JPH10225765A - 連続鋳造用タンディッシュの再使用方法 - Google Patents
連続鋳造用タンディッシュの再使用方法Info
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- JPH10225765A JPH10225765A JP4709097A JP4709097A JPH10225765A JP H10225765 A JPH10225765 A JP H10225765A JP 4709097 A JP4709097 A JP 4709097A JP 4709097 A JP4709097 A JP 4709097A JP H10225765 A JPH10225765 A JP H10225765A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 連続鋳造後におけるタンディッシュ内の残鋼
滓を除去すると共に、ノズル耐火物及びその周辺の耐火
物の損傷を抑制して、タンディッシュの稼働を効率良く
行うことのできる連続鋳造用タンディッシュの再使用方
法を提供する。 【解決手段】 溶鋼11を保持するタンディッシュ14
の底部に設けられたノズル耐火物15を介して鋳型16
内に溶鋼11を注入して鋳片を製造する第1の連続鋳造
終了後、タンディッシュ14内の溶鋼11、地金、スラ
グ等の残鋼滓28を除去して第2の連続鋳造を行う連続
鋳造用タンディッシュの再使用方法において、第1の連
続鋳造の終了後、タンディッシュ14内の残鋼滓28を
残鋼滓排出手段を用いて排出し、次にタンディッシュ1
4の残鋼滓の排出時に残留した残鋼滓の除去とタンディ
ッシュ補修を行うと共に、ノズル耐火物15の少なくと
も一部を再使用して、タンディッシュ14を予熱した後
に第2の連続鋳造を行う。
滓を除去すると共に、ノズル耐火物及びその周辺の耐火
物の損傷を抑制して、タンディッシュの稼働を効率良く
行うことのできる連続鋳造用タンディッシュの再使用方
法を提供する。 【解決手段】 溶鋼11を保持するタンディッシュ14
の底部に設けられたノズル耐火物15を介して鋳型16
内に溶鋼11を注入して鋳片を製造する第1の連続鋳造
終了後、タンディッシュ14内の溶鋼11、地金、スラ
グ等の残鋼滓28を除去して第2の連続鋳造を行う連続
鋳造用タンディッシュの再使用方法において、第1の連
続鋳造の終了後、タンディッシュ14内の残鋼滓28を
残鋼滓排出手段を用いて排出し、次にタンディッシュ1
4の残鋼滓の排出時に残留した残鋼滓の除去とタンディ
ッシュ補修を行うと共に、ノズル耐火物15の少なくと
も一部を再使用して、タンディッシュ14を予熱した後
に第2の連続鋳造を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タンディッシュを
整備して再使用する際に、タンディッシュの耐火物損傷
を最少限度に抑制して高生産性の操業を行うことのでき
る連続鋳造用タンディッシュの再使用方法に関する。
整備して再使用する際に、タンディッシュの耐火物損傷
を最少限度に抑制して高生産性の操業を行うことのでき
る連続鋳造用タンディッシュの再使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】連続鋳造方法においては、連続鋳造鋳型
内に溶鋼を注入するに際して、注入する溶鋼の成分及び
温度を均一化させると共に、注入速度等を調整するため
のタンディッシュが不可欠である。このようなタンディ
ッシュの連続鋳造終了時には溶鋼の凝固した地金やスラ
グ等の残鋼滓がタンディッシュ内に多量に付着し、また
そのコーティング等のライニングが損傷しているため
に、そのままでは使用できない場合が多い。このため、
複数のタンディッシュを交換しながら、あるいは同一の
タンディッシュを補修して連続鋳造の生産性を向上さ
せ、耐火物原単位の上昇を抑制するためにはタンディッ
シュの整備作業を効率的に行うことが必要である。そし
て、このようなタンディッシュにおける連続鋳造〜整備
〜連続鋳造の稼働サイクルを円滑に行うための整備方法
に関わる方法として、例えば以下〜に示すような技
術が知られている。
内に溶鋼を注入するに際して、注入する溶鋼の成分及び
温度を均一化させると共に、注入速度等を調整するため
のタンディッシュが不可欠である。このようなタンディ
ッシュの連続鋳造終了時には溶鋼の凝固した地金やスラ
グ等の残鋼滓がタンディッシュ内に多量に付着し、また
そのコーティング等のライニングが損傷しているため
に、そのままでは使用できない場合が多い。このため、
複数のタンディッシュを交換しながら、あるいは同一の
タンディッシュを補修して連続鋳造の生産性を向上さ
せ、耐火物原単位の上昇を抑制するためにはタンディッ
シュの整備作業を効率的に行うことが必要である。そし
て、このようなタンディッシュにおける連続鋳造〜整備
〜連続鋳造の稼働サイクルを円滑に行うための整備方法
に関わる方法として、例えば以下〜に示すような技
術が知られている。
【0003】特開平7−284891号公報には、残
溶鋼及び残鋼滓(残留物)を排出する排出口を上端縁部
に設けた連続鋳造用タンディッシュにおいて、前記排出
口をタンディッシュの傾転軸と平行な面のタンディッシ
ュ壁の上縁部に設け、前記排出口に閉塞蓋を設けると共
に、その排出口の内壁敷部の出口側が低く、奥側が高い
段差形状とすることにより、残留物を排出口から排出し
た後に排出口を閉塞蓋で閉塞して熱放散を防止するタン
ディッシュが記載されている。 特開平4−351251号公報には、取鍋からロング
ノズルを介して注入される溶鋼注入流落下領域(攪拌領
域)に凹部を形成し、溶鋼注入流落下領域下流にイマー
ジョンノズル(浸漬ノズル)を有するスラグ・非金属介
在物の浮上領域を設けた連続鋳造用タンディッシュにお
いて、凹部を浮上領域に拡大して、攪拌領域から浮上領
域へスラグが流出することを防止するノロ切り堰を浮上
領域の底よりも低いが攪拌領域の底よりも高い位置まで
攪拌領域と浮上領域とを仕切るように設置して、鋳造終
了時における歩留を向上させ、スラグと溶鋼との分離を
図ったタンディッシュが記載されている。 特開昭53−32830号公報には、鋳造後残湯が幾
分残っている状態のタンディッシュをクレーンにてスイ
ングタワー部から所定距離だけ離れた位置にあるタンデ
ィッシュ載置台上に置いた後、タンディッシュ上蓋を取
り去り、該タンディッシュを逆回転させ、タンディッシ
ュ内の残存物をタンディッシュ載置台下位を横行するポ
ット台車内へかえした後、タンディッシュを再び回転
し、開口部を横向きとなして、上記タンディッシュ載置
台側方にある掻き出し機によりタンディッシュ内周壁に
固着する残存物を完全に掻き出し、除去するタンディッ
シュの補修整備方法が記載されている。
溶鋼及び残鋼滓(残留物)を排出する排出口を上端縁部
に設けた連続鋳造用タンディッシュにおいて、前記排出
口をタンディッシュの傾転軸と平行な面のタンディッシ
ュ壁の上縁部に設け、前記排出口に閉塞蓋を設けると共
