JPH102254A - 気化器の空燃比調整装置 - Google Patents
気化器の空燃比調整装置Info
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- JPH102254A JPH102254A JP17426196A JP17426196A JPH102254A JP H102254 A JPH102254 A JP H102254A JP 17426196 A JP17426196 A JP 17426196A JP 17426196 A JP17426196 A JP 17426196A JP H102254 A JPH102254 A JP H102254A
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Landscapes
- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 空燃比調整用の調整弁を所定の調整位置の強
固に且つ安定よく固定し、空燃比を適正に調整させる。 【解決手段】 ねじ孔8を前後に分断した嵌込孔11に
弾性材料製の固定部材21を無隙間に圧入し、固定部材
21の転造により形成した雌ねじ23を有するねじ通孔
22を通って調整弁15のねじ杆17をねじ孔8にねじ
込んだ。雌ねじ23が自身の弾性復元力でねじ杆17の
雄ねじ20の全面圧接し、がたつきや燃料漏れを生じさ
せない。
固に且つ安定よく固定し、空燃比を適正に調整させる。 【解決手段】 ねじ孔8を前後に分断した嵌込孔11に
弾性材料製の固定部材21を無隙間に圧入し、固定部材
21の転造により形成した雌ねじ23を有するねじ通孔
22を通って調整弁15のねじ杆17をねじ孔8にねじ
込んだ。雌ねじ23が自身の弾性復元力でねじ杆17の
雄ねじ20の全面圧接し、がたつきや燃料漏れを生じさ
せない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジンに供給する
混合気の空燃比を調整するため、気化器内の燃料または
ブリード空気の流量を制御する手動の調整弁を具えた空
燃比調整装置に関するものである。
混合気の空燃比を調整するため、気化器内の燃料または
ブリード空気の流量を制御する手動の調整弁を具えた空
燃比調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジンに供給する混合気を気化器で調
製する場合、自動車用エンジンの気化器においては、ア
イドル燃料流量を制御するほかに一部でブリード空気流
量を制御することによって空燃比を調整している。ま
た、汎用エンジンの気化器においては、主燃料および低
速燃料の両方の流量を制御することによって空燃比を調
整している。
製する場合、自動車用エンジンの気化器においては、ア
イドル燃料流量を制御するほかに一部でブリード空気流
量を制御することによって空燃比を調整している。ま
た、汎用エンジンの気化器においては、主燃料および低
速燃料の両方の流量を制御することによって空燃比を調
整している。
【0003】これらの調整を気化器やエンジンの製造者
または気化器付きエンジンを搭載した機械や車両などの
製造者に手作業で行わせるため、燃料通路またはブリー
ド空気通路に差込まれてその有効面積を無段階に変化さ
せる針状の弁体および気化器本体にねじ込まれて弁体を
回しながら前後動させるねじ杆からなり、気化器本体外
部に突出してねじ杆を回すための頭部を具えた調整弁が
用いられている。
または気化器付きエンジンを搭載した機械や車両などの
製造者に手作業で行わせるため、燃料通路またはブリー
ド空気通路に差込まれてその有効面積を無段階に変化さ
せる針状の弁体および気化器本体にねじ込まれて弁体を
回しながら前後動させるねじ杆からなり、気化器本体外
部に突出してねじ杆を回すための頭部を具えた調整弁が
用いられている。
【0004】気化器本体と調整弁とはともに金属で作ら
れており、気化器本体のねじ孔に形成されている雌ねじ
と調整弁のねじ杆に形成されている雄ねじとの間には公
差による隙間が存在しているので、ねじ杆を囲んで気化
器本体と頭部との間に圧縮コイルばねを装入することに
よって、前記隙間による調整弁のがたつきを防止してい
る。
れており、気化器本体のねじ孔に形成されている雌ねじ
と調整弁のねじ杆に形成されている雄ねじとの間には公
差による隙間が存在しているので、ねじ杆を囲んで気化
器本体と頭部との間に圧縮コイルばねを装入することに
よって、前記隙間による調整弁のがたつきを防止してい
る。
【0005】圧縮コイルばねを調整弁の固定に使用する
