JPH10229208A - 化合物半導体の製造方法 - Google Patents
化合物半導体の製造方法Info
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- JPH10229208A JPH10229208A JP9146388A JP14638897A JPH10229208A JP H10229208 A JPH10229208 A JP H10229208A JP 9146388 A JP9146388 A JP 9146388A JP 14638897 A JP14638897 A JP 14638897A JP H10229208 A JPH10229208 A JP H10229208A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/541—CuInSe2 material PV cells
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
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- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な手段で且つ低コストで大面積の化合物
半導体を提供する。 【解決手段】 基板上に形成されたモリブデン膜上に、
セレン化インジウム粉末、セレン粉末、塩化銅粉末及び
バインダーよりなるペーストをスクリーンを用いてプリ
ントすることにより成膜するか、或いは、基板上に順次
形成されたモリブデン膜及び銅膜の上に、セレン化イン
ジウム粉末、セレン粉末及びバインダーよりなるペース
トをスクリーンを用いてプリントすることにより成膜
し、かかる成膜したペーストを乾燥後真空中又は不活性
気体雰囲気中或いは不活性気体中に還元ガスを混合した
気体中において加熱してセレン化することによりCIS
薄膜を形成する。
半導体を提供する。 【解決手段】 基板上に形成されたモリブデン膜上に、
セレン化インジウム粉末、セレン粉末、塩化銅粉末及び
バインダーよりなるペーストをスクリーンを用いてプリ
ントすることにより成膜するか、或いは、基板上に順次
形成されたモリブデン膜及び銅膜の上に、セレン化イン
ジウム粉末、セレン粉末及びバインダーよりなるペース
トをスクリーンを用いてプリントすることにより成膜
し、かかる成膜したペーストを乾燥後真空中又は不活性
気体雰囲気中或いは不活性気体中に還元ガスを混合した
気体中において加熱してセレン化することによりCIS
薄膜を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池として用
いられる化合物半導体の製造方法に関する。
いられる化合物半導体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】セレン化銅インジウム[CuInSe2
(CIS)]薄膜を有する化合物半導体は、太陽電池と
して用いられ、斯界で知られている。太陽電池の製造に
おいては、活性層であるCIS薄膜を形成する工程は、
最も重要な工程である。このCIS薄膜の形成方法とし
ては、三源同時蒸着法、スパッタ法、二段階セレン化法
等の真空系を用いる方法が試みられている。
(CIS)]薄膜を有する化合物半導体は、太陽電池と
して用いられ、斯界で知られている。太陽電池の製造に
おいては、活性層であるCIS薄膜を形成する工程は、
最も重要な工程である。このCIS薄膜の形成方法とし
ては、三源同時蒸着法、スパッタ法、二段階セレン化法
等の真空系を用いる方法が試みられている。
【0003】図1は、従来の三源同時蒸着法により真空
蒸着するための真空蒸着装置の断面図であり、図2は、
従来の二段階セレン化法によりCIS薄膜を形成する工
程図であり、そして、図3は、Cu膜、In膜及びSe
膜の三層よりなる積層体からCIS薄膜を形成する工程
を説明する説明図である。
蒸着するための真空蒸着装置の断面図であり、図2は、
従来の二段階セレン化法によりCIS薄膜を形成する工
程図であり、そして、図3は、Cu膜、In膜及びSe
膜の三層よりなる積層体からCIS薄膜を形成する工程
を説明する説明図である。
【0004】三源同時蒸着法では、図1に示すように、
真空容器10の中に、銅(Cu)蒸発源11、インジウ
ム(In)蒸発源12及びセレン(Se)蒸発源13を
それぞれ備えた蒸着装置を用い、ヒータ14によって3
50〜400℃に加熱した基板1の上にCu、In及び
Seを別々の蒸発源11、12及び13から同時に蒸発
させ、CIS(CuInSe2 )薄膜を形成して化合物