に、その排出口の内壁敷部の出口側が低く、奥側が高い
段差形状とすることにより、残留物を排出口から排出し
た後に排出口を閉塞蓋で閉塞して熱放散を防止するタン
ディッシュが記載されている。 特開平4−351251号公報には、取鍋からロング
ノズルを介して注入される溶鋼注入流落下領域(攪拌領
域)に凹部を形成し、溶鋼注入流落下領域下流にイマー
ジョンノズル(浸漬ノズル)を有するスラグ・非金属介
在物の浮上領域を設けた連続鋳造用タンディッシュにお
いて、凹部を浮上領域に拡大して、攪拌領域から浮上領
域へスラグが流出することを防止するノロ切り堰を浮上
領域の底よりも低いが攪拌領域の底よりも高い位置まで
攪拌領域と浮上領域とを仕切るように設置して、鋳造終
了時における歩留を向上させ、スラグと溶鋼との分離を
図ったタンディッシュが記載されている。 特開昭53−32830号公報には、鋳造後残湯が幾
分残っている状態のタンディッシュをクレーンにてスイ
ングタワー部から所定距離だけ離れた位置にあるタンデ
ィッシュ載置台上に置いた後、タンディッシュ上蓋を取
り去り、該タンディッシュを逆回転させ、タンディッシ
ュ内の残存物をタンディッシュ載置台下位を横行するポ
ット台車内へかえした後、タンディッシュを再び回転
し、開口部を横向きとなして、上記タンディッシュ載置
台側方にある掻き出し機によりタンディッシュ内周壁に
固着する残存物を完全に掻き出し、除去するタンディッ
シュの補修整備方法が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記
〜の方法では以下のような問題点があった。 特開平7−284891号公報に示される残留物を排
出口から排出した後に排出口を閉塞蓋で閉塞して熱放散
を防止するタンディッシュでは、残存する溶鋼あるいは
地金が待機中に酸化され、このような酸化物により次の
連続鋳造時に処理する溶鋼を汚染し、非金属介在物等の
要因となる。 特開平4−351251号公報に示されるノロ切り堰
によりスラグと溶鋼との分離を図って、タンディッシュ
を熱間で整備する方法では、鋳込み終了時にノズル耐火
物部に地金が残るために大幅な作業性の低下をきたし、
また、前述した地金酸化による問題が完全に解消される
わけではない。 特開昭53−32830号公報のタンディッシュ内周
壁に固着する残存物をタンディッシュの横転状態で掻き
出して除去する補修整備方法では、タンディッシュ全体
が冷却されるために、ノズル耐火物あるいはコーティン
グ層等の損傷が大きくなり耐火物原単位が上昇する欠点
があった。
〜の方法では以下のような問題点があった。 特開平7−284891号公報に示される残留物を排
出口から排出した後に排出口を閉塞蓋で閉塞して熱放散
を防止するタンディッシュでは、残存する溶鋼あるいは
地金が待機中に酸化され、このような酸化物により次の
連続鋳造時に処理する溶鋼を汚染し、非金属介在物等の
要因となる。 特開平4−351251号公報に示されるノロ切り堰
によりスラグと溶鋼との分離を図って、タンディッシュ
を熱間で整備する方法では、鋳込み終了時にノズル耐火
物部に地金が残るために大幅な作業性の低下をきたし、
また、前述した地金酸化による問題が完全に解消される
わけではない。 特開昭53−32830号公報のタンディッシュ内周
壁に固着する残存物をタンディッシュの横転状態で掻き
出して除去する補修整備方法では、タンディッシュ全体
が冷却されるために、ノズル耐火物あるいはコーティン
グ層等の損傷が大きくなり耐火物原単位が上昇する欠点
があった。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、連続鋳造後におけるタンディッシュ内の残鋼滓
を効率的に除去すると共に、ノズル耐火物、及びその周
辺の耐火物の損傷を抑制して、タンディッシュの稼働を
効率良く行うことのできる連続鋳造用タンディッシュの
再使用方法を提供することを目的とする。
もので、連続鋳造後におけるタンディッシュ内の残鋼滓
を効率的に除去すると共に、ノズル耐火物、及びその周
辺の耐火物の損傷を抑制して、タンディッシュの稼働を
効率良く行うことのできる連続鋳造用タンディッシュの
再使用方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の連続鋳造用タンディッシュの再使用方法は、溶鋼
を保持するタンディッシュの底部に設けられたノズル耐
火物を介して鋳型内に該溶鋼を注入して鋳片を製造する
第1の連続鋳造を行った後、前記タンディッシュ内の溶
鋼、地金、スラグ等の残鋼滓を除去して第2の連続鋳造
を行う連続鋳造用タンディッシュの再使用方法におい
て、前記第1の連続鋳造の終了後、前記タンディッシュ
内の残鋼滓を残鋼滓排出手段を用いて排出し、次に該タ
ンディッシュの残鋼滓の排出時に残留した残鋼滓の除去
とタンディッシュ補修を行うと共に、前記ノズル耐火物
の少なくとも一部を再使用して、該タンディッシュを予
熱した後に第2の連続鋳造を行う。タンディッシュ内の
残鋼滓とは、溶けた状態で残留した鋼、凝固状態で付着
した地金やスラグ等である。残鋼滓排出手段を用いるこ
とにより、その残鋼滓の殆どを排出できるが、付着した
地金やスラグの一部が残留するため、この残留した残鋼
滓を除去することで残鋼滓による第2の連続鋳造の溶鋼
の汚染を防止する。また、タンディッシュはその炉殻を
形成する鉄皮に耐火物が内張り施工されており、内張り
となる耐火物には、一般に地金付きの少ないアルミナ
系、ろう石質系、シャモット質系等のれんが(定形耐火
物)、あるいは不定形耐火物が用いられる。この内張り
耐火物の表面であるタンディッシュ内の溶鋼との接触面
にはマグネシア質等からなるコーティング層が吹き付け
施工あるいは塗布施工されて用いられ、タンディッシュ
を構成する耐火物の溶損に起因する非金属介在物の生成
が抑制される。ノズル耐火物とは、羽口れんが、上ノズ
ル、スライディングノズル、下ノズル及び浸漬ノズル等
のタンディッシュ底部から鋳型に至る溶鋼流路を形成す
る耐火物である。このようなノズル耐火物はタンディッ
シュを構成する耐火物の中で最も高価な耐火物であり、
ノズル耐火物の再使用によって、耐火物原単位の上昇を
効果的に抑制することができる。また、タンディッシュ
補修とは、前記タンディッシュのコーティング層の補修
あるいは内張り耐火物の一部補修等をいう。
記載の連続鋳造用タンディッシュの再使用方法は、溶鋼
を保持するタンディッシュの底部に設けられたノズル耐
火物を介して鋳型内に該溶鋼を注入して鋳片を製造する
第1の連続鋳造を行った後、前記タンディッシュ内の溶
鋼、地金、スラグ等の残鋼滓を除去して第2の連続鋳造
を行う連続鋳造用タンディッシュの再使用方法におい
て、前記第1の連続鋳造の終了後、前記タンディッシュ
内の残鋼滓を残鋼滓排出手段を用いて排出し、次に該タ
ンディッシュの残鋼滓の排出時に残留した残鋼滓の除去
とタンディッシュ補修を行うと共に、前記ノズル耐火物
の少なくとも一部を再使用して、該タンディッシュを予
熱した後に第2の連続鋳造を行う。タンディッシュ内の
