JPH10232429A - ファインダーレンズ光学系駆動装置およびカメラ - Google Patents
ファインダーレンズ光学系駆動装置およびカメラInfo
- Publication number
- JPH10232429A JPH10232429A JP14726997A JP14726997A JPH10232429A JP H10232429 A JPH10232429 A JP H10232429A JP 14726997 A JP14726997 A JP 14726997A JP 14726997 A JP14726997 A JP 14726997A JP H10232429 A JPH10232429 A JP H10232429A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical system
- lens optical
- finder
- magnification
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims abstract description 115
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 35
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 25
- 230000008859 change Effects 0.000 claims abstract description 8
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Viewfinders (AREA)
Abstract
らかに倍率が変化し、一方、焦点調節動作中は、ファイ
ンダー内の見え状態が変化しないようにする。 【解決手段】 このファインダーレンズ光学系駆動装置
やカメラは、モータ1の駆動力を駆動力伝達機構3を介
して伝達し、ファインダーレンズ光学系4の変倍を行
う。そして、ファインダーレンズ光学系4が係合し、か
つその倍率をなめらかに切り換えるためのカム33,3
4を設けると共に駆動力伝達機構3中に、モータ1の駆
動力が所定期間ファインダーレンズ光学系4に伝達しな
いようにした遊び領域をもった伝達係合部を設けてい
る。この伝達係合部は、例えば、ギヤ25とカム筒26
との間に設けられる。
Description
動されるカメラ等のファインダーレンズ光学系の駆動装
置の改良に関し、特に1つのモータによって撮影レンズ
光学系とファインダーレンズ光学系の2つの光学系を駆
動するカメラに適用して好適なものである。
換動作および焦点調節動作の両動作を行う機構が提案さ
れている(特開昭61−259210号公報参照)。す
なわち、この特開昭61−259210は、撮影レンズ
の移動を模式化した図10に示すように、凸レンズユニ
ット51、絞り兼用のシャッター羽根52、凹レンズユ
ニット53、撮影画面54からなる。そして、上側に描
かれている図が広角(=WIDE)状態で、レンズピン
トが∞にあっている状態の図で、下側が望遠(=TEL
E)状態で、レンズピントが最至近にあっている状態を
示す。また、その中間に示されている矢印C〜Hは、右
側に描かれているズームリングの各回転角に対する各レ
ンズユニット51,53の光軸上の位置を表している。
すなわち、矢印C〜Hは、横軸をレンズの移動量、縦軸
をズームリングの回転角とした時の各レンズ群の移動経
過(軌跡)を示すものである。
∞に合っている状態よりズームリングを30°回転させ
ると、凸レンズユニット51、シャッター羽根52およ
び凹レンズユニット53が図10のように一体的に移動
する。このため、矢印Dの間は撮影レンズ系の倍率に変
化はなく、ズームリングの回転により、WIDE状態の
ままピントの調整が行われ、30°の位置でレンズピン
トが最至近距離に合う状態となる。撮影者がもう少し倍
率を上げたいということで、ノーマル(以下、NOMと
いう)モードに切り換えると、ズームリングは90°か
ら135°の間で測距情報に基づいた位置に停止する。
所に来ると、NOM状態(TELEとWIDEの中間倍
率の状態)で∞にピントがあったレンズ位置となる。こ
の状態からさらにズームリングを回転させると、WID
