JPH10235146A - 流動床反応塔 - Google Patents

流動床反応塔

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JPH10235146A
JPH10235146A JP9045437A JP4543797A JPH10235146A JP H10235146 A JPH10235146 A JP H10235146A JP 9045437 A JP9045437 A JP 9045437A JP 4543797 A JP4543797 A JP 4543797A JP H10235146 A JPH10235146 A JP H10235146A
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JP
Japan
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fluidized bed
desulfurizing agent
gas
tower
stage
Prior art date
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Pending
Application number
JP9045437A
Other languages
English (en)
Inventor
Motohiro Yasui
基博 安井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd filed Critical Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
Priority to JP9045437A priority Critical patent/JPH10235146A/ja
Publication of JPH10235146A publication Critical patent/JPH10235146A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、多段の流動床を有する流動
床反応塔において、流動床から別の流動床に移動中の脱
硫剤粒子を脱硫のため利用できる流動床反応塔を提供す
ることである。 【解決手段】 石炭等の燃料をガス化したガス化ガスか
ら脱硫剤で硫黄分を除去する流動床反応塔において、塔
本体1に多段の流動層8a,8bを形成すると共に、上
段1bの脱硫剤粒子を下段1aに流下させる溢流管7を
設け、下段1aの脱硫剤粒子を上段1bの流動層に流動
化ガスで気流搬送する気流搬送管4を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石炭等の燃料をガ
ス化したガス化ガスから硫黄分を除去する流動床反応塔
に係り、特に、塔本体を分散板で仕切って多段の流動層
を形成すると共に、上段の脱硫剤粒子を下段に流下させ
る溢流管を設け、下段の脱硫剤粒子を上段の流動層に流
動化ガスで気流搬送する気流搬送管を設けた石炭等の燃
料をガス化したガス化ガスから脱硫剤で硫黄分を除去す
る流動床反応塔に関する。
【0002】
【従来の技術】石炭等の燃料をガス化して高温のガス化
ガスを発生させこれを発電に利用する石炭ガス化複合発
電システム(IGCC)等においては、ガス化ガス中の硫黄
分(H2 S及びCOS等)を除去するため、反応塔(脱
硫塔)を設けて酸化鉄又は亜鉛等の反応粒子で流動層を
形成し、ガス中の硫黄分をこれらの粒子と反応させて脱
硫を行う。
【0003】従来の反応塔の場合、一般に、塔本体を通
気性を有する分散板で仕切って多段(多くの場合上下の
2段)の流動層を形成すると共に、各段の流動床を上方
の段(流動床)から一つ下方の段(流動床)に脱硫剤を
流下させる溢流管で結合して構成する。
【0004】そして、従来の反応塔においては、(再生
塔から)反応塔の最上段の流動床に導入された脱硫剤
が、各溢流管を介して最下段の流動床まで順に流下する
と共に、各流動床において反応塔内を下方から上方へと
流れるガス化ガス(生成ガス)と接触してこれを脱硫す
る。最下段の流動床まで流下した脱硫剤は、再生塔に送
られて再生された後、再び最上段の流動層に戻されて、
以下この過程が繰り返される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な従来の反応塔の場合、脱硫剤が上方の段から下方の段
に溢流管を介して流下している間(すなわち脱硫剤が溢
流管の内部にあるとき)、生成ガスは脱硫剤に接触でき
ず、生成ガスは脱硫剤と無接触のまま流動床の下方の段
から上方の段へと分散板を介してスルーしてしまう。つ
まり、溢流管内を移動する脱硫剤の有効利用が図られて
いないという問題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、多段の流動床を
有する流動床反応塔において、流動床から別の流動床に
移動中の脱硫剤粒子を脱硫のため利用できる流動床反応