前記周知の手段によると、ねじ回しを頭部に係合し押圧
しながら所定位置までねじ込んでねじ回しを外したと
き、圧縮コイルばねによって隙間分だけ調整弁が戻され
てしまい、流量を狂わせて殊に汎用エンジン向けの小形
の気化器にあっては通路径がきわめて小さいため空燃比
に大きな影響を与えやすい。また、調整弁は圧縮コイル
ばねと頭部との接触摩擦によって回転しないようにされ
るので、回り止めとして充分機能させるためにかなり長
いばねを用いて強い力で頭部に圧接させる必要があり、
そのためにねじ杆および頭部が気化器本体外部に大きく
突出する。従って、エンジンや機械、車両などの振動に
よって長い突出部分に大きな回転モーメントが発生して
調整弁が回転し、空燃比を更に狂わせる原因となるばか
りか、ハウジングに納めて汎用エンジンに組付ける場
合、大形のハウジングを準備しなければならない。
前記周知の手段によると、ねじ回しを頭部に係合し押圧
しながら所定位置までねじ込んでねじ回しを外したと
き、圧縮コイルばねによって隙間分だけ調整弁が戻され
てしまい、流量を狂わせて殊に汎用エンジン向けの小形
の気化器にあっては通路径がきわめて小さいため空燃比
に大きな影響を与えやすい。また、調整弁は圧縮コイル
ばねと頭部との接触摩擦によって回転しないようにされ
るので、回り止めとして充分機能させるためにかなり長
いばねを用いて強い力で頭部に圧接させる必要があり、
そのためにねじ杆および頭部が気化器本体外部に大きく
突出する。従って、エンジンや機械、車両などの振動に
よって長い突出部分に大きな回転モーメントが発生して
調整弁が回転し、空燃比を更に狂わせる原因となるばか
りか、ハウジングに納めて汎用エンジンに組付ける場
合、大形のハウジングを準備しなければならない。
【0006】その対応策として、弾性材料である合成樹
脂で作られた押え板にねじ杆よりも小径のねじなし孔を
設け、ねじ杆をこの孔にねじ切りさせながら挿通して気
化器本体のねじ孔にねじ込み、板状の締付部材を圧縮コ
イルばねに代わる回り止めとすることが特公平1−28
220合公報に開示されている。前記公報に記載されて
いる回り止め手段は、気化器本体にねじ孔を横切って薄
い四角形の凹部を設け、そこへ四角形の締付部材を嵌込
んだものである。締付け部材は前後の両表面および外側
周縁の各辺に突起を有していて、凹部の向かい合った内
表面および三方の内側周面にこれらの突起が圧接するこ
とにより凹部内に固定されるものである。
脂で作られた押え板にねじ杆よりも小径のねじなし孔を
設け、ねじ杆をこの孔にねじ切りさせながら挿通して気
化器本体のねじ孔にねじ込み、板状の締付部材を圧縮コ
イルばねに代わる回り止めとすることが特公平1−28
220合公報に開示されている。前記公報に記載されて
いる回り止め手段は、気化器本体にねじ孔を横切って薄
い四角形の凹部を設け、そこへ四角形の締付部材を嵌込
んだものである。締付け部材は前後の両表面および外側
周縁の各辺に突起を有していて、凹部の向かい合った内
表面および三方の内側周面にこれらの突起が圧接するこ
とにより凹部内に固定されるものである。
【0007】即ち、両表面の突起は締付部材を調整弁の
軸線に対してほぼ直角に保持するように働き、外側周縁
の突起は締付部材を回転不可に保持するように働くもの
であるが、このような突起を具えた締付部材を成形する
ためには特別の金型などの設備が必要であり、製造が面
倒である。
軸線に対してほぼ直角に保持するように働き、外側周縁
の突起は締付部材を回転不可に保持するように働くもの
であるが、このような突起を具えた締付部材を成形する
ためには特別の金型などの設備が必要であり、製造が面
倒である。
【0008】加えて、調整弁のねじ杆は締付部材の孔を
ねじ切りして挿通されるので、材料の合成樹脂がもって
いる弾性力をねじ杆に充分に作用させることができず、
強固に且つ安定よく固定することができない場合を生じ
やすい。
ねじ切りして挿通されるので、材料の合成樹脂がもって
いる弾性力をねじ杆に充分に作用させることができず、
強固に且つ安定よく固定することができない場合を生じ
やすい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、空燃比調整のための調整弁の回り止め手段
を圧縮コイルばねに代えて弾性材料で作った板状の締付
部材とし、調整直後の戻りや突出部分の長大化という問
題の解消を計ったものにおいても、締付部材の成形の容
易性、回り止めとしての信頼性について問題を残してい
る、という点である。
する課題は、空燃比調整のための調整弁の回り止め手段
