JPH10227531A - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JPH10227531A
JPH10227531A JP9028898A JP2889897A JPH10227531A JP H10227531 A JPH10227531 A JP H10227531A JP 9028898 A JP9028898 A JP 9028898A JP 2889897 A JP2889897 A JP 2889897A JP H10227531 A JPH10227531 A JP H10227531A
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cover
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Yoshimitsu Matsumoto
祥光 松本
Toshiyuki Koizumi
俊之 小泉
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】吸気孔の開口面積を広く採ることができ、ま
た、吸気フィルターはフロントカバーごと容易に着脱で
き、更にフロントカバーを装着しないまま燃焼運転され
ることがないにも拘らず、フロントカバーを装着しない
状態でも必要時に燃焼運転を確認することができる燃焼
装置を提供する。 【解決手段】器具ケース11のフロントカバー11Bに
吸気用開口部14を設け、器具ケース11内の前面端縁
側に、吸気フィルター15を含むフロントカバー11B
の端縁側に係脱することで、フロントカバー11Bの装
着状態と非装着状態を検知するカバー装着検出手段50
を配設し、カバー装着検出手段50によりフロントカバ
ー11Bの非装着状態が検知された際に燃焼運転を停止
させる。また、フロントカバー11Bが非装着状態であ
るにも拘らず、カバー装着検出手段50に強制的に装着
状態を検知させる運転継続手段55,Dを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、器具ケース内にバ
ーナーや区画された燃焼室、給排気用の燃焼ファンを含
む燃焼関連器具を収納して成る燃焼装置に関し、例え
ば、給湯器、風呂釜、暖房機等に適用されるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、屋内に設置される給湯器等の一般
的な燃焼装置では、その器具ケース内に設けられた制御
装置によって、給湯負荷に応じて燃焼室での燃焼量と、
この燃焼量に見合う燃焼ファンの回転数とが制御され、
出湯温度が設定温度に近づくように給湯の燃焼運転が制
御されている。
【0003】この種の燃焼装置には、その器具ケース本
体の側壁に外部空気を導入するための吸気孔が設けら
れ、この吸気孔にごみ等を取り除く吸気フィルターが設
けられた給湯器がある。吸気フィルターには、清掃する
際に器具ケース本体の側壁から取り外せるタイプもあ
り、かかる場合は吸気フィルターを取り付け忘れて燃焼
運転してしまう虞れがあった。
【0004】このように吸気フィルターを取り付け忘れ
たまま燃焼運転すると、吸込み空気に混在していたごみ
等が燃焼室の内壁に付着したりして、燃焼不良等の問題
が生じてしまう。かかる事態を防ぐべく、例えば、取り
付け時の吸気フィルターに係脱するスイッチを器具ケー
ス本体内に設けて、該スイッチがフィルターに係合せず
にOFFとなる際は、給湯器の燃焼運転を停止させる機
構等も既に提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の燃焼装置では、吸気孔は器具ケース本体
のスペース的に比較的狭い側壁に配置されるため、大き
な開口面積を得ることができず、外部空気の導入効率上
問題があり、また、側壁にある吸気フィルターは位置的
にも清掃、着脱しにくいという問題があった。