半導体としている。基板1の蒸発源側には、シャッタ1
5が配置されている。そして、Cu及びIn用膜厚モニ
タ16並びにSe用厚膜モニタ17を用いて各元素の蒸
着量を測定し、蒸着源11、12及び13の温度にフィ
ードバックすることによって膜組成の精密制御を行って
いる。
真空容器10の中に、銅(Cu)蒸発源11、インジウ
ム(In)蒸発源12及びセレン(Se)蒸発源13を
それぞれ備えた蒸着装置を用い、ヒータ14によって3
50〜400℃に加熱した基板1の上にCu、In及び
Seを別々の蒸発源11、12及び13から同時に蒸発
させ、CIS(CuInSe2 )薄膜を形成して化合物
半導体としている。基板1の蒸発源側には、シャッタ1
5が配置されている。そして、Cu及びIn用膜厚モニ
タ16並びにSe用厚膜モニタ17を用いて各元素の蒸
着量を測定し、蒸着源11、12及び13の温度にフィ
ードバックすることによって膜組成の精密制御を行って
いる。
【0005】スパッタ法では、CuInSe2 焼結体を
ターゲットとしたスパッタリングで200℃以下の温度
の基板上に非晶質の膜を形成し、これを加熱して結晶化
することにより化合物半導体としている。
ターゲットとしたスパッタリングで200℃以下の温度
の基板上に非晶質の膜を形成し、これを加熱して結晶化
することにより化合物半導体としている。
【0006】二段階セレン化法では、図2の工程図に示
すような工程で行われる。即ち、真空容器中において、
ガラス基板1の上にMo膜2を蒸着した後室温でCu膜
18、In膜19及びSe膜20を順次蒸着して、図3
(a)に示すようなCu膜、In膜及びSe膜の3層よ
りなる積層体を形成し、次に、これを窒素ガス雰囲気中
において、350〜400℃の温度で熱処理し、図3
(b)に示すようなCIS(CuInSe2)薄膜3を
形成して化合物半導体としている。
すような工程で行われる。即ち、真空容器中において、
ガラス基板1の上にMo膜2を蒸着した後室温でCu膜
18、In膜19及びSe膜20を順次蒸着して、図3
(a)に示すようなCu膜、In膜及びSe膜の3層よ
りなる積層体を形成し、次に、これを窒素ガス雰囲気中
において、350〜400℃の温度で熱処理し、図3
(b)に示すようなCIS(CuInSe2)薄膜3を
形成して化合物半導体としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の三源同
時蒸着法、スパッタ法、二段階セレン化法等の真空系を
用いる方法では、(イ) 真空蒸着装置サイズを精度よく大
きくすることが難しいため製品を大面積化することが困
難であること、(ロ)真空蒸着装置が高価であること、(ハ)
蒸着源の積層レートが遅いこと、(ニ) バッチ法で行う
ため連続工程に不向きであること、(ホ) 蒸着源が真空蒸
着装置内部の全てに析出するので、多くの蒸着材料が無
駄になること、(ヘ) 真空蒸着装置内部に析出した蒸着材
料を頻繁にクリーニングする必要があること、(ト) 真空
蒸着装置内では、均一膜厚及び均一組成膜が得られるこ
とを優先するため、そのメンテナンス性が悪いこと、等
の問題があった。
時蒸着法、スパッタ法、二段階セレン化法等の真空系を
用いる方法では、(イ) 真空蒸着装置サイズを精度よく大
きくすることが難しいため製品を大面積化することが困
難であること、(ロ)真空蒸着装置が高価であること、(ハ)
蒸着源の積層レートが遅いこと、(ニ) バッチ法で行う
ため連続工程に不向きであること、(ホ) 蒸着源が真空蒸
着装置内部の全てに析出するので、多くの蒸着材料が無
駄になること、(ヘ) 真空蒸着装置内部に析出した蒸着材
料を頻繁にクリーニングする必要があること、(ト) 真空
蒸着装置内では、均一膜厚及び均一組成膜が得られるこ
とを優先するため、そのメンテナンス性が悪いこと、等
の問題があった。
【0008】本発明は、かかる問題を解決することを目
的としている。即ち、本発明は、簡単な手段で且つ低コ
ストで大面積の化合物半導体を提供することを目的とす
る。
的としている。即ち、本発明は、簡単な手段で且つ低コ
ストで大面積の化合物半導体を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本第1発明は、化合物半
導体の製造において、基板上に形成されたモリブデン膜
上に、セレン化インジウム粉末、セレン粉末、塩化銅粉
末及びバインダーよりなるペーストをスクリーンを用い
てプリントすることにより成膜することを特徴としてい
る。
導体の製造において、基板上に形成されたモリブデン膜
上に、セレン化インジウム粉末、セレン粉末、塩化銅粉
末及びバインダーよりなるペーストをスクリーンを用い
