JPH10227387A - 脈動吸収ホース及びその製造方法 - Google Patents
脈動吸収ホース及びその製造方法Info
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- JPH10227387A JPH10227387A JP18574097A JP18574097A JPH10227387A JP H10227387 A JPH10227387 A JP H10227387A JP 18574097 A JP18574097 A JP 18574097A JP 18574097 A JP18574097 A JP 18574097A JP H10227387 A JPH10227387 A JP H10227387A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16L55/04—Devices damping pulsations or vibrations in fluids
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pipe Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃料ポンプによりエンジンに燃料を供給する
燃料ホース内のガソリンの圧力変動を押さえ、騒音を低
減する。 【解決手段】 脈動吸収ホース10は、外筒ホース12
の内部に、両端がフレア14Aに形成された内装チュー
ブ14を有する。この内装チューブ14のほぼ中心には
連通孔14Bが形成されており、内装チューブ14の外
壁およびフレア14Aと外筒ホース12の内壁により囲
まれた領域は、共鳴室16を形成している。このホース
に圧力変動を伴ってガソリンが流されると、共鳴室16
は共鳴形レゾネータとして機能し、所定周波数範囲に亘
る圧力変動を効率よく低減する。
燃料ホース内のガソリンの圧力変動を押さえ、騒音を低
減する。 【解決手段】 脈動吸収ホース10は、外筒ホース12
の内部に、両端がフレア14Aに形成された内装チュー
ブ14を有する。この内装チューブ14のほぼ中心には
連通孔14Bが形成されており、内装チューブ14の外
壁およびフレア14Aと外筒ホース12の内壁により囲
まれた領域は、共鳴室16を形成している。このホース
に圧力変動を伴ってガソリンが流されると、共鳴室16
は共鳴形レゾネータとして機能し、所定周波数範囲に亘
る圧力変動を効率よく低減する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料ポンプから圧
送されるガソリンの管路を形成し、該ガソリンが圧送さ
れる際の脈動を吸収する脈動吸収ホースとその製造方法
に関する。
送されるガソリンの管路を形成し、該ガソリンが圧送さ
れる際の脈動を吸収する脈動吸収ホースとその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料ポンプから圧送されるガソリンの通
路として用いられる耐圧ホースは、耐ガソリン性、耐圧
性は勿論のこと、燃料ポンプ負荷の変動等に起因するガ
ソリンの脈動圧力によって発生する異音を防止する脈動
吸収性などの機能が要求され、これらを満足する各種の
脈動吸収性を付与したホースが使用されている。これら
各種の脈動吸収ホースは、ゴムを主材料とした管材を使
用することで共通しており、その管材自体の有する弾性
力と容積の増減をアキュムレータとして利用することで
脈動吸収性を発揮する。
路として用いられる耐圧ホースは、耐ガソリン性、耐圧
性は勿論のこと、燃料ポンプ負荷の変動等に起因するガ
ソリンの脈動圧力によって発生する異音を防止する脈動
吸収性などの機能が要求され、これらを満足する各種の
脈動吸収性を付与したホースが使用されている。これら
各種の脈動吸収ホースは、ゴムを主材料とした管材を使
用することで共通しており、その管材自体の有する弾性
力と容積の増減をアキュムレータとして利用することで
脈動吸収性を発揮する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成された従来の脈動吸収ホースは、以下に記す
ような理由から、脈動の吸収性能は満足するものではな
かった。ゴムを主材料とした脈動吸収ホースは、ゴムの
比重が大きいために、車両などの燃料システムに要求さ
れる軽量化の阻害要因となっている。また、ゴムホース
の接続に際しては口金などの別部材が必要であり、その
防錆対策などの新たな課題が発生してくる。更に、複合
型の脈動吸収ホースでは上記課題に加え、内装した螺旋
管の防食性、曲加工性の低下による取り回しの自由度の
減少などの問題を内包している。
ように構成された従来の脈動吸収ホースは、以下に記す
ような理由から、脈動の吸収性能は満足するものではな
かった。ゴムを主材料とした脈動吸収ホースは、ゴムの
比重が大きいために、車両などの燃料システムに要求さ
れる軽量化の阻害要因となっている。また、ゴムホース
の接続に際しては口金などの別部材が必要であり、その
防錆対策などの新たな課題が発生してくる。更に、複合
型の脈動吸収ホースでは上記課題に加え、内装した螺旋
管の防食性、曲加工性の低下による取り回しの自由度の
減少などの問題を内包している。
【0004】この様に従来の脈動吸収ホースは、製品仕
様を十分に満足することができないため、脈動吸収のた
めに、別部材のダンパー、いわゆるパルセーションダン
パーを接続し、耐圧ホースには軽量のナイロンチューブ
を使用するものが、実用化されている。しかし、この様
な構成では、耐圧ホースの軽量化は達成されても、パル
セーションダンパーという組立部材が追加されるため、
組立部品の増加、組立作業の繁雑化、部品コストの上昇
といった問題を招来する。
様を十分に満足することができないため、脈動吸収のた
めに、別部材のダンパー、いわゆるパルセーションダン
パーを接続し、耐圧ホースには軽量のナイロンチューブ
を使用するものが、実用化されている。しかし、この様
な構成では、耐圧ホースの軽量化は達成されても、パル
セーションダンパーという組立部材が追加されるため、
組立部品の増加、組立作業の繁雑化、部品コストの上昇
といった問題を招来する。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
され、燃料ポンプから圧送されるガソリンの管路として
の要求仕様である耐ガソリン性、耐圧性、脈動吸収性に
優れ、かつ、軽量で保守の容易であり、しかも組付の作
業が簡単な脈動吸収ホース及びその製造方法を提供する
ことを目的とする。
され、燃料ポンプから圧送されるガソリンの管路として
の要求仕様である耐ガソリン性、耐圧性、脈動吸収性に
優れ、かつ、軽量で保守の容易であり、しかも組付の作
業が簡単な脈動吸収ホース及びその製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】か
かる課題を解決するため、本第一発明の脈動吸収ホース
は、燃料ポンプから圧送されるガソリンの管路を形成
