JPH1023452A - 画像抽出装置および方法 - Google Patents
画像抽出装置および方法Info
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- JPH1023452A JPH1023452A JP19411396A JP19411396A JPH1023452A JP H1023452 A JPH1023452 A JP H1023452A JP 19411396 A JP19411396 A JP 19411396A JP 19411396 A JP19411396 A JP 19411396A JP H1023452 A JPH1023452 A JP H1023452A
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Abstract
を前提にしなくても安定した被写体画像を抽出できる画
像抽出装置および方法を提供する。 【解決手段】 撮像システムは、撮像装置1、切り出し
処理装置2、画像表示装置9および端末装置10を有す
る。切り出し処理装置2には、画像一時記憶部3、正規
化エッジ強度抽出部4、初期マスク領域抽出部5、領域
成長部6、輪郭整形処理部7および被写体画像出力部8
が設けられている。被写体画像、背景画像を撮像装置1
から入力し、被写体を切り出す際、まず、領域成長の核
を抽出するための初期データ抽出処理を行う。初期マス
ク領域と被写体領域とが殆ど一致する場合、画像出力処
理または輪郭整形処理を行う。初期マスク領域が不完全
である場合、領域成長処理を行う。領域成長処理では、
初期マスクの各核領域の境界上の点において近傍画素と
の画像特徴量の類似度判定を行い、類似度が所定の閾値
より高い場合、同一の被写体領域とみなしてマスク領域
に併合する。
Description
画像とから被写体を切り出す画像抽出装置および方法に
関する。
的な手法として、特定の色背景を用いるクロマキーや画
像処理(ヒストグラム処理、差分、微分処理、輪郭強
調、輪郭追跡など)によりキー信号を生成するビデオマ
ット(テレビジョン学会技術報告、vol.12,p
p.29−34,1988)などの手法が知られてい
る。
出を行う手法は古典的なものであり、例えば特開平4−
216181号公報において背景画像と処理対象画像と
の差分データにマスク画像(特定処理領域のこと)を設
定して画像中の複数の特定領域における対象物体を抽出
あるいは検出する手法が開示されている。
は、抽出対象の色彩モデルを用いて背景を含む現画像の
色彩変換データ、背景画像と現画像との明度の差データ
から抽出対象の存在確立分布を求める手法が開示されて
いる。
画像と被写体画像の各画素間で輝度レベルまたは色成分
などの差異を所定の評価関数で表し、閾値処理して差異
レベルが初定値以上の領域を抽出するものである。例え
ば、評価関数として各点を中心とする所定サイズのブロ
ック間の相互相関(Digital Picture Processing (2nd
ed.),by Rosenfeld,A. and Kak,A.C., Academic Press,
1982)、正規化主成分特徴量(電子情報通信学会論文
誌 Vol.J74−D−II,pp.1731−17
40)、標準偏差値と差分値との重み付き加算値(テレ
ビジョン学会誌、Vol.45,pp.1270−12
76,1991)、色相と輝度レベルに関する局所ヒス
トグラム間距離(テレビジョン学会誌、Vol.49,
pp.673−680,1995)などがある。
び特公平7−31248号公報には、動画像から動きベ
クトルあるいはフレーム間差分データを抽出して移動体
のみを抽出する方法が開示されている。特公平7−66
446号公報、特公平6−14358号公報および特公
平4−48030号公報には、背景画像との差分により
動物体を抽出する方法が開示されている。さらに、複眼
撮像系を用いて得た左右の異なる視点位置からの画像か
ら視差量の分布を抽出して視差分布(即ち、撮像手段か
らの距離分布)に基づいて物体を背景から分離する方法
(1995年電子情報通信学会情報・システムソサイエ
ティ大会,pp.138)などが知られている。
来例のうちクロマキー方式は背景の制約が大きく屋外で
使えないこと、色ぬけなどの問題点がある。また、ビデ
オマット方式は輪郭の指定作業は人間が画素単位で正確
に行う必要があり、そのためには労力と熟練を要すると
いう問題点がある。
写体上の背景と類似した部分領域においては背景か被写
体かの判別が困難であり、かつ背景画像と被写体画像間
での撮像条件の変動の影響を受け易いこと、被写体によ
って生じる陰影部分の除去が困難であることなどの問題
点があった。さらに、背景と被写体との境界線を忠実に
抽出するためには背景画像と被写体領域の輪郭付近での
画像特性(画素値など)が顕著に異なる必要があり、一
般的には困難であった。
抽出対象の色彩モデルを別途要するという点で任意の未
知物体の画像抽出に不向きであった。
るいは視差分布からの被写体抽出のいずれの方式におい
ても背景との境界部のコントラストなどによらず高精度
に被写体を切り出すことは一般的に困難であった。
像特性の顕著な差異を前提にしなくても安定した被写体
画像を抽出できる画像抽出装置および方法を提供するこ
とを目的とする。
成長前の被写体領域の面積を大きく確保し、かつ輪郭形
状の細部の抽出を可能にする画像抽出装置および方法を
提供することを他の目的とする。
郭線を実際の被写体の輪郭線に一致させるための処理を
被写体の輪郭線付近の背景部のパターンに影響されずに
行う画像抽出装置および方法を提供することを他の目的
とする。
域との特徴量差異の許容値の変動によらずに安定して被
写体領域のみにおいて初期マスクを成長させる画像抽出
装置および方法を提供することを他の目的とする。
の間の撮影条件の差異またはノイズなどに起因するエッ
ジ強度分布の変動を抑制し、正確に被写体の輪郭形状お
よび被写体領域に存在する背景部のエッジを抽出する画
像抽出装置および方法を提供することを他の目的とす
る。
すエッジ強度が小さく、かつ被写体が比較適細い部分形
状を含む場合においても安定して被写体画像の抽出を可
能にする画像抽出装置および方法を提供することを他の
目的とする。
景部分のエッジ分布の影響を受けずに安定して被写体の
輪郭形状を抽出する画像抽出装置および方法を提供する
ことを他の目的とする。
形状を形状連続性の条件に基づき自動復元し、かつ形状
データを平滑化する画像抽出装置および方法を提供する
ことを他の目的とする。
けずに背景と被写体との間で画像特性の顕著な差異を前
提にしなくても安定した被写体画像を抽出できる画像抽
出装置および方法を提供することを他の目的とする。
際、安定かつ高精度な被写体画像の抽出を可能とする画
像抽出装置および方法を提供することを目的とする。
り出しを行う際、背景と被写体との間で画像特性の顕著
な差異を前提にしなくても安定した精度で切り出し画像
を得ることができる画像抽出装置および方法を提供する
ことを他の目的とする。
郭形状を忠実に再現できる領域成長に基づいた被写体切
り出しを可能とする画像抽出装置および方法を提供する
ことを他の目的とする。
抑止し、被写体に最も近い切り出し領域の抽出を可能と
する画像抽出装置および方法を提供することを他の目的
とする。
長、エッジからの領域成長を抑制することにより、複雑
な輪郭形状を有する被写体でも安定した切り出し精度を
得ることができる画像抽出装置および方法を提供するこ
とを他の目的とする。
する陰影などのノイズ成分、あるいは被写体の輪郭の不
明瞭な部分の存在に対しても安定した切り出し性能を得
ることができる画像抽出装置および方法を提供すること
を他の目的とする。
領域の形状が被写体輪郭形状と合致しない場合でも切り
出された被写体形状の外形が真の被写体形状を良好に近
似することができる領域成長を実現する画像抽出装置お
よび方法を提供することを他の目的とする。
自動切り出しを高精度に実現する画像抽出装置および方
法を提供することを他の目的とする。
数画像を用いて特定被写体の自動切り出しを高精度に実
現する画像抽出装置および方法を提供することを他の目
的とする。
