JPH1022830A - ディジタル変調器 - Google Patents
ディジタル変調器Info
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- JPH1022830A JPH1022830A JP17368096A JP17368096A JPH1022830A JP H1022830 A JPH1022830 A JP H1022830A JP 17368096 A JP17368096 A JP 17368096A JP 17368096 A JP17368096 A JP 17368096A JP H1022830 A JPH1022830 A JP H1022830A
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- signal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、任意の周波数領域の量子化雑音を
低減可能とする。 【解決手段】 デジタルの変調データをデジタルの変調
信号に変調し(2)、さらに、デジタルの変調信号を量
子化手段により量子化した後、D/A変換して(4)ア
ナログの変調信号として出力するデジタル変調器におい
て、量子化手段(3)は、前記デジタルの変調信号のビ
ット数を減じる量子化器本体(8)と、量子化に伴う量
子化雑音が挿入されたときに、1つ以上設定されたある
周波数成分の量子化雑音に対するゲインを低減し、か
つ、信号に対するゲインは1となる伝達関数に表現され
た処理を実行する信号処理部(7,9)とを備えたデジ
タル変調器である。
低減可能とする。 【解決手段】 デジタルの変調データをデジタルの変調
信号に変調し(2)、さらに、デジタルの変調信号を量
子化手段により量子化した後、D/A変換して(4)ア
ナログの変調信号として出力するデジタル変調器におい
て、量子化手段(3)は、前記デジタルの変調信号のビ
ット数を減じる量子化器本体(8)と、量子化に伴う量
子化雑音が挿入されたときに、1つ以上設定されたある
周波数成分の量子化雑音に対するゲインを低減し、か
つ、信号に対するゲインは1となる伝達関数に表現され
た処理を実行する信号処理部(7,9)とを備えたデジ
タル変調器である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はディジタル変調
器、更に詳しくは量子化雑音が低減するように改良した
ディジタル変調器に関するものである。
器、更に詳しくは量子化雑音が低減するように改良した
ディジタル変調器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、π/4DQPSK等のディジタル
変調器では、変調精度を向上させるためにディジタルの
ベースバンドフィルタを使用する方式が多くなってい
る。特に信号発生器では変調精度に対する要求が高いた
め、従来からディジタルフィルタが用いられてきた。
変調器では、変調精度を向上させるためにディジタルの
ベースバンドフィルタを使用する方式が多くなってい
る。特に信号発生器では変調精度に対する要求が高いた
め、従来からディジタルフィルタが用いられてきた。
【0003】ディジタルフィルタを用いた変調器の場
合、ディジタルフィルタの出力であるディジタルデータ
は、さらに、量子化され、D/A変換器等を介して最終
的にアナログの変調信号,例えばI/Q信号、FM信
号、AM信号等に変換される。
合、ディジタルフィルタの出力であるディジタルデータ
は、さらに、量子化され、D/A変換器等を介して最終
的にアナログの変調信号,例えばI/Q信号、FM信
号、AM信号等に変換される。
【0004】ここで、D/A変換器におけるD/A変換
速度と分解能は相反するが、この種の変調装置において
は、ある程度以上のD/A変換速度の高速性を確保する
必要がある。したがって、通常、D/A変換器のビット
数は、有限であり、また、ディジタルフィルタの出力の
ビット数より少ないビット数となる。
速度と分解能は相反するが、この種の変調装置において
は、ある程度以上のD/A変換速度の高速性を確保する
必要がある。したがって、通常、D/A変換器のビット
数は、有限であり、また、ディジタルフィルタの出力の
ビット数より少ないビット数となる。
【0005】したがって、D/A変換器に入力されるま
での段階で、取り扱いディジタルデータの量子化が行わ
れることとなり、これにより量子化雑音が付加される。
ここで、単純に四捨五入や切捨てなどにより量子化した
場合、一般に白色の量子化雑音が付加される。つまり、
ディジタルフィルタで非常に大きな減衰量を実現しても
最終的なアナログ変調信号には雑音が存在する。
での段階で、取り扱いディジタルデータの量子化が行わ
れることとなり、これにより量子化雑音が付加される。
ここで、単純に四捨五入や切捨てなどにより量子化した
場合、一般に白色の量子化雑音が付加される。つまり、
ディジタルフィルタで非常に大きな減衰量を実現しても
最終的なアナログ変調信号には雑音が存在する。
【0006】ところで、無線通信では一般に周波数分割
多重が行われており、変調器においては自ら送信しない
周波数チャネルへの漏洩電力を低くおさえる必要があ
る。しかし、前記の白色の量子化雑音が存在する場合、
アナログフィルタで除去することが困難な隣接周波数チ
ャネルへの漏洩電力が発生する。
多重が行われており、変調器においては自ら送信しない
周波数チャネルへの漏洩電力を低くおさえる必要があ
る。しかし、前記の白色の量子化雑音が存在する場合、
アナログフィルタで除去することが困難な隣接周波数チ
ャネルへの漏洩電力が発生する。
【0007】よって、ディジタル変調器において量子化
雑音の影響が顕著なものは隣接チャネル漏洩電力であ
る。しかし、上述したように、ディジタルフィルタで非
常に大きな減衰量を実現しても最終的なアナログ信号に
は量子化雑音が挿入されるため、これにより隣接チャネ
ル漏洩電力が劣化していた。
雑音の影響が顕著なものは隣接チャネル漏洩電力であ
る。しかし、上述したように、ディジタルフィルタで非
常に大きな減衰量を実現しても最終的なアナログ信号に
は量子化雑音が挿入されるため、これにより隣接チャネ
ル漏洩電力が劣化していた。
【0008】一方、D/A変換器の量子化雑音を低減す
る手法としてΔΣ変調方式といわれる方式がある。これ
は例えばディジタルフィルタ〜D/A変換器間にディジ
タルデータの量子化を行うΔΣ変調器を一種の量子化装
置として挿入することで実現される。なお、ベースバン
ド信号の帯域制限はあくまでディジタルフィルタにより
行われるものである。まず、1次ΔΣ変調は、図2
(a)の構成において、
る手法としてΔΣ変調方式といわれる方式がある。これ
は例えばディジタルフィルタ〜D/A変換器間にディジ
タルデータの量子化を行うΔΣ変調器を一種の量子化装
置として挿入することで実現される。なお、ベースバン
ド信号の帯域制限はあくまでディジタルフィルタにより
行われるものである。まず、1次ΔΣ変調は、図2
(a)の構成において、
【0009】
【数2】 となる。ここで、qは量子化器本体8で量子化する際に
発生する量子化雑音で一般に白色のスペクトルである。
図2(a)は図2(b)の等価回路に変形することがで
きる。ここで、Fx は入力信号xに対するゲイン、Fq
は量子化雑音qに対するゲインであり、
発生する量子化雑音で一般に白色のスペクトルである。
図2(a)は図2(b)の等価回路に変形することがで
きる。ここで、Fx は入力信号xに対するゲイン、Fq
は量子化雑音qに対するゲインであり、
【0010】
【数3】 となる。サンプリング周波数よりも十分低い周波数ωに
おいて、1−z-1の大きさはほぼωT(T:サンプリン
グ周期)となるので周波数が低いほど量子化雑音Fq q
が小さくなる。このときのノイズシェーピング特性は図
13に示すようになる。
おいて、1−z-1の大きさはほぼωT(T:サンプリン
グ周期)となるので周波数が低いほど量子化雑音Fq q
が小さくなる。このときのノイズシェーピング特性は図
13に示すようになる。
【0011】図13は量子化装置としてΔΣ変調を用い
たときのノイズシェーピング特性を示す図である。同様
にn次(以下、n0 次と示す)ΔΣ変調は
たときのノイズシェーピング特性を示す図である。同様
にn次(以下、n0 次と示す)ΔΣ変調は
【0012】
【数4】 となり、サンプリング周波数よりも十分低い周波数ωに
おいて、(1−z-1)n0の大きさはほぼ(ωT)n0とな
るので、次数n0 が大きいほど低周波における量子化雑
音が小さくなる。すなわち周波数0付近の量子化雑音を
より大きく低減できる。
おいて、(1−z-1)n0の大きさはほぼ(ωT)n0とな
るので、次数n0 が大きいほど低周波における量子化雑
音が小さくなる。すなわち周波数0付近の量子化雑音を
