JPH1022959A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JPH1022959A
JPH1022959A JP8172508A JP17250896A JPH1022959A JP H1022959 A JPH1022959 A JP H1022959A JP 8172508 A JP8172508 A JP 8172508A JP 17250896 A JP17250896 A JP 17250896A JP H1022959 A JPH1022959 A JP H1022959A
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Yasushi Nishimura
裕史 西村
Naohide Kushige
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データ通信中にデータ識別符号を誤って受信し
たとしても、受信データを接続されているデータ端末等
に出力できるようにして伝送速度の劣化を防止するよう
にした通信装置の実現を目的とする。 【解決手段】ゲート回路(102)に入力されるイネー
ブル信号として、コンパレータ(101)からのイネー
ブル信号の他に、受信エラーの有無に関連して出力され
る強制受信処理信号をANDゲート回路(106)を介
してAND接続する。これにより受信誤りが発生して、
データ識別符号の検出ができない場合でも、ゲート回路
(102)にイネーブル信号が入力されるようになるた
め、受信バーストデータがデータ速度変換器(103)
に入力され、セレクタ(107)を介してデータ端末に
出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば音声通信と
データ通信のように、複数の異なった通信処理が可能な
移動通信システム等の通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、無線を利用した移動通信シス
テムとして、コードレス電話装置や携帯・自動車電話装
置システムが知られている。これらの移動通信システム
は電話として使用する音声通信を主目的としていた。
【0003】しかしながら、無線回線の有効活用等の目
的でディジタル化が進んでおり、これに伴い、本来、音
声通信専用であった移動通信システム端末を使用して、
データ通信を行う事が考えられている。
【0004】このように音声通信とデータ通信の両方を
行うことが可能な移動通信システムでは、通信データの
種別を判定する判定回路を有しており、通信を行うに開
始するにあたって、通信データの種別を示す識別符号を
送信し、通信データの種別に対応したモードに端末を設
定してから通信を開始するようになっている。
【0005】ここで、一例として、PHSに適用した場
合の従来の判定回路ついて説明する。
【0006】まず、図7はバーストデータと出力データ
の関連図であり、図7(a)はフレーム信号、図7
(b)はバーストデータ、図7(b)は出力データであ
る。
【0007】図において、図7(a)のフレーム信号
は、1フレームが5msとなっており、この5msの1
フレーム内で送信と受信を繰り返すようになっている。
ここでは、送信タイミングをハイレベル、受信タイミン
グをローレベルとして示している。 これに対して、バ
ーストデータは、例えば、TDMA−TDD(Time Div
ision Multiple Access −Time Division Duplex)等の
方法で、送信4チャネル、受信4チャネルが時分割多重
化されている構成をとっている。そして、このバースト
データの中から、図7(a)のフレーム信号を手掛かり
として、自装置当てに割り当てられた所定の1チャネル
分のバーストデータを受信して、伝送速度をデータ端末
に適した速度に伸長して図7(c)に示す出力データと
して、データ端末へ取り込むようになっている。
【0008】ここで、1チャネル分のバーストデータの
構成と従来の通信装置のデータ識別符号判定回路の構成
を図6に示す。
【0009】図6において、受信バーストデータ600
は、データ識別符号(CI)、制御通信手順(SA)、
データ(DATA)、誤り識別符号(CRC)から構成
されている。
【0010】そして、コンパレータ601は、入力され
る信号をデータ識別符号(CIコード)と比較し、あら
かじめ決められた受信情報用のデータ識別符号であった
場合、イネーブル信号をゲート回路602に出力する。
【0011】ゲート回路602は、イネーブル信号が入
力された時に受信バーストデータをデータ速度変換器6
03に出力する。データ速度変換器603は、データの
速度をバーストの伝送速度からデータ端末へ出力する伝
送速度に変換して出力する。もしコンパレータ601が
