JPH1023084A - 通信方法、当該通信方法を用いた通信装置、送信装置、受信装置および遠隔操作システム - Google Patents
通信方法、当該通信方法を用いた通信装置、送信装置、受信装置および遠隔操作システムInfo
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- JPH1023084A JPH1023084A JP18814996A JP18814996A JPH1023084A JP H1023084 A JPH1023084 A JP H1023084A JP 18814996 A JP18814996 A JP 18814996A JP 18814996 A JP18814996 A JP 18814996A JP H1023084 A JPH1023084 A JP H1023084A
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Abstract
れた場合などに、受信信号が反転して受信装置で受信信
号が誤読されるのを防止する。 【解決手段】 送信装置31から受信装置38へ送信さ
れるAM変調搬送波は、2つの基本搬送波46a,46
bの組み合せによって構成されている。2値コードの
「1」に対応する基本搬送波46aは出力状態の出力時
間T1と非出力状態の非出力時間とが等しい矩形波で、
2値コードの「0」に対応する基本搬送波46bは出力
状態の出力時間t1と非出力状態の非出力時間とが等し
い矩形波であって、互いに出力時間の長さT1とt1が異
なっている。受信装置38は、受信信号の出力状態の出
力時間T1,t1の長さから基本搬送波46a,46bを
判別し、2値コードにデコードする。このような基本搬
送波46a,46bは反転しても出力時間T1,t1が変
化しないので、反転による解読ミスが生じない。
Description
方法を用いた通信装置、送信装置、受信装置および遠隔
操作システムに関する。
等のドアを開閉したり、施錠/解錠を行なったり、車両
のエンジンの起動/停止を行なったり、その他あらゆる
装置の遠隔操作を行なう遠隔操作システムが知られてい
る。これらの遠隔操作システムにあっては、利用者が携
帯する送信装置と、送信装置からの電波を受信して被制
御装置に所定の動作を行なわせるための受信装置とが必
要とされる。
方式)このような遠隔操作システムに用いられている受
信装置の受信方式としては、従来から、FSK(Freque
ncy Shift Keying)ダブル・スーパー・ヘテロダイン方
式が知られている。この方式の送信装置においては、例
えば図1(a)に示すように「1」をHレベルに、
「0」をLレベルに対応させた送信データを搬送波にの
せて送信する際に、図1(b)に示すように、Hレベル
では比較的低周波数の搬送波に変調し、Lレベルでは比
較的高周波数の搬送波に変調してアンテナから送信す
る。一方、受信装置においては、送信装置から送られた
図1(b)のようなFM変調波の周波数の違いによっ
て、図1(c)に示すように「1」と「0」に復調し、
もとの送信データを復元する方式である。すなわち、F
SK方式は、デジタル信号のFM変調/復調と同意であ
る。
式の受信装置1の構成を示すブロック図である。この方
式では、受信アンテナ2を通して入ってきた信号の中か
ら同調回路(図示せず)により希望周波数f1を選択
し、これをプリアンプ3でいったん高周波増幅した後、
ミキサー(混合検波回路)4に加える。一方、局部発振
回路5においては、受信周波数f1よりも高い周波数f
2の信号が発生しており、ミキサー4により受信周波数
f1と局部発振回路5で発生している周波数f2の信号
を加えて中間周波数f2−f1の信号を発生させ、中間
周波数f2−f1の信号を中間周波数増幅回路6によっ
て増幅する。このような周波数変換と中間周波数増幅と
を、ミキサー7、局部発振回路8及び中間周波数増幅回
路9により再度繰り返すことによって受信装置1の感度
と選択度とを良好にする。この後、この中間周波数信号
を検波回路10に加えて検波し、波形整形回路11によ
り波形整形することによってもとの送信データを復元
し、これを信号処理回路12へ送信する。
・スーパー・ヘテロダイン方式の受信装置は回路が複雑
で部品点数も多く、調整も容易でなく、高価であった。
このため、FSKダブル・スーパー・へテロダイン方式
の受信装置よりも回路構成が簡単で、コストが安く、比
較的高感度なASK超再生検波方式を用いた受信装置も
一部では使用されていた。ASKとはAmplitude Shift
Keying の略であって、図3(a)に示すようにHレベ
ルを「1」に、Lレベルを「0」に対応させた送信デー
タを搬送波にのせて送信する際に、図3(b)に示すよ
うに、Hレベルでは一定振幅の搬送波に変調して送信
し、Lレベルでは搬送波を送信しない。一方、受信装置
においては、送信装置から送られた図3(b)のような
