JPH10234037A - 画像符号化装置および画像符号化方法、画像伝送装置および画像伝送方法、並びに記録媒体 - Google Patents
画像符号化装置および画像符号化方法、画像伝送装置および画像伝送方法、並びに記録媒体Info
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- JPH10234037A JPH10234037A JP3590097A JP3590097A JPH10234037A JP H10234037 A JPH10234037 A JP H10234037A JP 3590097 A JP3590097 A JP 3590097A JP 3590097 A JP3590097 A JP 3590097A JP H10234037 A JPH10234037 A JP H10234037A
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Abstract
VBVバッファのアンダーフローを確実に防止すること
ができるようにする。 【解決手段】 量子化回路15では、量子化インデック
ス決定回路25から供給される量子化インデックスに対
応する量子化ステップで、DCT回路14が出力するD
CT係数が量子化される。量子化インデックス決定回路
25では、バッファ17のデータ蓄積量としての発生符
号量に対応する第1の変数と、アクティビティ検出回路
24が出力するマクロブロックのアクティビティに対応
する第2の変数とに基づいて、量子化インデックスが決
定されるようになされている。この場合において、量子
化インデックス決定回路25は、1フレームの符号化中
に、第1の変数を固定または可変とする固定モードまた
は可変モードを適応的に設定する。
Description
よび画像符号化方法、画像伝送装置および画像伝送方
法、並びに記録媒体に関し、特に、復号画像の画質の劣
化を防止することができるようにする画像符号化装置お
よび画像符号化方法、画像伝送装置および画像伝送方
法、並びに記録媒体に関する。
erts Group)方式などに準拠して画像の圧縮、符号化を
行う場合において、良好な画質の復号画像を得ることが
できるようにするためのアルゴリズムの1つとして、T
M5(Test Model 5(Test Model Editing Commitee: "T
est Model 5", ISO/IEC JTC/SC29/WG11/N0400(Apr.199
3)))が知られている。TM5は、3つのステップから
構成され、各ステップでは、次のような処理が行われ
る。
ピクチャタイプのフレームのコンプレクシティ(Comple
xity)に基づいて、今回エンコードするフレームの目標
符号量を設定する。 [ステップ2]各ピクチャタイプ別の目標符号量と発生
符号量との差分を管理するための仮想バッファのデータ
蓄積量をフィードバックし、そのデータ蓄積量に基づい
て、実際の発生符号量が、ステップ1で設定された目標
符号量に一致(ほぼ一致)するように、次にエンコード
するマクロブロックについて、仮の量子化インデックス
を設定する。 [ステップ3]視覚特性、即ち、復号画像の画質が良好
になるように、エンコード対象のマクロブロックの複雑
さに基づいて、量子化インデックスを最終的に決定す
る。
して変化する変数Pとして、例えば、画像のアクティビ
ティに対応するものを、発生符号量を目標符号量に一致
させるための変数Qとして、例えば、仮想バッファのデ
ータ蓄積量から決定された仮の量子化ステップに対応す
るものを、それぞれ用いることとすると、マクロブロッ
クを量子化するための最終的な量子化インデックスMQ
UANTは、例えば、次式にしたがって決定される。
を、所定の範囲内の値に正規化したものを出力する関数
である。
5では、量子化インデックスプが、画像の複雑さに対応
する変数Pと、発生符号量を目標符号量に一致させるた
めの変数Qとから決定され、その量子化インデックスに
対応する量子化ステップで量子化が行われる。
るマクロブロックの複雑さが同一であっても、発生符号
量が目標符号量と一致しなくなった場合に、量子化ステ
ップが変化することがあり、復号画像の画質が劣化する
課題があった。
クの複雑さが同一である場合には、それらのマクロブロ
ックは、すべて同一の量子化ステップで量子化するのが
望ましく、この場合に、マクロブロックが、周囲と異な
る量子化ステップで量子化されると、復号画像におい
て、量子化ステップを変えて量子化したマクロブロック
の部分が目立つようになる。
ノイズは、特に、量子化ステップが小さい値の範囲を変
化するときに顕著に現れる。即ち、量子化ステップが比
較的大きな値である7や8の範囲を変化する場合、その
変化の割合は1/7や1/8程度であるが、量子化ステ
ップが小さな値である3や4の範囲を変化する場合、そ
の変化の割合は1/3や1/4のように大きくなる。従
って、複雑さが同じようなマクロブロックの量子化に用
いる量子化ステップが小さい範囲を変化すると、大きい
量子化ステップで量子化された方のマクロブロックと、
小さい量子化ステップで量子化された方のマクロブロッ
クとの画質の差が顕著に現れることになる。
は、高次のDCT係数は重要でないとの観点から、DC
T係数に対して、その量子化の際に、量子化マトリクス
による重み付け(傾斜付け)がなされる。即ち、高次の
DCT係数は、量子化マトリクスにより、低次のものよ
りも大きな量子化値で量子化される。従って、量子化ス
テップが、小さい値ではなく、比較的大きな値の範囲を
変化する場合であっても、低次のDCT係数よりも大き
な量子化値で量子化される高次のDCT係数について
は、量子化ステップの1段階の変化が、量子化に使われ
る量子化値に大きな影響を与え、画質が劣化することが
あった。
像を符号化(エンコード)する方法があるが、これで
は、複雑な画像が連続した場合に、発生符号量が極端に
増大し、VBV(Video Buffering Verifier)バッファ
がアンダーフローすることになる。
たものであり、VBVバッファにより課せられる条件を
満たしながら、復号画像の画質が劣化しないように、画
像の符号化を行うことができるようにするものである。
号化装置は、直交変換係数を所定の量子化ステップで量
子化する量子化手段が、画像を符号化した符号化データ
の発生符号量を所定の目標符号量に一致させるための第
1の変数と、画像の複雑さに対応する第2の変数とに基
づいて、量子化ステップを設定する場合において、1画
面の画像の符号化中に、第1の変数を固定または可変と
する固定モードまたは可変モードを、適応的に設定する
設定手段を備えることを特徴とする。
交変換係数を、所定の量子化ステップで量子化する際
に、その量子化ステップを、画像を符号化した符号化デ
ータの発生符号量を所定の目標符号量に一致させるため
の第1の変数と、画像の複雑さに対応する第2の変数と
に基づいて設定する場合において、1画面の画像の符号
化中に、第1の変数を固定または可変とする固定モード
または可変モードを、適応的に設定することを特徴とす
る。
化データが、直交変換係数を、所定の量子化ステップで
量子化する際に、その量子化ステップを、画像を符号化
した符号化データの発生符号量を所定の目標符号量に一
致させるための第1の変数と、画像の複雑さに対応する
第2の変数とに基づいて設定する場合において、1画面
の画像の符号化中に、第1の変数を固定または可変とす
る固定モードまたは可変モードを、適応的に設定するこ
とにより得られたものであることを特徴とする。
化データが、直交変換係数を、所定の量子化ステップで
量子化する際に、その量子化ステップを、画像を符号化
した符号化データの発生符号量を所定の目標符号量に一
致させるための第1の変数と、画像の複雑さに対応する
第2の変数とに基づいて設定する場合において、1画面
の画像の符号化中に、第1の変数を固定または可変とす
る固定モードまたは可変モードを、適応的に設定するこ
とにより得られたものであることを特徴とする。
ータが、直交変換係数を、所定の量子化ステップで量子
化する際に、その量子化ステップを、画像を符号化した
符号化データの発生符号量を所定の目標符号量に一致さ
せるための第1の変数と、画像の複雑さに対応する第2
の変数とに基づいて設定する場合において、1画面の画
像の符号化中に、第1の変数を固定または可変とする固
定モードまたは可変モードを、適応的に設定することに
より得られたものであることを特徴とする。
は、直交変換係数を所定の量子化ステップで量子化する
量子化手段が、画像を符号化した符号化データの発生符
号量を所定の目標符号量に一致させるための第1の変数
と、画像の複雑さに対応する第2の変数とに基づいて、
量子化ステップを設定する場合において、設定手段が、
1画面の画像の符号化中に、第1の変数を固定または可
変とする固定モードまたは可変モードを、適応的に設定
