JPH10230004A - 訓練装置 - Google Patents

訓練装置

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JPH10230004A
JPH10230004A JP9036179A JP3617997A JPH10230004A JP H10230004 A JPH10230004 A JP H10230004A JP 9036179 A JP9036179 A JP 9036179A JP 3617997 A JP3617997 A JP 3617997A JP H10230004 A JPH10230004 A JP H10230004A
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Koji Nagata
広治 永田
Taisuke Sakaki
泰輔 榊
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Yaskawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高度な肢体運動が行なえる訓練装置を提供す
る。 【解決手段】 腹直筋、下部背筋群、大腿四頭筋、ハム
ストリングス、下腿三頭筋それぞれの上の皮膚に表面電
極107a、107b、107c、107d、107e
が取り付けられている。装置動作中、これらの表面電極
107a〜107eにおける筋電が筋電計測装置102
で計測されている。コントローラ装置105ではインピ
ーダンス定数修正部103がこれらの計測された筋電の
評価を行い、評価関数に基づいて筋電Vkに対してイン
ピーダンス定数Zを決定し、制御部104がインピーダ
ンス定数修正部103で評価関数に基づいて決定された
インピーダンスZで訓練器101の動作をインピーダン
ス制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、肢体を動かす訓練
装置に関し、特に肢体動作時の筋電(活動電位)を計測
し、より高度な訓練を行う医療機器、医学リハビリテー
ション装置およびスポーツトレーニング装置としての動
作を目的とする訓練装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、肢体を動かす目的で、身体の
各関節に対応した訓練装置が各種ある。これらの装置
は、並進あるいは回転の1自由度を持つ装置により、肢
体を動かすようになっているものが多い(例えば、特開
昭60−232158号「医療装置」、特公平4−14
028号「人の関節を動かす装置」、特開昭61−17
0464号「受動運動訓練装置」、特開昭60−179
062号「手関節の機能回復訓練装置」)。
【0003】これらの装置の主な機能として、訓練する
関節の過負荷時に装置を一時停止する機能、訓練する関
節の角度と負荷の推定機能、屈曲・伸展運動の範囲の設
定機能、動作スピード・動作時間の設定機能、安全停止
機能などがある。また、筋力測定・訓練を目的とした装
置には、以下のようなものがある。 ・CYBEX 6000 サイベックス社 ・筋力測定装置 マストランMST−2000 サイベ
ックス社 ・BTE Dynatrac 日本メディックス社 ・筋機能訓練測定装置 KIN−COM 500H チ
ャティクス社 これら装置も同様に、主に回転1自由度を持つ装置によ
り肢体を動かすようになっている。装置の主な機能とし
ては、上述した機能に加えて、装置可動部の訓練負荷
(抵抗)の設定機能、訓練条件の設定機能(関節可動域
訓練・自動介助訓練・筋力評価訓練など)、訓練中にお
ける筋力と関節可動域の表示機能(バイオフィードバッ
ク)、平均筋力や最大筋力とその時の関節角度と、体重
支持指数(Weight bearing index:大腿四頭筋を体重あ
たりの筋力で表した指数)の表示機能など各種ある。
【0004】一方、筋電の情報をもとに、電動義手の開
閉を比例制御する装置がある。例えば、 ・Viennatone Hand オーストリアViennatone社 ・Fidelity Hand アメリカ VA-NU Fidelity社 がある。
【0005】これら装置では、切断端残存部の1組の拮
抗筋(屈筋群と伸筋群)より得られた筋電をそれぞれ増
幅し、整流平滑する。これら信号を差動増幅器により互
いに減算し、義手を駆動するDCモータの制御信号と
し、対象物を保持する。本方式によれば屈筋よりの筋電
が大きいときに義手が閉じるようにしておくと、「切断
前の感覚」で義手が操作できる。
