JPH10229455A - 通信端末装置及び通信端末装置を利用した緊急通知システム - Google Patents

通信端末装置及び通信端末装置を利用した緊急通知システム

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JPH10229455A
JPH10229455A JP9031988A JP3198897A JPH10229455A JP H10229455 A JPH10229455 A JP H10229455A JP 9031988 A JP9031988 A JP 9031988A JP 3198897 A JP3198897 A JP 3198897A JP H10229455 A JPH10229455 A JP H10229455A
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JP
Japan
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information
instruction
detecting
emergency
host device
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Application number
JP9031988A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Akao
弘 赤尾
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緊急事態等が発生した際にその発生場所や状
況を所定の相手に迅速にかつ正確に通知できる装置およ
びシステムを提供する。 【解決手段】 携帯端末1は、緊急発信用の操作キーを
備える。ユーザが携帯端末1の操作キーを押圧すると、
そのユーザの指示、および位置検出部2が検出する現在
位置がホスト装置6に送られる。ホスト装置6は、地図
データベースを検索して携帯端末1の現在位置の住所ま
たは地名を検出する。また、ホスト装置6は、ユーザの
指示によって指定されている通報先に上記検出した携帯
端末1の現在位置の住所または地名を通知する。ホスト
装置6は、必用に応じて、ユーザの指示に対応するメッ
セージを作成して通報先に送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話等の通信
端末装置に係わり、特に、緊急時の通知に際して利用さ
れる通信端末装置およびその通信端末装置を用いたシス
テムに関わる。
【0002】
【従来の技術】交通事故、火災、犯罪、急病人などが発
生した場合、発見者は、通常、電話を使ってそのことを
警察署または消防署などに通報する。このような通報に
際して利用される電話としては、一般家庭や職場などに
設置されている一般電話や公衆電話に加え、近年では、
携帯電話やPHSを初めとした移動体通信端末装置が急
速に普及してきている。移動体通信端末装置を携帯して
いれば、その通信エリア内であれば、何処にいても即座
に話したい相手と通話することができる。このため、外
出先などで上述のような事態に遭遇した場合に、移動体
通信端末装置を携帯していると、公衆電話等を探す必要
がなく、そのことを即座に通報できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一般に、上
述のような事態が発生した場所の住所を警察署や消防署
などに正確に伝えることは地元の人間であっても容易な
ことではない。まして、外出先で上述のような事態に遭
遇した場合、その発見者はその場所の住所等を伝えるこ
とが非常に困難である。また、交通事故、火災、犯罪、
急病人などに遭遇すると、冷静さを失い、状況などを通
話相手に上手く伝えられないことも考えられる。
【0004】本発明の課題は、緊急事態等が発生した際
にその発生場所や状況を所定の相手に迅速にかつ正確に
通知できる装置およびシステムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の緊急通知システ
ムは、位置を検出する位置検出手段と、指示操作を検出
する指示検出手段と、上記指示検出手段が検出した指示