するようになされている。
ては、直交変換係数を、所定の量子化ステップで量子化
する際に、その量子化ステップを、画像を符号化した符
号化データの発生符号量を所定の目標符号量に一致させ
るための第1の変数と、画像の複雑さに対応する第2の
変数とに基づいて設定する場合において、1画面の画像
の符号化中に、第1の変数を固定または可変とする固定
モードまたは可変モードを、適応的に設定するようにな
されている。
求項12に記載の画像伝送方法においては、符号化デー
タが、直交変換係数を、所定の量子化ステップで量子化
する際に、その量子化ステップを、画像を符号化した符
号化データの発生符号量を所定の目標符号量に一致させ
るための第1の変数と、画像の複雑さに対応する第2の
変数とに基づいて設定する場合において、1画面の画像
の符号化中に、第1の変数を固定または可変とする固定
モードまたは可変モードを、適応的に設定することによ
り得られたものとなっている。
換係数を、所定の量子化ステップで量子化する際に、そ
の量子化ステップを、画像を符号化した符号化データの
発生符号量を所定の目標符号量に一致させるための第1
の変数と、画像の複雑さに対応する第2の変数とに基づ
いて設定する場合において、1画面の画像の符号化中
に、第1の変数を固定または可変とする固定モードまた
は可変モードを、適応的に設定することにより得られた
符号化データが記録されている。
の一実施の形態の構成を示している。
ンコーディングによって、画像をMPEG方式などによ
り可変レートで符号化するようになっており、例えば、
DVD(Digigal Versatile Disc)や、ビデオCD(Co
mpact Disc)などのオーサリングシステムその他に適用
することができるようになっている。
に入力されるようになされおり、エンコーダ1は、画像
データを、少なくともDCT係数などの直交変換係数に
直交変換し、その直交変換係数を量子化することにより
符号化するようになされている。
像データを、固定の量子化ステップで量子化することに
より符号化し、その結果得られる符号化データの発生符
号量(あるいは、発生符号量に対応する情報としての、
例えば、画像データの符号化難易度(difficulty)な
ど)を、外部コンピュータ2に出力する。外部コンピュ
ータ2は、エンコーダ1からの発生符号量に基づいて、
例えば、1GOP(Group Of Picture)や1画面(1フ
レームまたは1フィールド)ごとの目標符号量を設定す
る。
2は、設定した目標符号量を、エンコーダ1に供給し、
エンコーダ1は、この目標符号量に、発生符号量が一致
するように量子化ステップを設定しながら、画像データ
の符号化を行う。なお、量子化ステップは、目標符号量
の他、過去の発生符号量や、VBVバッファにおけるデ
ータの蓄積量、画像の複雑さなどにも基づいて設定され
る。
データは、例えば、光ディスクや、光磁気ディスク、磁
気テープその他でなる記録媒体3に記録され、あるい
は、例えば、地上波、衛星回線、CATV網、インター
ネットその他でなる伝送路4を介して伝送される。
例を示している。
MPEG符号化されるようになされている。
び替え回路11に供給される。画像並び替え回路11
は、入力された画像データのフレーム(またはフィール
ド)の並びを、必要に応じて替えて、走査変換/マクロ
ブロック化回路12に出力する。即ち、各フレームの画
像データは、Iピクチャ、Pピクチャ、またはBピクチ
ャのうちのいずれかとして処理されるが、例えば、Bピ
クチャの処理に、それより時間的に後のIピクチャやP
ピクチャが必要な場合があり、このようなIピクチャや
Pピクチャは、Bピクチャより先に処理する必要があ
る。そこで、画像並び替え回路11では、時間的に後の
フレームを先に処理することができるように、フレーム
の並びを替えるようになされている。
ームの画像を、I,P,Bピクチャのいずれのピクチャ
として処理するかは、予め定められている。
れた画像データは、走査変換/マクロブロック化回路1
2に出力され、そこでは、画像データの走査変換および
マクロブロック化が行われ、その結果得られるマクロブ
ロックが、演算器13、動き検出回路23、およびアク
ティビティ検出回路24に出力される。
マクロブロック化回路12から供給されるマクロブロッ
クの動きベクトルを検出する。
定められた所定の参照フレームを参照し、その参照フレ
ームと、走査変換/マクロブロック化回路12からのマ
クロブロックとをパターンマッチング(ブロックマッチ
ング)することにより、そのマクロブロックの動きベク
トルを検出する。
モードには、イントラ符号化(フレーム内符号化)、前
方予測符号化、後方予測符号化、両方向予測符号化(前
方、後方、および両方向の3つの予測符号化は、イント
ラ符号化に対して、インター符号化と呼ばれる)の4種
類があり、Iピクチャはイントラ符号化され、Pピクチ
ャはイントラ符号化または前方予測符号化され、Bピク
チャはイントラ符号化、前方予測符号化、後方予測符号
化、または両方向予測符号化される。
クチャについては、予測モードとしてイントラ符号化モ
ードを設定する。この場合、動きベクトル検出回路23
では、動きベクトルの検出は行われない。
クチャについては、前方予測を行い、その動きベクトル
を検出する。さらに、動きベクトル検出回路23は、前
方予測を行うことにより生じる予測誤差と、符号化対象
のマクロブロック(Pピクチャのマクロブロック)の、
例えば分散とを比較し、マクロブロックの分散の方が予
測誤差より小さい場合、予測モードとしてイントラ符号
化モードを設定する。また、動きベクトル検出回路23
は、前方予測を行うことにより生じる予測誤差の方が小
さければ、予測モードとして前方予測符号化モードを設
定し、検出した動きベクトルを、動き補償回路22に出
力する。
ピクチャについては、前方予測、後方予測、および両方
向予測を行い、それぞれの動きベクトルを検出する。そ
して、動きベクトル検出回路23は、前方予測、後方予
測、および両方向予測についての予測誤差の中の最小の
もの(以下、適宜、最小予測誤差という)を検出し、そ
の最小予測誤差と、符号化対象のマクロブロック(Bピ
クチャのマクロブロック)の、例えば分散とを比較す
る。その比較の結果、マクロブロックの分散の方が最小
予測誤差より小さい場合、動きベクトル検出回路23
は、予測モードとしてイントラ符号化モードを設定す
る。また、動きベクトル検出回路23は、最小予測誤差
の方が小さければ、予測モードとして、その最小予測誤
差が得られた予測モードを設定し、対応する動きベクト
ルを、動き補償回路22に出力する。
すると、その動きベクトルにしたがって、フレームメモ
リ21に記憶されている、符号化され、既に局所復号化
された画像データを読み出し、これを、予測画像とし
て、演算器13および20に供給する。
化回路12からのマクロブロックと、動き補償回路22
からの予測画像との差分を演算する。この差分値は、D
CT回路14(直交変換手段)に供給される。
て、予測モードとしてイントラ符号化モードが設定され
た場合、動き補償回路22は、予測画像を出力しない。
この場合、演算器13(演算器20も同様)は、特に処
理を行わず、走査変換/マクロブロック化回路12から
のマクロブロックを、そのままDCT回路14に出力す
る。
対して、DCT処理が施され、その結果得られるDCT
係数が、量子化回路15(量子化手段)に供給される。
量子化回路15では、量子化インデックス決定回路25
(設定手段)からの量子化インデックスに対応する量子
化ステップ(量子化スケール)が設定され、その量子化
ステップに量子化マトリクスの係数をかけたものなど
で、DCT回路14からのDCT係数が量子化される。
この量子化されたDCT係数(以下、適宜、量子化値と
いう)は、VLC器16に供給される。
給される量子化値が、例えばハフマン符号などの可変長
符号に変換され、バッファ17に出力される。バッファ
17は、VLC器16からのデータを一時蓄積し、その
データ量を平滑化して出力する。なお、バッファ17に
おけるデータ蓄積量は、発生符号量として、外部コンピ
ュータ2(図1)と量子化インデックス決定回路25に
供給されるようになされている。
は、VLC器16だけでなく、逆量子化回路18にも供
給されるようになされている。逆量子化回路18では、
量子化回路15からの量子化値が、量子化回路15で用
いられた量子化ステップにしたがって逆量子化され、こ
れによりDCT係数に変換される。このDCT係数は、
逆DCT回路19に供給される。逆DCT回路19で
は、DCT係数が逆DCT処理され、演算器20に供給
される。
の他、上述したように、動き補償回路22から、演算器
13に供給されている予測画像と同一のデータが供給さ
れており、演算器20は、逆DCT回路19からの信号
(予測残差)と、動き補償回路22からの予測画像とを
加算することで、元の画像を、局所復号する(但し、予