塔を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、石炭等の燃料をガス化したガス化
ガスから脱硫剤で硫黄分を除去する流動床反応塔におい
て、塔本体に多段の流動層を形成すると共に、上段の脱
硫剤粒子を下段に流下させる溢流管を設け、下段の脱硫
剤粒子を上段の流動層に流動化ガスで気流搬送する気流
搬送管を設けて構成されている。
【0008】請求項2の発明は、上記気流搬送管の上端
に、気流を半径方向に流すノズルを形成して構成されて
いる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施の形態を
添付図面により説明する。
【0010】図1には、微粉炭等の燃料をガス化したガ
ス化ガス(生成ガス)に含まれる硫黄分(H2 S及びC
OS等)を、多段に構成された流動床で乾式脱硫剤を用
いて除去する本発明の流動床反応塔の概略図が示されて
いる。尚、本実施の形態においては、流動床が上下2段
の構成について説明される。
【0011】本実施の形態において、流動床反応塔は塔
本体1を有し、塔本体1は、図1に示されるように、通
気性を有する分散板2によって下段部1aと上段部1b
とに仕切られている。
【0012】下段部1aの下部には、通気性を有する別
の分散板3と、硫化した脱硫剤を再生塔(図示されず)
へ送る脱硫剤送出口5とが図示されるように設けられ、
又、下段部1aの底部には、生成ガス供給手段(図示せ
ず)が接続される。
【0013】一方、上段部1bの上部には、再生された
脱硫剤が再生塔から導入される脱硫剤導入口6が図示さ
れるように設けられる。又、反応塔1の上段部1bの頂
部には、後段の図示されない処理設備(ガスタービン
等)が接続される。
【0014】下段部1aには、脱硫剤粒子によって下部
流動層8aが形成され、一方、上段部1bには、脱硫剤
粒子によって上部流動層8bが形成される。
【0015】下段部1a及び上段部1bには、脱硫剤粒
子(反応粒子)をガス気流によって下段部1aから上段
部1bに送る気流搬送管4が、分散板2を貫いて図示さ
れるように設けられる。又、下段部1a及び上段部1b
には、脱硫剤を上段部1bから下段部1aに戻して上段
部1bでの脱硫剤のレベルを一定以下に維持する溢流管
7が、分散板2を貫いて図示されるように設けられる。
【0016】尚、気流搬送管4の上端部4aは、図2
(気流搬送管4の上端部の拡大図である)に示されるよ
うに、噴出口が横に付いたノズル状に構成され、気流搬
送管4を通って上端部4aから排出される脱硫剤粒子
が、反応塔1の上段部1b内に半径方向に噴出されると
共にガスと反応粒子とに速やかに分散するようになって
いる。
【0017】又、気流搬送管4の口径及び分散板2の通
気性は、気流搬送管4を介しての気流搬送と、分散板2
を介してのガスの上昇(すなわち流動化)とがバランス
良く行われるように選択される。
【0018】再生塔(図示されず)で再生された乾式脱
硫剤の粒子(反応粒子)が、脱硫剤導入口6から反応塔
1の上段部1bに導入され、上段部1bに導入された脱
硫剤は、その高さが一定のレベルに達すると溢流管7を
介して落下して下段部1aに逐次導入される。
【0019】一方、硫黄分を含んだ生成ガスが、反応塔
1の底部から下段部1aに分散板3を介して導入され、
これにより下段部1a内の反応粒子が流動化して下部流
動層8aが形成される。下部流動層8aでは、脱硫剤の
反応粒子と生成ガスが固気接触することにより生成ガス
の脱硫が行われる。脱硫により硫化した脱硫剤は、脱硫
剤送出口5を介して再生塔に送られ、再生される。
【0020】下段部1aの下部流動層8aで脱硫された
ガスは、気流搬送管4を介して下段部1aから上段部1
bへと吹き抜け、このとき発生する気流によって、反応
粒子も気流搬送管4内を下段部1aから上段部1bへと
移動する。
【0021】つまり、本発明においては、硫黄分を含ん
だガス及び脱硫剤反応粒子の両方を気流搬送管4を介し
て下段部1aから上段部1bへと移動させるので、気流
搬送管4内部でもガスと反応粒子との固気接触すなわち
脱硫を行うことができる。
【0022】さて、上述のように気流搬送管4内を移送
されたガス及び反応粒子は、気流搬送管4の上端部4a
から反応塔1の上段部1bに導入される。気流搬送管4
の上端部4aは、上述のように噴出口が横に付いたノズ
ル状に構成されているので、ガス及び反応粒子は上段部
1b内に半径方向に噴出されると共に、ガスと反応粒子
とに速やかに分散する。
【0023】こうして上段部1bに導入されたガス及び
反応粒子により、反応塔1の上段部1b内に上部流動層
8bが形成される。上部流動層8bでは、下部流動層8
aと同様、脱硫剤の反応粒子と硫黄分を含んだガスが固
気接触することによって、ガスがさらに脱硫される。
【0024】上段部1bの上部流動層8bで脱硫された
ガスは、上段部1bの頂部から排出されて後段の処理設
備(図示されず)に送られ、発電等に利用された後、大
気排出される。
【0025】一方、上段部1b内の反応粒子は、脱硫剤
導入口6から導入された再生済みの脱硫剤と合流し、そ
