JPH10230531A - 加飾成形品の製造装置 - Google Patents
加飾成形品の製造装置Info
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- JPH10230531A JPH10230531A JP3485897A JP3485897A JPH10230531A JP H10230531 A JPH10230531 A JP H10230531A JP 3485897 A JP3485897 A JP 3485897A JP 3485897 A JP3485897 A JP 3485897A JP H10230531 A JPH10230531 A JP H10230531A
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- molded product
- sheet
- decorative
- decorative sheet
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/1418—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles the inserts being deformed or preformed, e.g. by the injection pressure
- B29C45/14221—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles the inserts being deformed or preformed, e.g. by the injection pressure by tools, e.g. cutting means
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- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/40—Removing or ejecting moulded articles
- B29C45/42—Removing or ejecting moulded articles using means movable from outside the mould between mould parts, e.g. robots
-
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- Robotics (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来装置に比してより簡単な構成のもとに、
成形サイクルをより短縮することのできる加飾成形品の
製造装置を提供する。 【解決手段】 加飾用シートSを予備延伸するための押
圧コア40と、成形品Wを取り出すための成形品取出治
具50を、型開き状態の金型14,15間に挿脱自在の
共通のアーム60に装着することにより、押圧コア40
と成形品取出治具50の金型14,15間への挿入/離
脱用の機構を共有化することによる構成の簡素化と、型
開き状態におけるシート予備延伸工程と成形品取出工程
のための所要時間を短縮する。
成形サイクルをより短縮することのできる加飾成形品の
製造装置を提供する。 【解決手段】 加飾用シートSを予備延伸するための押
圧コア40と、成形品Wを取り出すための成形品取出治
具50を、型開き状態の金型14,15間に挿脱自在の
共通のアーム60に装着することにより、押圧コア40
と成形品取出治具50の金型14,15間への挿入/離
脱用の機構を共有化することによる構成の簡素化と、型
開き状態におけるシート予備延伸工程と成形品取出工程
のための所要時間を短縮する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加飾用シートを用い
た加飾成形品の製造装置に関し、更に詳しくは、一対の
金型を用いた射出成形時に、一方の金型のキャビティ面
にあらかじめ加飾用シートを密着させた状態でキャビテ
ィ内に溶融樹脂を注入することにより、その加飾シート
をインサート成形し、あるいは、その加飾用シートを転
写シートとして、そのシートに施されている印刷部分を
成形品表面に転写する装置に関する。
た加飾成形品の製造装置に関し、更に詳しくは、一対の
金型を用いた射出成形時に、一方の金型のキャビティ面
にあらかじめ加飾用シートを密着させた状態でキャビテ
ィ内に溶融樹脂を注入することにより、その加飾シート
をインサート成形し、あるいは、その加飾用シートを転
写シートとして、そのシートに施されている印刷部分を
成形品表面に転写する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形時に加飾用シートをあらかじめ
キャビティ面に密着させておくことにより、その加飾用
シートを成形品の表面部分にインサート成形するインモ
ールド成形方法が知られている。この成形方法において
は、型開き状態の金型間に供給された加飾用シートを加
熱板等により加熱することによって軟化させた後、一方
の金型からの真空引き等によってそのキャビティ面に密
着するように賦形し、その状態で型締めしてキャビティ
内に溶融樹脂を注入する、という方法が採用されてい
る。また、このような方法を用いて、加飾用シートとし
て印刷が施された転写シートを用いることにより、シー
ト上の印刷部分のみを成形品表面に転写することも可能
である。
キャビティ面に密着させておくことにより、その加飾用
シートを成形品の表面部分にインサート成形するインモ
ールド成形方法が知られている。この成形方法において
は、型開き状態の金型間に供給された加飾用シートを加
熱板等により加熱することによって軟化させた後、一方
の金型からの真空引き等によってそのキャビティ面に密
着するように賦形し、その状態で型締めしてキャビティ
内に溶融樹脂を注入する、という方法が採用されてい
る。また、このような方法を用いて、加飾用シートとし
て印刷が施された転写シートを用いることにより、シー
ト上の印刷部分のみを成形品表面に転写することも可能
である。
【0003】ところで、以上のような加飾成形方法おい