測モードがイントラ符号化である場合には、逆DCT回
路19の出力は、演算器20をスルーして、フレームメ
モリ21に供給される)。なお、この復号画像は、受信
側において得られる復号画像と同一のものである。
所復号画像)は、フレームメモリ21に供給されて記憶
され、その後、インター符号化(前方予測符号化、後方
予測符号化、または両方向予測符号化)される画像に対
する参照画像(参照フレーム)として用いられる。
マクロブロックの複雑さを表す指標として、例えば、そ
のアクティビティ(activity)が検出され、量子化イン
デックス決定回路25に供給される。量子化インデック
ス決定回路25には、外部コンピュータ2から目標符号
量が、バッファ17から発生符号量が、アクティビティ
検出回路24からアクティビティが、それぞれ供給され
るようになされている。そして、量子化インデックス決
定回路25は、これらの目標符号量、発生符号量、およ
びアクティビティに基づいて、量子化インデックスを決
定し、量子化回路15に供給する。量子化インデックス
は、量子化ステップと1対1に対応するもので、量子化
回路15では、上述したように、量子化インデックス決
定回路25からの量子化インデックスに対応する量子化
ステップで、量子化が行われる。
は、1パス目は、固定の量子化インデックスを出力する
ようになされており、これにより、量子化回路15で
は、固定の量子化ステップで量子化が行われる。そし
て、2パス目において、量子化インデックス決定回路2
5は、バッファ17からの発生符号量、アクティビティ
検出回路24からのアクティビティ、さらには、外部コ
ンピュータ2からの目標符号量に基づいて、適応的に量
子化インデックスを設定し、これにより、量子化回路1
5では、そのように適応的に設定された量子化インデッ
クスに対応する量子化ステップで量子化が行われる。
インデックス決定回路25における量子化インデックス
の設定処理および量子化回路15における量子化処理に
ついて、図3および図4のフローチャートを参照して説
明する。
ず最初に、ステップS1において、量子化インデックス
(仮の量子化インデックスQ_index)の初期値が
設定される。即ち、ステップS1では、Iピクチャ、P
ピクチャ、Bピクチャの量子化インデックスQI,QP,
QBの初期値として、例えば、9,9,11などがそれ
ぞれ設定される。さらに、ステップS1では、目標符号
量と発生符号量との間の誤差の累積値を保持しておくた
めの変数Sum_Eと、符号化した画像のフレーム数を
カウントするための変数jとが、例えば0に初期化され
る。
レームをエンコードするときの目標符号量Tjが供給さ
れると、量子化インデックス決定回路25では、ステッ
プS2において、その目標符号量Tjが受信され、ステ
ップS3に進み、いま符号化対象となっているフレーム
のピクチャタイプが判定される。ステップS3におい
て、符号化対象のフレームのピクチャタイプが、Iピク
チャ、Pピクチャ、またはBピクチャであると判定され
た場合、それぞれステップS4,S5、またはS6に進
み、第jフレームの画像の発生符号量を目標符号量Tj
に一致させるための第1の変数(量子化インデックス)
としてのQ_indexに、QI,QP、またはQBが設
定され、ステップS7に進む。
化する量子化インデックスMQUANTが決定される。
即ち、量子化インデックス決定回路25は、発生符号量
を目標符号量Tjに一致させるための第1の変数Q_i
ndexと、符号化対象のマクロブロックの複雑さに対
応する第2の変数としての、アクティビティ検出回路2
4からのアクティビティACTに基づいて、符号化対象
のマクロブロックの量子化インデックスMQUANTを
設定し、量子化回路15に出力する。量子化回路15で
は、量子化インデックス決定回路25からの量子化イン
デックスMQUANTに対応する値が、符号化対象のマ
クロブロックを量子化するのに用いる量子化ステップと
して設定される。
S7からS8に進み、量子化回路15において、その量
子化ステップで、符号化対象のマクロブロックが量子化
され、ステップS9に進む。ステップS9では、1フレ
ーム、即ち、第jフレームを構成するマクロブロックす
べての量子化が終了したかどうかが判定され、終了して
いないと判定された場合、ステップS7に戻り、以下、
同様の処理が繰り返される。
ックスMQUANTは、Q_indexとマクロブロッ
クのアクティビティACTとによって決定されるが、Q
_indexは、1フレームを構成するマクロブロック
については同一の値が用いられる。このように、Q_i
ndexは、1フレームの符号化中は固定値とされるた
め、1フレームの符号化に用いられるマクロブロックご
との量子化インデックスMQUANTは、符号化対象の
マクロブロックのアクティビティACTによってのみ変
化する。つまり、ここでは、マクロブロックごとの量子
化インデックスMQUANTは、1フレームの符号化中
においては、例えば、TM5のステップ3における場合
のように、画像の複雑さに対応して変化するが、例え
ば、TM5のステップ2における場合のように、レート
コントロール(発生符号量を目標符号量に一致させる制
御)のためには変化しない。
マクロブロックの複雑さが、例えば、同一である場合に
は、マクロブロックごとの量子化インデックスMQUA
NT、即ち、量子化ステップは変化せず、復号画像の画
質の劣化を防止することができる。
ロールのためには変化しないが、マクロブロックの複雑
さによっては変化する。従って、本発明においても、従
来における場合と同様に、マクロブロックが、周囲と異
なる量子化ステップで量子化される場合があるが、この
場合の量子化ステップの変化は、マクロブロックの複雑
さに対応するものであるから、その変化は、復号画像の
画質を劣化させるものではなく、むしろ視覚特性を向上
させるものとなる。
複雑さが同一であっても、レートコントロールのために
量子化ステップが変化し、そのような複雑さが同一の、
隣接するマクロブロックどうしが、異なる量子化ステッ
プで量子化されることに起因してブロック状のノイズが
顕著になるような、復号画像の画質の劣化が生じること
があった。これに対して、本発明においては、1フレー
ム内においては、レートコントロールのためには量子化
ステップは変化しないから、複雑さが同一のマクロブロ
ックが、異なる量子化ステップで量子化されることがな
くなり、その結果、復号画像の画質が劣化することを防
止することができる。
ロールのためには変化しないが、マクロブロックの複雑
さに対応しては変化するから、複雑な画像が連続して
も、発生符号量が極端に増大して、VBVバッファがア
ンダーフローするようなことを、基本的には防止するこ
とが可能となる。
ム、即ち、第jフレームを構成するマクロブロックすべ
ての量子化が終了したと判定された場合、図4のステッ
プS10に進み、量子化インデックス決定回路25にお
いて、第jフレームを構成するマクロブロックを量子化
するのに用いたマクロブロックごとの量子化インデック
スMQUANTの平均値(以下、適宜、平均量子化イン
デックスという)mean_Qが算出される。さらに、
量子化インデックス決定回路25は、ステップS10に
おいて、平均量子化インデックスmean_Qを、第j
フレームの平均量子化インデックスを保持するための変
数mean_Qjにセットし、ステップS11に進む。
て、目標符号量Tjと発生符号量Sjとの間の誤差Ejが
求められ、さらに、その累積値(以下、適宜、累積誤差
という)Sum_Eが求められる。即ち、ステップS1
1では、量子化インデックス決定回路25において、T
j−Sjが演算され、これが、誤差Ejとされる。さら
に、ステップS11では、量子化インデックス決定回路
25において、誤差Ejが、累積誤差Sum_Eに加算
され、その加算結果が、新たに累積誤差Sum_Eとさ
れる。
ンデックス決定回路25において、誤差Ejが正である
かどうかが判定される。ステップS12において、誤差
Ejが正であると判定された場合、即ち、第jフレーム
の発生符号量Sjが、目標符号量Tjより少ない場合、ス
テップS13に進み、量子化インデックス決定回路25
において、累積誤差Sum_Eが、所定の許容最小値M
in_Sum_Eより大きいかどうかが判定される。
は、いままでの発生符号量の総和が、目標符号量の総和
を大きく上回ることを防止するためのもので、例えば、
0または負の値があらかじめ設定されている。
_Eが、許容最小値Min_Sum_Eより大きいと判
定された場合、即ち、第jフレームの発生符号量S
jが、その目標符号量Tjより少なく、かつ、いままでの
発生符号量の累積値の、目標符号量の累積値に対する誤
差が所定の許容範囲内にあり、従って、量子化ステップ
を小さくして、発生符号量を増加させる必要がある場
合、ステップS14乃至S17において、どの程度、量
子化ステップ(Q_index)を小さくするかが決定