データ識別符号(CIコード)を認識できなかった場合
は、他のデータ識別符号が送信されたものとして、デー
タ速度変換器603に対しては、図7(c)に示すよう
に、オール0の信号が送られ、1バースト分のデータが
すべて無効として、1バースト分のデータに対して、再
送要求等を行っていた。
【0012】この結果、データ識別符号のみに受信誤り
があったとしても、1バースト分のデータがすべて無効
になってしまい、1バースト分のデータを再送しなけれ
ばならないため、全体としてのデータの伝送速度が低下
することになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】この様に、従来の通信
装置では、データ通信中に伝送路の劣化などによってデ
ータ識別符号(CIコード)が誤って受信された場合、
そのバースト分の受信データの出力を一時的に停止し、
データ端末等はその出力を受け取ることができなかっ
た。従って、データ端末等に折角誤り訂正回路等を備え
ている場合でもデータを再送を余儀無くされるため、デ
ータ通信中に伝送路の劣化等によってデータ識別符号
(CIコード)を誤って受信する割合が増えると、デー
タの伝送速度が大きく低下することがあった。
【0014】本発明はこの点を解決して、データ通信中
にデータ識別符号(CIコード)を誤って受信したとし
ても、受信データを接続されているデータ端末等に出力
するようにして伝送速度の劣化を防止することを目的と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、受信情報に付されたデータ識別符号によ
りデータ種別を識別し、受信が可能なデータ種別に対応
するデータ識別符号が検出された時に、受信動作を行う
通信装置において、受信情報に付されたデータ識別符号
と予め記憶しているデータ識別符号とを比較することに
より、データ識別符号を検出するデータ識別符号検出手
段と、前記受信情報の受信エラーの有無を検出する受信
エラー検出部と、検出された前記データ識別符号が予め
設定されたデータ識別符号と一致する場合、及び前記デ
ータ識別符号が予め設定されたデータ識別符号と一致し
ない場合でかつ前記受信エラーが検出されている場合
に、所定の受信処理を行う受信処理手段とを具備するこ
とを特徴とする。
【0016】また、本発明は、前記受信処理手段が、受
信エラーのなしで所定のデータ識別符号を検出できた時
には、予め設定されたデータ識別符号の受信処理を強制
的に行うモードの設定を行い、受信エラーのなしで所定
のデータ識別符号を検出できない時には、予め設定され
たデータ識別符号の受信処理を強制的に行うモードの解
除を行い、受信エラーのありの場合には、予め設定され
たデータ識別符号の受信処理を強制的に行うモードの状
態を保持する強制出力設定手段を有し、前記データ識別
符号が予め設定されたデータ識別符号と一致する場合ま
たは予め設定されたデータ識別符号の受信処理を強制的
に行うモードが設定されている時に、受信情報の受信処
理を行うことを特徴とする。
【0017】更に、本発明は、前記通信装置が、音声通
信及びデータ通信を切り替えて、通信を行うことが可能
な通信装置であって、前記データ識別符号検出手段は、
検出されたデータ識別符号が、音声通信を示すデータ識
別符号または、データ通信を示すデータ識別符号のいず
れかと一致するか否かを検出するものであることを特徴
とする。
【0018】このような構成を有することにより、本発
明によれば、受信エラーが検出された場合には現在の状
態を維持し、受信エラーがなく所定のデータ識別符号が
検出された場合に動作し、受信エラーがなく他のデータ
識別符号が検出された場合に解除されるようなるため、
データ通信中にデータ識別符号が誤って受信されたとし
ても、受信データが出力されて伝送効率の劣化を防止す
ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる通信装置を
図面を参照にして詳細に説明する。
【0020】一例として、簡易型携帯電話装置(以下、
PHSという)に適用した場合の実施例について、以下
に詳細に述べる。
【0021】図2は、本発明が適用されるPHSの移動
局(PS:Personal Station)のブロック図である。
【0022】図2において、11は図示しない基地局と
の間で電波を送受信するアンテナ、1はアンテナ11を
介して送受信される送受信信号の送受信動作を行う無線
部、2は無線部1から出力された受信信号を復調、およ
び送信信号を変調するモデム部、3は復調された受信信
号から受信するスロット信号を取り出し、および送信信
号を所定のタイムスロットに挿入してTDMA信号を生
成するチャネルコーディク部、4は送受信信号に対し
て、ADPCM(Adaptive Pulse Code Modulation)変
