JPH1022864A - 送受信装置 - Google Patents
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- H01Q19/00—Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic
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Abstract
げ角に制約を受けずに、ベンド部およびカップラ部分の
専有面積を小さくして、全体に小型化できるようにした
送受信装置を提供する。 【解決手段】 NRDガイドを、LSM01モードの単
一モードで転送するようにし、誘電体レンズの背後に発
振器、アイソレータ、ミキサーおよびカップラ等を配置
して、送受信装置をアンテナサイズに収める。
Description
舶などの移動手段用の送受信装置に関し、特に移動手段
相互間の距離や相対速度などを計測する際に用いる送受
信装置に関する。
を走行する車両との距離や相対速度を計測することなど
を目的として、いわゆる自動車用ミリ波レーダが開発さ
れている。このようなミリ波レーダの送受信装置は一般
に、ミリ波発振器、サーキュレータ、カップラ、ミキサ
ー、アンテナ等がモジュール化されて車両の前部または
後部に取りつけられる。
方を走行する乗用車との相対距離および相対速度を、F
M−CW方式でミリ波を送受波することによって計測す
る。図17はミリ波レーダの全体の構成を示すブロック
図である。同図において送受信装置およびアンテナは、
図16に示した例では、車両の前部に取り付けられ、信
号処理装置は通常任意の箇所に設けられる。信号処理装
置内の信号処理部は送受信装置を用いて、前方を走行す
る車両までの距離と相対速度を数値情報として抽出し、
制御・警報部では、自車の走行速度と車間距離との関係
から、例えば予め定めた条件を満たすときに警報を発し
たり、前方車両との相対速度が予め定めたしきい値を超
えたときに警報を発する。
を示す概略平面図である。同図において2はサーキュレ
ータであり、その二辺に発振器1および終端器3を配置
している。11は送信用1次放射器の誘電体共振器であ
り、サーキュレータ2とこの誘電体共振器11との間に
誘電体ストリップ4を配している。12は受信用1次放
射器の誘電体共振器、15はミキサーであり、両者間に
誘電体ストリップ14を配している。また直線状の誘電
体ストリップ6とそれぞれベンド部を構成する誘電体ス
トリップ5,7および終端器8,9を図に示すように配
置し、誘電体ストリップ4と5との近接部をカップラ1
0として構成し、誘電体ストリップ14と7との近接部
をカップラ13として構成している。また、誘電体共振
器11,12の上部には誘電体レンズ16,17を取り
付けている。
回路図である。発振器1はバラクタダイオードとガンダ
イオードが設けられてなり、その発振信号はサーキュレ
ータ2を介して誘電体共振器11に伝搬され、誘電体レ
ンズ16を介して放射される。サーキュレータ2と終端
器3とはアイソレータを構成している。誘電体レンズ1
7および誘電体共振器12を介して受信されたRF信号
は誘電体ストリップ14を伝搬するが、その際カップラ
10,13により誘電体ストリップ14にLO信号が混
合され、ミキサー15に入力される。ミキサー15はシ
ョットキーバリアダイオードで構成され、IF信号(中
間周波信号)を発生する。
送受信装置の概略平面図である。同図において2はサー
キュレータであり、それぞれのポートに誘電体ストリッ
プ4,14,18を介して発振器1,ミキサー15およ
び1次放射器としての誘電体共振器11をそれぞれ配し
ている。また、両端を終端させたベンド部を成す誘電体
ストリップ19を誘電体ストリップ4,14に近接させ
てカップラを構成している。
回路図である。発振器1からの信号は誘電体ストリップ