操作に応じた操作情報および上記位置検出手段が検出し
た位置情報を送出する送出手段とを有する通信端末装置
と、受信した位置情報をその位置情報に対応する住所情
報に変換する住所情報生成手段と、受信した操作情報に
対応する通信先に上記住所情報生成手段によって生成さ
れた住所情報を送出する発信手段とを有するホスト装置
とから構成される。
【0006】上記構成によれば、通信端末装置のユーザ
が入力する指示操作に対応する通信先に通信端末装置の
現在位置の住所情報(住所または地名等)が通知され
る。本発明の緊急通知システムは、上記指示操作に対応
するメッセージを生成するメッセージ生成手段を上記ホ
スト装置に設け、上記発信手段がそのメッセージを音声
または文字コードとして上記通知先に送出するようにし
てもよい。この構成によれば、通信端末装置のユーザが
入力する指示操作に対応する通信先に所望のメッセージ
を通知することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態のシ
ステム構成図である。携帯端末1は、無線通信機能を備
えた電話端末装置であり、携帯電話網またはPHS網を
介して他の端末装置と通信することができる。位置検出
部2は、例えばGPS装置であり、現在の位置を検出す
る。入力制御部3は、ユーザの指示を検出し、その指示
に従って送受信制御部4を起動してネットワーク5を介
して他の端末装置と通信する。緊急通報に係わる指示が
入力されたときには、携帯端末1は、位置検出部2が検
出した位置を表す情報(たとえば、経度・緯度情報)、
及びユーザが緊急通報を要求していることを表す情報
(緊急通報する相手を表す情報を含む)をホスト装置6
に通知する。
【0008】ネットワーク5は、たとえば、携帯電話網
またはPHS網である。ホスト装置6は、サーバマシン
であり、携帯端末1から転送されてくる依頼に従ってデ
ータ処理を実行する。地図データベース7は、位置情報
とその位置情報に対応する住所または地名とを関連づけ
て格納している。メッセージ作成部8は、緊急通報を要
求する情報を受信すると、地図データベース7にアクセ
スして上記要求と同時に受信した位置情報に対応する住
所または地名を表す情報を抽出し、その抽出した住所ま
たは地名を表す情報を格納するメッセージを作成する。
送受信制御部9は、上記要求において指定されている通
信先(消防署または警察署などの特番通報先10、また
は予め決められた連絡先11)に上記メッセージを転送
する。
【0009】上記構成において、携帯端末1のユーザ
が、例えば警察を呼びたい場合には、携帯端末1に設け
られた警察を呼び出すためのボタン等を押圧すると、そ
のときの携帯端末1の位置を表す情報がホスト装置6に
転送される。ホスト装置6は、携帯端末1において警察
を呼び出すためのボタン等が押圧されたことを認識する
と、携帯端末1の現在位置の住所または地名を警察に通
知する。
【0010】図2は、携帯端末1の外観図である。携帯
端末1は、一般的な電話端末と同様に、ユーザに通話相
手先の電話番号等を入力させるためのテンキー21、及
びテンキー21を使って入力された番号等を表示する表
示部22を備える。テンキー21は、「0」〜「9」、
「#」、「*」等のボタンを含む。そして、ユーザが電
話番号を入力した後にスタートキー23を押圧すると通
話が開始される。
【0011】携帯端末1は、さらに警察呼出キー24、
消防呼出キー25、救急呼出キー26、および緊急連絡
先呼出キー27を備えている。これらの操作キー24〜
27は、緊急通報の際にユーザに指示を入力させるため
のボタンである。
【0012】図3は、携帯端末の構成図である。CPU
31は、記憶装置32に格納されているプログラムをメ
モリ(RAM)33にロードして実行する。記憶装置3
2はROM領域およびRAM領域を含み、例えば、半導
体メモリで構成され、プログラムおよびデータ等を格納
している記憶媒体34を有する。記憶媒体34は、携帯
端末1に固定的に設けたものであってもよいし、着脱自
在に装着するものであってもよい。なお、記憶媒体34
は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクであっ
てもよい。また、記憶装置32の記憶媒体34に記録す