し、該ガソリンが圧送される際の脈動を吸収する脈動吸
収ホースであって、前記燃料ポンプから圧送されるガソ
リンの通路となるナイロン系またはフッ素系の合成樹脂
からなる外筒ホースと、該外筒ホースに内装・固定さ
れ、両端部に設けられたフレアの縁部と前記外筒ホース
の内壁とにより所定体積の室を形成するナイロン系また
はフッ素系の合成樹脂からなる環状の内装チューブと、
を備え、該内装チューブに、前記室と内装チューブ内部
とを連通する連通孔を形成したことを要旨としている。
かる課題を解決するため、本第一発明の脈動吸収ホース
は、燃料ポンプから圧送されるガソリンの管路を形成
し、該ガソリンが圧送される際の脈動を吸収する脈動吸
収ホースであって、前記燃料ポンプから圧送されるガソ
リンの通路となるナイロン系またはフッ素系の合成樹脂
からなる外筒ホースと、該外筒ホースに内装・固定さ
れ、両端部に設けられたフレアの縁部と前記外筒ホース
の内壁とにより所定体積の室を形成するナイロン系また
はフッ素系の合成樹脂からなる環状の内装チューブと、
を備え、該内装チューブに、前記室と内装チューブ内部
とを連通する連通孔を形成したことを要旨としている。
【0007】上記構成を有する本発明の脈動吸収ホース
では、外筒ホースとこれに内装・固定される環状の内装
チューブとが共にナイロン系またはフッ素系の合成樹脂
から構成され、耐ガソリン、耐圧性に優れ、かつ、軽量
である。また、合成樹脂は加工性に優れていることか
ら、本発明の脈動吸収ホースは任意の形状で取り廻しす
ることができ、しかも燃料ポンプ系との接続部分を任意
に加工することができる。このため、取り回しの自由度
が高まり、かつ耐錆性、耐食性に優れ、保守が容易とな
る。更に、内装チューブと外筒ホースの内壁とにより所
定体積の室が形成されており、内装チューブには連通孔
が穿設され、上記室と内装チューブ内部とが連通してい
る。これによって、内装チューブの内部を圧送されるガ
ソリンは所定体積の室と連通することになり、この室
が、共鳴型のレゾネータとして機能する。この共鳴型レ
ゾネータの共振周波数は外筒ホースと内装チューブの長
さや肉厚、室の容積、連通孔の数や孔径により任意に設
計することができる。また、外筒ホースに内装・固定す
る内装チューブは単一である必要はなく、複数個の内装
チューブにより異なる共振周波数の共鳴型レゾネータを
機能させてもよい。この結果、本発明の脈動吸収ホース
は、燃料ポンプから圧送されるガソリンの管路としての
要求仕様である耐ガソリン性、耐圧性、脈動吸収性に優
れ、かつ、軽量で保守の容易な脈動吸収ホースとなる。
では、外筒ホースとこれに内装・固定される環状の内装
チューブとが共にナイロン系またはフッ素系の合成樹脂
から構成され、耐ガソリン、耐圧性に優れ、かつ、軽量
である。また、合成樹脂は加工性に優れていることか
ら、本発明の脈動吸収ホースは任意の形状で取り廻しす
ることができ、しかも燃料ポンプ系との接続部分を任意
に加工することができる。このため、取り回しの自由度
が高まり、かつ耐錆性、耐食性に優れ、保守が容易とな
る。更に、内装チューブと外筒ホースの内壁とにより所
定体積の室が形成されており、内装チューブには連通孔
が穿設され、上記室と内装チューブ内部とが連通してい
る。これによって、内装チューブの内部を圧送されるガ
ソリンは所定体積の室と連通することになり、この室
が、共鳴型のレゾネータとして機能する。この共鳴型レ
ゾネータの共振周波数は外筒ホースと内装チューブの長
さや肉厚、室の容積、連通孔の数や孔径により任意に設
計することができる。また、外筒ホースに内装・固定す
る内装チューブは単一である必要はなく、複数個の内装
チューブにより異なる共振周波数の共鳴型レゾネータを
機能させてもよい。この結果、本発明の脈動吸収ホース
は、燃料ポンプから圧送されるガソリンの管路としての
要求仕様である耐ガソリン性、耐圧性、脈動吸収性に優
れ、かつ、軽量で保守の容易な脈動吸収ホースとなる。
【0008】なお、合成樹脂の良好な加工性を利用して
内装チューブには、両端部を拡張させてフレアすること
も可能である。従って、この内装チューブを所定内径の
外筒ホースに内装・固定することで、共鳴形レゾネータ
として機能する室を容易に形成することができる。内装
チューブのフレアの縁部の外径は、外筒ホースの内径に
対して100%以上から120%以下であることが好ま
しい。この様な構成であれば、内装チューブを外筒ホー
スへ挿入することが容易であり、かつ、挿入組立するだ
けで前記所定体積の室を形成することができる。この組
立と室形成とを、より一層容易にするためには、内装チ
ューブのフレアの縁部の外径は、外筒ホースの内径に対
して105%〜115%であることが好ましい。
内装チューブには、両端部を拡張させてフレアすること
も可能である。従って、この内装チューブを所定内径の
外筒ホースに内装・固定することで、共鳴形レゾネータ
として機能する室を容易に形成することができる。内装
チューブのフレアの縁部の外径は、外筒ホースの内径に
対して100%以上から120%以下であることが好ま
しい。この様な構成であれば、内装チューブを外筒ホー
スへ挿入することが容易であり、かつ、挿入組立するだ
けで前記所定体積の室を形成することができる。この組
立と室形成とを、より一層容易にするためには、内装チ
ューブのフレアの縁部の外径は、外筒ホースの内径に対
して105%〜115%であることが好ましい。
【0009】また、内装チューブのフレアは、軸中心と
なす角が、15度以上から90度未満の角度となるよう
拡開されることが好ましい。この角度が15度未満であ
れば、フレアの縁部と外筒ホース内壁とのシール圧の確
保が困難となるからである。また、この角度が90度以
上であれば、フレア部の受圧面積が大きくなって変形の
原因となりやすいからである。もとより、これらの角度
範囲に限定するものではなく、シール性を良好にする工
夫と組み合わせて中心角を15度未満にすることや、フ
レア部の変形を防止する工夫と組み合わせて中心角を9
0度以上することも可能である。なお、この角度は、シ
ール圧の確保と受圧面積の減少を両立させるためには2
5度以上から75度以下であることがより好ましい。
なす角が、15度以上から90度未満の角度となるよう
拡開されることが好ましい。この角度が15度未満であ
れば、フレアの縁部と外筒ホース内壁とのシール圧の確
保が困難となるからである。また、この角度が90度以
上であれば、フレア部の受圧面積が大きくなって変形の
原因となりやすいからである。もとより、これらの角度
範囲に限定するものではなく、シール性を良好にする工
夫と組み合わせて中心角を15度未満にすることや、フ
レア部の変形を防止する工夫と組み合わせて中心角を9
0度以上することも可能である。なお、この角度は、シ
ール圧の確保と受圧面積の減少を両立させるためには2
5度以上から75度以下であることがより好ましい。
【0010】内装チューブと外筒ホースとの間に形成さ
れる共鳴室は、上述の通り、連通孔を介してガソリンが
出入りするので、例えばホースが曲げられた場合に、内
