JPH10223873A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH10223873A
JPH10223873A JP9026928A JP2692897A JPH10223873A JP H10223873 A JPH10223873 A JP H10223873A JP 9026928 A JP9026928 A JP 9026928A JP 2692897 A JP2692897 A JP 2692897A JP H10223873 A JPH10223873 A JP H10223873A
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semiconductor substrate
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Katsumi Shibayama
勝己 柴山
Masaharu Muramatsu
雅治 村松
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    • H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
    • H10F39/00—Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one element covered by group H10F30/00, e.g. radiation detectors comprising photodiode arrays
    • H10F39/10—Integrated devices
    • H10F39/12—Image sensors
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な特性を有する半導体装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 本発明は、半導体基板2の一面に光検出
部8を有し、その光検出部8と反対側で半導体基板2の
一部が削られることにより、薄型化された薄型化部分6
が半導体基板2に設けられた半導体装置1において、半
導体基板2の一面側に対向配置され、光検出部8に対向
する位置に貫通孔19を有し、導電性バンプ11を介し
て光検出部8に電気的に接続された電極を有する支持基
板12と、支持基板12と半導体基板2との間の空隙に
充填される絶縁性の第1の樹脂20とを備えることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に係
り、特に裏面照射型の半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からある半導体装置として、いわゆ
る裏面照射型の半導体装置が知られている。この種の半
導体装置は半導体基板を有し、その半導体基板の一面に
光検出部を有している。そして、半導体基板には、光検
出部と反対側で半導体基板の一部が削られて凹部が形成
されている。このため、半導体基板には、光検出部をも
った薄型化部分が設けられている。この薄型化部分は、
厚くなった半導体基板では吸収されて高感度に検出する
ことができない紫外線、軟X線、電子線等のエネルギー
線に対応して設けられるものであり、この薄型化部分で
は、半導体基板の凹部側の面に照射される光が光検出部
で検出される。
【0003】このような裏面照射型半導体装置にあって
は、光検出部に電気的に接続される信号読出し電極が半
導体基板の裏面に配置されるため、通常のボンディング
ワイヤ等による信号の読出しができない。そのために半
導体基板においては、信号読出し電極が、支持基板上に
形成された電極、又は配線に導電性バンプにより電気的
に接続され、支持基板上の電極又は配線を介してボンデ
ィングワイヤ等により信号が読み出される。このような
半導体装置における半導体基板は、その薄型化部分がそ
の薄さに起因して機械的強度が弱くなっており、全体と
して機械的強度が弱くなっている。また、半導体基板と
支持基板とを電気的に接続する導電性バンプの接続強度
も弱くなっている。そこで、導電性バンプの接続強度を
確保すべく、導電性バンプによる接続によって半導体基
板と支持基板との間に形成された空隙に絶縁性樹脂が充
填され、絶縁性樹脂が薄型化部分に接合されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の半導体装置においては、半導体基板の薄型化部