AM変調波における搬送波の有る無しによって、図3
(c)に示すように「1」と「0」に復調し、もとの送
信データを復調する方式である。すなわち、ASK方式
は、デジタル信号のAM変調/復調と同意である。
成を示すブロック図である。受信装置13は、受信アン
テナ14、プリアンプ15、超再生検波回路16、波形
整形回路20及び信号処理回路21からなり、受信アン
テナ14から入った信号はプリアンプ15により高周波
増幅された後、超再生検波回路16により検波される。
に示すように、RF(ラジオ周波数)発振回路17、ク
エンチング発振回路18およびローパス・フィルター1
9からなる。クエンチング発振回路18は、低周波数で
間欠発振するものであって、それによってRF発振回路
17を間欠発振させるためのものである。すなわち、受
信周波数で発振するRF発振回路17を、クエンチング
発振回路18の発振周波数(以下、クエンチング周波数
という)で発振開始させたり、発振停止させたりする動
作を繰り返し、超再生検波回路16の復調出力を得る。
路17より取り出されるが、このRF発振回路17から
取り出された信号はRF周波数及びクエンチング周波数
の雑音を含んでいるので、ローパスフィルター19を通
過させることにより必要周波数帯の信号だけを取り出
す。
周波の搬送波が存在すると、RF発振回路17の間欠発
振の立ち上がり(クエンチング発振の飽和発振振幅値)
は、無信号時より速くなる。そのため、ローパス・フィ
ルター19を通すと、その立ち上がり速度の違いが、
「1」と「0」の信号となって現れるので、もとの送信
データが得られる。
す具体回路図である。この超再生検波回路16は、通常
のコルピッツもしくは変形コルピッツの発振回路にイン
ダクタンスLQ、キャパシタンスCQ、抵抗RQからなる
自励式のクエンチング発振回路18を付加したものであ
る。また、RF発振回路17は、インダクタンスL0と
キャパシタC0からなるLC共振器で構成され、ローパ
ス・フィルター19はインダクタンスLP及びキャパシ
タンスCPによって構成されている。RF発振回路17
を構成するLC共振器のマイナス側には受信アンテナ1
3からの入力が接続され、LC共振器のプラス側にイン
ダクタンスLPとキャパシタンスCPからなるローパス・
フィルター19を通してデジタル信号(AF出力)を出
力する回路になっている。なお、Trはトランジスタ、
R1〜R3は抵抗、C1〜C7はキャパシタンスである。
及びN2部分の波形を参照しながら、超再生検波回路1
6の動作を説明する。図6(a)は、RF発振回路17
への入力信号(RF入力信号という)が存在しないとき
のRF発振回路17からの出力波形(N1における波
形)を示し、図6(b)はRF入力信号が存在するとき
のRF発振回路17からの出力波形(N1における波
形)を示す。図7(a)(b)はそれぞれ図6(a)
(b)の波形がローパス・フィルター19を通過した後
の波形(N2における波形)を示す。図8(a)は図6
(a)の波形と図6(b)の波形が交互に繰り返してい
る様子を示し(時間軸は縮めている)、図8(b)は図
8(a)の波形がローパス・フィルター19を通過した
後の波形を示している。
のようにクエンチング発振回路18の立ち上がり速度が
遅くなるので、図6(a)に示すように、RF発振回路
17における間欠発振波形では、十分に発振が立ち上が
る前に発振が停止し、次の発振が開始している。従っ
て、RF入力信号が存在する場合の波形をローパス・フ
ィルター19及び波形整形回路20に通すと、図7
(a)に示すように、Lレベル(「0」)の信号にな
る。また、RF入力信号が存在する場合には、前記のよ
うにクエンチング発振回路18の立ち上がり速度が大き
いので、図6(b)に示すように、発振が十分に立ち上
がっている。従って、RF入力信号が存在する場合の波
形をローパス・フィルター19及び波形整形回路20に
通すと、図7(b)に示すように、Hレベル(「1」)
の信号になる。
RF入力信号が存在しない期間と、図6(b)のように
RF入力信号が存在する期間とが交互に繰り返してい
る。AM変調波が超再生検波回路16に入力され、図8
(a)のような信号がRF発振回路17から出力される
と、この信号はローパス・フィルター19及び波形整形
回路20を通過することによってHレベルとLレベルと
が交互に現われ、図8(b)のように送信データ(図示
例では、「10101」)が復調される。
ようなASK超再生検波回路16を用いた受信装置13
においては、RF発振回路17に入力されるRF入力信
号の電力が変化すると、波形整形回路20からの出力
(復調データ)が反転する現象の生じることが分かっ
た。例えば、図9(a)はRF入力信号の電力が40d
Bmの場合の出力波形を示し、図9(b)はRF入力信
号の電力が60dBmの場合の出力波形を示す。実験に
よれば、図9(a)(b)からも明らかなように、RF
発振回路17へのRF入力信号が過大になって一定レベ