復調及びPCM(Pulse Code Modulation )変復調を行
う通話部、43は受話器であるスピーカ、44は送話器
であるマイクロフォンである。
【0023】ここで、無線部1は、アンテナ11を受信
部12と送信部13に切替えを行う送受切替えスイッチ
15、水晶発振器等の基準発信機16の発振信号から、
送信または受信を行うために必要となる搬送波信号を合
成するシンセサイザ14、シンセサイザ14から出力さ
れる搬送波信号を用いて、受信した無線周波数信号を周
波数変換して最終的にベースバンド信号に変換する受信
部12、モデム部2から出力される変調された送信信号
を、シンセサイザ14から出力される搬送波信号を用い
て、周波数変換を行い、送信に必要なレベルまで電力増
幅して送信する送信部13などから構成される。
【0024】モデム部2は、受信部12から出力される
受信ベースバンド信号のπ/4シフトQPSK変調信号
を復調、検波し、シリアルデータ信号にする復調部21
と、TDMA送信部32からのシルアルデータ信号をπ
/4シフトQPSK変調信号に変調する変調部22から
構成されている。
【0025】チャネルコーデック部3は、復調部21か
ら出力される時分割多重化されたシリアル信号から同期
信号を生成する同期回路33、更にこの同期信号に基づ
いて、受信信号から自局に割り当てられたスロットの信
号を取出し、データ識別符号(CIコード)にデータの
種別を判定して所定の出力ポートに出力するTDMA受
信部31、通話部4からの音声信号を、送信スロットに
エンコードするTDMA送信部32から構成される。
【0026】通話部4は、音声信号の線形予測に従って
音声符号化を行う適応差分パルス符号変調を行うADP
CMコーデック41とアナログ音声をPCM符号にディ
ジタル化し、PCM符号にディジタル化された音声をア
ナログ信号に変換するPCMコーデック42から構成さ
れ、受話器としてのスピーカ43と送話器としてのマイ
クロフォン44に接続されている。
【0027】5は制御部であり、マイクロプロセッサな
どから構成され、装置全体の制御を実行する。
【0028】6は通信に必要な表示やダイアル番号など
を表示する表示部、7はキーダイアル操作をはじめとす
る各種操作を行う操作部、8は呼出し音を発生するサウ
ンダ、9は制御に必要な情報、プログラムや短縮ダイア
ルなどを記憶するメモリ部である。
【0029】更に、この移動局には、データ端末インタ
フェース50が設けられており、このデータ端末インタ
フェース50を介して外付けのデータ端末10を接続す
ることにより、データ通信を行うことも可能になってい
る。また、外付けのデータ端末10が取り付けられた時
は、データ端末インタフェース50からデータ端末の接
続の有無を示す信号が制御部5に送られる。
【0030】ところで、この移動局が受信する信号のな
かには、無線回線の設定等の制御信号や、通話部4に向
けた音声信号、さらには外付けのデータ端末10に向け
たデータ信号などの受信情報が含まれることになる。
【0031】図1は、TDMA受信部31の構成を説明
するための図である。
【0032】図1において、110は、受信バーストデ
ータの1チャネル分のデータの構成を示すもので、デー
タ識別符号(CIコード)、制御・通信手順(SA)、
有効データ(DATA)、誤り識別符号(CRC)から
構成されている。
【0033】101は、コンパレータである。このコン
パレータ101には、データ識別符号として、制御デー
タを示すコードパターン(以下、制御信号用パターンと
いう)と、データ伝送を示すコードパターン(以下、デ
ータ通信用パターンという)、音声通信を示すコードパ
ターン(以下、音声通信用パターンという)が記憶され
ている。そして、コンパレータ101では、受信バース
トデータ110のデータ識別符号(CIコード)を読み
出し、このCIコードを前記各コードパータンと比較
し、その結果をデータ識別符号検出信号として出力す
る。
【0034】104は、誤り識別符号(CRC)から、
受信誤りの有無を検出するエラー検出回路である。
【0035】105は、コンパレータ101から出力さ
れるデータ識別符号検出信号とエラー検出回路104か
ら出力されるエラーステータス信号より、予め設定され
たデータ識別符号の受信処理を強制的に行うモードの設
定を行う強制受信処理設定回路である。この強制受信処
理設定回路105の構成の一例を、図3に示す。
【0036】強制受信処理設定回路105は、図3に示
すように、SRフリップフロップ回路151のPR端子
にに第1のNANDゲート回路152が、CLR端子に
第2のNANDゲート回路153が接続されている。そ
して、第1のNANDゲート回路152には、エラース
テータス信号とデータ識別符号検出信号をインバータ回
路154で反転した信号が入力される。一方、第2のN
