JPH10232204A - 屈折率測定装置 - Google Patents
屈折率測定装置Info
- Publication number
- JPH10232204A JPH10232204A JP33718997A JP33718997A JPH10232204A JP H10232204 A JPH10232204 A JP H10232204A JP 33718997 A JP33718997 A JP 33718997A JP 33718997 A JP33718997 A JP 33718997A JP H10232204 A JPH10232204 A JP H10232204A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light beam
- refractive index
- sample
- object light
- optical path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 123
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 151
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 37
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 25
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 24
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 230000006399 behavior Effects 0.000 description 5
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 5
- 239000012472 biological sample Substances 0.000 description 4
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 3
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 3
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 2
- 241000270666 Testudines Species 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000005305 interferometry Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、試料の屈折率分布もしくは屈折率を
測定する屈折率測定装置に関し、高散乱かつ屈折率の変
化の大きな試料の屈折率分布や、均質な高散乱試料の屈
折率を高精度に測定する。 【解決手段】低干渉性の光ビームを用いた干渉計測を行
ない、位相零点をモニタし、あるいは位相の変化量をモ
ニタする。
測定する屈折率測定装置に関し、高散乱かつ屈折率の変
化の大きな試料の屈折率分布や、均質な高散乱試料の屈
折率を高精度に測定する。 【解決手段】低干渉性の光ビームを用いた干渉計測を行
ない、位相零点をモニタし、あるいは位相の変化量をモ
ニタする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試料の屈折率分布
もしくは屈折率を測定する屈折率測定装置に関する。
もしくは屈折率を測定する屈折率測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】干渉計測は、参照光路と、試料が配置さ
れた試料光路との光路長の差、すなわちそれら2つの光
路を通る光の位相差を光強度の差として観測することの
できる技術であり、位相物体の、試料光路に交わる直線
もしくは平面内の屈折率分布を光強度分布として観測す
ることができ、透過率分布をあらわす単なる光強度像と
は異なる有意義な情報を得ることができる。位相差顕微
鏡や微分干渉顕微鏡はこのような原理を応用した装置で
ある。
れた試料光路との光路長の差、すなわちそれら2つの光
路を通る光の位相差を光強度の差として観測することの
できる技術であり、位相物体の、試料光路に交わる直線
もしくは平面内の屈折率分布を光強度分布として観測す
ることができ、透過率分布をあらわす単なる光強度像と
は異なる有意義な情報を得ることができる。位相差顕微
鏡や微分干渉顕微鏡はこのような原理を応用した装置で
ある。
【0003】また、上記の屈折率分布を試料を回転させ
ながら計測し、いわゆるCT再構成アルゴリズムを用い
ることにより、その試料の三次元的な屈折率分布を計測
する技術も知られている。図20は、従来の屈折率測定
装置の一例を示す構成図である。レーザ光源100から
出射したレーザ光100aをミラー101で反射させて
ケスタプリズム102に入射し、ケスタプリズム102
で物体光100bと参照光100cに二分し、物体光1
00bのみ試料セル103内の試料10を経由させ、も
う1つのケスタプリズム104で物体光100bと参照
光100cを重畳させ、その重畳した光をミラー105
で反射させてCCDカメラ106で撮影する。この撮影
により得られた画像は、イメージメモリ107を経由し
てビデオレコーダ108に録画される。試料セル103
は、所定のゆっくりとした回転速度で回転し、その回転
の間CCDカメ106により繰り返し撮像されビデオレ
コーダ108に多数の画像が録画される。このようにし
てビデオレコーダ108に録画された画像はイメージメ
モリ107を経由してワークステーション109に読み
出され、ワークステーション109では、CT再構成ア
ルゴリズムを用いて、試料セル103内の試料10の三
次元的な屈折率分布が演算される。CCDカメラ106
で得られた画像や、ワークステーション109で求めら
れた屈折率分布はCRTディスプレイ110に表示され
る。
ながら計測し、いわゆるCT再構成アルゴリズムを用い
ることにより、その試料の三次元的な屈折率分布を計測
する技術も知られている。図20は、従来の屈折率測定
装置の一例を示す構成図である。レーザ光源100から
出射したレーザ光100aをミラー101で反射させて
ケスタプリズム102に入射し、ケスタプリズム102
で物体光100bと参照光100cに二分し、物体光1
00bのみ試料セル103内の試料10を経由させ、も
う1つのケスタプリズム104で物体光100bと参照
光100cを重畳させ、その重畳した光をミラー105
で反射させてCCDカメラ106で撮影する。この撮影
により得られた画像は、イメージメモリ107を経由し
てビデオレコーダ108に録画される。試料セル103
は、所定のゆっくりとした回転速度で回転し、その回転
の間CCDカメ106により繰り返し撮像されビデオレ
コーダ108に多数の画像が録画される。このようにし
てビデオレコーダ108に録画された画像はイメージメ
モリ107を経由してワークステーション109に読み
出され、ワークステーション109では、CT再構成ア
ルゴリズムを用いて、試料セル103内の試料10の三
次元的な屈折率分布が演算される。CCDカメラ106
で得られた画像や、ワークステーション109で求めら
れた屈折率分布はCRTディスプレイ110に表示され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術は、比
較的理想に近い「位相物体」がとりあげられており、空
間的な屈折率変化も極微小であるような試料が用いられ
ている。ところが近年、内部での散乱が極めて大きく、
かつ空間的な屈折率変化も大きい生体試料等に干渉計測
を応用することが考えられており、この応用を可能にす
るためには、 (a)生体試料のような高散乱媒質中をほぼ直線的に透
過した、散乱の少ない光のみを選択収集する必要があ
る。
較的理想に近い「位相物体」がとりあげられており、空
間的な屈折率変化も極微小であるような試料が用いられ
ている。ところが近年、内部での散乱が極めて大きく、
かつ空間的な屈折率変化も大きい生体試料等に干渉計測
を応用することが考えられており、この応用を可能にす
るためには、 (a)生体試料のような高散乱媒質中をほぼ直線的に透
過した、散乱の少ない光のみを選択収集する必要があ
る。
【0005】(b)空間的な屈折率変化の大きい場合に
も正確な位相計測を行なう必要がある。 本発明は、上記事情に鑑み、生体試料等の高散乱媒質で
あって、かつ屈折率変化の大きい媒質であっても、屈折
率分布を正確に計測することのできる屈折率測定装置を
提供することを目的とする。
も正確な位相計測を行なう必要がある。 本発明は、上記事情に鑑み、生体試料等の高散乱媒質で
あって、かつ屈折率変化の大きい媒質であっても、屈折
率分布を正確に計測することのできる屈折率測定装置を
提供することを目的とする。
【0006】また、屈折率分布だけでなく高散乱媒質等
の試料の絶対的な屈折率を測定する必要が生じる場合が
生じる場合もある。本発明は、この点に鑑み、高散乱媒
質等の試料であっても屈折率を容易に測定することので
きる屈折率測定装置を提供することも目的の1つとする
ものである。
の試料の絶対的な屈折率を測定する必要が生じる場合が
生じる場合もある。本発明は、この点に鑑み、高散乱媒
質等の試料であっても屈折率を容易に測定することので
きる屈折率測定装置を提供することも目的の1つとする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の屈折率測定装置のうちの第1の屈折率測定装置は、 (1_1)所定の低干渉性光ビームを出射する光源 (1_2)光源から出射された光ビームを物体光ビーム
と参照光ビームとに分割するビーム分割手段 (1_3)被測定対象試料が物体光ビームの光路上に着
脱自在に配置される試料配置部 (1_4)物体光ビームにより、試料配置部に配置され
た試料を、その物体光ビームの光路に交わる方向に走査
させる走査手段 (1_5)参照光ビームと、試料配置部を通過した物体
光ビームとを互いに重畳することにより、干渉光ビーム
を生成するビーム重畳手段 (1_6)ビーム重畳手段により互いに重畳される前の
物体光ビームおよび参照光ビームの光路長を相対的に調
整する光路長調整手段 (1_7)上記干渉光ビームを受光することにより、物
体光ビームと参照光ビームとの干渉状態をあらわす第1
の干渉信号を得る受光手段 (1_8)上記光路長可変手段により、上記第1の干渉
信号が同一の位相状態に保たれるように光路長が調整さ
れたときの、上記走査手段による走査の間の光路長の調
整量に基づいて、試料配置部に配置された試料の屈折率
分布もしくは屈折率を求める屈折率演算手段を備えたこ
とを特徴とする。
明の屈折率測定装置のうちの第1の屈折率測定装置は、 (1_1)所定の低干渉性光ビームを出射する光源 (1_2)光源から出射された光ビームを物体光ビーム
と参照光ビームとに分割するビーム分割手段 (1_3)被測定対象試料が物体光ビームの光路上に着
脱自在に配置される試料配置部 (1_4)物体光ビームにより、試料配置部に配置され
た試料を、その物体光ビームの光路に交わる方向に走査
させる走査手段 (1_5)参照光ビームと、試料配置部を通過した物体
光ビームとを互いに重畳することにより、干渉光ビーム
を生成するビーム重畳手段 (1_6)ビーム重畳手段により互いに重畳される前の
物体光ビームおよび参照光ビームの光路長を相対的に調
整する光路長調整手段 (1_7)上記干渉光ビームを受光することにより、物
体光ビームと参照光ビームとの干渉状態をあらわす第1
の干渉信号を得る受光手段 (1_8)上記光路長可変手段により、上記第1の干渉
信号が同一の位相状態に保たれるように光路長が調整さ
れたときの、上記走査手段による走査の間の光路長の調
整量に基づいて、試料配置部に配置された試料の屈折率
分布もしくは屈折率を求める屈折率演算手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0008】ここで、上記第1の屈折率測定装置におい
て、上記(1_4)の走査手段は、試料配置部に配置さ
れた試料を、物体光ビームの光路に交わる方向に移動さ
せるものであってもよいが、上記走査手段が、試料配置
部に配置された試料に入射する物体光ビームを、その物
体光ビームの光路に交わる方向に移動させるものであ
り、この屈折率測定装置が、試料配置部を通過した物体
光ビームを往路と同一の光路上に折り返す反射手段を備
え、上記走査手段が、物体光ビームが反射手段により折
り返されてなる復路においてデスキャンを構成してなる
ものであることが好ましい。
て、上記(1_4)の走査手段は、試料配置部に配置さ
れた試料を、物体光ビームの光路に交わる方向に移動さ
せるものであってもよいが、上記走査手段が、試料配置
部に配置された試料に入射する物体光ビームを、その物
体光ビームの光路に交わる方向に移動させるものであ
り、この屈折率測定装置が、試料配置部を通過した物体
光ビームを往路と同一の光路上に折り返す反射手段を備
え、上記走査手段が、物体光ビームが反射手段により折
り返されてなる復路においてデスキャンを構成してなる
ものであることが好ましい。
【0009】また、上記第1の屈折率測定装置におい
て、物体光ビームの周波数と参照光ビームの周波数を相
対的に異ならせる周波数シフト手段を備え、上記(1_
6)の光路長調整手段が、上記(1_4)の走査手段に
よる走査の間所定の位相状態に保たれた干渉信号が得ら
れるように光路長を調整するものであることが好まし
い。
て、物体光ビームの周波数と参照光ビームの周波数を相
対的に異ならせる周波数シフト手段を備え、上記(1_
6)の光路長調整手段が、上記(1_4)の走査手段に
よる走査の間所定の位相状態に保たれた干渉信号が得ら
れるように光路長を調整するものであることが好まし
い。
【0010】さらに上記第1の屈折率測定装置におい
て、上記(1_1)の光源が、互いに交わる方向に偏光
するとともに互いの周波数が異なる所定の低干渉性の2
つの光が重畳されてなる光ビームを出射する光源であ
り、上記(1_2)のビーム分割手段が、光源から出射
された光ビームを、互いに周波数の異なる物体光ビーム
と参照光ビームとに分割するものであって、上記(1_
6)の光路長調整手段が、上記(1_4)の走査手段に
よる走査の間所定の位相状態に保たれた干渉信号が得ら
れるように光路長を調整するものであることも好ましい
態様である。
て、上記(1_1)の光源が、互いに交わる方向に偏光
するとともに互いの周波数が異なる所定の低干渉性の2
つの光が重畳されてなる光ビームを出射する光源であ
り、上記(1_2)のビーム分割手段が、光源から出射
された光ビームを、互いに周波数の異なる物体光ビーム
と参照光ビームとに分割するものであって、上記(1_
6)の光路長調整手段が、上記(1_4)の走査手段に
よる走査の間所定の位相状態に保たれた干渉信号が得ら
れるように光路長を調整するものであることも好ましい
態様である。
【0011】さらに、上記(1_1)〜(1_8)の各
構成要素を備えた第1の屈折率測定装置において、さら
に、 (1_9)物体光ビームから、試料配置部を通過する際
の物体光ビームの周波数と同一の周波数の比較光ビーム
を分割する第2のビーム分割手段 (1_10)参照光ビームから、上記第1のビーム重畳
手段により物体光ビームに重畳される際の参照光ビーム
の周波数と同一の周波数の第2の参照光ビームを分割す
る第3のビーム分割手段 (1_11)比較光ビームと第2の参照光ビームとを重
畳することにより、第2の干渉光ビームを生成する第2
のビーム重畳手段 (1_12)上記第2の干渉光ビームを受光することに
