JPH10231970A - 真空断熱配管継手 - Google Patents
真空断熱配管継手Info
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- JPH10231970A JPH10231970A JP9052539A JP5253997A JPH10231970A JP H10231970 A JPH10231970 A JP H10231970A JP 9052539 A JP9052539 A JP 9052539A JP 5253997 A JP5253997 A JP 5253997A JP H10231970 A JPH10231970 A JP H10231970A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L59/00—Thermal insulation in general
- F16L59/14—Arrangements for the insulation of pipes or pipe systems
- F16L59/16—Arrangements specially adapted to local requirements at flanges, junctions, valves or the like
- F16L59/18—Arrangements specially adapted to local requirements at flanges, junctions, valves or the like adapted for joints
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L59/00—Thermal insulation in general
- F16L59/14—Arrangements for the insulation of pipes or pipe systems
- F16L59/141—Arrangements for the insulation of pipes or pipe systems in which the temperature of the medium is below that of the ambient temperature
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
- Thermal Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 継手を水平方向に配置しても熱の侵入を局限
することができる。 【解決手段】 二重管の間を真空にして断熱した配管の
接続すべき両継手部の締結フランジ17,37から、一
方の配管は外径を小さくして突出させて先端に雄側端面
板12を形成し、他方の配管は内径を大きくして凹入さ
せて最奥部に雌側端面板32を形成し、この両端面板の
端面間にフェイスシール511を嵌め挾んで接続した。
また、ベローズ18,19を設けた。また、端面板を熱
良伝導性の材質とした。
することができる。 【解決手段】 二重管の間を真空にして断熱した配管の
接続すべき両継手部の締結フランジ17,37から、一
方の配管は外径を小さくして突出させて先端に雄側端面
板12を形成し、他方の配管は内径を大きくして凹入さ
せて最奥部に雌側端面板32を形成し、この両端面板の
端面間にフェイスシール511を嵌め挾んで接続した。
また、ベローズ18,19を設けた。また、端面板を熱
良伝導性の材質とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、極低温などの流
体を移送するために二重配管にして内管と外管との間を
真空にして断熱した真空断熱配管の継手の改善に関する
ものである。
体を移送するために二重配管にして内管と外管との間を
真空にして断熱した真空断熱配管の継手の改善に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図3及び図4は従来の真空断熱配管継手
を示す。この配管は、例えば液体ヘリウム,液体水素な
どの極低温流体を移送する配管であって、熱の侵入を防
止して上記のような極低温流体の蒸発を抑えるため、二
重配管にして内管と外管との間を真空にして断熱した配
管である。図はこの真空断熱配管の配管同士、あるい
は、配管と機器設備等とを接続する取り外し可能な継手
を示す。
を示す。この配管は、例えば液体ヘリウム,液体水素な
どの極低温流体を移送する配管であって、熱の侵入を防
止して上記のような極低温流体の蒸発を抑えるため、二
重配管にして内管と外管との間を真空にして断熱した配
管である。図はこの真空断熱配管の配管同士、あるい
は、配管と機器設備等とを接続する取り外し可能な継手
を示す。
【0003】図3及び図4に示すように、内管13,3
3内は液化ガスなどの流体流路70となり、内管13,
33と外管15,35との間の空間は断熱のため空気が
抜かれて真空断熱空間16,36となっている。雄側1
0の締結フランジ17から先方(図3の下方)は雄側外
管15の外径が小さくなって継手内外管14となり、そ
の先端に雄側端面板12が形成され、この端面板12の