残鋼滓とは、溶けた状態で残留した鋼、凝固状態で付着
した地金やスラグ等である。残鋼滓排出手段を用いるこ
とにより、その残鋼滓の殆どを排出できるが、付着した
地金やスラグの一部が残留するため、この残留した残鋼
滓を除去することで残鋼滓による第2の連続鋳造の溶鋼
の汚染を防止する。また、タンディッシュはその炉殻を
形成する鉄皮に耐火物が内張り施工されており、内張り
となる耐火物には、一般に地金付きの少ないアルミナ
系、ろう石質系、シャモット質系等のれんが(定形耐火
物)、あるいは不定形耐火物が用いられる。この内張り
耐火物の表面であるタンディッシュ内の溶鋼との接触面
にはマグネシア質等からなるコーティング層が吹き付け
施工あるいは塗布施工されて用いられ、タンディッシュ
を構成する耐火物の溶損に起因する非金属介在物の生成
が抑制される。ノズル耐火物とは、羽口れんが、上ノズ
ル、スライディングノズル、下ノズル及び浸漬ノズル等
のタンディッシュ底部から鋳型に至る溶鋼流路を形成す
る耐火物である。このようなノズル耐火物はタンディッ
シュを構成する耐火物の中で最も高価な耐火物であり、
ノズル耐火物の再使用によって、耐火物原単位の上昇を
効果的に抑制することができる。また、タンディッシュ
補修とは、前記タンディッシュのコーティング層の補修
あるいは内張り耐火物の一部補修等をいう。
【0007】請求項2記載の連続鋳造用タンディッシュ
の再使用方法は、請求項1記載の連続鋳造用タンディッ
シュの再使用方法において、前記ノズル耐火物が、前記
タンディッシュ内の残鋼滓の排出、残鋼滓の除去及び前
記タンディッシュ補修の少なくとも一部の工程で保熱さ
れている。保熱とは、前記ノズル耐火物を断熱カバー等
で覆うことにより放散熱を抑制する操作、あるいはノズ
ル耐火物の下部からガスバーナーで加熱する操作等をい
い、このいずれかの操作を組合せることも可能である。
このような操作は温度低下による割れ等によるノズル耐
火物の損耗を防止する目的で行われる。
の再使用方法は、請求項1記載の連続鋳造用タンディッ
シュの再使用方法において、前記ノズル耐火物が、前記
タンディッシュ内の残鋼滓の排出、残鋼滓の除去及び前
記タンディッシュ補修の少なくとも一部の工程で保熱さ
れている。保熱とは、前記ノズル耐火物を断熱カバー等
で覆うことにより放散熱を抑制する操作、あるいはノズ
ル耐火物の下部からガスバーナーで加熱する操作等をい
い、このいずれかの操作を組合せることも可能である。
このような操作は温度低下による割れ等によるノズル耐
火物の損耗を防止する目的で行われる。
【0008】請求項3記載の連続鋳造用タンディッシュ
の再使用方法は、請求項1又は2記載の連続鋳造用タン
ディッシュの再使用方法において、前記タンディッシュ
の残鋼滓の排出時に残留した残鋼滓の除去に際して、該
タンディッシュ内の一部を強制冷却して該残鋼滓を除去
する。タンディッシュ内の一部の強制冷却とは、残鋼滓
の排出処理を行った後、未だ残留した部分をエアー吹付
け、気水吹付け、水吹付け等によって、残鋼滓を強制的
に冷却することをいう。これにより、タンディッシュの
全体を冷却することなく残鋼滓を効率良く除去できる。
の再使用方法は、請求項1又は2記載の連続鋳造用タン
ディッシュの再使用方法において、前記タンディッシュ
の残鋼滓の排出時に残留した残鋼滓の除去に際して、該
タンディッシュ内の一部を強制冷却して該残鋼滓を除去
する。タンディッシュ内の一部の強制冷却とは、残鋼滓
の排出処理を行った後、未だ残留した部分をエアー吹付
け、気水吹付け、水吹付け等によって、残鋼滓を強制的
に冷却することをいう。これにより、タンディッシュの
全体を冷却することなく残鋼滓を効率良く除去できる。
【0009】請求項4記載の連続鋳造用タンディッシュ
の再使用方法は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の
連続鋳造用タンディッシュの再使用方法において、前記
タンディッシュの残鋼滓の排出時に残留した残鋼滓をピ
ックを用いて剥離させて除去するか、あるいは該残鋼滓
に金具を溶接した後に該金具を牽引して該残鋼滓を除去
する。残留した残鋼滓を除去するピックとは、先端が尖
ったバールのごときものであって、残鋼滓の内、特に地
金の部分をこね剥がし可能な棒状体をいう。なお、この
ようなピックの先端部に引っ掛け部を設けることによ
り、容易に地金を除去できる。溶接とは金具となるスタ
ッドを電気溶接あるいはガス溶接等の手段により残鋼滓
に直に溶接することをいう。
の再使用方法は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の
連続鋳造用タンディッシュの再使用方法において、前記
タンディッシュの残鋼滓の排出時に残留した残鋼滓をピ
ックを用いて剥離させて除去するか、あるいは該残鋼滓
に金具を溶接した後に該金具を牽引して該残鋼滓を除去
する。残留した残鋼滓を除去するピックとは、先端が尖
ったバールのごときものであって、残鋼滓の内、特に地
金の部分をこね剥がし可能な棒状体をいう。なお、この
ようなピックの先端部に引っ掛け部を設けることによ
り、容易に地金を除去できる。溶接とは金具となるスタ
ッドを電気溶接あるいはガス溶接等の手段により残鋼滓
に直に溶接することをいう。
【0010】請求項5記載の連続鋳造用タンディッシュ
の再使用方法は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の
連続鋳造用タンディッシュの再使用方法において、前記
タンディッシュ補修の際に施工されるコーティング層の
施工面温度が200〜900℃である。施工面温度が2
00℃より低いと、内張り耐火物、及びノズル耐火物に
かかる熱応力が大きくなってスポーリング(割れ)を引
起し、耐火物の寿命を低下させる要因となる。また、施
工面温度が900℃より高いと、残存する地金等の残鋼
滓が酸化されて、次の連続鋳造時に溶鋼中の非金属介在
物の濃度が増大するので好ましくない。また、タンディ
ッシュ整備場等における耐熱付帯設備の完備が必要にな
ると共に、作業環境の悪化等の問題が生じる。
の再使用方法は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の
連続鋳造用タンディッシュの再使用方法において、前記
タンディッシュ補修の際に施工されるコーティング層の
施工面温度が200〜900℃である。施工面温度が2
00℃より低いと、内張り耐火物、及びノズル耐火物に
かかる熱応力が大きくなってスポーリング(割れ)を引
起し、耐火物の寿命を低下させる要因となる。また、施
工面温度が900℃より高いと、残存する地金等の残鋼
滓が酸化されて、次の連続鋳造時に溶鋼中の非金属介在
物の濃度が増大するので好ましくない。また、タンディ
ッシュ整備場等における耐熱付帯設備の完備が必要にな
ると共に、作業環境の悪化等の問題が生じる。
【0011】請求項6記載の連続鋳造用タンディッシュ
の再使用方法は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の