より、比較光ビームと第2の参照光ビームとの干渉状態
をあらわす第2の干渉信号を得る第2の受光手段を備
え、上記(1_8)の屈折率演算手段が、走査手段によ
る走査の間の、上記第2の干渉信号に対する上記第1の
干渉信号が同一の位相状態に保たれる、光路長可変手段
による光路長の調整量に基づいて、試料配置部に配置さ
れた試料の屈折率分布もしくは屈折率を求めるものであ
ることがさらに好ましい形態である。
構成要素を備えた第1の屈折率測定装置において、さら
に、 (1_9)物体光ビームから、試料配置部を通過する際
の物体光ビームの周波数と同一の周波数の比較光ビーム
を分割する第2のビーム分割手段 (1_10)参照光ビームから、上記第1のビーム重畳
手段により物体光ビームに重畳される際の参照光ビーム
の周波数と同一の周波数の第2の参照光ビームを分割す
る第3のビーム分割手段 (1_11)比較光ビームと第2の参照光ビームとを重
畳することにより、第2の干渉光ビームを生成する第2
のビーム重畳手段 (1_12)上記第2の干渉光ビームを受光することに
より、比較光ビームと第2の参照光ビームとの干渉状態
をあらわす第2の干渉信号を得る第2の受光手段を備
え、上記(1_8)の屈折率演算手段が、走査手段によ
る走査の間の、上記第2の干渉信号に対する上記第1の
干渉信号が同一の位相状態に保たれる、光路長可変手段
による光路長の調整量に基づいて、試料配置部に配置さ
れた試料の屈折率分布もしくは屈折率を求めるものであ
ることがさらに好ましい形態である。
【0012】この形態の場合においても、上記(1_
4)の走査手段が、試料配置部に配置された試料に入射
する物体光ビームを、その物体光ビームの光路に交わる
方向に移動させるものであり、この屈折率測定装置が、
試料配置部を通過した物体光ビームを往路と同一の光路
上に折り返す第1の反射手段を備え、上記走査手段が、
物体光ビームが上記第1の反射手段により折り返されて
なる復路においてデスキャンを構成してなることが好ま
しい。
4)の走査手段が、試料配置部に配置された試料に入射
する物体光ビームを、その物体光ビームの光路に交わる
方向に移動させるものであり、この屈折率測定装置が、
試料配置部を通過した物体光ビームを往路と同一の光路
上に折り返す第1の反射手段を備え、上記走査手段が、
物体光ビームが上記第1の反射手段により折り返されて
なる復路においてデスキャンを構成してなることが好ま
しい。
【0013】この場合さらに、上記(1_10)の第2
のビーム分割手段が、試料配置部に入射する物体光ビー
ムを透過光ビームと反射光ビームとに分割する光学板を
含むものであってもよい。また、上記形態において、上
記(1_4)の走査手段が、試料配置部に配置された試
料に入射する物体光ビームを、その物体光ビームの光路
に交わる方向に移動させるものであるとともに、上記第
2のビーム分割手段により物体光ビームから分割されて
なる比較光ビームをその比較光ビームの光路に交わる方
向に移動するものであり、上記走査手段を通過した比較
光ビームを往路と同一の光路上に折り返す第2の反射手
段を備え、上記走査手段が、物体光ビームが上記第1の
反射手段により折り返されて成るその物体光ビームの復
路においてデスキャンを構成するとともに、比較光ビー
ムが第2の反射手段により折り返されてなるその比較光
ビームの復路においてデスキャンを構成するものである
ことがさらに好ましい。
のビーム分割手段が、試料配置部に入射する物体光ビー
ムを透過光ビームと反射光ビームとに分割する光学板を
含むものであってもよい。また、上記形態において、上
記(1_4)の走査手段が、試料配置部に配置された試
料に入射する物体光ビームを、その物体光ビームの光路
に交わる方向に移動させるものであるとともに、上記第
2のビーム分割手段により物体光ビームから分割されて
なる比較光ビームをその比較光ビームの光路に交わる方
向に移動するものであり、上記走査手段を通過した比較
光ビームを往路と同一の光路上に折り返す第2の反射手
段を備え、上記走査手段が、物体光ビームが上記第1の
反射手段により折り返されて成るその物体光ビームの復
路においてデスキャンを構成するとともに、比較光ビー
ムが第2の反射手段により折り返されてなるその比較光
ビームの復路においてデスキャンを構成するものである
ことがさらに好ましい。
【0014】また、上記(1_1)〜(1_8)の構成
要素を備えた本発明の第1の屈折率測定装置において、
上記(1_1)の光源が、互いに交わる方向に偏光する
とともに互いの周波数が異なる所定の低干渉性の2つの
光が重畳されてなる光ビームを出射する光源であって、
上記(1_2)のビーム分割手段が、光源から出射され
た光ビームを、互いに周波数の異なる物体光ビームと参
照光ビームとに分割するとともに、さらに、物体光ビー
ムの周波数と同一の周波数の比較光ビームと参照光ビー
ムの周波数と同一の周波数の第2の参照光ビームとに分
割するものであり、(1_3)比較光ビームと第2の参
照光ビームとを重畳することにより、第2の干渉光ビー
ムを生成する第2のビーム重畳手段、および(1_4)
第2の干渉光ビームを受光することにより、比較光ビー
ムと第2の参照光ビームとの干渉状態をあらわす第2の
干渉信号を得る第2の受光手段を備え、上記(1_8)
の屈折率演算手段が、走査手段による走査の間の、上記
第2の干渉信号に対する上記第1の干渉信号が同一の位
相状態に保たれる、光路長可変手段による光路長の調整
量に基づいて、試料配置部に配置された試料の屈折率分
布もしくは屈折率を求めるものであることも好ましい形
態である。
要素を備えた本発明の第1の屈折率測定装置において、
上記(1_1)の光源が、互いに交わる方向に偏光する
とともに互いの周波数が異なる所定の低干渉性の2つの
光が重畳されてなる光ビームを出射する光源であって、
上記(1_2)のビーム分割手段が、光源から出射され
た光ビームを、互いに周波数の異なる物体光ビームと参
照光ビームとに分割するとともに、さらに、物体光ビー
ムの周波数と同一の周波数の比較光ビームと参照光ビー
ムの周波数と同一の周波数の第2の参照光ビームとに分
割するものであり、(1_3)比較光ビームと第2の参
照光ビームとを重畳することにより、第2の干渉光ビー
ムを生成する第2のビーム重畳手段、および(1_4)
第2の干渉光ビームを受光することにより、比較光ビー
ムと第2の参照光ビームとの干渉状態をあらわす第2の
干渉信号を得る第2の受光手段を備え、上記(1_8)
の屈折率演算手段が、走査手段による走査の間の、上記
第2の干渉信号に対する上記第1の干渉信号が同一の位
相状態に保たれる、光路長可変手段による光路長の調整
量に基づいて、試料配置部に配置された試料の屈折率分
布もしくは屈折率を求めるものであることも好ましい形
態である。
【0015】また、この形態においても、上記(1_
4)の走査手段が、試料配置部に配置された試料に入射
する物体光ビームを、その物体光ビームの光路に交わる
方向に移動させるものであり、この屈折率測定装置が、
試料配置部を通過した物体光ビームを往路と同一の光路
上に折り返す第1の反射手段を備え、上記走査手段が、
物体光ビームが上記第1の反射手段により折り返されて
なる復路においてデスキャンを構成してなることが好ま
しい。
4)の走査手段が、試料配置部に配置された試料に入射
する物体光ビームを、その物体光ビームの光路に交わる
方向に移動させるものであり、この屈折率測定装置が、
試料配置部を通過した物体光ビームを往路と同一の光路
上に折り返す第1の反射手段を備え、上記走査手段が、
物体光ビームが上記第1の反射手段により折り返されて
なる復路においてデスキャンを構成してなることが好ま
しい。
【0016】この場合に、上記(1_4)の走査手段
が、試料配置部に配置された試料に入射する物体光ビー
ムを、その物体光ビームの光路に交わる方向に移動させ
るものであるとともに、上記第2のビーム分割手段によ
り物体光ビームから分割されてなる比較光ビームをその
比較光ビームの光路に交わる方向に移動するものであ
り、上記走査手段を通過した比較光ビームを往路と同一
の光路上に折り返す第2の反射手段を備え、上記走査手
段が、物体光ビームが上記第1の反射手段により折り返
されて成るその物体光ビームの復路においてデスキャン
を構成するとともに、比較光ビームが上記第2の反射手
段により折り返されてなるその比較光ビームの復路にお
いてデスキャンを構成するものであることも、さらに好
ましい形態である。
が、試料配置部に配置された試料に入射する物体光ビー
ムを、その物体光ビームの光路に交わる方向に移動させ
るものであるとともに、上記第2のビーム分割手段によ
り物体光ビームから分割されてなる比較光ビームをその
比較光ビームの光路に交わる方向に移動するものであ
り、上記走査手段を通過した比較光ビームを往路と同一
の光路上に折り返す第2の反射手段を備え、上記走査手
段が、物体光ビームが上記第1の反射手段により折り返
されて成るその物体光ビームの復路においてデスキャン
を構成するとともに、比較光ビームが上記第2の反射手
段により折り返されてなるその比較光ビームの復路にお
いてデスキャンを構成するものであることも、さらに好
ましい形態である。
【0017】また、上記目的を達成する本発明の屈折率
測定装置のうちの第2の屈折率測定装置は、 (2_1)所定の低干渉性光ビームを出射する光源 (2_2)光源から出射された光ビームを物体光ビーム
と参照光ビームとに分割するビーム分割手段 (2_3)被測定対象試料が物体光ビームの光路上に着
脱自在に配置される試料配置部 (2_4)物体光ビームにより、試料配置部に配置され
た試料を、その物体光ビームの光路に交わる方向に走査
させる走査手段 (2_5)参照光ビームと、試料配置部を通過した物体
光ビームとを互いに重畳することにより、干渉光ビーム
を生成するビーム重畳手段 (2_6)上記干渉光ビームを受光することにより、物
体光ビームと参照光ビームとの干渉状態をあらわす第1
の干渉信号を得る受光手段 (2_7)上記走査手段による走査の間の、上記第1の
干渉信号の位相変化に基づいて、試料配置部に配置され
た試料の屈折率分布もしくは屈折率を求める屈折率演算
手段を備えたことを特徴とする。
測定装置のうちの第2の屈折率測定装置は、 (2_1)所定の低干渉性光ビームを出射する光源 (2_2)光源から出射された光ビームを物体光ビーム
と参照光ビームとに分割するビーム分割手段 (2_3)被測定対象試料が物体光ビームの光路上に着
脱自在に配置される試料配置部 (2_4)物体光ビームにより、試料配置部に配置され
た試料を、その物体光ビームの光路に交わる方向に走査
させる走査手段 (2_5)参照光ビームと、試料配置部を通過した物体
光ビームとを互いに重畳することにより、干渉光ビーム
を生成するビーム重畳手段 (2_6)上記干渉光ビームを受光することにより、物
体光ビームと参照光ビームとの干渉状態をあらわす第1
の干渉信号を得る受光手段 (2_7)上記走査手段による走査の間の、上記第1の
干渉信号の位相変化に基づいて、試料配置部に配置され
た試料の屈折率分布もしくは屈折率を求める屈折率演算
手段を備えたことを特徴とする。
【0018】ここで、上記第2の屈折率測定装置におい
て、上記第1の屈折率測定装置と同様、上記(2_4)
の走査手段は、試料配置部に配置された試料を、物体光
ビームの光路に交わる方向に移動させるものであっても
よいが、上記走査手段が、試料配置部に配置された試料
に入射する物体光ビームを、その物体光ビームの光路に
交わる方向に移動させるものであり、この屈折率測定装
置が、試料配置部を通過した物体光ビームを往路と同一
の光路上に折り返す反射手段を備え、上記走査手段が、
物体光ビームが反射手段により折り返されてなる復路に
おいてデスキャンを構成してなるものであることが好ま
しい。
て、上記第1の屈折率測定装置と同様、上記(2_4)
の走査手段は、試料配置部に配置された試料を、物体光
ビームの光路に交わる方向に移動させるものであっても
よいが、上記走査手段が、試料配置部に配置された試料
に入射する物体光ビームを、その物体光ビームの光路に
交わる方向に移動させるものであり、この屈折率測定装
置が、試料配置部を通過した物体光ビームを往路と同一
の光路上に折り返す反射手段を備え、上記走査手段が、
物体光ビームが反射手段により折り返されてなる復路に
おいてデスキャンを構成してなるものであることが好ま
しい。
【0019】また、上記第2の屈折率測定装置におい
て、物体光ビームの周波数と参照光ビームの周波数を相
対的に異ならせる周波数シフト手段を備えることが好ま
しい。あるいは、上記光源が、互いに交わる方向に偏光
するとともに互いの周波数が異なる所定の低干渉性の2
つの光が重畳されてなる光ビームを出射する光源であ
り、上記(2_2)のビーム分割手段が、光源から出射
された光ビームを、互いに周波数の異なる物体光ビーム
と参照光ビームとに分割するものであることも好ましい
形態である。
て、物体光ビームの周波数と参照光ビームの周波数を相
対的に異ならせる周波数シフト手段を備えることが好ま
しい。あるいは、上記光源が、互いに交わる方向に偏光
するとともに互いの周波数が異なる所定の低干渉性の2
つの光が重畳されてなる光ビームを出射する光源であ
り、上記(2_2)のビーム分割手段が、光源から出射
された光ビームを、互いに周波数の異なる物体光ビーム
と参照光ビームとに分割するものであることも好ましい
形態である。
【0020】さらに上記(2_1)〜(2_7)の各構
成要素を備えた第2の屈折率測定装置において、さら
に、 (2_8)物体光ビームから、試料配置部を通過する際
の物体光ビームの周波数と同一の周波数の比較光ビーム
を分割する第2のビーム分割手段 (2_9)参照光ビームから、上記第1のビーム重畳手
段により物体光ビームに重畳される際の参照光ビームの
周波数と同一の周波数の第2の参照光ビームを分割する
第3のビーム分割手段 (2_10)比較光ビームと第2の参照光ビームとを重
畳することにより、第2の干渉光ビームを生成する第2
のビーム重畳手段 (2_11)第2の干渉光ビームを受光することによ
り、比較光ビームと第2の参照光ビームとの干渉状態を
あらわす第2の干渉信号を得る第2の受光手段を備え、
上記(2_7)の屈折率演算手段が、走査手段による走
査の間の、上記第2の干渉信号に対する上記第1の干渉
信号の位相変化に基づいて、試料配置部に配置された試
料の屈折率分布もしくは屈折率を求めるものであること
がさらに好ましい形態である。
成要素を備えた第2の屈折率測定装置において、さら
に、 (2_8)物体光ビームから、試料配置部を通過する際
の物体光ビームの周波数と同一の周波数の比較光ビーム
を分割する第2のビーム分割手段 (2_9)参照光ビームから、上記第1のビーム重畳手
段により物体光ビームに重畳される際の参照光ビームの
周波数と同一の周波数の第2の参照光ビームを分割する
第3のビーム分割手段 (2_10)比較光ビームと第2の参照光ビームとを重
畳することにより、第2の干渉光ビームを生成する第2
のビーム重畳手段 (2_11)第2の干渉光ビームを受光することによ
り、比較光ビームと第2の参照光ビームとの干渉状態を
あらわす第2の干渉信号を得る第2の受光手段を備え、
上記(2_7)の屈折率演算手段が、走査手段による走
査の間の、上記第2の干渉信号に対する上記第1の干渉
信号の位相変化に基づいて、試料配置部に配置された試
料の屈折率分布もしくは屈折率を求めるものであること
がさらに好ましい形態である。
【0021】この形態の場合においても、上記(2_
4)の走査手段が、試料配置部に配置された試料に入射
する物体光ビームを、その物体光ビームの光路に交わる
方向に移動させるものであり、この屈折率測定装置が、
試料配置部を通過した物体光ビームを往路と同一の光路
上に折り返す第1の反射手段を備え、上記走査手段が、
