ルド4の内面に取り付け、リン
グ体62を設けない構成としてもよい。また例えば後述
する図7に示すように、筒状部材61の下面が蓋体51
と接するように設けてもよい。この場合ウエハボ−ト5
が反応管2内に搬入されたときには、マニホ−ルド4の
内側にカバ−6と蓋体51とに囲まれた閉鎖領域である
排気空間Sが形成される。更にリング体62aは、反応
生成物が気相状態で存在する領域であればマニホ−ルド
4の内周面に接合するようにしてもよい。
【0037】続いて本発明の他の実施の形態について説
明する。本実施の形態が上述の実施の形態と異なる点
は、例えば図7及び図8に示すように、縦型熱処理装置
において、ガス整流部材7をウエハボ−ト5の上部に設
けたことである。このガス整流部材7は、処理ガス供給
部をなすインジェクタ42から導入された処理ガスの流
れを、当該処理ガスがウエハWに到達するまでの間に均
一化するためのものである。前記ガス整流部材7は、ウ
エハボ−ト5の天板5aの上面に、石英製の間隔部材7
1を介して円形の石英板よりなる整流板72を例えば2
段重ねて設けることにより構成されている。
【0038】ここで12インチのウエハを処理する場
合、間隔部材71の長さは例えば10mmであり、整流
板72は前記天板5aとほぼ同じ大きさであって、厚さ
4mm、直径340mmである。このようなガス整流部
材7は、既述のように例えば石英等の断熱性の材料から
構成される。その他の構成は上述の図1に記載した縦型
熱処理装置と同様である。
【0039】このようにガス整流部材7を設けると、イ
ンジェクタ42の先端部から供給された処理ガスは、ガ
ス整流部材7の整流板72に当たって流路が拡げられ、
2枚の整流板72の間の隙間や、整流板72と天板5a
との間の隙間に入り込んだり出たりしながら下方側に流
れていく。こうしてガス整流部材7により流路が確保さ
れ、これによりインジェクタ42とウエハWとの間の処
理ガスの通流距離が長くなるので、処理ガスはこの流路
を通過していくうちに徐々に整流されて行き、ウエハボ
−ト5に搭載されているウエハWに到達する頃にはガス
の流れが均一になる。従って処理ガスをウエハWに均一
に供給することができるので、面内均一性の高い熱処理
を行なうことができる。
【0040】また既述のようにガス整流部材7により流
路が確保されるので、処理ガスがウエハボ−ト5に到達
するまでの時間が長くなる。このため処理ガスが加熱さ
れている時間が長くなるので、ウエハボ−ト5の上部側
に載置されているウエハWに到達するまでの間に、当該
処理ガスを反応温度まで十分に昇温することができる。
従ってウエハボ−ト5の上部側に載置されているウエハ
Wに対しても所定の熱処理を行うことができる。
【0041】ここで従来では、ウエハボ−ト5の上部側
では処理ガスの流れが不均一であると共に、処理ガスが
反応温度まで十分に昇温されないため、均一な熱処理を
行うことが困難であったことからこの領域にダミ−ウエ
ハを載置していた。本実施の形態では、ガス整流部材7
を設けることにより、処理ガスの流れが均一になり、し
かも処理ガスが十分に昇温されるので、ウエハボ−ト5
の上部領域においても均一な熱処理を行うことができ、
このためダミ−ウエハを載置しなくてもよいか、載置す
るとしてもダミ−ウエハの枚数は少なくてよい。従って
ウエハボ−ト5に処理用のウエハWを多く搭載すること
ができるので、ウエハWの処理枚数が多くなり、スル−
プットが向上する。
【0042】以上において本実施の形態では、ガス整流
部材を図10に示すように構成してもよい。図10
(a)に示すガス整流部材73は、整流板72を1枚に
し、間隔部材71の長さを大きくした例であり、図10
(b)に示す例は、ガス整流部材74を石英製の円筒体
により構成したものである。このようなガス整流部材7
3、74を設けても処理ガスの流路を確保することがで
きるので、処理ガスをウエハWに供給するまでに、ガス
流れの均一化を図ることができ、またガス温度を十分に
昇温することができる。
【0043】以上において上述の2つの実施の形態で
は、ガス供給のためのインジェクタ42としては、図1
に示す構造のものの他、図11に示すように、インジェ
クタ42をウエハボ−ト5の上方側で屈曲させ、当該屈
曲部から下流側を先端部がウエハボ−ト5の下部側まで
伸びるように設け、この屈曲部から下流側に、先端側に
向けて徐々に間隔が短くなるように供給孔42aを形成
して構成してもよい。
【0044】このインジェクタ42では、処理ガスの供
給量を反応管2の長さ方向において均一になるように制