Eのときと同様に45°の間はレンズ系が全体繰出しと
なってNOM状態のままピント調整が行われる。TEL
Eの時も同様に、ズームリングを180°回転させる
と、TELEでレンズピントが∞にある位置まで来て、
さらにズームリングを回動させると、TELE状態のま
ま近距離にピントが合うようなレンズ位置となる。よっ
て、このような構成にすると、単一のズームリングを回
転させるのみで、倍率調整も焦点調整も行える。
切換動作に連動させて切り換えることも行われている
(特開平1−224718号公報等参照)。このファイ
ンダーの倍率を切り換える機構としては、撮影側倍率を
切り換えるカム溝、例えば、図10に示した矢示D−E
−F−G−Hのようなステップ状のカム溝に対応させた
カム溝構造をズームファインダー駆動機構に設けるもの
や、特開平2−188708号公報に示されるように、
カム面に対しバネを利用して可動レンズ保持体の一部を
押圧するもの等が知られている。なお、このようなファ
インダーの倍率切換機構は、いずれの場合も、撮影レン
ズ光学系を駆動するモータの駆動力を途中で2つのギヤ
輪列に分割し、その一方をファインダーレンズ光学系の
駆動に利用している。
ンズ光学系用のカム溝に対応させて、ファインダー側の
カム溝をステップ状に形成したものでは、連続して倍率
切換動作を行うと、ファインダー側のカム溝が階段状に
なっているため、ファインダーのレンズが移動・停止の
繰り返しになる。そのため、ファインダー内の見え状態
が段階的に変化し、不自然な動きとなる。すなわち、撮
影レンズ光学系をTELEからWIDEへ、またはWI
DEからTELEへ動作させると、ファインダー内の状
態は、なめらかにズーミングされるものではなく、ズー
ミング状態と停止状態とが交互に繰り返される状態とな
る。
ダー側のカム溝をステップ状とせず、無段階に変化する
カム溝とする方法が考えられる。これは、ファインダー
側の倍率が撮影レンズ光学系に対して厳密に一致してい
なくても、それ程問題とならないために案出された方法
である。しかし、この解決方法の場合、連続して倍率を
切り換える際のファインダー内の見え状態は良くなる
が、逆に、焦点調節の際には、本来ファインダー内のレ
ンズを停止させたいのにも拘わらず移動してしまい、倍
率が変化してしまう。すなわち、倍率切換動作をしてい
ないのに、ファインダー内の倍率が変化するため、やは
り不自然な印象を撮影者が受けてしまう。
的としており、倍率切換動作中は、その動作に連動して
なめらかに倍率が変化し、一方、焦点調節動作中は、フ
ァインダー内の見え状態が変化しないようにしたファイ
ンダーレンズ光学系駆動装置およびカメラを提供するこ
とを目的とする。
め、請求項1記載の発明は、モータの駆動力を駆動力伝
達機構を介して伝達し、ファインダーレンズ光学系の変
倍を行うファインダーレンズ光学系駆動装置において、
ファインダーレンズ光学系が係合し、かつその倍率をな
めらかに切り換えるためのカムを設けると共に駆動力伝
達機構中に、モータの駆動力が所定期間ファインダーレ
ンズ光学系に伝達しないようにした遊び領域をもった伝
達係合部を設けている。
と、このモータによって駆動され倍率切換動作および焦
点調節動作を行う撮影レンズ光学系と、モータの駆動力
が駆動力伝達機構を介して伝達されファインダーの変倍
を行うファインダーレンズ光学系とを備えたカメラにお
いて、ファインダーレンズ光学系が係合し、かつ倍率切
換動作に連動してファインダーレンズ光学系の倍率をな
めらかに切り換えるためのカムを設けると共に、駆動力
伝達機構中に、焦点調節動作が行われる際、モータの駆
動力をファインダーレンズ光学系に伝達しない遊び領域
を有する伝達係合部を設けている。
2記載のカメラにおいて、遊び領域を、撮影レンズ光学
系のガタ取りのためモータが逆転する時間と同一範囲に
設定しかつ、その遊び領域を焦点調節動作の期間と同一
範囲に設定している。
または3記載のカメラにおいて、伝達係合部を、ファイ
ンダーレンズ光学系のレンズが係合するカム溝が設けら
れたカム筒の端面に形成された長穴と、モータの駆動力
を減速してカム筒に伝える歯車の端面に設けられると共
に、長穴に入り込み周方向に遊びをもって案内される突
起とで構成している。
撮影レンズ光学系とファインダーレンズ光学系とを駆動
する方式のものである。そして、撮影レンズ光学系は、
そのモータによって倍率切換動作と焦点調節動作の2つ
