JPH10235930A - 光書き込みプリンタへッドおよびこれを用いたカラープリンタ - Google Patents

光書き込みプリンタへッドおよびこれを用いたカラープリンタ

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JPH10235930A
JPH10235930A JP3785897A JP3785897A JPH10235930A JP H10235930 A JPH10235930 A JP H10235930A JP 3785897 A JP3785897 A JP 3785897A JP 3785897 A JP3785897 A JP 3785897A JP H10235930 A JPH10235930 A JP H10235930A
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circuit
signal
data
optical writing
detection signal
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JP3785897A
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Yukio Nakamura
幸夫 中村
Mitsuhiko Ogiwara
光彦 荻原
Masumi Koizumi
真澄 小泉
Hiroshi Toyama
広 遠山
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 色重ね合わせ精度を向上させる。 【解決手段】 タンデム方式のカラープリンタの光書き
込みヘッドに、Y1変位設定回路22、遅延回路23、
変位クロック信号生成回路、28検知信号生成回路29
を設け、用紙搬送路上の所定位置に用紙検知器11を設
ける。用紙検知器11が用紙を検出すると、検知信号生
成回路29は検知信号を出力し、これにより、印刷デー
タDATAがシフトレジスタ回路201に転送される。
また遅延回路23は、変位クロックclkのカウントを
開始し、カウント値がY1変位設定回路22に設定した
変位値と一致すると、ロード信号生成回路26をリセッ
トし、ロード信号LOADによりストローブ信号生成回
路がリセットされる。これによりストローブ信号STB
が出力され、このSTBがゲート回路203に入力され
ると、LEDアレイ21が上記のDATAに応じて発光
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザプリンタや
LEDプリンタのような光書き込みプリンタ、特にタン
デム方式のカラープリンタに用いられる光書き込みプリ
ンタへッドおよびこれを用いたカラープリンタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図11は従来のカラープリンタのエンジ
ン部の一例を示す構成図である。図11に示すカラープ
リンタは、タンデム方式のカラープリンタであり、同一
構成の4つの転写ユニット101−C、101−M、1
01−Y、101−Bと、用紙10に転写されたトナー
を用紙10に定着させる定着器2と、用紙10を搬送す
る搬送べルト3とを有する。用紙10の走行方向に対
し、手前から転写ユニット101−C、101−M、1
01−Y、101−B、定着器2の順に配置されてお
り、用紙10は、搬送ベルト3により転写ユニット12
−Cから定着器2まで順次搬送される。ここで、添字
「C」はシアン色、「M」はマゼンダ色、「Y」はイエ
ロー色、「B」はブラック色をそれぞれ示し、4つの転
写ユニット101−C、101−M、101−Y、10
1−Bは、それぞれの色を用紙10に転写する。それぞ
れの転写ユニット101は、感光ドラム12と、帯電器
13と、光書き込みへッド100と、現像器15と、転
写器16と、クリーナ17とを有する。尚、上記のよう
に添字を表記せずに、単に「感光ドラム12」のように
表記した場合は、感光ドラム12−C、12−M、12
−Y、12−Bの中の任意の1つを示すこととする。
【0003】図12は光書き込みへッド100の回路ブ
ロック図である。この光書き込みへッド100は、同じ
構成のn個(nは正の整数)のドライバIC20−1〜
20−nと、同じ構成のn個(nは正の整数)のLED
アレイ21−1〜21−nと、クロック信号生成回路2
4と、データバッファ25と、ロード信号生成回路26
と、ストローブ信号生成回路27とを有する。ここで
は、n=40とする。
【0004】クロック信号生成回路24は、カラープリ
ンタの制御部(図示せず)からのスタート信号stによ
りリセットされ、クロック信号CLKを発生させる。デ
ータバッファ25は、制御部(図示せず)からの印刷デ
ータdataを一時的に保持し、クロック信号CLKが
入力されると、上記の印刷データdataを印刷データ
信号DATAとして出力する。ロード信号生成回路26
は、スタート信号stによりリセットされ、ロード信号
LOADを発生させる。ストローブ信号生成回路27
は、ロード信号LOADによりリセットされ、ストロー
ブ信号STBを発生させる。
【0005】ドライバIC20−k(kは1からnまで
のいずれかの整数)は、シフトレジスタ回路201−k
と、ラッチ回路202−kと、ゲート回路203−k
と、ドライバ回路204−kとを有する。シフトレジス
タ回路201−kは、クロック信号CLKが入力される
クロック端子と、データ入力端子と、m(mは正の整
数)段のシフトレジスタと、これらのシフトレジスタの
m個の出力端子とを有し、クロック信号CLKの立ち上
がりでデータシフト動作をする。n個のシフトレジスタ
回路201−1〜201−nは従属接続されており、初
段のシフトレジスタ回路201−1のデータ入力端子に
は、印刷データ信号DATAが入力される。また、ラッ
チ回路202−kは、ロード信号LOADが入力される
クロック端子と、m個のレジスタと、これらレジスタの
入力端子であり、シフトレジスタ201−kの対応する
出力端子に接続されたm個のデータ入力端子と、上記レ
ジスタのm個の出力端子とを有し、ロード信号LOAD
の立ち上がりでラッチ動作をする。ゲー卜回路203−
kは、m個のAND素子を有し、それぞれのAND素子
の第1入力端子には、ストローブ信号STBが反転入力
され、またそれぞれのAND素子の第2入力端子は、ラ
ッチ回路202−kの対応する出力端子に接続されてい
る。また、ドライバ回路204−kは、m個のドライバ
を有し、それぞれのドライバの入力端子は、ゲー卜回路
203−kの対応するAND素子の出力端子に接続され
ている。ここでは、m=64とする。
【0006】LEDアレイ21−kは、m個のLED2
11−k〜21m−kを有する。LED211−k〜2
1m−kのアノード端子は、それぞれドライバ回路20
4−kの対応するドライバの出力端子に接続され、カソ
ード端子は接地されている。ここで、搬送ベルト3上に
セットされた用紙10の平面上において、用紙10の搬
送方向をY方向あるいは副走査方向と称し、搬送方向と
直交する方向をX方向あるいは副搬送方向と称すること
とすると、n×m個のLED211−1〜21m−n
は、主走査方向に平行に一直線に配置されており、LE
Dの個数n×mは主走査方向の1ライン分の印刷ドット
数に等しい。例えば印刷ドット密度を300[ドット/
インチ]とすると、LED211−1〜21m−nは、
84.6[μm]のピッチで並んでおり、A4サイズの
カラー印刷をする場合には、2560個のLEDを並べ
る。
【0007】図13は光書き込みヘッド100の駆動タ
イミングチャートであり、(a)はスタート信号st、
(b)はクロック信号CLK、(c)は変位クロック信
号CLK、(c)は印刷データ信号DATA、(d)は
ロード信号LOAD、(e)はストローブ信号STBを
それぞれ示している。
【0008】図13において、(a)に示すスタート信
号stは、印刷開始(時刻t0)から一定の待機時間T
c、Tm、TyまたはTb経過後に制御部から入力され
る信号であり、ここでは正極性のパルス(図中のs1、
s2)を有する信号である。また、スタート信号stの
パルス間隔は、一定時間T0である。上記のTcは転写
ユニット101−Cにおける待機時間を示し、同様にT
m、Ty、Tbはそれぞれ転写ユニット101−M、1
01−Y、101−Bにおける待機時間を示す。図11
のカラープリンタでは、用紙10の走行方向に対し、手
前から転写ユニット101−C、101−M、101−
