JPH10233178A - 陰極線管装置 - Google Patents

陰極線管装置

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Publication number
JPH10233178A
JPH10233178A JP3174697A JP3174697A JPH10233178A JP H10233178 A JPH10233178 A JP H10233178A JP 3174697 A JP3174697 A JP 3174697A JP 3174697 A JP3174697 A JP 3174697A JP H10233178 A JPH10233178 A JP H10233178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cathode ray
ray tube
separator
coil
deflection yoke
Prior art date
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Pending
Application number
JP3174697A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Yokota
昌広 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH10233178A publication Critical patent/JPH10233178A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏向ヨークのコイル分布の設計自由度、製造
上のばらつき、コイル巻線容量などを向上させて、陰極
線管の電子銃から放出される電子ビームの偏向のほか、
画像特性を正確に補正する陰極線管装置が容易に得られ
るようにするすることを目的とする。 【解決手段】 陰極線管のファンネルの径大部とネック
との境界部付近に偏向ヨーク装着されてなる陰極線管装
置において、偏向ヨークのセパレータ20の側壁に水平、
垂直偏向コイルの少なくとも一方の巻線27を係止してこ
の巻線の位置を規制する複数個のフック25を突出形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、陰極線管に偏向
ヨークが装着された陰極線管装置に係り、特にその偏向
ヨークのコイル分布を所望の分布にすることができる陰
極線管装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー受像管などの陰極線管に偏向ヨー
クが装着されてなる陰極線管装置は、TV表示装置やコ
ンピュータの端末表示装置などに広く用いられている。
特に近年は、コンピュータの普及にともない、その端末
表示装置としての需要が増加している。
【0003】従来、このような陰極線管装置は、その画
像歪、さらには電子銃から放出される複数ビームにより
カラー画像を表示するカラー受像管装置では、その複数
ビームのコンバーゼンスなどの画像特性を、偏向ヨーク
のコイル分布を適性に設計することで調整している。
【0004】この偏向ヨークのコイル分布を設定し固定
する方式として、金型を用いて絶縁性融着物により巻線
を固める成形タイプと、コイルを支持するセパレータに
溝を設け、この溝により巻線の位置を規制するスロット
タイプとがある。このスロットタイプは、特にコイルの
インダクタンスを低くするため、巻数が少なくかつ巻線
の線径が太い水平偏向コイルに多く適用されている。
【0005】そのスロットタイプの一例として、図5に
特公昭49−23050号公報に開示されている構造を
示す。この偏向ヨークでは、筒状のセパレータ1の内側
にほぼ同一形状の複数個のスロット2が放射状に形成さ
れ、各スロット2は、切れ目のない側壁部3で区画され
ている。また他の一例として、図6に特開平4−184
845号公報に開示されている構造を示す。この偏向ヨ
ークも、筒状のセパレータ1の内側に複数個のスロット
2が放射状に形成されているが、この偏向ヨークでは、
各スロット2の側壁部3が複数個に分割されている。
【0006】本来、偏向ヨークは、パネルの内面に形成
された蛍光体スクリーンを水平、垂直走査するように、
電子銃から放出される電子ビームを偏向するためのもの
であり、その偏向自体については、図5に示したような
単純なスロット構造でも十分であった。しかし現在、カ