される。
は、ステップS14において、Q_indexを、1段
階下げて、第j+1フレームを量子化したときの発生符
号量の予測値S’jが、例えば次式にしたがって算出さ
れる。
an_Q−1)
+1フレームについての、いわゆるグローバルコンプレ
ックシティ(global complexity)(1フレームの平均
量子化インデックスと発生符号量とを乗算したもの)が
一定であるとして、発生符号量の予測値S’jを求めて
いる。
では、ステップS15において、発生符号量の予測値
S’jが、目標符号量Tjより多いかどうかが判定され
る。ステップS15において、発生符号量の予測値S’
jが、目標符号量Tjより多くないと判定された場合、即
ち、第jフレームの量子化に用いたQ_indexを1
段階下げて、第j+1フレームを量子化しても、その発
生符号量が、目標符号量より小さくなると予測される場
合、ステップS16に進み、mean_Qが1だけデク
リメントされ、ステップS14に戻る。そして、ステッ
プS15において、発生符号量の予測値S’jが、目標
符号量Tjより多いと判定されるまで、即ち、量子化ス
テップをmean_Q−1として、第j+1フレームを
量子化したときの発生符号量が、目標符号量より小さく
ならないと予測されるまで、mean_Qは、ステップ
S16でデクリメントされ続けていく。
号量の予測値S’jが、目標符号量Tjより多いと判定さ
れると、ステップS17に進み、第j+1フレームの量
子化に用いるべき量子化ステップmean_Qと、第j
フレームの量子化に用いた量子化ステップmean_Q
jとの差分deltaQが求められる。
では、Q_indexにセットされるQI,QP、または
QBが、このdeltaQだけ変更されるが、QI,
QP、またはQBが、第jフレームと第j+1フレームと
の間で急激に変化すると、それらの間で、画質が急激に
変化し、ユーザに違和感を与えることがある。
ことを防止するために、deltaQの最大値が制限さ
れるようになされている。即ち、ステップS17では、
例えば、次式にしたがって、deltaQが求められ
る。
た、max_deltaは、deltaQの上限で、例
えば、2や3などが設定される。
Sum_Eが、許容最小値Min_Sum_Eより大き
くないと判定された場合、即ち、第jフレームの発生符
号量Sjは、その目標符号量Tjより少なかったが、発生
符号量の累積値が、目標符号量の累積値を越えており、
従って、発生符号量を増加させるべきではない場合、ス
テップS14乃至S16をスキップして、ステップS1
7に進み、上述したように、deltaQが求められ
る。即ち、この場合、mean_Q−mean_Qj=
0が、deltaQとされる。
が正でないと判定された場合、即ち、第jフレームの発
生符号量Sjが、目標符号量Tj以上の場合、ステップS
18に進み、量子化インデックス決定回路25におい
て、累積誤差Sum_Eが、所定の許容最大値Max_
Sum_Eより小さいかどうかが判定される。
は、いままでの発生符号量の総和が、目標符号量の総和
を大きく下回ることを防止するためのもので、例えば、
正の値があらかじめ設定されている。
_Eが、許容最大値Max_Sum_Eより小さいと判
定された場合、即ち、第jフレームの発生符号量S
jが、その目標符号量Tj以上で、かつ、いままでの発生
符号量の累積値も、目標符号量の累積値以上であり、従
って、量子化ステップを大きくして、発生符号量を減少
させる必要がある場合、ステップS19乃至S21、お
よびS17において、どの程度、量子化ステップ(Q_
index)を大きくするかが決定される。
は、ステップS19において、Q_indexを、1段
階上げて、第j+1フレームを量子化したときの発生符
号量の予測値S’jが、例えば次式にしたがって算出さ
れる。
an_Q+1)
+1フレームについてのグローバルコンプレックシティ
が一定であるとして、発生符号量の予測値S’jを求め
ている。
では、ステップS20において、発生符号量の予測値
S’jが、目標符号量Tjより少ないかどうかが判定され
る。ステップS20において、発生符号量の予測値S’
jが、目標符号量Tjより少なくないと判定された場合、
即ち、第jフレームの量子化に用いたQ_indexを
1段階上げて、第j+1フレームを量子化しても、その
発生符号量が、目標符号量より大きくなると予測される
場合、ステップS21に進み、mean_Qが1だけイ
ンクリメントされ、ステップS19に戻る。そして、ス
テップS20において、発生符号量の予測値S’jが、
目標符号量Tjより少ないと判定されるまで、即ち、量
子化ステップをmean_Q+1として、第j+1フレ
ームを量子化したときの発生符号量が、目標符号量より
大きくならないと予測されるまで、mean_Qは、ス
テップS21でインクリメントされ続けていく。
号量の予測値S’jが、目標符号量Tjより少ないと判定
されると、ステップS17に進み、上述したようにし
て、deltaQが求められ、ステップS22に進む。
における場合と同様に、第j+1フレームのピクチャタ
イプが判定される。ステップS22において、第j+1
フレームのピクチャタイプが、Iピクチャ、Pピクチ
ャ、またはBピクチャであると判定された場合、それぞ
れステップS23,S24、またはS25に進み、
QI,QP、またはQBに、deltaQが加算され、そ
の加算値が、新たにQI,QP、またはQBとされて、ス
テップS26に進む。
表すターミネートコード(terminate code)が受信され
たかどうかが判定され、受信されていないと判定された
場合、即ち、まだ符号がすべき画像データがある場合、
ステップS27に進み、jが1だけインクリメントさ
れ、図3のステップS2に戻る。また、ステップS26
において、ターミネートコードが受信されたと判定され
た場合、処理を終了する。
インクリメントが、ステップS15またはS20それぞ
れにおける判定処理によって制限されることで、基本的
には、VBVバッファにより課せられる条件が満たされ
る(VBVバッファのアンダーフローが防止される)。
他の実施の形態の構成を示している。
コーディングが行われるようになされていたか、図5の
実施の形態では、いわゆるフィードバック型のレートコ
ントロールにより、いわば1パスで画像の符号化が行わ
れるようになされている。
成例を示している。なお、図中、図2における場合と対
応する部分については、同一の符号を付してある。即
ち、エンコーダ31は、コンプレックシティ算出回路4
1および目標符号量算出回路42が新たに設けられてい
る他は、基本的に、図2のエンコーダ1と同様に構成さ
れている。
M5のステップ1によって目標符号量が設定されること
を除けば、図2のエンコーダ1の2パス目と同様の処理
が行われることにより、画像が符号化される。即ち、コ
ンプレックシティ算出回路41では、バッファ17のデ
ータ蓄積量、つまり、発生符号量と、量子化インデック
ス決定回路25が出力する量子化インデックスとから、
Iピクチャ、Pピクチャ、Bピクチャそれぞれについて
のコンプレックシティ(complexity)が算出され、目標
符号量算出回路42に供給される。目標符号量算出回路
42は、コンプレックシティ算出回路41からのコンプ
レックシティに基づいて、次に符号化するフレームの目
標符号量を設定し、量子化インデックス決定回路25に
出力する。量子化インデックス決定回路25では、目標
符号量算出回路42からの目標符号量に基づき、図3お
よび図4で説明したようにして、マクロブロックごとの
量子化インデックスが設定され、量子化回路15に供給
される。
ータの発生符号量を所定の目標符号量に一致させるため
の第1の変数としてのQ_indexと、画像の複雑さ
に対応する第2の変数としてのアクティビティACTと
に基づいて、マクロブロックの量子化インデックスMQ
UANT(量子化ステップ)を設定する場合において、
Q_indexを、1フレームの画像の符号化中は固定
値とするようにしたので、レートコントロールのために
量子化ステップが変化することに起因する復号画像の画
質の劣化を防止することができる。
誤差、さらには、その累積値に対応して、次のフレーム
の量子化ステップの設定に用いるQ_indexを決め
るようにしたので、画像全体に対する発生符号量を、ほ
ぼ、所望の目標符号量とすることが可能となる。
符号化中にQ_indexを固定とする場合、1フレー
ムの発生符号量は、目標符号量と一致しないことが多く
なることが予想される。しかしながら、例えば、2パス
エンコードを行う場合においては、最終的に、全体の発
生符号量が、その目標符号量に一致すれば充分であり、
従って、VBVバッファにより課せられる条件を満たし
ていれば、1フレームの画像の符号化中にQ_inde
xを変更して、1フレームの発生符号量を、その目標符
号量と一致させる必要性は少ない。即ち、VBVバッフ
ァにより課せられる条件を満たしていれば、1フレーム
