JPH10235598A - 異形部材の製造方法および製造装置 - Google Patents
異形部材の製造方法および製造装置Info
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- JPH10235598A JPH10235598A JP3961897A JP3961897A JPH10235598A JP H10235598 A JPH10235598 A JP H10235598A JP 3961897 A JP3961897 A JP 3961897A JP 3961897 A JP3961897 A JP 3961897A JP H10235598 A JPH10235598 A JP H10235598A
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Abstract
材を容易に製造できる製造方法および装置を提供する。 【解決手段】 高さ方向の位置における横断面形状が異
なるように形成された異形部材の製造方法において、フ
ープ状の長尺の被加工材を長手方向に順送りすると共
に、複数個のステージにおいて異形部材の夫々の横断面
形状に対応する外形輪郭を有する複数種類の構成部材を
打抜き、打抜いた構成部材をプッシュバックにより被加
工材の打抜穴に係止させ、被加工材の順送り最終ステー
ジにおいて構成部材を順次押抜いて積層一体化させる。
Description
さ方向の位置における横断面形状が異なるように形成さ
れた異形部材の製造方法および製造装置に関するもので
ある。
す説明図であり、(a)は正面、(b)は平面を示し、
図2は図1(a)における夫々の位置における横断面図
であり、(a)ないし(e)は夫々図1(a)における
A−A線断面、B−B線断面、C−C線断面、D−D線
断面およびE−E線断面を示す。なお図2においては簡
略化のためハッチングは省略して示してある。
鉄鋼材料によって製作する場合には、図2(b)(d)
に示されるような円形横断面の部分は旋削加工によって
加工することができるが、図2(a)(c)(e)に示
されるような正方形、正六角形および擬似十字形の横断
面の部分は、極めて煩雑な特殊加工が必要であると共
に、加工に要する工数および時間が極めて大となる。
は、無垢の丸棒若しくはブロック材から機械加工によっ
て製作することが極めて煩雑であると共に、機械加工が
全く不可能な場合もある。従って異形部材を分割して加
工後、夫々の部材を組立一体化する手段が考えられる
が、異形部材の寸法が小なる場合には部材の組立自体が
不可能となることもある。
するには、例えば鋳造手段が採用されている。しかしな
がら、鋳造手段によって異形部材を製造するには、模型
の製作後、この模型に基づいて鋳型を成形し、溶融金属
材料を注入する等の多数の工程を必要とし、これもまた
多大の工数と時間を要するのである。なお上記鋳造手段
による場合には、例えばロストワックス法のような精密
鋳造法によっても、高精度を確保することが困難である
と共に、鋳造後の表面を極度に平滑に形成することが困
難であり、鋳造後の表面の仕上加工が必要であり、異形
部材の製造に要するコストが高騰するという問題点があ
る。
を解決し、高さ方向における横断面形状が異なる異形部
材を容易に製造できる製造方法および製造装置を提供す
ることを課題とするものである。
めに、第1の発明においては、高さ方向の位置における
横断面形状が異なるように形成された異形部材の製造方
法において、フープ状の長尺の被加工材を長手方向に順
送りすると共に、複数個のステージにおいて異形部材の
夫々の横断面形状に対応する外形輪郭を有する複数種類
の構成部材を打抜き、打抜いた構成部材をプッシュバッ
クにより被加工材の打抜穴に係止させ、被加工材の順送
り最終ステージにおいて構成部材を順次押抜いて積層一
体化させる、という技術的手段を採用した。
置における横断面形状が異なるように形成された異形部
材の製造方法において、フープ状の長尺の被加工材を長
手方向に順送りすると共に、複数個のステージにおいて
異形部材の夫々の横断面形状に対応する外形輪郭を有す
る複数種類の構成部材をそれらの外形輪郭の一部に被加
工材との連結部を残してスリット状に打抜いて形成し、
前記連結部以外の構成部材の外周部をシェービング加工
し、被加工材の順送り最終ステージにおいて構成部材を
押抜いて積層一体化させる、という技術的手段を採用し
