JPH10228985A - 無電極放電灯点灯装置 - Google Patents

無電極放電灯点灯装置

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JPH10228985A
JPH10228985A JP3077497A JP3077497A JPH10228985A JP H10228985 A JPH10228985 A JP H10228985A JP 3077497 A JP3077497 A JP 3077497A JP 3077497 A JP3077497 A JP 3077497A JP H10228985 A JPH10228985 A JP H10228985A
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JP
Japan
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discharge lamp
electrodeless discharge
circuit
frequency
lighting device
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Application number
JP3077497A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kido
大志 城戸
Futoshi Okamoto
太志 岡本
Yuji Kumagai
祐二 熊谷
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】無電極放電ランプを確実に点灯させることがで
き小型化が可能な無電極放電灯点灯装置を提供する。 【解決手段】制御回路8は、無電極放電ランプ1の始動
時に、ドライブ回路5の動作周波数を、誘導コイル2の
両端電圧が無電極放電ランプ1の始動可能電圧よりも大
きくなるように変化させる。始動回路6は、始動用スイ
ッチSW2 がオンされることにより正弦波状の高電圧を
始動電極7を介して無電極放電ランプ1に印加してい
る。誘導コイル2の両端電圧が始動可能電圧VL よりも
大きくなって無電極放電ランプ1が点灯すると、切換ス
イッチSW1 を発振器OSC2 側から発振器OSC1
に切り換える。制御回路8は、ドライブ回路5の動作周
波数が変化する周波数範囲が、始動回路6から出力され
る電圧の周波数よりも必ず高くなるようにしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無電極放電ランプ
に高周波電磁界を印加して発光させる無電極放電灯点灯
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は無電極放電灯点灯装置の一例を示
すもので、無電極放電ランプ1は、石英やセラミクスな
どの透光性材料で気密に形成されたバルブの内部に不活
性ガスあるいは不活性ガスの放電によって励起発光する
物質又は金属蒸気などを封入し、内管面には必要に応じ
て蛍光体が塗布されている。無電極放電ランプ1の外周
には、導電性の良い金属などで形成された誘導コイル2
が近接して配設されている。また、誘導コイル2に高周
波電力を供給する高周波電源回路3と、高周波電源回路
3に直流電圧を供給する直流電源Eと、誘導コイル2と
高周波電源回路3とのインピーダンスを整合させること
により反射を無くして無電極放電ランプ1に効率良く高
周波電力を伝達するマッチング回路4と、高周波電源回
路3を駆動制御するドライブ回路5とを基本構成として
備えている。
【0003】この無電極放電灯点灯装置では、高周波電
源回路3から誘導コイル2に数MHzから数百MHzの
高周波電流を流すことにより、誘導コイル2に高周波電
磁界を発生させ、無電極放電ランプ1に高周波電力を供
給し、無電極放電ランプ1内に高周波プラズマ電流を発
生させて紫外線もしくは可視光を発生するようになって
いる。
【0004】ところで、無電極放電ランプ1は始動時か
ら点灯するまでの間、そのインピーダンスが激しく変化
する特性を有している。また、無電極放電ランプ1の点
灯時の発光効率を高くするためには、誘導コイル2及び
マッチング回路4は抵抗成分を非常に小さくし、誘導コ
イル2やマッチング回路4で消費される電力を小さくす
る必要があり、無電極放電ランプ1の始動時において高
周波電源回路3の負荷となる誘導コイル2とマッチング
回路4は非常にQの高い状態となっている。このため、
一定の周波数の高周波電流を誘導コイル2に流して無電