分を除いた部分については、支持基板及び絶縁性樹脂に
より機械的強度が確保されている一方、半導体基板の薄
型化部分については、その機械的強度の弱さに起因して
以下に示す問題点を有している。
【0005】すなわち、第一に、従来の半導体装置は、
半導体基板および支持基板の間隔が導電性バンプにより
一定に保持されると共に絶縁性樹脂が薄型化部分と接合
されているため、加熱等により絶縁性樹脂が硬化して収
縮すると、薄型化部分が絶縁性樹脂の収縮に伴って引っ
張られ、たわんでしまう場合がある。この場合、半導体
装置の使用時において光検出部に対するフォーカシング
や光検出部における特性ユニフォミティに悪影響が出る
場合がある。
【0006】第二に、半導体基板および支持基板間で薄
型化部分の対向位置に気泡が存在する場合があり、この
気泡が薄型化部分より小さい時には、絶縁性樹脂の収縮
により薄型化部分においてそのたわみの程度が場所によ
って異なることとなり、前述と同じ問題が生じる。
【0007】第三に、半導体装置として、光検出部を冷
却するため支持基板にペルチェ素子などの冷却装置が接
合されたものがあり、その冷却装置によって光検出部を
冷却する場合には、薄型化部分がたわんでいることによ
り光検出部において温度ユニフォミティが低下する場合
がある。また、前記気泡の存在により絶縁性樹脂の存在
するところと存在しないところができ、温度差が生じる
ことにより温度ユニフォミティが低下する場合がある。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、良好な特性を有する半導体装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、半導体基板の一面に光検出部を有し、そ
の光検出部と反対側で半導体基板の一部が削られること
により、薄型化された薄型化部分が半導体基板に設けら
れた半導体装置において、半導体基板の一面側に対向配
置され、光検出部に対向する位置に貫通孔を有し、導電
性バンプを介して光検出部に電気的に接続された電極を
有する支持基板と、支持基板と半導体基板との間の空隙
に充填される絶縁性の第1の樹脂とを備えることを特徴
とする。
【0010】この半導体装置によれば、半導体装置の製
造時において、絶縁性の第1の樹脂は、半導体基板と支
持基板との間の空隙に充填され、貫通孔と薄型化部分と
の間には充填されることがない。このため、導電性バン
プにより半導体基板および支持基板の間隔が一定に保持
された状態において、加熱等により第1の樹脂が硬化さ
れて収縮しても、その薄型化部分が第1の樹脂により引
っ張られることがなく、従って、薄型化部分がたわむこ
とがない。
【0011】また、貫通孔は、半導体基板に面する側の
開口が薄型化部分と同じ大きさ若しくは薄型化部分より
大きく形成されていることが好ましい。この半導体装置
によれば、半導体装置の製造時において、半導体基板と
支持基板との間の空隙には、毛細管現象により絶縁性の
第1の樹脂が注入される一方、薄型化部分と貫通孔との
間では、毛細管現象が起こらず、第1の樹脂が充填され
ることがない。
【0012】また、貫通孔内壁と絶縁性の第1の樹脂の
内周面と薄型化部分とで囲まれる領域内に、第1の樹脂
の熱膨張係数以下の熱膨張係数を有する第2の樹脂が更
に充填されていることが好ましい。この場合、絶縁性の
第1の樹脂が硬化されて収縮する場合でも、第2の樹脂
が収縮し難いため、薄型化部分が引っ張られ難くなると
共に第2の樹脂によって薄型化部分が補強される。ま
た、光検出部を第2の樹脂を介して冷却する場合に、第
2の樹脂がない場合に比べて冷却効率が向上する。
【0013】また、支持基板に冷却装置が取り付けら
れ、その冷却装置により第2の樹脂が冷却されてもよ
い。この場合、冷却装置により第2の樹脂が冷却される
と、その冷却された第2の樹脂を介して光検出部が冷却
され、光検出部でのノイズが低減される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面と共に本発明によ
る半導体装置の第1から第4までの実施形態について詳
細に説明する。なお、全図中、同一又は同等の構成要素
については、同一の符号を付することとする。
【0015】図1は、本発明の半導体装置の第1実施形
態を示す縦断面端面図であり、図2は図1の半導体装置
を示す平面図である。図1に示すように、半導体装置1
は、平板状の半導体基板2を有し、この半導体基板2