より大きく低減できる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このように、ΔΣ変調
方式は、周波数0付近の量子化雑音を低減するものある
ため、隣接チャネル周波数における雑音低減効果は少
い。したがって、ΔΣ変調を用いたディジタル変調器で
あっても、量子化雑音による隣接チャネル漏洩電力の劣
化を有効に防止することは困難であった。
方式は、周波数0付近の量子化雑音を低減するものある
ため、隣接チャネル周波数における雑音低減効果は少
い。したがって、ΔΣ変調を用いたディジタル変調器で
あっても、量子化雑音による隣接チャネル漏洩電力の劣
化を有効に防止することは困難であった。
【0014】また、D/A変換器の後にアナログフィル
タを挿入して隣接チャネル周波数における雑音を低減す
ることは可能であるが、信号帯域にアナログフィルタの
影響が生じるため変調精度を重視する信号発生器では問
題となっていた。
タを挿入して隣接チャネル周波数における雑音を低減す
ることは可能であるが、信号帯域にアナログフィルタの
影響が生じるため変調精度を重視する信号発生器では問
題となっていた。
【0015】本発明は、このような実情を考慮してなさ
れたもので、任意の周波数領域の量子化雑音を低減可能
とし、隣接チャネル周波数における雑音を低減すること
等ができるディジタル変調器を提供することを目的とす
る。
れたもので、任意の周波数領域の量子化雑音を低減可能
とし、隣接チャネル周波数における雑音を低減すること
等ができるディジタル変調器を提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、ディジタルの変調デー
タに基づいてディジタルの変調信号を生成し、さらに、
ディジタルの変調信号を量子化手段により量子化した
後、D/A変換してアナログの変調信号を出力するディ
ジタル変調器において、量子化手段は、ディジタルの変
調信号の分解能を減じる量子化器本体と、1つ以上設定
されたある周波数成分における量子化に伴う量子化雑音
を低減し、かつ、信号に対する伝達関数は1となる処理
を実行する信号処理部とを備えたディジタル変調器であ
る。
に、請求項1に対応する発明は、ディジタルの変調デー
タに基づいてディジタルの変調信号を生成し、さらに、
ディジタルの変調信号を量子化手段により量子化した
後、D/A変換してアナログの変調信号を出力するディ
ジタル変調器において、量子化手段は、ディジタルの変
調信号の分解能を減じる量子化器本体と、1つ以上設定
されたある周波数成分における量子化に伴う量子化雑音
を低減し、かつ、信号に対する伝達関数は1となる処理
を実行する信号処理部とを備えたディジタル変調器であ
る。
【0017】また、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応する発明において、信号処理部は、ΔΣ変調を
行う処理をその一部に含むディジタル変調器である。さ
らに、請求項3に対応する発明は、ディジタルフィルタ
処理によりディジタルの入力データに応答したディジタ
ルの変調信号を出力する変調信号発生部と、ディジタル
の変調信号を量子化する量子化手段と、量子化されたデ
ィジタル変調信号をアナログの変調信号に変換して出力
するD/A変換器とを備えたディジタル変調器におい
て、量子化手段は、変調信号発生部の出力からD/A変
換器の入力までの信号ルートに、下記(30)式の演算
をする第1の信号処理部及び変調信号発生部から出力さ
れるディジタル変調信号のもつ分解能をD/A変換器の
もつ分解能に合せて出力する量子化器本体を有し、D/
A変換器の入力から変調信号発生部の出力までの帰還ル
ートに、下記(31)式の演算を行う第2の信号処理部
を有し、さらに、変調信号発生部と第1の信号処理部の
間に変調信号発生部の出力と第2の信号処理部の出力を
合成して第1の信号処理部へ入力せしめる合成手段とを
備えたディジタル変調器である。
1に対応する発明において、信号処理部は、ΔΣ変調を
行う処理をその一部に含むディジタル変調器である。さ
らに、請求項3に対応する発明は、ディジタルフィルタ
処理によりディジタルの入力データに応答したディジタ
ルの変調信号を出力する変調信号発生部と、ディジタル
の変調信号を量子化する量子化手段と、量子化されたデ
ィジタル変調信号をアナログの変調信号に変換して出力
するD/A変換器とを備えたディジタル変調器におい
て、量子化手段は、変調信号発生部の出力からD/A変
換器の入力までの信号ルートに、下記(30)式の演算
をする第1の信号処理部及び変調信号発生部から出力さ
れるディジタル変調信号のもつ分解能をD/A変換器の
もつ分解能に合せて出力する量子化器本体を有し、D/
A変換器の入力から変調信号発生部の出力までの帰還ル
ートに、下記(31)式の演算を行う第2の信号処理部
を有し、さらに、変調信号発生部と第1の信号処理部の
間に変調信号発生部の出力と第2の信号処理部の出力を
合成して第1の信号処理部へ入力せしめる合成手段とを
備えたディジタル変調器である。
【0018】
【数5】 (作用)したがって、まず、請求項1に対応する発明の
ディジタル変調器においては、変調されたディジタル変
調信号を量子化する際、所定の周波数成分の量子化雑音
を低減するように設定することができる。このとき、信
号に対するゲインは1であるので、信号自体の歪みが生
じることはない。このような量子化を実現できる伝達関
数としては、例えば以下のような式が考えられる。
ディジタル変調器においては、変調されたディジタル変
調信号を量子化する際、所定の周波数成分の量子化雑音
を低減するように設定することができる。このとき、信
号に対するゲインは1であるので、信号自体の歪みが生
じることはない。このような量子化を実現できる伝達関
数としては、例えば以下のような式が考えられる。
【0019】
【数6】
【0020】このような量子化を実行できるディジタル
変調器を用いたときには、量子化雑音を低減する周波数
成分を調整することで、例えば隣接チャネル漏洩電力の
劣化を防止することができる。
変調器を用いたときには、量子化雑音を低減する周波数
成分を調整することで、例えば隣接チャネル漏洩電力の
劣化を防止することができる。
【0021】また、請求項2に対応する発明のディジタ
ル変調器においては、請求項1に対応する発明と同様に
作用する他、ΔΣ変調を行う伝達関数をその一部に含ん
でいるので、周波数0における量子化雑音を有効に低減
させることができる。つまりΔΣ変調の周波数0付近の
量子化雑音を低減する効果をも合わせ持っている。この
ような量子化を実現できる伝達関数としては、例えば以
下のような式が考えられる。
ル変調器においては、請求項1に対応する発明と同様に
作用する他、ΔΣ変調を行う伝達関数をその一部に含ん
でいるので、周波数0における量子化雑音を有効に低減
させることができる。つまりΔΣ変調の周波数0付近の
量子化雑音を低減する効果をも合わせ持っている。この
ような量子化を実現できる伝達関数としては、例えば以
下のような式が考えられる。
【0022】
【数7】
【0023】なお、これらの式の伝達関数を有する構成
も請求項1には含まれる。さらに、請求項3に対応する
発明のディジタル変調器においては、量子化器本体もよ
り、変調信号発生部の出力からD/A変換器の入力まで
の信号ルートに、上記(30)式の演算をする第1の信
号処理部及び変調信号発生部から出力されるディジタル
変調信号のもつ分解能がD/A変換器のもつ分解能に合
せて出力される。
も請求項1には含まれる。さらに、請求項3に対応する
発明のディジタル変調器においては、量子化器本体もよ
り、変調信号発生部の出力からD/A変換器の入力まで
の信号ルートに、上記(30)式の演算をする第1の信
号処理部及び変調信号発生部から出力されるディジタル
変調信号のもつ分解能がD/A変換器のもつ分解能に合
せて出力される。
【0024】また、第2の信号処理部により、D/A変
換器の入力から変調信号発生部の出力までの帰還ルート
に、上記(31)式の演算が行われる。さらに、合成手
段により、変調信号発生部と第1の信号処理部の間に変
調信号発生部の出力と第2の信号処理部の出力が合成さ
れて第1の信号処理部へ入力される。
換器の入力から変調信号発生部の出力までの帰還ルート
に、上記(31)式の演算が行われる。さらに、合成手
段により、変調信号発生部と第1の信号処理部の間に変
調信号発生部の出力と第2の信号処理部の出力が合成さ
れて第1の信号処理部へ入力される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 (発明の第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施
の形態に係るディジタル変調器の構成例を示すブロック
図である。
て説明する。 (発明の第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施
