JPH10229556A - テレビカメラ付きドアホン子器 - Google Patents

テレビカメラ付きドアホン子器

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JPH10229556A
JPH10229556A JP9031529A JP3152997A JPH10229556A JP H10229556 A JPH10229556 A JP H10229556A JP 9031529 A JP9031529 A JP 9031529A JP 3152997 A JP3152997 A JP 3152997A JP H10229556 A JPH10229556 A JP H10229556A
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filter
camera unit
camera
rib
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Yuji Misaki
裕司 三▲崎▼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラ部のレンズに反射光が入射しにくいテ
レビカメラ付きドアホン子器を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 カメラ5部と、カメラ部5に隣接して配
置されている前方照射用の光源6と、カメラ部5と光源
6が取り付けられたボディ1と、ボディ1に取り付ける
ことでボディ1と共に本体を構成し、カメラ部5及び光
源6の前面と対向する開口部3が設けられたカバー2
と、開口部3に取り付けられたフィルタ4と、少なくと
もカメラ部5と光源6との間に設けられたリブ20aと
を有するテレビカメラ付きドアホン子器において、Lが
リブ20aの厚さ、tがフィルタ4の厚さ、αがカメラ
部5のレンズ画角を表すとき、リブ20aの厚さLが、 L>2t・tan(α/2) を満たす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋内に設けられた
ドアホン親器との通話や、訪問者の撮影及びドアホン親
器への映像信号の送信が可能な、住宅の門柱や玄関の壁
面などに取り付けられるテレビカメラ付きドアホン子器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特公平7−114491号公報には、訪
問者を撮影するカメラ部と、暗所での撮影でも十分な映
像を得るための赤外線光源とを有し、且つ撮像範囲をよ
り広角化するため前記カメラ部及び赤外線光源が可動式
であるテレビカメラ付きドアホン子器が示されている。
図13は特公平7−114491号公報のテレビカメラ
付きドアホン子器を正面から見た透視図、図14は図1
3におけるD−D′線での断面を上方から見た図であ
る。尚、図14中斜線部は、該テレビカメラ付きドアホ
ン子器を設置した壁面を示している。
【0003】テレビカメラ付きドアホン子器の本体は、
ボディ1とボディ1の前面に取り付けられるカバー2か
らなる。カバー2の中心より上方では略長方形状の開口
部3が形成されており、該開口部3にはフィルタ4が取
り付けられている。図13にはフィルタ4を図示してお
らず、その部分には開口部3から見える本体内部を示し
ている。
【0004】訪問者を撮影するためのカメラ部5は、レ
ンズ5aや、CCD素子などの固体撮像素子、光学撮像
部などにより構成されている。カメラ部5が固着されて
いるプリント板30はボディ1に取り付けられており、
ボディ1に対して上下方向に移動できるようになってい
る。カメラ部5は開口部3に対向するよう位置し、フィ
ルタ4越しに訪問者を撮影する。
【0005】また、カメラ部5の左右両脇には、フィル
タ4越しに前方を照射するための赤外発光素子からなる
光源6が、各々2列ずつプリント板31に配置されてい
る。光源6の設けられたプリント板31は、カメラ部5
の設けられたプリント板30に連動するよう取り付けら
れている。
【0006】カメラ部5が可動式であることから、レン
ズ5aとフィルタ4との間には隙間のある構成となる。
この隙間のため、光源6から照射された光はフィルタ4
で反射してレンズ5aに入射する。レンズ5aに入射し
た光は映像に悪い影響を与えるので、これを遮るために
枠状のリブ20が設けられている。リブ20は、カメラ
部5とその両側の光源6との間にそれぞれ設けられてお