は、例えばシリコンのP+層3とその上に形成されたP
エピ層4とで構成されている。この半導体基板2のPエ
ピ層4の表面には光検出部としてのCCD8が形成さ
れ、そのPエピ層4と反対側のCCD8に対応する部分
では、P+層3の一部が除去されることでPエピ層4が
露出されて光ガイド凹部5が形成され、アキュームレー
ション層23が形成されている。このため、半導体基板
2には、CCD8を含む薄型化された薄型化部分6が設
けられている。なお、P+層3及びPエピ層4からなる
半導体基板2は、例えば約300〜600μmの厚さと
なっており、薄型化部分6は約15〜40μmの厚さと
なっている。
【0016】この薄型化部分6は、その光ガイド凹部5
側の面が矩形状の平坦な光被照射面7となっており(図
2参照)、その光被照射面7はCCD8とほぼ同じ大き
さに形成されている。この薄型化部分6は、光ガイド凹
部5を通って光被照射面7に照射される光をCCD8で
検出するものである。また、半導体基板2は、CCD8
の周辺領域に配線(図示せず)を介してCCD8に電気
的に接続されたAl等から形成された電極パッド10を
有し、その電極パッド10上には導電性バンプ11(例
えば金製のボールバンプ)が取り付けられている。この
とき、導電性バンプ11の接続強度を上げるために複数
個の導電性バンプ11を取り付けてもよい。そして、C
CD8、電極パッド10及び導電性バンプ11は相互に
電気的に接続されている。
【0017】また、半導体装置1は、半導体基板2のC
CD8側に、導電性バンプ11を介して対向配置された
支持基板12を有している。この支持基板12は、例え
ばベース基板であるシリコン基板13を有し、このシリ
コン基板13と半導体基板2の導電性バンプ11との間
は、シリコン基板13側から順次積層される酸化シリコ
ン膜14、電極パッド15及びコンタクトパッド16で
構成されている。また、酸化シリコン膜14、電極パッ
ド15及びコンタクトパッド16は窒化シリコン膜17
aで覆われ、この窒化シリコン膜17aにおいて、電極
パッド15上に形成されたワイヤボンディング用開口部
18を通ってボンディングワイヤ(図示せず)の一端が
電極パッド15に接続されている。このため、CCD8
で得られた信号電荷が半導体基板2の電極パッド10、
導電性バンプ11、コンタクトパッド16、電極パッド
15及びボンディングワイヤを通って外部に取り出され
るようになっている。
【0018】なお、支持基板12のベース基板としてシ
リコン基板13としたが、ベース基板としては、比較的
硬質のものであれば如何なるものでもよい。例えば、セ
ラミックス、ガラス又はプラスチック類等であってもよ
い。この場合、電極パッド15は、蒸着や導電性樹脂の
スクリーン印刷法により形成される(図5参照)。ま
た、コンタクトパッド16は、導電性バンプ11との電
気的コンタクトを向上させる観点から、導電性バンプ1
1側からAu/Pt/Tiの順に構成されている。更
に、シリコン基板13の半導体基板2と反対側の面に
は、ウェットエッチングによりシリコン基板13に開口
部を設けるためのマスク用の窒化シリコン膜17bが形
成されている。
【0019】また、支持基板12には、半導体基板2の
薄型化部分6に対向する位置に貫通孔19が形成され、
窒化シリコン膜17aの表面と半導体基板2とで形成さ
れる空隙35(図13(a)参照)には、絶縁性の第1
の樹脂20が充填され、この第1の樹脂20により絶縁
層が構成されている。この第1の樹脂20は、例えばエ
ポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂、シリコーン系樹脂若し
くはアクリル系樹脂又はこれらを複合させたものを含む
接着性樹脂で構成されている。
【0020】ここで、貫通孔19は、その一端にあるC
CD8側の開口19aおよび他端にある開口19bが薄
型化部分6の光被照射面7と同じ大きさ、若しくは薄型
化部分6の光被照射面7より大きくなっていることが好
ましい。このようにするのは、半導体基板2と支持基板
12との間に毛細管現象により絶縁性の第1の樹脂20
が充填される際に、その絶縁性の第1の樹脂20が薄型
化部分6に接触しないようにするためである。このよう
な貫通孔19の一例として図2に示すものがある。図2
には、貫通孔19の一端の開口19aが薄型化部分6の
光被照射面7より大きくなっており、且つ、貫通孔19
の他端の開口19bが開口19aより大きくなっている
例が示されている。なお、この図2において貫通孔19