の画像の符号化中にQ_indexを固定としても問題
はない。
Q_indexを固定とすると、上述したように、1フ
レームの発生符号量は、一般に、その目標符号量とは一
致しないので、目標符号量は、例えば、発生符号量が目
標符号量をある程度上回っても(例えば、発生符号量が
目標符号量を20%程度上回っても)、VBVバッファ
がアンダーフローしない程度のマージンをみて決定する
のが望ましい。
ームの画像の符号化中にQ_indexを固定とする場
合には(以下、適宜、このように1フレームの画像の符
号化中にQ_indexを固定とするモードを、フレー
ム内固定Qモードという)、その1フレームについての
目標符号量に対する発生符号量の誤差が所定の範囲内に
確実に収まるという保証はない。
は、例えば、目標符号量を、上述のように所定のマージ
ンをみて決定したり、また、mean_Qのデクリメン
トまたはインクリメントを、図4のステップS15また
はS20それぞれにおける判定処理によって制限するこ
とによって、基本的には、VBVバッファのアンダーフ
ローを防止することができるが、確実に防止することが
できるという保証はない(VBVバッファがアンダーフ
ローする確率は低いが、その確率が0というわけではな
い)。
する確率をより0に近づけるために、フレーム内固定Q
モードを用いる場合においては、目標符号量に、より大
きなマージンをみて、発生符号量が予想を大きく上回っ
たとしても、VBVバッファがアンダーフローすること
を防止する方法がある。
マージンをみて、不必要に少ない目標符号量を設定した
場合には、量子化ステップも不必要に大きくなり、復号
画像の画質が劣化する。一方、マージンを小さくみて、
目標符号量を充分に少なく設定しなかった場合には、V
BVバッファがアンダーフローすることになる。従っ
て、目標符号量にマージンを見るだけでは、復号画像の
高画質化(画質の劣化の防止)を図り、かつVBVバッ
ファのアンダーフローを確実に防ぐのは困難である。
もに、VBVバッファがアンダーフローする確率をより
0に近づけるために、図1のエンコーダ1(図6のエン
コーダ31についても同様)には、その動作モードを、
1フレームの画像の符号化中にQ_indexを固定と
するフレーム内固定Qモードと、従来と同様に1フレー
ムの画像の符号化中にQ_indexを可変とするモー
ド(以下、適宜、フレーム内レートコントロールモード
という)とを適応的に設定させて量子化を行わせる(以
下、適宜、このように量子化の際の動作モードを適応的
に切り換える方法を、適応切り換え法という)。
差が大きくなっても、VBVバッファがアンダーフロー
する確率が限りなく0に近い場合においては、フレーム
内固定Qモードを設定し、目標符号量に対する発生符号
量の誤差が大きくなると、VBVバッファがアンダーフ
ローする確率が高くなる場合(目標符号量と発生符号量
とがほぼ一致していないと、VBVバッファがアンダー
フローする場合)においては、フレーム内レートコント
ロールモードを設定するようにする。
合に、フレーム内レートコントロールモードを設定し、
それ以外の場合に、フレーム内固定Qモードを設定する
こととする。
さい場合、第2に、フレーム単位についての発生符号量
が、目標符号量を所定の割合だけ上回った場合、および
第3に、例えば、GOPの期間などの所定の期間におけ
る目標符号量の総和から求められる、その所定の期間に
おけるビットレートが、可変レート符号化に規定されて
いる最高レートなどの所定の閾値を所定の割合だけ上回
った場合に、フレーム内レートコントロールモードを設
定し、それ以外の場合は、フレーム内固定Qモードを設
定する。
レートコントロールモードを設定するのは、次のような
理由による。
画像が、平坦で、かつ動きのほとんどない静止画のよう
なものである場合において、Q_indexが、1や2
などの極端に小さな値に設定されたときには、その後
に、複雑な画像が入力されると、1や2などの極端に小
さな値のQ_indexに基づいて量子化が行われる。
この場合、発生符号量が極端に増加し、複雑な画像を数
フレーム(1フレームや2フレームなど)符号化しただ
けで、VBVバッファがアンダーフローするおそれがあ
るため、フレーム内レートコントロールモードを設定す
ることにより、画像が平坦なものから複雑なものとなっ
た場合でも、発生符号量が極端に増加しないようにす
る。
符号量が目標符号量に一致していれば、VBVバッファ
がアンダーフローしないが、同図に太い実線で示すよう
に、あるフレームで、発生符号量が目標符号量を所定の
割合以上上回ると、VBVバッファがアンダーフローす
る場合がある。なお、図7における太い実線は、左から
4番目のPピクチャのフレームにおいて、発生符号量が
目標符号量を50%上回ることにより、VBVバッファ
がアンダーフローした様子を示している。
割合以上上回ったと仮定した場合に、VBVバッファが
アンダーフローするときには、フレーム内レートコント
ロールモードを設定することにより、発生符号量を目標
符号量にほぼ一致させるようにする。
の割合以上上回ったと仮定するかは、即ち、VBVバッ
ファからのデータの読み出しが、目標符号量にどの程度
のマージンを加えた符号量だけあったと仮定するかは、
例えば、Q_indexなどに基づいて決めるのが望ま
しい。これは、上述したように、Q_indexが小さ
い場合には、発生符号量が極端に増加することがあるた
めであり、従って、Q_indexが小さいほど、マー
ジンは大きくとるのが望ましい(例えば、Q_inde
xが小さい場合または大きい場合には、目標符号量の1
00%または50%程度のマージンをそれぞれとるよう
にする)。
どのような可変レートでの符号化を行う場合には、符号
化データのビットレートはダイナミックに変動する。そ
して、例えば、MPEG2などでは、可変レートでの符
号化の際に、システムがとり得るビットレートの最高値
が規定されている必要があり、VBVバッファのデータ
蓄積量も、この最高のビットレートに基づいて計算され
るようになされている。
は、例えば、最高のビットレートで行われるとして、そ
のデータ蓄積量が計算される。従って、符号化データの
ビットレートが、最高のビットレートと比較して充分低
い場合、VBVバッファへの符号化データの供給量が、
そこからの読み出し量に対して充分多いから、VBVバ
ッファのデータ蓄積量は、その記憶容量に近い値を推移
するので、VBVバッファの記憶容量にほぼ等しいよう
な符号化データが突然生じるような特異な場合を除い
て、VBVバッファがアンダーフローすることはない。
一方、符号化データのビットレートが、最高のビットレ
ートに等しいか、それに近い場合、VBVバッファへの
符号化データの供給量が、そこからの読み出し量と等し
いか、幾分多い程度であるから、例えば、発生符号量が
目標符号量を幾分か上回るフレームが連続したりする
と、目標符号量に対する発生符号量の誤差が累積し、V
BVバッファのデータ蓄積量が減少していく結果、VB
Vバッファがアンダーフローする危険性が高くなる。
標符号量の総和から、そのGOPにおけるビットレート
(平均のビットレートなど)を求め、図8に示すよう
に、そのビットレートが、最高のビットレートを所定の
割合(図8においては75%にしてある)以上上回った
場合に、フレーム内レートコントロールモードを設定し
て、発生符号量を目標符号量にほぼ一致させるようにす
る。
ドのみのよる場合には、前述したような復号画像の画質
の劣化が生じるが、フレーム内固定Qモードとフレーム
内レートコントロールモードとを、上述のように適応的
に切り換える適応切り換え法による場合には、フレーム
内固定Qモードのみによる場合とほぼ同様の画質の復号
画像を得ることができる。これは、次のような理由によ
る。
て、フレーム内レートコントロールモードは、上述の第
1乃至第3の場合に設定されるが、この3つの場合は、
大きくは、Q_indexが極端に小さい場合と、発生
符号量が極端に多い場合とに分けることができる。そし
て、Q_indexが極端に小さい場合というのは、基
本的に、平坦な画像(簡単な画像)の符号化が行われる
場合であり、平坦な画像に関しては、その復号画像の画
質について、元々大きな問題は生じない。また、発生符
号量が極端に多い場合というのは、基本的に、複雑な画
像の符号化が行われる場合であり、複雑な画像に関して
は、Q_indexが1フレームの符号化中に変化して
も、隣接するマクロブロックにおけるQ_indexの
違いは、その復号画像の画質にはほとんど影響しない。
従って、適応切り換え法によれば、フレーム内固定Qモ
ードのみを用いる場合とほぼ同様の画質の復号画像を得
ることができる。
ァのアンダーフローをより確実に防止するために、フレ
ーム内レートコントロールモードが設定されるが、VB
Vバッファのオーバーフローは特に考慮する必要はな
い。これは、VBVバッファがオーバーフローしそうな