の形態に係るディジタル変調器の構成例を示すブロック
図である。
【0026】同図に示すように、このディジタル変調器
1は、入力された変調データに基づいて変調を行うディ
ジタル変調部2と、ディジタル変調部2からの入力信号
xを入力し、この入力信号xをD/A変換器4のビット
数に量子化し出力信号yとして出力する量子化装置3
と、この出力信号yをD/A変換するD/A変換器4
と、D/A変換されたデータにフィルタ処理を施し、変
調信号であるアナログ信号を出力するアナログフィルタ
5とによって構成されている。
1は、入力された変調データに基づいて変調を行うディ
ジタル変調部2と、ディジタル変調部2からの入力信号
xを入力し、この入力信号xをD/A変換器4のビット
数に量子化し出力信号yとして出力する量子化装置3
と、この出力信号yをD/A変換するD/A変換器4
と、D/A変換されたデータにフィルタ処理を施し、変
調信号であるアナログ信号を出力するアナログフィルタ
5とによって構成されている。
【0027】なお、ディジタル変調部2には、いわゆる
ベースバンドフィルタであるディジタルフィルタが設け
られ、当該ディジタルフィルタが用いられて帯域制限が
行われている。
ベースバンドフィルタであるディジタルフィルタが設け
られ、当該ディジタルフィルタが用いられて帯域制限が
行われている。
【0028】同ディジタル変調器1において、量子化を
実行し、ディジタルデータのビット数を少なくする量子
化装置3についてさらに詳しく説明する。図2は本実施
の形態のディジタル変調器に適用した量子化装置の一般
化した構成及びその等価回路を示す図である。
実行し、ディジタルデータのビット数を少なくする量子
化装置3についてさらに詳しく説明する。図2は本実施
の形態のディジタル変調器に適用した量子化装置の一般
化した構成及びその等価回路を示す図である。
【0029】同図(a)に示すように、この量子化装置
3は、信号合成器6と、信号処理部7と、量子化器本体
8と、信号処理部9とによって構成されている。信号合
成器6は、入力信号xと信号処理部9から出力された信
号とを信号合成する加算器(もしくは減算器)である。
同図では、入力信号xに対し、信号処理部9から出力さ
れた信号を差し引く例が示されている。なお、入力信号
xはD/A変換器の分解能よりも高精度なディジタルデ
ータである。
3は、信号合成器6と、信号処理部7と、量子化器本体
8と、信号処理部9とによって構成されている。信号合
成器6は、入力信号xと信号処理部9から出力された信
号とを信号合成する加算器(もしくは減算器)である。
同図では、入力信号xに対し、信号処理部9から出力さ
れた信号を差し引く例が示されている。なお、入力信号
xはD/A変換器の分解能よりも高精度なディジタルデ
ータである。
【0030】信号処理部7は、信号合成器6にて合成さ
れた信号を入力し、伝達関数Gの処理を実施するよう構
成されている。量子化器本体8は、信号処理部7から出
力された信号に対して四捨五入等により量子化を行い、
出力信号yのビット数に丸める操作をするよう構成され
ている。ここで、量子化を白色の量子化雑音qの付加で
表している。なお、出力信号yはD/A変換器4の分解
能に量子化されたディジタルデータである。
れた信号を入力し、伝達関数Gの処理を実施するよう構
成されている。量子化器本体8は、信号処理部7から出
力された信号に対して四捨五入等により量子化を行い、
出力信号yのビット数に丸める操作をするよう構成され
ている。ここで、量子化を白色の量子化雑音qの付加で
表している。なお、出力信号yはD/A変換器4の分解
能に量子化されたディジタルデータである。
【0031】信号処理部9は、出力信号yを再び入力
し、伝達関数Hの処理を実施するよう構成されている。
このように、この量子化装置3は、フィードバックルー
プを形成し、
し、伝達関数Hの処理を実施するよう構成されている。
このように、この量子化装置3は、フィードバックルー
プを形成し、
【0032】
【数8】 と表される。Fx は入力信号xに対するゲイン、Fq は
量子化雑音qに対するゲインである。ゲインFx 及びゲ
インFq を用いて図2(a)に示す量子化装置3の等価
回路を示したのが図2(b)である。
量子化雑音qに対するゲインである。ゲインFx 及びゲ
インFq を用いて図2(a)に示す量子化装置3の等価
回路を示したのが図2(b)である。
【0033】本実施形態では任意の周波数における量子
化雑音を低減する量子化装置3について説明するが、次
にこの量子化装置3における伝達関数G,F、ゲインF
x ,Fq を示す。
化雑音を低減する量子化装置3について説明するが、次
にこの量子化装置3における伝達関数G,F、ゲインF
x ,Fq を示す。
【0034】
【数9】 となる。ここでTはサンプリング周期である。信号に対
するゲインFx は1であるので、信号は忠実に出力され
る。つまり信号の歪みは生じない。量子化雑音に対する
ゲインFq は、周波数応答|Fq (ω)|に変換すると
するゲインFx は1であるので、信号は忠実に出力され
る。つまり信号の歪みは生じない。量子化雑音に対する
ゲインFq は、周波数応答|Fq (ω)|に変換すると
【0035】
【数10】 となり、周波数ω1 でゼロとなる。例えばω1 T=2π
×0.125のときの|Fq (2πf)|は図3によう
になる。
×0.125のときの|Fq (2πf)|は図3によう
になる。
【0036】図3は本実施の形態の量子化装置を用いた
ときのノイズシェーピング特性を示す図である。なお、
同図の横軸はサンプリング周波数で規格化した周波数も
のである。
ときのノイズシェーピング特性を示す図である。なお、
同図の横軸はサンプリング周波数で規格化した周波数も
のである。
【0037】同図からわかるように、周波数ω1 付近の
量子化雑音が低減される。G,Hの係数を変えることに
より任意の周波数ω1 の付近の量子化雑音を低減するこ
とが可能となる。ω1 を隣接チャネル周波数に設定する
と、隣接チャネル周波数付近の量子化雑音が低減され
る。次にこのような量子化装置3を実現する具体的な構
成例を示す。まず、式(12)、(13)において2c
osω1 T=a1 とおくとG,Hは
量子化雑音が低減される。G,Hの係数を変えることに
より任意の周波数ω1 の付近の量子化雑音を低減するこ
とが可能となる。ω1 を隣接チャネル周波数に設定する
と、隣接チャネル周波数付近の量子化雑音が低減され
る。次にこのような量子化装置3を実現する具体的な構
成例を示す。まず、式(12)、(13)において2c
osω1 T=a1 とおくとG,Hは
【0038】
【数11】 となる。これをブロック図で表したのが図4である。
【0039】図4は本実施の形態における量子化装置の
具体的な構成例を示すブロック図である。同図におい
て、伝達関数G,すなわち信号処理部7に対応する構成
として、処理部10が設けられ、伝達関数H,すなわち
信号処理部9に対応する構成として、処理部11が設け
られている。
具体的な構成例を示すブロック図である。同図におい
て、伝達関数G,すなわち信号処理部7に対応する構成
として、処理部10が設けられ、伝達関数H,すなわち
信号処理部9に対応する構成として、処理部11が設け
られている。
【0040】処理部10に入力した信号は、信号合成器
12において信号合成器16からの出力信号と合成され
量子化装置本体8及び遅延部13に出力される。ここで
遅延部13,15等、同図に示すz-1は1サンプル(時
間T)の遅延であり、例えばDフリップフロップで構成
される。
12において信号合成器16からの出力信号と合成され
量子化装置本体8及び遅延部13に出力される。ここで
遅延部13,15等、同図に示すz-1は1サンプル(時
間T)の遅延であり、例えばDフリップフロップで構成
される。
【0041】遅延部13にて遅延された信号は、乗算器
14及び遅延部15に入力される。乗算器14では、係
数a1 が掛けられ、一方、遅延部15では1サンプル分
遅延され、両者の出力が信号合成器16にて合成され
て、信号合成器12に出力される。
14及び遅延部15に入力される。乗算器14では、係
数a1 が掛けられ、一方、遅延部15では1サンプル分
遅延され、両者の出力が信号合成器16にて合成され
て、信号合成器12に出力される。
【0042】次に処理部11に入力した信号はまず遅延
部17にて遅延され、乗算器18及び遅延部19に入力
される。乗算器18では、係数a1 が掛けられ、一方、
遅延部19では1サンプル分遅延され、両者の出力が信
号合成器20にて合成されて、信号合成器6に出力され
る。
部17にて遅延され、乗算器18及び遅延部19に入力
される。乗算器18では、係数a1 が掛けられ、一方、
遅延部19では1サンプル分遅延され、両者の出力が信
号合成器20にて合成されて、信号合成器6に出力され
る。
【0043】以上のように構成された量子化装置を適用
したディジタル変調器においては、図3に示すように、