り、カバー2に一体となっている。リブ20の前面は、
パッキン21を介してフィルタ4に接している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】フィルタ4で反射する
光には、本体内部とフィルタ4との境界となる本体内部
側の面で反射する光と、本体の外部とフィルタ4との境
界となる外部側の面で反射する光とがある。従来のテレ
ビカメラ付きドアホン子器に設けられたリブ20では、
フィルタ4の本体内部側の面で反射した光は遮断できる
が、外部側の面で反射した光は遮断できないことがあっ
た。
【0008】また、このようなフィルタ4の外部側の面
での反射光と、本体内側の表面や本体内部に設けられて
いる部材の表面での反射光は、フィルタ4の本体内部側
の面での反射光に比べてその強度は弱いものであるが、
カメラ部5の性能向上及び光源6の高出力化に伴って映
像に影響を与えるようになった。
【0009】さらに、本体の小型化により、上述した本
体内側の表面や部材の表面での反射光の進む距離が短く
なったことから、反射光はほとんど減衰せずにレンズ5
aに入射するようになった。また、レンズ5aの撮像範
囲の広角化により、レンズ5aに入射し得る反射光の量
も増えた。
【0010】本発明は、これらの点に鑑みてなされたも
のであって、本体内側の表面での反射光がレンズに入射
しにくいテレビカメラ付きドアホン子器を提供すること
を目的とする。また、本発明の他の目的は、カメラ部の
レンズに入射し得る全ての反射光が遮断できる条件を満
たしたリブを有するテレビカメラ付きドアホン子器を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の、請求項1のテレビカメラ付きドアホン子器は、カメ
ラ部と、前記カメラ部に隣接して配置されている前方照
射用の光源と、前記カメラ部と前記光源が取り付けられ
たボディと、前記ボディに取り付けることで前記ボディ
と共に本体を構成し、前記カメラ部及び前記光源の前面
と対向する開口部が設けられたカバーと、前記開口部に
取り付けられたフィルタと、を有するテレビカメラ付き
ドアホン子器において、前記本体の内側の表面に光の反
射率を下げる手段を設けたものである。
【0012】従って、本体内側の表面における上記光の
反射率を下げる手段が設けられた箇所で反射した光は、
拡散するなどしてその強度が弱くなり、カメラ部のレン
ズに入射する前に減衰する。
【0013】請求項2のテレビカメラ付きドアホン子器
は、カメラ部と、前記カメラ部に隣接して配置されてい
る前方照射用の光源と、前記カメラ部と前記光源が取り
付けられたボディと、前記ボディに取り付けることで前
記ボディと共に本体を構成し、前記カメラ部及び前記光
源の前面と対向する開口部が設けられたカバーと、前記
開口部に取り付けられたフィルタと、を有するテレビカ
メラ付きドアホン子器において、前記ボディにおける前
記カメラ部及び前記光源の背面に位置する部分と、前記
カバーにおける前記開口部付近及び前記フィルタとが互
いに平行にならないよう構成されたものである。
【0014】従って、例えばボディにおけるカメラ部及
び光源の背面に位置する部分が、カバーにおける開口部
付近及びフィルタに対して平行でないならば、光源から
照射した光はまずフィルタで反射し、次にボディにおけ
るカメラ部及び光源の背面部分で反射するが、この反射
光はフィルタ方向には進まない。故に、再びフィルタで
反射してレンズに入射するということがない。
【0015】請求項3のテレビカメラ付きドアホン子器
は、カメラ部と、前記カメラ部に隣接して配置されてい
る前方照射用の光源と、前記カメラ部と前記光源が取り
付けられたボディと、前記ボディに取り付けることで前
記ボディと共に本体を構成し、前記カメラ部及び前記光
源の前面と対向する開口部が設けられたカバーと、前記
開口部に取り付けられたフィルタと、少なくとも前記カ
メラ部と前記光源との間に設けられたリブとを有するテ
レビカメラ付きドアホン子器において、Lが前記リブの
厚さ、tが前記フィルタの厚さ、αが前記カメラ部のレ
ンズ画角を表すとき、前記リブの厚さLが、 L>2t・tan(α/2) を満たすものである。
【0016】上記の構成より、フィルタの本体内部側の
面で反射した強い反射光だけでなく、フィルタの外部側
の面で反射した弱い反射光も上記リブによって遮ること
ができる。
【0017】請求項4のテレビカメラ付きドアホン子器
は、請求項3に記載のテレビカメラ付きドアホン子器に