るプログラムおよびデータ等は、ネットワーク等を介し
て接続された他の機器から受信して記録する構成にして
もよく、さらに、CPU31が他の機器側に設けられた
記憶装置に格納されているプログラムおよびデータ等を
通信回線などを介して使用するようにしてもよい。
【0013】入力装置35は、図2に示すテンキー2
1、スタートキー23、およびその他の操作キー24〜
27に相当する。ユーザからの指示は、この入力装置3
5を介してCPU31に通知される。表示装置36は、
図2に示す表示部22に相当する。表示装置36は、例
えば液晶ディスプレイを含み、CPU31の指示に従っ
て文字、数字などを表示する。GPS装置37は、人工
衛星から送出される信号を受信して現在の位置を認識す
る。位置情報は、経度・緯度に基づいたデータとして出
力される。音声入出力装置38は、ユーザがマイクロホ
ン40を介して入力した音声等を携帯端末1内で扱える
形式に変換し、また、通話相手から転送されてきた音声
データを再生してスピーカ41から出力する。無線通信
装置39は、変復調機能などを備え、ネットワークを介
して他の端末装置との間にコネクションを確立する。上
記各装置31〜39は、バス42を介して互いに接続さ
れている。
【0014】図4は、携帯端末の基本動作を説明するフ
ローチャートである。このフローチャートに示す各機能
を実現するプログラムは、CPU31が読み取り可能な
プログラムコードの形態で記憶装置32の記憶媒体34
に格納されている。また、図4のフローチャートは、携
帯端末1が入力待ち状態において何らかの入力を検出し
た後の処理を示している。
【0015】ステップS1では、テンキー21を介した
入力があったか否かを調べる。すなわち、「0」〜
「9」、「#」、「*」などのボタンが押圧されたか否
かを調べる。テンキー21を介した入力を検出した場合
には、ステップS2において、入力された番号またはコ
ードを、例えばメモり33に保持して処理を終了する。
したがって、発信時にユーザが電話番号を投入すると、
各番号が入力される毎にステップS1において「Ye
s」と判断されてその番号が順次保持されていく。
【0016】ステップS1においてテンキー21を介し
た入力が検出されなかったときは、ステップS3に進
む。ステップS3では、スタートキー23が押圧された
か否かを調べる。スタートキー23が押圧されたことを
検出した場合には、ステップS4において、保持されて
いる番号およびコードを用いて発信処理を実行する。す
なわち、ユーザが通話したい相手の電話番号を投入した
後にスタートキー23を押圧すると、その電話番号が割
り当てられている端末に対する発信処理が実行される。
なお、発信処理は、既存の技術なので、ここではその説
明を省略する。
【0017】ステップS3においてスタートキー23の
押圧が検出されなかったときは、ステップS5に進む。
ステップS5では、操作キーが押圧されたか否かを調べ
る。操作キーとは、図2に示す警察呼出キー24、消防
呼出キー25、救急呼出キー26、または緊急連絡先呼
出キー27である。従って、これらの操作キーの中のい
ずれかのキーが押圧されたことを検出した場合には、ス
テップS6において、緊急発信処理が実行される。緊急
発信処理については、後述詳しく説明する。
【0018】ステップS5において操作キーの押圧が検
出されなかったときは、当該携帯端末1のユーザからの
入力はなかったものと見なし、ステップS7に進む。ス
テップS7では、ネットワークからの着信があったか否
かを調べる。着信があった場合には、ステップS8にお
いて着信処理を実行し、着信がなかった場合には他の処
理を実行する。なお、着信処理は、既存の技術なので、
ここではその説明を省略する。
【0019】図5は、図4のステップS6として実行さ
れる緊急発信処理の詳細フローチャートである。すなわ
ち、図5に示すフローチャートは、携帯端末1のユーザ
が警察呼出キー24、消防呼出キー25、救急呼出キー
26、または緊急連絡先呼出キー27の中のいずれか1
つを押圧したときに実行される。
【0020】ステップS11では、図1に示したホスト
装置6との間にコネクションを確立する。すなわち、携
帯端末1は、ホスト装置6の電話番号を記憶(予め登録
してある)しており、そのホスト装置6の電話番号を着