の動作が交互に生ずる、いわゆるステップズームと呼ば
れる動作を行うものとなっている。このようなカメラに
おいて、ファインダーレンズ光学系を駆動する駆動力伝
達機構中に、焦点調節動作が行われるとき、モータの駆
動力がファインダーレンズ光学系に伝わらない遊び領域
を有する伝達係合部を設けている。
学系に対して、焦点調節動作が行われるときにはファイ
ンダーレンズ光学系は動作しない。一方、撮影レンズ光
学系に対して、倍率切換動作が行われるときには、ファ
インダーレンズ光学系は、その倍率変化に連動してなめ
らかに倍率が変化する。この結果、このカメラの使用者
は、ファインダーを見ながら倍率切換や焦点調節を行う
際、いずれの場合にも、極めて自然な感覚でファインダ
ーを覗き続けることができる。
駆動装置は、上述のようなカメラのファインダーレンズ
光学系を駆動する装置として利用できる他、撮影レンズ
光学系とファインダーレンズ光学系を連動させる各種の
光学機器のファインダーレンズ光学系駆動装置として利
用できる。
図1から図9に基づき説明する。
によって倍率切換動作および焦点調節動作が行われる撮
影レンズ光学系2と、モータ1の駆動力が駆動力伝達機
構3を介して伝達されファインダーの変倍を行うファイ
ンダーレンズ光学系4とを備えている。
され、図10に示すものと同種の光学系をもつものとな
っている。この鏡胴10内には、ズームリング11が配
置され、撮影レンズ光学系2が係合する図6に示すカム
構12,13が設けられている。また、鏡胴10の外周
には、このズームリング11を駆動するためのギア14
が設けられている。
固設されたギア21,このギア21と噛合するギヤ22
と、このギヤ22と噛合するギヤ23と、このギヤ23
と、その歯車部24aが噛合するギヤ24と、このギヤ
24のピニオン部24bと噛合する歯車となるギヤ25
と、このギヤ25の端面に設けられた突起31と遊びを
もって係合する長穴32を有するカム筒26とから構成
されている。なお、カム筒26には図9に示すようなカ
ムとなる2つのカム溝33,34が設けられている。
影レンズ光学系2を駆動する撮影用伝達機構30の一部
ともなっている。すなわち、ギヤ23には、ギヤ24の
他にギヤ27が噛合し、このギヤ27にギヤ28が噛合
し、このギヤ28が上述した鏡胴10のギヤ14と噛合
している。すなわち、ギヤ21,22,23,27,2
8,14が、モータ1の駆動力を撮影レンズ光学系2に
伝える伝達機構を構成している。これにより、モータ1
の回転は、ギヤ21,22,23,27,28,14を
介して鏡胴10に伝達され、内設している撮影レンズ光
学系2のズーミングが行われる。なお、駆動力伝達機構
3中に設けられる突起31と長穴32とで、伝達係合部
を構成している。
ダー用対物レンズ41,42と、結像面を有するプリズ
ム43と、接眼レンズ44とから構成される。ファンダ
ー用対物レンズ41,42は、それぞれ軸45,46が
一体形成された保持枠47,48に保持されている。そ
して、保持枠47,48の軸45,46がそれぞれカム
筒26の2本のカム溝33,34内に入り込んでいる。
すなわち、カム筒26が回転することにより、保持枠4
7,48(ファインダー用対物係レンズ41,42)が
それぞれ光軸方向に移動する構成になっている。
1,22,23,24,25を介してカム筒26に伝達
される。これにより、撮影レンズ光学系2のズーミング
とカム筒26が連動し、さらにカム筒26に係合するフ
ァインダーレンズ光学系4のズーミングが行われる。
筒26は、撮影レンズ光学系2の動きをファインダーレ
ンズ光学系4(ファインダー用対物レンズ41,42)
に伝達する駆動力伝達機構の一部であり、この部分に遊
び領域を有する伝達係合部35が設けられている。
は、図2に示すとおりとなっている。すなわち、ギヤ2
5には、カム筒26と対向する面に突起31が一体形成
され、中心部にカム筒26が軸止される軸穴36が設け
られる。カム筒26には、ギヤ25と対向する面に、突
起31が遊びをもって係合する長穴32と、中心部に軸
37が一体形成される。軸37の先端の第1軸部38
は、ギヤ25の軸穴36に挿入してギヤ25を回転自在
に軸止する。軸37の後端には、第2軸部39が設けら
れ、ギヤ25とカム筒26とが端面同士で完全に密着し
ないようになっている。