外周にラジアルシール513が取り付けられている。雌
側30の締結フランジ37の後方(図3の下方)は凹入
形状で雌側内管33の内径が大きくなって継手内内管3
4となり、その奥端は雌側端面板32となっている。両
締結フランジ17,37の間にガス止めシール55を挾
んで締結ボルトナット57で締結して両配管を接続す
る。
3内は液化ガスなどの流体流路70となり、内管13,
33と外管15,35との間の空間は断熱のため空気が
抜かれて真空断熱空間16,36となっている。雄側1
0の締結フランジ17から先方(図3の下方)は雄側外
管15の外径が小さくなって継手内外管14となり、そ
の先端に雄側端面板12が形成され、この端面板12の
外周にラジアルシール513が取り付けられている。雌
側30の締結フランジ37の後方(図3の下方)は凹入
形状で雌側内管33の内径が大きくなって継手内内管3
4となり、その奥端は雌側端面板32となっている。両
締結フランジ17,37の間にガス止めシール55を挾
んで締結ボルトナット57で締結して両配管を接続す
る。
【0004】図3及び図4において、内管13,33内
の流体流路70を極低温の液化ガスが流れる。外部から
の熱の侵入は真空断熱空間16,36により阻止され
る。ラジアルシール513の外周の隙間を通って、継手
内外管14と継手内内管34との間の中間空間75に入
った液化ガスは、気化して各部材を冷却して内部への熱
の侵入を阻止する。なお、ラジアルシール513の外周
面と継手内内管34の内周面との隙間はなるべく小さく
形成されているが、継手を接続するときラジアルシール
513が継手内内管34等に摩擦することや、各部材の
温度差による熱伸縮差によりラジアルシール513と継
手内内管34とは相対移動があり、ラジアルシール51
3で密封することは困難である。
の流体流路70を極低温の液化ガスが流れる。外部から
の熱の侵入は真空断熱空間16,36により阻止され
る。ラジアルシール513の外周の隙間を通って、継手
内外管14と継手内内管34との間の中間空間75に入
った液化ガスは、気化して各部材を冷却して内部への熱
の侵入を阻止する。なお、ラジアルシール513の外周
面と継手内内管34の内周面との隙間はなるべく小さく
形成されているが、継手を接続するときラジアルシール
513が継手内内管34等に摩擦することや、各部材の
温度差による熱伸縮差によりラジアルシール513と継
手内内管34とは相対移動があり、ラジアルシール51
3で密封することは困難である。
【0005】図4(A)に示すように、竪方向に配置し
た配管継手では、中間空間75内で気化した後なお加熱
されたガスは膨張して比重が軽くなって上昇してガス止
めシール55から少量が流出する。低温のガスは比重が
重く下部にあり、上下安定してガスは対流などの流動を
しない。流動しない中間空間75内のガスは、侵入する
熱を順次に奪ってそれより内部への熱の侵入を阻止す
る。
た配管継手では、中間空間75内で気化した後なお加熱
されたガスは膨張して比重が軽くなって上昇してガス止
めシール55から少量が流出する。低温のガスは比重が
重く下部にあり、上下安定してガスは対流などの流動を
しない。流動しない中間空間75内のガスは、侵入する
熱を順次に奪ってそれより内部への熱の侵入を阻止す
る。
【0006】ところが、図4(B)に示すように、水平
方向に配置した配管継手では、中間空間75内で気化し
て軽くなったガスは、図に破線で示すように上昇し、ラ
ジアルシール513の上部の隙間を通って流体流路70
内に逆流して熱を持ち込む。この逆流した分だけ、流体
流路70からラジアルシール513の下部の隙間を通っ
て液化ガスが中間空間75内に流入する。このような循
環流動によって熱が侵入するので、配管継手を水平に近
い姿勢で配置することができず、配管継手を雄側10が
上になるようにして45度以上立てた姿勢で配置してい
る。
方向に配置した配管継手では、中間空間75内で気化し
て軽くなったガスは、図に破線で示すように上昇し、ラ
ジアルシール513の上部の隙間を通って流体流路70
内に逆流して熱を持ち込む。この逆流した分だけ、流体
流路70からラジアルシール513の下部の隙間を通っ
て液化ガスが中間空間75内に流入する。このような循
環流動によって熱が侵入するので、配管継手を水平に近
い姿勢で配置することができず、配管継手を雄側10が
上になるようにして45度以上立てた姿勢で配置してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の真空断熱配管継
手は上記のようであり、水平方向に近い姿勢に配置すれ
ば熱の侵入が多くなる。雄側10を上にして竪方向に配
置すれば熱の侵入は少ないが、各継手を竪方向に設置す
れば、配管の長さや曲がりが多くなり、資材,工費,運
転コストなどが高くなるというような問題があった。
手は上記のようであり、水平方向に近い姿勢に配置すれ
ば熱の侵入が多くなる。雄側10を上にして竪方向に配
置すれば熱の侵入は少ないが、各継手を竪方向に設置す
れば、配管の長さや曲がりが多くなり、資材,工費,運
転コストなどが高くなるというような問題があった。
【0008】この発明は上記課題を解消するためになさ
れたもので、配管継手を水平方向に設置しても熱の侵入