信先の端末を表す識別番号としてネットワーク5に接続
要求を発行する。そして、ネットワーク5がこの接続要
求に基づいて、携帯端末1とホスト端末6とを接続する
コネクションを確立する。
【0021】ステップS12では、GPS装置37の出
力(GPS出力)を検出して保持する。ここで保持され
るGPS出力は、携帯端末1の現在位置、すなわち携帯
端末1のユーザの現在位置を表す位置情報である。ステ
ップS13では、押圧された操作キーを判別する。すな
わち、携帯端末1のユーザが警察呼出キー24、消防呼
出キー25、救急呼出キー26、または緊急連絡先呼出
キー27の中のどのボタンを押圧したのかを検出する。
【0022】ステップS14では、押圧された操作キー
に対応する緊急発信コードを緊急発信コード格納テーブ
ルから読み出して保持する。携帯端末1は、図6(a) に
示す緊急発信コード格納テーブルを有している。緊急発
信コード格納テーブルには、操作キーと緊急発信コード
とが互いに対応づけられて格納されている。したがっ
て、たとえば、ユーザが警察呼出キー24を押圧する
と、ステップS14において、図6(a) に示す緊急発信
コード格納テーブルから緊急発信コードとして「00
1」が抽出されてこの緊急発信コードが保持される。
【0023】なお、例えば、緊急連絡先キー27を所定
間隔以内に2回連続して押圧した場合に緊急発信コード
として「102」が出力されるような構成としてもよ
い。このような構成とすれば、1つの緊急連絡先キー2
7を用いて複数の連絡先を設定しておくことができる。
【0024】ステップS15では、ホスト装置6に送る
パケットを作成する。このパケットは、図6(b) に示す
ように、ヘッダ部とデータ部とから構成される。ヘッダ
部には、少なくとも、送信元アドレスおよび着信先アド
レスが格納される。送信元アドレスとしては当該携帯端
末1に割り当てられているアドレスが設定され、着信先
アドレスとしてはホスト装置6に割り当てられているア
ドレスが設定される。データ部には、少なくとも、ステ
ップS12で検出したGPS出力、ステップS14で検
出した緊急発信コード、当該携帯端末1の端末ID、お
よびホスト装置6において所定のプログラムを起動する
ためのコマンドが格納される。ここで格納されるコマン
ドは、ホスト装置6において「緊急発信」に対応するプ
ログラムを起動するものである。
【0025】ステップS16では、ステップS11で確
立したコネクションを介してステップS15において作
成したパケットを送出する。このことにより、ステップ
S15において作成したパケットがホスト装置6に転送
される。
【0026】このように、携帯端末1のユーザが、警察
呼出キー24、消防呼出キー25、救急呼出キー26、
または緊急連絡先呼出キー27の中のいずれか1つを押
圧すると、携帯端末1とホスト装置6との間にコネクシ
ョンが確立され、携帯端末1(携帯端末1のユーザ)の
現在位置を表す位置情報としてのGPS出力データ、お
よびユーザが要求する緊急発信の種別を表す緊急発信コ
ードがそのコネクションを介してホスト装置6に転送さ
れる。以下に、これらの情報を受信して処理するホスト
装置6について説明する。
【0027】図7は、ホスト装置6の構成図である。記
憶装置51は、半導体メモリ、磁気的記録媒体、あるい
は光学的記録媒体で構成され、プログラムおよびデータ
等を格納している。記憶装置51は、ホスト装置6に固
定的に設けたものであってもよいし、着脱自在に装着す
るものであってもよい。
【0028】記録媒体ドライバ52は、可搬性記録媒体
(半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気デ
ィスク等を含む)53に格納されているデータを読み出
したり、あるいは可搬性記録媒体53にデータを書き込
む装置である。通信制御部54は、ネットワークとの間
でのデータの授受を制御するユニットである。携帯端末
1との間のパケットの送受信もここで制御される。
【0029】CPU55は、記憶装置51または可搬性
記録媒体53からプログラム等をメモリ56にロードし
て実行する。なお、記憶装置51に格納されるプログラ
ムおよびデータ等は、可搬性記録媒体53に格納されて
いたものを書き込んだものであってもよく、また、通信