ては、加熱により軟化状態となった加飾用シートを真空
成形によって金型のキャビティ面に密着させる際、シー
トは金型に触れた部分から冷却されていくため、シート
の金型への密着で大きな時間差のある深絞り成形では、
シートの接触が遅れる深絞り部分においてシートが薄く
なるなど、シートの厚みむらが生じ、所望の絵柄が得ら
れない等の問題があった。
ては、加熱により軟化状態となった加飾用シートを真空
成形によって金型のキャビティ面に密着させる際、シー
トは金型に触れた部分から冷却されていくため、シート
の金型への密着で大きな時間差のある深絞り成形では、
シートの接触が遅れる深絞り部分においてシートが薄く
なるなど、シートの厚みむらが生じ、所望の絵柄が得ら
れない等の問題があった。
【0004】そこで本発明者は、加飾用シートの加熱工
程の後、真空成形を行う前に、軟化状態の加飾用シート
を押圧することにより予備延伸することによって、金型
形状に係わりなく加飾用シートを略均一な厚さのもとに
金型キャビティ面に密着させる方法を既に提案してい
る。
程の後、真空成形を行う前に、軟化状態の加飾用シート
を押圧することにより予備延伸することによって、金型
形状に係わりなく加飾用シートを略均一な厚さのもとに
金型キャビティ面に密着させる方法を既に提案してい
る。
【0005】この加飾シートの押圧による予備延伸は、
型開き状態の金型間に供給された加飾用シートを加熱板
等によって加熱した後、図6(A)に模式的断面図を示
すように、その加飾用シートSを押圧コア600によっ
て一方の金型(雌型)601側に押圧することによって
行われ、この予備延伸の後に金型601側から真空引き
して加飾用シートSをそのキャビティ面に沿うように賦
形すると、加飾用シートSは略均一な厚さのもとにキャ
ビティ面に密着する。
型開き状態の金型間に供給された加飾用シートを加熱板
等によって加熱した後、図6(A)に模式的断面図を示
すように、その加飾用シートSを押圧コア600によっ
て一方の金型(雌型)601側に押圧することによって
行われ、この予備延伸の後に金型601側から真空引き
して加飾用シートSをそのキャビティ面に沿うように賦
形すると、加飾用シートSは略均一な厚さのもとにキャ
ビティ面に密着する。
【0006】また、この種の製造装置において、成形品
を装置から取り出すに際しては、図6(B)に同じく部
分断面側面図を示すように、型開き状態で双方の金型6
01,602の間に挿入される成形品取出治具603を
用いて、他方の金型602側に付着した成形品Wを吸引
等の手段により把持し、型外に移送する等の方法が多用
されている。
を装置から取り出すに際しては、図6(B)に同じく部
分断面側面図を示すように、型開き状態で双方の金型6
01,602の間に挿入される成形品取出治具603を
用いて、他方の金型602側に付着した成形品Wを吸引
等の手段により把持し、型外に移送する等の方法が多用
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
な従来の加飾成形品の製造装置においては、型開き状態
において、加飾用シートの予備延伸工程と成形品の取り
出し工程とを、それぞれに個別の機構を用い、かつ、所
定の順序のもとに個別に行う必要がある関係上、機構が
複雑で装置が大型化するばかりでなく、成形サイクル中
に占める型開き状態の時間が長くなり、成形サイクルを
短縮する上で大きな障害となっている。
な従来の加飾成形品の製造装置においては、型開き状態
において、加飾用シートの予備延伸工程と成形品の取り
出し工程とを、それぞれに個別の機構を用い、かつ、所
定の順序のもとに個別に行う必要がある関係上、機構が
複雑で装置が大型化するばかりでなく、成形サイクル中
に占める型開き状態の時間が長くなり、成形サイクルを
短縮する上で大きな障害となっている。
【0008】本発明はこのような実情に鑑みてなされた
もので、従来のこの種の装置に比してより簡単な機構の
もとに、成形サイクルタイムを従来の装置に比して短縮
することのできる加飾成形品の製造装置の提供を目的と
している。
もので、従来のこの種の装置に比してより簡単な機構の
もとに、成形サイクルタイムを従来の装置に比して短縮
することのできる加飾成形品の製造装置の提供を目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の加飾成形品の製造装置は、実施の形態を表
す図1,図2に示すように、互いに対向する一対の射出
成形用金型14,15と、その金型14,15の型開き
状態でこれらの間に加飾用シートSを供給するシート供
給機構30と、その供給されたシートSを一方の金型1
4側に押圧して予備延伸するための押圧コア40を備
え、一方の金型14のキャビティ面にあらかじめ加飾用
シートSを密着させた後に型締めしてキャビティ内に溶
融樹脂を注入することにより、その加飾用シートSが表
面にインサートされ、もしくは当該加飾用シートSの転
写層が成形品表面に転写されてなる加飾成形品を製造す
る装置において、押圧コア40と、型開き状態で他方の
金型15に付着した成形品Wを取り出す成形品取出治具
50とが、型開き状態の金型14,15の間に挿脱自在
の共通のアーム60に装着されていることによって特徴
づけられる。
め、本発明の加飾成形品の製造装置は、実施の形態を表
す図1,図2に示すように、互いに対向する一対の射出
成形用金型14,15と、その金型14,15の型開き
状態でこれらの間に加飾用シートSを供給するシート供
給機構30と、その供給されたシートSを一方の金型1
4側に押圧して予備延伸するための押圧コア40を備
え、一方の金型14のキャビティ面にあらかじめ加飾用
シートSを密着させた後に型締めしてキャビティ内に溶
融樹脂を注入することにより、その加飾用シートSが表
面にインサートされ、もしくは当該加飾用シートSの転
写層が成形品表面に転写されてなる加飾成形品を製造す
る装置において、押圧コア40と、型開き状態で他方の
金型15に付着した成形品Wを取り出す成形品取出治具
50とが、型開き状態の金型14,15の間に挿脱自在
の共通のアーム60に装着されていることによって特徴
づけられる。
【0010】ここで、本発明の加飾成形品の製造装置に
おいては、押圧コア40と成形品取出治具50とを互い