極放電ランプ1を点灯させようとすると、そのインピー
ダンスの変化が急峻であることや、無電極放電ランプ1
と誘導コイル2との相対位置の微妙なずれや、無電極放
電ランプ1の特性の経時変化などの変動によってマッチ
ング回路4で整合がとれなくなる場合がある。このよう
な場合、無電極放電ランプ1が点灯しなかったり、ある
いは過大な電流が高周波電源回路3に流れて高周波電源
回路3の構成素子が破壊されてしまうという問題があっ
た。
【0005】この種の問題を解決するものとして、特開
平6−78556号公報に記載の無電極放電灯点灯装置
が提案されている。この装置は、無電極放電ランプの始
動時における負荷回路(無電極放電ランプ1と誘導コイ
ル2)のインピーダンス変化を、高周波電源回路3から
出力される電圧と電流との位相差の変化としてとらえ、
この位相差が一定となるように高周波電源回路3の駆動
周波数を制御回路8により制御することによって、マッ
チング回路4の整合をとっている。要するに、無電極放
電ランプ1の始動時には、切換スイッチSW1 を発振周
波数を可変できる発振器OSC2 側に切り換えて、前記
位相差が一定になるように発振器OSC 2 の発振周波数
を可変してスイッチング素子Q1 ,Q2 を駆動している
ドライブ回路5の動作周波数を変化させることによりマ
ッチング回路4の整合をとって無電極放電ランプ1を点
灯させ、無電極放電ランプ1の点灯後に、切換スイッチ
SW1 を発振周波数が固定の発振器OSC1 側に切り換
えてドライブ回路5の動作周波数を一定にすることによ
って、上記問題を解決している。
【0006】また、特開平7−73984号公報に記載
の無電極放電灯点灯装置では、装置の大型化を防止しつ
つ始動性を高めるために、始動を補助する始動回路6、
始動電極7、始動用スイッチSW2 などを備えている。
この装置では、直流電源Eを投入すると、まず高周波電
流が誘導コイル2に供給され、高周波電磁界を発生す
る。次に、始動用スイッチSW2 がオンされて始動回路
6が動作し、始動電極7を介して始動回路6から無電極
放電ランプ1に高電圧が印加される。無電極放電ランプ
1は、該高電圧により無電極放電ランプ1内にグロー放
電が生じ、その直後、誘導コイル2からの高周波電磁界
によりグロー放電からアーク放電に移行する。そして、
無電極放電ランプ1が点灯すると、始動用スイッチSW
2 がオフし、始動回路6は停止する。
【0007】さらに、始動回路6を備える他の従来例で
ある特公平6−79517号公報に記載の装置では、誘
導コイル2に印加される高周波電圧の周波数(固定周波
数)よりも、始動回路6の出力電圧の周波数の方が高く
なるように設定されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
においては、経時変化などによるインピーダンスの変動
などによりマッチング回路4で整合がとれなくなった場
合でも、ドライブ回路5の動作周波数(高周波電源回路
3の出力周波数)を変化させることによって無電極放電
ランプ1を確実に始動させることができるという記載
や、誘導コイル2に印加される高周波電圧の周波数より
も始動回路6の出力電圧の周波数の方を高くするという
記載がある。しかしながら、ドライブ回路5の動作周波
数(高周波電源回路3の出力周波数)を変化させて無電
極放電ランプ1を始動させる無電極放電灯点灯装置にお
いては、ドライブ回路の動作周波数と始動回路6の出力
電圧の周波数との関係について何ら記載されていない。
【0009】また、無電極放電ランプ1の始動時におい
て、誘導コイル2に印加される高周波電圧の周波数より
も始動回路6の出力電圧の周波数の方が高い場合、誘導
コイル2に印加されている高周波電圧(図8(b)参
照)の電圧値が小さい時に始動回路6の出力電圧(図8
(a)参照)が印加されてしまうことがあり、始動性が
悪くなるという問題がある。この問題を回避するために
は、ドライブ回路5と始動回路6との同期をとる必要が
あり、制御が複雑になり、装置が大型化してしまうとい
う問題がある。
【0010】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、無電極放電ランプを確実に点灯させ
ることができ小型化が可能な無電極放電灯点灯装置を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、無電極放電ランプと、前記無電
極放電ランプに近接して配置される誘導コイルと、直流
電源に接続されたスイッチング素子を有し前記スイッチ
ング素子がドライブ回路の動作周波数で制御されること
