JPH10234965A - パチンコゲーム機 - Google Patents

パチンコゲーム機

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JPH10234965A
JPH10234965A JP35395797A JP35395797A JPH10234965A JP H10234965 A JPH10234965 A JP H10234965A JP 35395797 A JP35395797 A JP 35395797A JP 35395797 A JP35395797 A JP 35395797A JP H10234965 A JPH10234965 A JP H10234965A
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Hachirou Omotegawa
八朗 表側
Yoshitake Senguchi
良武 千口
Kenichi Matsumoto
健一 松本
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Okumura Yu Ki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り扱いに便利な、また簡易な構成からな
り、パチンコ球の摩擦等により発生する静電気を確実に
除電できるパチンコゲーム機を提供する。 【解決手段】 賞球タンク4は上方に開口した箱体をな
すものであり、その機構セット盤3側の側面に亜鉛メッ
キ銅からなるアース板14が装着されている。そのアー
ス板14は、長方形の板材の長手方向の片側に接触片1
4Aが突き出して設けられ、他方タンクレール6への連
通孔4Aには垂直に折れた段差片14Bが突き出して設
けられている。このアース板14の接触片14Aの頂部
は、木製の外枠2へ接触するよう装着されている。そし
て、そのアース板14の接触片14Aが接触する接触部
には導電性部材である金属からなる放電板15が貼着さ
れている。放電板15には、例えばアルミやステンレス
などが使用される。一方、段差片14Bは賞球タンク4
の底部の連通孔4A内に挿入されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ球に発生
する静電気の影響を考慮したパチンコゲーム機に関し、
特に、パチンコゲーム機背面に配設された賞球払出シス
テム内のパチンコ球に帯電した静電気が確実に除電され
るパチンコゲーム機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近のパチンコゲーム機では、遊技内容
に変化を加えることによってパチンコゲーム機を利用す
る遊技者の興味を高めるべく種々の役物が備えられてい
る。そのような中、パチンコゲーム機には役物の制御を
含む各種機器の制御に非常に多くの電子制御回路が組み
込まれ、役物制御回路、表示回路、或いは賞球の排出制
御回路などの各種回路が存在する。そして、このような
回路にはマイクロコンピュータ等を含む電子制御回路が
主流となり、その構造も非常に複雑なものになってきて
いる。一方、パチンコゲーム機に使用されるパチンコ球
は、導電体である鉄によって形成されて研磨処理などが
施されたものであるが、そのパチンコ球には研磨剤との
摩擦によって静電気が発生し帯電することとなる。ま
た、循環して使用されるパチンコ球は、パチンコ球同士
の摩擦、若しくはパチンコ球とプラスチック材やセルロ
イド材が用いられている通路との摩擦などを原因として
も静電気が発生することとなる。
【0003】そのため、パチンコゲーム機では、このよ
うなパチンコ球に生じた静電気を原因とした誤動作が問
題となっている。即ち、前述した各種電子回路はノイズ
に弱く、静電気がパチンコ球からパルス性のノイズとし
て発生することを原因として回路の誤動作や動作停止な
どの種々の障害が生じる。パチンコ球に帯電した電荷は
放電現象のようにして高電圧パルスとして発生し、マイ
コン化された電子回路にノイズとなって生じるためであ
る。そこで、従来からこのような静電気に対する対策と
してハードウェアの面、及びソフトウェアの面から種々
の取り組みがなされてきている。しかし、これらは比較
的小さいパルス性のノイズに対して有効であるものの、
放電のように大きなパルス性のノイズでは、電子回路の
耐圧を越える電圧が印加され各電子回路が物理的に破壊
されてしまうといった問題に対処できるものではなかっ
た。
【0004】ところで、パチンコ球は、島設備内を下か
ら上へと循環して各パチンコゲーム機に供給されるた
め、島設備内のパチンコ球の循環機やパチンコゲーム機
に賞球タンク等のようにパチンコ球が大量に集められる
場所がある。そのような場所では、パチンコ球同士の衝
突が激しく特に静電気が発生し易い。そのため従来か
ら、静電気に対する対策として賞球タンクへ金属板を設
置し、その金属板と遊技機本体枠などのアース側とをア
ース線で結ぶような方法がとられてきた。また、このよ
うな静電気対策を施したパチンコゲーム機は種々開発さ
れ、その他には具体的に特開平6―269552号公報
に開示されたパチンコゲーム機を挙げることができる。
そこで以下に、本従来例を図10及び図11を参照して
簡単に説明する。図10は、本従来例に係るパチンコゲ
ーム機の前面枠を開放した状態の斜視図である。また、
図11は、本従来例に係るパチンコゲーム機の機構板か
らメイン基板ボックスを取り外して示す要部の斜視図で
ある。
【0005】図10に示すように、パチンコゲーム機1
01は、側枠102の前面に前面枠103が開閉可能に
軸にて回転するように取り付けられている。前面枠10
3の裏面には、遊技盤104が着脱自在なように遊技盤
取付枠105に取り付けられている。遊技盤取付枠10
5は、通常合成樹脂で形成されるところ本従来例では導
電性部材である鉄板で形成されている。遊技盤取付枠1
05の片側には合成樹脂製の機構板106が開閉自在に
蝶番により取り付けられている。機構板106は、遊技
盤取付枠105に取り付けられる遊技盤104の裏面に
相対する板状部106aを有し、その板状部106aの
ほぼ中央には、基板ボックス108を突出させる程度の
大きさの窓部107が形成されている。機構板106の
板状部106aには、背面上部に賞球タンク109が設
けられている。この賞球タンク109の下方には賞品球
を整列して導き出す球通路としての樋レール110が形
成されている。また、樋レール110の下方には所定個
数の賞球を払い出す賞球ケース111が設けられ、不図
示の打球供給皿へ排出する図11に示す垂直球通路11
2へとつなげられている。
【0006】一方、機構板106には、図11に示すよ
う各種電装部品の動作を制御するための電子回路基板が
収納されるメイン基板ボックス113が装着される。こ
のメイン基板ボックス113は、合成樹脂製のカバー1
14と導電性部材としての鉄板からなる底板115とで
箱体をなしている。そして、このメイン基板ボックス1
13の底板115の片側には、側面から見てL形に折り
曲げられた接触片116が一体に形成されている。これ
に対し、メイン基板ボックス113を装着する機構板1
06には、複数のねじ孔と接触片116に対応する位置
に開口部117が形成されている。そのため、メイン基
板ボックス113を機構板106へ装着し前面枠103
を閉じた場合には、開口部117を突き抜けた接触片1
16が遊技盤取付枠105の下方で張り渡された下部面
105aに接触することとなる(図10参照) 従って、パチンコ球や機構板106に帯電した静電気
は、メイン基板ボックス113の底板115または遊技
盤取付枠105に逃がされることとなり、そのメイン基
板ボックス113に収納された電子回路基板への放電を
防止できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先に示
した従来のパチンコゲーム機では以下のような問題があ