に、本発明の請求項1に係る画像抽出方法は、抽出すべ
き被写体が記録された第1画像と該被写体を除く背景が
記録された第2画像との間の差分データに基づき、抽出
すべき領域の初期マスクを生成する第1ステップと、該
生成された初期マスクの領域を近傍領域との特徴量類似
度に基づき成長させる第2ステップと、該領域成長後の
マスク領域に基づいて前記第1画像から前記被写体を抽
出する第3ステップとを備えたことを特徴とする。
1に係る画像抽出方法において前記第1ステップは、前
記第1および第2画像間の各点での色成分差異に基づい
て抽出される色差分核、または前記第1および第2画像
からそれぞれ抽出される第1および第2エッジ強度画像
間の差分エッジデータに基づいて抽出されるエッジ差分
核に基づき、初期核を抽出することを特徴とする。
1に係る画像抽出方法において前記第3ステップは、前
記第1および第2画像からそれぞれ抽出される前記第1
および第2エッジ強度画像間の差分エッジデータに基づ
いて前記領域成長後のマスク領域の形状補正処理を行
い、該補正後のマスク領域に該当する前記第1画像中の
前記被写体画像を抽出することを特徴とする。
1に係る画像抽出方法において前記第2ステップは、前
記第1および第2画像からそれぞれ抽出される前記第1
および第2エッジ強度画像間の差分エッジデータに基づ
いて得られるエッジ密度が成長方向において所定の閾値
以下である場合、成長を抑止することを特徴とする。
2に係る画像抽出方法において前記第1ステップでの前
記第1および第2エッジ強度画像は所定の正規化係数で
正規化されたものであることを特徴とする。
2に係る画像抽出方法において前記第1ステップでの前
記第1および第2エッジ強度画像は所定の正規化係数で
正規化されたものであり、該正規化係数はいずれも該第
1エッジ強度画像の最大値であることを特徴とする。
2に係る画像抽出方法において前記第1ステップでの前
記第1および第2エッジ強度画像の所定の点における値
は所定の正規化係数で正規化された値であり、該正規化
係数には正規化前の該第1エッジ強度画像の該点を中心
とする所定サイズの領域内の局所エッジ強度最大値が前
記第1および第2エッジ強度画像に対して用いられるこ
とを特徴とする。
3に係る画像抽出方法において前記形状補正処理は、前
記領域成長後のマスク領域の輪郭線上の各点において所
定の処理領域を設定し、該処理領域内において前記差分
エッジデータまたは前記第1画像のエッジデータのうち
所定閾値以上の値を有するエッジ候補のうち、形状連続
性評価項と画像特徴量の連続性評価項とからなる所定の
評価関数値を最小にするものを抽出するエッジ選択処
理、および抽出された輪郭線またはそれを含む補正マス
ク領域を平滑化する平滑化処理を備えたことを特徴とす
る。
像および背景画像を入力する入力手段と、該入力した被
写体画像および背景画像を記憶する画像一時記憶手段
と、該記憶された被写体画像と背景画像との間の差分デ
ータに基づき、抽出領域の初期データを生成する初期マ
スク生成手段と、前記初期マスクの領域を近傍領域との
特徴量類似度に基づいて成長させる領域成長手段と、該
領域成長後のマスク領域に基づいて前記被写体画像から
被写体を抽出する被写体画像切り出し処理手段とを備え
たことを特徴とする。
項9に係る画像抽出装置において前記初期マスク生成手
段は、前記被写体画像および背景画像間の各点での色成
分差異の閾値処理を行う色差分核抽出手段と、前記被写
体画像および前記背景画像からそれぞれ抽出される第1
および第2エッジ強度画像を抽出し、該エッジ強度画像
間の差分データの閾値処理を行うエッジ差分核抽出手段
と、前記色差分核抽出手段および前記エッジ差分核抽出
手段の出力に基づいて初期核を生成する初期核抽出手段
とを備えたことを特徴とする。
項9に係る画像抽出装置において前記被写体画像切り出
し処理手段は、前記被写体画像と前記背景画像との差分
エッジデータを抽出する差分エッジデータ抽出手段と、
該差分エッジデータに基づき被写体輪郭線を整形する輪
郭整形手段とを備えたことを特徴とする。
項11に係る画像抽出装置において前記輪郭整形手段
は、前記差分エッジデータまたは前記被写体画像のエッ
ジデータの閾値処理を行う閾値処理手段と、該閾値処理
後に残るエッジ候補に対する形状連続性を評価する第1
連続性評価手段と、該エッジ候補に対する画像特徴量の
連続性を評価する第2連続性評価手段と、該第1および
第2連続性評価手段の出力に基づいてエッジ候補を選択
するエッジ選択手段と、抽出された輪郭線またはそれを
含む補正マスク領域に対する平滑化手段とを備えたこと
を特徴とする。
項9に係る画像抽出装置において前記領域成長手段は、
成長抑止条件判定手段および類似度判定手段を含むこと
を特徴とする。
項3に係る画像抽出方法において前記形状補正処理は、
前記初期マスク抽出後または前記領域成長後のマスク領
域に基づく初期輪郭の設定処理、および所定の評価関数
を最小にするように該輪郭形状を変形あるいは移動させ
る動的輪郭処理を備えたことを特徴とする。
項14に係る画像抽出方法において前記動的輪郭処理
は、前記領域成長後のマスクデータ上で行った後、さら
に前記被写体画像上で行うことを特徴とする。
像から切り出すべき被写体の一部である部分領域を抽出
する部分領域抽出ステップと、該抽出された部分領域を
核として近傍領域との類似度を閾値で処理することによ
り該部分領域を成長させる領域成長ステップと、該領域
成長後の領域に基づいて前記被写体画像を抽出する切り
出しステップとを有する画像抽出方法において、前記領
域成長ステップでの前記閾値は前記入力画像の各点での
特徴量分布に基づいて設定されることを特徴とする。
項16に係る画像抽出方法において前記部分領域抽出ス
テップは、前記被写体を除外した背景画像と前記被写体
を含む被写体画像との差分に基づいて前記部分領域を抽
出することを特徴とする。
項16に係る画像抽出方法において前記特徴量分布は、
前記被写体のエッジ分布であることを特徴とする。
項16に係る画像抽出方法において前記特徴量分布は、
前記部分領域に基づいて設定される最大成長範囲の分布
であることを特徴とする。
項16に係る画像抽出方法において前記閾値は、前記エ
ッジの存在する位置で該エッジの存在しない位置に比べ
て低い値をとるように設定されることを特徴とする。
項16に係る画像抽出方法において前記閾値は、前記最
大成長範囲内の領域で高い値、該成長範囲外で低い値を
とるように設定されることを特徴とする。
項16に係る画像抽出方法において前記最大成長範囲
は、前記部分領域の形状を所定の尺度の平滑化フィルタ
で平滑化した場合の出力として得られることを特徴とす
る。
項16に係る画像抽出方法において前記入力画像は時系
列画像であり、前記部分領域抽出ステップは該入力画像
の異なる時刻の画像フレーム間の差分データに基づき抽
出することを特徴とする。
項16に係る画像抽出方法において前記入力画像は異な
る複数の視点位置からの複数画像であり、前記部分領域
抽出ステップは該入力画像間の視差分布に基づき抽出す
ることを特徴とする。
像から切り出すべき被写体の一部である部分領域を抽出
する部分領域抽出手段と、該抽出された部分領域を核と
して近傍領域との類似度を閾値で処理することにより該
部分領域を成長させる領域成長手段と、該領域成長後の
領域に基づいて前記被写体画像を抽出する切り出し手段
とを有する画像抽出装置において、前記領域成長手段で
の前記閾値は前記入力画像の各点での特徴量分布に基づ
いて設定されることを特徴とする。
態について説明する。本実施の形態における画像抽出装
置は撮像システムに適用される。
形態における撮像システムの構成を示すブロック図であ
る。撮像装置1は、レンズ、絞りおよびそれらのレンズ
駆動制御部1eを含む結像光学系1a、イメージセンサ
1b、映像信号処理回路(ガンマ特性、ホワイトバラン
ス制御、露光条件制御、フォーカシング特性制御などを
行う)1c、画像記録部1dなどを主な構成要素とす
る。
憶部3aおよび背景画像一時記憶部3bからなる画像一
時記憶部3、正規化エッジ強度抽出部4、差分画像デー
タの閾値処理を行う初期マスク領域抽出部5、領域成長
部6、輪郭整形処理部7、被写体画像出力部8、および
