JPH10232018A - ボイラ設備 - Google Patents

ボイラ設備

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JPH10232018A
JPH10232018A JP3622097A JP3622097A JPH10232018A JP H10232018 A JPH10232018 A JP H10232018A JP 3622097 A JP3622097 A JP 3622097A JP 3622097 A JP3622097 A JP 3622097A JP H10232018 A JPH10232018 A JP H10232018A
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JP
Japan
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pulverized coal
air
burner
primary air
pulverized
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JP3622097A
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Shinya Origuchi
信也 折口
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IHI Corp
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Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 停止している微粉炭ミルをウォーミングする
際に燃焼している微粉炭バーナの部分における風箱内と
火炉内の差圧が小さくならないようにする。 【解決手段】 微粉炭ミル4をウォーミングした後微粉
炭送給管5内を流れる一次空気6を、微粉炭送給管5に
設けた流路切替えダンパ54を切替えて一次空気送給管
59から風箱10b内のオーバーエアポート9位置近傍
へ送給し、オーバーエアポート9から火炉1a内へ吹込
み得るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボイラ設備に関し、
詳しくは微粉炭ミルをウォーミングした後の一次空気を
ボイラ本体の火炉炉壁に設けたオーバーエアポートから
火炉内へ導入し得るようにしたボイラ設備に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】微粉炭焚のボイラ設備においては、ボイ
ラ負荷に対応して所定台数の微粉炭ミルを駆動し、該微
粉炭ミルで粉砕して得られた微粉炭を所定温度に加熱さ
れた一次空気によりボイラ負荷に対応した所定数の微粉
炭バーナへ搬送し、微粉炭バーナから微粉炭を火炉内へ
噴射して燃焼させることが行われている。
【0003】而して、上記微粉炭焚のボイラ設備におい
ては、ボイラ負荷が低い場合には駆動される微粉炭ミル
の台数は少く、ボイラ負荷が高い場合には駆動される微
粉炭ミルの台数を増加させる必要がある。
【0004】一方、停止している微粉炭ミルをボイラ負
荷の上昇に伴い起動する際には、粉砕された微粉炭を加
熱しつつ微粉炭バーナへ搬送し得るよう、加熱した一次
空気を微粉炭ミルへ送給して微粉炭ミルを所定の温度ま
で加熱する必要がある。
【0005】しかるに、ボイラ負荷の上昇指令が与えら
れた後に停止している微粉炭ミルに一次空気の供給を開
始する場合には、微粉炭ミルの蓄熱量が大きいため微粉
炭ミルが加熱されるまでに時間を要し、このため、微粉
炭ミルの起動を開始するまでの時間が長くなり、延いて
はボイラ負荷が設定された負荷へ上昇するまでの時間が
長くなって負荷追従性の良い運転ができない。
【0006】そこで、微粉炭ミルの起動時間の短縮、ボ
イラ負荷の上昇速度の迅速化のために、従来から、負荷
の上昇に伴い起動を開始する微粉炭ミルに停止中から予
め加熱された一次空気を供給して微粉炭ミルを暖めるウ
ォーミングが行われている。
【0007】斯かるウォーミングを行うようにしたボイ
ラ設備の一例は図4に示されており、図中、1はボイラ
本体である。
