JPH1023230A - 車載用ファクシミリ - Google Patents

車載用ファクシミリ

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JPH1023230A
JPH1023230A JP8193941A JP19394196A JPH1023230A JP H1023230 A JPH1023230 A JP H1023230A JP 8193941 A JP8193941 A JP 8193941A JP 19394196 A JP19394196 A JP 19394196A JP H1023230 A JPH1023230 A JP H1023230A
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JP8193941A
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Inventor
Kazuyuki Miyaki
和行 宮木
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダッシュボード中央部のDINサイズの収納
スペースにも取付可能な小型の車戴用ファクシミリを提
供すること。 【解決手段】 ファクシミリ本体部13には、2つ折り
されたA4サイズの原稿、又は記録用紙が通過できる幅
の用紙挿入口14aと用紙排出口14bが設けられてい
る。用紙挿入口14aから用紙排出口14bに到る搬送
経路16には、用紙搬送路16を挟んで対向配置された
一対の読み取りセンサ41,42と、搬送経路16の一
側に配置された画像記録機構50とが設けられている。
2つ折りされた原稿の読み取りは、一回の読み取り動作
によってなされ、2つ折りされた記録用紙への記録は二
回の記録動作によってなされる。読み取りセンサ41,
42及び画像記録機構50の幅は、A4サイズの半分で
済むため、ファクシミリ本体部13の大幅な小型化を実
現しつつ、A4サイズの画像の読み取り、記録が可能と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用ファクシミ
リに関し、特に画像記録機構や画像読み取り機構を小型
化することで、ダッシュボード中央部のDINサイズの
収納ボックスにも収容可能に小型化且つ軽量化するよう
にしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車にファクシミリ装置を搭載
するようにして、自動車で移動中においても、FAX情
報を受信したり、また送信できるようにした車載用ファ
クシミリが種々提案されるとともに、実用化されてい
る。例えば、特開平3─188752号公報には、サー
マルヘッドやプラテンローラを有する印字機構と、読取
り機構とを設け、コンソールボックスの内部に設けた
り、コンソールボックスの内部に引き出し可能に設けた
り、リヤセンターコンソールに移動可能に設けたり、グ
ローボックス内に設けるようにした車載用ファクシミリ
が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記特開平3
─188752号公報に記載の車載用ファクシミリにお
いては、車載用ファクシミリをコンソールボックスの内
部や、運転席から離れたグローボックス内に設けるよう
にしているので、受信して記録された記録用紙を取り出
す場合や、原稿を送信する場合、運転席に居る運転手に
とっては操作し難いという問題がある。また、そのファ
クシミリには、通常の場合ハンドセットが設けられて電
話機能を有しているが、ファクシミリに一体的になって
いることから、分離して持ち運ぶことができず、携帯用
電話として有効活用できないという問題がある。
【0004】また、車載用ファクシミリに設けた印字機
構においては、サーマルヘッドで記録する為に、感熱紙
を使用することから、用紙のコストが高くなるという問
題がある。そこで、安価な普通紙を使用する場合には、
感光体ドラムに静電潜像を形成する一方、トナーで現像
処理して記録するレーザプリンタなどを設けることが考
えられるが、トナーを用いる現像機構を採用することに
なり、現像機構が大型化し、車載用ファクシミリをコン
ソールボックスやグローボックスなどの大きな収納スペ
ースに設けることになり、記録した用紙の取り出し操作
や、原稿を送信する送信操作などの操作性に欠けること
になる。
【0005】本発明は、画像記録機構や画像読取り機構
を小型化して、ダッシュボード中央部のDINサイズの
収納ボックスにも収容可能に小型化且つ軽量化を図り、
しかも操作性を向上し得るような車載用ファクシミリを
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の車載用ファク
シミリは、無線回線を介して通信データを送受信可能な
送受信手段と、送受信手段により受信された通信データ
を受けて記録用紙に記録する画像記録手段と原稿の画像
を読み取って送受信手段に出力する画像読み取り手段と
を有するファクシミリ本体部とを備えた車載用ファクシ
ミリにおいて、画像記録手段は、所定の幅を有し、静電
潜像を担持して静電潜像を幅方向と略直交する方向に移
動させるドラム状又はベルト状の潜像担持体と、潜像担
持体の表面に流動性を有する流動性現像剤を供給する現
像剤供給手段とを備え、現像剤供給手段は、先端部が潜
像担持体の表面に接近して対向する一様な微小間隙を形
成してなる幅方向と略平行に延びるスリット部材と、流
動性現像剤をスリット部材の微小間隙の先端部から微小
量だけ突出させる為の現像剤突出手段とを有するもので
ある。
【0007】各流動性現像剤は、油性又は水性の溶剤に
少なくとも固体微粒子状のトナー(結着剤、顔料又は染
料、を含む)を分散させて帯電させたものである。記録
しないとき、現像剤突出手段を作動させない状態では、
流動性現像剤がスリット部材の微小間隙の先端部から突