おいて、前記リブは一端が前記フィルタ内に入り込んだ
ものである。これによって、リブの厚さを薄く構成する
ことができ、且つフィルタの外部側の面で反射した弱い
光も遮断することができる。
【0018】請求項5のテレビカメラ付きドアホン子器
は、カメラ部と、前記カメラ部に隣接して配置されてい
る前方照射用の光源と、前記カメラ部と前記光源が取り
付けられたボディと、前記ボディに取り付けることで前
記ボディと共に本体を構成し、前記カメラ部及び前記光
源の前面と対向する開口部が設けられたカバーと、前記
開口部に取り付けられたフィルタと、少なくとも前記カ
メラ部と前記光源との間に設けられたリブとを有するテ
レビカメラ付きドアホン子器において、前記フィルタ
は、前記カメラ部に対向する部分の厚さと前記光源に対
向する部分の厚さが異なり、前記フィルタの厚さが変化
する部分に前記リブが接するものである。
【0019】上記の構成より、フィルタの外部側の面で
反射した光は、上記フィルタの厚さが変化する部分に集
中する。その集中した光はリブによって遮られ、レンズ
に入射することはない。
【0020】
【本発明の実施の形態】以下、本発明にかかる実施形態
を、図面を参照しながら説明する。まず、第1実施形態
におけるテレビカメラ付きドアホン子器の主な構成につ
いて述べる。図1は、第1実施形態のテレビカメラ付き
ドアホン子器を一部透視した正面概略図である。また、
図2は図1におけるA−A′線での断面を側方から見た
概略図である。
【0021】該テレビカメラ付きドアホン子器の本体
は、ボディ1とボディ1に取り付けられるカバー2とか
らなる。カバー2の中心より上方には略長方形状の開口
部3が設けられており、該開口部3にはフィルタ4が取
り付けられている。図1ではフィルタ4を図示せず、開
口部3から見える本体内部を示している。
【0022】本体内部には、レンズ5a、CCD素子な
どの固体撮像素子、及び光学撮像部などにより構成され
たカメラ部5と、赤外発光素子からなる光源6がフィル
タ4に対向するように配置されており、フィルタ4越し
に訪問者の撮影及び前方の照射を行う。これらは同一の
プリント配線板(図示せず)に取り付けられ、フィルタ4
の向かって左半分にカメラ部5、右半分に横2列縦3
段、合計6個の光源6が設けられている。このプリント
配線板は前後に傾けることのできる構成となっており、
該テレビカメラ付きドアホン子器を住宅の門柱や玄関の
壁面などに取り付ける時にレンズ5aの撮像範囲を調整
する。
【0023】カメラ部5及び光源6の下方には、ドアホ
ン親器より送られてきた音声信号を音声に復調して出力
するスピーカー7が設けられている。スピーカー7に対
向するカバー2には、スピーカー7からの音声が聞き取
りやすいよう、長孔2aが多数形成されている。
【0024】本体内部の向かって左隅には、訪問者の音
声を取り入れるためのマイク8、カバー2の中心より下
方には、呼出用押しボタン9が設けられている。また、
該テレビカメラ付きドアホン子器を玄関や門柱の壁面に
取り付けるための取り付け枠10が、本体の周囲に取り
付けられている。
【0025】図3は、第1実施形態のテレビカメラ付き
ドアホン子器の正面図である。ここでは、カバー2の開
口部3付近を一部欠落させて示している。該欠落部分か
ら見える本体内部には、本来カメラ部5や光源6などが
配置されているが、これらは図示していない。その代わ
りに示されている斜線部11は、カメラ部5及び光源6
の背面に位置するボディ1の内側の表面を示している。
また、図4は図3におけるA−A′線での断面を側方か
ら見た概略図である。
【0026】光源6より照射された光には、本体内側の
表面や本体内部に設けられた部材の表面で反射した後、
フィルタ4で反射してカメラ部5のレンズ5aに入射す
るものがある。本実施形態では、レンズ5aに入射する
光量を軽減するため、本体内側の表面に光の反射率を下
げる手段を設け、その部分で反射した光は強度が弱まる
構成としている。
【0027】例えば、ボディ1及びカバー2の本体内側
の表面にシボ加工を施して細かい凹凸状にしたり、反射
率の低い材料を貼着する。このような光の反射率を下げ
る手段は、少なくともボディ1におけるカメラ部5及び
光源6の背面に位置する部分(図3中の斜線部11a、
或いは図4中の太線部11a)と、カバー2におけるカ
メラ部5及び光源6の上方部分(図4中の太線部11b)
に設ける。また、本体内側の全表面に設けてもよい。上
記の構成によって、光の反射率を下げる手段を設けた部