インターフェース部11などから構成される。切り出し
処理装置2の外部には、画像表示装置9および端末装置
10が接続されている。
示す構成の他に、後述する図2のフローチャートで示さ
れるプログラムとしてコンピュータの記憶装置上に存在
するものや、同様のフローチャートで示されるゲートア
レーとして存在するものなど種々の形態をとることがで
きる。
ーチャートである。まず、被写体画像、背景画像を撮像
装置1から入力する(ステップS11)。この際、後続
の処理スピードを上げるために、適当な縮尺率で画像デ
ータの間引きを行い(ステップS12)、被写体画像上
で被写体存在範囲を含むように処理領域の設定を行う
(ステップS13)。尚、ステップS12の間引き処理
およびステップS13の処理領域設定処理は省いてもよ
い。
は被写体切り出し処理の主な途中結果が表示された画面
を示す写真である。図3の(a)、(b)はそれぞれ入
力被写体画像、背景画像である。
期データ抽出処理を行う。本実施の形態では、被写体エ
ッジ強度画像および背景エッジ強度画像を抽出し(ステ
ップS14)、エッジ強度正規化処理を行う(ステップ
S15)。正規化された背景エッジ画像および被写体エ
ッジ画像からの差分エッジ核抽出処理を行う(ステップ
S16)。
て色成分(RGB値または色相)の差異に基づく色差分
核抽出処理を行う(ステップS17)。色差分核および
エッジ核からの初期マスク領域抽出処理を行う(ステッ
プS18)。
ローチャートに限定されるものではなく、例えば、各点
を中心として定義される所定サイズのブロック間の相関
係数または画素値の平均値、標準偏差値などの統計量を
閾値処理することによって抽出してもよい。各処理の内
容について示す。
Sobel,Prewitt,Robertsなどの演
算子(画像認識の基礎(II)、15章、森、坂倉著、
オーム社、1990)の他、Cannyのエッジ検出演
算子(IEEE,Trans. PatternAnalysis and Machine Inte
lligence. Vol. PAMI-8,pp. 679-698,1986),Marr
−Hildrethのエッジ検出演算子(Proc.Royal S
ociety of London,Vol. B-207,pp. 187-217, 1980)な
どを用いてもよい。
においては、被写体エッジ画像の強度最大値を正規化の
共通分母とし、被写体エッジ画像、背景エッジ画像のそ
れぞれに適用する。但し、被写体と背景との境界をなす
エッジ、即ち被写体輪郭線が密に分布している場合(例
えば、草花などのように比較的細かい部分形状が多く存
在する場合など、以下、エッジリッチな場合と称する)
には、被写体エッジ画像の各点を中心とする所定サイズ
のブロック内でのエッジ強度最大値を該当する場所にお
いてそれぞれのエッジ強度画像に対して用いることにす
る。
れぞれの(全体または局所)最大値をそれぞれの正規化
分母としても撮像条件の変動の影響を縮小する目的に使
うことは可能である。図4の(a)、(b)は、それぞ
れSobel演算子を用いてエッジ抽出し、正規化した
結果の被写体エッジ画像、背景エッジ画像を示す。
では、被写体画像と背景画像との正規化エッジ強度画像
間の差分絶対値が与えられた閾値以上の点をエッジ核と
して残す。この閾値は画像に応じて適宜変更してもよ
い。図5は正規化エッジ強度画像間の差分絶対値が与え
られた閾値以上の点をエッジ核とした結果を示す。
は、RGBカラー画素値の同様に定義される差分絶対値
のいずれかが所定の閾値以上である点を色差分核として
残す。ここで、閾値を比較的高く設定することにより、
ノイズや撮影条件の差異に起因する画素値の変動の影響
を排除し、かつ淡い陰影などを除去することができる。
8)では、上記色差分核およびエッジ差分核との併合を
行う。但し、この段階でエッジリッチな場合にはさらに
残存する背景エッジパターンの除去処理を行うことがで
きる。即ち、一旦、抽出された初期マスク領域のうち、
背景画像の正規化エッジ強度値が所定の閾値以上の点を
除去すればよい。この処理結果を図6の(a)に示す。
するか否かを判別し(ステップS19)、殆ど一致する
場合、上記マスク抽出処理を終了し、後述する被写体画
像出力処理(ステップS50)または輪郭整形処理(ス
テップS40)に移行する。一方、初期マスク領域が不
完全であると判定された場合、次の領域成長処理(ステ
ップ30)に移行する。
理手順を示すフローチャートである。この処理では、初
期マスクの各核領域の境界上の点において近傍画素(ま
たは領域)との画像特徴量の類似度判定を行い、類似度
が所定の閾値より高い場合、同一の被写体領域とみなし
てマスク領域に併合する。
パラメータとして輝度レベル、色相の閾値Ith,Ht
hの値を入力する(ステップS31)。本実施の形態で
は、特徴量としてRGB各成分の値および色相値の差分
絶対値(の逆数)を用い、それぞれ8近傍画素について
類似度判定(ステップS32)を行う。特に、本実施の
形態では近傍画素とのRGBそれぞれの差分絶対値がい
ずれも閾値Ith以下となるか、または色相の差分絶対
値が閾値Hth以下であることの類似度判定を行う。即
ち、成長条件に用い、いずれか一方が成り立つとき、同
一の被写体領域として併合する(ステップS33)。
分布密度が所定閾値より小さい場合、その方向への成長
を停止するように成長条件を定めてもよい(ステップS
34)。例えば、成長方向(8近傍方向の1つ)に存在
する未成長領域において処理領域を最近傍画素から10
画素程度に設定し、その中にエッジ差分核が全く存在し
ないかあるいは値1乃至値2以下であって、最近傍画素
と注目画素との類似度が成長条件を満足する場合、領域
成長を最近傍画素までとし、以降の成長を停止する。
に自動的に付帯させてもよいし、あるいはユーザの判断
で付加してもよい。領域成長の結果を図6の(b)に示
す。
写体領域の穴を自動的に埋めるための穴埋め処理(ステ
ップS35)を実行した結果と、中間切り出し画像を図
7の(a)、(b)に示す。
与えられているか、またはユーザが領域成長結果から判
断して与えてもよい。この段階で被写体の輪郭形状が不
完全である場合、輪郭整形処理(ステップS40)を行
う。
ャートである。この処理の目的は被写体近傍の背景の輪
郭パターンに左右されずに安定的に正しい形状を抽出す
ることである。ここでは、前述の被写体画像と背景画像
の正規化エッジ強度分布の差分データを用いることとす
る。
内部に背景のエッジパターンが存在する場合、後述する
エッジ選択処理がその影響を受け、正しい被写体輪郭の
抽出を妨げる要因となる。このことを避けるために被写
体エッジ画像から背景エッジ画像を差し引いてエッジ強
度値が負となる点(領域)を差分エッジデータから除去
しておくものとする。但し、上述した目的を外し、被写
体画像のエッジ強度データを用いて以下と同様の処理を
行ってもよい。
ず、正規化被写体エッジ画像と正規化背景エッジ画像と
の差分データから所定の閾値(正値)以下のものを除去
し、信頼度の高い被写体エッジデータのみを残す(ステ
ップS41)。
い(ステップS42)、輪郭線上各点において処理領域
を輪郭追跡方向(常に追跡方向の右手側が被写体領域の
内側であるように追跡方向を定める)と直交方向に設定
する(ステップS43)。追跡された輪郭データは追跡
行路長(弧長)の関数として表される。
域内に候補となるエッジ点が複数存在する場合、エッジ
選択処理(ステップS44)を行う。図11はエッジ選
択処理を示す説明図である。黒丸の点Qs2、Qs1、
Qsなどはエッジ選択処理で選択された点、白丸の点P
1、P2、P3などは選択すべきエッジ候補の点を表
す。
を含み、輪郭追跡方向と直交方向に設定された領域を示
す。ここでは、候補エッジ(白丸の点)の被写体側の特
徴量(例えばRGB値)連続性Pと輪郭形状連続性Sの
2つを判定するエネルギー関数Fを設定し、これを評価
することによりエネルギー関数値が小さい方の候補エッ
ジを選択する。
エッジを含む輪郭線(但し、既に選択済みのエッジデー
タ、およびこれに接続する候補エッジとからなる4点列
程度の輪郭データとする)の被写体内側の特徴量(RG
B値)の輪郭追跡方向における変動量(内側近傍画素間