を局限することができる真空断熱配管継手を得ることを
目的とする。
れたもので、配管継手を水平方向に設置しても熱の侵入
を局限することができる真空断熱配管継手を得ることを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に記
載した真空断熱配管継手は、一方の突出する先端に形成
された雄側端面板の端面と他方の凹入させた最奥部に形
成された雌側端面板の端面との間にフェイスシールを嵌
め挾みつけて接続したものである。
載した真空断熱配管継手は、一方の突出する先端に形成
された雄側端面板の端面と他方の凹入させた最奥部に形
成された雌側端面板の端面との間にフェイスシールを嵌
め挾みつけて接続したものである。
【0010】この真空断熱配管継手は、両端面板の端面
間にフェイスシールを嵌め挾みつけて接続したので、挿
入するときシールに接触損傷などが生じない。また、各
部材の温度差による熱伸縮差があっても、両端面板の端
面間では端面に直角方向の相対移動となり、フェイスシ
ールの摩擦がなく摩耗損傷が生じない。また、端面に直
角方向の相対移動に対してフェイスシールの弾性変形が
対応し、その上、流体の圧力差による押し付け力がフェ
イスシールに働いて密封性が維持される。このフェイス
シールで密封することにより、中間空間内のガス圧力が
低くなり、熱の伝導及び対流が少なくなる。また、この
継手を水平方向に配置しても、流体がこのシールを通過
することができず、熱の侵入を局限することができる。
間にフェイスシールを嵌め挾みつけて接続したので、挿
入するときシールに接触損傷などが生じない。また、各
部材の温度差による熱伸縮差があっても、両端面板の端
面間では端面に直角方向の相対移動となり、フェイスシ
ールの摩擦がなく摩耗損傷が生じない。また、端面に直
角方向の相対移動に対してフェイスシールの弾性変形が
対応し、その上、流体の圧力差による押し付け力がフェ
イスシールに働いて密封性が維持される。このフェイス
シールで密封することにより、中間空間内のガス圧力が
低くなり、熱の伝導及び対流が少なくなる。また、この
継手を水平方向に配置しても、流体がこのシールを通過
することができず、熱の侵入を局限することができる。
【0011】この発明の請求項2に記載した真空断熱配
管継手は、両端面板の端面間にフェイスシールを嵌め挾
みつけるとともに、この継手部の付近の配管の内管及び
外管にベローズを設けたものである。
管継手は、両端面板の端面間にフェイスシールを嵌め挾
みつけるとともに、この継手部の付近の配管の内管及び
外管にベローズを設けたものである。
【0012】この真空断熱配管継手は、上記のように、
フェイスシールの摩耗損傷がなく、フェイスシールの弾
性変形及び流体の圧力差による押し付け力により密封性
が維持されるとともに、継手部の付近の配管に設けられ
たベローズは、配管組立誤差などにより端面板の傾きが
生じても、この傾きを吸収することにより、端面同士を
正しく対面させることができ、密封性が損なわれること
がない。このフェイスシールで密封することにより、上
記のように、熱の伝導及び対流が少なくなり、また、こ
の継手を水平方向に配置しても、熱の侵入を局限するこ
とができる。
フェイスシールの摩耗損傷がなく、フェイスシールの弾
性変形及び流体の圧力差による押し付け力により密封性
が維持されるとともに、継手部の付近の配管に設けられ
たベローズは、配管組立誤差などにより端面板の傾きが
生じても、この傾きを吸収することにより、端面同士を
正しく対面させることができ、密封性が損なわれること
がない。このフェイスシールで密封することにより、上
記のように、熱の伝導及び対流が少なくなり、また、こ
の継手を水平方向に配置しても、熱の侵入を局限するこ
とができる。
【0013】この発明の請求項3に記載した真空断熱配
管継手は、両端面板の端面間にフェイスシールを嵌め挾
みつけ、配管にベローズを設け、端面板を熱良伝導性の
材質としたものである。
管継手は、両端面板の端面間にフェイスシールを嵌め挾
みつけ、配管にベローズを設け、端面板を熱良伝導性の
材質としたものである。
【0014】この真空断熱配管継手は、フェイスシール
の摩耗損傷がなく、その弾性変形及び圧力差による押し
付け力により密封性が維持され、ベローズは配管組立誤
差などを吸収して端面同士を正しく対面させることがで
き、密封性が損なわれない。このフェイスシールで密封
することにより、上記のように、熱の伝導及び対流が少
なくなる。また、熱良伝導性の端面板により、配管の冷
却過程において継手の各部材の上下の温度分布の均一化
時間が短くなり、この継手を水平方向に配置した場合で
も、中間空間内のガスの温度分布の差が小さくなり、ガ
スの対流が小さくなり、熱の侵入が少なくなる。
の摩耗損傷がなく、その弾性変形及び圧力差による押し
付け力により密封性が維持され、ベローズは配管組立誤
差などを吸収して端面同士を正しく対面させることがで
き、密封性が損なわれない。このフェイスシールで密封
することにより、上記のように、熱の伝導及び対流が少
なくなる。また、熱良伝導性の端面板により、配管の冷
却過程において継手の各部材の上下の温度分布の均一化
時間が短くなり、この継手を水平方向に配置した場合で