ル電力を超えると、復調信号の出力波形の反転が起るこ
とが多かった。こうして出力波形が反転すると、送信デ
ータは正しく復調されなくなる。例えば図8(b)に示
した「10101」の送信データが反転すると、その波
形は図8(c)のようになるので、その送信データは
「01010」と復調され、送信データが正しく復調さ
れない。従って、信号処理回路21における処理が正常
に動作しなくなり、例えば車両のドアを施錠/解錠する
ためのキーレスエントリーシステムなどでは、車両のド
アを施解錠できなくなる恐れがあった。
れたものであって、その目的とするところは、受信電波
の強さが大きい場合などに起きる、受信電波復調後の復
調信号の反転による誤った処理や制御を防止することに
ある。
出力状態と非出力状態からなり、それらの出力時間と非
出力時間とを等しくしたものを基本搬送波とし、異なる
情報要素に対して前記出力状態の出力時間を異ならせた
基本搬送波を対応させ、送信側では、複数の情報要素か
ら構成される所定の情報を、各情報要素に対応した複数
の基本搬送波から構成した搬送波により送信し、受信側
では、各基本搬送波における出力状態の出力時間に基づ
いて、各基本搬送波に対応づけられた情報要素を求め、
前記所定の情報を復調することを特徴としている。
力状態と非出力状態からなり、それらの出力時間と非出
力時間とを等しくしたものを基本搬送波とし、異なる情
報要素に対して前記出力状態の出力時間を異ならせた基
本搬送波を対応させ、複数の情報要素から構成される所
定の情報を、各情報要素に対応した複数の基本搬送波か
ら構成した搬送波として送信することを特徴としてい
る。
力状態と非出力状態からなり、それらの出力時間と非出
力時間とを等しくしたものを基本搬送波とし、異なる情
報要素に対して前記出力状態の出力時間を異ならせた基
本搬送波を対応させ、複数の情報要素から構成される所
定の情報を、各情報要素に対応した複数の基本搬送波か
ら構成した搬送波を受信する受信装置において、受信し
た搬送波から、各基本搬送波における出力状態の出力時
間に基づいて、各基本搬送波に対応づけられた情報要素
を復調することを特徴としている。
記載の受信装置において、検波回路として超再生検波回
路を用いていることを特徴としている。
載の送信装置、請求項3及び4に記載の受信装置にあっ
ては、出力状態の出力時間と非出力状態の非出力時間と
を等しくしたものを基本搬送波とし、異なる情報要素に
対しては出力状態の出力時間を異ならせ、この基本搬送
波の連続ないし組み合わせによって搬送波を構成してい
るので、受信側において出力状態の出力時間によって情
報要素を解読するようにすれば、搬送波もしくは搬送波
の復調信号がなんらかの原因によって反転しても、情報
要素の解読ミスが起きることがなく、正しく情報要素し
たがって送信装置から送信された情報を受信装置に伝え
ることができる。
を搬送波として送受信して、送信側と受信側との間で情
報の通信を行なう通信方法において、送信側では、反転
した場合に受信側での出力が異なったものとなる反転識
別波を、前記搬送波に付加して送信し、受信側では、前
記反転識別波の出力に応じて、受信信号が反転している
か否かを識別することを特徴としている。
記載の通信方法において、前記反転識別波は、搬送波の
出力状態と非出力状態とが繰り返されたものであって、
出力状態の出力時間と非出力状態の非出力時間が異なる
ものであることを特徴としている。
を搬送波として送受信して、送信装置と受信装置との間
で情報の通信を行なう通信装置であって、反転した場合
に受信側での出力が異なったものとなる反転識別波を、
前記搬送波に付加して送信する手段を備えた送信装置
と、前記反転識別波の出力に応じて、受信信号が反転し
ているか否かを識別する手段を備えた受信装置と、から
なることを特徴としている。
記載の通信装置において、前記受信装置において受信信
号が反転していると識別された場合には、当該受信信号
を反転させたものを所定の情報として復調することを特
徴としている。
載の通信装置において、前記受信装置において受信信号
が反転していると識別された場合には、受信信号が反転
しないように増幅度を調整することを特徴としている。
及び9の通信装置は、送信側から受信側へ送信する搬送
波に、反転した場合に受信側での出力が異なったものと
なる反転識別波(例えば、出力状態の出力時間と非出力
状態の非出力時間とが異なる波形の信号)を含ませてい
るので、この反転識別波を監視することによって受信側
で受信信号が反転したか否かを知ることができる。
転していると判別した場合には、請求項8のように、受
信信号を再度反転させることによって正常な状態に戻す
ことができる。あるいは、受信信号の反転は受信信号レ
ベルが過大な場合に起きるので、請求項9のように、受
信側の増幅度を調整することにより受信信号の反転を解
消させることができる。
所定の情報を搬送波として受信する受信装置であって、
上記搬送波を検波する検波手段への入力信号レベルが一