回線などを介してネットワーク上の他の機器から受信し
て記録する構成にしてもよい。さらに、CPU55は、
ネットワーク上に設けられた他の記憶装置に格納されて
いるプログラムおよびデータ等を通信回線などを介して
使用するようにしてもよい。
【0030】図8は、ホスト装置6に構築される緊急発
信処理用データベースの構成を示す図である。このデー
タベースは、記憶装置51に構築される。緊急発信処理
用データベースは、共通部および個別部から構成され
る。共通部は、地図データベース、送信先記憶部、送信
メッセージ記憶部、および共通メッセージ記憶部から構
成されており、本実施形態の緊急発信サービスに加入し
ているすべての携帯端末からの緊急発信要求に際して参
照される。一方、個別部は、各携帯端末ごとに個別に登
録された情報を格納する。各携帯端末ごとの登録情報
は、送信先記憶部、送信メッセージ記憶部、および個人
情報記憶部から構成されており、各携帯端末の端末ID
をキーアドレスとして格納されている。
【0031】図9は、地図データベースの構成図であ
る。地図データベースは、GPS出力データをキーアド
レスとしてそのGPS出力データに対応する住所を格納
している。なお、地図データベースは、必ずしも「住
所」を格納する必用はなく、地名や公共施設等の名称で
あってもよい。すなわち、「住所」の代わりに、例え
ば、「△△公園」や「××小学校」のような地名や名称
を格納してもよい。したがって、携帯端末1で検出され
たGPS出力データをキーアドレスとして地図データベ
ースを検索すれば、携帯端末1が位置する場所の住所ま
たは地名などが得られる。なお、地図データベースは、
住所または地名などを音声または文字コードとして格納
する。
【0032】図10(a) は、緊急発信処理用データベー
スの共通部の送信先記憶部の構成を示す図である。共通
部の送信先記憶部は、緊急発信コード毎に1レコードを
割り当てている。各レコードには、緊急発信コードに対
応する通報先としての登録電話番号、および送信メッセ
ージ格納アドレスが格納される。共通部は、すべての携
帯端末からの緊急発信要求に際して参照される領域なの
で、ここでは、警察、消防、および救急などに対応する
緊急発信に関する情報が設定されている。登録電話番号
は、実際の電話番号であり、警察であれば「110」、
消防または救急であれば「119」が設定されている。
また、送信メッセージ格納アドレスは、各緊急発信コー
ドに対応するメッセージが格納された送信メッセージ記
憶部上のアドレスを示す。
【0033】図10(b) は、送信メッセージ記憶部の構
成を示す図である。送信メッセージ記憶部は、各緊急発
信コードに対応するメッセージを格納する。これらのメ
ッセージは、音声として、あるいは、文字コードとして
格納される。また、共通メッセージ記憶部は、図10
(c) に示すように、例えば、「携帯電話から通報してい
ます」というメッセージを音声または文字コードとして
格納している。
【0034】図11(a) は、個別部の送信先記憶部の構
成を示す図である。個別部の送信先記憶部には、緊急発
信コード毎にそのコードに対応する通報先としての登録
電話番号が格納されている。個別部の送信先記憶部に登
録される登録電話番号は、各携帯端末のユーザが指定す
る連絡先の電話番号である。また、共通部の送信メッセ
ージ記憶部は、図11(b) に示すように、例えば、「す
ずきたろうさんが緊急事態です」というメッセージを音
声または文字コードとして格納している。
【0035】図11(c) は、個人情報記憶部の構成を示
す図である。個人情報記憶部は、各携帯端末のユーザの
個人情報をメッセージとして格納する。各メッセージ
は、音声または文字コードとして格納される。そして、
個人情報記憶部は、緊急発信コードごとに使用するメッ
セージを定義する。
【0036】次に、ホスト装置6が緊急発信コードとし
て「002:消防」及び「101:緊急連絡」を受信し
たときの上記データベースの検索方法を説明する。ホス
ト装置6が緊急発信コードとして「002:消防」を受
信すると、まず、図10(a) に示す送信先記憶部から登
録電話番号として「119」を抽出するとともに、送信
メッセージ格納アドレスとして「AAAAaaab」を
