JPH10231247A - 生体内毒素型細菌性感染症治療剤 - Google Patents

生体内毒素型細菌性感染症治療剤

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JPH10231247A
JPH10231247A JP9030140A JP3014097A JPH10231247A JP H10231247 A JPH10231247 A JP H10231247A JP 9030140 A JP9030140 A JP 9030140A JP 3014097 A JP3014097 A JP 3014097A JP H10231247 A JPH10231247 A JP H10231247A
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JP
Japan
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therapeutic agent
type bacterial
carbostyril
adp
toxin type
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JP9030140A
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English (en)
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Kimitoshi Noda
公俊 野田
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/30Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Quinoline Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ADP−リボシル化阻害作用に基づく新しい
生体内毒素型細菌性感染症治療剤を提供する。 【解決手段】 一般式 【化1】 (式中、Rはハロゲン原子)で示されるカルボスチリル
誘導体またはその塩を有効成分とする生体内毒素型細菌
性感染症治療剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ADP−リボシル
化阻害剤、特に、毒素原性大腸菌、サルモネラ属、病原
性ビブリオ(コレラ菌、腸炎ビブリオ)、赤痢菌などに
代表される生体内毒素型細菌による感染症、なかんづく
腸管感染症の治療剤に関する。さらに詳しくは、一般式
(I)
【化2】 [式中、Rはハロゲン原子(フッ素原子、塩素原子、臭
素原子またはヨウ素原子)を意味し、該カルボスチリル
骨格上の置換基の置換位置は3位または4位であり、ま
たカルボスチリル骨格の3位と4位間の結合は1重結合
または2重結合を示す]で示されるカルボスチリル誘導
体またはその塩、好ましくは、2−(4−クロルベンゾ
イルアミノ)−3−(2−キノロン−4−イル)プロピオ
ン酸またはその塩を有効成分とするADP−リボシル化
阻害活性に基づく、生体内毒素型細菌性感染症治療剤に
関する。
【0002】
【従来の技術】上記一般式(I)で示されるカルボスチ
リル誘導体およびその製法は特公昭63−35623号
公報に記載されており、それらが抗潰瘍剤として有用で
あることも知られている。さらに特開平3−74329
号公報にはそれらの化合物が胃炎治療剤としても有用で
あることが記載されている。1990年のWHOの統計
によれば、世界中の全死亡者の1/3は感染症によって
占められ、その中でも急性呼吸器感染症、下痢症、結核
の死亡者が最も多く、この3疾患で年間死亡者数が10
00万人に達していると言われている。近年の国際交通
の増加と高速化により、人々の各国間の往来は益々頻繁
になってきている。それに伴って問題になるのは、人の
移動と共に広がる重大疾患の拡散である。特に発生頻度
の高い、旅行者下痢症と呼ばれる腸管感染症には、毒素
原性大腸菌、サルモネラ属、病原性ビブリオ菌(コレラ
菌、腸炎ビブリオ)、赤痢菌、カンピロバクター属菌な
どの感染性疾患が挙げられる。
【0003】コレラはコレラ菌の感染によって生じる激
しい水様性の下痢を主体とする非常に死亡率の高い疾患
である。この水様性下痢の発症機構は次のように考えら
れている。 1.経口摂取されたコレラ菌が小腸粘膜に付着・定着 2.CT(コレラトキシン)を産生 3.CTが腸管上皮細胞のアデニレートサイクラーゼを