連続鋳造用タンディッシュの再使用方法において、前記
残鋼滓排出手段が、前記タンディッシュの傾転装置又は
該タンディッシュの底部に設けられた残鋼滓排出孔であ
る。傾転装置又は残鋼滓排出孔を用いることにより、ノ
ズル耐火物あるいはこの近傍に残鋼滓が付着しないよう
にして残鋼滓を排出できるので、ノズル耐火物への地金
付着が防止でき、地金除去に伴うノズル耐火物の損傷を
防止できる。
の再使用方法は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の
連続鋳造用タンディッシュの再使用方法において、前記
残鋼滓排出手段が、前記タンディッシュの傾転装置又は
該タンディッシュの底部に設けられた残鋼滓排出孔であ
る。傾転装置又は残鋼滓排出孔を用いることにより、ノ
ズル耐火物あるいはこの近傍に残鋼滓が付着しないよう
にして残鋼滓を排出できるので、ノズル耐火物への地金
付着が防止でき、地金除去に伴うノズル耐火物の損傷を
防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに図1(a)、(b)、(c)
はそれぞれ、本発明の一実施の形態に係る連続鋳造用タ
ンディッシュの再使用方法、冷間補修を行う比較例1、
及び熱間補修を行う比較例2のフロー図、図2は同連続
鋳造用タンディッシュの再使用方法を適用する連続鋳造
設備の側断面図、図3は残鋼滓排出後におけるタンディ
ッシュの説明図、図4は地金取り作業におけるタンディ
ッシュの説明図、図5は補修作業時におけるタンディッ
シュの説明図、図6は予熱作業時におけるタンディッシ
ュの説明図である。
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに図1(a)、(b)、(c)
はそれぞれ、本発明の一実施の形態に係る連続鋳造用タ
ンディッシュの再使用方法、冷間補修を行う比較例1、
及び熱間補修を行う比較例2のフロー図、図2は同連続
鋳造用タンディッシュの再使用方法を適用する連続鋳造
設備の側断面図、図3は残鋼滓排出後におけるタンディ
ッシュの説明図、図4は地金取り作業におけるタンディ
ッシュの説明図、図5は補修作業時におけるタンディッ
シュの説明図、図6は予熱作業時におけるタンディッシ
ュの説明図である。
【0013】まず、本発明の一実施の形態に係る連続鋳
造用タンディッシュの再使用方法を適用する連続鋳造設
備10について説明する。図2に示すように、連続鋳造
設備10は溶鋼11を保持する取鍋12と、該取鍋12
の底部に設けられたロングノズル13と、ロングノズル
13を介して供給される溶鋼11を受鋼して溶鋼成分、
溶鋼温度等を均一化させるためのタンディッシュ14
と、タンディッシュ14の底部に設けられたノズル耐火
物15と、ノズル耐火物15を介して溶鋼11が注入さ
れる鋳型16とを有している。
造用タンディッシュの再使用方法を適用する連続鋳造設
備10について説明する。図2に示すように、連続鋳造
設備10は溶鋼11を保持する取鍋12と、該取鍋12
の底部に設けられたロングノズル13と、ロングノズル
13を介して供給される溶鋼11を受鋼して溶鋼成分、
溶鋼温度等を均一化させるためのタンディッシュ14
と、タンディッシュ14の底部に設けられたノズル耐火
物15と、ノズル耐火物15を介して溶鋼11が注入さ
れる鋳型16とを有している。
【0014】取鍋12はアルミナ、シリカ質等の耐火物
で内張りされた容量約300トンの略円筒状溶鋼容器で
あり、図示しない溶鋼流量制御装置を用いて、アルミナ
カーボン質のロングノズル13を介してタンディッシュ
14に供給する溶鋼11の流量を制御することができ
る。そして、取鍋12内の溶鋼11が無くなった時には
必要に応じて次の取鍋12に交換して、引き続き鋳造が
行われるようになっている。
で内張りされた容量約300トンの略円筒状溶鋼容器で
あり、図示しない溶鋼流量制御装置を用いて、アルミナ
カーボン質のロングノズル13を介してタンディッシュ
14に供給する溶鋼11の流量を制御することができ
る。そして、取鍋12内の溶鋼11が無くなった時には
必要に応じて次の取鍋12に交換して、引き続き鋳造が
行われるようになっている。
【0015】タンディッシュ14は略舟型の形状を有す
る溶鋼容量25トンの保持容器であり、その内張り耐火
物17には、一般に地金付きの少ないろう石質、シャモ
ット質、アルミナ系等のれんが又は不定形耐火物が用い
られる。そして、溶鋼11との接触面にはマグネシア質
等からなる所定厚みのコーティング層18が吹付けある
いは塗布により施工される。このため、耐火物の溶損に
起因する非金属介在物の生成が抑制される。
る溶鋼容量25トンの保持容器であり、その内張り耐火
物17には、一般に地金付きの少ないろう石質、シャモ
ット質、アルミナ系等のれんが又は不定形耐火物が用い
られる。そして、溶鋼11との接触面にはマグネシア質
等からなる所定厚みのコーティング層18が吹付けある
いは塗布により施工される。このため、耐火物の溶損に
起因する非金属介在物の生成が抑制される。
【0016】ノズル耐火物15は、図2に示すようにタ
ンディッシュ14内の溶鋼11を鋳型16に導入するた
めの上ノズル19と、3枚のプレートれんがから構成さ
れ該プレートれんがの溶鋼通過孔の位置を互いに移動さ
せることにより溶鋼11の流量を制御するためのスライ
ディングノズル20と、下部の吐出孔21を介して溶鋼
11を鋳型16内に供給するための浸漬ノズル22とを
有している。なお、前記ノズル耐火物15の構成は一例
を示すものである。例えばこの構成に図示しないノズル
受けれんが、下ノズル等を必要に応じて付加することも
でき、3枚プレート式のスライディングノズル20に代
えて2枚プレート式のスライディングノズルを適用する
こともできる。浸漬ノズル22は、全長約700〜80
0mm、外径約100〜150mm、内径約50〜70
mmの略円筒状のアルミナカーボン質等を主体とする略
管状の耐火物である。その底部側面には約60×40m
mの略長円形又は約60×60mmの略矩形をなす吐出
孔21が2箇所対向するように設けられている。また、
連続鋳造設備10にはタンディッシュ14用の図示しな
い搬送装置が備えられていて、連続鋳造の終了後には、
タンディッシュ14を鋳床上にある連続鋳造位置からタ
ンディッシュ傾転台、あるいはタンディッシュ補修場等
へと移送することができるようになっている。
ンディッシュ14内の溶鋼11を鋳型16に導入するた
めの上ノズル19と、3枚のプレートれんがから構成さ
れ該プレートれんがの溶鋼通過孔の位置を互いに移動さ
せることにより溶鋼11の流量を制御するためのスライ
ディングノズル20と、下部の吐出孔21を介して溶鋼
11を鋳型16内に供給するための浸漬ノズル22とを
有している。なお、前記ノズル耐火物15の構成は一例
を示すものである。例えばこの構成に図示しないノズル
受けれんが、下ノズル等を必要に応じて付加することも
でき、3枚プレート式のスライディングノズル20に代