Y、101−Bの順に並んでいるので、Tc<Tm<T
y<Tbである。
【0009】(b)に示すクロック信号CLKは、スタ
ート信号stの立ち上がりに同期して立ち上がるクロッ
ク部(図中のC1、C2)を有する信号であり、1つの
クロック部は、n×m個すなわち2560個のクロック
パルスからなり、またクロック部の間隔は一定時間T0
である。また、(c)に示す印刷データ信号DATA
は、クロック信号CLKのクロックパルスに同期して出
力されるラインデータ部(図中のD1、D2)を有する
信号であり、1つのラインデータ部は、1ライン分の印
刷データすなわち2560個のビットデータからなる。
【0010】(d)に示すロード信号LOADは、ここ
ではスタート信号stの立ち上がりから一定時間T1経
過後に立ち上がる正極性のパルス(図中のL1、L2)
を有する信号であり、そのパルス間隔は一定時間T0で
ある。また、(e)に示すストローブ信号STBは、こ
こではロード信号LOADの立ち下がりに同期して立ち
下がる負極性のパルス(図中のS1、S2)を有する信
号であり、LED211−k〜21m−kが印刷データ
に応じて発光する時間を制御する信号である。すなわ
ち、ストローブ信号STBが”L”レベルの期間、LE
D211−k〜21m−kは印刷データに応じて発光す
る。
【0011】次に、図11のカラープリンタによる電子
写真の印刷プロセスについて、図12、図13を用いて
説明する。上位装置であるパーソナルコンピュータ(図
示せず)などからプリンタ装置1に印刷指示がされる
と、搬送ベルト3が回転して用紙10の搬送を開始し、
また搬送ベルト3の回転速度と同じ速度で感光ドラム1
2が回転し始める。このとき、帯電器13により感光ド
ラム12の表面は一様に帯電する。次に、一定時間Tc
を経過すると、制御部から光書き込みヘッド100−C
にスタート信号stが入力され、転写ユニット101−
Cにおけるシアン転写プロセスが開始される。
【0012】光書き込みヘッド101−Cにおいて、ス
タート信号stが入力されると、クロック生成回路24
およびロード信号生成回路26は、それぞれクロック信
号CLK、ロード信号LOADの出力を開始する。また
ストローブ信号生成回路27は、ロード信号LOADに
よりリセットされ、ストローブ信号STBの出力を開始
する。上記のクロック信号CLKの第1クロックC1に
より、シアン色の印刷データ信号DATAの第1ライン
データ部D1がシフトレジスタ回路201−1〜202
−40に格納され、スタート信号stの第1パルスs1
から時間T1経過後に出力されるロード信号LOADの
第1パルスL1により、上記の第1ラインデー夕部D1
は、対応するラッチ回路202−1〜202−40にラ
ッチされ、ストローブ信号STBの第1パルスS1の期
間、第1ラインデータ部D1のビットデータに応じた駆
動電流がドライバ回路204−1〜204−40からL
EDアレイ21−1〜21−40に供給され、これに応
じてLED211−1〜2164−40が発光し、この
光により感光ドラム12−C表面に第1ラインの印刷デ
ータに応じた静電潜像が形成される。以下同様にして、
第2ラインデータ部D2以降の静電潜像を感光ドラム1
2−C表面に順次形成する。
【0013】次に、上記の感光ドラム12−C表面に形
成された静電潜像に、現像器15−Cによりシアン色の
トナーを付着させ、転写器16−Cにより感光ドラム1
2−C表面のシアン色のトナーを用紙10に転写させ
る。以上の工程により、第1ラインから最終ラインま
で、すなわち用紙10の1頁分の印刷データdataに
応じたシアン色トナーの転写が完了する。転写ユニット
101−M、101−Y、101−Bにおいても、転写
ユニット101−Cと同様の転写プロセスを繰り返し
て、用紙10にマゼンダ色、イエロー色、ブラック色の
トナーを順次転写する。そして、用紙10に転写された
上記4色のトナーは定着器2により用紙10上に定着す
る。
【0014】図14は上記従来のカラープリンタによる
カラー印刷例を示す図である。図14において、Cはシ
アン色、Mはマセンダ色、Yはイエロー色、Bはブラッ
ク色の印刷ドットを示す。ここで理想的なカラー印刷と
は、C、M、Y、Bの4つの印刷ドットが互いに重なり
合うことであるが、上記従来のカラープリンタ、特に光
書き込みへッド100においては、以下に示す問題点が
ある。 (1) 用紙10が搬送される速度とそれぞれの光書き
込みへッド100におけるLEDの発光タイミングとが
合わないと、図14に示す「書き出し位置ずれY1」が
発生する。 (2) それぞれの光書き込みヘッド100をカラープ
リンタへ装着する際に、主走査方向の位置合わせ誤差ま
たは主走査方向に対する傾きが生じること、あるいは光
書き込みへッド100にLEDアレイ21−1〜21−
nを一直線に並べる際に、4つの光書き込みへッド10
0の対応するLEDアレイ21−kに相対的な位置ずれ
が生じることにより、図14に示す「主走査方向位置ず
れΧ1」および「副走査方向位置ずれY2」が発生す
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のカラ
ープリンタにおいては、「書き出し位置ずれ」、「主走
査方向位置ずれ」および「副走査方向位置ずれ」が生じ
るため、4色の色重ね合わせ精度が悪く、著しく印刷品
質を低下させているという問題があった。
【0016】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、色重ね合わせ精度を向上させることができ
る光書き込みプリンタヘッドを提供することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の請求項1記載の光書き込みプリンタヘッド
は、回転する感光ドラム表面の静電潜像に付着させたト
ナーを、搬送移動する用紙に転写する光書き込みプリン
タに用いられ、前記感光ドラム表面に、印刷データに応
じた前記静電潜像を形成する光書き込みプリンタへッド
において、前記用紙が搬送路上の所定の位置に搬送され
たことを検知すると検知信号を出力する用紙検知手段
と、入力された印刷データを保持し、ストローブ信号が
入力されると前記印刷データに応じて発光する発光手段
と、前記検知信号に同期して前記印刷データを前記発光
手段に転送するとともに、前記検知信号に対して所定時
間だけ遅延した前記ストローブ信号を生成し、このスト
ローブ信号を前記発光手段へ出力する発光制御手段とを
有することを特徴とする。
【0018】請求項2記載の光書き込みプリンタヘッド
は、請求項1において、前記用紙検知手段が、前記用紙
を検知する用紙検知器と、前記検知信号を生成する検知
信号生成回路とを有し、前記用紙検知器は、前記検知信
号を出力してから前記用紙がトナー転写位置に達するま
でに要する時間が、前記検知信号を出力してから前記感
光ドラム表面に静電潜像が形成され、この静電潜像が前
記トナー転写位置に達するまでに要する時間に等しいか
あるいは所定値だけ大きくなるように設置されているこ
とを特徴とする。
【0019】請求項3記載の光書き込みプリンタヘッド
は、請求項1または2において、前記発光制御手段が、
前記検知信号に対する前記ストローブ信号の遅延時間を
外部から設定するための遅延設定回路と、前記検知信号
に対して前記遅延設定回路の設定に応じた時間だけ遅延
したリセット信号を出力する遅延回路と、前記リセット
信号に同期してストローブ信号を生成するストローブ信
号生成回路とを有することを特徴とする。
【0020】請求項4記載の光書き込みプリンタヘッド
は、請求項3において、前記発光手段が、n(nは正の
整数)個の発光ブロックに分割され、前記発光制御手段
が、前記n個の発光ブロックにそれぞれ対応する、n個
の前記遅延設定回路と、n個の前記遅延回路と、n個の
前記ストローブ信号生成回路とを有し、第k(kは1〜
nまでのいずれかの整数)の遅延回路および第kのスト
ローブ信号生成回路は、前記検知信号の入力から第kの
遅延設定回路の設定に応じた時間だけ遅延した第kのス
トローブ信号を生成し、第kの発光ブロックは、ストロ
ーブ信号が入力されると前記印刷データの第kのブロッ
クデータに応じて発光することを特徴とする。
【0021】請求項5記載の光書き込みプリンタヘッド
は、請求項1ないし3において、前記印刷データが、n
×m(mは正の整数)ビットのシリアルデータであり、
前記発光手段が、n×m(mは正の整数)段のシフトレ
ジスタ回路を有し、前記発光制御手段が、前記シフトレ
ジスタ回路のレジスタと前記印刷データのビットデータ
との対応を外部から設定でき、前記検知信号が入力され