活性化 4.cAMPを上昇させる 5.cAMP依存性のCI−チャネル(CFTR)を介
してコレラの主症状である水様性下痢を引き起こす。 すなわち、コレラ毒素や百日咳毒素はG蛋白質(グアニ
ンヌクレオチド(GTPとGDP)を特異的に結合する
蛋白質)をADP−リボシル化することによってその下
流にある情報伝達を阻害する毒素である(病態生理、1
4(3)、181−186(1995)、飯田哲也、余
明順、本田武司)。毒素による細胞応答は、受容体刺激
が促進性(Gs)ならびに抑制性GTP結合蛋白質(G
i)を介して、アデニル酸シクラーゼ活性をそれぞれ増
加、抑制する系で、数多くの受容体にみられる。この系
より細胞内サイクリックAMP(cAMP)濃度が増減
し、cAMP依存性蛋白質リン酸化酵素(A−キナー
ゼ)活性が変化し、機能蛋白質のリン酸化により導かれ
る。ADP−リボシル化に利用されるNADは、ADP
リボースとニコチンアミドが結合した構造をもつが、こ
のADPリボース部が蛋白質へ転移する反応をADP−
リボシル化という。この反応はジフテリア毒素が触媒す
る反応として1968年に発見された。ジフテリア毒素
の標的蛋白質はEF2(ペプチド鎖伸長因子)で、EF
2はADP−リボシル化されると機能を失うので、リボ
ゾーム上でペプチド鎖の伸長が止まり細胞死に至る。
【0004】コレラトキシンは典型的なA−B型毒素
で、活性を有するAサブユニットと、レセプターへの結
合に関与するBサブユニットからなる。Aサブユニット
は21.8kDaのA1ペプチドと5.4kDaのA2ペ
プチドがS−S結合したもので、一方のBサブユニット
は11.6kDaでAサブユニット1個に対してBサブ
ユニット5個が結合している。コレラトキシンとしての
活性を発現するのはA1ペプチドであり、A1ペプチド
とA2ペプチドのあいだのS−S結合の還元が必要であ
る。Bサブユニットが細胞膜上のGM1ガングリオシド
をレセプターとして細胞に結合し、Bサブユニットを介
してGM1に結合したCTが、エンドサイトーシス(en
docytosis)によって取り込まれる。コレラトキシンの
A1ペプチドは三量体G蛋白質(Gs)のαサブユニッ
トをADP−リボシル化し、このADP−リボシル化さ
れたαサブユニットがエフェクターであるアデニレート
サイクラーゼを活性化する。コレラトキシン(A1ペプ
チド)はGsのαサブユニットをADP−リボシル化す
る(すなわち、A1ペプチドはNADからADPリボー
ス基を切り出し、Gsαの標的蛋白質に転移させるAD
Pリボシルトランスフェラーゼ活性を有している)ので
あるが、このCTによるGsαのADP−リボシル化
は、GsαのGTPase活性を抑制するためアデニレ
ートサイクラーゼは活性化状態に維持され、その結果、
細胞内cAMP濃度が持続的に上昇する。このために、
腸管腔側細胞膜上のNa+−Cl−共輸送系を介した水
分吸収が抑制されるとともに、Cl−チャネルを介した
Cl−イオンの分泌が促進され、総和として腸管腔への
過剰な体液分泌(下痢)が引き起こされる。従って、コ
レラ菌が産生するコレラトキシンの活性を阻害し、無毒
化することができれば、コレラの根本治療は可能になる
と考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような各種の毒
素型細菌性の腸管感染症疾患ではADP−リボシル化が
関与しており、そのADP−リボシルトランスフェラー
ゼを阻害することにより、かかる感染症の根本治療が可
能と考えられるため、そのようなADP−リボシルトラ
ンスフェラーゼ阻害作用を有する薬物の開発が望まれて
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記実情
に鑑み、ADP−リボシルトランスフェラーゼ阻害作用
を有する薬物を見い出すべく種々研究を重ねた結果、前
記一般式(I)で示されるカルボスチリル誘導体、なか
んずく、2−(4−クロルベンゾイルアミノ)−3−(2
−キノロン−4−イル)プロピオン酸またはその塩が優
れたADP−リボシルトランスフェラーゼ阻害作用を有
し、生体内毒素型細菌性感染症の治療に有用であること
を見い出し、本発明を完成するに至った。しかして、本
発明は、前記一般式(I)で示されるカルボスチリル誘
導体、なかんずく2−(4−クロロベンゾイルアミノ)
−3−(2−キノロン−4−イル)プロピオン酸または
その塩を有効成分とする生体内毒素型細菌性感染症の治
療剤を提供するものである。本発明の生体内毒素型細菌
性感染症治療剤は、さらに前記一般式(I)で示される
カルボスチリル誘導体またはその塩と抗生物質を配合し