定になるように制御する手段をを備えたことを特徴とし
ている。
信号レベルが過大な場合に起きるので、請求項10の受
信装置のように、検波手段への入力信号レベルが一定に
なるように自動調整することにより、受信信号の反転を
予防することができる。
請求項1、5、6又は10に記載の通信方法を利用した
遠隔操作システムであって、送信側には、携帯可能な携
帯送信装置を備え、受信側には、受信装置と開閉扉を備
え、前記携帯送信装置から送信される情報に応じて前記
受信装置が前記開閉扉の開閉もしくは錠の制御を行なう
ことを特徴としている。
隔操作システムに用いれば、例えば送信装置の携帯者が
受信装置に近付き過ぎても、受信信号の反転によって受
信不能になることがなく、送信装置の操作により確実に
開閉扉の開閉もしくは錠の制御を行なうことができ、遠
隔操作システムの信頼性を向上させることができる。
装置の信号に反転現象が生じても不具合が発生しないよ
うにした実施形態を説明する。図10はこの実施形態に
よる通信システムを構成する送信装置31と受信装置3
8を示す図である。
機制御部33、IDコード記憶装置34、エンコーダ3
5、ASK変調方式の送信回路36および送信アンテナ
37によって構成されている。ここで、送信機制御部3
3やエンコーダ35、送信回路36等はマイクロコンピ
ュータ(CPU)やメモリ等によって構成されている。
が操作するものであって、送信装置31の表面に設けら
れている。IDコード記憶装置34は送信機固有のID
コード(識別コード)を2進コードとして予め登録され
て保持している。
オンになると、IDコード記憶装置34からIDコード
を読み出し、例えば図11に示すように開始信号の後に
IDコード、所定のデータ信号および終了信号をつな
ぎ、所定の情報を構成する。この情報は、バイナリーコ
ードとして表現されており、例えば「101100」と
して表現される。
出力される情報を、当該通信システムに特有の規約(信
号フォーマット)に従って送信データに変換する。すな
わち、情報を構成する情報要素の「1」は出力状態(H
レベル)の出力時間T1と非出力状態(Lレベル)の非
出力時間とが等しい図12(a)のような矩形波形をし
た基本コード45aに変換され、情報要素の「0」は出
力状態(Hレベル)の出力時間t1と非出力状態(Lレ
ベル)の非出力時間とが等しい図12(b)のような矩
形波形をした基本コード45bに変換される。ここで、
「1」に対応する基本コード45aにおける出力時間T
1と「0」に対応する基本コード45bにおける出力時
間t1とは互いに異なっており、例えばT1=2×t1と
なっている。
された送信データをASK変調方式に従って変調し、送
信データを搬送波にのせて送信する。すなわち、送信機
制御部33から出力された情報はエンコーダ35によっ
て特有の基本コード45a,45bによって構成された
矩形波状の送信データに変換された後、送信回路36で
AM変調される。送信データは送信回路36でAM変調
されるので、情報要素の「1」に対応する基本コード4
5aは図12(c)に示すような基本搬送波46aに変
換され、情報要素の「0」に対応する基本コード45b
は図12(d)に示すような基本搬送波46bに変換さ
れる。こうして、基本コード45a,45bによって構
成された送信データは、図12(c)(d)に示すよう
な基本搬送波46a、46bからなる搬送波に変換され
た後、送信アンテナ37から送信される。従って、送信
回路36から出力される搬送波は、搬送波の存在する出
力時間T1と搬送波の存在しない非出力時間との等しい
基本搬送波46a(情報要素「1」に対応するもの)
と、搬送波の存在する出力時間t1と搬送波の存在しな
い非出力時間との等しい基本搬送波46b(情報要素
「0」に対応するもの;t1≠T1)とから構成される。
2をオンにしてから、搬送波が送信されるまでの動作
を、図13の波形図に従って、具体的に説明する。送信
装置31の操作スイッチ32を押すと、送信機制御部3
3が動作状態となり、IDコード42がIDコード記憶
装置34から読み出される。ついで、送信機制御部33
は、IDコード42を含む図11のような情報40を出
力する。この情報40は、バイナリーコードとして表現
されており、例えば図13(a)に示すように「101
100」であるとする。この情報40が出力されると、
エンコーダ35は、当該情報40を情報要素毎に特有の
基本コード45a,45bに変換する。こうしてエンコ
ーダ35によって変換された情報「101100」の送
信データ47を図13(b)に示す。ついで、この送信
データ47は送信回路36によりAM変調され、図13
(c)に示すような2種の基本搬送波46a,46bの
組み合わせによって構成された搬送波48として送信ア
ンテナ37から送信される。
式を用いたものであって、信号処理回路39を除いて、
図4に示した受信装置と同一の構成を有しているので、
同一構成部分に対しては図4と同一の符号を付して説明