物体光ビームが上記第1の反射手段により折り返されて
なる復路においてデスキャンを構成してなることが好ま
しい。
4)の走査手段が、試料配置部に配置された試料に入射
する物体光ビームを、その物体光ビームの光路に交わる
方向に移動させるものであり、この屈折率測定装置が、
試料配置部を通過した物体光ビームを往路と同一の光路
上に折り返す第1の反射手段を備え、上記走査手段が、
物体光ビームが上記第1の反射手段により折り返されて
なる復路においてデスキャンを構成してなることが好ま
しい。
【0022】この場合さらに上記(2_8)の第2のビ
ーム分割手段が、試料配置部に入射する物体光ビームを
透過光ビームと反射光ビームとに分割する光学板を含む
ものであってもよい。また、上記形態において、上記
(2_4)の走査手段が、試料配置部に配置された試料
に入射する物体光ビームを、その物体光ビームの光路に
交わる方向に移動させるものであるとともに、上記第2
のビーム分割手段により物体光ビームから分割されてな
る比較光ビームをその比較光ビームの光路に交わる方向
に移動するものであり、上記走査手段を通過した比較光
ビームを往路と同一の光路上に折り返す第2の反射手段
を備え、上記走査手段が、物体光ビームが上記第1の反
射手段により折り返されて成るその物体光ビームの復路
においてデスキャンを構成するとともに、比較光ビーム
が上記第2の反射手段により折り返されてなるその比較
光ビームの復路においてデスキャンを構成するものであ
ることがさらに好ましい。
ーム分割手段が、試料配置部に入射する物体光ビームを
透過光ビームと反射光ビームとに分割する光学板を含む
ものであってもよい。また、上記形態において、上記
(2_4)の走査手段が、試料配置部に配置された試料
に入射する物体光ビームを、その物体光ビームの光路に
交わる方向に移動させるものであるとともに、上記第2
のビーム分割手段により物体光ビームから分割されてな
る比較光ビームをその比較光ビームの光路に交わる方向
に移動するものであり、上記走査手段を通過した比較光
ビームを往路と同一の光路上に折り返す第2の反射手段
を備え、上記走査手段が、物体光ビームが上記第1の反
射手段により折り返されて成るその物体光ビームの復路
においてデスキャンを構成するとともに、比較光ビーム
が上記第2の反射手段により折り返されてなるその比較
光ビームの復路においてデスキャンを構成するものであ
ることがさらに好ましい。
【0023】また、上記(2_1)〜(2_7)の構成
要素を備えた本発明の第2の屈折率測定装置において、
上記(2_1)の光源が、互いに交わる方向に偏光する
とともに互いの周波数が異なる所定の低干渉性の2つの
光が重畳されてなる光ビームを出射する光源であって、
上記(2_2)のビーム分割手段が、光源から出射され
た光ビームを、互いに周波数の異なる物体光ビームと参
照光ビームとに分割するとともに、さらに、物体光ビー
ムの周波数と同一の周波数の比較光ビームと参照光ビー
ムの周波数と同一の周波数の第2の参照光ビームとに分
割するものであり、 (2_12)比較光ビームと第2の参照光ビームとを重
畳することにより、第2の干渉光ビームを生成する第2
のビーム重畳手段、および (2_13)第2の干渉光ビームを受光することによ
り、比較光ビームと第2の参照光ビームとの干渉状態を
あらわす第2の干渉信号を得る第2の受光手段を備え、
上記(2_7)の屈折率演算手段が、走査手段による走
査の間の、上記第2の干渉信号に対する上記第1の干渉
信号の位相変化に基づいて、試料配置部に配置された試
料の屈折率分布もしくは屈折率を求めるものであること
も好ましい形態である。
要素を備えた本発明の第2の屈折率測定装置において、
上記(2_1)の光源が、互いに交わる方向に偏光する
とともに互いの周波数が異なる所定の低干渉性の2つの
光が重畳されてなる光ビームを出射する光源であって、
上記(2_2)のビーム分割手段が、光源から出射され
た光ビームを、互いに周波数の異なる物体光ビームと参
照光ビームとに分割するとともに、さらに、物体光ビー
ムの周波数と同一の周波数の比較光ビームと参照光ビー
ムの周波数と同一の周波数の第2の参照光ビームとに分
割するものであり、 (2_12)比較光ビームと第2の参照光ビームとを重
畳することにより、第2の干渉光ビームを生成する第2
のビーム重畳手段、および (2_13)第2の干渉光ビームを受光することによ
り、比較光ビームと第2の参照光ビームとの干渉状態を
あらわす第2の干渉信号を得る第2の受光手段を備え、
上記(2_7)の屈折率演算手段が、走査手段による走
査の間の、上記第2の干渉信号に対する上記第1の干渉
信号の位相変化に基づいて、試料配置部に配置された試
料の屈折率分布もしくは屈折率を求めるものであること
も好ましい形態である。
【0024】また、この形態においても、上記(2_
4)の走査手段が、試料配置部に配置された試料に入射
する物体光ビームを、その物体光ビームの光路に交わる
方向に移動させるものであり、この屈折率測定装置が、
試料配置部を通過した物体光ビームを往路と同一の光路
上に折り返す第1の反射手段を備え、上記走査手段が、
物体光ビームが前記第1の反射手段により折り返されて
なる復路においてデスキャンを構成してなることが好ま
しい。
4)の走査手段が、試料配置部に配置された試料に入射
する物体光ビームを、その物体光ビームの光路に交わる
方向に移動させるものであり、この屈折率測定装置が、
試料配置部を通過した物体光ビームを往路と同一の光路
上に折り返す第1の反射手段を備え、上記走査手段が、
物体光ビームが前記第1の反射手段により折り返されて
なる復路においてデスキャンを構成してなることが好ま
しい。
【0025】この場合、上記(2_4)の走査手段が、
試料配置部に配置された試料に入射する物体光ビーム
を、その物体光ビームの光路に交わる方向に移動させる
ものであるとともに、上記第2のビーム分割手段により
物体光ビームから分割されてなる比較光ビームをその比
較光ビームの光路に交わる方向に移動するものであり、
上記走査手段を通過した比較光ビームを往路と同一の光
路上に折り返す第2の反射手段を備え、上記走査手段
が、物体光ビームが上記第1の反射手段により折り返さ
れて成るその物体光ビームの復路においてデスキャンを
構成するとともに、比較光ビームが上記第2の反射手段
により折り返されてなるその比較光ビームの復路におい
てデスキャンを構成するものであることもさらに好まし
い形態である。
試料配置部に配置された試料に入射する物体光ビーム
を、その物体光ビームの光路に交わる方向に移動させる
ものであるとともに、上記第2のビーム分割手段により
物体光ビームから分割されてなる比較光ビームをその比
較光ビームの光路に交わる方向に移動するものであり、
上記走査手段を通過した比較光ビームを往路と同一の光
路上に折り返す第2の反射手段を備え、上記走査手段
が、物体光ビームが上記第1の反射手段により折り返さ
れて成るその物体光ビームの復路においてデスキャンを
構成するとともに、比較光ビームが上記第2の反射手段
により折り返されてなるその比較光ビームの復路におい
てデスキャンを構成するものであることもさらに好まし
い形態である。
【0026】本発明の屈折率測定装置では、所定の低干
渉性光ビームを出射する光源、例えばSLD、LSD等
を備え、その光源から出射される低干渉性光ビームを用
いるため、生体試料のような高散乱媒質中をほぼ直線的
に透過した光のみを、その媒質内で散乱した光から分離
して干渉計測に用いることができる。また、本発明の屈
折率測定装置のうちの第1の屈折率測定装置では、試料
を走査しながら光路長可変手段により光路長を調整し、
干渉信号の位相が一定に保たれる光路長調整量に基づい
て屈折率分布を求めるものであるため、また、本発明の
屈折率測定装置のうちの第2の屈折率測定装置では、試
料を走査しながら干渉信号の位相の変化量を求めるもの
であるため、いずれの場合も、隣接する走査点どうしの
位相の変化がある程度小さい範囲内(例えば、波長λの
1/20以内)となるように走査間隔を定めることによ
り、走査範囲全域で波長の何倍にも及ぶ大きな位相変化
があっても、例えば波長の数分の1以下の高精度で屈折
率分布を求めることができる。したがって屈折率を求め
るにあたっても屈折率を高精度に求めることができる。
渉性光ビームを出射する光源、例えばSLD、LSD等
を備え、その光源から出射される低干渉性光ビームを用
いるため、生体試料のような高散乱媒質中をほぼ直線的
に透過した光のみを、その媒質内で散乱した光から分離
して干渉計測に用いることができる。また、本発明の屈
折率測定装置のうちの第1の屈折率測定装置では、試料
を走査しながら光路長可変手段により光路長を調整し、
干渉信号の位相が一定に保たれる光路長調整量に基づい
て屈折率分布を求めるものであるため、また、本発明の
屈折率測定装置のうちの第2の屈折率測定装置では、試
料を走査しながら干渉信号の位相の変化量を求めるもの
であるため、いずれの場合も、隣接する走査点どうしの
位相の変化がある程度小さい範囲内(例えば、波長λの
1/20以内)となるように走査間隔を定めることによ
り、走査範囲全域で波長の何倍にも及ぶ大きな位相変化
があっても、例えば波長の数分の1以下の高精度で屈折
率分布を求めることができる。したがって屈折率を求め
るにあたっても屈折率を高精度に求めることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。尚、以下では、先ず試料の各部分の相対的な
屈折率分布を求めるための各種光学系を中心に説明し、
その後、その相対的な屈折率分布から試料の絶対的な屈
折率の求め方について説明する。図1は、本発明の屈折
率測定装置の第1実施形態の構成を示すブロック図、図
2は、図1に示す第1実施形態における信号処理部の一
構成例を示すブロック図である。
説明する。尚、以下では、先ず試料の各部分の相対的な
屈折率分布を求めるための各種光学系を中心に説明し、
その後、その相対的な屈折率分布から試料の絶対的な屈
折率の求め方について説明する。図1は、本発明の屈折
率測定装置の第1実施形態の構成を示すブロック図、図
2は、図1に示す第1実施形態における信号処理部の一
構成例を示すブロック図である。
【0028】この第1実施形態はマイケルソン型の干渉
計を採用した例であり、かつ、光学系を静止させたとき
に干渉信号強度が時間的に変化しない、いわゆるホモダ
イン型の例である。低干渉性光源の一種であるSLD
(Super Luminescent Diode)
11から出射した光ビーム11aは、ビームスプリッタ
12により物体光ビーム11bと参照光ビーム11cと
に分割され、物体光ビーム11bは、物体光ビーム11
bの光軸方向(z方向)に対し垂直な、x方向とy方向
との2方向に移動自在なX−Yステージ13上に配置さ
れた被測定用試料10を透過し、反射ミラー14で反射
され、もう一度試料10を透過し、ビームスプリッタ1
2で反射されて受光素子17に向かう。一方、ハーフミ
ラー12で分割されたもう一方の参照光ビーム11c
は、参照光ビーム11cの光軸方向(z方向)に移動自
在なZステージ15に固定された反射ミラー16で反射
されビームスプリッタ12を透過して受光素子17に向
かう。
計を採用した例であり、かつ、光学系を静止させたとき
に干渉信号強度が時間的に変化しない、いわゆるホモダ
イン型の例である。低干渉性光源の一種であるSLD
(Super Luminescent Diode)
11から出射した光ビーム11aは、ビームスプリッタ
12により物体光ビーム11bと参照光ビーム11cと
に分割され、物体光ビーム11bは、物体光ビーム11
bの光軸方向(z方向)に対し垂直な、x方向とy方向
との2方向に移動自在なX−Yステージ13上に配置さ
れた被測定用試料10を透過し、反射ミラー14で反射
され、もう一度試料10を透過し、ビームスプリッタ1
2で反射されて受光素子17に向かう。一方、ハーフミ
ラー12で分割されたもう一方の参照光ビーム11c
は、参照光ビーム11cの光軸方向(z方向)に移動自
在なZステージ15に固定された反射ミラー16で反射
されビームスプリッタ12を透過して受光素子17に向
かう。
【0029】このようにして、ビームスプリッタ12か
らは、参照光ビーム11cと、試料10を透過した後の
物体光ビーム11bとが重畳された干渉光ビーム11d
が受光素子17に向かいその受光素子17で受光され
る。尚、本実施形態においては、ビームスプリッタ12
が本発明にいうビーム分割手段とビーム重畳手段との双
方を兼ねている。
らは、参照光ビーム11cと、試料10を透過した後の
物体光ビーム11bとが重畳された干渉光ビーム11d
が受光素子17に向かいその受光素子17で受光され
る。尚、本実施形態においては、ビームスプリッタ12
が本発明にいうビーム分割手段とビーム重畳手段との双
方を兼ねている。
【0030】信号処理部18では、図2に示すように、
ローパスフィルタ18_1により高周波ノイズがカット
され、DCアンプ18_2により増幅され、A/D変換
器18_3によりディジタルデータに変換されて、デー
タ処理部19に入力される。データ処理部19では、ス
テージドライバ20を制御してX−Yステージ13をx
方向,y方向に移動させることにより物体光ビーム11
bにより試料10を走査させながら、各走査点の位相零
点が求められる。
ローパスフィルタ18_1により高周波ノイズがカット
され、DCアンプ18_2により増幅され、A/D変換
器18_3によりディジタルデータに変換されて、デー
タ処理部19に入力される。データ処理部19では、ス
テージドライバ20を制御してX−Yステージ13をx
方向,y方向に移動させることにより物体光ビーム11
bにより試料10を走査させながら、各走査点の位相零
点が求められる。
【0031】図3は、試料10を透過する物体光ビーム
11bの振舞いを示した模式図である。試料10を透過
した物体光には光線aに示すように試料10内であまり
散乱されずに透過した光や、光線bに示すように、試料
10内部で多重散乱した後前方に出射された透過後の物
体光ビーム11bに含まれる光や、さらには、光線cの
ように、散乱された結果物体光ビーム11bから外れて
しまった光が存在する。
11bの振舞いを示した模式図である。試料10を透過
した物体光には光線aに示すように試料10内であまり
散乱されずに透過した光や、光線bに示すように、試料
10内部で多重散乱した後前方に出射された透過後の物
体光ビーム11bに含まれる光や、さらには、光線cの
ように、散乱された結果物体光ビーム11bから外れて
しまった光が存在する。
【0032】ここでは、光線cは論外とし、光線aのみ
を光線bから区別して検出する必要があり、そのため
に、本実施形態では,光源として、低干渉性の光ビーム
を発するSLD11が採用されている。すなわち、SL
D11から出射した光は可干渉距離が短いため、光線b
のように多重散乱の後、試料透過後の物体光ビーム11
bに混入した光は、干渉には寄与せず、干渉を生じる光
線aのみを信号として抽出することができる。
を光線bから区別して検出する必要があり、そのため
に、本実施形態では,光源として、低干渉性の光ビーム
を発するSLD11が採用されている。すなわち、SL
D11から出射した光は可干渉距離が短いため、光線b
のように多重散乱の後、試料透過後の物体光ビーム11
bに混入した光は、干渉には寄与せず、干渉を生じる光
線aのみを信号として抽出することができる。
【0033】図4は、図1に示す第1実施形態における
測定原理説明図である。図4の横軸は、Zステージ15
上の反射ミラー16の位置(右側がビームスプリッタ1
2から遠ざかる方向)、縦軸は干渉信号を示している。
図中の破線は、干渉信号の包絡線である。ここでは、先
ず試料のある一点(測定開始点)に物体光ビーム11b