での値)として表され、例えば数式1のように定義す
る。
傍画素(例えば、点Qs,Qs−1および点Piを被写
体輪郭上の点列としたときのそれぞれを端点とし、輪郭
追跡方向と直交方向に存在する所定サイズの被写体内部
領域)間の変動量、MR,MG,MBはそれぞれ各領域
内の最大変動量(最大値と最小値との差)を表す。した
がって、ここではPはRGB成分の正規化変動量の総和
となる。但し、このような正規化処理は特徴量連続性評
価の必要条件ではない。
での輪郭線の曲率で評価し、輪郭線は弧長sで与えられ
るので、数式2のように表される。
長sに関する2階微分値を表す。尚、Sとしては輪郭線
データの候補エッジを含む輪郭線サンプリング点列に関
する一次微分値などで与えてもよい。数式2を選択済み
および未選択データを用いて離散化することにより、S
は具体的に数式3で与えられる。
dgeX(s−1)−EdgeX(s−2))2+(e
y−3*EdgeY(s)+3*EdgeY(s−1)
−EdgeY(s−2))2}0.5 ここで、EdgeX(s),EdgeY(s)などは既
に確定した(あるいは設定済の初期値としての)輪郭線
データを表し、ex,eyはそれぞれ候補エッジ(即
ち、点P1,P2,P3の1つ)のX座標、Y座標を示
す。輪郭追跡方向を上または下(Y軸方向)とすると、
候補エッジの探索領域を追跡方向と直交方向に設定して
いるので、exが確定すべきエッジ候補座標値となる
(左または右であればeyが変動要素)。
aはPおよびS間の重みを与える因子であり(0≦a≦
1)、また一種の正規化処理の正規化係数とみなすこと
ができる。
域内に候補エッジが存在しない場合、即ち、信頼度の高
い被写体エッジ候補が存在しない場合、マスク上の輪郭
点または輪郭追跡方向の予測エッジ位置(例えば、追跡
方向が上であればX座標を固定し、Y座標値を1画素分
増加した点とするなど)をエッジ候補点とし、上記エネ
ルギー関数を評価して値の低い方を選択するか、あるい
は単にマスク上の点を選択エッジとする。
スクデータの平滑化処理を行う(ステップS45)。こ
こでは、輪郭データ(1次元)および2次元マスクデー
タのメディアンフィルタ処理を行う。これにより、上述
したエッジ選択処理が不完全な部分形状を残す場合(例
えば、信頼度の高い候補エッジがない場合の処理の結
果、被写体輪郭線近傍またはそれを中心とする不連続な
凸凹、またはディザパターンが残存するなど)に、それ
を平滑化して被写体輪郭形状の近似の程度を向上するこ
とができる。
的に適用してもよい。また、いうまでもなく、平滑化用
フィルタリング処理はメディアンフィルタに限定される
ものではない。上記輪郭整形処理(ステップS40)に
より得られるマスクデータに基づき、被写体画像出力処
理(ステップS50)を行い、その結果を画像表示装置
9または被写体画像出力部8としてのプリンタなどに出
力する。被写体画像を図8に示す。
おける撮像システムでは、初期マスク領域抽出、領域成
長処理の後、輪郭整形処理を動的輪郭法(M.kass et a
l. "Snakes: Active Contour Models," International
Journal of Computer Vision, vlo. 1,pp. 321-331,198
7)を用いて行う。
期輪郭を以下に示すような評価関数を最小化するように
移動、変形して最終的に対象物の外形またはその包絡線
に収束させるものである。本実施の形態では、マスク画
像(値0/1データ)に対して動的輪郭整形処理(ステ
ップS400)を行い、更に被写体画像に対し、輪郭整
形処理(ステップS40)を施す。
ーチャートである。具体的には、前記第1の実施の形態
と同様に初期マスク領域抽出と領域成長処理後に得られ
るマスク領域に基づいて初期輪郭を設定する(ステップ
S401)。初期輪郭として、例えばマスク境界線をそ
の重心を中心として所定数倍に拡大したもの、あるいは
マウスなどの指示選択装置を用いてマスク領域の周囲に
設定したものなどが挙げられる。
輪郭処理を行う(ステップS402)。輪郭上各点の座
標を記述するためのパラメータs(典型的には弧長)を
用いて表される輪郭線v(s)=(x(s),y
(s))に対し、数式4で示される評価関数Eを最小に
する輪郭線形状v(s)を求める。
(s)、β(s)、w0は、ユーザが適宜定める。輪郭
の変形、移動は時系列的に逐次更新しながら行われる。
各ステップでは輪郭線上の各点において移動可能範囲の
点の集合(予め定義される近傍領域)から上記関数が最
小となる点を選択したり、あるいは上記評価関数を最小
にする輪郭を変分法を用いてEulerの方程式を解く
ことなどにより処理される。
理を行うことにより、被写体画像上の被写体近傍にある
背景パターンに誤って収束することを回避しつつ、領域
成長後のマスク形状の平滑化、未成長領域の輪郭形状の
修整などを行うことができる。特に、修整機能としては
形状の欠損部分に主観的輪郭線に相当する滑らかな連続
形状を生成する場合などに発揮される。
形状は多くの場合、被写体の形状に十分に近いと考えら
れる。そこで、これを初期輪郭として設定し(ステップ
S403)、被写体画像上で上述した動的輪郭処理を同
様に適用し(ステップS404)、最終的に収束した輪
郭内を切り出しマスク領域とする(ステップS40
5)。
須でない場合があるが、このようなときはステップS4
02、S403の処理を省略しても構わない。
理を省いてマスク領域を包囲するように初期輪郭を設定
し、マスクデータに対し上述した動的輪郭処理を行って
もよい。この場合、概略収束した輪郭形状を初期輪郭と
して更に被写体画像上で輪郭整形処理して細部の形状を
抽出する。また、条件によっては初期マスク領域抽出
後、被写体画像上で上記動的輪郭処理を行ってもよい。
の形態における撮像システムの構成を示すブロック図で
ある。本実施の形態では、切り出したい被写体が写った
被写体画像とその被写体を除いた背景画像との2つが入
力画像として用いられる。
のレンズ駆動制御部1eを含む結像光学系1a、イメー
ジセンサ1b、映像信号処理回路(ガンマ特性、ホワイ
トバランス制御、露光条件制御、フォーカシング特性制
御などを行う)1c、画像記録部1d、インターフェー
ス部1fなどを主な構成要素とする。
憶部3aおよび背景画像一時記憶部3bからなる画像一
時記憶部3、差分画像データの閾値処理を行う初期マス
ク領域抽出部5、領域成長部6、被写体画像出力部8、
インターフェース部11などから構成される。切り出し
処理装置2の外部には画像表示装置9および端末装置1
0が接続されている。
手順を示すフローチャートである。尚、切り出し処理装
置としては上記構成の他、図14および図15のフロー
チャートで示すプログラムとしてコンピュータの記憶装
置上に存在するもの、同様にゲートアレーとして存在す
るもの、さらに撮像装置1に内蔵されているものなど種
々の形態をとることができる。
置1から入力する(ステップS111)。この際、後続
の処理スピードを上げるために、適当な縮尺率で画像デ
ータの間引きを行い(ステップS112)、被写体画像
上で被写体存在範囲を含むように処理領域の設定を行う
(ステップS113)。尚、ステップS112の間引き
処理およびステップS113の処理領域の設定処理は省
いてもよい。
な途中結果が表示された画面を示す写真である。本実施
の形態では、前記第1の実施の形態と同様に、図3の
(a)、(b)をそれぞれ入力被写体画像、背景画像と
する。
初期核データ抽出処理を行う(ステップS116、S1
17、S118)。この処理は背景画像および被写体画
像間での各画素について色成分(RGB値または色相、
彩度)の差異に基づき、例えば各成分の差分絶対値を閾
値処理することにより初期核抽出を主として行う。ここ
で、閾値を比較的高く設定することにより、ノイズや撮
影条件の差異に起因する画素値の変動の影響を排除し、
かつ淡い陰影などを除去することができる。
ち状態で撮影を行い、また、背景画像、被写体画像をそ
れぞれを露光条件およびフォーカシングの自動設定によ
り撮影する場合、閾値処理を行う前に以下の処理を行う
必要がある。
する点間での幾何学的またはRGB成分の変換パラメー
タ群を抽出し(ステップS114)、2つの画像間での