により前記誘導コイルに高周波電力を供給する高周波電
源回路と、前記高周波電源回路を前記動作周波数で駆動
制御する前記ドライブ回路と、前記無電極放電ランプに
始動用の高電圧を印加する始動回路と、前記無電極放電
ランプの始動時に前記ドライブ回路の動作周波数を変化
させる制御手段とを備え、前記制御手段は、前記ドライ
ブ回路の動作周波数が変化する周波数範囲を前記始動回
路の出力周波数よりも高くすることを特徴とするもので
あり、前記ドライブ回路の動作周波数が前記始動回路の
出力周波数よりも高いので、前記誘導コイルに高周波電
圧が印加されている間に前記始動回路からの高電圧が前
記無電極放電ランプに印加されるから、前記無電極放電
ランプが点灯しなかったり前記高周波電源回路に過大な
電流が流れて前記高周波電源回路の構成素子が破壊され
てしまうということがなく、前記無電極放電ランプを確
実に始動させることができ、しかも前記ドライブ回路と
前記始動回路の同期をとる必要もないので、制御が簡単
で、装置全体の小型化が可能となる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記誘導コイルと前記高周波電源回路とのインピー
ダンスを整合させるマッチング回路を設けたので、前記
高周波電源回路からの高周波電力を効率良く前記誘導コ
イルに伝達できる。請求項3の発明は、請求項1又は請
求項2の発明において、前記ドライブ回路の動作周波数
が変化する周波数範囲を数MHz乃至数百MHzとした
ことを特徴とするものである。
【0013】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
の発明において、前記制御手段が、前記無電極放電ラン
プの点灯後に前記ドライブ回路の動作周波数を略13.
56MHzにすることを特徴とするものである。請求項
5の発明は、請求項1乃至請求項4の発明において、前
記ドライブ回路が一定の周波数で発振する水晶振動子を
含んでいることを特徴とするものである。
【0014】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項3
の発明において、前記制御手段が、前記無電極放電ラン
プの点灯後は前記無電極放電ランプの光出力が略一定に
なるように前記ドライブ回路の動作周波数を可変するの
で、前記無電極放電ランプの安定した点灯状態を維持す
ることができる。請求項7の発明は、請求項1乃至請求
項6の発明において、前記無電極放電ランプの点灯後に
前記始動回路の動作を停止させる停止手段を有するの
で、前記無電極放電灯点灯後に前記始動回路が停止する
から、始動回路から発生している高電圧の発生時間が短
くなり、無駄な損失を減らすことができる。
【0015】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、前記停止手段が、前記無電極放電ランプの光出力に
基づいて前記無電極放電ランプの点灯を検出することを
特徴とするものである。請求項9の発明は、請求項7の
発明において、前記停止手段が、前記マッチング回路の
反射電力に基づいて前記無電極放電ランプの点灯を検出
することを特徴とするものである。
【0016】請求項10の発明は、請求項1乃至請求項
9の発明において、前記始動回路が、前記高周波電源回
路の動作前に動作するので、誘導コイルに前記高周波電
源回路から高周波電圧が印加されたときには前記始動回
路から出力される高電圧が必ず前記無電極放電ランプに
印加され、始動性がより一層向上する。請求項11の発
明は、請求項1乃至請求項10の発明において、前記制
御手段が、前記高周波電源回路の出力電圧と出力電流と
の位相差に基づいて前記ドライブ回路の動作周波数を変
化させるので、前記高周波電源回路と前記誘導コイルと
のマッチングがとれ、前記高周波電源回路の構成素子の
破壊を防止できる。
【0017】請求項12の発明は、請求項1乃至請求項
10の発明において、前記制御手段が、前記高周波電源
回路の出力電圧と出力電流との位相差が略零となるよう
に前記ドライブ回路の動作周波数を変化させるので、前
記高周波電源回路の構成素子の破壊を防止できる。請求
項13の発明は、請求項2乃至請求項10の発明におい
て、前記制御手段は、前記マッチング回路が整合するよ
うに前記ドライブ回路の動作周波数を変化させるので、
前記高周波電源回路の構成素子の破壊を防止できる。
【0018】請求項14の発明は、請求項1乃至請求項
13の発明において、前記始動回路の出力電圧を略正弦
波電圧としたことを特徴とするものである。請求項15
の発明は、請求項1乃至請求項13の発明において、前