が照射された状態において、Zステージ15上の反射ミ
ラー16を、その反射ミラー16を移動しても干渉信号
の振幅が変化しない位置(図4の横軸のZ0 の位置)ま
でビームスプリッタ12に近づけ、その後反射ミラー1
6をビームスプリッタ12から遠ざけていく。すると、
干渉信号は、振幅が変化しながらその変化分(包絡線ど
うしの幅)が徐々に大きくなっていく。そこでその変化
分が所定の値At を越えた以降の最初の、その変化分の
中間点(位相零点)(図4の横軸のZlo)に配置する。
データ処理部19では、この位置Zloを記憶しておく。
測定原理説明図である。図4の横軸は、Zステージ15
上の反射ミラー16の位置(右側がビームスプリッタ1
2から遠ざかる方向)、縦軸は干渉信号を示している。
図中の破線は、干渉信号の包絡線である。ここでは、先
ず試料のある一点(測定開始点)に物体光ビーム11b
が照射された状態において、Zステージ15上の反射ミ
ラー16を、その反射ミラー16を移動しても干渉信号
の振幅が変化しない位置(図4の横軸のZ0 の位置)ま
でビームスプリッタ12に近づけ、その後反射ミラー1
6をビームスプリッタ12から遠ざけていく。すると、
干渉信号は、振幅が変化しながらその変化分(包絡線ど
うしの幅)が徐々に大きくなっていく。そこでその変化
分が所定の値At を越えた以降の最初の、その変化分の
中間点(位相零点)(図4の横軸のZlo)に配置する。
データ処理部19では、この位置Zloを記憶しておく。
【0034】次に、ステージドライバ20を制御して、
試料10をx方向もしくはy方向に、1走査点間隔分だ
け移動させる。すると、干渉信号は、図4に点線で示す
ように位相がずれる。そこで、Zステージ15を位置Z
loを中心として光ビーム11aの波長λの半分程度(±
λ/4程度)移動させて新たな位相零点Zl1を求める。
データ処理部19では、その新たな位相零点Zl1を記録
する。
試料10をx方向もしくはy方向に、1走査点間隔分だ
け移動させる。すると、干渉信号は、図4に点線で示す
ように位相がずれる。そこで、Zステージ15を位置Z
loを中心として光ビーム11aの波長λの半分程度(±
λ/4程度)移動させて新たな位相零点Zl1を求める。
データ処理部19では、その新たな位相零点Zl1を記録
する。
【0035】次に、ステージドライバ20を制御して、
試料10を、x方向もしくはy方向に、さらに1走査点
間隔分だけ移動させ、今度はZステージを、位置Zl1を
中心として±λ/4程度移動させて新たな位相零点を求
めて記録する。これを繰り返すことにより試料10の各
走査点についての位相零点を求め、データ処理部19で
は、これらの位相零点の分布、すなわち測定開始点を基
準としたときの光路長調整量分布に基づいて、試料10
の、x方向ないしy方向の、あるいはx−y平面内の屈
折率分布が求められる。尚、上記のようにして位相零点
を求めるとともに、各走査点毎に干渉信号の交流成分の
振幅(包絡線どうしの幅)を求め、試料の屈折率分布と
ともに、振幅分布に基づいて試料の透過率分布を求めて
もよい。
試料10を、x方向もしくはy方向に、さらに1走査点
間隔分だけ移動させ、今度はZステージを、位置Zl1を
中心として±λ/4程度移動させて新たな位相零点を求
めて記録する。これを繰り返すことにより試料10の各
走査点についての位相零点を求め、データ処理部19で
は、これらの位相零点の分布、すなわち測定開始点を基
準としたときの光路長調整量分布に基づいて、試料10
の、x方向ないしy方向の、あるいはx−y平面内の屈
折率分布が求められる。尚、上記のようにして位相零点
を求めるとともに、各走査点毎に干渉信号の交流成分の
振幅(包絡線どうしの幅)を求め、試料の屈折率分布と
ともに、振幅分布に基づいて試料の透過率分布を求めて
もよい。
【0036】上記の第1実施形態は、マイケルソン型の
干渉計を採用した例であるが、後の実施形態に示すよう
にマッハツェンダ型の干渉計を採用してもよい。また、
上記実施形態では、試料の各走査点における位相零点を
求めたが、試料の各走査点における干渉信号の、固定さ
れた位置Zl0での位相を求めてもよい。ただし、この場
合、例えば2π変化した位相はもとの位相と同一ではな
く2π変化した位相として取り扱う必要がある。そのよ
うにして位相分布を求めた場合、データ処理部19で
は、その位相分布に基づいて屈折率分布が求められる。
この態様は、本発明の第2の屈折率測定装置の一実施形
態に相当する。
干渉計を採用した例であるが、後の実施形態に示すよう
にマッハツェンダ型の干渉計を採用してもよい。また、
上記実施形態では、試料の各走査点における位相零点を
求めたが、試料の各走査点における干渉信号の、固定さ
れた位置Zl0での位相を求めてもよい。ただし、この場
合、例えば2π変化した位相はもとの位相と同一ではな
く2π変化した位相として取り扱う必要がある。そのよ
うにして位相分布を求めた場合、データ処理部19で
は、その位相分布に基づいて屈折率分布が求められる。
この態様は、本発明の第2の屈折率測定装置の一実施形
態に相当する。
【0037】図5は、本発明の屈折率測定装置の第2実
施形態の構成を示すブロック図、図6は、図5に示す第
2実施形態における信号処理部の一構成例を示すブロッ
ク図である。この第2実施形態は、マッハツェンダ型の
干渉計を採用した例であり、かつX−YステージやZス
テージを静止させておいても干渉信号が時間的に繰り返
し変化する、いわゆるヘテロダイン型の例である。
施形態の構成を示すブロック図、図6は、図5に示す第
2実施形態における信号処理部の一構成例を示すブロッ
ク図である。この第2実施形態は、マッハツェンダ型の
干渉計を採用した例であり、かつX−YステージやZス
テージを静止させておいても干渉信号が時間的に繰り返
し変化する、いわゆるヘテロダイン型の例である。
【0038】SLD11から出射した光ビーム11a
は、ビームスプリッタ12により物体光ビーム11bと
参照光ビーム11cに分割される。物体光ビーム11b
は、音響光学的変調器(AOM)24により周波数シフ
トを受け、ビームスプリッタ26により、その物体光ビ
ーム11bの一部が比較光ビーム11eとして分割され
る。ビームスプリッタ26で反射した物体光ビーム11
bは、Zステージ15に固定された反射ミラー16で反
射され、ビームスプリッタ26を透過し、X−Yステー
ジ13上に配置された、試料10を透過し、ビームスプ
リッタ29を透過し受光素子17に入射する。
は、ビームスプリッタ12により物体光ビーム11bと
参照光ビーム11cに分割される。物体光ビーム11b
は、音響光学的変調器(AOM)24により周波数シフ
トを受け、ビームスプリッタ26により、その物体光ビ
ーム11bの一部が比較光ビーム11eとして分割され
る。ビームスプリッタ26で反射した物体光ビーム11
bは、Zステージ15に固定された反射ミラー16で反
射され、ビームスプリッタ26を透過し、X−Yステー
ジ13上に配置された、試料10を透過し、ビームスプ
リッタ29を透過し受光素子17に入射する。
【0039】一方ビームスプリッタ26により物体光ビ
ーム11bから分割した比較光ビーム11eは、ビーム
スプリッタ27を透過し、反射ミラー28で反射され、
ビームスプリッタ30を透過して受光素子31に入射す
る。さらに、ビームスプリッタ12で分割されたもう一
方の参照光ビーム11cは、ビームスプリッタ22で反
射し、反射ミラー23で反射し、ビームスプリッタ22
を透過し、AOM25で周波数シフトを受ける。このA
OM25は、AOM24とは若干異なる周波数の駆動信
号で駆動されており、したがってAOM25で周波数シ
フトを受けた後の参照光ビーム11cはAOM24で周
波数シフトを受けた後の物体光ビーム11bと比べ周波
数が若干異なっている。
ーム11bから分割した比較光ビーム11eは、ビーム
スプリッタ27を透過し、反射ミラー28で反射され、
ビームスプリッタ30を透過して受光素子31に入射す
る。さらに、ビームスプリッタ12で分割されたもう一
方の参照光ビーム11cは、ビームスプリッタ22で反
射し、反射ミラー23で反射し、ビームスプリッタ22
を透過し、AOM25で周波数シフトを受ける。このA
OM25は、AOM24とは若干異なる周波数の駆動信
号で駆動されており、したがってAOM25で周波数シ
フトを受けた後の参照光ビーム11cはAOM24で周
波数シフトを受けた後の物体光ビーム11bと比べ周波
数が若干異なっている。
【0040】AOM25を経由した参照光ビーム11c
は、ビームスプリッタ29に達し、その参照光ビーム1
1cの一部が第2の参照光ビーム11fとして分割され
る。ビームスプリッタ29で反射した参照光ビーム11
cは、物体光ビーム29と重畳されて第1の干渉光ビー
ム11dを形成し、その第1の干渉光ビーム11dが受
光素子17に入射して受光され、第1の干渉信号が生成
される。この第1の干渉信号は信号処理部18に入力さ
れる。
は、ビームスプリッタ29に達し、その参照光ビーム1
1cの一部が第2の参照光ビーム11fとして分割され
る。ビームスプリッタ29で反射した参照光ビーム11
cは、物体光ビーム29と重畳されて第1の干渉光ビー
ム11dを形成し、その第1の干渉光ビーム11dが受
光素子17に入射して受光され、第1の干渉信号が生成
される。この第1の干渉信号は信号処理部18に入力さ
れる。
【0041】また、ビームスプリッタ29により参照光
ビーム11cから分割された第2の参照光ビームは、ビ
ームスプリッタ30で反射され比較光ビーム11eと重
畳されて第2の干渉光ビーム11gを生成し、その第2
の干渉光ビーム11gが受光素子31に入射して受光さ
れ、第2の干渉信号が生成される。この第2の干渉信号
も信号処理部18に入力される。
ビーム11cから分割された第2の参照光ビームは、ビ
ームスプリッタ30で反射され比較光ビーム11eと重
畳されて第2の干渉光ビーム11gを生成し、その第2
の干渉光ビーム11gが受光素子31に入射して受光さ
れ、第2の干渉信号が生成される。この第2の干渉信号
も信号処理部18に入力される。
【0042】信号処理部18では、以下に説明するよう
にして、第2の干渉信号に対する第1の干渉信号の位相
および振幅が求められる。図6に示すプリアンプ18_
1,18_5には、それぞれ、受光素子17,31で得
られた第1の干渉信号,第2の干渉信号が入力されて増
幅され、さらに各バンドパスフィルタ18_2,18_
6により、AOM24とAOM25の各駆動信号の周波
数どうしの差分に相当する周波数成分のみが抽出され
る。
にして、第2の干渉信号に対する第1の干渉信号の位相
および振幅が求められる。図6に示すプリアンプ18_
1,18_5には、それぞれ、受光素子17,31で得
られた第1の干渉信号,第2の干渉信号が入力されて増
幅され、さらに各バンドパスフィルタ18_2,18_
6により、AOM24とAOM25の各駆動信号の周波
数どうしの差分に相当する周波数成分のみが抽出され
る。
【0043】バンドパスフィルタ18_2の出力は、各
乗算器18_3,18_4に入力され、バンドパスフィ
ルタ18_6の出力は乗算器18_4に入力されるとと
もに、その信号の位相をπ/2だけ進めるπ/2移相器
18_7を経由した後乗算器18_3に入力される。各
乗算器18_3,18_4の出力は、各ローパスフィル
タ18_8,18_10に入力されて不要な高周波成分
がカットされる。すると、これらの各ローパスフィルタ
18_8,18_10の出力は、第2の干渉信号の振幅
に対する第1の干渉信号の振幅の比率をA、第2の干渉
信号の位相に対する第1の干渉信号の位相をθとしたと
き、それぞれAsinθ,Acosθに比例した信号と
なる。
乗算器18_3,18_4に入力され、バンドパスフィ
ルタ18_6の出力は乗算器18_4に入力されるとと
もに、その信号の位相をπ/2だけ進めるπ/2移相器
18_7を経由した後乗算器18_3に入力される。各
乗算器18_3,18_4の出力は、各ローパスフィル
タ18_8,18_10に入力されて不要な高周波成分
がカットされる。すると、これらの各ローパスフィルタ
18_8,18_10の出力は、第2の干渉信号の振幅
に対する第1の干渉信号の振幅の比率をA、第2の干渉
信号の位相に対する第1の干渉信号の位相をθとしたと
き、それぞれAsinθ,Acosθに比例した信号と
なる。
【0044】これら各ローパスフィルタ18_8,18
_10の出力は、それぞれA/D変換器18_9,18
_11によりディジタルデータに変換されて、ディジタ
ル演算器18_12に入力され、ディジタル演算器18
_12では、振幅Aと位相θが求められる。図7は、図
5に示す第2実施形態における測定原理説明図である。
_10の出力は、それぞれA/D変換器18_9,18
_11によりディジタルデータに変換されて、ディジタ
ル演算器18_12に入力され、ディジタル演算器18
_12では、振幅Aと位相θが求められる。図7は、図
5に示す第2実施形態における測定原理説明図である。
【0045】図7の横軸は、Zステージ15上の反射ミ
ラー16の位置(右側がビームスプリッタ26から遠ざ
かる方向)、縦軸は、干渉信号の振幅(上述した第2の
干渉信号の振幅に対する第1の干渉信号の振幅の比)A
と、位相(第2の干渉信号の位相に対する第1の干渉信
号の位相)θを示している。ここでは、前述した第1実
施形態の場合と同様にして、先ず、試料のある1点(測
定開始点)に物体光ビーム11bが照射された状態にお
いて、Zステージ15上の反射ミラー16を移動させて
振幅Aが十分小さい位置(図7の横軸のZ0の位置)ま
でビームスプリッタ26に近づけ、その後反射ミラー1
6をビームスプリッタ26から遠ざけていく。すると、
振幅が徐々に大きくなっていく。そこで、その振幅Aが
所定の値At に達した点以降の最初の位相ゼロ点(θ=
0の点)zl0に反射ミラー16を配置する。データ処理
部19では、この位置Zl0、およびその位置Zl0での振
幅A0 を記憶しておく。
ラー16の位置(右側がビームスプリッタ26から遠ざ
かる方向)、縦軸は、干渉信号の振幅(上述した第2の
干渉信号の振幅に対する第1の干渉信号の振幅の比)A
と、位相(第2の干渉信号の位相に対する第1の干渉信
号の位相)θを示している。ここでは、前述した第1実
施形態の場合と同様にして、先ず、試料のある1点(測
定開始点)に物体光ビーム11bが照射された状態にお
いて、Zステージ15上の反射ミラー16を移動させて
振幅Aが十分小さい位置(図7の横軸のZ0の位置)ま
でビームスプリッタ26に近づけ、その後反射ミラー1
6をビームスプリッタ26から遠ざけていく。すると、
振幅が徐々に大きくなっていく。そこで、その振幅Aが
所定の値At に達した点以降の最初の位相ゼロ点(θ=
0の点)zl0に反射ミラー16を配置する。データ処理
部19では、この位置Zl0、およびその位置Zl0での振
幅A0 を記憶しておく。
【0046】次に、ステージドライバ20を制御して、
試料10をx方向もしくはy方向に、1走査点間隔分だ
け移動させる。すると図に点線で示すように位相θがず
れる。そこでZステージ15を、新たな位相零点の位置
Zl1に移動させる、データ処理部19では、その新たな
位置Zl1およびその新たな位置Zl1における振幅A1を
記憶する。
試料10をx方向もしくはy方向に、1走査点間隔分だ
け移動させる。すると図に点線で示すように位相θがず
れる。そこでZステージ15を、新たな位相零点の位置
Zl1に移動させる、データ処理部19では、その新たな
位置Zl1およびその新たな位置Zl1における振幅A1を
記憶する。
【0047】次に、ステージドライバ20を制御して、
試料10を、x方向もしくはy方向に、さらに1走査点
間隔分だけ移動させ、上記と同様にしてZステージ15
を新たな位相零点に移動させる。これを繰り返すことに