分で反射した光はその強度が弱まり、カメラ部5のレン
ズ5aに入射する前に減衰するので、レンズ5aに入射
する光量は軽減される。
【0028】次に、第2実施形態について説明する。図
5は、本実施形態のテレビカメラ付きドアホン子器にお
ける縦方向の中心線での切断面を側方から見た概略図で
ある。本実施形態では、カメラ部5のレンズ5aに対し
て前後方向に並んだ、ボディ1におけるカメラ部5及び
光源6の背面に位置する部分と、カバー2における開口
部3付近及びフィルタ4とが互いに平行に位置していな
い。また、その他の主な構成は、第1実施形態のテレビ
カメラ付きドアホン子器と同様である。
【0029】光源6から照射された光は、まず前面のフ
ィルタ4で反射し、次にボディ1におけるカメラ部5及
び光源6の背面に位置する部分で反射する。ここでは、
その反射光が再びフィルタ4で反射した後、レンズ5a
に入射することのないように、ボディ1のカメラ部5及
び光源6の背面に位置する部分1bを、ボディ1全体に
対して僅かに傾斜させている。本実施形態ではボディ1
を傾斜させたが、カバー2及びフィルタ4を傾斜させて
もよい。
【0030】これにより、傾斜部分1bで反射した光
は、カバー2におけるフィルタ4の下方の方向に反射さ
れるので、反射光がフィルタ4とボディ1との間で反射
を繰り返しながら本体内を往復した後、レンズ5aに入
射するということがなくなる。
【0031】次に、第3実施形態について説明する。図
6は、本実施形態のテレビカメラ付きドアホンを一部透
視した正面概略図である。また、図7は図6におけるB
−B′線での断面を側方から見た概略図、図8は図6に
おけるC−C′線での断面を下方から見た概略図であ
る。本実施形態では、カメラ部5の左右両側に縦方向に
延びた枠上のリブ20a、20bを設けている。これら
のリブ20a、20bは、共にカバー2に一体となって
いる。その他の主な構成は、第1実施形態のテレビカメ
ラ付きドアホン子器と同様である。
【0032】図9は、フィルタ4で反射し、レンズ5a
に入射する光の説明図である。点Oはレンズ5aの中
心、点A及び点Bはフィルタ4の外部側の面上、点Cは
本体内部の一点をそれぞれ示している。点O、点A及び
点Bで囲まれた範囲がレンズ5aのレンズ画角である。
点Cを通り本体内部から外部方向へ進む光は、フィルタ
4における本体内部側の面上の点Eでフィルタ4に入射
し、点Bで本体内部方向へ反射する。点Bで反射した光
は、フィルタ4の本体内部側の面上の点Dを通ってレン
ズ5aに入射する。
【0033】つまり、フィルタ4内の外部側の面で反射
してレンズ5aのレンズ画角に入射する光のうち、点C
を通り点Bで反射する光の反射角が最も大きい。本実施
形態におけるリブ20aは、フィルタ4の外部側の面で
反射する光のうち、点Cを通り点Bで反射する光のよう
に、最も反射角の大きい反射光を遮断できる厚さを有す
る。これによって、レンズ5aのレンズ画角に入射し得
る全ての反射光を遮断することができる。
【0034】次に、本実施形態におけるリブ20aの厚
さを数式により導出する。図9において、点Fはフィル
タ4の本体内部側の面上にあり、点Bから本体内部方向
に鉛直に位置する。つまり、点D、点E、及び点Fはい
ずれもフィルタ4の本体内部側の面上にあり、一直線上
に並んでいる。点Cを通り点Bで反射する光を遮断する
には、少なくとも点D、点F、及び点Eを通る直線の長
さ以上の厚さをもつリブ20aを、レンズ画角の外側に
設けなければならない。
【0035】ここで、点Bへの入射角をθ、フィルタ4
の膜厚をtとすると、EF間の距離L0は、 L0=t・tanθ で表せる。また、点Bでの反射角は入射角θに等しいの
で、DE間の距離L1は、 L1=2L0=2t・tanθ となる。
【0036】レンズ5aのレンズ画角をαとすると、点
Bでの反射角θはレンズ画角αの半分であることから、
1は、 L1=2t・tan(α/2) と表せる。従って、本実施形態のリブ20aの厚さL
は、 L>2t・tan(α/2)・・・・・(1) によって表すことができる。尚、リブ20bの厚さも該
厚さLに準じたものとするとより効果的である。
【0037】次に、第4実施形態について説明する。図
10は、本実施形態のテレビカメラ付きドアホン子器に
おいて、開口部3を通る横方向の切断面を下方から見た
概略図である。本実施形態では、第3実施形態のテレビ
カメラ付きドアホン子器において、リブ20aの一端が
フィルター4内に入り込んでいる。これによって、リブ