てプリントすることにより成膜することを特徴としてい
る。
【0010】本第2発明は、化合物半導体の製造におい
て、基板上に順次形成されたモリブデン膜及び銅膜の上
に、セレン化インジウム粉末、セレン粉末及びバインダ
ーよりなるペーストをスクリーンを用いてプリントする
ことにより成膜することを特徴としている。
て、基板上に順次形成されたモリブデン膜及び銅膜の上
に、セレン化インジウム粉末、セレン粉末及びバインダ
ーよりなるペーストをスクリーンを用いてプリントする
ことにより成膜することを特徴としている。
【0011】第3発明は、第1又は2発明において、成
膜されたペーストを乾燥後真空中又は不活性気体雰囲気
中或いは不活性気体中に還元ガスを混合した気体中にお
いて加熱してセレン化することによりCIS薄膜を形成
することを特徴としている。
膜されたペーストを乾燥後真空中又は不活性気体雰囲気
中或いは不活性気体中に還元ガスを混合した気体中にお
いて加熱してセレン化することによりCIS薄膜を形成
することを特徴としている。
【0012】第4発明は、第3発明において、加熱する
温度を400〜600℃とすることを特徴としている。
温度を400〜600℃とすることを特徴としている。
【0013】第5発明は、第1、2、3又は4発明にお
いて、CIS薄膜上に硫化カドミウム膜及び酸化亜鉛膜
を順次積層することを特徴としている。
いて、CIS薄膜上に硫化カドミウム膜及び酸化亜鉛膜
を順次積層することを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明において用いられる基板
は、例えば、ソーダライムガラスであるが、本発明の目
的に反しないかぎり、従来太陽電池の製造において用い
られている樹脂、セラミック基板、金属等のいかなる基
板をも用いることができる。
は、例えば、ソーダライムガラスであるが、本発明の目
的に反しないかぎり、従来太陽電池の製造において用い
られている樹脂、セラミック基板、金属等のいかなる基
板をも用いることができる。
【0015】本発明において、ペーストを生成するため
に用いられるバインダーとしては、プロピレングリコー
ル、エチレングリコール等があるが、本発明の目的に反
しない限り、これら以外のものを用いることができる。
に用いられるバインダーとしては、プロピレングリコー
ル、エチレングリコール等があるが、本発明の目的に反
しない限り、これら以外のものを用いることができる。
【0016】本発明において、セレン化するための加熱
温度は、400〜600℃、好ましくは、400〜55
0℃で行われる。
温度は、400〜600℃、好ましくは、400〜55
0℃で行われる。
【0017】本発明によって製造された化合物半導体を
太陽電池とするには、例えば、化合物半導体のCIS薄
膜上に溶液成長法又は真空蒸着法によりN型半導体とし
て硫化カドミウム膜を30〜500nmの膜厚に形成
し、さらに、その上にスパッタ法により透明導電膜とし
て酸化亜鉛膜を0.5〜2.0μmの膜厚に形成する。
しかし、本発明の目的に反しないかぎり、太陽電池の製
造において用いられている公知の硫化カドミウム膜及び
硫化カドミウム膜の形成手段をそれぞれ用いることがで
きる。
太陽電池とするには、例えば、化合物半導体のCIS薄
膜上に溶液成長法又は真空蒸着法によりN型半導体とし
て硫化カドミウム膜を30〜500nmの膜厚に形成
し、さらに、その上にスパッタ法により透明導電膜とし
て酸化亜鉛膜を0.5〜2.0μmの膜厚に形成する。
しかし、本発明の目的に反しないかぎり、太陽電池の製
造において用いられている公知の硫化カドミウム膜及び
硫化カドミウム膜の形成手段をそれぞれ用いることがで
きる。
【0018】
(実施例1)市販されているIn2Se3の粉末(0.0
1mol)、Se粉末(0.1mol)及びCuCl粉
末(0.01mol)をメノウ乳鉢に入れてさらに細か
く粉砕して微粉末にした。この微粉末にバインダーとし
てプロピレングリコール(6ml)を加え、これをスタ
ーラーで30分間攪拌してペーストとした。このペース
トをシルクスクリーンにて作製した版を用いてガラス基
板に予め形成されたMo膜上にプリントすることにより
成膜した。このプリントしたペーストを100℃で10
分間乾燥した後、大気圧又は減圧下の窒素ガス流中にお
いて450℃でセレン化することによりCIS薄膜を形
成した。その後、このCIS薄膜上にCdS膜及びZn
O膜を順次形成し、そして、グリット電極を設けて太陽
電池とした。太陽電池のサンプル3組を作成して、開放
端電圧(Voc)、短絡光電流(Joc)、曲線因子
(FF)及び変換効率(η)をそれぞれ測定した。測定