えて2枚プレート式のスライディングノズルを適用する
こともできる。浸漬ノズル22は、全長約700〜80
0mm、外径約100〜150mm、内径約50〜70
mmの略円筒状のアルミナカーボン質等を主体とする略
管状の耐火物である。その底部側面には約60×40m
mの略長円形又は約60×60mmの略矩形をなす吐出
孔21が2箇所対向するように設けられている。また、
連続鋳造設備10にはタンディッシュ14用の図示しな
い搬送装置が備えられていて、連続鋳造の終了後には、
タンディッシュ14を鋳床上にある連続鋳造位置からタ
ンディッシュ傾転台、あるいはタンディッシュ補修場等
へと移送することができるようになっている。
【0017】続いて、前記連続鋳造設備10におけるタ
ンディッシュ14に適用する本発明の一実施の形態に係
る連続鋳造用タンディッシュの再使用方法について図1
(a)を参照しながら説明する。図1(a)に示すステ
ップS−1においては、連続鋳造(第1の連続鋳造)終
了後、タンディッシュ14から浸漬ノズル22を必要に
応じて取り外して、タンディッシュ14を鋳造位置から
タンディッシュ傾転台上に移送して、残鋼滓排出手段の
一例であるタンディッシュ14の傾転装置により傾転台
を傾転させることによりタンディッシュ14内の残鋼滓
28を排出する。この時点でのタンディッシュ14内の
温度は凡そ800〜1000℃である。なお、残鋼滓2
8を排出するための別法として、タンディッシュ14の
底部に図示しない残鋼滓排出手段の一例である残鋼滓排
出孔を設けて、該残鋼滓排出孔から排出することも可能
である。
ンディッシュ14に適用する本発明の一実施の形態に係
る連続鋳造用タンディッシュの再使用方法について図1
(a)を参照しながら説明する。図1(a)に示すステ
ップS−1においては、連続鋳造(第1の連続鋳造)終
了後、タンディッシュ14から浸漬ノズル22を必要に
応じて取り外して、タンディッシュ14を鋳造位置から
タンディッシュ傾転台上に移送して、残鋼滓排出手段の
一例であるタンディッシュ14の傾転装置により傾転台
を傾転させることによりタンディッシュ14内の残鋼滓
28を排出する。この時点でのタンディッシュ14内の
温度は凡そ800〜1000℃である。なお、残鋼滓2
8を排出するための別法として、タンディッシュ14の
底部に図示しない残鋼滓排出手段の一例である残鋼滓排
出孔を設けて、該残鋼滓排出孔から排出することも可能
である。
【0018】ステップS−2のタンディッシュ(TD)
冷却では、図3に示すようにタンディッシュ14に残留
する溶鋼11、あるいはスラグからなる残鋼滓28中に
金具の一例であるスタッド23を電気溶接等の一般的な
手段で接着(溶接)して固定させる。なお、この間強制
冷却を行うが、ノズル耐火物15及びその周辺の冷却を
防ぐために、バーナー24(図5、図6参照)等を用い
て浸漬ノズル22を除くノズル耐火物15、及びその周
辺を加熱しておく。これによって、ノズル耐火物15が
急冷されて生じる熱衝撃を緩和してノズル耐火物15の
損傷を防止することができる。
冷却では、図3に示すようにタンディッシュ14に残留
する溶鋼11、あるいはスラグからなる残鋼滓28中に
金具の一例であるスタッド23を電気溶接等の一般的な
手段で接着(溶接)して固定させる。なお、この間強制
冷却を行うが、ノズル耐火物15及びその周辺の冷却を
防ぐために、バーナー24(図5、図6参照)等を用い
て浸漬ノズル22を除くノズル耐火物15、及びその周
辺を加熱しておく。これによって、ノズル耐火物15が
急冷されて生じる熱衝撃を緩和してノズル耐火物15の
損傷を防止することができる。
【0019】次のステップS−3では、図4に示すよう
にスタッド23にワイヤ25を装着して地金除去手段の
一例である図示しない巻き上げ装置より地金の部分をタ
ンディッシュ14から機械的に分離する。この地金除去
の際には、地金をピックやバール等で剥離させるか、あ
るいは地金を直接保持して掻き出す地金除去装置あるい
は人力を併用することができ、高温下においても効率的
な地金除去が可能となる。
にスタッド23にワイヤ25を装着して地金除去手段の
一例である図示しない巻き上げ装置より地金の部分をタ
ンディッシュ14から機械的に分離する。この地金除去
の際には、地金をピックやバール等で剥離させるか、あ
るいは地金を直接保持して掻き出す地金除去装置あるい
は人力を併用することができ、高温下においても効率的
な地金除去が可能となる。
【0020】ステップS−4のタンディッシュ(TD)
壊し作業時においては、図5に示すようにノズル耐火物
15のノズル孔部分をタンディッシュ14の内部側ある
いはその外側からバーナー24及び簡易バーナー26を
用いて重点的に加熱すると共に、前記地金除去作業の際
あるいは連続鋳造の際に、損耗劣化したコーティング層
18及び内張り耐火物17の部分をピック等を用いて取
り除く作業を行う。なお、ステップS−4におけるタン
ディッシュ14内の温度は300〜500℃であり、加
熱状態にある浸漬ノズル22を除くノズル耐火物15の
温度は500〜1000℃である。
壊し作業時においては、図5に示すようにノズル耐火物
15のノズル孔部分をタンディッシュ14の内部側ある
いはその外側からバーナー24及び簡易バーナー26を
用いて重点的に加熱すると共に、前記地金除去作業の際
あるいは連続鋳造の際に、損耗劣化したコーティング層
18及び内張り耐火物17の部分をピック等を用いて取
り除く作業を行う。なお、ステップS−4におけるタン
ディッシュ14内の温度は300〜500℃であり、加
熱状態にある浸漬ノズル22を除くノズル耐火物15の
温度は500〜1000℃である。
【0021】ステップS−5のTD補修作業時において
は、図5に示すようにノズル耐火物15の加熱を継続す
ると共に、ステップS−4で除去されたコーティング層
18あるいは堰等の損傷部分にマグネシア質のコーティ
ング材を吹付けノズル27を用いて吹付けてタンディッ
シュ14の補修を行う。なお、コーティング層の施工面
温度は200〜900℃に保持され、この間のタンディ
ッシュ14内の平均温度は300〜500℃の範囲であ
る。
は、図5に示すようにノズル耐火物15の加熱を継続す
ると共に、ステップS−4で除去されたコーティング層
18あるいは堰等の損傷部分にマグネシア質のコーティ
ング材を吹付けノズル27を用いて吹付けてタンディッ
シュ14の補修を行う。なお、コーティング層の施工面
温度は200〜900℃に保持され、この間のタンディ
ッシュ14内の平均温度は300〜500℃の範囲であ
る。
【0022】続いて、タンディッシュ14用の搬送装置
を用いてタンディッシュ14を必要に応じて鋳造位置に
移し、図6に示すように浸漬ノズル22のセット及びス
ライディングノズル20等を整備した後、バーナー24
及び簡易バーナー26を用いてタンディッシュ14内を
所定温度、例えば900〜1200℃に予備加熱(予
熱)する(ステップS−6)。このようにした後、次の
連続鋳造(第2の連続鋳造)を開始することができる。
前記ステップS−2〜S−6においては、ノズル耐火物
