JPH10227442A - ガスパージ用燃焼器並びにガスパージ用燃焼器によるガスパージ方法およびガス置換方法 - Google Patents

ガスパージ用燃焼器並びにガスパージ用燃焼器によるガスパージ方法およびガス置換方法

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JPH10227442A
JPH10227442A JP3217997A JP3217997A JPH10227442A JP H10227442 A JPH10227442 A JP H10227442A JP 3217997 A JP3217997 A JP 3217997A JP 3217997 A JP3217997 A JP 3217997A JP H10227442 A JPH10227442 A JP H10227442A
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薫 南
Masashi Waga
雅士 和賀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス工事前後におけるガスパージ、ガス置換
作業を容易に、且つ安全に行えるようにする。 【解決手段】 本体3を、銅によって構成し、ガス導入
口14近傍にメインバルブ16を設け、中間部に連通管
19を介して圧力計18を設け、前記連通管19に、本
体3内のガス濃度を測定するための第1細管20を連通
接続し、この第1細管20に、ガス燃焼ノズル15に一
端側を近接配置した第2細管21を合流させ、この第2
細管21の他端側に接続ホースを介して離隔した位置に
配置した高濃度計に導いて濃度を測定する構成とする。
また、前記本体3に自動着火装置24を設け、さらに本
体3のガス燃焼ノズル15に至るガス通路にガス臭気吸
着用の活性炭25を充填し、この活性炭25を充填した
箇所からガス燃焼ノズル15に至る箇所に、先端調整用
バルブ26を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス工事前後にお
けるガス配管等のガスパージおよびガス置換のためのガ
スパージ用燃焼器並びにガスパージ用燃焼器によるガス
パージ方法およびガス置換方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガス工事前後における、ガスパー
ジ、およびガス置換作業には、ガスパージ用燃焼器が用
いられてきた。しかし、現在では、ガスパージ用燃焼器
としては、特に指定品がなく、低圧用のガスパージ燃焼
器としては、風呂バーナ(主としてセミブンゼン・ブン
ゼン燃焼法)または、SGPを改良した燃焼器が使用さ
れていた。一方、中圧用についても同様にSGPを改良
した燃焼器を使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の燃
焼器では、安全装置も備えられておらず、 (1)大規模工事におけるメイン配管等は管体ボリュー
ムが大き過ぎ、パージに時間がかかる。 (2)ガス臭気の飛散がある。 (3)爆発点火のおそれがある。 (4)ガス濃度の確認作業が困難である。 (5)燃焼器にかかる圧力の測定も困難である。 本発明は、このような課題を改善するために提案された
ものであって、ガス工事前後におけるガスパージ、ガス
置換作業を容易に、且つ安全に行えるようにした、ガス
パージ用燃焼器並びにガスパージ用燃焼器によるガスパ
ージ方法およびガス置換方法を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、ガス配管系のガス工事前後における
ガスパージ、ガス置換作業のためのものであって、長尺
管体形状の本体を有し、一端側をガス導入口と、他端側
を本体内に取り入れられたガス配管系における残存ガス
に点火して燃焼処理するためのガス燃焼ノズルとを有
し、本体内のガス圧を確認するためのガス圧確認用ゲー
ジを本体内部と連通する連通管を介して設け、この連通
管に、第1の細管を連通接続する一方、前記ガス燃焼ノ
ズルに第2の細管の一端側を近接配置して、この第2細
管と前記第1細管とを合流接続すると共に、前記第2細
管他端側に高濃度計を設置して本体内ガス濃度を測定す
る構成とし、前記第1細管および第2細管にそれぞれ開
閉バルブを介在し、本体のガス燃焼ノズルに至る本体内
に、ガス臭気吸着手段を充填し、このガス臭気吸着手段
を充填した箇所からガス燃焼ノズルに至る箇所に、ガス