た。
置における横断面形状が異なるように形成された異形部
材の製造方法において、フープ状の長尺の被加工材を長
手方向に順送りすると共に、複数個のステージにおいて
異形部材の夫々の横断面形状に対応する外形輪郭を有す
る複数種類の構成部材の一部のものを打抜き、打抜いた
構成部材をプッシュバックにより被加工材の打抜穴に係
止させ、前記構成部材の他の一部のものをそれらの外形
輪郭の一部に被加工材との連結部を残してスリット状に
打抜いて形成し、前記連結部以外の構成部材の外周部を
シェービング加工し、被加工材の順送り最終ステージに
おいて構成部材を押抜いて積層一体化させる、という技
術的手段を採用した。
または全部を荒打抜きした後プッシュバックにより被加
工材の打抜穴に係止させ、構成部材の外形輪郭の一部に
非シェービング部を形成すると共に外形輪郭の残部をシ
ェービング加工によって打抜き、打抜いた構成部材をプ
ッシュバックにより非シェービング部を介して被加工材
の打抜穴に係止させることができる。
一部または全部をファインブランキング加工によって打
抜くことができる。次に上記の発明において、構成部材
に同軸的にダボとダボ穴とを形成し、隣接する構成部材
間においてダボとダボ穴とを係合させることができる。
この場合において、最下層を構成する構成部材には貫通
した通し穴のみを形成することができる。
した複数個のガイド穴を形成し、順送り最終ステージに
おいてガイドピンにガイド穴を係合させて位置決めする
ことができる。
被着させた被加工材を使用することができる。この場合
において、接着剤を筋状または帯状に形成することがで
きる。
有する薄膜を表面に被着させた被加工材を使用すること
ができる。次に第4の発明においては、高さ方向の位置
における横断面形状が異なるように形成された異形部材
の製造装置において、フープ状の長尺の被加工材を長手
方向に間欠的にピッチ送りする送り装置と、被加工材の
送り方向に沿って配設されると共に、異形部材の夫々の
横断面形状に対応する外形輪郭を有する複数種類の構成
部材を成形する複数個のパンチ・ダイセットと、これら
のパンチ・ダイセットの一部または全部に設けられ成形
打抜後の構成部材を被加工材の打抜穴に押込み係止され
るプッシュバック装置と、前記パンチ・ダイセットの被
加工材送り方向最下流側に設けられ構成部材を順次押抜
いて積層一体化させる積層装置とによって構成すると共
に、前記パンチ・ダイセットおよびプッシュバック装置
を選択的に作動可能に構成する、という技術的手段を採
用した。
る異形部材および構成部材を示す説明図であり、(a)
(b)は各々異形部材の正面および平面、(c)ないし
(g)は夫々異形部材を構成する構成部材の平面を示
す。図3において、異形部材100は例えば前記図1に
示すものと同一の形状のものであり、高さ方向の夫々の
位置における横断面形状に対応する外形輪郭を有する複
数種類の構成部材101〜105を複数個宛(図3にお
いては2個宛の例を示す)積層一体化して形成される。
あり、夫々の構成部材101〜105の平面の中央部
に、後述するような手段によって、同一の相対位置にか
つ同一の形状寸法に形成される。なお夫々の構成部材1
01〜105は、1個のみとしても、また3個以上の複
数個としてもよく、異形部材100の形状寸法によって
適宜選定される。
材の積層一体化の例を示す要部拡大縦断面図であり、同
一部分は前記図3と同一の参照符号で示す。図4におい
て、107はダボであり、ダボ穴106と同軸的に形成
される。このようなダボ穴106とダボ107を形成す
るには、例えば横断面が円形のパンチおよびダイを使用
し、パンチのダイへの進入深さdを構成部材103〜1
05(図3における構成部材101,102についても
同様)の厚さ寸法tより小に形成することによって可能
である。なお上記ダボ穴106およびダボ107は、図
3における構成部材101〜105を、例えば鉄板から
パンチ・ダイセットにより打抜き成形と同時に形成して
もよく、または構成部材101〜105の打抜き成形と
別個の工程で成形してもよい。
〜105を、図4に示すように隣接する構成部材間にお
いて、ダボ穴106にダボ107を係合させて圧着すれ
ば、構成部材101〜105を順次積層一体化させるこ
とができる。この場合において、ダボ穴106およびダ
ボ107は、夫々の構成部材101〜105の中央部
に、かつ同一の相対位置に同一の形状寸法に形成されて