に背反する向きに相互に一体化する(一体化構造体6
1)とともに、その一体化構造体61を金型14,15
の型締め/型開き方向に移動させる移動機構(例えばア
ーム60ごと一体化構造体61を移動させるx方向移動
機構)65を設け、その移動機構65を、押圧コア40
による加飾シートSの押圧動作と成形品取出治具50に
よる成形品Wの取り出し動作のために兼用させる構成を
採用することができる。
おいては、押圧コア40と成形品取出治具50とを互い
に背反する向きに相互に一体化する(一体化構造体6
1)とともに、その一体化構造体61を金型14,15
の型締め/型開き方向に移動させる移動機構(例えばア
ーム60ごと一体化構造体61を移動させるx方向移動
機構)65を設け、その移動機構65を、押圧コア40
による加飾シートSの押圧動作と成形品取出治具50に
よる成形品Wの取り出し動作のために兼用させる構成を
採用することができる。
【0011】本発明は、加飾用シートSを予備延伸する
ための押圧コア40と、成形品Wを取り出すための成形
品取出治具50とが、いずれも、型開き状態の金型1
4,15間に挿脱自在に配置されることに着目し、これ
らを共通のアーム60に装着して、少なくとも金型1
4,15間への挿入/離脱動作を共通の機構を用いて同
時に行うことで、機構を簡素化すると同時に成形サイク
ルを短縮しようとするものである。
ための押圧コア40と、成形品Wを取り出すための成形
品取出治具50とが、いずれも、型開き状態の金型1
4,15間に挿脱自在に配置されることに着目し、これ
らを共通のアーム60に装着して、少なくとも金型1
4,15間への挿入/離脱動作を共通の機構を用いて同
時に行うことで、機構を簡素化すると同時に成形サイク
ルを短縮しようとするものである。
【0012】加えて、請求項2に係る発明では、金型1
4,15間に挿入された状態での押圧コア40と成形品
取出治具50の動作が、いずれも金型14または15に
対して接近/離隔する動作であること、つまり金型1
4,15の型締め/型開き方向に移動する動作であるこ
とに注目して、これらの両機能部材を一体化して、金型
14ないしは15に対する接近/離隔動作をも共通の機
構を用いて行うことで、更に機構の簡素化を図ろうとす
るものである。
4,15間に挿入された状態での押圧コア40と成形品
取出治具50の動作が、いずれも金型14または15に
対して接近/離隔する動作であること、つまり金型1
4,15の型締め/型開き方向に移動する動作であるこ
とに注目して、これらの両機能部材を一体化して、金型
14ないしは15に対する接近/離隔動作をも共通の機
構を用いて行うことで、更に機構の簡素化を図ろうとす
るものである。
【0013】すなわち、請求項1に係る発明において、
押圧コア40と成形品取出治具50を共通のアーム60
に装着することにより、型開き状態の金型14,15間
への挿入および離脱を1つの動作により行うことがで
き、これらを個別のアーム装着して個別に挿脱する場合
に比して、挿入/離脱の動作に関しては実質的に約1/
2に短縮することができると同時に、機構の共有化によ
る構造のシンプル化を達成できる。
押圧コア40と成形品取出治具50を共通のアーム60
に装着することにより、型開き状態の金型14,15間
への挿入および離脱を1つの動作により行うことがで
き、これらを個別のアーム装着して個別に挿脱する場合
に比して、挿入/離脱の動作に関しては実質的に約1/
2に短縮することができると同時に、機構の共有化によ
る構造のシンプル化を達成できる。
【0014】また、請求項2に係る発明においては、押
圧コア40と成形品取出治具50を互いに背反する向き
に一体化し、その一体化構造体61の全体を移動機構6
5によって型締め/型開き方向に移動させることで、押
圧コア40による加飾用シートSの予備延伸と、成形品
取出治具50による金型15からの成形品Wの取り出し
を、共通の移動機構65を用いて行うことが可能とな
り、機構の更なる簡素化を達成できる。
圧コア40と成形品取出治具50を互いに背反する向き
に一体化し、その一体化構造体61の全体を移動機構6
5によって型締め/型開き方向に移動させることで、押
圧コア40による加飾用シートSの予備延伸と、成形品
取出治具50による金型15からの成形品Wの取り出し
を、共通の移動機構65を用いて行うことが可能とな
り、機構の更なる簡素化を達成できる。
【0015】ここで、押圧コア40と成形品取出治具5
0を一体化する場合、その一体化構造体61を型締め/
型開き方向に移動させる移動機構としては、図3に示す
ように一体化構造体61をアーム60ごと移動させる機
構(x方向移動機構65)のほか、図4に示すように、
一体化構造体61をアーム60に対して移動させる機構
を採用することもできる。
0を一体化する場合、その一体化構造体61を型締め/
型開き方向に移動させる移動機構としては、図3に示す
ように一体化構造体61をアーム60ごと移動させる機
構(x方向移動機構65)のほか、図4に示すように、
一体化構造体61をアーム60に対して移動させる機構
を採用することもできる。
【0016】また、請求項1に係る発明では押圧コア4
0と成形品取出治具50とを必ずしも一体化させる必要
はなく、これらの両機能部材が共通のアーム60に対し
て装着されていればいいのであるが、これらの両機能部
材を一体化させない場合には、少なくともいずれか一方
の機能部材をアーム60に対して型締め/型開き方向に
移動させるための機構を設ければよい(図5参照)。
0と成形品取出治具50とを必ずしも一体化させる必要
はなく、これらの両機能部材が共通のアーム60に対し
て装着されていればいいのであるが、これらの両機能部
材を一体化させない場合には、少なくともいずれか一方
の機能部材をアーム60に対して型締め/型開き方向に
移動させるための機構を設ければよい(図5参照)。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
の概略の全体構成を示す平面図(A)および側面図
(B)であり、加熱板21により加飾用シートSを加熱
している状態を示している。また、図2はその第1の実
施の形態の要部構成を示す部分断面側面図であり、型開
き状態でアーム60を降下させた状態で示している。