る。先ず、賞球タンクなど帯電したパチンコ球と接触す
る位置に配設した金属板とアース側へアース線を掛け渡
して導通させたパチンコゲーム機では、アース側である
枠体を開閉する際にアース線を無理に引っ張って切断し
てしまうという問題がある。また、そのような事故を避
けるには、開閉の度ごとに金属板或いはアース側のアー
ス線の接触部を取り外す必要があり、非常に手間のかか
るものであり、作業効率が低下するという問題がある。
【0008】一方、図面を示して説明した従来のパチン
コゲーム機では、帯電した静電気を放電するのにアース
線を使用することがないため前述した枠体の開閉の際の
不都合はないが、次の点で問題がある。先ず、当該従来
例は、パチンコ球や機構板106に帯電した静電気を除
電するものであるが、メイン基板が放電されないように
することを趣旨とするものである。そのため、遊技盤取
付枠105とメイン基板ボックス113の底板115と
を導電性部材で形成し、前面枠103を閉じた際に両者
が底板115に一体に形成された接触片116で導通す
る構成をとるものであって、他の制御回路、例えば基板
ボックス108に収納された電子回路基板は、依然とし
てパチンコ球に帯電した静電気の影響を受けることにな
る。従って、本従来例のパチンコゲーム機では、メイン
基板への放電には対処できるものの、パチンコ球から他
の回路基板へ放電される場合の問題は解決されていな
い。
【0009】また、遊技盤取付枠105を樹脂製のもの
に代えて鉄板などの導電性部材から形成したものとした
のでは、製造コストアップになるという問題がある。さ
らには、メイン基板ボックス113の底板115を鉄板
とし、その底板115に対し接触片116を一体に形成
する一方、遊技盤取付枠105へは接触片116を通す
ための開口部117を形成する必要があり、部品点数及
び構成の複雑さの点から組立作業効率の低下、および製
造コストアップになるという問題がある。
【0010】そこで、本発明は、かかる問題点を解消す
べく、取り扱いに便利な、また簡易な構成からなり、パ
チンコ球の摩擦等により発生する静電気を確実に除電で
きるパチンコゲーム機を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に係るパチンコゲーム機は、外枠と、前記外枠
に開閉可能に装着される内枠と、前記内枠の裏側に配設
される機構盤上に設けられて、補給装置から落下するパ
チンコ球を受けて貯留し、賞球の払い出しにともなって
このパチンコ球を順次払い出す賞球払出システムとを備
えたパチンコゲーム機において、前記賞球払出システム
の少なくとも一箇所に取り付けられる導電性部材と、前
記外枠と内枠との少なくとも一方が木製であって、この
木製の外枠または内枠の少なくとも一方に前記導電性部
材を接地する接地手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】このような特徴を有する請求項1に係るパ
チンコゲーム機においては、外枠と、この外枠に開閉可
能に取り付けられる内枠との少なくとも一方が木製であ
る。そして、内枠の裏側に取り付けられる機構盤上に設
けられ、補給装置から落下するパチンコ球を受けて貯留
し、賞球の払い出しにともなってこのパチンコ球を順次
払い出す賞球払出システムの少なくとも一カ所に導電性
部材が取り付けられる。そして、この導電性部材が、接
地手段により木製の外枠または木製の内枠に接地され
る。これにより、パチンコ球の摩擦等により帯電した静
電気を帯電列を利用して木製の外枠または内枠に導電性
部材を介して接地することができ、賞球払出システム内
のパチンコ球等に帯電された静電気を確実に除電でき
る。
【0013】また、請求項2に係るパチンコゲーム機
は、請求項1に記載のパチンコゲーム機において、前記
賞球払出システムは、パチンコ球を貯留する賞球タンク
を有し、前記導電性部材は、前記賞球タンク内に取り付
けられる第1金属板を含むことを特徴とする。
【0014】このような特徴を有する請求項2に係るパ
チンコゲーム機は、請求項1に記載したパチンコゲーム
機において、賞球払出システムのパチンコ球を貯留する
賞球タンクに導電性部材としての第1金属板が取り付け
られる。これにより、賞球タンク内に貯留されたパチン
コ球等に帯電した静電気は、この第1金属板を介して帯
電列を利用して木製の外枠または内枠に接地されるた
め、賞球タンク内のパチンコ球に帯電された静電気を簡
易な構造で確実に除電できる。
【0015】また、請求項3に係るパチンコゲーム機
は、請求項2に記載のパチンコゲーム機において、前記
外枠は、木製であって、前記第1金属板は、前記内枠を
閉じたときにこの外枠に接触することを特徴とする。
【0016】このような特徴を有する請求項3に係るパ
チンコゲーム機は、請求項2に記載したパチンコゲーム
機において、前記第1金属板は、内枠を閉じたときに木
製の外枠に接触するように賞球タンクに取り付けられて
いる。これにより、第1金属板が直接木製の外枠に接触
できるため、外枠または内枠への接地のためのアース線
等が必要でなくなり材料コストダウンを図れると共に、
内枠を開閉する時にアース線の取り外し等が必要でない
ため、組立作業や調整作業における作業効率の向上を図
ることができる。
【0017】また、請求項4に係るパチンコゲーム機
は、請求項3に記載のパチンコゲーム機において、前記
外枠は、前記第1金属板との接触部に貼着された第2金
属板を有することを特徴とする。
【0018】このような特徴を有する請求項4に係るパ
チンコゲーム機は、請求項3に記載したパチンコゲーム
機において、第2金属板が、外枠の第1金属板との接触
部に貼り付けられる。これにより、簡易な構成で開閉時
における木製の外枠と第1金属板との摩擦による磨耗を
防ぐことができると共に、第2金属板と外枠との帯電列
が近いことを利用して常に安定した静電気の除電効果を
得ることが可能となる。
【0019】また、請求項5に係るパチンコゲーム機
は、請求項2に記載のパチンコゲーム機において、前記
賞球払出システムは、パチンコ球を所定の個数ずつ払い
出す賞球ケースへ案内する賞球案内部と、前記賞球タン
クの下方からこの賞球案内部へパチンコ球を送る通路を
形成するタンクレールとを有し、前記導電性部材は、前
記タンクレールのパチンコ球と接触する通路内側に取り
付けられる第3金属板を含むことを特徴とする。
【0020】このような特徴を有する請求項5に係るパ
チンコゲーム機は、請求項2に記載したパチンコゲーム
機において、賞球払出システムを構成するパチンコ球を
貯留する賞球タンクからパチンコ球を所定の個数ずつ払
い出す賞球ケースへ案内する賞球案内部までパチンコ球
を送るタンクレールのパチンコ球と接触する通路内側に
導電性部材である第3金属板が取り付けられる。これに
より、タンクレール内を通過するパチンコ球に帯電され
た静電気、およびタンクレール自体がパチンコ球との摩
擦等により帯電された静電気が第3金属板を介し、帯電
列を利用して木製の外枠または内枠に接地されるため、
ほとんど除電されるとともに、このタンクレールの近傍
位置に配設される基板ボックス内のメイン基板等への静
電気の悪影響を防止することができる。また、賞球タン
ク内にパチンコ球がほとんど無い場合でも、タンクレー
ル内のパチンコ球およびタンクレール自体の帯電した静
電気を第3金属板を介して除電できる。
【0021】また、請求項6に係るパチンコゲーム機
は、請求項5に記載のパチンコゲーム機において、前記
第3金属板は、タンクレールの通路入口の近傍位置に取
り付けられることを特徴とする。
【0022】このような特徴を有する請求項6に係るパ
チンコゲーム機は、請求項5に記載したパチンコゲーム
機において、前記第3金属板がタンクレールの通路入口
の近傍位置に取り付けられるため、タンクレール入口で
パチンコ球に帯電した静電気をほとんど除電できるた
め、このタンクレール近傍位置に配設される基板ボック
ス内のメイン基板等への静電気の悪影響をより効果的に