も、中間空間内のガスの温度分布の差が小さくなり、ガ
スの対流が小さくなり、熱の侵入が少なくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図について説明する。図1はこの発明による真空断熱配
管継手の縦断面図である。図示の配管は、例えば液体ヘ
リウム,液体水素等の液化ガスのような極低温流体を移
送する配管であって、熱の侵入を防止して上記のような
極低温の液化ガスの蒸発を抑えるため、配管を二重にし
て内管と外管との間を真空にして断熱した配管である。
図1はこの真空断熱配管の配管同士を接続する、あるい
は、機器設備等にこの配管を接続する、取り外し可能な
継手を示す。以下、液化ガスのような極低温流体を移送
する真空断熱配管継手について説明する。
図について説明する。図1はこの発明による真空断熱配
管継手の縦断面図である。図示の配管は、例えば液体ヘ
リウム,液体水素等の液化ガスのような極低温流体を移
送する配管であって、熱の侵入を防止して上記のような
極低温の液化ガスの蒸発を抑えるため、配管を二重にし
て内管と外管との間を真空にして断熱した配管である。
図1はこの真空断熱配管の配管同士を接続する、あるい
は、機器設備等にこの配管を接続する、取り外し可能な
継手を示す。以下、液化ガスのような極低温流体を移送
する真空断熱配管継手について説明する。
【0016】図1において、13は雄側内管、15は雄
側外管、33は雌側内管、35は雌側外管である。この
二重管の内管13,33内は液化ガスなどを移送する流
体流路70となる。雄側10の内管13と外管15との
間の空間、及び雌側30の内管33と外管35との間の
空間は、断熱のため空気が抜かれてそれぞれ雄側真空断
熱空間16及び雌側真空断熱空間36となっている。雄
側10の雄側締結フランジ17から先方(図の左方)は
雄側外管15の外径が小さくなって継手内外管14とな
り、その先端に雄側端面板12が形成されている。ま
た、雌側30の雌側締結フランジ37の後方(図の左
方)は凹入形状で雌側内管33の内径が大きくなって継
手内内管34となり、継手内内管34の奥端は雌側端面
板32が形成されている。雌側の継手内内管34内に雄
側の雄側端面板12,継手内外管14を挿入し、雄側締
結フランジ17と雌側締結フランジ37との間にOリン
グのようなガス止めシール55を挾んで締結ボルトナッ
ト57で締結して両配管を接続する。なお、常温で接続
したとき雄側端面板12の先端面が雌側端面板32の端
面にほぼ当接するように形成されている。
側外管、33は雌側内管、35は雌側外管である。この
二重管の内管13,33内は液化ガスなどを移送する流
体流路70となる。雄側10の内管13と外管15との
間の空間、及び雌側30の内管33と外管35との間の
空間は、断熱のため空気が抜かれてそれぞれ雄側真空断
熱空間16及び雌側真空断熱空間36となっている。雄
側10の雄側締結フランジ17から先方(図の左方)は
雄側外管15の外径が小さくなって継手内外管14とな
り、その先端に雄側端面板12が形成されている。ま
た、雌側30の雌側締結フランジ37の後方(図の左
方)は凹入形状で雌側内管33の内径が大きくなって継
手内内管34となり、継手内内管34の奥端は雌側端面
板32が形成されている。雌側の継手内内管34内に雄
側の雄側端面板12,継手内外管14を挿入し、雄側締
結フランジ17と雌側締結フランジ37との間にOリン
グのようなガス止めシール55を挾んで締結ボルトナッ
ト57で締結して両配管を接続する。なお、常温で接続
したとき雄側端面板12の先端面が雌側端面板32の端
面にほぼ当接するように形成されている。
【0017】図1に示すように、雌側端面板32に対面
する雄側端面板12の先端面には円環状のシール溝が形
成され、このシール溝内にフェイスシール511が嵌入
されている。フェイスシール511は内径側に開口する
コ字状断面のリングである。フェイスシール511は極
低温でも弾力性を失わない合成ゴムなどで作られてお
り、弾性変形性の大きな金属のばね材などを入れて補強
してもよい。なお、弾力性のある薄金属板で形成しても
よい。
する雄側端面板12の先端面には円環状のシール溝が形
成され、このシール溝内にフェイスシール511が嵌入
されている。フェイスシール511は内径側に開口する
コ字状断面のリングである。フェイスシール511は極
低温でも弾力性を失わない合成ゴムなどで作られてお
り、弾性変形性の大きな金属のばね材などを入れて補強
してもよい。なお、弾力性のある薄金属板で形成しても
よい。
【0018】図1に示す真空断熱配管継手では、この継
手からあまり遠くない箇所の雄側配管の、内管13に内
管ベローズ18が設けられ、外管15に外管ベローズ1
9が設けられている。
手からあまり遠くない箇所の雄側配管の、内管13に内
管ベローズ18が設けられ、外管15に外管ベローズ1
9が設けられている。
【0019】また、図1示す真空断熱配管継手では、雄
側端面板12は、あるいは両端面板12,32は、銅な
どの熱伝導性の良い材質で作られている。
側端面板12は、あるいは両端面板12,32は、銅な
どの熱伝導性の良い材質で作られている。
【0020】次に、図1に示す真空断熱配管継手の動作