ときは、VBVバッファへのデータの供給、即ち、記録
媒体3からの符号化データの読み出しや、伝送路4を介
しての符号化データの送信を一時停止すれば済むからで
ある。
量子化を行う場合の、図2の量子化回路15および量子
化インデックス決定回路25の処理について、図9乃至
図11のフローチャートを参照して説明する。
5では、図9のステップS31乃至S36において、図
3のステップS1乃至S6における場合とそれぞれ同様
の処理が行われる。
ち、符号化対象のフレームのピクチャタイプがIピクチ
ャであり、Q_indexにQIが設定された場合に
は、ステップS37に進み、量子化インデックス決定回
路25は、外部コンピュータ2からGOP_rateを
受信し、ステップS38に進む。
だけIピクチャが含まれているとすると(通常は、その
ようになっている)、そのIピクチャは、GOPを構成
するフレームの中で最初に符号化される。適応切り換え
法による場合、外部コンピュータ2は、GOPの符号化
が開始されるタイミングで、そのGOPを構成するフレ
ームそれぞれの目標符号量の総和を求め、さらに、その
総和から、そのGOP全体にわたっての平均的なビット
レートGOP_rateを算出し、量子化インデックス
決定回路25に供給するようになされており、ステップ
S37では、このようにして外部コンピュータ2から供
給されるGOPの平均的なビットレートGOP_rat
eが受信され、ステップS38に進む。
後も、ステップS38に進み、外部コンピュータ2から
受信した最新のGOP_rateが、エンコーダ1のビ
ットレートとして規定されている最高値(以下、適宜、
最高レートという)MAXの、例えば75%などより高
いかどうかが、量子化インデックス決定回路25によっ
て判定される。ステップS38において、GOP_ra
teが0.75MAXより大きいと判定された場合、即
ち、上述の第3の場合に該当する場合、ステップS47
に進み、量子化インデックス決定回路25は、フレーム
内レートコントロールモードを設定し、そのモードに対
応する量子化処理を行う。そして、その処理の終了後
は、ステップS48に進む。
のビットレートを、GOP単位で計算するようにしてい
るため、そのビットレートGOP_rateが0.75
MAXより高い場合には、そのGOPを構成するすべて
のフレームについて、フレーム内レートコントロールモ
ードが設定される。従って、例えば、符号化データのビ
ットレートを、フレーム単位で計算し、即ち、ビットレ
ートのフレーム単位の平均値を計算し、その平均値がど
の程度かを判定するようにすれば、GOPを構成するあ
るフレームについて、フレーム内レートコントロールモ
ードが設定されても、他のフレームについては、フレー
ム内固定Qモードが設定され得るようにすることができ
る。
rateが0.75MAXより大きくないと判定された
場合、ステップS39に進み、Q_indexが、例え
ば4などの極端に小さな値より小さいかどうかが、量子
化インデックス決定回路25によって判定される。ステ
ップS39において、Q_indexが4より小さいと
判定された場合、即ち、Q_indexが1乃至3のう
ちのいずれかであり、上述の第1の場合に該当する場
合、ステップS47に進み、フレーム内レートコントロ
ールモードが設定される。また、ステップS39におい
て、Q_indexが4より小さくないと判定された場
合、以下の処理において、Q_indexの値が判定さ
れ、その判定結果に基づいて、VBVバッファからのデ
ータの読み出し量として仮定する符号量としての、目標
符号量とマージンとの加算値の、そのマージンが決定さ
れる。
dexが4より小さくないと判定された場合、ステップ
S40に進み、Q_indexが比較的小さな値として
の、例えば7より小さいかどうかが判定される。ステッ
プS40において、Q_indexが7より小さいと判
定された場合、即ち、Q_indexが、比較的小さ
い、4乃至6のうちのいずれかの値である場合、ステッ
プS41に進み、マージンMarginとして、比較的
大きな値としての、例えば2Tj(目標符号量の200
%)が設定され、ステップS45に進む。また、ステッ
プS40において、Q_indexが7より小さくない
と判定された場合、ステップS42に進み、Q_ind
exが中程度の値としての、例えば26より小さいかど
うかが判定される。
が26より小さいと判定された場合、即ち、Q_ind
exが、中程度の値としての7乃至25のうちのいずれ
かの値である場合、ステップS43に進み、マージンM
arginとして、中程度の値としての、例えばT
j(目標符号量の100%)が設定され、ステップS4
5に進む。また、ステップS42において、Q_ind
exが26より小さくないと判定された場合、即ち、Q
_indexが26以上の大きな値である場合、ステッ
プS44に進み、マージンMarginとして、小さな
値としての、例えば0.5Tj(目標符号量の50%)
が設定され、ステップS45に進む。
してとり得る値が1乃至31に規定されており、従っ
て、Q_indexが26以上の大きな値である場合と
いうのは、Q_indexが、26乃至31のうちのい
ずれかであることを意味する。
いる第jフレームの発生符号量Sjが、その目標符号量
TjにマージンMarginを加算した符号量Tj+Ma
rginであったと仮定した場合に、VBVバッファが
アンダーフローするかどうかが判定される。ステップS
45において、発生符号量Sjが、符号量Tj+Marg
inであったと仮定した際に、VBVバッファがアンダ
ーフローすると判定された場合、即ち、式(VBVバッ
ファのデータ蓄積量)−(符号量Tj+Margin)
<0が成立する場合、ステップS47に進み、フレーム
内レートコントロールモードが設定される。
量Sjが、符号量Tj+Marginであったと仮定して
も、VBVバッファがアンダーフローしないと判定され
た場合、即ち、上述の第1乃至第3のいずれの場合にも
該当しない場合、ステップS46に進み、量子化インデ
ックス決定回路25は、フレーム内固定Qモードを設定
し、そのモードに対応する量子化処理を行う。そして、
その処理の終了後は、ステップS48に進み、図4のス
テップS26における場合と同様に、ターミネートコー
ドが受信されたかどうかが判定され、受信されていない
と判定された場合、ステップS49に進み、jが1だけ
インクリメントされ、ステップS32に戻る。また、ス
テップS48において、ターミネートコードが受信され
たと判定された場合、処理を終了する。
ステップS46におけるフレーム内固定Qモードの処理
の詳細を示している。
いて、図3のステップS7乃至S9、図4のステップS
10乃至S25における場合とそれぞれ同様の処理が行
われる。
て、図4のステップS23乃至S25における場合とそ
れぞれ同様に、新たなQI,QP、またはQBが設定され
た後は、ステップS70乃至S72にそれぞれ進み、I
ピクチャ、Pピクチャ、またはBピクチャを量子化する
のに設定した動作モードを記憶するための変数prev
_I_mode,prev_P_mode、またはpr
ev_B_modeに、フレーム内固定Qモードを表す
FIXQがセットされ、リターンする。
ステップS47におけるフレーム内レートコントロール
モードの処理の詳細を示している。
は、例えば、TM5と同様に、1フレームの符号化中に
Q_indexを可変にして量子化ステップが設定され
て量子化が行われる。
て、符号化対象のフレームのピクチャタイプが、量子化
インデックス決定回路25によって判定される。ステッ
プS81において、ピクチャタイプが、Iピクチャ、P
ピクチャ、またはBピクチャであると判定された場合、
それぞれステップS82,S83、またはS84に進
み、前回のIピクチャ、Pピクチャ、またはBピクチャ
の量子化の際に設定された動作モードが判定される。
では、prev_I_mode,prev_P_mod
e、またはprev_B_modeに、FIXQがセッ
トされているかどうかが判定される。ステップS82乃
至S84それぞれにおいて、prev_I_mode,
prev_P_mode、またはprev_B_mod
eに、FIXQがセットされていると判定された場合、
即ち、前回のIピクチャ、Pピクチャ、またはBピクチ
ャがフレーム内固定Qモードで量子化されている場合、
ステップS85乃至S87にそれぞれ進み、Iピクチ
ャ、Pピクチャ、またはBピクチャについてのTM5の
ステップ2で用いられる仮想バッファdI,dP、または
dBが初期化される。
期化は、例えば、次式にしたがって行われる。
1,dB=QB×r/31 但し、上式における分母の31は、Q_indexの最
大値である。また、rは、2×Bit_rate/Pi
cture_rateで表され、Bit_rateまた
はPicture_rateは、それぞれビットレート
またはピクチャレートを表す。