防止することができる。また、賞球タンク内にパチンコ
球がほとんど無い場合でも、タンクレール内のパチンコ
球およびタンクレール自体の帯電した静電気を第3金属
板を介して除電できる。さらに、賞球タンクから第3金
属板上へパチンコ球が落下するため、タンクレール入口
のパチンコ球の落下による磨耗等を防止することができ
る。
【0023】また、請求項7に係るパチンコゲーム機
は、請求項5に記載のパチンコゲーム機において、前記
賞球案内部内には、賞球払出口にパチンコ球を送る賞球
通路が形成され、前記導電性部材は、前記賞球通路内に
取り付けられる第4金属板を含むことを特徴とする。
【0024】このような特徴を有する請求項7に係るパ
チンコゲーム機は、請求項5に記載したパチンコゲーム
機において、賞球案内部内に形成される賞球通路内に導
電性部材である第4金属板が取り付けられる。これによ
り、タンクレールや賞球案内部内を通過するパチンコ球
に帯電された静電気を第4金属板を介し、帯電列を利用
して木製の外枠または内枠に接地されるため、ほとんど
除電できると共に、この賞球案内部の近傍位置に配設さ
れる中継回路基板等への静電気の悪影響を防止すること
ができる。
【0025】また、請求項8に係るパチンコゲーム機
は、請求項7に記載のパチンコゲーム機において、前記
賞球通路は、複数路形成され、前記第4金属板は、この
各賞球通路内に取り付けられることを特徴とする。
【0026】このような特徴を有する請求項8に係るパ
チンコゲーム機は、請求項7に記載したパチンコゲーム
機において、賞球案内部内に複数形成される各賞球通路
に第4金属板が取り付けられるため、賞球案内部内を通
過するパチンコ球に帯電される静電気を確実に除電でき
る。
【0027】また、請求項9に係るパチンコゲーム機
は、請求項7に記載のパチンコゲーム機において、前記
内枠の裏側に固設されて、上皿から溢れた賞球を受けて
下皿に案内する下皿受け部を備え、前記導電性部材は、
前記下皿受け部と前記内枠との間に挟持される第5金属
板を含み、前記内枠は、木製であって、前記接地手段
は、前記第1金属板と第3金属板と第4金属板の少なく
とも1つをこの第5金属板に接地することを特徴とす
る。
【0028】このような特徴を有する請求項9に係るパ
チンコゲーム機は、請求項7に記載したパチンコゲーム
機において、木製の内枠と、この内枠にネジ止め等によ
り取り付けられる下皿受け部との間に挟み込まれて固定
される第5金属板に、接地手段によって前記第1金属板
と第3金属板と第4金属板の少なくとも1つが接地され
る。これにより、パチンコ球に帯電された静電気が、第
1金属板、第3金属板、及び第4金属板のうち第5金属
板に接地される金属板から第5金属板に流れ、この第5
金属板と木製の内枠との帯電列が近いことを利用して内
枠に接地されるため、メイン基板等に悪影響を与える静
電気をほとんど除電できる。
【0029】また、請求項10に係るパチンコゲーム機
は、請求項9に記載のパチンコゲーム機において、前記
第5金属板は、前記下皿受け部内の底面を覆う延出部を
有することを特徴とする。
【0030】このような特徴を有する請求項10に係る
パチンコゲーム機は、請求項9に記載したパチンコゲー
ム機において、第5金属板の一端部が下皿受け部の底面
を覆うため、下皿入口でパチンコ球に帯電した静電気を
第5金属板を介してほとんど除電できるため、この下皿
受け部の近傍位置に配設されるコントロールボックス内
のコントロール基板等への静電気の悪影響を効果的に防
止することができる。また、上皿から下皿受け部内の第
5金属板上にパチンコ球が落下するため、下皿受け部底
面のパチンコ球の落下による磨耗等を防止することがで
きる。
【0031】また、請求項11に係るパチンコゲーム機
は、請求項9に記載のパチンコゲーム機において、前記
接地手段は、前記第1金属板と第3金属板と第4金属板
との少なくとも1つと前記第5金属板とが結線接続され
る少なくとも1個の中継用の第6金属板を有することを
特徴とする。
【0032】このような特徴を有する請求項11に係る
パチンコゲーム機は、請求項9に記載したパチンコゲー
ム機において、接地手段は、前記第1金属板と第3金属
板と第4金属板との少なくとも1つを、一度、中継用の
第6金属板に結線接続後、この第6金属板を介して第5
金属板に結線接続して木製の内枠に接地するため、各第
1金属板、第3金属板、及び第4金属板から引き出され
る接地用配線の長さを短くすることが可能になると共
に、第6金属板から第5金属板への接地用配線が1本で
可能なため、接地用の配線本数を大幅に削減できて、作
業効率の向上を図ることができる。
【0033】また、請求項12に係るパチンコゲーム機
は、請求項4又は請求項11に記載のパチンコゲーム機
において、前記第1金属板乃至第6金属板は、導電性の
高い金属により形成されること特徴とする。
【0034】このような特徴を有する請求項12に係る
パチンコゲーム機は、請求項4又は請求項11に記載し
たパチンコゲーム機において、第1金属板乃至第6金属
板を導電性の高い金属としたので、外枠または内枠を木
製とした場合に帯電列の位置が非常に近く、より除電効
果を高くすることができる。
【0035】さらに、請求項13に係るパチンコゲーム
機は、請求項4又は請求項11に記載のパチンコゲーム
機において、前記第1金属板乃至第6金属板は、耐腐食
性金属により形成されること特徴とする。
【0036】このような特徴を有する請求項13に係る
パチンコゲーム機は、請求項4又は請求項11に記載し
たパチンコゲーム機において、第1金属板乃至第6金属
板を耐腐食性金属としたので、耐腐食性に優れた接地手
段を構成することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかるパチンコゲ
ーム機の一実施の形態について具体的に説明する。図1
は、本実施形態に係るパチンコゲーム機全体を示した背
面図である。このパチンコゲーム機1は、所定量のパチ
ンコ球を賞球として払い出すものであり、木製の外枠2
に対して木製の内枠16がヒンジ部材等を介して開閉自
在に取り付けられている。また、この内枠16のほぼ中
央部には遊技盤が着脱自在なように鉄板等の金属製の機
構盤17が取り付けられている。そして、この機構盤1
7の片側には合成樹脂製の機構セット盤3が開閉自在に
蝶番により取り付けられている。外枠2及び内枠16
は、現在では樹脂製のものが主流となっているが、本実
施の形態では後述する除電効果を得るために木製のもの
としている。パチンコゲーム機1の裏側最上段には、上
方に開口した賞球タンク4が機構セット盤3に固定され
ている。賞球タンク4の直上には補給装置5が配設さ
れ、吐出部5aが垂直に降りている。賞球タンク4は、
傾斜した底面に連通孔4A(図3参照)が形成され、そ
の連通孔4A下方にはパチンコ球を2列に整列流出し得
る傾斜したタンクレール6が取付けられている。また、
賞球タンク4内には、その側面に後述する導電性部材で
ある第1金属板を構成するアース板14が装着されてい
る。また、タンクレール6のパチンコ球入口部には後述
する導電性部材である第3金属板を構成するタンクレー
ルアース板22が装着されている(図4参照)。また、
機構セット盤3のタンクレール6のほぼ中央の裏側に
は、後述する導電性部材である第6金属板を構成する接
地用中継板21がネジ止めされている。
【0038】また、賞球ケース12へパチンコ球を案内
する賞球案内部7内には、タンクレール6の下流側のパ
チンコ球をさらに減圧して送り出す2列の賞球通路8を
形成する送出樋8A、8Bがネジ止めされ、各賞球通路
8には、後述する導電性部材である第4金属板を構成す
る賞球ケースアース板23、24が内側に挟まれて、且
つ、ネジ止めされている(図5参照)。また、賞球ケー
ス12には、各賞球通路8を通過するパチンコ球の数を
確認する確認スイッチ、パチンコ球の送り出しを調節す
る払い出しソレノイド等(いずれも不図示)が内装され
ている。そして、これら賞球タンク4、タンクレール