ラー受像管装置の主流となっているセルフコンバーゼン
ス・インライン型カラー受像管装置のように、電子銃か
ら放出される電子ビームの偏向ばかりでなく、画面の上
下歪、電子銃から放出される3電子ビームの画面上での
コンバーゼンスなど、画像特性の補正を担う偏向ヨーク
では、複雑なコイル分布が必要となり、図6に示したよ
うに、スロット2の側壁部3を分割して、偏向ヨークの
前部、中間部および後部でコイル分布を異ならしめるこ
とが可能なスロット2を設けることが必要となってい
る。
【0007】一方、コンピュータの端末表示装置などに
用いられる陰極線管装置については、高精細な表示が要
求され、偏向ヨークについては、水平偏向コイルのイン
ダクタンスを低くするため、巻数を少なくかつ巻線の線
径を太くすることが必要となっている。
【0008】しかし水平偏向コイルの巻数が少なくなる
と、1本の巻線の発生する磁界の画像特性への寄与が増
大し、より厳密かつ複雑なコイル分布が必要となる。偏
向系のシュミレーション解析によれば、水平偏向コイル
のコイル巻数が30巻程度の低インダクタンスの偏向ヨ
ークについては、図6に示したように、偏向ヨークの前
部、中間部および後部の3段階で巻線の位置を変更でき
る程度のものでは、位置設定が荒すぎて、磁界分布の微
細な調整が困難である。またより複雑かつ急激に磁界分
布を変化させることができない。
【0009】またスロット内の巻線を厳密に位置決めで
きず、わずかな位置ずれから磁界分布にばらつきが生ず
る。このスロット内の巻線の位置決めについては、スロ
ットの数を増やしてスロットの幅を狭くすることにより
抑制できるが、この場合、スロットを区画する側壁部の
占める容積が増大し、結果的にコイル巻線容量(側壁部
容積を加味したコイル巻線容量)が増え、偏向効率の低
下をまねく。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、陰極線
管装置の偏向ヨークについては、その本来の目的である
電子ビームの偏向のほかに、画面の上下歪、電子銃から
放出される3電子ビームの画面上での集中など、画像特
性の補正を担う偏向ヨークでは、複雑なコイル分布が必
要となり、コイルを支持するセパレータに、偏向ヨーク
の前部、中間部および後部でコイル分布を異ならしめる
ことが可能なスロットが必要となっている。
【0011】しかしコンピュータの端末表示装置などに
用いられる陰極線管装置のように、水平偏向コイルのイ
ンダクタンスを低くするため、巻数を少なくかつ巻線の
線径を太くすることが必要な偏向ヨークでは、水平偏向
コイルの巻数が少すくなると、1本の巻線の発生する磁
界の画像特性への寄与が増大し、より厳密かつ複雑なコ
イル分布が必要となり、偏向ヨークの前部、中間部およ
び後部の3段階で巻線の位置を変更できる程度のもので
は、位置設定が荒すぎて、磁界分布の微細な調整が得ら
れず、またより複雑かつ急激に磁界分布を変化させるこ
とができないという問題がある。またスロット内の巻線
を厳密に位置決めできず、わずかな位置ずれから磁界分
布にばらつきが生ずる。このスロット内の巻線の位置決
めについては、スロットの数を増やしてスロットの幅を
狭くすることにより抑制できるが、この場合、スロット
の側壁部の占める容積が増大し、結果的にコイル巻線容
量が増え、偏向効率の低下をまねくという問題がある。
【0012】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたものであり、偏向ヨークのコイル分布の設計自
由度、製造上のばらつき、コイル巻線容量などを向上さ
せて、偏向ヨークにより陰極線管の電子銃から放出され
る電子ビームの偏向のほか、所定の画像特性を正確に補
正する陰極線管装置が容易に得られるようにすることを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】パネルおよびファンネル
からなる外囲器を有し、そのパネルの内面に蛍光体スク
リーンが設けられ、ファンネルのネック内に電子銃が配
設された陰極線管と、筒状のセパレータおよびこのセパ
レータに支持された水平、垂直偏向コイルを有し、ファ
ンネルの径大部とネックとの境界部付近に装着された偏
向ヨークとからなる陰極線管装置において、偏向ヨーク
のセパレータの側壁に水平、垂直偏向コイルの少なくと
も一方のコイル巻線を係止してこのコイル巻線の位置を
規制する複数個のフックを突出形成した。
【0014】また、その複数個のフックを、セパレータ
の中心軸方向に突出形成した。
【0015】さらに、その列状に突出形成された複数個