出しないため流動性現像剤が潜像担持体に供給されな
い。このとき、流動性現像剤が微小間隙から漏出するこ
とはなく、流動性現像剤がスリット部材の微小間隙の先
端から蒸発する量も微小である。
【0008】一方、記録するとき、現像剤突出手段を作
動させて流動性現像剤をスリット部材の微小間隙の先端
部から微小量だけ一旦突出させると、流動性現像剤が潜
像担持体の表面に接触し、それ以降流動性現像剤が潜像
担持体の表面に薄膜状に継続的に供給される。潜像担持
体の表面において、流動性現像剤中の帯電されたトナー
が静電潜像へ静電気力により付着し、静電潜像以外へは
付着しない。その後、静電潜像の移動方向下流側におい
て潜像担持体の表面に現像された像を記録媒体に転写す
ることで、記録媒体にプリントすることができる。
【0009】請求項2の車載用ファクシミリは、無線回
線を介して通信データを送受信可能な送受信手段と、送
受信手段により受信された通信データを受けて記録用紙
に記録する画像記録手段と原稿の画像を読み取って送受
信手段に出力する画像読み取り手段とを有するファクシ
ミリ本体部とを備えた車載用ファクシミリにおいて、画
像読み取り手段は、2つ折りされた原稿の表面と裏面の
画像を読み取って表面の画像データと裏面の画像データ
とに基づいて、1枚の原稿に対応する画像データを作成
する読み取り画像データ作成手段を備え、画像記録手段
は、1枚の原稿に対応する画像データに基づいて、2つ
折りされた記録用紙の表面記録用の画像データと裏面記
録用の画像データとを作成する記録画像データ作成手段
を備えたものである。
【0010】画像読み取り手段においては、読み取り画
像データ作成手段は、2つ折りされた原稿の表面と裏面
の画像を読み取って表面の画像データと裏面の画像デー
タとに基づいて、1枚の原稿に対応する画像データを作
成するので、画像読取り手段の画像読取り部を原稿の半
幅分に小型化して、2つ折りされた原稿の表面と裏面と
に分割した画像を読み取ることができることから、画像
読取り手段を小型化することができる。更に、画像記録
手段においては、記録画像データ作成手段は、1枚の原
稿に対応する画像データに基づいて、2つ折りされた記
録用紙の表面記録用の画像データと裏面記録用の画像デ
ータとを作成するので、画像記録手段の記録部を記録用
紙の半幅分に小型化して、2つ折りされた記録用紙に表
面と裏面とに分割して記録することができることから、
画像記録手段を小型化することができる。
【0011】請求項3の車載用ファクシミリは、請求項
2の発明において、エンジンのアイドリング状態を検知
するアイドリング検知手段を設け、アイドリング状態の
ときに限って、画像記録手段に対して受信した通信デー
タの記録を許可するように構成されたものである。アイ
ドリング検知手段でエンジンのアイドリング状態が検知
されたときには、自動車は走行していない状態であり、
この状態の時に限って受信した通信データの記録が許可
されるので、受信するFAX情報に気が取られても安全
である。その他、請求項2と同様の作用を奏する。
【0012】請求項4の車載用ファクシミリは、請求項
2の発明において、エンジンのアイドリング状態を検知
するアイドリング検知手段を設け、送受信手段は、携帯
電話方式の通信データを送受信する携帯式電話機とPH
S方式の通信データを送受信するPHS式電話機とを備
え、走行中はPHS式電話機による通信を禁止する通信
禁止手段を備えたものである。PHS式電話機として
は、通話料金が低額であり反面、高速で移動中に無線回
線を中継する中継局の切換えに際して、回線が切断され
る可能性があることから、走行中においては、通信禁止
手段によりデジタル式電話機の通信が禁止されるので、
通信の不意な中断を防止することができる。その他、請
求項2と同様の作用を奏する。
【0013】請求項5の車載用ファクシミリは、請求項
2の発明において、前記送受信手段に受信した通信デー
タを記憶するデータメモリを設け、送受信手段をファク
シミリ本体部に対して分離可能に構成したものである。
送受信手段をファクシミリ本体部から分離して持ち歩く
ことができ、持ち歩きながら携帯電話として使用でき、
送信手段を有効的に活用できるとともに、持ち歩いてい
るときにもFAX情報を受信してデータメモリに記憶す
ることができる。そして、送受信手段をファクシミリ本
体部に接続したときに、その受信したFAX情報を記録
することができる。その他、請求項2と同様の作用を奏
する。
【0014】請求項6の車載用ファクシミリは、請求項
2の発明において、前記画像記録手段は、所定の幅を有
し、静電潜像を担持して静電潜像を幅方向と略直交する
方向に移動させるドラム状又はベルト状の潜像担持体
と、潜像担持体の表面に流動性を有する流動性現像剤を
供給する現像剤供給手段とを備え、現像剤供給手段は、
先端部が潜像担持体の表面に接近して対向する一様な微
小間隙を形成してなる幅方向と略平行に延びるスリット
部材と、流動性現像剤をスリット部材の微小間隙の先端
部から微小量だけ突出させる為の現像剤突出手段とを有
するものである。この場合、画像記録手段は請求項1と
同様の構成なので、請求項1と同様に作用する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面に基づいて説明する。本実施形態は、1つのア
ンテナでカバーされる通信エリアが大きい携帯電話方式
の通信データを送受信可能なアナログ式の携帯(自動
車)電話機と、1つのアンテナでカバーされる通信エリ
アが小さいPHS方式の通信データを送受信可能なPH
S(パーソナル・ハンディホン・システム)型の電話機
とを夫々着脱可能に装着した車載用ファクシミリに本発
明を適用した場合のものである。図1に示すように、車
載用ファクシミリ10のファクシミリ本体部13は、自
動車1のダッシュボード2の車幅方向中央部に設けられ
ている多目的用の収納ボックス3に収納され、インダッ
シュ型に構成されている。