位置合わせ(シフト、回転、倍率変換)、および各色成
分(RGB値)のレベル合わせ(最小二乗法などを用い
た補正用非線形関数の推定などを行う)を抽出した変換
パラメータ群を用いて行う(ステップS115)。
定義される所定サイズのブロック間の相関係数または画
素値の平均値、標準偏差値などの統計量を閾値処理する
ことにより抽出してもよい。初期核抽出の結果得られる
マスク領域を図16の(a)に示す(被写体領域を黒で
示す)。上記処理は図13の切り出し処理装置2の初期
マスク領域抽出部5で行われる。初期マスク領域抽出部
5で行う代わりに、端末装置10のコンピュータ内部の
プログラムにより実行されるようにしてもよい。
この段階で切り出すべき被写体の領域が完全に抽出され
ることはあり得ない。即ち、被写体画像および背景画像
間において同一箇所で部分的にRGBレベル、あるいは
それらの局所的統計量(平均値、標準偏差など)などが
類似した領域がある場合、その部分領域が閾値処理後に
未抽出領域として残る。したがって、次の領域成長処理
では、それらの復元が行われる。
の境界上の点において近傍画素(または領域)との画像
特徴量の類似度を求め、これが所定の閾値により高い場
合、同一被写体領域とみなしてマスク領域に併合する。
上記処理は図13の切り出し処理装置2の中の初期領域
成長部6で行われる。初期領域成長部6で行う代わり
に、端末装置10のコンピュータ内部のプログラムによ
り実行されるようにしてもよい。
に被写体画像のエッジ強度分布抽出処理(ステップS1
19)、およびその閾値処理による2値化処理(ステッ
プS120)、および初期核の成長範囲を制限するため
の最大領域成長範囲の設定処理(ステップS121)を
初期核の領域データに基づいて行う。
向各点でのY(縦)成分最小値、最大値(MinY
(X),MaxY(X))、および縦(Y)方向各点で
のX(横)成分最小値、最大値(MinX(Y),Ma
xX(Y))を求め、各データに対して平滑化(ローパ
スフィルタ)を行う。
ンフィルタを適用することにより突発的な変動が抑えら
れ、被写体の輪郭形状にほぼ沿った滑らかな成長範囲を
得ることができる(図16の(b)参照)。
タとして、輝度レベル、色相の近傍との差異の初期閾値
Ith,Hthの値を入力する(ステップS122)。
これらは背景画像および被写体画像間のそれぞれのパラ
メータに関する差分(差分絶対値)データの平均値、標
準偏差などの統計量に基づいて自動設定してもよい。更
に、最大成長範囲およびエッジ強度分布に基づき各閾値
の値を画像中の位置によって以下のように可変に設定す
る(ステップS123)。
(X))、(MinX(Y),MaxX(Y))の中で
は閾値を高く、各範囲外では低く設定する。具体的には
点(X,Y)が各成長範囲のいずれの中にもある場合、
高い閾値(例えば、初期閾値)に設定し、それ以外の場
合、低い閾値(例えば、初期閾値の1割)に設定する。
囲の境界線からの距離が大きくなるにつれて減少する任
意の関数を用いてもよい。この関数の他の値の取り方と
しては離散値とし、所定範囲の境界からの距離について
は同じ値を与えるようなものでもよい。さらに、別の閾
値の与え方としては、領域成長の閾値を縦方向と横方向
それぞれで設定し(Ithy,Ithx)、縦方向成長
範囲(MinY(X),MaxY(X))内ではIth
yを高く、横方向成長範囲(MinX(Y),MaxX
(Y))ではIthxが高くなるように設定してもよ
い。
ッジ強度分布を所定の閾値で2値化し、エッジが存在す
る位置およびその近傍で閾値を低くする。閾値の分布と
してはエッジの位置で最も低く(例えば、値0とすると
エッジと交差する領域成長は完全に抑止される)、その
近傍ではエッジからの距離に対して若干の増加を呈する
もの、あるいはエッジとその近傍で一様に低い値をとる
ものなどが用いられる。
囲に基づいて設定された近傍画素との特徴量差異に基づ
く領域成長の閾値分布を示す説明図である。横軸X
(Y)は縦方向の位置Yにおける被写体画像の断面上の
横方向位置を表し、最大成長範囲MinX(Y),Ma
xX(Y)も同様にその断面上での横方向の成長範囲の
最小値、最大値を示す。また、閾値Thh,Thlはそ
れぞれ閾値の最大値、最小値を表す。尚、最大領域成長
範囲の境界線を入力画像に重畳させてディスプレイに表
示し、ユーザがこれに基づいて適正な平滑化フィルタサ
イズを設定できるようにしてもよい。
h,Hth)の差異に対する領域成長結果のロバスト
化、安定化が達せられる(被写体の輪郭形状に沿った形
状の変動が少ない)。また、最大成長範囲が被写体の外
側輪郭形状と異なる場合でも領域成長の結果、これが一
致するように閾値(Ith,Hth)を設定する際、大
まかに行うことができる。
て類似度判定処理(ステップS124)を行う。特に、
本実施の形態では近傍画素(その時点で非マスク領域)
とのRGBそれぞれの差分絶対値がいずれも閾値以下と
なるか、または色相の差分絶対値が閾値以下であること
を類似度判定、即ち成長条件に用い、いずれか一方が成
立するとき当該近傍画素を同一被写体領域として併合す
る(ステップS125、図17の(a)参照)。
に限定されるものではなく、例えば、彩度などの低次特
徴量、あるいは高次特徴量としてエッジを含む局所的ラ
インセグメントの部分形状(セグメントの向きなど)、
局所空間周波数、さらにはRGBなどの低次特徴量を統
計処理して得られる特徴量などが好適に用いられる。
近傍画素について行われるように限定されるものではな
く、他の方法で求めた近傍領域を用いてもよい。さら
に、領域成長後のマスクデータについて所定サイズ以下
の穴を自動的に埋める穴埋め処理(ステップS126)
を行う。
ち、画像特徴量の近傍領域との類似度、均質性などとは
一切無関係に行われ、2値化マスクデータに対して行わ
れるものである。以上の結果、得られる成長済み領域を
被写体切り出しマスク領域とし、該当する領域を被写体
画像から抽出し(ステップS127)、ディスプレイに
画像データを(または画像ファイルとして)出力する
(ステップS128)ことにより切り出し処理は完了す
る(図17の(b)参照)。
7)の際、マスク領域の境界線の平滑化処理、あるいは
境界線の補正処理などを行ってからマスクに対応する被
写体画像を抽出してもよい。切り出し画像出力処理(ス
テップS128)は図13の切り出し処理装置2の被写
体画像出力部8で行われる。被写体画像出力部8で行う
代わりに、コンピュータ上のプログラムとして実行され
るようにしてもよい。
の形態における撮像システムの構成を示すブロック図で
ある。図において、51は画像入力装置であり、撮像装
置または画像データベース部を示す。撮像装置としては
ビデオカメラ、あるいは複眼タイプのカメラなど特に限
定されない。
一次特徴抽出部、53は特徴データの均質度を評価する
特徴均質度評価部である。54は画像記憶部、55は特
徴データの均質度に基づき領域を分割する領域分割部、
56は分割画像生成部、57は二次特徴に基づく領域成
長部である。58は表示装置である。59は分割領域の
選択を指示する分割領域指示装置であり、マウスなどの
ポインティングデバイスを表す。
の所定領域内の特徴量の均質度を評価して領域の分割、
併合を行うことを意味する。本実施の形態における特徴
は、画像中の一次特徴データを抽出し、その分布に基づ
いて画像の領域分割を行うことにより抽出可能性のある
画像領域を概略的に抽出する。次のステップとしてより
精細な抽出のために候補領域を核とする二次特徴量(一
次特徴と種別、属性などが異なる特徴量)に基づく領域
成長を前記第3の実施の形態と同様に行う。
た領域には、二次特徴に基づく領域成長を行うために必
要な画像情報が含まれているものとする。本実施の形態
では二次特徴とは、基本的に一次特徴と異なるものであ
ればよく、必ずしも幾何学的な構造を有するもの、ある
いは輝度分布、色成分を処理して得られる高次の特徴を
有するものなどのような限定を意味せず、例えば色成分
情報などが好適に用いられる。但し、一次特徴と同じ種
別(本実施の形態では動きベクトルまたは視差ベクト
ル)であっても、領域成長による精細な画像分割が可能
であれば問題ない。
理を行う際の成長核となる領域の抽出を高速に行うこと