【0008】而して、ボイラ本体1は火炉1a及び火炉
1aの上部後方に接続された副側壁1b並に副側壁1b
後方に下方へ延在するよう接続された後部伝熱部1cを
備えている。
【0009】火炉1aの炉壁前面下部に多段に形成した
複数のスロート2には、夫々図5に詳細に示すごとき構
造の微粉炭バーナ3が設置されている。而して、図6に
詳細に示すごとき構造の複数の微粉炭ミル4から微粉炭
送給管5を介し一次空気6により同伴されて搬送されて
来た微粉炭7は、微粉炭ミル4に対応して設置された微
粉炭バーナ3から火炉1a内へ噴射されて浮遊燃焼し、
燃焼ガス8が生成し得るようになっている。
【0010】火炉1aの炉壁前面には、最上段の微粉炭
バーナ3よりも上方(燃焼ガス8流れ方向下流側)に位
置するよう、オーバーエアポート9が設けられ、火炉1
aの炉壁前面には、スロート2及びオーバーエアポート
9を火炉1aの外側から覆い且つ微粉炭バーナ3が貫通
するようにした風箱10a,10bが設置されている。
【0011】押込通風機11に接続した二次空気送給管
12は中途部を空気予熱機13に接続されると共に先端
を複数に分岐され、分岐された二次空気送給管12は夫
々風箱10a,10bに接続されている。又押込通風機
11により二次空気送給管12中を送給される燃焼用の
二次空気14は空気予熱機13で予熱されたうえ風箱1
0a,10b内へ送給し得るようになっている。
【0012】一次通風機15に接続した一次空気送給管
16は微粉炭ミル4側で微粉炭ミル4の数に対応して分
岐し、夫々先端は、微粉炭ミル4のケーシング17の下
側部に接続されている。
【0013】又、一次空気送給管16の中途部から分岐
した一次空気送給管18は、中途部を空気予熱機13に
接続されると共に、その先端は一次空気送給管18の分
岐部19よりも一次空気流れ方向に対し下流側となるよ
う、一次空気送給管16に接続されている。
【0014】而して、一次通風機15により一次空気送
給管16を送給される一次空気6の一部は一次空気送給
管18を通って空気予熱機13により加熱され、残りの
一次空気6は加熱されることなく一次空気送給管16に
送られ、加熱された一次空気6と加熱されてない一次空
気6は、一次空気送給管16,18の接続部21で合流
し、一次空気送給管16を通って微粉炭ミル4のケーシ
ング17内へ送給し得るようになっている。
【0015】後部伝熱部1cの下端には、排ガスダクト
22が接続され、排ガスダクト22の中途部には、空気
予熱機13が接続されている。
【0016】而して、排ガスダクト22を送給される排
ガス23により空気予熱機13において一次空気6の一
部及び二次空気14を加熱し得るようになっている。
【0017】なお、図4中、24は一端が風箱10aに
接続され且つ他端が微粉炭バーナ3に接続された三次空
気送給管、25は三次空気送給管24内を送給される三
次空気、26は各微粉炭送給管5に夫々設けられた切替
え自在なカットダンパである。
【0018】微粉炭バーナ3の詳細は図5に示されてい
る。
【0019】すなわち、風箱10aを貫通してスロート
2の中心に位置するよう設けられた微粉炭バーナ3の中
心部には、略円筒状で先端開口部に先端に向って直径が
減少する絞り部を有するバーナ内筒27が配置され、バ
ーナ内筒27内の軸心位置にはオイルバーナ28が挿入
されている。
【0020】バーナ内筒27の外側にはバーナ外筒29
がバーナ内筒27と略同心状に配設されていて、バーナ
外筒29は後端部分が略円筒状で、中間部分から先端に
向って直径が漸減する中空円筒状になっており、バーナ
外筒29の先端開口部には、先端に向って直径が減少す
る絞り部を有するバーナノズル30がスロート2に近接
して位置するように取付けられている。
【0021】バーナ外筒29の後端部には、バーナ外筒
29の接線方向へ向けて前述の微粉炭送給管5が接続さ
れていて、図4に示す微粉炭ミル4から一次空気6と共
に供給される微粉炭7をバーナ外筒29の内部へ導くよ
うにされている。
【0022】更に、二次空気14の旋回力を調整するた
めに、前記のスロート2と風箱10aとの間に形成され
た空間31にスロート2の周りを円形に囲うようにエア
レジスタ32を配設し、二次空気14を内側と外側とに
分離するために、エアレジスタ32の内側の周方向に複
数のインナベーン33を配設し、又風箱10a内の二次
