JPH10229315A - 端子雑音フィルタ - Google Patents

端子雑音フィルタ

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JPH10229315A
JPH10229315A JP9028608A JP2860897A JPH10229315A JP H10229315 A JPH10229315 A JP H10229315A JP 9028608 A JP9028608 A JP 9028608A JP 2860897 A JP2860897 A JP 2860897A JP H10229315 A JPH10229315 A JP H10229315A
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JP
Japan
Prior art keywords
filter
common mode
noise
khz
coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP9028608A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuho Sakamoto
和穂 坂本
Yoshiaki Ishio
嘉朗 石尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9028608A priority Critical patent/JPH10229315A/ja
Publication of JPH10229315A publication Critical patent/JPH10229315A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気機器から漏洩する端子雑音を除去する端
子雑音フィルタに関するもので、コモンモード雑音を有
効に除去する構成とする。 【解決手段】 コモンモードフィルタコイル1に並列に
共振コンデンサ3、4を接続したフィルタ回路と、コモ
ンモードフィルタコイル2に並列に共振コンデンサ5、
6を接続したフィルタ回路とを直列に接続する。そして
各フィルタ回路のコモンモードフィルタコイルのLと共
振コンデンサのCとの相関関係を 【数1】 とし、各フィルタ回路の周波数fを異なる値とすると共
に、fの値を50KHzから500KHzに設定する構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気機器から漏洩す
る端子雑音を除去する端子雑音フィルタに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の端子雑音フィルタを図7に示す。
一般的に端子雑音の種類はノーマルモードとコモンモー
ドに区別され、各々の雑音を除去する手段として前者は
ライン−ライン間のアクロスコンデンサ7、8を用い、
後者はコモンモードフィルタコイル1やアースコンデン
サ9、10を用いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
端子雑音フィルタでは、特にコモンモードの強い端子雑
音が発生する機器においては、除去するための手段とし
てコモンモードフィルタコイル1を大きくする手段がと
られていた。また、除去するためにはかなり大きなもの
が必要となる。これを大きくすると端子雑音フィルタが
大型となりまた重量も大きくなって、コストアップにも
なってしまうという問題を有していた。
【0004】また、アースコンデンサ9、10の容量を
大きくする方法もあるが、機器の接地がなされなかった
場合は、このアースコンデンサ9、10を通じて人体に
電流が流れ、人が機器に触れた際に異常を感じてしまう
という問題があった。
【0005】また、電子・電気機器から放射される電磁
波が問題となり、その量を規制するために国際無線障害
特別委員会(CISPR)で検討されている。そして、
この規制値を満足するにはコモンモードフィルタコイル
やアースコンデンサでは除去するのがむずかしい50KH
zから500KHzの周波数の雑音を低減することが問題と
なっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、コモンモードフィルタコイルに並列に共振
コンデンサを接続する構成としフィルタ回路を構成し、
さらにこのフィルタ回路を多段に直列接続する。そして
各フィルタ回路のコモンモードフィルタコイルのLと共
振コンデンサの容量Cとの相関関係を
【0007】
【数2】
【0008】とし、各フィルタ回路の周波数fを異なる
値に設定するとともに、それぞれ周波数fの値として5
0KHzから500KHzの間を設定した。
【0009】上記発明によれば、コモンモードフィルタ
コイルやアースコンデンサでは除去するのがむずかしい
周波数帯である50KHzから500KHzに対しても有効で
ある。 また、コモンモードフィルタコイルを大きくす
ることもなく実現できる。さらにアースコンデンサの容
量も大きくする必要もない。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、負荷電流に対しては対