で、実際に特定対象の画像領域を抽出する際のオペレー
タによる大まかな選択と指示を可能としたり、あるいは
自動抽出処理を容易にすることである。
より時系列画像データを入力する場合、画面上の各点の
動きベクトルを、また複眼カメラから画像を入力する場
合、左右画像間の対応点の視差ベクトルの分布を用い
る。一次特徴抽出部52の抽出精度は後で用いる二次特
徴抽出部の精度(分解能)より多少劣っていても構わな
いが、高速に抽出可能であることが望ましい。このた
め、一次特徴の抽出、均質領域の統合を行うための専用
ハードウェアを設定してもよい。
成を示すブロック図である。尚、視差ベクトル(動きベ
クトル)の検出アルゴリズムについては本発明の主眼で
はないので、ここでの説明を省略する(「ロボットビジ
ョン」谷内田 著、昭晃堂など参照)。
て、所定領域内の一次特徴量(動きベクトル、視差ベク
トルなど)の大きさと方向に関する分散で表すこととす
る。評価する領域(ブロック)のサイズを対象の画面内
サイズに基づいて適切に設定することにより、処理時間
の短縮と効率化が達成される。即ち、対象の画面内縦横
サイズと比較して数分の1から10分の1程度の分割領
域程度が典型的に用いられる。この値はオペレータ側で
予め適宜設定可能にしてもよい。
内の分散値など)が所定閾値より小さい場合、その領域
は均質であるとして均質度代表値が所定許容範囲内にあ
る領域同士を連結し許容範囲外の領域を分離することに
より、一定値の一次特徴量(視差ベクトル、動きベクト
ル等)で代表することができる均質な塊状領域(複数
可)を形成する。この処理はいわゆる領域成長処理の1
つとみなすこともできるが、この段階では、前記第3の
実施の形態と同様の領域成長の条件(制約)を付与しな
い。
の例(a)、視差ベクトルの大きさに基づいて行った大
まかな領域分割結果(b)、および色成分などの二次特
徴に基づく領域成長(及び分割)による画像切り出し結
果(c)を示す説明図である。
分割後の領域(初期核)は第1の実施の形態と同様に必
ずしも実際の対象物の形状を正確に反映するものではな
くてもよいが、分割後の領域(初期核)内に背景領域が
混在しないことが望ましい。
一定割合で各領域を縮小したもの、あるいはmorph
ological演算子の作用によるマスクの細らせ
(erosion;縮退)処理を行った結果を分割領域
(初期核)としてもよい。
まずその初期核領域を色成分などに基づいて分割し、初
期核の輪郭線を含む小領域を削除してから領域成長を行
うことなどにより、被写体形状のより精密な切り出しが
可能である。
一次特徴データに基づいて分割された複数の領域に対応
してそれぞれの異なる属性の画像データ(例えば、異な
る色、異なるハッチングパターンなど)を付与し、表示
装置58上に入力画像データと重なるように表示する。
具体的には分割された領域にラベル付けを行い、同じラ
ベル領域を固有のパターン(または色)で塗りつぶすこ
などの処理を行う。
指示すべき候補領域の区別を目視により容易に行うこと
ができ、かつ分割領域指示装置59による抽出対象の指
定が容易となる。分割領域指示装置59としては典型的
にマウスなどが用いられるが、タッチパネル型表示装置
を用いる場合、不要である。画像中に動きのある物体、
あるいは視差値の所定範囲の領域が1つしかない場合も
指示選択は不要である。また、抽出された複数の初期核
全てを領域成長核としてもよい。
き抽出されて選択された初期核領域の近傍から二次特徴
(例えば、色相、RGB値など)を抽出する二次特徴抽
出部571、二次特徴に基づく領域成長部572、およ
ひ成長後の各領域を連結する領域連結部(穴埋め手段)
573、最大領域成長範囲設定部574、二次特徴量の
近傍画素との類似度評価のための閾値分布設定部575
から構成される。
記第3の実施の形態と同様であるが、本実施の形態にお
ける閾値分布設定の固有の方法としては、例えば指示選
択(あるいは自動処理)により統合された初期核領域内
の一次特徴量(視差ベクトル、動きベクトルなど)の不
連続部を二次特徴量(RGB値、色相など)の不連続部
と同等に扱い、これらの上(および近傍)で類似度評価
の閾値を低く設定してもよい。
る。上記のような場合を含めた閾値(近傍画素との特徴
量差異の許容値)分布の設定例を示し、視差エッジとは
視差ベクトルの変化率がその点を含む近傍で所定閾値よ
り大となる所を意味する。ここでは、画像中のいわゆる
エッジ強度分布(強度分布または各色成分の強度分布な
どに対してSOBEL演算子を代表とする微分オペレー
タなどを作用させて得られる)と視差エッジが同一点で
観測される場合、閾値を最も低く(Thl)、いずれか
一方のみが観測される場合、中程度の閾値(Thm)、
いずれのエッジも観測されず、さらにどのエッジ近傍に
も属さない領域には最も高い閾値(Thh)を与えてい
る。
よれば、抽出すべき被写体が記録された第1画像と該被
写体を除く背景が記録された第2画像との間の差分デー
タに基づき、抽出すべき領域の初期マスクを生成する第
1ステップと、該生成された初期マスクの領域を近傍領
域との特徴量類似度に基づき成長させる第2ステップ
と、該領域成長後のマスク領域に基づいて前記第1画像
から前記被写体を抽出する第3ステップとを備えたの
で、ノイズや撮影条件の変動の影響を排除し、かつ淡い
陰影部分を自動除去した被写体抽出が可能である。ま
た、被写体内部において背景画像と類似する画像特性を
有する領域を含めた被写体領域の抽出が可能である。
記第1ステップは、前記第1および第2画像間の各点で
の色成分差異に基づいて抽出される色差分核、または前
記第1および第2画像からそれぞれ抽出される第1およ
び第2エッジ強度画像間の差分エッジデータに基づいて
抽出されるエッジ差分核に基づき、初期核を抽出するの
で、領域成長前の段階において被写体形状の細部をノイ
ズなどの影響を排除しながら抽出することが可能であ
る。
記第3ステップは、前記第1および第2画像からそれぞ
れ抽出される前記第1および第2エッジ強度画像間の差
分エッジデータに基づいて前記領域成長後のマスク領域
の形状補正処理を行い、該補正後のマスク領域に該当す
る前記第1画像中の前記被写体画像を抽出するので、被
写体周辺の背景パターンのうちその輪郭線パターンと被
写体の輪郭線とによって形成される輪郭線上の分岐構造
を消去することができると共に、エッジ選択処理におい
て余分な背景エッジパターンが除かれることにより被写
体の輪郭線の抽出を安定して行うことができる。
記第2ステップは、前記第1および第2画像からそれぞ
れ抽出される前記第1および第2エッジ強度画像間の差
分エッジデータに基づいて得られるエッジ密度が成長方
向において所定の閾値以下である場合、成長を抑止する
ので、領域成長条件を緩和したり、あるいは大まかに設
定しても被写体外への領域成長を抑制し、高精度な被写
体抽出が可能となる。また、初期マスク領域が被写体以
外の領域(陰影部など)を含む場合でもそのような領域
からの成長を抑制することが可能である。
記第1ステップでの前記第1および第2エッジ強度画像
は所定の正規化係数で正規化されたものであるので、被
写体切り出しにおいて第1および第2画像間の撮影条件
のわずかな変動(ホワイトバランス特性、照明条件、露
光条件など)の影響を抑制することが可能である。
記第1ステップでの前記第1および第2エッジ強度画像
は所定の正規化係数で正規化されたものであり、該正規
化係数はいずれも該第1エッジ強度画像の最大値である
ので、第1および第2画像間の撮影条件がわずかな変動
(ホワイトバランス特性、照明条件、露光条件など)が
あっても、エッジ強度変動が増幅されることを防ぐこと
ができる。これにより、エッジ差分データ中の被写体を
除いた領域において背景のエッジデータが残存する確率
を極めて低くすることができる。
記第1ステップでの前記第1および第2エッジ強度画像
の所定の点における値は所定の正規化係数で正規化され
た値であり、該正規化係数には正規化前の該第1エッジ
強度画像の該点を中心とする所定サイズの領域内の局所
エッジ強度最大値が前記第1および第2エッジ強度画像
に対して用いられるので、被写体が細い部分形状を有す
る場合、エッジ強度が低くても細部の輪郭形状を安定し