6、賞球案内部7、賞球ケース12、確認スイッチ、及
び払い出しソレノイド等により賞球払出システムが構成
されている。そして、賞球ケース12の下流側には排出
部が形成され、排出路9a及び下部受け皿満タンスイッ
チが内装された排出路9bが下端部下方に開口して形成
されている。また、この開口部の下方には、上皿から溢
れた賞球を受けて下皿に案内する下皿受け部を構成する
下部受皿ボックス19がボルトにより内枠16の裏側に
取り付けられている。また、この下部受皿ボックス19
と内枠16との間に後述する導電性部材である第5金属
板を構成する下部受皿アース板25が挟まれて固定され
ている(図6参照)。
【0039】また、機構セット盤3上には、基板ボック
ス内に配置されるメイン基板10が、遊技盤裏面を覆う
センタカバー11に装着された状態で固定されている。
このメイン基板10には、パチンコゲーム機1の遊技動
作などを制御する制御回路が構成されている。そして、
その制御回路は、制御動作を所定の手順で実行すること
ができるCPU、その動作プログラムデータを格納する
ROM、データの書き込み及び読み出しを行うRAM、
又は入出力回路やクロック発生器などを含むマイクロコ
ンピュータが装着されている。また、メイン基板10の
下側には、コントロール基板が装着されたコントロール
ボックス18が取り付けられている。このコントロール
基板は、賞球払出等の制御を行うための制御回路を構成
している。さらに、機構セット盤3の上方角部(図1
中、右上角部)には、中継基板20が設けられている。
この中継基板20は、パチンコゲーム機1とホールコン
ピュータをつなぐ基板である。
【0040】次に、賞球タンク4に取り付けられた賞球
タンクアース板14について図2及び図3に基づいて説
明する。図2は、本実施形態に係るパチンコゲーム機1
の賞球タンク4を示した斜視図である。図3は、本実施
形態に係るパチンコゲーム機1の側面を示した一部断面
図である。図2に示すように、賞球タンク4は上方に開
口した箱体をなすものであり、その機構セット盤3側の
側面に亜鉛メッキ銅からなる賞球タンクアース板14が
装着されている。その賞球タンクアース板14は、長方
形の板材の長手方向の片側に接触片14Aが突き出して
形成され、他方タンクレール6への連通孔4Aには垂直
に折れた段差片14Bが突き出して形成されている。
【0041】また、図3に示すように、賞球タンクアー
ス板14の接触片14Aの頂部が外枠2へ接触するよう
装着されている。そして、パチンコゲーム機1の外枠2
は前述したように木で作られたものであって、その賞球
タンクアース板14の接触片14Aが接触する接触部に
は導電性部材である第2金属板を構成する放電板15が
貼着されている。放電板15には、例えばアルミやステ
ンレスなどが使用される。一方、段差片14Bは賞球タ
ンク4の底部に開設された連通孔4A内に挿入されてい
る。
【0042】これにより、このような賞球タンクアース
板14及び外枠2に貼着された放電板15からなる除電
手段によって、賞球タンク4内に蓄えられたパチンコ球
が、そのタンク内で激しく衝突しあい多くの静電気が帯
電したとしても、賞球タンクアース板14に接触するこ
とで電荷が放電板15を介して木製の外枠2へと接地さ
れることとなる。特に、賞球タンクアース板14は、賞
球タンク4内のパチンコ球の流れに沿って連通孔4Aに
至るまで設けられているので、賞球タンク4内に蓄えら
れたパチンコ球の静電気は、タンクレール6に至るまで
にほとんど除電されることとなる。
【0043】次に、タンクレール6に取り付けられるタ
ンクレールアース板22について図4に基づいて説明す
る。図4は、本実施形態に係るパチンコゲーム機1のタ
ンクレールアース板22のタンクレール6への装着を示
す斜視図である。図4に示すように、合成樹脂製のタン
クレール6は、通路内側の底面の平らな部分に設けられ
たリブ6Aにより2列の通路が形成されている。また、
賞球タンク4の連通孔4Aに対向する通路入口部の端面
には、側壁6Bが設けられ、この側壁6Bの下端縁から
底面まではなだらかに湾曲している。また、アルミやス
テンレス等からなるタンクレールアース板22は、略L
字形をしており、その底面曲がり部は、タンクレール6
の通路入口部の底面の湾曲に沿うように形成されてい
る。また、リブ6Aに対向する部分には、溝部22Aが
形成されており、タンクレールアース板22がタンクレ
ール6の通路内側の底面に密着するようになっている。
また、この底面に密着する各端面部には、下側に直角に
折り曲げれる取付片22B、22Bが形成されて、取付
時にタンクレール6の底面に形成される貫通孔に挿通
後、直角に折曲げられる。また、タンクレールアース板
22の側壁6Bに密着する側面の端縁部は直角に外側に
折り曲げ後、ほぼ側壁6Bの厚さの幅で下側に直角に折
り曲げられている。そして、この端面部に結線片22C
が外側にほぼ直角に折り曲げられて形成されている。こ
れにより、タンクレールアース板22は、折曲部を側壁
6Bに挿入し、各取付片22B、22Bを折り曲げるこ
とによって、タンクレール6の通路入口部に取り付けら
れる。
【0044】これにより、賞球タンク4内に取り付けら
れた賞球タンクアース板14によっって完全に除電でき
なかったパチンコ球の静電気は、パチンコ球が賞球タン
ク4からタンクレール6に落下してくるときにタンクレ
ールアース板22と接触することにより、タンクレール
アース板22に流れることとなる。また、タンクレール
6内を送られる時に帯電した静電気も、タンクレール内
にパチンコ球が詰まっている場合には、各パチンコ球を
介してタンクレールアース板22に静電気の電荷が流れ
ることとなる。さらに、タンクレール6がパチンコ球と
の摩擦などにより帯電した静電気もタンクレールアース
板22を介して流れることとなる。
【0045】次に、賞球案内部7の各賞球通路8に取り
付けられる賞球通路アース板23、24について図5に
基づいて説明する。図5は、本実施形態に係るパチンコ
ゲーム機1の機構セット盤3への各賞球通路アース板2
3、24と各送出樋8A、8Bの装着を示す斜視図であ
る。図5に示すように、合成樹脂製の各送出樋8A、8
Bの機構セット盤3側には、略S字状の賞球通路のため
の溝が形成されている。そして機構セット盤3と送出樋
8Aとの間に挟まれて固定されるアルミやステンレス等
よりなる賞球通路アース板23は、ほぼ送出樋8Aの賞
球通路のために形成された溝を覆うように形成されてい
る。また、賞球通路アース板23のこの溝を覆わないほ
ぼ中央部には取付用の貫通孔23Aと賞球通路アース板
24の結線片24Aが挿通される貫通孔23Bとが形成
されている。また、賞球通路アース板23の上端面のほ
ぼ中央部には機構セット盤3側に直角に折り曲げられた
結線片23Cが形成されている。また、アルミやステン
レス等よりなる賞球通路アース板24は送出樋8Bの賞
球通路のために形成された溝を覆うように略S字状に形
成されている。そして、ほぼ中央部の折曲がり部内側に
は、機構セット盤3側に直角に折り曲げられた結線片2
4Aが形成されている。各賞球通路アース板23、24
と各送出樋8A、8Bとの取付は、賞球通路アース板2
3の貫通孔23Aに機構セット盤3のポスト3Cを挿入
させつつ、結線片23Cを機構セット盤3の貫通孔3A
に挿入させて機構セット盤3に賞球通路アース板23を
密着させる。次に、送出樋8Aを賞球通路アース板23
に密着させる。次に、賞球通路アース板24の結線片2
4Aを機構セット盤3の貫通孔3Bに挿入させつつ、賞
球樋8Aに密着させる。次に、送出樋8Bを賞球通路ア
ース板24に密着させ、ネジ止めにより取り付ける。
【0046】これにより、賞球案内部7に2列の賞球通
路8が形成されると共に、各賞球通路8内の一側面が各
賞球通路アース板23、24によって形成される。従っ
て、賞球案内部7内に形成される各賞球通路8内のパチ
ンコ球は、各賞球通路アース板23、24に接触するた
め、タンクレール6や賞球通路8との摩擦等により多く