燃焼ノズルに送り込むガスの流量を調整する先端調整用
バルブを設ける構成とし、前記ガス燃焼ノズルにおいて
本体内に取り入れられたガスに点火するための自動着火
装置を設けた。また、前述の構成において、ガス配管系
のガス工事前に、ガス配管系における残存ガスを本体内
に取り入れ、先端調整用バルブを開くに先立ち、第1細
管における開閉バルブを開として、自動着火装置を作動
させてガス燃焼ノズルに近接配置した第2細管の一端側
から噴出するガスに点火して、その後、前記先端調整用
バルブを開としてガス燃焼ノズルにおいて着火させるよ
うにして、本体内ガス圧が0圧になるまで燃焼させ、次
いで配管系から本体内に不活性ガスを送り込んで残ガス
の燃焼・放出を行い、前記残ガス濃度が0%になるよう
にする手順を採用することができる。さらに、ガス配管
系のガス工事後において、本体内を開放してガス圧確認
用ゲージにより不活性ガスのガス圧降下を確認しつつ不
活性ガスを放出するようにし、次いでガス配管系からガ
スを本体内に送り込み、本体内の圧力を確認して、ガス
配管系側の圧力と本体内の圧力が、同圧であることを確
認した後、先端調整用バルブおよび第1細管および第2
細管における開閉バルブを開とし、本体内のガス濃度を
監視して、ガス濃度が所定濃度前後になったら、自動着
火装置により点火動作を行って、燃焼可能範囲の濃度に
て燃焼させてガス濃度が100%まで燃焼を行わせるよ
うにする手順を採用することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかるガスパージ
用燃焼器の実施の形態を示し、図面に基づいて、以下説
明する。図1にガス工事にかかるガス配管系1における
ガスパージおよびガス置換作業に適用されるガスパージ
用燃焼器2を示し、このガスパージ用燃焼器2は、軽量
且つ、伝熱性の高い金属によって構成した長尺管体形状
の本体3を有し、この本体3に前記ガス配管系1におけ
るガス機器4の機器側ミニボールバルブ5を耐圧ホース
6を介して接続し、ガス配管系1における残ガスを本体
3側に導入するようにしている。前記ガス配管系1は、
例えばガス機器4に対するガス供給路であるガス配管7
にガスメータ配管8を備えたもので、ガスメータ配管8
にガスメータ9を介在し、ガスメータ9上流側にガスメ
ータ一次側バルブ10およびフィルタ11を、ガスメー
タ9下流側にガスメータ側ミニボールバルブ12および
ガスメータ二次側バルブ13をそれぞれ配設して構成し
ている。
【0006】次に、前記ガスパージ用燃焼器2につい
て、図2を基に詳述する。すなわち、ガスパージ用燃焼
器2における本体3は、軽量且つ、伝熱性の高い金属、
すなわち銅によって構成しており(JIS H 330
0 リン脱酸銅継目無銅管)、図中右端側を前記ガス配
管系1におけるガス機器4からのガス導入口14として
いる。また、図中左端側は、工事前に本体3内に取り入
れられたガス配管系1における残存ガスの燃焼処理や、
工事終了後にガス置換作業によって置換されたガスに点
火することで置換完了を確認するためのガス燃焼ノズル
15としている。また、前記本体3のガス導入口14近
傍には、メインバルブ16が設けられ、さらに本体3内
には、チャッキ弁17が介装されている。また、前記本
体3の中間部には、ガス圧確認用ゲージ、すなわち圧力
計18(10kg/cm2仕様)が設けられている。この圧力
計18は、本体3内ガス通路と連通する連通管19の先
端に取り付けられている。かかる圧力計18には、低圧
用、中圧用とがあり、用途に応じて交換装着ができるよ
うにしてある。さらに、この連通管19には、本体3内
のガス濃度を測定するための第1の細管20が連通接続
されている。この第1細管20は、本体3左端側のガス
燃焼ノズル15に一端側を近接配置した第2の細管21
と合流し、さらにこの第2細管21の他端側に接続ホー
ス(図示省略)を介して離隔した位置に配置した高濃度
計(図示省略)に導いて濃度を測定する構成としてい
る。なお、かかる第1細管20、第2細管21によっ
て、ガスの臭気を確認可能に構成することもできる。
又、前記第1細管20、第2細管21には、それぞれ開
閉バルブ22,23が介在されている。
【0007】また、前記本体3の圧力計18取り付け箇
所より左側外壁には、本体3内に取り入れられたガスに
点火するための自動着火装置24が設けられ、さらに本
体3左端側のガス燃焼ノズル15に至るガス通路には、
ガス臭気吸着用の活性炭25が充填されている。そし