【0006】このような問題を解消するために、吸気孔
や吸気フィルターを器具ケース側ではなくフロントカバ
ーに設けるようにすれば、スペース的に開口面積を広く
採ることができ、また、吸気フィルターのみの特別な係
脱機構を設けることなくフロントカバーごと着脱でき、
更に正面側に位置するため着脱作業も容易となる。
【0007】しかし、吸気孔や吸気フィルターをフロン
トカバーに設けるとなると、前述した吸気フィルターに
係脱するスイッチを、器具ケース本体内の特に中央付近
に設ける場合に、フロントカバーの中央側は前後に凹凸
する歪みが大きいため、前記スイッチの可動子が係脱で
きないこと等による誤検出が増える虞れがある。
【0008】ところで、前記スイッチの可動子をフロン
トカバーや吸気フィルターにうまく係脱し得る位置に配
設したとしても、フロントカバーを外して運転状況を確
認しながらメンテナンスを行ないたいような場合もあ
る。このような時でも、前記スイッチでは、その構造上
フロントカバー等に係合しなければ必ずOFFとなり、
給湯器の燃焼運転を停止させるため、運転状況を適切に
確認することができなかった。
【0009】本発明は、以上のような従来技術が有する
問題点に着目してなされたもので、吸気孔や吸気フィル
ターをフロントカバーに設けることで、スペース的に開
口面積を広く採ることができ、また、吸気フィルターの
みの特別な係脱機構を設けることなくフロントカバーご
と容易に着脱でき、更に、フロントカバーを装着しない
まま燃焼運転されることがないにも拘らず、フロントカ
バーを装着しない状態でも必要時に燃焼運転を確認する
ことができる燃焼装置を提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明の要旨とするところは、以下の各項に存す
る。 1.器具ケース(11)内にバーナーや区画された燃焼
室(30)、給排気用の燃焼ファン(36)を含む燃焼
関連器具を収納して成る燃焼装置(10)において、前
記器具ケース(11)の前面を成す着脱自在なフロント
カバー(11B)に、吸気用開口部(14)を設け、該
開口部(14)に吸気フィルター(15)を装着し、前
記器具ケース(11)内の前面端縁側に、前記吸気フィ
ルター(15)を含むフロントカバー(11B)の端縁
側に係脱することで、フロントカバー(11B)の装着
状態と非装着状態を検知するカバー装着検出手段(5
0)を配設し、前記カバー装着検出手段(50)により
フロントカバー(11B)の非装着状態が検知された
際、装置の燃焼運転が停止するように制御することを特
徴とする燃焼装置(10)。
【0011】2. 前記器具ケース(11)内の前面端
縁側における前記カバー装着検出手段(50)の近傍
に、前記フロントカバー(11B)が非装着状態である
にも拘らず、カバー装着検出手段(50)に強制的に装
着状態を検知させる運転継続手段(55,D)を設けた
ことを特徴とする1記載の燃焼装置(10)。
【0012】3.前記運転継続手段は、前記カバー装着
検出手段(50)の近傍に突設した取付ブラケット(5
5)と、カバー装着検出手段(50)に係合する状態で
前記取付ブラケット(55)に取付けられるドライバー
(D)とから成ることを特徴とする2項記載の燃焼装置
(10)。
【0013】4.前記ドライバー(D)を取付ブラケッ
ト(55)から外さないと、前記フロントカバー(11
B)を装着できないように構成したことを特徴とする3
項記載の燃焼装置(10)。
【0014】5.前記カバー装着検出手段(50)はO
N位置とOFF位置と出没可能なプランジャ(52)を
備えたスイッチから成り、前記ドライバー(D)のブレ
ード(D1)を嵌合させる取付ブラケット(55)の嵌
合孔(59a)を、前記カバー装着検出手段(50)の
プランジャ(52)のON上限とON下限との略中間に
位置するように設けたことを特徴とする3項記載の燃焼
装置(10)。
【0015】6.フロントカバー(11B)の端縁裏側
に、前記取付ブラケット(55)にドライバー(D)を