御することができる。つまりインジェクタ42では先端
側に向かうにつれてガスの圧力が低くなっているので、
供給孔42aから供給される処理ガスの量は先端側に向
けて少なくなる。そこで先端側に向けて供給孔42aを
多く設けることにより、供給孔42aから供給される処
理ガスの量が反応管の長さ方向において均一になるよう
に制御することができる。なお供給孔42a間の間隔を
変える代わりに、先端側に向かうにつれて供給孔42a
の孔径を大きくするようにしてもよい。
【0045】さらにインジェクタ42としては、図12
(a)に示すようにウエハボ−ト5の天板よりも上方側
までウエハボ−ト5に沿って伸び、供給口42aが上方
に開放しているもの、図12(b)に示すように上端部
がL字状に屈曲しているもの等を用いることができる。
この際図12(c)に示すような屈曲しない構成のイン
ジェクタ42では、図11に示す例のように、複数の供
給孔42aを設けて孔の大きさや配設間隔を調整し、処
理ガスの供給量を制御することが望ましい。
【0046】
【発明の効果】請求項1〜3の発明によれば、縦型熱処
理装置を用いて被処理基板の表面にCVD処理により薄
膜を形成するにあたり、パーティクルの発生を抑えるこ
とができる。また請求項4の発明によれば、処理ガスの
流れを被処理基板の表面に供給されるまでに整流するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の縦型熱処理装置の一例
を示す断面図である。
【図2】カバ−の一例を示す斜視図と平面図である。
【図3】ヒータパワーとウエハの表面温度の経時変化を
対応付けて示す特性図である。
【図4】カバ−の作用を説明するための断面図である。
【図5】カバ−の他の例を示す斜視図と断面図である。
【図6】排気孔の他の例を示す平面図である。
【図7】本発明の他の実施の形態の縦型熱処理総理の一
例を示す断面図である。
【図8】ガス整流部材を示す斜視図である。
【図9】ガス整流部材の作用を説明するための説明図で
ある。
【図10】ガス整流部材の他の例を示す斜視図である。
【図11】インジェクタの他の例を示す説明図である。
【図12】インジェクタのさらに他の例を示す外観図で
ある。
【図13】従来の縦型熱処理装置を示す断面図である。
【符号の説明】
2 反応管 3 加熱炉 4 マニホ−ルド 42 インジェクタ 44 排気管 5 ウエハボ−ト 6 カバ− 61 筒状部材 62a,62b リング体 63 排気孔 7、73、74 ガス整流部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端部が開口している縦型の単一の反応
    管と、この反応管の下端部に設けられ、排気管が接続さ
    れた筒状のマニホ−ルドと、前記反応管の周囲を取り囲
    むように設けられた加熱部と、複数の被処理基板を棚状
    に保持し、前記反応管の下方側から搬入する保持具と、
    反応管の内部に処理ガスを供給するためのガス供給管
    と、を備え、被処理基板に化学的気相反応により薄膜を
    形成する縦型熱処理装置において、 前記マニホ−ルドの内周面を空間を介して覆うと共に、
    保持具の昇降領域を囲むように筒状部材を設け、前記反
    応管内のガスを前記筒状部材に形成された空間を介して
    前記排気管により排気することを特徴とする縦型熱処理
    装置。
  2. 【請求項2】 筒状部材の上縁部とマニホ−ルド又は反
    応管の内周面との間に排気孔が形成され、反応管内のガ
    スは、この排気孔から前記空間を経て排気管より排気さ
    れることを特徴とする請求項1記載の縦型熱処理装置。
  3. 【請求項3】 筒状部材の内周面に沿って、下から上に
    向けて不活性ガスを通流させるための不活性ガス供給管
    を設けることを特徴とする請求項1又は2記載の縦型熱
    処理装置。
  4. 【請求項4】 縦型の反応管と、複数の被処理基板を棚
    状に保持し、前記反応管の下方側から搬入する保持具
    と、反応管内のガスを下部側から排気するための排気管
    と、を備え、被処理基板に化学的気相反応により薄膜を
    形成する縦型熱処理装置において、 保持具の上端よりも高い位置にガス供給口が開口してい
    る処理ガス供給部と、 前記保持具の天板の上に設けられたガス整流部材と、を
    備えたことを特徴とする縦型熱処理装置。
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