作用効果などについて説明する。内管13,33内の流
体流路70を極低温の液化ガスが流れる。外管15,3
5の外部から熱が侵入しようとするが、各真空断熱空間
16,36が真空であるため熱の伝導や対流がないの
で、輻射による僅かな熱の貫通以外には、熱の侵入が阻
止される。しかし、継手部では、雄側締結フランジ17
から継手内外管14を経て雄側端面板12に伝導して熱
が侵入し、雌側締結フランジ37から継手内内管34を
経て雌側端面板32に伝導して熱が侵入する。この伝導
熱の侵入は止むをえないが、継手内外管14及び継手内
内管34を熱の不良導体とするとか、中間空間75の管
軸方向の長さを長くし、断面積をなるべく小さくするこ
とによって、熱の侵入を少なくすることができる。ま
た、フェイスシール511からガス止めシール55まで
の中間空間75に入った液化ガスは、上記のように侵入
する熱により気化して接触する部材を冷却して内部への
熱の侵入を阻止する。
作用効果などについて説明する。内管13,33内の流
体流路70を極低温の液化ガスが流れる。外管15,3
5の外部から熱が侵入しようとするが、各真空断熱空間
16,36が真空であるため熱の伝導や対流がないの
で、輻射による僅かな熱の貫通以外には、熱の侵入が阻
止される。しかし、継手部では、雄側締結フランジ17
から継手内外管14を経て雄側端面板12に伝導して熱
が侵入し、雌側締結フランジ37から継手内内管34を
経て雌側端面板32に伝導して熱が侵入する。この伝導
熱の侵入は止むをえないが、継手内外管14及び継手内
内管34を熱の不良導体とするとか、中間空間75の管
軸方向の長さを長くし、断面積をなるべく小さくするこ
とによって、熱の侵入を少なくすることができる。ま
た、フェイスシール511からガス止めシール55まで
の中間空間75に入った液化ガスは、上記のように侵入
する熱により気化して接触する部材を冷却して内部への
熱の侵入を阻止する。
【0021】従来の真空断熱配管継手でも、図4(A)
に示すような竪方向に近い配置の配管継手では、中間空
間75内のガスは、昇温し膨張して軽くなったものは上
に、低温のガスは重くて下にあり、流動しない中間空間
75内のガスは、侵入する熱を順次に奪ってそれより内
部への熱の侵入を阻止する。しかし、図4(B)に示す
ような水平方向に近い配置の配管継手では、中間空間7
5内で気化して軽くなったガスは、図に破線で示すよう
に上昇し、ラジアルシール513の上部の隙間を通過し
て流体流路70内に逆流して熱を持ち込み、流体流路7
0からラジアルシール513の下部の隙間を通って液化
ガスが中間空間75に流入して温度が上昇して逆流する
ことを繰り返す。従来の真空断熱配管継手では、水平に
近い姿勢に設置すればこのようにして熱が持ち込まれる
ので、雄側10が上になるようにして45度以上立てた
姿勢で配管継手を配置する必要があった。
に示すような竪方向に近い配置の配管継手では、中間空
間75内のガスは、昇温し膨張して軽くなったものは上
に、低温のガスは重くて下にあり、流動しない中間空間
75内のガスは、侵入する熱を順次に奪ってそれより内
部への熱の侵入を阻止する。しかし、図4(B)に示す
ような水平方向に近い配置の配管継手では、中間空間7
5内で気化して軽くなったガスは、図に破線で示すよう
に上昇し、ラジアルシール513の上部の隙間を通過し
て流体流路70内に逆流して熱を持ち込み、流体流路7
0からラジアルシール513の下部の隙間を通って液化
ガスが中間空間75に流入して温度が上昇して逆流する
ことを繰り返す。従来の真空断熱配管継手では、水平に
近い姿勢に設置すればこのようにして熱が持ち込まれる
ので、雄側10が上になるようにして45度以上立てた
姿勢で配管継手を配置する必要があった。
【0022】これに対して、図1に示す真空断熱配管継
手では、従来の雄側端面板12の周面に装着するラジア
ルシール513に代えて、端面に装着するフェイスシー
ル511を雄側端面板12と雌側端面板32の端面間に
嵌め挾みつけるようにしたので、後に説明するように、
該部における液漏れを完全に阻止して密封することがで
き、中間空間75から流体流路70へ逆流して循環する
流れをなくすことができ、それによる熱の持ち込みを防
止することができる。また、フェイスシール511で密
封すれば、当然、中間空間75内のガス圧力が低くな
り、熱の伝導や対流は少なくなり、熱の侵入を阻止する
ことができる。
手では、従来の雄側端面板12の周面に装着するラジア
ルシール513に代えて、端面に装着するフェイスシー
ル511を雄側端面板12と雌側端面板32の端面間に
嵌め挾みつけるようにしたので、後に説明するように、
該部における液漏れを完全に阻止して密封することがで
き、中間空間75から流体流路70へ逆流して循環する
流れをなくすことができ、それによる熱の持ち込みを防
止することができる。また、フェイスシール511で密
封すれば、当然、中間空間75内のガス圧力が低くな
り、熱の伝導や対流は少なくなり、熱の侵入を阻止する
ことができる。
【0023】以下、フェイスシール511による密封機
能について説明する。図1に示すように、常温において
雄側端面板12と雌側端面板32との端面が当接するよ
うに接続しても、極低温の液化ガスを流体流路70に流