の概略の全体構成を示す平面図(A)および側面図
(B)であり、加熱板21により加飾用シートSを加熱
している状態を示している。また、図2はその第1の実
施の形態の要部構成を示す部分断面側面図であり、型開
き状態でアーム60を降下させた状態で示している。
【0018】射出成形機10は射出装置11と金型移動
機構12を主体として構成され、その金型移動機構12
に装着される金型(雌型)14に対向して、固定側の金
型(雄型)15が装着されている。この固定側の金型1
5には、一端がそのキャビティ面に臨み、かつ、他端が
固定ダイプレートへの取付板13を介して射出装置11
のノズルに連通する樹脂流路が形成れており、型締め時
に金型14,15によって構成されるキャビティ内に射
出装置11から供給される溶融樹脂を注入できるように
なっている。
機構12を主体として構成され、その金型移動機構12
に装着される金型(雌型)14に対向して、固定側の金
型(雄型)15が装着されている。この固定側の金型1
5には、一端がそのキャビティ面に臨み、かつ、他端が
固定ダイプレートへの取付板13を介して射出装置11
のノズルに連通する樹脂流路が形成れており、型締め時
に金型14,15によって構成されるキャビティ内に射
出装置11から供給される溶融樹脂を注入できるように
なっている。
【0019】可動側の金型14の上方には、加飾用シー
トSが巻回されたロール31と、そのロール31を回動
させて加飾用シートSを送りだすシート送り装置32か
らなる加飾用シート供給機構30が配設されており、こ
の加飾用シート供給機構30は、成形の1サイクルごと
に、型開き状態の金型14のキャビティ面に近接するよ
うに加飾用シートSを一定のピッチずつ送りだすように
なっている。
トSが巻回されたロール31と、そのロール31を回動
させて加飾用シートSを送りだすシート送り装置32か
らなる加飾用シート供給機構30が配設されており、こ
の加飾用シート供給機構30は、成形の1サイクルごと
に、型開き状態の金型14のキャビティ面に近接するよ
うに加飾用シートSを一定のピッチずつ送りだすように
なっている。
【0020】図2に示すように、金型14にはシリンダ
(図示せず)等により前後動自在のシートクランプ10
1が設けられており、前記した加飾用シート供給機構3
0により供給された加飾用シートSは、まずこのシート
クランプ101によってその周囲が金型14に対してク
ランプされる。その状態で射出成形機10に隣接して配
置されたシート加熱装置20により加熱される。
(図示せず)等により前後動自在のシートクランプ10
1が設けられており、前記した加飾用シート供給機構3
0により供給された加飾用シートSは、まずこのシート
クランプ101によってその周囲が金型14に対してク
ランプされる。その状態で射出成形機10に隣接して配
置されたシート加熱装置20により加熱される。
【0021】シート加熱装置20は、図1に示すよう
に、内蔵のヒータ等の駆動により加熱される加熱板21
と、その加熱板21を型開き状態の金型14,15間に
挿入してクランプ状態の加飾用シートSに近接させるた
めの加熱板移動機構22によって構成されている。
に、内蔵のヒータ等の駆動により加熱される加熱板21
と、その加熱板21を型開き状態の金型14,15間に
挿入してクランプ状態の加飾用シートSに近接させるた
めの加熱板移動機構22によって構成されている。
【0022】シートクランプ101により金型1に対し
てクランプされた状態で、加熱板21によって加熱され
た加飾用シートSは、次いで押圧コア40により金型1
4側に押圧されることによって予備延伸された後に、金
型14に形成されたエア通路102を通じて真空装置1
00によって真空引きされることにより、金型14のキ
ャビティ面に密着するように賦形される。
てクランプされた状態で、加熱板21によって加熱され
た加飾用シートSは、次いで押圧コア40により金型1
4側に押圧されることによって予備延伸された後に、金
型14に形成されたエア通路102を通じて真空装置1
00によって真空引きされることにより、金型14のキ
ャビティ面に密着するように賦形される。
【0023】さて、加熱軟化状態の加飾用シートSを予
備延伸するための押圧コア40は、成形品取出治具50
とともに1本の鉛直のアーム60の先端部に装着されて
いる。すなわち、アーム60の先端部に固着された支持
板62の一面に押圧コア40が固着されているととも
に、その裏面側に成形品取出治具50が固着されてお
り、これらは実質的に一体化構造体61を構成してい
る。また、押圧コア40および成形品取出治具50は、
それぞれの中心軸が互いに同軸上にあって、金型15に
付着している成形品Wの中心軸と略一致している。
備延伸するための押圧コア40は、成形品取出治具50
とともに1本の鉛直のアーム60の先端部に装着されて
いる。すなわち、アーム60の先端部に固着された支持
板62の一面に押圧コア40が固着されているととも
に、その裏面側に成形品取出治具50が固着されてお
り、これらは実質的に一体化構造体61を構成してい
る。また、押圧コア40および成形品取出治具50は、
それぞれの中心軸が互いに同軸上にあって、金型15に
付着している成形品Wの中心軸と略一致している。
【0024】成形品取出治具50は、射出成形後に型開
きした状態で金型15に付着している成形品Wを引き取
り、装置に隣接配置された製品搬送コンベア70上に搬
送するための部材であり、チューブ等によって真空装置
100に連結された複数の吸引パッド51を主たる構成
要素とし、各吸引パッド51を成形品Wに押しつけた状
態で真空引きすることによって、成形品Wを把持し得る
ようになっている。
きした状態で金型15に付着している成形品Wを引き取
り、装置に隣接配置された製品搬送コンベア70上に搬
送するための部材であり、チューブ等によって真空装置
100に連結された複数の吸引パッド51を主たる構成
要素とし、各吸引パッド51を成形品Wに押しつけた状
態で真空引きすることによって、成形品Wを把持し得る
ようになっている。
【0025】アーム60は、金型移動機構12による金
型14の型締め/型開き方向(x方向)と、水平面上で
それに直交する方向(y方向)、並びに上下方向(z方