4、サーキュレータ2、誘電体ストリップ18を介して
誘電体共振器11および誘電体レンズ16からなるアン
テナで放射され、物体からの反射波が誘電体ストリップ
18、サーキュレータ2、誘電体ストリップ14を介し
てミキサー15に入力される。その際、誘電体ストリッ
プ4,14,19からなるカップラによって、RF信号
+LO信号として混合され、ミキサー15に入力され
る。ミキサー15はショットキーバリアダイオードで構
成され、IF信号を発生する。
Dガイドを用いたミリ波レーダ用の送受信装置では、そ
のNRDガイドとして、図22に示すような構造を有す
るものを基本的に用いるように設計されている。図22
の(A)において101,102はそれぞれ導電体板で
あり、この2つの導電体平面間に誘電体ストリップ10
0a,100bおよび基板103を配置している。同図
の(B)では、基板103を用いないで、導電体板10
1,102からなる導電体平面間に誘電体ストリップ1
00を配置している。上記導電体平面間の間隔および誘
電体ストリップの寸法と比誘電率を定めることによっ
て、誘電体ストリップ部分を伝搬域、その他の領域を非
伝搬域(遮断域)としている。例えば図23の(B)に
示すように各部の寸法および比誘電率を定めれば、同図
の(A)に示す位相定数特性のように、所定の周波数以
上でのみ伝搬域での伝送を可能としている。
であるLSM01モードとLSE01モードとは互いに
直交しており、直線路では低損失特性を示すが、曲線路
(ベンド部)では直交性が崩れ、それぞれのモード間で
結合が生じるため、曲率半径と曲げ角に制約された範囲
でのみ低損失な特性が得られる。図23に示した寸法で
は、例えば曲げ角θが60°であれば、曲率半径が3
6.3mmのとき最も低損失特性が得られ、曲げ角θが
90°であれば、曲率半径が22.5mmのとき最も低
損失な特性が得られる。したがって、例えば曲げ角θが
60°のとき、曲率半径を36.3mm以外の値とすれ
ば損失が増大することになる。このように従来はベンド
部やベンド部によるカップラを構成するための設計上の
自由度が低く、ベンド部やベンド部によるカップラの伝
送損失を抑えつつ最も小さく設計したとしてもあまり小
型化できなかった。
仕様に応じて定まる。すなわち、例えば送信波が100
m前方で3.5mの広がりに収める条件ではビーム幅は
2°となり、例えばアンテナ開口径を170mmにする
必要がある。また、例えば送信波が50m前方で3.5
mの広がりに収める条件ではビーム幅は4°となり、そ
のためには例えばアンテナ開口径を80mmにする必要
がある。このようにアンテナの開口径は送受信装置の仕
様によって必然的に決まる。図18に示したように、従
来技術による送受信装置では、発振器、サーキュレー
タ、ミキサーなどの各エレメントの形成領域がアンテナ
サイズより大きくなるため、全体に大型にならざるを得
なかった。
ンド部の曲率半径および曲げ角に制約を受けずに、ベン
ド部およびカップラ部分の専有面積を小さくして、全体
に小型化できるようにした送受信装置を提供することに
ある。
テナと受信用アンテナとともに、少なくともミリ波発振
器とミキサーを含む複数のエレメントをそれぞれ配置
し、略平行な2つの導電体平面の間に誘電体ストリップ
を配設してなるNRDガイドを用いて前記各エレメント
間をそれぞれ接続した送受信装置において、請求項1に
記載のとおり、前記送信用アンテナおよび受信用アンテ
ナを垂直1次放射器と誘電体レンズから構成して並置
し、前記NRDガイドを、LSM01モードの遮断周波
数がLSE01モードの遮断周波数より低くなるよう
に、伝搬域と非伝搬域の導電体平面の間隔および伝搬域
と非伝搬域に介在する誘電体の誘電率を定めたものと
し、前記誘電体レンズの背後または該誘電体レンズの取
付領域の背後に前記複数のエレメントと前記NRDガイ
ドを配置する。このようにLSM01モードの遮断周波