て抽出することができ、かつ正規化の際に被写体近傍の
背景における低コントラスト部分領域のノイズ増幅を抑
制することができる。
記形状補正処理は、前記領域成長後のマスク領域の輪郭
線上の各点において所定の処理領域を設定し、該処理領
域内において前記差分エッジデータまたは前記第1画像
のエッジデータのうち所定閾値以上の値を有するエッジ
候補のうち、形状連続性評価項と画像特徴量の連続性評
価項とからなる所定の評価関数値を最小にするものを抽
出するエッジ選択処理、および抽出された輪郭線または
それを含む補正マスク領域を平滑化する平滑化処理を備
えたので、領域成長の結果、輪郭形状が不完全である場
合(実際の形状とは異なる不連続な凹凸がある場合な
ど)にその補正を被写体内部の画像特徴量の連続性と形
状連続性とを自動的に考慮して行うことができる。
力手段により被写体画像および背景画像を入力し、画像
一時記憶手段により該入力した被写体画像および背景画
像を記憶し、該記憶された被写体画像と背景画像との間
の差分データに基づき、初期マスク生成手段により抽出
領域の初期データを生成し、領域成長手段により前記初
期マスクの領域を近傍領域との特徴量類似度に基づいて
成長させ、被写体画像切り出し処理手段により該領域成
長後のマスク領域に基づいて前記被写体画像から被写体
を抽出するので、初期マスク抽出においてノイズや撮影
条件の変動の影響を排除し、かつ淡い陰影部分を自動除
去することができる。また、被写体内部において背景画
像と類似する領域の有無にかかわらず安定した被写体領
域の自動抽出が可能である。
前記初期マスク生成手段は、前記被写体画像および背景
画像間の各点での色成分差異の閾値処理を行う色差分核
抽出手段と、前記被写体画像および前記背景画像からそ
れぞれ抽出される第1および第2エッジ強度画像を抽出
し、該エッジ強度画像間の差分データの閾値処理を行う
エッジ差分核抽出手段と、前記色差分核抽出手段および
前記エッジ差分核抽出手段の出力に基づいて初期核を生
成する初期核抽出手段とを備えたので、領域成長前の段
階において被写体形状の細部をノイズなどの影響を排除
しながら抽出することが可能である。
前記被写体画像切り出し処理手段は、前記被写体画像と
前記背景画像との差分エッジデータを抽出する差分エッ
ジデータ抽出手段と、該差分エッジデータに基づき被写
体輪郭線を整形する輪郭整形手段とを備えたので、領域
成長後の被写体切り出し領域の形状を背景パターンの影
響を受けることなく安定して補正することが可能であ
る。
前記輪郭整形手段は、前記差分エッジデータまたは前記
被写体画像のエッジデータの閾値処理を行う閾値処理手
段と、該閾値処理後に残るエッジ候補に対する形状連続
性を評価する第1連続性評価手段と、該エッジ候補に対
する画像特徴量の連続性を評価する第2連続性評価手段
と、該第1および第2連続性評価手段の出力に基づいて
エッジ候補を選択するエッジ選択手段と、抽出された輪
郭線またはそれを含む補正マスク領域に対する平滑化手
段とを備えたので、領域成長後の被写体切り出し領域の
形状を実際の被写体の形状に細部まで安定して合致させ
ることが可能である。
前記領域成長手段は、成長抑止条件判定手段および類似
度判定手段を含むので、被写体外への領域成長を抑制
し、高精度な被写体抽出が可能である。また、初期マス
ク領域が被写体以外の領域(陰影部など)を含む場合で
もそのような領域からの成長を抑制した被写体抽出が可
能である。
前記形状補正処理は、前記初期マスク抽出後または前記
領域成長後のマスク領域に基づく初期輪郭の設定処理、
および所定の評価関数を最小にするように該輪郭形状を
変形あるいは移動させる動的輪郭処理を備えたので、領
域成長の結果残る未成長領域の形状を修整し復元するこ
とが可能である。
前記動的輪郭処理は、前記領域成長後のマスクデータ上
で行った後、さらに前記被写体画像上で行うので、背景
パターンに影響されずに被写体の正しい輪郭形状を抽出
することが可能である。
入力画像から切り出すべき被写体の一部である部分領域
を抽出する部分領域抽出ステップと、該抽出された部分
領域を核として近傍領域との類似度を閾値で処理するこ
とにより該部分領域を成長させる領域成長ステップと、
該領域成長後の領域に基づいて前記被写体画像を抽出す
る切り出しステップとを有する画像抽出方法において、
前記領域成長ステップでの前記閾値は前記入力画像の各
点での特徴量分布に基づいて設定されるので、領域成長
により切り出しを行う際、類似度評価に用いるパラメー
タの変動や背景中の陰影、被写体の有する画像パターン
の複雑差によらず、安定した精度での被写体画像の切り
出しを行うことができる。
前記部分領域抽出ステップは、前記被写体を除外した背
景画像と前記被写体を含む被写体画像との差分に基づい
て前記部分領域を抽出するので、背景画像との差分およ
び領域成長による被写体切り出しにおいて、背景と被写
体との間で画像特性の顕著な差異を前提にしなくても安
定した精度で切り出し画像を得ることができる。
前記特徴量分布は、前記被写体のエッジ分布であるの
で、領域成長により切り出しを行う際、領域成長の無際
限な成長をエッジ付近で抑制することにより、被写体の
輪郭形状を忠実に実現することができる。
前記特徴量分布は、前記部分領域に基づいて設定される
最大成長範囲の分布であるので、ノイズや陰影、照明条
件の影響を排除し、被写体形状の概略を実現する部分領
域内およびその近傍での領域成長を実現できる。
前記閾値は、前記エッジの存在する位置で該エッジの存
在しない位置に比べて低い値をとるように設定されるの
で、エッジからはみ出す領域成長、エッジを起点とする
領域成長を抑制し、領域成長後の被写体の輪郭形状の安
定化を実現できる。
前記閾値は、前記最大成長範囲内の領域で高い値、該成
長範囲外で低い値をとるように設定されるので、背景と
の境界が低コントラストな部分領域、陰影のある部分領
域でも被写体の形状に忠実に切り出しを行うことができ
る。
前記最大成長範囲は、前記部分領域の形状を所定の尺度
の平滑化フィルタで平滑化した場合の出力として得られ
るので、前もって抽出される部分領域の形状に欠損や突
出部があって被写体形状との差異が局所的に大きい所で
も、その影響を緩和した領域成長が実現可能である。
前記入力画像は時系列画像であり、前記部分領域抽出ス
テップは該入力画像の異なる時刻の画像フレーム間の差
分データに基づき抽出するので、動画像中の動きベクト
ルの分布に応じて動く被写体などを自動的に高精度に切
り出すことが可能である。
前記入力画像は異なる複数の視点位置からの複数画像で
あり、前記部分領域抽出ステップは該入力画像間の視差
分布に基づき抽出するので、被写体距離の分布に応じて
特定の被写体を高精度に自動切り出しすることができ
る。
部分領域抽出手段により入力画像から切り出すべき被写
体の一部である部分領域を抽出し、領域成長手段により
該抽出された部分領域を核として近傍領域との類似度を
閾値で処理することにより該部分領域を成長させ、切り
出し手段により該領域成長後の領域に基づいて前記被写
体画像を抽出する場合、前記領域成長手段での前記閾値
は前記入力画像の各点での特徴量分布に基づいて設定さ
れるので、領域成長により切り出しを行う際、類似度評
価に用いるパラメータの変動や背景中の陰影、被写体の
有する画像パターンの複雑差によらず、安定した精度で
の被写体画像の切り出しを行うことができる。
を示すブロック図である。
である。
画像を示す写真である。
た中間調画像を示す写真である。
た中間調画像を示す写真である。
た中間調画像を示す写真である。
た中間調画像を示す写真である。
画像を示す写真である。
すフローチャートである。
る。
である。
成を示すブロック図である。
トである。
すフローチャートである。
れた中間調画像を示す写真である。
れた中間調画像を示す写真である。
て設定された近傍画素との特徴量差異に基づく領域成長
の閾値分布を示す説明図である。
成を示すブロック図である。
ロック図である。
(a)、視差ベクトルの大きさに基づいて行った大まか
な領域分割結果(b)、および色成分などの二次特徴に
基づく領域成長(及び分割)による画像切り出し結果
(c)を示す説明図である。