向)に移動し得るようになっている。すなわち、射出成
形機10に設けられた鉛直コラム63の頂部に、y方向
に伸びるy方向ガイド64aとそれに内蔵されたモータ
ないしはシリンダ等のアクチュエータからなるy方向移
動機構64が設けられているとともに、そのy方向ガイ
ド64aには、x方向に伸びるx方向ガイド65aとそ
れに内蔵されたアクチュエータからなるx方向移動機構
65が摺動自在に支承されている。更にそのx方向ガイ
ド65aには、アーム60をz方向に摺動自在に支承す
るz方向ガイド66aとそれに内蔵されたアクチュエー
タからなるz方向移動機構66が摺動自在に支承されて
いる。
型14の型締め/型開き方向(x方向)と、水平面上で
それに直交する方向(y方向)、並びに上下方向(z方
向)に移動し得るようになっている。すなわち、射出成
形機10に設けられた鉛直コラム63の頂部に、y方向
に伸びるy方向ガイド64aとそれに内蔵されたモータ
ないしはシリンダ等のアクチュエータからなるy方向移
動機構64が設けられているとともに、そのy方向ガイ
ド64aには、x方向に伸びるx方向ガイド65aとそ
れに内蔵されたアクチュエータからなるx方向移動機構
65が摺動自在に支承されている。更にそのx方向ガイ
ド65aには、アーム60をz方向に摺動自在に支承す
るz方向ガイド66aとそれに内蔵されたアクチュエー
タからなるz方向移動機構66が摺動自在に支承されて
いる。
【0026】よって、以上のx,y,z方向の各移動機
構を駆動することで、アーム60はその先端に固着され
た支持板62、押圧コア40および成形品取出治具50
とからなる一体構造体61とともにx,y,z方向任意
の向きに移動する。
構を駆動することで、アーム60はその先端に固着され
た支持板62、押圧コア40および成形品取出治具50
とからなる一体構造体61とともにx,y,z方向任意
の向きに移動する。
【0027】次に、以上の第1の実施の形態の自動運転
時における動作について述べる。金型14のキャビティ
面に加飾用シートSを密着させた状態で型締めし、キャ
ビティ内に溶融樹脂を注入することにより、加飾用シー
トSをインサートした状態で射出成形を行った後に、型
開きすることによって得られる成形品Wは、金型15に
付着した状態となる。その状態で、加飾用シートSが金
型14に近接して送り込まれ、シートクランプ101に
よって金型14に対してクランプされる。その後、加熱
板21が金型14,15間に挿入され、クランプ状態の
加飾用シートSを加熱軟化させた後に加熱板21が離脱
し、次いでz方向移動機構66の駆動によりアーム60
が下降して、図2に示すように一体化構造体61が金型
14と15の間に挿入された状態となる。
時における動作について述べる。金型14のキャビティ
面に加飾用シートSを密着させた状態で型締めし、キャ
ビティ内に溶融樹脂を注入することにより、加飾用シー
トSをインサートした状態で射出成形を行った後に、型
開きすることによって得られる成形品Wは、金型15に
付着した状態となる。その状態で、加飾用シートSが金
型14に近接して送り込まれ、シートクランプ101に
よって金型14に対してクランプされる。その後、加熱
板21が金型14,15間に挿入され、クランプ状態の
加飾用シートSを加熱軟化させた後に加熱板21が離脱
し、次いでz方向移動機構66の駆動によりアーム60
が下降して、図2に示すように一体化構造体61が金型
14と15の間に挿入された状態となる。
【0028】その状態でx方向移動機構65の駆動によ
りアーム60が金型14側に移動し、図3(A)に示す
ように押圧コア40によって加飾用シートSを押圧して
予備延伸する。予備延伸の終了後、加飾用シートSは金
型14に形成されたエア通路102を通じての吸引によ
り、金型14のキャビティ面に密着するように賦形され
る。
りアーム60が金型14側に移動し、図3(A)に示す
ように押圧コア40によって加飾用シートSを押圧して
予備延伸する。予備延伸の終了後、加飾用シートSは金
型14に形成されたエア通路102を通じての吸引によ
り、金型14のキャビティ面に密着するように賦形され
る。
【0029】その間、アーム60は、予備延伸の終了と
同時に、x方向移動機構65の駆動により金型15側に
移動し、成形品取出治具50の各吸引パッド51を金型
15に付着している成形品Wの表面に当接させ、その当
接状態での真空引きにより成形品Wを把持する。そし
て、x方向移動機構65の駆動によりアーム60を金型
14側に移動させることによって、図3(B)に示すよ
うに、成形品取出治具50により把持された成形品Wを
金型15から引き離した後、y方向移動機構64の駆動
によりアーム60を製品搬送ベルト70の上方にまで移
動させて、成形品取出治具50の各吸引パッド51を通
じての真空引きを解き、成形品Wを製品搬送ベルト70
上に落下させる。その後、z方向移動機構66およびy
方向移動機構64の駆動により、アーム60は上昇する
とともに、原点位置である金型14,15間の直上位置
にまで復帰する。
同時に、x方向移動機構65の駆動により金型15側に
移動し、成形品取出治具50の各吸引パッド51を金型
15に付着している成形品Wの表面に当接させ、その当
接状態での真空引きにより成形品Wを把持する。そし
て、x方向移動機構65の駆動によりアーム60を金型
14側に移動させることによって、図3(B)に示すよ
うに、成形品取出治具50により把持された成形品Wを
金型15から引き離した後、y方向移動機構64の駆動
によりアーム60を製品搬送ベルト70の上方にまで移
動させて、成形品取出治具50の各吸引パッド51を通
じての真空引きを解き、成形品Wを製品搬送ベルト70
上に落下させる。その後、z方向移動機構66およびy
方向移動機構64の駆動により、アーム60は上昇する
とともに、原点位置である金型14,15間の直上位置
にまで復帰する。
【0030】以上の成形品取出工程においてアーム60
のy方向への移動により、一体化構造体61が金型1
4,15の間から離脱した直後に、金型14,15が型
締めされ、そのキャビティ内に射出装置11からの溶融
樹脂が注入され、加飾用シートSを表面にインサートし
た状態の成形品の射出成形が行われる。その後、型開き
の後に上記と同じ工程が繰り返される。