のCCD8側の開口19aが薄型化部分6の光被照射面
7より大きくなっている例が示されているが、開口19
aは光被照射面7と同じ大きさで形成されていてもよ
い。また、開口19aと開口19bとが同じ大きさであ
ってもよい。
【0021】また、このような貫通孔19により、その
貫通孔19と薄型化部分6との間に絶縁性の第1の樹脂
20が充填されないため、絶縁層には薄型化部分6に対
向する位置に開口部21が形成されている。この開口部
21はそのCCD8側の開口が薄型化部分6の光被照射
面7より大きくなっている。すなわち、薄型化部分6に
は、絶縁性の第1の樹脂20が接着されていない。この
ような構成をもった半導体装置1によれば、半導体装置
1の製造時に、薄型化部分6の対向位置に開口部21が
形成されて絶縁性の第1の樹脂20が薄型化部分6に接
着されなくなるため、導電性バンプ11により半導体基
板2および支持基板12の間隔が一定に保持された状態
において、絶縁性の第1の樹脂20が加熱等により硬化
されて収縮しても、薄型化部分6が第1の樹脂脂20に
より引っ張られることがほとんどなく、従って、薄型化
部分6がたわむことがほとんどない。この結果、半導体
装置1の使用時において、CCD8に対するフォーカシ
ングが正確に行われ、また、CCD8における特性ユニ
フォミティが向上するようになる。
【0022】次に、本発明の半導体装置の第2実施形態
について説明する。なお、第1実施形態と同一又は同様
の構成部分については、その説明を省略する。
【0023】図3は、第2実施形態に係る半導体装置を
示す縦断面端面図である。図3に示すように、この半導
体装置30は、第2の樹脂27が、支持基板13の貫通
孔内壁と絶縁性の第1の樹脂20の内周面20aと薄型
化部分6との間の領域内に更に充填されている点で第1
実施形態に係る半導体装置1と異なっている。すなわ
ち、半導体装置30は、絶縁層に形成された開口部21
内、および貫通孔19内に第2の樹脂27が充填されて
いる点で半導体装置1と異なっている。
【0024】ここで、第2の樹脂27としては、絶縁性
の第1の樹脂20の熱膨張係数より小さい熱膨張係数を
もった樹脂が用いられ、特に、薄型化部分6の熱膨張係
数と同一又はそれに近い熱膨張係数の樹脂が好ましい。
例えば、半導体基板2がシリコンからなる場合はシリコ
ーン系樹脂が用いられる。また、第2の樹脂27として
は、室温硬化型樹脂を含むものであってもよい。なお、
第2の樹脂27は、貫通孔19を通して注ぎ込むことで
貫通孔19および開口部21内に充填されている。
【0025】このような構成の半導体装置30によれ
ば、絶縁性の第1の樹脂20が加熱等により硬化されて
収縮する場合であっても、第2の樹脂27が絶縁性の第
1の樹脂20より収縮し難いため、薄型化部分6がたわ
み難くなると共に、第2の樹脂27が硬化することで薄
型化部分6が補強されることとなる。また、薄型化部分
6のCCD8を冷却する必要がある場合、この第2の樹
脂27を介してCCD8が冷却されるため、第2の樹脂
27がない場合に比べて、冷却効率が向上することとな
る。更に、第2の樹脂27の充填に当たって、毛細管現
象を利用せず貫通孔19および開口部21内に注ぎ込む
ようにしているため、薄型化部分6の対向位置に気泡が
生じることもない。
【0026】なお、図3においては、第2の樹脂27と
絶縁性の第1の樹脂20とが互いに異なった樹脂で構成
されているが、図4に示すように、絶縁性の第1の樹脂
20が第2の樹脂27と同じ樹脂で形成されてもよい。
また、支持基板12のベース基板としてシリコン基板1
3としたが、ベース基板としては、比較的硬質のもので
あれば如何なるものでもよい。例えば、図5に示すよう
に、セラミックス、ガラス又はプラスチック類等であっ
てもよい。この場合、電極パッド15は、蒸着や導電性
樹脂のスクリーン印刷法により形成される。
【0027】次に、本発明の半導体装置に係る第3実施
形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は
同様の構成部分については、その説明を省略する。
【0028】図6は、第3実施形態に係る半導体装置の
縦断面端面図である。図6に示すように、この半導体装
置40は、支持基板12に冷却装置28が取り付けられ
ている点で第2実施形態の半導体装置30と異なってい
る。冷却装置28は、例えば適当な接着樹脂31を介し
て支持基板12の窒化シリコン膜17bに接合され、第
2の樹脂27と冷却装置28との間には空隙29が形成