設けられているから、積層一体化における位置決めとも
なる。なお構成部材105の最下層のものにはダボ10
7を形成することなく、貫通した通し穴106aを形成
することが好ましい。以上のようにして構成部材101
〜105を順次積層一体化すれば、図3(a)(b)に
示すような異形部材100を製造することができる。
形部材および構成部材を示す説明図であり、(a)は異
形部材の縦断面、(b)ないし(e)は夫々異形部材を
構成する構成部材の平面を示す。図5において、異形部
材200は前記図3に示すものと同様に、例えば鉄板か
らパンチ・ダイセットにより打抜き成形された構成部材
201〜204により積層一体化されて構成される。
々の構成部材201〜204の例えば上面に形成され、
それらの下面には前記図4に示すものと同様にダボ穴2
05と同軸的にダボ(図示せず)が形成されている。2
06はガイド穴であり、夫々の構成部材201〜204
に貫通して設けられ、積層圧着時において積層装置に立
設されたガイドピンに係合することにより、前記構成部
材201〜204の位置決め精度をより向上させるため
のものである。なお207は中空穴、208はスプライ
ン穴であり、構成部材201および構成部材202〜2
04の中心部に貫通して設けられる。
04を図5(a)に示すように順次積層一体化すれば、
夫々複数個の構成部材201〜204により異形部材2
00が形成される。すなわち、構成部材202,204
によって歯車部が、また構成部材203によってカム部
が夫々外周面に形成され、カム部と歯車部との間にスペ
ーサー部が形成され得るのである。なお構成部材201
〜204は、ダボ穴205とダボ(図示せず)との係合
に加えて、ガイド穴206がガイドピンに係合すること
により、位置決め精度がより向上されるから、上記のカ
ム部および歯車部の外周表面が正確に合致し、高精度に
形成され、所定の機能を充分に発揮させ得るのである。
図である。図6において、1は送り装置、2はパンチ・
ダイセット、5は積層装置であり、被加工材4の送り方
向に沿ってこの順に配設される。すなわち、送り装置1
は、フープ状に巻き取られた被加工材4を、長手方向に
間欠的にピッチ送りするように構成され、例えば被加工
材4の送り方向の最上流側に設けられる。なお送り装置
1の設置位置は積層装置5の下流側としてもよく、また
後述するベースマシン3,3間としてもよい。
に構成され、被加工材4の送り方向にmP(mは任意の
正の整数、Pは被加工材4の送りピッチ)の間隔に配設
される。なおパンチ・ダイセット2は、例えばベースマ
シン3内に複数個(図6においては3個)設けられると
共に、夫々のパンチ・ダイセット2は、被加工材4の送
り方向に位置調整可能に、および夫々選択的に作動可能
に構成されている。これらの複数個のパンチ・ダイセッ
ト2は、夫々前記図3および図5に示すような構成部材
を成形可能とするため、構成部材の種類に対応して設け
られる。この場合、複数個のパンチ・ダイセット2を備
えたベースマシン3を、被加工材4の送り方向に沿って
適宜の台数をタンデムに連結して構成することができ
る。
最下流側に、前記パンチ・ダイセット2とnP(nは任
意の正の整数)の間隔を置いて設けられ、ベース51、
保持装置52、支持装置53および圧着装置54によっ
て構成される。まず保持装置52には被加工材4の下方
移動を拘束し、かつ構成部材(図示せず、例えば図3に
おける符号101〜105参照)の通過を許容する穴5
5を有する保持プレート56と、被加工材4を押圧解放
可能に形成されたガイド部材57とを設ける。また保持
装置52の下方に設けられる支持装置53は、前記構成
部材および異形部材100を載置可能に形成される。
装置54には、前記構成部材を被加工材4から押抜いて
積層圧着するように、上下動可能に形成された圧着パン
チ58を設ける。なお圧着パンチ58は、前記構成部材
の外形輪郭と類似または対応する外形輪郭のものを複数
個準備し、ホルダー59に設けられ、例えばホルダー5
9の垂直軸の回りの回動により、所定の圧着パンチ58
が選択的に被加工材4の直上に臨むように構成されてい
る。60は作動装置であり、例えば油圧シリンダによっ
て構成され、ベース51上に立設されたコラム61およ
び支持板62を介して、前記圧着パンチ58に作動部材
63が当接離脱するように構成されている。
の例を示す要部側面図である。図7において、21は本