の高さが一定の水平レベルに達すると、上述のように溢
流管7を介して下段部1aに移送されて、上述の過程が
繰り返される。
【0026】尚、本実施の形態においては、再生塔から
の脱硫剤が塔本体1の上段部1bに導入されると共に下
段部1aから再生塔に送られる構成となっているが、こ
れを再生塔からの脱硫剤が下段部1aに導入されると共
に上段部1bに吹き上げられ、硫化した脱硫剤が上段部
1bから再生塔に送出されるように構成してもよい。
【0027】この場合、脱硫剤導入口6が下段部1aに
設けられ、脱硫剤送出口5が上段部1bに設けられるの
は、勿論である。この構成の場合、再生済みの脱硫剤を
下段部1aに導入することにより、フレッシュな脱硫剤
を硫黄分濃度の高い未処理ガスに固気接触できるという
利点がある。
【0028】又、本実施の形態においては、反応塔が上
下2段に仕切られた構成について説明されたが、本発明
をそれ以上の多段に構成された反応塔にも同様に適用可
能であるのは、勿論である。その場合、上段の脱硫剤粒
子を下段に流下させる溢流管と、下段の脱硫剤粒子を上
段の流動層に流動化ガスで気流搬送する気流搬送管とを
各段を接続して設ける。
【0029】以上要するに本発明によれば、脱硫装置の
反応塔を多段に形成すると共に、各段を脱硫剤粒子を気
流搬送する気流搬送管で順に接続することにより、硫黄
分を含んだガス及び脱硫剤反応粒子の両方を、この気流
搬送管を介して下方の段から上方の段へ同時に移動可能
となる。つまり、段から段へ移動中のガス及び反応粒子
も気流搬送管内部で固気接触すなわち脱硫を行えるの
で、段から段へ移送される際にガスと脱硫剤が接触しな
い従来の反応塔より高い脱硫効率を達成でき、従って、
反応塔を従来よりも小型化することが可能である。
【0030】
【発明の効果】以上要するに本発明の流動床反応塔によ
れば、脱硫装置の反応塔を多段に形成すると共に、各段
を脱硫剤粒子を気流搬送する気流搬送管で順に接続する
ことにより、硫黄分を含んだガス及び脱硫剤反応粒子の
両方をその気流搬送管を介して下方の段から上方の段へ
同時に移動可能となる。つまり、段から段へ移動中のガ
ス及び反応粒子も気流搬送管内部で固気接触すなわち脱
硫を行えるので、段から段へ移送される際にガスと脱硫
剤が接触しない従来の反応塔より高い脱硫効率を達成で
き、従って、反応塔を従来よりも小型化することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流動床反応塔を示す概略図である。
【図2】図1の流動床反応塔の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 塔本体 1a (塔)下段部 1b (塔)上段部 4 気流搬送管 7 溢流管 8a 下部流動層 8b 上部流動層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石炭等の燃料をガス化したガス化ガスか
    ら脱硫剤で硫黄分を除去する流動床反応塔において、塔
    本体に多段の流動層を形成すると共に、上段の脱硫剤粒
    子を下段に流下させる溢流管を設け、下段の脱硫剤粒子
    を上段の流動層に流動化ガスで気流搬送する気流搬送管
    を設けたことを特徴とする石炭等の燃料をガス化したガ
    ス化ガスから脱硫剤で硫黄分を除去する流動床反応塔。
  2. 【請求項2】 上記気流搬送管の上端に、気流を半径方
    向に流すノズルを形成した請求項1記載の流動床反応
    塔。
JP9045437A 1997-02-28 1997-02-28 流動床反応塔 Pending JPH10235146A (ja)

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JP9045437A JPH10235146A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 流動床反応塔

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100873574B1 (ko) 2007-04-19 2008-12-12 성균관대학교산학협력단 유동층 반응기
JP2011038695A (ja) * 2009-08-11 2011-02-24 Jiro Sasaoka 流動層熱処理装置と方法
CN109999629A (zh) * 2019-04-17 2019-07-12 中国恩菲工程技术有限公司 多级密相半干法脱硫反应器
CN119034471A (zh) * 2024-11-04 2024-11-29 湖南浦湘环保能源有限公司 一种垃圾焚烧烟气处理系统

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CN109999629B (zh) * 2019-04-17 2024-01-05 中国恩菲工程技术有限公司 多级密相半干法脱硫反应器
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