ると、前記設定に応じて、前記印刷データの第i(iは
0または正の整数)ビットから第(n×m)ビットまで
のデータを前記シフトレジスタ回路の第(n×m)段目
から第i段目までのレジスタに転送する、あるいは前記
印刷データの第1ビットから第(n×m−i)ビットま
でのデータを前記シフトレジスタ回路の第(n×m−
i)段目から第1段目までのレジスタに転送するビット
シフト手段を有することを特徴とする。
【0022】また、本発明の請求項6記載のカラープリ
ンタは、複数の転写ユニットを有するタンデム方式のカ
ラープリンタにおいて、それぞれの転写ユニットに、請
求項1ないし5のいずれかに記載の光書き込みプリンタ
ヘッドを用いたことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
第1の実施形態 図1は本発明の第1の実施形態のカラープリンタのエン
ジン部の構成図である。図1に示すカラープリンタは、
タンデム方式のLEDプリンタであり、同一構成の4つ
の転写ユニット1−C、1−M、1−Y、1−Bと、用
紙10に転写されたトナーを用紙10に定着させる定着
器2と、用紙10を搬送する搬送べルト3とを有する。
用紙10の走行方向に対し、手前から転写ユニット1−
C、1−M、1−Y、1−B、定着器2の順に配置され
ており、用紙10は、搬送ベルト3により転写ユニット
1−Cから定着器2まで順次搬送される。
【0024】転写ユニット1は、感光ドラム12と、帯
電器13と、用紙検知器11を備えた光書き込みへッド
14と、現像器15と、転写器16と、クリーナ17と
を有する。感光ドラム12の周囲には、帯電器13、光
書き込みへッド4、現像器15、転写器16、クリーナ
17が配置されている。
【0025】感光ドラム12は、搬送ベルト3と同じ一
定速度で回転する(図1においては、時計回りに回転す
る)。帯電器13は、感光ドラム12の表面に一様な帯
電を施す。光書き込みヘッド14は、上記帯電した感光
ドラム12の帯電した表面に静電潜像を形成する。現像
器15は、感光ドラム12の表面に形成された静電潜像
にトナーを付着させる。現像器15−Cはシアン色のト
ナー、現像器15−Mはマセンダ色のトナー、現像器1
5−Yはイエロー色のトナー、現像器15−Bはブラッ
ク色のトナーをそれぞれ付着させる。転写器16は、感
光ドラム12の静電潜像に付着したトナーを用紙10に
転写する。クリーナ17は、用紙10への転写が済んだ
トナーを感光ドラム12の表面から除去する。
【0026】図2は光書き込みへッド14の回路ブロッ
ク図である。図2において光書き込みヘッド14は、遠
隔配置された用紙検知器11と、同じ構成のn(nは正
の整数)個のドライバIC20−1〜20−nと、同じ
構成のn個のLEDアレイ21−1〜21−nと、Y1
変位設定回路22と、遅延回路23と、クロック信号生
成回路24と、データバッファ25と、ロード信号生成
回路26と、ストローブ信号生成回路27と、変位クロ
ック信号生成回路28と、検知信号生成回路29とを有
する。ここでは、n=40とする。
【0027】用紙検知器11は、用紙10の搬送方向に
対して転写器16の手前の搬送路上に配置され、用紙1
0の先端を検知する。用紙検知器11としては、例えば
フォトセンサを用いる。また検知信号生成回路29は、
用紙検知器11が用紙10を検知すると検知信号DTC
を発生させる。用紙検知器11は、検知信号生成回路2
9が検知信号DTCの出力を開始してから用紙10が転
写器16に達するまでに要する時間が、検知信号DTC
の出力開始から感光ドラム12表面に印刷データの第1
ラインデータ部の静電潜像が形成され、この静電潜像が
転写器16に達するまでに要する時間に等しいかあるい
は所定値だけ大きくなるような位置に設置される。尚、
用紙検知器11および検知信号生成回路29は用紙検知
手段を構成している。
【0028】クロック信号生成回路24は、検知信号D
TCによりリセットされ、クロック信号CLKを発生さ
せる。データバッファ25は、カラープリンタの制御部
(図示せず)からの印刷データdataを一時的に保持
し、クロック信号CLKが入力されると、上記の印刷デ
ータdataを印刷データ信号DATAとして出力す
る。変位クロック信号生成回路28は、検知信号DTC
によりリセットされ、変位クロック信号clkを発生さ
せる。ここで、変位クロック信号clkのクロックパル
スはいかなる周波数でもよく、例えばクロック信号CL
Kのクロックパルスと同じでも良い。
【0029】Y1変位設定回路22は、用紙検知器11
および検知信号生成回路29により粗補正された「書き
出し位置ずれ」をさらに微補正するためのY1変位値を
外部から設定するものである。Y1変位設定回路22と
しては、例えばディップスイッチを有する回路もしく
は、外部からの入力信号を記憶するまたは入力信号に応
じた信号を発生させる回路を用いる。尚、このY1変位
設定回路22は、遅延設定回路に相当する。また、遅延
回路23は、カウンタ回路231と比較回路232から
なる。カウンタ回路231は、検知信号DTCによりリ
セットされ、変位クロック信号clkのクロックパルス
のカウントを開始し、カウント値を出力する。比較回路
232は、Y1変位設定回路22からのY1変位値とカ
ウンタ回路231からのカウント値とが一致すると、リ
セット信号RSTを出力する。
【0030】ロード信号生成回路26は、リセット信号
RSTによりリセットされ、ロード信号LOAD(Y
1)を発生させる。STB生成回路27は、ロード信号
LOADによりリセットされ、ストローブ信号STB
(Y1)を発生させる。尚、Y1変位設定回路22と、
遅延回路23と、クロック信号生成回路24と、データ
バッファ25と、ロード信号生成回路26と、ストロー
ブ信号生成回路27と、変位クロック信号生成回路28
とは、発光制御手段を構成している。
【0031】ドライバIC20−k(kは1〜40まで
のいずれかの整数)は、シフトレジスタ回路201−k
と、ラッチ回路202−kと、ゲー卜回路203−k
と、ドライバ回路204−kとを有する。n個のシフト
レジスタ回路201−1〜201−nは従属接続されて
おり、初段のシフトレジスタ回路201−1のデータ入
力端子Dには、印刷データ信号DATAが入力される。
シフトレジスタ回路201−kは、m段のシフトレジス
タと、これらのシフトレジスタのm個の出力端子Q1、
Q2…Qmとを有し、クロック端子に入力されるクロッ
ク信号CLKの立ち上がりでデータシフト動作をする。
ラッチ回路202−kは、m個のレジスタと、これらレ
ジスタの入力端子であり、シフトレジスタ201−kの
対応する出力端子に接続されたm個のデータ入力端子
と、上記レジスタのm個の出力端子Q1、Q2…Qmと
を有し、クロック端子に入力されるクロック信号CLK
の立ち上がりでラッチ動作をする。ゲー卜回路203−
kはm個のAND素子を有し、それぞれのAND素子の
第1入力端子には、ストローブ信号STBが反転入力さ
れ、またそれぞれのAND素子の第2入力端子は、ラッ
チ回路202−kの対応する出力端子に接続されてい
る。ドライバ回路204−kは、m個のドライバを有
し、それぞれのドライバの入力端子は、ゲー卜回路20
3−kの対応するAND素子の出力端子に接続されてい
る。
【0032】LEDアレイ21−kは、m個のLED2
11−k〜21m−kを有する。LED211−k〜2
1m−kのアノード端子は、それぞれドライバ回路20
4−kの対応するドライバの出力端子に接続され、カソ
ード端子は接地されている。n×m個のLED211−
1〜21m−nは、主走査方向に平行に一直線に配置さ
れている。尚、ドライバIC20−1〜20−nと、L
EDアレイ21−1〜21−nとは、発光手段を構成し
ている。
【0033】図3は光書き込みヘッド14の駆動タイミ
ングチャートであり、(a)は検知信号DTC、(b)
はクロック信号CLK、(c)は変位クロック信号cl
k、(d)は印刷データ信号DATA、(e)はロード
信号LOAD(Y1)、(f)はストローブ信号STB
(Y1)をそれぞれ示している。
【0034】図3において、(a)に示す検知信号DT
Cは、印刷開始(時刻t0)から待機時間TC、TM、
TYまたはTBを経過し、紙検知器11が用紙10を検
知すると生成される信号であり、ここでは正極性のパル
ス(図中のd1、d2)を有する信号である。また、検
知信号DTCのパルス間隔は一定時間T0であり、パル
ス数は印刷ライン数に等しい。上記のTCは転写ユニッ
ト1−Cにおける待機時間を示し、同様にTM、TY、