になるコイルで誘起される磁束がお互いに打ち消し合い
リアクタンス負荷として影響を及ぼすことはなく、ライ
ン−アース間に発生するコモンモード雑音に対してリア
クタンス負荷として働くコモンモードフィルタコイルの
各コイルに並列に接続された共振コンデンサとよりなる
回路を備え、前記フィルタ回路を多段に直列接続する構
成とした。そして、各フィルタ回路を構成するコモンモ
ードフィルタコイルのインダクタンスLと共振コンデン
サCとの相関関係を
【0011】
【数3】
【0012】とし、それぞれのフィルタ回路の周波数f
を異なる値に設定すると共に各周波数fを50K〜50
0KHzに設定した。
【0013】そしてコモンモードフィルタコイルと共振
コンデンサの並列回路を、除去したい周波数に対しては
共振させることにより、インピーダンスが大きくなって
雑音を阻止する効果を得ることができる。
【0014】従ってコモンモードフィルタコイルやアー
スコンデンサでは除去するのがむずかしい周波数帯であ
る50KHzから500KHzに対して有効に働く。
【0015】さらにコモンモードフィルタコイルを大き
くすることもなく、さらにアースコンデンサの容量を大
きくすることもなく、効果的にコモン雑音を除去でき
る。
【0016】以下、本発明の実施例について図面を用い
て説明する。 (実施例)図1は本発明の一実施例の端子雑音フィルタ
の回路図を示す。AC1、AC2の入力端子11、12
から商用電源が入力され、AC3、AC4の出力端子1
3、14から端子雑音フィルタを通過した電力が機器の
電源負荷へ供給される。
【0017】1および2は、コモンモードフィルタコイ
ルであり、図2にその外観図を示す。各ラインのコイル
巻線が同一の環状形のコアに巻かれており、その働きは
符過電流に対しては対なるコイルで誘起される磁束がお
互いに打ち消し合いリアクタンス負荷として影響を及ぼ
すことはないが、ライン−アース間に発生するコモンモ
ード雑音に関しては誘導性リアクタンスとして働き、雑
音の外部への漏洩を阻止する。
【0018】3、4は共振コンデンサであり、コモンモ
ードフィルタコイル1および2の各ラインの巻線の両端
に並列に接続している。コモンモードフィルタコイル1
には共振コンデンサ3、4が並列接続され、コモンモー
ドフィルタコイル2には共振コンデンサ5、6が並列接
続されている。
【0019】そして、コモンモードフィルタコイル1お
よび2のインダクタンスL1、L2と共振コンデンサ3、
4、5および6の容量C34、C56とする。ただし共振コ
ンデンサ3と4および5と6はそれぞれ同じ容量に実施
例では設定した場合を示す。この時のL1とC34および
2とC56の各合成インピーダンスZ1、Z2はL1
3 4、L2とC56の各々の並列回路となり、
【0020】
【数4】
【0021】
【数5】
【0022】となる。この時、1−(2πf1234
1=0、1−(2πf22562=0、すなわち、
【0023】
【数6】
【0024】となる時、インピーダンスZ1、Z2は無
限大となり、それぞれの周波数f1、f2に対する雑音の
阻止する効果が極めて大きい。したがって阻止したい周
波数に対してL1、L2、C34、C56を決定すれば、大き
なコモンモードフィルタコイルを必要とせずに雑音を効
果的に除去できる。さらにf1とf2を異なる周波数に設
定することにより、Z1とZ2の合成インピーダンスの周
波数特性が広がり、広い帯域に渡り雑音の除去する効果
が得られる。
【0025】図3は、本発明の端子雑音フィルタを使用
したインバータ電源を有する電子レンジの回路図を示
す。商用電源から本発明の端子雑音フィルタを介して、
インバータ電源15に電力を供給する。インバータ電源
15はマイクロ波を発生するマグネトロン23に高圧を
供給する。インバータ電源15の構成は、ダイオードブ
リッジ16により整流して直流変換し、チョーク17や
平滑コンデンサ18により平滑する。そしてコンデンサ
19とトランス20の共振により発振し、その発振状態
を制御回路22の信号に基づいて、パワートランジスタ
21のスイッチングにより制御する。一般にこのような
インバータ電源の動作周波数は、20KHz〜100KHz程
度のものが用いられる。また、インバータ電源の利用機
器は、電子レンジ以外にも空調機器や冷蔵庫などのコン
プレッサー用電源として使用されている。また電磁誘導
加熱を利用した電磁調理器や炊飯器にも使用されてい
る。こういった機器も同種の雑音に対する問題を有して
いる。
【0026】これ以外にインバータ電源を使用していな
い機器においても、このようなコモンモード雑音が発生
する。例えばモータの使用機器などである。
【0027】このインバータ電源15の動作周波数が2
0KHz〜100KHzであるため、チョーク17や平滑コン
デンサ18で平滑してはいるが、入力電流には動作周波
数の脈流が入力電流に重畳される。その波形を図4に示
す。特にインバータ電源の使用機器は端子雑音が発生し
やすい。
【0028】図5は本発明の実施例の端子雑音フィルタ
のインピーダンスの周波数特性を示す。横軸に周波数を
対数目盛で示し、縦軸にインピーダンスを示す。Z1
1で最大となりZ2はf2で最大となっている。そし