【0006】また、特開昭57−177736号は、療
法士による障害者の機能回復訓練における微妙な訓練動
作とそれに対応する患者の反応動作を相関的なものとし
て解析し、回復訓練の動作過程を把握して、それに基づ
いて療法士に代るシミュレータにより障害者の回復訓練
を行うものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
肢体を動かす訓練装置は、肢体の運動・筋力に関しての
機能だけしかなく、訓練する肢体の筋電までも考慮した
機能を持っていない。また、上述した義手のように、筋
電の情報を用いて装置の動作を制御するものがあるが、
これらは筋電情報をもとに肢体の筋力や関節を動作させ
る治療・訓練を目的としたものではない。特開昭57−
177736号は筋電情報をもとに訓練を行なっている
が、訓練目的に応じてインピーダンス制御のインピーダ
ンス定数を変えることは行なっていないため、筋力の個
人差に対応することはできない。
【0008】本発明の目的は、筋力の個人差に対応し、
高度な肢体運動が行なえる訓練装置を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の訓練装置は、肢体を動かす訓練器と、肢肢
の運動に関係する筋肉上の皮膚に取り付けられた複数の
電極と、前記電極の出力から肢体各部位の骨格筋の活動
電位を計測する筋電計測装置と、あらかじめ設定され
た、訓練器のインピーダンス制御におけるインピーダン
ス定数の最小値、最大値をそれぞれZs、Zmとし、訓
練の最終目的の活動電位の値をVmとしたとき、筋電計
測装置で計測された活動電位Vkに対してインピーダン
ス定数Zを Vk<Vmのとき Z={(Zm−Zs)/Vm}・Vk+Zs Vk≧Vmのとき Z=Zm のように定めるインピーダンス定数修正部と、インピー
ダンス定数Zで訓練器の動作をインピーダンス制御する
制御部を含むコントローラ装置を有する。
【0010】本発明は、肢体動作中における各種骨格筋
の筋電を計測・フィードバックし、訓練器が訓練者の筋
力および訓練目的(インピーダンス定数の最小値、最大
値)に応じて動作するので、筋電までも考慮した安全で
高度な肢体運動が行える。本発明の実施態様によれば、
インピーダンス定数修正部は、訓練動作中において、あ
らかじめ設定された周期区間毎に得られた活動電位の最
大の振幅値をインピーダンス定数修正部への入力情報で
ある活動電位Vkとする。
【0011】本発明の実施態様によれば、インピーダン
ス定数修正部は、訓練動作中において、あらかじめ設定
された周期区間毎に得られた活動電位の振幅値の平均を
インピーダンス定数修正部への入力情報である活動電位
Vkとする。本発明の実施態様によれば、インピーダン
ス定数修正部は、訓練動作中において、あらかじめ設定
された周期区間内で得られた活動電位の値の積分値をイ
ンピーダンス定数修正部への入力情報である活動電位V
kとする。
【0012】本発明の実施態様によれば、インピーダン
ス定数修正部は、訓練動作中において、あらかじめ設定
された周期区間内で得られた活動電位の波形からFFT
による周波数変換を行ない、そのパワースペクトルを求
め、周波数の帯域分布をインピーダンス定数修正部への
入力情報である活動電位Vxとする。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態
の訓練装置の構成図である。本実施形態の訓練装置は、
肢体106を動かす訓練器101と、腹直筋上の皮膚に
とりつけられた表面電極107aと、下部背筋群上の皮
膚にとりつけられた表面電極107bと、大腿四頭筋上
の皮膚にとりつけられた表面電極107cと、ハムスト
リングス上の皮膚にとりつけられた表面電極107d
と、下腿三頭筋上の皮膚にとりつけられた表面電極10
7eと、表面電極107a〜107eにより各種骨格筋
の活動電位(筋電)を計測し、筋電データの加工を行う
筋電計測装置102と、筋電計測装置102の情報を受
けて、評価関数に基づいて筋電情報に対してインピーダ
ンス定数Zを決定するインピーダンス定数修正部10
3、インピーダンス定数修正部103で決定されたイン
ピーダンス定数Zで訓練器101の動作をコントロール
する制御部104とを含むコントローラ装置105で構
成されている。
【0014】訓練器101は、訓練器土台101aと、
訓練器土台101a上に設置された枠101bと、枠1
01bに設けられたボールスクリュー(不図示)と、コ
ントローラ装置105によって制御され、ボールスクリ
ュー101cを駆動するモータ(不図示)と、ボールス