記始動回路の出力電圧をパルス電圧としたことを特徴と
するものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)本実施形態の無電極放電灯点灯装置は、
図1に示すように、無電極放電ランプ1と、無電極放電
ランプ1に近接配置される誘導コイル2と、直流電源E
の直流電圧を高周波電圧に変換して誘導コイル2へ高周
波電力を供給する高周波電源回路3と、高周波電源回路
3を駆動制御するドライブ回路5と、高周波電源回路3
と誘導コイル2とのマッチングをとるマッチング回路4
と、無電極放電ランプ1の始動を補助するために始動電
極7を介して無電極放電ランプ1に高電圧を印加する始
動回路6と、ドライブ回路5を制御する制御回路8と、
始動回路6と直流電源Eとの間に接続される始動用スイ
ッチSW2 とで構成される。なお、本実施形態の基本回
路構成は、図7に示した従来構成と略同じでなので、従
来構成と同様の動作については説明を省略する。
【0020】高周波電源回路3は、直流電源Eの両端に
例えばMOSFETよりなるスイッチング素子Q1 ,Q
2 の直列回路が接続され、スイッチング素子Q1 ,Q2
がドライブ回路5により交互にオンオフされることによ
って、高周波電力をマッチング回路4を介して誘導コイ
ル2に供給する。なお、スイッチング素子Q2 のドレイ
ン・ソース間にはコンデンサC4 ,C5 の直列回路が並
列接続され、両スイッチング素子Q1 ,Q2 の接続点に
はインダクタL1 とコンデンサC1 との直列回路の一端
が接続されている。
【0021】マッチング回路4は、コンデンサC1 と誘
導コイル2との間に直列接続された共振用のコンデンサ
2 と、誘導コイル2に並列接続されたコンデンサC3
とで構成され、各コンデンサC2 ,C3 の容量はQが高
くなるように設定されている。ドライブ回路5は、発振
周波数が13.56MHzに設定された水晶振動子を有
する発振器OSC1 と、発振周波数が可変で後述の制御
回路8の出力によって発振周波数が数MHz乃至数百M
Hzの範囲内で制御される発振器OSC2 とを備え、発
振器OSC1 と発振器OSC2 との出力は切換スイッチ
SW1 により一方が選択される。すなわち、ドライブ回
路5は、発振器OSC1 と発振器OSC 2 とのいずれか
一方の発振周波数を動作周波数として高周波電源回路3
のスイッチング素子Q1 ,Q2 を交互にオンオフ制御す
る。
【0022】ところで、高周波電源回路3は、両スイッ
チング素子Q1 ,Q2 の接続点とコンデンサC1 の一端
との間に、高周波電源回路3の出力電流を検出するため
のカレントトランスCTが設けられ、さらにスイッチン
グ素子Q2 のドレイン・ソース間に、コンデンサC4
5 の直列回路が並列接続されている。上述の制御回路
8は、両コンデンサC4 ,C5 の接続点の電圧と、カレ
ントトランスCTにより検出した電流とに基づいて、高
周波電源回路3の出力電圧と出力電流との位相差を求
め、この位相差に応じて位相差が略一定又は略零になる
ように発振器OSC2 の発振周波数を制御しドライブ回
路5の動作周波数を変化させることができる。
【0023】以下、本実施形態の動作について図2を参
照しながら説明する。ここに、図2(a)は始動回路6
の出力電圧を、同図(b)はドライブ回路5の動作周波
数の変化を、同図(c)は高周波電源回路3の出力電圧
と出力電流との位相差を、同図(d)は誘導コイル2の
両端電圧を、それぞれ示す。本実施形態では、無電極放
電ランプ1の始動時には、ドライブ回路5の動作周波数
を図2(d)に示す誘導コイル2の両端電圧が無電極放
電ランプ1の始動可能電圧VL よりも大きくなるように
ドライブ回路5の動作周波数を変化させる(図2(b)
参照)。ここで、始動回路6は、時刻t1 にて始動用ス
イッチSW2がオンされることにより図2(a)に示す
ような正弦波状の高電圧を始動電極7を介して無電極放
電ランプ1に印加している。そして、誘導コイル2の両
端電圧が始動可能電圧VL よりも大きくなって時刻t2
にて無電極放電ランプ1が点灯すると、ドライブ回路5
の切換スイッチSW1 を発振器OSC2 側から発振器O
SC1 側に切り換える。つまり、ドライブ回路5は、無
電極放電ランプ1の点灯後は、発振器OSC1 の発振周
波数(13.56MHz)を動作周波数として高周波電
源回路3の各スイッチング素子Q1 ,Q2 を駆動制御す
ることにより無電極放電ランプ1の光出力が略一定にな
るようにしている。さらに、図示しない検出手段により
無電極放電灯ランプ1の点灯を検出すると、時刻t3