て、Iピクチャ、Pピクチャ、またはBピクチャについ
ての仮想バッファdI,dP、またはdBの初期化が行わ
れた後は、いずれもステップS88に進む。
において、prev_I_mode,prev_P_m
ode、またはprev_B_modeに、FIXQが
セットされていないと判定された場合、それぞれステッ
プS85乃至S87をスキップして、いずれもステップ
S88に進み、マクロブロックを量子化する量子化ステ
ップMQUANTが決定される。即ち、量子化インデッ
クス決定回路25は、発生符号量を目標符号量Tjに一
致させるための第1の変数Q_indexと、符号化対
象のマクロブロックの複雑さに対応する第2の変数とし
ての、アクティビティ検出回路24からのアクティビテ
ィACTに基づいて、符号化対象のマクロブロックの量
子化インデックスMQUANTを設定し、量子化回路1
5に出力する。量子化回路15では、量子化インデック
ス決定回路25からの量子化インデックスMQUANT
に対応する値が、符号化対象のマクロブロックを量子化
するのに用いる量子化ステップとして設定される。
S88からS89に進み、量子化回路15において、そ
の量子化ステップで、符号化対象のマクロブロックが量
子化され、ステップS90に進む。ステップS90で
は、1フレーム、即ち、第jフレームを構成するマクロ
ブロックすべての量子化が終了したかどうかが判定さ
れ、終了していないと判定された場合、ステップS91
に進み、第jフレームを構成するマクロブロックのうち
の、既に量子化の終了しているマクロブロックまでの目
標符号量と発生符号量との差に対応して、仮想バッファ
dI,dP、またはdBのデータ蓄積量が更新され、ステ
ップS88に戻り、以下、まだ量子化の行われていない
マクロブロックを対象に、同様の処理が繰り返される。
ドでは、仮想バッファdI,dP、またはdBのデータ蓄
積量に基づいて、発生符号量Sjが目標符号量Tjと一致
するようにQ_indexが適宜変更され(TM5のス
テップ2に相当)、そのように適宜変更されるQ_in
dexと、符号化対象のマクロブロックの複雑さに対応
して変化するアクティビティACTとから、最終的なマ
クロブロックごとの量子化インデックスMQUANTが
決定される(TM5のステップ3に相当)。従って、こ
こでは、マクロブロックごとの量子化インデックスMQ
UANT、即ち、量子化ステップは、画像の複雑さに対
応しても変化するし、レートコントロールのためにも変
化するので、発生符号量Sjが目標符号量Tjと一致する
ようになり、VBVバッファのアンダーフローを確実に
防止することができる。
ームを構成するマクロブロックすべての量子化が終了し
たと判定された場合、ステップS92に進み、第jフレ
ームを構成するマクロブロックのうち、最後のマクロブ
ロックを量子化するのに用いたQ_indexが、それ
を保持するための変数last_Qjにセットされる。
xそのものではなく、そのQ_indexとアクティビ
ティACTとから求められた量子化インデックスをセッ
トすることも可能である。但し、last_Qjは、後
述するステップS95乃至97それぞれにおいて、
QI,QP、またはQBにセットされ、次に符号化を行う
フレームの最初のマクロブロックを量子化するときのQ
_indexとして用いられるため、Q_indexそ
のものをセットするのが好ましい。
のマクロブロックについてのQ_indexをセットす
るようにしたが、その他、例えば、1フレームのマクロ
ブロックすべてについてのQ_indexの平均値など
をセットするようにしても良い。
3に進み、図4のステップS11における場合と同様
に、EjおよびSum_Eが求められ、ステップS93
に進む。ステップS93では、次のフレーム、即ち、第
j+1フレームのピクチャタイプが判定される。ステッ
プS93において、第j+1フレームのピクチャタイプ
が、Iピクチャ、Pピクチャ、またはBピクチャである
と判定された場合、それぞれステップS95,S96、
またはS97に進み、QI,QP、またはQBに、ステッ
プS92で得られたlast_Qjがセットされ、ステ
ップS98,S99、またはS100にそれぞれ進む。
は、第jフレームの画像であるIピクチャ、Pピクチ
ャ、またはBピクチャを量子化するのに設定した動作モ
ードを記憶するための変数prev_I_mode,p
rev_P_mode、またはprev_B_mode
に、フレーム内レートコントロールモードを表すRCが
セットされ、リターンする。
フレーム内レートコントロールモードとを適応的に設定
するようにしたので、復号画像の画質の向上を図るとと
もに、VBVバッファのアンダーフローをより確実に防
止することが可能となる。
は、図5に示したフィードバック型のレートコントロー
ルにより1パスで画像の符号化を行う装置にも適用する
ことができる。
う画像符号化装置に適用した場合について説明したが、
本発明は、固定レートで符号化を行う場合にも適用可能
である。
エンコーディングを行う場合、および1回で符号化を行
う場合のいずれの場合にも適用可能であるが、2パスエ
ンコーディングに適用する場合が、特に、その効果が大
きい。
ピュータ2からエンコーダ1に目標符号量を送信し、エ
ンコーダ1において量子化インデックスを決定するよう
にしたが、量子化インデックスは、外部コンピュータ2
において決定し、エンコーダ1に送信するようにするこ
とも可能である。
ピクチャ、BピクチャについてのQI,QP,QBをそれ
ぞれ独立に決定するようにしたが、Iピクチャ、Pピク
チャについてのQI,QPは共通(同一の値)にすること
ができる。即ち、QIとQPは、同一の値とした方が、画
質が良くなることが知られている。また、Iピクチャ
は、通常、1GOPに1つしかなく、従って、QIの決
定(更新後)後、そのQIは、次のGOPのIピクチャ
まで用いられない。さらに、QIとQPとを同一の値にす
れば、IピクチャとPピクチャそれぞれについて場合分
けをして、QI,QPを更新する必要がなくなり、処理の
高速化を図ることが可能となる。以上の理由から、QI
とQPは、同一の値とするのが望ましい。
回路15において、DCT回路14が出力するDCT係
数を量子化するようにしたが、本発明は、DCT係数以
外の直交変換係数を量子化する場合にも適用可能であ
る。
請求項10に記載の画像符号化方法によれば、量子化ス
テップが、画像を符号化した符号化データの発生符号量
を所定の目標符号量に一致させるための第1の変数と、
画像の複雑さに対応する第2の変数とに基づいて設定さ
れるようになされており、1画面の画像の符号化中に、
第1の変数を固定または可変とする固定モードまたは可
変モードが、適応的に設定される。従って、復号画像の
画質を向上させるとともに、発生符号量を目標符号量に
一致させることが可能となる。
求項12に記載の画像伝送方法によれば、符号化データ
が、直交変換係数を、所定の量子化ステップで量子化す
る際に、その量子化ステップを、画像を符号化した符号
化データの発生符号量を所定の目標符号量に一致させる
ための第1の変数と、画像の複雑さに対応する第2の変
数とに基づいて設定する場合において、1画面の画像の
符号化中に、第1の変数を固定または可変とする固定モ
ードまたは可変モードを、適応的に設定することにより
得られたものとなっている。従って、符号化データか
ら、画質の良好な復号画像を得ることが可能となる。
換係数を、所定の量子化ステップで量子化する際に、そ
の量子化ステップを、画像を符号化した符号化データの
発生符号量を所定の目標符号量に一致させるための第1
の変数と、画像の複雑さに対応する第2の変数とに基づ
いて設定する場合において、1画面の画像の符号化中
に、第1の変数を固定または可変とする固定モードまた
は可変モードを、適応的に設定することにより得られた
符号化データが記録されている。従って、符号化データ
から、画質の良好な復号画像を得ることが可能となる。
例を示すブロック図である。
である。
ス決定回路25の処理を説明するためのフローチャート
である。
ある。
成例を示すブロック図である。
図である。
った場合に、VBVバッファがアンダーフローすること
を説明するための図である。
示す図である。
化回路15および量子化インデックス決定回路25の処
理を説明するためのフローチャートである。
定Qモードの処理の詳細を説明するためのフローチャー
トである。
ートコントロールモードの処理の詳細を説明するための
フローチャートである。
媒体, 4 伝送路,11 画像並び替え回路, 12
走査変換/マクロブロック化回路, 13演算器,
14 DCT回路(直交変換手段), 15 量子化回
路(量子化手段), 16 VLC回路, 17 バッ
ファ, 18 逆量子化回路, 19 逆DCT回路,
20 演算器, 21 フレームメモリ, 22 動
き補償回路, 23 動き検出回路, 24 アクティ
ビティ検出回路, 25 量子化インデックス決定回路