空気14の一部を三次空気25としてバーナ内筒27内
へ導くために、風箱10aとバーナ内筒27の後端部と
を三次空気送給管24により接続している。
【0023】バーナ内筒27の後端部外周及びバーナ外
筒29の後端部内周は、微粉炭送給管5から吹込まれた
微粉炭7が衝突してバーナ内筒27及びバーナ外筒29
に摩耗が生ずるのを防止するため、耐摩耗材34,35
により被覆されている。
【0024】微粉炭ミル4の詳細は図6に示されてい
る。
【0025】すなわち、微粉炭ミル4のケーシング17
内下部には、駆動装置36により水平回転するテーブル
37が配置され、テーブル37の上方溝部には、流体圧
シリンダ38により水平軸39を介して上下に回動し得
るローラ40が配置されている。而して流体圧シリンダ
38によりローラ40を水平回転しているテーブル37
に押付けることにより、ローラ40とテーブル37が協
働し、テーブル37上の石炭を粉砕し得るようになって
いる。
【0026】ケーシング17内には、テーブル37を包
囲するよう環状体41が配設され、環状体41には、ケ
ーシング17のテーブル37よりも下方位置から一次空
気送給管16を介しケーシング17内へ導入された一次
空気6をケーシング17上部へ吹込み得るようエアポー
ト42が設けられている。
【0027】ケーシング17の上部外側には、ケーシン
グ17内と連通するようにした内部が中空筒状の分配器
43が設置され、分配器43内に上下へ延在するよう固
設した軸受筒44には、上下へ所要の間隔を置いて軸受
45が嵌入されている。又、分配器43の側部には微粉
炭7を微粉炭バーナ3(図4、5参照)へ送給するため
の前述の微粉炭送給管5が接続されている。
【0028】軸受45に上下方向へ延在するよう内嵌し
た中空軸62内には、給炭管46が挿入されており、給
炭管46の上端は、分配器43及び中空軸62の上方に
突出し、給炭管46の下端は、中空軸62の下方へ突出
してケーシング17内においてローラ40よりも若干上
方に位置している。
【0029】ケーシング17上部外側に設置した竪型の
モータ47の出力軸には、プーリ48が外嵌、固定さ
れ、該プーリ48と中空軸62の上端部近傍に外嵌、固
定したプーリ49との間には、無端状のベルト50が巻
掛けられている。
【0030】中空軸62の下端近傍外周には、ケーシン
グ17内の上部に位置するよう、円周方向へ複数のベー
ン51aを設けた回転式分級器51が固設されている。
【0031】ケーシング17内には、回転式分級器51
の下方に位置するよう、截頭逆円錐状のホッパ52が設
置されており、ホッパ52の傾斜面には、一次空気6に
より上昇する石炭が通過し得るよう傾斜面に沿って延び
るスリット52aが設けられている。
【0032】給炭管46の上方には、給炭機53が配設
され、給炭機53のシュート53aの下端は給炭管46
の上端に接続されている。
【0033】上述のボイラ設備で、例えば図4の最も右
側に示す微粉炭ミル4から最下段の微粉炭バーナ3へ至
るA系統においては、微粉炭バーナ3から微粉炭7を噴
射して燃焼させ、図4の右側から2番目に示す微粉炭ミ
ル4から中段の微粉炭バーナ3へ至るB系統において
は、微粉炭ミル4及び微粉炭送給管5のウォーミングを
行い、図4の最も左側に示す微粉炭ミル4から最上段の
微粉炭バーナ3へ至るC系統においては、微粉炭7の燃
焼及びウォーミングを行わない場合についての作動を以
下に説明する。
【0034】なお、上述のごとき運転を行う場合には、
A系統及びB系統のカットダンパ26は夫々開いてお
り、C系統のカットダンパ26は閉止している。又、図
4においては、1台の微粉炭ミル4に1本の微粉炭送給
管5を接続した場合が図示してあるが、実際には1台の
微粉炭ミル4に対しては、夫々が別個の微粉炭バーナ3
に接続された数本の微粉炭送給管5が接続してあり、微
粉炭7を燃焼させる系統では、ボイラ負荷に応じて所定
数の微粉炭バーナ3へ微粉炭7を送給し、ウォーミング
を行う系統では予め定めた本数の微粉炭送給管5へ一次
空気6を送給することになる。
【0035】一次通風機15により送出された一次空気
6は、一部が一次空気送給管16,18から空気予熱機
13へ送給され、排ガスダクト22から空気予熱機13
へ送給される排ガス23により加熱され、更に一次空気
送給管18から一次空気送給管16へ導入されて空気予