のフックからなるフック列を複数列設け、セパレータの
中心軸に対する各フック列を構成するフックの座標位置
を隣接フック列で異ならしめた。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。
【0017】図1にその一形態であるカラー受像管装置
を示す。このカラー受像管装置は、パネル10およびフ
ァンネル11からなる外囲器を有し、そのパネル10の
内面に、青、緑、赤に発光する3色蛍光体層からなる蛍
光体スクリーン12が設けられ、この蛍光体スクリーン
12に対向して、その内側にシャドウマスク13が配置
されている。一方、ファンネル11のネック14内に3
電子ビーム15B ,15G ,15R を放出する電子銃1
6が配設されている。またファンネル11の径大部17
とネック14との境界部付近の外側に偏向ヨーク18が
装着されている。
【0018】この偏向ヨーク18は、筒状のセパレータ
20と、このセパレータ20の内側に支持され、上記電
子銃16から放出される3電子ビーム15B ,15G ,
15R を水平方向に偏向する磁界を発生する水平偏向コ
イル21と、セパレータ20の外側に支持され、上記電
子銃16から放出される3電子ビーム15B ,15G,
15R を垂直方向に偏向する磁界を発生する垂直偏向コ
イル22と、この垂直偏向コイル22を覆うようにその
外側に配置されたコア23とからなる。
【0019】さらにこのカラー受像管装置では、図2に
示すように、上記セパレータ20の側壁内面に複数個の
フック25がセパレータ20の中心軸Zs に沿って一列
状に形成され、この複数個のフック25からなるフック
列26がセパレータ20の内壁に沿って放射状に複数列
形成されている。特にこの図2のセパレータ20では、
各フック列26のフック25は、セパレータ20の中心
軸Zs を中心とする同一円周上に形成されている。その
各フック25は、セパレータ20の中心軸Zs方向に突
出し、かつセパレータ20内壁との間にこのセパレータ
20の内側に配置される水平偏向コイルの巻線27を安
定に係止する係止部28をもつ形状に形成されている。
この各フック25のセパレータ20の中心軸Zs 方向の
突出により、上記放射状に配列形成された複数列のフッ
ク列26間に上記水平偏向コイルの巻線27を巻込むス
ロット29が形成され、かつこのスロット29に巻込ま
れた巻線27を適宜フック25に形成された係止部28
に係止して、巻線27の巻込みスロットを任意に変更で
きる構造となっている。
【0020】上記のようにセパレータ20を構成する
と、セパレータ20の内側に配置される水平偏向コイル
21の巻線27は、図2(a)に27A で示したよう
に、フック列26に沿ってスロット29の内側にストレ
ートに巻込むことができる。また27B1,27B2で示し
たように、途中で配線スロットを変えることがき、かつ
各フック列26を構成する複数個のフック25を微細間
隔で一列状に配置することにより、コイル分布を微細に
調整することができる。またスロット29の側壁部が、
図4に示したセパレータのように切れ目のない一体的な
ものでなく、複数個のフック25で構成され、かつ各フ
ック25に巻線27を安定に係止する係止部28が形成
されているため、27C で示したように、偏向ヨークの
蛍光体スクリーン側端部まで至らないような巻き方や、
27D に示したように、ジグザグ状の巻き方も可能であ
り、コイル分布の設計自由度を大幅に向上させることが
できる。また各フック25に係止部28が形成され、図
2(b)に破線で示した領域31の容積が減っているた
め、その分だけコイル巻線容量を小さくすることができ
る。
【0021】さらに図3に示すように、同一スロット2
9に重複するように配線される巻線27を異なるフック
25に係止して分散させることもでき、巻線27相互の
接触を極力減らして、製造上のばらつきを抑制すること
ができる。
【0022】したがって上記のようにセパレータ20を
構成すると、水平偏向コイル21のコイル分布の設計自
由度、製造上のばらつき、コイル巻線容量などが向上
し、水平偏向コイル21を画像特性の補正に必要な所要
のコイル分布に容易かつ正確にに巻くことができ、所定
の画像特性を備えるカラー受像管装置を容易に構成する
ことができる。
【0023】つぎに他の実施の形態について説明する。
【0024】上記実施の形態では、セパレータの内壁に
沿って放射状に形成されている各フック列の複数個のフ
ックをセパレータの中心軸を中心とする同一円周上に形