周波数ω1 において量子化雑音が0となる。そこで、本
実施形態のディジタル変調器では、量子化装置3におい
て隣接チャネルの周波数付近の量子化雑音を低減するよ
うに上記周波数ω1 を設定し、しかるのち変調データの
変調、量子化、D/A変換等を行いアナログ信号である
変調信号を出力する。
したディジタル変調器においては、図3に示すように、
周波数ω1 において量子化雑音が0となる。そこで、本
実施形態のディジタル変調器では、量子化装置3におい
て隣接チャネルの周波数付近の量子化雑音を低減するよ
うに上記周波数ω1 を設定し、しかるのち変調データの
変調、量子化、D/A変換等を行いアナログ信号である
変調信号を出力する。
【0044】上述したように、本発明の実施の形態に係
るディジタル変調器は、量子化器本体と、(12),
(13)式に示す伝達関数を実現する処理部10,11
を設けたので、信号に対するゲインFx は1であり、変
調信号を忠実に出力することができるとともに、量子化
雑音に対するゲインFq は周波数ω1 でゼロとなり、周
波数ω1 付近の量子化雑音を低減することができる。
るディジタル変調器は、量子化器本体と、(12),
(13)式に示す伝達関数を実現する処理部10,11
を設けたので、信号に対するゲインFx は1であり、変
調信号を忠実に出力することができるとともに、量子化
雑音に対するゲインFq は周波数ω1 でゼロとなり、周
波数ω1 付近の量子化雑音を低減することができる。
【0045】また、G、Hの係数を変えることにより任
意の周波数ω1 の量子化雑音を低減することができる。
したがって、例えば隣接チャネルの周波数付近の量子化
雑音が低減するように雑音低減周波数成分を設定するこ
とができる。
意の周波数ω1 の量子化雑音を低減することができる。
したがって、例えば隣接チャネルの周波数付近の量子化
雑音が低減するように雑音低減周波数成分を設定するこ
とができる。
【0046】また、本装置を例えば信号発生器の一部と
して使用すれば、隣接チャネル選択度の測定範囲を拡大
させることができる。 (発明の第2の実施の形態)第1の実施の形態において
は、ある任意の周波数における量子化雑音を低減できる
ディジタル変調器について説明した。本実施形態では、
量子化雑音の低減可能な周波数が複数であるディジタル
変調器について説明する。
して使用すれば、隣接チャネル選択度の測定範囲を拡大
させることができる。 (発明の第2の実施の形態)第1の実施の形態において
は、ある任意の周波数における量子化雑音を低減できる
ディジタル変調器について説明した。本実施形態では、
量子化雑音の低減可能な周波数が複数であるディジタル
変調器について説明する。
【0047】このディジタル変調器の全体構成及び量子
化装置の一般化した構成は、図1、図2に示す第1の実
施の形態の場合と同様である。複数の周波数における量
子化雑音を低減する手法を以下に示す。まず、量子化雑
音を低減する周波数をωi (i=1,2,…,n)とす
る。
化装置の一般化した構成は、図1、図2に示す第1の実
施の形態の場合と同様である。複数の周波数における量
子化雑音を低減する手法を以下に示す。まず、量子化雑
音を低減する周波数をωi (i=1,2,…,n)とす
る。
【0048】
【数12】 とすれば、周波数応答|Fq (ω)|は
【0049】
【数13】 となり、複数の周波数で量子化雑音が低減される。上記
Fq を実現するG、Hは、ai =2cosωi Tとする
と
Fq を実現するG、Hは、ai =2cosωi Tとする
と
【0050】
【数14】 となる。ここでnは1以上の整数で、n=1の場合は発
明の第1の実施形態となる。
明の第1の実施形態となる。
【0051】ここで示された(22),(23)式が複
数の周波数における量子化雑音を低減可能な量子化装置
3の信号処理部7,9に用いられるべき伝達関数G,H
の一般式である。
数の周波数における量子化雑音を低減可能な量子化装置
3の信号処理部7,9に用いられるべき伝達関数G,H
の一般式である。
【0052】ここで、例えばn=2、ω1 T=2π×
0.125、ω2 T=2π×0.25とすると|Fq
(2πf)|は図5に示すようになる。図5は本実施の
形態の量子化装置を用いたときのノイズシェーピング特
性の一例を示す図である。なお、同図の横軸はサンプリ
ング周波数で規格化した周波数である。
0.125、ω2 T=2π×0.25とすると|Fq
(2πf)|は図5に示すようになる。図5は本実施の
形態の量子化装置を用いたときのノイズシェーピング特
性の一例を示す図である。なお、同図の横軸はサンプリ
ング周波数で規格化した周波数である。
【0053】同図からわかるように、周波数ω1 及びω
2 付近の量子化雑音が低減される。周波数ω1 及びω2
を隣接チャネル周波数及び次隣接チャネル周波数に設定
すると、隣接チャネル及び次隣接チャネル周波数付近の
量子化雑音が低減される。このように周波数ω1 及びω
2 付近で量子化雑音を低減させる量子化装置3を実現す
る具体的な構成例を示す。
2 付近の量子化雑音が低減される。周波数ω1 及びω2
を隣接チャネル周波数及び次隣接チャネル周波数に設定
すると、隣接チャネル及び次隣接チャネル周波数付近の
量子化雑音が低減される。このように周波数ω1 及びω
2 付近で量子化雑音を低減させる量子化装置3を実現す
る具体的な構成例を示す。
【0054】図6は本実施の形態における量子化装置の
具体的な構成例を示すブロック図である。同図におい
て、伝達関数G,すなわち信号処理部7に対応する構成
として、処理部21が設けられ、伝達関数H,すなわち
信号処理部9に対応する構成として、処理部22が設け
られている。
具体的な構成例を示すブロック図である。同図におい
て、伝達関数G,すなわち信号処理部7に対応する構成
として、処理部21が設けられ、伝達関数H,すなわち
信号処理部9に対応する構成として、処理部22が設け
られている。
【0055】処理部21は、図4に示す第1の実施の形
態の量子化装置における処理部10と同様な処理部を2
つ直列に接続したものである。なお、この直列に接続さ
れる処理部の一方はa1 に対応しもう一方がa2 に対応
する。
態の量子化装置における処理部10と同様な処理部を2
つ直列に接続したものである。なお、この直列に接続さ
れる処理部の一方はa1 に対応しもう一方がa2 に対応
する。
【0056】処理部22は、処理部23、処理部24及
び処理部25の3つの部分で構成されている。処理部2
3は、量子化器本体8からの信号を1サンプル分遅延
し、処理部24に入力する。
び処理部25の3つの部分で構成されている。処理部2
3は、量子化器本体8からの信号を1サンプル分遅延
し、処理部24に入力する。
【0057】処理部24は、乗算器26と、遅延部27
と、信号合成器28と、信号合成器29と、乗算器30
と、遅延部31と、信号合成器32とによって構成され
ている。
と、信号合成器28と、信号合成器29と、乗算器30
と、遅延部31と、信号合成器32とによって構成され
ている。
【0058】この処理部24に入力された信号は、乗算
器26,遅延部27及び信号合成器28に入力される。
乗算器26は、入力信号にa1を掛けて信号合成器29
に出力する。
器26,遅延部27及び信号合成器28に入力される。
乗算器26は、入力信号にa1を掛けて信号合成器29
に出力する。
【0059】遅延部27は、入力信号を遅延し、信号合
成器29,遅延部31及び乗算器30に出力する。遅延
部27から入力された入力信号に対し、遅延部31は遅
延を施し乗算器30はa1を掛けて出力する。
成器29,遅延部31及び乗算器30に出力する。遅延
部27から入力された入力信号に対し、遅延部31は遅
延を施し乗算器30はa1を掛けて出力する。
【0060】信号合成部28は、処理部22及び乗算器
30からの入力信号を合成し、信号合成器32に出力す
る。この出力信号は、信号合成器32において遅延部3
1からの信号と合成され、処理部25に出力される。
30からの入力信号を合成し、信号合成器32に出力す
る。この出力信号は、信号合成器32において遅延部3
1からの信号と合成され、処理部25に出力される。
【0061】一方、信号合成器29においては、乗算器
26及び遅延部27からの信号が合成され、処理部25
に出力される。処理部25は、乗算器33と、遅延部3
4と、信号合成器35と、信号合成器36とによって構
成されている。
26及び遅延部27からの信号が合成され、処理部25
に出力される。処理部25は、乗算器33と、遅延部3
4と、信号合成器35と、信号合成器36とによって構
成されている。
【0062】まず、処理部24の信号合成器32からの
信号が乗算器33及び遅延部34に入力される。一方、
処理部24の信号合成器29からの信号が信号合成器3
5に入力される。
信号が乗算器33及び遅延部34に入力される。一方、
処理部24の信号合成器29からの信号が信号合成器3