【0016】この収納ボックス3は、DINサイズ
(幅:178mm 、高さ:50mm 、奥行き:184mm)に規格化さ
れたオーディオ装置やカーナビゲーション装置などを収
納し得るように設けられたのもである。この車載用ファ
クシミリ10は、無線回線を介してアナログの通信デー
タを送受信可能なアナログ式の携帯用電話機(送受信手
段に相当する)11と、無線回線を介してデジタルの通
信データを送受信可能なデジタル式の携帯用電話機(送
受信手段に相当する)12と、原稿の画像を読み取る画
像読み取り機構40と受信した通信データ(画像デー
タ)を記録用紙Pに記録する画像記録機構50などを有
するファクシミリ本体部13とから構成されている。
【0017】携帯電話機11は、図2に示すように、フ
ァクシミリ本体部13にコネクタ20を介して接続され
た着脱可能なハンドセットであり、送受信制御回路21
と、音声変復調回路22と、FAX用モデム23と、メ
モリ回路24と、制御装置25に加えて音声変復調回路
22に接続されたスピーカ22a及びマイク22bと、
制御装置25に接続され、ダイヤル入力の為のテンキー
と複数の機能キーとを設けた操作パネル28、電源とし
てのバッテリ27などで構成されている。アンテナ26
を介してアナログの通信データを送受信制御回路21で
自動着信した際には、受信した空中伝送波(FM電波)
に含まれるアナログのFAX用データ(画像データ)
は、音声変復調回路22で復調され、その復調された音
声のデータがFAX用モデム23でデジタルの画像信号
に変換され、制御装置25を介してメモリ回路24に一
次的に格納する一方、必要に応じて、コネクタ20を介
してファクシミリの本体部13に出力するようになって
いる。
【0018】また、画像データの送信の際には、受信の
場合と逆に、メモリ回路24に格納されているデジタル
の画像データは、制御回路25で読出されて、FAX用
モデム23でアナログの音声帯域の信号に変調し、更に
FM信号に変調したアナログの通信データを送受信制御
回路21を介して空中伝送波(FM電波)としてアンテ
ナ26から送信出力するようになっている。ここで、携
帯電話機11は、ファクシミリ本体部13から取り外し
たときには、操作パネル28のキーを操作する一方、ス
ピーカ22aやマイク22bにより携帯用電話機として
機能するとともに、各回路21〜25、28には所定の
容量のバッテリ27を電源として電力が供給される。
【0019】一方、PHS方式の電話機12は、図3に
示すように、ファクシミリ本体部13にコネクタ30を
介して接続された着脱可能なハンドセットであり、送受
信制御回路31と、デジタル信号変復調回路32と、コ
ーデック33と、これに接続されたスピーカ33a及び
マイク33bと、メモリ回路34と、制御装置35と、
操作パネル38、バッテリ37などで構成されている。
アンテナ36を介してデジタルの通信データを送受信制
御回路31で自動着信した際には、受信した空中伝送波
(FM電波)に含まれるデジタルのFAX用データ(画
像データ)は、デジタル信号変復調回路32で復調さ
れ、その復調されたデジタルの画像データは、制御装置
35を介してメモリ回路34に一次的に格納する一方、
必要に応じて、コネクタ30を介してファクシミリ本体
部13に出力するようになっている。
【0020】また、画像データの送信の際には、受信の
場合と逆に、メモリ回路34に格納されているデジタル
の画像データは、制御回路35で読出されて、デジタル
信号変復調回路32によりデジタルのFM信号に変調し
た通信データを送受信制御回路31を介して空中伝送波
(FM電波)としてアンテナ36から送信出力するよう
になっている。ここで、PHS方式の電話機12は、フ
ァクシミリ本体部13から取り外したときには、携帯用
電話機として機能するとともに、各回路31〜35、3
8には所定の容量のバッテリ37を電源として電力が供
給される。
【0021】次に、ファクシミリ本体部13について、
図4に基づいて説明する。前記収納ボックス3内に収納
可能な大きさを有する箱状の本体ケース14内には、原
稿の画像を読み取る画像読み取り機構(画像読み取り手
段に相当する)40と、受信した画像データを記録用紙
Pに記録する画像記録機構50とが設けられている。先
ず、画像読み取り機構40について説明する。
【0022】原稿は、例えばA4版サイズであり、搬送
方向15と平行な折り目で2つ折りにされて、用紙挿入
口14aから、図示外の搬送機構の複数の搬送ローラ1
7により搬送される搬送経路16を経て用紙排出口14
bまで搬送されるようになっており、その搬送経路16
に近接状で且つ対向する第1及び第2読み取りセンサ4
1,42が、搬送方向15と直交状、つまり水平に設け
られている。即ち、これら読み取りセンサ41,42の
各々は、多数のCCD(電荷結合素子)を列設したもの
であり、原稿の半幅分の長さでよく、画像読み取り機構
40を小型化することができる。
【0023】次に、画像記録機構50について説明す
る。この画像記録機構50は、静電潜像が形成される感
光体ドラム(潜像担持体に相当する)51と、帯電器5
2と、その感光体ドラム51上に静電潜像を形成するL
EDアレイ53と、その静電潜像を流動性現像剤56で
現像する現像剤供給機構54(現像剤供給手段に相当す
る)と、感光体ドラム51上のトナー画像を記録用紙P
に転写する転写ローラ18などを備えている。
【0024】即ち、図4に示すように、帯電器52とL
EDアレイ53と現像剤供給機構54とが、感光体ドラ
ム51の回転方向の上流側から順に配設されている。感
光体ドラム51は、記録用紙Pの略半幅分の幅寸法を有
し、導電体からなる支持体51aの外周部に、ポリカー
ボネートに光導電性樹脂を分散させた所定厚さの光導電
層51bを形成した多層構造のドラムである。
【0025】帯電器52は、スコロトロン型であり、タ
ングステンなどからなる帯電用ワイヤからコロナ放電を
発生させて、感光体ドラム51の表面を一様に+電位