に、突起31が長穴32内を移動可能とされている。突
起31は、初期位置、すなわち、鏡胴10が繰り出され
る前の状態では、図5の実線で示す位置となっている。
そして、鏡胴10が繰り出されるときは、突起31が長
穴32内を矢示W方向に移動し、2点鎖線の位置となっ
た後、その状態でカム筒26と共に回動し、ファインダ
ーレンズ光学系4は繰り出されていく。
述する撮影レンズ光学系2のガタ取り防止等のためモー
タ1が逆転させられるときは、突起31は、長穴32内
を矢示Y方向に移動し、実線で示す初期位置に戻る。そ
の後、鏡胴10を繰り込むため、カム筒26と一体的に
矢示Y方向に動作させられたり、後述するように焦点調
節動作に連動して、再度矢示W方向に動作させられる。
このように、突起31が長穴32内を移動できる遊び領
域mを長穴32内に設けている。
カム溝12,13には、図6に示すように、撮影レンズ
光学系2のコマとなるピン15,16が入り込み、案内
されるようになっている。この実施の形態では、カム溝
12,13によって動作する撮影レンズ光学系2は、図
10に示す撮影レンズの動作と略同一となっているが、
ステップ数他が若干異なるものとなっている。
全に沈胴した状態から撮影可能位置に移動させるための
沈胴領域13aと、WIDEでの焦点調節を行うワイド
焦点調節領域13bと、WIDEから第1中間倍率へ倍
率変換する第1倍率変換領域13cと、この第1中間倍
率で焦点調節する第1中間倍率焦点調節領域13dと、
第1中間倍率からさらに倍率の高い第2中間倍率へ倍率
変換する第2倍率変換領域13eと、この第2中間倍率
で焦点調節する第2中間倍率焦点調節領域13fと、第
2中間倍率からTELEへ倍率変換するテレ倍率変換領
域13gと、このTELEの倍率で焦点調節するテレ焦
点調節領域13hとから構成される。
てそれぞれの領域を有しているものの、図6に示すよう
に、その境が判別できない直線状となっている。なお、
撮影レンズ光学系2の諸数値によっては、カム溝12も
ステップ状とする等の変形を適宜行うことができる。
に示すように、その動きがスムーズになるように、溝幅
に対しギャップg1のガタが設けられている。そして、
撮影レンズ光学系2の繰り出しや繰り込み等によって、
ズームリング11は、矢示Aと矢示Bの方向にわずかに
空転する期間が生ずる。すなわち、ピン15がカム溝1
2内を移動することとなる。なお、このギャップg1
は、ピン15の径に比べ極めて小さい値となっている。
光学系2がWIDE方向に動いているときに停止させら
れる位置と、TELE方向に動いているときに停止させ
られる位置との間で相違が生じてしまう。このため、こ
の実施の形態では、特開昭62−265632号公報で
示されるように、TELE方向に撮影レンズ光学系2が
動いているときに停止させられると(図7の2点鎖線参
照)、モータ1をわずかに逆転させ、ズームリング11
を矢示B方向に逆転させる。そして、ピン15にカム溝
12の一方の縁H1が当接する位置(図7の実線で示す
位置関係)まで戻している。なお、この逆回転は、ギャ
ップg1への対応に加えて、各ギヤで生ずるバックラッ
シュを取り除く意味もあり、図7の実線位置に戻してか
ら、さらにわずかに回転を継続させている。そして、こ
の逆回転による相対移動距離n1と、さらなる逆回転に
よる距離を加えた長さが、上述の遊び領域mに対応する
長さとなっている。
示すように、その動きがスムーズとなるように、溝幅に
対しギャップg2のガタが、先に示したギャップg1と
同様に設けられている。なお、撮影レンズ光学系2がT
ELE方向に動くとき、その停止位置状態からわずかに
モータ1が逆回転し、ピン16がカム溝13の一方の縁
H1に当接させられる位置まで戻される等の動きは、図
7に示すピン15とカム溝12との関係と同様となって
いる。ただし、この逆回転時のピン16の相対移動距離
n2は、先のピン15の相対移動距離n1より大きくな
っている。
は、図9に示すように、共に直線状となっている。これ
は、カム溝12,13による各焦点調節領域13b,1
3d,13f,13hと各倍率変換領域13c,13
e,13gの繰り返しの形状にそのまま対応させず、各
倍率変換領域13c,13e,13gのみに連動させる
ものとしているためである。なお、この実施の形態で
は、沈胴領域13aに連動させた沈胴領域33a,34
aも有している。また、軸45,46がカム溝33,3