た配合剤の形態に調製することもできる。かかる配合剤
の形態に使用する抗生物質としては、例えばナフロキサ
シン、エノキサシン、オフロキサシン、シプロキサシ
ン、ロメフロキサシン、トスフロキサシン、スパフロキ
サシン、レボフロキサシン等のニューキノロン系抗生物
質;例えばテトラサイクリン、テトラサイクリンハイド
ロクロライド、テトラサイクリンメタホスファイト、オ
キシテトラサイクリンハイドロクロライド等のテトラサ
イクリン系抗生物質が例示できる。
【0007】本発明の生体内毒素型細菌性感染症治療剤
は、前記一般式(I)で示されるカルボスチリル誘導体
またはその塩を、所望により上記抗生物質と共に、一般
的な医薬製剤の形態に調製される。そのような製剤は通
常使用される充填剤、増量剤、結合剤、付湿剤、崩壊
剤、表面活性剤、滑沢剤などの希釈剤あるいは賦形剤を
用いて調製される。この医薬製剤としては各種の形態が
治療目的に応じて選択でき、その代表的なものとして錠
剤、丸剤、散剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤、カプセ
ル剤、坐剤、注射剤(液剤、乳剤、懸濁剤等)、シロップ
剤などが挙げられる。また、樹脂などに配合して徐放性
を高めて使用することもできる。
【0008】錠剤の形態に成形するに際しては、担体と
してこの分野で従来公知のものを広く使用でき、例えば
乳糖、白糖、塩化ナトリウム、ブドウ糖、尿素、デンプ
ン、炭酸カルシウム、カオリン、結晶セルロース、ケイ
酸などの賦形剤、水、エタノール、プロパノール、単シ
ロップ、ブドウ糖液、デンプン液、ゼラチン溶液、カル
ボキシメチルセルロース、セラック、メチルセルロー
ス、リン酸カリウム、ポリビニルピロリドンなどの結合
剤、乾燥デンプン、アルギン酸ナトリウム、カンテン
末、ラミナラン末、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウ
ム、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、
ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸モノグリセリ
ド、デンプン、乳糖などの崩壊剤、白糖、ステアリン、
カカオバター、水素添加油などの崩壊抑制剤、第四級ア
ンモニウム塩基、ラウリル硫酸ナトリウムなどの吸収促
進剤、グリセリン、デンプンなどの保湿剤、デンプン、
乳糖、カオリン、ベントナイト、コロイド状ケイ酸など
の吸着剤、精製タルク、ステアリン酸塩、ホウ酸末、ポ
リエチレングリコールなどの滑沢剤などが例示できる。
さらに錠剤は必要に応じ通常の剤皮を施した錠剤、例え
ば糖衣錠、ゼラチン被包錠、腸溶被錠、フィルムコーテ
ィング錠あるいは二重錠、多層錠とすることができる。
【0009】丸剤の形態に成形するに際しては、担体と
してこの分野で従来公知のものを広く使用でき、例え
ば、ブドウ糖、乳糖、デンプン、カカオ脂、硬化植物
油、カオリン、タルクなどの賦形剤、アラビアゴム末、
トラガント末、ゼラチン、エタノールなどの結合剤、ラ
ミナラン、カンテンなどの崩壊剤などが例示できる。坐
剤の形態に成形するに際しては、担体として従来公知の
ものを広く使用でき、例えばポリエチレングリコール、
カカオ脂、高級アルコール、高級アルコールのエステル
類、ゼラチン、半合成グリセライドなどを挙げることが
できる。
【0010】注射剤として調製される場合には、液剤、
乳剤または懸濁剤として調製され、それらは、通常、殺
菌され、かつ血液と等張であるのが好ましい。これら液
剤、乳剤および懸濁剤の形態に成形するのに際しては、
希釈剤としてこの分野において慣用されているものをす
べて使用でき、例えば水、エチルアルコール、プロピレ
ングリコール、エトキシ化イソステアリルアルコール、
ポリオキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキシエ
チレンソルビタン脂肪酸エステル類などを挙げることが
できる。なお、この場合等張性の溶液を調製するに充分
な量の食塩、ブドウ糖あるいはグリセリンを該治療剤中
に含有せしめてもよく、また通常の溶解補助剤、緩衝
剤、無痛化剤などを、更に必要に応じて着色剤、保存
剤、香料、風味剤、甘味剤などや他の医薬品を該治療剤
中に含有せしめてもよい。
【0011】本発明の薬剤に含有されるべきカルボスチ
リル誘導体(I)またはその塩の量はとくに限定されず
広範囲に選択されるが、通常全組成物中1〜70重量
%、好ましくは5〜50重量%である。本発明の薬剤の
投与方法は特定の治療目的のために特に選択される場合