を省略する。また、超再生検波回路16は図5に示した
ような構成を有している。信号処理回路39は、受信装
置31のエンコーダ35と同じ通信規約を有しており、
エンコーダ35によって符号化された送信データ47を
もとの情報40にデコードすることができる。
うな搬送波(AM変調波)48が送信されてくるので、
受信装置38は図4及び図5に関連して説明したとお
り、図13(d)に示すように送信データ47を復調し
て波形整形回路20から信号処理回路39へ復調データ
49を出力する。こうして信号処理回路39へ復調デー
タ49が出力されると、信号処理回路39はエンコーダ
35と同じ規約に従って復調データ49からもとの情報
「101100」をデコードする。すなわち、復調デー
タ49の出力状態の出力時間を識別し、出力状態の出力
時間がT1の場合には、情報要素が「1」と判定し、出
力状態の出力時間がt1の場合には、情報要素が「0」
であると判定する。
波の電力レベルが大き過ぎる場合には、従来例でも説明
したように、受信装置38において波形整形回路20か
ら信号処理回路39へ出力される復調データ49が反転
する。図13(e)は図13(d)の復調データ49が
反転した様子を示している。極性が反転すると、受信側
の信号処理回路39は反転した復調データ49に基づい
てもとの情報40を復元しようとする。しかし、本実施
形態においては、同一情報要素については出力状態の出
力時間と非出力状態の非出力時間が等しくなっているの
で、図12(e)(f)に示すように基本コード45
a、45bが反転して信号処理回路39が本来の非出力
時間を出力時間として読み取ったとしても、正しい情報
要素「1」、「0」がデコードされる。例えば、図13
(e)の反転した復調データ49に基づいてデコードし
ても、図13(d)の復調データ49に基づいて得た情
報と同じ結果を得ることができる。
実施形態による通信システムの送信装置51及び受信装
置52を示すブロック図である。この送信装置51は、
反転識別波発生回路53を有しており、図15に示すよ
うに、開始信号41の前に反転識別波59を付加して受
信装置52へ送信する。ここで、反転識別波発生回路5
3によって発生され、送信データ40ないし搬送波48
の先頭に付加される反転識別波59は、図16に示すよ
うに、出力状態の出力時間T2と非出力状態の非出力時
間t2とが異なっており(T2≠t2)、出力状態と非出
力状態とが所定数だけ交互に繰り返す矩形波信号によっ
て構成されている。
電波を受信し、もとの送信データ47を復調して波形整
形回路20から信号処理回路39へ出力する。波形整形
回路20と信号処理回路39とは、極性切換え部54に
よって接続されており、極性切換え部54を切り換える
ことによって復調コード49の極性を反転させることが
できるようになっている。例えば、波形整形回路20の
出力側と信号処理回路39の入力側との接続を通常の伝
送線55と極性反転機能(例えば、インバータ)56を
挿入した伝送線57とに切り換え可能になっている。信
号処理回路39は反転検出回路58を有しており、復調
データ49の出力状態の出力時間から復調データが反転
しているか否かを判別する。すなわち、受信した復調デ
ータ49の先頭の反転識別波59にあたる部分の出力時
間を計測し、当該出力時間がT2であれば反転していな
いと判断し、出力時間がt2になっていれば復調データ
49が反転していると判断する。反転検出回路58によ
り復調データ49が反転していないと判断されれば、極
性切換え部54は通常の伝送線55側へ接続され、反転
していると判断されれば、極性反転機能56を有する伝
送線57側へ接続される。従って、波形整形回路20か
ら出力されている復調データ49が反転している場合に
は、反転検出回路58によって検出され、極性切換え部
54によって再度反転させられた復調データ49、すな
わち反転していない復調データ49が信号処理回路39
へ入力されるので、信号処理回路39は開始信号41以
下の正常な情報40に基づいて情報40をデコードする
ことができ、信号処理回路39は正しく動作することが
できる。
な遠隔操作装置の信号フォーマットでは、最初に受信信
号と信号処理回路のマイクロプロセッサ(CPU)のク
ロックとの同期をとるための同期信号で始まり、次に開
始信号・IDコード、データ信号、終了信号と続く。こ
の同期信号を反転識別波と共用すると、送信データが短
くてすむ。
に別な実施形態による通信システムを構成する送信装置
61及び受信装置62の構成を示すブロック図である。
この実施形態の送信装置61は図14に示した送信装置
51と同じものである。受信装置62にあっては、超再
生検波回路16の前段に増幅度可変なRF増幅回路63
を設け、このRF増幅回路63の増幅度を増幅度制御回
路64によりコントロールできるようになっている。
回路58が、送信データ48に含まれる反転識別波59
を監視することにより復調データ49の反転を検出する