(例えば、約800V)に帯電させるようになってい
る。ここで、スコロトロン型の帯電器52に代えて、シ
リコンゴムなどの導電性ゴムを有する公知の帯電用ロー
ラを用いることも可能である。次に、LEDアレイ53
は、例えば、赤色光を発する多数の発光ダイオード素子
を例えば400 〜600DPI(dot/inch)の所定のピッチにてド
ラム幅方向に直線状に配列したものであり、一様に帯電
された感光体ドラム51の表面に向けて、画像に対応す
る発光ダイオード素子を選択的に発光させることで画像
の潜像を形成することができる。
【0026】一方、感光体ドラム51に記録用紙Pを介
して押圧接触する転写ローラ18が配設され、搬送機構
からの駆動力を受けて感光体ドラム51と転写ローラ1
8とが夫々所定の回転方向に同期して回転駆動され、感
光体ドラム51が図示の方向に回転されて、感光体ドラ
ム51の表面に担持されているトナー画像が転写ローラ
18により記録用紙Pに転写されるようになっている。
【0027】次に、現像剤供給機構54について、図4
〜図6に基づいて説明する。この現像剤供給機構54
は、現像剤を収容する現像剤タンク55と、この現像剤
タンク55の前端側に取付けられたスリット部材58
と、スリット部材58に取付けられたバイアス電極6
2,63及び現像剤突出用アクチュエータ(現像剤突出
手段に相当する)64と、圧力変動防止機構67等で構
成されている。
【0028】先ず、現像剤タンク55は、流動性現像剤
56を収容するようになっており、その上端部には、例
えばソレノイド式のニードル弁からなる圧力調整弁57
が設けられ、現像剤タンク55内の圧力を電気的に微調
節可能になっている。ここで、流動性現像剤56は、ア
イソパーなどの揮発性のある有機溶剤に、少なくとも結
着剤や顔料又は染料等を含む0.1 〜10. μmの粒径の微
粉状のトナーを分散させて帯電させた液状トナーであ
る。更に、現像剤タンク55には、圧力変動防止機構6
7が内蔵されている。この圧力変動防止機構67は、複
数枚の流動抵抗板68を、現像剤供給通路を確保しなが
ら千鳥状に配置したもので、圧力調整弁57の作用によ
り現像剤タンク55内の圧力が急激に変化したとして
も、圧力変化がスリット部材58内の流動性現像剤56
に直接伝播するのを緩衝して流動性現像剤56が溢れ出
るのを防止する。
【0029】前記スリット部材58は、感光体ドラム5
1の幅寸法と略同様の幅寸法を有し且つ前後方向に所定
の長さ寸法を有する矩形状の薄い(例えば、約0.5mm)ガ
ラス板からなる上下1対の平板60,61を一様な微小
間隙59(例えば、0.1mm )をあけて略水平に対向させ
たものであり、その微小間隙59の先端部は感光体ドラ
ム51の表面に接近するとともに、その基端部は現像剤
タンク55の前端部に接続されている。各平板60,6
1の外側には、図6(a)に示すように、微小間隙59
を通過する流動性現像剤56中のトナー粒子に対して現
像バイアスを印加する為に所定の電位(例えば、+300
〜+500 V)に設定されたバイアス電極62,63が平
板60,61の幅方向全体に亙って貼着されるととも
に、上側の平板60の内側には、現像剤突出用アクチュ
エータ64が平板60の幅方向全体に亙って貼着されて
いる。
【0030】即ち、図6(a)に示すように、現像剤突
出用アクチュエータ64は、薄い金属板65(例えば、
ステンレス製)に、伸縮方向を前後方向に向けた圧電素
子66を全面に亙って貼着したバイメタル的な構造のも
のであり、金属板65の前後両端部と左右両端部だけ平
板60に貼着されている。流動性現像剤56を供給して
プリントする際には、圧電素子66に駆動電圧を印加し
続けるが、圧電素子66に駆動電圧が印加されると、圧
電素子66が前後方向に伸長変形するときに、金属板6
5と圧電素子66とは、図6(b)に示すように、その
前後方向の中央部分が微小間隙59側に一気に膨らむの
で、その微小間隙59内の流動性現像剤56の圧力が増
し、その流動性現像剤56の一部が微小間隙59の先端
部から外部に突出する。
【0031】すると、図5(b)に示すように、その突
出した流動性現像剤56の一部が感光体ドラム51の表
面に付着する。一旦感光体ドラム51の表面に付着する
と、流動性現像剤56の表面張力が作用するため途切れ
ることがなく、移動する感光体ドラム51の表面全体に
亙って流動性現像剤56が均一に継続的に供給され、L
EDアレイ53により露光することで形成された感光体
ドラム51上の静電潜像を現像することができる。尚、
現像剤タンク55に設けた圧力調整弁57を調節するこ
とにより、現像剤タンク55内の気相部の圧力を調節で
きるので、スリット部材58の微小間隙59から感光体
ドラム51に供給される流動性現像剤56の供給量を調
節することができる。
【0032】一方、圧電素子66は、駆動電圧が供給さ
れなくなると、図6(a)に示すように、元の形状に収
縮変形するため微小間隙59内が負圧になって、微小間
隙59から突出していた流動性現像剤56が、微小間隙
59内へ一気に吸引されて分断され、図5(a)に示す
ように、微小間隙59から感光体ドラム51の表面に流
動性現像剤56が供給されなくなる。そして、給紙され
た記録用紙Pが感光体ドラム51と転写ローラ18との
間に送り込まれ、感光体ドラム51上に有するトナー画
像が、転写ローラ18に印加されている転写用バイアス
電圧(−1000V)により、搬送された用紙Pに転写されて
プリントされる。その後、次回の画像形成の為に、感光
体ドラム51は、常に接触状に設けられたクリーナー部
材19によりクリーニング処理される。
【0033】ここで、現像剤タンク55に内蔵された圧
力変動防止機構67により、現像剤突出用アクチュエー
タ64の伸長変形や収縮変形による微小間隙59内の急
激な圧力変動のタンク55 内への伝播が防止されるの
で、現像剤突出用アクチュエータ64による流動性現像
剤56の突出作用や吸引作用を効率良く且つ確実に行う