されている。なお、冷却装置28としては、例えばペル
チェ素子が用いられる。
【0029】このような構成の半導体装置40によれ
ば、冷却装置28により接着樹脂31を介した支持基板
12と空隙29を介して第2の樹脂27が冷却される
と、その冷却された第2の樹脂27を介してCCD8が
冷却され、CCD8でのノイズが低減されることとな
る。
【0030】なお、図6においては、第2の樹脂27と
冷却装置28との間に空隙29が形成されているが、図
7に示すように、冷却装置28と、窒化シリコン膜17
b及び第2の樹脂27との間において空隙29をなく
し、その空隙29にも接着樹脂31が完全に充填される
ようにすることが好ましい。このようにすることで、冷
却装置28による冷却効率が更に向上することとなる。
なお、この場合、接着樹脂31としては熱伝導率の高い
樹脂を用いることが好ましい。この接着樹脂31は、絶
縁性の樹脂でも導電性の樹脂であってもよいが、例えば
第2の樹脂27と同一のシリコーン系樹脂であることが
好ましい。これは、シリコーン系樹脂が比較的熱伝導率
が高く且つ熱膨張係数が比較的小さいためである。
【0031】次に、本発明に係る半導体装置の第4実施
形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は
同様の構成部分については、その説明を省略する。
【0032】図8は、第4実施形態に係る半導体装置を
示す縦断面端面図である。この半導体装置50は、貫通
孔19の開口19aと反対側の開口19bが薄型化部分
6の光被照射面7より小さくなっている点で第1実施形
態の半導体装置1と異なっている。このようにすること
で、例えば貫通孔19の開口19bを含む窒化シリコン
膜17bにダイパッド(図示せず)等が接合される場合
に、ダイボンディングが行い易くなる。
【0033】なお、本発明は、前述した第1から第4ま
での実施形態に限定されるものではない。例えば、半導
体装置の他の例として、図9及び図10に示すものがあ
る。図9に示す半導体装置60は、支持基板12のベー
ス基板としてシリコン、セラミックス、ガラス又はプラ
スチック類を用いたもので、支持基板12において、C
CD8と反対側に向けて凸状となった貫通孔19が形成
され、この貫通孔19の開口19bは薄型化部分6の光
被照射面7より小さくなっている。この半導体装置60
によれば、第4実施形態の半導体装置50と同様、開口
19bを含む面にダイパッド(図示せず)等が接合され
る場合にダイボンディングが行い易くなる。
【0034】また、図10に示す半導体装置70は、半
導体基板2において、その薄型化部分6のCCD8の表
面に撥水処理が施されている点で図9の半導体装置60
と異なっている。このように薄型化部分6に対して撥水
処理を施すこととしたのは、半導体装置70の製造時に
おいて絶縁性の第1の樹脂20が薄型化部分6に接着さ
れるのを防止するためである。ここで、撥水処理は、例
えばCCD8の表面に、絶縁性の第1の樹脂20に対し
てぬれ性の悪いコーティング材33をコーティングする
ことでなされる。従って、半導体装置70は、第1実施
形態に係る半導体装置1のように貫通孔19の両端の開
口を19a,19b以上の大きさとする必要はなく、図
10に示すように、支持基板12の貫通孔19の両端の
開口19a,19bを薄型化部分6の光被照射面7より
小さくすることができる。このため、支持基板12がダ
イパッド等に接合される場合に、その支持基板12にお
いて、接合面を広くすることができ、ダイボンディング
を行い易くすることができる。
【0035】次に、前述した第1の実施形態に係る半導
体装置1の製造方法の一例について説明する。
【0036】半導体基板2の製造に当たっては、まず、
図11(a)に示すように、厚さ300〜600μm、
直径4インチの円板状の(100)面のシリコンウェフ
ァの両面に鏡面処理を施したものを用意する。ここで、
シリコンウェファは、P+層3とその上のPエピ層4と
で構成されている。次に、図11(b)に示すように、
このシリコンウェファのPエピ層4側の表面に光検出部
としてのCCD8を形成し、このCCD8と反対側のP
+層3側の表面上に、厚さ0.8〜1.2μmのマスク
用の窒化シリコン膜22を堆積した後、この窒化シリコ
ン膜22のエッチングすべき領域をドライエッチングに
より除去し、P+層3を露出させておく。
【0037】そして、図11(c)及び(d)に示すよ
うに、シリコンウェファのCCD8側の面にワックス等
で直径12cmの石英板24を貼り付け、この石英板2