クリューによって枠101bに沿って往復運動する可動
部分101cと、可動部分101cを肢体106に固定
する肢体把持部101dと、リンク間にフリー軸をはさ
み、可動部分101cの動作につれて動くリンク機構1
01eで構成されている。
【0015】図2はコントローラ装置105のブロック
図である。制御部104は、目標軌道に従って訓練器1
01が動作する際に、肢体106からの反力Fを可動部
分101cと肢体把持部101dに取り付けられた力セ
ンサ(不図示)により測定し、外力Fに対する可動部分
101cと肢体把持部101dの応答が慣性M、粘性
B、弾性Kからなる仮想の機械的インピーダンスを実現
するように、訓練器101の動きを制御する。仮想イン
ピーダンス定数(M,B,K)から目標軌道xd(力ゼ
ロにおいて可動部分101cと肢体把持部101dの位
置がとるべき軌道)に対するインピーダンス制御による
偏差δxをδx(s)=F(s)/(Ms2 +Bs+
K)(ただし、sはラプラス演算子)で算出し、この目
標軌道xdと偏差δxとの和を新たな運動指令xrとし
てサーボ系に与えることで、肢体106に対する訓練器
101のインピーダンス制御を実現する。
【0016】次に、インピーダンス定数修正部103に
おいて、筋電Vkから評価関数201を介してインピー
ダンス定数Zを生成する過程を図3をもとに説明する。
ここで、インピーダンス定数Zとは、例えば上記仮想バ
ネ定数Kである。図3において、Zsはインピーダンス
定数Zの最小値、Zmはインピーダンス定数Zの最大
値、Vmは訓練の最終目標である筋電Vkである。
【0017】本図は、上記の筋の中で、主要な筋(訓練
対象の筋など)の活動電位Vkに対する装置可動部のイ
ンピーダンス定数(動作の柔らかさ)Zを決定する評価
関数201のグラフである。定数Zs,Zm,Vmは、
筋力トレーナー・訓練者等が個人別、訓練メニューに応
じて設定し、変更する。図3において、筋電電位Vkと
インピーダンス定数Zの関係は、 301の領域、すなわちVk<Vmの時、Z={(Zm−Zs) /Vm}・ Vk+Zs (比例関係) 302の領域、すなわちVk≧Vmの時、Z=Zm (一定) に設定されている。このように、目標の筋電Vmが得ら
れるまで、筋電Vkに応じたインピーダンス定数Zを設
定する。また、Vk≧Vmの時、Z=Zm(一定)とし
ているのは、そのときの訓練中における目標の筋電Vm
が得られており、これ以上の筋力を必要としないためで
ある。
【0018】上記の方法により、訓練対象者の筋電に応
じた装置可動部のインピーダンス定数Zが変更でき、個
人差に応じた筋力増強訓練が行える。また、自動運動、
他動運動(CPM)などの訓練目的および訓練対象者別
に、筋電に対応した装置可動部のインピーダンス定数Z
を決定することで、筋電Vkを計測して装置の動作を制
御することができる。
【0019】なお、インピーダンス定数修正部103へ
の入力情報である筋電電位Vkとしては、筋電の振幅
値、筋電の平均値、筋電の累積演算結果、筋電の周波数
分布が考えられる。筋電の振幅値をインピーダンス定数
修正部103への入力情報とする場合では、訓練動作中
において、あらかじめ設定された周期区間毎で得られる
筋電の最大の振幅値を入力とし、図3で示した評価関数
201により筋電の評価を行う。以後の処理は上記実施
形態で述べた方法と同様であり、目的の訓練メニュー
(他動運動、自動介助運動、自動運動または抵抗運動な
ど)、訓練者別に応じてインピーダンス制御を用いて訓
練器101の動作を制御する。
【0020】筋電の平均値をインピーダンス定数修正部
103への入力情報とする場合では、訓練動作中におい
て、あらかじめ設定された周期区間毎で得られる筋電の
振幅値の平均を入力し、図3で示した評価関数201に
より筋電の評価を行う。以後は同様の制御方法により訓
練器101の動作を制御する。筋電の累積演算処理結果
をインピーダンス定数修正部103への入力情報とする
場合では、訓練動作中において、あらかじめ設定された
周期区間内で得られる筋電値の累積積分を入力し、図3
で示した評価関数201により筋電の評価を行う。以後
は同様の制御方法により訓練器101の動作を制御す
る。
【0021】筋電の周波数分布の変移をインピーダンス
定数修正部103の入力情報とする場合では、訓練動作
中において、あらかじめ設定された周期区間内で得られ
る筋電波形からFFTによる周波数変換を行いそのパワ
ースペクトルを求め、周波数の帯域分布(最大の周波数
帯域または平均の周波数帯域)を情報とし、図3で示し