より、試料10の各走査点についての位相零点と振幅を
求め、データ処理部19では、位相零点の分布、すなわ
ち測定開始点でのZステージ15の位置を基準としたと
きの光路長調整量分布に基づいて試料10の屈折率分布
が求められ、振幅分布に基づいて、試料10の透過率分
布が求められる。
試料10を、x方向もしくはy方向に、さらに1走査点
間隔分だけ移動させ、上記と同様にしてZステージ15
を新たな位相零点に移動させる。これを繰り返すことに
より、試料10の各走査点についての位相零点と振幅を
求め、データ処理部19では、位相零点の分布、すなわ
ち測定開始点でのZステージ15の位置を基準としたと
きの光路長調整量分布に基づいて試料10の屈折率分布
が求められ、振幅分布に基づいて、試料10の透過率分
布が求められる。
【0048】図8は、図5に示す第2実施形態のもう1
つの測定方法の説明図である。この場合も、上記と同様
にして、先ず、試料のある1点(測定開始点)に物体光
ビーム11bが照射された状態において、Zステージ1
5上の反射ミラー16を移動させて振幅Aが十分小さい
位置Z0 までビームスプリッタ26に近づけ、その後、
反射ミラー16をビームスプリッタ26から遠ざけ、振
幅Aが所定の値At に達した点以降の最初の位相零点
(θ=0の点)Zl0に反射ミラー16を配置する。ここ
までは、図7を参照して説明した測定方法と同様である
が、この測定方法では、反射ミラー16は、以後固定し
たまま移動させない。その状態でX−Yステージ13を
移動すると振幅Aおよび位相θが変化する。振幅Aはそ
のまま記録される。位相θは、図7(a)に示すように
π近傍から−π近傍、あるいは−π近傍からπ近傍への
遷移があったか否かをモニタしておき、図8(b)に示
すように、π近傍から−π近傍への遷移が生じる毎に2
πが加算され、−π近傍からπ近傍への遷移が生じる毎
に−2πが加算される。これにより、図8(c)に示す
ように、光ビームの波長分の位相変化のある試料10の
位相分布が求められ、その位相分布に基づいてその試料
10の屈折率分布が求められる。
つの測定方法の説明図である。この場合も、上記と同様
にして、先ず、試料のある1点(測定開始点)に物体光
ビーム11bが照射された状態において、Zステージ1
5上の反射ミラー16を移動させて振幅Aが十分小さい
位置Z0 までビームスプリッタ26に近づけ、その後、
反射ミラー16をビームスプリッタ26から遠ざけ、振
幅Aが所定の値At に達した点以降の最初の位相零点
(θ=0の点)Zl0に反射ミラー16を配置する。ここ
までは、図7を参照して説明した測定方法と同様である
が、この測定方法では、反射ミラー16は、以後固定し
たまま移動させない。その状態でX−Yステージ13を
移動すると振幅Aおよび位相θが変化する。振幅Aはそ
のまま記録される。位相θは、図7(a)に示すように
π近傍から−π近傍、あるいは−π近傍からπ近傍への
遷移があったか否かをモニタしておき、図8(b)に示
すように、π近傍から−π近傍への遷移が生じる毎に2
πが加算され、−π近傍からπ近傍への遷移が生じる毎
に−2πが加算される。これにより、図8(c)に示す
ように、光ビームの波長分の位相変化のある試料10の
位相分布が求められ、その位相分布に基づいてその試料
10の屈折率分布が求められる。
【0049】図9は、本発明の屈折率測定装置の第3実
施形態の構成を示すブロック図である。図5に示す第2
実施形態との相違点について説明する。この図9に示す
第3実施形態には、図5に示す第2の実施形態と比べ、
比較光ビーム用の光路や第2の参照光ビーム用の光路は
備えられておらず、したがって基準となるべき第2の干
渉信号は生成されない。それに代わり、この第3実施形
態では、明示的に示したAOMドライバ32から、2つ
のAOM24,25の各駆動信号の周波数f1 ,f2 ど
うしの差周波数Δf=f1 −f2 の信号が信号処理部1
8に入力される。あるいは、各周波数f1 ,f2 の信号
双方を信号処理部18に入力して信号処理部18の内部
でΔf=f1 −f2 の信号を生成してもよい。信号処理
部18では、この差の周波数Δfの信号を、受光素子1
6で得られた干渉信号の振幅および位相の基準として用
いている。
施形態の構成を示すブロック図である。図5に示す第2
実施形態との相違点について説明する。この図9に示す
第3実施形態には、図5に示す第2の実施形態と比べ、
比較光ビーム用の光路や第2の参照光ビーム用の光路は
備えられておらず、したがって基準となるべき第2の干
渉信号は生成されない。それに代わり、この第3実施形
態では、明示的に示したAOMドライバ32から、2つ
のAOM24,25の各駆動信号の周波数f1 ,f2 ど
うしの差周波数Δf=f1 −f2 の信号が信号処理部1
8に入力される。あるいは、各周波数f1 ,f2 の信号
双方を信号処理部18に入力して信号処理部18の内部
でΔf=f1 −f2 の信号を生成してもよい。信号処理
部18では、この差の周波数Δfの信号を、受光素子1
6で得られた干渉信号の振幅および位相の基準として用
いている。
【0050】図10は、本発明の屈折率測定装置の第4
実施形態の構成を示すブロック図である。図9に示す第
3実施形態との相違点について説明する。図10に示す
第4実施形態は、図9に示す第3実施形態と比べ、物体
光ビーム11bの光路上のAOMが省かれている。ヘロ
ダイン方式においては物体光ビームの周波数と参照光ビ
ームの周波数を相対的に異ならせる必要があるが、相対
的に異なっていればよいのであって、AOMは、物体光
ビーム11bの光路と参照光ビーム11cの光路との双
方に備える必要はなく、一方の光路(図10の例では参
照光ビーム11cの光路)にのみ備えてもよい。
実施形態の構成を示すブロック図である。図9に示す第
3実施形態との相違点について説明する。図10に示す
第4実施形態は、図9に示す第3実施形態と比べ、物体
光ビーム11bの光路上のAOMが省かれている。ヘロ
ダイン方式においては物体光ビームの周波数と参照光ビ
ームの周波数を相対的に異ならせる必要があるが、相対
的に異なっていればよいのであって、AOMは、物体光
ビーム11bの光路と参照光ビーム11cの光路との双
方に備える必要はなく、一方の光路(図10の例では参
照光ビーム11cの光路)にのみ備えてもよい。
【0051】但し、このときには、AOM25を駆動す
る駆動信号の周波数fがそのまま、受光素子17で得ら
れる干渉信号の周波数となるため、信号処理部18で極
端に高周波の信号を処理する必要をなくすために、AO
M25を駆動する駆動信号はできるだけ周波数の低い信
号であることが望ましい。図10に示す第4実施形態で
は、その駆動信号の周波数fと同じ周波数の信号が信号
処理部18に入力され、受光素子17で得られた干渉信
号の振幅および位相の基準として用いられる。
る駆動信号の周波数fがそのまま、受光素子17で得ら
れる干渉信号の周波数となるため、信号処理部18で極
端に高周波の信号を処理する必要をなくすために、AO
M25を駆動する駆動信号はできるだけ周波数の低い信
号であることが望ましい。図10に示す第4実施形態で
は、その駆動信号の周波数fと同じ周波数の信号が信号
処理部18に入力され、受光素子17で得られた干渉信
号の振幅および位相の基準として用いられる。
【0052】図11は、本発明の屈折率測定装置の第5
実施形態の構成を示すブロック図である。この図11に
示す第5実施形態以降の各実施形態は光学系の構成に特
徴を有する実施形態であるため、信号処理系のブロック
は図示を省略する。これまでの各実施形態は、試料が配
置されるX−Yステージを備え、そのX−Yステージを
移動することによって、その試料の走査を行なう実施形
態であるが、この図11に示す第5実施形態は、物体光
ビームの方を動かすことにより試料を走査する実施形態
である。
実施形態の構成を示すブロック図である。この図11に
示す第5実施形態以降の各実施形態は光学系の構成に特
徴を有する実施形態であるため、信号処理系のブロック
は図示を省略する。これまでの各実施形態は、試料が配
置されるX−Yステージを備え、そのX−Yステージを
移動することによって、その試料の走査を行なう実施形
態であるが、この図11に示す第5実施形態は、物体光
ビームの方を動かすことにより試料を走査する実施形態
である。
【0053】SLD11から出射した光ビーム11a
は、ビームスプリッタ12により物体光ビーム11bと
参照光ビーム11cとに分割される。物体光ビーム11
bは、AOM24により周波数シフトを受け、ビームス
プリッタ26により、その物体光ビーム11bの一部が
比較光ビーム11eとして分割される。ビームスプリッ
タ26で反射した物体光ビーム11bは、物体光ビーム
11bを、その物体光ビーム11bの光軸方向(z方
向)に垂直なx方向に偏向させる、例えばガルバノメー
タミラーあるいはポリゴンミラー等で構成されたx軸ス
キャナ35、および物体光11bをz方向およびx方向
の双方に垂直なy方向に偏向させる、やはりガルバノメ
ータミラーやあるいはポリゴンミラー等で構成されたy
軸スキャナ36を経由して試料10に入射する。これに
より、試料10はx方向およびy方向に走査される。試
料10に透過した物体光ビーム11bはZ軸ステージ1
5に固定された反射ミラー16により反射され、試料1
0を再度透過し、往路と同一の光路を経由してビームス
プリッタ26に至る。すなわち、この物体光ビーム11
bの復路ではx軸スキャナ35、y軸スキャナ36によ
る物体光ビームの偏向に拘らず、往路と同一の光路を通
って戻る、いわゆるデスキャンが構成されている。
は、ビームスプリッタ12により物体光ビーム11bと
参照光ビーム11cとに分割される。物体光ビーム11
bは、AOM24により周波数シフトを受け、ビームス
プリッタ26により、その物体光ビーム11bの一部が
比較光ビーム11eとして分割される。ビームスプリッ
タ26で反射した物体光ビーム11bは、物体光ビーム
11bを、その物体光ビーム11bの光軸方向(z方
向)に垂直なx方向に偏向させる、例えばガルバノメー
タミラーあるいはポリゴンミラー等で構成されたx軸ス
キャナ35、および物体光11bをz方向およびx方向
の双方に垂直なy方向に偏向させる、やはりガルバノメ
ータミラーやあるいはポリゴンミラー等で構成されたy
軸スキャナ36を経由して試料10に入射する。これに
より、試料10はx方向およびy方向に走査される。試
料10に透過した物体光ビーム11bはZ軸ステージ1
5に固定された反射ミラー16により反射され、試料1
0を再度透過し、往路と同一の光路を経由してビームス
プリッタ26に至る。すなわち、この物体光ビーム11
bの復路ではx軸スキャナ35、y軸スキャナ36によ
る物体光ビームの偏向に拘らず、往路と同一の光路を通
って戻る、いわゆるデスキャンが構成されている。
【0054】ビームスプリッタ26に戻った物体光ビー
ム11bは、そのビームスプリッタ26を透過し、さら
にビームスプリッタ29を透過して受光素子17に達す
る。一方、ビームスプリッタ26により物体光ビーム1
1bから分離した比較光ビーム11eには、全反射プリ
ズム37で折り返され、反射ミラー38で反射され、ビ
ームスプリッタ30を透過して受光素子31に入射され
る。
ム11bは、そのビームスプリッタ26を透過し、さら
にビームスプリッタ29を透過して受光素子17に達す
る。一方、ビームスプリッタ26により物体光ビーム1
1bから分離した比較光ビーム11eには、全反射プリ
ズム37で折り返され、反射ミラー38で反射され、ビ
ームスプリッタ30を透過して受光素子31に入射され
る。
【0055】さらに、ビームスプリッタ12で分割され
たもう一方の参照光ビーム11cは全反射プリズム33
で折り返され、反射ミラー34で反射され、AOM25
により周波数シフトを受け、ビームスプリッタ29に達
する。ビームスプリッタ29では、その参照光ビーム1
1cの一部が第2の参照光ビーム11fとして分割され
る。ビームスプリッタ29で反射した参照光ビーム11
cは、試料10を透過した物体光ビーム11bと重畳さ
れて第1の干渉光ビーム11dを形成し、その第1の干
渉光ビーム11dが受光素子17に入射して受光され、
第1の干渉信号が生成される。この第1の干渉信号は、
図示しない信号処理部(例えば図5に示す信号処理部1
8を参照)に入力される。
たもう一方の参照光ビーム11cは全反射プリズム33
で折り返され、反射ミラー34で反射され、AOM25
により周波数シフトを受け、ビームスプリッタ29に達
する。ビームスプリッタ29では、その参照光ビーム1
1cの一部が第2の参照光ビーム11fとして分割され
る。ビームスプリッタ29で反射した参照光ビーム11
cは、試料10を透過した物体光ビーム11bと重畳さ
れて第1の干渉光ビーム11dを形成し、その第1の干
渉光ビーム11dが受光素子17に入射して受光され、
第1の干渉信号が生成される。この第1の干渉信号は、
図示しない信号処理部(例えば図5に示す信号処理部1
8を参照)に入力される。
【0056】また、ビームスプリッタ29により参照光
ビーム11cから分割された第2の参照光ビーム11f
は、ビームスプリッタ30を透過した比較光ビーム11
eと重畳されて第2の干渉光ビーム11gを生成し、そ
の第2の干渉光ビーム11gが受光素子31に入射して
受光され、第2の干渉信号が生成される。この第2の干
渉信号も信号処理部に入力される。
ビーム11cから分割された第2の参照光ビーム11f
は、ビームスプリッタ30を透過した比較光ビーム11
eと重畳されて第2の干渉光ビーム11gを生成し、そ
の第2の干渉光ビーム11gが受光素子31に入射して
受光され、第2の干渉信号が生成される。この第2の干
渉信号も信号処理部に入力される。
【0057】この図11に示す第5実施形態のように物
体光ビームを偏向させることにより試料10を走査する
と、高速な走査が可能となる。図12は、本発明の屈折
率測定装置の第6実施形態の構成を示すブロック図であ
る。図11に示す第5実施形態との相違点について説明
する。この図12に示す第6実施形態では、ビームスプ
リッタ26では物体光ビーム11bから比較光ビーム1
1eは分割されず、x軸スキャナ35およびy軸スキャ
ナ36で偏向された後の物体光ビーム11bの一部が光
学板39で反射され、この光学板で反射された光が比較
光ビーム11eとして用いられる。光学板39で反射さ
れた物体光ビームも試料を透過して反射ミラー16で反
射された物体光ビームも、往路と同一の光路を通ってビ
ームスプリッタ26に戻り、そのビームスプリッタ26
を透過し、ビームスプリッタ40でその物体光ビーム1
1bの一部が比較光ビーム11eとして分割される。
体光ビームを偏向させることにより試料10を走査する
と、高速な走査が可能となる。図12は、本発明の屈折
率測定装置の第6実施形態の構成を示すブロック図であ
る。図11に示す第5実施形態との相違点について説明
する。この図12に示す第6実施形態では、ビームスプ
リッタ26では物体光ビーム11bから比較光ビーム1
1eは分割されず、x軸スキャナ35およびy軸スキャ
ナ36で偏向された後の物体光ビーム11bの一部が光
学板39で反射され、この光学板で反射された光が比較
光ビーム11eとして用いられる。光学板39で反射さ
れた物体光ビームも試料を透過して反射ミラー16で反
射された物体光ビームも、往路と同一の光路を通ってビ
ームスプリッタ26に戻り、そのビームスプリッタ26
を透過し、ビームスプリッタ40でその物体光ビーム1
1bの一部が比較光ビーム11eとして分割される。
【0058】このビームスプリッタ40で物体光ビーム
11bから分割された比較光ビーム11eには、光学板
39で反射した物体光のみでなく試料10を透過し反射
ミラー16で反射した物体光も含まれているが、比較光