15の保熱を行っているので、ノズル耐火物15にかか
る熱衝撃が緩和され、その損傷を防止できる。そして、
前記連続鋳造終了後から次の連続鋳造開始までに要した
タンディッシュ回転時間は5〜7時間であり、タンディ
ッシュ補修にかかった耐火物コストは後述する比較例1
の場合に較べて低下し、鋳片中の介在物濃度等の品質は
後述する比較例2の場合に較べて良好となっていた。
を用いてタンディッシュ14を必要に応じて鋳造位置に
移し、図6に示すように浸漬ノズル22のセット及びス
ライディングノズル20等を整備した後、バーナー24
及び簡易バーナー26を用いてタンディッシュ14内を
所定温度、例えば900〜1200℃に予備加熱(予
熱)する(ステップS−6)。このようにした後、次の
連続鋳造(第2の連続鋳造)を開始することができる。
前記ステップS−2〜S−6においては、ノズル耐火物
15の保熱を行っているので、ノズル耐火物15にかか
る熱衝撃が緩和され、その損傷を防止できる。そして、
前記連続鋳造終了後から次の連続鋳造開始までに要した
タンディッシュ回転時間は5〜7時間であり、タンディ
ッシュ補修にかかった耐火物コストは後述する比較例1
の場合に較べて低下し、鋳片中の介在物濃度等の品質は
後述する比較例2の場合に較べて良好となっていた。
【0023】ここで、本発明の一実施の形態に係る連続
鋳造用タンディッシュの再使用方法の効果を明確にする
ために、比較例1及び比較例2について説明する。比較
例1は図1(b)に示すように、タンディッシュ整備作
業におけるタンディッシュ(TD)移送(ステップS−
11)からタンディッシュ(TD)補修(ステップS−
15)までの期間にわたりノズル耐火物15の積極的な
加熱を行わないと共に、タンディッシュ(TD)補修
(ステップS−15)を30〜80℃の温度下で行った
例である。以下、比較例1について詳述する。図1
(b)に示すステップS−11においては、連続鋳造終
了後、タンディッシュ14から浸漬ノズル22を必要に
応じて取り外して、タンディッシュ14を鋳造位置から
タンディッシュ14をクレーン等で整備場所まで移送し
て、タンディッシュ14内の残鋼滓28に予めスタッド
23を挿入して残鋼滓28を凝固させる。この時点での
タンディッシュ14内の温度は実施例と同様に800〜
1000℃である。
鋳造用タンディッシュの再使用方法の効果を明確にする
ために、比較例1及び比較例2について説明する。比較
例1は図1(b)に示すように、タンディッシュ整備作
業におけるタンディッシュ(TD)移送(ステップS−
11)からタンディッシュ(TD)補修(ステップS−
15)までの期間にわたりノズル耐火物15の積極的な
加熱を行わないと共に、タンディッシュ(TD)補修
(ステップS−15)を30〜80℃の温度下で行った
例である。以下、比較例1について詳述する。図1
(b)に示すステップS−11においては、連続鋳造終
了後、タンディッシュ14から浸漬ノズル22を必要に
応じて取り外して、タンディッシュ14を鋳造位置から
タンディッシュ14をクレーン等で整備場所まで移送し
て、タンディッシュ14内の残鋼滓28に予めスタッド
23を挿入して残鋼滓28を凝固させる。この時点での
タンディッシュ14内の温度は実施例と同様に800〜
1000℃である。
【0024】ステップS−12のタンディッシュ(T
D)冷却では、タンディッシュ14内に冷風を供給し
て、タンディッシュ14を所定温度30〜80℃まで冷
却する。ステップS−13では、地金をタンディッシュ
14から前記のスタッド23の吊り上げやその他の機械
的手段により分離する。ステップS−14のタンディッ
シュ(TD)壊し作業においては、損耗劣化したコーテ
ィング層18及び内張り耐火物17の部分を取り除く。
なお、ステップS−14におけるタンディッシュ14内
の温度は30〜80℃であり、ノズル耐火物15の温度
は30〜80℃である。ステップS−15のタンディッ
シュ(TD)補修においては、コーティング層18ある
いは堰等の損傷部分の補修を行う。この間のタンディッ
シュ14内の平均温度は30〜80℃の範囲である。続
いて、タンディッシュ14を鋳造待機位置に移し、浸漬
ノズル22のセット等を行った後、バーナーを用いてタ
ンディッシュ14内を所定温度、1000〜1200℃
に予備加熱して(ステップS−16)、次の連続鋳造を
開始する。
D)冷却では、タンディッシュ14内に冷風を供給し
て、タンディッシュ14を所定温度30〜80℃まで冷
却する。ステップS−13では、地金をタンディッシュ
14から前記のスタッド23の吊り上げやその他の機械
的手段により分離する。ステップS−14のタンディッ
シュ(TD)壊し作業においては、損耗劣化したコーテ
ィング層18及び内張り耐火物17の部分を取り除く。
なお、ステップS−14におけるタンディッシュ14内
の温度は30〜80℃であり、ノズル耐火物15の温度
は30〜80℃である。ステップS−15のタンディッ
シュ(TD)補修においては、コーティング層18ある
いは堰等の損傷部分の補修を行う。この間のタンディッ
シュ14内の平均温度は30〜80℃の範囲である。続
いて、タンディッシュ14を鋳造待機位置に移し、浸漬
ノズル22のセット等を行った後、バーナーを用いてタ
ンディッシュ14内を所定温度、1000〜1200℃
に予備加熱して(ステップS−16)、次の連続鋳造を
開始する。
【0025】また、図1(c)に示す比較例2は、連続
鋳造終了後にタンディッシュ14の残鋼滓28を排出し
て(ステップS−21)、タンディッシュ14内を12
00〜1300℃の高温状態として浸漬ノズル22の交
換等のノズルメンテ(ステップS−22)を行った例を
示している。
鋳造終了後にタンディッシュ14の残鋼滓28を排出し
て(ステップS−21)、タンディッシュ14内を12
00〜1300℃の高温状態として浸漬ノズル22の交
換等のノズルメンテ(ステップS−22)を行った例を
示している。
【0026】表1は前記説明した実施の形態、比較
例1及び比較例2におけるそれぞれの連続鋳造結果を
示している。なお、耐火物コスト、タンディッシュ(T
D)整備負荷、及び鋳片の品質は、いずれも比較例1の
場合を基準の1となるように指数化して、指数化された
数値が高い程好ましい結果であることを示している。例
えば耐火物コストの場合には、コスト値についてそれぞ
れの逆数を計算し、比較例1の値を基準値として他のケ
ースを指数化している。また、比較例2の場合には、規
格範囲が狭い鋼種に対して鋼種制約を生じるが、本実施
の形態及び比較例1に対しては、このような鋼種制約が
ない。同表に示すように、本実施の形態ではタンディッ
シュ(TD)回転時間が5〜7時間と、冷間でタンディ
ッシュ14の補修整備を行う比較例1の18〜20時間
に較べて大幅に短縮されていることが分かる。そして、
このようなタンディッシュ(TD)回転時間の短縮にも
拘わらず、鋳片の品質が高水準に維持されると共に、冷
間の補修を行う比較例1に較べて耐火物コスト、タンデ
ィッシュ(TD)整備負荷の点で格段に優れた結果が得