ANDゲート回路153にはエラーステータス信号とデ
ータ識別符号検出信号とがそのまま入力されている。
【0037】106は、データ識別符号検出信号と強制
受信処理信号をANDして、イネーブル信号(L能動)
を出力するANDゲート回路である。
【0038】102は、受信バーストデータの有効デー
タ(DATA)を読み出すゲート回路である。このゲー
ト回路102は、イネーブル信号が“L”の時に、ゲー
トを閉として有効データ(DATA)を読み出すように
なっている。
【0039】103は、ゲート回路102により読み出
された有効データ(DATA)のデータ速度を、所定の
伝送速度に伸長するデータ速度変換器である。
【0040】107は、速度変換されたデータの出力先
を音声通信側(送話器及び受話器側)、またはデータ通
信側(インターフェース側)のいずれかに切り替えるセ
レクタである。このセレクタ107は、コンパレータ1
01から出力されるデータ識別符号に基づいて、受信デ
ータの出力先の切り替えが行われる。また、セレクタ1
07は、データ端末10が接続がされていない場合は、
制御部5の制御信号により、音声通信側(送話器及び受
話器側)に固定とするようになっている。
【0041】次に、動作について説明する。
【0042】図示しない基地局から、アンテナ11で受
信した受信信号は、受信部12で周波数変換され、更に
復調部21で復調される。そしてTDMA受信部31で
時分割多重されている受信信号から自局に割り当てられ
ているスロットを取り出す。このとき、受信しているデ
ータがデータ通信の時には、取り出した受信データをイ
ンターフェース回路50を介してデータ端末10に送出
し、音声通信の場合は通話部4へ出力する。通話部4で
は、ADPCM復調及びPCM復調を行ってスピーカ4
3から出力する。
【0043】また、送信信号に関しては、受信信号の逆
の経路を辿ってアンテナ11より基地局に送信される。
【0044】ここで、TDMA受信部31の動作につい
て、更に詳細に説明する。
【0045】図4は、バーストデータと出力データの関
連図である。
【0046】本実施例で送受信される信号は、図4
(a)に示すように、一周期が5msのフレーム構成を
とっており、その中に送信スロットが4スロット、受信
のスロットが4スロットが時分割多重された、TDMA
−TDD方式の信号構成となっている。
【0047】TDMA受信部31では、図4(b)に示
すような時分割多重化されたバーストデータ信号の中か
ら、フレーム信号〔図4(a)〕を手掛かりとして自装
置に割り当てられている受信情報のバーストデータ〔図
4(b)の斜線の部分〕を受信し、伝送速度をデータ端
末に適した速度に伸長して出力データ〔図4(c)〕と
してデータ端末へ送る。
【0048】このTDMA受信部31の動作を図1を用
いて、説明する。
【0049】コンパレータ101では、受信バーストデ
ータ110のデータ識別符号(CIコード)を読み出
し、このCIコードを、予め記憶している前記各コード
パータン(制御信号用パターン、データ通信用パター
ン、音声通信用パターン)と比較する。
【0050】まず、前記検出したCIコードが、前記予
め記憶された3種類のいずれかのコードパータンと一致
した場合には、データ種別に対応したデータ識別符号を
制御部5に出力することにより、制御部5に受信データ
のデータ種別を通知する。このとき、データ種別が、制
御信号用パターンの場合は、受信した制御データも一緒
に、制御部5に対して出力する。また、このデータ識別
符号はセレクタ107にも出力され、セレクタ107を
受信データのデータ種別に応じた切り替えを行う。
【0051】そして、これと同時に、上記CIコード
が、データ通信用パターン、または音声通信用パターン
のいずれかと一致した場合は、データ識別符号検出信号
を、ANDゲート回路106及び強制受信処理設定回路
105に出力する。ここで、データ識別符号検出信号
は、データ通信用パターンまたは音声通信用パターンの
いずれかと一致した場合は“0”、それ以外のパターン
の場合は“1”となっている。データ識別符号検出信号
は、検出されたCIコードが、データ通信用パターンの
場合と音声通信用パターンの場合とを区別する必要はな
いが、異なる符号にしてもよい。しかしながら、制御部
5及びセレクタ107に出力されるデータ識別符号は、
データ通信用パターンの場合と音声通信用パターンの場
合とを区別する必要がある。
【0052】一方、エラー検出回路104では、受信バ
ーストデータ110の誤り識別符号(CRC)を読み出
すことにより、受信エラーの有無の検出を行い、その結
果をエラーステータス信号として、強制受信処理設定回
路105に出力する。ここで、この結果を示すエラース
テータス信号は、エラーが無い場合は「H」、エラーが
ある場合は「L」の信号となっている。
【0053】強制受信処理設定回路105では、上記の