取り出す。また、図10(c) に示す共通メッセージ記憶
部から「携帯電話から通報しています」というメッセー
ジを取り出す。さらに、上記抽出した送信メッセージ格
納アドレスを用いて、図10(b) に示す送信メッセージ
記憶部から「火事です」というメッセージを取り出す。
そして、図11(c) に示す個人情報記憶部にアクセス
し、使用すべきメッセージを取り出す。すなわち、「通
報者は鈴木太郎です」および「携帯電話の番号は×××
×××です」というメッセージを抽出する。上記メッセ
ージと、図9の地図データベースから抽出した住所また
は地名等とを組み合わせると、図12(b) に示すメッセ
ージが生成される。
【0037】一方、ホスト装置6が緊急発信コードとし
て「101:緊急連絡」を受信すると、まず、図10
(c) に示す共通メッセージ記憶部から「携帯電話から通
報しています」というメッセージを取り出す。また、図
11(b) に示す送信メッセージ記憶部から「鈴木たろう
さんが緊急事態です」というメッセージを取り出す。さ
らに、図11(c) に示す個人情報記憶部にアクセスし、
使用すべきメッセージを取り出す。そして、これらのメ
ッセージと、図9の地図データベースから抽出した住所
または地名等とを組み合わせると、図12(d) に示すメ
ッセージが生成される。
【0038】図13〜図14は、ホスト装置6の処理を
説明するフローチャートである。ここでは、ホスト装置
6が携帯端末1から送出されたパケット(図5のフロー
チャートの処理によって作成されたパケット)を受信し
たときの動作を説明する。また、必用に応じて、図8〜
図12を参照する。
【0039】ステップS21でパケットを受信すると、
ステップS22でそのパケットに設定されている端末I
Dを調べることによってそのパケットを送出した端末を
認識する。ステップS23では、受信したパケットに格
納されているコマンドを解釈して実行することにより、
所定のプログラムを起動する。ステップS24では、起
動されたプログラムが緊急発信処理に係わるか否か判断
する。緊急発信処理であればステップS25以降の処理
を実行し、緊急発信処理以外のプログラムであれば、ス
テップS41においてそのプログラムの処理を実行す
る。
【0040】ステップS25では、受信したパケットに
格納されているGPS出力データを用いて図9に示す地
図データベースを検索し、携帯端末1の現在位置の住所
または地名など(住所情報)を読み出す。この住所また
は地名などは、例えば、音声メッセージである。
【0041】ステップS26では、緊急発信コードおよ
び端末IDを用いて送信先記憶部おを検索し、通報先と
しての登録電話番号を読み出す。すなわち、上述の例で
は、緊急発信コードが「001」〜「003」であれ
ば、図10(a) に示す共通部の送信先記憶部を検索し、
警察署または消防署の電話番号を読み出す。一方、緊急
発信コードが「101」〜「102」であれば、まず、
図8に示すように、受信した端末IDに対応する領域に
アクセスし、その領域内に格納されている送信先記憶部
(図11(a) 参照)を検索し、緊急発信コードに対応す
る連絡先の電話番号を読み出す。
【0042】ステップS27では、ステップS26で読
み出した電話番号によって指定される着信先との間にコ
ネクションを確立する。たとえば、「110」が読み出
された場合には、ホスト装置6と警察署との間にコネク
ションが確立される。
【0043】ステップS28では、緊急発信コードおよ
び端末IDを用いて送信メッセージ記憶部を検索し、送
信メッセージを読み出す。すなわち、緊急発信コードが
「001」〜「003」であれば、図10(b) に示す共
通部の送信メッセージ記憶部を検索して緊急発信コード
に対応するメッセージを読み出す。一方、緊急発信コー
ドが「101」〜「102」であれば、受信した端末I
Dに対応する領域にアクセスし、その領域内の送信先記
憶部(図11(b) )を検索してそこからメッセージを読
み出す。
【0044】ステップS29では、緊急発信コードおよ
び端末IDを用いて個人情報記憶部を検索して個人情報
を読み出す。即ち、受信した端末IDに対応する領域内
に格納されている個人情報記憶部(図11(c) )にアク
セスし、さらにその個人情報記憶部において、受信した