数がLSE01モードの遮断周波数より低くなるように
したため、LSM01モードの単一モードのみを伝搬さ
せることになり、ベンド部の曲率半径を小さくし、曲げ
角を大きくしても常に低損失な特性が得られ、送信用ア
ンテナおよび受信用アンテナの誘電体レンズまたはその
取り付け領域の背後に発振器やミキサー等の各エレメン
トを配置できるようになり、この構成によって必要最低
限のアンテナサイズにまで全体に小型化される。
に、少なくともミリ波発振器とミキサーを含む複数のエ
レメントをそれぞれ配置し、略平行な2つの導電体平面
の間に誘電体ストリップを配設してなるNRDガイドを
用いて前記各エレメント間をそれぞれ接続した送受信装
置において、請求項2に記載のとおり、前記送受信用ア
ンテナを垂直1次放射器と誘電体レンズから構成し、前
記NRDガイドを、LSM01モードの遮断周波数がL
SE01モードの遮断周波数より低くなるように、伝搬
域と非伝搬域の導電体平面の間隔および伝搬域と非伝搬
域に介在する誘電体の誘電率を定めたものとし、前記誘
電体レンズの背後または該誘電体レンズの取付領域の背
後に前記複数のエレメントと前記NRDガイドを配置す
る。
り、上記の構成において前記垂直1次放射器をHE11
1モードの誘電体共振器から構成し、前記誘電体共振器
へ送信信号を与えるNRDガイドの先端と前記誘電体共
振器から受信信号を受けるNRDガイドの先端を、前記
誘電体共振器に対して90°の角度をもって対向させ、
且つ両NRDガイド間で3dB方向性結合器を構成し、
ミリ波発振器とアイソレータとの間、該アイソレータと
前記3dB方向性結合器との間、該3dB方向性結合器
とミキサーとの間をぞれぞれNRDガイドで接続し、送
信信号を伝送するNRDガイドと受信信号を伝送するN
RDガイドにそれぞれ結合して、前記ミキサーに送信信
号と受信信号の混合信号を与えるカップラをNRDガイ
ドで構成する。この構成によって、送信信号が3dB方
向性結合器に入力されることによって、等分配され、誘
電体共振器に対して90°の位相差で出力されるため、
HE111モードの誘電体共振器は円偏波の電波をその
軸方向に放射する。一方、送信波と同旋で入射した受信
波は誘電体共振器を介してその誘電体共振器に対向して
いる2つのNRDガイドに対して90°の位相差で伝搬
し、3dB方向性結合器を通って、送信波の入力ポート
側へ出力されることなくミキサーへ出力される。これに
より、分波のためのサーキュレータが不要となり、誘電
体レンズまたはその取り付け領域内への各エレメントの
配置がさらに容易となる。
て、請求項4に記載のとおり、誘電率の異なる誘電体材
料を多層化して構成する。これにより1次放射器の位置
から誘電体レンズ突端までの距離を短くして全体に薄型
化が可能となる。また、誘電体レンズ開口面を通過する
電磁波の強度を一様にしてアンテナゲインを向上させる
ことができるため、その分さらに小型化できる。
の構成を図1〜図9を参照して以下に説明する。
図である。図1の(A)において101,102はそれ
ぞれ導電体板であり、この2つの導電体板にそれぞれ溝
を形成するとともに、両導電体平面間に誘電体ストリッ
プ100a,100bおよび基板103を配置してい
る。同図の(B)では、基板103を用いないで、導電
体板101,102からなる導電体平面間に誘電体スト
リップ100を配置している。上記導電体平面間の間隔
および誘電体ストリップの寸法と比誘電率を定めること
によって、誘電体ストリップ部分を伝搬域、その他の領
域を非伝搬域(遮断域)とする。
寸法および誘電率を定めたNRDガイドの周波数に対す
る位相定数βの特性図である。このようにLSM01モ
ードの遮断周波数がLSE01モードの遮断周波数より
低くなるようにして、同図に示す例では60GHz帯を
用いて、LSM01モードの単一モードを伝搬させる。
率半径Rを9.6mm、周波数を60GHzに規定し、