4を持った状態で、露出したP+層3を6〜8規定、5
0〜80℃の水酸化カリウム溶液に浸し、P+層3の異
方性エッチングを行う。この異方性エッチングは、Pエ
ピ層4から5〜15μmのところまで行う。続いて、フ
ッ酸、硝酸及び酢酸をそれぞれ1対1対8の割合で混合
した溶液により、Pエピ層4に達するまで、すなわちP
+層3とPエピ層4との境界までエッチングする。この
とき、エッチングは、Pエピ層4に達したところで自発
的にストップするようになっている。
【0038】このようにして、光ガイド凹部5が形成さ
れると同時に、厚さ15〜40μmの薄型化部分6が得
られる。続いて、シリコンウェファから石英板24を取
り外し、CCD8を形成した面を有機溶剤で洗浄した
後、裏面のアキュームレーション処理を施す。
【0039】裏面のアキュームレーション処理として、
500〜1000Åの酸化膜を加熱処理により成長さ
せ、裏面側にボロンをイオン注入し、800〜1000
℃でアニールを行う。ここで、酸化膜は、表面にも成長
するため、表面の酸化膜はドライエッチングで除去す
る。このようにしてアキュームレーション層23を形成
する。
【0040】そして、シリコンウェファのCCD8側の
面上に、厚さ約1μmのAlを堆積させて厚さ約1μm
のAlパッド10をドライエッチングにより形成する。
その後、円板状のシリコンウェファをチップ状にダイシ
ングした後、電極パッド10上に超音波ボールボンダを
用いて導電性バンプ(金製のボールバンプ)11を複数
個形成する。このようにして半導体基板2の製造が完了
する(図11(e)参照)。
【0041】一方、支持基板12の製造に当たっては、
まず図12(a)に示すように、厚さ300〜600μ
mの直径4インチシリコンウェファ13を用意し、その
シリコンウェファ13の一面に厚さ2〜3μmの酸化シ
リコン膜14を堆積する。そして、図12(b)に示す
ように、この酸化シリコン膜14上に厚さ約1μmの電
極パッド15を形成し、続いて、シリコンウェファ13
の両面に厚さ約0.8〜1.2μmのマスク用の窒化シ
リコン膜17a,17bをプラズマCVDにより堆積
し、図12(c)に示すように、窒化シリコン膜17a
に、導電性バンプ11と接触するコンタクトパッド16
をリフトオフ法により形成すると共に、ドライエッチン
グによりワイヤボンディング用開口部18を形成して電
極パッド15を露出させる。ここで、コンタクトパッド
16は、Au/Pt/Niからなり、Niが電極パッド
15に接触するように形成され、Auは窒化シリコン膜
17aと同一面内で露出された状態としてある。また、
反対側の窒化シリコン膜17bは、貫通孔19を形成す
べき部分をエッチングにより除去し、シリコンウェファ
13を露出させておく。
【0042】そして、直径12cmの石英板(図示せ
ず)をシリコンウェファ13の電極パッド15側の面に
ワックス等で貼り付け、この石英板を持った状態で、露
出したシリコンウェファ13を6〜8規定、50〜80
℃の水酸化カリウム溶液に浸し、シリコンウェファ13
を異方性エッチングする。この異方性エッチングは、酸
化シリコン膜14に達するまで続ける。このとき酸化シ
リコン膜14及び窒化シリコン膜17aは、貫通されて
いない状態にある。
【0043】そして、石英板をシリコンウェファ13か
ら取り外し、そのシリコンウェファ13を有機溶剤で洗
浄する。その後、直径4インチのシリコンウェファ13
をダイシングによりチップ状にする。このダイシングの
際に、図12(d)に示すように、前述した未貫通の酸
化シリコン膜14及び窒化シリコン膜17aを水圧によ
り除去し、貫通させる。このようにして、貫通孔19を
もった支持基板12の製造が完了する。なお、水圧によ
って酸化シリコン膜14及び窒化シリコン膜17aが完
全に除去できない時は、ピンセット等で容易に除去する
ことができる。
【0044】そして、この支持基板12を前述の半導体
基板2と接合させるに当たっては、まず、図13(a)
に示すように、半導体基板2の導電性バンプ11が支持
基板12のコンタクトパッド16に接触するようにアラ
イメントし、加熱加圧によりフェースボンディングを行
う。加熱加圧の条件は、導電性バンプ11の材質によっ
て異なるが、金のボールバンプの場合、270〜400
℃の温度で加熱し、20〜40g/バンプの圧力で加圧
する。
【0045】そして、図13(b)に示すように、フェ
ースボンディングした半導体基板2と支持基板12との
間の空隙35に、絶縁性の第1の樹脂20を毛細管現象
を利用して注入する。この絶縁性の第1の樹脂20の注