緊急発信コードに対応するメッセージを読み出す。
【0045】ステップS30では、ステップS25で読
み出した住所情報、ステップS28で読み出した送信メ
ッセージ、およびステップS29で読み出した個人情報
に加え、さらに図10(c) に示す共通メッセージ記憶部
から読み出したメッセージを含む送信メッセージを作成
する。この送信メッセージは、たとえば、音声メッセー
ジである。そして、ステップS31において、ステップ
S27で確立したコネクションを介して、ステップS2
6で読み出された電話番号によって指定される着信先に
対して上記送信メッセージを送出する。
【0046】ステップS32では、ステップS31によ
る送信処理が正常に実行されたか否かを調べ、正常に実
行された場合には、ステップS33において、所定の通
報先(連絡先)にメッセージが通報されたことを緊急通
報を要求してきた携帯端末に通知する。一方、ステップ
S31による送信処理が正常に実行されなかった場合に
は、ステップS33においてその旨を緊急通報を要求し
てきた携帯端末に通知する。
【0047】上記処理により、携帯端末1のユーザが指
示した通報先(連絡先)に12に示すような音声メッセ
ージが送られる。なお、上記メッセージを文字コードと
して転送し、転送先でそれらの文字コードが表示される
ような構成としてもよい。
【0048】上記実施形態において、ホスト装置6によ
って実行される処理プログラム、すなわち図13および
図14に示すフローチャートで示す各機能を実現するプ
ログラム、およびネットワークを介して転送されてくる
情報を解釈して処理するプログラム等は、CPU55が
読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶装置51
あるいは可搬性記録媒体53に格納されている。あるい
は、ネットワークを介して接続される他の装置に格納さ
れているものを利用する。
【0049】上記実施形態では、携帯端末側には、ユー
ザによって押圧された緊急発信用の操作キーを識別する
情報(緊急発信コード)をホスト装置6に通知する機能
のみを持たせ、各種データベース(図8に示す緊急発信
処理用データベース)をホスト装置6に設けているが、
上記データベースの一部または全部を携帯端末に移して
もよい。
【0050】第1の変形例としては、地図データベース
をホスト装置6に残し、他の情報を各携帯端末に格納す
る方式が考えられる。この第1の変形例では、ユーザが
警察呼出キー24、消防呼出キー25、救急呼出キー2
6、または緊急連絡先呼出キー27の中の1つを押圧す
ると、まず、携帯端末1からホスト装置6にGPS出力
データを転送して地図データベースの検索を依頼し、そ
の検索結果として携帯端末1の現在位置の住所情報を受
け取る。続いて、携帯端末1は、押圧された操作キーに
対応する通報先との間にコネクションを確立する。そし
て、図12に示す送信メッセージを作成してそのメッセ
ージを上記確立したコネクションを介して送出する。
【0051】第1の変形例の構成では、緊急発信用の操
作キーが押圧された携帯端末と通報先との間に直接コネ
クションが確立されるので、予め格納されているメッセ
ージを通報先に送った後に、通報者は通報先と会話がで
きる。また、一般的に、地図データベースは大規模であ
るので、この地図データベースをホスト装置に持たせる
ことにより、上述のようなメリットを得ながら、携帯端
末を小型に保つことができる。
【0052】第2の変形例としては、図8に示す緊急発
信処理用データベースをすべて携帯端末側に持たせる方
式が考えられる。第2の変形例では、基本的に図13〜
図14に示す処理をすべて携帯端末側で実行する。した
がって、各携帯端末は、ホスト装置6にアクセスするこ
となく、通報先との間に直接コネクションを確立でき
る。したがって、より短い時間で緊急事態を所望の通報
先に通報できる。また、この構成においては、ホスト装
置が不要である。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、位置検出装置の出力と
その出力に対応する住所または地名を格納するデータベ
ースを設けたので、現在位置の正確な住所または地名を
携帯端末から発信できる。
【0054】現在位置の住所や地名と共に緊急事態の状