のy方向への移動により、一体化構造体61が金型1
4,15の間から離脱した直後に、金型14,15が型
締めされ、そのキャビティ内に射出装置11からの溶融
樹脂が注入され、加飾用シートSを表面にインサートし
た状態の成形品の射出成形が行われる。その後、型開き
の後に上記と同じ工程が繰り返される。
【0031】以上の第1の実施の形態の動作において特
に注目すべき点は、型開き後に金型14,15間に供給
される加飾用シートSの押圧コア40による予備延伸動
作と、成形品Wの取り出し動作とが、1本のアーム60
を金型14,15間に挿入した状態で併せて行われる点
であり、これにより、型開き状態で実行される各工程、
つまり加飾用シートSの加熱工程、同シートSの予備延
伸工程、および成形品取出工程の合計時間が、押圧コア
40と成形品取出治具50とを個別のアームによって交
互に金型間に挿入して個々の動作を順次行う従来の装置
に比して大幅に短縮される。
に注目すべき点は、型開き後に金型14,15間に供給
される加飾用シートSの押圧コア40による予備延伸動
作と、成形品Wの取り出し動作とが、1本のアーム60
を金型14,15間に挿入した状態で併せて行われる点
であり、これにより、型開き状態で実行される各工程、
つまり加飾用シートSの加熱工程、同シートSの予備延
伸工程、および成形品取出工程の合計時間が、押圧コア
40と成形品取出治具50とを個別のアームによって交
互に金型間に挿入して個々の動作を順次行う従来の装置
に比して大幅に短縮される。
【0032】また、以上の第1の実施の形態において更
に注目すべき点は、押圧コア40と成形品取出治具50
とを支持板62を介して互いに背反するように一体化す
るとともに、その一体化構造体61をアーム60に固着
して、そのアーム60を型締め/型開き方向に移動させ
るx方向移動機構65によって、押圧コア40による加
飾用シートSの押圧のための移動と、成形品取出治具5
0による成形品Wの金型15からの取り出し(引き離
し)のための移動の双方を行わせるようにした点であ
り、これにより、1つの移動機構を2つの機能部材の動
作に兼用させることが可能となり、装置が簡素化され
る。
に注目すべき点は、押圧コア40と成形品取出治具50
とを支持板62を介して互いに背反するように一体化す
るとともに、その一体化構造体61をアーム60に固着
して、そのアーム60を型締め/型開き方向に移動させ
るx方向移動機構65によって、押圧コア40による加
飾用シートSの押圧のための移動と、成形品取出治具5
0による成形品Wの金型15からの取り出し(引き離
し)のための移動の双方を行わせるようにした点であ
り、これにより、1つの移動機構を2つの機能部材の動
作に兼用させることが可能となり、装置が簡素化され
る。
【0033】ここで、押圧コア40と成形品取出治具5
0を一体化する場合、その一体化構造体61を移動させ
るための機構は、上記のようにアーム60ごと移動させ
るほか、図4に第2の実施の形態の要部構造を示すよう
に、アーム60の先端部にx方向に沿ったガイド401
を設けるとともに、押圧コア40と成形品取出治具50
を表裏に固着した支持体402をそのガイド401に沿
って移動させるためのアクチュエータ403を設けた構
成としても、ほぼ同等の効果を奏することができる。ま
た、この第2の実施の形態では、アーム60をx方向に
移動させるための第1の実施の形態におけるx方向移動
機構65については、特に設ける必要がなくなる。
0を一体化する場合、その一体化構造体61を移動させ
るための機構は、上記のようにアーム60ごと移動させ
るほか、図4に第2の実施の形態の要部構造を示すよう
に、アーム60の先端部にx方向に沿ったガイド401
を設けるとともに、押圧コア40と成形品取出治具50
を表裏に固着した支持体402をそのガイド401に沿
って移動させるためのアクチュエータ403を設けた構
成としても、ほぼ同等の効果を奏することができる。ま
た、この第2の実施の形態では、アーム60をx方向に
移動させるための第1の実施の形態におけるx方向移動
機構65については、特に設ける必要がなくなる。
【0034】更に、押圧コア40と成形品取出治具50
は必ずしも一体化する必要はなく、これらのいずれか一
方をアーム60の先端においてx方向に移動させるよう
に構成してもよい。すなわち、図5に本発明の第3の実
施の形態の要部構成を示すように、アーム60の先端部
に固着された支持体501の一面に成形品取出治具50
を固着するとともに、その裏面側には、シリンダないし
は電動機等からなるアクチュエータ502を固着し、そ
のアクチュエータ502によって支持体501に対して
x方向に変位が与えられる押圧コア40を取り付けた構
成を採用することができる。この第3の実施の形態で
は、押圧コア40をx方向に移動させるためのアクチュ
エータを必要とするものの、これらの部材を金型14,
15間に挿入/離脱させるためのアームを共有化による
機構の簡素化効果を奏することができると同時に、成形
サイクルの短縮効果については先の各例と同等とするこ
とができる。また、このようなアーム60の先端におい
て押圧コア40をx方向に移動させる移動機構は、射出
成形機10の各部の動作、例えば成形品の突き出し動作
等と同期させる等の対策により、専用のアクチュエータ
を設けることなくメカニズムでよって対処するように構
成することもできる。
は必ずしも一体化する必要はなく、これらのいずれか一
方をアーム60の先端においてx方向に移動させるよう
に構成してもよい。すなわち、図5に本発明の第3の実
施の形態の要部構成を示すように、アーム60の先端部
に固着された支持体501の一面に成形品取出治具50
を固着するとともに、その裏面側には、シリンダないし
は電動機等からなるアクチュエータ502を固着し、そ
のアクチュエータ502によって支持体501に対して
x方向に変位が与えられる押圧コア40を取り付けた構
成を採用することができる。この第3の実施の形態で
は、押圧コア40をx方向に移動させるためのアクチュ
エータを必要とするものの、これらの部材を金型14,
15間に挿入/離脱させるためのアームを共有化による
機構の簡素化効果を奏することができると同時に、成形
サイクルの短縮効果については先の各例と同等とするこ