られている。また、タンディッシュから残鋼滓の排出を
行った後、熱間でノズルメンテを行って引続き連続鋳造
を実施する比較例2の場合には、実施の形態に較べて大
幅にその鋳片の品質が劣る結果になることが分かる。
例1及び比較例2におけるそれぞれの連続鋳造結果を
示している。なお、耐火物コスト、タンディッシュ(T
D)整備負荷、及び鋳片の品質は、いずれも比較例1の
場合を基準の1となるように指数化して、指数化された
数値が高い程好ましい結果であることを示している。例
えば耐火物コストの場合には、コスト値についてそれぞ
れの逆数を計算し、比較例1の値を基準値として他のケ
ースを指数化している。また、比較例2の場合には、規
格範囲が狭い鋼種に対して鋼種制約を生じるが、本実施
の形態及び比較例1に対しては、このような鋼種制約が
ない。同表に示すように、本実施の形態ではタンディッ
シュ(TD)回転時間が5〜7時間と、冷間でタンディ
ッシュ14の補修整備を行う比較例1の18〜20時間
に較べて大幅に短縮されていることが分かる。そして、
このようなタンディッシュ(TD)回転時間の短縮にも
拘わらず、鋳片の品質が高水準に維持されると共に、冷
間の補修を行う比較例1に較べて耐火物コスト、タンデ
ィッシュ(TD)整備負荷の点で格段に優れた結果が得
られている。また、タンディッシュから残鋼滓の排出を
行った後、熱間でノズルメンテを行って引続き連続鋳造
を実施する比較例2の場合には、実施の形態に較べて大
幅にその鋳片の品質が劣る結果になることが分かる。
【0027】
【表1】
【0028】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明はこのような実施の形態に限定されるものではな
く、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用
範囲である。例えば、本実施の形態においては、舟型の
タンディッシュを用いる場合について説明したが、箱型
のタンディッシュや上堰、下堰等を有するタンディッシ
ュにも適用できる。さらに、タンディッシュに備えられ
るノズル耐火物が一組の場合だけでなく複数設置される
ものについても本発明の適用が可能である。
本発明はこのような実施の形態に限定されるものではな
く、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用
範囲である。例えば、本実施の形態においては、舟型の
タンディッシュを用いる場合について説明したが、箱型
のタンディッシュや上堰、下堰等を有するタンディッシ
ュにも適用できる。さらに、タンディッシュに備えられ
るノズル耐火物が一組の場合だけでなく複数設置される
ものについても本発明の適用が可能である。
【0029】
【発明の効果】請求項1〜6記載の連続鋳造用タンディ
ッシュの再使用方法においては、第1の連続鋳造の終了
後、タンディッシュから残鋼滓を排出して、次に底部に
残留する残鋼滓を残鋼滓排出手段により除去し、タンデ
ィッシュのコーティング層を補修して第2の連続鋳造を
開始するので、短時間でタンディッシュ整備作業を行
え、タンディッシュの稼働率を高めることができると共
に、ノズル耐火物の損傷を防止できる。さらに、タンデ
ィッシュの冷却に伴う熱損失が必要最少限度に抑制され
るので、予熱にかかる熱量が削減され熱効率の高い状態
でタンディッシュを再使用することができる。
ッシュの再使用方法においては、第1の連続鋳造の終了
後、タンディッシュから残鋼滓を排出して、次に底部に
残留する残鋼滓を残鋼滓排出手段により除去し、タンデ
ィッシュのコーティング層を補修して第2の連続鋳造を
開始するので、短時間でタンディッシュ整備作業を行
え、タンディッシュの稼働率を高めることができると共
に、ノズル耐火物の損傷を防止できる。さらに、タンデ
ィッシュの冷却に伴う熱損失が必要最少限度に抑制され
るので、予熱にかかる熱量が削減され熱効率の高い状態
でタンディッシュを再使用することができる。
【0030】請求項2記載の連続鋳造用タンディッシュ
の再使用方法においては、タンディッシュから残鋼滓を
排出して、次に第2の連続鋳造の開始前まで少なくとも
一部の工程で、ノズル耐火物を保熱するので、タンディ
ッシュの補修作業中の冷却に伴うノズル耐火物及びその
周辺の耐火物にかかる熱衝撃を緩和することができる。
また、請求項3記載の連続鋳造用タンディッシュの再使
用方法においては、残鋼滓の除去を行う際に、局部的に
冷却するために特に、残鋼滓の除去が容易に行なえる。
この結果、残鋼滓がなくなり鋳造される製品の品質を向
上できる。請求項4記載の連続鋳造用タンディッシュの
再使用方法においては、残鋼滓特に地金をピックやスタ
ッド等で除去するので、簡単かつ確実に付着物を除去で
き、残留物による鋼の汚染を防止できる。
の再使用方法においては、タンディッシュから残鋼滓を
排出して、次に第2の連続鋳造の開始前まで少なくとも
一部の工程で、ノズル耐火物を保熱するので、タンディ
ッシュの補修作業中の冷却に伴うノズル耐火物及びその
周辺の耐火物にかかる熱衝撃を緩和することができる。
また、請求項3記載の連続鋳造用タンディッシュの再使
用方法においては、残鋼滓の除去を行う際に、局部的に
冷却するために特に、残鋼滓の除去が容易に行なえる。
この結果、残鋼滓がなくなり鋳造される製品の品質を向
上できる。請求項4記載の連続鋳造用タンディッシュの
再使用方法においては、残鋼滓特に地金をピックやスタ
ッド等で除去するので、簡単かつ確実に付着物を除去で
き、残留物による鋼の汚染を防止できる。
【0031】特に、請求項5記載の連続鋳造用タンディ
ッシュの再使用方法においては、コーティング層の補修
時における温度を特定範囲内としているので、タンディ
ッシュ整備中における地金等の酸化を抑制して鋳片の品
質低下を防止すると共に、タンディッシュの再使用時に
おける温度との差を小さく維持して、内張り耐火物、及
びノズル耐火物にかかる熱衝撃の負荷を軽減して、耐火
物の損傷をさらに抑制できる。請求項6記載の連続鋳造
用タンディッシュの再使用方法においては、残鋼滓排出
手段がタンディッシュの傾転装置又はタンディッシュの
底部に設けられた残鋼滓排出孔であるので、残鋼滓の排
出をさらに効率的に行え、連続鋳造の生産性を向上でき
る。
ッシュの再使用方法においては、コーティング層の補修
時における温度を特定範囲内としているので、タンディ
ッシュ整備中における地金等の酸化を抑制して鋳片の品
質低下を防止すると共に、タンディッシュの再使用時に
おける温度との差を小さく維持して、内張り耐火物、及
びノズル耐火物にかかる熱衝撃の負荷を軽減して、耐火
物の損傷をさらに抑制できる。請求項6記載の連続鋳造
用タンディッシュの再使用方法においては、残鋼滓排出
手段がタンディッシュの傾転装置又はタンディッシュの
底部に設けられた残鋼滓排出孔であるので、残鋼滓の排
出をさらに効率的に行え、連続鋳造の生産性を向上でき
る。
【図1】(a)、(b)、(c)はそれぞれ、本発明の
一実施の形態に係る連続鋳造用タンディッシュの再使用