況やユーザの個人情報を簡単な操作で所望の通報先・連
絡先に正確に且つ迅速に知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のシステム構成図である。
【図2】携帯端末の外観図である。
【図3】携帯端末の構成図である。
【図4】携帯端末の基本動作を説明するフローチャート
である。
【図5】緊急発信処理の詳細フローチャートである。
【図6】(a) は、緊急発信コード格納テーブルの構成図
であり、(b) は、携帯端末から送出されるパケットの構
造を示す図である。
【図7】ホスト装置の構成図である。
【図8】ホスト装置に構築される緊急発信処理用データ
ベースの構成図である。
【図9】地図データベースの構成図である。
【図10】緊急発信処理用データベースの共通部の構成
図である。
【図11】緊急発信処理用データベースの個別部の構成
図である。
【図12】作成されるメッセージの例である。
【図13】ホスト装置の処理を説明するフローチャート
(その1)である。
【図14】ホスト装置の処理を説明するフローチャート
(その2)である。
【符号の説明】
1 携帯端末 2 位置検出部 3 入力制御部 4 送受信制御部 5 ネットワーク 6 ホスト装置 7 地図データベース 8 メッセージ作成部 9 送受信制御部 24 警察呼出キー 25 消防呼出キー 26 救急呼出キー 27 緊急連絡キー 31 CPU 32 記憶装置 33 メモリ 35 入力装置 37 GPS装置 39 無線送信装置 51 記憶装置 52 記録媒体ドライバ 53 可搬性記録媒体 54 通信制御部 55 CPU 56 メモリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信端末装置から位置情報および操作情
    報を受信し、その受信した位置情報をその位置情報に対
    応する住所情報に変換すると共にその操作情報に対応す
    る通信先に上記生成した住所情報を送出するホスト装置
    が設けられた緊急通知システムにおいて使用される通信
    端末装置であって、 位置を検出する位置検出手段と、 指示操作を検出する指示検出手段と、 上記指示検出手段が検出した指示操作に応じた操作情報
    および上記位置検出手段が検出した位置情報を上記ホス
    ト装置に送出する送出手段と、 を有する通信端末装置。
  2. 【請求項2】 位置を検出する位置検出手段と、 指示操作を検出する指示検出手段と、 上記位置検出手段が検出した位置情報をその位置情報に
    対応する住所情報に変換する住所情報生成手段と、 上記指示検出手段が検出した指示操作に対応する通信先
    に上記住所情報生成手段によって生成された住所情報を
    送出する発信手段と、 を有する通信端末装置。
  3. 【請求項3】 位置を検出する位置検出手段と、 指示操作を検出する指示検出手段と、 上記指示検出手段が検出した指示操作に応じた操作情報
    および上記位置検出手段が検出した位置情報を送出する
    送出手段と、 を有する通信端末装置と、 受信した位置情報をその位置情報に対応する住所情報に
    変換する住所情報生成手段と、 受信した操作情報に対応する通信先に上記住所情報生成
    手段によって生成された住所情報を送出する発信手段
    と、 を有するホスト装置と、 を含む緊急通知システム。
  4. 【請求項4】 上記ホスト装置は、上記指示操作に対応
    するメッセージを生成するメッセージ生成手段をさらに
    有し、 上記発信手段は、そのメッセージを音声または文字コー
    ドとして上記通知先に送出する請求項3に記載の緊急通
    知システム。
  5. 【請求項5】 上記ホスト装置は、 当該緊急通知システムに加入する通信端末装置ごとに個
    人情報を登録する登録手段と、 上記位置情報および操作情報を送出した通信端末装置に
    対応する個人情報を上記登録手段から読み出す読出手段
    と、をさらに有し、 上記発信手段は、その個人情報を音声または文字コード
    として上記通知先に送出する請求項3に記載の緊急通知
    システム。
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