曲げ角θと伝送損失との関係を、従来用いられていたN
RDガイドに比較して示した図である。(A)において
破線は図23の(B)に示した計算モデルで求めた特
性、実線は図2の(B)に示した計算モデルで求めた特
性である。この例で従来構造によれば、曲げ角θに応じ
て伝送損失が0〜約4dBの範囲で変動するが、本願発
明に係る送受信装置で用いるNRDガイドのベンド部で
は、曲げ角θに関係なく損失は常に0dBである。ただ
し、ここで損失計算は誘電体部分と導電体部分による損
失を無視した無損失系で行っている。
示す平面図である。ただし上部の導電体板を取り除いた
状態として示している。同図において103は基板であ
り、この基板を挟んで上下面に同一パターンの誘電体ス
トリップを配置している。図中1は基板103上に設け
た発振器であり、誘電体ストリップ21に直交する方向
に導電体線路を設けるとともに、RFチョーク用導電体
パターンを設け、上記導電体線路にガンダイオードを接
続し、その導電体線路と上記RFチョーク用導電体パタ
ーンとの間にバラクタダイオードを接続している。そし
て、バイアス端子24にガンダイオードに対するバイア
ス電圧を印加し、VCO−IN端子25に変調信号を入
力することによって、バラクタダイオードの静電容量を
変化させて、ガンダイオードの発振周波数を変調させ
る。この発振器1の構成は特願平07−169949号
の実施形態で示した、発振器として用いる非放射性誘電
体線路装置またはFM−CWフロントエンド部に含まれ
る発振器の構成と同様である。図4において2はサーキ
ュレータであり、中心に円板状のフェライトを上下2枚
配置するとともに、その部分を挟むように上下に永久磁
石を配置している。また、サーキュレータ2の1つのポ
ートである誘電体ストリップ22の端部には誘電体材料
中に抵抗体材料を混入させてなる終端器3を設けてい
る。これにより、このサーキュレータと終端器とによっ
て、アイソレータを構成している。誘電体ストリップ2
1を伝搬する送信信号はサーキュレータ2を経由して誘
電体ストリップ4へ伝搬する。図では直線路と曲線路
(ベンド)部分とをそれぞれ別の部品で構成した例を示
しているが、連続的に配置された誘電体ストリップは説
明上これらをまとめて1つの符号で示している。11は
送信アンテナの1次放射器部分の誘電体共振器であり、
誘電体ストリップ4から伝搬されて来る信号を軸方向に
放射する。12は受信アンテナの1次放射器部分の誘電
体共振器であり、受信信号は誘電体ストリップ14を伝
搬する。図中23は誘電体ストリップ4,14との間で
それぞれカップラ10,13を構成するとともに両カッ
プラ間を接続するための誘電体ストリップである。この
誘電体ストリップ23の一方の端部には上記の終端器と
同様に、誘電体材料中に抵抗体材料を混入させてなる終
端器8を接続している。この誘電体ストリップ23の他
端と誘電体ストリップ14の端部にはミキサー15を設
けている。このミキサー15は2つの誘電体ストリップ
23,14を伝搬する電磁波にそれぞれ結合するショッ
トキーバリアダイオードと、このショットキーバリアダ
イオードの両端を接続している、基板103上に設けた
RFチョーク用導電体パターンとからなり、端子26,
27を接地し、端子28からIF信号を出力する。この
ミキサー15は平衡形ミキサー回路であるが、誘電体ス
トリップ23の他端を終端して、特願平07−1699
49号の実施形態で示されている、FM−CWフロント
エンド部に含まれるミキサーと同様に不平衡形ミキサー
としてもよい。カップラ13は3dB方向性結合器を構
成し、誘電体ストリップ23から伝搬されてくるLO信
号を90°の位相差をもってミキサー15の2つの誘電
体ストリップへ等分配するとともに、誘電体ストリップ
14から伝搬されてくる受信信号を90°の位相差をも
ってミキサー15に対する2つの誘電体ストリップに等