方法、冷間補修を行う比較例1、及び熱間補修を行う比
較例2のフロー図である。
一実施の形態に係る連続鋳造用タンディッシュの再使用
方法、冷間補修を行う比較例1、及び熱間補修を行う比
較例2のフロー図である。
【図2】同連続鋳造用タンディッシュの再使用方法を適
用する連続鋳造設備の側断面図である。
用する連続鋳造設備の側断面図である。
【図3】残鋼滓排出後におけるタンディッシュの説明図
である。
である。
【図4】地金取り作業におけるタンディッシュの説明図
である。
である。
【図5】補修作業時におけるタンディッシュの説明図で
ある。
ある。
【図6】予熱作業時におけるタンディッシュの説明図で
ある。
ある。
10 連続鋳造設備 11 溶鋼 12 取鍋 13 ロングノ
ズル 14 タンディッシュ 15 ノズル耐
火物 16 鋳型 17 内張り耐
火物 18 コーティング層 19 上ノズル 20 スライディングノズル 21 吐出孔 22 浸漬ノズル 23 スタッド 24 バーナー 25 ワイヤ 26 簡易バーナー 27 吹付けノ
ズル 28 残鋼滓
ズル 14 タンディッシュ 15 ノズル耐
火物 16 鋳型 17 内張り耐
火物 18 コーティング層 19 上ノズル 20 スライディングノズル 21 吐出孔 22 浸漬ノズル 23 スタッド 24 バーナー 25 ワイヤ 26 簡易バーナー 27 吹付けノ
ズル 28 残鋼滓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F27D 1/16 F27D 1/16 Z
Claims (6)
- 【請求項1】 溶鋼を保持するタンディッシュの底部に
設けられたノズル耐火物を介して鋳型内に該溶鋼を注入
して鋳片を製造する第1の連続鋳造を行った後、前記タ
ンディッシュ内の溶鋼、地金、スラグ等の残鋼滓を除去
して第2の連続鋳造を行う連続鋳造用タンディッシュの
再使用方法において、 前記第1の連続鋳造の終了後、前記タンディッシュ内の
残鋼滓を残鋼滓排出手段を用いて排出し、次に該タンデ
ィッシュの残鋼滓の排出時に残留した残鋼滓の除去とタ
ンディッシュ補修を行うと共に、前記ノズル耐火物の少
なくとも一部を再使用して、該タンディッシュを予熱し
た後に第2の連続鋳造を行うことを特徴とする連続鋳造
用タンディッシュの再使用方法。 - 【請求項2】 前記ノズル耐火物が、前記タンディッシ
ュ内の残鋼滓の排出、残鋼滓の除去及び前記タンディッ
シュ補修の少なくとも一部の工程で保熱されていること
を特徴とする請求項1記載の連続鋳造用タンディッシュ
の再使用方法。 - 【請求項3】 前記タンディッシュの残鋼滓の排出時に
残留した残鋼滓の除去に際して、該タンディッシュ内の
一部を強制冷却して該残鋼滓を除去することを特徴とす
る請求項1又は2記載の連続鋳造用タンディッシュの再
使用方法。 - 【請求項4】 前記タンディッシュの残鋼滓の排出時に
残留した残鋼滓をピックを用いて剥離させて除去する
か、あるいは該残鋼滓に金具を溶接した後に該金具を牽
引して該残鋼滓を除去することを特徴とする請求項1〜
3のいずれか1項に記載の連続鋳造用タンディッシュの
再使用方法。 - 【請求項5】 前記タンディッシュ補修の際に施工され
るコーティング層の施工面温度が200〜900℃であ
ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載
の連続鋳造用タンディッシュの再使用方法。 - 【請求項6】 前記残鋼滓排出手段が、前記タンディッ
シュの傾転装置又は該タンディッシュの底部に設けられ
た残鋼滓排出孔であることを特徴とする請求項1〜5の
いずれか1項に記載の連続鋳造用タンディッシュの再使
用方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4709097A JPH10225765A (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 連続鋳造用タンディッシュの再使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4709097A JPH10225765A (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 連続鋳造用タンディッシュの再使用方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10225765A true JPH10225765A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=12765496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4709097A Pending JPH10225765A (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 連続鋳造用タンディッシュの再使用方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10225765A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007111723A (ja) * | 2005-10-19 | 2007-05-10 | Nippon Steel Corp | タンディッシュの整備方法及びその整備装置 |
| CN102962421A (zh) * | 2012-11-26 | 2013-03-13 | 湖南华菱湘潭钢铁有限公司 | 连铸中间包热态再利用方法 |
| CN107812927A (zh) * | 2017-10-20 | 2018-03-20 | 甘肃酒钢集团科力耐火材料股份有限公司 | 一种不锈钢钢包的循环利用方法 |
-
1997
- 1997-02-14 JP JP4709097A patent/JPH10225765A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007111723A (ja) * | 2005-10-19 | 2007-05-10 | Nippon Steel Corp | タンディッシュの整備方法及びその整備装置 |
| CN102962421A (zh) * | 2012-11-26 | 2013-03-13 | 湖南华菱湘潭钢铁有限公司 | 连铸中间包热态再利用方法 |
| CN107812927A (zh) * | 2017-10-20 | 2018-03-20 | 甘肃酒钢集团科力耐火材料股份有限公司 | 一种不锈钢钢包的循环利用方法 |
| CN107812927B (zh) * | 2017-10-20 | 2019-06-25 | 甘肃酒钢集团科力耐火材料股份有限公司 | 一种不锈钢钢包的循环利用方法 |
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