装チューブの外壁が外筒ホースの内壁に密着して連通孔
が閉塞されてしまうことはできるだけ避けたいところで
ある。そこで、前記内装チューブの前記貫通孔の周辺
に、前記共鳴室内を閉塞することなく、該内装チューブ
の外壁と前記外筒ホースの内壁との離間距離を確保する
離間距離確保部材を設けた構成も、脈動吸収ホースの曲
げなどに対して、脈動吸収性能が低下することがなく、
良好である。こうした離間距離確保部材としては、内装
チューブの外壁に設けられた突起や、連通孔の周りに外
嵌されたリングなどを考えることができる。
れる共鳴室は、上述の通り、連通孔を介してガソリンが
出入りするので、例えばホースが曲げられた場合に、内
装チューブの外壁が外筒ホースの内壁に密着して連通孔
が閉塞されてしまうことはできるだけ避けたいところで
ある。そこで、前記内装チューブの前記貫通孔の周辺
に、前記共鳴室内を閉塞することなく、該内装チューブ
の外壁と前記外筒ホースの内壁との離間距離を確保する
離間距離確保部材を設けた構成も、脈動吸収ホースの曲
げなどに対して、脈動吸収性能が低下することがなく、
良好である。こうした離間距離確保部材としては、内装
チューブの外壁に設けられた突起や、連通孔の周りに外
嵌されたリングなどを考えることができる。
【0011】さらに、内装チューブの端部にフレア部を
形成することにより内装チューブと外筒ホースとの間を
シールする構成のほかに、別途、シール部材を用いてシ
ールする構成であってもよい。すなわち、内装チューブ
の端部にシール部材を環状に形成し、このシール部材を
外筒ホースの内壁面と内装チューブとの間に介在させ
る。シール部材は、外筒ホース及び内装チューブより柔
らかいゴムまたは樹脂材料から形成されており、それ自
体押しつぶされた状態で外筒ホースの内壁面に密着する
から、内装チューブと外筒ホースとの間のシール性を向
上させることができる。しかも、内装チューブを外筒ホ
ースの内部に内装・固定するのに、内装チューブの端部
を外筒ホース内に圧入した際に、シール部材は、外筒ホ
ースより柔らかい材料で形成されているから、外筒ホー
ス内に容易に挿入することができるとともに、外筒ホー
スの内壁面を損傷することがない。このような高いシー
ル性により、共鳴室の共鳴周波数を変動させることがな
いから、脈動吸収を所望の周波数により適切に行なうこ
とができる。
形成することにより内装チューブと外筒ホースとの間を
シールする構成のほかに、別途、シール部材を用いてシ
ールする構成であってもよい。すなわち、内装チューブ
の端部にシール部材を環状に形成し、このシール部材を
外筒ホースの内壁面と内装チューブとの間に介在させ
る。シール部材は、外筒ホース及び内装チューブより柔
らかいゴムまたは樹脂材料から形成されており、それ自
体押しつぶされた状態で外筒ホースの内壁面に密着する
から、内装チューブと外筒ホースとの間のシール性を向
上させることができる。しかも、内装チューブを外筒ホ
ースの内部に内装・固定するのに、内装チューブの端部
を外筒ホース内に圧入した際に、シール部材は、外筒ホ
ースより柔らかい材料で形成されているから、外筒ホー
ス内に容易に挿入することができるとともに、外筒ホー
スの内壁面を損傷することがない。このような高いシー
ル性により、共鳴室の共鳴周波数を変動させることがな
いから、脈動吸収を所望の周波数により適切に行なうこ
とができる。
【0012】上記課題を解決するための本発明の脈動吸
収ホースの製造方法は、燃料ポンプから圧送されるガソ
リンの管路を形成し、該ガソリンが圧送される際の脈動
を吸収する脈動吸収ホースの製造方法であって、ナイロ
ン系またはフッ素系の合成樹脂からなる管材の両端部を
加熱加工により拡張し、その縁部の外径が所定値となる
よう内装チューブの両端部をフレア形状に形成し、該内
装チューブの前記縁部の外径に適合する内径を有するナ
イロン系またはフッ素系の合成樹脂からなる筒状の外筒
ホースに、前記内装チューブを圧入することを要旨とし
ている。
収ホースの製造方法は、燃料ポンプから圧送されるガソ
リンの管路を形成し、該ガソリンが圧送される際の脈動
を吸収する脈動吸収ホースの製造方法であって、ナイロ
ン系またはフッ素系の合成樹脂からなる管材の両端部を
加熱加工により拡張し、その縁部の外径が所定値となる
よう内装チューブの両端部をフレア形状に形成し、該内
装チューブの前記縁部の外径に適合する内径を有するナ
イロン系またはフッ素系の合成樹脂からなる筒状の外筒
ホースに、前記内装チューブを圧入することを要旨とし
ている。
【0013】この脈動吸収ホースの製造方法によれば、
上述した優れた作用・効果を有する脈動吸収ホースを、
内装チューブ両端部の加熱加工、内装チューブの外筒ホ
ースへの圧入という2工程で簡単に製造することができ
る。
上述した優れた作用・効果を有する脈動吸収ホースを、
内装チューブ両端部の加熱加工、内装チューブの外筒ホ
ースへの圧入という2工程で簡単に製造することができ
る。
【0014】なお、上記工程の後に、圧入された内装チ
ューブの両端部に設けられたフレアの端部と外筒ホース
との当接部を融着するならば、その当接部のシール圧確
保、フレアの変形防止により一層の効果がある。
ューブの両端部に設けられたフレアの端部と外筒ホース
との当接部を融着するならば、その当接部のシール圧確
保、フレアの変形防止により一層の効果がある。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る脈動吸収ホー
スの実施の形態を実施例に基づき説明する。図1は、実
施例の脈動吸収ホース10を軸方向に沿って破断した概
略断面図である。脈動吸収ホース10は、燃料ポンプか
ら圧送されるガソリンの管路を形成する外筒ホース12
を有する。この外筒ホース12は、最大数100KPa
でのガソリン圧送を図るために、ホース自体の耐圧性と
材質並びに肉厚等が定められる。本実施例では、ナイロ
ン11を採用しており、その内径が約6mmで外径が約
8mm、全長は600mmとした。なお、外筒ホース1
2は、多層構造とすることも可能であり、内層部には耐
ガソリン性・燃料透過性(ガソリンの通りにくさ)に優
れたフッ素樹脂、例えばETFE,THV,PVDF,
PBT(ポリブチレンテレフタレート)またはEVOH
(エチレンビニルアルコール共重合体)等を用い、外層
部には安価なナイロン系の樹脂、例えばナイロン11,
ナイロン12,ナイロン6,ナイロン6−6またはナイ
ロン6−12等を用いることができる。この外筒ホース
12は、単一あるいは各層毎の溶融材料を同軸押し出し
するといった手法で製造される。
スの実施の形態を実施例に基づき説明する。図1は、実
施例の脈動吸収ホース10を軸方向に沿って破断した概
略断面図である。脈動吸収ホース10は、燃料ポンプか
ら圧送されるガソリンの管路を形成する外筒ホース12
を有する。この外筒ホース12は、最大数100KPa
でのガソリン圧送を図るために、ホース自体の耐圧性と
材質並びに肉厚等が定められる。本実施例では、ナイロ
ン11を採用しており、その内径が約6mmで外径が約