エラーステータス信号と、データ識別符号検出信号によ
り、予め設定されたデータ符号の受信処理を強制的に行
うモードの設定を行う。
【0054】ここで、強制受信処理設定回路105の動
作を図3を参照して説明する。
【0055】まず、受信エラーがなく、CIコードがデ
ータ通信用パターンまたは音声通信用パターンのいずれ
かと一致している時には、エラーステータス信号が
「H」、データ識別符号検出信号が「L」となっている
ため、NANDゲート回路152の出力が「L」(能
動)となる。一方、NANDゲート回路153の出力は
「H」となり、SRフリップフロップ回路151は設定
(プリセット)される。この時、強制受信処理信号
「L」が出力されるため、それ以後の受信データをデー
タ識別符号(CIコード)の如何にかかわらず強制的に
データ端末に出力することになる。
【0056】また、受信エラーがなく、CIコードがデ
ータ通信用パターンまたは音声通信用パターンのいずれ
かと一致しない場合には、エラーステータス信号が
「H」、データ識別符号検出信号が「H」となるため、
NANDゲート回路152の出力が「H」、NANDゲ
ート回路153の出力が能動「L」となる。従って、S
Rフリップフロップ回路151が解除(クリア)され
て、強制受信処理信号が「H」になり、予め設定された
データ符号の受信処理を強制的に行うモードが解除さ
れ、データ識別符号検出信号に応じて、データ出力がな
されるようになる。
【0057】また受信エラーが有る場合は、NANDゲ
ート回路152および153の出力がいずれも「L」
(能動)にならず、SRフリップフロップ回路151は
元の状態を保つので、予め設定されたデータ符号の受信
処理を強制的に行うモードの状態変化は生じない。
【0058】因みに、強制受信処理設定回路105の動
作では、CIコードが、データ通信用パターンまたは音
声通信用パターンのいずれであっても区別しない動作と
なっているため、これらのパターンの一方から他方へ切
り替わった場合でも、強制受信処理設定回路105の状
態は変化しない。ここで、CIコードがデータ通信用パ
ターンと音声通信用パターンの切り替えが生ずると、セ
レクタ107の切り替えは行われるため、受信したデー
タは所定の受信手段で受信が可能になる。
【0059】また、強制受信処理設定回路105は、ソ
フトウェアでも構成することが可能である。この場合の
動作を、図5のフローチャートを用いて説明する。
【0060】まず、コンパレータ101から出力される
データ識別符号検出信号の有無により、データ識別符号
が、データ用パターン、または音声用パターンと一致し
ているか否かを検出される(ステップ501)。
【0061】ここで、データ識別符号検出信号があり場
合(データ用パターンまたは音声用パターンと一致して
いる場合)は、受信エラーがあったかどうかを判断する
(ステップ502)。
【0062】受信エラーがあった場合はそのまま待ち状
態に戻り、受信エラーがなかった場合には、予め設定さ
れたデータ符号の受信処理を強制的に行うモードを設定
する(ステップ503)。
【0063】もし、ステップ501で、データ識別符号
(CIコード)がデータ用パターンまたは音声用パター
ンと一致しなかった場合は、既に、予め設定されたデー
タ符号の受信処理を強制的に行うモードに設定されてい
るかどうかを判断する(ステップ504)。
【0064】予め設定されたデータ符号の受信処理を強
制的に行うモードに設定されていなければ、そのまま待
ち状態に戻る。また、予め設定されたデータ符号の受信
処理を強制的に行うモードの設定されているときは、次
に、受信エラーがあったかどうかを判断する(ステップ
505)。
【0065】受信エラーがあった場合はそのまま待ち状
態に戻り、受信エラーがなかった場合には予め設定され
たデータ符号の受信処理を強制的に行うモードを解除す
る(ステップ506)。
【0066】以上説明した手順で、強制受信処理設定回
路105では、予め設定されたデータ符号の受信処理を
強制的に行うモードの設定と解除を行っているため、こ
のモードが解除されている時には、データ識別符号検出
信号の有無の基づいて、ゲート回路が開閉され、有効デ
ータをデータ速度変換器103に読み込むことができ
る。
【0067】また、予め設定されたデータ符号の受信処
理を強制的に行うモードが設定されると、データ識別符
号検出信号の有無に関わらず、ANDゲート回路106
の出力は(能動)となるため、ゲート回路102が
“閉”となり、有効データをデータ速度変換器103に
読み込まれることになる。
【0068】そして、データ速度変換器103が所定の
速度変換を行った後、データはセレクタ107に出力さ
れ、所定の経路に有効データが出力されることになる。
【0069】以上説明したように、本発明では、受信バ
ーストデータのデータ識別符号(CIコード)が、記憶