を圧縮コイルばねに代えて弾性材料で作った板状の締付
部材とし、調整直後の戻りや突出部分の長大化という問
題の解消を計ったものにおいても、締付部材の成形の容
易性、回り止めとしての信頼性について問題を残してい
る、という点である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は針状の弁体およ
びねじ杆からなる調整弁を具えており、気化器本体のね
じ孔にねじ込まれたねじ杆の先端の弁体が燃料通路また
は空気通路に差込まれてその有効面積を調節することに
よって空燃比を調整するものにおいて、圧縮コイルばね
に代わる締付部材である固定部材の成形が容易であると
ともに、回り止めとして高い信頼性が得られるようにす
るため次の構成とした。
びねじ杆からなる調整弁を具えており、気化器本体のね
じ孔にねじ込まれたねじ杆の先端の弁体が燃料通路また
は空気通路に差込まれてその有効面積を調節することに
よって空燃比を調整するものにおいて、圧縮コイルばね
に代わる締付部材である固定部材の成形が容易であると
ともに、回り止めとして高い信頼性が得られるようにす
るため次の構成とした。
【0011】即ち、気化器本体に嵌込孔がねじ孔を横切
って設けられているとともに、弾性材料で作られた固定
部材が少なくともねじ孔を横切っている部分で無隙間に
嵌込孔に圧入されており、この固定部材は転造により雌
ねじが形成されたねじ通孔をねじ孔と同一軸心上に有し
ていて、ねじ杆がこの雌ねじに雄ねじを噛合わせてねじ
通孔を挿通しているものである。
って設けられているとともに、弾性材料で作られた固定
部材が少なくともねじ孔を横切っている部分で無隙間に
嵌込孔に圧入されており、この固定部材は転造により雌
ねじが形成されたねじ通孔をねじ孔と同一軸心上に有し
ていて、ねじ杆がこの雌ねじに雄ねじを噛合わせてねじ
通孔を挿通しているものである。
【0012】転造によるねじの形成は切屑を作らないね
じ加工法であり、圧入により圧縮状態とされている固定
部材に作られた雌ねじは加工後に弾性変形して加工前の
下穴状態に戻る。ここに進入したねじ杆は雄ねじが雌ね
じに噛合ってこれを押し拡げながら固定部材を通過し、
雄ねじに雌ねじが自身の弾性復元力で強固に密着する。
従って、嵌込孔および固定部材を簡単な形状に形成して
調整弁を強固に且つ安定よく固定させることができる。
じ加工法であり、圧入により圧縮状態とされている固定
部材に作られた雌ねじは加工後に弾性変形して加工前の
下穴状態に戻る。ここに進入したねじ杆は雄ねじが雌ね
じに噛合ってこれを押し拡げながら固定部材を通過し、
雄ねじに雌ねじが自身の弾性復元力で強固に密着する。
従って、嵌込孔および固定部材を簡単な形状に形成して
調整弁を強固に且つ安定よく固定させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明を汎用エンジン向け気化器
であって、主燃料用および低速燃料用の二つの調整弁を
具えたものに適用した形態を図面に基いて説明すると、
図1において図示しないダイヤフラム式または浮子式の
定燃料室から同じく図示しない吸気路に開口した主ノズ
ルおよびアイドルポート、スローポートに至る主燃料通
路4および低速燃料通路6のそれぞれの有効面積を調節
する二つの手動の調整弁15が互いに接近して平行に配
置されている。
であって、主燃料用および低速燃料用の二つの調整弁を
具えたものに適用した形態を図面に基いて説明すると、
図1において図示しないダイヤフラム式または浮子式の
定燃料室から同じく図示しない吸気路に開口した主ノズ
ルおよびアイドルポート、スローポートに至る主燃料通
路4および低速燃料通路6のそれぞれの有効面積を調節
する二つの手動の調整弁15が互いに接近して平行に配
置されている。
【0014】調整弁15は各燃料通路4,6に設けられ
ているジェット5,7のそれぞれに差込まれて有効面積
を個別に変化させる針状の弁体16と、気化器本体1の
一つの外表面2から各燃料通路4,6に至るジェット
5,7と同一軸心であって互いに平行な二つのねじ孔8
のそれぞれにねじ込まれたねじ杆17と、ねじ回し係合
用の工具溝19を有し気化器本体1の外部に突出してい
る頭部18とを具えた構成である。
ているジェット5,7のそれぞれに差込まれて有効面積
を個別に変化させる針状の弁体16と、気化器本体1の
一つの外表面2から各燃料通路4,6に至るジェット
5,7と同一軸心であって互いに平行な二つのねじ孔8
のそれぞれにねじ込まれたねじ杆17と、ねじ回し係合
用の工具溝19を有し気化器本体1の外部に突出してい
る頭部18とを具えた構成である。