て、f1とf2を異なる値にすることにより、Z1とZ2
合成インピーダンスZ12は図5に示すように広い周波数
範囲で高い値となる。その結果、除去する周波数の範囲
が広がる効果が得られる。
【0029】図6は端子雑音のスペクトル図であり、横
軸に周波数で対数目盛、縦軸に端子雑音である雑音電圧
であり、1μVを0dBμVとし、v=20logV(μV)の値
を示している。図中点線で示す値は、CISPRにて雑
音規制値として検討されている値である。したがって、
これより小さくする必要がある。また図5は本発明と従
来との端子雑音フィルタのスペクトルを示す。(a)が
本発明のもので(b)が従来のものを示す。(a)は周
波数f1を60KHz、f2を200KHzに設定した時の特性
である。(a)は(b)に比較して500KHz以下では
小さいが、500KHz以上では返って(a)方が大きく
なっている。しかし、雑音規制値に対して(a)の方が
高い値の周波数帯に対して効果があるため、全体として
雑音規制値を満足している。
【0030】雑音規制値は図6に示すように150KHz
以上であるため、f1やf2を決定する差異、インバータ
電源の動作周波数や雑音を発生する周波数を考慮して最
適値に決定すべきである。雑音規値の150KHzから3
00KHzは、インバータ電源の動作周波数の第3高調波
から第5高調波成分が端子雑音として発生する。インバ
ータ電源の動作周波数は20KHzから100KHzであり、
これの3倍から5倍が高調波雑音となるため、20KHz
の3倍から5倍で60KHzから100KHz、また100KH
zの3倍で300KHzから500KHzとなる。従ってfの
値を幅を少し広げ50KHzから500KHZにすることが有
効である。
【0031】また、インバータ電源を使用していない機
器においても、このようなコモンモード雑音が発生す
る。例えばモータの使用機器やヒータやソレノイドのス
イッチ動作の有する機器などである。これらの機器につ
いても前記の端子雑音フィルタを使用することは有効で
ある。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明の端子雑音フィルタ
によれば、コモンモードフィルタコイルの寸法を大きく
することなく広範囲の周波数帯で端子雑音を低減できる
という効果がある。またコストアップを抑える効果もあ
る。
【0033】また、アースコンデンサの容量を大きくす
る必要もなく、機器が接地されない時の、人が機器に触
れても異常を感じないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の端子雑音フィルタの回路図
【図2】コモンモードフィルタコイルの外観図
【図3】本発明の一実施例の端子雑音フィルタを使用し
たインバータ電源を有する電子レンジの回路図
【図4】同電子レンジのインバータ電源の入力電流波形
【図5】同端子フィルタの周波数に対するインピーダン
ス特性を示すグラフ
【図6】同端子雑音フィルタと従来の端子雑音フィルタ
を比較するための雑音スペクトル図
【図7】従来の端子雑音フィルタの回路図
【符号の説明】
1、2 コモンモードフィルタコイル 3、4、5、6 共振コンデンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷電流に対しては対になるコイルで誘起
    される磁束がお互いに打ち消し合いリアクタンス負荷と
    して影響を及ぼすことはなく、ライン−アース間に発生
    するコモンモード雑音に対してリアクタンス負荷として
    働くコモンモードフィルタコイルと、前記コモンモード
    フィルタコイルの各コイルに並列に接続した共振コンデ
    ンサとよりなるフィルタ回路を備え、前記フィルタ回路
    を多段に直列接続する構成とした端子雑音フィルタ。
  2. 【請求項2】各フィルタ回路を構成するコモンモードフ
    ィルタコイルのインダクタンスLと前記共振コンデンサ
    の容量Cとの相関関係を 【数1】 とし、前記のそれぞれのフィルタ回路の周波数fを異な
    る値に設定するとともに、各fの値を50KHzから50
    0KHzになる構成とした請求項1記載の端子雑音フィル
    タ。
JP9028608A 1997-02-13 1997-02-13 端子雑音フィルタ Pending JPH10229315A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000315929A (ja) * 1999-04-28 2000-11-14 Mitsubishi Electric Corp モータ機構
WO2003100972A1 (en) * 2002-05-27 2003-12-04 Tdk Corporation Complex resonance circuit and filter
JP2012070279A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Canon Inc ノイズフィルタ及び伝送装置

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