に当たっては、セル面積を1.0cm2とし、100
(mW/cm2)ソーラーシミュレータを使用して測定
した。測定結果は、次の表1に示される。
1mol)、Se粉末(0.1mol)及びCuCl粉
末(0.01mol)をメノウ乳鉢に入れてさらに細か
く粉砕して微粉末にした。この微粉末にバインダーとし
てプロピレングリコール(6ml)を加え、これをスタ
ーラーで30分間攪拌してペーストとした。このペース
トをシルクスクリーンにて作製した版を用いてガラス基
板に予め形成されたMo膜上にプリントすることにより
成膜した。このプリントしたペーストを100℃で10
分間乾燥した後、大気圧又は減圧下の窒素ガス流中にお
いて450℃でセレン化することによりCIS薄膜を形
成した。その後、このCIS薄膜上にCdS膜及びZn
O膜を順次形成し、そして、グリット電極を設けて太陽
電池とした。太陽電池のサンプル3組を作成して、開放
端電圧(Voc)、短絡光電流(Joc)、曲線因子
(FF)及び変換効率(η)をそれぞれ測定した。測定
に当たっては、セル面積を1.0cm2とし、100
(mW/cm2)ソーラーシミュレータを使用して測定
した。測定結果は、次の表1に示される。
【0019】
【表1】
【0020】(実施例2)市販されているIn2Se3の
粉末(0.01mol)及びSe粉末(0.1mol)
をメノウ乳鉢に入れてさらに細かく粉砕して微粉末にし
た。この微粉末にバインダーとしてプロピレングリコー
ル5mlを加え、これをスターラーで30分間攪拌して
ペーストとした。このペーストをシルクスクリーンにて
作製した版を用いてガラス基板に予め形成された銅膜/
モリブデン膜の上にプリントすることにより成膜した。
このプリントしたペーストを100℃で10分間乾燥し
た後、真空中において500℃でセレン化することによ
りCIS薄膜を形成した。その後、このCIS薄膜上に
CdS膜及びZnO膜を順次形成し、そして、グリット
電極を設けて太陽電池とした。太陽電池のサンプル3組
を作成して、開放端電圧(Voc)、短絡光電流(Jo
c)、曲線因子(FF)及び変換効率(η)をそれぞれ
測定した。測定に当たっては、セル面積を1.0cm2
とし、100(mW/cm2 )ソーラーシミュレータを
使用した。測定結果は、次の表2に示される。
粉末(0.01mol)及びSe粉末(0.1mol)
をメノウ乳鉢に入れてさらに細かく粉砕して微粉末にし
た。この微粉末にバインダーとしてプロピレングリコー
ル5mlを加え、これをスターラーで30分間攪拌して
ペーストとした。このペーストをシルクスクリーンにて
作製した版を用いてガラス基板に予め形成された銅膜/
モリブデン膜の上にプリントすることにより成膜した。
このプリントしたペーストを100℃で10分間乾燥し
た後、真空中において500℃でセレン化することによ
りCIS薄膜を形成した。その後、このCIS薄膜上に
CdS膜及びZnO膜を順次形成し、そして、グリット
電極を設けて太陽電池とした。太陽電池のサンプル3組
を作成して、開放端電圧(Voc)、短絡光電流(Jo
c)、曲線因子(FF)及び変換効率(η)をそれぞれ
測定した。測定に当たっては、セル面積を1.0cm2
とし、100(mW/cm2 )ソーラーシミュレータを
使用した。測定結果は、次の表2に示される。
【0021】
【表2】
【0022】(実施例3)市販されているSeO2粉末
(0.1mol)及びIn2(SO4)3粉末(0.01
mol)をそれぞれ別々のメノウ乳鉢に入れてさらに細
かく粉砕して微粉末にした。そして、SeO2 微粉末に
ヒドラジン(0.01mol)、エタノール(20m
l)及びゼラチン(0.5g)を加えて均一な混合液
(A)とし、In 2(SO4)3 微粉末(0.01g)に
純水(10ml)を加えて均一な混合液(B)とした。
次に、混合液A及びBを均一に混ぜ合わせた液にプロピ
レングリコール(5ml)を加え、これをスターラーで
30分間攪拌してペーストとした。このペーストをシル
クスクリーンにて作製した版を用いてガラス基板に予め
形成された銅膜/モリブデン膜の上にプリントすること
により成膜した。このプリントしたペーストを100℃
で10分間乾燥した後、減圧下の窒素ガス流において4
00℃でセレン化することによりCIS薄膜を形成し
た。その後、このCIS薄膜上にCdS膜及びZnO膜
を順次形成し、そして、グリット電極を設けて太陽電池
とした。太陽電池のサンプル3組を作成して、開放端電
圧(Voc)、短絡光電流(Joc)、曲線因子(F
F)及び変換効率(η)をそれぞれ測定した。測定に当
たっては、セル面積を1.0cm2とし、100(mW
/cm2)ソーラーシミュレータを使用した。測定結果