【0015】気化器本体1の前記外表面2と交叉する外
表面3から二つのねじ孔8をそれぞれ前後に分断する位
置で横切って延びる円柱形の嵌込孔11が設けられてい
る。この嵌込孔11はねじ孔8よりも大径であって、そ
れらの軸心は直交している。
表面3から二つのねじ孔8をそれぞれ前後に分断する位
置で横切って延びる円柱形の嵌込孔11が設けられてい
る。この嵌込孔11はねじ孔8よりも大径であって、そ
れらの軸心は直交している。
【0016】また、合成樹脂または合成ゴムなどの高弾
性力を有する弾性材料で作られた円柱形の固定部材21
が嵌込孔9の全体に無隙間状態に圧入されている。固定
部材21はねじ孔8と同一軸心上にねじ通孔22を有し
ており、ねじ杆17はその雄ねじ20がねじ孔8,ねじ
通孔22の雌ねじ10,23と噛合ってこれらに挿通さ
れている。
性力を有する弾性材料で作られた円柱形の固定部材21
が嵌込孔9の全体に無隙間状態に圧入されている。固定
部材21はねじ孔8と同一軸心上にねじ通孔22を有し
ており、ねじ杆17はその雄ねじ20がねじ孔8,ねじ
通孔22の雌ねじ10,23と噛合ってこれらに挿通さ
れている。
【0017】本発明によると、固定部材21のねじ通孔
22の雌ねじ23は転造によって形成されており、且つ
固定部材21は嵌込孔11に無隙間に圧入されているの
で、雌ねじ23が雄ねじ20に強固に密着し、ねじ孔8
を前後に分断する位置で調整弁15を固定している。
22の雌ねじ23は転造によって形成されており、且つ
固定部材21は嵌込孔11に無隙間に圧入されているの
で、雌ねじ23が雄ねじ20に強固に密着し、ねじ孔8
を前後に分断する位置で調整弁15を固定している。
【0018】図2は図1に示した形態のねじ孔8,ねじ
通孔22を成形する工程の一例を説明する図であって、
先ず嵌込孔11を外表面3から切削加工により形成して
そこへこの嵌入孔11とほぼ同長であってこれよりも大
径の固定部材21を圧入する(図2のA)。
通孔22を成形する工程の一例を説明する図であって、
先ず嵌込孔11を外表面3から切削加工により形成して
そこへこの嵌入孔11とほぼ同長であってこれよりも大
径の固定部材21を圧入する(図2のA)。
【0019】次に、ねじ孔8およびねじ通孔22の下穴
25,26を外表面2から切削加工により形成する(図
2のB)。この下穴25,26はねじ杆17の雄ねじ2
0,従ってまた後に形成される雌ねじ10,23の有効
径とほぼ等しい径に作られるものである。また、これら
の下穴25,26を連続形成することにより、ねじ孔8
とねじ通孔22とが同一軸心上に作られることとなる。
25,26を外表面2から切削加工により形成する(図
2のB)。この下穴25,26はねじ杆17の雄ねじ2
0,従ってまた後に形成される雌ねじ10,23の有効
径とほぼ等しい径に作られるものである。また、これら
の下穴25,26を連続形成することにより、ねじ孔8
とねじ通孔22とが同一軸心上に作られることとなる。
【0020】そして、転造タップを回転させながら下穴
25に差込んで前進させると、下穴25の外表面2側の
部分、下穴26、下穴25の燃料通路4,6側の部分に
雌ねじ10,23が順次形成される。転造は切屑を作ら
ない加工法であり、転造タップを抜き取ったとき金属で
作られている気化器本体1の下穴25に形成された雌ね
じ10は塑性変形であるためそのままの形状を維持する
が、弾性材料で作られている固定部材21の下穴26に
形成された雌ねじ23は弾性変形であるため加工前の下
穴状態に自身の弾性力で戻る(図2のC)。
25に差込んで前進させると、下穴25の外表面2側の
部分、下穴26、下穴25の燃料通路4,6側の部分に
雌ねじ10,23が順次形成される。転造は切屑を作ら
ない加工法であり、転造タップを抜き取ったとき金属で
作られている気化器本体1の下穴25に形成された雌ね
じ10は塑性変形であるためそのままの形状を維持する
が、弾性材料で作られている固定部材21の下穴26に
形成された雌ねじ23は弾性変形であるため加工前の下
穴状態に自身の弾性力で戻る(図2のC)。
【0021】以上のようにして形成されたねじ孔8,ね
じ通孔22にねじ杆17をねじ込むとき、先ず外表面2
側の雌ねじ10に雄ねじ20が噛合って調整弁15をね
じ孔8,ねじ通孔23と同心に位置させる。そして、こ
の姿勢でねじ込みを進めると、ねじ杆17はねじ通孔2
2を雌ねじ23に従って円滑に通過し、燃料通路側のね
じ孔8の雄ねじ10と噛合って所定の調整位置までねじ
込まれることとなる。
じ通孔22にねじ杆17をねじ込むとき、先ず外表面2
側の雌ねじ10に雄ねじ20が噛合って調整弁15をね