分配する。以上のように回路ユニット30を構成してい
る。
図および断面図である。同図において31は図4に示し
た回路ユニット30のケース、32はその裏蓋である。
ケース31の一部はHで示すホーン形状をなしていて、
前面に誘電体レンズ16,17を取りつけている。誘電
体レンズ16,17は、比誘電率εr=4の誘電体レン
ズ母体16a,17aとその前面に設けた比誘電率εr
=2の整合層16b,17bおよび後面に設けた整合層
33から構成している。誘電体共振器11から放射され
る電磁波は誘電体レンズ16を介してそのビームが絞ら
れて所定のビーム幅で放射され、物体からの反射波は誘
電体レンズ17を介して誘電体共振器12に入射する。
あり、(A)は平面図、(B)は断面図である。導電体
板41と42の間には誘電体ストリップ4と誘電体共振
器11が設けられていて、導電体板41には誘電体共振
器11と同軸の孔43が形成されている。これにより、
誘電体ストリップ4の長手方向(図におけるx軸方向)
に直角で導電体板41,42に平行な方向(図における
y軸方向)の成分を持つ電界と、導電体板41,42に
垂直な方向の成分を持つ磁界とが生じるLSMモード
で、誘電体ストリップ4内を電磁波が伝搬する。そし
て、誘電体ストリップ4と誘電体共振器11とが電磁結
合し、誘電体共振器11内に、誘電体ストリップ4の電
界と同一方向の電界成分を持つHE111モードが発生
する。そして、開口部43を介して導電体板41に垂直
な方向(図におけるz軸方向)に直線偏波の電磁波が放
射される。
図である。発振器1はバラクタダイオードとガンダイオ
ードが設けられてなり、その発振信号はサーキュレータ
2を介して誘電体共振器11および誘電体レンズ16を
介して放射される。誘電体レンズ17および誘電体共振
器12を介して受信されたRF信号は誘電体ストリップ
14を伝搬し、カップラ10,13によりLO信号が混
合され、ミキサー15に入力される。ミキサー15は前
述したとおり、90°の位相差を持つRF信号+LO信
号の信号から平衡形ミキサーとしてRF信号とLO信号
の差成分をIF信号として出力する。
示す断面図である。図6に示した例では、誘電体共振器
11の上部の導電体板41に開口部43を設けた例を示
したが、この部分に図8の(A)に示すような誘電体ロ
ッド44を設けてもよい。この誘電体ロッドによって、
その部分が誘電体ロッドアンテナとして作用し、指向性
を高めることができる。また、図8(B)の平面図およ
び(C)の断面図に示すように、誘電体共振器11と上
部の導電体板41との間に、金属板に開口スロットを設
けてなる、または回路基板の導電体膜にスロットパター
ンを形成してなるスロット板45を配置してもよい。
付け構造の他の例を示す断面図である。図5に示した例
では、ケース31にホーン形状Hを形成したが、これは
必須ではなく、また図9の(A)に示すように、誘電体
共振器11部分の開口部に対応する箇所のみをホーン形
状Hとしてもよい。また、回路ユニット30はケース3
1の下部に設ける必要はなく、例えば図9の(B)に示
すように、ケース31の内部に配置するようにしてもよ
い。ただし、図5および図9の(A)に示したように、
ケース31の下部に回路ユニット30を装着する構造に
よれば、1次放射器とその他のNRDガイドとの接合部
からの洩れ波が誘電体レンズを介して外部へ放射された
り、逆に誘電体レンズを介して外部から上記接合部へ電
磁波が入射されたりすることがない利点がある。
構成を図10および図11を基に説明する。
(B)は(A)に示す回路ユニットをケースに組み込ん
で構成した送受信装置の断面図である。ただし(A)に
おいては上部の導電体板を取り除いた状態として示して
いる。(A)において21,22,51,23,4,5
3はそれぞれ誘電体ストリップ、2,52はそれぞれサ
ーキュレータ、3,8はそれぞれ終端器である。また、