入においては、絶縁性の第1の樹脂20は、その粘度が
比較的低い場合には室温で注入し、粘度が比較的高い場
合には40〜70℃に加熱しながら注入する。
【0046】このとき、貫通孔19は、その両端の開口
19a,19bが薄型化部分6より大きくなっているの
で、絶縁性の第1の樹脂20は、半導体基板2の薄型化
部分6と支持基板12の貫通孔19との間に入り込まな
くなる。このため、薄型化部分6と貫通孔19との間に
は開口部21が形成され、絶縁性の第1の樹脂20は、
この開口部21を取り囲むようにして半導体基板2と支
持基板12との空隙35に充填される。その後、室温、
あるいは適当な温度で全体を加熱して、絶縁性の第1の
樹脂20を硬化させて半導体装置1の製造が完了する。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、支
持基板に貫通孔を形成し、その支持基板と半導体基板と
の間の空隙に絶縁性の第1の樹脂を充填するようにした
ので、半導体装置の使用時において、光検出部に対する
フォーカシングを正確に行うことができ、また、光検出
部における特性ユニフォミティを向上させることができ
る。また、半導体装置が冷却される場合においては、光
検出部で温度ユニフォミティを向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置の第1実施形態を示す
縦断面端面図である。
【図2】図1の半導体装置を概略的に示す平面図であ
る。
【図3】本発明に係る半導体装置の第2実施形態を示す
縦断面端面図である。
【図4】図3の絶縁性樹脂の変形例を示す縦断面端面図
である。
【図5】図3の支持基板の変形例を示す縦断面端面図で
ある。
【図6】本発明に係る半導体装置の第3実施形態を示す
縦断面端面図である。
【図7】図6の支持基板と冷却装置の別の接合例を示す
縦断面端面図である。
【図8】本発明に係る半導体装置の第4実施形態を示す
縦断面端面図である。
【図9】本発明に係る半導体装置の第5実施形態を示す
縦断面端面図である。
【図10】本発明に係る半導体装置の第6実施形態を示
す縦断面端面図である。
【図11】第1実施形態の半導体装置の半導体基板の製
造工程図である。
【図12】第1実施形態の半導体装置の支持基板の製造
工程図である。
【図13】第1実施形態の半導体装置と支持基板とを接
合するときの製造工程図である。
【符号の説明】
1,30,40,50,60,70…半導体装置、2…
半導体基板、6…薄型化部分、8…CCD(光検出
部)、11…導電性バンプ、12…支持基板、19…貫
通孔、19a…開口、19b…開口、20…絶縁性の第
1の樹脂、23…アキュームレーション層、27…第2
の樹脂、28…冷却装置、35…空隙。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の一面に光検出部を有し、そ
    の光検出部と反対側で前記半導体基板の一部が削られる
    ことにより、薄型化された薄型化部分が前記半導体基板
    に設けられた半導体装置において、 前記半導体基板の前記一面側に対向配置され、前記光検
    出部に対向する位置に貫通孔を有し、導電性バンプを介
    して前記光検出部に電気的に接続された電極を有する支
    持基板と、 前記支持基板と前記半導体基板との間の空隙に充填され
    る絶縁性の第1の樹脂と、を備えることを特徴とする半
    導体装置。
  2. 【請求項2】 前記貫通孔は、前記半導体基板に面する
    側の開口が前記薄型化部分と同じ大きさ若しくは前記薄
    型化部分より大きく形成されていることを特徴とする請
    求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記貫通孔内壁と前記絶縁性の第1の樹
    脂の内周面と前記薄型化部分とで囲まれる領域内に、前
    記絶縁性の第1の樹脂の熱膨張係数以下の熱膨張係数を
    有する第2の樹脂が更に充填されていることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記支持基板に冷却装置が取り付けら
    れ、その冷却装置により前記第2の樹脂が冷却されるこ
    とを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
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