8mm、全長は600mmとした。なお、外筒ホース1
2は、多層構造とすることも可能であり、内層部には耐
ガソリン性・燃料透過性(ガソリンの通りにくさ)に優
れたフッ素樹脂、例えばETFE,THV,PVDF,
PBT(ポリブチレンテレフタレート)またはEVOH
(エチレンビニルアルコール共重合体)等を用い、外層
部には安価なナイロン系の樹脂、例えばナイロン11,
ナイロン12,ナイロン6,ナイロン6−6またはナイ
ロン6−12等を用いることができる。この外筒ホース
12は、単一あるいは各層毎の溶融材料を同軸押し出し
するといった手法で製造される。
【0016】外筒ホース12の一方端には、燃料ポンプ
側との接続/取り外しを簡便とするためのクイックコネ
クタ20が挿入、固定されている。このクイックコネク
タ20から燃料ポンプ側の構成は従来の構成と同一であ
り、ここでの説明は省略する。外筒ホース12の他方端
は、図示しないデリバリパイプにまで至り、クイックコ
ネクタ20と同様に外筒ホース12の可塑性を利用し
て、すなわち口金等の別部材を使用することなく接続さ
れる。
側との接続/取り外しを簡便とするためのクイックコネ
クタ20が挿入、固定されている。このクイックコネク
タ20から燃料ポンプ側の構成は従来の構成と同一であ
り、ここでの説明は省略する。外筒ホース12の他方端
は、図示しないデリバリパイプにまで至り、クイックコ
ネクタ20と同様に外筒ホース12の可塑性を利用し
て、すなわち口金等の別部材を使用することなく接続さ
れる。
【0017】脈動吸収ホース10は、外筒ホース12の
内部に内装チューブ14を有する。本実施例の内装チュ
ーブ14は、後述する超音波等の融着処理を容易とする
ために外筒ホース12と同一材料であるナイロン11を
用いて周知の樹脂成形手法により形成された環状チュー
ブで、外径が約3.2mmで肉厚0.6mmの部材から
構成されている。図2は、この内装チューブの一端部の
拡大断面説明図である。図示するように内装チューブ1
4の両端部は、それぞれ加熱加工により拡開されてフレ
ア14Aが形成されている。本実施例のフレア14A
は、軸中心となす角が約40度に拡開されており、その
縁部の外径Lは約7mmである。すなわち、前述した外
筒ホース12の内径6mmに対してフレア14Aの縁部
の外径は約117%に設計されている。この様に両端部
が加工された内装チューブ14を外筒ホース12の内部
に挿入するならば、両部材の可塑性により外筒ホース1
2の内壁とフレア14Aの縁部とは密着状態となり良好
なシール性が得られる。なお、本実施例では、外筒ホー
ス12内壁とフレア14Aの縁部とのシール性をより高
めるために、図1の状態に外筒ホース12と内装チュー
ブ14とを組み上げた後に、両部材の密着部分に超音波
融着加工を施している。また、内装チューブ14の略中
央部には、連通孔14Bが一個だけ穿設されている。本
実施例の連通孔14Bは、直径が約1mm、したがって
開口面積約0.78mm2 に形成されている。
内部に内装チューブ14を有する。本実施例の内装チュ
ーブ14は、後述する超音波等の融着処理を容易とする
ために外筒ホース12と同一材料であるナイロン11を
用いて周知の樹脂成形手法により形成された環状チュー
ブで、外径が約3.2mmで肉厚0.6mmの部材から
構成されている。図2は、この内装チューブの一端部の
拡大断面説明図である。図示するように内装チューブ1
4の両端部は、それぞれ加熱加工により拡開されてフレ
ア14Aが形成されている。本実施例のフレア14A
は、軸中心となす角が約40度に拡開されており、その
縁部の外径Lは約7mmである。すなわち、前述した外
筒ホース12の内径6mmに対してフレア14Aの縁部
の外径は約117%に設計されている。この様に両端部
が加工された内装チューブ14を外筒ホース12の内部
に挿入するならば、両部材の可塑性により外筒ホース1
2の内壁とフレア14Aの縁部とは密着状態となり良好
なシール性が得られる。なお、本実施例では、外筒ホー
ス12内壁とフレア14Aの縁部とのシール性をより高
めるために、図1の状態に外筒ホース12と内装チュー
ブ14とを組み上げた後に、両部材の密着部分に超音波
融着加工を施している。また、内装チューブ14の略中
央部には、連通孔14Bが一個だけ穿設されている。本
実施例の連通孔14Bは、直径が約1mm、したがって
開口面積約0.78mm2 に形成されている。
【0018】この様に構成された両部材を図1の様に組
み上げると、この両部材の間には、ホース管路に沿って
環状の共鳴室16が形成される。本実施例の共鳴室16
の容積は6.07×103 mm3 である。
み上げると、この両部材の間には、ホース管路に沿って
環状の共鳴室16が形成される。本実施例の共鳴室16
の容積は6.07×103 mm3 である。
【0019】この脈動吸収ホース10に図示しない燃料
ポンプからガソリンが図中矢印で示すように圧送される
と、当該ガソリンは内装チューブ14の内部流路14C
を通過して、外筒ホース12のホース管路12Aに流れ
る。この際、ガソリンは、連通孔14Bを経て共鳴室1
6にも流入し、あるいは連通孔14Bから流出する。こ
のように小径の通路である連通孔14Bからガソリンが
流入する共鳴室16は、その構造から共鳴室として機能
し、共鳴型のレゾネータとして機能する。即ち、一端か
ら所定周波数の脈動を持ったガソリンが圧送されると、
ガソリンが内部流路14Cを通過する時に連通孔14B
を介して振動が入射する。孔の部分のガソリンはその所
定周波数に応じて振動し始め、これによって共鳴室16
のガソリンが振動する。この場合に孔の管壁(孔は細い
短い管とみなせる)との相互作用によってエネルギー損
失が起こり、振動が吸収される。
ポンプからガソリンが図中矢印で示すように圧送される
と、当該ガソリンは内装チューブ14の内部流路14C
を通過して、外筒ホース12のホース管路12Aに流れ
る。この際、ガソリンは、連通孔14Bを経て共鳴室1
6にも流入し、あるいは連通孔14Bから流出する。こ
のように小径の通路である連通孔14Bからガソリンが
流入する共鳴室16は、その構造から共鳴室として機能
し、共鳴型のレゾネータとして機能する。即ち、一端か
ら所定周波数の脈動を持ったガソリンが圧送されると、
ガソリンが内部流路14Cを通過する時に連通孔14B
を介して振動が入射する。孔の部分のガソリンはその所
定周波数に応じて振動し始め、これによって共鳴室16
のガソリンが振動する。この場合に孔の管壁(孔は細い
短い管とみなせる)との相互作用によってエネルギー損
失が起こり、振動が吸収される。
【0020】上記の脈動吸収ホース10の性能を確認す
るため、比較用のホース(以下、比較ホースという)と
共に次の評価試験に供した。ここで比較ホースとは、外
筒ホース12と同一部材の全長300mmの単純なチュ
ーブである。評価試験は、実際の燃料ポンプとエンジン
との間に、脈動吸収ホース10および比較ホースをそれ
ぞれ装着して行なった。また試験条件は、燃料ポンプの
圧力を0.295MPaとし、試験媒体としては標準ガ