ビーム11eの光路長を適切に調整することにより、光
学板39で反射した光のみを干渉に寄与させることがで
きる。また、ビームスプリッタ40を透過した物体光ビ
ーム11bについても同様であり、ビームスプリッタ4
0を透過した物体光ビーム11bにも、光学板19で反
射した物体光も含まれるが、試料10を透過し反射ミラ
ー16で反射した物体光のみを干渉に寄与させることが
できる。
11bから分割された比較光ビーム11eには、光学板
39で反射した物体光のみでなく試料10を透過し反射
ミラー16で反射した物体光も含まれているが、比較光
ビーム11eの光路長を適切に調整することにより、光
学板39で反射した光のみを干渉に寄与させることがで
きる。また、ビームスプリッタ40を透過した物体光ビ
ーム11bについても同様であり、ビームスプリッタ4
0を透過した物体光ビーム11bにも、光学板19で反
射した物体光も含まれるが、試料10を透過し反射ミラ
ー16で反射した物体光のみを干渉に寄与させることが
できる。
【0059】ここで、図12に示すように、物体光ビー
ム11bが試料10を透過した後反射ミラー16で反射
され再び試料10を透過して戻る場合の、物体光ビーム
の振舞いについて説明する。図13は、試料10を透過
する物体光ビーム11bの振舞いを示した模式図であ
る。
ム11bが試料10を透過した後反射ミラー16で反射
され再び試料10を透過して戻る場合の、物体光ビーム
の振舞いについて説明する。図13は、試料10を透過
する物体光ビーム11bの振舞いを示した模式図であ
る。
【0060】ここでは、説明の都合上、極めて短い物体
光のパルスビームが試料10に照射されたものとし、そ
の場合の反射物体光の強度の時間的変化を図13(B)
に示す。先ず図13(a)の光線aに示すように、光学
板39で反射した光が最初に反射光として観察される。
次に試料10を入れたケースの表面10Aで反射した光
線bが観察され、その後、しばらくの間試料10内で多
重反射して戻ってきた光cが続く。その後、試料10で
ほとんど散乱されずに透過した反射ミラー16で反射さ
れ、試料10を再びほとんど散乱されずに透過した光d
が観測され、その後、往路で散乱し反射ミラー16で反
射して戻ってきた光、あるいは反射ミラー16で反射し
た後の復路で散乱された光eが観察される。
光のパルスビームが試料10に照射されたものとし、そ
の場合の反射物体光の強度の時間的変化を図13(B)
に示す。先ず図13(a)の光線aに示すように、光学
板39で反射した光が最初に反射光として観察される。
次に試料10を入れたケースの表面10Aで反射した光
線bが観察され、その後、しばらくの間試料10内で多
重反射して戻ってきた光cが続く。その後、試料10で
ほとんど散乱されずに透過した反射ミラー16で反射さ
れ、試料10を再びほとんど散乱されずに透過した光d
が観測され、その後、往路で散乱し反射ミラー16で反
射して戻ってきた光、あるいは反射ミラー16で反射し
た後の復路で散乱された光eが観察される。
【0061】ここで、光aは、前述したように比較光と
して用いられ、物体光としては、光b〜光eのうち、光
dのみが抽出される。したがって光cと光dとが重なら
ないように、図12に示す試料10と反射ミラー16と
の間の距離はある程度以上の長い距離にしておく必要が
ある。図14は、本発明の屈折率測定装置の第7実施形
態の構成を示すブロック図である。図11に示す第5実
施形態との相違点について説明する。
して用いられ、物体光としては、光b〜光eのうち、光
dのみが抽出される。したがって光cと光dとが重なら
ないように、図12に示す試料10と反射ミラー16と
の間の距離はある程度以上の長い距離にしておく必要が
ある。図14は、本発明の屈折率測定装置の第7実施形
態の構成を示すブロック図である。図11に示す第5実
施形態との相違点について説明する。
【0062】ビームスプリッタ26で物体光ビーム11
bから分割された比較光ビーム11eは、光を一方向に
のみ伝播させるオプティカルダイオード41を経由し、
ビームスプリッタ42で反射され、x軸スキャナ35,
y軸スキャナ36により、物体光ビーム11bとともに
偏向され、反射ミラー43で反射されて往路と同一の光
路を経て再びビームスプリッタ42に戻る。この場合、
x軸スキャナ35,y軸スキャナ36は、物体光ビーム
11bと比較光ビーム11eの復路において、それら物
体光ビーム11bと比較光ビーム11eとの双方につい
てデスキャンを構成している。
bから分割された比較光ビーム11eは、光を一方向に
のみ伝播させるオプティカルダイオード41を経由し、
ビームスプリッタ42で反射され、x軸スキャナ35,
y軸スキャナ36により、物体光ビーム11bとともに
偏向され、反射ミラー43で反射されて往路と同一の光
路を経て再びビームスプリッタ42に戻る。この場合、
x軸スキャナ35,y軸スキャナ36は、物体光ビーム
11bと比較光ビーム11eの復路において、それら物
体光ビーム11bと比較光ビーム11eとの双方につい
てデスキャンを構成している。
【0063】ビームスプリッタ42に戻った比較光ビー
ム11eはビームスプリッタ42を透過しビームスプリ
ッタ30により第2の参照光11fと重畳され第2の干
渉光ビーム11gとして受光素子31に入射する。この
第7実施形態では、物体光ビームの光路内にx軸スキャ
ナ35およびy軸スキャナ36が含まれるとともに、比
較光ビームの光路内にも同一のx軸スキャナ35および
y軸スキャナ36が含まれるため、より安定した信号を
得ることができる。
ム11eはビームスプリッタ42を透過しビームスプリ
ッタ30により第2の参照光11fと重畳され第2の干
渉光ビーム11gとして受光素子31に入射する。この
第7実施形態では、物体光ビームの光路内にx軸スキャ
ナ35およびy軸スキャナ36が含まれるとともに、比
較光ビームの光路内にも同一のx軸スキャナ35および
y軸スキャナ36が含まれるため、より安定した信号を
得ることができる。
【0064】図15は、本発明の屈折率測定装置の第8
実施形態の構成を示すブロックである。この図15に示
す第8実施形態では、光源50として、互いに交わる方
向にそれぞれ偏光するとともに互いの周波数が異なる所
定の低干渉性の2つの光が重畳されてなる光ビーム50
aを出射する光源(以下、「2周波直交偏光光源」と称
する)が用いられる。
実施形態の構成を示すブロックである。この図15に示
す第8実施形態では、光源50として、互いに交わる方
向にそれぞれ偏光するとともに互いの周波数が異なる所
定の低干渉性の2つの光が重畳されてなる光ビーム50
aを出射する光源(以下、「2周波直交偏光光源」と称
する)が用いられる。
【0065】図16は、図15に示す光源50の一構成
例を示すブロック図である。この光源50には、SLD
501が備えられており、このSLD501から出射し
た光ビーム501aが偏光ビームスプリッタ502によ
り互いに直交する偏光成分からなる2本の光ビーム50
1b,501cに分割される。これら2本の光ビーム5
01b,501cは、それぞれAOM503,504に
より、互いに異なる周波数シフト量だけ周波数シフトを
受けた後、偏光ビームスプリッタ505により重畳さ
れ、1本の光ビーム50aとして光源50から出射され
る。図15に示す第8実施形態では、例えば図16に示
す要素がモジュール化されてなる光源50が用いられ
る。
例を示すブロック図である。この光源50には、SLD
501が備えられており、このSLD501から出射し
た光ビーム501aが偏光ビームスプリッタ502によ
り互いに直交する偏光成分からなる2本の光ビーム50
1b,501cに分割される。これら2本の光ビーム5
01b,501cは、それぞれAOM503,504に
より、互いに異なる周波数シフト量だけ周波数シフトを
受けた後、偏光ビームスプリッタ505により重畳さ
れ、1本の光ビーム50aとして光源50から出射され
る。図15に示す第8実施形態では、例えば図16に示
す要素がモジュール化されてなる光源50が用いられ
る。
【0066】尚、光源50は、図16に示す構造のもの
に限られるものではなく、要するに互いに交わる方向に
それぞれ偏光すると共に互いの周波数が異なる低干渉性
の2つの光が重畳されてなる光ビームを出射する光源で
あればよい。図15に戻って第8実施形態についての説
明を続行する。光源50から出射した光ビーム50a
は、ビームスプリッタ51により一部が強度的に分割さ
れて反射され、方位45°に配置された検光子58を経
由することによりS偏光成分とP偏光成分とが干渉した
干渉光が生成され、受光素子31で受光される。
に限られるものではなく、要するに互いに交わる方向に
それぞれ偏光すると共に互いの周波数が異なる低干渉性
の2つの光が重畳されてなる光ビームを出射する光源で
あればよい。図15に戻って第8実施形態についての説
明を続行する。光源50から出射した光ビーム50a
は、ビームスプリッタ51により一部が強度的に分割さ
れて反射され、方位45°に配置された検光子58を経
由することによりS偏光成分とP偏光成分とが干渉した
干渉光が生成され、受光素子31で受光される。
【0067】一方ビームスプリッタ51を透過した光ビ
ーム50aは、偏光ビームスプリッタ52により、物体
光ビーム11bと参照光ビーム11cとに分離される。
ここでは、物体光ビーム11bと参照光ビーム11cは
互いに周波数の異なった光であり、かつ互いに直交する
方向に偏光した光である。物体光ビーム11bは、Zス
テージ15に固定された全反射プリズム54によりその
光路が折り返され、X−Yステージ13上に置かれた試
料10を透過して偏光ビームスプリッタ52に戻る。
ーム50aは、偏光ビームスプリッタ52により、物体
光ビーム11bと参照光ビーム11cとに分離される。
ここでは、物体光ビーム11bと参照光ビーム11cは
互いに周波数の異なった光であり、かつ互いに直交する
方向に偏光した光である。物体光ビーム11bは、Zス
テージ15に固定された全反射プリズム54によりその
光路が折り返され、X−Yステージ13上に置かれた試
料10を透過して偏光ビームスプリッタ52に戻る。
【0068】一方、偏光ビームスプリッタ52から出射
した参照光ビーム11cは、全反射プリズム55でその
光路を折り返して偏光ビームスプリッタ52に戻る。偏
光ビームスプリッタ52に戻った物体光ビーム11bお
よび参照光ビーム11cは、互いに重畳されてこの偏光
ビームスプリッタ52から出射され、反射ミラー56で
反射し、方位45°に配置された検光子57を経由して
互いに干渉し、受光素子17で受光されて干渉信号が生
成される。
した参照光ビーム11cは、全反射プリズム55でその
光路を折り返して偏光ビームスプリッタ52に戻る。偏
光ビームスプリッタ52に戻った物体光ビーム11bお
よび参照光ビーム11cは、互いに重畳されてこの偏光
ビームスプリッタ52から出射され、反射ミラー56で
反射し、方位45°に配置された検光子57を経由して
互いに干渉し、受光素子17で受光されて干渉信号が生
成される。
【0069】この第8実施形態に示すように、2周波直
交偏光光源を用い、偏光ビームスプリッタと組み合わせ
ることにより、光学系を簡単化することができる。図1
7は、本発明の屈折率測定装置の第9実施形態の構成を
示すブロック図である。2周波直交偏光光源50から出
射した光ビーム50aは、ケスタプリズム59により強
度的に2本の光ビーム50b,50cに分割されて偏光
ビームスプリッタ52に入射する。光ビーム50bは偏
光ビームスプリッタ52により、その偏光方向に応じ
て、物体光ビーム11bと参照光ビーム11cに分割さ
れ、光ビーム50cは偏光ビームスプリッタ52によ
り、その偏光方向に応じて、比較光ビーム11eと第2
の参照光ビーム11fとに分割される。
交偏光光源を用い、偏光ビームスプリッタと組み合わせ
ることにより、光学系を簡単化することができる。図1
7は、本発明の屈折率測定装置の第9実施形態の構成を
示すブロック図である。2周波直交偏光光源50から出
射した光ビーム50aは、ケスタプリズム59により強
度的に2本の光ビーム50b,50cに分割されて偏光
ビームスプリッタ52に入射する。光ビーム50bは偏
光ビームスプリッタ52により、その偏光方向に応じ
て、物体光ビーム11bと参照光ビーム11cに分割さ
れ、光ビーム50cは偏光ビームスプリッタ52によ
り、その偏光方向に応じて、比較光ビーム11eと第2
の参照光ビーム11fとに分割される。
【0070】偏光ビームスプリッタ52から出射した物
体光ビーム11bおよび比較光ビーム11eは、λ/4
板60を経過した後、x軸スキャナ35に入射する。図
17のx軸スキャナ35よりも右側の部分の光学系は、
図14に示すx軸スキャナ35よりも下側の部分の光学
系と同様であり、ここでは重複説明は省略する。各反射
ミラー16,43で反射して戻ってきた物体光ビーム1
1bおよび比較光ビーム11fは、再びλ/4板60を
経由することにより、偏光ビームスプリッタ52から出
射したときの偏光状態と比べ90°回転した偏光状態で
偏光ビームスプリッタ52に戻る。
体光ビーム11bおよび比較光ビーム11eは、λ/4
板60を経過した後、x軸スキャナ35に入射する。図
17のx軸スキャナ35よりも右側の部分の光学系は、
図14に示すx軸スキャナ35よりも下側の部分の光学
系と同様であり、ここでは重複説明は省略する。各反射
ミラー16,43で反射して戻ってきた物体光ビーム1
1bおよび比較光ビーム11fは、再びλ/4板60を
経由することにより、偏光ビームスプリッタ52から出
射したときの偏光状態と比べ90°回転した偏光状態で
偏光ビームスプリッタ52に戻る。
【0071】一方、偏光ビームスプリッタ52から出射
した参照光ビーム11cおよび第2の参照光ビーム11
fは、λ/4板61を経由し、反射ミラー62で反射
し、再びλ/4板61を経由して偏光ビームスプリッタ
52に戻る。偏光ビームスプリッタ52に戻った参照光
ビーム11cおよび第2の参照光ビーム11fも、λ/
4板61を2回経由することにより、偏光ビームスプリ
ッタ52からの出射時と比べその偏光方向が90°回転
している。
した参照光ビーム11cおよび第2の参照光ビーム11
fは、λ/4板61を経由し、反射ミラー62で反射
し、再びλ/4板61を経由して偏光ビームスプリッタ
52に戻る。偏光ビームスプリッタ52に戻った参照光
ビーム11cおよび第2の参照光ビーム11fも、λ/
4板61を2回経由することにより、偏光ビームスプリ
ッタ52からの出射時と比べその偏光方向が90°回転
している。
【0072】偏光ビームスプリッタ52に戻った物体光
11bと参照光ビーム11cは、互いに重畳されて偏光
ビームスプリッタ52から出射し、方位45°に配置さ
れ検光子63を経由することにより互いに干渉し、第1
の干渉光ビーム11dが生成され、受光素子17により
受光される。一方、偏光ビームスプリッタ52に戻った
比較光ビーム11eと第2の参照光11fも互いに重畳
されて偏光ビームスプリッタ52から出射し、検光子6
3を経由することにより互いに干渉し、第2の干渉ビー
ム11gとなって受光素子31に入射し、その受光素子
31により受光される。この図7に示す第9実施形態の
ように2周波直交偏光光源50を用いた場合であって
も、光ビームの方を走査することもできる。
11bと参照光ビーム11cは、互いに重畳されて偏光
ビームスプリッタ52から出射し、方位45°に配置さ
れ検光子63を経由することにより互いに干渉し、第1
の干渉光ビーム11dが生成され、受光素子17により
受光される。一方、偏光ビームスプリッタ52に戻った
比較光ビーム11eと第2の参照光11fも互いに重畳
されて偏光ビームスプリッタ52から出射し、検光子6
3を経由することにより互いに干渉し、第2の干渉ビー