(設定手段), 31 エンコーダ, 41 コンプレ
ックシティ算出回路, 42 目標符号量算出回路
Claims (13)
- 【請求項1】 画像を符号化する画像符号化装置であっ
て、 前記画像を直交変換し、直交変換係数を出力する直交変
換手段と、 前記直交変換係数を所定の量子化ステップで量子化する
量子化手段とを備え、 前記量子化手段が、前記画像を符号化した符号化データ
の発生符号量を所定の目標符号量に一致させるための第
1の変数と、前記画像の複雑さに対応する第2の変数と
に基づいて、前記量子化ステップを設定する場合におい
て、 1画面の前記画像の符号化中に、前記第1の変数を固定
または可変とする固定モードまたは可変モードを、適応
的に設定する設定手段をさらに備えることを特徴とする
画像符号化装置。 - 【請求項2】 前記画像がMPEG(Moving Picture E
xperts Group)符号化される場合において、 前記設定手段は、VBV(Video Buffering Verifier)
バッファのデータ蓄積量に基づいて、前記固定モードま
たは可変モードのうちのいずれかを設定することを特徴
とする請求項1に記載の画像符号化装置。 - 【請求項3】 前記設定手段は、前記目標符号量に所定
のマージンを加えた符号量が前記VBVバッファから読
み出されると仮定した場合に、前記VBVバッファがア
ンダーフローするとき、前記可変モードを設定すること
を特徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。 - 【請求項4】 前記設定手段は、前記マージンを、前記
第1の変数に基づいて設定することを特徴とする請求項
3に記載の画像符号化装置。 - 【請求項5】 前記設定手段は、前記目標符号量に基づ
いて、前記固定モードまたは可変モードのうちのいずれ
かを設定することを特徴とする請求項1に記載の画像符
号化装置。 - 【請求項6】 前記設定手段は、所定の期間における前
記目標符号量の総和から、その所定の期間におけるビッ
トレートを求め、そのビットレートが所定の閾値以上の
場合、または所定の閾値以上でない場合、前記可変モー
ドまたは固定モードをそれぞれ設定することを特徴とす
る請求項5に記載の画像符号化装置。 - 【請求項7】 前記設定手段は、前記第1の変数に基づ
いて、前記固定モードまたは可変モードのうちのいずれ
かを設定することを特徴とする請求項1に記載の画像符
号化装置。 - 【請求項8】 前記画像がMPEG(Moving Picture E
xperts Group)符号化される場合において、 前記設定手段は、前回符号化した画面について、前記固
定モードまたは可変モードのうちのいずれを設定したか
に基づいて、今回の画面を符号化する際に、Iピクチ
ャ、Pピクチャ、またはBピクチャそれぞれについての
目標符号量と発生符号量との差分を管理するための仮想
バッファを初期化することを特徴とする請求項1に記載
の画像符号化装置。 - 【請求項9】 前記直交変換係数を固定の量子化ステッ
プで量子化して得られる前記符号化データの発生符号量
に基づいて、前記目標符号量を設定し、 その後、前記符号化データの発生符号量が前記目標符号
量に一致するように、前記画像を符号化することを特徴
とする請求項1に記載の画像符号化装置。 - 【請求項10】 画像を符号化する画像符号化方法であ
って、 前記画像を直交変換し、その結果得られる直交変換係数
を、所定の量子化ステップで量子化する際に、その量子
化ステップを、前記画像を符号化した符号化データの発
生符号量を所定の目標符号量に一致させるための第1の
変数と、前記画像の複雑さに対応する第2の変数とに基
づいて設定する場合において、 1画面の前記画像の符号化中に、前記第1の変数を固定
または可変とする固定モードまたは可変モードを、適応
的に設定することを特徴とする画像符号化方法。 - 【請求項11】 画像を符号化して得られる符号化デー
タを伝送する画像伝送装置であって、 前記符号化データは、 前記画像を直交変換し、その結果得られる直交変換係数
を、所定の量子化ステップで量子化する際に、その量子
化ステップを、前記画像を符号化した符号化データの発
生符号量を所定の目標符号量に一致させるための第1の
変数と、前記画像の複雑さに対応する第2の変数とに基
づいて設定する場合において、 1画面の前記画像の符号化中に、前記第1の変数を固定
または可変とする固定モードまたは可変モードを、適応
的に設定することにより得られたものであることを特徴
とする画像伝送装置。 - 【請求項12】 画像を符号化して得られる符号化デー
タを伝送する画像伝送方法であって、 前記符号化データは、 前記画像を直交変換し、その結果得られる直交変換係数
を、所定の量子化ステップで量子化する際に、その量子
化ステップを、前記画像を符号化した符号化データの発
生符号量を所定の目標符号量に一致させるための第1の
変数と、前記画像の複雑さに対応する第2の変数とに基
づいて設定する場合において、 1画面の前記画像の符号化中に、前記第1の変数を固定
または可変とする固定モードまたは可変モードを、適応
的に設定することにより得られたものであることを特徴
とする画像伝送方法。 - 【請求項13】 画像を符号化して得られる符号化デー
タが記録されている記録媒体であって、 前記符号化データは、 前記画像を直交変換し、その結果得られる直交変換係数
を、所定の量子化ステップで量子化する際に、その量子
化ステップを、前記画像を符号化した符号化データの発
生符号量を所定の目標符号量に一致させるための第1の
変数と、前記画像の複雑さに対応する第2の変数とに基
づいて設定する場合において、 1画面の前記画像の符号化中に、前記第1の変数を固定
または可変とする固定モードまたは可変モードを、適応
的に設定することにより得られたものであることを特徴
とする記録媒体。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03590097A JP4619463B2 (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 画像符号化装置および方法 |
| US09/018,416 US6961375B1 (en) | 1997-02-06 | 1998-02-04 | Picture coding device and method, picture transmitting device and method and recording medium |
| GB9802513A GB2322033B (en) | 1997-02-06 | 1998-02-05 | Picture coding and transmission,and recording media |
| US11/075,111 US7154949B2 (en) | 1997-02-06 | 2005-03-08 | Picture coding device and method, picture transmitting device and method and recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03590097A JP4619463B2 (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 画像符号化装置および方法 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10234037A true JPH10234037A (ja) | 1998-09-02 |
| JPH10234037A5 JPH10234037A5 (ja) | 2004-09-16 |
| JP4619463B2 JP4619463B2 (ja) | 2011-01-26 |
Family
ID=12454912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03590097A Expired - Fee Related JP4619463B2 (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-20 | 画像符号化装置および方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4619463B2 (ja) |
-
1997
- 1997-02-20 JP JP03590097A patent/JP4619463B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4619463B2 (ja) | 2011-01-26 |
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