5に入力される。
【0063】乗算器33において、処理部24の信号合
成器32からの信号にa2が掛けられ、信号合成器35
に出力される。信号合成器35では乗算器33からの信
号及び処理部24の信号合成器29からの信号が合成さ
れて信号合成器36に入力される。
成器32からの信号にa2が掛けられ、信号合成器35
に出力される。信号合成器35では乗算器33からの信
号及び処理部24の信号合成器29からの信号が合成さ
れて信号合成器36に入力される。
【0064】そして、信号合成器35及び遅延部34か
らの信号が合成されて信号合成器6に出力される。以上
は、(22),(23)式に示す一般式において、n=
2の場合で説明したが、次に、この一般式に対応する量
子化装置3の具体的な構成について説明する。まず、
(22),(23)式に示す伝達関数G,Hをハードウ
ェア構成に適した形に変形すると、
らの信号が合成されて信号合成器6に出力される。以上
は、(22),(23)式に示す一般式において、n=
2の場合で説明したが、次に、この一般式に対応する量
子化装置3の具体的な構成について説明する。まず、
(22),(23)式に示す伝達関数G,Hをハードウ
ェア構成に適した形に変形すると、
【0065】
【数15】
【0066】これをブロック図で表すと図7に示すよう
になる。図7は本実施の形態に係るディジタル変調器に
適用した一般式に対応する量子化装置の具体的な構成例
を示すブロック図である。
になる。図7は本実施の形態に係るディジタル変調器に
適用した一般式に対応する量子化装置の具体的な構成例
を示すブロック図である。
【0067】同図において、伝達関数G,すなわち信号
処理部7に対応する構成として、処理部40が設けら
れ、伝達関数H,すなわち信号処理部9に対応する構成
として、処理部41が設けられている。
処理部7に対応する構成として、処理部40が設けら
れ、伝達関数H,すなわち信号処理部9に対応する構成
として、処理部41が設けられている。
【0068】処理部40は、図4に示す第1の実施の形
態の量子化装置における処理部10と同様な処理部をn
個直列に接続したものである。各処理部は、それぞれa
1 ,a2 ,...an に対応している。
態の量子化装置における処理部10と同様な処理部をn
個直列に接続したものである。各処理部は、それぞれa
1 ,a2 ,...an に対応している。
【0069】処理部41は、図5に示す量子化装置の処
理部22における処理部23と同様な処理部43と、図
5の処理部24と同様な処理部44#1〜処理部44#
nと、図5の処理部25と同様な処理部45とによって
構成されている。
理部22における処理部23と同様な処理部43と、図
5の処理部24と同様な処理部44#1〜処理部44#
nと、図5の処理部25と同様な処理部45とによって
構成されている。
【0070】処理部43の出力は処理部44#1に入力
されている。また、処理部44#1における出力は処理
部44#2に入力されている。このとき、図5の処理部
24の信号合成器29の出力に相当する出力が、同処理
部24の乗算器26に相当する乗算器の出力と合成さ
れ、同処理部24の信号合成器29に相当する信号合成
器に入力している。
されている。また、処理部44#1における出力は処理
部44#2に入力されている。このとき、図5の処理部
24の信号合成器29の出力に相当する出力が、同処理
部24の乗算器26に相当する乗算器の出力と合成さ
れ、同処理部24の信号合成器29に相当する信号合成
器に入力している。
【0071】以下、処理部44#2から処理部44#n
にかけて同様な繰り返し構成が設けられ、処理部44#
nの出力が処理部45に入力している。そして、処理部
45の出力は、処理部41全体の出力として信号合成器
6に入力される。ところで、(22),(23)式の伝
達関数を有する量子化装置において、m個のωi に同じ
値を設定すると、ω〜ωi において
にかけて同様な繰り返し構成が設けられ、処理部44#
nの出力が処理部45に入力している。そして、処理部
45の出力は、処理部41全体の出力として信号合成器
6に入力される。ところで、(22),(23)式の伝
達関数を有する量子化装置において、m個のωi に同じ
値を設定すると、ω〜ωi において
【0072】
【数16】 となり、m次のノイズシェーピング特性が得られる。例
えば、ω1 =ω2 =2π×0.125とすると、ω=2
π×0.125にて2次のノイズシェーピング特性とな
る。同様にして複数の周波数に適用することができ、例
えば、ω1 =ω2=2π×0.125、ω3 =2π×
0.25とすると、ω=2π×0.125にて2次、ω
=2π×0.25にて1次のノイズシェーピング特性と
なる。
えば、ω1 =ω2 =2π×0.125とすると、ω=2
π×0.125にて2次のノイズシェーピング特性とな
る。同様にして複数の周波数に適用することができ、例
えば、ω1 =ω2=2π×0.125、ω3 =2π×
0.25とすると、ω=2π×0.125にて2次、ω
=2π×0.25にて1次のノイズシェーピング特性と
なる。
【0073】そこで、本実施形態のディジタル変調器で
は、量子化装置3において隣接チャネルの周波数付近の
量子化雑音を低減するように上記周波数ωi を設定し、
しかるのち変調データの変調、量子化、D/A変換等を
行いアナログ信号である変調信号を出力する。
は、量子化装置3において隣接チャネルの周波数付近の
量子化雑音を低減するように上記周波数ωi を設定し、
しかるのち変調データの変調、量子化、D/A変換等を
行いアナログ信号である変調信号を出力する。
【0074】上述したように、本発明の実施の形態に係
るディジタル変調器は、量子化器本体と、(22),
(23)式に示す伝達関数を実現する処理部40,41
を設けたので、上記発明の実施の形態に係るディジタル
変調器と同様の効果が得られる他、量子化雑音を低減で
きる周波数成分を複数個設定することができる。
るディジタル変調器は、量子化器本体と、(22),
(23)式に示す伝達関数を実現する処理部40,41
を設けたので、上記発明の実施の形態に係るディジタル
変調器と同様の効果が得られる他、量子化雑音を低減で
きる周波数成分を複数個設定することができる。
【0075】また、複数の任意の周波数ωi (i=1,
2,…,n)にて任意の次数の量子化雑音低減効果を得
ることができる。したがって、より有効に隣接チャネル
漏洩電力の劣化防止等を行うことができる。 (発明の第3の実施の形態)第1、第2の実施の形態に
おいては、ある設定した周波数における量子化雑音を低
減できるデジタル変調器について説明した。本実施形態
では、このような第1,第2実施形態に示した量子化方
式に、ΔΣ変調方式による量子化方式を組み合わせた量
子化方式を用いたデジタル変調器について説明する。
2,…,n)にて任意の次数の量子化雑音低減効果を得
ることができる。したがって、より有効に隣接チャネル
漏洩電力の劣化防止等を行うことができる。 (発明の第3の実施の形態)第1、第2の実施の形態に
おいては、ある設定した周波数における量子化雑音を低
減できるデジタル変調器について説明した。本実施形態
では、このような第1,第2実施形態に示した量子化方
式に、ΔΣ変調方式による量子化方式を組み合わせた量
子化方式を用いたデジタル変調器について説明する。
【0076】このデジタル変調器の全体構成及び量子化
装置の一般化した構成は、図1、図2に示す第1の実施
の形態の場合と同様である。従来技術に示した周波数0
の量子化雑音を低減するn0 次のΔΣ変調と、第2の実
施形態で示した量子化方法と組み合わせると、
装置の一般化した構成は、図1、図2に示す第1の実施
の形態の場合と同様である。従来技術に示した周波数0
の量子化雑音を低減するn0 次のΔΣ変調と、第2の実
施形態で示した量子化方法と組み合わせると、
【0077】
【数17】 周波数応答|Fq (ω)|は
【0078】
【数18】 となり、周波数0とωi で量子化雑音が低減される。上
記Fq を実現するG,Hは、ai =2cosω1 Tとす
ると
記Fq を実現するG,Hは、ai =2cosω1 Tとす
ると
【0079】
【数19】 となる。ここでn0 は0以上の整数で、n0 =0の場合
は第2の実施形態となる。
は第2の実施形態となる。
【0080】ここで、例えば上記(30),(31)式
でn0 =1、n=2、ω1 T=2π×0.125、ω2
T=2π×0.25とすると|Fq (2πf)|は図8
に示すようになる。
でn0 =1、n=2、ω1 T=2π×0.125、ω2
T=2π×0.25とすると|Fq (2πf)|は図8
に示すようになる。
【0081】図8は本実施の形態の量子化装置を用いた
ときのノイズシェーピング特性の一例を示す図である。
なお、同図の横軸はサンプリング周波数で規格化したも
のである。
ときのノイズシェーピング特性の一例を示す図である。