10は誘電体ストリップ51と23とによるカップラ、
13は誘電体ストリップ23と53とによる3dB方向
性結合器としてのカップラである。基板103上には発
振器1およびミキサー15を構成している。この第2の
実施形態では、サーキュレータ52を設けて送受信アン
テナを共用している。発振器1、ミキサー15、サーキ
ュレータ2、終端器3,8、カップラ10,13、ミキ
サー15の構成は、配置関係が異なる点を除いて図4に
示した例と同様である。
回路図である。同図において発振器1からの信号はサー
キュレータ2、カップラ10、サーキュレータ52を介
して誘電体共振器11まで伝搬され、この誘電体共振器
11および誘電体レンズ16を介して外部へ放射され
る。一方、受信信号はサーキュレータ52、カップラ1
3を介してミキサー15に供給される。ミキサー15は
平衡形ミキサーとしてRF信号とLO信号の差成分をI
F信号として出力する。
り、大地に対して45°の角度で誘電体共振器11を励
振することによって、基板103に対する各エレメント
の配置を容易にして、基板103の小型化を図ってい
る。
回路ユニットの構成を図13に示す。この例では、円偏
波を送受信するようにして、図10に示したサーキュレ
ータ52を不要にしている。すなわち、図13において
54は誘電体ストリップ53と51との平行直線路によ
る3dB方向性結合器としてのカップラであり、誘電体
ストリップ53および51のそれぞれの先端部をHE1
11モードの誘電体共振器11に対して90°の角度を
もって対向させている。この構成により、ポート#1か
らカップラ54に入力された送信信号は等分配されてポ
ート#2,#4に90°の位相差で出力される。これに
より誘電体共振器11は励振されて円偏波の電波を放射
する。一方、送信波と同旋で入射した受信波は誘電体共
振器11を介してポート#2,#4に達したところで9
0°の位相差があるため、再びカップラ54を通るとポ
ート#1へは打ち消されて現れず、ポート#3へのみ出
力される。これにより分波機能を達成している。
り、図12に示した場合と同様に、大地に対して45°
の角度で誘電体共振器11に給電することによって、基
板103に対する各エレメントの配置を容易にして、基
板103の小型化を図っている。
誘電率の均質な誘電体レンズを用いたが、例えば図15
に示すように、誘電率の異なる誘電体材料を多層化した
誘電体レンズを用いてもよい。図15において60は表
面が凸面を有する誘電体レンズエレメント、61a,6
1b・・・61nはそれぞれ比誘電率の異なる誘電体層
であり、最も上の誘電体層61aから最も下の誘電体層
61nへと比誘電率が段階的に小さくなるように比誘電
率に勾配を与えている。これらの誘電体層を積層するこ
とによって1つの誘電体レンズを構成している。このよ
うに、比誘電率に勾配を持たせた誘電体レンズを用いれ
ば、1次放射器の誘電体共振器の位置から誘電体レンズ
の頂部までの高さが低くなり、全体に薄型化が可能とな
る。また、誘電体レンズ開口面を通過する電磁波の強度
を一様にして(照度分布を一様にして)アンテナゲイン
を向上させることができるため、その分さらに小型化で
きる。
発振器、サーキュレータ、ミキサー、カップラ等の各エ
レメントを配置した例を示したが、発振器やミキサーの
ように基板を要するエレメントのみ、上下の導電体板と
基板と誘電体ストリップとで構成し、サーキュレータや
カップラ等の基板を要しないエレメントは、それぞれ上
下の導電体板と誘電体ストリップとで構成し、これらの
個別のエレメントを組み合わせることによって、回路ユ
ニットを構成してもよい。
を分割した例を示したが、これらを一体に形成してもよ
い。
M−CW方式を例としたが、その他にパルス波で周波数
変調する方式を採用してもよい。
SM01モードの遮断周波数がLSE01モードの遮断
周波数より低くなるようにし、LSM01モードの単一