熱機13を通らなかった一次空気6と混合し、所定温度
の一次空気6が生成され、所定温度になった一次空気6
は一次空気送給管16からA系統及びB系統の微粉炭ミ
ル4内へ導入される。
【0036】押込通風機11から送出された二次空気1
4は、全量空気予熱機13で加熱されて二次空気送給管
12から個別に分割された各風箱10a,10bへ導入
される。
【0037】A系統の微粉炭ミル4においては、石炭ホ
ッパから給炭機53へ切出された石炭は、シュート53
a、給炭管46を介してケーシング17に投入され、テ
ーブル37上へ落下し、駆動装置36により駆動されて
水平方向へ回転しているテーブル37とテーブル37に
対し接触し回転しているローラ40との協働作業により
粉砕され、粉砕された石炭は、一次空気送給管16から
導入されてエアポート42から吹出す一次空気6により
同伴されてケーシング17内を矢印に示すごとく上昇
し、ホッパ52のスリット52aを通ってホッパ52内
へ入り、モータ47により駆動されている回転式分級器
51により粗粉を分級され、粗粉を分級された微粉炭7
は、回転式分級器51を通って分配器43へ入り、分配
器43から微粉炭送給管5へ送出されて一次空気6と共
に微粉炭バーナ3のバーナ外筒29内後端部へ送給さ
れ、又回転式分級器51で分級された粗粉は、ホッパ5
2を滑落してテーブル37上へ戻される。
【0038】微粉炭送給管5からバーナ外筒29内に送
給された微粉炭7と一次空気6は、微粉炭送給管5がバ
ーナ外筒29の接線方向へ向けて接続されているため、
バーナ外筒29内で旋回流となることにより、遠心力に
よって微粉炭7が外側に移動し、バーナノズル30の内
部では局所的に微粉炭7の濃度の高いものが外側に導か
れ、微粉炭7の濃度が低いものが内側に導かれる。而し
て、微粉炭7は外側の濃度が高く内側の濃度が低い状態
でバーナ外筒29内を通り、バーナノズル30先端から
火炉1a内へ噴射される。
【0039】風箱10a内へ導入された二次空気14は
空間31を経てスロート2から火炉1a内へ吹込まれ、
又風箱10a内の二次空気14の一部は三次空気25と
して三次空気送給管24内を通り、バーナ内筒27内の
後端へ導入され、バーナ内筒27内を通ってバーナ内筒
27先端から火炉1a内へ吹込まれる。
【0040】このため、火炉1a内では、微粉炭7、一
次空気6、二次空気14、三次空気25が混合して燃焼
し、燃焼ガス8が生成される。
【0041】B系統の微粉炭ミル4のケーシング17内
へ導入された一次空気6はエアポート42から上方へ流
出して上昇し、ホッパ52のスリット52a、分配器4
3を経て微粉炭送給管5へ送出される。このため、B系
統の微粉炭ミル4は一次空気6によってウォーミングさ
れる。
【0042】B系統の微粉炭ミル4から微粉炭送給管5
を流れる一次空気6は、B系統の微粉炭送給管5をウォ
ーミングしつつ微粉炭バーナ3のバーナ外筒29内を流
れ、バーナ外筒29の先端から火炉1a内へ吹込まれ
る。
【0043】又、風箱10b内へ送給された二次空気1
4は、オーバーエアポート9から火炉1a内へ送給さ
れ、バーナ部空気比を下げて燃焼中間成分によりNOx
を還元させる(バイアス燃焼)。このため、燃焼ガス8
中のNOxの濃度が抑制される。
【0044】
【発明が解決しようとする課題】上述のボイラ設備で
は、一次空気6の一部をウォーミングすべき微粉炭ミル
4へ流し、燃焼していない微粉炭バーナ3から火炉1a
内へ流出させ、又NOxの低減のために二次空気14の
一部をオーバーエアポート9から火炉1a内へ吹込んで
いる。
【0045】一方、火炉1aへ導入される空気はボイラ
負荷に応じた全空気量により制御されており、従って微
粉炭ミル4のウォーミング時には、ウォーミングに要す
る量だけ一次空気6の流量が増加し、その分だけ二次空
気の流量が低下する。
【0046】そのため、燃焼中の微粉炭バーナ3では、
ウォーミングに流用した一次空気6の流量分だけ二次空
気14の量が減少すると共にオーバーエアポート9から
火炉1a内へ吹込まれる二次空気14の量が減少する。
【0047】従ってボイラ負荷が低いような場合、燃焼
中の微粉炭バーナ3においては、スロート2から火炉1
a内へ吹込まれる二次空気14のドラフトが減少し、燃
焼中の微粉炭バーナ3の風箱10aと火炉1aの差圧が