成したが、図4に示すセパレータは、さらに上記フック
列26間に放射状にフック列26a を増設し、このフッ
ク列26a を構成するフック25を、フック列26を構
成するフック25が位置する円周とは異なる円周上に位
置させて、セパレータ20の中心軸に対するフック25
の座標位置を隣接フック列で異ならしめたものである。
【0025】このように隣接フック列のフック25の座
標位置を隣接フック列間で異ならしめると、同一スロッ
ト29に配線される複数本の巻線27の一部をフック列
26a に沿って巻くことにより、コイル巻線容量の増大
を抑制でき、偏向ヨークの製造上の特性のばらつきを小
さくすることができる。
【0026】なお、上記実施の形態では、水平、垂直偏
向コイルがともにサドル型からなるサドル/サドル型偏
向ヨークについて説明したが、この発明は、水平偏向コ
イルがサドル型、垂直偏向コイルがトロイダル型からな
るセミトロイダル型型偏向ヨークにも適用できる。
【0027】また、上記実施の形態では、カラー受像管
装置について説明したが、この発明は、カラー受像管装
置以外の陰極線管装置にも適用可能である。
【0028】
【発明の効果】陰極線管とこの陰極線管のファンネルの
径大部とネックとの境界部付近に装着された偏向ヨーク
とからなる陰極線管装置において、偏向ヨークのセパレ
ータの側壁に水平、垂直偏向コイルの少なくとも一方の
コイル巻線を係止してこのコイル巻線の位置を規制する
複数個のフックが突出形成され、さらには、その複数個
のフックがセパレータの中心軸方向に突出形成され、ま
た、その列状に突出形成された複数個のフックからなる
フック列が複数列設けられ、各フック列を構成するフッ
クのセパレータの中心軸に対する座標位置を隣接フック
列で異ならしめると、偏向コイルのコイル分布の設計自
由度、製造上のばらつき、コイル線容量を向上させるこ
とができ、所定の画像特性を備える陰極線管装置を容易
に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)はこの発明の実施の一形態であるカ
ラー受像管装置の構成を示す図、図1(b)はその偏向
ヨークの構成を示す図である。
【図2】図2(a)は上記偏向ヨークのセパレータの構
成を示す平面図、図2(b)はその断面図である。
【図3】図2(a)に示したコイル巻線の巻込みとは異
なる巻線の巻込みを示す図である。
【図4】図2に示したセパレータとは異なるセパレータ
の構成を示す平面図である。
【図5】図5(a)は既知の偏向ヨークのセパレータの
構成を示す平面図、図5(b)はその正面図である。
【図6】図6(a)は図5とは異なる既知の偏向ヨーク
の構成を示す平面図、図6(b)はその断面図、図6
(c)はそのセパレータの構成を示す断面図である。
【符号の説明】
10…パネル 11…ファンネル 12…蛍光体スクリーン 14…ネック 16…電子銃 18…偏向ヨーク 20…セパレータ 21…水平偏向コイル 22…垂直偏向コイル 25…フック 26…フック列 27…巻線 28…係止部 29…スロット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルおよびファンネルからなる外囲器
    を有し、上記パネルの内面に蛍光体スクリーンが設けら
    れ、上記ファンネルのネック内に電子銃が配設された陰
    極線管と、筒状のセパレータおよびこのセパレータに支
    持された水平、垂直偏向コイルを有し、上記ファンネル
    の径大部とネックとの境界部付近に装着された偏向ヨー
    クとからなる陰極線管装置において、 上記偏向ヨークは上記セパレータの側壁に上記水平、垂
    直偏向コイルの少なくとも一方の巻線を係止してこの巻
    線の位置を規制する複数個のフックが突出形成されてい
    ることを特徴とする陰極線管装置。
  2. 【請求項2】 複数個のフックがセパレータの中心軸方
    向に突出形成されていることを特徴とする請求項1記載
    の陰極線管装置。
  3. 【請求項3】 列状に突出形成された複数個のフックか
    らなるフック列が複数列設けられ、セパレータの中心軸
    に対する各フック列を構成するフックの座標位置が隣接
    フック列で異なることを特徴とする請求項2記載の陰極
    線管装置。
JP3174697A 1997-02-17 1997-02-17 陰極線管装置 Pending JPH10233178A (ja)

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