嵌合させたままフロントカバー(11B)を装着しよう
とすると、ドライバー(D)に干渉する障害壁(11B
1,11B2)を設けたことを特徴とする4項記載の燃
焼装置(10)。
【0016】7.前記フロントカバー(11B)に吸気
フィルター(15)を着脱自在に装着し、フロントカバ
ー(11B)の端縁側に係合させた吸気フィルター(1
5)の端縁側に対して、前記カバー装着検出手段(5
0)が係脱するように設定したことを特徴とする1,
2,3,4,5または6項記載の燃焼装置(10)。
【0017】次に前述した解決手段に基づく作用を説明
する。1項に係る燃焼装置(10)では、器具ケース
(11)の前面を成す着脱自在なフロントカバー(11
B)に吸気用開口部(14)を設けたから、スペース的
に開口面積を広く採ることができ、吸気効率を高められ
る。吸気用開口部(14)には吸気フィルター(15)
を装着するが、この吸気フィルター(15)のみの特別
な係脱機構を設けることなく、装置本体側からフロント
カバー(11B)ごと取り外すことができる。また、吸
気フィルター(15)は装置正面側に位置するため、掃
除等を容易に行なうことができる。
【0018】また、カバー装着検出手段(50)は器具
ケース(11)内の前面端縁側に配設され、前記吸気フ
ィルター(15)を含むフロントカバー(11B)の端
縁側に係脱することで、フロントカバー(11B)の装
着状態と非装着状態を検知する。従って、カバー装着検
出手段(50)のフロントカバー(11B)に対する係
脱は、該フロントカバー(11B)の前後に凹凸する歪
みに余り影響されずに済み、カバー装着検出手段(5
0)の誤動作を極力防止することができる。
【0019】そして、前記カバー装着検出手段(50)
によりフロントカバー(11B)の非装着状態が検知さ
れた際には、装置の燃焼運転が停止するように制御され
るから、吸気フィルター(15)を含むフロントカバー
(11B)を装着し忘れたまま、装置を燃焼運転するこ
とを未然に防止できる。従って、吸入空気に混在してい
たごみ等が燃焼室(30)の内壁に付着したりして、燃
焼不良等の問題が生じることはない。
【0020】2項に係る燃焼装置(10)では、器具ケ
ース(11)内におけるカバー装着検出手段(50)の
近傍に設けた運転継続手段(55,D)により、フロン
トカバー(11B)が非装着状態であるにも拘らず、カ
バー装着検出手段(50)は強制的に装着状態を検知す
る。従って、燃焼運転が停止することなく、フロントカ
バー(11B)を外して運転状況を確認しながらメンテ
ナンスを行なうことが可能となる。
【0021】3項に係る燃焼装置(10)では、前記運
転継続手段は、カバー装着検出手段(50)の近傍に突
設した取付ブラケット(55)と、カバー装着検出手段
(50)に係合する状態で取付ブラケット(55)に取
付けられるドライバー(D)とから成るため、簡易な構
成で確実に前述した運転継続手段の作用を達成すること
ができる。
【0022】4項に係る燃焼装置(10)では、前記ド
ライバー(D)を取付ブラケット(55)から外さない
と、前記フロントカバー(11B)を装着できないよう
に構成したから、前記2項におけるメンテナンスを終了
した後に、カバー装着検出手段(50)が強制的に装着
状態を検知したままの状態で、フロントカバー(11
B)を装着することを確実に防止することができる。
【0023】5項に係る燃焼装置(10)では、ドライ
バー(D)のブレード(D1)を嵌合させる取付ブラケ
ット(55)の嵌合孔(59a)を、カバー装着検出手
段(50)のプランジャ(52)のON上限とON下限
との略中間に位置させたから、ドライバー(D)のブレ
ード(D1)はプランジャ(52)を確実にON状態に
保持でき、カバー装着検出手段(50)に装着状態を検
知させることができる。
【0024】6項に係る燃焼装置(10)では、フロン
トカバー(11B)の端縁裏側に、ドライバー(D)に
干渉する障害壁(11B1,11B2)を設けたから、
簡易な構成でカバー装着検出手段(50)がドライバー
(D)によりON状態に保持されたままで、フロントカ
バー(11B)を装着するのを防止することができる。
【0025】7項に係る燃焼装置(10)では、フロン
トカバー(11B)の端縁側に係合させた吸気フィルタ
ー(15)の端縁側に対して、カバー装着検出手段(5
0)が係脱するようにしたから、フロントカバー(11
B)の前後に凹凸する歪みに影響されることなく、吸気
フィルター(15)が装着されているのに、カバー装着
検出手段(50)がOFF状態(吸気フィルター(1
5)の不感知)になるのを防ぐことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明を代表
する実施の形態を説明する。図1〜図4は本発明の一の
実施の形態を示している。本実施の形態に係る燃焼装置
10は、屋内設置タイプのガス燃焼式の給湯器である。
燃焼装置10の器具ケース11内には、燃焼室30や給
排気用の燃焼ファン36、燃焼運転を制御する制御装置
21等が収納されており、燃焼用の空気をフロントカバ
ー11Bに設けた吸気用開口部14から取り入れ、燃焼
後の排気を排気筒41を通じて屋外に排出するように構
成されている。
【0027】図2に示すように、器具ケース11は、前
面側が開口した箱型のケース本体11Aと、該ケース本
体11Aの正面側開口を覆う着脱自在なフロントカバー
11Bとから成る。ケース本体11Aの天井壁には排気
筒41を通す切欠12が形成されている。フロントカバ
ー11Bの略中央より下側の位置には、燃焼用空気を取
り込むための吸気用開口部14が横長矩形状に設けら
れ、該吸気用開口部14の両端はフロントカバー11B
の前面端縁側まで延びている。
【0028】吸気用開口部14には、ごみ等の侵入を防
ぐ吸気フィルター15が装着されている。吸気フィルタ
ー15は、合成樹脂製の縁枠16の窓部に、例えばステ
ンレス製の30〜40番の網目の大きさのメッシュ網を
張り渡したものである。本実施の形態では吸気フィルタ
ー15は、その縁枠16にある係止片15aによって吸
気用開口部14の取付溝14bに対して着脱自在に構成
されている。ここで係止片15aや取付溝14bは、フ
ロントカバー11Bの前面端縁付近に位置する。なお、
吸気フィルター15をフロントカバー11Bに一体的に
設けてもよい。
【0029】吸気用開口部14の一端側下方には、リモ
コン用の開口部13が設けられている。この開口部13
は、リモコン19が合致することで移動不能に位置決め
され、該リモコン19の操作面を器具ケース11外に表
出させるためのものである。リモコン19は、後述する
制御装置21に接続され、燃焼運転をON/OFFした
り、給湯の設定温度を指定する等、所定の入力操作を行
なうものである。
【0030】図2に示すように、ケース本体11A内に
配設された燃焼室30の前面壁には支持板30aが固設
されている。この支持板30a上におけるケース本体1
1Aの一側壁寄りの位置には、取付ブラケット55を介
してカバー装着検出手段としてのフィルタ検出スイッチ
50が固定されている。
【0031】フィルタ検出スイッチ50は、ケース本体
11A内の前面端縁側に位置しており、該フィルタ検出
スイッチ50は、前記吸気フィルター15を含むフロン
トカバー11Bの端縁側に係脱することで、フロントカ
バー11Bの装着状態と非装着状態を検知するように設
定されている。詳しくは図3に示すように、フィルタ検
出スイッチ50は、立方体のケース本体51の前面に、
可動子としてのプランジャ52がON位置とOFF位置
とに出没可能に突設されて成り、プランジャ52の出没
ストロークは比較的大きく設定されている。
【0032】このプランジャ52は、取付ブラケット5
5の挿通孔58aより前方へ突出しており、このプラン
ジャ52は、ケース本体11Aにフロントカバー11B
が正しく装着された時、該フロントカバー11Bの小孔
14aを通って吸気フィルター15の縁に係合して押込
まれる一方、ケース本体11Aからフロントカバー11
Bが外された時、押込みスイッチ動作が解除され、通常
の突出した状態に戻るようになっている。
【0033】フィルタ検出スイッチ50は、そのプラン
ジャ52が押込まれるとフロントカバー11Bの装着検
出信号(例えばON信号)を制御装置21に出力する一
方、プランジャ52が通常の突出した状態にある時は、
フロントカバー11Bの非装着検出信号(例えばOFF
信号)を制御装置21に出力するように設定されてい
る。
【0034】詳しくは図3に示すように、プランジャ5
2における吸気フィルター15の装着時のONポイント
と、後述するドライバーDの嵌合時のONポイントと
は、プランジャ52の出没ストローク中におけるON位
置の上限と下限との間に位置するように配置されてい
る。なお、フィルタ検出スイッチ50のプランジャ52
は、吸気フィルター15ではなくフロントカバー11B
の端縁に直接係脱するように配置してもよい。
【0035】図1および図3に示すように、取付ブラケ
ット55は、燃焼室30側へ固設する固定壁56、側壁
57、前記フィルタ検出スイッチ50のプランジャ52
を通す挿通孔58aがある基準面壁58、それに取付壁
59を有する。かかる取付ブラケット55は、その取付
壁59の嵌合孔59aに一時的に嵌合させるドライバー
Dと共に、前記フロントカバー11Bが非装着状態であ
るにも拘らず、フィルタ検出スイッチ50に強制的に装
着状態を検知させる運転継続手段を構成するものであ
る。
【0036】すなわち、ドライバーDは、そのブレード
D1でフィルタ検出スイッチ50のプランジャ52を押
込むような状態にして、ブレードD1の先端側を取付ブ
ラケット55の嵌合孔59aに嵌合させることができ
る。かかるドライバーDにより、フロントカバー11B
が非装着状態であるにも拘らず、フィルタ検出スイッチ
50に強制的に装着検知信号を出力させることができ
る。
【0037】図3に示すように、嵌合孔59aは、フィ
ルタ検出スイッチ50のプランジャ52のON上限とO
N下限とのストローク方向における略中間に位置するよ
うに設定されている。なお、取付ブラケット55の嵌合
孔59aに嵌合させてフィルタ検出スイッチ50のプラ
ンジャ52を押込む手段は、ドライバーDに限られるも
のではない。
【0038】また、取付ブラケット55に嵌合させるド
ライバーDを嵌合させたままの状態で、フロントカバー
11Bを装着しようとすると、該カバー11Bの端縁裏
側の段壁11B1,11B2がドライバーDに干渉する
ようになっている。すなわち、嵌合孔59aのある取付
壁59の左右両側(片側のみでもよい)に対応するよう
に、フロントカバー11Bの段壁11B1,11B2が
障害壁として設定され、ドライバーDを外さないとフロ
ントカバー11Bを装着できないようになっている。
【0039】図2に示すように、ケース本体11Aの一
側壁側にはカバー部材20が装着され、このカバー部材
20内に、制御装置21やリモコン19の送受信器等が
内装されている。制御装置21は、主に燃焼運転等の装
置全体の作動を制御するものであり、CPU,ROM,
RAM等を含むマイクロコンピューターから成る。制御
装置21は機能的には燃焼制御部22や運転停止部23
を備えている。
【0040】燃焼制御部22は、リモコン19で指定さ
れた設定温度の湯を作り出すように、燃焼室30へのガ
ス供給量を可変制御し、かつガス量に見合うように燃焼
ファン36の回転制御を行なう手段である。運転停止部
23は、前記フィルタ検出スイッチ50から装着検出信
号を受けた際に、燃焼制御部22にそのまま燃焼運転の
制御を行なわせる一方、前記フィルタ検出スイッチ50
から非装着検出信号を受けた際には運転停止信号を燃焼
制御部22に出力し、燃焼運転を停止させる手段であ
る。
【0041】また、図2に示すように、ケース本体11
A内の燃焼室30の上部には、ガスを燃焼させて得た熱
によって水を暖める熱交換器31が配置されている。ま
た、燃焼室30内には、ガス供給パイプに連通接続され
たバーナーが設けられており、熱交換器31には、給水
パイプ32と給湯パイプ33が接続されている。また、
燃焼室30および熱交換器31の側方には防振箱34が
配設されている。
【0042】熱交換器31の上方には、燃焼室30から
出る排気を排出するための排気ケース35が配設され、
排気ケース35には、モーター37で回転駆動する燃焼
ファン36の吸込口が設けられている。また、排気ケー
ス35は排気ダクト38を介して、防振箱34の上側に
配設された排気ボックスのチャンバ室40に連通接続さ
れている。
【0043】チャンバ室40は、排気の流れる方向と垂
直な断面の面積が排気ダクト38のそれよりも大きい空
間であり、燃焼ファン36からの排気流の流速を低下さ
せる機能を備えている。チャンバ室40の内部には、一
酸化炭素濃度を検出するための排気センサ(図示せず)
が取付けられている。また、チャンバ室40の上面には
器具ケース11へ突出させる排気筒41が設けられてい
る。
【0044】次に作用を説明する。本実施の形態に係る
燃焼装置10では、図2に示すように、器具ケース11
の前面を成すフロントカバー11Bに吸気用開口部14
を設けたから、例えば、ケース本体11Aの側壁に比し
スペース的に開口面積を広く採ることができ、それによ
り吸気効率を高めることができる。
【0045】吸気用開口部14には吸気フィルター15
を装着するが、この吸気フィルター15は装置正面側に
位置するため、清掃する時にフロントカバー11Bから
容易に取り外すことができる。また、吸気フィルター1
5をフロントカバー11Bから外すことなく、装置本体
側からフロントカバー11Bごと取り外して清掃しても
良い。
【0046】また、フィルタ検出スイッチ50は、ケー
ス本体11A内の前面端縁側に配設され、このフィルタ
検出スイッチ50のプランジャ52は、フロントカバー
11Bの端縁側に位置する吸気フィルター15の縁枠1
6の端に係脱することで、フロントカバー11Bの装着
状態と非装着状態を検知する。
【0047】かかる場合、フィルタ検出スイッチ50の
プランジャ52のフロントカバー11B側に対する係脱
は、該フロントカバー11Bの前後に凹凸するような歪
みには余り影響されずに済み、フィルタ検出スイッチ5
0の誤動作を極力防止することができる。また、フィル
タ検出スイッチ50は、フロントカバー11Bの装着状
態のみならず、該フロントカバー11Bの吸気用開口部
14に対する吸気フィルター15の装着の有無をも検出
することができる。
【0048】ここで吸気フィルター15の係止片15a
も、これが係合する取付溝14bもフロントカバー11
Bの端縁側に位置しており、係止片15aの取付溝14
bに対する係合はフロントカバー11Bの端縁側で行な
われる。従って、吸気フィルター15が装着されている
にも拘らず、フロントカバー11Bの歪みに伴う吸気フ
ィルター15の変形と吸気フィルター15自体の歪みに
より、フィルタ検出スイッチ50がOFF(非装着状態
を検知)になるのが防止される。
【0049】フィルタ検出スイッチ50のプランジャ5
2は、ケース本体11Aにフロントカバー11Bが正し
く装着された時、該フロントカバー11Bの小孔14a
を通って吸気フィルター15の縁に係合して押込まれ、
フロントカバー11Bの装着検出信号(例えばON信
号)を出力する。この装着検出信号を制御装置21が受
けると、その運転停止部23は燃焼制御部22にそのま
ま燃焼運転の制御を行なわせる。
【0050】一方、ケース本体11Aからフロントカバ
ー11Bが外されたり、正しく装着されていない時は、
プランジャ52の押込みスイッチ動作は解除され、本来
の突出した状態に戻って、フロントカバー11Bの非装
着検出信号(例えばOFF信号)を出力する。この非装
着検出信号を制御装置21が受けると、その運転停止部
23は運転停止信号を燃焼制御部22に出力し、燃焼運
転を停止させる。この時、警報を発するようにしてもよ
い。
【0051】このように、フィルタ検出スイッチ50に
よりフロントカバー11Bの非装着状態が検知された際
には、燃焼運転が停止するように制御されるから、吸気
フィルター15を含むフロントカバー11Bを装着し忘
れたまま、装置を燃焼運転することを未然に防止でき
る。従って、吸入空気に混在していたごみ等が燃焼室3
0の内壁に付着したりして、燃焼不良等の問題が生じる
ことはない。
【0052】また、図1および図3に示すように、ドラ
イバーDのブレードD1で前記フィルタ検出スイッチ5
0のプランジャ52を押込むような状態にして、ブレー
ドD1の先端側を取付ブラケット55の嵌合孔59aに
嵌合させれば、フロントカバー11B(または吸気フィ
ルター15)が非装着状態であるにも拘らず、フィルタ
検出スイッチ50に強制的に装着検知信号出力をさせる
ことができる。すなわち、フィルタ検出スイッチ50は
装着検出信号(例えばON信号)を制御装置21に出力
する。
【0053】かかる場合、燃焼運転が停止することな
く、フロントカバー11Bを外して運転状況を確認しな
がら、ケース本体11A内の各種関連器具のメンテナン
スを行なうことが可能となる。ここで取付ブラケット5
5にドライバーDを嵌合させたままの状態で、フロント
カバー11Bを装着しようとすると、該カバー11Bの
端縁裏側の段壁11B1,11B2がドライバーDに干
渉してしまう。
【0054】従って、ドライバーDを取付ブラケット5
5から外さないと、フロントカバー11Bを装着でき
ず、メンテナンスを終了した後に、フィルタ検出スイッ
チ50が強制的に装着状態を検知したままの状態で、フ
ロントカバー11Bを装着することを確実に防止するこ
とができる。
【0055】また、取付ブラケット55に嵌合させるド
ライバーDの向きを、図1および図3に示す状態とは逆
向きにしても(ただし、ブレードD1の先端側でプラン
ジャ52を押込む状態にする。)、ドライバーDの把手
本体がケース本体11Aの側方にはみ出すので、フィル
タ検出スイッチ50が強制的に装着状態を検知したまま
フロントカバー11Bを装着するのを防止できる。
【0056】なお、本発明に係る燃焼装置は前記実施の
形態に限定されるものではなく、様々な具体的な構成を
採り得る。例えば、カバー装着検出手段を光センサ等で
構成しても良く、また、フィルタ検出スイッチのプラン
ジャを吸気フィルターではなくフロントカバーの端縁に
直接係脱されるように配置してもよい。
【0057】また、本実施の形態では、燃焼装置を給湯
器として説明したが、風呂釜や暖房機等の他の装置に適
用してもかまわない。ここで暖房機としての石油ファン
ヒーターでは、フロントカバーは通常本体裏側に位置す
るが、このように本体の裏側に吸気用開口ブラケットや
吸気フィルターが装着されるものにも本発明は適用され
るものである。
【0058】
【発明の効果】本発明に係る燃焼装置によれば、器具ケ
ースの前面を成すフロントカバーに吸気用開口部を設け
たから、スペース的に開口面積を広く採ることができ、
吸気効率を高められ、また、吸気用開口部に装着した吸
気フィルターは、装置本体側からフロントカバーごと簡
単に取り外すことができ、掃除、交換作業等を容易に行
なうことができる。また、カバー装着検出手段は器具ケ
ース内の前面端縁側に配設されるから、カバー装着検出
手段のフロントカバーに対する係脱は、該フロントカバ
ーの前後に凹凸する歪みに余り影響されずに済み、カバ
ー装着検出手段の誤動作を極力防止することができる。
【0059】また、カバー装着検出手段によりフロント
カバーの非装着状態が検知された際には、装置の燃焼運
転が停止するように制御されるから、吸気フィルターを
含むフロントカバーを装着し忘れたまま、装置を燃焼運
転することを未然に防止できる。しかも、運転継続手段
により、フロントカバーが非装着状態であるにも拘ら
ず、カバー装着検出手段に強制的に装着状態を検知させ
ることができ、燃焼運転が停止することなく、フロント
カバーを外して運転状況を確認しながらメンテナンスを
行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施の形態に係る燃焼装置を構成
するケース本体内に配設する燃焼室と、フィルタ検出ス
イッチ、取付ブラケットを示す正面図である。
【図2】本発明の一の実施の形態に係る燃焼装置を分解
して示す斜視図である。
【図3】図1のIII 線矢視図である。
【図4】本発明の一の実施の形態に係る燃焼装置を構成
する制御装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…燃焼装置 11…器具ケース 11A…ケース本体 11B…フロントカバー 14…吸気用開口部 15…吸気フィルター 20…ケース部材 21…制御装置 22…燃焼制御装置 23…運転停止部 30…燃焼室 31…熱交換器 40…チャンバ室 41…排気筒 50…フィルタ検出スイッチ(カバー装着検出手段) 55…取付ブラケット(運転継続手段) D…ドライバー(運転継続手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】器具ケース内にバーナーや区画された燃焼
    室、給排気用の燃焼ファンを含む燃焼関連器具を収納し
    て成る燃焼装置において、 前記器具ケースの前面を成す着脱自在なフロントカバー
    に、吸気用開口部を設け、該開口部に吸気フィルターを
    装着し、 前記器具ケース内の前面端縁側に、前記吸気フィルター
    を含むフロントカバーの端縁側に係脱することで、フロ
    ントカバーの装着状態と非装着状態を検知するカバー装
    着検出手段を配設し、 前記カバー装着検出手段によりフロントカバーの非装着
    状態が検知された際、装置の燃焼運転が停止するように
    制御することを特徴とする燃焼装置。
  2. 【請求項2】前記器具ケース内の前面端縁側における前
    記カバー装着検出手段の近傍に、前記フロントカバーが
    非装着状態であるにも拘らず、カバー装着検出手段に強
    制的に装着状態を検知させる運転継続手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の燃焼装置。
  3. 【請求項3】前記運転継続手段は、前記カバー装着検出
    手段の近傍に突設した取付ブラケットと、カバー装着検
    出手段に係合する状態で前記取付ブラケットに取付けら
    れるドライバーとから成ることを特徴とする請求項2記
    載の燃焼装置。
  4. 【請求項4】前記ドライバーを取付ブラケットから外さ
    ないと、前記フロントカバーを装着できないように構成
    したことを特徴とする請求項3記載の燃焼装置。
  5. 【請求項5】前記カバー装着検出手段はON位置とOF
    F位置と出没可能なプランジャを備えたスイッチから成
    り、 前記ドライバーのブレードを嵌合させる取付ブラケット
    の嵌合孔を、前記カバー装着検出手段のプランジャのO
    N上限とON下限との略中間に位置するように設けたこ
    とを特徴とする請求項3記載の燃焼装置。
  6. 【請求項6】フロントカバーの端縁裏側に、前記取付ブ
    ラケットにドライバーを嵌合させたままフロントカバー
    を装着しようとすると、ドライバーに干渉する障害壁を
    設けたことを特徴とする請求項4記載の燃焼装置。
  7. 【請求項7】前記フロントカバーに吸気フィルターを着
    脱自在に装着し、フロントカバーの端縁側に係合させた
    吸気フィルターの端縁側に対して、前記カバー装着検出
    手段が係脱するように設定したことを特徴とする請求項
    1,2,3,4,5または6記載の燃焼装置。
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