なお、同図の横軸はサンプリング周波数で規格化したも
のである。
【0082】同図からわかるように、周波数0,ω1 及
びω2 付近の量子化雑音が低減される。例えば周波数ω
1 及びω2 を隣接チャネル周波数及び次隣接チャネル周
波数に設定すると、送信チャネル(変調信号)、隣接チ
ャネル及び次隣接チャネル周波数付近の量子化雑音が低
減される。このように周波数0,ω1 及びω2 付近で量
子化雑音を低減させる量子化装置3を実現する具体的な
構成例を示す。
びω2 付近の量子化雑音が低減される。例えば周波数ω
1 及びω2 を隣接チャネル周波数及び次隣接チャネル周
波数に設定すると、送信チャネル(変調信号)、隣接チ
ャネル及び次隣接チャネル周波数付近の量子化雑音が低
減される。このように周波数0,ω1 及びω2 付近で量
子化雑音を低減させる量子化装置3を実現する具体的な
構成例を示す。
【0083】図9は本実施の形態における量子化装置の
具体的な構成例を示すブロック図である。同図におい
て、伝達関数G,すなわち信号処理部7に対応する構成
として、処理部50が設けられ、伝達関数H,すなわち
信号処理部9に対応する構成として、処理部51が設け
られている。
具体的な構成例を示すブロック図である。同図におい
て、伝達関数G,すなわち信号処理部7に対応する構成
として、処理部50が設けられ、伝達関数H,すなわち
信号処理部9に対応する構成として、処理部51が設け
られている。
【0084】処理部50は、図6に示す第2の実施の形
態の量子化装置における処理部21と同様な処理部の前
に処理部52を設けたものである。処理部52において
は、信号合成器6及び遅延部54からの信号が合成さ
れ、図6の処理部21と同様な処理部に入力されるとと
もに、遅延部54に入力される。遅延部54で遅延され
ら信号は信号合成器53に入力される。
態の量子化装置における処理部21と同様な処理部の前
に処理部52を設けたものである。処理部52において
は、信号合成器6及び遅延部54からの信号が合成さ
れ、図6の処理部21と同様な処理部に入力されるとと
もに、遅延部54に入力される。遅延部54で遅延され
ら信号は信号合成器53に入力される。
【0085】処理部51は、図6に示す第2の実施の形
態の量子化装置における処理部22で、処理部23と処
理部24の間に処理部55を挿入し、さらに信号合成器
56を設けたものである。
態の量子化装置における処理部22で、処理部23と処
理部24の間に処理部55を挿入し、さらに信号合成器
56を設けたものである。
【0086】処理部55に処理部22からの信号が入力
され、この信号は遅延部57及び信号合成器58に入力
されるとともに、信号合成器56に入力される。なお、
信号合成器56は図6の処理部24において乗算器26
と信号合成器29との間に挿入されたものである。
され、この信号は遅延部57及び信号合成器58に入力
されるとともに、信号合成器56に入力される。なお、
信号合成器56は図6の処理部24において乗算器26
と信号合成器29との間に挿入されたものである。
【0087】遅延部57で遅延された信号は、信号合成
器58に入力され、処理部22からの信号と合成されて
図6の処理部24に相当する部分に入力される。以下
は、図6に示す処理部22の場合と同様に処理される。
器58に入力され、処理部22からの信号と合成されて
図6の処理部24に相当する部分に入力される。以下
は、図6に示す処理部22の場合と同様に処理される。
【0088】以上は、(30),(31)式に示す一般
式で、n0 =1、n=2の場合で説明したが、次に、こ
の一般式に対応する量子化装置3の具体的な構成につい
て説明する。まず、(30),(31)式に示す伝達関
数G,Hをハードウェア構成に適した形に変形すると、
式で、n0 =1、n=2の場合で説明したが、次に、こ
の一般式に対応する量子化装置3の具体的な構成につい
て説明する。まず、(30),(31)式に示す伝達関
数G,Hをハードウェア構成に適した形に変形すると、
【0089】
【数20】 となり、ブロック図で表すと図10に示すようになる。
【0090】図10は本実施の形態に係るデジタル変調
器に適用した一般化された量子化装置の具体的な構成例
を示すブロック図である。同図において、伝達関数G,
すなわち信号処理部7に対応する構成として、処理部6
0が設けられ、伝達関数H,すなわち信号処理部9に対
応する構成として、処理部61が設けられている。
器に適用した一般化された量子化装置の具体的な構成例
を示すブロック図である。同図において、伝達関数G,
すなわち信号処理部7に対応する構成として、処理部6
0が設けられ、伝達関数H,すなわち信号処理部9に対
応する構成として、処理部61が設けられている。
【0091】処理部60は、図7に示す第2の実施の形
態の量子化装置における処理部40と同様な処理部63
の前に処理部62を設けたものである。処理部62は、
図9に示す処理部52と同様な処理部がn0 個直列に接
続されたものである。
態の量子化装置における処理部40と同様な処理部63
の前に処理部62を設けたものである。処理部62は、
図9に示す処理部52と同様な処理部がn0 個直列に接
続されたものである。
【0092】処理部61は、図7に示す第2の実施の形
態の量子化装置における処理部41と同様な処理部に処
理部64を挿入したものである。その挿入位置は図7の
処理部41における処理部43と処理部44#1との間
である。
態の量子化装置における処理部41と同様な処理部に処
理部64を挿入したものである。その挿入位置は図7の
処理部41における処理部43と処理部44#1との間
である。
【0093】処理部64は、図9に示す処理部55と同
様な処理部がn0 個直列に接続されたものである。処理
部60ならびに処理部61内において、各処理部の接続
順序は図10に限定されることはなく、適当に順序を入
れ替えることが可能である。
様な処理部がn0 個直列に接続されたものである。処理
部60ならびに処理部61内において、各処理部の接続
順序は図10に限定されることはなく、適当に順序を入
れ替えることが可能である。
【0094】以上に、n0 次ΔΣ変調を組み合せた量子
化方法の一般化された構成を示したが、本方式は、第2
の実施形態の場合と同様にして高次のノイズシェーピン
グ特性が可能である。
化方法の一般化された構成を示したが、本方式は、第2
の実施形態の場合と同様にして高次のノイズシェーピン
グ特性が可能である。
【0095】例えばn0 =3、n=3、ω1 =ω2 =2
π×0.125、ω3 =2π×0.25とすると、ω=
0にて3次、ω=2π×0.125にて2次、ω=2π
×0.25にて1次のノイズシェーピング特性となる。
周波数0を含む複数の任意の周波数で任意の次数の特性
が設定可能な最も一般的な形式である。
π×0.125、ω3 =2π×0.25とすると、ω=
0にて3次、ω=2π×0.125にて2次、ω=2π
×0.25にて1次のノイズシェーピング特性となる。
周波数0を含む複数の任意の周波数で任意の次数の特性
が設定可能な最も一般的な形式である。
【0096】以上のように構成されたデジタル変調器に
おいては、第2の実施形態に示すデジタル変調器と同様
に動作する他、ΔΣ変調と同様なノイズシェーピング特
性がも加えられるように動作する。
おいては、第2の実施形態に示すデジタル変調器と同様
に動作する他、ΔΣ変調と同様なノイズシェーピング特
性がも加えられるように動作する。
【0097】上述したように、本発明の実施の形態に係
るデジタル変調器は、量子化器本体と、(30),(3
1)式に示す伝達関数を実現する処理部60,61を設
けたので、上記発明の実施の形態に係るデジタル変調器
と同様の効果が得られる他、量子化装置による変調に、
ΔΣ変調を組み込むことができ、周波数成分0における
量子化雑音をも低減するできる。
るデジタル変調器は、量子化器本体と、(30),(3
1)式に示す伝達関数を実現する処理部60,61を設
けたので、上記発明の実施の形態に係るデジタル変調器
と同様の効果が得られる他、量子化装置による変調に、
ΔΣ変調を組み込むことができ、周波数成分0における
量子化雑音をも低減するできる。
【0098】また、周波数0(n0 次のΔΣ変調)を含
む複数の任意の周波数ωi (i=1,2,…,n)にて
任意の次数の量子化雑音低減効果を得ることができる。
(発明の第4の実施の形態)上述したように(30),
(31)式で示される伝達関数G,Hを用いた量子化装
置の具体構成例は図10に示された。本実施形態では、
同一般化された(30),(31)式を第3実施形態と
は別の形に展開して量子化装置3の他の具体的な構成を
示す。
む複数の任意の周波数ωi (i=1,2,…,n)にて
任意の次数の量子化雑音低減効果を得ることができる。
(発明の第4の実施の形態)上述したように(30),
(31)式で示される伝達関数G,Hを用いた量子化装
置の具体構成例は図10に示された。本実施形態では、