TBはそれぞれ転写ユニット1−M、1−Y、1−Bに
おける待機時間を示す。この待機時間TC、TM、T
Y、TBは、時刻t0から用紙検知器11が用紙10を
検知するまでの時間であるから、用紙10の搬送開始位
置(時刻t0に用紙10がある位置)から用紙検知器1
1までの用紙10の搬送時間の変動に応じて変化する。
すなわち搬送開始位置から用紙検知器11までの搬送誤
差を吸収する。
【0035】(b)に示すクロック信号CLKは、検知
信号DTCの立ち上がりに同期して立ち上がるクロック
部(図中のC1、C2)を有する信号であり、1つのク
ロック部は、n×m個すなわち2560個のクロックパ
ルスからなり、またクロック部の間隔は一定時間T0で
ある。また、(d)に示す印刷データ信号DATAは、
クロック信号CLKのクロックパルスに同期して出力さ
れるラインデータ部(図中のD1、D2)を有する信号
であり、1つのラインデータ部は、1ライン分の印刷デ
ータすなわち2560個のビットデータからなる。また
(c)に示す変位クロック信号clkは、検知信号DT
Cの立ち上がりから一定の遅延時間を持って立ち上がる
変位クロック部(図中のc1、c2)を有する信号であ
る。上記の遅延時間は、クロック信号CLKのクロック
部および印刷データ信号DATAのラインデータ部の幅
に等しい。
【0036】(e)に示すロード信号LOADは、ここ
では検知信号DTCの立ち上がりからY1変位設定回路
22の設定に応じた時間T2を経過すると立ち上がる正
極性のパルス(図中のLy1、Ly2)を有する信号で
あり、そのパルス間隔は一定時間T0である。また、
(f)に示すストローブ信号STB(Y1)は、ここで
はロード信号LOADの立ち下がりに同期して立ち下が
る負極性のパルス(図中のSy1、Sy2)を有する信
号であり、LED211−k〜21m−kが印刷データ
に応じて発光する時間を制御する信号である。すなわ
ち、ストローブ信号STB(Y1)が”L”レベルの期
間、LED211−k〜21m−kは印刷データに応じ
て発光する。尚、(e)、(f)には、図12に示した
従来の光書き込みヘッド100におけるロード信号LO
AD、ストローブ信号STBのタイミングを点線で示し
てある。
【0037】次に、図1のカラープリンタにおける電子
写真の印刷プロセスについて説明する。上位装置である
パーソナルコンピュータ(図示せず)などから図1のカ
ラープリンタに印刷開始指示がされると、搬送ベルト3
が回転して用紙10の搬送を開始し、また搬送ベルト3
の回転速度と同じ速度で感光ドラム12が回転し始め
る。このとき、帯電器13に300〜500[V]の高
圧電圧が印加され、これにより感光ドラム12の表面
は、正電位に一様帯電する。
【0038】次に、用紙10の先端が用紙検出器11−
Cを通ると、用紙検出器11−Cはこれを検知し、検知
信号生成回路29が検知信号DTC(図3(a))の出
力を開始する。この検知信号DTCは、光書き込みヘッ
ド14−Cのカウンタ回路231、クロック信号生成回
路24および、変位クロック信号生成回路28に入力さ
れる。これにより、転写ユニット1−Cにおけるシアン
転写プロセスが開始される。
【0039】光書き込みヘッド14−Cにおいて、クロ
ック信号生成回路24および変位クロック信号生成回路
28は、検知信号DTCによりリセットされ、クロック
信号CLK(図3(b))および、変位クロック信号c
lk(図3(c))の出力を開始する。カラープリンタ
の制御部(図示せず)は、これ以前にシアン色の印刷デ
ータdataをデータバッファ25に転送しており、デ
ータバッファ25は、クロック信号CLKのクロックパ
ルスに同期して印刷データdataのビットデータを順
次出力することにより、印刷データ信号DATAの出力
を開始する。またカウンタ231は、検知信号DTCに
よりリセットされる(ただし、変位クロック信号clk
の第1変位クロック部c1が入力されるまでカウント動
作を開始しない)。クロック信号CLKの第1クロック
部C1により、シアン色の印刷データ信号DATAの第
1ラインデータ部D1がシフトレジスタ回路201−1
〜202−40に格納される。この第1ラインデータ部
D1の格納が終了すると、変位クロック生成回路28か
らの変位クロック信号clkの第1変位クロック部c1
がカウンタ回路231に入力され、カウンタ回路231
がカウント動作を開始する。
【0040】そして、カウンタ回路231のカウント値
と、Y1変位設定回路22に設定されているY1変位値
が一致すると、比較回路232からリセット信号RST
が出力され、このリセット信号RSTにより、ロード信
号生成回路24がリセットされ、ロード信号LOAD
(Y1)(図3(e))の出力が開始される。またロー
ド信号LOAD(Y1)により、ストローブ信号生成回
路25がリセットされ、ストローブ信号STB(Y1)
(図3(f))の出力が開始される。
【0041】ロード信号LOAD(Y1)の第1パルス
Ly1がラッチ回路202−1〜202−40に入力さ
れると、シフトレジスタ回路201−1〜201−40
が保持している第1ラインデー夕部D1は、対応するラ
ッチ回路202−1〜202−40にラッチされる。次
にストローブ信号STBの第1パルスSy1がゲート回
路203−1〜203−40に入力されると、ゲート回
路203−1〜203−40は、ラッチ回路からの第1
ラインデータ部D1をドライバ回路204−1〜204
−40に出力し、ドライバ回路204−1〜204−4
0は、ストローブ信号STB(Y1)の第1パルスSy
1の期間、第1ラインデータ部D1に応じた駆動電流
(数[mA]の電流)をLEDアレイ21−1〜21−
40に供給し、LED211−1〜2164−40は、
それぞれ第1ラインデータ部D1のビット値に応じて発
光動作または消灯動作をする。
【0042】上記LEDアレイ21−1〜21−40か
らの第1ラインデータ部D1に応じた光は、帯電された
感光ドラム12−C上に照射され、これにより感光ドラ
ム12−C表面の光照射された領域の帯電が減衰され、
感光ドラム12−C表面に1ライン目の印刷データD1
に応じた静電潜像が形成される。
【0043】次にクロック信号CLKの第2クロック部
C2により、印刷データ信号DATAの第2ラインデー
タ部D2がシフトレジスタ回路201−1〜202−4
0に格納され、この第2ラインデー夕部D2は、ロード
信号LOAD(Y1)の第2パルスLy2により対応す
るラッチ回路202−1〜202−40にラッチされ、
ストローブ信号STB(Y1)の第2パルスSy2の期
間、第2ラインデータ部D2に応じた駆動電流(数[m
A]の電流)がドライバ回路204−1〜204−40
からLEDアレイ21−1〜21−40に供給され、感
光ドラム12−C表面に第2ラインデータ部D2に応じ
た静電潜像が形成される。以下同様にして、第3ライン
データ部以降の静電潜像を感光ドラム12−C表面に順
次形成する。
【0044】次に、上記の感光ドラム12−C表面に形
成された静電潜像に、現像器15−Cにより炭素を主成
分としたシアン色のトナーを付着させ(静電潜像の現
像)、次に転写器16−Cにより感光ドラム12−C上
の静電潜像に付着していたシアン色のトナーが、搬送べ
ルト3により搬送された用紙10に転写される。転写が
終了した感光ドラム12−C表面に残ったシアン色のト
ナーは、クリーナ17−Cにより回収され、感光ドラム
12−C表面は、上記の一様帯電、静電潜像の形成、現
像、トナー転写というサイクルを繰り返す。以上の工程
により、第1ラインから最終ラインまで、すなわち用紙
10の1枚分の印刷データdataに応じたシアン色ト
ナーの転写が完了する。
【0045】次に、用紙10の先端が用紙検出器11−
Mを通ると、用紙検出器11−Mはこれを検知し、検知
信号生成回路29が検知信号DTCの出力を開始する。
この検知信号DTCは、光書き込みヘッド14−Mのカ
ウンタ回路231、クロック信号生成回路24および、
変位クロック信号生成回路28に入力され、転写ユニッ
ト1−Mにおけるシアン転写プロセスが開始される。
【0046】光書き込みヘッド14−Mにおいて、マゼ
ンダ色の印刷データDATAの第1ラインデータ部D1
がシフトレジスタ回路201−1〜202−40に格納
される。この第1ラインデータ部D1の格納が終了する
と、変位クロック信号clkの第1変位クロック部c1
がカウンタ回路231に入力され、カウンタ回路231
がカウント動作を開始する。そして、カウンタ回路23
1のカウント値と、Y1変位設定回路22からの変位設
定値が一致すると、比較回路232からリセット信号R