て、前記活性炭25を充填した箇所からガス燃焼ノズル
15に至る箇所には、ガス燃焼ノズル15に送り込むガ
スの流量を調整する先端調整用バルブ26が設けられて
いる。
【0008】以上のようなガスパージ用燃焼器2におい
て、先ず、中圧におけるガス工事前のガスパージ作業手
順を説明する。 (1)ガス配管系1におけるガスメータ一次側バルブ1
0を閉とする。 (2)ガス機器4の機器側ミニボールバルブ5に、本体
3におけるガス導入口14を、耐圧ホース6を介して接
続する。 (3)本体3における先端調整用バルブ26、第1細管
20における開閉バルブ22、および第2細管21にお
ける開閉バルブ23を閉止すると共に、メインバルブ1
6を開とし、前記第2細管21における開閉バルブ23
の上流側に高濃度計の設置を確認の上、機器側ミニボー
ルバルブ5を開にする。次に、圧力計18により現状の
圧力を確認する。次いで、前記先端調整用バルブ26、
開閉バルブ22、開閉バルブ23を開として、自動着火
装置24を作動させてガス燃焼ノズル15から噴出する
ガスに点火する。 (4)ガス圧が0圧になるまで燃焼する。0圧になるこ
とを確認する。 (5)ガスメータ側ミニボールバルブ12より窒素ガス
を供給し、ガスパージ用燃焼器2の本体3内へ送り込
む。 (6)残ガスの燃焼・放出を行う。高濃度計にて、前記
残ガスが0%になることを確認する。 (7)ガスメータ二次側バルブ13、ガスメータ側ミニ
ボールバルブ12を閉とする。 (8)機器側ミニボールバルブ5を閉止する。
【0009】前記の(3)の手順において、機器側ミニ
ボールバルブ5を開にすることで、ガス配管系1におけ
るガスメータ一次側バルブ10以降に残存するガスがガ
スパージ用燃焼器2の本体3内に流れ込み、圧力計18
によって本体3内に存在するガス圧を確認することがで
きる。なお、先端調整用バルブ26を開くに先立ち、第
1細管20における開閉バルブ22を開として、自動着
火装置24を作動させてガス燃焼ノズル15に近接配置
した第2細管21の一端側から噴出するガスに点火し
て、その後、先端調整用バルブ26を開としてガス燃焼
ノズル15に点火すれば、一層、スムーズに点火を行う
ことができ、爆発点火の虞はない。また、ガスがガス燃
焼ノズル15に至る際に、活性炭25を充填した箇所を
通過するので、ガス臭気が放散するようなことはない。
以上のようにして、ガス配管系1が窒素ガスによって置
き変わり、ガス工事前の残存ガスのガスパージ作業が完
了することとなる。
【0010】次に、ガス工事完了後のガス置換作業手順
について説明する。 (1)ガス機器4の機器側ミニボールバルブ5に本体3
におけるガス導入口14を、耐圧ホース6を介して接続
する。 (2)本体3における先端調整用バルブ26、開閉バル
ブ22,23、メインバルブ16、並びに機器側ミニボ
ールバルブ5を開とし、窒素ガスを放出する。このと
き、圧力計18において窒素ガス圧降下の確認を行い、
窒素ガスが0圧となるのを確認する。 (3)機器側ミニボールバルブ5を閉止し、ガスメータ
一次側バルブ10を開とし、ガスメータ二次側バルブ1
3を閉として、ガスメータ9において、一次側の圧力確
認を行う。異常がなければ、ガスメータ二次側バルブ1
3を徐々に開放する。 (4)本体3における先端調整用バルブ26、開閉バル
ブ22,23を閉止すると共にメインバルブ16を開と
し、前記開閉バルブ23側の上流に高濃度計の設置を確
認の上、機器側ミニボールバルブ5を開とする。そし
て、現状の圧力を圧力計18にて確認し、ガスメータ9
側の圧力と本体3の圧力計18の圧力が、同圧であるこ
とを確認した後、前記先端調整用バルブ26、開閉バル
ブ22,23を開とする。 (5)高濃度計において確認をし、ガスの濃度が30%
前後になったら、自動着火装置24を作動させてガス燃
焼ノズル15から噴出するガスに点火する。 (6)濃度75%〜80%前後で燃焼を行う。濃度10
0%まで行う。 (7)濃度100%になったことを確認し、本体3にお
けるメインバルブ16の閉止・機器側ミニボールバルブ
5の閉止を行い、耐圧ホース6を取り外す。
【0011】上記(5)の手順において記載したよう
に、高濃度計によって絶えずガス濃度の監視を行ってい
るので、いきなり燃焼可能なガスの濃度以上の状態で自
動着火装置24を作動させるようなことを防止すること
ができ、爆発的な点火を回避することができる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、 (1)ガス圧確認用ゲージの取り付けにより、ガス静圧