4内をスムーズに移動するように、軸45,46とカム
溝33,34との間には図7と同様なガタが設けられて
いるが、本発明における動作には特に影響を与えるもの
とはなっていない。
る。
れと同等のスイッチをオンし、沈胴状態から撮影可能状
態とする。このとき、鏡胴10は、カメラ本体と同一平
面上となっている位置(=カメラ本体の中に完全に入り
込んでいる状態)からわずかに飛び出た位置となる。一
方、ピン16は、カム溝13の図6で最下部の長穴部1
3iから沈胴領域13aを通りワイド焦点調節領域13
bの最上部にもたらされる。ここで、ピン15も対応し
てカム溝12内を移動していく。
溝12,13の左側の縁H1に停止させられている。し
かし、モータ1が繰り出し方向(=正転方向)に回転す
ると、ズームリング11が矢示A方向に回転し始める
が、回転開始時は、それぞれギャップg1と長穴部13
iが存在するため、その回転は、ピン15,16に伝わ
らない。モータ1が少し回転してからその駆動力がピン
15,16に伝わることとなり、撮影レンズ光学系2は
沈胴位置から撮影開始位置(=ワイド焦点調節領域13
bに入り込んだ状態)にもたらされる。その停止状態
は、図7および図8に示す2点鎖線位置となっており、
ピン15,16はカム溝12,13の他方の縁H2に当
接した位置となっている。
すると、ズームリング11は、矢示B方向に回転し、ギ
ャップg1に基づくガタの除去と各ギヤ21,22,2
3,27,28,14のバックラッシュの除去を行う。
これにより、ピン15,16とカム溝12,13との位
置関係は、図7および図8の実線状態となる。すなわ
ち、ピン15,16は、カム溝12,13の一方の縁H
1に接した状態となる。
筒26は、モータ1が繰り出し方向に回転すると矢示W
方向に回転する。このカム筒26の回転は、モータ1の
回転開始後、わずかに遅れて回転し始める。すなわち、
ギヤ25の突起31は、当初、図5に示す実線位置とな
っている。そして、モータ1が繰り出し方向(正転方
向)へ回転すると、突起31は長穴32内を矢示W方向
へ移動する。その後、図5の2点鎖線の位置へくると、
長穴32の縁へ突き当たり、カム筒26を矢示W方向へ
回動させ始める。
と、軸45,46は、図9のカム溝33,34内の最上
位位置から下方となる位置へ移動し始める。すなわち、
軸45,46は、沈胴領域33a,34aを相対移動し
ていく。そして、撮影レンズ光学系2が撮影開始位置に
もたらされると、突起31と長穴32の位置関係は、図
5の2点鎖線状態となり、ピン15,16とカム溝1
2,13の位置関係は図7および図8の2点鎖線状態と
なる。
り、撮影レンズ光学系2はガタ取り、すなわちギャップ
g1,g2への対応とバックラッシュの除去が行われ
る。その際、突起31は、長穴32内を矢示Y方向に移
動し、図5の実線位置状態に戻る。この突起31の長穴
32内の矢示Y方向の移動時間は、図7のピン15とカ
ム溝12の2点鎖線位置関係から実線位置関係となるま
での移動時間より大きな値に設定されている。すなわ
ち、モータ1の逆回転により、まずカム溝12の縁H1
がピン15に突き当たり、ピン15を動かし始める。そ
の後、カム溝13の縁H1がピン16に当接する。この
当接時点で、突起31も長穴32の縁に当接し、図5の
実線位置状態となり、モータ1の逆回転が停止する。
釦(図示省略)を押すと、カメラ内のオートフォーカス
装置が働き合焦動作が実行される。このとき、撮影レン
ズ光学系2のピン16は、カム溝13のワイド焦点調節
領域13b内を動き、ピン15はそれと連動して動作す
る。この合焦動作は、突起31が遊び領域m内を動く間
で行われるため、カム筒26は回転しない。このため、
ファインダーレンズ光学系4は動作せず、撮影者は違和
感を感ずることがない。
が行われると、モータ1は逆回転し、ズームリング11
等はWIDE倍率での撮影の初期位置に戻される。これ
により、ピン15,16は図7および図8の実線で示さ
れる位置に戻り、突起31は図5の実線位置に戻る。
押し、倍率を一段階上げると、モータ1は繰り出し方向
(=正方向)に回転し、ズームリング11は矢示A方向
に回転する。このときも、モータ1の回転開始後、ま
ず、撮影レンズ光学系2がギャップg1,g2分空転し
てから動き始め、その後しばらくしてからファインダー
レンズ光学系4が動作を開始する。すなわちピン15,