ソリン(Fuel C)を用いた。エンジンは、アイド
ル状態として測定した。その結果を図3に示す。なお、
この図3における縦軸は圧力変動の対数で単位は[KP
a]であり、その横軸は周波数で単位は[Hz]であ
る。
るため、比較用のホース(以下、比較ホースという)と
共に次の評価試験に供した。ここで比較ホースとは、外
筒ホース12と同一部材の全長300mmの単純なチュ
ーブである。評価試験は、実際の燃料ポンプとエンジン
との間に、脈動吸収ホース10および比較ホースをそれ
ぞれ装着して行なった。また試験条件は、燃料ポンプの
圧力を0.295MPaとし、試験媒体としては標準ガ
ソリン(Fuel C)を用いた。エンジンは、アイド
ル状態として測定した。その結果を図3に示す。なお、
この図3における縦軸は圧力変動の対数で単位は[KP
a]であり、その横軸は周波数で単位は[Hz]であ
る。
【0021】図において、破線Bは、内装チューブ14
を有しない比較用ホースにおけるガソリンの圧力変動の
様子を示し、実線Jは、内装チューブ14を備えた本実
施例の脈動吸収ホース10におけるガソリンの圧力変動
の様子を示している。図3から明らかなように、内装チ
ューブ14を有する本実施例の脈動吸収ホース10で
は、燃料ポンプによる脈動の存在する低周波領域に亘っ
て、圧力変動、即ちガソリンの脈動は低減されているこ
とが分かる。なお、図において「共鳴管による効果」と
して示した箇所は、主として上述した共鳴室16の存在
により、圧力変動の低下が見られる周波数領域を示して
いる。もとより、圧力変動を伴う流体の周波数が内部流
路14Cの自由長での共鳴周波数と一致すると、流体及
び内部流路14Cの振動が激しくなり、エネルギー損失
が大きくなる。この効果により共鳴周波数域における振
動が吸収される。図3では、チューブの長さによって圧
力変動が低減された周波数領域を、「チューブ長さによ
る効果」として示した。
を有しない比較用ホースにおけるガソリンの圧力変動の
様子を示し、実線Jは、内装チューブ14を備えた本実
施例の脈動吸収ホース10におけるガソリンの圧力変動
の様子を示している。図3から明らかなように、内装チ
ューブ14を有する本実施例の脈動吸収ホース10で
は、燃料ポンプによる脈動の存在する低周波領域に亘っ
て、圧力変動、即ちガソリンの脈動は低減されているこ
とが分かる。なお、図において「共鳴管による効果」と
して示した箇所は、主として上述した共鳴室16の存在
により、圧力変動の低下が見られる周波数領域を示して
いる。もとより、圧力変動を伴う流体の周波数が内部流
路14Cの自由長での共鳴周波数と一致すると、流体及
び内部流路14Cの振動が激しくなり、エネルギー損失
が大きくなる。この効果により共鳴周波数域における振
動が吸収される。図3では、チューブの長さによって圧
力変動が低減された周波数領域を、「チューブ長さによ
る効果」として示した。
【0022】この図3から明らかなように、比較ホース
と実施例の脈動吸収ホース10とも、周波数が高くなる
ほど圧力変動は小さくなっている。しかし、比較例ホー
スでは、騒音として感知されやすい低周波帯(約200
Hz〜600Hz)での圧力変動は大きい。これに対し
て実施例の脈動吸収ホース10では、約200Hz〜4
00Hzの周波数帯に内装チューブ14の全長による脈
動吸収の効果が現われており、これに続く約400Hz
〜600Hzの周波数帯には共鳴室16による共鳴型の
レゾネータとしての機能による脈動吸収の効果が顕著に
現われている。すなわち、本実施例の脈動吸収ホース1
0は、内装チューブ14の全長と共鳴室16による共鳴
型のレゾネータとにより、騒音源となる低周波域帯の圧
力変動を極めて効率よく抑えることができる。この結
果、高い消音効果を発揮することができる。
と実施例の脈動吸収ホース10とも、周波数が高くなる
ほど圧力変動は小さくなっている。しかし、比較例ホー
スでは、騒音として感知されやすい低周波帯(約200
Hz〜600Hz)での圧力変動は大きい。これに対し
て実施例の脈動吸収ホース10では、約200Hz〜4
00Hzの周波数帯に内装チューブ14の全長による脈
動吸収の効果が現われており、これに続く約400Hz
〜600Hzの周波数帯には共鳴室16による共鳴型の
レゾネータとしての機能による脈動吸収の効果が顕著に
現われている。すなわち、本実施例の脈動吸収ホース1
0は、内装チューブ14の全長と共鳴室16による共鳴
型のレゾネータとにより、騒音源となる低周波域帯の圧
力変動を極めて効率よく抑えることができる。この結
果、高い消音効果を発揮することができる。
【0023】ところで、内装チューブ14の長さによる
脈動吸収の中心周波数f1は、次の数式(1)により表
わされることが知られている。ここで、Lは脈動吸収ホ
ース10の長さ[m]、Cはガソリン中を進む音速33
0.61[m/s]であり、本実施例の脈動吸収ホース
10では、f1=300Hzとなった。
脈動吸収の中心周波数f1は、次の数式(1)により表
わされることが知られている。ここで、Lは脈動吸収ホ
ース10の長さ[m]、Cはガソリン中を進む音速33
0.61[m/s]であり、本実施例の脈動吸収ホース
10では、f1=300Hzとなった。
【0024】 f1=C/2L … (1)
【0025】また、共鳴室16が共鳴型レゾネータとし
て作用する際の共鳴周波数f2は、ヘルムホルツの共鳴
原理から次の数式(2)で表わされる。なお、この数式
(2)におけるCはガソリン中を進む音速で上記同様で
あり、nは連通孔の個数、Sは連通孔14Bの開口面積
[m2 ]、Vは室16の容積[m3 ]、tは連通孔の長
さ[m]である。本実施例では、共鳴周波数f2は、5
00Hzとなった。
て作用する際の共鳴周波数f2は、ヘルムホルツの共鳴
原理から次の数式(2)で表わされる。なお、この数式
(2)におけるCはガソリン中を進む音速で上記同様で
あり、nは連通孔の個数、Sは連通孔14Bの開口面積
[m2 ]、Vは室16の容積[m3 ]、tは連通孔の長
さ[m]である。本実施例では、共鳴周波数f2は、5
00Hzとなった。
【0026】 f2=C/2π{nS/V(t+0.8・S1/2 )}1/2 … (2)
【0027】従って、内装チューブ14の長さによる脈
動吸収の中心周波数f1は長さLを調整することによ
り、他方、共鳴室16の共鳴周波数f2は上記変数
(n,S,V,t)をそれぞれ個別に調整することによ
り、図3に示すように、目的とする圧力変動を抑える周
波数を容易に調整することができる。
動吸収の中心周波数f1は長さLを調整することによ
り、他方、共鳴室16の共鳴周波数f2は上記変数
(n,S,V,t)をそれぞれ個別に調整することによ
り、図3に示すように、目的とする圧力変動を抑える周
波数を容易に調整することができる。
【0028】以上説明したように、本実施例の脈動吸収
ホース10は、パルセーションダンパーなどの別部材を
用いることなく、しかも軽量なナイロン系樹脂をガソリ
ン圧送の管路として用いて、耐ガソリン性、耐圧性に優
れ、かつ、燃料ポンプから圧送されるガソリンの脈動を