ことができる。
【0034】次に、車載用ファクシミリ10の制御系
は、図7のブロック図に示すように構成されている。制
御装置70の入出力インターフェース74には、電源キ
ーや各種の操作スイッチや表示ランプなどが設けられた
操作パネル76と、複数の搬送ローラ17を搬送機構を
介して駆動する搬送駆動モータ77の為の駆動回路78
と、帯電器52の為の駆動回路79と、LEDアレイ5
3の為の駆動回路80と、転写ローラ18に転写作用の
為の−1000Vを付与する駆動回路89と、圧電素子65
の為の駆動回路81と、バイアス電極62,63の為の
駆動回路82と、第1読み取りセンサ41の為のS/P
変換器(シリアル/パラレル変換器)83と、第2読み
取りセンサ42の為のS/P変換器84と、液晶ディス
プレイ(LCD)86の為のディスプレイコントローラ
(DC)85とが夫々接続されている。
【0035】更に、入出力インターフェース74には、
自動車1に設けられている車速センサ87から速度信号
SSと、イグニションスイッチ88からのエンジン起動
信号ISとが入力可能になっている。そして、アナログ
式携帯電話機11は、コネクタ20を介してバス75に
接続されるとともに、PHS方式電話機12は、コネク
タ30を介してバス75に接続されている。
【0036】制御装置70は、CPU71と、このCP
U71にデータバスなどのバス75を介して接続された
入出力インターフェース74と、ROM72及びRAM
73と、駆動回路78〜82などから構成されている。
ROM72には、通信データを送信及び受信する為の送
受信制御プログラム、画像の読み取り処理や記録処理に
関する各種の制御プログラムなどが格納されている。ま
た、RAM73には、受信した画像データを記憶する画
像データメモリに加えて、各種のメモリやバッファが必
要に応じて設けられている。
【0037】次に、車載用ファクシミリ10の制御装置
70で行われる通信データ送受信制御のルーチンについ
て、図8〜図11のフローチャートに基づいて説明す
る。但し、図中の符号Si(i=10、11、12・・
・)は各ステップである。車載用ファクシミリ10が自
動車1のバッテリに接続されるとこの制御が開始され、
先ず、各電話機11,12が取り外された状態からコネ
クタ20,30に接続されたか否か(S10)、通信デー
タを受信したか否か(S11)、通信データを送信するか
否か(S12)、が繰り返して判定される。
【0038】そして、無線回線を介して、電話機11,
12の何れかから通信データを受信したときには(S1
1:Yes )、通信データ受信処理制御(図9参照)が実
行される(S17)。この制御が開始されたときに、イグ
ニションスイッチ88からのエンジン起動信号ISに基
づいて、エンジンが停止中のときには(S30:Yes )、
その受信した通信データを、受信した電話機11,12
のメモリ回路24,34に格納する通信データ格納処理
が実行される(S31)。これにより、エンジン停止中に
おけるバッテリの不用意な電力消費が防止される。そし
て、エンジンが起動されたときには(S32:Yes )、デ
ィスプレイ86に、メッセージ「FAX受信」が表示さ
れ(S33)、この制御を終了して、通信データ送受信制
御のS18にリターンする。
【0039】一方、この制御の開始時に、エンジンが起
動されており、携帯電話方式通信データの受信時には
(S34:No)、S31と同様の通信データ格納処理が実行
され(S36)、S33を経て前記S18にリターンする。と
ころで、エンジンが起動されているが、PHS方式の通
信データを受信したときに、車速センサ87からの速度
信号SSに基づいてアイドリング状態であり、走行して
いないときには(S35:Yes )、S36が実行され、S33
を経て前記S18にリターンする。しかし、走行状態のと
きには(S35:No)、通信データの受信途中で、無線回
線を中継する中継局の切換えに際して、回線が切断され
る可能性があることから、無線回線が遮断され(S3
7)、通信データ送受信制御のS10に移行する。
【0040】そして、通信データ送受信制御において、
記録処理制御(図10参照)が実行される(S18)。こ
の制御が開始されると、先ずメモリ回路24,34に格
納されている受信データに基づいて画像データを作成
し、その画像データを左半分と右半分とに2分割する分
割処理が実行される(S40)。即ち、送信側の1枚の原
稿に対応する受信した画像データに基づいて、2つ折り
された記録用紙PのA面(表面に相当する)記録用の画
像データと、そのB面(裏面に相当する)記録用の画像
データとが作成される。ここで、S40が記録画像データ
作成手段に相当する。
【0041】次に、ディスプレイ86に、メッセージ
「A面を表にして用紙をセットして下さい」が表示され
(S41)、セットされた2つ折り記録用紙PのA面に画
像を記録するA面記録処理が実行される(S42)。この
ときには、前述したように、A面の画像データに基づい
てLEDアレイ53により、感光体ドラム51上に静電
潜像が形成され、現像剤供給機構54により現像処理さ
れ、転写ローラ18で記録用紙PのA面に画像記録され
る。次に、メッセージ「用紙を裏返して下さい」がディ
スプレイ86に表示されるので(S43)、セットされた
2つ折り記録用紙PのB面に画像を記録するB面記録処
理が実行され(S44)、この制御を終了して、通信デー
タ送受信制御のS10にリターンする。
【0042】ところで、通信データ送受信制御におい
て、搬送方向15と平行な折り目で2つ折りした原稿
が、ファクシミリ本体部13の用紙挿入口14aにセッ
トされたときには、図示外の原稿検出センサにより通信
データの送信が検出されたときに(S12:Yes )、アイ
ドリング状態であり、走行していないときには(S13:
Yes )、ディスプレイ86に、メッセージ「何れの電話
機でも送信可能」が表示され(S14)、通信データ送信