モードのみを伝搬させるようにして、曲率半径が小さく
曲げ角の大きなベンド部でも低損失特性を得られるよう
にしたため、アンテナの誘電体レンズまたはその取り付
け領域の背後に発振器やミキサー等の各エレメントが配
置できるようになり、この構成によって必要最低限のア
ンテナサイズにまで全体に小型化される。
めのサーキュレータが不要となり、誘電体レンズまたは
その取り付け領域内への各エレメントの配置がさらに容
易となる。
器の位置から誘電体レンズ突端までの距離を短くして全
体に薄型化が可能となり、また、アンテナゲインを向上
させて、その分さらに小型化できる。
Dガイドの構成を示す部分斜視図である。
性を示す図である。
との関係を示す図である。
トの構成を示す平面図である。
である。
造を示す断面図である。
ットの平面図および送受信装置の断面図である。
る。
ットの他の構成例を示す平面図である。
ットの平面図である。
ットの他の構成例を示す平面図である。
波のビーム幅と探知距離との関係を示す図である。
図である。
平面図である。
る。
す概略平面図である。
る。
の構成例を示す部分斜視図である。
位相定数の特性例を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 送信用アンテナと受信用アンテナととも
に、少なくともミリ波発振器とミキサーを含む複数のエ
レメントをそれぞれ配置し、略平行な2つの導電体平面
の間に誘電体ストリップを配設してなるNRDガイドを
用いて前記各エレメント間をそれぞれ接続した送受信装
置において、 前記送信用アンテナおよび受信用アンテナを垂直1次放
射器と誘電体レンズから構成して並置し、前記NRDガ
イドを、LSM01モードの遮断周波数がLSE01モ
ードの遮断周波数より低くなるように、伝搬域と非伝搬
域の導電体平面の間隔および伝搬域と非伝搬域に介在す
る誘電体の誘電率を定めたものとし、前記誘電体レンズ
の背後または該誘電体レンズの取付領域の背後に前記複
数のエレメントと前記NRDガイドを配置したことを特
徴とする送受信装置。 - 【請求項2】 送受信用アンテナとともに、少なくとも
ミリ波発振器とミキサーを含む複数のエレメントをそれ
ぞれ配置し、略平行な2つの導電体平面の間に誘電体ス
トリップを配設してなるNRDガイドを用いて前記各エ
レメント間をそれぞれ接続した送受信装置において、 前記送受信用アンテナを垂直1次放射器と誘電体レンズ
から構成し、前記NRDガイドを、LSM01モードの
遮断周波数がLSE01モードの遮断周波数より低くな
るように、伝搬域と非伝搬域の導電体平面の間隔および
伝搬域と非伝搬域に介在する誘電体の誘電率を定めたも
のとし、前記誘電体レンズの背後または該誘電体レンズ
の取付領域の背後に前記複数のエレメントと前記NRD
ガイドを配置したことを特徴とする送受信装置。 - 【請求項3】 前記垂直1次放射器をHE111モード
の誘電体共振器から構成し、前記誘電体共振器へ送信信
号を与えるNRDガイドの先端と前記誘電体共振器から
受信信号を受けるNRDガイドの先端を、前記誘電体共
振器に対して90°の角度をもって対向させ、且つ両N
RDガイド間で3dB方向性結合器を構成し、ミリ波発
振器とアイソレータとの間、該アイソレータと前記3d
B方向性結合器との間、該3dB方向性結合器とミキサ
ーとの間をぞれぞれNRDガイドで接続し、送信信号を
伝送するNRDガイドと受信信号を伝送するNRDガイ
ドにそれぞれ結合して、前記ミキサーに送信信号と受信
信号の混合信号を与えるカップラをNRDガイドで構成
してなる請求項2に記載の送受信装置。 - 【請求項4】 前記誘電体レンズを、誘電率の異なる誘
電体材料を多層化して構成したことを特徴とする請求項
1〜3のいずれか1項に記載の送受信装置。
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