16とカム溝12,13の他方の縁H2が当接するま
で、撮影レンズ光学系2は、動作せず、一方、突起31
が遊び領域mを終えてカム筒26に当接するまで、ファ
インダーレンズ光学系4は動作しない。それぞれの当接
が行われた後、撮影レンズ光学系2のピン16は、第1
倍率変換領域13cを通過し、図8の2点鎖線で示す状
態となる。一方、ファインダーレンズ光学系4の軸4
5,46は、カム溝33,34に沿ってなめらかに移動
していく。以後、先に示した動作と同様の動作を繰り返
すこととなる。
すぐに、倍率切換をTELEとすると、モータ1は、正
回転し、ズームリング11は矢示A方向に回転する。そ
して、ピン15は、カム溝12の他方の縁H2に沿って
カム溝12の最先端部へ相対移動していく。一方、ピン
16はカム溝13の他方の縁H2に沿って、各領域13
b,13c,13d,13e,13f,13gを相対移
動していき、テレ焦点調節領域13h内に入り込む。こ
のとき、ファインダーレンズ光学系4の軸45,46は
カム溝33,34に沿ってなめらかにかつ連続して相対
移動していく。このため、撮影者は、倍率が連続してな
めらかに変化していく像をファインダーを通して見るこ
とができる。
するときは、上述の説明と逆になるが、基本的な動きが
全く同一となる。ただし、この場合は、モータ1をがた
取りのため逆回転させる動作は不要となる。これは、撮
影レンズ光学系2がWIDE方向へ移動するとき、すな
わち繰り込み方向となるときはモータ1は逆方向に回転
し、突起31が図5の実線位置の状態でカム筒26を駆
動すると共に、ピン15,16が図7および図8の実線
位置の状態で、撮影レンズ光学系2が駆動されるためで
ある。なお、合焦動作のためモータ1を逆回転させる動
きは、TELE方向動作時と同様に生じる。
5および図8の実線位置)から各図の2点鎖線位置の間
で行われる。この動作は、先のTELE方向動作の場合
と同様である。
作が行われるときは、ファインダーレンズ光学系4は動
作しない。一方、倍率切換動作が行われるときは、ファ
インダーレンズ光学系4はなめらかにかつ連続的に変化
していく。
な実施の例であるが、これに限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変形実施
可能である。例えば、ファインダーレンズ光学系4の駆
動として、カム溝33,34を採用したが、特開平2−
188708に示されるような、バネを利用してカム面
に対し可動レンズの保持体の一部を押圧するものをファ
インダーレンズ光学系4の駆動として利用しても良い。
また、遊び領域mを設ける方法としては、カム筒26側
に突起を設け、ギヤ25側を長穴を設けるようにしても
良い。さらに、両者とも突起としても良い。
を1つとしたが、同期駆動されるモータを2つ配置し、
一方を撮影レンズ光学系2の駆動用とし、他方をファイ
ンダーレンズ光学系4の駆動用としたものにも適用する
ことができる。さらに、遊び領域mと相対移動距離n2
とは、対応関係(=一方が実線位置から2点鎖線位置ま
で移動する時間と、他方のその移動時間とを一致させて
いる)としているが、完全に一致させなくても従来以上
の見え状態の改良効果を得ることができる。
形態のようにWIDE−第1中間−第2中間−TELE
の4段階の他に、WIDE−中間(通常)−TELEの
3段階やその他の各種の複数段階の切換のものとするこ
とができる。また、上述の実施の形態では、撮影レンズ
光学系2の駆動の基準として、縁H1を採用したが、縁
H2を基準(=TELE方向移動時を基準)とするよう
にしても良い。さらに、本発明は、スチールカメラ以外
の光学機器、例えば、ビデオカメラや撮影機能付き顕微
鏡等にも適用することができる。
ァインダーレンズ光学系駆動装置では、撮影レンズ光学
系側がいわゆるステップズームと呼ばれるズーミングが
行われるものに採用した際、ファインダーレンズ光学系
を倍率切換動作時(ズーミング時)には、なめらかにズ
ーミングさせ、焦点調節動作時にはズーミング動作させ
ないものとすることができる。また、撮影レンズ光学系
側の各種のガタを除去するために、モータをわずかに逆
回転させるようにしても、ファインダーレンズ光学系に
はその逆回転の影響が出ないものにすることができる。
るステップズームと呼ばれるズーミングが行われる際、