処理制御(図11参照)が実行されるが(S15)、走行
しているときには(S13:No)、通信データの送信途中
で、使用中の無線回線が中継局の切換えに際して切断さ
れる可能性があることから、メッセージ「携帯電話機で
送信可能」がディスプレイ86に表示され(S19)、S
15の送信処理が実行される。
【0043】この通信データ送信処理制御が開始される
と、送信する相手先の電話番号を入力する入力処理が実
行される(S50)。そして、セットされている2つ折り
原稿のA面の画像データを第1読取りセンサ41で読み
取る読取り処理と、B面の画像データを第2読取りセン
サ42で読み取る読取り処理とが同時に実行され(S5
1)、これら読取られたA面の画像データとB面の画像
データとを合成して、1枚の原稿に対応する画像データ
をが作成される(S52)。ここで、S52が読取り画像デ
ータ作成手段に相当する。
【0044】次に、入力された相手先の電話番号に基づ
いて、携帯電話方式で送信するときには(S53:Yes
)、送信する画像データがメモリ回路24に転送して
格納され、アナログの通信データに変換処理され(S5
4)、最終的にFM信号に変調したアナログの通信デー
タが空中伝送波(FM電波)としてアンテナ26から無
線回線を介して送信出力され(S55)、この制御を終了
して、前記S10にリターンする。一方、PHS方式で送
信するときには(S53:No)、送信する画像データがメ
モリ回路34に転送して格納され、デジタルの通信デー
タに変換処理され(S56)、最終的にFM信号に変調し
たデジタルの通信データが空中伝送波としてアンテナ3
6から無線回線を介して送信出力され(S55)、前記S
10にリターンする。
【0045】ところで、通信データ送受信制御におい
て、ファクシミリ本体部13から取り外されて、持ち歩
かれていた何れかの携帯用電話機11,12がファクシ
ミリ本体部13に接続されたときに(S10:Yes )、そ
の持ち歩かれている間に画像データが受信されてメモリ
回路24,34に格納されていたときには(S16:Ye
s)、そのメモリ回路24,34の受信データを読み出
して記録する記録処理が実行され(S18)、S10に移行
する。ここで、S13、S35がアイドリング検知手段に相
当する。
【0046】以上説明した車載用ファクシミリ10にお
いては、静電潜像を担持して所定の回転方向に回転され
る感光体ドラム51と、感光体ドラム51の表面に流動
性を有する流動性現像剤56を供給する現像剤供給機構
54とを備え、現像剤供給機構54は、先端部が感光体
ドラム51の表面に接近して対向する一様な微小間隙5
9を形成してなる幅方向と略平行に延びるスリット部材
58と、流動性現像剤56を微小間隙59の先端部から
微小量だけ突出させる為の現像剤突出用アクチュエータ
64とを有するので、記録しないとき、現像剤突出用ア
クチュエータ64を作動させない状態では、流動性現像
剤56が微小間隙59の先端部から突出しないため、流
動性現像剤56が感光体ドラム51に供給されない。こ
のとき、流動性現像剤56が微小間隙59から漏出する
ことはなく、また流動性現像剤56から発生する臭気を
大幅に低減することができ、現像機構を小型化して画像
記録機構50の大幅な小型化・軽量化が図れて、車載用
ファクシミリ10を、ダッシュボード2の中央部のDI
Nサイズの収納ボックス3に収容可能であり、運転手に
よる操作性を向上することができる。
【0047】画像読み取り機構40は、2つ折りされた
原稿のA面とB面の画像を第1及び第2読取りセンサ4
1,42で読み取って(S51)、A面の画像データとB
面の画像データとに基づいて、1枚の原稿に対応する読
み取り画像データを作成(S52)し、画像記録機構50
は、1枚の原稿に対応する画像データに基づいて、2つ
折りされた記録用紙PのA面記録用の画像データとB面
記録用の画像データとを作成(S40)するので、第1及
び第2読取りセンサ41,42を原稿の半幅分に小型化
して画像読取り機構40を小型化することができる上、
感光体ドラム51や帯電器52やLEDアレイ53や現
像剤供給機構54などの記録部を記録用紙Pの半幅分に
小型化して画像記録機構50を小型化することができ、
車載用ファクシミリ10を、ダッシュボード2の中央部
のDINサイズの収納ボックス3に収容可能であり、運
転手による操作性を向上することができる。
【0048】アナログの通信データを送受信するアナロ
グ式の携帯電話機11と、デジタルの通信データを送受
信するPHS方式の携帯電話機12とを備え、エンジン
のアイドリング状態でなく走行中においては、PHS方
式電話機12による通信を禁止するので、PHS方式電
話機12としては、高速で移動中に無線回線を中継する
中継局の切換えに際して、回線が切断される可能性があ
ることから、走行中の通信が禁止され、通信の不意な中
断を防止することができる。
【0049】また、電話機11,12に、受信した通信
データを記憶するメモリ回路24,34を設け、これら
電話機11,12はファクシミリ本体部13に対して分
離可能なので、各電話機11,12をファクシミリ本体
部13から分離して持ち歩くことができ、持ち歩きなが
ら携帯電話として使用でき、有効的に活用できるととも
に、持ち歩いているときにもFAX情報を確実に受信し
てメモリ回路24,34に記憶することができ、各電話
機11,12をファクシミリ本体部13に接続したとき
に、その受信したFAX情報を記録することができる。
更に、何れの電話機11,12であっても、アイトリン
グ状態のときに限って通信データを記録するように構成
する場合には、受信するFAX情報に気を取られても安
全である。
【0050】尚、感光体ドラム51に代えて可撓性の感
光体ベルトで構成したり、現像剤突出用アクチュエータ
53を1対の平板49,50の各々の内側に夫々設けて
構成したり、1つの読み取りセンサだけを設け、2つ折
りした原稿のA面とB面とを2回に分けて片面ずつ読み