た評価関数201で評価を行う。以後は同様の制御方法
により装置の動作を制御する。
【0022】なお、インピーダンスZを変化させること
で、訓練器101の位置、速度、負荷を可変にすること
ができる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
肢体を動かす訓練装置において、訓練者の各種骨格筋を
計測し、その筋電を計測することで、筋力の個人差に対
応し、高度な肢体運動が効果的に行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の訓練装置の概略ブロック
図である。
【図2】インピーダンス定数修正部103と制御部10
4のブロック図である。
【図3】インピーダンス定数修正部103内の評価関数
201の説明図である。
【符号の説明】
101 訓練器 102 筋電計測装置 101a 訓練器土台 101b 枠 101c 可動部分 101d 肢体把持部 101e リンク機構 103 インピーダンス定数修正部 104 制御部 105 コントローラ装置 106 肢体(訓練対象) 107a 腹直筋にとりつけられた電極 107b 下部背筋群にとりつけられた電極 107c 大腿四頭筋にとりつけられた電極 107d ハムストリングスにとりつけられた電極 107e 下腿三頭筋にとりつけられた電極 201 評価関数 301 インピーダンス定数変更領域 302 インピーダンス定数固定領域 Vk 筋電 Z インピーダンス定数

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 肢体を動かす訓練器と、 肢体の運動に関係する筋肉上の皮膚に取り付けられた複
    数の電極と、 前記電極の出力から肢体各部位の骨格筋の活動電位を計
    測する筋電計測装置と、 あらかじめ設定された、前記訓練器のインピーダンス制
    御におけるインピーダンス定数の最小値、最大値をそれ
    ぞれZs、Zmとし、訓練の最終目的の活動電位の値を
    Vmとしたとき、前記筋電計測装置で計測された活動電
    位Vkに対してインピーダンス定数Zを Vk<Vmのとき Z={(Zm−Zs)/Vm}・Vk+Zs Vk≧Vmのとき Z=Zm のように定めるインピーダンス定数修正部と、前記イン
    ピーダンス定数Zで前記訓練器の動作をインピーダンス
    制御する制御部を含むコントローラ装置を有する訓練装
    置。
  2. 【請求項2】 前記インピーダンス定数修正部は、訓練
    動作中において、あらかじめ設定された周期区間毎に得
    られた活動電位の最大の振幅値を前記インピーダンス定
    数修正部への入力情報である活動電位Vkとする、請求
    項1記載の訓練装置。
  3. 【請求項3】 前記インピーダンス定数修正部は、訓練
    動作中において、あらかじめ設定された周期区間毎に得
    られた活動電位の振幅値の平均を前記インピーダンス定
    数修正部への入力情報である活動電位Vkとする、請求
    項1記載の訓練装置。
  4. 【請求項4】 前記インピーダンス定数修正部は、訓練
    動作中において、あらかじめ設定された周期区間内で得
    られた活動電位の積分値を前記インピーダンス定数修正
    部への入力情報である活動電位Vkとする、請求項1記
    載の訓練装置。
  5. 【請求項5】 前記インピーダンス定数修正部は、訓練
    動作中において、あらかじめ設定された周期区間内で得
    られた活動電位の波形からFFTによる周波数変換を行
    ない、そのパワースペクトルを求め、周波数の帯域分布
    を前記インピーダンス定数修正部への入力情報である活
    動電位Vkとする、請求項1記載の訓練装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002119553A (ja) * 2000-10-16 2002-04-23 Yaskawa Electric Corp 治療者用訓練装置
WO2009157433A1 (ja) * 2008-06-24 2009-12-30 パナソニック電工株式会社 他動訓練装置の支持台用の最適動作条件に関連するシミュレーションおよび計測の方法とシステム
JP2016158968A (ja) * 2015-03-04 2016-09-05 上銀科技股▲分▼有限公司 下股運動装置およびその制御方法

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