は、次の表3に示される。
(0.1mol)及びIn2(SO4)3粉末(0.01
mol)をそれぞれ別々のメノウ乳鉢に入れてさらに細
かく粉砕して微粉末にした。そして、SeO2 微粉末に
ヒドラジン(0.01mol)、エタノール(20m
l)及びゼラチン(0.5g)を加えて均一な混合液
(A)とし、In 2(SO4)3 微粉末(0.01g)に
純水(10ml)を加えて均一な混合液(B)とした。
次に、混合液A及びBを均一に混ぜ合わせた液にプロピ
レングリコール(5ml)を加え、これをスターラーで
30分間攪拌してペーストとした。このペーストをシル
クスクリーンにて作製した版を用いてガラス基板に予め
形成された銅膜/モリブデン膜の上にプリントすること
により成膜した。このプリントしたペーストを100℃
で10分間乾燥した後、減圧下の窒素ガス流において4
00℃でセレン化することによりCIS薄膜を形成し
た。その後、このCIS薄膜上にCdS膜及びZnO膜
を順次形成し、そして、グリット電極を設けて太陽電池
とした。太陽電池のサンプル3組を作成して、開放端電
圧(Voc)、短絡光電流(Joc)、曲線因子(F
F)及び変換効率(η)をそれぞれ測定した。測定に当
たっては、セル面積を1.0cm2とし、100(mW
/cm2)ソーラーシミュレータを使用した。測定結果
は、次の表3に示される。
【0023】
【表3】
【0024】(実施例4)市販されているSeO
2(0.1mol)、In2(SO4)3(0.01ml)
及びCuSO4 粉末(0.02mol)を入れてさらに
細かく粉砕して微粉末にした。この微粉末にエタノール
(50ml)を加えて加熱することにより十分に溶けた
混合液とし、この混合液にバインダーとしてプロピレン
グリコール(6ml)を加え、これをスターラーで30
分間攪拌してペーストとした。このペーストをシルクス
クリーンにて作製した版を用いてガラス基板に予め形成
されたモリブデン膜の上にプリントすることにより成膜
した。このプリントしたペーストを100℃で10分間
乾燥した後、減圧下の窒素ガス流中において400℃で
セレン化することによりCIS薄膜を形成した。その
後、このCIS薄膜上にCdS膜及びZnO膜を順次形
成し、そして、グリット電極を設けて太陽電池とした。
太陽電池のサンプル3組を作成して、開放端電圧(Vo
c)、短絡光電流(Joc)、曲線因子(FF)及び変
換効率(η)をそれぞれ測定した。測定に当たっては、
セル面積を1.0cm2 とし、100(mW/cm2 )
ソーラーシミュレータを使用した。測定結果は、次の表
4に示される。
2(0.1mol)、In2(SO4)3(0.01ml)
及びCuSO4 粉末(0.02mol)を入れてさらに
細かく粉砕して微粉末にした。この微粉末にエタノール
(50ml)を加えて加熱することにより十分に溶けた
混合液とし、この混合液にバインダーとしてプロピレン
グリコール(6ml)を加え、これをスターラーで30
分間攪拌してペーストとした。このペーストをシルクス
クリーンにて作製した版を用いてガラス基板に予め形成
されたモリブデン膜の上にプリントすることにより成膜
した。このプリントしたペーストを100℃で10分間
乾燥した後、減圧下の窒素ガス流中において400℃で
セレン化することによりCIS薄膜を形成した。その
後、このCIS薄膜上にCdS膜及びZnO膜を順次形
成し、そして、グリット電極を設けて太陽電池とした。
太陽電池のサンプル3組を作成して、開放端電圧(Vo
c)、短絡光電流(Joc)、曲線因子(FF)及び変
換効率(η)をそれぞれ測定した。測定に当たっては、
セル面積を1.0cm2 とし、100(mW/cm2 )
ソーラーシミュレータを使用した。測定結果は、次の表
4に示される。
【0025】
【表4】
【0026】以上説明したように、本発明の構成によれ
ば、印刷技術として斯界でよく知られているスクリーン
を用いてペーストをプリントすることにより成膜するこ
とによって、化合物半導体の大面積化を可能とするこ
と、成膜時間を短縮できること、連続的に成膜できるこ
と、成膜材料を無駄なく利用できること、メンテナンス
を簡単に行えること、等の利点がある。
ば、印刷技術として斯界でよく知られているスクリーン
を用いてペーストをプリントすることにより成膜するこ
とによって、化合物半導体の大面積化を可能とするこ
と、成膜時間を短縮できること、連続的に成膜できるこ
と、成膜材料を無駄なく利用できること、メンテナンス
を簡単に行えること、等の利点がある。
【0027】
【発明の効果】簡単な手段で且つ低コストで大面積の化
合物半導体を提供することができる。
合物半導体を提供することができる。