おいて始動用スイッチSW2 をオフすることにより始動
回路6を停止させる。
【0024】しかして、本実施形態は、無電極放電ラン
プ1の始動から安定点灯時までは、ドライブ回路5の動
作周波数を変化させることによって高周波電源回路3か
ら誘導コイル2に印加されている高周波電圧の周波数
を、誘導コイル2に印加される電圧が無電極放電ランプ
1の始動可能電圧VL よりも大きな値まで上昇させるの
で、無電極放電ランプ1を確実に点灯させることができ
る。
【0025】また、本実施形態では、ドライブ回路5の
動作周波数が変化する周波数範囲を、始動回路6から出
力される電圧の周波数よりも必ず高くなるように設定し
ているので、誘導コイル2に高周波電圧が印加されてい
る間には必ず始動回路6からの出力により無電極放電ラ
ンプ1に高電圧が印加されているので、無電極放電ラン
プ1を確実に始動させることができるのである。
【0026】(実施形態2)図3に本実施形態の回路図
を示す。本実施形態の基本回路構成は実施形態1と略同
じなので、特徴となる点につてのみ図4を参照しながら
説明する。ここに、図4(a)は始動回路6の出力電圧
を、同図(b)はドライブ回路5の動作周波数の変化
を、同図(c)は高周波電源回路3の出力電圧と出力電
流との位相差を、同図(d)は誘導コイル2の両端電圧
を、それぞれ示す。
【0027】本実施形態は、始動回路6からパルス状の
電圧(図4(a)参照)が出力される点と、制御回路8
がドライブ回路5の発振器OSC2 の発振周波数を制御
することによりドライブ回路5の動作周波数を変化させ
る(図4(b)参照)とともに始動用スイッチSW2
オンオフ制御することにより、誘導コイル2に高周波電
圧が印加される前に始動回路6の出力電圧を無電極放電
ランプ1に印加している点で実施形態1と相違する。つ
まり、本実施形態では、図4(a)に示すように時刻t
1 において始動用スイッチSW2 がオンされて始動回路
6から無電極放電ランプ1に高電圧が印加され、所定時
間経過後に、ドライブ回路5の発振器OSC2 の発振周
波数の制御が開始される。その後、制御回路8は、誘導
コイル2の両端電圧が図4(d)に示すように始動可能
電圧VL よりも大きくなるようにドライブ回路5の動作
周波数を変化させる(図4(b)参照)。なお、時刻t
2において無電極放電ランプ1が点灯すると、制御回路
8は、反射電力が略零となり無電極放電ランプ1の光出
力が略一定になるように発振器OSC2 の発振周波数を
可変し、時刻t3 において始動用スイッチSW2 をオフ
して始動回路6を停止させている(図4(a)参照)。
【0028】したがって、本実施形態では、誘導コイル
2に高周波電源回路3からの高周波電圧が印加されたと
きには始動回路6から出力される高電圧が必ず印加され
ているので、無電極放電ランプ1の始動性がより一層向
上する。 (実施形態3)図5に本実施形態の回路図を示す。本実
施形態の基本回路構成及び基本動作は実施形態1及び実
施形態2と略同じなので、特徴となる点についてのみ図
6を参照しながら説明する。ここに、図6(a)は始動
回路6の出力電圧を、同図(b)はドライブ回路5の動
作周波数の変化を、同図(c)は高周波電源回路3の出
力電圧と出力電流との位相差を、同図(d)は誘導コイ
ル2の両端電圧を、それぞれ示す。
【0029】本実施形態では、高周波電源回路3の両コ
ンデンサC4 ,C5 の接続点の電圧と、カレントトラン
スCTにより検出した電流とに基づいて高周波電源回路
3の出力電圧と出力電流との位相差に基づいて無電極放
電ランプ1の点灯を検出し、無電極放電ランプ1の点灯
を検出するとすぐに始動回路6を停止させている点で実
施形態1と異なる。したがって、本実施形態では、始動
回路6から発生している高電圧の発生時間が短くなり、
無駄な損失を減らすことができる。
【0030】なお、無電極放電ランプ1の点灯は、前記
位相差ではなく、反射電力に基づいて検出してもよい。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明は、無電極放電ランプ
と、前記無電極放電ランプに近接して配置される誘導コ
イルと、直流電源に接続されたスイッチング素子を有し
前記スイッチング素子がドライブ回路の動作周波数で制
御されることにより前記誘導コイルに高周波電力を供給
する高周波電源回路と、前記高周波電源回路を前記動作
周波数で駆動制御する前記ドライブ回路と、前記無電極
放電ランプに始動用の高電圧を印加する始動回路と、前
記無電極放電ランプの始動時に前記ドライブ回路の動作
周波数を変化させる制御手段とを備え、前記制御手段