STが出力され、ロード信号生成回路24はロード信号
LOAD(Y1)の出力を開始し、ストローブ信号生成
回路25はストローブ信号STB(Y1)の出力を開始
する。
【0047】上記の第1ラインデー夕部D1は、ロード
信号LOAD(Y1)の第1パルスLy1により対応す
るラッチ回路202−1〜202−40にラッチされ、
ストローブ信号STB(Y1)の第1パルスSy1の期
間、第1ラインデータ部D1に応じた駆動電流(数[m
A]の電流)がドライバ回路204−1〜204−40
からLEDアレイ21−1〜21−40に供給され、感
光ドラム12−M表面に第1ラインデータ部D1に応じ
た静電潜像が形成される。以下同様にして、第2ライン
印刷データ以降の静電潜像を感光ドラム12−M表面に
順次形成する。
【0048】次に、上記の感光ドラム12−M表面に形
成された静電潜像に、現像器15−Mによりマゼンダ色
のトナーを付着させ(静電潜像の現像)、次に転写器1
6−Cにより感光ドラム12−M上の静電潜像に付着し
ていたマゼンダ色のトナーが、搬送べルト3により搬送
された用紙10に転写される。転写が終了した感光ドラ
ム12−M表面に残ったマゼンダ色のトナーは、クリー
ナ17−Mにより回収され、感光ドラム12−M表面
は、上記の一様帯電、静電潜像の形成、現像、マゼンダ
色トナーの転写というサイクルを繰り返す。以上の工程
により、第1ラインから最終ラインまで、すなわち用紙
10の1頁分の印刷データdataに応じたマゼンダ色
トナーの転写が完了する。
【0049】以降、上記の転写ユニット1−C、1−M
における転写プロセスと同様に、転写ユニット1−Y、
1−Bにおいて、イエロー色、ブラック色の転写プロセ
スを繰り返す。上記4色のトナーが転写された用紙10
は搬送ベルト3により定着器2へ搬送され、用紙10に
転写された4色のトナーは定着器2で用紙10に定着さ
れ、電子写真印刷プロセスを完了する。
【0050】ここで、Y1変位設定回路22の変位値Y
1は、それぞれの光書き込みへッド14−C、14−
M、14−Y、14−Bごとに設定されるもので、以下
の手順で設定される。まず設定前の手順として、4つの
光書き込みへッド14−C、14−M、14−Y、14
−BのY1変位設定回路22の変位値y1(C)、y1
(M)、y1(Y)、y1(B)を全て基準値yrに設
定して、カラー印刷を実施する。変位値y1は正の整数
である。この印刷結果から、ある基準色(例えばシア
ン)の印刷ドットに対する、他の3色(例えばマセン
ダ、イエロー、ブラック)の印刷ドットのY方向(副走
査線方向)のずれ量(「書き出し位置ずれY1」の量)
を測定する。このずれ量と感光ドラム12および搬送ベ
ルト3の速度から他の3色のずれ量を時間に換算する。
このずれ時間と変位クロック信号clkのクロック周期
から、補正値ym、yy、ybを算出する。補正値は正
または負の整数、あるいは0である。そして、y1
(C)=yr、y1(M)=yr+ym、y1(Y)=
yr+yy、y1(B)=yr+ybにより算出した変
位値y1(C)、y1(M)、y1(Y)、y1(B)
を、それぞれのY1変位設定回路22に設定する。これ
により、光書き込みへッド14−M、14−Y、14−
Bにおけるストローブ信号STB(Y1)の検知信号D
TCに対する遅延時間が変化し、基準色(シアン)の印
刷ドットに対する他の3色(例えばマセンダ、イエロ
ー、ブラック)の印刷ドットの「書き出し位置ずれY
1」を補正することができる。
【0051】図4は本発明の第1の実施形態のカラープ
リンタによる印刷例を示す図である。図4と図14を比
較すると、図4においては、マゼンダ(M)、イエロー
(Y)、ブラック(B)の印刷ドットのY方向の書き出
し位置が補正されてシアン(C)の書き出し位置に重な
り、「書き出し位置ずれY1」が無くなっていることが
判る。
【0052】このように本発明の第1の実施形態によれ
ば、用紙検知器11により用紙10を検知してからトナ
ー転写を開始し、さらにY1変位設定回路22および遅
延回路23によりLED211−1〜2164−40の
発光タイミングを調整できるようにしたことにより、4
色の印刷ドットの「書き出し位置ずれY1」を補正する
ことができるので、4色の色重ね合わせ精度が良くな
り、印刷品質を向上させることができる。
【0053】第2の実施形態 第2の実施形態のカラープリンタは、主走査方向位置ず
れX1を補正する機能を有することを特徴とするもので
あり、図1に示す第1の実施形態のプリンタにおいて、
光書き込みヘッド14の配置位置に、光書き込みヘッド
31を設けたものである。図5は第2の実施形態のカラ
ープリンタにおける光書き込みヘッド31の回路ブロッ
ク図である。この光書き込みへッド31は、n個のドラ
イバIC20−1〜20−nと、n個のLEDアレイ2
1−1〜21−nと、p個(pは整数)のレジスタから
なるサブシフトレジスタ回路40と、X1変位設定回路
41と、クロック信号生成回路42とを有する。ここで
は、n=40、p=7とする。尚、ドライバIC20−
1〜20−nとLEDアレイ21−1〜21−nとは、
図2に示したものと同じ構成である。また、光書き込み
へッド31は、図示を省略しているが、用紙検知器11
と、検知信号生成回路29と、Y1変位設定回路22
と、遅延回路23と、データバッファ25と、ロード信
号生成回路26と、ストローブ信号生成回路27とを有
する。上記の用紙検知器11と、検知信号生成回路29
と、Y1変位設定回路22と、遅延回路23と、データ
バッファ25と、ロード信号生成回路26と、ストロー
ブ信号生成回路27とは、図2に示したものと同じ構成
である。
【0054】クロック信号生成回路42は、検知信号D
TCによりリセットされ、クロック信号CLK(X1)
およびクロック信号CLKを生成する。クロック信号C
LK(X1)の1つのクロック部におけるクロックパル
ス数は、2560+p個であり、クロック信号CLKの
1つのクロック部におけるクロックパルス数は、256
0個である。
【0055】サブシフトレジスタ回路40は、従属接続
されたp個のレジスタ40−1〜40−pからなり、初
段のレジスタ40−1の入力端子には、印刷データ信号
DATAが入力される。またレジスタ40−1〜40−
pのクロック端子には、クロック信号CLK(X1)が
入力される。サブシフトレジスタ回路40は、クロック
信号CLK(X1)の立ち上がりでデータシフト動作を
する。
【0056】X1変位設定回路41は、サブシフトレジ
スタ回路40のレジスタ40−1の入力端子と出力端子
および、レジスタ40−2〜40−pの出力端子にそれ
ぞれ接続されたp+1個の入力端子I0〜Ipと、ドラ
イバIC20−1のシフトレジスタ回路201−1の入
力端子に接続された出力端子OUTとを有し、入力端子
I0〜Ipのいずれか1つと出力端子OUTとを、外部
からの設定に従って接続し、印刷データ信号DATA
(X1)を出力する。光書き込みヘッド31−C、31
−M、31−Y、31−BのそれぞれのX1変位設定回
路41において、どの入力端子を出力端子OUTに接続
するかを示す変数をx1(C)、x1(M)、x1
(Y)、x1(B)とし、X1変位値と称することとす
る。ここでは変数x1=h(hは0〜pまでのいずれか
の整数)に設定されているとき、入力端子Ihと出力端
子OUTとが接続されるものとする。尚、サブシフトレ
ジスタ回路40と、X1変位設定回路41と、クロック
信号生成回路42とは、ビットシフト手段を構成してい
る。
【0057】ここで、X1変位設定回路41の接続入力
端子の選択手順(X1変位値x1の設定手順について説
明する。4つの光書き込みへッド31−C、31−M、
31−Y、31−BのX位置設定回路41のX1変位値
x1(C)、x1(M)、x1(Y)、x1(B)は、
以下の手順で決められる。まず設定前の手順として、変
位値x1(C)、x1(M)、x1(Y)、x1(B)
を全て基準値”0”に設定して、カラー印刷を実施す
る。すなわち入力端子I0と出力端子OUTとを接続し
てカラー印刷を実施する。この印刷結果から、4色の印
刷ドットの書き出し位置が、それぞれ基準位置に対して
X方向(主走査方向)の左側に何ドットずれているかを
測定する。ここで、ある色の1ライン分の印刷ドット列
において、用紙10の一番左側(書き出し位置)にある
印刷ドットはLED21m−nに対応し、一番右側にあ
る印刷ドットはLED211−1に対応する。そして上
記のずれ量から変位値x1(C)、x1(M)、x1
(Y)、x1(B)を設定する。例えば、2ドットずれ
ていた場合は、x1=2、すなわち入力端子I2を出力