の静電気を帯電した場合、賞球通路8を送られるとき
に、各賞球通路アース板23、24に静電気の電荷が流
れることとなる。
【0047】次に、合成樹脂製の下部受皿ボックス19
と木製の内枠16との間に挟まれて取り付けられるアル
ミやステンレス等からなる下部受皿アース板25につい
て図6に基づいて説明する。図6は、本実施形態に係る
パチンコゲーム機1の内枠16への下部受皿アース板2
5と下部受皿ボックス19の装着を示す斜視図である。
図6に示すように、木製の内枠16の下側のほぼ中央部
には下皿球出口16Bが形成されている。そして、この
内枠16と下部受皿ボックス19との間に挟まれて固定
される下部受皿アース板25は、この下皿球出口16B
の周縁部の左右と下側部分を覆うように略コの字形であ
り、その下側周縁部の端面が後ろ側にほぼ直角に延出さ
れて、延出部25Aを形成している。この、延出部25
Aは、下部受皿ボックス19の内側底面とほぼ同一形状
である。また、この延出部25Aの後端面の左右両端縁
部には、結線片25B、25Bが形成されている。ま
た、下部受皿アース板25の左側には、結線片25Cが
打ち抜き後、後側に直角に折り曲げられている。また、
下部受皿アース板25の左右周縁部には、下皿球出口1
6Bの左右に形成された下部受皿ボックス19を取り付
けるための各取付孔16Aを避けるための逃がし部が形
成されている。また、下部受皿ボックス19には、内枠
16の各取付孔16A、16Aに対応する位置に各取付
孔19A、19Aが形成され、また、下部受皿アース板
25の結線片25Cに対応する位置には、結線用貫通孔
19Bが形成され、さらに、各結線片25B、25Bに
対応する位置にも貫通孔(図示されていない)が形成さ
れている。
【0048】このような下部受皿アース板25と下部受
皿ボックス19の取付は、内枠16の下方周縁部を覆う
ように下部受皿アース板25を内枠16の内側に密着さ
せ、下部受皿ボックス19の内側に延出部25Aが挿入
されつつ、下部受皿ボックス19の底面後側左右両端部
に形成された貫通孔(図示されていない)に各結線片2
5Bが挿入されると共に、結線片25Cが結線用貫通孔
19Bに挿入されて、下部受皿ボックス19は内枠16
にボルトにより取り付けられる。
【0049】これにより、下部受皿ボックス19内に落
下してくる賞球は、合成樹脂製の各排出部9a、9bや
下部受皿ボックス19との摩擦等により多くの静電気を
帯電した場合、この下部受皿アース板25の延出部25
Aに接触することにより、この下部受皿アース板25を
介して静電気の電荷は、木製の内枠16に放電される。
【0050】次に、各アース板22、23、24の接地
用中継板21を介した下部受皿アース板25への接地に
ついて図7に基づいて説明する。図7は、本実施形態に
係るパチンコゲーム機1の接地用中継板21、タンクレ
ールアース板22、各賞球通路アース板23、24、及
び下部受皿アース板25の結線状態を示す斜視図であ
る。図7に示すように、機構セット盤3のタンクレール
6の裏側面にネジ止めされたアルミやステンレス等から
なる接地用中継板21のタンクレール6の通路入口側端
面には結線片31が形成され、賞球案内部7側端面には
結線片32、33、34が形成されている。そして、タ
ンクレールアース板22の結線片22Cと接地用中継板
21の結線片31とが、アース線36を介してコネクタ
により結線接続されている。また、賞球通路アース板2
3の結線片23Cと接地用中継板21の結線片32と
が、アース線37を介してコネクタにより結線されてい
る。また、賞球通路アース板24の結線片24Aと接地
用中継板21の結線片33とが、アース線38を介して
コネクタにより結線接続されている。また、接地用中継
板21の結線片34と下部受皿アース板25の結線片2
5Cとが、アース線39を介してコネクタにより結線接
続されている。さらに、下部受皿アース板25は、木製
の内枠16の下皿球出口16Bの周縁部に押圧され、面
接触している。これにより、各アース板22、23、2
4に流れた静電気の電荷は、接地用中継板21に各アー
ス線36、37、38を介して流れる。そして、この接
地用中継板21に流れた静電気の電荷は、アース線39
を介して、下部受皿アース板25に流れ、この下部受皿
アース板25に面接触している木製の内枠16に接地さ
れることとなる。
【0051】次に、上記構成のパチンコゲーム機1にお
いて、賞球タンクアース板14の静電気の除電効果を確
かめた実験例について図8に基づいて説明する。図8
は、本実施形態に係るパチンコゲーム機1の賞球タンク
アース板14による静電気除電効果測定実験の実験結果
を示す図である。先ず、賞球タンクアース板14による
静電気除電効果の実験では、賞球タンクアース板14に
アース線を取付け、このアース線を(1)アース側へ接
続しない場合(即ち、外枠2に接続しない場合)、
(2)プラスチック製の外枠2に貼着した金属板にアー
ス線を接続した場合(即ち、外枠2を合成樹脂製にした
場合)、(3)木製の外枠2に貼着した放電板15にア
ース線を接続した場合を比較した。その設置方法は、パ
チンコゲーム機1の賞球タンク4内に賞球タンクアース
板14を取り付けてパチンコ球に接触するようにし、
(2),(3)の場合には賞球タンクアース板14にア
ース線の一端を接続して他端をプラスチック製又は木製
の外枠2に貼着した放電板15に接続する。そして、賞
球タンク4に取り付けた賞球タンクアース板14から平
行に25mm離れた位置に静電気測定器(シムコジャパ
ン株式会社 MODEL FM200)を設置する。次
に、パチンコゲーム機1のパチンコ球を払い出すことに
よって賞球タンク4内を移動して接触しあうパチンコ球
に静電気を帯びさせる。そして、賞球タンク4内の静電
気が約1000ボルトまで上がったところで賞球の払い
出しを停止して測定する。その後、静電気測定値の数値
を所定の時間間隔(本実験では30秒間隔で10分間)
で読み取る。
【0052】以上の実験結果を、図8に示す。先ず、
(1)アース側に接続しない場合における、賞球タンク
アース板14の静電エネルギーの変化を実線で示す。初
期値は、約100mVAであった。0.5分後は、約9
8mVAであった。1分後は、約97mVAであった。
2分後は、約95mVAであった。3分後は、約94m
VAであった。4分後は、約91mVAであった。5分
後は、約92mVAであった。6分後は、約89mVA
であった。7分後は、約89mVAであった。8分後
は、約88mVAであった。9分後は、約85mVAで
あった。10分後は、約84mVAであった。また、
(2)プラスチック製の外枠2に貼着した金属板にアー
ス線を接続した場合における、賞球タンクアース板14
の静電エネルギーの変化を一点鎖線で示す。初期値は、
約100mVAであった。0.5分後は、約78mVA
であった。1分後は、約76mVAであった。2分後
は、約73mVAであった。3分後は、約70mVAで
あった。4分後は、約67mVAであった。5分後は、
約64mVAであった。6分後は、約62mVAであっ
た。7分後は、約60mVAであった。8分後は、約5
8mVAであった。9分後は、約56mVAであった。
10分後は、約55mVAであった。また、(3)木製
の外枠2に貼着した放電板15にアース線を接続した場
合における、賞球タンクアース板14の静電エネルギー
の変化を破線で示す。初期値は、約100mVAであっ
た。0.5分後は、約19mVAであった。1分後は、
約19mVAであった。2分後は、約16mVAであっ
た。3分後は、約8mVAであった。4分後は、約11
mVAであった。5分後は、約8mVAであった。6分
後は、約10mVAであった。7分後は、約9mVAで
あった。8分後は、約8mVAであった。9分後は、約
5mVAであった。10分後は、約6mVAであった。
【0053】この結果から明らかなように、木製の外枠
2に貼着した放電板15にアース線を接続した場合の除
電効果が極めて大きかった。何もアースしない場合はも