すと、特に予冷のときに、雌側の継手内内管34より雄
側の継手内外管14が低温となって収縮するため、雄側
端面板12の端面が雌側端面板32から離れて押し付け
が開放されても、フェイスシール511の拡張しようと
する復元弾性変形により、フェイスシール511が両端
面に当接して液漏れは生じない。また、フェイスシール
511の断面は内径側に開口したコ字状であるので、内
径側から流体流路70内の液化ガスの圧力がコ字状の口
を押し開き、フェイスシール511の両辺を各端面に押
し付けることにより密封される。また、継手接合の挿入
時に端面に装着されたフェイスシール511は他の部材
に接触することなく損傷などは生じない。また、雄側端
面板12の温度変化による移動は管軸方向であるので、
端面に装着されたフェイスシール511に摩耗損傷など
が生じることがない。
能について説明する。図1に示すように、常温において
雄側端面板12と雌側端面板32との端面が当接するよ
うに接続しても、極低温の液化ガスを流体流路70に流
すと、特に予冷のときに、雌側の継手内内管34より雄
側の継手内外管14が低温となって収縮するため、雄側
端面板12の端面が雌側端面板32から離れて押し付け
が開放されても、フェイスシール511の拡張しようと
する復元弾性変形により、フェイスシール511が両端
面に当接して液漏れは生じない。また、フェイスシール
511の断面は内径側に開口したコ字状であるので、内
径側から流体流路70内の液化ガスの圧力がコ字状の口
を押し開き、フェイスシール511の両辺を各端面に押
し付けることにより密封される。また、継手接合の挿入
時に端面に装着されたフェイスシール511は他の部材
に接触することなく損傷などは生じない。また、雄側端
面板12の温度変化による移動は管軸方向であるので、
端面に装着されたフェイスシール511に摩耗損傷など
が生じることがない。
【0024】次に、内管ベローズ18,外管ベローズ1
9の作用などについて説明する。図2に示すように、配
管組立誤差などにより雄側端面板12又は雌側端面板3
2に傾きが生じても、ベローズ18,19にこの傾きを
吸収させることができ、雄側端面板12と雌側端面板3
2の端面同士を正しく対面させることができるので、フ
ェイスシール511の密封性が損なわれることがない。
9の作用などについて説明する。図2に示すように、配
管組立誤差などにより雄側端面板12又は雌側端面板3
2に傾きが生じても、ベローズ18,19にこの傾きを
吸収させることができ、雄側端面板12と雌側端面板3
2の端面同士を正しく対面させることができるので、フ
ェイスシール511の密封性が損なわれることがない。
【0025】次に、雄側端面板12又は両端面板12,
32を銅などの熱伝導性の良い材質としたことの作用な
どについて説明する。図1に示すようにこの真空断熱配
管継手を水平に近い姿勢に設置した場合でも、端面板1
2を熱伝導性の良い材質とすれば、配管の冷却過程にお
いて継手の各部材の上下の温度分布が均一化する時間が
短くなり、また、運転中も上下の温度差が小さくなり、
中間空間75内のガスの温度分布の差が小さくなりガス
の対流が小さくなり、熱の侵入が少なくなる。また、温
度分布による変形が少なくなり、フェイスシール511
の密封性も良好に維持される。
32を銅などの熱伝導性の良い材質としたことの作用な
どについて説明する。図1に示すようにこの真空断熱配
管継手を水平に近い姿勢に設置した場合でも、端面板1
2を熱伝導性の良い材質とすれば、配管の冷却過程にお
いて継手の各部材の上下の温度分布が均一化する時間が
短くなり、また、運転中も上下の温度差が小さくなり、
中間空間75内のガスの温度分布の差が小さくなりガス
の対流が小さくなり、熱の侵入が少なくなる。また、温
度分布による変形が少なくなり、フェイスシール511
の密封性も良好に維持される。
【0026】なお、図1に示す真空断熱配管継手では、
雄側端面板12の先端面に円環状のシール溝を形成して
フェイスシール511を設けたが、その代わりに、雄側
端面板12の先端面は平滑面として、雌側端面板32に
シール溝を形成してフェイスシール511を設けてもよ
い。
雄側端面板12の先端面に円環状のシール溝を形成して
フェイスシール511を設けたが、その代わりに、雄側
端面板12の先端面は平滑面として、雌側端面板32に
シール溝を形成してフェイスシール511を設けてもよ
い。
【0027】また、図1に示す真空断熱配管継手では、
雄側10の配管に内管ベローズ18及び外管ベローズ1
9を設けたが、その代わりに、雌側30の配管に同様な
内外のベローズを設けてもよい。また、雄側及び雌側の
両配管に共にベローズを設けてもよい。
雄側10の配管に内管ベローズ18及び外管ベローズ1
9を設けたが、その代わりに、雌側30の配管に同様な
内外のベローズを設けてもよい。また、雄側及び雌側の
両配管に共にベローズを設けてもよい。
【0028】また、以上の説明は液化ガスなどの極低温
の流体を移送する真空断熱配管継手についてしたが、そ
の他の低温流体あるいは高温流体を移送する真空断熱配
管継手についても適用することができる。
の流体を移送する真空断熱配管継手についてしたが、そ
の他の低温流体あるいは高温流体を移送する真空断熱配
管継手についても適用することができる。