じ孔8,ねじ通孔23と同心に位置させる。そして、こ
の姿勢でねじ込みを進めると、ねじ杆17はねじ通孔2
2を雌ねじ23に従って円滑に通過し、燃料通路側のね
じ孔8の雄ねじ10と噛合って所定の調整位置までねじ
込まれることとなる。
【0022】このようにねじ杆17がねじ込まれたと
き、ねじ孔8の挿通部分においては雌ねじ10と雄ねじ
20との間に隙間がある。しかし、これを前後に分断す
る位置に設けられたねじ通孔22の挿通部分においては
雌ねじ23が雄ねじ20によって転造タップによる成形
形状に再び弾性変形させられ、材料自身の弾性復元力で
雄ねじ20の表面に強く圧接する。このため、調整弁1
5は所定位置にねじ込んでねじ回しを外したとき戻るこ
となくその位置に固定され、またエンジンや機械、車両
などの振動を固定部材21が吸収するとともに、固定部
材21の挿通部分におけるねじ全面で雌ねじ23が雄ね
じ20に圧接していることによって傾いたり回転したり
することがなくなる。更に、頭部18を気化器本体1か
ら大きく突出させる必要がないので、格納ハウジングを
小形にすることができるという利点もある。
き、ねじ孔8の挿通部分においては雌ねじ10と雄ねじ
20との間に隙間がある。しかし、これを前後に分断す
る位置に設けられたねじ通孔22の挿通部分においては
雌ねじ23が雄ねじ20によって転造タップによる成形
形状に再び弾性変形させられ、材料自身の弾性復元力で
雄ねじ20の表面に強く圧接する。このため、調整弁1
5は所定位置にねじ込んでねじ回しを外したとき戻るこ
となくその位置に固定され、またエンジンや機械、車両
などの振動を固定部材21が吸収するとともに、固定部
材21の挿通部分におけるねじ全面で雌ねじ23が雄ね
じ20に圧接していることによって傾いたり回転したり
することがなくなる。更に、頭部18を気化器本体1か
ら大きく突出させる必要がないので、格納ハウジングを
小形にすることができるという利点もある。
【0023】加えて、図の形態ではねじ孔8の中間部分
でねじ通孔22がねじ杆17を包み込んで無隙間の噛合
い部分を形成しているので、燃料や空気の漏れが完全に
防止され、空燃比の調整を更に正確に行わせることがで
きる。
でねじ通孔22がねじ杆17を包み込んで無隙間の噛合
い部分を形成しているので、燃料や空気の漏れが完全に
防止され、空燃比の調整を更に正確に行わせることがで
きる。
【0024】尚、固定部材21は嵌込孔11の全体に無
隙間状態で圧入する必要はなく、ねじ孔8を横切ってい
る部分にのみ圧入したものであってもよい。また、嵌込
孔11および固定部材21の形状は任意であるが、嵌込
孔11は気化器本体1の鋳造の際に型によって形成され
るか、または鋳造後にドリルによって切削形成されるの
が普通であることから角柱または円柱のように簡単な形
状が好適であり、且つ固定部材21は簡単な形状の嵌込
孔11に無隙間に圧入されることから複雑な形状とする
ことを要しない。
隙間状態で圧入する必要はなく、ねじ孔8を横切ってい
る部分にのみ圧入したものであってもよい。また、嵌込
孔11および固定部材21の形状は任意であるが、嵌込
孔11は気化器本体1の鋳造の際に型によって形成され
るか、または鋳造後にドリルによって切削形成されるの
が普通であることから角柱または円柱のように簡単な形
状が好適であり、且つ固定部材21は簡単な形状の嵌込
孔11に無隙間に圧入されることから複雑な形状とする
ことを要しない。
【0025】更に、嵌込孔11はねじ孔8と軸心を互い
に直交させて設ける必要はなく、偏心して横切っていて
もよく、従って固定部材21がねじ杆17を囲んで完全
に包み込んでいなくても調整弁15を安定よく固定す
る、という本発明の目的を達成させることができる。
に直交させて設ける必要はなく、偏心して横切っていて
もよく、従って固定部材21がねじ杆17を囲んで完全
に包み込んでいなくても調整弁15を安定よく固定す
る、という本発明の目的を達成させることができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、きわめ
て簡単な構成で調整弁が所定の調整位置に強固に且つ安
定よく固定され、燃料や空気を正確に制御して空燃比を
適正に調整することができるものである。
て簡単な構成で調整弁が所定の調整位置に強固に且つ安
定よく固定され、燃料や空気を正確に制御して空燃比を
適正に調整することができるものである。
【図1】本発明の実施の形態を示す縦断面図。
【図2】図1の形態の成形工程の一例を説明する縦断面
図。
図。
1 気化器本体,4,6 燃料通路,8 ねじ孔,1