端子OUTに接続する(図5のX変位設定回路41には
この場合が示されている)。
【0058】図6は光書き込みヘッド31の駆動タイミ
ングチャートであり、(a)は検知信号DTC、(b)
はクロック信号CLK(X1)、(c)はクロック信号
CLK、(d)は印刷データ信号DATA、(e)は印
刷データ信号DATA(X1)、(f)はロード信号L
OAD(Y1)、(g)はストローブ信号STB(Y
1)をそれぞれ示している。尚、(a)に示す検知信号
DTCと、(f)に示すロード信号LOAD(Y1)
と、(g)に示すストローブ信号STB(Y1)とは、
図3に示したものと同じである。
【0059】図4において、Cx1は2560+pクロ
ックパルスからなり、第1ライン印刷データD1は25
60ビットからなる。ストローブ信号STB(Y1)
は、LED211が発光する時間を制御する信号であ
る。
【0060】図6において、(b)に示すクロック信号
CLK(X1)は、検知信号DTCの立ち上がりに同期
して立ち上がるクロック部(図中のCx1、Cx2)を
有する信号であり、1つのクロック部は、n×m+p個
すなわち2560+p個のクロックパルスからなり、ま
たクロック部の間隔は一定時間T0である。またクロッ
ク信号CLKは、クロック信号CLK(X1)のクロッ
ク部のp+1個目のクロックパルスに同期して立ち上が
るクロック部(図中のC1、C2)を有する信号であ
り、1つのクロック部は、n×m個すなわち2560個
のクロックパルスからなる。
【0061】(d)に示す印刷データ信号DATAは、
クロック信号CLKのクロックパルスに同期して出力さ
れるラインデータ部(図中のD1、D2)を有する信号
であり、1つのラインデータ部は、1ライン分の印刷デ
ータすなわち2560個のビットデータからなる。また
(e)に示す印刷データ信号DATA(X1)は、X1
変位設定回路41の設定に応じて、すなわち変位値x1
=hのときに、クロック信号CLKのクロック部のh+
1個目のクロックパルスに同期して出力されるラインデ
ータ部(図中のDx1、Dx2)を有する信号であり、
1つのラインデータ部は、データ信号DATAのライン
データ部の1ビット目から(2560−h)ビット目ま
でのビットデータからなる。
【0062】次に第2の実施形態のカラープリンタにお
ける電子写真の印刷プロセスについて説明する。尚、光
書き込みヘッド31以外の構成要素の動作については、
上記第1の実施形態と同じであるので、動作説明を省略
する。
【0063】光書き込みヘッド31において、クロック
信号生成回路42は、検知信号DTCによりリセットさ
れ、クロック信号CLK(X1)(図6(b))および
クロック信号CLK(図6(c))の出力を開始する。
また、図5には図示していないデータバッファ25は、
クロック信号CLKに同期してデータ信号DATA(図
6(d))の出力を開始する。従って、クロック信号C
LK(X1)の第1クロック部Cx1の最初からp個目
までのクロックパルスにより、サブシフトレジスタ回路
40のシフトレジスタ40−1〜40−pにデータ
“0”が書き込まれ、第1クロック部Cx1の(p+
1)個目以降のクロックパルスにより、シフトレジスタ
40−1〜40−pに、印刷データ信号DATAの第1
ラインデータ部D1のビットデータが順次転送される。
この第1ラインデータ部D1は、X1変位設定回路41
に入力され、X1変位設定回路41の出力端子OUTか
ら印刷データ信号DATA(X1)(図6(e))の第
1ラインデータ部Dx1として出力され、ドライバIC
20−1〜20−40のシフトレジスタ回路201−1
〜201−40に順次格納される。
【0064】ここで、X1変位設定回路41が、入力端
子I2と出力端子OUTを接続するように設定されてい
る場合には、すなわち変位値x1=2に設定されている
場合には、第1ラインデータ部Dx1は、第1ラインデ
ータ部D1に対して2クロックパルスだけ遅延された信
号となり、シフトレジスタ回路201−1〜201−4
0における印刷データの格納が完了した段階で、LED
アレイ21−40のLED2164−40および216
3−40に対応するシフトレジスタ回路20−40のシ
フトレジスタにはデータ“0”が格納され、LED21
62−40に対応するシフトレジスタには、第1ライン
データ部D1の最初のビットデータが格納され、LED
2161−40に対応するシフトレシスタには、第1ラ
インデータD1の2番目のビットデータが格納される。
尚、このとき第1ラインデータD1の最後の2ビットデ
ータは、シフトレシスタ回路201には格納されない。
【0065】上記の第1ライン印刷データD1の格納が
終了すると、上記第1の実施形態と同様にして生成され
た、ロード信号LOAD(Y1)(図6(f))の第1
パルスLy1およびストローブ信号STB(Y1)(図
6(g))の第1パルスSy1により、ドライバIC2
0−1〜20−40のラッチ回路202−1〜202−
40およびゲート回路203−1〜203−40が動作
し、感光ドラム12表面に、印刷データDATA(X
1)の第1ラインデータ部Dx1に応じた静電潜像が形
成される。以下同様にして、印刷データ信号DATA
(X1)の第2ラインデータ部Dx2以降の静電潜像を
感光ドラム12表面に順次形成し、用紙10の1頁分の
静電潜像を感光ドラム12表面に形成する。
【0066】図7は第2の実施形態のカラープリンタに
よる印刷例を示す図である。図中のAはX方向の書き出
し基準位置を示す。図7と図4を比較すると、図7にお
いては、4色の印刷ドットのX方向(主走査方向)の書
き出し位置が補正されて基準位置Aにおいて重なり、
「主走査方向位置ずれX1」が無くなっていることが判
る。
【0067】このように第2の実施形態によれば、サブ
シフトレジスタ回路40とX1位置設定回路41とクロ
ック信号生成回路42とを設け、1ライン分の印刷デー
タのビットデータと、シフトレジスタ回路201−1〜
201−nのレジスタとの対応をシフトさせることがで
きるようにしたことにより、4色の印刷ドットの「主走
査方向位置ずれX1」を補正することができるので、4
色の色重ね合わせ精度がさらに良くなり、印刷品質を向
上させることができる。
【0068】尚、クロック信号生成回路42において、
クロック信号CLK(X1)のクロック部の第(i+
1)(iは0〜pまでのいずれかの整数)クロックから
第(2560−i)クロックまでの期間に、クロック信
号CLKのクロック部を出力するタイミングとすれば、
X1変位設定回路41の設定に応じて、印刷データ信号
DATAのラインデータ部の第iビットから第2560
ビットまでのデータを、シフトレジスタ回路201−1
〜201−nによる2560段のシフトレジスタの第2
560段目から第i段目までのレジスタに転送する、あ
るいは上記ラインデータ部の第1ビットから第(256
0−i)ビットまでのデータを上記シフトレジスタの第
(2560−i)段目から第1段目までのレジスタに転
送することができ、主走査方向の印刷ドット位置を右側
だけでなく、左側にも移動させることができる。
【0069】また第2の実施形態は、従来のカラープリ
ンタに適用しても上記のように印刷品質を向上させるこ
とが可能である。この場合は、図12に示した従来の光
書き込みヘッド100に、上記のビットシフト手段を設
け、検知信号DTCに替えてスタート信号stを用いれ
ば良い。
【0070】第3の実施形態 本発明の第3の実施形態のカラープリンタは、1ライン
の印刷ドット列の副走査方向位置ずれY2を補正する機
能を有することを特徴とするものであり、図1に示す第
1の実施形態のプリンタにおいて、光書き込みヘッド1
4の配置位置に、光書き込みヘッド51を設けたもので
ある。図8は光書き込みヘッド51の回路ブロック図で
ある。この光書き込みへッド51は、n個(nは整数)
のドライバIC20−1〜20−nと、n個のLEDア
レイ21−1〜21−nと、n個のY2変位設定回路6
0−1〜60−nと、n個の遅延回路61−1〜60−
nと、n個のストローブ信号生成回路62−1〜62−
nと、変位クロック生成回路63とを有する。尚、ドラ
イバIC20−1〜20−nとLEDアレイ21−1〜
21−nとは、図2に示したものと同じ構成であり、変
位クロック生成回路63は、図2に示した変位クロック
生成回路28とほぼ同じ構成である(ただし、生成する
1つのクロック部におけるクロックパルス数が異な
る)。また、光書き込みへッド51は、図示を省略して
いるが、用紙検知器11と、検知信号生成回路29と、
Y1変位設定回路22と、遅延回路23と、クロック生