が、前記ドライブ回路の動作周波数が変化する周波数範
囲を前記始動回路の出力周波数よりも高くするので、前
記誘導コイルに高周波電圧が印加されている間に前記始
動回路からの高電圧が前記無電極放電ランプに印加され
るから、前記無電極放電ランプが点灯しなかったり前記
高周波電源回路に過大な電流が流れて前記高周波電源回
路の構成素子が破壊されてしまうということがなく、前
記無電極放電ランプを確実に始動させることができ、し
かも前記ドライブ回路と前記始動回路の同期をとる必要
もないので、制御が簡単で、装置全体の小型化が可能と
なるという効果がある。
【0032】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記誘導コイルと前記高周波電源回路とのインピー
ダンスを整合させるマッチング回路を設けたので、前記
高周波電源回路からの高周波電力を効率良く前記誘導コ
イルに伝達できるという効果がある。請求項6の発明
は、請求項1乃至請求項3の発明において、前記制御手
段が、前記無電極放電ランプの点灯後は前記無電極放電
ランプの光出力が略一定になるように前記ドライブ回路
の動作周波数を可変するので、前記無電極放電ランプの
安定した点灯状態を維持することができるという効果が
ある。
【0033】請求項7の発明は、請求項1乃至請求項6
の発明において、前記無電極放電ランプの点灯後に前記
始動回路の動作を停止させる停止手段を有するので、前
記無電極放電灯点灯後に前記始動回路が停止するから、
始動回路から発生している高電圧の発生時間が短くな
り、無駄な損失を減らすことができるという効果があ
る。
【0034】請求項10の発明は、請求項1乃至請求項
9の発明において、前記始動回路が、前記高周波電源回
路の動作前に動作するので、誘導コイルに前記高周波電
源回路から高周波電圧が印加されたときには前記始動回
路から出力される高電圧が必ず前記無電極放電ランプに
印加され、始動性がより一層向上するという効果があ
る。
【0035】請求項11の発明は、請求項1乃至請求項
10の発明において、前記制御手段が、前記高周波電源
回路の出力電圧と出力電流との位相差に基づいて前記ド
ライブ回路の動作周波数を変化させるので、前記高周波
電源回路と前記誘導コイルとのマッチングがとれ、前記
高周波電源回路の構成素子の破壊を防止できるという効
果がある。
【0036】請求項12の発明は、請求項1乃至請求項
10の発明において、前記制御手段が、前記高周波電源
回路の出力電圧と出力電流との位相差が略零となるよう
に前記ドライブ回路の動作周波数を変化させるので、前
記高周波電源回路の構成素子の破壊を防止できるという
効果がある。請求項13の発明は、請求項2乃至請求項
10の発明において、前記制御手段は、前記マッチング
回路が整合するように前記ドライブ回路の動作周波数を
変化させるので、前記高周波電源回路の構成素子の破壊
を防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示す回路図である。
【図2】同上の動作説明図である。
【図3】実施形態2を示す回路図である。
【図4】同上の動作説明図である。
【図5】実施形態3を示す回路図である。
【図6】同上の動作説明図である。
【図7】従来例を示す回路図である。
【図8】同上の動作説明図である。
【符号の説明】
1 無電極放電ランプ 2 誘導コイル 3 高周波電源回路 4 マッチング回路 5 ドライブ回路 6 始動回路 7 始動電極 8 制御回路 E 直流電源 Q1 ,Q2 スイッチング素子 SW1 切換スイッチ SW2 始動用スイッチ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無電極放電ランプと、前記無電極放電ラ
    ンプに近接して配置される誘導コイルと、直流電源に接
    続されたスイッチング素子を有し前記スイッチング素子
    がドライブ回路の動作周波数で制御されることにより前
    記誘導コイルに高周波電力を供給する高周波電源回路
    と、前記高周波電源回路を前記動作周波数で駆動制御す
    る前記ドライブ回路と、前記無電極放電ランプに始動用
    の高電圧を印加する始動回路と、前記無電極放電ランプ
    の始動時に前記ドライブ回路の動作周波数を変化させる
    制御手段とを備え、前記制御手段は、前記ドライブ回路
    の動作周波数が変化する周波数範囲を前記始動回路の出
    力周波数よりも高くすることを特徴とする無電極放電灯
    点灯装置。
  2. 【請求項2】 前記誘導コイルと前記高周波電源回路と