ム11gとなって受光素子31に入射し、その受光素子
31により受光される。この図7に示す第9実施形態の
ように2周波直交偏光光源50を用いた場合であって
も、光ビームの方を走査することもできる。
【0073】尚、以上の各実施形態では試料10を回転
させることについては言及されていないが、試料10を
回転可能に構成し公知のCT再構成アルゴリズムを採
用、試料の3次元的な屈折率分布を求めてもよい。以上
では、試料の各部分の相対的な屈折率分布の求め方につ
いて説明したが、次に、試料の絶対的な屈折率の求め方
について説明する。
させることについては言及されていないが、試料10を
回転可能に構成し公知のCT再構成アルゴリズムを採
用、試料の3次元的な屈折率分布を求めてもよい。以上
では、試料の各部分の相対的な屈折率分布の求め方につ
いて説明したが、次に、試料の絶対的な屈折率の求め方
について説明する。
【0074】屈折率を求めるにあたっては、これまで説
明した各実施形態のいずれをも採用することができる
が、試料は均質(部分によらず屈折率は一定)であると
みなすことのできる試料に限定される。図18は、測定
容器の各例を示す図である。ここでは、均質な試料とし
て液体試料を例に挙げて説明する。
明した各実施形態のいずれをも採用することができる
が、試料は均質(部分によらず屈折率は一定)であると
みなすことのできる試料に限定される。図18は、測定
容器の各例を示す図である。ここでは、均質な試料とし
て液体試料を例に挙げて説明する。
【0075】図18(A)に示す測定容器100Aは物
体光ビームの進行方向に対し垂直な方向にテーパ状に形
成された測定容器であり、内部に液体試料101が充填
され、図18(A)に示す光線Aと光線Bのように液体
試料101を通過する経路の長さが異なる方向に、物体
光ビームが試料に対し相対的に走査される。図18
(B)に示す測定容器100Bは、測定試料101が充
填される部屋と標準試料102が充填される部屋とに分
かれており、それらの部屋の境界の仕切りは、物体光ビ
ームの走査方向(図の上下方向)に斜めに配置されてい
る。
体光ビームの進行方向に対し垂直な方向にテーパ状に形
成された測定容器であり、内部に液体試料101が充填
され、図18(A)に示す光線Aと光線Bのように液体
試料101を通過する経路の長さが異なる方向に、物体
光ビームが試料に対し相対的に走査される。図18
(B)に示す測定容器100Bは、測定試料101が充
填される部屋と標準試料102が充填される部屋とに分
かれており、それらの部屋の境界の仕切りは、物体光ビ
ームの走査方向(図の上下方向)に斜めに配置されてい
る。
【0076】図19は、図18(A)に示す測定容器を
通過する物体光ビームの、光路に沿った波形を示す模式
図である。図19(A),(B)は、図18(A)の、
それぞれ光線A,光線Bの波形を示しており、実線は、
測定容器100Aが配置された場合の波形、破線は測定
容器を取り外した場合の波形である。
通過する物体光ビームの、光路に沿った波形を示す模式
図である。図19(A),(B)は、図18(A)の、
それぞれ光線A,光線Bの波形を示しており、実線は、
測定容器100Aが配置された場合の波形、破線は測定
容器を取り外した場合の波形である。
【0077】光線Aと光線Bとでは、測定容器100A
の中での液体試料を通過する距離が異なり、したがって
相互に位相がずれている。周囲(空気)の屈折率をn
0 、物体光ビームの空気中での波長をλ0 、測定容器1
00Aの内部の液体試料の屈折率をn1 とし、さらに光
線Aと光線Bとの間での液体試料を通過する距離の差分
をΔdとしたとき、光線Aと光線Bとの間の位相差θ
は、 θ=(2π・n1 ・Δd)/(n0 λ0 ) となる。
の中での液体試料を通過する距離が異なり、したがって
相互に位相がずれている。周囲(空気)の屈折率をn
0 、物体光ビームの空気中での波長をλ0 、測定容器1
00Aの内部の液体試料の屈折率をn1 とし、さらに光
線Aと光線Bとの間での液体試料を通過する距離の差分
をΔdとしたとき、光線Aと光線Bとの間の位相差θ
は、 θ=(2π・n1 ・Δd)/(n0 λ0 ) となる。
【0078】また、図18(B)の測定容器100Bの
場合、標準試料の屈折率をn2 としたとき、 θ={2π・(n1 −n2 )・Δd}/(n0 λ0 ) となる。従って、各実施形態において説明したようにし
て、位相差θ、あるいは、位相が一定となる光路長の調
整量を求め、そのようにして求めた液体試料の相対的な
屈折率分布から絶対的な屈折率を求めることができる。
場合、標準試料の屈折率をn2 としたとき、 θ={2π・(n1 −n2 )・Δd}/(n0 λ0 ) となる。従って、各実施形態において説明したようにし
て、位相差θ、あるいは、位相が一定となる光路長の調
整量を求め、そのようにして求めた液体試料の相対的な
屈折率分布から絶対的な屈折率を求めることができる。
【0079】尚、ここでは、均質な試料の例として液体
試料を取り上げて説明したが、液体試料でなくても均質
な試料であればよく、例えば流動体であってもよく、あ
るいは、例えば図18(A)のようにくさび状に加工で
きるものであれば固体もしくは凝固した試料であっても
よい。
試料を取り上げて説明したが、液体試料でなくても均質
な試料であればよく、例えば流動体であってもよく、あ
るいは、例えば図18(A)のようにくさび状に加工で
きるものであれば固体もしくは凝固した試料であっても
よい。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
生体試料等の高散乱かつ屈折率変化の大きい媒質であっ
ても、屈折率分布を正確に計測することができ、また、
均質な媒質であればその媒質の絶対的な屈折率を正確に
計測することができる。
生体試料等の高散乱かつ屈折率変化の大きい媒質であっ
ても、屈折率分布を正確に計測することができ、また、
均質な媒質であればその媒質の絶対的な屈折率を正確に
計測することができる。
【図1】本発明の屈折率測定装置の第1実施形態の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】図1に示す第1実施形態における信号処理部の
一構成例を示すブロック図である。
一構成例を示すブロック図である。
【図3】試料を透過する物体光ビームの振舞いを示した
模式図である。
模式図である。
【図4】図1に示す第1実施形態における測定原理説明
図である。
図である。
【図5】本発明の屈折率測定装置の第2実施形態の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図6】図5に示す第2実施形態における信号処理部の
一構成例を示すブロック図である。
一構成例を示すブロック図である。
【図7】図5に示す第2実施形態における測定原理説明
図である。
図である。
【図8】図5に示す第2実施形態のもう1つの測定方法
の説明図である。
の説明図である。
【図9】本発明の屈折率測定装置の第3実施形態の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図10】本発明の屈折率測定装置の第4実施形態の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図11】本発明の屈折率測定装置の第5実施形態の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図12】本発明の屈折率測定装置の第6実施形態の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図13】試料を透過する物体光ビームの振舞いを示し
た模式図である。
た模式図である。
【図14】本発明の屈折率測定装置の第7実施形態の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図15】本発明の屈折率測定装置の第8実施形態の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図16】図15に示す第8実施形態における光源の一
構成例を示すブロック図である。
構成例を示すブロック図である。
【図17】本発明の屈折率測定装置の第9実施形態の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図18】測定容器の各例を示す図である。
【図19】図18(A)に示す測定容器を通過する物体
光ビームの、光路に沿った波形を示す模式図である。
光ビームの、光路に沿った波形を示す模式図である。
【図20】従来の屈折率測定装置の一例を示す構成図で
ある。
ある。
10 被測定用試料 11 SLD 11a 光ビーム 11b 物体光ビーム 11c 参照光ビーム 11d 干渉光ビーム 11e 比較光ビーム 11f 参照光ビーム 12,22,26,27,29,30,40,42
ビームスプリッタ 13 X−Yステージ 14 反射ミラー 15 Zステージ 16 反射ミラー 17 受光素子 18 信号処理部 19 データ処理部 20,21 ステージドライバ 24,25 AOM 31 受光素子 32 AOMドライバ 35 x軸スキャナ 36 y軸スキャナ 39 光学板 41 オプティカルダイオード 52 ビームスプリッタ 57,58 検光子 59 ケスタプリズム 60,61 λ/4板 63 検光子 100A,100B 測定容器 101 液体試料 102 標準試料
ビームスプリッタ 13 X−Yステージ 14 反射ミラー 15 Zステージ 16 反射ミラー 17 受光素子 18 信号処理部 19 データ処理部 20,21 ステージドライバ 24,25 AOM 31 受光素子 32 AOMドライバ 35 x軸スキャナ 36 y軸スキャナ 39 光学板 41 オプティカルダイオード 52 ビームスプリッタ 57,58 検光子 59 ケスタプリズム 60,61 λ/4板 63 検光子 100A,100B 測定容器 101 液体試料 102 標準試料
Claims (15)
- 【請求項1】 所定の低干渉性光ビームを出射する光源
と、 前記光源から出射された光ビームを物体光ビームと参照
光ビームとに分割するビーム分割手段と、 被測定対象試料が前記物体光ビームの光路上に着脱自在
に配置される試料配置部と、 前記物体光ビームにより、前記試料配置部に配置された
試料を、該物体光ビームの光路に交わる方向に走査させ
る走査手段と、 前記参照光ビームと、前記試料配置部を通過した物体光
ビームとを互いに重畳することにより、干渉光ビームを
生成するビーム重畳手段と、 前記ビーム重畳手段により互いに重畳される前の物体光
ビームおよび参照光ビームの光路長を相対的に調整する
光路長調整手段と、 前記干渉光ビームを受光することにより、前記物体光ビ
ームと前記参照光ビームとの干渉状態をあらわす第1の
干渉信号を得る受光手段と、 前記光路長可変手段により前記第1の干渉信号が同一の
位相状態に保たれるように光路長が調整されたときの、
前記走査手段による走査の間の光路長の調整量に基づい
て、前記試料配置部に配置された試料の屈折率分布もし
くは屈折率を求める屈折率演算手段とを備えたことを特
徴とする屈折率測定装置。 - 【請求項2】 前記走査手段が、前記試料配置部に配置
された試料を、前記物体光ビームの光路に交わる方向に
移動させるものであることを特徴とする請求項1記載の
屈折率測定装置。 - 【請求項3】 前記走査手段が、前記試料配置部に配置
された試料に入射する物体光ビームを、該物体光ビーム
の光路に交わる方向に移動させるものであり、 前記試料配置部を通過した物体光ビームを往路と同一の
光路上に折り返す反射手段を備え、 前記走査手段が、前記物体光ビームが前記反射手段によ
り折り返されてなる復路においてデスキャンを構成して
なることを特徴とする請求項1記載の屈折率測定装置。 - 【請求項4】 前記物体光ビームの周波数と前記参照光
ビームの周波数を相対的に異ならせる周波数シフト手段
を備え、 前記光路長調整手段が、前記走査手段による走査の間所
定の位相状態に保たれた干渉信号が得られるように光路
長を調整するものであることを特徴とする請求項1記載
の屈折率測定装置。 - 【請求項5】 前記物体光ビームから、前記試料配置部
を通過する際の物体光ビームの周波数と同一の周波数の
比較光ビームを分割する第2のビーム分割手段と、 前記参照光ビームから、前記第1のビーム重畳手段によ
り前記物体光ビームに重畳される際の参照光ビームの周
波数と同一の周波数の第2の参照光ビームを分割する第
3のビーム分割手段と、 前記比較光ビームと前記第2の参照光ビームとを重畳す
ることにより、第2の干渉光ビームを生成する第2のビ
ーム重畳手段と、 前記第2の干渉光ビームを受光することにより、前記比
較光ビームと前記第2の参照光ビームとの干渉状態をあ
らわす第2の干渉信号を得る第2の受光手段とを備え、 前記屈折率演算手段が、前記走査手段による走査の間
の、前記第2の干渉信号に対する前記第1の干渉信号が
同一の位相状態に保たれる、前記光路長可変手段による
光路長の調整量に基づいて、前記試料配置部に配置され
た試料の屈折率分布もしくは屈折率を求めるものである
ことを特徴とする請求項1記載の屈折率測定装置。 - 【請求項6】 前記走査手段が、前記試料配置部に配置
された試料に入射する物体光ビームを、該物体光ビーム
の光路に交わる方向に移動させるものであり、 前記試料配置部を通過した物体光ビームを往路と同一の
光路上に折り返す第1の反射手段を備え、 前記走査手段が、前記物体光ビームが前記第1の反射手
段により折り返されてなる復路においてデスキャンを構
成してなることを特徴とする請求項5記載の屈折率測定
装置。 - 【請求項7】 前記第2のビーム分割手段が、前記試料
配置部に入射する物体光ビームを透過光ビームと反射光
ビームとに分割する光学板を含むものであることを特徴
とする請求項6記載の屈折率測定装置。 - 【請求項8】 前記光源が、互いに交わる方向に偏光す
るとともに互いの周波数が異なる所定の低干渉性の2つ
の光が重畳されてなる光ビームを出射する光源であっ
て、 前記ビーム分割手段が、前記光源から出射された光ビー
ムを、互いに周波数の異なる前記物体光ビームと前記参
照光ビームとに分割するとともに、さらに、前記物体光
ビームの周波数と同一の周波数の比較光ビームと前記参
照光ビームの周波数と同一の周波数の第2の参照光ビー
ムとに分割するものであり、 前記比較光ビームと前記第2の参照光ビームとを重畳す
ることにより、第2の干渉光ビームを生成する第2のビ
ーム重畳手段と、 前記第2の干渉光ビームを受光することにより、前記比
較光ビームと前記第2の参照光ビームとの干渉状態をあ
らわす第2の干渉信号を得る第2の受光手段とを備え、 前記屈折率演算手段が、前記走査手段による走査の間
の、前記第2の干渉信号に対する前記第1の干渉信号が
同一の位相状態に保たれる、前記光路長可変手段による
光路長の調整量に基づいて、前記試料配置部に配置され
た試料の屈折率分布もしくは屈折率を求めるものである
ことを特徴とする請求項1記載の屈折率測定装置。 - 【請求項9】 前記走査手段が、前記試料配置部に配置
された試料に入射する物体光ビームを、該物体光ビーム
の光路に交わる方向に移動させるものであり、 前記試料配置部を通過した物体光ビームを往路と同一の
光路上に折り返す第1の反射手段を備え、 前記走査手段が、前記物体光ビームが前記第1の反射手
段により折り返されてなる復路においてデスキャンを構
成してなることを特徴とする請求項8記載の屈折率測定
装置。 - 【請求項10】 前記走査手段が、前記試料配置部に配
置された試料に入射する物体光ビームを該物体光ビーム
の光路に交わる方向に移動させるものであるとともに、
前記第2のビーム分割手段により前記物体光ビームから