【0029】
【実施例】次に、図1に示す真空断熱配管継手の寸法の
一例を示す。内管13,33の内径は50mm、外管1
5,35の外径は100mm、継手内外管14,継手内内
管34の長さは約250mm程度である。フェイスシール
511を入れるシール溝は外径75mm、内径60mm、深
さ5mm程度である。
一例を示す。内管13,33の内径は50mm、外管1
5,35の外径は100mm、継手内外管14,継手内内
管34の長さは約250mm程度である。フェイスシール
511を入れるシール溝は外径75mm、内径60mm、深
さ5mm程度である。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、両端
面板の端面間にフェイスシールを嵌め挾みつけて接続し
たので、継手結合の挿入時にフェイスシールの損傷など
がなく、熱伸縮差があっても、両端面板の端面間では端
面に直角方向の相対移動となり、フェイスシールの摩擦
がなく摩耗損傷が生じない。また、両端面板の上記相対
移動に対して、フェイスシールの弾性変形が対応し、流
体の圧力差によってフェイスシールが両端面板に押し付
けられることによって密封性が維持される。このフェイ
スシールで密封することにより、中間空間内のガス圧力
が低くなり、熱の伝導及び対流が少なくなる。また、配
管継手を水平に設置しても、中間空間と流体流路との循
環による熱の損失がなくなる。
面板の端面間にフェイスシールを嵌め挾みつけて接続し
たので、継手結合の挿入時にフェイスシールの損傷など
がなく、熱伸縮差があっても、両端面板の端面間では端
面に直角方向の相対移動となり、フェイスシールの摩擦
がなく摩耗損傷が生じない。また、両端面板の上記相対
移動に対して、フェイスシールの弾性変形が対応し、流
体の圧力差によってフェイスシールが両端面板に押し付
けられることによって密封性が維持される。このフェイ
スシールで密封することにより、中間空間内のガス圧力
が低くなり、熱の伝導及び対流が少なくなる。また、配
管継手を水平に設置しても、中間空間と流体流路との循
環による熱の損失がなくなる。
【0031】また、両端面板間にフェイスシールを用い
るとともに、継手部の付近の配管の内管及び外管にベロ
ーズを設けると、上記のように、フェイスシールの摩耗
損傷がなく、フェイスシールの弾性変形及び流体の圧力
差による押し付け力により密封性が維持されるととも
に、配管組立誤差などにより端面板の傾きが生じても、
ベローズに傾きを吸収させて端面同士を正しく対面させ
ることができ、密封性が損なわれることがない。このフ
ェイスシールで密封することにより、中間空間内のガス
圧力が低くなり、熱の伝導及び対流が少なくなる。ま
た、配管継手を水平に設置しても、中間空間と流体流路
との循環による熱の損失がなくなる。
るとともに、継手部の付近の配管の内管及び外管にベロ
ーズを設けると、上記のように、フェイスシールの摩耗
損傷がなく、フェイスシールの弾性変形及び流体の圧力
差による押し付け力により密封性が維持されるととも
に、配管組立誤差などにより端面板の傾きが生じても、
ベローズに傾きを吸収させて端面同士を正しく対面させ
ることができ、密封性が損なわれることがない。このフ
ェイスシールで密封することにより、中間空間内のガス
圧力が低くなり、熱の伝導及び対流が少なくなる。ま
た、配管継手を水平に設置しても、中間空間と流体流路
との循環による熱の損失がなくなる。
【0032】また、両端面板間にフェイスシールを用
い、配管にベローズを設け、端面板を熱良伝導性の材質
とすれば、上記のように、フェイスシールの摩耗損傷が
なく、その弾性変形及び圧力差による押し付け力により
密封性が維持され、また、配管組立誤差などをベローズ
が吸収して端面同士を正しく対面させることができ、密
封性が損なわれることがない。このフェイスシールで密
封することによって、中間空間内のガス圧力が低くな
り、熱の伝導及び対流が少なくなる。また、配管継手を
水平に設置しても、中間空間と流体流路との循環による
熱の損失がなくなる。また、熱伝導性の良い端面板は、
配管の冷却過程において継手の上下の温度分布の均一化
を促進し、中間空間内のガスの温度分布の差が小さくな
り、ガスの対流が小さくなり、熱の損失が少なくなる。
い、配管にベローズを設け、端面板を熱良伝導性の材質
とすれば、上記のように、フェイスシールの摩耗損傷が
なく、その弾性変形及び圧力差による押し付け力により
密封性が維持され、また、配管組立誤差などをベローズ
が吸収して端面同士を正しく対面させることができ、密
封性が損なわれることがない。このフェイスシールで密
封することによって、中間空間内のガス圧力が低くな
り、熱の伝導及び対流が少なくなる。また、配管継手を
水平に設置しても、中間空間と流体流路との循環による
熱の損失がなくなる。また、熱伝導性の良い端面板は、
配管の冷却過程において継手の上下の温度分布の均一化
を促進し、中間空間内のガスの温度分布の差が小さくな
り、ガスの対流が小さくなり、熱の損失が少なくなる。
【0033】以上のように、この発明によれば、フェイ
スシール等により密封して熱の侵入を防止し、配管継手
を水平に設置しても熱の損失が少なくなるので、配管継
手を任意の姿勢で設置することが可能となり、配管の長