    のインピーダンスを整合させるマッチング回路を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の無電極放電灯点灯装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ドライブ回路の動作周波数が変化す
    る周波数範囲は数MHz乃至数百MHzであることを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の無電極放電灯点灯
    装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記無電極放電ランプ
    の点灯後に前記ドライブ回路の動作周波数を略13.5
    6MHzにすることを特徴とする請求項1乃至請求項3
    記載の無電極放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】 前記ドライブ回路は一定の周波数で発振
    する水晶振動子を含んでいることを特徴とする請求項1
    乃至請求項4記載の無電極放電灯点灯装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記無電極放電ランプ
    の点灯後は前記無電極放電ランプの光出力が略一定にな
    るように前記ドライブ回路の動作周波数を可変すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3記載の無電極放電灯
    点灯装置。
  7. 【請求項7】 前記無電極放電ランプの点灯後に前記始
    動回路の動作を停止させる停止手段を有することを特徴
    とする請求項1乃至請求項6記載の無電極放電灯点灯装
    置。
  8. 【請求項8】 前記停止手段は、前記無電極放電ランプ
    の光出力に基づいて前記無電極放電ランプの点灯を検出
    することを特徴とする請求項7記載の無電極放電灯点灯
    装置。
  9. 【請求項9】 前記停止手段は、前記マッチング回路の
    反射電力に基づいて前記無電極放電ランプの点灯を検出
    することを特徴とする請求項7記載の無電極放電灯点灯
    装置。
  10. 【請求項10】 前記始動回路は、前記高周波電源回路
    の動作前に動作することを特徴とする請求項1乃至請求
    項9記載の無電極放電灯点灯装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記高周波電源回路
    の出力電圧と出力電流との位相差に基づいて前記ドライ
    ブ回路の動作周波数を変化させることを特徴とする請求
    項1乃至請求項10記載の無電極放電灯点灯装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記高周波電源回路
    の出力電圧と出力電流との位相差が略零となるように前
    記ドライブ回路の動作周波数を変化させることを特徴と
    する請求項1乃至請求項10記載の無電極放電灯点灯装
    置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は、前記マッチング回路
    が整合するように前記ドライブ回路の動作周波数を変化
    させることを特徴とする請求項2乃至請求項10記載の
    無電極放電灯点灯装置。
  14. 【請求項14】 前記始動回路の出力電圧は略正弦波電
    圧であることを特徴とする請求項1乃至請求項13記載
    の無電極放電灯点灯装置。
  15. 【請求項15】 前記始動回路の出力電圧はパルス電圧
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項13記載の
    無電極放電灯点灯装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006103623A1 (en) * 2005-03-28 2006-10-05 Matsushita Electric Works, Ltd. Electrodeless discharge lamp lighting device and lighting apparatus
KR101276547B1 (ko) * 2006-06-20 2013-06-25 (주)쏘코 무전극 형광 램프 구동을 위한 고주파 발생기

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