ファインダーレンズ光学系を、ズーミング時にはなめら
かにズーミングさせ、焦点調節動作時にはズーミング動
作させないものとすることができる。また、撮影レンズ
光学系側の各種のガタを除去するために、モータをわず
かに逆回転させるようにしても、ファインダーレンズ光
学系にはその逆回転の影響が出ないものにすることがで
きる。
合部の遊び領域を撮影レンズ光学系のガタ取り時間およ
び焦点調節動作の期間と同一範囲としているので、ファ
インダーレンズ光学系は、焦点調節動作時には完全停止
し、倍率切換動作時は連続かつなめらかなズーミング動
作を行わせることができる。しかも撮影レンズ光学系の
ガタ取りも確実に行うことができる。
長穴からなる伝達係合部としたので、従来のファインダ
ーレンズ光学系を駆動するための構成と同一スペースか
つ同一部品点数で遊び領域を設定することができる。こ
のため、品質がアップしたカメラを従来と同一の大きさ
でかつ同様の価格で提供することができる。
達機構およびその周辺の要部斜視図である。
部分解斜視図である。
る。
機構の要部概略側面図である。
するための平面図である。
するためのカム溝とピンとの関係を説明するためのズー
ムリングの展開図である。
係を説明するためのカム溝の部分拡大図である。
動関係を説明するためのカム溝の部分拡大図である。
めのカム筒の展開図で、軸との関係を併せて示した図で
ある。
き方を説明するための図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 モータの駆動力を駆動力伝達機構を介し
て伝達し、ファインダーレンズ光学系の変倍を行うファ
インダーレンズ光学系駆動装置において、上記ファイン
ダーレンズ光学系が係合し、かつその倍率をなめらかに
切り換えるためのカムを設けると共に上記駆動力伝達機
構中に、上記モータの駆動力が所定期間上記ファインダ
ーレンズ光学系に伝達しないようにした遊び領域をもっ
た伝達係合部を設けたことを特徴するファインダーレン
ズ光学系駆動装置。 - 【請求項2】 モータと、このモータによって駆動され
倍率切換動作および焦点調節動作を行う撮影レンズ光学
系と、上記モータの駆動力が駆動力伝達機構を介して伝
達されファインダーの変倍を行うファインダーレンズ光
学系とを備えたカメラにおいて、上記ファインダーレン
ズ光学系が係合し、かつ上記倍率切換動作に連動して上
記ファインダーレンズ光学系の倍率をなめらかに切り換
えるためのカムを設けると共に、上記駆動力伝達機構中
に、上記焦点調節動作が行われる際、上記モータの駆動
力を上記ファインダーレンズ光学系に伝達しない遊び領
域を有する伝達係合部を設けたことを特徴とするカメ
ラ。 - 【請求項3】 前記遊び領域を、前記撮影レンズ光学系
のガタ取りのため前記モータが逆転する時間と同一範囲
に設定しかつ、その遊び領域を前記焦点調節動作の期間
と同一範囲に設定したことを特徴する請求項2記載のカ
メラ。 - 【請求項4】 前記伝達係合部を、前記ファインダーレ
ンズ光学系のレンズが係合するカム溝が設けられたカム
筒の端面に形成された長穴と、前記モータの駆動力を減
速して上記カム筒に伝える歯車の端面に設けられると共
に、上記長穴に入り込み周方向に遊びをもって案内され
る突起とで構成したことを特徴とする請求項2または3
記載のカメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14726997A JPH10232429A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | ファインダーレンズ光学系駆動装置およびカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14726997A JPH10232429A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | ファインダーレンズ光学系駆動装置およびカメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10232429A true JPH10232429A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=15426404