20aの前面からフィルタ4の外部側の面との距離が短
くなり、その部分だけフィルタ4の膜厚が薄くなったこ
とになる。
【0038】フィルタ4内に入り込んだリブ20aの前
面からフィルタ4の外部側の面との距離をt′とする
と、リブ20aの厚さL′は、 L′>2t′・tan(α/2) となる。ここで、第3実施形態のフィルタ4の膜厚tと
比べると、 t>t′ であることから、式(1)より L>2t・tan(α/2)>L′>2t′・tan(α/2) を満たすリブ20aの厚さL′が存在する。つまり、本
実施形態のリブ20aの厚さL′は、第3実施形態のリ
ブ20aの厚さLに比べて薄くすることができる。
【0039】次に、第5実施形態について説明する。図
11は、本実施形態のテレビカメラ付きドアホン子器に
おいて、開口部3を通る横方向の切断面を下方から見た
概略図である。本実施形態では、フィルタ4のリブ20
aによって区切られたカメラ部5に対向する部分と、光
源6に対向する部分とでその膜厚が異なったものとして
いる。その他の主な構成は、第1実施形態のテレビカメ
ラ付きドアホン子器と同様である。
【0040】図12は、フィルタ4及びレンズ5a付近
の説明図である。点O′はレンズ5aの中心、点A′及
び点B′はフィルタ4内の外部側の面上の一点をそれぞ
れ示している。点O′、点A′及び点B′で囲まれた範
囲はレンズ5aのレンズ画角である。ここでは、フィル
タ4の光源6に対向する部分に対して、カメラ部5に対
向する部分は薄く形成されている。このフィルタ4の膜
厚変化部分4aは、フィルタ4の本体内部側の面上にお
けるレンズ画角の光源6側の境界である点D′から、距
離L2だけ離れた位置(点P)に設けられており、そこに
リブ20aの前面が接している。距離L2はαをレンズ
5aのレンズ画角、tをフィルタ4の光源6に対向する
部分の膜厚したとき、式(1)により導出されるものであ
る。
【0041】フィルタ4の外部側の面で反射してレンズ
5aに入射する光は、直接レンズ5aに入射するか、フ
ィルタ4内を何度か反射してからレンズ5aに入射す
る。本実施形態ではフィルタ4に膜厚変化部分4aが設
けられていることより、該膜厚変化部分4aに光ファイ
バーのエッジ面のように反射光が集中する。それらの反
射光はリブ20aによって遮られ、レンズ5aに入射す
ることはない。
【0042】以上、第1実施形態から第5実施形態まで
説明したが、各実施形態の構成をそれぞれ組み合わせて
用いれば、そのテレビカメラ付きドアホン子器はレンズ
に入射する光の量がさらに少ないものとなり、より効果
的である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のテレビ
カメラ付きドアホン子器は、本体内側の表面に光の反射
率を下げる手段が設けられているので、その部分で反射
した光は拡散するなどしてその強度が弱くなる。故に、
反射光はカメラ部のレンズに入射する前に減衰し、レン
ズに入射する本体内側での反射光の量が低減する。
【0044】請求項2のテレビカメラ付きドアホン子器
は、ボディにおけるカメラ部及び光源の背面に位置する
部分と、カバーにおける開口部付近及びフィルタとの間
で、光が反射を繰り返しながら往復することがなく、レ
ンズに入射する反射光の量も低減される。
【0045】請求項3及び請求項4のテレビカメラ付き
ドアホン子器は、フィルタの本体内部側の面で反射した
強い反射光だけでなく、フィルタの外部側の面の内側で
反射した弱い反射光など、フィルタで反射してレンズに
入射し得る反射光をリブによって遮ることができる。特
に、請求項4のテレビカメラ付きドアホン子器は、リブ
の厚さが薄く構成することができ、本体内の他の部材を
効率よく配置することができる。
【0046】請求項5のテレビカメラ付きドアホン子器
は、フィルタの外部側の面で反射した光がフィルタの厚
さの変化部分に集中し、リブによって遮られる。故に、
レンズに入射する反射光の量は低減し、映像に与える影
響が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態のテレビカメラ付きドアホン子
器を一部透視した正面概略図である。
【図2】 図1におけるA−A′線での断面を側方から
見た概略図である。
【図3】 第1実施形態におけるテレビカメラ付きドア
ホン子器の正面概略図である。
【図4】 図3におけるA−A′線での断面を側方から
見た概略図である。
【図5】 第2実施形態のテレビカメラ付きドアホン子