小さくなり、微粉炭バーナ3による燃焼が不安定になる
虞れがあった。
【0048】本発明は上述の実情に鑑み、スタンバイに
備えて停止している微粉炭ミルのウォーミングを行う場
合にも、燃焼している微粉炭バーナの部分で風箱内と火
炉内での差圧が縮少しないようにし、以て燃焼している
微粉炭バーナの燃焼状態を安定させることを目的として
なしたものである。
【0049】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の微粉炭
バーナを具備すると共に微粉炭バーナよりも燃焼ガス流
れ方向下流側にオーバーエアポートが形成されたボイラ
本体と、前記微粉炭バーナの微粉炭噴射部及びオーバー
エアポートを覆うようボイラ本体の外側に設けられた、
二次空気の導入される風箱と、粉砕した微粉炭を一次空
気により微粉炭送給管を介して微粉炭バーナへ送給し得
るようにした複数の微粉炭ミルとを備えたボイラ設備で
あって、前記微粉炭送給管の中途部に設けた流路切替え
ダンパに微粉炭ミルをウォーミングした後の一次空気を
前記オーバーエアポートに送給し得るよう、一次空気送
給管を接続したものである。
【0050】本発明においては、ミルウォーミングを行
った一次空気をオーバーエアポートから火炉内へ吹込む
ようにしているため、オーバーエアポートから火炉内へ
導入される二次空気の流量が減少し、従って燃焼中の微
粉炭バーナの部分から火炉内へ吹込まれる二次空気の流
量が減少することがない。
【0051】このため、燃焼中の微粉炭バーナの部分で
風箱内の圧力と火炉内の圧力の差圧の低下を防止するこ
とができ、微粉炭バーナの燃焼状態が安定し、良好とな
る。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しつつ説明する。
【0053】図1〜3は本発明の実施の形態の一例であ
る。而して、図1に示すごとく、本発明の実施の形態の
基本的なフローは図4に示す従来のものと略同じである
ため、同一部分には同一の符号を付し詳しい説明は省略
する。
【0054】又、本発明の実施の形態に用いる微粉炭バ
ーナ3及び微粉炭ミル4は図5、6に示すものと同じで
ある。
【0055】而して、本発明の実施の形態においては、
各微粉炭送給管5の中途部に微粉炭バーナ3に近接して
図2、3に拡大して示すごとく流路切替えダンパ54を
設けている。
【0056】すなわち、流路切替えダンパ54のケーシ
ング55の一側上部には、上部入口56が設けられると
共にケーシング55の一側下部には、上部入口56の真
下に位置するよう下部出口57が設けられ、ケーシング
55の上部入口56及び下部出口57を設けた側とは反
対側の側部には、側部出口58が設けられている。
【0057】ケーシング55の上部入口56及び下部出
口57は微粉炭送給管5の中途部に接続され、側部出口
58に後端を接続した一次空気送給管59は風箱10b
へ向けて延在し、その先端は接続部がオーバーエアポー
ト9の高さ位置近傍となるよう、風箱10bに対し接続
されている。
【0058】ケーシング55内には、ケーシング55の
外側に配設した流体圧シリンダ60により回動し得るよ
うにしたダンパ本体61が収納され、該ダンパ本体61
を流体圧シリンダ60により回動させて切替えることに
より、下部出口57が閉止された場合には側部出口58
が開き、側部出口58が閉止された場合には下部出口5
7が開くようになっている。又、上部入口56は常時開
いている。
【0059】次に本発明の実施の形態の作動について説
明する。
【0060】なお、従来の作動と同じ部分については説
明を省略する。
【0061】例えば、従来の場合と同様A系統において
は微粉炭バーナ3から微粉炭7を噴射して燃焼させ、B
系統においては微粉炭ミル4及び微粉炭送給管5のウォ
ーミングを行い、C系統においては微粉炭7の燃焼及び
ウォーミングを行わない場合について以下説明する。
【0062】すなわち、A系統においては、カットダン
パ26を開くと共に流路切替えダンパ54のダンパ本体
61により側部出口58を閉止して下部出口57を開
き、B系統においては、カットダンパ26を開くと共に
流路切替えダンパ54のダンパ本体61により下部出口
57を閉止して側部出口58を開き、C系統において
は、カットダンパ26を閉止しておく。
【0063】このため、A系統においては、微粉炭ミル