ちろん、プラスチック製の外枠2に貼着した金属板にア
ース線を接続した場合と比較してもその差は歴然とした
ものであった。この結果は、以下のことを原因とすると
思われる。先ず、本実施の形態でも使用する木製の外枠
2には水分が含まれていることから、電荷の漏洩効果が
高く導電率が大きい点である。従って、パチンコ球に帯
電した静電気はアース側へと放電し易いため、その分除
電効果が高められた。次に、帯電列中の位置ができるだ
け近い材料である金属と木とを組み合わせた点である。
金属と木の帯電列の位置は非常に近いために両者の電荷
の差は非常に小さく、これに対し金属とプラスチックの
位置は遠い。そのため、木製の外枠2の場合には、金属
との間で電荷を伝えやすくパチンコ球に帯電した静電気
はアース側へと放電し易いため、静電気の除電効果が高
かった。したがって、本実施形態のパチンコゲーム機1
の賞球タンク4内に発生する静電気を、賞球タンクアー
ス板14による木製の外枠2への接地により高効率に除
電できる。
【0054】次に、上記構成のパチンコゲーム機1にお
いて、下部受皿アース板25の静電気の除電効果を確か
めた実験例について図9に基づいて説明する。図9は、
本実施形態に係るパチンコゲーム機1のタンクレール6
の静電気の帯電量測定実験結果を説明する図であり、
(a)はタンクレール6の通路入口での帯電量測定結果
を示す図、(b)はタンクレール6の通路出口での帯電
量測定結果を示す図である。先ず、タンクレールアース
板22と各賞球通路アース板23、24とを各アース線
36、37、38を介して接地用中継板21に結線接続
し、この接地用中継板21をアース線39を介して下部
受皿アース板25に結線接続後、賞球タンクアース板1
4の接触片14Aを木製の外枠2の放電板15に接触さ
せる。そして、タンクレール6の通路入口から平行に2
5mm離れた位置に1台目の静電気測定器(シムコジャ
パン株式会社 MODEL FM200)を設置する。
また、タンクレール6の通路出口から平行に25mm離
れた位置に2台目の静電気測定器(シムコジャパン株式
会社 MODEL FM200)を設置する。次に、パ
チンコゲーム機1のパチンコ球を払い出すことによって
賞球タンク4内を移動して接触しあうパチンコ球に静電
気を帯びさせる。そして、(1)パチンコ球がタンクレ
ール6内を互いに接触しながら連続して送られている場
合(以後、球有りという)、(2)パチンコ球がタンク
レール6内を途切れながら送られている場合(以後、球
無しという)において測定する。
【0055】以上の実験を5回行った実験結果を図9に
示す。先ず、図9(a)にタンクレール入口における測
定結果を示す。(1)球有りの場合には、○印の実線で
示すように、1回目は約−0.03kVA、2回目は約
−0.05kVA、3回目は約−0.06kVA、4回
目は約−0.04kVA、5回目は約−0.04kVA
であり、(2)球無しの場合には、×印の破線で示すよ
うに、1回目は約0.6kVA、2回目は約0.09k
VA、3回目は約0.19kVA、4回目は約0.09
kVA、5回目は約0.05kVAであった。また、図
9(b)にタンクレール出口における測定結果を示す。
(1)球有りの場合には、○印の実線で示すように、1
回目は約0.3kVA、2回目は約0.4kVA、3回
目は約0.37kVA、4回目は約0.4kVA、5回
目は約0.8kVAであり、(2)球無しの場合には、
×印の破線で示すように、1回目は約−0.5kVA、
2回目は約−0.6kVA、3回目は約−0.6kV
A、4回目は約−0.66kVA、5回目は約−0.8
kVAであった。
【0056】この結果から明らかなように、賞球タンク
アース板14による接地効果だけでなく、タンクレール
6以降のパチンコ球から各タンクレールアース板22、
賞球通路アース板23、24に流れた静電気は、接地用
中継板21を経て下部受皿アース板25を介して、帯電
列中の位置が近い木製の内枠16に高効率で放電され
て、静電気の除電効果が高かった。
【0057】以上詳細に説明した通り、本実施形態のパ
チンコ機1においては、賞球タンク4内に賞球タンクア
ース板14が設けられ、この賞球タンクアース板14に
形成された接触片14Aが、内枠16を閉じたときに木
製の外枠2に貼着された放電板15に接触するように構
成されている。また、タンクレール6の通路入口部にタ
ンクレールアース板6が取り付けられ、賞球案内部7の
各賞球通路8に賞球通路アース板23、24が取り付け
られ、機構セット盤3のタンクレール6の裏側に接地用
中継板21がネジ止めにより取り付けられている。ま
た、下部受皿アース板25が下部受皿ボックス19と木
製の内枠16との間に挟まれて取り付けられている。そ
して、各アース板22、23、24は、接地用中継板2
1を経て下部受皿アース板25にアース線36、37、
38、39により結線接続されている。これにより、賞
球タンク4内のパチンコ球に帯電された静電気は、賞球
タンクアース板14により、放電板15を介して帯電列
中の位置が近い木製の外枠2に高効率で放電される。ま
た、タンクレール6内に送られてくるパチンコ球とタン
クレール6自体の帯電した静電気、および賞球案内部7
内に送られてくるパチンコ球に帯電された静電気は、各
アース板22、23、24及び接地用中継板21によ
り、結線接続された下部受皿アース板25を介して帯電
列中の位置が近い木製の内枠16に高効率で放電され
る。さらに、上皿から溢れて下皿バケツに落下してくる
パチンコ球に帯電された静電気も下部受皿アース板25
を介して帯電列中の位置が近い木製の内枠16に高効率
で放電される。
【0058】したがって、賞球タンク4内とタンクレー
ル6内のパチンコ球に帯電した静電気、およびタンクレ
ール6自体に帯電した静電気は、賞球タンクアース板1
4とタンクレールアース板22を介して帯電列中の位置
が近い木製の外枠2、内枠16に放電されるため、タン
クレール6の通路入口の下方に配置されるメイン基板1
0を構成する制御回路等、特にマイクロコンピュータへ
及ぼす悪影響の防止ができる。また、賞球タンク内にパ
チンコ球がほとんど無い場合でも、タンクレール6内の
パチンコ球等の帯電した静電気を除電できるため、より
確実にメイン基板10等へ静電気が及ぼす悪影響を防止
できる。また、タンクレール6の通路出口部と賞球案内
部7内のパチンコ球が帯電する静電気も賞球通路アース
板23、24を介して除電されるため、タンクレール6
の通路出口部の上方に配置される中継基板20等への静
電気の悪影響を防止できる。さらに、下部受皿ボックス
19内のパチンコ球が帯電する静電気も下部受皿アース
板25を介して除電されるため、下部受皿ボックス19
の上方に配置されるコントロールボックス18内の回路
基板等への静電気の悪影響を防止できる。また、賞球タ
ンク4内に設けた賞球タンクアース板14及びその接触
片14Aに接触する外枠2へ貼着した放電板15、及び
各アース板22、23、24、25と接地用中継板21
が結線接続されて構成される極めて簡易な構成であるた
め、部品点数の少なさ、及びその組み立ての容易さから
安価に高効率で静電気の除電ができ、製品信頼性の大幅
な向上と共に、製造コストダウンを図ることができる。
また、本実施の形態では、アース板14の接触片14A
を放電板15へ接触させ、パチンコ球に帯電した静電気
を外枠2のアース側へ放電するよう構成したので、アー
ス側へ静電気を放電するためのアース線が不要となり、
内枠16等の開閉の際にアース線を取り外す等の手間が
省けて作業をスムーズに行うことができ、組立作業や調
整作業における作業効率の向上を図ることができる。ま
た、賞球タンク4からタンクレールアース板22上へパ
チンコ球が落下するため、タンクレール6の通路入口部
のパチンコ球の落下による磨耗等を防止することができ
る。また、上皿から下部受皿ボックス19内の底面を覆
う下部受皿アース板25上にパチンコ球が落下するた
め、下部受皿ボックス19内のパチンコ球の落下による