体であり、例えば鉄鋼材料により略U字状に形成し、下
端部に鳩尾状のあり22を一体に設け、ベース20に設
けたあり溝23と係合させることによって、被加工材4
の送り方向(紙面と直角方向)に移動調整可能、かつ被
加工材4の送り方向と直角方向、すなわち図7における
左右方向の移動を拘束するように形成する。そして本体
21を位置決め後において、クランプ装置24によって
ベース20上に固定するのである。なおパンチ・ダイセ
ット2としては、上型と下型とを4本のガイドバーによ
って連結した門型の本体を使用したものとしてもよい。
料によって略U字状に形成し、上部にパンチ26を上下
動可能に、下部にパンチ26と対をなすダイ27を設
け、本体21に着脱可能に設ける。28はクランプねじ
であり、カセット25を本体21に固定するためのもの
である。29は油圧シリンダであり、本体21の上端部
に設けられ、作動桿30を介してパンチ26を作動させ
得るように構成する。
ュバック装置の例を示す要部拡大縦断面図であり、
(a)は構成部材を打抜いた状態、(b)は構成部材を
プッシュバックした状態を示し、同一部分は前記図4お
よび図7と同一の参照符号で示す。なお構成部材は符号
104として表示する。図8において、31はストリッ
パであり、パンチ26の作動前後において被加工材4を
ダイ27の表面に押圧保持するものである。32はプッ
シュバック装置であり、ダイ27内に設けられ、受け部
材33と、この受け部材33を上方に付勢する圧縮コイ
ルばね34とによって構成される。なお受け部材33の
上方への付勢手段としては、油圧シリンダ等の駆動手段
を使用してもよい。
ようにストリッパ31によって被加工材4をダイ27の
上面に押圧した状態でパンチ26を下降させると、構成
部材104が打抜き成形されると共に、構成部材104
は受け部材33上に載置保持される。次にパンチ26が
上昇してもストリッパ31はなお被加工材4を押圧した
状態を継続するから、図8(b)に示すように構成部材
104は圧縮コイルばね34の上方への付勢力により受
け部材33を介して、被加工材4の打抜穴35内に押込
み係止される。従ってその後の被加工材4のピッチ送り
により、被加工材4と共に最終ステージまで搬送され得
るのである。
材の第1の加工態様を示す要部平面図であり、前記図3
に示す異形部材100を製造するための構成部材101
〜105を加工する場合を示している。図9において、
被加工材4は前記図6に示す送り装置1により矢印方向
に定ピッチP宛間欠的にピッチ送りされる。6はパイロ
ット穴であり、前記図6に示すパンチ・ダイセット2の
最上流側のものにより、被加工材4に定ピッチPの間隔
で規則的に加工され、以後の加工工程における位置決め
の基準穴となる。
り、ダボ穴106およびこれと同軸的にダボ(図示せ
ず、図4における符号107参照)を加工する。この場
合、パンチ・ダイセット2にはパイロット穴6と係合す
るパイロットピンを設け、パンチ・ダイセット2による
加工位置は上記パイロット穴6を基準として位置決め加
工される(以後の加工工程におけるパンチ・ダイセット
においても同様とする)。
ら、構成部材101〜105の打抜きおよびプッシュバ
ックを行う。この場合には、前記図6におけるパンチ・
ダイセット2として構成部材101〜105の外形輪郭
に対応する5種類のパンチ・ダイを備えたものを配設
し、それらのパンチ・ダイセット2を夫々選択的に作動
可能に形成しておく。そして前記図3に示す異形部材1
00に対応する構成部材101〜105を例えば夫々2
個宛成形し、図9に示すように順次加工を進める。なお
打抜き成形された構成部材101〜105は、前記図8
に示すようにして被加工材4の打抜穴35内に押込み係
止(プッシュバック)され、被加工材4と共に最終ステ
ージまで搬送される。
ックされた構成部材101〜105は、前記図6におい
て最終ステージに設けられた積層装置5に搬送され、構
成部材105→101の順に順次積層一体化される。す
なわち、ガイド部材57の下降により、被加工材4のパ
イロット穴にパイロットピンが係合して位置決め押圧し
た状態で、作動装置60を作動させ、作動部材63およ
び圧着パンチ58を介して上記構成部材101〜105
を被加工材4から順次押抜いて、支持装置53上に載置
する。
工材4に形成された打抜穴35(図8参照)がダイの役
割をすると共に、前記構成部材101〜105は夫々打