と、増幅度制御回路64を介してRF増幅回路63の増
幅度を小さくし、復調データ49の反転が無くなるよう
にRF増幅回路63の増幅度をフィードバック制御す
る。従って、この実施態様によれば、復調データ49の
反転が生じた場合には、自動的に超再生検波回路16へ
入力される信号の電力レベルが自動調整され、復調デー
タ49の反転が起こらないようになる。
に別な実施形態による通信システムを構成する受信装置
65の構成を示すブロック図である。この受信装置65
にあっては、超再生検波回路16の前段にAGC機能を
備えたRF増幅回路66を設けている。AGC(Autom
atic Gain Controll)機能とは、常にある一定の出力
レベルを保つ機能であって、この出力レベルを復調デー
タ49に反転が生じないようなレベルに予め設定してい
る。もちろん、AGC機能を持たないRF増幅回路と超
再生検波回路16との間に別途AGC回路を挿入しても
よい。
を常に働かせておけば、復調データ49の反転を防止す
ることができる。あるいは、信号処理回路39内に反転
検出回路58を設けておき、反転検出回路58が復調デ
ータ49の反転を検出した場合にだけ、RF増幅回路6
6のAGC機能を働かせるようにしてもよい。
る通信システムを用いた、ワイヤレス・ドアロック・リ
モコンシステム(キーレスエントリーシステム)を示す
概略図である。本発明にかかる送信装置71は車両用の
ドアキー72に内蔵されており、表面に操作スイッチと
してロックスイッチ73aとアンロックスイッチ73b
が設けられている。一方、受信装置74は車両75に搭
載されており、ドア錠を施錠/解錠するドア錠制御回路
76に接続されている。
73a又はアンロックスイッチ73bを押すと、送信装
置固有のIDコードを含む搬送波が送信装置71から送
信される。一方、車両75に搭載された受信装置74は
当該搬送波を受信すると、これを復調及びデコードして
送信装置71から送信された情報を読み取る。そして、
受信装置74の信号処理回路は当該情報に含まれる送信
機固有のIDコードと受信機が保持している受信機固有
のIDコードとを比較照合し、IDコードが一致すれば
信号処理回路からドア錠制御回路76へ信号を送信して
ドア錠を施錠(ロックスイッチ73aを押した場合)も
しくは解錠(アンロックスイッチ73bを押した場合)
させる。
コンシステムに本発明にかかる通信システムを用いるこ
とにより、比較的安価で、しかも復調データの反転によ
る受信不能状態が発生することのないシステムを構成す
ることができ、信頼性が向上する。
る通信システムを用いた、ワイヤレス・エンジンスター
ター・リモコンシステム(キーレスエントリーシステ
ム)を示す概略図である。本発明にかかる送信装置81
は操作スイッチとしてスタートスイッチ82a及びスト
ップスイッチ82bを備えている。一方、車両75に搭
載されている受信装置83は、エンジンを始動及びアイ
ドリングさせたり、エンジンを停止させたりするための
エンジン制御部84に接続されている。
チ82aを押すと、受信装置83がIDコードを照合し
て一致した場合には、エンジン制御部84へ始動信号を
送り、エンジンを始動及びアイドリングさせる。また、
送信装置81のストップスイッチ82bを押すと、受信
装置83がIDコードを照合して一致した場合には、エ
ンジン制御部84へ停止信号を送り、エンジンを停止さ
せる。
ー・リモコンシステムに本発明にかかる通信システムを
用いることにより、比較的安価で、しかも復調データの
反転による受信不能状態が発生することのないシステム
を構成することができ、安全性が向上する。
る通信システムを用いた、ワイヤレス・ガレージオープ
ナー(キーレスエントリーシステム)を示す概略図であ
る。本発明にかかる送信装置91は操作スイッチとして
開スイッチ92a及び閉スイッチ92bを備えている。
一方、受信装置93は、ガレージ94のシャッター95
を開閉するためのシャッター開閉装置96に接続されて
いる。
aを押すと、受信装置93がIDコードを照合して一致
した場合には、シャッター開閉装置96へ開信号を送
り、シャッター95を開く。逆に、送信装置91の閉ス
イッチ92bを押すと、受信装置93がIDコードを照
合して一致した場合には、シャッター開閉装置96へ閉
信号を送り、シャッター95を閉じる。
図、(b)は送信装置においてFM変調された搬送波
(FSK搬送波信号)の波形図、(c)は受信装置にお
いて復調された復調データの波形図である。
置の構成を示すブロック図である。
図、(b)は送信装置においてAM変調された搬送波
(ASK搬送波信号)の波形図、(c)は受信装置にお
いて復調された復調データの波形図である。
ブロック図である。
路の具体回路図である。
発振回路の出力波形を示す図、(b)はRF入力信号が
存在する場合のRF発振回路の出力波形を示す図であ
る。
・フィルター及び波形整形回路に通した後の波形を示す
図、(b)は図6(b)のRF出力信号をローパス・フ