Claims (25)
- 【請求項1】 抽出すべき被写体が記録された第1画像
と該被写体を除く背景が記録された第2画像との間の差
分データに基づき、抽出すべき領域の初期マスクを生成
する第1ステップと、 該生成された初期マスクの領域を近傍領域との特徴量類
似度に基づき成長させる第2ステップと、 該領域成長後のマスク領域に基づいて前記第1画像から
前記被写体を抽出する第3ステップとを備えたことを特
徴とする画像抽出方法。 - 【請求項2】 前記第1ステップは、前記第1および第
2画像間の各点での色成分差異に基づいて抽出される色
差分核、または前記第1および第2画像からそれぞれ抽
出される第1および第2エッジ強度画像間の差分エッジ
データに基づいて抽出されるエッジ差分核に基づき、初
期核を抽出することを特徴とする請求項1記載の画像抽
出方法。 - 【請求項3】 前記第3ステップは、前記第1および第
2画像からそれぞれ抽出される前記第1および第2エッ
ジ強度画像間の差分エッジデータに基づいて前記領域成
長後のマスク領域の形状補正処理を行い、該補正後のマ
スク領域に該当する前記第1画像中の前記被写体画像を
抽出することを特徴とする請求項1記載の画像抽出方
法。 - 【請求項4】 前記第2ステップは、前記第1および第
2画像からそれぞれ抽出される前記第1および第2エッ
ジ強度画像間の差分エッジデータに基づいて得られるエ
ッジ密度が成長方向において所定の閾値以下である場
合、成長を抑止することを特徴とする請求項1記載の画
像抽出方法。 - 【請求項5】 前記第1ステップでの前記第1および第
2エッジ強度画像は所定の正規化係数で正規化されたも
のであることを特徴とする請求項2記載の画像抽出方
法。 - 【請求項6】 前記第1ステップでの前記第1および第
2エッジ強度画像は所定の正規化係数で正規化されたも
のであり、該正規化係数はいずれも該第1エッジ強度画
像の最大値であることを特徴とする請求項2記載の画像
抽出方法。 - 【請求項7】 前記第1ステップでの前記第1および第
2エッジ強度画像の所定の点における値は所定の正規化
係数で正規化された値であり、 該正規化係数には正規化前の該第1エッジ強度画像の該
点を中心とする所定サイズの領域内の局所エッジ強度最
大値が前記第1および第2エッジ強度画像に対して用い
られることを特徴とする請求項2記載の画像抽出方法。 - 【請求項8】 前記形状補正処理は、前記領域成長後の
マスク領域の輪郭線上の各点において所定の処理領域を
設定し、該処理領域内において前記差分エッジデータま
たは前記第1画像のエッジデータのうち所定閾値以上の
値を有するエッジ候補のうち、形状連続性評価項と画像
特徴量の連続性評価項とからなる所定の評価関数値を最
小にするものを抽出するエッジ選択処理、および抽出さ
れた輪郭線またはそれを含む補正マスク領域を平滑化す
る平滑化処理を備えたことを特徴とする請求項3記載の
画像抽出方法。 - 【請求項9】 被写体画像および背景画像を入力する入
力手段と、 該入力した被写体画像および背景画像を記憶する画像一
時記憶手段と、 該記憶された被写体画像と背景画像との間の差分データ
に基づき、抽出領域の初期データを生成する初期マスク
生成手段と、 前記初期マスクの領域を近傍領域との特徴量類似度に基
づいて成長させる領域成長手段と、 該領域成長後のマスク領域に基づいて前記被写体画像か
ら被写体を抽出する被写体画像切り出し処理手段とを備
えたことを特徴とする画像抽出装置。 - 【請求項10】 前記初期マスク生成手段は、前記被写
体画像および背景画像間の各点での色成分差異の閾値処
理を行う色差分核抽出手段と、 前記被写体画像および前記背景画像からそれぞれ抽出さ
れる第1および第2エッジ強度画像を抽出し、該エッジ
強度画像間の差分データの閾値処理を行うエッジ差分核
抽出手段と、 前記色差分核抽出手段および前記エッジ差分核抽出手段
の出力に基づいて初期核を生成する初期核抽出手段とを
備えたことを特徴とする請求項9記載の画像抽出装置。 - 【請求項11】 前記被写体画像切り出し処理手段は、
前記被写体画像と前記背景画像との差分エッジデータを
抽出する差分エッジデータ抽出手段と、 該差分エッジデータに基づき被写体輪郭線を整形する輪
郭整形手段とを備えたことを特徴とする請求項9記載の
画像抽出装置。 - 【請求項12】 前記輪郭整形手段は、前記差分エッジ
データまたは前記被写体画像のエッジデータの閾値処理
を行う閾値処理手段と、該閾値処理後に残るエッジ候補
に対する形状連続性を評価する第1連続性評価手段と、
該エッジ候補に対する画像特徴量の連続性を評価する第
2連続性評価手段と、該第1および第2連続性評価手段
の出力に基づいてエッジ候補を選択するエッジ選択手段
と、抽出された輪郭線またはそれを含む補正マスク領域
に対する平滑化手段とを備えたことを特徴とする請求項
11記載の画像抽出装置。 - 【請求項13】 前記領域成長手段は、成長抑止条件判
定手段および類似度判定手段を含むことを特徴とする請
求項9記載の画像抽出装置。 - 【請求項14】 前記形状補正処理は、前記初期マスク
抽出後または前記領域成長後のマスク領域に基づく初期
輪郭の設定処理、および所定の評価関数を最小にするよ
うに該輪郭形状を変形あるいは移動させる動的輪郭処理
を備えたことを特徴とする請求項3記載の画像抽出方
法。 - 【請求項15】 前記動的輪郭処理は、前記領域成長後
のマスクデータ上で行った後、さらに前記被写体画像上
で行うことを特徴とする請求項14記載の画像抽出方
法。 - 【請求項16】 入力画像から切り出すべき被写体の一
部である部分領域を抽出する部分領域抽出ステップと、 該抽出された部分領域を核として近傍領域との類似度を
閾値で処理することにより該部分領域を成長させる領域
成長ステップと、 該領域成長後の領域に基づいて前記被写体画像を抽出す
る切り出しステップとを有する画像抽出方法において、 前記領域成長ステップでの前記閾値は前記入力画像の各
点での特徴量分布に基づいて設定されることを特徴とす
る画像抽出方法。 - 【請求項17】 前記部分領域抽出ステップは、前記被
写体を除外した背景画像と前記被写体を含む被写体画像
との差分に基づいて前記部分領域を抽出することを特徴
とする請求項16記載の画像抽出方法。 - 【請求項18】 前記特徴量分布は、前記被写体のエッ
ジ分布であることを特徴とする請求項16記載の画像抽
出方法。 - 【請求項19】 前記特徴量分布は、前記部分領域に基
づいて設定される最大成長範囲の分布であることを特徴
とする請求項16記載の画像抽出方法。 - 【請求項20】 前記閾値は、前記エッジの存在する位
置で該エッジの存在しない位置に比べて低い値をとるよ
うに設定されることを特徴とする請求項16記載の画像
抽出方法。 - 【請求項21】 前記閾値は、前記最大成長範囲内の領
域で高い値、該成長範囲外で低い値をとるように設定さ
れることを特徴とする請求項16記載の画像抽出方法。 - 【請求項22】 前記最大成長範囲は、前記部分領域の
形状を所定の尺度の平滑化フィルタで平滑化した場合の
出力として得られることを特徴とする請求項16記載の
画像抽出方法。 - 【請求項23】 前記入力画像は時系列画像であり、前
記部分領域抽出ステップは該入力画像の異なる時刻の画
像フレーム間の差分データに基づき抽出することを特徴
とする請求項16記載の画像抽出方法。 - 【請求項24】 前記入力画像は異なる複数の視点位置
からの複数画像であり、前記部分領域抽出ステップは該
入力画像間の視差分布に基づき抽出することを特徴とす
る請求項16記載の画像抽出方法。 - 【請求項25】入力画像から切り出すべき被写体の一部
である部分領域を抽出する部分領域抽出手段と、 該抽出された部分領域を核として近傍領域との類似度を
閾値で処理することにより該部分領域を成長させる領域
成長手段と、 該領域成長後の領域に基づいて前記被写体画像を抽出す
る切り出し手段とを有する画像抽出装置において、 前記領域成長手段での前記閾値は前記入力画像の各点で
の特徴量分布に基づいて設定されることを特徴とする画
像抽出装置。
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