抜穴35によってガイドされて積層され、隣接する構成
部材間は前記図4に示すようにダボ穴106にダボ10
7が係合するから、一体化が可能となるのである。なお
保持装置52上の保持プレート56に設けられる穴55
は、構成部材101〜105の最大外形輪郭より大に形
成されているため、構成部材101〜105の何れをも
支障なく通過させることができる。また構成部材101
〜105を支持する支持装置53は、圧着パンチ58に
よる構成部材101〜105の積層圧着毎に、それらの
厚さ寸法相当量だけ下降し、その位置で停止するように
構成することが好ましい。以上のようにして図3に示す
異形部材100が形成された後、これを支持装置53か
ら排出し、次の積層圧着を繰返すのである。
工材の第2の加工態様を示す要部平面図であり、同一部
分は前記図9と同一の参照符号で示す。なお図10にお
いては、簡略化のために図9におけるパイロット穴6お
よびダボ穴106は省略して表示してある。図10にお
いて、7は連結部であり、例えば構成部材101の外形
輪郭の一部に微小幅で形成され、被加工材4と構成部材
101とを分離することなく連結するものである。すな
わち、パンチ・ダイによってスリット状の打抜部8を形
成するのである。
し、次のパンチ・ダイによって連結部7を除いてシェー
ビング加工を施す。すなわち、パンチとダイとの隙間が
殆ど無い状態に形成したパンチ・ダイセットにより、構
成部材の外形輪郭を例えば0.1mmのような微小削り取
り加工するのである。一般に打抜き加工を行った板材の
切り口は綺麗な平面ではなく、せん断面の他に破断面
や、だれ、かえりがあり、せん断加工特有の形状をして
いるが、上記のシェービング加工により、切り口が美麗
に仕上るのである。なお連結部7は最終ステージにおけ
る構成部材101の押抜きによって破断されるが、異形
部材として積層した場合において、特に表面状態を問題
にしない部位に設ける。上記シェービング加工の態様
は、他の構成部材102,103についても同様であ
る。
工材の第3の加工態様を示す要部平面図であり、同一部
分は前記図10と同一の参照符号で示す。図11におい
て、まず例えば構成部材101を前記第1の加工態様
(図8および図9参照)と同様にして打抜成形後プッシ
ュバックして打抜穴35に押込み係止した後、次のパン
チ・ダイによって非シェービング部9を除いてシェービ
ング加工し、再び打抜穴35にプッシュバックし、非シ
ェービング部9を介して被加工材4に係止する。この場
合、非シェービング部9は構成部材101の外周面のう
ち、特に表面状態を問題にしない部位を選んで少なくと
も2個所に設ける。
工材の第4の加工態様を示す要部拡大縦断面図であり、
同一部分は前記図8と同一の参照符号で示す。図12に
おいて36はV型ノッチであり、ストリッパ31の被加
工材4との当接面に打抜穴35に沿って設ける。打抜か
れる構成部材としては101の例を示したが、他の構成
部材についても同様である。図12においてパンチ26
とダイ27との隙間は殆ど無い状態に形成する(ファイ
ンブランキング加工と称される)。
設けられたV型ノッチ36を被加工材4の表面に食込ま
せてストリッパ31を圧着した状態でパンチ26を下降
させれば、外周部にだれ、かえり等のない構成部材10
1を打抜き成形することができ、打抜き後受け部材33
の上方への付勢により、構成部材101を打抜穴35内
に押込み係止(プッシュバック)するのである。
工材の他の例による構成部材の積層状態を示す要部拡大
縦断面図である。図13において10は接着剤であり、
例えば構成部材101,101間に介在され、積層圧着
時において、または積層後の加熱処理により、構成部材
相互間を強固に接着することができる。このような積層
状態を形成するには、被加工材の表面に予め例えば厚さ
10〜50μmの接着剤または熱圧着シート材を被着さ
せたものを使用すればよい。
工材の更に他の例を示す要部平面図である。図14にお
いてハッチングした部位は、被加工材4の表面に接着剤
10を筋状または帯状に被着したものを示す。このよう
な被加工材4を使用して例えば前記図5に示すような異
形部材200を成形した場合に、筋状または帯状の接着
剤10,10間に微小隙間が形成され、この微小隙間に
潤滑剤を浸透または貯留することができ、異形部材20
0の歯車部、カム部その他に潤滑剤を供給することがで
きる。この他に被加工材4の表面に、例えば微粉状のカ