成回路24と、データバッファ25と、ロード信号生成
回路26とを有する。上記の用紙検知器11と、検知信
号生成回路29と、Y1変位設定回路22と、遅延回路
23と、クロック生成回路24と、データバッファ25
と、ロード信号生成回路26とは、図2に示したものと
同じ構成である。
【0071】ここで発光手段であるドライバIC20−
1〜20−nおよびLEDアレイ21−1〜21−nに
おいて、ドライバIC20−kおよびLEDアレイ20
−kを発光手段の第kブロックと称し、ラインデータ部
において上記第kブロックに対応するmビットデータ
を、第kブロックデータと称することとすると、Y2変
位設定回路60−kと、遅延回路61−kと、ストロー
ブ信号生成回路62−kとは、発光手段の第kブロック
を制御するための回路である。
【0072】Y2変位設定回路60−k(kは1〜nま
での整数)は、例えば図2に示したY1変位設定回路2
2と同じ構成であり、第kブロックにおけるY2変位値
y2kを設定する回路である。また、遅延回路61−k
は、例えば図2に示した遅延回路23と同じ構成であ
り、遅延回路60−kには、変位クロック信号clk
と、ロード信号LOAD(Y1)と、Y2変位設定回路
60−kに設定された変位値y2kとが入力され、ロー
ド信号LOAD(Y1)の立ち下がりで変位クロック信
号clkのカウントを開始し、このカウント値と上記の
変位値y2kとが一致するとリセット信号RST(Y2
−k)を出力する。また、ストローブ信号生成回路62
−kは、リセット信号RST(Y2−k)によりリセッ
トされ、ストローブ信号STB(Y2−k)を発生させ
る。このストローブ信号STB(Y2−k)は、ドライ
バIC20−kのゲー卜回路203−kに入力される。
【0073】ここで、Y2変位設定回路60−1〜60
−nの変位値y21〜y2nは、それぞれの光書き込み
へッド51−C、51−M、51−Y、51−Bごとに
設定されるものであり、以下の手順で設定される。まず
設定前の手順として、4つの光書き込みへッド51−
C、51−M、51−Y、51−BのY2変位設定回路
60−1〜60−nの変位値y21(C)〜y2n
(C)、y21(M)〜y2n(M)、y21(Y)〜
y2n(Y)、y21(B)〜y2n(B)、を全て”
0”に設定して、カラー印刷を実施する。この印刷結果
から、ある基準色(例えばシアン)の第kブロックの印
刷ドットに対する、他の3色(例えばマセンダ、イエロ
ー、ブラック)の第kブロックの印刷ドットのY方向
(副走査線方向)のずれ量を測定する。このずれ量と感
光ドラム12および搬送ベルト3の速度から他の3色の
ずれ量を時間に換算する。このずれ時間と変位クロック
信号clkのクロック周期から、第kブロックの補正値
y2k(M)、y2k(Y)、y2k(B)を算出す
る。このとき基準色であるシアンの補正値y21(C)
〜y2n(C)は、全て”0”に設定する。補正値y2
kは正または負の整数、あるいは0である。そして、上
記の補正値y2k(C)、y2k(M)y2k(Y)、
y2k(B)をそれぞれの光書き込みヘッド51−C、
51−M、51−Y、51−BのY2変位設定回路60
−kに設定する。
【0074】図9は光書き込みヘッド51の駆動タイミ
ングチャートであり、(a)は検知信号DTC、(b)
はクロック信号CLK、(c)は変位クロック信号cl
k、(d)は印刷データ信号DATA、(e)はロード
信号LOAD(Y1)、(f)〜(i)はストローブ信
号STB(Y2−1)、STB(Y2−2)、STB
(Y2−2)、STB(Y2−40)をそれぞれ示して
いる。尚、(a)〜(d)に示す検知信号DTC、変位
クロック信号clk、印刷データ信号DATAおよび、
ロード信号LOAD(Y1)は、図3に示したものと同
じである。
【0075】図9において、(f)〜(i)に示すスト
ローブ信号STB(Y2−k)は、ここではロード信号
LOAD(Y1)の立ち下がりから、Y2変位設定回路
60−kの設定に応じた時間、すなわちY2変位値y2
kに応じた時間遅延して立ち下がる負極性パルスであ
る。(f)に示すストローブ信号STB(Y2−1)
は、Y2変位値y21=0のときの信号であり、図3
(f)に示したストローブ信号STB(Y1)とタイミ
ングが同じであり、検知信号DTCの立ち上がりからの
遅延時間はT3である。また(g)に示すストローブ信
号STB(Y2−2)は、変位値y22が正の値に設定
された場合の信号であり、検知信号DTCの立ち上がり
からの遅延時間はT3+T4となる。
【0076】次に第3の実施形態のカラープリンタにお
ける電子写真の印刷プロセスについて説明する。尚、光
書き込みヘッド51以外の構成要素の動作については、
上記第1の実施形態と同じであるので、動作説明を省略
する。
【0077】光書き込みヘッド51において、変位クロ
ック信号生成回路63は検知信号DTCによりリセット
される。また、図8には図示していないが、クロック信
号生成回路24も検知信号DTCによりリセットされ、
クロック信号CLKの出力を開始し、さらにデータバッ
ファ25がクロック信号CLKにより印刷データ信号D
ATAの出力を開始する。これにより、上記第1の実施
形態と同様にして、クロック信号CLKの第1クロック
部C1に同期して、印刷データ信号DATAの第1ライ
ンデータ部D1がシフトレジスタ回路201−1〜20
2−40に格納される。
【0078】第1ラインデータ部D1の格納が終了する
と、上記第1の実施形態と同様にして検知信号DTCお
よび変位クロック信号clkに基づいてロード信号LO
AD(Y1)が生成される。シフトレジスタ回路201
−1〜202−40に格納された第1ラインデータ部D
1は、ロード信号LOAD(Y1)の第1パルスL1に
より、ラッチ回路202−1〜202−40にラッチさ
れ、ラッチ回路202−1〜202−40は、第1ライ
ンデータ部D1をゲート回路203−1〜202−40
へ出力する。
【0079】また遅延回路61−kは、ロード信号LO
AD(Y1)の第1パルスL1によりリセットされ、変
位クロック信号clkのカウントを開始し、このカウン
ト値と、Y2変位設定回路60−kに設定されている変
位値y2kとが一致すると、ロード信号LOAD(Y
1)と同じパルス幅の正極性のリセットパルスRST
(Y2−k)をストローブ信号生成回路64−kに出力
する。ストローブ信号生成回路64−kは、リセットパ
ルスRST(Y2−k)の立ち下がりでリセットされ、
ストローブ信号STB(Y2−k)の第1パルスS1k
を出力する。
【0080】上記のストローブ信号STB(Y2−k)
の第1パルスS1kにより、ドライバIC20−kのゲ
ート回路203−kが第1ラインデータ部D1の第kブ
ロックデータをドライバ回路204−kに出力する。こ
れによりLEDアレイ21−1〜21−40は、第1ラ
インデータ部D1に応じた光をブロックデータごとに異
なるタイミング(図9(f)〜(i)参照)で感光ドラ
ム12表面に照射し、感光ドラム12表面に静電潜像が
形成される。以下同様にして、印刷データ信号DATA
の第2ラインデータ部D2以降の静電潜像を感光ドラム
12表面に順次形成し、用紙10の1頁分の静電潜像を
感光ドラム12表面に形成する。
【0081】図10は第3の実施形態のカラープリンタ
による印刷例を示す図であり、上記第2の実施形態を同
時に適用した場合のものである。図10と図7を比較す
ると、図10においては、4色の印刷ドット列のY方向
(主走査方向)の位置ずれが補正されて1ライン分の印
刷ドットが重なり合い、「副走査方向位置ずれY2」が
無くなっていることが判る。
【0082】このように本発明の第3の実施形態によれ
ば、1ラインにおけるそれぞれのブロックに対応するL
EDアレイ21−kごとに、Y2変位設定回路60−k
と、遅延回路61−kと、ストローブ信号生成回路62
−kとを設け、LED211−1〜2164−40の発
光タイミングをブロックごとに調整できるようにしたこ
とにより、4色の印刷ドットの「Y2副走査方向位置ず
れ」を補正することができるので、4色の色重ね合わせ
精度が良くなり、印刷品質を向上させることができる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光書き込み
プリンタヘッドによれば、用紙検知手段により用紙を検
知した時刻を基準にして動作を開始し、さらに発光制御
手段により発光手段の発光タイミングを調整できるよう
にしたことにより、印刷ドットの書き出し位置を外部か
ら補正することができるという効果がある。
【0084】また、請求項4記載の光書き込みプリンタ