低減することができる。この結果、ガソリンの脈動によ
って発生する異音を防止することができる。しかも、合
成樹脂の加工性の良さから口金が不要となり、共鳴型レ
ゾネータを構成する共鳴室16の製造も内装チューブ1
4を外筒ホース12に挿入するだけの簡単な工程により
実現することができる。従って、脈動吸収ホース10
は、製造が極めて簡単で、耐食性、耐錆性に優れ、保守
も容易である。また、脈動吸収ホース10の長さや共鳴
室16の各種パラメータを適宜調整するだけで、レゾネ
ータの共鳴周波数f2を種々調整でき、各種燃料ポンプ
系の静寂性をより一層高めるための任意の特性を簡単に
得ることができる。なお、共鳴周波数f2の値は、車両
の設計段階における特性解析或いは実車を用いた試験を
経て決定される。この結果、脈動吸収の対象となる共鳴
周波数fを複数個設定する必要があれば、その目的とす
る共鳴周波数fに適合するように上記パラメータを設定
した共鳴室を形成する他の内装チューブを用意し、それ
ぞれの周波数の脈動吸収を図ることができると共に、こ
の複数の共鳴周波数fを車両の型式に対応して設定でき
るので、汎用性を高めることができる。
ホース10は、パルセーションダンパーなどの別部材を
用いることなく、しかも軽量なナイロン系樹脂をガソリ
ン圧送の管路として用いて、耐ガソリン性、耐圧性に優
れ、かつ、燃料ポンプから圧送されるガソリンの脈動を
低減することができる。この結果、ガソリンの脈動によ
って発生する異音を防止することができる。しかも、合
成樹脂の加工性の良さから口金が不要となり、共鳴型レ
ゾネータを構成する共鳴室16の製造も内装チューブ1
4を外筒ホース12に挿入するだけの簡単な工程により
実現することができる。従って、脈動吸収ホース10
は、製造が極めて簡単で、耐食性、耐錆性に優れ、保守
も容易である。また、脈動吸収ホース10の長さや共鳴
室16の各種パラメータを適宜調整するだけで、レゾネ
ータの共鳴周波数f2を種々調整でき、各種燃料ポンプ
系の静寂性をより一層高めるための任意の特性を簡単に
得ることができる。なお、共鳴周波数f2の値は、車両
の設計段階における特性解析或いは実車を用いた試験を
経て決定される。この結果、脈動吸収の対象となる共鳴
周波数fを複数個設定する必要があれば、その目的とす
る共鳴周波数fに適合するように上記パラメータを設定
した共鳴室を形成する他の内装チューブを用意し、それ
ぞれの周波数の脈動吸収を図ることができると共に、こ
の複数の共鳴周波数fを車両の型式に対応して設定でき
るので、汎用性を高めることができる。
【0029】次に、他の実施例について説明する。な
お、以下の説明に当たっては、上記の脈動吸収ホース1
0と同一の機能を果たす部材については同一の符号を用
いるととし、その説明は省略する。
お、以下の説明に当たっては、上記の脈動吸収ホース1
0と同一の機能を果たす部材については同一の符号を用
いるととし、その説明は省略する。
【0030】図4に示すリング40は、外筒ホース12
と内装チューブ14との間隙と同一の大きさに設計され
もので、内装チューブ14を外筒ホース12に挿入した
とき、そこに形成される共鳴室16の容積が設計値から
ずれないように両部材を補強し、かつ、連通孔14Bの
変形や封止を防止するものである。従って、図4にはリ
ング40を1枚のみ図示しているが、このリング40
は、内装チューブ14の長さ、材質に応じて適宜箇所に
装着してもよい。リング40は、内装チューブ14と別
体に製造して組み立てたり、内装チューブ14と一体形
成してもよい。また、外筒ホース12に挿入後、リング
40と外筒ホース12の内壁との当接部を融着すれば、
リング40の強度を高めることができる。
と内装チューブ14との間隙と同一の大きさに設計され
もので、内装チューブ14を外筒ホース12に挿入した
とき、そこに形成される共鳴室16の容積が設計値から
ずれないように両部材を補強し、かつ、連通孔14Bの
変形や封止を防止するものである。従って、図4にはリ
ング40を1枚のみ図示しているが、このリング40
は、内装チューブ14の長さ、材質に応じて適宜箇所に
装着してもよい。リング40は、内装チューブ14と別
体に製造して組み立てたり、内装チューブ14と一体形
成してもよい。また、外筒ホース12に挿入後、リング
40と外筒ホース12の内壁との当接部を融着すれば、
リング40の強度を高めることができる。
【0031】なお、リング40の開口部40Aを総て塞
いだ環状の板材とした場合、このリング40により共鳴
室16を区画することができる。すなわち、この様な環
状のリング40を用いて任意の容積の共鳴室を複数構成
することができ、その共鳴室毎に個数n、開口面積Sの
異なる連通孔を穿設するならば、簡単に共鳴周波数fを
複数備える脈動吸収ホース10を製造することができ
る。
いだ環状の板材とした場合、このリング40により共鳴
室16を区画することができる。すなわち、この様な環
状のリング40を用いて任意の容積の共鳴室を複数構成
することができ、その共鳴室毎に個数n、開口面積Sの
異なる連通孔を穿設するならば、簡単に共鳴周波数fを
複数備える脈動吸収ホース10を製造することができ
る。
【0032】図5は、他の実施例である。この内装チュ
ーブ14には、連通孔14Bの近傍に多数の突起50が
設けられている。この突起50の突出量は、その外周面
が外筒ホース12に当接する程度であり、外筒ホース1
2と内装チューブ14の間隙を補強することができる。
また、これらの突起50は、連通孔14Bの近傍に適宜
設けられるため、連通孔14Bの変形や封止を防止する
ことができる。
ーブ14には、連通孔14Bの近傍に多数の突起50が
設けられている。この突起50の突出量は、その外周面
が外筒ホース12に当接する程度であり、外筒ホース1
2と内装チューブ14の間隙を補強することができる。
また、これらの突起50は、連通孔14Bの近傍に適宜
設けられるため、連通孔14Bの変形や封止を防止する
ことができる。
【0033】図6は別の実施例にかかる脈動吸収ホース
60の端部を示す断面図である。内装チューブ64の端
部には、シール部65が設けられている。シール部65
は、内装チューブ64の端部に形成されたシール保持部
65aと、このシール保持部65aに保持されたOリン
グ66とを備えている。上記シール保持部65aには、
その端部を金型などにセットした状態で加熱成形された
環状凹所65bが形成されており、この環状凹所65b
にOリング66が保持されている。Oリング66は、外
筒ホース62より柔らかくかつ耐ガソリン性のゴム材
料、例えば、フッ素ゴム、NBRから形成されている。
60の端部を示す断面図である。内装チューブ64の端
部には、シール部65が設けられている。シール部65
は、内装チューブ64の端部に形成されたシール保持部
65aと、このシール保持部65aに保持されたOリン
グ66とを備えている。上記シール保持部65aには、
その端部を金型などにセットした状態で加熱成形された
環状凹所65bが形成されており、この環状凹所65b