ーボン粉末のような潤滑剤を含有する薄膜を被着させた
ものを使用することも、異形部材200の潤滑のために
有用である。
び作用であるから、下記の効果を奏することができる。 (1)通常の機械加工では不可能であるような異形部材
であっても、比較的容易に製造することができる。 (2)異形部材の局部的仕様変更に対しても、構成部材
の一部を変更することにより迅速に対応でき、多品種少
量生産も可能である。 (3)板材を積層したものに拘らず、夫々の構成部材間
の固着強度が大であり、高機能の異形部材の製造が可能
である。 (4)複数種類の構成部材を長尺状の被加工材と共に順
送り加工によって製作するため、工程管理および部品管
理が容易であり、素材からの一貫生産により高効率かつ
低コストの生産が可能である。
り、(a)は正面、(b)は平面を示す。
図であり、(a)ないし(e)は夫々図1(a)におけ
るA−A線断面、B−B線断面、C−C線断面、D−D
線断面およびE−E線断面を示す。
成部材を示す説明図であり、(a)(b)は各々異形部
材の正面および平面、(c)ないし(g)は夫々異形部
材を構成する構成部材の平面を示す。
体化の例を示す要部拡大縦断面図である。
び構成部材を示す説明図であり、(a)は異形部材の縦
断面、(b)ないし(e)は夫々異形部材を構成する構
成部材の平面を示す。
要部側面図である。
置の例を示す要部拡大縦断面図であり、(a)は構成部
材を打抜いた状態、(b)は構成部材をプッシュバック
した状態を示す。
加工態様を示す要部平面図である。
の加工態様を示す要部平面図である。
の加工態様を示す要部平面図である。
の加工態様を示す要部拡大縦断面図である。
例による構成部材の積層状態を示す要部拡大縦断面図で
ある。
他の例を示す要部平面図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 高さ方向の位置における横断面形状が異
なるように形成された異形部材の製造方法において、 フープ状の長尺の被加工材を長手方向に順送りすると共
に、複数個のステージにおいて異形部材の夫々の横断面
形状に対応する外形輪郭を有する複数種類の構成部材を
打抜き、打抜いた構成部材をプッシュバックにより被加
工材の打抜穴に係止させ、被加工材の順送り最終ステー
ジにおいて構成部材を順次押抜いて積層一体化させるこ
とを特徴とする異形部材の製造方法。 - 【請求項2】 高さ方向の位置における横断面形状が異
なるように形成された異形部材の製造方法において、 フープ状の長尺の被加工材を長手方向に順送りすると共
に、複数個のステージにおいて異形部材の夫々の横断面
形状に対応する外形輪郭を有する複数種類の構成部材を
それらの外形輪郭の一部に被加工材との連結部を残して
スリット状に打抜いて形成し、前記連結部以外の構成部
材の外周部をシェービング加工し、被加工材の順送り最
終ステージにおいて構成部材を押抜いて積層一体化させ
ることを特徴とする異形部材の製造方法。 - 【請求項3】 高さ方向の位置における横断面形状が異
なるように形成された異形部材の製造方法において、 フープ状の長尺の被加工材を長手方向に順送りすると共
に、複数個のステージにおいて異形部材の夫々の横断面
形状に対応する外形輪郭を有する複数種類の構成部材の
一部のものを打抜き、打抜いた構成部材をプッシュバッ
クにより被加工材の打抜穴に係止させ、前記構成部材の
他の一部のものをそれらの外形輪郭の一部に被加工材と
の連結部を残してスリット状に打抜いて形成し、前記連
結部以外の構成部材の外周部をシェービング加工し、被
加工材の順送り最終ステージにおいて構成部材を押抜い
て積層一体化させることを特徴とする異形部材の製造方
法。 - 【請求項4】 構成部材の一部または全部を荒打抜きし
た後プッシュバックにより被加工材の打抜穴に係止さ
せ、構成部材の外形輪郭の一部に非シェービング部を形
成すると共に外形輪郭の残部をシェービング加工によっ
て打抜き、打抜いた構成部材をプッシュバックにより非
シェービング部を介して被加工材の打抜穴に係止させる
ことを特徴とする請求項1に記載の異形部材の製造方
法。 - 【請求項5】 構成部材の一部または全部をファインブ
ランキング加工によって打抜くことを特徴とする請求項
1に記載の異形部材の製造方法。 - 【請求項6】 構成部材に同軸的にダボとダボ穴とを形
成し、隣接する構成部材間においてダボとダボ穴とを係
合させたことを特徴とする請求項1ないし5の何れかに