ィルター及び波形整形回路に通した後の波形を示す図で
ある。
ない期間とを交互に繰り返しているRF発振回路の出力
波形を示す図、(b)は当該RF発振回路のRF出力信
号をローパス・フィルター及び波形整形回路に通した後
の波形を示す図、(c)は(b)の出力波形が反転した
状態を示す図である。
受信装置において、RF発振回路に入力されたRF入力
信号の電力レベルによって復調データが反転する現象を
示す図である。
信装置、受信装置)を示すブロック図である。
報を示す図である。
する基本コード、基本搬送波、反転した基本コードを示
す図である。(b)(d)(f)は情報要素「0」に対
応する基本コード、基本搬送波、反転した基本コードを
示す図である。
を、(b)は当該情報に対応する送信データを、(c)
は当該送信データに対応する搬送波を、(d)は正常な
復調データを、(e)は反転した復調データを示す図で
ある。
(送信装置、受信装置)を示すブロック図である。
す図である。
す図である。
テム(送信装置、受信装置)を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
ス・ドアロック・リモコンシステムを示す概略図であ
る。
ス・エンジンスターター・リモコンシステムを示す概略
図である。
ス・ガレージオープナーを示す概略図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 搬送波の出力状態と非出力状態からな
り、それらの出力時間と非出力時間とを等しくしたもの
を基本搬送波とし、異なる情報要素に対して前記出力状
態の出力時間を異ならせた基本搬送波を対応させ、 送信側では、複数の情報要素から構成される所定の情報
を、各情報要素に対応した複数の基本搬送波から構成し
た搬送波により送信し、 受信側では、各基本搬送波における出力状態の出力時間
に基づいて、各基本搬送波に対応づけられた情報要素を
求め、前記所定の情報を復調することを特徴とする通信
方法。 - 【請求項2】 搬送波の出力状態と非出力状態からな
り、それらの出力時間と非出力時間とを等しくしたもの
を基本搬送波とし、 異なる情報要素に対して前記出力状態の出力時間を異な
らせた基本搬送波を対応させ、 複数の情報要素から構成される所定の情報を、各情報要
素に対応した複数の基本搬送波から構成した搬送波とし
て送信する送信装置。 - 【請求項3】 搬送波の出力状態と非出力状態からな
り、それらの出力時間と非出力時間とを等しくしたもの
を基本搬送波とし、異なる情報要素に対して前記出力状
態の出力時間を異ならせた基本搬送波を対応させ、複数
の情報要素から構成される所定の情報を、各情報要素に
対応した複数の基本搬送波から構成した搬送波を受信す
る受信装置において、 受信した搬送波から、各基本搬送波における出力状態の
出力時間に基づいて、各基本搬送波に対応づけられた情
報要素を復調することを特徴とする受信装置。 - 【請求項4】 検波回路として超再生検波回路を用いて
いることを特徴とする、請求項3に記載の受信装置。 - 【請求項5】 所定の情報を搬送波として送受信して、
送信側と受信側との間で情報の通信を行なう通信方法に
おいて、 送信側では、反転した場合に受信側での出力が異なった
ものとなる反転識別波を、前記搬送波に付加して送信
し、 受信側では、前記反転識別波の出力に応じて、受信信号
が反転しているか否かを識別することを特徴とする通信
方法。 - 【請求項6】 前記反転識別波は、搬送波の出力状態と
非出力状態とが繰り返されたものであって、出力状態の
出力時間と非出力状態の非出力時間が異なるものである
ことを特徴とする、請求項5に記載の通信方法。 - 【請求項7】 所定の情報を搬送波として送受信して、
送信装置と受信装置との間で情報の通信を行なう通信装
置であって、 反転した場合に受信側での出力が異なったものとなる反
転識別波を、前記搬送波に付加して送信する手段を備え
た送信装置と、 前記反転識別波の出力に応じて、受信信号が反転してい
るか否かを識別する手段を備えた受信装置と、からなる
ことを特徴とする通信装置。 - 【請求項8】 前記受信装置において受信信号が反転し
ていると識別された場合には、当該受信信号を反転させ
たものを所定の情報として復調することを特徴とする、
請求項7に記載の通信装置。 - 【請求項9】 前記受信装置において受信信号が反転し
ていると識別された場合には、受信信号が反転しないよ
うに増幅度を調整することを特徴とする、請求項7に記
載の通信装置。 - 【請求項10】 所定の情報を搬送波として受信する受
信装置であって、 上記搬送波を検波する検波手段への入力信号レベルが一
定になるように制御する手段をを備えた受信装置。 - 【請求項11】 請求項1、5、6又は10に記載の通
信方法を利用した遠隔操作システムであって、 送信側には、携帯可能な携帯送信装置を備え、 受信側には、受信装置と開閉扉を備え、 前記携帯送信装置から送信される情報に応じて前記受信