されているコードパターンと一致しなかった場合、その
不一致の原因が、受信誤りの場合では、データを強制的
に受信処理するモードが設定されるため、引き続き、デ
ータ識別符号を正常に受信できた時と同様に受信でき
る。このため、1バースト分のデータがすべてを無効と
判定することがなくなくなる。
【0070】また、他のCIコードを受信したときは、
データを強制的に受信処理するモードが解除されるた
め、誤って不必要なデータを取り込むことも生じない。
従って、受信回路に誤り訂正回路を備えている場合には
データ再送する必要がなくなるため、全体としてのデー
タ伝送効率の低下を防止する事ができる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
データ通信中に伝送路が劣化などによって、データ識別
符号(CIコード)に受信誤りが生じた場合であって、
データ通信を中断しないで受信データを強制的にデータ
端末へ出力するようにしているため、データ伝送速度の
低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のTDMA受信部のブロック
図。
【図2】本発明の一実施例の全体構成を示すブロック
図。
【図3】本発明の一実施例の強制受信処理設定回路のブ
ロック図。
【図4】本発明の一実施例における、バーストデータと
出力データの関連図。
【図5】本発明の一実施例の強制受信処理設定回路の動
作を示すフローチャート。
【図6】従来例のデータ識別符号判定回路のブロック
図。
【図7】従来例のバーストデータと出力データの関連
図。
【符号の説明】
1 無線部 2 モデム部 3 チャネルコーデック部 4 通話部 5 制御部 6 表示部 7 操作部 8 サウンダ 9 メモリ部 10 データ端末 11 アンテナ 12 受信部 13 送信部 14 シンセサイザ 15 送受切替えスイッチ 16 発振器 21 復調部 22 変調部 31 TDMA受信部 32 TDMA送信部 33 同期回路 41 ADPCMコーデック 42 PCMコーデック 43 スピーカ 44 マイクロフォン 50 データ端末インタフェース 101 コンパレータ 102 ゲート回路 103 データ速度変換器 104 エラー検出回路 105 強制受信処理設定回路 106 ANDゲート 107 セレクタ回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信情報に付されたデータ識別符号によ
    りデータ種別を識別し、受信が可能なデータ種別に対応
    するデータ識別符号が検出された時に、受信動作を行う
    通信装置において、 受信情報に付加されたデータ識別符号と予め記憶してい
    るデータ識別符号とを比較することにより、データ識別
    符号を検出するデータ識別符号検出手段と、 前記受信情報の受信エラーの有無を検出する受信エラー
    検出部と、 検出された前記データ識別符号が予め設定されたデータ
    識別符号と一致する場合、及び前記データ識別符号が予
    め設定されたデータ識別符号と一致しない場合でかつ前
    記受信エラーが検出されている場合に、予め設定された
    データ識別符号の受信処理を行う受信処理手段とを具備
    することを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記受信処理手段は、受信エラーのなし
    で予め設定されたデータ識別符号を検出できた時には、
    予め設定されたデータ識別符号の受信処理を強制的に行
    うモードの設定を行い、受信エラーなしで予め設定され
    たデータ識別符号を検出できない時には、予め設定され
    たデータ識別符号の受信処理を強制的に行うモードの解
    除を行い、受信エラーありの場合には、予め設定された
    データ識別符号の受信処理を強制的に行うモードの状態
    を保持する強制出力設定手段を有し、 前記データ識別符号が予め設定されたデータ識別符号と
    一致する場合または予め設定されたデータ識別符号の受
    信処理を強制的に行うモードが設定されている時に、受
    信情報の受信処理を行うことを特徴とする請求項1記載
    の通信装置。
  3. 【請求項3】 前記通信装置は、音声通信及びデータ通
    信を切り替えて、通信を行うことが可能な通信装置であ
    って、 前記データ識別符号検出手段は、検出されたデータ識別
    符号が、音声通信を示すデータ識別符号または、データ
    通信を示すデータ識別符号のいずれかと一致するか否か
    を検出するものであることを特徴とする請求項1記載の
    通信装置。
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