にOリング66が保持されている。Oリング66は、外
筒ホース62より柔らかくかつ耐ガソリン性のゴム材
料、例えば、フッ素ゴム、NBRから形成されている。
【0034】このシール部65の構成により、外筒ホー
ス62と内装チューブ64との間がシールされる。すな
わち、内装チューブ64の端部に保持されたOリング6
6は、外筒ホース62の内壁面に対してシールする。こ
の構成において、Oリング66は、外筒ホース62より
柔らかい材料から形成されており、それ自体押しつぶさ
れて外筒ホース62の内壁面の形状に倣って密着するか
ら、内装チューブ64と外筒ホース62との間に高いシ
ール性を確保することができる。
ス62と内装チューブ64との間がシールされる。すな
わち、内装チューブ64の端部に保持されたOリング6
6は、外筒ホース62の内壁面に対してシールする。こ
の構成において、Oリング66は、外筒ホース62より
柔らかい材料から形成されており、それ自体押しつぶさ
れて外筒ホース62の内壁面の形状に倣って密着するか
ら、内装チューブ64と外筒ホース62との間に高いシ
ール性を確保することができる。
【0035】図7は内装チューブ64を外筒ホース62
内に挿入する作業を説明する説明図である。図7におい
て、内装チューブ64を外筒ホース62の内部に固定す
るには、内装チューブ64のシール保持部65aにOリ
ング66を保持し、その端部を外筒ホース62の端部か
ら押し入れることにより行なわれる。この作業では、O
リング66は、外筒ホース62より柔らかい材料であ
り、しかも鋭部のない環状であるから、外筒ホース62
の内壁面を損傷させることがなく、シール性を損なうこ
とがない。
内に挿入する作業を説明する説明図である。図7におい
て、内装チューブ64を外筒ホース62の内部に固定す
るには、内装チューブ64のシール保持部65aにOリ
ング66を保持し、その端部を外筒ホース62の端部か
ら押し入れることにより行なわれる。この作業では、O
リング66は、外筒ホース62より柔らかい材料であ
り、しかも鋭部のない環状であるから、外筒ホース62
の内壁面を損傷させることがなく、シール性を損なうこ
とがない。
【0036】図8はさらに別の実施例にかかる脈動吸収
ホース70を示す断面図である。図8において、内装チ
ューブ74の端部には、シール部75が形成されてい
る。このシール部75は、拡径部75aと、この拡径部
75aに保持されたOリング76とを備えている。上記
拡径部75aは、外筒ホース72の内径D1よりわずか
に小さい外径d1を有する円柱形状であり、その外周部
に環状溝75bが形成されている。この環状溝75bに
は、Oリング76が収納されている。このOリング76
は、外筒ホース72の内壁面と環状溝75bとの間で押
し潰されることにより、外筒ホース72の内壁面と拡径
部75aとの間を高いシール性とすることができる。
ホース70を示す断面図である。図8において、内装チ
ューブ74の端部には、シール部75が形成されてい
る。このシール部75は、拡径部75aと、この拡径部
75aに保持されたOリング76とを備えている。上記
拡径部75aは、外筒ホース72の内径D1よりわずか
に小さい外径d1を有する円柱形状であり、その外周部
に環状溝75bが形成されている。この環状溝75bに
は、Oリング76が収納されている。このOリング76
は、外筒ホース72の内壁面と環状溝75bとの間で押
し潰されることにより、外筒ホース72の内壁面と拡径
部75aとの間を高いシール性とすることができる。
【0037】図9は別の実施例にかかる脈動吸収ホース
80を示す断面図である。図9において、内装チューブ
84の端部には、シール部85が形成されている。この
シール部85は、内装チューブ84の端部より拡径され
た拡径テーパ部85aと、拡径テーパ部85aの先端部
に装着された環状シール部材86とを備えている。すな
わち、環状シール部材86の内周部には、取付環状溝8
6aが形成され、この取付環状溝86aに拡径テーパ部
85aを圧入することにより、環状シール部材86は内
装チューブ84の端部に取り付けられている。この内装
チューブ84も外筒ホース82に組み付ける作業も、内
装チューブ84をシール部85から外筒ホース82内に
圧入することにより行なわれ、これにより、外筒ホース
82の内壁面に対してシールした状態で装着される。こ
のように環状シール部材86が内装チューブ84と外筒
ホース82の内壁面との間に介在することにより、高い
シール性を得ることができる。
80を示す断面図である。図9において、内装チューブ
84の端部には、シール部85が形成されている。この
シール部85は、内装チューブ84の端部より拡径され
た拡径テーパ部85aと、拡径テーパ部85aの先端部
に装着された環状シール部材86とを備えている。すな
わち、環状シール部材86の内周部には、取付環状溝8
6aが形成され、この取付環状溝86aに拡径テーパ部
85aを圧入することにより、環状シール部材86は内
装チューブ84の端部に取り付けられている。この内装
チューブ84も外筒ホース82に組み付ける作業も、内
装チューブ84をシール部85から外筒ホース82内に
圧入することにより行なわれ、これにより、外筒ホース
82の内壁面に対してシールした状態で装着される。こ
のように環状シール部材86が内装チューブ84と外筒
ホース82の内壁面との間に介在することにより、高い
シール性を得ることができる。
【0038】なお、環状シール部材86は、上述したよ
うに内装チューブ84の端部に固定する方法のほかに、
各種の方法をとることができる。例えば、内装チューブ
84の端部に拡径テーパ部85aを加熱形成しこの拡径
テーパ部85aを金型にセットした後に、ゴム材料を射
出することにより一体に形成する方法や、内装チューブ
84を樹脂射出により形成した後にゴム材料を射出して
環状シール部材86を形成する2色成形方法をとっても
よい。
うに内装チューブ84の端部に固定する方法のほかに、
各種の方法をとることができる。例えば、内装チューブ
84の端部に拡径テーパ部85aを加熱形成しこの拡径
テーパ部85aを金型にセットした後に、ゴム材料を射
出することにより一体に形成する方法や、内装チューブ
84を樹脂射出により形成した後にゴム材料を射出して
環状シール部材86を形成する2色成形方法をとっても
よい。
【0039】また、図6ないし図9で説明した実施例で
は、シール部材としてゴム材料を用いたが、これに限ら
ず、外筒ホースより柔らかく、かつ外筒ホースの内壁面
に密着してシール作用を果たす材料であれば、ナイロン
系の熱可塑性樹脂などの材料であってもよい。
は、シール部材としてゴム材料を用いたが、これに限ら
ず、外筒ホースより柔らかく、かつ外筒ホースの内壁面
に密着してシール作用を果たす材料であれば、ナイロン
系の熱可塑性樹脂などの材料であってもよい。
【0040】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記の実施例や実施形態になんら限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種