磨耗等を防止することができる。さらに、各アース板1
4、22、23、24、25、接地用中継板21、及び
放電板15をアルミやステンレス等とすることにより、
外枠2または内枠16を木製とした場合に帯電列中の位
置が非常に近く、より除電効果を高くすることができる
とともに、耐腐食性に優れた接地手段を構成することが
できる。
【0059】尚、本発明は前記実施形態に限定されるこ
とはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改
良、変形が可能であることは勿論であり、以下のように
してもよい。 (a)前記実施の形態では外枠2へ放電板15を貼着し
たが、賞球タンクアース板14の接触片14Aを直接外
枠2へ接触させるようにしてもよい。 (b)前記実施の形態では外枠2と内枠16を木製とし
たが、効果は下がるがプラスチック製とするものであっ
てもよい。 (c)賞球タンクアース板14、放電板15、各アース
板22、23、24、25、及び接地用中継板21の形
状には実施の形態のものの他、様々な形態のものが考え
られる。 (d)賞球タンクアース板14、放電板15、各アース
板22、23、24、25、及び接地用中継板21の材
質についても、亜鉛、銅、アルミニウム、ステンレス鋼
などの他、クロム等を用いたメッキ材を使用してもよ
く、導電性が高く、腐食しにくいものが好ましい。 (e)前記実施の形態では賞球タンクアース板14を放
電板15を介して木製の外枠2に接地したが、アース線
等により木製の内枠16に接地するようにしてもよい。 (f)前記実施の形態では賞球タンクアース板14の接
触片14Aが放電板15に接触するようにしたが、賞球
タンクアース板14の接触片14Aを取り除き、結線用
の接触片を形成して、アース線により接地用中継板21
に結線接続するようにしてもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明した通り請求項1に係るパチン
コゲーム機では、外枠と、この外枠に開閉可能に取り付
けられる内枠との少なくとも一方が木製である。そし
て、内枠の裏側に取り付けられる機構盤上に設けられ、
補給装置から落下するパチンコ球を受けて貯留し、賞球
の払い出しにともなってこのパチンコ球を順次払い出す
賞球払出システムの少なくとも一カ所に導電性部材が取
り付けられる。そして、この導電性部材が、接地手段に
より木製の外枠または木製の内枠に接地される。これに
より、パチンコ球の摩擦等により帯電した静電気を帯電
列を利用して木製の外枠または内枠に導電性部材を介し
て接地することができ、賞球払出システム内のパチンコ
球等に帯電された静電気を確実に除電できるパチンコゲ
ーム機を提供することができる。
【0061】また、請求項2に係るパチンコゲーム機で
は、請求項1に記載したパチンコゲーム機において、賞
球払出システムのパチンコ球を貯留する賞球タンクに導
電性部材としての第1金属板が取り付けられる。これに
より、賞球タンク内に貯留されたパチンコ球等に帯電し
た静電気は、この第1金属板を介して帯電列を利用して
木製の外枠または内枠に接地されるため、賞球タンク内
のパチンコ球に帯電された静電気を簡易な構造で確実に
除電できるパチンコゲーム機を提供することができる。
【0062】また、請求項3に係るパチンコゲーム機で
は、請求項2に記載したパチンコゲーム機において、前
記第1金属板は、内枠を閉じたときに木製の外枠に接触
するように賞球タンクに取り付けられている。これによ
り、第1金属板が直接木製の外枠に接触できるため、外
枠または内枠への接地のためのアース線等が必要でなく
なり材料コストダウンを図れると共に、内枠を開閉する
時にアース線の取り外し等が必要でないため、組立作業
や調整作業における作業効率の向上を図ることができる
パチンコゲーム機を提供することができる。
【0063】また、請求項4に係るパチンコゲーム機で
は、請求項3に記載したパチンコゲーム機において、第
2金属板が、外枠の第1金属板との接触部に貼り付けら
れる。これにより、簡易な構成で開閉時における木製の
外枠と第1金属板との摩擦による磨耗を防ぐことができ
ると共に、第2金属板と外枠との帯電列が近いことを利
用して常に安定した静電気の除電効果を得ることが可能
なパチンコゲーム機を提供することができる。
【0064】また、請求項5に係るパチンコゲーム機で
は、請求項2に記載したパチンコゲーム機において、賞
球払出システムを構成するパチンコ球を貯留する賞球タ
ンクからパチンコ球を所定の個数ずつ払い出す賞球ケー
スへ案内する賞球案内部までパチンコ球を送るタンクレ
ールのパチンコ球と接触する通路内側に導電性部材であ
る第3金属板が取り付けられる。これにより、タンクレ
ール内を通過するパチンコ球に帯電された静電気、およ
びタンクレール自体がパチンコ球との摩擦等により帯電
された静電気が第3金属板を介し、帯電列を利用して木
製の外枠または内枠に接地されるため、ほとんど除電さ
れるとともに、このタンクレールの近傍位置に配設され
る基板ボックス内のメイン基板等への静電気の悪影響を
防止することができるパチンコゲーム機を提供すること
ができる。また、賞球タンク内にパチンコ球がほとんど
無い場合でも、タンクレール内のパチンコ球およびタン
クレール自体の帯電した静電気を第3金属板を介して除
電できるパチンコゲーム機を提供することができる。
【0065】また、請求項6に係るパチンコゲーム機で
は、請求項5に記載したパチンコゲーム機において、前
記第3金属板がタンクレールの通路入口の近傍位置に取
り付けられるため、タンクレール入口でパチンコ球に帯
電した静電気をほとんど除電できるため、このタンクレ
ール近傍位置に配設される基板ボックス内のメイン基板
等への静電気の悪影響をより効果的に防止することがで
きるパチンコゲーム機を提供することができる。また、
賞球タンク内にパチンコ球がほとんど無い場合でも、タ
ンクレール内のパチンコ球およびタンクレール自体の帯
電した静電気を第3金属板を介して除電できると共に、
賞球タンクから第3金属板上へパチンコ球が落下するた
め、タンクレール入口のパチンコ球の落下による磨耗等
を防止することができるパチンコゲーム機を提供するこ
とができる。
【0066】また、請求項7に係るパチンコゲーム機で
は、請求項5に記載したパチンコゲーム機において、賞
球案内部内に形成される賞球通路内に導電性部材である
第4金属板が取り付けられる。これにより、タンクレー
ルや賞球案内部内を通過するパチンコ球に帯電された静
電気を第4金属板を介し、帯電列を利用して木製の外枠
または内枠に接地されるため、ほとんど除電できると共
に、この賞球案内部の近傍位置に配設される中継回路基
板等への静電気の悪影響を防止することができるパチン
コゲーム機を提供することができる。
【0067】また、請求項8に係るパチンコゲーム機で
は、請求項7に記載したパチンコゲーム機において、賞
球案内部内に複数形成される各賞球通路に第4金属板が
取り付けられるため、賞球案内部内を通過するパチンコ
球に帯電される静電気を確実に除電できるパチンコゲー
ム機を提供することができる。
【0068】また、請求項9に係るパチンコゲーム機で
は、請求項7に記載したパチンコゲーム機において、木
製の内枠と、この内枠にネジ止め等により取り付けられ
る下皿受け部との間に挟み込まれて固定される第5金属
板に、接地手段によって前記第1金属板と第3金属板と
第4金属板の少なくとも1つが接地される。これによ
り、パチンコ球に帯電された静電気が、第1金属板、第
3金属板、及び第4金属板のうち第5金属板に接地され
る金属板から第5金属板に流れ、この第5金属板と木製
の内枠との帯電列が近いことを利用して内枠に接地され
るため、メイン基板等に悪影響を与える静電気をほとん
ど除電できるパチンコゲーム機を提供することができ
る。
【0069】また、請求項10に係るパチンコゲーム機
では、請求項9に記載したパチンコゲーム機において、
第5金属板の一端部が下皿受け部の底面を覆うため、下