同一般化された(30),(31)式を第3実施形態と
は別の形に展開して量子化装置3の他の具体的な構成を
示す。
【0099】したがって、デジタル変調器の全体構成及
び量子化装置の一般化した構成は、図1、図2に示す第
1の実施の形態の場合と同様である。まず、(30),
(31)式と同様に基本式である(29)式のFq をz
で展開して、
び量子化装置の一般化した構成は、図1、図2に示す第
1の実施の形態の場合と同様である。まず、(30),
(31)式と同様に基本式である(29)式のFq をz
で展開して、
【0100】
【数21】 となり、図11に示すのような簡単な構成で図10と同
様な量子化装置が実現できる。
様な量子化装置が実現できる。
【0101】図11は本発明の第4の実施の形態に係る
デジタル変調器に適用した量子化装置の具体的な構成例
を示すブロック図である。同図において、処理部70が
伝達関数Gに対応し、処理部71が伝達関数Hに対応す
る。
デジタル変調器に適用した量子化装置の具体的な構成例
を示すブロック図である。同図において、処理部70が
伝達関数Gに対応し、処理部71が伝達関数Hに対応す
る。
【0102】また、(21)式のFqをzで展開するこ
とにより、図7と同様の量子化装置が実現でき、第2の
実施形態と同様な効果を得ることができる。また例え
ば、(35),(36)式において、n0 =1、n=2
の場合は、
とにより、図7と同様の量子化装置が実現でき、第2の
実施形態と同様な効果を得ることができる。また例え
ば、(35),(36)式において、n0 =1、n=2
の場合は、
【0103】
【数22】 となり、ブロック図は図12に示すようになる。
【0104】図12は本実施の形態に係るデジタル変調
器に適用した量子化装置の他の具体的な構成例を示すブ
ロック図である。同図において、処理部80が伝達関数
Gに対応し、処理部81が伝達関数Hに対応する。
器に適用した量子化装置の他の具体的な構成例を示すブ
ロック図である。同図において、処理部80が伝達関数
Gに対応し、処理部81が伝達関数Hに対応する。
【0105】以上のように構成されたデジタル変調器に
おいては、第3の実施形態に示すデジタル変調器と同様
に動作する。上述したように、本発明の実施の形態に係
るデジタル変調器は、(29)式を展開して得られた
(35),(36)式に示す伝達関数を用いるようにし
たので、上記発明の実施の形態に係るデジタル変調器と
同様の効果が得られる他、この同様な効果が得るにあた
って、処理部70,71を極めて簡単な構成とすること
ができる。
おいては、第3の実施形態に示すデジタル変調器と同様
に動作する。上述したように、本発明の実施の形態に係
るデジタル変調器は、(29)式を展開して得られた
(35),(36)式に示す伝達関数を用いるようにし
たので、上記発明の実施の形態に係るデジタル変調器と
同様の効果が得られる他、この同様な効果が得るにあた
って、処理部70,71を極めて簡単な構成とすること
ができる。
【0106】なお、上記各実施の形態において、本発明
に係るデジタル変調器は、主として隣接チャネル漏洩電
力の劣化を防止する目的で量子化雑音を低減させる周波
数を調整する場合を説明したが、本発明の適用範囲はこ
れに限られるものでなく、種々の用途に適用させること
ができる。
に係るデジタル変調器は、主として隣接チャネル漏洩電
力の劣化を防止する目的で量子化雑音を低減させる周波
数を調整する場合を説明したが、本発明の適用範囲はこ
れに限られるものでなく、種々の用途に適用させること
ができる。
【0107】例えばまず、IF周波数における変調信号
を直接生成する変調器において、周波数ωi をIF周波
数ωIFにすることによりIF周波数の量子化雑音を低減
し、通常のΔΣ変調器の出力をIF周波数に変換する手
法と同様の効果を奏する変調器を提供することができ
る。
を直接生成する変調器において、周波数ωi をIF周波
数ωIFにすることによりIF周波数の量子化雑音を低減
し、通常のΔΣ変調器の出力をIF周波数に変換する手
法と同様の効果を奏する変調器を提供することができ
る。
【0108】次に、IF周波数における変調信号を直接
生成する変調器において、周波数ωi をωIF±mωs に
設定することにより隣接チャネル周波数の量子化雑音を
低減することができる変調器を提供することができる。
ここでωs はチャネル周波数間隔である。
生成する変調器において、周波数ωi をωIF±mωs に
設定することにより隣接チャネル周波数の量子化雑音を
低減することができる変調器を提供することができる。
ここでωs はチャネル周波数間隔である。
【0109】また、IF周波数における変調信号を直接
生成する変調器において、ωi をωIF及びωIF±mωs
に設定することによりIF周波数及び隣接チャネル周波
数の量子化雑音を低減することができる変調器を提供す
ることができる。ここでωsはチャネル周波数間隔であ
る。
生成する変調器において、ωi をωIF及びωIF±mωs
に設定することによりIF周波数及び隣接チャネル周波
数の量子化雑音を低減することができる変調器を提供す
ることができる。ここでωsはチャネル周波数間隔であ
る。
【0110】さらに、2進数で表現されるΔΣ変調器の
演算回路において、2cosωi T=1/2m (m=
0,1,…)となるようにTを設定することにより乗算
をmbit右シフトに置き換えハードウェア規模または
ソフトの処理時間を低減することができる。さらにま
た、D/A変換器の出力をアナログフィルタに通して変
調信号を得る変調器において、
演算回路において、2cosωi T=1/2m (m=
0,1,…)となるようにTを設定することにより乗算
をmbit右シフトに置き換えハードウェア規模または
ソフトの処理時間を低減することができる。さらにま
た、D/A変換器の出力をアナログフィルタに通して変
調信号を得る変調器において、
【0111】
【数23】 が最小になるようにω1 を設定することにより、ω1 を
隣接チャネル周波数そのものに設定する場合と比較して
隣接チャネル漏洩電力を少なくすることができる変調器
を提供することができる。ここでωL ,ωU は隣接チャ
ネル帯域の下限と上限の周波数、Fa (ω)はアナログ
フィルタの周波数特性である。なお、本発明は、上記各
実施の形態及び上記例示に限定されるものでなく、その
要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能であ
る。
隣接チャネル周波数そのものに設定する場合と比較して
隣接チャネル漏洩電力を少なくすることができる変調器
を提供することができる。ここでωL ,ωU は隣接チャ
ネル帯域の下限と上限の周波数、Fa (ω)はアナログ
フィルタの周波数特性である。なお、本発明は、上記各
実施の形態及び上記例示に限定されるものでなく、その
要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能であ
る。
【0112】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、任
意の周波数領域の量子化雑音を低減可能とし、隣接チャ
ネル周波数における雑音を低減すること等ができるデジ
タル変調器を提供することができる。
意の周波数領域の量子化雑音を低減可能とし、隣接チャ
ネル周波数における雑音を低減すること等ができるデジ
タル変調器を提供することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るデジタル変調
器の構成例を示すブロック図。
器の構成例を示すブロック図。
【図2】同実施の形態のデジタル変調器に適用した量子
化装置の一般化した構成及びその等価回路を示す図。
化装置の一般化した構成及びその等価回路を示す図。
【図3】同実施の形態の量子化装置を用いたときのノイ
ズシェーピング特性の一例を示す図。
ズシェーピング特性の一例を示す図。
【図4】同実施の形態における量子化装置の具体的な構
成例を示すブロック図
成例を示すブロック図
【図5】本発明の第2の実施の形態の量子化装置を用い
たときのノイズシェーピング特性の一例を示す図。
たときのノイズシェーピング特性の一例を示す図。
【図6】同実施の形態における量子化装置の具体的な構
成例を示すブロック図。
成例を示すブロック図。
【図7】同実施の形態に係るデジタル変調器に適用した
一般式に対応する量子化装置の具体的な構成例を示すブ
ロック図。
一般式に対応する量子化装置の具体的な構成例を示すブ
ロック図。
【図8】本発明の第3の実施の形態の量子化装置を用い
たときのノイズシェーピング特性の一例を示す図。
たときのノイズシェーピング特性の一例を示す図。
【図9】同実施の形態における量子化装置の具体的な構
成例を示すブロック図。
成例を示すブロック図。
【図10】同実施の形態に係るデジタル変調器に適用し