々なる態様で実施し得ることは勿論である。
本発明は上記の実施例や実施形態になんら限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種
々なる態様で実施し得ることは勿論である。
【図1】実施例の脈動吸収ホース10を軸方向に沿って
破断した概略断面図である。
破断した概略断面図である。
【図2】その内装チューブ14の両端部に形成されるフ
レアの拡大断面図である。
レアの拡大断面図である。
【図3】脈動吸収ホース10の評価試験の結果を示すグ
ラフである。
ラフである。
【図4】他の実施例としての脈動吸収ホースの概略構成
の説明図である。
の説明図である。
【図5】その他の実施例としての脈動吸収ホースの概略
構成の説明図である。
構成の説明図である。
【図6】別の実施例にかかる脈動吸収ホース60の端部
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図7】図6の実施例にかかる内装チューブ64を外筒
ホース62内に挿入する作業を説明する説明図である。
ホース62内に挿入する作業を説明する説明図である。
【図8】さらに別の実施例にかかる脈動吸収ホース70
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図9】さらに他の実施例にかかる脈動吸収ホース80
を示す断面図である。
を示す断面図である。
10…脈動吸収ホース 12…外筒ホース 12A…ホース管路 14…内装チューブ 14A…フレア 14B…連通孔 14C…内部流路 16…共鳴室 20…クイックコネクタ 40…リング 40A…開口部 50…突起 60…脈動吸収ホース 62…外筒ホース 64…内装チューブ 65…シール部 65a…シール保持部 65b…環状凹所 70…脈動吸収ホース 72…外筒ホース 74…内装チューブ 75…シール部 75a…拡径部 75b…環状溝 80…脈動吸収ホース 82…外筒ホース 84…内装チューブ 85…シール部 85a…拡径テーパ部 86…環状シール部材 86a…取付環状溝
Claims (7)
- 【請求項1】 燃料ポンプから圧送されるガソリンの管
路を形成し、該ガソリンが圧送される際の脈動を吸収す
る脈動吸収ホースであって、 前記燃料ポンプから圧送されるガソリンの通路となるナ
イロン系またはフッ素系の合成樹脂からなる外筒ホース
と、 該外筒ホースに内装・固定され、前記外筒ホースの内壁
とにより所定体積の共鳴室を形成するナイロン系または
フッ素系の合成樹脂からなる環状の内装チューブと、 を備え、 該内装チューブに、前記室と内装チューブ内部とを連通
する連通孔を形成した脈動吸収ホース。 - 【請求項2】 前記内装チューブは、その両端部がフレ
ア形状に形成され、該内装チューブのフレアの縁部の外
径は、外筒ホースの内径に対して100%以上から12
0%以下とされた請求項1記載の脈動吸収ホース。 - 【請求項3】 前記フレアは、軸中心となす角が、15
度以上から90度未満の角度で形成された請求項1また
は請求項2記載の脈動吸収ホース。 - 【請求項4】 請求項1ないし3記載の脈動吸収ホース
であって、 前記内装チューブの前記貫通孔の周辺に、前記共鳴室内
を閉塞することなく、該内装チューブの外壁と前記外筒
ホースの内壁との離間距離を確保する離間距離確保部材
を設けた脈動吸収ホース。 - 【請求項5】 前記内装チューブは、その端部に、上記
外筒ホースの内壁面に密着するように設けられかつ該内
装チューブまたは上記外筒ホースより柔らかいゴムまた
は樹脂材料から形成されたシール部材を備えた請求項1
記載の脈動吸収ホース。 - 【請求項6】 燃料ポンプから圧送されるガソリンの管
路を形成し、該ガソリンが圧送される際の脈動を吸収す
る脈動吸収ホースの製造方法であって、 ナイロン系またはフッ素系の合成樹脂からなる管材の両
端部を加熱加工により拡張し、その縁部の外径が所定値
となるよう内装チューブの両端部をフレア形状に形成
し、 該内装チューブの前記縁部の外径に適合する内径を有す
るナイロン系またはフッ素系の合成樹脂からなる筒状の
外筒ホースに、前記内装チューブを圧入する脈動吸収ホ
ースの製造方法。 - 【請求項7】 外筒ホースに圧入された内装チューブの
両端部に設けられたフレアの端部と前記外筒ホースとの
当接部を融着する請求項6記載の脈動吸収ホースの製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18574097A JPH10227387A (ja) | 1996-12-13 | 1997-06-25 | 脈動吸収ホース及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-352654 | 1996-12-13 | ||
| JP35265496 | 1996-12-13 | ||
| JP18574097A JPH10227387A (ja) | 1996-12-13 | 1997-06-25 | 脈動吸収ホース及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10227387A true JPH10227387A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=26503289
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18574097A Pending JPH10227387A (ja) | 1996-12-13 | 1997-06-25 | 脈動吸収ホース及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10227387A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008524509A (ja) * | 2004-12-22 | 2008-07-10 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ピストンポンプ |
-
1997
- 1997-06-25 JP JP18574097A patent/JPH10227387A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008524509A (ja) * | 2004-12-22 | 2008-07-10 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ピストンポンプ |
| JP4809365B2 (ja) * | 2004-12-22 | 2011-11-09 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ピストンポンプ |
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