4から送出された一次空気6及び微粉炭7は微粉炭送給
管5、流路切替えダンパ54の上部入口56、下部出口
57、微粉炭送給管5を通り、従来の場合と同様にして
二次空気14、三次空気25と共に火炉1a内へ噴射さ
れ、微粉炭7の燃焼が行われる。
【0064】B系統においては、微粉炭ミル4をウォー
ミングした一次空気6は、微粉炭送給管5、流路切替え
ダンパ54の上部入口56、側部出口58、一次空気送
給管59を経て風箱10b内へ送給され、更に風箱10
bからオーバーエアポート9を通ってボイラ本体1の火
炉1a内へ吹込まれる。
【0065】これにより微粉炭ミル4をウォーミングし
た一次空気6がB系統の微粉炭バーナ3へ流れず、オー
バーエアポート9へ流れるため、オーバーエアポート9
へ流れる二次空気14の流量が減少し且つ燃焼している
微粉炭バーナ3の部分で二次空気14の流量が減少しな
いため風箱10a内と火炉1a内での差圧を保持するこ
とができ、従って燃焼している微粉炭バーナ3の燃焼状
態を安定させることができる。
【0066】従って、ボイラ負荷が低負荷の場合であっ
ても、燃焼している微粉炭バーナ3の部分における風箱
10a内の圧力と火炉1a内の差圧を所定の値に保持す
ることができ、その結果、燃焼中の微粉炭バーナ3の燃
焼が不安定になることを防止でき、安定した燃焼を行う
ことができる。
【0067】なお、本発明の実施の形態は上述の形態例
に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない
範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
【0068】
【発明の効果】本発明のボイラ設備によれば、停止して
いる微粉炭ミルのウォーミングを行う場合、ウォーミン
グを行った一次空気をオーバーエアポートから火炉内へ
吹込むことにより、オーバーエアポートでの二次空気の
割合を減少させ、その減少分の二次空気を燃焼中の微粉
炭バーナへ送給することができるため、燃焼している微
粉炭バーナの部分で風箱内と火炉内での差圧が小さくな
ることがなく、従って燃焼している微粉炭バーナの燃焼
状態を安定させることができるという優れた効果を奏し
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のボイラ設備の実施の形態の一例を示す
概略系統図である。
【図2】図1に示す切替えダンパの縦断面図である。
【図3】図2のIII−III方向矢視図である。
【図4】従来のボイラ設備の一例を示す概略系統図であ
る。
【図5】図1及び図4に示す微粉炭バーナの縦断面図で
ある。
【図6】図1及び図4に示す微粉炭ミルの縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ボイラ本体 3 微粉炭バーナ 4 微粉炭ミル 5 微粉炭送給管 6 一次空気 7 微粉炭 8 燃焼ガス 9 オーバーエアポート 10a,10b 風箱 14 二次空気 54 流路切替えダンパ 59 一次空気送給管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の微粉炭バーナを具備すると共に微
    粉炭バーナよりも燃焼ガス流れ方向下流側にオーバーエ
    アポートが形成されたボイラ本体と、前記微粉炭バーナ
    の微粉炭噴射部及びオーバーエアポートを覆うようボイ
    ラ本体の外側に設けられた、二次空気の導入される風箱
    と、粉砕した微粉炭を一次空気により微粉炭送給管を介
    して微粉炭バーナへ送給し得るようにした複数の微粉炭
    ミルとを備えたボイラ設備であって、前記微粉炭送給管
    の中途部に設けた流路切替えダンパに微粉炭ミルをウォ
    ーミングした後の一次空気を前記オーバーエアポートに
    送給し得るよう、一次空気送給管を接続したことを特徴
    とするボイラ設備。
JP3622097A 1997-02-20 1997-02-20 ボイラ設備 Pending JPH10232018A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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