器において、縦方向の中心線での切断面を側方から見た
図である。
【図6】 第3実施形態のテレビカメラ付きドアホン子
器を一部透視した正面概略図である。
【図7】 図6におけるB−B′線での断面を側方から
見た概略図である。
【図8】 図6におけるC−C′線での断面を下方から
見た概略図である。
【図9】 フィルタ4で反射し、レンズ5aに入射する
光の説明図である。
【図10】 第4実施形態のテレビカメラ付きドアホン
子器において、開口部3を通る横方向の切断面を下方か
ら見た概略図である。
【図11】 第5実施形態のテレビカメラ付きドアホン
子器において、開口部3を通る横方向の切断面を下方か
ら見た概略図である。
【図12】 フィルタ4及びレンズ5a付近の説明図で
ある。
【図13】 従来技術におけるテレビカメラ付きドアホ
ン子器を一部透視した正面図である。
【図14】 図13におけるD−D′線での断面を上方
から見た概略図である。
【符号の説明】
1 ボディ 2 カバー 3 開口部 4 フィルタ 5 カメラ部 5a レンズ 6 光源 7 スピーカー 8 マイク 9 呼出用押しボタン 10 取り付け枠 20a リブ 20b リブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ部と、前記カメラ部に隣接して配
    置されている前方照射用の光源と、前記カメラ部と前記
    光源が取り付けられたボディと、前記ボディに取り付け
    ることで前記ボディと共に本体を構成し、前記カメラ部
    及び前記光源の前面と対向する開口部が設けられたカバ
    ーと、前記開口部に取り付けられたフィルタと、を有す
    るテレビカメラ付きドアホン子器において、 前記本体の内側の表面に光の反射率を下げる手段を設け
    たことを特徴とするテレビカメラ付きドアホン子器。
  2. 【請求項2】 カメラ部と、前記カメラ部に隣接して配
    置されている前方照射用の光源と、前記カメラ部と前記
    光源が取り付けられたボディと、前記ボディに取り付け
    ることで前記ボディと共に本体を構成し、前記カメラ部
    及び前記光源の前面と対向する開口部が設けられたカバ
    ーと、前記開口部に取り付けられたフィルタと、を有す
    るテレビカメラ付きドアホン子器において、 前記ボディにおける前記カメラ部及び前記光源の背面に
    位置する部分と、前記カバーにおける前記開口部付近及
    び前記フィルタとが互いに平行にならないよう構成され
    ていることを特徴とするテレビカメラ付きドアホン子
    器。
  3. 【請求項3】 カメラ部と、前記カメラ部に隣接して配
    置されている前方照射用の光源と、前記カメラ部と前記
    光源が取り付けられたボディと、前記ボディに取り付け
    ることで前記ボディと共に本体を構成し、前記カメラ部
    及び前記光源の前面と対向する開口部が設けられたカバ
    ーと、前記開口部に取り付けられたフィルタと、少なく
    とも前記カメラ部と前記光源との間に設けられたリブと
    を有するテレビカメラ付きドアホン子器において、 Lが前記リブの厚さ、tが前記フィルタの厚さ、αが前
    記カメラ部のレンズ画角を表すとき、前記リブの厚さL
    が、 L>2t・tan(α/2) を満たすことを特徴とするテレビカメラ付きドアホン子
    器。
  4. 【請求項4】 前記リブは一端が前記フィルタ内に入り
    込んでいることを特徴とする請求項3に記載のテレビカ
    メラ付きドアホン子器。
  5. 【請求項5】 カメラ部と、前記カメラ部に隣接して配
    置されている前方照射用の光源と、前記カメラ部と前記
    光源が取り付けられたボディと、前記ボディに取り付け
    ることで前記ボディと共に本体を構成し、前記カメラ部
    及び前記光源の前面と対向する開口部が設けられたカバ
    ーと、前記開口部に取り付けられたフィルタと、少なく
    とも前記カメラ部と前記光源との間に設けられたリブと
    を有するテレビカメラ付きドアホン子器において、 前記フィルタは、前記カメラ部に対向する部分の厚さと
    前記光源に対向する部分の厚さが異なり、前記フィルタ
    の厚さが変化する部分に前記リブが接することを特徴と
    するテレビカメラ付きドアホン子器。
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