記載の異形部材の製造方法。 - 【請求項7】 最下層を構成する構成部材に貫通した通
し穴を形成したことを特徴とする請求項6記載の異形部
材の製造方法。 - 【請求項8】 構成部材に貫通した複数個のガイド穴を
形成し、順送り最終ステージにおいてガイドピンにガイ
ド穴を係合させて位置決めすることを特徴とする請求項
1ないし7の何れかに記載の異形部材の製造方法。 - 【請求項9】 表面に接着剤を被着させた被加工材を使
用することを特徴とする請求項1ないし8の何れかに記
載の異形部材の製造方法。 - 【請求項10】 接着剤を筋状または帯状に形成したこ
とを特徴とする請求項9に記載の異形部材の製造方法。 - 【請求項11】 潤滑剤を含有する薄膜を表面に被着さ
せた被加工材を使用することを特徴とする請求項1ない
し8の何れかに記載の異形部材の製造方法。 - 【請求項12】 高さ方向の位置における横断面形状が
異なるように形成された異形部材の製造装置において、 フープ状の長尺の被加工材を長手方向に間欠的にピッチ
送りする送り装置と、被加工材の送り方向に沿って配設
されると共に、異形部材の夫々の横断面形状に対応する
外形輪郭を有する複数種類の構成部材を成形する複数個
のパンチ・ダイセットと、これらのパンチ・ダイセット
の一部または全部に設けられ成形打抜後の構成部材を被
加工材の打抜穴に押込み係止されるプッシュバック装置
と、前記パンチ・ダイセットの被加工材送り方向最下流
側に設けられ構成部材を順次押抜いて積層一体化させる
積層装置とによって構成すると共に、前記パンチ・ダイ
セットおよびプッシュバック装置を選択的に作動可能に
構成したことを特徴とする異形部材の製造装置。
Priority Applications (5)
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|---|---|---|---|
| JP03961897A JP3948575B2 (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | 異形部材の製造方法 |
| DE69840926T DE69840926D1 (de) | 1997-02-25 | 1998-02-24 | Verfahren und vorrichtung zur herstellung von profilen und laminaten |
| US09/171,997 US6682625B1 (en) | 1997-02-25 | 1998-02-24 | Method and apparatus for manufacturing profiles and laminates |
| EP98904418A EP0919306B1 (en) | 1997-02-25 | 1998-02-24 | Method and apparatus for manufacturing profiles and laminates |
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Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002035866A (ja) * | 2000-07-24 | 2002-02-05 | Hoden Seimitsu Kako Kenkyusho Ltd | 異形部材の製造方法および製造装置 |
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| CN114178864A (zh) * | 2021-12-07 | 2022-03-15 | 浙江上虹货架有限公司 | 一种货架横梁配件生产方法及焊接搬运加工中心 |
| CN117161198A (zh) * | 2023-11-02 | 2023-12-05 | 烟台怡和汽车科技有限公司 | 一种便于收集的铝板循环冲裁装置 |
-
1997
- 1997-02-25 JP JP03961897A patent/JP3948575B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JP3948575B2 (ja) | 2007-07-25 |
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