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14726997A Pending JPH10232429A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | ファインダーレンズ光学系駆動装置およびカメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10232429A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030089359A (ko) * | 2002-05-17 | 2003-11-21 | 삼성전기주식회사 | 줌 기능을 갖는 촬상소자 모듈 |
-
1997
- 1997-05-21 JP JP14726997A patent/JPH10232429A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030089359A (ko) * | 2002-05-17 | 2003-11-21 | 삼성전기주식회사 | 줌 기능을 갖는 촬상소자 모듈 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3736085B2 (ja) | ズーム鏡胴 | |
| JPH032738A (ja) | オートトリミングカメラ | |
| JPH0943487A (ja) | ズームレンズ | |
| JP2002182273A (ja) | ズームファインダ装置 | |
| JP3151561B2 (ja) | レンズバリヤを備えたカメラ用の撮影レンズ鏡胴装置 | |
| US6483994B2 (en) | Lens device | |
| JP2607006Y2 (ja) | カメラのズームファインダ装置 | |
| JPH09189844A (ja) | レンズ鏡筒 | |
| JP2002107598A (ja) | 沈胴式レンズ鏡筒及びこれを用いた光学機器 | |
| US5864719A (en) | Optical apparatus | |
| JP3435585B2 (ja) | カメラ | |
| JP2566397B2 (ja) | レンズ駆動装置 | |
| JP2001033685A (ja) | トリミング撮影可能なカメラ | |
| JP2770419B2 (ja) | カメラのファインダー | |
| JP3397560B2 (ja) | カメラ | |
| JP2984613B2 (ja) | 光学装置 | |
| JP4628015B2 (ja) | ズームレンズにおけるaf制御装置 | |
| JP5124972B2 (ja) | レンズ鏡筒 | |
| JP3077322B2 (ja) | トリミング撮影可能なカメラ | |
| JPH0634863A (ja) | 撮影レンズ鏡筒 | |
| JP3128856B2 (ja) | トリミング撮影可能なカメラ | |
| JP3194113B2 (ja) | レンズの移動装置 | |
| JP2000131592A (ja) | ズームレンズ鏡筒 | |
| JP4555606B2 (ja) | ズームレンズにおけるaf制御装置 | |
| JPH0463313A (ja) | ファインダー光学系 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040312 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050722 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050816 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20051017 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Effective date: 20051017 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20051114 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060131 |