0,23 雌ねじ,11嵌込孔,15 調整弁,16
弁体,17 ねじ杆,20 雄ねじ,21 固定部材,
22 ねじ通孔
0,23 雌ねじ,11嵌込孔,15 調整弁,16
弁体,17 ねじ杆,20 雄ねじ,21 固定部材,
22 ねじ通孔
Claims (1)
- 【請求項1】 針状の弁体およびねじ杆からなる調整弁
を具え、気化器本体のねじ孔にねじ込まれた前記ねじ杆
の先端の前記弁体が燃料通路または空気通路に差込まれ
てその有効面積を調節する気化器の空燃比調整装置にお
いて;前記気化器本体に嵌込孔が前記ねじ孔を横切って
設けられているとともに、弾性材料で作られた固定部材
が少なくとも前記ねじ孔を横切っている部分で無隙間に
前記嵌込孔に圧入されており、前記固定部材は転造によ
り雌ねじが形成されたねじ通孔を前記ねじ孔と同一軸心
上に有していて、前記ねじ杆が前記雌ねじに雄ねじを噛
合わせて前記ねじ通孔を挿通している;ことを特徴とす
る気化器の空燃比調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17426196A JPH102254A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 気化器の空燃比調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17426196A JPH102254A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 気化器の空燃比調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH102254A true JPH102254A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15975551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17426196A Pending JPH102254A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 気化器の空燃比調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH102254A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107542595A (zh) * | 2016-06-23 | 2018-01-05 | 沃尔布罗有限责任公司 | 具有防篡改可调节阀的供送形成装置 |
| JP2024013649A (ja) * | 2022-07-20 | 2024-02-01 | 株式会社やまびこ | 燃料調整機構 |
-
1996
- 1996-06-13 JP JP17426196A patent/JPH102254A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107542595A (zh) * | 2016-06-23 | 2018-01-05 | 沃尔布罗有限责任公司 | 具有防篡改可调节阀的供送形成装置 |
| US11187191B2 (en) | 2016-06-23 | 2021-11-30 | Walbro Llc | Charge forming device with tamper resistant adjustable valve |
| US11761403B2 (en) | 2016-06-23 | 2023-09-19 | Walbro Llc | Charge forming device with tamper resistant adjustable valve |
| JP2024013649A (ja) * | 2022-07-20 | 2024-02-01 | 株式会社やまびこ | 燃料調整機構 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040106 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060310 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060328 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060808 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |