JPH10227979A - 対物レンズの明るさ一定化装置 - Google Patents

対物レンズの明るさ一定化装置

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JPH10227979A
JPH10227979A JP9033667A JP3366797A JPH10227979A JP H10227979 A JPH10227979 A JP H10227979A JP 9033667 A JP9033667 A JP 9033667A JP 3366797 A JP3366797 A JP 3366797A JP H10227979 A JPH10227979 A JP H10227979A
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JP
Japan
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objective lens
filter
optical axis
brightness
magnification
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Withdrawn
Application number
JP9033667A
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English (en)
Inventor
Shinichi Tsuchisaka
新一 土坂
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、対物レンズを通した結像位置を所
定位置に設定でき、しかも常に明瞭な観察像を得られる
対物レンズの明るさ一定化装置を提供する。 【解決手段】対物レンズ2の光軸上に、保持筒3の基端
部に形成したフィルタ支持部34に支持されるととも
に、所定角度傾けて、対物レンズ2の倍率に応じた明る
さ調整用のNDフィルタ4を配置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顕微鏡観察時の倍
率の異なる対物レンズの切り換えごとの観察像の明るさ
を一定にする対物レンズの明るさ一定化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】顕微鏡に用いられる対物レンズの明るさ
は、レンズの瞳の大きさの2乗に比例することが知られ
ており、例えば、10×の対物レンズでは、約10mm
の径の瞳を持ち、100×のレンズでは、約2mmの径
の瞳を持つことから、その明るさは、100:4にもな
る。
【0003】従って、例えば、顕微鏡観察を、倍率の異
なる対物レンズを切り換えながら行うような場合、各倍
率の対物レンズごとに、その明るさにばらつきを生じ、
観察像が非常に見えにくいものになることがある。例え
ば、10×の対物レンズを用いて標本の観察したい場所
を特定し、光源用電源の電圧調整摘みなどを回して観察
像の明るさを調節し最適な顕微鏡観察を行っている状態
から、対物レンズを100×のものに切り換えると、こ
の時の対物レンズの明るさは、10×の対物レンズの4
%でしかないため、観察像が著しく暗くなって見えにく
いものになってしまい、逆に、100×の対物レンズに
対して観察像を最適な明るさに調整した状態から、10
×の対物レンズに切り換えると、観察像が目の眩むほど
明るすぎてしまうことになる。
【0004】そこで、従来、特開昭54−143244
号公報に開示されているように、対物レンズの光軸中に
該光軸と直角に倍率に応じた減光量を有するND(ニュ
ートラル・デンシティ)フィルターを挿入することで、
対物レンズの明るさを自動調整できるようにしたものが
考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、対物レンズ
の光軸に対して直角にNDフィルタを挿入すると、対物
レンズの造る像が移動したり、フレアやゴーストが発生
することがある。つまり、光軸中にNDフィルタを挿入
して固定した場合、NDフィルタの平行度の狂いや光軸
との直角度の狂いなどにより対物レンズを通した結像位
置が実際の光軸から移動することがある。このことは、
特に、各倍率の対物レンズごとに、対応するNDフィル
タを組み込んで一体化構造にしたものでは、結像位置の
移動の方向と、その大きさが各倍率の対物レンズにより
異なるようになるため、検鏡に不都合を生じることがあ
る。
【0006】また、光軸中に直角にNDフィルタが挿入
された場合は、例えば、落射照明による検鏡では、落射
照明光がNDフィルタ表面で反射するため、フレアの発
生が著しく、かかるフレアの影響により観察像が不明瞭
なものになってしまう。
【0007】さらに、透過光による検鏡では、対物レン
ズとして無限遠設計のものを使用すると、対物レンズ直
後のアフォーカル光束部にNDフィルタを配置したよう
な場合、対物レンズからの光がNDフィルタ内部で2回
反射するため、ゴーストが発生し、この場合もかかるゴ
ーストにより観察像が不明瞭なものになってしまう。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、対物レンズを通した結像点を所定位置に設定でき、
しかも常に明瞭な観察像を得られる対物レンズの明るさ
一定化装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
対物レンズの光軸上に該光軸に対し所定角度傾けて、前
記対物レンズの倍率に応じた明るさ調整用のNDフィル
タを配置している。請求項2記載の発明は、さらに前記
対物レンズをレボルバーに取り付けるための取り付け手
段を有し、該取り付け手段に前記対物レンズの偏心量を
調整する偏心量調整手段を設けている。
【0010】この結果、請求項1記載の発明によれば、
NDフィルタ面の反射によるフレアやNDフィルタ内部
での複数回の反射によるゴーストなどに影響されること
のない明瞭な観察像を得られる。
【0011】また、請求項2記載の発明によれば、さら
に偏心量調整手段により対物レンズの偏心量を調整でき
るので、対物レンズによる結像点が、各倍率の対物レン
ズごとにばらつくことなく所定の位置に設定するように
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に従い説明する。図1は、本発明の対物レンズの明る
さ一定化装置が適用される対物レンズの概略構成を示し
ている。
【0013】図において、1は対物レンズユニット本体
で、このレンズユニット本体1は、筒状をなすととも
に、その中心軸に沿って配置されるレンズ群(単レンズ
も含む)2のレンズ枠21を支持する保持筒3を設けて
いる。この保持筒3の基端部には、図2(a)(b)に
示すように該基端部の周囲に沿って一体に形成された結
合部31が形成されている。この結合部31に暗視野観
察の場合の落射照明光を通過させるための複数(図示例
では4個)の孔部33を形成している。勿論、これら落
射照明光の通過用孔部33は、透過照明用の場合には、
不要である。
【0014】また、保持筒3の基端部には、NDフィル
タ4を所定の角度に傾斜させて支持するフィルタ支持部
34を形成している。このフィルタ支持部34は、対物
レンズの光軸上にNDフィルタ4を支持するためのもの
で、光軸に対して所定の角度、ここでは5゜程度傾けて
支持するようにしている。この場合、NDフィルタ4に
は、対物レンズユニットの倍率に応じた明るさ調整を行
うのに最適な透過率のものが用いられている。
【0015】さらに保持筒3の結合部31の外周面に
は、ネジ部35を形成している。このネジ部35は、保
持筒3を組み込んだ対物レンズユニット本体1を取付け
枠5の一方端部に捩じ込みにより取り付けるためのもの
である。
【0016】取付け枠5は、短筒状をなすもので、その
中空部に保持筒3の端部が螺合し、この中空部にフィル
タ支持部34に支持されたNDフィルタ4が位置するよ
うにしている。
【0017】また、取付け枠5の他方端部には、開口部
周縁に沿って、複数(図示例では3個)のビス6を半径
方向に螺動するように設けている。これらビス6は、取
付け枠5を対物レンズユニット装着部7に固定するため
のものである。
【0018】装着部7は、その中空部を取付け枠5の中
空部に連通される筒状に形成され、その開口部の外周縁
に沿って、アリ溝71が形成されている。このアリ溝7
1の斜面部72は、取付け枠5に設けたビス6の先端が
当接され、これらビス6の捩込み量に応じて取付け枠5
の取り付け姿勢を加減して、光軸の偏心量を調整するた
めのものである。
【0019】しかして、このような構成では、対物レン
ズユニット本体1の光軸上に配置されるNDフィルタ4
は、フィルタ支持部34により光軸に対して5゜程度傾
けて支持されている。
【0020】従って、例えば、落射照明による検鏡の場
合、落射照明光は、NDフィルタ4面で反射されるが、
この時の反射光は、光軸と異なる方向に反射されるの
で、フレアの原因を排除することができ、これによりフ
レアの発生のない明瞭な観察像を得られる。また、透過
照明による検鏡の場合も、落射照明光は、NDフィルタ
4の内部で2回反射するが、この時の反射光は、光軸と
異なる方向に反射されるので、ゴーストの原因も排除す
ることができ、この場合も、ゴーストの発生していない
明瞭な観察像が得られる。
【0021】ところで、対物レンズユニット本体1とし
て、有限設計のものを使用すると、図3に示すように対
物レンズ2の真下に位置する試料10上の観察点の対物
レンズ2を通した中間結像点は、光軸上に所定角度傾け
て配置されたNDフィルタ4により本来の中間結像点A
に対して中間結像点A´となってΔdだけ偏心される。
そして、この時の偏心量は、対物レンズ2の倍率と、こ
の対物レンズ2に組み合わされるNDフィルタ4によっ
てそれぞれ相違する。
【0022】ところが、本発明では、対物レンズユニッ
ト本体1に取り付けた取付け枠5は、複数のビス6の捩
込み量により、装着部7に対する取り付け姿勢を加減
し、対物レンズ2の偏心量を調整できるようになってい
る。これにより、仮に、倍率の異なる対物レンズ2と、
これに組み合わされるNDフィルタ4によって、それぞ
れの偏心量が相違することがあっても、複数のビス6の
捩込みの調整により、対物レンズ2の偏心量を調整する
ことで、各倍率の対物レンズ2による中間結像点を所定
の位置に設定することができるようになり、従来の、各
倍率の対物レンズごとに、結像位置の移動方向や大きさ
などが安定しないものと比べ、検鏡上の不都合を解消す
ることができる。
【0023】一方、対物レンズ2として、無限遠設計の
ものを使用すると、図4に示すように対物レンズ2の真
下に位置する試料10上の観察点は、対物レンズ2を通
してほぼ平行光となり、この平行光中に所定角度傾けた
NDフィルタ4が配置されるようになる。この状態で
は、NDフィルタ4の傾きに関係なく、結像レンズ11
を通した中間結像点Bは、ほぼ一カ所に安定し、NDフ
ィルタ4の傾きが像の偏心につながらない。
【0024】ところが、この場合も取付け枠5や装着部
71の加工精度により対物レンズ2が光軸に対して偏心
したり、NDフィルタ4の平行度のバラツキにより像が
移動したりして、偏心量の調整を必要とすることがある
が、複数のビス6の捩込みの調整により、取付け枠5の
装着部7への取り付け姿勢を加減して対物レンズ2の偏
心量を調整することで対応できる。
【0025】従って、このようにすれば、対物レンズ2
の光軸上に、保持筒3の基端部に形成したフィルタ支持
部34に支持されるとともに、所定角度傾けて、対物レ
ンズ2の倍率に応じた明るさ調整用のNDフィルタ4を
配置するようにしたので、NDフィルタ4面の反射によ
るフレアやNDフィルタ4内部での複数回の反射による
ゴーストのそれぞれの発生を防止することができ、これ
らフレアやゴーストに影響されない明瞭な観察像を得ら
れるようになる。
【0026】また、対物レンズ2は、保持筒3を取付け
枠5に取り付け、この取付け枠5を装着部7に固定する
とともに、装着部7に形成した斜面部72への複数のビ
ス6の捩込み量に応じて取付け枠5の取り付け姿勢を加
減し、対物レンズ2の偏心量を調整できるようにしたの
で、対物レンズによる結像点が、各倍率の対物レンズご
とにばらつくことなく所定の位置に設定するようにで
き、これらばらつきによる検鏡上の不都合を解消でき
る。
【0027】なお、上述した実施の形態では、NDフィ
ルタ4は、保持筒3の基端部に形成したフィルタ支持部
34に支持するようにしたが、取付け枠5や対物レンズ
ユニット装着部7に取り付けるようにしてもよい。勿
論、これら以外でも対物レンズ2の後方ならばどこでも
よいが、NDフィルタ4を取り外した検鏡の際に、ND
フィルタ4の着脱が難しいことから、保持筒3、取付け
枠5、対物レンズユニット装着部7のいずれかが好まし
い。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、N
Dフィルタ面の反射によるフレアやNDフィルタ内部で
の複数回の反射によるゴーストの発生を防止できので、
これらフレアやゴーストに影響されない明瞭な観察像を
得られる。
【0029】また、対物レンズを通した結像点が、各倍
率の対物レンズごとにばらつくことなく所定の位置に設
定するようにできるので、これらばらつきによる検鏡上
の不都合を解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の対物レンズの明るさ一定化装置が適用
される対物レンズユニットの概略構成を示す図。
【図2】一実施の形態に適用される保持筒の基端部の概
略構成を示す図。
【図3】一実施の形態の作用を説明するための図。
【図4】一実施の形態の作用を説明するための図。
【符号の説明】
1…対物レンズユニット本体、 2…対物レンズ、 3…保持筒、 31…結合部、 33…孔部、 34…フィルタ支持部、 35…ネジ部、 4…NDフィルタ、 5…取付け枠、 6…ビス、 7…対物レンズユニット装着部、 71…アリ溝部、 10…試料、 11…結像レンズ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズの光軸上に該光軸に対し所定
    角度傾けて、前記対物レンズの倍率に応じた明るさ調整
    用のNDフィルタを配置したことを特徴とする対物レン
    ズの明るさ一定化装置。
  2. 【請求項2】 さらに前記対物レンズをレボルバーに取
    り付けるための取付け手段を有し、該取付け手段に前記
    対物レンズの偏心量を調整する偏心量調整手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の対物レンズの明るさ一
    定化装置。
JP9033667A 1997-02-18 1997-02-18 対物レンズの明るさ一定化装置 Withdrawn JPH10227979A (ja)

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JP9033667A JPH10227979A (ja) 1997-02-18 1997-02-18 対物レンズの明るさ一定化装置

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JP9033667A JPH10227979A (ja) 1997-02-18 1997-02-18 対物レンズの明るさ一定化装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008058003A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Olympus Corp 顕微鏡
US7450302B2 (en) 2004-07-14 2008-11-11 Leica Microsystems Cms Gmbh Microscope with image brightness equalization

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7450302B2 (en) 2004-07-14 2008-11-11 Leica Microsystems Cms Gmbh Microscope with image brightness equalization
JP2008058003A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Olympus Corp 顕微鏡

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Effective date: 20040511