取るように構成したり、4色(イエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラック)分の現像剤供給機構を設け、受信した
カラーの画像データをカラープリントする等、前記実施
形態に関し、既存の技術や当業者に自明の技術に基づい
て種々の変更を加えることもあり得る。ところで、図1
2に示すように、1つのハンドセットに、送受信制御回
路91や変復調回路92,94等の回路や機器90〜1
01を備え、携帯電話方式とPHS方式の両方の通信機
能を兼ね備えた電話機であってもよい。また、レーザ光
を発生するレーザキャナユニットを有する画像記録機構
を備えるなどの各種の車載用ファクシミリに本発明を適
用し得ることは勿論である。
【0051】
【発明の効果】請求項1の車載用ファクシミリによれ
ば、所定の幅を有し、静電潜像を担持して静電潜像を幅
方向と略直交する方向に移動させるドラム状又はベルト
状の潜像担持体と、潜像担持体の表面に流動性を有する
流動性現像剤を供給する現像剤供給手段とを備え、現像
剤供給手段は、先端部が潜像担持体の表面に接近して対
向する一様な微小間隙を形成してなる幅方向と略平行に
延びるスリット部材と、流動性現像剤を微小間隙の先端
部から微小量だけ突出させる為の現像剤突出手段とを有
するので、記録しないとき、現像剤突出手段を作動させ
ない状態では、流動性現像剤が微小間隙の先端部から突
出しないため流動性現像剤が潜像担持体に供給されな
い。このとき、流動性現像剤が微小間隙から漏出するこ
とはなく、また流動性現像剤から発生する臭気を大幅に
低減することができ、現像機構を小型化して画像記録手
段の大幅な小型化・軽量化が図れて、車載用ファクシミ
リを、ダッシュボード中央部のDINサイズの収納ボッ
クスにも収容可能になり、運転手による操作性を向上す
ることができる。
【0052】請求項2の車載用ファクシミリによれば、
画像読み取り手段は、2つ折りされた原稿の表面と裏面
の画像を読み取って表面の画像データと裏面の画像デー
タとに基づいて、1枚の原稿に対応する画像データを作
成する読み取り画像データ作成手段を備え、画像記録手
段は、1枚の原稿に対応する画像データに基づいて、2
つ折りされた記録用紙の表面記録用の画像データと裏面
記録用の画像データとを作成する記録画像データ作成手
段を備えたので、画像読取り部を原稿の半幅分に小型化
して画像読取り手段を小型化することができる上、記録
部を記録用紙の半幅分に小型化して画像記録手段を小型
化することができ、車載用ファクシミリを、ダッシュボ
ード中央部のDINサイズの収納ボックスにも収容可能
になり、運転手による操作性を向上することができる。
【0053】請求項3の車載用ファクシミリによれば、
請求項2と同様の効果を奏するが、エンジンのアイドリ
ング状態を検知するアイドリング検知手段を設け、アイ
ドリング状態のときに限って、画像記録手段に対して受
信した通信データの記録を許可するので、受信するFA
X情報に気が取られても安全である。
【0054】請求項4の車載用ファクシミリによれば、
請求項2と同様の効果を奏するが、エンジンのアイドリ
ング状態を検知するアイドリング検知手段を設け、送受
信手段は、携帯電話方式の通信データを送受信する携帯
式電話機とPHS方式の通信データを送受信するPHS
式電話機とを備え、走行中はPHS式電話機による通信
を禁止する通信禁止手段を備えたので、PHS式電話機
としては、高速で移動中に無線回線を中継する中継局の
切換えに際して、回線が切断される可能性があることか
ら、走行中の通信が禁止され、通信の不意な中断を防止
することができる。
【0055】請求項5の車載用ファクシミリによれば、
請求項2と同様の効果を奏するが、送受信手段に受信し
た通信データを記憶するデータメモリを設け、送受信手
段をファクシミリ本体部に対して分離可能なので、送受
信手段をファクシミリ本体部から分離して持ち歩くこと
ができ、持ち歩きながら携帯電話として使用でき、送信
手段を有効的に活用できるとともに、持ち歩いていると
きにもFAX情報を確実に受信してデータメモリに記憶
することができ、送受信手段をファクシミリ本体部に接
続したときに、その受信したFAX情報を記録すること
ができる。
【0056】請求項6の車載用ファクシミリによれば、
請求項2と同様の効果を奏するが、画像記録手段は、所
定の幅を有し、静電潜像を担持して静電潜像を幅方向と
略直交する方向に移動させるドラム状又はベルト状の潜
像担持体と、潜像担持体の表面に流動性を有する流動性
現像剤を供給する現像剤供給手段とを備え、現像剤供給
手段は、先端部が潜像担持体の表面に接近して対向する
一様な微小間隙を形成してなる幅方向と略平行に延びる
スリット部材と、流動性現像剤をスリット部材の微小間
隙の先端部から微小量だけ突出させる為の現像剤突出手
段とを有するので、請求項1と同様に効果を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車に搭載された車載用ファクシミリの概略
斜視図である。
【図2】アナログ式携帯電話機の構成図である。
【図3】デジタル式携帯電話機の構成図である。
【図4】ファクシミリ本体部の要部縦断側面図である。
(a)は、現像しないときのスリット部材の部分拡大縦
断側面図であり、(b)は、現像するときの(a)相当
図である。
【図5】(a)は現像しないときの現像剤供給機構の要
部縦断側面図であり、(b)は現像するときの(a)相
当図である。
【図6】(a)は現像しないときの現像剤供給機構の要
部縦断側面図であり、(b)は現像するときの(a)相
当図である。
【図7】車載用ファクシミリの制御系のブロック図であ
る。
【図8】通信データ送受信制御のルーチンの概略フロー
チャートである。
【図9】通信データ受信処理制御のルーチンの概略フロ
ーチャートである。
【図10】記録処理制御のルーチンの概略フローチャー
トである。
【図11】通信データ送信処理制御のルーチンの概略フ