とができる。また、このようなアーム60の先端におい
て押圧コア40をx方向に移動させる移動機構は、射出
成形機10の各部の動作、例えば成形品の突き出し動作
等と同期させる等の対策により、専用のアクチュエータ
を設けることなくメカニズムでよって対処するように構
成することもできる。
【0035】〔表1〕は、上記した本発明の第1〜第3
の実施の形態と、押圧コアおよび成形品取出治具をそれ
ぞれ個別のアームに装着して交互に一対の金型間に挿入
して個々の動作を順次行う従来装置とについて、型開き
状態で実行される各工程の所要時間の実測値を纏めたも
のである。
の実施の形態と、押圧コアおよび成形品取出治具をそれ
ぞれ個別のアームに装着して交互に一対の金型間に挿入
して個々の動作を順次行う従来装置とについて、型開き
状態で実行される各工程の所要時間の実測値を纏めたも
のである。
【0036】
【表1】
【0037】この表から明らかなように、射出成形条件
等を互いに同一としても、本発明の各実施の形態によれ
ば、従来装置に比して型開き状態で行われる各工程の合
計時間を9〜10秒にわたって短縮することができ、加
飾用シートを用いた加飾成形品の成形サイクルの短縮に
大きな効果を発揮し得ることが確認された。
等を互いに同一としても、本発明の各実施の形態によれ
ば、従来装置に比して型開き状態で行われる各工程の合
計時間を9〜10秒にわたって短縮することができ、加
飾用シートを用いた加飾成形品の成形サイクルの短縮に
大きな効果を発揮し得ることが確認された。
【0038】なお、以上の各実施の形態においては、い
ずれも、押圧コア40と成形品取出治具50とを互いに
背反して同軸上に配置した例を示したが、本発明は特に
このような配置に限定されることなく、押圧コア40と
成形品取出治具50を背反するが同軸には配置せず、上
下または左右にずれた位置に配置する構成、更には、互
いに背反せず、例えば互いに90度の角度を持たせた状
態、つまり一方の側面に他方の部材を配置する構成を採
用することができる。ただし、これらの場合には、押圧
コア40による加飾用シートの予備延伸工程と成形品取
出工程との間にアームを上下または左右に移動させた
り、あるいはこれらの両工程の間にアームを回動させる
必要が生じ、あまり得策ではない。
ずれも、押圧コア40と成形品取出治具50とを互いに
背反して同軸上に配置した例を示したが、本発明は特に
このような配置に限定されることなく、押圧コア40と
成形品取出治具50を背反するが同軸には配置せず、上
下または左右にずれた位置に配置する構成、更には、互
いに背反せず、例えば互いに90度の角度を持たせた状
態、つまり一方の側面に他方の部材を配置する構成を採
用することができる。ただし、これらの場合には、押圧
コア40による加飾用シートの予備延伸工程と成形品取
出工程との間にアームを上下または左右に移動させた
り、あるいはこれらの両工程の間にアームを回動させる
必要が生じ、あまり得策ではない。
【0039】また、以上の各実施の形態においては、加
飾用シートを成形品の表面にインサートする場合につい
て述べたが、加飾用シートを転写シートとして、そのシ
ートの片面に印刷された印刷層を成形品表面に転写する
場合においても、本発明を等しく適用し得ることは勿論
である。
飾用シートを成形品の表面にインサートする場合につい
て述べたが、加飾用シートを転写シートとして、そのシ
ートの片面に印刷された印刷層を成形品表面に転写する
場合においても、本発明を等しく適用し得ることは勿論
である。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、加飾用シ
ートを予備延伸するための押圧コアと、成形完了後に金
型に付着している成形品の取出治具とを、1本の共通の
アームに装着して、そのアームによりこれらの両機能部
材を一対の金型間に挿入/離脱させるように構成したか
ら、これら2つの機能部材の金型間への挿入/離脱のた
めの機構を兼用させることによる機構の簡素化と、同じ
く金型間への両部材の挿入/離脱のために要する時間の
短縮化を一挙に達成することができる。
ートを予備延伸するための押圧コアと、成形完了後に金
型に付着している成形品の取出治具とを、1本の共通の
アームに装着して、そのアームによりこれらの両機能部
材を一対の金型間に挿入/離脱させるように構成したか
ら、これら2つの機能部材の金型間への挿入/離脱のた
めの機構を兼用させることによる機構の簡素化と、同じ
く金型間への両部材の挿入/離脱のために要する時間の
短縮化を一挙に達成することができる。
【0041】また、押圧コアと成形品取出治具とを一体
化してアームに装着するとともに、その一体化構造体を
型締め/型開き方向に移動させる機構を設けて、その移
動機構を、押圧コアによる加飾用シートの押圧動作と、
成形品取出治具による成形品の取り出し動作の双方に兼
用させるように構成すれば、機構の簡素化効果は更に向
上する。
化してアームに装着するとともに、その一体化構造体を
型締め/型開き方向に移動させる機構を設けて、その移
動機構を、押圧コアによる加飾用シートの押圧動作と、
成形品取出治具による成形品の取り出し動作の双方に兼
用させるように構成すれば、機構の簡素化効果は更に向
上する。
【図1】本発明の第1の実施の形態の全体構成の説明図
で、加熱板21により加飾用シートSを加熱している状
態で示す平面図(A)および側面図(B)
で、加熱板21により加飾用シートSを加熱している状
態で示す平面図(A)および側面図(B)
【図2】その第1の実施の形態の要部構成を、型開き状
態でアーム60を下降させた状態で示す部分断面側面図
態でアーム60を下降させた状態で示す部分断面側面図
【図3】本発明の第1の実施の形態の動作説明図
【図4】本発明の第2の実施の形態の要部構成を示す側
面図
面図
【図5】本発明の第3の実施の形態の要部構成を示す側
面図
面図
【図6】従来装置における加飾用シートの予備延伸工程
(A)および成形品取出工程(B)をそれそれ示す部分
断面側面図
(A)および成形品取出工程(B)をそれそれ示す部分
断面側面図