の他はとくに制限はなく、各種製剤形態、患者の年令、
性別その他の条件、疾患の程度などに応じた方法で投与
される。例えば錠剤、丸剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒
剤、シロップ剤およびカプセル剤の場合には経口投与さ
れる。また注射剤の場合には単独であるいはブドウ糖、
アミノ酸などの通常の補液と混合して静脈内投与され、
さらには必要に応じて単独で筋肉内、皮内、皮下もしく
は腹腔内投与される。坐剤の場合には直腸内投与され
る。
【0012】本発明の薬剤の投与量は用法、患者の年
令、性別その他の条件、疾患の程度などにより適宜選択
されるが、通常カルボスチリル誘導体(I)またはその
塩の量は1日当り体重1kg当り0.6〜50mgとするの
がよい、また、投与単位形態中に有効成分を10〜10
00mg含有せしめるのがよい。
【0013】
【発明の効果】本発明の化合物は、ADP−リボシルト
ランスフェラーゼを阻害し、蛋白がADP−リボシル化
されることによっておこる各種の病的症状を改善するこ
とができる。具体的には、たとえば、毒素原生大腸菌、
サルモネラ属、病原性ビブリオ菌(コレラ菌、腸炎ビブ
リオ)、赤痢菌、カンピロバクター属菌等の生体内毒素
型細菌による腸管感染症の下痢症状等の改善等が挙げら
れる。
【0014】
【実施例】つぎに、製剤例および薬理試験を挙げて本発
明の薬剤をさらに具体的に説明する。
【0015】製剤例1 2−(4−クロルベンゾイルアミノ)−3−(2−キノロン− 4−イル)プロピオン酸 150g アビセル(商標名、旭化成(株)製) 40g コーンスターチ 30g ステアリン酸マグネシウム 2g ヒドロキシプロピルメチルセルロース 10g ポリエチレングリコール−6000 3g ヒマシ油 40g メタノール 40g 本発明化合物、アビセル、コーンスターチおよびステア
リン酸マグネシウムを混合研磨後、糖衣R10mmのキネ
で打錠する。得られた錠剤をヒドロキシプロピルメチル
セルロース、ポリエチレングリコール−6000、ヒマ
シ油およびメタノールからなるフィルムコーティング剤
で被覆を行ないフィルムコーティング錠を製造する。
【0016】製剤例2 2−(4−クロルベンゾイルアミノ)−3−(2−キノロン− 4−イル)プロピオン酸 150g クエン酸 1.0g ラクトース 33.5g リン酸二カルシウム 70.0g プルロニックF−68 30.0g ラウリル硫酸ナトリウム 15.0g ポリビニルピロリドン 15.0g ポリエチレングリコール(カルボワックス1500) 4.5g ポリエチレングリコール(カルボワックス6000) 45.0g コーンスターチ 30.0g 乾燥ラウリル硫酸ナトリウム 3.0g 乾燥ステアリン酸マグネシウム 3.0g エタノール 適 量
【0017】本発明化合物、クエン酸、ラクトース、リ
ン酸二カルシウム、プルロニックF−68およびラウリ
ル硫酸ナトリウムを混合する。上記混合物をNo.60
スクリーンでふるい、ポリビニルピロリドン、カルボワ
ックス1500および6000を含むアルコール性溶液
で湿式粒状化する。必要に応じてアルコールを添加して
粉末をペースト状塊にする。コーンスターチを添加し、
均一な粒子が形成されるまで混合を続ける。No.10ス
クリーンを通過させ、トレイに入れ100℃のオーブン
で12〜14時間乾燥する。乾燥粒子をNo.16スクリ
ーンでふるい、乾燥ラウリル硫酸ナトリウムおよび乾燥
ステアリン酸マグネシウムを加え混合し、打錠機で所望
の形状に圧縮する。上記の芯部をワニスで処理し、タル
クを散布し湿気の吸収を防止する。芯部の周囲に下塗り
層を被覆する。内服用のために十分な回数のワニス被覆
を行う。錠剤を完全に丸くかつ滑かにするためにさらに
下塗層および平滑被覆が適用される。所望の色合が得ら
れるまで着色被覆を行う。乾燥後、被覆錠剤を磨いて均
一な光沢の錠剤にする。
【0018】製剤例3 2−(4−クロルベンゾイルアミノ)−3−(2−キノロン− 4−イル)プロピオン酸 5g ポリエチレングリコール(分子量:4000) 0.3g 塩化ナトリウム 0.9g ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート 0.4g メタ重亜硫酸ナトリウム 0.1g メチル−パラベン 0.18g プロピル−パラベン 0.02g 注射用蒸留水 10.0ml
【0019】上記パラベン類、メタ重亜硫酸ナトリウム
および塩化ナトリウムを撹拌しながら80℃で上記の約
半量の蒸留水に溶解する。得られた溶液を40℃まで冷