・動圧の確認が可能である。 (2)連続スパークによる、自動着火装置の取り付けに
より、爆発点火の虞がない。 (3)燃焼器本体に活性炭を封入することにより、ガス
臭気の飛散防止が図れる。 (4)ガス置換中に自動着火装置と高濃度検知器を併用
するため、ガス臭気がなくても爆発点火のおそれがな
い。 (5)ガス種・ガス圧を問わず使用できるため幅広く使
用することができる。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるガスパージ用燃焼器をガス工事
にかかるガス配管系に適用した一つの実施形態を示す、
概略系統図である。
【図2】本発明にかかるガスパージ用燃焼器の一つの実
施形態を示す、模式的な断面説明図である。
【符号の説明】
1 ガス配管系 2 ガスパージ用燃焼器 3 本体 4 ガス機器 5 機器側ミニボールバル
ブ 6 耐圧ホース 7 ガス配管 8 ガスメータ配管 9 ガスメータ 10 ガスメータ一次側バ
ルブ 11 フィルタ 12 ガスメータ側ミニボ
ールバルブ 13 ガスメータ二次側バ
ルブ 14 ガス導入口 15 ガス燃焼ノズル 16 メインバルブ 17 チャッキ弁 18 圧力計 19 連通管 20 第1細管 21 第2細管 22,23 開閉バルブ 24 自動着火装置 25 活性炭 26 先端調整用バルブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス配管系のガス工事前後におけるガ
    スパージ、ガス置換作業のためのものであって、長尺管
    体形状の本体を有し、一端側をガス導入口と、他端側を
    本体内に取り入れられたガス配管系における残存ガスに
    点火して燃焼処理するためのガス燃焼ノズルとを有し、
    本体内のガス圧を確認するためのガス圧確認用ゲージを
    本体内部と連通する連通管を介して設け、この連通管
    に、第1の細管を連通接続する一方、前記ガス燃焼ノズ
    ルに第2の細管の一端側を近接配置して、この第2細管
    と前記第1細管とを合流接続すると共に、前記第2細管
    他端側に高濃度計を設置して本体内ガス濃度を測定する
    構成とし、前記第1細管および第2細管にそれぞれ開閉
    バルブを介在し、本体のガス燃焼ノズルに至る本体内
    に、ガス臭気吸着手段を充填し、このガス臭気吸着手段
    を充填した箇所からガス燃焼ノズルに至る箇所に、ガス
    燃焼ノズルに送り込むガスの流量を調整する先端調整用
    バルブを設ける構成とし、前記ガス燃焼ノズルにおいて
    本体内に取り入れられたガスに点火するための自動着火
    装置を設けたことを特徴とするガスパージ用燃焼器。
  2. 【請求項2】 ガス配管系のガス工事前において、ガ
    ス配管系における残存ガスを本体内に取り入れ、先端調
    整用バルブを開くに先立ち、第1細管における開閉バル
    ブを開として、自動着火装置を作動させてガス燃焼ノズ
    ルに近接配置した第2細管の一端側から噴出するガスに
    点火して、その後、前記先端調整用バルブを開としてガ
    ス燃焼ノズルにおいて着火させるようにして、本体内ガ
    ス圧が0圧になるまで燃焼させ、次いで配管系から本体
    内に不活性ガスを送り込んで残ガスの燃焼・放出を行
    い、前記残ガス濃度が0%になるようにすることを特徴
    とする請求項1記載のガスパージ用燃焼器におけるガス
    パージ方法。
  3. 【請求項3】 ガス配管系のガス工事後において、本
    体内を開放してガス圧確認用ゲージにより不活性ガスの
    ガス圧降下を確認しつつ不活性ガスを放出するように
    し、次いでガス配管系からガスを本体内に送り込み、本
    体内の圧力を確認して、ガス配管系側の圧力と本体内の
    圧力が、同圧であることを確認した後、先端調整用バル
    ブおよび第1細管および第2細管における開閉バルブを
    開とし、本体内のガス濃度を監視して、ガス濃度が所定
    濃度前後になったら、自動着火装置により点火動作を行
    って、燃焼可能範囲の濃度にて燃焼させてガス濃度が1
    00%まで燃焼を行わせるようにしたことを特徴とする
    請求項1記載のガスパージ用燃焼器におけるガス置換方
    法。
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