分割されてなる比較光ビームを該比較光ビームの光路に
交わる方向に移動するものであり、 前記走査手段を通過した比較光ビームを往路と同一の光
路上に折り返す第2の反射手段を備え、 前記走査手段が、前記物体光ビームが前記第1の反射手
段により折り返されて成る該物体光ビームの復路におい
てデスキャンを構成するとともに、前記比較光ビームが
前記第2の反射手段により折り返されてなる該比較光ビ
ームの復路においてデスキャンを構成するものであるこ
とを特徴とする請求項6又は9記載の屈折率測定装置。 - 【請求項11】 所定の低干渉性光ビームを出射する光
源と、 前記光源から出射された光ビームを物体光ビームと参照
光ビームとに分割するビーム分割手段と、 被測定対象試料が前記物体光ビームの光路上に着脱自在
に配置される試料配置部と、 前記物体光ビームにより、前記試料配置部に配置された
試料を、該物体光ビームの光路に交わる方向に走査させ
る走査手段と、 前記参照光ビームと、前記試料配置部を通過した物体光
ビームとを互いに重畳することにより、干渉光ビームを
生成するビーム重畳手段と、 前記干渉光ビームを受光することにより、前記物体光ビ
ームと前記参照光ビームとの干渉状態をあらわす第1の
干渉信号を得る受光手段と、 前記走査手段による走査の間の、前記第1の干渉信号の
位相変化に基づいて、前記試料配置部に配置された試料
の屈折率分布もしくは屈折率を求める屈折率演算手段と
を備えたことを特徴とする屈折率測定装置。 - 【請求項12】 前記走査手段が、前記試料配置部に配
置された試料に入射する物体光ビームを、該物体光ビー
ムの光路に交わる方向に移動させるものであり、 前記試料配置部を通過した物体光ビームを往路と同一の
光路上に折り返す反射手段を備え、 前記走査手段が、前記物体光ビームが前記反射手段によ
り折り返されてなる復路においてデスキャンを構成して
なることを特徴とする請求項11記載の屈折率測定装
置。 - 【請求項13】 前記物体光ビームから、前記試料配置
部を通過する際の物体光ビームの周波数と同一の周波数
の比較光ビームを分割する第2のビーム分割手段と、 前記参照光ビームから、前記第1のビーム重畳手段によ
り前記物体光ビームに重畳される際の参照光ビームの周
波数と同一の周波数の第2の参照光ビームを分割する第
3のビーム分割手段と、 前記比較光ビームと前記第2の参照光ビームとを重畳す
ることにより、第2の干渉光ビームを生成する第2のビ
ーム重畳手段と、 前記第2の干渉光ビームを受光することにより、前記比
較光ビームと前記第2の参照光ビームとの干渉状態をあ
らわす第2の干渉信号を得る第2の受光手段とを備え、 前記屈折率演算手段が、前記走査手段による走査の間
の、前記第2の干渉信号に対する前記第1の干渉信号の
位相変化に基づいて、前記試料配置部に配置された試料
の屈折率分布もしくは屈折率を求めるものであることを
特徴とする請求項11記載の屈折率測定装置。 - 【請求項14】 前記走査手段が、前記試料配置部に配
置された試料に入射する物体光ビームを、該物体光ビー
ムの光路に交わる方向に移動させるものであり、 前記試料配置部を通過した物体光ビームを往路と同一の
光路上に折り返す第1の反射手段を備え、 前記走査手段が、前記物体光ビームが前記第1の反射手
段により折り返されてなる復路においてデスキャンを構
成してなることを特徴とする請求項13記載の屈折率測
定装置。 - 【請求項15】 前記第2のビーム分割手段が、前記試
料配置部に入射する物体光ビームを透過光ビームと反射
光ビームとに分割する光学板を含むものであることを特
徴とする請求項14記載の屈折率測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33718997A JPH10232204A (ja) | 1996-12-16 | 1997-12-08 | 屈折率測定装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33586696 | 1996-12-16 | ||
| JP8-335866 | 1996-12-16 | ||
| JP33718997A JPH10232204A (ja) | 1996-12-16 | 1997-12-08 | 屈折率測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10232204A true JPH10232204A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=26575292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33718997A Pending JPH10232204A (ja) | 1996-12-16 | 1997-12-08 | 屈折率測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10232204A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005156207A (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-16 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 光学材料の群屈折率精密計測方法及び装置 |
| JP2007255993A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Kobe Steel Ltd | 分離精製分析装置 |
| JP2008304456A (ja) * | 2007-05-07 | 2008-12-18 | Kashiko Kodate | 計測システム及び計測方法 |
| WO2009016887A1 (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-05 | Hamamatsu Photonics K. K. | 流路中を流れるサンプルの光学的特性計測装置 |
| CN102435584A (zh) * | 2010-09-16 | 2012-05-02 | 佳能株式会社 | 折射率的测量方法和折射率的测量装置 |
| WO2016121248A1 (ja) * | 2015-01-30 | 2016-08-04 | 浜松ホトニクス株式会社 | 干渉観察装置 |
| WO2017104507A1 (ja) * | 2015-12-14 | 2017-06-22 | 浜松ホトニクス株式会社 | 干渉観察装置および干渉観察方法 |
| WO2017145320A1 (ja) * | 2016-02-25 | 2017-08-31 | 株式会社島津製作所 | 示差屈折率検出器 |
| CN110243729A (zh) * | 2018-03-09 | 2019-09-17 | 理音株式会社 | 粒子计数器 |
-
1997
- 1997-12-08 JP JP33718997A patent/JPH10232204A/ja active Pending
Cited By (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005156207A (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-16 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 光学材料の群屈折率精密計測方法及び装置 |
| JP2007255993A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Kobe Steel Ltd | 分離精製分析装置 |
| JP2008304456A (ja) * | 2007-05-07 | 2008-12-18 | Kashiko Kodate | 計測システム及び計測方法 |
| WO2009016887A1 (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-05 | Hamamatsu Photonics K. K. | 流路中を流れるサンプルの光学的特性計測装置 |
| JP2009036573A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Hamamatsu Photonics Kk | フローセル中を流れるサンプルの光学的特性計測装置 |
| US8305584B2 (en) | 2007-07-31 | 2012-11-06 | Hamamatsu Photonics K.K. | Measurement instrument of optical characteristics for sample flowing in passage |
| CN102435584A (zh) * | 2010-09-16 | 2012-05-02 | 佳能株式会社 | 折射率的测量方法和折射率的测量装置 |
| JPWO2016121248A1 (ja) * | 2015-01-30 | 2017-11-02 | 浜松ホトニクス株式会社 | 干渉観察装置 |
| CN107209001A (zh) * | 2015-01-30 | 2017-09-26 | 浜松光子学株式会社 | 干涉观察装置 |
| WO2016121248A1 (ja) * | 2015-01-30 | 2016-08-04 | 浜松ホトニクス株式会社 | 干渉観察装置 |
| US10209056B2 (en) | 2015-01-30 | 2019-02-19 | Hamamatsu Photonics K.K. | Interference observation device |
| US10393500B2 (en) | 2015-01-30 | 2019-08-27 | Hamamatsu Photonics K.K. | Interference observation device and interference observation method |
| WO2017104507A1 (ja) * | 2015-12-14 | 2017-06-22 | 浜松ホトニクス株式会社 | 干渉観察装置および干渉観察方法 |
| JP2017110933A (ja) * | 2015-12-14 | 2017-06-22 | 浜松ホトニクス株式会社 | 干渉観察装置および干渉観察方法 |
| US11156448B2 (en) | 2015-12-14 | 2021-10-26 | Hamamatsu Photonics K.K. | Interference observation device and interference observation method |
| WO2017145320A1 (ja) * | 2016-02-25 | 2017-08-31 | 株式会社島津製作所 | 示差屈折率検出器 |
| CN110243729A (zh) * | 2018-03-09 | 2019-09-17 | 理音株式会社 | 粒子计数器 |
| KR20190106724A (ko) * | 2018-03-09 | 2019-09-18 | 리온 가부시키가이샤 | 파티클 카운터 |
| JP2019158478A (ja) * | 2018-03-09 | 2019-09-19 | リオン株式会社 | パーティクルカウンタ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6271924B1 (en) | Noncontact acoustic optic scanning laser vibrometer for determining the difference between an object and a reference surface | |
| US4160598A (en) | Apparatus for the determination of focused spot size and structure | |
| US7099014B2 (en) | Apparatus and method for joint measurement of fields of scattered/reflected or transmitted orthogonally polarized beams by an object in interferometry | |
| US6885460B2 (en) | Apparatus for and method of measuring surface shape of an object | |
| KR20050114611A (ko) | 간섭계에서 대상에 의해 반사/산란되고 투과되는 빔의 공액직교 필드의 공동 측정 장치 및 방법 | |
| US4139304A (en) | Methods and apparatus for measuring variations in distance to a surface | |
| KR100866038B1 (ko) | 헤테로다인 간섭계를 이용한 주사 현미경 | |
| Williams et al. | Optical ranging by wavelength multiplexed interferometry | |
| US6124930A (en) | Method and arrangement for transverse optical coherence tomography | |
| JP2000180124A (ja) | 試料の幾何学的厚さおよび屈折率測定装置およびその測定方法 | |
| Jungerman et al. | Phase sensitive scanning optical microscope | |
| JP4026929B2 (ja) | 干渉測定装置 | |
| JPH10267610A (ja) | 光学測定装置 | |
| US4498770A (en) | Apparatus and method for determining the configuration of a reflective surface | |
| US5910660A (en) | Process and device for determining three-dimensional structure in the submicron range | |
| EP2634558A2 (en) | Shape measurement device and shape measurement method | |
| US20100290061A1 (en) | Scanning microscope using an i/q-interferometer | |
| JP3379180B2 (ja) | 光音響信号検出方法及びその装置 | |
| US5754298A (en) | Method and apparatus for imaging semiconductor device properties | |
| JP6501307B2 (ja) | ヘテロダイン干渉装置 | |
| JP4536873B2 (ja) | 三次元形状計測方法及び装置 | |
| JPH0942938A (ja) | 形状測定装置および段差測定装置 | |
| JPS60253945A (ja) | 形状測定装置 | |
| JP3693767B2 (ja) | 形状測定器 | |
| JPH0719842A (ja) | 表面形状の光学的測定装置 |