10 射出成形機 11 射出装置 12 金型移動機構 13 固定ダイプレートへの取付板 14 金型(可動側,雌型) 15 金型(固定側,雄型) 20 シート加熱装置 21 加熱板 30 加飾用シート供給機構 40 押圧コア 50 成形品取出治具 51 吸引パッド 60 アーム 61 一体化構造体 62 支持板 63 鉛直コラム 64 y方向移動機構 65 x方向移動機構 66 z方向移動機構 70 製品搬送ベルト 100 真空装置 101 シートクランプ 102 エア通路 S 加飾用シート W 成形品
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B29K 105:20 B29L 9:00
Claims (2)
- 【請求項1】 互いに対向する一対の射出成形用金型
と、その金型の型開き状態でこれらの間に加飾用シート
を供給するシート供給機構と、その供給されたシートを
一方の金型のキャビティ面側に押圧して予備延伸するた
めの押圧コアを備え、一方の金型のキャビティ面に予備
延伸された加飾用シートを密着させた状態で型締めして
キャビティ内に溶融樹脂を注入することにより、その加
飾用シートが表面にインサートされ、もしくは当該加飾
用シートの転写層を成形品表面に転写されてなる加飾成
形品を製造する装置において、上記押圧コアと、型開き
状態で他方の金型に付着した成形品を取り出す成形品取
出治具とが、型開き状態の金型の間に挿脱自在の共通の
アームに装着されていることを特徴とする加飾成形品の
製造装置。 - 【請求項2】 上記押圧コアと成形品取出治具とが互い
に背反する向きに相互に一体化されているとともに、そ
の一体化構造体を上記一対の金型の型締め/型開き方向
に移動させる移動機構を備え、その移動機構が、上記押
圧コアによる加飾用シートの押圧動作と成形品取出治具
による成形品の取り出し動作のために兼用されるよう構
成されていることを特徴とする、請求項1に記載の加飾
成形品の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3485897A JPH10230531A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 加飾成形品の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3485897A JPH10230531A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 加飾成形品の製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10230531A true JPH10230531A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12425881
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3485897A Pending JPH10230531A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 加飾成形品の製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10230531A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007007989A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Yushin Precision Equipment Co Ltd | 転写装置を備えた成形機 |
| JP2009262406A (ja) * | 2008-04-24 | 2009-11-12 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 射出成形システム及び射出成形方法 |
| CN104684706A (zh) * | 2012-08-09 | 2015-06-03 | 卡森尼可关精株式会社 | 软质薄壁树脂成型件成型方法及装置 |
| JP2016203418A (ja) * | 2015-04-17 | 2016-12-08 | スターテクノ株式会社 | インモールド成形システム及びインモールド成形方法 |
| JP2021165046A (ja) * | 2017-10-20 | 2021-10-14 | 芝浦機械株式会社 | 成形品の成形方法 |
| CN115179500A (zh) * | 2022-07-04 | 2022-10-14 | 北京中关村智连安全科学研究院有限公司 | 一种微芯桩的主壳体用生产模具 |
-
1997
- 1997-02-19 JP JP3485897A patent/JPH10230531A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007007989A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Yushin Precision Equipment Co Ltd | 転写装置を備えた成形機 |
| JP2009262406A (ja) * | 2008-04-24 | 2009-11-12 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 射出成形システム及び射出成形方法 |
| CN104684706A (zh) * | 2012-08-09 | 2015-06-03 | 卡森尼可关精株式会社 | 软质薄壁树脂成型件成型方法及装置 |
| JP2016203418A (ja) * | 2015-04-17 | 2016-12-08 | スターテクノ株式会社 | インモールド成形システム及びインモールド成形方法 |
| JP2021165046A (ja) * | 2017-10-20 | 2021-10-14 | 芝浦機械株式会社 | 成形品の成形方法 |
| CN115179500A (zh) * | 2022-07-04 | 2022-10-14 | 北京中关村智连安全科学研究院有限公司 | 一种微芯桩的主壳体用生产模具 |
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