皿入口でパチンコ球に帯電した静電気を第5金属板を介
してほとんど除電できるため、この下皿受け部の近傍位
置に配設されるコントロールボックス内のコントロール
基板等への静電気の悪影響を効果的に防止することがで
きるパチンコゲーム機を提供することができる。また、
上皿から下皿受け部内の第5金属板上にパチンコ球が落
下するため、下皿受け部底面のパチンコ球の落下による
磨耗等を防止することができるパチンコゲーム機を提供
することができる。
【0070】また、請求項11に係るパチンコゲーム機
では、請求項9に記載したパチンコゲーム機において、
接地手段は、前記第1金属板と第3金属板と第4金属板
との少なくとも1つを、一度、中継用の第6金属板に結
線接続後、この第6金属板を介して第5金属板に結線接
続して木製の内枠に接地するため、各第1金属板、第3
金属板、及び第4金属板から引き出される接地用配線の
長さを短くすることが可能になると共に、第6金属板か
ら第5金属板への接地用配線が1本で可能なため、接地
用の配線本数を大幅に削減できて、作業効率の向上を図
ることができるパチンコゲーム機を提供することができ
る。
【0071】また、請求項12に係るパチンコゲーム機
では、請求項4又は請求項11に記載したパチンコゲー
ム機において、第1金属板乃至第6金属板を導電性の高
い金属としたので、外枠または内枠を木製とした場合に
帯電列の位置が非常に近く、より除電効果を高くするこ
とができるパチンコゲーム機を提供することができる。
【0072】さらに、請求項13に係るパチンコゲーム
機では、請求項4又は請求項11に記載したパチンコゲ
ーム機において、第1金属板乃至第6金属板を耐腐食性
金属としたので、耐腐食性に優れた接地手段を構成する
ことができるパチンコゲーム機を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るパチンコゲーム機全体を示し
た背面図である。
【図2】本実施形態に係るパチンコゲーム機の賞球タン
クを示した斜視図である。
【図3】本実施形態に係るパチンコゲーム機の側面を示
した一部断面図である。
【図4】本実施形態に係るパチンコゲーム機のタンクレ
ールアース板のタンクレールへの装着を示す斜視図であ
る。
【図5】本実施形態に係るパチンコゲーム機の機構セッ
ト盤への各賞球通路アース板と各送出樋の装着を示す斜
視図である。
【図6】本実施形態に係るパチンコゲーム機の内枠への
下部受皿アース板と下部受皿ボックスの装着を示す斜視
図である。
【図7】本実施形態に係るパチンコゲーム機の接地用中
継板、タンクレールアース板、各賞球通路アース板、及
び下部受皿アース板の結線接続状態を示す斜視図であ
る。
【図8】本実施形態に係るパチンコゲーム機の賞球タン
クアース板による静電気除電効果測定実験の実験結果を
示す図である。
【図9】本実施形態に係るパチンコゲーム機のタンクレ
ールの静電気の帯電量測定実験結果を説明する図であ
り、(a)はタンクレールの通路入口での帯電量測定結
果を示す図、(b)はタンクレールの通路出口での帯電
量測定結果を示す図である。
【図10】本従来例に係るパチンコゲーム機の前面枠を
開放した状態の斜視図である。
【図11】本従来例に係るパチンコゲーム機の機構板か
らメイン基板ボックスを取り外して示す要部の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 パチンコゲーム機 2 外枠 3 機構セット盤 4 賞球タンク 6 タンクレール 7 賞球案内部 8 賞球通路 10 メイン基板 14 賞球タンクアース板 15 放電板 16 内枠 17 機構盤 18 コントロールボックス 19 下部受皿ボックス 20 中継基板 21 接地用中継板 22 タンクレールアース板 23、24 賞球通路アース板 25 下部受皿アース板 101 パチンコゲーム機 105 遊技盤取付枠 106 機構板 113 メイン基板ボックス 115 底板 116 接触片 117 開口部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外枠と、前記外枠に開閉可能に装着され
    る内枠と、 前記内枠の裏側に配設される機構盤上に設けられて、補
    給装置から落下するパチンコ球を受けて貯留し、賞球の
    払い出しにともなってこのパチンコ球を順次払い出す賞
    球払出システムとを備えたパチンコゲーム機において、 前記賞球払出システムの少なくとも一箇所に取り付けら
    れる導電性部材と、 前記外枠と内枠との少なくとも一方が木製であって、こ
    の木製の外枠または内枠の少なくとも一方に前記導電性
    部材を接地する接地手段とを備えたことを特徴とするパ
    チンコゲーム機。
  2. 【請求項2】 前記賞球払出システムは、パチンコ球を
    貯留する賞球タンクを有し、 前記導電性部材は、前記賞球タンク内に取り付けられる
    第1金属板を含むことを特徴とする請求項1に記載のパ
    チンコゲーム機。
  3. 【請求項3】 前記外枠は、木製であって、前記第1金
    属板は、前記内枠を閉じたときにこの外枠に接触するこ
    とを特徴とする請求項2に記載のパチンコゲーム機。
  4. 【請求項4】 前記外枠は、前記第1金属板との接触部
    に貼着された第2金属板を有することを特徴とする請求
    項3に記載のパチンコゲーム機。
  5. 【請求項5】 前記賞球払出システムは、パチンコ球を
    所定の個数ずつ払い出す賞球ケースへ案内する賞球案内
    部と、 前記賞球タンクの下方からこの賞球案内部へパチンコ球
    を送る通路を形成するタンクレールとを有し、 前記導電性部材は、前記タンクレールのパチンコ球と接
    触する通路内側に取り付けられる第3金属板を含むこと
    を特徴とする請求項2に記載のパチンコゲーム機。
  6. 【請求項6】 前記第3金属板は、タンクレールの通路
    入口の近傍位置に取り付けられることを特徴とする請求
    項5に記載のパチンコゲーム機。
  7. 【請求項7】 前記賞球案内部内には、賞球ケースにパ
    チンコ球を送る賞球通路が形成され、 前記導電性部材は、前記賞球通路内に取り付けられる第
    4金属板を含むことを特徴とする請求項5に記載のパチ
    ンコゲーム機。
  8. 【請求項8】 前記賞球通路は、複数路形成され、 前記第4金属板は、この各賞球通路内に取り付けられる
    ことを特徴とする請求項7に記載のパチンコゲーム機。
  9. 【請求項9】 前記内枠の裏側に固設されて、上皿から
    溢れた賞球を受けて下皿に案内する下皿受け部を備え、 前記導電性部材は、前記下皿受け部と前記内枠との間に
    挟持される第5金属板を含み、 前記内枠は、木製であって、前記接地手段は、前記第1
    金属板と第3金属板と第4金属板の少なくとも1つをこ
    の第5金属板に接地することを特徴とする請求項7に記
    載のパチンコゲーム機。
  10. 【請求項10】 前記第5金属板は、前記下皿受け部内
    の底面を覆う延出部を有することを特徴とする請求項9
    に記載のパチンコゲーム機。
  11. 【請求項11】 前記接地手段は、前記第1金属板と第
    3金属板と第4金属板との少なくとも1つと前記第5金
    属板とが結線接続される少なくとも1個の中継用の第6
    金属板を有することを特徴とする請求項9に記載のパチ
    ンコゲーム機。
  12. 【請求項12】 前記第1金属板乃至第6金属板は、導
    電性の高い金属により形成されること特徴とする請求項
    4又は請求項11に記載のパチンコゲーム機。
  13. 【請求項13】 前記第1金属板乃至第6金属板は、耐
    腐食性金属により形成されること特徴とする請求項4又
    は請求項11に記載のパチンコゲーム機。
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