ヘッドによれば、発光手段の発光タイミングをブロック
ごとに調整することができるようにしたことにより、印
刷ドットの副走査方向の位置を外部から補正することが
できるという効果がある。
【0085】また、請求項5記載の光書き込みプリンタ
ヘッドによれば、ビットシフト手段により、1ライン分
の印刷データのビットデータとシフトレジスタ回路のレ
ジスタとの対応をシフトさせることができるようにした
ことにより、印刷ドットの主走査方向の位置を外部から
補正することができるという効果がある。
【0086】また、上記の光書き込みプリンタヘッドを
複数用いてタンデム方式のカラープリンタとした本発明
のカラープリンタによれば、複数色の印刷ドットの位置
ずれを補正することができるので、4色の色重ね合わせ
精度が良くなり、印刷品質を向上させることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態のカラープリンタの
構成図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態における光書き込み
へッドの回路ブロック図である。
【図3】 本発明の第1の実施形態における光書き込み
へッドの駆動タイミングチャートである。
【図4】 本発明の第1の実施形態のカラープリンタに
よる印刷例を示す図である。
【図5】 本発明の第2の実施形態における光書き込み
へッドの回路ブロック図である。
【図6】 本発明の第2の実施形態における光書き込み
へッドの駆動タイミングチャートである。
【図7】 本発明の第2の実施形態のカラープリンタに
よる印刷例を示す図である。
【図8】 本発明の第3の実施形態における光書き込み
へッドの回路ブロック図である。
【図9】 本発明の第3の実施形態における光書き込み
へッドの駆動タイミングチャートである。
【図10】 本発明の第3の実施形態のカラープリンタ
による印刷例を示す図である。
【図11】 従来のカラープリンタの構成図である。
【図12】 従来の光書き込みへッドの回路ブロック図
である。
【図13】 従来の光書き込みへッドの駆動タイミング
チャートである。
【図14】 従来のカラープリンタによる印刷例を示す
図である。
【符号の説明】
1 転写ユニット 、2 定着器 、3搬送ベルト 、
10 用紙 、11用紙検知器 、12 感光ドラム
、13帯電器 、14 光書き込みヘッド、15 現
像器 、16転写器 、17クリーナ 、20 ドライ
バIC 、21 LEDアレイ 、22 Y1変位設定
回路 、23,61 遅延回路 、24,42 クロッ
ク信号生成回路 、25 データバッファ 、26 ロ
ード信号生成回路 、27,62 ストローブ信号生成
回路 、28,63 変位クロック信号生成回路 、2
9 検知信号生成回路 、40 サブレジスタ回路 、
41 X1変位設定回路 、60 Y2変位設定回路
、201 シフトレジスタ回路 、202 ラッチ
回路 、203 ゲート回路 、204 ドライバ回
路 、211〜21m LED 、231 カウンタ回
路 、232 比較回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠山 広 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する感光ドラム表面の静電潜像に付
    着させたトナーを、搬送移動する用紙に転写する光書き
    込みプリンタに用いられ、前記感光ドラム表面に、印刷
    データに応じた前記静電潜像を形成する光書き込みプリ
    ンタへッドにおいて、 前記用紙が搬送路上の所定の位置に搬送されたことを検
    知すると検知信号を出力する用紙検知手段と、 入力された印刷データを保持し、ストローブ信号が入力
    されると前記印刷データに応じて発光する発光手段と、 前記検知信号に同期して前記印刷データを前記発光手段
    に転送するとともに、前記検知信号に対して所定時間だ
    け遅延した前記ストローブ信号を生成し、このストロー
    ブ信号を前記発光手段へ出力する発光制御手段とを有す
    ることを特徴とする光書き込みプリンタヘッド。
  2. 【請求項2】 前記用紙検知手段は、 前記用紙を検知する用紙検知器と、 前記検知信号を生成する検知信号生成回路とを有し、 前記用紙検知器は、 前記検知信号を出力してから前記用紙がトナー転写位置
    に達するまでに要する時間が、前記検知信号を出力して
    から前記感光ドラム表面に静電潜像が形成され、この静
    電潜像が前記トナー転写位置に達するまでに要する時間
    に等しいかあるいは所定値だけ大きくなるように設置さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の光書き込みプ
    リンタヘッド。
  3. 【請求項3】 前記発光制御手段は、 前記検知信号に対する前記ストローブ信号の遅延時間を
    外部から設定するための遅延設定回路と、 前記検知信号に対して前記遅延設定回路の設定に応じた
    時間だけ遅延したリセット信号を出力する遅延回路と、 前記リセット信号に同期してストローブ信号を生成する
    ストローブ信号生成回路とを有することを特徴とする請
    求項1または2に記載の光書き込みプリンタヘッド。
  4. 【請求項4】 前記発光手段は、 n(nは正の整数)個の発光ブロックに分割され、 前記発光制御手段は、 前記n個の発光ブロックにそれぞれ対応する、n個の前
    記遅延設定回路と、n個の前記遅延回路と、n個の前記
    ストローブ信号生成回路とを有し、 第k(kは1〜nまでのいずれかの整数)の遅延回路お
    よび第kのストローブ信号生成回路は、 前記検知信号の入力から第kの遅延設定回路の設定に応
    じた時間だけ遅延した第kのストローブ信号を生成し、 第kの発光ブロックは、 ストローブ信号が入力されると前記印刷データの第kの
    ブロックデータに応じて発光することを特徴とする請求
    項3記載の光書き込みプリンタヘッド。
  5. 【請求項5】 前記印刷データは、n×m(mは正の整
    数)ビットのシリアルデータであり、 前記発光手段は、 n×m(mは正の整数)段のシフトレジスタ回路を有
    し、 前記発光制御手段は、 前記シフトレジスタ回路のレジスタと前記印刷データの
    ビットデータとの対応を外部から設定でき、前記検知信
    号が入力されると、前記設定に応じて、前記印刷データ
    の第i(iは0または正の整数)ビットから第(n×
    m)ビットまでのデータを前記シフトレジスタ回路の第
    (n×m)段目から第i段目までのレジスタに転送す
    る、あるいは前記印刷データの第1ビットから第(n×
    m−i)ビットまでのデータを前記シフトレジスタ回路
    の第(n×m−i)段目から第1段目までのレジスタに
    転送するビットシフト手段を有することを特徴とする請
    求項1ないし4のいずれかに記載の光書き込みプリンタ
    ヘッド。
  6. 【請求項6】 複数の転写ユニットを有するタンデム方
    式のカラープリンタにおいて、 それぞれの転写ユニットに、請求項1ないし5のいずれ
    かに記載の光書き込みプリンタヘッドを用いたことを特
    徴とするカラープリンタ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006350196A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Seiko Epson Corp 画像形成装置、該装置におけるギア偏心検出装置および方法
JP2007121923A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Canon Inc 画像形成装置及びその制御方法、プログラム
US7705867B2 (en) 2005-06-17 2010-04-27 Seiko Epson Corporation Apparatus for forming latent image using line head and control method for such apparatus
JP2013063599A (ja) * 2011-09-16 2013-04-11 Ricoh Co Ltd 露光制御装置、画像形成装置、及び露光制御方法

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