【図1】従来の三源同時蒸着法により真空蒸着するため
の真空蒸着装置の断面図である。
の真空蒸着装置の断面図である。
【図2】従来の二段階セレン化法によりCIS薄膜を形
成する工程図である。
成する工程図である。
【図3】Cu膜、In膜及びSe膜の三層よりなる積層
体からCIS薄膜を形成する工程を説明する説明図であ
る。
体からCIS薄膜を形成する工程を説明する説明図であ
る。
1 基板 2 Mo膜 3 CIS薄膜 10 真空容器 11 Cu蒸発源 12 In蒸発源 13 Se蒸発源 18 Cu膜 19 In膜 20 Se膜
フロントページの続き (72)発明者 豊田 和弘 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 (72)発明者 神谷 武志 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 (72)発明者 中川 伸一 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 (72)発明者 中村 真砂美 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 (72)発明者 鈴木 和枝 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内
Claims (5)
- 【請求項1】 基板上に形成されたモリブデン膜上に、
セレン化インジウム粉末、セレン粉末、塩化銅粉末及び
バインダーよりなるペーストをスクリーンを用いてプリ
ントすることにより成膜することを特徴とする化合物半
導体の製造方法。 - 【請求項2】 基板上に順次形成されたモリブデン膜及
び銅膜の上に、セレン化インジウム粉末、セレン粉末及
びバインダーよりなるペーストをスクリーンを用いてプ
リントすることにより成膜することを特徴とする化合物
半導体の製造方法。 - 【請求項3】 成膜されたペーストを乾燥後真空中又は
不活性気体雰囲気中或いは不活性気体中に還元ガスを混
合した気体中において加熱してセレン化することにより
CIS薄膜を形成することを特徴とする請求項1又は2
記載の化合物半導体の製造方法。 - 【請求項4】 加熱する温度を400〜600℃とする
ことを特徴とする請求項3記載の化合物半導体の製造方
法。 - 【請求項5】 CIS薄膜上に硫化カドミウム膜及び酸
化亜鉛膜を順次積層することを特徴とする請求項1、
2、3又は4記載の化合物半導体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9146388A JPH10229208A (ja) | 1996-12-10 | 1997-06-04 | 化合物半導体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32991496 | 1996-12-10 | ||
| JP8-329914 | 1996-12-10 | ||
| JP9146388A JPH10229208A (ja) | 1996-12-10 | 1997-06-04 | 化合物半導体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10229208A true JPH10229208A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=26477254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9146388A Withdrawn JPH10229208A (ja) | 1996-12-10 | 1997-06-04 | 化合物半導体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10229208A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007527121A (ja) * | 2004-03-05 | 2007-09-20 | ソリブロ アーベー | Cigsプロセスのインラインプロセス制御のための方法および装置 |
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-
1997
- 1997-06-04 JP JP9146388A patent/JPH10229208A/ja not_active Withdrawn
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