さや曲がりを少なくすることができ、資材,工費,運転
コストなどを低減することができる。
スシール等により密封して熱の侵入を防止し、配管継手
を水平に設置しても熱の損失が少なくなるので、配管継
手を任意の姿勢で設置することが可能となり、配管の長
さや曲がりを少なくすることができ、資材,工費,運転
コストなどを低減することができる。
【図1】この発明による真空断熱配管継手の実施の一形
態を示す縦断面図である。
態を示す縦断面図である。
【図2】この発明による真空断熱配管継手の実施の一形
態の作用を示す図である。
態の作用を示す図である。
【図3】従来の真空断熱配管継手の縦断面図である。
【図4】従来の真空断熱配管継手を示し、(A)は竪方
向に設置した真空断熱配管継手の縦断面図、(B)は横
方向に設置した真空断熱配管継手の縦断面図である。
向に設置した真空断熱配管継手の縦断面図、(B)は横
方向に設置した真空断熱配管継手の縦断面図である。
10:雄側、 12:雄側端面板、13:雄側内管、
14:継手内外管、15:雄側外管、 16:雄側真空
断熱空間、17:雄側締結フランジ、18:内管ベロー
ズ、 19:外管ベローズ、30:雌側、 32:雌側
端面板、33:雌側内管、 34:継手内内管、35:
雌側外管、 36:雌側真空断熱空間、37:雌側締結
フランジ、511:フェイスシール、55:ガス止めシ
ール、57:締結ボルトナット、70:流体流路、 7
5:中間空間。
14:継手内外管、15:雄側外管、 16:雄側真空
断熱空間、17:雄側締結フランジ、18:内管ベロー
ズ、 19:外管ベローズ、30:雌側、 32:雌側
端面板、33:雌側内管、 34:継手内内管、35:
雌側外管、 36:雌側真空断熱空間、37:雌側締結
フランジ、511:フェイスシール、55:ガス止めシ
ール、57:締結ボルトナット、70:流体流路、 7
5:中間空間。
Claims (3)
- 【請求項1】 内管と外管との間を真空にして断熱した
配管の接続すべき両継手部の締結フランジから、一方の
配管は外径を小さくして突出させて先端に雄側端面板を
形成し、他方の配管は内径を大きくして凹入させて最奥
部に雌側端面板を形成し、この両端面板の端面間にフェ
イスシールを嵌め挾みつけて接続したことを特徴とする
真空断熱配管継手。 - 【請求項2】 この継手部の付近の配管の内管及び外管
にベローズを設けたことを特徴とする請求項1に記載の
真空断熱配管継手。 - 【請求項3】 前記雄側端面板又は両端面板を熱良伝導
性の材質としたことを特徴とする請求項1又は請求項2
に記載の真空断熱配管継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9052539A JPH10231970A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 真空断熱配管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9052539A JPH10231970A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 真空断熱配管継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10231970A true JPH10231970A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12917593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9052539A Withdrawn JPH10231970A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 真空断熱配管継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10231970A (ja) |
Cited By (25)
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| KR20190009935A (ko) * | 2017-07-20 | 2019-01-30 | (주)대창솔루션 | 이중단열 연결내외관 및 연결구조관 |
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| US20230023439A1 (en) * | 2021-07-20 | 2023-01-26 | FirstElement Fuel, Inc. | Bayonet for lh2 offloading |
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-
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- 1997-02-21 JP JP9052539A patent/JPH10231970A/ja not_active Withdrawn
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