装置が前記開閉扉の開閉もしくは錠の制御を行なうこと
を特徴とする遠隔操作システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18814996A JP3591143B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 通信方法、通信装置および遠隔操作システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18814996A JP3591143B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 通信方法、通信装置および遠隔操作システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1023084A true JPH1023084A (ja) | 1998-01-23 |
| JP3591143B2 JP3591143B2 (ja) | 2004-11-17 |
Family
ID=16218616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18814996A Expired - Fee Related JP3591143B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 通信方法、通信装置および遠隔操作システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3591143B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7171178B2 (en) | 2003-01-24 | 2007-01-30 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Tuning circuit having amplitude-varying function |
| US7330708B2 (en) | 2003-12-01 | 2008-02-12 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Tuning circuit with amplitude attenuation function and integrated circuit for radio communication apparatus |
| JP2009027636A (ja) * | 2007-07-23 | 2009-02-05 | Tokai Rika Co Ltd | 無線信号の受信装置 |
| JP2017522761A (ja) * | 2014-05-14 | 2017-08-10 | クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated | コーデック反転検出 |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP18814996A patent/JP3591143B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7171178B2 (en) | 2003-01-24 | 2007-01-30 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Tuning circuit having amplitude-varying function |
| US7330708B2 (en) | 2003-12-01 | 2008-02-12 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Tuning circuit with amplitude attenuation function and integrated circuit for radio communication apparatus |
| JP2009027636A (ja) * | 2007-07-23 | 2009-02-05 | Tokai Rika Co Ltd | 無線信号の受信装置 |
| JP2017522761A (ja) * | 2014-05-14 | 2017-08-10 | クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated | コーデック反転検出 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3591143B2 (ja) | 2004-11-17 |
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