た一般化された量子化装置の具体的な構成例を示すブロ
ック図。
た一般化された量子化装置の具体的な構成例を示すブロ
ック図。
【図11】本発明の第4の実施の形態に係るデジタル変
調器に適用した量子化装置の具体的な構成例を示すブロ
ック図。
調器に適用した量子化装置の具体的な構成例を示すブロ
ック図。
【図12】同実施の形態に係るデジタル変調器に適用し
た量子化装置の他の具体的な構成例を示すブロック図。
た量子化装置の他の具体的な構成例を示すブロック図。
【図13】量子化装置としてΔΣ変調を用いたときのノ
イズシェーピング特性を示す図。
イズシェーピング特性を示す図。
1…デジタル変調器 2…デジタル変調部 4…D/A変換器 3…量子化装置 6…信号合成器 7…信号処理部 8…量子化器本体 9…信号処理部
Claims (3)
- 【請求項1】 ディジタルの変調データに基づいてディ
ジタルの変調信号を生成し(2)、さらに、前記ディジ
タルの変調信号を量子化手段により量子化した後、D/
A変換して(4)アナログの変調信号を出力するディジ
タル変調器において、 前記量子化手段(3)は、 前記ディジタルの変調信号の分解能を減じる量子化器本
体(8)と、 1つ以上設定されたある周波数成分における量子化に伴
う量子化雑音を低減し、かつ、信号に対する伝達関数は
1となる処理を実行する信号処理部(6,7,9)とを
備えたことを特徴とするディジタル変調器。 - 【請求項2】 前記信号処理部は、ΔΣ変調を行う処理
をその一部に含むことを特徴とする請求項1記載のディ
ジタル変調器。 - 【請求項3】 ディジタルフィルタ処理によりディジタ
ルの入力データに応答したディジタルの変調信号を出力
する変調信号発生部(2)と、前記ディジタルの変調信
号を量子化する量子化手段(3)と、量子化されたディ
ジタル変調信号をアナログの変調信号に変換して出力す
るD/A変換器(4)とを備えたディジタル変調器にお
いて、 前記量子化手段は、 前記変調信号発生部の出力から前記D/A変換器の入力
までの信号ルートに、下記(30)式の演算をする第1
の信号処理部(7)及び前記変調信号発生部から出力さ
れるディジタル変調信号のもつ分解能を前記D/A変換
器のもつ分解能に合せて出力する量子化器本体(8)を
有し、 前記D/A変換器の入力から前記変調信号発生部の出力
までの帰還ルートに、下記(31)式の演算を行う第2
の信号処理部(9)を有し、 さらに、前記変調信号発生部と第1の信号処理部の間に
前記変調信号発生部の出力と前記第2の信号処理部の出
力を合成して前記第1の信号処理部へ入力せしめる合成
手段(6)とを備えたことを特徴とするディジタル変調
器。 【数1】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17368096A JPH1022830A (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | ディジタル変調器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17368096A JPH1022830A (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | ディジタル変調器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1022830A true JPH1022830A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=15965119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17368096A Pending JPH1022830A (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | ディジタル変調器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1022830A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1001538A3 (de) * | 1998-11-10 | 2003-08-06 | Robert Bosch Gmbh | Sigma-Delta-Modulator und Verfahren zur Unterdrückung eines Quantisierungsfehlers in einem Sigma-Delta-Modulator |
| JP2005295536A (ja) * | 2004-03-12 | 2005-10-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 周波数変調装置、ポーラ変調送信装置、無線送信装置及び無線通信装置 |
| US7706495B2 (en) | 2004-03-12 | 2010-04-27 | Panasonic Corporation | Two-point frequency modulation apparatus |
| WO2013125522A1 (ja) * | 2012-02-20 | 2013-08-29 | 住友電気工業株式会社 | 信号変換方法、信号送信方法、信号変換装置、及び送信機 |
| JP2013255218A (ja) * | 2013-03-15 | 2013-12-19 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 信号変換装置及び送信機 |
| JP2014014059A (ja) * | 2012-02-20 | 2014-01-23 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 信号変換方法、信号送信方法、信号変換装置、及び送信機 |
-
1996
- 1996-07-03 JP JP17368096A patent/JPH1022830A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1001538A3 (de) * | 1998-11-10 | 2003-08-06 | Robert Bosch Gmbh | Sigma-Delta-Modulator und Verfahren zur Unterdrückung eines Quantisierungsfehlers in einem Sigma-Delta-Modulator |
| JP2005295536A (ja) * | 2004-03-12 | 2005-10-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 周波数変調装置、ポーラ変調送信装置、無線送信装置及び無線通信装置 |
| US7706495B2 (en) | 2004-03-12 | 2010-04-27 | Panasonic Corporation | Two-point frequency modulation apparatus |
| WO2013125522A1 (ja) * | 2012-02-20 | 2013-08-29 | 住友電気工業株式会社 | 信号変換方法、信号送信方法、信号変換装置、及び送信機 |
| JP2014014059A (ja) * | 2012-02-20 | 2014-01-23 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 信号変換方法、信号送信方法、信号変換装置、及び送信機 |
| US9166616B2 (en) | 2012-02-20 | 2015-10-20 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Signal conversion method, signal transmission method, signal conversion device, and transmitter |
| US9515674B2 (en) | 2012-02-20 | 2016-12-06 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Signal conversion method, signal transmission method, signal conversion device, and transmitter |
| JP2013255218A (ja) * | 2013-03-15 | 2013-12-19 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 信号変換装置及び送信機 |
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