却し、本発明化合物、つぎにポリエチレングリコールお
よびポリオキシエチレンソルビタンモノオレエートをそ
の溶液中に溶解する。次にその溶液に注射用蒸留水を加
えて最終の容量に調製し、適当なフィルターペーパーを
用いて滅菌濾過することにより滅菌して、注射剤を調製
する。
【0020】[薬理試験] アグマチンアッセイ アグマチンアッセイは、野田らの報告した方法(Kato
I., Noda M.; ADP-ribosylation of cell membrane pro
teins by staphylococcal α-toxin and leukocidin in
rabbit erythrocytes and polymorophonuclear leukoc
ytes; EFBS Lett., 1989, 281, 185-190)を用いておこ
なった。すなわち、50mMのリン酸カリウム緩衝液
(pH7.5)〔5mM MgCl2、100μM グアノ
シン−3−リン酸(GTP)、100μM[アデニン−
14C]NAD(60000cpm)、20mM ジチオ
スレイトール(DTT)、20mMアグマチンおよび卵
白アルブミン(0.1mg/ml)を含有〕に1μgの
コレラトキシンAサブユニット(CTA)および被検試
料を混合し(全量300μl)、30℃で3時間作用さ
せた。この反応液から50μl採取し、0.5×2cm
のカラムにつめたダウエック(Dowec)AG1−X2
(バイオラド社製)に通して未反応の[アデニン−
14C]NADを除き、形成される[アデニン−14C]A
DP−リボシル化アグマチンのカウントを測定した、こ
の[アデニン−14C]ADP−リボシル化アグマチンの
形成を指標に、被検試料によるADP−リボシルトラン
スフェラーゼ活性の阻害率を求めた。上記試験におい
て、試験化合物として本発明化合物の2−(4−クロロ
ベンゾイルアミノ)−3−(2−キノロン−4−イル)
プロピオン酸を用い、上記反応系に0〜5.0mM水溶
液として添加、反応させた。また対照として蒸留水を用
いた。試験化合物のADP−リボシルトランスフェラー
ゼ活性は、対照の値を100%として算出した相対活性
で示した。その結果を表1に示す。その結果から明らか
なように、本発明化合物はADP−リボシルトランスフ
ェラーゼ阻害作用を有する。
【0021】
【表1】 試験化合物濃度(mM) 相対活性(%)±SD 0 100 ±3.6 0.2 98.8±8.6 0.5 92.7±3.3 1.0 91.6±1.9 2.0 70.1±2.3 5.0 16.5±0.2

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 [式中、Rはハロゲン原子を意味し、該カルボスチリル
    骨格上の置換基の置換位置は3位または4位であり、ま
    たカルボスチリル骨格の3位と4位間の結合は1重結合
    または2重結合を示す]で示されるカルボスチリル誘導
    体またはその塩を有効成分とする生体内毒素型細菌性感
    染症治療剤。
  2. 【請求項2】 有効成分が2−(4−クロルベンゾイル
    アミノ)−3−(2−キノロン−4−イル)プロピオン酸
    またはその塩である請求項1に記載の生体内毒素型細菌
    性感染症治療剤。
  3. 【請求項3】 該感染症が生体内毒素型細菌性腸管感染
    症である請求項2に記載の治療剤。
  4. 【請求項4】 2−(4−クロロベンゾイルアミノ)−
    3−(2−キノロン−4−イル)プロピオン酸またはそ
    の塩および抗生物質を有効成分とする生体内毒素型細菌
    性腸管感染症治療剤。
JP9030140A 1996-12-16 1997-02-14 生体内毒素型細菌性感染症治療剤 Pending JPH10231247A (ja)

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AU54109/98A AU5410998A (en) 1996-12-16 1997-12-12 Adp-ribosyltransferase inhibitor
ARP970105858 AR010771A1 (es) 1996-12-16 1997-12-12 Inhibidor del complejo adp-ribosiltransferasa, agente para curar una enfermedad infecciosa y uso del mismo.

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