ローチャートである。
【図12】携帯電話方式とPHS方式の通信機能を有す
る電話機の構成図である。
【符号の説明】
10 車載用ファクシミリ 11 アナログ式携帯電話機 12 PHS方式携帯電話機 40 画像読み取り機構 41 第1読取りセンサ 42 第2読取りセンサ 50 画像記録機構 51 感光体ドラム 54 現像剤供給機構 58 スリット部材 64 現像剤突出用アクチュエータ 65 金属板 66 圧電素子
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年8月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】 ファクシミリ本体部の要部縦断側面図であ
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】 (a)は、現像しないときのスリット部
材の部分拡大縦断側面図であり、(b)は、現像すると
きの(a)相当図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/21 H04N 1/387 1/387 1/04 E

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線回線を介して通信データを送受信可
    能な送受信手段と、送受信手段により受信された通信デ
    ータを受けて記録用紙に記録する画像記録手段と原稿の
    画像を読み取って送受信手段に出力する画像読み取り手
    段とを有するファクシミリ本体部とを備えた車載用ファ
    クシミリにおいて、 前記画像記録手段は、 所定の幅を有し、静電潜像を担持して静電潜像を幅方向
    と略直交する方向に移動させるドラム状又はベルト状の
    潜像担持体と、 前記潜像担持体の表面に流動性を有する流動性現像剤を
    供給する現像剤供給手段とを備え、 前記現像剤供給手段は、先端部が潜像担持体の表面に接
    近して対向する一様な微小間隙を形成してなる前記幅方
    向と略平行に延びるスリット部材と、流動性現像剤をス
    リット部材の微小間隙の先端部から微小量だけ突出させ
    る為の現像剤突出手段とを有することを特徴とする車載
    用ファクシミリ。
  2. 【請求項2】 無線回線を介して通信データを送受信可
    能な送受信手段と、送受信手段により受信された通信デ
    ータを受けて記録用紙に記録する画像記録手段と原稿の
    画像を読み取って送受信手段に出力する画像読み取り手
    段とを有するファクシミリ本体部とを備えた車載用ファ
    クシミリにおいて、 前記画像読み取り手段は、2つ折りされた原稿の表面と
    裏面の画像を読み取って表面の画像データと裏面の画像
    データとに基づいて、1枚の原稿に対応する画像データ
    を作成する読み取り画像データ作成手段を備え、 前記画像記録手段は、1枚の原稿に対応する画像データ
    に基づいて、2つ折りされた記録用紙の表面記録用の画
    像データと裏面記録用の画像データとを作成する記録画
    像データ作成手段を備え、 たことを特徴とする車載用ファクシミリ。
  3. 【請求項3】 エンジンのアイドリング状態を検知する
    アイドリング検知手段を設け、アイドリング状態のとき
    に限って、画像記録手段に対して受信した通信データの
    記録を許可するように構成されたことを特徴とする請求
    項2に記載の車載用ファクシミリ。
  4. 【請求項4】 エンジンのアイドリング状態を検知する
    アイドリング検知手段を設け、前記送受信手段は、携帯
    電話方式の通信データを送受信する携帯式電話機とPH
    S方式の通信データを送受信するPHS式電話機とを備
    え、走行中はPHS式電話機による通信を禁止する通信
    禁止手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の車
    載用ファクシミリ。
  5. 【請求項5】 前記送受信手段に受信した通信データを
    記憶するデータメモリを設け、送受信手段をファクシミ
    リ本体部に対して分離可能に構成したことを特徴とする
    請求項2に記載の車載用ファクシミリ。
  6. 【請求項6】 前記画像記録手段は、 所定の幅を有し、静電潜像を担持して静電潜像を幅方向
    と略直交する方向に移動させるドラム状又はベルト状の
    潜像担持体と、 前記潜像担持体の表面に流動性を有する流動性現像剤を
    供給する現像剤供給手段とを備え、 前記現像剤供給手段は、先端部が潜像担持体の表面に接
    近して対向する一様な微小間隙を形成してなる前記幅方
    向と略平行に延びるスリット部材と、流動性現像剤をス
    リット部材の微小間隙の先端部から微小量だけ突出させ
    る為の現像剤突出手段とを有することを特徴とする請求
    項2に記載の車載用ファクシミリ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1318047A3 (en) * 2001-12-10 2003-09-17 Hewlett-Packard Company In-vehicle printing system
US7637566B2 (en) * 2004-01-02 2009-12-29 Lem Solutions, Llc Vehicle mounted printer station
EP4398216A4 (en) * 2021-09-02 2024-12-25 TRANSTRON Inc. NOTIFICATION DEVICE, NOTIFICATION METHOD AND NOTIFICATION PROGRAM

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